山田俊男

やまだとしお

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

山田俊男の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第171回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第1号
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○山田俊男君 ありがとうございます。  大変、各先生方の意見で多く勉強させてもらったんですが、そうはいっても、最初の郡司先生がおやりになった質問に戻っちゃうんですけれども、私の場合。初歩的な質問で悪いんですけれども、木寺さんと岡田さんにちょっとお聞きしたいというふうに思うんです...全文を見る
○山田俊男君 済みません。今の点について、いいですかね。
○山田俊男君 要は、私のちょっと気になるのは、日本人の個人寄附額がこれだけです、米国人の個人寄附額がこうだって書いてあるわけでしょう。実は、米国の個人寄附額の中には教会との結び付き等々も含めた多様な団体を網羅している、網がかぶさっているということで、団体の数も、それから寄附額もこ...全文を見る
02月18日第171回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○山田俊男君 池本先生、小峰先生、大変ありがとうございました。多くのことを勉強できました。  両先生のお話をかいつまんでといいますか、こんなふうにまとめていいのかというふうに自分でちょっと整理してみますので、それぞれ両先生の御意見を伺いたいというふうに思います。  一人当たり...全文を見る
02月25日第171回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
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○山田俊男君 幸福度について考える機会ができたことは、大政局の中でいい時間を過ごせたかと、こんなふうに思っています。  結論を言いますと、国民一人当たりの所得の向上と幸福度の向上は、一面では正しいけれども、一面では正しくないと、こんなふうに思います。  といいますのは、元々何...全文を見る
03月04日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○山田俊男君 山田俊男であります。  各方面で大活躍されておられます石破大臣と初めて質疑を交わすことができるわけでありまして、大変ありがとうございます、よろしくお願いします。  ところで、今回の畜産の政策価格の決定は大変重要な意味を持っておるというふうに思います。飼料の高騰が...全文を見る
○山田俊男君 大臣のおっしゃいます生産者団体の販売の一元化、さらには生産者団体の機能強化が必要だという問題意識は、私もそのとおりだというふうに思いますので、是非御決定になります政策・価格対策の方向にしっかり盛り込んでいただきたい、こんなふうに思うところであります。  ところで、...全文を見る
○山田俊男君 どうぞ、今お話がありましたように、円滑な小売価格の決定ということについて是非監視、見守りをお願いしたいと、こんなふうに切にお願いするところであります。  さて、肉用牛は、これも飼料高騰の中で、繁殖農家は子牛の価格が上がらないとやっていけないわけであります。これを買...全文を見る
○山田俊男君 是非、分かりやすい仕組みであることがまた生産者に元気を出させる源になるということでもありますので、大変難しい課題を抱えておられるということはそれなりに承知しているつもりでありますけれども、その努力をやっていただきたい、こんなふうに思います。  ところで、こんな困難...全文を見る
○山田俊男君 ありがとうございました。  次に、飼料米の対策につきましてお聞きしたいわけでありますが、本川局長にお尋ねします。  先ほど、舟山委員の質問に対しまして、飼料米対策の重要性はありますと、昨年の対策に比べて今年は二万円も対策費を増額しましたよというふうにおっしゃって...全文を見る
○山田俊男君 どうも今の答弁では、まだ審議中なのかもしれませんが、私にとりまして受け入れられない内容のものでありますので、是非、それこそ海外の飼料穀物に全面的に依存していた我が国の畜産をきちっと転換していく第一歩としての飼料米の生産があるわけでありますから、畜産のサイドでもこれを...全文を見る
○山田俊男君 もう、すぐ終わります。  副大臣、このことも、実需と結び付いたこの取組は畜産農家と稲作農家との間の連携として地域であるわけでありますから、それを増やしていくというための対策としてこれは是非必要なので、このこともまだ時間がありますからしっかり検討の上決定いただきたい...全文を見る
03月10日第171回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○山田俊男君 大変ありがとうございます。  政局は先が見えませんが、季節は着実に巡ってきておるわけでありまして、桜の花の開花も間近であります。全国の農業者も、とりわけ田起こしや種まきの準備を進めているという状況にあります。にもかかわりませず、農業者は不安の中におるわけでありまし...全文を見る
○山田俊男君 私も今の農業が置かれております危機については大臣と共有できるというふうに思っております。  しかし、先ほども言いましたが、具体的に作物を作付けていく、それも一年一回それを行う、この段階にあるということを考えるときに、二十一年度はこのままやりますよ、ところが、今大臣...全文を見る
○山田俊男君 このことも、大臣の問題意識、危機感はよく分かるわけでありますが、しかし、何度も言うようですが、着実な手を打っていく必要があるわけで、それから、これまでも何もやってこなかったわけじゃなくて、御案内のとおり、生産調整の具体的実施ということに関しては、平成の十六年の食糧法...全文を見る
○山田俊男君 二枚目の資料を見ていただきますが、そこに、大臣、主食用米と飼料用米との所得試算をしているわけでありますが、飼料用米は所得試算で一万七千円やっぱりマイナスになってきます。耕畜連携の今度畜産対策で決定した稲わら利用の場合を加えましても、これは、飼料用米はマイナスでありま...全文を見る
○山田俊男君 この例は、間違いなく、仲間に養鶏の農家がいますから米の農家と養鶏農家の取組の中で実施しているわけでありますが、こうした取組を、どんどん対策を講じていくという意味でも水田フル活用対策が必要だということを、着実な手だてとして必要なんだということを申し上げた次第であります...全文を見る
○山田俊男君 石破大臣のそこの考え方は全く私も同じでありますので、是非頑張っていただきたいというふうに思います。  同時に、塩谷文部科学大臣にこの後退をどう受け止めるのかお聞きしたい、どういう理由や背景があったのかをお聞きしたいと思います。
○山田俊男君 是非、四回の目標設定でこれはちゃんと努力していただきたい、こんなふうに思います。  河村官房長官にお尋ねしますが、これまでも担当大臣として、大変なこの米飯学校給食拡大に努力をいただいたということをよく承知しているわけでありますが、是非これ、とりわけ閣内不統一という...全文を見る
○山田俊男君 政局の中でなかなか苦しい答弁の多かった河村官房長官の極めて明確な答弁をいただきましたので、もう是非この線で進めていただきたいというふうに思うところであります。  塩谷大臣、河村官房長官、どうぞ。ありがとうございました。  さて、お手元に四ページの資料でありますが...全文を見る
○山田俊男君 石破大臣、前向きに改善点を含めて検討するというふうにおっしゃるんであれば、私は大賛成であります。多分そうしていただけるんだろうというふうに思います。  しかし、大臣が二十二年度以降については例えば白紙で考えると、これから考えるんだという話になったときに、じゃこの今...全文を見る
○山田俊男君 着実に進めていただきたい、それがちゃんとした取組につながっていくというふうに思っております。  農地の流動化対策についてお聞きしたいわけでありますが、この担い手づくりと関連して、農地の利用をどう流動化するかというのは大変な課題でありますが、農地法の改正と併せまして...全文を見る
○山田俊男君 農業者からは若干の心配が出ております。一つは、所有はそのまま維持していくものの、資本力や販売力のある企業が参入して地域の家族農業経営を崩壊させないかという心配ですが、大臣、何か歯止め措置を考えておられますか。
○山田俊男君 その点、是非対策を講じていただきたいというふうに思います。  農地の利用が進まないのはどうも農業者の責任であるかのような論調が一部でありますが、決してそうではないんであって、いたずらに拡大し続ける町づくりの在り方やそれから公共事業の在り方、工場誘致や商業施設の無秩...全文を見る
○山田俊男君 金子大臣は都市計画制度の運営に当たっておられるわけでありますが、国土形成計画で住みやすいコンパクトな町づくり、美しい景観を持った町づくりという方向を打ち出しておられるわけであります。  今後の都市計画制度を運用するに当たって、この農地法の改正と関連させた見直しが必...全文を見る
○山田俊男君 是非、農地法の改正と連動した、しっかりした都市計画制度の見直し議論をお願いしたいというふうに思います。  最後に、農地の転用規制の必要性については農業者もそれなりに分かっているんです。分かっているんですけれども、しかし、自分の軒下まで農用地区域という例がやはりある...全文を見る
○山田俊男君 どうも大変ありがとうございました。  要は、大臣、生産調整の見直しにしても基本計画の見直しにしても、空に、宙に絵をかくような形ではいかないのであって、具体的に現実の中で、政策のこれまでの推進の中であるということを念頭に置いて是非進めていただきたい、こんなふうに思い...全文を見る
04月02日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○山田俊男君 自由民主党の山田俊男であります。  私は、自由民主党及び公明党を代表いたしまして、民主党提出の農業協同組合法等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  まず、本法律案の内容に関しまして反対の理由を申し上げます。  第一に、本法律案に示された協同...全文を見る
04月07日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○山田俊男君 自由民主党の山田俊男であります。  石破大臣におかれては基本計画の策定、検討という大変重要な課題をお持ちで、さらに、その一方で、それこそより適切な受粉、イチゴだったり、それからスイカなんかもそうらしいんですが、その受粉のためにミツバチを確保しなきゃいかぬという事態...全文を見る
○山田俊男君 まさに、大臣がお持ちの危機感、これを私も持っているところであります。  ところで、近年、こうした、大臣、風邪薬と言いましたが、新しい新薬を準備するというんですか、先ほど来、舟山委員からも質疑があった部分でもありますが、この特定農産加工法に加えまして、近年はそれこそ...全文を見る
○山田俊男君 是非、その連携の強化がしっかりできると。ハード面での措置はこんなふうにやる、しかし一方で、ソフト面の措置についても、こういう組合せの中でこの事業が展開できるという連携をこそしっかり持ってもらいたいというふうに思いますし、同時に、対策がそれぞれ複雑になってしまって使い...全文を見る
○山田俊男君 続きまして、酪農対策でありますが、牛乳等加工につきましては当法律で様々な対策が措置されておりまして、件数も、融資の実績も大変多いというふうに見ております。  ところで、御案内のとおり、資材等、えさ価格の高騰でとりわけ都府県の家族酪農家の離農が年間一〇%近くに上ると...全文を見る
○山田俊男君 続きまして、ミカンの果汁原料対策についてお聞きしたいというふうに思います。  温州ミカンについて、加工原料用果実について、これまでこの法律でもって措置されてきた実績も大変大きいわけで、先ほど言いましたように、大きな役割を果たしてきたんだというふうに思います。  ...全文を見る
○山田俊男君 局長からは基本計画の見直しとの関連でも検討していかねばならないのかというふうにお聞きしたと思いますので、是非この対策、言うなれば、本日はまさに特定農産加工法の延長の議論をしているわけですが、しかし、その後ろに個々の品目が抱えた課題があるわけですから、この課題が的確に...全文を見る
○山田俊男君 この野菜対策もそれこそ、二十一年度はともかく、二十二年度の対策に向けて大変重要だというふうに思いますし、それからさらには、基本計画の検討の中におきます重要なテーマに是非して検討を深めてもらいたいと、こんなふうに思うところであります。  続きまして、麦について質問し...全文を見る
○山田俊男君 どうもこの麦の検討状況といいますか、物すごいこれは大事なことなんですよ。本当に我が国からそれこそ国内産小麦が消えてしまいかねないような事態につながりかねない重要事だというふうに見ております。その情報が十分伝わってこないという雰囲気でも私は受け止めております。どうぞ、...全文を見る
○山田俊男君 大変ありがとうございます。  是非、でん粉工場の再編対策も課題でありますので、しっかりやっていただきたい、こんなふうに思うところであります。  さて、今、作物、品目ごとの対策の必要性について検討状況をお聞きしたわけであります。大臣に是非お願いし、またお聞きしたい...全文を見る
○山田俊男君 まさに今大臣いみじくもおっしゃっていただいたわけでありますけれど、農業で、作物の生産、流通、販売で食べていっている農業者、食べていこうとする農業者、これの経営をどう支えるかということが、地域の活性化であったり我が国の農業生産力の強化、まさにそこにつながるというふうに...全文を見る
○山田俊男君 どうも私はこの大企業を外すという整理の仕方について納得がいきません。国産の農産物を利用して加工することの困難さについてはるるお聞きしたし、申し上げたところであります。国産農産物をきちっと使いながらやはり加工している企業にあっては、きちっと低利融資を持った制度対象にし...全文を見る
04月14日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○山田俊男君 自由民主党の山田俊男であります。  石破大臣は、就任以来、MA米の不正流通問題の処理に大変な御苦労を重ねられてきたというふうに思います。そしてまた、飼料穀物の高騰であったり、その中で小麦の確保等であったり、大狂乱の中での政策運営をやってこられたというふうに思います...全文を見る
○山田俊男君 大臣、ありがとうございます。  要は、大臣おっしゃるとおり、これは決意を持って、日本の新しい食の文化、さらには水田というこのすばらしい資源を生かしていく対策として必要なんだと思うんです。  我々、当委員会で千葉県佐倉市に現地調査をやったわけでありますが、その際も...全文を見る
○山田俊男君 MA米の不正流通問題にもう本当に懲りまして、その反省の上に立って、今回の米三法は、表示を消費者に向けて適切に行うということと同時に横流れ防止をきちっとやるという趣旨を持ったものであるかというふうに思います。しかしこれ、各段階で記録の作成それから保管、さらには具体的な...全文を見る
○山田俊男君 MA米の不正流通問題の経緯があるものですから、あつものに懲りてなますを吹くみたいなようなことになっては絶対駄目なんだと思うんです。基本的に、生産者も流通業者もそれから販売業者も共に善意なんです。善意を前提にして、そして仕組みをちゃんとつくるということがやはり大事だと...全文を見る
○山田俊男君 それでは、今度新たに出します米のトレーサビリティー法の記録、保存、表示は、これは届出制と連動しているのか、食糧法の届出制と連動しているのかどうか。それとも、そうじゃなくて、これも米を扱っている人だれでも適用するという内容のものなんですか、どうですか。
○山田俊男君 それでは、現行の食糧法の中で何で届出制ということがあるんですか。ほとんど役果たしていないんじゃないですか。だって、報告、立入検査はすべての取扱業者、さらに、今度の米トレーサビリティー法案もすべての米を扱っておる者を対象にしますと、こうなっているわけですから、一体そこ...全文を見る
○山田俊男君 それでは、食糧法にこれは規定してありますかなり大きい項目かというふうに思いますけれども、通常のときはともかく自由にしますと。ところが、いざ緊急の事態があったときには届け出た業者に対しましてしっかり緊急の命令その他の措置を掛けますよということでいいんですか。
○山田俊男君 そうしますと、今度の食糧法の規定は、ないしは米トレーサビリティーの法律の規定は相当な規制を米について掛けますよということであると理解していいんですか。
○山田俊男君 大臣、どうもこれも判断物すごく難しいんです。判断物すごく難しいんですけれども、このことも結局はあつものに懲りてなますを吹くことになってはいないのかということの議論をちゃんとしておかなきゃいかぬのじゃないかというふうに私は思っているんです。  基本的には、国民の主食...全文を見る
○山田俊男君 今回の食糧法の改正の中で、第七条の二に、「遵守事項」ということで、農林水産省令で、米穀の用途別の管理の方法その他の米穀の出荷又は販売の事業を行う者がその業務の方法に関し遵守すべき事項を定めることができるというふうに言っておられて、その上で、第七条の三に、その業務の方...全文を見る
○山田俊男君 今の内容を、これ法律になぜ入れないんですか。お聞きしたいと思います。
○山田俊男君 御案内のとおり、米については主食用に向けるもの、それから加工用に向ける仕組みがあります。更に今度、新規需要米ということでもって米粉、えさ米が入ってきました。  ところで、主食用と加工米については数量管理しているわけですね。飼料用と米粉用はどういう管理になるんですか...全文を見る
○山田俊男君 主食用の米には主食用に充てるもの、それともう一つは、主食用にも充てるんですが一方で加工用に仕向けるものとしてふるい下米と、御案内のとおりあるわけです。一方、加工用米にも場合によったらふるい下米というのが出てくる可能性ありますね。ないしは主食用のふるい下米を加工用に充...全文を見る
○山田俊男君 そうしますと、数量管理をやっている主食用のふるい下米、それから圃場管理を行う米粉用ないしは飼料用米のふるい下米、場合によったらそこまで行かなくても圃場管理をやっている米粉用の米と、それと飼料用の米の本体部分、それと主食用のふるい下と同じ数量交換したら、これは管理不行...全文を見る
○山田俊男君 ところで、MA米があります。MA米についても、主食用それから加工用、場合によったら米粉用それから飼料用というふうに仕向けられているんですか。これは確認したいと思います。
○山田俊男君 そうしますと、米粉用の米それから飼料用の米、さらには主食用のふるい下米、これら加工用のふるい下米、これらのものとMA米は多くのところでこれは競合しているということでいいんですか。
○山田俊男君 米粉でパンを作って、それで皆さんに本当にこれはこの地元の資源を活用したまさに米粉パンでありますということはあり得ると思うんですね。場合によったら米粉パンにもMA米が入っている可能性はあるんですか。
○山田俊男君 大臣、ここでちょっとお尋ねしたいんですけれども、私は基本的には国がしっかり国内産の米を管理するという仕組みの必要性についてはさっき申し上げたとおりです。残念ながら、これはもう本当に厄介なんですが、MA米という仕組みがあって、MA米を入れざるを得なくて入れております。...全文を見る
○山田俊男君 委員長にお願いがあるわけでありますけれど、今、必ずしも十分説明できなかった部分もあるんですけれど、MA米があります。主食用のふるい下米があります。それからさらに、それぞれの米の管理ごとの、管理された米ごとのふるい下米なんかも出てきますということです。そのふるい下米の...全文を見る
○山田俊男君 以下、まだ質問幾つか置いておったわけでありますけれど、この事柄について私としてはどうしても状況を把握しておきたいという思いもこれありますので、次の委員会まで理事の皆さんの検討にゆだねたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。  以上で終わります。
04月16日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○山田俊男君 一昨日の審議に続きまして、もう一度立たせていただきました。どうぞよろしくお願いします。  一昨日の審議におきまして、ふるい下米の扱いについて質問いたしまして、私は参考人の質疑又は関係事業者の意見を聴いていただきたいと、こんなふうに申し上げたところでありました。参考...全文を見る
○山田俊男君 石破大臣にお願いしたいというふうに思います。  この制度の実効性を高めていく、これはもう大事なことでありますが、しかし、そのためにはどうしても弾力的に対応せざるを得ない部分が実態に合わせて出てくるんじゃないかというふうに思います。  しかし、一方で、このトレーサ...全文を見る
○山田俊男君 是非、大臣、そのことをお願いしたいというふうに思います。  と同時に、局長、お聞きしたいわけでありますが、先般の議論の中でもお聞きしました。国産米の様々な用途、そして新たにえさ米や米粉の限定された用途という米の流通、消費があるわけであります。その中に、MA米も同様...全文を見る
○山田俊男君 ところで、次のテーマに入りますが、主要食糧法の改正におきまして、第五十三条におきまして、「この法律に規定する農林水産大臣の権限に属する事務の一部は、政令で定めるところにより、都道府県知事が行うこととすることができる。」という新たな条文が加わったわけでありますが、これ...全文を見る
○山田俊男君 国が責任を持って主食たる米の管理はちゃんとやっていくんだぞということのためには、きちっとした国の役割を果たすということをちゃんとやっていただきたい、こんなふうにお願いするところであります。  さて、米のトレーサビリティー法案の第八条におきまして、「一般消費者に対す...全文を見る
○山田俊男君 外食の場合も、少なくとも消費者が、今もありました店頭の表示で知ることができる、その上でインターネットで確かめれば、ああ、そうだったわねということで確認できる、こうした多様な方策でもって確認できるということが、選択できるということがどうしても必要だというふうに思います...全文を見る
○山田俊男君 大変よく分かりました。大変ありがとうございました。先生、もう質問終わりましたので、ありがとうございました。恐縮です。  ところで、先ほどの国産のふるい下米の扱いについて、きっちり少なくとも国産米の表示をやっていただきたいという旨申し上げたところでありますが、同時に...全文を見る
○山田俊男君 大変その点、大事なことであります。外食で御飯を食べましたと、どうも味がもう少しかなというふうに思ったときに、しかし何の表示もないで帰ってきて、そして大事な米の消費に影響を与えるようなことがあってはいかぬと思うんですね。やはりここは、いや、実はMA米なんですよと、この...全文を見る
○山田俊男君 心配なのは、大臣、御案内のとおり、この水田フル活用を含めて新規需要米の生産をきちっとやっていこうじゃないかという動きの中に国際的な穀物の高騰があったわけです。その中で、価格的にも競争力が持てるから国産でも対応しようということだったと思います。  ところが、今後の推...全文を見る
○山田俊男君 引き続いて局長にお尋ねします。  米穀の新用途への利用促進法ですね、この中で、食糧法に定める法律の特例だということで、米穀の出荷、販売の届出手続が不要というのがあったんです。私、届出手続が不要というのは、これはどういう意味かというのが一生懸命に法律を読んでもよく分...全文を見る
○山田俊男君 これからは若干意見を申し上げたいんですが、これは先般の当委員会の質疑で紙委員がおっしゃったこととも関係するんですが、新食糧法といいますか、平成十六年の現行食糧法は、流通は自由化することを基本にした食糧法になっているんですよね。その中で緊急時だけ、いざというときには届...全文を見る
○山田俊男君 これは事前に通告していなかった部分ですので分かる範囲でお尋ねしたいんですが、MA米の不正流通で大問題があったわけじゃないですか。そこで、大なり小なりこの不正流通に関係した業者のうち、届出業者と届出されていない業者は大体どのぐらいあったんですか。
○山田俊男君 ここは大臣に最後お尋ねした方がいいかなというふうに思うんですが、大臣、国民の主食たる米の安定供給を、それなりにという言い方のそれなりにというのは付けた方がいいか、付けない方がいいかという気がするんですが、私はやはり国がちゃんと責任を持って事に当たるということの意味は...全文を見る
○山田俊男君 どうぞ農林水産大臣を始め農林水産省の皆さんの奮闘をお願いします。大変大事な法律でありますので、この実施に当たって頑張っていただきたい、こんなふうに思います。  終わります。ありがとうございました。
04月22日第171回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第7号
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○山田俊男君 ありがとうございます。楽しい話を二回にわたって、また元気が出る話も聞かせていただいたかと、こんなふうに思っています。  あくまで私の頭の中の整理メモという感じなんですけれども、一定の所得がないと生活に必要な要求を満たせず満足感を味わえないということでありますし、さ...全文を見る
04月23日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第2号
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○山田俊男君 自由民主党の山田俊男であります。どうぞよろしくお願いします。  先ほど来からもありますけれど、福田前総理が就任以来、国民の目線に立って、そして国民のサイドに立って政治を進めるというふうにおっしゃっておられたわけで、ようやくこのことが日の目を見てくるということであり...全文を見る
○山田俊男君 農水省の近藤副大臣に来てもらっておりまして、お願いしたいんですが。  農水省としてどう対処されたのか。そして、どんな問題を抱えられたというふうにその際認識されたのか、お聞きしたいと思います。
○山田俊男君 警察庁からお見えいただいているというふうに思います。  警察も刑事事件としてとらえられたことから、大変難しい問題を抱えられた側面があるんじゃないかというふうに考えるわけですが、どう振り返っておられますですか、お聞きします。
○山田俊男君 ところで、現時点でこの事件はどういう進捗状況になっているのか、事件の解決に向けた取組を、現段階の状況を警察庁にお聞きしたいと思います。
○山田俊男君 先ほど、野田大臣も訪中されて、そしてしっかり申し入れておられるということでありますので、どうぞ警察、外務省、それぞれ連携を取っていただきまして、早急にこの問題の解明を図っていただきたい、こんなふうにお願いするところであります。  さて、こうして見てみますと、この事...全文を見る
○山田俊男君 野田大臣にお聞きします。  今、それぞれ、消費者庁はあっという間にできますので、増原副大臣から消費者庁は司令塔としてしっかり役割を果たしますと、さらに農水、それからさらには警察、情報を提供する、そしてそれを共有して一致して事に当たるという決意があったわけであります...全文を見る
○山田俊男君 ありがとうございました。  ところで、食の安全とそれと消費者の信頼を実現するための表示の問題については、本当に多種多様な事件が最近になっても報道されているわけであります。  今年の二月に愛媛県警は、中国産ウナギを県産として偽装したウナギ加工会社を不当競争防止法違...全文を見る
○山田俊男君 分かりました。  続いて、関係事業者等への調査、立入検査はどこが行うのかということなんです。先ほどの事例でもちょっと申し上げましたけれども、県であったり、農水省であったり、それから改善命令が出た後、警察が捜査し逮捕するという形になるのかというふうに思うわけですが。...全文を見る
○山田俊男君 是非、機動的な、迅速な連携を図ると、これをもう徹底して進めていただきたい、こんなふうに思うわけであります。  ところで、近藤副大臣にお尋ねしますが、農水省は地方農政局と農政事務所の在り方を見直すとされているやに聞いておるわけでありますけれども、それでは調査や立入検...全文を見る
○山田俊男君 十分な体制を残すよというふうにおっしゃるわけですから、是非それはそうしていただいて、そして司令塔である消費者庁の下に機動的に仕事ができるようにしていただきたい、こんなふうに切にお願いするところであります。  続いて、国民の食の基本であります、例えば、牛肉については...全文を見る
○山田俊男君 農水省の近藤副大臣にお尋ねしますけれども、牛については、今もありましたが、家畜伝染病等専門的な対応が求められるわけであります。ところで、米につきましても、輸入米でありますミニマムアクセス米や、さらには主食用の米のふるい下米といったような特定米穀ですかね、こうした米が...全文を見る
○山田俊男君 なかなか、地下水脈を断って、井戸で掘り上げて、それを明らかにするというわけでありますから、禅問答みたいですが、しかし大変意味のある、これ解釈といいますか表現の仕方ということで、しっかり頑張っていただきたい、こんなふうに思うところであります。  それに、牛のトレーサ...全文を見る
○山田俊男君 今後是非考えてもらいたいというふうに思うんですが、消費者庁はどこにあるんだと言われたら、ええ、あそこのビルのあそこにあるというふうにちゃんと言えるようにしておいてもらった方がいいと思うんです。先ほど、本会議の議論でも明らかになったんですけれども、消費者庁には番号を一...全文を見る
○山田俊男君 消費者庁を中心にしながらしっかり各関係省庁、連携を取って、そして真に国民の安全を守れる組織に今後発展してもらいたいと、こんなふうにお願いしまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
05月08日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○山田俊男君 私は、十分間だけ時間をいただきまして、そして当初、豚インフルエンザというふうに言われて、いかにも豚に原因があるかのような言われ方をし、また、そう言われかねないという中で、大変大好きな豚と、かわいい豚の立場で質疑をさせていただきます。  御案内のとおり、我が国の養豚...全文を見る
○山田俊男君 農水省は、豚インフルエンザによる感染、そして死者が出たというメキシコ等からの報道で養豚農家や豚肉の需要や消費に影響が出かねないということから早速対策を講じられたわけでありますけれども、風評被害の回避に向けてどんな対策を講じられたのか、お聞きしたいと思います。
○山田俊男君 豚肉は屠畜の段階で洗浄をいたします。さらに、加工、調理するときには七十一度以上で加熱するわけでありますから、もう完全にウイルスは死滅しますし、全く問題がないということはもう明らかなわけですよね。だから、我が国は、御案内のとおり、米国からも、さらにメキシコからも豚肉は...全文を見る
○山田俊男君 今数字がなかったんですが、お聞きしたいんですが、生きた豚というのは一体どれだけ輸入されて、その用途は一体何なんですか。
○山田俊男君 わずかの頭数であるわけでありますが、しかし今のような手続でしっかり対策を講じていただきたい、こんなふうに思うところであります。  私の友人に手広く地方で食肉店を経営している者がおりますが、しかし、そうはいいましても大変心配しているわけです。今後の豚肉の需要、消費は...全文を見る
○山田俊男君 連休後の動向がまだ分からないということのようでありますが、今後心配があるわけですから、今後の動きを含めましてよく見られて、そして適切な対策を引き続き講じてもらいたい、こんなふうにお願いします。  以上で終わります。
05月11日第171回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○山田俊男君 自由民主党の山田俊男であります。決算委員会は初めての出席でありまして、行儀作法がよく分からないというところでありますので、どうぞよろしくお願いします。  石破大臣は各方面におきまして大活躍で、とりわけ難しい問題を大変抱えておられるというのを今日の今の場面でもよく承...全文を見る
○山田俊男君 大臣から、食管の経費が大きく減ってきていることも農林水産予算全体を減らしてきているということにつながっている部分もあるというお話があったわけで、事実そうであります。食管経費が減っているというその分だけ、かつては国が米価を決めていたわけですから、そうするとそれに伴いま...全文を見る
○山田俊男君 大臣が今もおっしゃいましたように、国民全体、消費者の理解を得るための様々な取組をやっておられるということを私もよく見ているところであります。  ただ、その場合、大事なことは、かくのごとく農林水産予算が減じている中で政策展開で大きな制約を受けている。だから、農林水産...全文を見る
○山田俊男君 大臣のスーパーのチラシみたいによく分かるようなものにしていかなきゃいかぬというのは賛成でありますので、どんどんその形で進めてもらえばと、こんなふうに思います。  もう一つ心配なのは、地方の段階においても農林水産業への支出が減ってきているということであります。  ...全文を見る
○山田俊男君 大臣、衆議院の予算委員会の大臣の御出席があるようでありますので、私はもう大臣はこれで結構でありますが、改めてまた別の機会にしっかり議論させていただいたら有り難い、こんなふうに思います。
○山田俊男君 ところで、農林省の佐藤官房長にお聞きしますが、この交付金とは別に、産地づくり交付金や担い手対策事業等について、自治体や関係団体や農林水産業者による協議会方式を最近取ってきておられる例が増えているということを承知しています。この場合、都道府県や市町村による責任ある対応...全文を見る
○山田俊男君 この協議会方式で支出する形、今もありましたが、いい面もあるし、それからやっぱり心配する部分もあるわけです。  私は、心配する部分で二つあるというふうに思います。一つは、要は、地方自治体も一緒にこの国の事業と併せて負担しなきゃいかぬときに、地方自治体分の負担をややも...全文を見る
○山田俊男君 対象面積が実績として増えてきているぞというふうにおっしゃるわけですから私も心配しませんが、是非、国のしかるべく対策を着実に打っていただきたい、こんなふうにそれは思います。  もう一つは事務負担についてでありますが、これら交付金事業の実施に当たりまして事務負担が大変...全文を見る
○山田俊男君 相当な簡素化をしたということをお聞きしております。申請書類や報告書の削減、分量の大幅な削減をやってもらっているということも聞いていますので、成果が出るように着実にやってもらいたいと思うんです。  ところで、例えば経営所得安定対策ありますね。これも国の直轄事業でやっ...全文を見る
○山田俊男君 決算委員会ですから、私の単純な頭からすると、会計検査院にもちゃんと聞かなきゃいかぬのじゃないかというふうに思ったりしているんですが、今の事務の合理化問題と関連しまして、私は、会計検査は必ず必要なんです。  ところが、農林水産省からとってみますと多分、ないしは事務負...全文を見る
○山田俊男君 補助事業者の事務負担に留意して進めると、こんなふうに会計検査院はおっしゃっているわけですから、その線で今後御配慮を願いたいと強くお願いするところであります。  ところで、今度は、この交付金事業の実施に当たって二つの点について御質問をしますが、ポイント制が採用されて...全文を見る
○山田俊男君 どうぞ、その進め方で工夫しながら、地域の実態に合わせて、また関係者の意欲、それもしっかり酌み取るような対策を講じてもらいたいと、こんなふうに思います。  もう一点、この事業の実施に当たりましてよく聞く意見でありまして、造林や間伐等の事業に関連して、これは内藤林野庁...全文を見る
○山田俊男君 ありがとうございました。今年から実施に移すということでありますので、着実に定着させてもらいたい、こうお願いします。  最後に、農林漁業金融公庫の事業について質問いたしますが、農業融資について地方の銀行等との業務提携が進んでいる、こう連日新聞に、連日と言うほどではあ...全文を見る
○山田俊男君 農協、信連、農林中金との関係はどうなっていますか、お聞きします。
○山田俊男君 地方銀行等との連携のことばっかりが新聞に出るんじゃなくて、農協、信連、農林中金ともどんなふうに連携しているのかちゃんと新聞に出るようにしっかりやっていただきたいと、こんなふうに思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
05月12日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会公聴会 第1号
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○山田俊男君 自由民主党の山田俊男であります。  本日は、消費者問題の本当に現場で、直接課題を抱えておられる国民、消費者の皆さんと肌で付き合うといいますか、相談を受けるといいますか、大変な御苦労をされておられる四人の皆さんのお話をお聞きすることができまして、本当にこの消費者問題...全文を見る
○山田俊男君 是非、大変協同組合としても理念ある取組をやっておられるグリーンコープであるわけでありますから、その理念をベースにしながら、今おっしゃいましたことと、しかし制度的にどんな支援の仕組みがあるかということを十分念頭に置きながら我々としてもこたえていきたい、こんなふうに思う...全文を見る
○山田俊男君 率直におっしゃっていただいたというふうに思います。是非これらの件につきましても、機会あるたびにしっかり我々も頑張りたい、こんなふうに思います。  義本さんにお尋ねいたしますけれども、体調が悪ければ病院に行くと、それと同じような環境を、困った人が生活相談できる状況を...全文を見る
○山田俊男君 組織の壁を破るというのはなかなか難しいわけで、それで消費者庁もつくって何とか縦横うまく形をつくろうという試みでもありますので、是非頑張りますから期待していただきたい、こんなふうに思います。  さて、最後に三村さんにお尋ねします。  NACSは伝統ある大変な消費者...全文を見る
○山田俊男君 ありがとうございました。
05月26日第171回国会 参議院 予算委員会 第25号
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○山田俊男君 自由民主党の山田俊男であります。  冒頭、一言申し上げます。  昨日の北朝鮮の核実験は断じて容認できません。政府は関係国と連携して断固とした対応を取っていただきたい、このことを申し上げさせていただきます。  さて、本日、私は農林水産業を中心に質疑をさせていただ...全文を見る
○山田俊男君 例えば、独立行政法人であります農畜産業振興機構、ここに設けました基金の使途は、それは人件費や事務費を含んでいなくて、そして直接農業者にきちっと渡るものというふうに仕組まれていると考えておりますが、その点はいかがですか。
○山田俊男君 分かりました。そういう形でしっかり取り組んでいただきたい、こんなふうに思います。  もう一つ、残った場合、残余の予算ができた場合は、これは国庫に返還されるものというふうに考えますが、それでいいですか。
○山田俊男君 分かりました。  もう一つ、農地集積予算があります。これは、農地の耕作放棄地の解消、さらには、しっかり我が国の小規模零細な分散型の農地の所有の実態、利用の実態をいかに拡大して担い手に集積するかという大変政策意図を持ったものというふうに認識しております。とりわけ、こ...全文を見る
○山田俊男君 この目標達成に向けてそれこそ全力を挙げる、これが我が国の農業の改革を進めていく力に私は間違いなくなるんではないかというふうに思うところであります。  ところで、この農地集積の取組はこれまでも一貫して進めてきておりました。とりわけ、品目横断の経営安定対策に取り組んで...全文を見る
○山田俊男君 大臣よく御存じのとおり、ともかくこの農地の扱いについては大変な苦労があるわけでありまして、この品目横断の取組におきまして多様な担い手をつくるための努力、それは並大抵のものではなかったというふうに思います。ですから、そうした努力をどんなふうに評価していくのかということ...全文を見る
○山田俊男君 当初予定の三倍超える申込みがあって、そして具体的な動きが進んでいるということでありますから、大いに期待したいと、こんなふうに思います。  ところで、大変要望は強いわけでありますが、一方で、この田舎で働き隊の取組につきまして、二分の一は派遣の団体負担を行わざるを得な...全文を見る
○山田俊男君 自治体への対策を是非講じていただきまして、NPO法人等への対策が可能になるように工夫を是非していただきたい、こんなふうにお願いするところであります。  ところで、今お手元に資料を出しておりますので、一ページを御覧になっていただきます。  もう皆さん御案内の資料で...全文を見る
○山田俊男君 与謝野大臣の思いがよく分かりました。食、環境、雇用、このことを念頭に置いて農林業を位置付けて、そしてちゃんと担い手が食べていける、この農業づくりに全力を挙げようじゃないか、そのきっかけになればということでありますので、今回の農地の集積を中心にしながら作られたこの予算...全文を見る
○山田俊男君 ところで、石破大臣は生産調整の見直しについても言及されておられるわけで、各地で今農林水産省がシミュレーションを示して、そして論議を進めているやに聞いているところであります。  私自身も、現状の生産調整のままでいいのかということになりますと、やはり意見がありまして、...全文を見る
○山田俊男君 大臣、よく御存じのとおりですが、この提出しました六ページの資料を見てもらいますと、これはこれまでの所得補てんをどんなふうに考えるかということで実施してきた取組内容であります。平成十年から始まりまして現在に至っております。この間、名称も変えながらそれぞれ取り組んできて...全文を見る
○山田俊男君 話題をちょっと変えますけれども、WTO農業交渉につきましては、昨年七月に決裂して以降、合意にこぎ着けられないままいるわけであります。ひとえに米国の政権が替わったということもありますけれども、オバマ政権のカークUSTR代表はどんなふうに動こうとされて、どんな主張をされ...全文を見る
○山田俊男君 ところで、WTO農業交渉の動向は、MA米、ミニマムアクセス米の扱いに大きな影響を与えます。そして、ミニマムアクセス米の動向は、大臣が、政府が、農林省が示されて論議されているシミュレーションに今後大きな影響を与えるというふうに見えるわけです。WTO農業交渉の動向やMA...全文を見る
○山田俊男君 これで最後にいたしますが、最後に、話題変えます。  心身障害者用低料第三種郵便制度をめぐる不正適用利用事例が報道されております。五月十九日には郵便事業株式会社の社員が逮捕される事態になっているわけであります。現在、大阪地検の捜査が継続中でありまして、捜査内容は非公...全文を見る
○山田俊男君 以上で私は終わります。  どうもありがとうございました。
06月16日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○山田俊男君 今回、大詰めに来まして農地法の改正の議論を初めてさせていただくことになったわけでありまして、少し時間を長めにいただいたわけでありますが、大臣、それから衆議院で修正いただきました宮腰先生に出ていただいておりますが、どうぞよろしくお願いいたします。  私は、我が国の農...全文を見る
○山田俊男君 大臣の家族農業経営をあくまで基本にした多様な経営体をつくり上げていくという決意だということをお聞きしまして、そこをしっかり押さえたいというふうに思います。  ところで、筒井先生、宮腰先生、お見えでありまして、ありがとうございます。衆議院で修正法をお出しになって、私...全文を見る
○山田俊男君 今回の改正案は企業の参入を促進する方向に大きく踏み出したわけですが、そうなりますと、入口の規制と出口の規制、これが的確に行われないと大変な混乱に陥るのではないかという心配であります。そのためにも、政省令やさらには運用基準を明確にした取組が求められると、こんなふうに思...全文を見る
○山田俊男君 今、宮腰先生から、余りにも大規模な企業参入ということを優先するものでは決してないよということ、それからさらには、機械の取得や経験ということも念頭にありますよと、さらには、地域の農業との調和という観点からすると、地域の話合いへの参加とかそれから道路その他の共同作業のル...全文を見る
○山田俊男君 続いて、参入企業の出口の規制についてお尋ねいたします。  出口規制の問題については、修正法は許可を受けた者が周辺の農地の利用に支障を与えているかどうか、さらには適切な役割分担の下で経営がなされているかどうか、これらのことをきちっと見た上で、相当な期限を置いて、そう...全文を見る
○山田俊男君 農水省としてこのことに対してどんな対応をされるのか、お聞きします。
○山田俊男君 修正法では、さらに、取消しの場合、これ大変大事なところだったと思うんですね。取消しの場合、農業委員会が所有権の移転、利用権の設定、あっせんについて必要な措置を講ずることができるというふうにしたんですね。これは非常に大事なことだというふうに思っていまして、ところで、こ...全文を見る
○山田俊男君 続きまして、参入企業の撤退に伴います措置について質疑したいと思います。  参入企業が経営悪化やないしは一定の意図の下に賃借した農地の耕作を放棄したり、それから場合によったら産廃を積み上げてしまうということが予測できないことはないわけであります。その場合は、勧告だっ...全文を見る
○山田俊男君 是非、今それぞれおっしゃった手順、それをより明確にして、そして知らせる、理解してもらうということを今後徹底してやらねばならない、こんなふうに思いますので、しっかりやってください。  そこで、もう一回改めて、今議論しました入口規制がいかに大事かということに関連してで...全文を見る
○山田俊男君 続きまして、これ、質疑の中で大臣からも御意見があったこと等であるものですから、改めてここでちょっと確認しておきたいんですけれども、財務省にお聞きしたいというふうに思うわけですが、外国資本による我が国の農林水産業への投資については、外為法、これは事前の届出義務を課して...全文を見る
○山田俊男君 外為法の運用審査の実態はそういうことであるということを承知した次第であります。  農林省、農林省も事前審査に取り組むんですよね。
○山田俊男君 この事前審査におきまして、農林省としては実態を踏まえた上で丁寧な取組をしていただくよう切にお願いしておきます。これはお願いしておきます。  ところで、先ほどの、大規模な会社が、法人が参入して、そして地域のこれまでの取組やそれから地域の伝統的な野菜なんかを一生懸命村...全文を見る
○山田俊男君 具体的な運用に当たりまして大変難しい問題が出てくることも予想されますので、しっかりそこを詰めてもらいたい、こんなふうにお願いしておきます。  ところで、農地の転用規制について話題を転じたいと思いますが、改正法のもう一つの柱は、農地のいたずらな転用の規制をちゃんとや...全文を見る
○山田俊男君 大変運用に当たって難しいところが今後いっぱい出てくるような気がするわけです。  もう一つ、地方分権推進委員会から転用許可権限を地方に移譲することを求められているわけです。ところで、農地転用の許可権限、既に都道府県知事から市町村長に移譲されて、市町村長からさらには事...全文を見る
○山田俊男君 是正を行うための協議だったり、それの運用を強めるということについて私も賛成ですから、それはしっかりやってもらいたいんです。  しかし一方で、要は市町村の段階に、県の段階も市町村の段階もそうなんですが、ややもすると大変開発意欲が強いということがあるわけで、知事やそれ...全文を見る
○山田俊男君 何度も言うようですが、そのこと物すごい大事です。一方で、農地の利用について賃借で基本的に自由にするという、こうですね。一方で、転用については、実は追認の仕組みで相当程度もう転用が進んでしまっていると。これじゃ、一体どこを向いて走っているのかということになりかねないわ...全文を見る
○山田俊男君 国交省の最近の動きに対しまして、私は非常にこれも評価しているんです。国土形成計画を策定されておりまして、コンパクトなまちづくり、中心市街地の活性化、高齢者が住みやすいまちづくり、郊外へのいたずらな町の進出を防ぐ、ましてや広大な大規模スーパーの優良農地をつぶしての進出...全文を見る
○山田俊男君 まさに、その方向での検討を更にしっかり進めてもらいたいというふうに思います。  と同時に、都市農業、先ほども議論がありましたが、都市農業のありようについて、これも国土形成計画の中で、市街化区域内農地については、市街地内の貴重な緑資源であることを十分に認識して、保全...全文を見る
○山田俊男君 大臣、石破大臣、閣僚の一員として、それも主要な閣僚の一人として、是非この都市計画制度、それと一方での農振制度、そして今回の農地法の改正、これは本当に表裏を成した大事なことでありますので、是非、農地法の改正をちゃんとやってもらって、その運用を的確にやって、そして一方で...全文を見る
○山田俊男君 もう間もなく終わりますが、二、三どうしても気になることで農水省に確認をしていきたいところがありますので、これお願いしたいんです。  今回の農地法の改正で、本当に、これ当委員会でも質疑いっぱい出ましたが、農業委員会の役割、物すごく大きくなったんですね。一方、農林水産...全文を見る
○山田俊男君 もう一点、この農地法が改正で運用されるということになったときに、従来の残存小作地と言ったら語弊ありますですかね、法律用語では何と言うんでしょうか、耕作権保護の強かった現行農地法上の地主、小作関係の下でのまだ小作地があるわけです。未解放小作地と言ってもいいですかね、こ...全文を見る
○山田俊男君 最後に、農水大臣の見解、決意を聞きたいんです。  五十年借地できるということになっているわけでしょう。五十年たったら一体どういうことになっているかと。これ当委員会でも議論あったわけでありますけれど、まあそうは言ったって五十年やるわけじゃなくて、五年で継続していくこ...全文を見る
○山田俊男君 どうもありがとうございました。  終わります。
07月02日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
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○山田俊男君 本日は、大臣中心に一般質疑をやらさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。  大臣は、OECDの閣僚会議に大変駆け足で行っていただいて、さらにその際、WTOの閣僚会合に御出席されたということであります。食料をめぐる環境が圧倒的に今変わっているんじゃないかとい...全文を見る
○山田俊男君 全く、大臣の今おっしゃっていただいた、ないしは、WTOの非公式閣僚会合でおっしゃっていただいたその内容に私も大賛成であります。  ところで、カーク米国のUSTR代表ともお会いになったというふうに聞いております。オバマ政権では民主党を支持しております農業団体でありま...全文を見る
○山田俊男君 大臣、昨年の七月、土俵際まで詰められましたが、決裂になりました。十二月の閣僚会合は流れました。ところで、その際の議論になりました砂糖、それからでん粉等々の扱いについて、これはまだ引き続き大変重要な課題として残りますし、そのことが実は米の、MA米の扱いですね、ないしは...全文を見る
○山田俊男君 合衆国のオバマ政権とは今そうしたことも含めまして議論をしていく大きなチャンスだというふうに見ますので、是非是非大臣、進めてもらいたいと、こんなふうに思います。  ところで、その六月にありましたケアンズ・グループの会合なんかでも、結局は、その際の取りまとめなんか見ま...全文を見る
○山田俊男君 まさに大臣の決意をお聞きしました。近藤副大臣もジュネーブへ先般行ってこられたわけでありますから、是非多様な形での取組を今後引き続き強化してもらいたい、こんなふうにお願いするところであります。  さて、本日は、私は米と並んで人間の食生活上欠かせない作物であります牛乳...全文を見る
○山田俊男君 大臣、午前中の質疑でもおっしゃっておられましたが、限界集落ということが生じています。一方、限界中心市街地みたいな話もやっぱりあると思うんですね。要は、高齢者が増えちゃって生活するにも施設がもうないと、生活も中心市街地ですら難しくなってきているという状況が一方で現れて...全文を見る
○山田俊男君 私の資料の説明も的確にやっていただきまして、助かりました。  ところで、同じ資料の五ページに「やっぱり美味しい成分無調整牛乳」と書きましたが、メーカーの名前が書いてありますけれども、ほとんど忘れてください、メーカーを出すためにやったわけではありませんでして。  ...全文を見る
○山田俊男君 成分調整牛乳を出すためには、今もあったように、要は脂肪分を取り出すわけですね。すべての乳業メーカーがその施設を持っているかといったら必ずしもそうじゃないわけですね。だから、その施設を十分ないしは機能を持っていない例えば中小の農協系の乳業メーカーなんかは要は大変苦労を...全文を見る
○山田俊男君 さらに、今回の今年の三月の対策におきまして、農水省から都府県の生乳の共補償の制度を動かしてもらってきたわけでありますが、これが大変今の環境の中でも効果的だと、こんなふうに聞いております。  この共補償の仕組みは、プール乳価の維持ということですね。言うなれば、牛乳で...全文を見る
○山田俊男君 是非、この制度の充実について引き続き検討をしてもらいたいと、こんなふうに考えます。  さて、もう一つ最後に、酪農対策と関連しまして、今までも十分進めてきたかどうか疑問なんですが、酪農というのは、自給飼料をどんなふうにちゃんと生産、確保するか、さらには、搾乳施設の整...全文を見る
○山田俊男君 午前中に郡司委員の方からも、チーズに対する対策を是非ということがありました。それら多様な取組のベースに装置産業としての酪農経営全体を支える仕組みが必要なんだということを念頭に置いていただいて対策を引き続き講じてもらいたい、こんなふうにお願いするところであります。 ...全文を見る
○山田俊男君 ありがとうございました。その方向でしっかりやっていただきたい、こんなふうに思います。  最後に、民主党は農地集積加速化事業、これなかなか読むのが難しいんですが、この廃止をどうも主張をされておられるということでありまして、民主党の戸別農業者所得補償法案並びに農山漁村...全文を見る
○山田俊男君 以上で終わります。しっかり頑張ってください。  以上です。     ─────────────
11月10日第173回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○山田俊男君 自由民主党・改革クラブの山田俊男であります。  本日は、民主党のマニフェストで最大の目玉でもありました戸別農業者所得補償制度につきまして、国民に約束されたわけでありますから、それを中心に質疑したいと、こんなふうに思いますが、ただ詳細は、それこそ農林水産委員会が控え...全文を見る
○山田俊男君 私も、今総理のおっしゃる問題意識と全く一緒であります。共感するところが多くあります。  おっしゃいましたように、我が国の農家は今や三百万戸であります。販売農家はしかしそのうちの百八十万戸、さらに、そのうちの米は百三十万戸であります。米の場合は圧倒的に兼業農家が中心...全文を見る
○山田俊男君 この点も赤松大臣と問題意識をかなり共有することができます。農地の利用集積について、前政権、自民党の政権の中でもそのことを一生懸命に進めてきたところがあります。  ところで、なかなかそれ進まないという背景、原因、農業者の責任にかぶせるわけにはまいらないところがあるわ...全文を見る
○山田俊男君 大変大事な取組を、緊急を要する大事な取組の予算をそういう形で削って、そして、多分間違いなく戸別農業者所得補償対策のところへ金はどんと付けたぞということになっているんだと思うんです。しかし、本当にそれで我が国の農業の将来を展望できるのかということをもう一度お聞きします...全文を見る
○山田俊男君 大臣は、今、平均的なコストで定額部分として補てんするから、これはやる気のある農家、生産性を上げたい農家、規模拡大していきたい農家についてこれはプラスになるんだから、それを促進する役割も持っているんだというふうにおっしゃいました。  大臣は、先ほど来、小規模農家につ...全文を見る
○山田俊男君 自民党は、前政権は、品目横断経営安定対策、さらにはその後の経営所得安定対策の中で、一定の育てるべき担い手を対象にして対策を打っていくよという方向に踏み出したわけであります。  ところが、それが全国で、農村に規模の格差を入れるのかという中で大きな反発を受けて、その後...全文を見る
○山田俊男君 今、赤松大臣は、土地の集約、それから協業化、これも大変大事なんだと、こうおっしゃっていただいたわけでありますが、私は是非一度、菅副総理に聞きたいというふうに思っていたことがあるわけでありますが、菅副総理は当時、十九年、民主党の代表のときですかね、農地の効率的利用のた...全文を見る
○山田俊男君 そうすると、菅副総理、先ほど批判された、会計を一緒にするとかそれから帳簿を一緒にさせるということになったらコルホーズやソホーズになるんだから、これはじゃやらないと、こんなふうに考えていいんですか。  といいますのは、だって集落営農の推進を今回のモデル事業の中でも明...全文を見る
○山田俊男君 赤松大臣、現行の食料・農業・農村基本法、これは効率的かつ安定的な農業経営が大宗を占めるようにすると言っているんです。私も、まあ必ずしも全部これに賛成できるわけではありません。ましてや、効率的かつ安定的な農業経営、それも基本計画の中で三十五の経営類型展望を出して、それ...全文を見る
○山田俊男君 法律については、基本法についてはどうされるおつもりですか。
○山田俊男君 大臣、よく検討の上、効率的、安定的な農業経営が大宗を占めるというような形だけの法律で、ちゃんと今おっしゃった農業者戸別所得補償の対策を徹底できるのかどうか、そこの矛盾が私はあるんだと思うんです。ともかく販売農家、百八十万農家に対してともかく定額で交付しますよというだ...全文を見る
○山田俊男君 しっかり麦、それから大豆、野菜その他作物に大変な努力をしているわけですから、そしてそのために水田フル活用の対策の助成金も含めて取り組んできているということをよく御承知願いたいというふうに思います。  ところで、もう一点是非お聞きしたいわけでありますけれど、大臣はこ...全文を見る
○山田俊男君 どうもここまでお聞きしまして、従来、自民党の政権が取り組んで努力をしてきました水田・畑作経営所得安定対策の考え方と、それと今取り組もうとされておられる戸別農業者所得補償対策とそう違わないんじゃないのかと、理念の上で。それをどうも選挙対策だけで後出しじゃんけんして、と...全文を見る
○山田俊男君 総理にお聞きしたいんですが、マニフェストで米国との間でFTA締結ということがあって、それを修正されました。私は、修正の中で付記された項目については、これは私も納得できるところでありますが、しかし、それに対して小沢代表代行、現幹事長は、修正の必要はないと、FTAを締結...全文を見る
○山田俊男君 ところが、外務大臣のところで早速EPA・WTO推進本部をおつくりになった、関係閣僚委員会ですか、それをおつくりになったということがあるわけで、昨日来からの、それから六日からの議論を聞いてみますと、この資料の六ページに発言要旨を掲げてみましたが、どうも皆さんおっしゃっ...全文を見る
○山田俊男君 岡田外務大臣には韓国の農業が非常に疲弊してきているという事実をもうちょっとちゃんと勉強していただいて、そして韓国はEPA、FTAその他の推進の中で大変な農業の疲弊があります。小麦はもうないんですよ。そして自給率も大きく落としています。そして多くの韓国の農業者は大変な...全文を見る
○山田俊男君 赤松大臣、ほかの大臣に負けないようにしっかりやらないと、それこそ本当に崩れますよ。  それから、今日は前原大臣にも是非質問したかったんですが、残念ながら私の時間切れましたので、この次の機会にさせていただきます。  どうも大変ありがとうございました。