山本香苗

やまもとかなえ

比例代表選出
公明党
当選回数4回

山本香苗の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第156回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第1号
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○山本香苗君 先ほど、西川副大臣の方から、ITバリアフリー事業に力を入れてくださっているという、いろんな様々な情報通信研究開発をなさっていらっしゃると。  そこで、ちょっと現場の声を一つだけお伝えして、答えは後でいただきたいんですけれども、携帯電話というのはもうだれでも持ってい...全文を見る
02月12日第156回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第2号
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○山本香苗君 本日はどうもありがとうございました。  最後に川内参考人の方からお話ありました関係でちょっと御質問一点させていただきたいんですが、世界で四十か国以上の国で障害者の差別を禁止する法律があると。それで今、技術法でどっちがどっちという話がありましたけれども、川内参考人の...全文を見る
03月20日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○山本香苗君 所信に対する質問に先立ちまして、大臣に一つお伺いしたいことがございます。  今、大仁田さんの方からもお話がございました。本日正午前にイラクへの武力行使が始まったわけでございますが、我が党はこの問題につきまして最後の最後、ぎりぎりまで平和的な解決を目指し行動してきて...全文を見る
○山本香苗君 是非とも、こうしたいろんな準備をしてくださっているということですが、復興という観点になりましたら、先ほど大仁田先生の話にもありましたけれども、文部科学省が中心になってくると思いますので、その点もまた早め早めにというか、御検討していただければと思っております。  次...全文を見る
○山本香苗君 ということは、これにはアジア系の外国人学校は含まれていると解していらっしゃるんですか。
○山本香苗君 現段階で今三つ機関、ちょっとはっきり覚えていないんですけれども、三つの認定団体を挙げていらっしゃるわけなんですが、この認定団体にアジア系の外国人学校が申請した場合、受け付けていただけるんでしょうか。
○山本香苗君 ということは、受け付けないということですか。
○山本香苗君 いや、申請を受け入れるか受け入れないか、そういうものを現時点において確認をしないでやるのはちょっとひど過ぎるんではないかなと思います。  一度、御説明を党の方でもいただきましたときに、もうとにかく今月末、三月末までの宿題ですからとにかくやらせてくださいというトーン...全文を見る
○山本香苗君 現在、私立・公立大学におきましては大学独自に外国人学校卒業生の受験資格を認めているそうです。この実態を把握されていないということを二月二十五日に遠藤局長が御答弁されていらっしゃるんですけれども、こうした実態は本来文部科学省として知っておくべきだと思うんですけれども、...全文を見る
○山本香苗君 今後調査する予定はあるんですか。
○山本香苗君 いや、必要だと思います。是非やっていただきたいと思うんですが、聞くところによりますと、半数ぐらいだというふうに報道等には出ておりますけれども、国立大学も、この公立、私立のように各大学の自主的な判断にゆだねるという形はできないんでしょうか。そのできない理由についてお教...全文を見る
○山本香苗君 済みません、ちょっとよく分からないんですが、アジア系の学校を排除すると聞いたときに何となく恐ろしい感じがしました。意図的、意図的でないにしろ、結果的に民族の違いで排除をされている。何と表現したらいいのかよく分からないんですが、こうしたことを教育をつかさどる文部科学省...全文を見る
○山本香苗君 是非、大臣の今おっしゃってくださったとおり、しっかりと検討していただきたいと思います。  次に、教育基本法につきましてお伺いいたします。  本日のお昼に、先ほどおっしゃられたとおり、中教審の最終答申が提出されたとお伺いしましたが、その答申を受けての文部科学省とし...全文を見る
○山本香苗君 私個人としては、やはり教育の低迷というものが危惧される中で、今この教育の基本中の基本であるこの基本法を手に取って見直すという作業は、教育に関する国民的議論を喚起する上で大変意義深いことだと思っております。  ですから、具体的な改正の是非というのはまた別の話として、...全文を見る
○山本香苗君 だとしますと、今、最後にいろんな新しい理念をおっしゃってくださいましたが、よく言われるように、例えば教育理念に国を愛する心を盛り込むことによって戦前の国家主義に回帰することになるんじゃないかということは、もう一切危惧しなくていいということですか。
○山本香苗君 じゃ、何で答申に国家至上主義的な考え方や全体主義的なものになってはならないといった断り書きが入っているんですか。
○山本香苗君 仮に、その国を愛する心というのを法律に規定した場合、特に教育の現場、また将来育っていく子供たちがどういうふうに変わっていくか、そうしたこと、どういう変化があるか、それをどのように想定していらっしゃるんでしょうか。
○山本香苗君 国民の方々に誤解してほしくない、真意を伝えたいと。やっぱり具体像をぱっとこう、どういうふうに変わるんだというところが見えると教育基本法を変える意義があるんだなって感じていただけるんじゃないかなと思うんです。  私自身は、そもそも国を愛する心というのは、自分の町とか...全文を見る
○山本香苗君 ちょっと通告していなかったんですが、国を愛する心と先ほどから何回か言わせていただいたんですが、国を愛する心と愛国心とは同じものなんでしょうか。
○山本香苗君 表記を変えている意味は。
○山本香苗君 ありがとうございました。
03月26日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○山本香苗君 公明党の山本です。  高校中途退学者は毎年十万人を超えております。高校生全体の数が減少していく中で中退者がさほど減っていないということもありまして、中退率というものは増えております。  まず、この傾向につきまして大臣に、どう御認識していらっしゃるのか、お伺いいた...全文を見る
○山本香苗君 この中退者を減らすためにいろんな施策を取っていらっしゃると思うんですが、どういった、具体的な取組についてお教え願えますでしょうか。
○山本香苗君 ありがとうございます。  いろいろされていらっしゃる、平成五年、六年度ぐらいからこういった取組をされていらっしゃるとお伺いしたんですが、いまだこの中退率というものは減少傾向になっていないという状況なんですけれども、これについてどういった御分析をされていらっしゃいま...全文を見る
○山本香苗君 よりきめ細かな対応をしていくというお話だと思うんですが、中退と、今午前中にもいろいろお話ありました不登校、これの関連性についてはどういうふうに御認識なされているのか。  また、そもそも高校におけます不登校の実態というものを把握されていらっしゃるんでしょうか。
○山本香苗君 是非その実態、把握しておいていただきたいと思うんです。  先日、足立新田高校という高校に行ってまいりました。この高校は、皆さんもよく御存じのとおり、今、中退者ゼロというものを目指して非常に頑張っている高校でございます。  しかし、以前はと申しますと、学年二百四十...全文を見る
○山本香苗君 先生方本当に一生懸命頑張っていらっしゃるんですね。先生たちがどうころっと変わったかというと、子供たちが変わっていく姿を見ていく中で変わっていったと校長先生もおっしゃっていらっしゃるんですが、まずその最初には文部科学省がしっかりこれに取り組むぞという姿勢を示していただ...全文を見る
○山本香苗君 この足立新田高校、もう一つ、中退者ゼロというのともう一つ目標がございまして、フリーターゼロという目標を掲げていらっしゃるそうなんです。  フリーターのリスクとか社会保険の基礎知識などを説明するガイダンスを繰り返し行った結果、今不況で求人数が大変減っているので厳しい...全文を見る
○山本香苗君 学生の職業観というものを養う上でインターンシップが大変効果的だといったお話もその現場に行かせていただいたときにお伺いいたしました。現在、高校におけるインターンシップというのは大体四割ぐらいの高校で実施されているというふうにお伺いしているんですけれども、全国高等学校進...全文を見る
○山本香苗君 正にもう一つの問題点がインターンシップを受け入れてくれる企業が少ないといった現状だと思うんですが、その点についてはどうお考えですか。
○山本香苗君 それで、先ほど大臣の方から御答弁の中で、キャリア教育の推進に関する有識者会議というものだと思うんですけれども、十一月から開かれた。この検討状況、もう何か、何回か、数回やられていらっしゃるということなんですが、重立った論点と今後のスケジュールについて教えていただけます...全文を見る
○山本香苗君 次に、学校施設の耐震化について、ちょっと話題を変えてお伺いさせていただきます。  学校施設の耐震化推進の予算は、平成十五年度予算案におきましては前年度比よりも五十億円アップの千四百五十二億円というふうに計上されているわけでございますが、平成十五年度の市町村の事業計...全文を見る
○山本香苗君 ちょっと確認なんですが、平成十四年度補正予算と平成十五年度予算案で確保されている公立小中学校の耐震化のための予算というのはどれだけになりますか。
○山本香苗君 もう一回。
○山本香苗君 公立小中学校の耐震化の予算、ちょっと私が認識している、ちょっと確認させていただいただけなんですが、補正で五百で、平成十五年度予算案で千七十七だと思って、計千五百七十七億だと思ったんですが。
○山本香苗君 公立小中学校の。
○山本香苗君 じゃ、額はいいですけれども、それで、もうこれでどれくらい、いや、実はどういうことを聞きたいかといいますと、公立小中学校の耐震化、今一生懸命頑張ろうとやっているわけですよね。この予算、平成十四年度の補正予算の中の額と平成十五年度の今、今回確保している額、これでどれぐら...全文を見る
○山本香苗君 済みません、ありがとうございます。  まだまだ足りないという現状を御認識していただきたかったんですね。もう補正で付けたし十五年度でもアップさせたからええやろうという、そういう声もあったりとかしまして、そうじゃないと、まだまだ足りないんだという状況があるんだと思いま...全文を見る
○山本香苗君 実は、その報告、近々に出される報告について次質問しようと思っていたんですが、もう先に御答弁がありましたので、今ちょっとそのおっしゃられた中で、耐震化優先度調査という、ちょっと耳慣れないものがあったんですが、これについてもうちょっと具体的に詳しく教えていただけますでし...全文を見る
○山本香苗君 今おっしゃられた優先度調査と、昨年文部科学省の方から各自治体の方に通達で出された耐震診断実施計画との関連性はどうなるんでしょうか。
○山本香苗君 最後に、この間、十一月、昨年の十一月七日の日に質問したときに、私立学校の耐震性の調査をしたらどうですかと言ったら、しますと、今年度内に取りまとめますという話だったんですが、これはどうなりましたでしょうか。
○山本香苗君 ありがとうございました。
05月07日第156回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第6号
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○山本香苗君 障害者の自立と社会参加についての意見を述べさせていただきます。  これからの日本社会の目指すべき姿というのは、当調査会の名称でもございます共生社会だと思っております。障害を持つ人々もそうでない人も同じように教育を受け、仕事を持ち、収入を得、家庭生活を営み、自由に移...全文を見る
05月08日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗です。  本日は、学生支援機構法案につきまして、その中でも今日、特に奨学金制度について質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  我が党は、午前中もいろんな審議ございましたけれども、育英会の奨学金、非常に大事なものだという認識...全文を見る
○山本香苗君 是非、充実の方向でしっかりと頑張っていただきたいわけでございますが、午前中に佐藤理事の方からも御質問ありました。今回、新しい機関保証制度というものが導入されることになっておりますが、保証料につきましては、佐藤理事の御質問の中で、収支が一貫するような水準でということで...全文を見る
○山本香苗君 柔軟な、学生が払いやすい形での、保証料を払えなかったら云々というのじゃなくて、払いやすい形での検討結果というものを是非ともまたお示ししていただきたいと思っております。  この制度におきましては、そのある一定期間、ある一定期間その返済が滞った学生に対しましては、日本...全文を見る
○山本香苗君 じゃ、その保証機関による回収業務というのは一体どういった形になるんでしょうか。また、一番学生さんが心配なのは育英会が行っていた回収事業とどういった点で異なってくるのかというところだと思うんですが、詳しく教えていただけますでしょうか。
○山本香苗君 確認させていただきますが、返還緩和、条件を緩和するとかそういったところすべて前育英会の形、そのまま踏襲するということで、変わらないということですね。
○山本香苗君 変わらないというところのスタンスがあるのであれば、今みたいな御答弁を聞いていれば、例えばこういった何か保証機関が回収するようになるからといって、奨学金が金貸し業やサラ金みたいになっちゃうんじゃないかみたいな、言い出す人もいた、いるわけでございますが、こんなことを聞く...全文を見る
○山本香苗君 金貸し業やサラ金にはならない、そのような取立てにはならないんだという、心配する必要はないんだという御答弁だったと思うんですが、そう聞きますと、ほっとする反面、これだけではいわゆる滞納というものがなくなる方向には進まないと思うんです。事実、今厳しい雇用情勢がございまし...全文を見る
○山本香苗君 卒業した後の人たちもそれで支援していただけるんですか。
○山本香苗君 単にお金を返せ返せというのとか返済条件を緩和してあげるというだけじゃなくて、実際返還できるような状況を作ってあげる支援というものもしていく中で、金貸し業だとか言われるのを、批判もかわすことができるのではないかと思いますので、前向きに御検討をお願いいたしたいと思います...全文を見る
○山本香苗君 是非、万全を期してよろしくお願いいたします。  話は変わりますが、我が党は以前から、入学する際にお金が掛かるので、何とかこの入学金を奨学金の貸与の対象にしてほしいということを申し上げてまいりまして、やっと今年度、平成十五年度からそういった入学金を対象とした新しい奨...全文を見る
○山本香苗君 もう検討というか、もう周知徹底を早めにお願いいたします。  と同時に、そもそもこの入学金のときに国金に断られたからというのを条件とするんではなくて、というのは、国民生活金融公庫といわゆる今育英会の奨学金というのは対象も違って性格的に違うものだと思うんです。それを同...全文を見る
○山本香苗君 是非、その結果も教えていただければと思っております。  また違う質問でございますが、専門職大学院の関係、特に法科大学院の学生についての配慮という御質問、いろんなところでなされているわけでございますが、具体的に平成十六年度の概算要求の中で形となっていくわけだというよ...全文を見る
○山本香苗君 海外へ留学する日本人の学生というのは今、年々増えてきているわけでございますけれども、こうした現状を踏まえまして、新しい今度機構に変わるわけでございますが、こういった新機構におきましては、海外へ留学する日本人学生に対してどういった対応をされようとお考えになっていらっし...全文を見る
○山本香苗君 新しい制度を始めるのは大変だとは思うんですけれども、実際これを実現しようとしたときに、今問題となっている、何でできないのかというその理由を教えていただけますでしょうか。
○山本香苗君 我が党は、以前より、海外に行く日本人学生に対する育英奨学金の貸与というものを是非進めてほしいということを主張してまいりまして、昨年の七月十五日、決算委員会で、うちの党の風間委員が塩川財務大臣の方に御質問を、こういうのを作っていただけないかという質問をしましたときに、...全文を見る
○山本香苗君 是非とも、今の御答弁のとおり早期にその実現をしていただけるよう、よろしくお願い申し上げます。  次に、高校生に対する奨学金事業の地方移管につきまして、佐藤理事の方から詳しく質問がございましたけれども、その中でちょっと一点だけ確認をさせていただきたいわけでございます...全文を見る
○山本香苗君 といいますのは、申請者数というのはかなり都道府県でばらつきがございまして、私の地元の大阪府なんかは非常に申請者、申請する学生さんが多い、極端に多いというふうにお伺いしておりまして、是非ともそういったところを、単なる学生がどれぐらいいるというんじゃなくて、きちっとこの...全文を見る
○山本香苗君 今日は質問の中でいろいろと前向きな御答弁もいただきました。  是非とも、学生の皆様方の側に立っている奨学金制度というもので、新しい機構におきまして拡充、また質の向上というものも図っていただければと思います。  どうもありがとうございました。
05月13日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第11号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗と申します。  本日は、三人の先生方、貴重な御意見どうもありがとうございます。  まず最初に、奨学金事業につきまして、今回、十八歳以上自立型社会の確立を目指して、自分の力で、自分が借りて自分の力で働いて返していくんだという視点が盛り込まれたわけで...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  学生が自立して、またいろんな多様な道を選んでいく、それを支えていくのがまた奨学金でもあると思うんですね。いろんなニーズが、専門職大学院ができてきてとか、いろんなニーズが出てきておりますが、もう一つのニーズといたしまして、今、日本の大学だけ...全文を見る
○山本香苗君 済みません、横山先生にちょっとだけお伺いしたいんですが、先ほど来いろんな御質問、地方移管につきまして、高校奨学金の地方移管につきまして御質問ありましたが、きちっと財源確保してほしいということだったわけなんですけれども、国といろんな話をしていく中で、特に加味してほしい...全文を見る
○山本香苗君 どうもありがとうございました。
05月15日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗です。  前回に引き続きまして、学生支援機構法案を中心に質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず最初に、大臣にお伺いいたしたいんですが、先ほど来、留学生十万人受入れ計画、ほぼ達成されつつある、されたというふうな形のお話がござ...全文を見る
○山本香苗君 我が国で学んでいる外国人留学生の実態につきましては、先ほど調査をされていらっしゃるというふうに御答弁ございましたが、その実態は一体どうなっているのか。また、その実態を踏まえまして、文部科学省、どう分析していらっしゃるのかという御見解についてお伺いします。
○山本香苗君 ちょっと、実態といったときに、そういうことではなくて、もうちょっと違った御答弁をいただきたいなと思っていたんですけれども、ちょっとそれは置いておきまして。  日本に留学してくるとき、日本語ということは学んでいなくちゃいけないということがあるわけでございますが、留学...全文を見る
○山本香苗君 日本語を学ぶ学生というのは、この日本にいるだけではなくて、海外においてもたくさんいらっしゃる。遠山大臣、トルコにいらっしゃったときも、たくさんのトルコ人学生が日本語をしゃべるのをよく御存じだと思います。私がおりましたカザフスタンという国も、ああいう国でさえも、教科書...全文を見る
○山本香苗君 是非ともそういったことも頭に入れてというか、やっていただければなと思います。  日本に行きたいけれどもどこにアクセスしたらいいか分からないということを私も海外にいるときにたくさんの学生の方に言われたことがあります。今回、この学生支援機構ができまして、ここにアクセス...全文を見る
○山本香苗君 是非ともいろんな手段を使って情報発信に努めていただきたい。インターネット時代でもございます。検討会議の最終報告の中にもございましたとおり、いろんな形での情報発信、こういうものができたということをまずいろんなところに知らしめていただければと思っております。  次にお...全文を見る
○山本香苗君 是非、そうした地域との連携をきちっと広く持てるような形でよろしく進めていっていただきたいと思っております。  有村委員の御質問の中にもございました、山根委員の御質問の中にもございましたが、やはり帰国後のフォローアップ事業というものは非常に重要だと思うんですが、これ...全文を見る
○山本香苗君 実際、日本に留学して、日本人のこと、また日本のことをよく、まあ直接肌で知って、そして日本の本当の真の理解者になってくれる、そうした未来からの大使というその留学生の位置付けというのは大変大事だと思います。と同時に、その留学生が帰国後、本国に帰って活躍している姿、その姿...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  実際、就学生、留学生と大分支援の面で違いが今あるわけでございまして、お金がもらえるもらえないだけではなくて、いつも提案させていただいていますように、定期券一つ取っても、就学生、留学生、学割使える使えないもいろいろあったりとか、学ぶ環境とい...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  インターンシップというのは、この文部科学省だけではなくて経済産業省、厚生労働省、三つの省が絡んでいるわけでございます。どこがどうやっていく、基本的なガイドラインというものもあいまいだとか、そういったことをお伺いしておりますが、新機構が効果...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  こうしたものが三省にまずできますと、今回の新機構は大学というものの後ろの後方支援というふうなお話が今ありましたけれども、インターンシップは大学生だけでもありませんので、今問題になっております高校生の就職難、高校生のインターンシップ、そうし...全文を見る
○山本香苗君 要請があった場合に柔軟に対応できるようなそうした体制があればなと思っているわけでございまして、是非とも検討していただきたいと思います。  キャリア教育から離れまして、検討会議の最終報告の中にもちらっとだけ書いてあったわけなんですが、障害を持った学生への支援というこ...全文を見る
○山本香苗君 最後にお伺いいたします。  前回の委員会で、支援機構に移行する際に入れない職員の方が約二百人ぐらいという御答弁がございましたが、その審議の中で、法律案を見ますと、育英会以外のこの四公益法人の方から削られていくんじゃないかなといった御意見もあったりとかしたわけでござ...全文を見る
○山本香苗君 終わります。
05月22日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗です。どうぞよろしくお願いいたします。  もういろんな先生方から質問ございましたが、重なる点もあるかもしれませんが、改めてお伺いさせていただきます。  昨年、知的財産戦略を推進することによって日本は国際競争力でも負けない、そうした国になるんだ、知...全文を見る
○山本香苗君 今、大臣がおっしゃられたように、著作者のいわゆる著作権の保護という観点と、もう一つ、いわゆる利用しやすい、利用者の側に立った、この二つのバランスを取っていくのが非常に重要だと思うんですけれども、この点につきましてどう図っていくべきか、御意見、御見解をお伺いしたいと思...全文を見る
○山本香苗君 今回のこの法改正につきまして事前にいろんな御説明を、丁寧な御説明をいただいたわけなんですけれども、先ほど後藤委員の質問の中にもございましたが、もうこんなの教育現場でやっているんじゃないかというようなものも実際あったりしたわけでございまして、そのときに思ったのは、知ら...全文を見る
○山本香苗君 是非、ちょっと聞いたことがなかったので、そういうことが、やっているんだということを広くPRをしていただきたいと思います。  そして、今回の例外的な無許諾利用の範囲が拡大するわけでございますけれども、今後、構造改革特区におきましてNPO、株式会社、学校の設置、運営に...全文を見る
○山本香苗君 次に、先ほど来質問がございます拡大教科書の件についてお伺いしたいと思います。  今回の改正で、先ほど最後、大臣に御答弁いただきましたとおり、一つ問題をクリアしたというところ、著作権の問題がクリアされたという状況でございますけれども、引き続き弱視の子供たちの学習環境...全文を見る
○山本香苗君 あえてこの弱視の子供たちの教科書を無償にしていただきたいという御意見、先ほど来ありまして、私もそれに全く同感なわけでございます。大臣の方からも、矢野局長の方が検討検討と言われていらっしゃると。私も役人で国会答弁を作るときに、検討という言葉の使い方、単に検討しますと軽...全文を見る
○山本香苗君 実際、今グローバル化というものが急速に進んでいく中で、著作権侵害の行為として一番深刻なのは海外における知的財産権の侵害であるというふうにお伺いしております。今回の改正におけます司法救済制度というのはあくまで国内にとどまるものであるというふうにお伺いしておりますが、海...全文を見る
○山本香苗君 どうもありがとうございました。
05月23日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第5号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗です。よろしくお願いいたします。  まず最初に防衛庁長官にお伺いいたします。  一昨年の九・一一にアメリカで起きました同時多発テロの直後に、ある識者の方が、直後にですけれども、今回のテロは政治の文明史において未曾有の問題を提起した、提起したと。治...全文を見る
○山本香苗君 ちょっと確認なんですが、大事な前提ですので、話の。区別がなくなったという御認識はお持ちだということですね。
○山本香苗君 この治安と防衛というもの、警察行動、軍事行動、そうしたものが区別が付きにくくなった、あいまいになってきた。そういう中におきまして、伝統的ないわゆる国家対国家という戦争よりも、九・一一のようなテロ、そうしたものの脅威に対してどう対応していくかということが今日的には非常...全文を見る
○山本香苗君 昨日も今日もそういった警察との連携強化とかそういうお話ございました。それは大事なことだと思うんです。  しかし、始めに申し上げましたように、想定が変わったんです、想定が。元の元がですね。一番始めに区別が付かなくなった、あいまいになったというところをお認めになられた...全文を見る
○山本香苗君 もちろん、現在のアジアの情勢だとかそういうものを見ていく中で、国家と国家の戦争というのが全くなくなったということではないというふうには認識しているわけなんですけれども、他方、一番始めに申し上げましたとおり、治安と防衛、犯罪と侵略、警察行動と軍事行動、これの区別が付き...全文を見る
○山本香苗君 ある本の中に、米国、今情報が云々という話がありました、九・一一のときに情報があっても防げなかったじゃないかと。その根本的な理由というものは、国家を安全保障の基本単位とするホッブスの近代戦争観に米国指導者が呪縛されていたことにもあるんじゃないか。いわゆる国家と国家の戦...全文を見る
○山本香苗君 その国民保護法制において国民の基本的人権はどのように担保されるんでしょうか。
○山本香苗君 やむを得ない場合、制約があると。それに対して損失補償制度ということが先ほど御答弁の中にありましたけれども、これは具体的にどういったことになるんでしょうか。
○山本香苗君 次に、済みません、防衛庁長官、お伺いします。  自衛隊の行動が実際の戦闘時において超法規になるということはあるんでしょうか、ないんでしょうか。
○山本香苗君 ちょっと、その自衛隊法八十八条についてお伺いしたいわけでございますけれども、この八十八条におきましては武力行使、防衛出動時の武力行使として書いてあるわけなんですけれども、その二項におきまして、「武力行使に際しては、国際の法規及び慣例によるべき場合にあつてはこれを遵守...全文を見る
○山本香苗君 その後に、「かつ、事態に応じ合理的に必要と判断される限度をこえてはならないものとする。」と。ここにおきます「合理的に必要と判断される限度」というのはどういう限度なんでしょうか。
○山本香苗君 次に質問しようと思ったことを先に言われちゃったんですけれども。  今、言いました二つの縛りですね、国際の法規と慣例に従ってと、合理的に必要と判断される限度にある限り、自衛隊の行為が例えば戦闘時にほかの法律、国内法に反したとしてもその違法性が阻却されるという形で御答...全文を見る
○山本香苗君 ちょっと確認さしていただきます。  すなわち、例えばいろんな国内法、いろいろあります。それに違反したことが、いわゆる戦闘時でありますからあったとします。八十八条におきますこの二つの縛り、この二つの縛りの限りにある限りは、例えば違法になった、一瞬でも超法規の状態にな...全文を見る
○山本香苗君 じゃ、その戦闘時におきます自衛隊の行動と国民の基本的人権との兼ね合いについてお伺いいたします。  どういうふうな形で保障されるんでしょうか。
○山本香苗君 ありがとうございました。  今、最後に御答弁されたように、戦闘時において何らかの被害というのを、もう一度確認なんですけれども、国民の方が受けた場合は、それに対して補償がなされるんでしょうか、なされないんでしょうか。
○山本香苗君 その検討はいつなされるんですか。
○山本香苗君 すなわち、今の状態、何かが起きた後に検討されるということになるわけですか。
○山本香苗君 じゃ、補償、そうしたものは、とにかくそういうことが起きてからやると、検討すると。しかしながら、きちんと国としては対応していくよということでよろしいですね。
○山本香苗君 以上、終わります。  ありがとうございました。
06月03日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第17号
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○山本香苗君 三人の先生方、大変貴重な御意見、どうもありがとうございました。  早速質問の方に入らせていただきます。  意見陳述の中にもございましたけれども、今、法人化がなされることによって国立大学と社会との関係の在り方、これがまた問われているのではないかと思います。そうした...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  それで、続きまして、先ほど佐々木先生の方からお話ありましたが、今回大きな大改革だと。それに伴っていろんなことを準備したりしなくちゃいけない、膨大なエネルギーを要しなくちゃいけないと。具体的に、その移行期におきまして、どういった点、こういっ...全文を見る
○山本香苗君 東京大学でそういう状況だと。  お茶の水大学は、先ほど小規模大学だという、独自のいろんな存在意義も見詰め直されて、これから新しい出発という形になるわけでございますけれども、この移行期におきまして、特にやはりこういうお茶の水大学だからと、小規模な大学だからこういった...全文を見る
○山本香苗君 どうもありがとうございます。  小規模大学ということで、いろいろなまた違った面があるということを学ばせていただいたわけでございますが、学長というお立場ではございませんけれども、小野先生の方から、大阪大学、東京大学と違って、大阪も大きなところですけれども、地方の大学...全文を見る
○山本香苗君 今日は、本当にどうもありがとうございます。今日のいただきました御意見また踏まえまして、しっかりと審議してまいりたいと思いますので。  どうもありがとうございました。
○山本香苗君 本日は貴重な御意見どうもありがとうございます。さきの二人に重ならないような形で質問させていただきたいと思います。  まず初めに、松尾先生の方に、今までユーザーの視点が欠けていたというところで、もうちょっと掘り下げたお話をお伺いしたいと思います。  ユーザーといえ...全文を見る
○山本香苗君 今、松尾先生の方からこういった御意見ございましたけれども、田端先生の方は、一教授として学生さんと接していらっしゃって、いわゆるこういった学生も参画していくような大学になってくると、そういった意識を学生に芽生えさせるというか、持たせるためにはどういった御苦労があるとお...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  次に、糟谷先生の方にお伺いしたいんですけれども、先ほど、事務量が増えていくんじゃないか、それが徒労に終わっちゃいけないというお話ございましたけれども、実際、事務職の方々、仕事が来た、やらなくちゃいけないという気持ちになるわけですよね。それ...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  それで、松尾先生の中にもう一つお伺いしたいのがあったんですが、先ほどの、非公務員型に今回なるということで、人事交流、どういう形でやっていくべきかという問題提起がございましたけれども、この点につきまして、文部科学省から行ったり来たり、いろん...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  あとわずかになってまいりましたけれども、先ほどちょっと評価のお話が出てまいりました。  田端参考人の方に最後にお伺いしようと思うんですけれども、教育についての評価は難しい、また研究についても評価が難しい、そういった話は午前中にもございま...全文を見る
○山本香苗君 以上です。  どうもありがとうございました。
06月05日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第18号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗です。どうぞよろしくお願いいたします。  本日は、国立大学法人法案を中心に質問させていただきます。  まず、大臣にお伺いしたいんですが、本法案の第一条の「目的」には、「大学の教育研究に対する国民の要請にこたえる」とございますが、この国民の要請とい...全文を見る
○山本香苗君 今も昔も国民の要請にこたえる、これは大学の使命だと、そういった御答弁だと思うんですが、今までの大学というのは必ずしもそれにきちんと全部こたえ切れてなかったところもあるんではないかと思います。  こうした中で、従来の護送船団式ではなくて、国の内部組織としてじゃなくて...全文を見る
○山本香苗君 大臣にこの間も、前々回の委員会のときにおきましてもこの点について質問が集中したわけでございまして、今回の法案で文科省の統制とか介入が強化されるんじゃないかと危惧される方がいらっしゃることも存じ上げておりますが、その懸念を完璧に消し去るというのは大変難しいことだと思う...全文を見る
○山本香苗君 大学が財政難に陥って、その跳ね返りがというか、授業料や入学料の値上げ等になって学生に負担が来るようなことがないように、しっかりと支えていただきたいと思います。  次に、午前中も御質問がございました評価について、参考人の方々からも評価能力が疑わしいとか、賛成の立場を...全文を見る
○山本香苗君 その評価委員会の委員の方というのは、文科省の方が選定されるわけですよね。そのことによって委員の方が文科省の言いなりになるんじゃないかといった、ちょっとうがったというか懐疑的な見方もございます。これを払拭するためには、その委員会の審議の結果とか、結果だけをぺらっと出し...全文を見る
○山本香苗君 今回、この法案、本法案につきまして、理事の数が指定されることが前回の委員会の中でも指摘されておりましたけれども、このことについて事前に文科省の方にお伺いしたときに、この数というのは上限ですといったお話をお伺いしていまして、例えば京都大学だったら七、七だったら七より以...全文を見る
○山本香苗君 じゃ、理事というのは非常勤であったりとか兼任であったりしてもよろしいんでしょうか。  済みません、そもそもこの理事の数の積算根拠というのは一体何なのかお教えいただけますか。
○山本香苗君 兼任も許されるわけですか。
○山本香苗君 分かりました。  じゃ、ちょっとまた違う話になりますが、今までの国立大学におきましてはどちらかというと学生の視点が欠けていたということがよく指摘されております。事実、先日の参考人の方の発言の中でも、昔の話でありますけれども、学生ということを考えたことなんかなかった...全文を見る
○山本香苗君 学生の視点というものはこれからもっと重視されてくるんだということだと思うんですけれども、実際は教育現場に、大学においては現役の学生さんの関心というのが薄いというふうなことも参考人の中のお話の中でございました。在学生よりも、私はこの大学法人化についてもっと関心を持って...全文を見る
○山本香苗君 試験の関係ではそういった配慮がなされるということなんですが、法人化によって大学側が学部だとか学科とか、そうしたものをいろいろ裁量で変えていけると。急に大学生が目指していた学科がぱっとなくなっちゃうということもあるのかなと。試験科目とかも、平成十八年度以降どうなるかち...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  次に、午前中にもちょっと北岡先生の御質問の中に出てまいりましたが、やはりこの新しい法律が出てきて新しい仕組みを作ろうと思ったら、かなりのやっぱり膨大なエネルギーというものが必要で、すごい労力が必要になってくるんだろうなということを参考人の...全文を見る
○山本香苗君 もう大分時間が迫ってまいりましたが、今回の法案で、大学職員の人事権というものは学長に移るわけでございますが、今後、今、文科省と大学の間で人事交流ございますけれども、これはどういうふうな形になるのか。また、人事という点につきましては、適材適所の名の下に文科省の役人の天...全文を見る
○山本香苗君 もちろん大学側が選ぶということなわけでございますけれども、大臣の方でもしっかりとチェックをしていただくとともに、人事交流のことにつきましては、参考人の先生方の中から、これは国大協の中でも大変まだいろんな議論が出てきてまとまっていないんですといったお話がございました。...全文を見る
06月09日第156回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗です。どうぞよろしくお願いいたします。  今回の政策評価というのは、盲・聾・養護学校の高等部在学中から卒業後の職場への適応・定着に至る段階の政策に関する評価でありますが、そこで、まず厚生労働省、文部科学省、それぞれにお伺いいたします。  卒業後、...全文を見る
○山本香苗君 今回のこの政策評価を見たときに、一番のポイントはどこかなと思って見たとき、卒業という一つの時点だなと思ったんです。  今それぞれ、卒業後と言ったんですけれども、在学中のお話をされたわけなんですけれども、卒業後、実際、学校の先生、養護学校の先生とハローワークとが共同...全文を見る
○山本香苗君 今、大臣、副大臣のそのお考え、しっかり現場まで浸透するような形で周知徹底していただきたいと思うわけでございますが、今回の評価の結果の中でもう一つ、現場実習をしたらそれだけ就職率が高いという結果が出ておりましたが、他方、学生さんの方からは、もうちょっと多様な現場実習先...全文を見る
○山本香苗君 先ほどトライアル雇用という話がございましたが、これは大変効果的だとお伺いしております。  そこで、現在の正規雇用への移行率、また現在までの活用状況、今年の枠は大体三千二百人というふうに聞いているわけなんでございますけれども、それを超える、予想を超えるような状況なの...全文を見る
○山本香苗君 これを使うことによって、雇用する側の意識も変わる、また雇用される方の方も事前にいろんな会社の状況とかが分かって慣れて、特に障害者の方には大変いいと聞いておりますので、何か超えるような状況があった場合、拡充をしていただきたいと思います。  今回、知的障害者の就職状況...全文を見る
○山本香苗君 今お聞きになられたとおり、視覚、聴覚の障害を持っている方、知的障害者の方々、いわゆる障害の態様によってちょっと違ってくるんだなということを感じるわけでございますが、そこで総務省の方にお伺いいたします。  今回、盲・聾・養護学校の就労支援の政策評価を行ったということ...全文を見る
○山本香苗君 文部科学省と厚生労働省の方にお伺いいたします。  総務省の方では、こうした態様の差があることも踏まえて一応評価しているということだと思うんですけれども、今回、一番大きなロットである養護学校というところを抽出して調査したということなんですが、こうした養護学校のみを調...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございました。  政策評価、続先生がいたときに作ったものでという話をこの委員会でも何度も何度も聞いてきたわけでございますが、しっかり政策に生かしていく、そのためにも、調査、その評価というものが適切でなくてはならないものだと思いますので、今後とも努力の方を...全文を見る
○山本香苗君 どうもありがとうございます。
06月26日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第20号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗です。  本日の審議に至るまで、多くの関係者の方々から今回の国立大学法人化の法案につきまして御意見をいただきました。  大学法人化という大改革につきまして賛否両論、様々な意見があると思います。しかし、法案に賛成の方も、また反対の方も、根底では皆さ...全文を見る
○山本香苗君 こちらの方に来ていただきました参考人の先生方の中でも、本当にこれは控え目な表現なのかどうか分かりませんが、政府、特に文部科学省の大学に対するかかわり方は決して一律ではなく、段階を踏んで変わっていくべきものであるというふうに私は考えておりますというような御発言もござい...全文を見る
○山本香苗君 そういった国として必要な財政保障はきちんとこれからも、法人化後もしていくんだということでございますが、文部科学省としてはそういうふうな考えを持っていらっしゃると。この点につきまして財政当局との間できちんとやり取りはなされていらっしゃるんでしょうか。きちっと認識を共有...全文を見る
○山本香苗君 そうした財政保障の部分、これからもしっかりと財政当局との間で、今おっしゃっていただいたように確保していただきたいと思っております。  今回の法律では、第三十三条でございますが、長期借入金や大学法人等の名称を冠する債券の発行ができることとしております。これによって多...全文を見る
○山本香苗君 すなわち、その第三十三条におけます政令に定める云々というくだりというのは、長期借入金の方にも、また債券の方にも掛かってくると。そういうことであれば、いわゆる債券を発行して自己調達をするということは、その二つに限られるということでよろしいんですね。
○山本香苗君 そこで、債券云々というと、私大がよく、私立大学がやっていますように、産学官連携だとかベンチャービジネスへの出資などを可能とするために置いたというわけではないということですね。
○山本香苗君 じゃ、もう一点確認なんですが、大学がその債券による資金調達がうまくできないことに対して評価されるということはないということですね。
○山本香苗君 債券による資金調達、今御答弁あったように限られていると、誤解があるんじゃないかなという感じもしたわけですが、大学法人化によって少なくとも、大学、今までよりも企業的な経営というものに軸足がちょっと重きをなされるような感じがあるんじゃないかといった不安の声をたくさんいた...全文を見る
○山本香苗君 非常に運用上、大変、運用の面でまた大変な、運用でうまくいかないといけないという、制度としてきちっとこういう形でやっているけれども、実際それがうまく機能するような形でどうにかやっていかなくちゃいけないわけでございますけれども。  最終報告にもう一つ抜けている点がある...全文を見る
○山本香苗君 ということは、省令で書くよりも中期目標とした方が大学の自主性、自律性という大きな目的にそぐうということでございますか。
○山本香苗君 それで、大学側の方も、そういった形でだったらこの意図は十分尊重されていると、そういうふうに御認識されていらっしゃるんでしょうか。
○山本香苗君 次に、ちょっと違う話になりますが、前回質問させていただいたことでございますが、理事と役員ポストへの天下りにつきまして大臣にこういうことはないようにしてほしいというふうな話をしましたら、大臣が、これはあくまで学長が、その学長が自主的に判断するんだという趣旨の御答弁をし...全文を見る
○山本香苗君 大学側の良識的な対応というものに期待するという大臣のその御意見というのは分かるんです。私も、いろいろ、片方で公務員改革とかもいろいろ行われております。天下りというものに対してどんどんどんどん国民の皆様方の目は厳しくなってきている状況の中で、今日朝ぱっと新聞を見たら、...全文を見る
○山本香苗君 学内でそういう雰囲気があって何か言い出せないような状況というのは、多分いろんな誤解があるんじゃないかと思います。法律が成立した後にしっかりとした、そうした中期目標、中期計画ってどういうものを書くのかというのをしっかりとした形で、適切な形で伝えていただきたいと思います...全文を見る