山田宏

やまだひろし

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数1回

山田宏の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月15日第129回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○山田(宏)委員 きょうは、深山さん、本当に御苦労さまでございます。与党を代表して、十五分でございますけれども、今委員長が御質問をいただいた点を踏まえて、数点御質問させていただきたいと思います。  まず、やはり国民の皆さんの中で、また議会の中でも、何となく不明確だなという部分に...全文を見る
○山田(宏)委員 その殿さんから金庫を任されておられたということでありますけれども、その任せ方なんですけれども、どうなんでしょうか、いろいろと細かい指示をしょっちゅうするような殿さんだったんでしょうか、どうでしょうか。
○山田(宏)委員 それじゃ、一億円の問題、本題に入らせていただきますけれども、前総理は一億円の元利ともに返したと国会では答弁をされて、それで辞任のときには、利息については政治献金として受け取っていたという訂正をされて辞任をされたということなんですが、深山さんも政治献金で処理したと...全文を見る
○山田(宏)委員 それから、貸付金台帳がこの委員会に提出をされているので、ちょっと深山さんに見ていただきたいのですが、これは佐川急便の方から細川事務所を通じて出された貸付金台帳でございますが、当委員会でもいろいろ問題になったんですけれども、この記載で、利息入金が十二月三十一日とな...全文を見る
○山田(宏)委員 深山さんの記憶に基づいて、十二月三十一日というのもグループの一括処理だということで記載もこういうふうに三十一日で締めているということは、経理では幾らでもあることだというようなお話の趣旨でございますが、利子もそうですけれども、元金一億円についても返していないんじゃ...全文を見る
○山田(宏)委員 その内容についてはいろいろとまた御質問あるでしょうから、ちょっと時間がないのですが、利息についても、元金についても、深山秘書が責任を持ってこれをちゃんと返しているという御証言がございました。また、資料についても、この佐川急便から出されている資料については、ミスプ...全文を見る
○山田(宏)委員 深山さんの今のお話は、全部上田さんと一緒に、株券も受け取り、利益も、亡くなった後も、すべて上田さんが取引をしたという証言でございますが、この借り入れ条件などを東京証券金融株式会社の中で話し合う際、先ほどもお話がございましたけれども、紹介者である藤木さんは深山さん...全文を見る
○山田(宏)委員 参議院でも、藤木さんが参考人としていろいろとお話をなさいましたけれども、実際はその席にもいなくて、また、だれが借り入れをしたかということも報告を聞いていないということですから、実際藤木さんは知らなかったということですよね、借り入れの相手方は、ということですよね。...全文を見る
○山田(宏)委員 ちょっと時間がないので先に進みますが、東京証券金融からの念書が提出をされております。これは株の担保に差し入れる旨の念書ですけれども、これは一体だれが署名捺印しましたか、簡潔にお願いします。
○山田(宏)委員 それから、国有財産の売買の契約書、これもNTTの株の取引で提出をされたものですが、これの署名ももう一度確認をしていただきたい。だれが署名したか、捺印したかということ。
○山田(宏)委員 要するに、上田さんが一緒に財務局にも行き、そしてまた東京証券金融株式会社でも自分が捺印をして、署名をして、自分の取引 として客観的にも見える形で行動したというふうに客観的には説明ができる、こういうふうに思います。  今資料について説明されましたけれども、上田...全文を見る
○山田(宏)委員 時間が来ましたので、以上で質問を終わらせていただきます。
10月12日第131回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○山田(宏)委員 おはようございます。初めて質問に立ちますけれども、こういった機会を与えていただきまして心から感謝を申し上げます。精いっぱいやらせていただきますので、よろしく御答弁をお願いいたします。  私は、まず最初に、村山政権の政治倫理への取り組みについて御質問をいたします...全文を見る
○山田(宏)委員 私にはちょっと意味がよくわからないのですけれども、この中で、個々人の問題を超えて政府全体として政治改革が大きく進むことを期待しているという、この意味はどういう意味でしょうか。個人の問題を超えてというのは、要するに個人は関係ない、制度を変えればこれからはいいんだ、...全文を見る
○山田(宏)委員 そうすると、要するに個々人の問題も十分これからも追及をされていかなければならない、こういうふうに受け取ってよろしいですか。  この竹下元首相にかかわる疑惑というのは、内閣成立に関して暴力団が関与していた、こういったことでございましたけれども、社会党は昨年の総選...全文を見る
○山田(宏)委員 そういう努力というのは、やはりこういう疑惑が解明されてないものはこれからも与党の中で解明に努力をしていく、こういうことでしょうか。
○山田(宏)委員 今必要があるとお考えでしょうか、現在の状況で必要があると。竹下元首相の問題で、疑惑解明の必要がある、こうお考えでしょうか。
○山田(宏)委員 この間の経緯は、辞職勧告決議案が出されて、そしてそのままになっているように思うんですね。  それからまた、だからこそ社会党は去年の選挙に当たって公約をこのように書いたわけですから、それから一年の間にどれぐらい変化があったのかというと、国民はみんな、まだ何も変化...全文を見る
○山田(宏)委員 河野外務大臣は、新自由クラブを結成をされて、大変政界にも大きな貢献を残された方であります。そういった意味では、選挙を通れば疑惑は解明されたと見るという言い方は少し河野外務大臣らしくないのではないか、こう思うのですけれども、いかがでしょうか。
○山田(宏)委員 では、かつてこの問題を追及をされてこられた社会党の大臣の方にお聞きをしたいと思いますが、この問題は疑惑は解明されている、こうお考えですか、山口総務庁長官。
○山田(宏)委員 今、総理にもお考えをお聞きしましたので、総務庁ではなくて政治家個人として、この問題について、与党の内閣の一員としてのお考えをお聞きしたい。
○山田(宏)委員 かつての社会党の議会のまさに申し子というか、議会の子である山口総務庁長官のお話とは思えなかったのですが、大出大臣、どうでしょうか。
○山田(宏)委員 これは、どなたに聞いても多分同じことだと思うので、一番答弁の期待の持てる、科学技術庁長官の田中眞紀子長官にこの問題についてのお話をお聞きしたい。
○山田(宏)委員 余りこの問題ばかりやっていてもしようがないのですが、田中長官、これ新聞の記事ではっきりお答えになっているわけですよね、この問題については。少なくとも党員の大多数が担っている方向とは違っている、執行部がどの程度権限を持っているかにもよるが、議員総会で採決すべきこと...全文を見る
○山田(宏)委員 今の御答弁をお聞きしておりますと、今までの内閣とも余り変わらないという印象を大変強く受けました。  もう一つ、先ほどちょっとCIAの問題がありましたので、関連してお聞きをしたいと思うんですが、先ほども外務大臣お答えになりました。そんな事実はないとはっきり否定を...全文を見る
○山田(宏)委員 短い期間ですから我々もわかりませんが、その調査の結果、CIAから資金援助の申し入れがあったという事実もありませんか。
○山田(宏)委員 実はここに一冊の本がございます。これは、前自民党の代議士で、元防衛庁長官を務められました栗原祐幸先生の「大平元総理と私」という本でございます。大平元総理のいろいろなエピソードを書いておられて、大変おもしろく読ませていただきましたけれども、この中に、大平さんから聞...全文を見る
○山田(宏)委員 社会党の問題もうやむやになっておりますけれども、今外務大臣おっしゃられたとおり、自民党は、みずからの名誉をかけて事実を調査して、もし事実無根ならニューヨーク・タイムズに抗議を申し入れたり、また、名誉棄損の訴えを起こすべきと考えますけれども、どうか。もしこれが事実...全文を見る
○山田(宏)委員 それでは、次に、社会党の理念や公約について伺います。  私は、社会党が時代おくれの理念や政策を捨てて大人の政党になることは大いに歓迎するものであります。しかし、その理由が、委員長が首相になったからというのでは余りにも便宜主義ではないかと思います。きょうまでの議...全文を見る
○山田(宏)委員 公約違反なのか、公約を放棄されたのか、その辺は議論があるところでしょうけれども、私なりに、自衛隊の問題、憲法の問題ですけれども、大事なことなので数点伺いたいと思います。  まず一般論として、総理、憲法の解釈というのは、幾つもそういう解釈があるというのが普通なん...全文を見る
○山田(宏)委員 憲法の解釈は変えられないということですよね。そうすると、社会党はこれまで自衛隊は違憲と言ってこられました。総理、あなたが昨年委員長に選ばれたときの就任のあいさつ、去年の九月二十五日ですけれども、これは「月刊社会党」の記事ですけれども、十七ページに、「現状の自衛隊...全文を見る
○山田(宏)委員 そうすると、去年の九月二十五日の御発言というのは、これは違憲とは思っていなかったけれども、一応、立場上違憲とお話しになったということですか。
○山田(宏)委員 昨日、総理は重大な発言をさりげなくされております。これはメモですから、ちょっと違ったら申しわけございません。自衛隊合憲論への変化の説明の中で、かつては米ソ対立の中で軍拡競争が行われていた。そして、当時の自民党も軍拡の危険性があった。だから、それに抵抗するために違...全文を見る
○山田(宏)委員 総理は先ほど、憲法の解釈というのは基本的には一つだ、こうおっしゃっておられたですよね。自民党の軍拡路線に対抗するために、憲法の解釈上違憲と言うのは自然だったと。国の最高法規の解釈は、その条文から自然に導き出されていくべき話であって、政治状況の変化の中で憲法を恣意...全文を見る
○山田(宏)委員 それじゃ、去年とことしの違いは、それはやはり憲法の解釈を変えた、変えたんだけれども、かつて、一年前の解釈または二年前の解釈は誤っていた、こうお認めでございますか。
○山田(宏)委員 ちょっと議論がかみ合わない。  お聞きになったとおりでありまして、発展的にいろいろと解釈が変わってくるというのはもう自然だというのが総理のお考え、こう考えてよろしいですね。
○山田(宏)委員 現在は私はいいと思うんですね。だけれども、過去のちゃんとした説明がなければやはり現在は信じられないという声が絶対に上がってくる、また変わるんじゃないか、こういう感じがいたします。  ちょっと時間をオーバーしているので、次の質問に移りますが、総理、総理は五カ月前...全文を見る
○山田(宏)委員 じゃ、ちょっと質問を変えたいと思いますけれども、この間の大戦から半世紀を経過しようとしております。今改めて国民の間においてもあの戦争の意義について問い直されているところでございますし、総理もたびたびそのことには言及をされてこられました。  一体、現在どのような...全文を見る
○山田(宏)委員 大変恐縮でございますが、同じ御質問を、自民党総裁いらっしゃらないので、橋本通産大臣。
○山田(宏)委員 それぞれの閣僚の皆さん方に、それぞれ政治家としてのこの過去の大戦についての信念をお聞きしておりますから、どうぞ御披瀝をいただきたいと思います。
○山田(宏)委員 亀井運輸大臣にも御見解を伺いたいと思います。
○山田(宏)委員 次に、国旗・国歌について伺いたいと思います。  かつて社会党は、日の丸・君が代を国旗・国歌とは認めないという主張で、教育現場でも反日の丸・君が代運動を推進してきました。この認識は大方、つまり、こういう運動を起こしてこられたということは、運動をやってこられたとい...全文を見る
○山田(宏)委員 この間もその御答弁をお聞きしました。随分、自然なものとして日の丸や君が代が定着をしてきたという御判断をされていますが、国の方でもずっと日の丸や君が代についての調査を何度もされてこられております。  これを見る限り、例えば、昭和五十年のもので大変恐縮でございます...全文を見る
○山田(宏)委員 ちょっと質問の方向を変えたいと思いますが、平成五年度卒業式、六年度入学式における日の丸掲揚・君が代斉唱の取り扱いに関する教育処分の現状が、九月七日現在で全国で停職者二名、減給二名、戒告九名、訓告等二十一名で処分が行われております。文部省の学習指導要領の、国旗を掲...全文を見る
○山田(宏)委員 これは、事実を挙げていくと、いろいろここに事実が書いてありますが、この処分に関して、七月四日朝日新聞の朝刊に、岡崎トミ子文部政務次官は三日の日に仙台青葉区一番町三丁目の商店街で演説し、日の丸・君が代の扱いについて、どんなことでも強制があってはならないと、教育現場...全文を見る
○山田(宏)委員 文部大臣に後でお聞きしようと思ったのですが、おいでになったので、総理、後でお聞きします。  文部大臣は、学校行事での日の丸の掲揚・君が代の斉唱が義務化されているという御認識でございますか。
○山田(宏)委員 それでは、総理に同じことをお伺いしたいと思いますけれども、国旗・国歌の掲揚・斉唱は義務化されている、学習指導要領で義務化されているという御認識でございますか、総理。
○山田(宏)委員 ちょっと答弁が違うと思うのですが、文部大臣は、これは義務になっている、こうおっしゃっておられたのですよ。総理は、強制はしないのだ、強制するものではない、こういう御認識ですけれども、そうすると、この処分はどうなるのですか。
○山田(宏)委員 学習指導要領というのは先生が守るべき基準でしょう。その場合、今ちゃんとした形がないと、教育現場が混乱すると思うのですね。  今まで社会党は、君が代・日の丸は国旗・国歌と認めないという運動をされてこられました。何がそれで、この運動のおかげで残ったのでしょうか。我...全文を見る
○山田(宏)委員 総理、この学習指導要領の国旗の掲揚、国歌の斉唱問題については、これは義務化されていると考えておられるのか、それとも強制すべきでないとお考えなのか、もう一度答弁をお願いします。
○山田(宏)委員 もう一言。  前の学習指導要領は「指導するものとする。」じゃなくて「望ましい。」こう書いてあったんですね、御存じだと思いますが。それを「指導するものとする。」ということは、文部省としては義務化をさせているというふうに認識をされていると思うんです。  ですから...全文を見る
○山田(宏)委員 要するに、そうすると、この新しい「指導するものとする。」という指導要領に従って、文部省の見解のとおり、これは義務化を認めているというふうに文部大臣は言ってこられたでしょう、今。
○山田(宏)委員 総理、今の文部大臣の見解でよろしいですか。大事な話ですよ、これ。
○山田(宏)委員 最初の方を聞いていると何とかわかりそうな感じなんですが、後の方を聞いているとよく理解ができなくなっちゃうんですが、要するに、教員に対しては国旗の掲揚、国歌の斉唱は義務づけられている、こうはっきり申し上げてよろしいですね。——総理、総理。
○山田(宏)委員 総理、それでよろしいですか。
○山田(宏)委員 文部大臣の答弁と総理の答弁は随分やはりかけ離れておる。やはり一つに国家の考えをまとめていただきたいと思います。
○山田(宏)委員 どうもありがとうございます。それでは統一見解をお待ちすることにして、次に行きたいと思います。     〔委員長退席、池端委員長代理着席〕  税制改革についてお聞きをいたしますが、総理はことしの三月の五日、社会党全国書記長会議の席上で、細川元首相の提案した国民...全文を見る
○山田(宏)委員 責任ある立場での御判断だと思いますが、福祉ビジョンも、そのためのコスト計算もまだ明らかじゃないということですよね。それから、行革等で削減される費用の算定も後回しになっている。その中でとりあえず五%という数字を出して決めているわけですけれども、これまで総理が主張し...全文を見る
○山田(宏)委員 じゃ、また教えていただきたいのですけれども、なぜ五%であって、四%でも六%でも七%でもないのか。五%と定めた明確な根拠をお伺いしたい思います。
○山田(宏)委員 ちょっと先へ進みますが、総理も書記長会議でお話しになられたとおり、税制改革の方向について常に言われておりますのは、所得、消費、資産の適正なバランスを求めて改革をしているわけですが、今回の決定は一九九七年四月の消費税値上げ以降どのような直間比率になる、こういう予想...全文を見る
○山田(宏)委員 益税はなくす方向でお考えになるわけですか。
○山田(宏)委員 平成九年から行われる臨時福祉給付金についてお尋ねいたしますが、総理は、年金とか社会保険とか福祉とか、もう大変な御専門でございますが、総理の社会福祉観というのをちょっと御披瀝をいただきたいと思います。
○山田(宏)委員 この平成九年臨時給付金五百億円、キャッシュを一年間にわたって一万円ずつとか三万円ずつばらまいていくということは、これは福祉なんでしょうか。ばらまき福祉といろいろ言われたりしますけれども、どうでしょうか。
○山田(宏)委員 私は総理の半分の年齢なんでございますけれども、我々の世代から見ると将来大変不安であります。この五百億円があれば、厚生大臣、特別養護老人ホームというのは何カ所ぐらい建ちますか。また、いわゆるホームヘルパーの人たちはどれぐらい雇えますか。
○山田(宏)委員 今、特別養護老人ホームに入所するのにも大変な待ち時間があります。私も都議会におりましたので、いつもこういう問題で議論になっておりました。また、ホームヘルパーももう早く養成をしていかなきゃいけない、こういう社会的要望もあります。果たして政策の判断として、この五百億...全文を見る
○山田(宏)委員 時間がないので、次に行きます。  日本社会党高齢社会福祉プログラム特別調査会中間報告では、今般の税制抜本改革時に基礎年金の国庫負担率を三分の一から二分の一に引き上げ、二十一世紀初頭に三分の二に引き上げるなど国庫負担率を段階的に引き上げるとされております。この国...全文を見る
○山田(宏)委員 重大な問題として慎重に検討するという意味は、次の見直しのときにこの問題も含めて検討される、こういうことを意味しておられますか。
○山田(宏)委員 そうすると、次の再計算のときというと一九九九年だと思いますが、そのときにこの問題は、税率も含めて、財源も含めて解決をしていこう、こういうお考えですか。
○山田(宏)委員 ですから、時期を明示しないということは、どんどん先にいってしまうので、我々の世代がどんどん負担しなければいけなくなってくるわけですよ、今やらないと。だから、その点はちゃんと明示をしていただきたい。社会党の中にはちゃんと、今般の税制抜本改革時に国庫負担率を三分の一...全文を見る
○山田(宏)委員 常任理事国問題について何点かお尋ねをいたしますが、国連の安保理改組についてのお考え、先ほども外務大臣から御披瀝がございました。総理も、これまで再三再四国連の安保理の改組が常任理事国となる重要な要件のように述べられておりましたし、きのう外務大臣も、非常任理事国や常...全文を見る
○山田(宏)委員 社会党は昨年の選挙公約で、安保理における「常任理事国の権限の見直し」を挙げておられます。「社会党第四十回衆議院総選挙政策エッセンス」という、こういうものですが、また、村山総理も羽田前総理に対する質問の中で、「安保理事会では常任理事国のこの五カ国が拒否権を持つとい...全文を見る
○山田(宏)委員 もう一言お聞きしたいのですが、常々やはり国連改革が常任理事国になる条件、条件というか前提として、外務大臣も国連で演説をされました。やはり日本として独自の案というのはいろいろお持ちかもしれませんが、この拒否権の問題についてもしっかりとやはり考え方を定めておくべきだ...全文を見る
○山田(宏)委員 大変御協力ありがとうございました。  以上で質問を終わります。
11月17日第131回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第3号
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○山田(宏)委員 私は、自転車問題に絞って何点がお尋ねをさしていただきたいと思います。  昨年の十二月にいわゆる改正自転車法が国会を通過をいたしまして、ことしの六月二十日からそれが施行されております。この自転車の問題は、第一義的には区市町村などの基礎的自治体がいろいろ対策を練っ...全文を見る
○山田(宏)委員 東京に住んでおられればだれでも思うのですけれども、ちょっと見にくいと申しわけないのですが、これは込んでいるところだけ写しているわけじゃありません。荻窪の駅の北口、この交通対策特別委員会でも御視察いただきましたことがございますが、駅の向かい側にずっと青梅街道という...全文を見る
○山田(宏)委員 窓口の問題を出しましたのは、自治体は一体どこへ行ったらいいかわからぬというところが結構まだあるようなんですね。この運輸省の通達を見てみても、「連絡窓口となる部局を本社及び支社単位で明確化し、これは今梅田さんお話しになったとおりですけれども、「これを市町村等の関係...全文を見る
○山田(宏)委員 また問い合わせをしてくれ、こういうことでしょうけれども、問い合わせをしても、今度は、これはちょっと実際聞いた話なんですが、場所は言えませんが、法施行後に鉄道事業者と交渉に及んだある自治体に対し、その鉄道事業者の用地貸付担当者は、本社よりこのことに対して何ら指示が...全文を見る
○山田(宏)委員 非常にいい通達を鉄道局長の方から出していただいたものですから、期待が大きいわけです。自治体にもいろいろ問題があるでしょうけれども、今も梅田さんの方からお話がございましたとおり、ぜひその通達の施行状況等について調査をしていただきたいと思うのです。  それで、四カ...全文を見る
○山田(宏)委員 それから、さっきこれ、ごらんいただいたのですが、この自転車は都道に並んでおります。自転車法の中でも、いわゆる駐輪場の設置を進めていく主体者として地方自治体と道路管理者が挙げられております。都道や国道に並んでいる自転車があった場合、一体だれがこれを処理するのかとい...全文を見る
○山田(宏)委員 ここに東京都の建設局道路管理部が、平成二年ですけれども出した、駐輪場の問題についての都道管理者としての考え方というぺーパーがあるのですが、これを見ると、要するに自転車の放置防止及び駐車場設置については、これは地域に密着した問題として地元区市町村が条例を制定し対処...全文を見る
○山田(宏)委員 ということは、それはどっちが主、どっちが従ということではないですね。道路管理者としても積極的にいろいろな提案もしていこう、こういうことですね。
○山田(宏)委員 それでは、今度は総務庁にお聞きをしたいのですが、この改正自転車法全体の中の問題点の一つとして、廃棄までの期間が六カ月、こう定められているわけです。そういう法的根拠を与えたということで、撤去から廃棄をするまで六カ月間保管をしておけば自治体の所有物として認めますよ、...全文を見る
○山田(宏)委員 もう一度確認しておきたいのですが、では二カ月で廃棄ができるという条例は違法ではありませんね。
○山田(宏)委員 ただ、この自転車法の六カ月で、それは今おっしゃられたように売却もできる、事情によっては廃棄もできるじゃないかということなんですが、原則は六カ月保管でしょう。
○山田(宏)委員 大事な問題なので、ちょっと時間がないのですが、もうちょっとお聞きをしておきたいのです。  そうすると、法律では所有権は六カ月を超えると自治体のものになる。それまでの所有権は自転車の持ち主にあるのでしょう。その間に廃棄をした場合は、損害賠償の請求とかそういうもの...全文を見る
○山田(宏)委員 ちょっと統一した考えをお聞きしておきたいのですが、自転車を撤去しますよね。そして、この自転革法では、六カ月経過したら所有権は自治体に移る、こうなっていますね。では、六カ月までの間は所有権はどこにありますか。     〔江崎委員長代理退席、委員長着席〕
○山田(宏)委員 そうすると、所有者にあるということは、その間での廃棄は法的な問題は生じない、無主物先占でそれは乗り切れるんだ、自治体に任せて二カ月で処分をするということであれば、それでそういう所有権の移転にかかわる問題というのは生じない、こう考えてよろしいですか。
○山田(宏)委員 これはやっていると時間超えてしまうので……。  そうすると、最後一つだけ。では、こういう法律があるにもかかわらず二カ月で保管した後は処分をしますよという条例を定めて、そのとおりやっていってもいいということですね。
○山田(宏)委員 こういう委員会ですから、ちょっとそれをもう一回、大事なことなので調べておいていただきたい。突然の質問で大変申しわけないと思ったのですが、調べておいていただきたいのは、自治体はどうやっていいかちょっとわからないということだと思うのです。ですから、世田谷は、勝手に条...全文を見る
○山田(宏)委員 それでは、この問題は自治体でも非常に、まだ法施行後四カ月ですから、いろいろと手探りの状況だと思いますので、ぜひきちっとした方針をお示しをいただきたいと思います。  それから、総務庁にお聞きをしたいのは、今、鉄道事業者のお話で梅田さんの方からいろいろと御答弁がご...全文を見る
○山田(宏)委員 今のようなことについて、運輸省どうお考えですか。そういう問題意識をお持ちですか。要するに、用地難だから、なるべくそれをきちっと出してもらえるような促進策みたいな特典みたいなものが必要じゃないかと思うのですけれども、そういう議論は運輸省の中にはございますか。
○山田(宏)委員 今後の課題だろうと思いますけれども、一応御指摘をさせていただきたいと思います。  それから、もうあと時間がないですが、もともとこの改正作業、長い間この委員会や小委員会で御苦労されて、各委員の方が来られて、よく研究をされて、私もそれをずっと見させていただいたので...全文を見る
○山田(宏)委員 先ほどもこの写真を見ていただきましたけれども、自転車問題というのは、この荻窪、例示をすれば、駅も土地が余りない、道路ももういっぱい、ほかの用地を探すにもない、これはだれの責任だというと、区市町村だ、道路管理者だ、鉄道事業者だとみんな責任を押しつけ合っていて、だん...全文を見る
○山田(宏)委員 質問を終わります。どうもありがとうございました。