山本香苗

やまもとかなえ

比例代表選出
公明党
当選回数4回

山本香苗の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月25日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗と申します。今回、初めて質問させていただきます。  私は、議員になるまで外務省の方に勤めさせていただいておりました。残念ながら田中大臣のもとで働くことはございませんでしたが、トルコで二年間、またカザフスタンで二年間ほど勤務した経験がございます。 ...全文を見る
○山本香苗君 そうなんです。本当に単に宗教的な禁止ということなんですけれども、実際は豚の飼育がもともと当時不衛生であって、アラビア半島の遊牧民にとっては命取りになりかねない、そういった伝統的な知恵から出てきているものでございますが、官房長官はイスラムと聞かれたときにどういったイメ...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。大変深い認識をお持ちだということがわかりまして、大変うれしく思います。  私の周りでも、今回、テロの関連でイスラムということが報じられることから、イスラムって怖いんじゃないかなとか危険だとか、そういったイメージを持っていらっしゃる方がたくさん...全文を見る
○山本香苗君 非常に五万人、私の方でいろいろ調べたところで十万人ぐらいいるんじゃないかといったお話も聞いたことがございます。  以前、新聞でも報道されておりましたが、日本在住のイスラム教徒の方々は、今回の一連の事件を受けまして大変不安を感じていらっしゃるといったことをお伺いいた...全文を見る
○山本香苗君 このように私がなぜここまでイスラムの質問に執拗に執着するのかといえば、実際にこれから自衛隊の方々がイスラム諸国に派遣されて活動されることになったときに、こうしたマイナスイメージが邪魔にならないかという懸念があるからなんです。  被災民の方々等に接する際に、武装難民...全文を見る
○山本香苗君 よろしくお願いいたします。  次に、先日、日本人ジャーナリストがタリバーンに拘束されたという報道がございました。そこで質問なんですが、その事実関係及び最新情報、そうしたものを田中大臣にお願いいたします。
○山本香苗君 重ねてよろしくお願いいたします。  次に移らせていただきますが、現在、外務省の海外危険情報では、トルコとかイラン、レバノンなどに危険度二である観光旅行延期勧告というものが出されております。これは邦人の安全確保のためには非常に重要、私もそう認識しております。しかし、...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。前向きに御検討をよろしくお願いいたします。  次に、アフガン復興についてお伺いいたします。  先ほど来もお話がございました。いろんなところでこのアフガン復興への協力要請が我が国にあるということをお伺いしておりますが、先日、官房長にもいいアイ...全文を見る
○山本香苗君 ぜひとも、この復興という観点、テロ防止という観点からもよろしくお願いいたします。  そこで、今まさに外務大臣の方からお話しございました、先ほど先日の連合審査におきましても、外務省の中近東アフリカ局の重家局長の方がヨーロッパとかアメリカの方に御出張中だというふうな御...全文を見る
○山本香苗君 ということは、まさに今御報告や進捗状況というのを把握していらっしゃると思いますが、本当にきのうもいろんな形で外務省の顔が見えない等々言われておりました。こうやって外務省の方々も一生懸命頑張っていらっしゃる。いろんな意味で大変な時期ではあると思いますけれども、今まで培...全文を見る
○山本香苗君 まさにこれからこの新法成立、それを目前に控えているところで、主眼となる難民支援ということがあるわけでございますけれども、総理特使を派遣される際に、ぜひとも難民支援というところに主眼を置かれて、難民支援をより迅速にできるような方を、そういった実効的な対話のできる方をお...全文を見る
○山本香苗君 最後に一言。  今回、我が国の支援というのは、本当にテロの恐怖の連鎖を断ち切ってテロを撲滅するための支援であって、決して恐怖を助長するものではないと確信しており、新法の一日も早い成立を目指していきたいと思っております。だからこそ、我が国はこういったいろんな支援、軍...全文を見る
11月05日第153回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第1号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗と申します。  今いろんな方の白熱した議論がありまして、そうした中でいつお話をしようかなと機をうかがっておりましたが、今まさに共生社会の意義、そういったお話もありましたが、少子高齢化、グローバル化が進む中で、女性や高齢者、障害者、また外国人の方々と...全文を見る
11月19日第153回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗と申します。本日は行政監視委員会で初めて質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、早速質問に入らせていただきますが、家電リサイクル法についてお伺いさせていただきます。  この法律はことし四月一日に本格施行となりまして、四月...全文を見る
○山本香苗君 ぜひともそういった御配慮をお願いいたします。  こうした不法投棄など環境犯罪を撲滅するために、我が党は以前よりもいろんな提案をしてまいりました。  まず一つ目ですが、人工衛星等を利用した監視システムです。これができれば、なかなか今まで取り締まりの手が入り込めなか...全文を見る
○山本香苗君 こうしたシステムができ上がりましたら、ぜひとも不法投棄の全国の実態調査を早急にしていただきまして、詳細な全国不法投棄マップ、そうしたものを作成していただけるようよろしくお願いいたします。  また、次に我が党が提案しましたもの、これももう既に予算化されておりますが、...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  この十月一日より、地方環境対策調査官制度、これがスタートいたしました。我が党は、この地方環境対策調査官制度、これを環境Gメンと名づけておりまして、その必要性をずっと提唱してまいりました。この環境Gメンは、全国で九カ所、四十五人の規模で、環...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  今、副大臣からも御指摘ありましたように、この環境Gメンは中央から派遣されるわけでございます。地方の諸事情に精通するということは本当にそんなに簡単なことではございませんし、また環境Gメン一人が担当するエリアというのは本当に広いエリアでござい...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  私は、議員となる前に実は外務省に六年間ほど勤めておりまして、昨年の四月に中央アジアのカザフスタンより帰国してまいりました。帰国してきたときに一番びっくりしたというか、浦島太郎のような状況だったわけなんですけれども、周りを見回しますと携帯電...全文を見る
○山本香苗君 本当に次から次へと新型が出て、写真が撮れるとかメールの機能がすぐれているとかいろんな特典がありまして、新しい携帯が欲しくなって、値段も手ごろで買いかえることも多く、また一人で複数台持つ方も現在いらっしゃるそうです。短期間に多くの携帯電話が破棄されているわけでございま...全文を見る
○山本香苗君 先に質問の答えを言われてしまったわけなんですけれども、携帯電話には実は、今四割回収されているということですが、貴金属がたくさん含まれております。一万台の携帯電話からは、金が六十九・八グラムとれるほかに、銀が六百三十六・八グラム、銅が四十一キロもとれるそうです。いずれ...全文を見る
○山本香苗君 では、残りの六割、回収されなかった携帯電話は一体どのようになっているのでしょうか。
○山本香苗君 先ほど御質問に答えていただきましたときに、再資源化の技術というのはもう既に確立されているわけでございます。有用な物質を回収いたしまして有害な物質もきちんと処理するためには、まず利用者からリサイクル業者に届くまでの回収の道筋整備、これが必要だと思いますけれども、いかが...全文を見る
○山本香苗君 携帯電話の業界、これからますます発展することだと思います。世界もこの分野におきます日本の開発に非常に注目しているところでございます。今後しっかりとこの整備、よろしくお願いいたします。  次に移らせていただきます。  坂口大臣に来ていただきました。薬害ライ症候群の...全文を見る
○山本香苗君 では、現在、この年金受給者数はどれぐらいであるんでしょうか。
○山本香苗君 この機構の財政状況というのはどういった感じでしょうか。
○山本香苗君 いろいろと数値を伺っておきながら、大変申しわけございませんが、今教えていただいた数は実は全然問題ではありません。この法律によって本当に救済されない千栄美さん一人がいるだけで、私たち国会議員が対処すべき問題だと私は思っております。資金面で制限があることは重々承知してお...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。ぜひとも御検討願います。  この千栄美さんの障害者年金認定を求める請願書には、現在八万三千人を超える方々が署名されております。先日お会いしたとき、その署名簿とともに要望書を手渡されたわけでございますが、その後、御丁寧にもお母様からお手紙をいた...全文を見る
11月20日第153回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗と申します。本日初めて質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  九月十一日にアメリカで起きました同時多発テロは世界全体を震撼させ、恐怖と不安の渦に巻き込みました。  こうした中、すぐに文部科学省がニューヨークにあります日本人...全文を見る
○山本香苗君 また、パキスタンにおきますカラチとイスラマバードの日本人学校から帰国してきた子供たちの国内における就学状況等を把握して支援するための国内連絡室が設置されておりますが、この現状、またどのような支援を行っていらっしゃるのか、教えていただけますでしょうか。
○山本香苗君 今回のテロ事件が起きまして、日本国内におきます学校や家庭においてもさまざまな議論があったのではないかと思っております。  例えば、事件直後、教育関係者の間では、この事件について何を子供たちに話すべきか、話すとしたらどう話すべきかといった議論があったそうです。今回の...全文を見る
○山本香苗君 今、大臣が御指摘なさったとおり、学校また先生方によって対応はまちまちといったのが現状だと思います。実際、戦争がだめだとか暴力はだめだと教わったけれども、子供たち自身は、じゃ何で学校ではそういうふうに言っているけれども空爆とかが起こっているんだろうか、先生も生徒から先...全文を見る
○山本香苗君 その段階で本当に大人の考えを押しつけることがないよう、子供たちの自由な発想を阻むことがないようにしたいと思っておりますが、ちょっと時間もないのでどんどん行かせていただきます。  昨年の春から試験的に小中学校で始まりました総合的な学習時間、その体験学習の一環として昨...全文を見る
○山本香苗君 具体的にこの事実というわけではなく、自衛隊に子供たちが行くこと自体、総合的な学習の一つに位置づけられている体験学習に自衛隊における体験も含まれているんでしょうか。
○山本香苗君 先ほど申し上げましたとおり、子供たちに何でもかんでもだめだということ、子供を無菌状態に置くことは子供にとってよくないことだと思いますけれども、かといって何でもかんでも許すというのもちょっと考えものかなと思います。  自衛隊基地に行って自衛隊の業務に触れさせる、それ...全文を見る
○山本香苗君 総合的な学習の時間の内容、これは各学校で決めるということになっております。これをもって総合的な学習時間、それは我が国の文部行政には珍しい規制緩和だと言う識者の方もいらっしゃいます。まさに現場の先生の力量が発揮できる、そういったチャンスだと思います。  しかし、先生...全文を見る
○山本香苗君 この二年間での経験を生かして新しいスタートを切っていただければと思いますけれども、総合的な学習の時間の内容、これは創意工夫をして各学校が決めることになっておりまして、例としまして国際理解、情報、環境、福祉、健康など従来の教科にまたがるような課題等挙げられております。...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  いろいろ今御説明をいただきましたけれども、この間、ある雑誌の対談で小野文部科学省事務次官が述べられていらっしゃったところをちょっと興味深いなと拝見したんですけれども、  総合的な学習の時間は、単に野原に行って動物と遊んで体験学習をしまし...全文を見る
○山本香苗君 ぜひとも、来年の四月から始まるということですから、そういった事例をきちんと四月までに学校側の方にお渡ししていただければと思います。  次に、子供の読書活動についてお伺いしたいと思っております。  子供のころから人類の精神的遺産である偉大な文学作品に触れたり親しむ...全文を見る
○山本香苗君 私もいろいろと読書活動と考えたときに、小さいころにパール・バックの「大地」を読んだな、それによって中国の歴史というものにすごく興味を持ったなと、そういったことを思い出しました。そして今回、この読書活動を子供に対して推進していくこの意義についてどのような御見解をお持ち...全文を見る
○山本香苗君 今国会で子どもの読書活動の推進に関する法律案、これを議員立法で提出する方向で現在検討がなされております。  我が党は、読書活動の重要性、これにかんがみましてこの法案作成にスタート時からしっかりと取り組んでまいりました。また、この法案には全国レベルで展開しております...全文を見る
○山本香苗君 古典や名作と一度も本気で格闘したことのない青春は何と寂しくみすぼらしいものか、そう言われた知識者の方がいらっしゃいますが、今まさに活字離れの時代だと言われております。だからこそ今、あえて子供たちに読書の大切さを語って、子供たちに読書の楽しさを教えていくことが必要なの...全文を見る
11月21日第153回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第3号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗と申します。  この児童虐待防止法施行からちょうど一年がたちました。この法律は参議院の女性議員の先輩方が中心となって進めてこられたとお伺いしております。中でも、我が党の女性委員会は児童虐待防止の法制化のために七十四万人余りの署名を集めましたし、我が...全文を見る
○山本香苗君 人権という観点から法務省は児童虐待に対応されているとお伺いしておりますが、この人権侵犯事件として法務省人権擁護機関が扱っていらっしゃる事件の全体の中で、児童虐待が占める割合というのはどれぐらいでしょうか。また、それの増減についてお伺いしたいと思います。
○山本香苗君 やはり本当にふえているんだなというのを改めて感じるわけです。  児童虐待がふえた、そのような報道がよくなされております。この児童虐待防止法が成立したおかげで、今まで家庭という密室の中でしつけだというふうに言われていた暴力が虐待になることが判明して、今まで潜在化して...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  先ほど、一番最初にお伺いいたしました子ども人権一一〇番、八時三十分から十七時まで、時間外はファクス、留守電で対応していますよというお話がありましたけれども、この電話や手紙、ファクス等で相談を受けている以上に、例えばもっと子供たちの声を吸い...全文を見る
○山本香苗君 メールというのは非常に手軽なものですから、もしそういうのもできたらなと思って御提案させていただきました。  次に、警察庁の方にお伺いいたします。  先ほど、御説明はしていただきました。私の地元の大阪でやっておりますこのチャイルド・レスキュー・チーム、これが発足い...全文を見る
○山本香苗君 先ほど、法務省の方の御説明の中におきまして被虐待経験と非行との関連についてお話がございましたけれども、私も、虐待を受けた方の約半数ぐらいが非行に走っている、すごいことだなと思ったわけなんです。  警察庁としましては、この事実をどう受けとめられますでしょうか。非行と...全文を見る
○山本香苗君 ということは、警察庁さんの方でも同じような研究をされているということでよろしいですね。
○山本香苗君 しっかりと取り組んでいただきたい。  済みません、いろんな方が質問されていらっしゃるのでどんどん質問が少なくなってまいりますので、ちょっと通告していないものもふえてまいるかと思いますが、次に裁判所の方にお伺いしたいと思っております。  早期発見のためには関係機関...全文を見る
○山本香苗君 先ほどの段本先生も言われておりましたが、何かちょっと敷居が高いな、裁判所って何かちょっと遠い感じがするわけなんですけれども、こういう協議会を頻繁に持っていただきまして、本当に関係各所とうまく連携していただければなと思っております。  先ほども御説明ございました児童...全文を見る
○山本香苗君 この児童虐待防止法によって児童相談所の権限、これが強化されたわけなんですけれども、親が来たときに面会とか通信とか事実上親権を一部制限できるようになっているとお伺いしておりますが、しかし、親が例えば親権を盾にとって、入所してきた子供を強引に連れ戻そうとしたらどうするん...全文を見る
○山本香苗君 私自身としても何でもかんでも強制力を使って解決するというのはちょっと考え物じゃないかなと思っていますので、ぜひとも慎重な対応をしていただきたいと思っているんです。  本当に、この虐待に遭っている子供の様子が目に浮かぶと、逃げることもできず頼ることもできずひとりで苦...全文を見る