山本香苗

やまもとかなえ

比例代表選出
公明党
当選回数4回

山本香苗の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月18日第174回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第1号
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○委員長(山本香苗君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました山本香苗でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の皆...全文を見る
○委員長(山本香苗君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山本香苗君) 異議ないと認めます。  それでは、理事に金子恵美さん、島田智哉子さん、柳澤光美君、世耕弘成君及び森まさこさんを御指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十八分散会
03月16日第174回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  まず最初に、宮城県で起きましたDV事件についてお伺いしたいと思います。  先月、宮城県石巻市におきまして三人が死傷という痛ましい事件が発生をいたしました。この事件後、警察はどのような対応を取られたんでしょうか。
○山本香苗君 どういう対応を取ったかという……
○山本香苗君 どういう対応を取ったかということをまず事実関係としてお伺いしたかったわけですが、今おっしゃっていただきましたように、DV被害者の救済におきまして警察の役割というのは非常に大きいものがございます。今おっしゃっていただきましたように、何度も石巻署の方に御相談をいただいて...全文を見る
○山本香苗君 警察の方が何もしなかったとは申し上げてないんです。一生懸命やられたことは、今後の中でいろいろ検証していくということを伺っているわけなんですけれども。  今国家公安委員長がおっしゃったように、一歩踏み込んだと。実は、去年の八月にも、また平成十八年の十二月のときにも、...全文を見る
○山本香苗君 是非よろしくお願いしたいわけでございますが、こうした事件を防ぐために参議院でDV防止法を作って改正に改正を重ねてきたわけでありまして、本当に残念でならないわけですが。  福島大臣も同じ思いでいらっしゃると思いますけれども、所信で大臣が、DV根絶については関係省庁と...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  本当に私野党でございますが、この問題は大臣がおっしゃったように党派を超えてやるべき問題だと思っておりますので、しっかり具体的なものを挙げていただきたいと。私たちもしっかりとバックアップをしていきたいと思います。  中井国家公安委員長、こ...全文を見る
○山本香苗君 今おっしゃった遺棄に当たるとして児童扶養手当の受給を受けているケースは何件ありますか。
○山本香苗君 福島大臣、この数字をどう見られますか。
○山本香苗君 遺棄という概念はどういう概念でしょうか。
○山本香苗君 福島大臣、大変恐縮なんですが、昨年六月の二十五日に厚生労働委員会におきまして、この遺棄につきまして、「遺棄状態についてのフローチャート、事実婚の規定など、一九八〇年に作られたものです。その後の人権状況の進展、特に子どもの権利条約、DV防止法等に違反しているおそれもあ...全文を見る
○山本香苗君 見直すべきだというお考えを今でもお持ちだということなんですけれども、是非これ政府内で見直しをしようという作業、大臣進めていただけませんか。
○山本香苗君 今、大臣が前におっしゃっていただいたように、既に運用等々でこの遺棄の概念を緩和しているということは存じ上げているわけなんですけれども、やっぱり遺棄の概念の根本的な、いわゆる変えるというところには至っていない話であるわけですので、これは結構大きい話ですから、しっかりと...全文を見る
○山本香苗君 是非そこの、難しいことではあるんですが、客観的にどうだということを、現場では一年というところを金科玉条のようにして、一年たったらすぐ出せるという形になっているわけなんですね。いろんな形で書類を客観的に認定しているわけなんです。ですから、ここの部分について、やろうと思...全文を見る
○山本香苗君 直ちに判断はできないんだけれども、そこは検討していただくということでよろしいんですか。
○山本香苗君 検討するということでございますので、今回父子家庭にも出すという児童扶養手当法の改正も政府として出していらっしゃるわけでありますから、審議の中でこういう論点も出てくることだと思います。是非前向きな検討をしていただきたいと思っております。  やっぱり、今おっしゃってい...全文を見る
○山本香苗君 是非、そこのところを早く、うまくリードしていただいて取りまとめていただきたいと思うわけなんです。  済みません、山井政務官にせっかく来ていただきましたので、一つ聞いておきたいんですけれども、無低、無料低額宿泊施設の関連なんですが、今厚労省で検討チームを立ち上げてい...全文を見る
○山本香苗君 検討じゃなくて、やっていただきたいんです。
○山本香苗君 山井さんだったらやるって言っていただくと思って今日は呼んだわけなんですけれども。  時間がもう迫ってきましたので、もう一つ。  転居支援やれやれって国が言うねんけどできないということがもう一つ、本人も転居を希望していて地方自治体も転居支援しようとした場合でもでき...全文を見る
○山本香苗君 検討会の模様を私もずっとウオッチしているわけなんですが、議事録がなかなか出てきませんで、参考資料は載っているんですけど、議事録が見れない状況でございますので、ちょっと意見がかぶったりとかしたところはあるかもしれないんですが、是非やっていただきたいと思いますし、また、...全文を見る
03月17日第174回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第2号
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○委員長(山本香苗君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二月三日、松下新平君が委員を辞任され、その補欠として加納時男君が選任されました。  また、本日、森ゆうこさんが委員を辞任され、その補欠として大久...全文を見る
○委員長(山本香苗君) 消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査を議題といたします。  消費者行政の基本施策について、福島内閣府特命担当大臣から所信を聴取いたします。福島内閣府特命担当大臣。
○委員長(山本香苗君) 以上で所信の聴取は終了いたしました。  本件に関する質疑は後日に譲ることといたします。  この際、大島内閣府副大臣及び泉内閣府大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。大島内閣府副大臣。
○委員長(山本香苗君) 続きまして、泉内閣府大臣政務官。
○委員長(山本香苗君) ありがとうございました。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十七分散会
03月19日第174回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗です。枝野大臣、よろしくお願いいたします。  まず最初に、憲法解釈について伺います。  平成十六年、当時の民主党代表、現在の菅副総理は、衆議院本会議の代表質問で、イラク特措法に基づく自衛隊派遣について、私は、自衛隊のイラク派遣が、いろんな理屈を付...全文を見る
○山本香苗君 では、合憲だったという認識だったんでしょうか。
○山本香苗君 野党時代にいろいろと幹部の方がおっしゃった、また枝野大臣の答弁を含めて今申し上げたわけですけれども、イラク派遣については、では違憲ではなかったということですか。
○山本香苗君 よく分からないんですが、昨年の十一月の十九日の日に内閣委員会で平野官房長官に、イラクにおける自衛隊の活動は合憲かということを御質問しました。そのとき平野官房長官は、イラクにおける部分についても、現政権としては、イラク特措法自体が違憲であると、こういう考えには至ってお...全文を見る
○山本香苗君 平野官房長官の答弁は、野党時代には分からなかった、分かっていなかったと、こういうことでございますということを言われているんですが、これは理由にならないんじゃないですか。
○山本香苗君 先ほどの平野官房長官の答弁、この後また続いているんですね。それが我々の理解では非戦闘地域だと、こういう認識の下におりますので、その活動が違憲だというふうには考えておりませんと。すなわち、タイムラグがあるわけですね。野党時代のことと、今現政権になってからの認識を言われ...全文を見る
○山本香苗君 ということであるならば、野党時代、ただ単に野党が与党に変わったからと、野党時代は情報が少なかったからそういうふうに言っていただけで、与党に入ったら情報とか、いろいろそういうものが分かったからやった、気付いたから急に変わった、態度を変えたということですか。
○山本香苗君 いろいろと御答弁をされたんですが、要するに、野党時代は根拠なく無責任に自衛隊の、この非戦闘地域がないということをおっしゃられていたわけであります。これははっきりとしたということが分かりました。  それで、枝野大臣、二月十六日の日の記者会見で、政府としての憲法解釈と...全文を見る
○山本香苗君 はい。今の大臣の御答弁には全く納得がいきませんが、時間が参りましたので、終わります。
03月23日第174回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○委員長(山本香苗君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告をいたします。  去る十八日、大久保潔重君が委員を辞任され、その補欠として森ゆうこさんが選任されました。     ─────────────
○委員長(山本香苗君) 去る十七日、予算委員会から、三月二十三日午前の半日間、平成二十二年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、内閣府所管のうち内閣本府消費者委員会関係経費及び消費者庁について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。  まず...全文を見る
○委員長(山本香苗君) 以上で説明の聴取は終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(山本香苗君) 吉良大臣政務官、じゃ御退席ください。
○委員長(山本香苗君) 以上をもちまして、平成二十二年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、内閣府所管のうち内閣本府消費者委員会関係経費及び消費者庁についての委嘱審査は終了いたしました。  なお、委嘱審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと...全文を見る
○委員長(山本香苗君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時三分散会
04月07日第174回国会 参議院 本会議 第15号
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○山本香苗君 私は、公明党を代表し、ただいま議題となりました地域主権改革関連二法案及び地方自治法改正案につきまして、平野官房長官並びに原口地域主権推進担当大臣兼総務大臣に質問いたします。  まず、平野官房長官に伺います。  鳩山内閣は、地域主権の実現を一丁目一番地の重要課題と...全文を見る
04月09日第174回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○委員長(山本香苗君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、芝博一君が委員を辞任され、その補欠として川崎稔君が選任されました。     ─────────────
○委員長(山本香苗君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に国土交通省住宅局長川本正一郎君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議...全文を見る
○委員長(山本香苗君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(山本香苗君) 消費者問題に関しての総合的な対策樹立に関する調査を議題とし、消費者行政の基本施策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(山本香苗君) じゃ、まず福島大臣からお願いします。
○委員長(山本香苗君) 本件に対する質疑はこの程度にとどめ、本日はこれにて散会いたします。    午前十一時五十九分散会
04月19日第174回国会 参議院 総務委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。二十分しかございませんので、早速質問に入らせていただきます。  まず、地域主権改革につきまして、地域主権改革を実現させた後の国の姿につきまして本会議で伺いました。その際に大臣は、国、地方、協議をしながら、しっかりとつくっていくべきもの...全文を見る
○山本香苗君 では、国と基礎自治体による二層構造という考え方は取らないということでよろしいんでしょうか。
○山本香苗君 ですから、国と基礎自治体による二層構造という考え方は取らないんですかということを聞いているんです。
○山本香苗君 選択肢の一つとして残っているということでしょうか。
○山本香苗君 では、ちょっとよく分からなくなってきたんですけれども、原口大臣は、三月十一日の総務委員会、衆議院の方の総務委員会ですね、その場におかれまして、地域主権戦略大綱に道州制について盛り込みたいという御発言をされておりまして、また先ほどの委員の方々の御質問の中でも道州制につ...全文を見る
○山本香苗君 地域主権という新しい言葉をお使いになって地域主権国家をつくると語っていらっしゃる以上、鳩山内閣において、国と地方と協議するのは当たり前のことでありますけれども、内閣としての具体的な考え方というものは国民に示す責任があると思うんです。  つきましては、この地域主権国...全文を見る
○山本香苗君 いや、大臣いろいろとお話されるんですけれども、片方では道州制について前向きなことを言われているようであって、最終的に地域主権戦略大綱ですか、そこにも盛り込みたいとおっしゃっていながら、ちょっといろんな要素をほかの要素と、具体的じゃないところが、たくさんあいまいな部分...全文を見る
○山本香苗君 いや、盛り込みたいと明確におっしゃっておられたので。
○山本香苗君 基礎的な自治体を強くしていくという流れはそうなんですけれども、最終的なビジョンのところが明快じゃないとその基礎自治体どういう運営していくかというところも明快にならないんじゃないかと思うので、そこのところを突き詰めて、鳩山内閣としてこれから、決め打ちじゃなくて、鳩山内...全文を見る
○山本香苗君 もう時間がなくなってきていますので、次の方に行かせていただきたいと思いますが、地域主権戦略会議、原案におきまして十五人以内という形で定められているわけでございますけれども、私は、事前にいろいろ話を聞きますと、構成員必ずしも十五人にせなあかんというわけではなくて、この...全文を見る
○山本香苗君 是非、私は本会議の中でも、ここと、いわゆる地域戦略会議と国と地方の協議の場、うまく連携していくためには、大臣が最初におっしゃっていただいたように、六団体の推薦するような方々を入れていただいた方が本当はもっとうまくいくんだと思うんです。是非ここをもう一度お考え直しをい...全文を見る
○山本香苗君 いえ、聞いているのは、そこにも、その議事録読んでいただくように、再三再四にわたって言われているわけで、とにかく今回の法案はこれでいこうと、だけれどもこの点についてはまだ課題として残っているからこれからも協議していきましょうねという認識も国側として持っていただいていま...全文を見る
○山本香苗君 すべてを排除しているわけではございませんというのは、そういう認識を持っているということですか。
○山本香苗君 私、排除しているかしていないかということを聞いているんじゃなくて、そういう課題が残っていますよねという認識を持っていますよねと。
○山本香苗君 すんなりそう言っていただければよかったんですが。  第八条で、協議の場において協議が調った事項については、議員及び参加した者は、その協議の結果を尊重しなければならないというふうにありますけれども、協議が調った事項という場合の調ったか調っていないかの判断基準は一体何...全文を見る
○山本香苗君 いや、最後の部分がちょっとよく分からないんですが、全員の総意で決めるという話であるのであれば、今拒否権と、地方の方に拒否権があるかどうかということが課題となったという話なんですが、全員の総意でしか決められないという形になるのであれば、事実上拒否権が地方側にもあるとい...全文を見る
○山本香苗君 基本的には構成員の皆さん方が全員が合意するということを基本として考えておられると。それ以外のケースというのは、地方の中でまとまらなかったというぐらいのことしか想定をされていないということですか。
○山本香苗君 ちょっと済みません、時間が迫ってまいりまして。  これはまた同僚委員が突っ込んで聞いていただくと思いますけれども、協議の結果の効力のところ、ここのところはどう担保されるんでしょうか。
○山本香苗君 参考人質疑の中でも、先ほどの話じゃないんですが、総理が構成員じゃないから尊重義務から外れて、本当に協議結果を国が守れるのかと、そういった懸念の声も上がっていたわけであります。  私はそれを聞きながら、総理の名代として官房長官が入っているわけなんですよね。官房長官も...全文を見る
○山本香苗君 時間ですので、終わります。
04月26日第174回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  先ほど冒頭に、行政評価機能の抜本的な機能強化方策について大臣からも御説明がございました。その中で表がありまして、その中で行政苦情救済推進会議の制度、行政運営改善提言機能の積極的活用とございますけれども、具体的に何をどうお変えになる...全文を見る
○山本香苗君 今おっしゃった行政苦情救済推進会議の検討結果を踏まえて、総務省、あっせんを行っていらっしゃるわけでございますけれども、これはただ単なるあっせん、仲立ちというんじゃなくて、これをしっかりとしたものにするためには、具体的にその国民の立場に立った解決に確実に結び付けていく...全文を見る
○山本香苗君 今、所得保障の二重給付に当たるというふうに言われたわけなんですが、実はもう総務省のあっせん、これ非常にいいあっせんをしていただいたわけなんですけど、児童扶養手当は、確かに制度の初めの段階においては母子福祉年金の補完的制度と年金的な性格を持っていたわけなんですけれども...全文を見る
○山本香苗君 親族里親制度の支給実績を教えてください。
○山本香苗君 実際、この対象となる方々、御家庭の数字ってなかなか出てこないので、いろいろ推計してみますと約一万ぐらいあるんじゃないかと言われている中で、今言っていただいたように、親族里親数って二百九十という形になっているわけなんです。  実際、この親族里親制度というのは都道府県...全文を見る
○山本香苗君 そこで、大臣にお伺いしたいと思うんですが、総務省の設置法四条についてあっせんって行われているわけなんですけれども、あっせんは一回やってそれで終わりという、別にそういう決まりになっているわけではございませんので、是非この問題について、本当に国民目線に立ったこの総務省の...全文を見る
○山本香苗君 大臣、是非よろしくお願いいたします。  それで、次に、デジタル教科書のことについてお伺いしたいと思いますが、原口大臣、昨年末にデジタル教科書を全小中学校生徒に二〇一五年までに配備ということを掲げられております。今現在どのように進められておられるのか、また二〇一五年...全文を見る
○山本香苗君 文科省ともしっかり連携していただいているということでございますけれども。じゃ、文部科学省の鈴木副大臣、来ていただきましたけれども、デジタル教科書に対して文部科学省としてはどういうお考えをお持ちで、また二〇一五年までに総務省が言っていらっしゃる目標を共有されていらっし...全文を見る
○山本香苗君 今中身については文科省が頑張るぞという話でございますけれども、デジタル教科書について発達障害等に対応した教材等の在り方に関する調査研究の中でやっていただいているわけですけれども、去年、今年と二か年にわたる調査研究が行われました、行われています。その進捗状況はどうでし...全文を見る
○山本香苗君 読みに困難を抱える発達障害を抱えている子供たちにとって、今言っていただいたようなデジタル教科書、DAISYとか、そういうものは、あったらいいねというものじゃなくて、なくてはならないものであります。今、鈴木副大臣、調査研究をまた深化させてと。もう調査研究じゃなくていい...全文を見る
○山本香苗君 ですから、拡大教科書や点字教科書と同様に、DAISY等のデジタル教科書も同じような形でやっていただきたいということを申し上げているんです。
○山本香苗君 副大臣、質問していることに答えていただきたいんで、その後の質問に答えていただかなくていいんです。  今私が聞いたのは、いわゆる調査研究二年終わった後に途切れることなく、デジタル教科書全体的にやっていただくのはもちろん大事なんですが、その中でも一番必要としているとこ...全文を見る
○山本香苗君 今、先ほど前倒ししてお答えいただいたところなんですけれども、もうちょっと正確に申し上げます。  教科書バリアフリー法に基づいて、提供されたデータを用いてボランティア団体等がデジタル教科書を製作した場合に、デジタル教科書の提供対象者をその教科書を現在使用している児童...全文を見る
○山本香苗君 是非その辺を文部科学省の方から、何か相談があったら受けてあげますじゃなくて、是非その点を誤解を解いていただきたいと思います。  それで、もう一分しか残っておりませんので、とにかく今申し上げたように、デジタル教科書、二〇一五年までに原口大臣、是非よろしくお願いしたい...全文を見る
○山本香苗君 終わります。
05月20日第174回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗です。  五月十七日の日に、人事院が今春採用されました中央省庁の幹部候補であります新人キャリアを対象に行いましたアンケート調査が公表されました。このアンケートを行った目的並びに調査結果について端的に御説明ください。
○山本香苗君 今年度初めて行った調査があったはずですが。
○山本香苗君 結局、公務員のこの今回の法案に関するところの調査も行っているわけなんです。その中では不安と期待が拮抗しているような状況がございまして、そういうことをお答えいただきたかったわけなんですけれども、この結果につきまして国家公務員担当の大臣としての率直な御意見を端的にお述べ...全文を見る
○山本香苗君 大臣、私、二十分しか時間がないので端的にお願いしたいんですけれども。とにかく新人であろうがなかろうが、公務員が国家のため国民のため志を持って働けるような環境をつくる、そのための制度改善でなくてはならないと思っているわけですけれども、私は、今日の委員会の質疑も、また衆...全文を見る
○山本香苗君 ということは、今、推進本部でお作りになったものということなんですが、推進本部で決定はされていませんよね。
○山本香苗君 ちょっと待ってください。この程度のものと言うんですけれども、これは非常に大事なものですよ。前政権においてはきちんとこの推進本部で決定されているわけです。工程表にせよ、全体像にせよ、事務局で、先ほど古川委員の御質問の中にありましたけれども、制度のもういろんなところに、...全文を見る
○山本香苗君 本部長は総理ですよね。総理も同じ御意向ですか。
○山本香苗君 恐らくじゃなくて、確認していただけませんか。
○山本香苗君 きちんと確認を取っていただきたいと思います。  その中で、改革本部で決定もされていないし、先ほどの泉先生のお話の中にもありましたとおり、中身は非常に不十分です。そして、全体像につきましてはたった一枚紙で、いろいろと各方面で議論されていることは一切書いてございません...全文を見る
○山本香苗君 質問したことについてお答えいただきたいわけなんです。  それで、第一弾で今回出されたということでございますので、私はここの部分で第二弾、第三弾と審議をされて検討されていく、そこのところについてどういう形を考えていらっしゃるのかなと、ここのところの文言に表れているの...全文を見る
○山本香苗君 終わったということは、ここの政令はなくすということですか。
○山本香苗君 いや、私が申し上げたいのは、顧問会議を使え使えと言っているわけではなく、鳩山内閣になって、そして推進本部の会議は一回だけですよね、一回だけですよね。ですから、この法案がどういう議論の中で出てきて、今後どういうふうになされるのかというのが全く表に見えてこないわけなんで...全文を見る
○山本香苗君 そういうことを言っているわけじゃないんです。  ですから、一番最初に官を開くということを言われたじゃないですか。政権開いてくださいよ。開いた議論をやってくださいということを申し上げているんです。
○山本香苗君 全く納得がいく答弁ではございませんけれども、たったあと三分しかないので、最後にもう一つお伺いしたいわけなんですけれども、先ほどの泉先生の御質問の中で、ちょっと人事院からも人材局長来られていますので、併せてお伺いしたいんですが、先ほどの工程表が出てきていないのでよく分...全文を見る
○山本香苗君 ですから、二十四年度からするんですか。今の大臣の御答弁からいくと、二十五年度から新しいのにするということですか。
○山本香苗君 これ大事なことなので、是非、次もう一回また質問しますけれども、きちんとお答えいただきたいと思います。  終わります。
05月27日第174回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○山本香苗君 おはようございます。  原口大臣に早速お伺いをさせていただきたいと思いますが、五月二十一日の日に新規採用の基本方針が閣議決定をされました。当初の総務省案との違いは、変更点は何でしょうか。
○山本香苗君 四月二十三日の日に出されたものとの違いは何ですか。
○山本香苗君 今回決められたその方針の新規採用の効果、また影響というものにつきましてはどのような御認識をお持ちなんでしょうか。
○山本香苗君 具体的なシミュレーションはなされたんでしょうか。
○山本香苗君 具体的な数値的なものを出していただければと思ったんですが、そもそもどういう根拠で今回の削減幅が決められたのかと、その具体的な根拠を教えていただきたいと思います。
○山本香苗君 それは前の質問で、今の質問は、削減の幅の根拠、削減の幅の根拠を具体的に教えていただけますかって申し上げたんです。
○山本香苗君 とにかく今回、この新規の採用を抑制するという方針につきまして、多くの受験する学生さんたちの方から憤りというか怒りの声が上がっているわけです。なぜ現役の給与体系等に手を付けないで新規採用削減を先に打ち出すのかと。中高年の公務員が安泰で何で就職難の若者だけが苦しめられる...全文を見る
○山本香苗君 私も、大臣の答弁を聞いておりまして、また二十一日の記者会見の発言を見まして、本当にびっくりしました、全く認識が違います。現在、ただでさえ若年雇用の情勢厳しいんです。そういう中で、この試験のために一生懸命準備してきた、そういう頑張ってきた学生の立場に立ってこれを考えて...全文を見る
○山本香苗君 いや、同じようにしてくださいというふうに言ってはいないわけですよ。  総人件費二割削減ということを掲げておられると、それはよく存じ上げておりますし、いろんな委員会で御答弁されているのも拝見いたしました。しかし、その道筋、具体的な道筋が見えないわけなんです。  総...全文を見る
○山本香苗君 いや、ですから、ずれ込んだ理由は何なんですかと伺っているんです。
○山本香苗君 四月中とおっしゃっていて、施行のタイミングという形になったわけでありますけれども、これ大変重要なことでもございますので、是非当委員会で審議できるように出していただきたいと思いますが、どうでしょうか。
○山本香苗君 今退職管理基本方針について申し上げているので、その客体がどうのこうのじゃなくて、それを本法律の施行のタイミングとするのではなくて、その前に出していただけませんかということを伺っているんです。
○山本香苗君 ですから、それはよく分かっておりまして、それを閣議決定をしなくちゃ出せないと言っておられるので、早く調整して閣議決定して出してもらえませんかということを申し上げているんです。
○山本香苗君 大臣、済みません。時間がもうほとんどないので。  委員会ができるのはむしろ法律施行後なんですけれども、それを書き込むと云々というところの部分について、ちょっと書きぶりがよく分かりませんので、どうしてそれが順序がそうなってしまうのか。初めは四月中とおっしゃっていて、...全文を見る
○山本香苗君 結局、分からなかったわけでございます。  もう本当に、そういう意味からしても、工程表、泉理事の方からも要求があって今作業していただいているとは伺っておりますが、我が会派としても、我が党といたしましても、しっかりとした、鳩山内閣として責任ある形で詳細な工程表を出して...全文を見る
09月09日第175回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  まず、冒頭に一言申し上げます。  本日の委員会に普天間基地問題を質問するために官房長官の御出席をお願いいたしまして、田中委員長にも山根理事にも御尽力をいただいたのですが、出席できないとの連絡を今朝いただきました。大変遺憾に思って...全文を見る
○山本香苗君 この報告についての検証及び確認を次回のSCC、すなわちいわゆる2プラス2までに完了することになっておりますけれども、次回のSCCで最終決定、結論を出すということでよろしいでしょうか。
○山本香苗君 次回のSCCについては、先ほど岡田大臣、特に予定は決まっていないとの御答弁でございましたけれども、政府全体としてこの問題についていつ開催するというお考えをお持ちでしょうか。
○山本香苗君 政府が勝手に決めることができないから、ですから今まとめてやっていただく統一した見解を福山官房副長官にお答えいただきたかったんです。  時間が短いので次行きますが、次のそのSCCが今のような見通しの中でいつ開かれるにせよ、この間一番大事なのは、今先ほどおっしゃったよ...全文を見る
○山本香苗君 済みません、私は、何をやったかを聞いているのではなくて、沖縄の理解を得るということはどういうことですかというふうに聞いているわけなんです。  政府の言う沖縄の理解を得るというのは、沖縄県知事、沖縄市町村長、沖縄県民の合意を得る、了解をいただくということでなければ総...全文を見る
○山本香苗君 極めて不誠実な御答弁だと思います。  五月二十八日の日米合意については、沖縄の合意なく決められたわけです。地元の頭越しに決められたわけです。それで沖縄の皆さん方は、反発や不信感を更に強められたわけですよね。こうした厳しい現実があるわけです。それを前にして、沖縄の合...全文を見る
○山本香苗君 全くお答えになっておられないわけです。同じかどうかということを聞いているわけです。  岡田外務大臣、五月二十八日の日に記者会見で、理解を得るということは、これから様々議論があると思うけれども、少なくともこの埋立権限を持った知事の了解がなければ進まないことは法律的に...全文を見る
○山本香苗君 副長官、本当に申し訳ないんですが、繰り返し繰り返しになりますけれども、その理解を得ることをどういうふうにやるかということを聞いているわけではなくて、その理解を得るという意味は、政府がおっしゃっている理解を得る努力を最大限頑張りますと言っている意味を伺っているわけです...全文を見る
○山本香苗君 少なくとも政権交代前には一生懸命地元の合意を得て、また米軍の合意を得てやってきていた前政権の営みがあるわけです。それをひっくり返されて今の事態に至っているわけであります。  ですから、私が申し上げているのは、理解を得るという言葉をしっかり今の状況の中でここまでやっ...全文を見る
○山本香苗君 沖縄の負担軽減とは何ですか、これも具体策をお願いします。
○山本香苗君 いろいろと基地の負担軽減ということをおっしゃったわけでございますけれども、そもそも辺野古への移設を拒否している沖縄の方々にとって、辺野古への移設を前提としたパッケージをもって沖縄の負担軽減だと言われても負担軽減にならないわけですよ。日米合意の中にある負担軽減の措置に...全文を見る
○山本香苗君 ですから、五月二十八日のこのパッケージの中で、それ以外のもので具体策はあるんですか、ないんですかと聞いているんです。
○山本香苗君 具体策は、じゃ持っていないということでしょうか。
○山本香苗君 あらゆる可能性について検討していくという意味がよく分からないわけなんですけれども、結局そういうあいまいな言葉で、さっきの理解を得るもそうなんですが、あいまいな言葉でやることが問題なわけです。  沖縄の負担軽減とおっしゃっていますけれども、基地負担を減らす具体的なこ...全文を見る
○山本香苗君 もう時間でございますので、申し訳ないんですが、本当にここのところをしっかり政府で団結してやるという姿勢になっていないことが今日の質疑の中でもよく分かりました。  終わらせていただきます。
09月28日第175回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第2号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  尖閣諸島沖の我が国領海内で我が国巡視船に中国漁船がぶつかってきた事件につきまして、事件発生時には海保を所管する国土交通大臣で、この度外務大臣に就任されました前原大臣に質問させていただきます。  その前に海上保安庁長官に何点かお伺...全文を見る
○山本香苗君 今、現時点においてはいないにせよ、そういう漁船がいれば海上保安庁は具体的にどういう方針でどういう対応を取っていらっしゃいますか。
○山本香苗君 長官に率直な御意見を伺いたいわけですが、今回の事件を踏まえた内閣の明確な方針がないと、現場の海保は絶えず外交判断まで踏み込むようなところを強いられてしまうわけです。ただでさえ過酷な現場です。そういうところに更に過重な負担が掛かってしまうんじゃないかと考えておりますが...全文を見る
○山本香苗君 率直な御意見をとお伺いしましたのは、こういうことが起きた後にどういう形でやっていったらいいのか、今までと同じような形でやっていいんだろうかと現場で戸惑いがあると伺っておりますが、そういうことは承知されておられないんですか。
○山本香苗君 今回の事件におきまして、国交大臣として衝突された巡視船艇も視察をされて、海保のこの領海警備の重要性ということを十分御存じである前原大臣、今長官は大分抑制した答弁をされていましたけれども、どういう御見解をお持ちですか。
○山本香苗君 今後もこの尖閣諸島の領有権をめぐる摩擦というのは続くと思います。尖閣諸島近くの我が国の漁業関係者からは、安心して漁ができない、これからは中国側が日本の船を拿捕するようになるんじゃないか、政府は我々を守ってくれないのか、そういった怒りやまた不信、不安の声が上がっている...全文を見る
○山本香苗君 いろいろ御答弁いただいたわけですけれども、今私が例示したようなことについて具体的に、各省庁がばらばらにやっていいという話じゃなくて、内閣としての具体的な方針をやはり持ってそれを現場に示してあげないと、毅然と対応しようにも対応し切れないんじゃないかという懸念を持ってお...全文を見る
○山本香苗君 よく分からない答弁なので次に行きたいと思いますが。  尖閣諸島の領有について、我が国は我が国固有の領土という主張をしておりますけれども、中国は中国固有の領土でありますと主張して、真っ向から主張が対立しているわけですね。  そこで、改めて確認の意味でお伺いしますけ...全文を見る
○山本香苗君 今御答弁にあった見解をもっと簡潔に分かりやすく、そして紙を見ないで、国際社会に対してはもちろんのこと、国民に対してあらゆる機会を通じてしっかりと発信していっていただきたいと思うんですが、どうですか。
○山本香苗君 先ほど来よりお話ありますように、尖閣諸島は我が国固有の領土である、日中間に尖閣諸島をめぐる領土問題は存在しないと、この原則に立って国内法に照らし厳正に対応する、この基本的な我が国の姿勢は、今回の事件の一連の政府の対応におきまして最後まで貫かれた、ぶれなかったとお考え...全文を見る
○山本香苗君 私が聞いたのは、基本姿勢は貫かれたか貫かれなかったかと、その認識をお伺いしました。
○山本香苗君 那覇地検の鈴木次席検事は、中国漁船の船長釈放の理由について、先ほどもお話ありましたとおり、我が国国民への影響や今後の日中関係を考慮すると捜査を続けるのは相当ではないとコメントをいたしました。  これに対して、大阪大学の坂元一哉教授は、那覇地検が、我が国国民への影響...全文を見る
○山本香苗君 先ほど来よりその答弁が延々と続いているわけなんですけれども、だれもそんな言葉信じる人なんかいませんよ。  実際、検察独自の判断という形で、先ほどもいろんな御答弁の中にありましたけれども、連立与党の有力者の方からも事実上の指揮権発動だという、そういう指摘がなされてい...全文を見る
○山本香苗君 じゃ、ちょっと角度を変えてお伺いをしたいと思いますが、仮に大臣がおっしゃったように検察の独自の判断という形になりますと、検察が外交上の国益について判断したことになります。これは検察官の本来の職務じゃないじゃないですか。
○山本香苗君 いや、そういう答弁に逃げてはいけないんですよ。検察は法と証拠に基づいて、法と証拠に基づいて判断するんですよね。これ唯一のルールなんですよね。本来、外交上の国益について判断するのは内閣の仕事じゃないんですか。  松本副大臣はいいです、外務大臣に聞いていますから。
○山本香苗君 ちょっとそこまでは言ってないんですが。  本来、外交上の国益について判断するのは内閣の仕事じゃないですかという、じゃ、直球で聞きます。
○山本香苗君 ちゃんと質問聞いておいてください。  外交上の国益について判断するのは内閣の仕事じゃないですかって聞いているんです。
○山本香苗君 おっしゃるとおり、外交は内閣の専権事項なんです。検察が外交上の国益というものを判断するというのは、先ほど佐藤理事は、のりを越えたということをおっしゃっておりましたけれども、まさしく検察の越権行為じゃないんですか。  外務大臣として、この点どうお考えですか。
○山本香苗君 検察のことを聞いているのではありません。外交当局のトップとして検察がこういう形で越権行為をしていることをどう考えるんですかということを聞いているんです。
○山本香苗君 そもそも今回の事件というのは、案件というのは、国益に関する、主権に関する非常に極めて重要な案件ですよね。検察ではなくて、本来は内閣の判断が問われているわけであります。にもかかわらず、ずっとこの底辺で流れている、政府のおっしゃっている答弁は、検察が判断をしたと、内閣は...全文を見る
○山本香苗君 いや、極めて残念な御答弁だなと、前原大臣には大変期待をしておったのですが、極めて不誠実な答弁だと思います。  あくまで検察独自の判断判断とおっしゃるのであれば、検察に国会の場で説明責任を果たしていただくことが必要だと思います。是非、当委員会で検察から説明を受ける機...全文を見る
○山本香苗君 ちょっと残りの時間、いろいろ具体的に伺っていきたいと思いますが、先ほどもお話ありましたけれども、海上保安庁がぶつけられた模様を撮影していたビデオの件につきまして、この問題も同じなんですよね。刑事訴訟法云々とか言われましたが、何で地検だとか海保だとかそっちの判断でとい...全文を見る
○山本香苗君 きちっと出していただけるものだと思いますが、九月十九日、大臣、御就任されて早々NHKに出られたときに、今回の事件を偶発的な事故だと思うというふうにおっしゃっておられました。今回の事件というのは偶発的か意図的かと言われれば、私は意図的としか言いようのない事件、二回にわ...全文を見る
○山本香苗君 今の御答弁を聞いておりますと、じゃ、現段階においては偶発的ではない、意図的だというふうに御認識されているということですか。
○山本香苗君 この事件においてはっきりしてきたのは、中国の海洋権益の拡大という国家としての明確な意思が背景にあることは複数の外交専門家の方も指摘をされておられるところであります。それをあっさりと偶発的だとか計画性がないというのは私は非常に甘い判断だと思うんですが、どうですか。
○山本香苗君 もう時間がなくなってまいりましたが、とにかく、今回の中国の数々の理不尽な対応に対しまして、私個人としても大変納得いかないわけでありますが、と同時に、政府の一連の対応に対しても納得いかないわけであります。官民交流もストップしたままですし、東シナ海のガス田の問題も、また...全文を見る
○山本香苗君 具体的に戦略がないのかなというのを感じるような御答弁でございましたけれども、私どもは野党ではありますが、国家国民の利益を守るという立場から真剣に議論をさせていただいているわけなんです。  今回、今日も実は官房長官出てきてくださいということを申し上げてきたわけであり...全文を見る
10月21日第176回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗です。早速質問に入ります。  尖閣諸島沖の衝突事件をきっかけとした破壊活動を伴う大規模な反日デモが続いております。現在まで邦人の人的被害は確認されていないそうですが、日系スーパーや日本料理店などに物的被害が生じています。中国側当局に対して遺憾の意を...全文を見る
○山本香苗君 大臣、事実関係を聞いているわけじゃないんです。今申し上げたのは、破壊活動に対する厳しい対処を中国政府に求めますかということを聞いたんです。
○山本香苗君 やるということだと思いますが、しっかり、二十三日、二十六日にもネット上で呼びかけがあると伺っておりますので、対応していただきたいと思います。  大臣、今回のデモは尖閣諸島沖の衝突事件をきっかけとして起きているわけですけど、大臣は、今回の衝突事件がなぜこれだけ大きな...全文を見る
○山本香苗君 大臣、朝から大変だと思うんですが、質問に真っ正面に答えていただきたいわけなんですね。  十月十三日の朝日新聞の「オピニオン」の欄に細谷雄一慶応大学准教授が、今回の事件がなぜこれだけ大きな問題になったのかということについて、日中の領土争いという表層的な現象の背後に潜...全文を見る
○山本香苗君 後段は別として、前段でお持ちだということだと思うんですけれども、そういう認識はお持ちになっていらっしゃるということだと言うんですが、鳩山由紀夫内閣、菅直人内閣と続く民主党政権は、政治主導を提唱しているにもかかわらず、こうした国際環境の構造的変化に無関心だったと。これ...全文を見る
○山本香苗君 全く今の答弁に納得できませんが。  東アジアにおけるパワーバランスの変化と国際社会のルールの変容、これを背景としている限り今回のような事件というのは一時的なものではないわけです。同じような事件が繰り返し起きる可能性の方が高いと言わざるを得ないわけですね。ですので、...全文を見る
○山本香苗君 態勢全体というより中国のことを聞いたんですけれども、中国との話は、先ほどの答弁の中で戦略的互恵関係という言葉で、所信の中でも引き続きそれを推進していきますということでございましたので、大臣に改めてお伺いしたいわけですが、ちょっと四点まとめて言います。  ここでいう...全文を見る
○山本香苗君 いや、よろしくはないです。
○山本香苗君 よく分かりませんが、日中間でその言葉が繰り返し言われるんですけれども、どうしても言葉ばかりが独り歩きしているような感がしますので、そのことだけ申し上げて、ちょっと次の質問へ行かせていただきたいんですが。  北方領土のことについて、ロシアは九月二日を第二次世界大戦終...全文を見る
○山本香苗君 もう一点事実確認したいんですが、一九五一年、対日平和条約、いわゆるサンフランシスコ平和条約が交渉されていたときに日本にある英国大使館から、対日平和条約において日本に千島列島を放棄させるが、この放棄させる千島列島の範囲をあいまいにしておけばこの範囲をめぐって日本とソ連...全文を見る
○山本香苗君 これはちょっと別の機会にしっかり質問させていただきたいと思うんですけど、というのが、二〇〇四年に出た元ロシア大使の丹波さんが書かれた「日露外交秘話」の中にこれが書いてあるわけなんですね。また別の機会に、今中身については意見がちょっと違いましたので、質問させていただき...全文を見る
○山本香苗君 ということは、本年内に結論を得るとありましたけど、きちんと年内には新しい防衛大綱を決定できる、決して先送りはしないとお約束していただけますでしょうか。
○山本香苗君 決意でなくてしっかりとやっていただきたいわけでございますが、先ほどもお話あった八月二十七日に出された有識者の報告書が、これは新防衛大綱策定においては検討材料の一つとされているわけでございますけれども、この報告書では、基盤的防衛力という概念は有効性を失った、基盤的防衛...全文を見る
○山本香苗君 聞いたことに答えていただきたいんです。  私は大臣の受け止めを聞いているわけでありまして、今日、政務官の登録はしておりません。
○山本香苗君 今大臣、大事なことをおっしゃったんですけれども、基盤的防衛力構想が時代遅れの感がしてきたと。この基盤的防衛力構想の一つの特徴というのは第三国、特定の脅威を想定してないところにあったわけですが、じゃ、新しいそれに取って代わる構想というのは、特定の国・地域といったような...全文を見る
○山本香苗君 だとすると、ちょっと今の答弁、後でまたしっかり精査しますけれどもね。ちょっと時間も関係ある。だとすると、今おっしゃったような様々な中国の海軍力だとかいろいろ軍事力のことをおっしゃいました、新たな脅威のこともおっしゃいました、そういう脅威対応型の所要防衛力という概念を...全文を見る
○山本香苗君 じゃ、新しい防衛力構想は、提言とは違ってそこのところは残すんだ、有効な部分は残すんだ、一六大綱のときと同じような形で有効な部分は残すんだというお考えですか。
○山本香苗君 もう一個、角度を変えますが、その報告書を受けて新大綱を策定するに当たりまして、憲法九条に関する従来の解釈変更を必要とするような方針転換はあり得るんでしょうか。大臣、お願いします。大臣にお願いいたします。
○山本香苗君 しつこいようですが、自衛権の発動の三要件、すなわち自衛権の発動の三要件ですね、我が国に対する急迫不正の侵害があるということ、これを除去するに他の適当な手段がないということ、必要最小限度の実力にとどまるということ、この三要件を今回の新たな防衛大綱を作るに当たって解釈を...全文を見る
○山本香苗君 とにかく年内に策定するということでございますから、そのときにもまたしっかりと議論させていただきたいと思います。  先ほど武器輸出三原則のお話がございましたけれども、そこで二点ほど確認をさせていただきたいわけなんですが、一つは、菅総理は武器輸出三原則について基本的な...全文を見る
○山本香苗君 理念のところは変えないと。具体的にどういう形にするかということを大臣は見直しをしたいという答弁をされているわけですね。
○山本香苗君 二点目なんですけれども、菅総理が、この間の参議院の予算委員会だったと思うんですが、防衛大綱も含めた議論の中でもしっかりやっていきたいと答弁したんですね。他方、大臣は防衛大綱の見直しの中で見直したいと言っているんですね。微妙に違うわけですね。  確認をさせていただき...全文を見る
○山本香苗君 今日あえて突っ込まなかったんですけれども、この間猪口委員が閣内不一致じゃないか、これはもう閣内不一致じゃないですか。意見がばらばらだったら、検討中といってここでやるべき話じゃないんじゃないかと思うんですが。  もう時間があと三分ちょっとしかないので、最後に……(発...全文を見る
○山本香苗君 今の御答弁聞いて、御答弁の中にありましたけれども、検討すべき論点というのは、大臣、具体的に何だと認識されていますか。
○山本香苗君 先ほどの答弁でいきますと、そういった論点の結論が出ない限り締結しないとお約束していただけますか。
○山本香苗君 今アンケートの話をくしくもしていただいたんですけれども、関係者の方に伺いますと、DV等で子供を連れ帰っている方々なんか、そこに出したら、そもそも表に出てそういうことを言うこと自体が怖いというような御意見もあって、なかなか話がそこにつながるような形になっていないと伺っ...全文を見る
○山本香苗君 終わります。
11月19日第176回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  つい先ほど当委員会におきまして、尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件のビデオの提出、公表を求めることが決議されました。今回の決議は、十一月十一日、当委員会が政府に申し入れていたにもかかわらず、一週間過ぎても誠実な回答がないために行われた...全文を見る
○山本香苗君 これでやっと公開されるということになるわけでありますが、そこで改めて思いますのは、そもそもなぜ逮捕直後にビデオを公開しなかったのかということなんです。  最初に、今回の事件が発生した当時国交大臣で現外務大臣である前原大臣にお伺いいたします。  中国漁船との衝突ビ...全文を見る
○山本香苗君 おっしゃるとおり、大臣は、送検されればビデオは証拠として扱われる、したがって公開には慎重であったという答弁を繰り返しされているわけですが、十一月十二日の衆議院外務委員会で我が党の赤松衆議院議員が、ビデオを見て、ビデオを公開しないと逮捕の正当性について国民及び国際社会...全文を見る
○山本香苗君 じゃ、前原大臣の段階で非公開と決めていたんですか。
○山本香苗君 とにかく前原大臣の段階では決めていなかったということですけれども、前原大臣は官邸とも相談したと過日の予算委員会でもおっしゃっておりましたけれども、官邸と相談したということなんですが、官邸というのは仙谷官房長官に相談したということですか。
○山本香苗君 ですから、官邸というのは官房長官ですか。
○山本香苗君 じゃ、次に官房長官に伺いますけれども、岡田外務大臣は当時外遊中で、そして官邸が岡田外務大臣と連絡を取っていたと前原大臣は答弁されておりましたけれども、官房長官の下でどういう調整がなされて、どういう理由でビデオが非公開になったんですか。
○山本香苗君 官房長官、そういうことを聞いているんじゃないんですよ。検察に送検される前の話で、官邸で調整したところの話を聞いているわけなんですね。  今回の事件は、尖閣諸島の我が国領海内で外国漁船を逮捕した初めてのケースです。だれの目から見ても外交問題にまで発展するということは...全文を見る
○山本香苗君 いや、私はそういうことを聞いているんじゃないんです。認識があったかどうかということを聞いているんです。
○山本香苗君 そういうことを聞いているんじゃないんです。国民、国際社会の理解を得るために、正当性をしっかり証明するためにビデオを公開するということが必要だという認識がありましたかって聞いているんです。
○山本香苗君 そういうことと違うんですよ。何回言えばいいんですか。そういうこと言っていないじゃないですか。国民、国際社会の理解を得るためにビデオ公開が必要だったかどうかということを、そういう認識がありましたかということを聞いているんです。(発言する者あり)
○山本香苗君 今回の事件は単なる刑事事件じゃないんです。外交問題で、国益に直結する大事な問題です。政治が判断すべき問題なんですよ。  一昨日の質疑で加藤修一議員が日中間で約束はないのかという質問をしました。絶対にありませんと言われていましたけれども、今回それで中国に配慮したとい...全文を見る
○山本香苗君 もう話になりません。  中国政府は、事件発生後から今日に至るまで一貫して、そもそも日本の違法な行為が原因であったという主張を続けています。中国では事実と全く違う情報、つまり中国は悪くなくて日本が悪いんだという間違った情報を本気で信じている方がたくさんいます。それが...全文を見る
○山本香苗君 総理、何度も申し上げますが、今回の事件は単なる刑事事件ではありません。国家主権にかかわる問題です。ビデオを公開するしないは政治が判断すべき問題です。総理も官房長官もここが分かっていらっしゃらないんですよ。  アメリカのウォール・ストリート・ジャーナル紙、御存じだと...全文を見る
○山本香苗君 余りに国のトップとしての理解が乏し過ぎるというので愕然といたしますが、いったん国際社会の記憶になってしまったら覆すことというのは容易じゃないんですよ、総理。それは過去の歴史から見ても明らかなことなんです。そんな認識でどうするんですか。(発言する者あり)
○山本香苗君 歴史といえば、「坂の上の雲」の第二部が来月から始まりますけれども、仙谷官房長官は十月十三日の記者会見で、日露戦争後のポーツマス条約締結時の暴動の例を持ち出されて、今回の衝突事件で釈放や逮捕だけ取り出してどうのこうのと声高に叫ぶことはよろしくないと発言されたそうですが...全文を見る
○山本香苗君 独自の歴史観を御披露なさるのは結構なんですけれども、自分の都合のいいように歴史の事実をねじ曲げるのはやめてください。官房長官には歴史的事実というものを客観的に見ようという姿勢が欠けているんですよ。間違った歴史観が間違った政治判断を生むんです。まさに今回はそのあしき例...全文を見る
○山本香苗君 鈴木海上保安庁長官の辞任は避けられないといった閣僚の発言がありました、仙谷官房長官もそうですが。仙谷官房長官は、政治職と執行職のトップの責任の在り方は違うと言われました。責任の重さが違う、私はそこは同意します。責任の重さが違うというんだったら、執行職である海上保安庁...全文を見る
○山本香苗君 全く理解ができません。  先ほど申し上げましたとおり、中国漁船を逮捕した後にすぐに逮捕の正当性を証明するビデオを公開するという判断ができていなかったことによって事態がここまで大きくなってきているわけです。そう突き詰めて考えていけば、事件当時の国交大臣、すなわち現在...全文を見る
○山本香苗君 政治主導とは、政治家がしっかりと最終的な責任を取ること、これは鳩山前総理が二〇〇九年十月二十八日の本会議で言っています。政治主導を掲げておきながら、だれも閣僚が責任を取らない、海保長官だけ辞めさせる、そんなことは絶対しないと、総理、断言できますか。
○山本香苗君 長官だけ辞めて、閣僚が責任取らないということはないんですね。
○山本香苗君 総理の一連の答弁を伺っておりまして、民主党の言う政治主導って本当に一体何なんだろうかと思います。都合のいいときは政治家がやったと言い、都合が悪くなったら役人がやったと言う。単なる御都合主義じゃないですか。  引き続き日中関係についてお伺いしたいと思います。  総...全文を見る
○山本香苗君 今くしくも四文書と言われましたけれども、四文書というのは、一つは、最後の分が戦略的互恵関係をうたった日中共同声明なわけですよね。その前の段階の、三つありますが、一九七二年なんですけれども、一九七二年の日中共同声明、七八年の日中平和友好条約、そして九八年の日中共同宣言...全文を見る
○山本香苗君 この条約締結においては、ソ連の覇権主義に反対ということで、いわゆる反覇権条項というのが、それを盛り込むべしという中国側の強い提案があって、厳しい交渉の末、ソ連の名指しこそは、名指しは避けたんですけれども、両締約国は、そのいずれも、アジア太平洋地域においても又は他のい...全文を見る
○山本香苗君 いや、かなっているか、かなっていないかということの評価を聞いたんですが。
○山本香苗君 まあなかなか答えにくいところだと思うんですけど、今回の日中首脳会談を機に新たな関係を築いていくということになったということなんですが、日中平和友好条約の精神に立ち返って、私は今こそ日中関係の原点をとらえ直す作業というものが必要なんじゃないかと考えておりますが、総理、...全文を見る
○山本香苗君 最後に、総理、一つだけ伺います。  全然話変わりますけれども、地震防災対策特別措置法に基づく社会福祉施設や学校施設等の国庫補助率かさ上げ措置が来年三月で切れちゃうんですよ。それで、多くの地方自治体から、耐震化事業を早く進めたいんだけど、だけどこの措置が来年四月以降...全文を見る
○山本香苗君 終わります。
11月25日第176回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  法案審議に入る前に、北朝鮮の問題につきまして少々伺いたいと思います。  二十三日に北朝鮮が韓国の延坪島を砲撃し、民間人を含む多くの死傷者が出ております。このような北朝鮮の暴挙に対し厳しく抗議をするとともに、断じて許されるものでは...全文を見る
○山本香苗君 状況に応じてとおっしゃるのであれば、安全保障会議を開くべきだったと私は思っております。国民の安全の確保の万全の体制をつくるつくると繰り返し言うだけでは体制が整うわけじゃないわけです。これは与野党、別に野党だから与党だからという話じゃなくて、本当にこの事態において開く...全文を見る
○山本香苗君 ということなんですけど、副長官いなくなったからじゃないんですが、北澤防衛大臣、この安全保障会議の議員にもなられるわけでございますけれども、今の答弁で本当にいいですか。
○山本香苗君 野党だから批判をするということだけを言わないでいただきたいんですね。私は、建設的に、今おっしゃったような安全保障会議設置法の中の第二条の八号、そこのところに当たるという認識を持ってやっぱり開くべきだということを申し上げているわけでありまして、そこの認識が足りないんじ...全文を見る
○山本香苗君 今日は総務省から政務官にお越しいただいておりますけれども、十月の一日に菅総理、所信表明演説の中で国家公務員の総人件費の二割削減について言及をされました。また、十一月十一日の日に衆議院の本会議で片山総務大臣が総人件費二割削減を実現するために給与法改正案を次期通常国会に...全文を見る
○山本香苗君 今の御答弁からいきますと、自衛官もしっかりとその対象に入っているという御答弁でございましたけれども、自衛官も対象だということなんですが、ちなみに自衛官を対象外とした場合と対象とする場合とかなり一般公務員総人件費の削減幅というのは違ってくると思うんですが、具体的にどれ...全文を見る
○山本香苗君 昨日、早めにきちんと通告していたんですよ。そういうことじゃなくて、ちゃんと試算をしてどういうふうになるかという、別に決まっていることを教えてくださいと言っているわけじゃなくて、どういうふうになりますかというふうに聞いているんで、それに対してお答えください。
○山本香苗君 そのことはよく分かっていただいていると思うんですけれども、実は何でこれを聞いているかというと、まさにおっしゃったとおり、約六十万の国家公務員がいる、その二十四万人が自衛官と。二十五万。実員にすると二十四万ぐらいになるわけですね。約四割という形になるわけですが、とにか...全文を見る
○山本香苗君 今の北澤防衛大臣の御答弁を伺って、総務省としてはどうですか。
○山本香苗君 政務官、紙を読まれながらの答弁で非常に官僚答弁なんですが、要するに、自衛官だけ特別扱いしますというふうに北澤防衛大臣はおっしゃっている、総務省としての立場があると。どっちが菅内閣として統一の見解なのかということなんです。
○山本香苗君 表明するだけで終わってしまったら実現できないわけでありますよね。まだ決まっていない、まだこれからやるという話じゃ済まない話になってきているわけです。来年には給与法の改正ということを具体的に総務大臣がおっしゃっていると。特殊性だ、何だかんだという形をきちっと、防衛省、...全文を見る
○山本香苗君 そういう御発言されるのはいいんですけど、きちんと発言されるだけじゃなくてそれをどこでどういうふうな形で議論をするか。総務省がまとめていらっしゃるんですか。今のような北澤防衛大臣の御意見等々を受けてその給与法の改正案というのを今、来年の通常国会に合わせて準備をされてい...全文を見る
○山本香苗君 議論をやっているんですかと聞いているんです。
○山本香苗君 とにかくこの問題につきましては大変懸念する部分もたくさんありますけれども、マニフェスト、マニフェストと言われて、それしか私たちには目に見えるものがないわけであります。そこのところを北澤防衛大臣しっかりと現場の声も体してやっていただきたいと思いますけれども、政権として...全文を見る