山本香苗

やまもとかなえ

比例代表選出
公明党
当選回数4回

山本香苗の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  最後でございますので、よろしくお願いを申し上げます。  通告した質問に入る前に、二点ほどお伺いしたいと思います。一点は田中大臣で、一点は玄葉大臣にお伺いしたいと思います。  午前中に、武器輸出三原則につきまして田中大臣の御答弁...全文を見る
○山本香苗君 この点につきましては今日は通告しておりませんので、別途機会を、時間を割いてじっくり議論をさせていただきたいと思います。  二点目は、玄葉大臣に対してお伺いしたいと思います。  先ほど所信を聞いておりまして、猪口先生からも御質問ございましたが、領土問題について言及...全文を見る
○山本香苗君 強い意思があるのであれば、しっかりとこの所信の中で述べていただきたかったなと思っております。  では、通告した順に行きますので、田中大臣、よろしいでしょうか。  まず、東日本大震災から一年たちました。そういう中で、自衛隊の震災における活動を記録したDVDというも...全文を見る
○山本香苗君 八月にまとめられたのは中間取りまとめであったわけですが、最終取りまとめはいつになりますか。
○山本香苗君 今の答弁で本当によろしいでしょうか。最終取りまとめ、早急にというのは、じゃ二、三か月というスパンの間ですか。
○山本香苗君 大臣から早く取りまとめるというしっかりとした御答弁をいただきましたので、(発言する者あり)今与党の筆頭からも声が掛かりましたが、役所の方にしっかり指示をしていただいて、きちっと形にしてください。先ほどの佐藤理事の御質問じゃありませんけれども、何か、検証作業というのは...全文を見る
○山本香苗君 ちょっと質問が食い違ってしまっているんですが、具体的にそういう提案、先ほど申し上げたような提案を防衛省として把握されておられるんでしょうか。昨日、一応担当の方にはお伝えしましたが。
○山本香苗君 済みません、全然質問と違うことをお答えに。済みません、私はこの後に地方自治体の話をしようという形で、質問はきちんと聞いていただきたいなと思うんですが、ちょっと戻りますが、その提案のことについて具体的に防衛省として把握されておりますかと。
○山本香苗君 是非御確認をいただきたいと思います。私がその話を聞いた場にも沖縄の防衛局の方おられましたので、しっかり聞いていらっしゃいますので、その点、是非確認をしていただきたいと思います。  先ほど渡辺副大臣がお答えした点についてなんですけれども、その東日本大震災においての米...全文を見る
○山本香苗君 いろいろと今事例を挙げていただいたんですけれども、現実はそんなに進んでいないですね。かなり地方自治体の側の方が慎重だという御意見も伺っております。是非、きちんとそういう形で書き込んだわけですから、具体的に、言ってきたら何かしてやるよじゃなくて、具体的な対策を講じてい...全文を見る
○山本香苗君 できれば外務省においても、やはり防衛省と同じような形できちんとした形をおまとめになられた方がいいと思うんです。  といいますのも、政府の中央防災会議の下に防災対策推進検討会議ってございまして、災害対策の法制やいろんなこと、今回の震災の総括もやっていろいろと体制を考...全文を見る
○山本香苗君 もう震災直後から、当委員会におきましてはいろんな形で議論がなされました。先ほどおっしゃっていただいたような支援の受入れの話であったり、また、この原発事故の対応を巡って汚染水の問題もありましたし、いろいろあったわけです。教訓はあるわけです。そういったところをきちっとま...全文を見る
○山本香苗君 今、IOMの会合のお話もありましたけれども、外務省として、今回の震災で在日外国人被災状態、被災実態というのは把握されていますか。
○山本香苗君 現時点で三十四名です。きちっと正確に確認していただきたいと思いますが、恐らくこの数もきちんとした把握された、警察の把握している数字でありますけれども、恐らくこの数字、確かな数字じゃないと思います。被災実態、この死傷者だけじゃないわけですよね。もっといろんな意味で把握...全文を見る
○山本香苗君 ということは、関係省庁でそういう協議体みたいな受皿つくって検討していただけるということでよろしいでしょうか。
○山本香苗君 もうちょっと歯切れのいい答弁していただきたいなと思います。玄葉大臣、どうですか。
○山本香苗君 こうしたことも検証して初めて必要性が感じられるんだと思いますので、検証作業の中でしっかりやっていただきたいと思います。  もう一つ、災害時だけじゃないんですけれども、いわゆる言葉の壁が存在することによって、在日外国人の方々が苦労する問題として医療の場があります。そ...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  日本に住む外国人というのは三十年前と比べると百万人増えておりまして、現在二百万人を超えているわけであります。しかし、この医療通訳というのがいる病院というのは本当に限られておりまして、最近、自治体などが医療通訳を派遣する事業を京都なんかも始...全文を見る
○山本香苗君 本当に外国人患者の受入れに向けた体制というのを今一生懸命進めようとはしてくださっているんだと思いますけれども、やっぱりこの医療通訳という形を、きちっとした認定制度を創設するというところを考えながら是非やっていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 ...全文を見る
○山本香苗君 我が国が提出して、そして全会一致で採択された限りは、我が国が率先して世界にその範を示すようなことをしていかなくてはなりません。今回五十六回なんですが、二年後の五十八回のこの国連婦人の地位委員会にはきちんと報告をしなくちゃいけないことになっているんですね。  国内に...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。是非よろしくお願いします。  いわゆる防災から救援、復興に至るまで、災害に関する全てのプロセスで女性の役割の重視を国際社会の取組として徹底させることは極めて重要なことだと思います。是非よろしくお願い申し上げたいと思います。  残りの時間を普...全文を見る
○山本香苗君 二万一千というのは確かに聞いたんだという話でございますけれども、大臣はこの数字について二月三日の外務大臣会見でもおっしゃっていたわけですね。それがホームページ、外務省の記者会見のところから削除をされていたという話も衆議院で話になっておりましたけれども、削除を命じられ...全文を見る
○山本香苗君 全てが記者会見の内容が載っているわけじゃないと言われながらも一番大事なところでありまして、こうした国会でのやり取りが報道されているときにちょうど沖縄におったわけなんですが、非常にこういうやり方自体がやはり沖縄の方々、理解できないというような御意見もたくさんございまし...全文を見る
○山本香苗君 じゃ、もう今後の協議の中でも変わらないと、それはアメリカ側も了承しているということでよろしいですね。
○山本香苗君 今日の日経新聞に、そのいわゆる今後進めていく五施設・区域の返還で協議機関を設けると、日米の間でですね、沖縄の嘉手納基地以南の五施設・区域の返還に関する実務者の協議機関を新設する方針を固めたというようなことが報道されておりますが、これは事実ですか。
○山本香苗君 ということは、これ、誤報ですか。
○山本香苗君 何か協議が取りまとまった段階で御説明と言われますと、協議の段階ではこういうものはつくられないんだなということを暗におっしゃっているような感じがするんですが。  もう最後一問で終わりますが、本来、このいわゆる米軍再編というのは日米同盟の役割分担の見直しとパッケージで...全文を見る
○山本香苗君 時間が来たので終わります。
03月23日第180回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  つい先ほどの参議院本会議におきまして、「北朝鮮による「人工衛星」の打ち上げ発表に抗議し強く自制を求める決議」が全会一致で可決されました。この決議において、参議院は、政府に対し、発射に備えて万全の体制を構築し、あわせて米国や韓国を始...全文を見る
○山本香苗君 さて、質問の方に入っていきますが、東日本大震災から一年が過ぎました。我が国の再生のためには、まず被災地の復興復旧、これに全力を尽くさねばならないと思っております。  まず最初に、前田国土交通大臣にお伺いいたします。  被災地におきましては、昨年末ぐらいから建設工...全文を見る
○山本香苗君 かなりの手を打っていただいたんですが、なかなか現状は厳しい状況でございます。平野担当大臣の御地元の岩手の釜石でも、同一の工事で三回入札やっても駄目だったという事例もございます。また、安住大臣の御地元の宮城のある市では、来年繰越しする事業のうちの六割が入札不調が原因だ...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  協議会の中に市町村は入っていないんですね。  前田大臣、今の平野大臣の御答弁を受けて、それでよろしいですか。
○山本香苗君 ありがとうございます。  復旧復興工事はこれからが本格化でございます。是非しっかりと連携していただいて、現地の正確な状況を踏まえて対策を更に講じていただきたいと思います。    〔理事川上義博君退席、委員長着席〕  続いて、小宮山厚生労働大臣に伺います。  ...全文を見る
○山本香苗君 今、現物給付と言われました。なぜ現物給付じゃなきゃならないんですか。
○山本香苗君 大臣は今、現物給付というのが法律に基づくとおっしゃいましたけれども、災害救助法をもう一回見てください。現物給付という明文規定はございません。  それに、災害救助法第二十三条の二項はこのように書いています。救助は、都道府県知事が必要があると認めた場合においては、前項...全文を見る
○山本香苗君 今が大事なんです。これからのことじゃないんです。今運用を見直していただきたいと申し上げているんです。  今日の朝日新聞のある記事を見て目が留まりまして、盛岡総局の木瀬公二さんという記者さんが書いた記事なんですけれども、その中に、「東日本大震災の被災地では、不思議な...全文を見る
○山本香苗君 三月七日の日に、今総理がおっしゃっていただいた検討会議の中間報告が公表となりました。その中に、先ほど来より議論させていただいております災害救助法のことも書いてございます。しかし、この災害救助法について、明確に改正するとか、そういったことは書いてございません。  前...全文を見る
○山本香苗君 おっしゃるとおり、要請主義もそうですが、もう広域に避難者が今回のように出た場合もそうですし、また事態がこれだけ長期化することにも対応できない、想定されてないと、そういういろんな課題があります。また、そもそも厚生労働省が所管というのは私はおかしいと思うんですよ。内閣府...全文を見る
○山本香苗君 耐震化事業はもちろん進めてまいりますが、またそれはそれで違う別の話だと思います。  東日本大震災におきましては、学校で照明カバーや内壁が崩落し、児童生徒がけがをする事故が起きました。また、学校ではございませんでしたけれども、九段会館のホールの天井が落下して、お二人...全文を見る
○山本香苗君 何かよく分かったような分からないような答弁なんですけれども、しっかりやるという姿勢をまず出していただくことが大事なんです。
○山本香苗君 じゃ、次のお話なんですけど、どう点検していくかということなんですが、こちらのパネルを見ていただきたいと思いますし、(資料提示)皆さん方、お手元の方の資料を見ていただければと思うんですが、パネルの方は体育館の中なんですけれども、非構造部材と言われて、ぱっとよく分からな...全文を見る
○山本香苗君 またこのことについては後日質問いたしますので、よろしくお願いします。やったかどうかということを聞かせていただきますので。  前田国土交通大臣にお伺いしますが、たしか社会資本整備交付金の中で学校施設の非構造部材の点検費用を見ることができることになっていたと思うんです...全文を見る
○山本香苗君 力強い御答弁、ありがとうございます。  非構造部材の点検というのは一回ぽっきりでは終わらないんですね。定期的にやっぱり行っていく必要があります。学校保健安全法第二十七条では、学校点検というのを法律で義務付けています。この法定点検の中に、非構造部材の点検も位置付けて...全文を見る
○山本香苗君 確認をいたしますが、要するに、事実上、法定点検の中に入っているということですか。
○山本香苗君 今まで法定点検の中に入っていたのにやっていなかったということになるわけですか。
○山本香苗君 ちょっと事前に聞いていた話と違うものでいろいろ確認させていただいたんですが。というのが、学校保健安全法においては、点検というものは法的に義務付けているけれども、何を点検するかというのは各学校で決めることになっているんだという話だったわけです。  しかし、今日の文部...全文を見る
○山本香苗君 書いていただくようにというか、書いていただかなかったら入らないという話ですから、きちんと書いていただくように文部科学省としてしっかり指導していただくということでよろしいんですね。  点検を実施しても対策をしていないと、未実施のまま放置するようなことがあってはならな...全文を見る
○山本香苗君 自治体の要望はあるんです。是非対応していただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  次に、総合特区制度についてお伺いをさせていただきたいと思います。  国際医療交流の拠点づくり、「りんくうタウン・泉佐野市域」地域活性化総合特区、いわゆるりんく...全文を見る
○山本香苗君 今、和泉局長がおっしゃっていただいたとおり、今、国と地方の間で協議が始まっていますが、これがなかなかうまくいっていないんです。  このりんくう特区の一番の肝はどこかといいますと、民間事業者による仮称、りんくう医療出島センターというものの整備で、その中核を担うのは、...全文を見る
○山本香苗君 一緒に前向きに対応していただけるという御答弁だったようにも聞こえるんですけれども、しかし、今、全部透明化を図ると先ほど和泉局長の話がありましたけれども、プロセスの透明化を図る中で、厚労省と大阪府のやり取りがきちんと書面でホームページでも見れるような状況になっているわ...全文を見る
○山本香苗君 約束がしっかり守られることを見守っていきたいと思います。  このりんくう特区のもう一つの肝は、医療通訳なんです。医療通訳というのは、医療の現場でお医者さんとか医療従事者と外国人のコミュニケーションを手助けするものなんですが、関西空港の対岸にあるりんくう総合医療セン...全文を見る
○山本香苗君 医療通訳の基盤、機能の拡充ということは、本当に国際医療交流の推進を始めとして、観光やビジネスなどインバウンドの回復、促進に向けた基盤整備としてもう必要不可欠なものですよね。  このために、総合特区では、今おっしゃったような医療通訳の活躍の場を広げるためにも、遠隔医...全文を見る
03月27日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○山本香苗君 本日は田中大臣には御質問いたしません。あした質問させていただきますので、今日は外務大臣とじっくり議論させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  まず、パッケージ型インフラ海外展開支援のための円借款の活用につきましてお伺いをさせていただき...全文を見る
○山本香苗君 中進国については今までもできたんです。高中進国については今回初めてできるようになったということですので、そこをごっちゃにしないようにしていただきたいと思いますが。  今回のこの合意に基づいて、実際、現時点に至るまで、どれぐらいの円借款供与が決まったんでしょうか。
○山本香苗君 現時点に至るまでゼロと、この状況をどう分析評価をされておられますか。
○山本香苗君 ちょっと認識がずれるわけなんですけれども、私の元には、せっかくこういう支援ツールができたのにと、なかなか思うように進まないと、そういう声が届いております。  私は、大臣冒頭に御答弁されましたけれども、この関係三省で、運用に基づくことだから、運用について合意したとい...全文を見る
○山本香苗君 パッケージで日本企業が関与するということなんですけれども、今おっしゃったような、ソフト、ハード全部に日本企業は関与するとなりますと、極めてハードルが高いわけなんです。どこまで、じゃ、日本企業が関与しているプロジェクト案件であれば、パッケージ型インフラとして取り扱われ...全文を見る
○山本香苗君 ちょっとよく理解し難い御答弁なんですけれども、インフラ専門官のことはまた別のときにお伺いしますが、置いただけじゃ困りますので。  要するに、ここの解釈が非常に大事なわけなんです。どこまでがそういうふうな案件として認められるか。今大臣、我が国の強みとおっしゃいました...全文を見る
○山本香苗君 だから、パッケージ型プロジェクト案件のインフラの建設の主要部分に日本の企業が関与している案件も含まれると解釈することはできますかと。
○山本香苗君 ありがとうございます。  ここの部分が、これができるようになれば、言ってみたら、このパッケージでとなった場合に、全て長期間にわたりオペレーションのところまで見なくちゃいけないといったら物すごくハードル高い。でも、ここの建設の主要部分にという話ができれば、今できると...全文を見る
○山本香苗君 要するに、パッケージ型インフラ建設及び運営に直接的に有効っていう場合というふうに解釈してもよろしいでしょうか。
○山本香苗君 是非、柔軟な幅のある解釈というのをしていただきたいと思うんです。  といいますのも、さっき申し上げたように、受注に直接的に有効な場合というふうにしますと、その因果関係を立証するのというのは極めて難しいわけで、そのために限定的な運用になってしまうんじゃないかと思うん...全文を見る
○山本香苗君 要するに、大臣は例外的にという文言を見なくてもいいよとおっしゃっていらっしゃると解釈をしたいと思いますが、要するに、この例外的にという言葉を落として運用していただきたいと思うんです。例外的にしか供与されないとなりますと、また極めて限定的な運用しかなされなくなる可能性...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  次に、現職教員特別制度についてお伺いしたいと思いますが、ちょうどそのODAの調査で行ったときに青年海外協力隊の方々とも懇談をする機会をいただきまして、いろいろ話を伺ったんですけど、その中で、こんなことが起きているのかと思ったのが、この青年...全文を見る
○山本香苗君 いや、ひどい運用だなと思うわけなんですよね。  今、山根副大臣がおっしゃったように、都道府県によってかなり差があるというふうに伺いました。私が話を直接聞いた方も関西以外の方でありましたけれども、文科省から、なるべくこれは統一的な運用ができるようにしっかり指導してい...全文を見る
○山本香苗君 たしか、委員長がいらっしゃる京都市は大変いい事例があると伺いましたが、どういう事例ですか。
○山本香苗君 後ろにいらっしゃる方々御存じですけれども、京都市の何か教育委員会は、就職決まって、教職員になるということが決まって、この制度で行くということも決まった場合に、二年間職員になるというのを猶予するというような非常に好事例もあったというふうにJICAの方から伺いました。い...全文を見る
○山本香苗君 私立も今後やっていただけるということですね。
○山本香苗君 あと、この制度は二十歳から三十九歳という形で年齢制限がなされているんです。これは、要するに青年海外協力隊の枠の中で行っているということで三十九歳で切られちゃっているわけなんですが、これ、わざわざ青年海外協力隊の枠に入れておく必要性ないんじゃないですか。この制度だけで...全文を見る
○山本香苗君 いろいろ検討しなきゃいけないことが出てきているわけです。というのも、制度できましてちょうど十年たちました。去年、たしかこの青年海外協力隊本体についてはいろいろ検証がなされて、報告書も出されました。しかし、この制度については、その中で深掘りして詳細な検証というものはな...全文を見る
○山本香苗君 副大臣、よく聞いてください。政策ペーパーの中に入っていないから言っているんです。あの中は本体の話なんです。この現職教員特別参加制度のことについてはほとんど言及ない、検証されていない。これは事務方とちゃんと議論した上で、きちっとした上でこうやって質問をさせていただいて...全文を見る
○山本香苗君 この現職教員特別参加制度以外に、本体の方の話でちょっと一点なんですが、よく派遣要請と現場のミスマッチということが言われました。いろいろそれで手は打ってきて、前任者の方と引き継ぐ方がなるべく長い時間引き継ぐ時間が取れるようにとか、いろいろと制度改善はしてきたんですけれ...全文を見る
○山本香苗君 五年です。五年ですよ。
○山本香苗君 しっかりしてください。  最後に、玄葉大臣、済みません、お仕事されているようですが。ちょっと通告しておりませんけど、今日は海外援助についていろいろ聞いたので一言御意見を伺いたいんです。  先週の日曜日に、緒方貞子さんが朝日新聞の「私の視点」というところで御意見を...全文を見る
03月27日第180回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗です。松原大臣よろしくお願いいたします。  ちょっと通告をしていないんですが、大事な問題なので一番最初に一つお伺いしたいんですけれども。  内閣府設置法の第十二条におきましては、特命担当大臣は、その掌理する第四条の第一項及び第二項に規定する事務の...全文を見る
○山本香苗君 ちょっと安心をいたしました。  といいますのも、実は昨日、質問レクで消費者庁の担当の方に勧告権限のことについたら消安法の勧告権限しかないみたいなことを言うわけですよ。役人が知らないわけなんですよ。おかしいんですよ。愕然としているので、通告なしで大変失礼でありました...全文を見る
○山本香苗君 当時の修正案提案者の仙谷さんも、この権限の行使ができるかということについては、やる気の問題ですと、人を得ればちゃんとできると、このように確信していますというふうに言っていました。本当に私もやる気の問題だと思うんです。私は、残念ながら、消費者庁ができて二年半、私は期待...全文を見る
○山本香苗君 是非よろしくお願い申し上げたいと思います。  といいますのも、今回の国民センターのこの一元化の議論というのは一元化ありきで進められてきて、先日の委員会でうちの党の幹事長が申し上げたとおり、我が党としてはかなり問題があると考えております。検証会議もたった二か月程度で...全文を見る
○山本香苗君 御丁寧な答弁、ありがとうございました。  要するに、利用者個人を全て含むとするとめちゃくちゃ多くなっちゃうと、なので解釈では利害関係人とみなしてないけれども、職権で公聴会をやっているから、そういった実態的な運用はできているんですよと、そういう御答弁だったと思うんで...全文を見る
○山本香苗君 全く納得できません。利用者というのはやっぱり利害関係人ですよ、どう考えたって。  もう一つ、鉄道運賃等の認可については、原則運輸審議会へ諮問し、答申するということになっているわけでありますけれども、必ずしもそうじゃないんですね、全てが。軽微認定事案については審議会...全文を見る
○山本香苗君 過去の例だとかそういうものを引いてきたり、ルールにのっとって軽微であると運輸審議会が判断しているというふうにおっしゃっているわけなんですけれども、運輸審議会がその判断に至った経緯だとか議事録だとかそういうものは一切公表されていないんです。ですから、利用者を含め消費者...全文を見る
○山本香苗君 是非、先ほど勧告権限のことを申し上げましたけれども、ちょっとこの運輸審議会のやり方はひどいですよ、是非しっかり関心持っていただいて、国土交通副大臣もされていたはずですから、是非よろしくお願い申し上げます。  鉄道の料金に絡めて定期券の中途解約の問題があるんですけれ...全文を見る
○山本香苗君 そうしたことを全て踏まえた上で質問させていただいておりますので。あともう一分しかございませんが。  今おっしゃっていただいたように、定期券に関する様々な相談というのはPIO—NETに来ているわけです。ですから、この問題はきちんと速やかにやっていただきたいのと同時に...全文を見る
○山本香苗君 時間ですので、終わります。
03月28日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗です。  田中大臣が頭でいっぱいでいらっしゃるPKOにつきましてお伺いをさせていただきたいと思いますが、宇都議員について、質問で、一点だけ確認させてください。  先ほどの南スーダンの関係なんですが、昨年の十二月六日の参議院外交防衛委員会におきまし...全文を見る
○山本香苗君 田中大臣から今のような御答弁をお聞きしたかったと思います。  PKO法の改正検討についてお伺いしたいと思いますが、現在、関係省庁間でPKO法の改正を含めた検討がなされていると伺っております。なぜ法改正を含めた検討がなされているのか。PKO法が施行されて二十年です。...全文を見る
○山本香苗君 その検討というのは、従来の憲法解釈を変更しないという前提で行われているということでよろしいですね。
○山本香苗君 防衛大臣、今の局長の答弁のとおりでよろしいですか。
○山本香苗君 解釈を変えないかと聞いています。
○山本香苗君 現在、関係省庁間で検討されている論点は何でしょうか。十三項目ほどあると伺っておりますが、具体的にお答えください。
○山本香苗君 いえ、もう既にオープンになっているペーパーがあるじゃないですか。それを議事録に残すためにちゃんと十三項目挙げてください。
○山本香苗君 別に改正するかどうかじゃなくて、検討している項目を、中身じゃなくて項目をと申し上げているんです。
○山本香苗君 ということは、検討の中でPKO五原則も見直すということですか。
○山本香苗君 じゃ、五原則はいじらないということですか。
○山本香苗君 といいますのも、民主党政権になって、ハイチであれ、南スーダンであれ、先ほどの話のとおり、紛争当事者がいない、停戦合意もない、こういう場合でも、すなわち五原則をきちんと満たしていない場合でも既にPKO部隊に自衛隊を派遣してしまっているわけなんです。このことを防衛大臣は...全文を見る
○山本香苗君 大臣、よく聞いてください。国づくり支援というものを私は否定していないんです。PKOの五原則の中で、停戦合意、受入れ国の同意、中立性の遵守、このうち一つでも欠けたら中断又は撤収、そのうちの二つも抜けていますよと、こういう形で派遣していることをどう思うんですかと聞いてい...全文を見る
○山本香苗君 済みません、防衛大臣に聞いているので。
○山本香苗君 全く話聞いていないじゃないですか。  五つのうちの、今、停戦合意が崩れた、停戦合意ないんですよ。この状況で派遣していることをどう思いますかと聞いているんです。(発言する者あり)外務大臣に聞いていません。
○山本香苗君 大臣、基本中の基本のことをお伺いしているんです。  既に、五原則と言いながら、そういう形で、紛争、普通はPKOは紛争後という形を当初念頭に置いて想定してつくられたものだけれども、国づくり支援という新たな形を持ってきたときに、こういう形でなし崩し的に現行の法律を適用...全文を見る
○山本香苗君 もう一回言います、もう一回質問します。  五原則を実態に合わない形で満たさないPKO派遣をこのまま運用で続けていかれるんですか、それとも法改正で対応するんですか、どっちですか。
○山本香苗君 大臣の見識を聞いています。
○山本香苗君 五原則を満たしているか満たさないか判断するのは政治の責任です。現場がどうのこうのじゃないんです。どっちですか。
○山本香苗君 改正の検討は大いにやるべきだと思っています。以前の委員会でもるる申し上げました。しかし、今のような田中大臣の御答弁では、到底、田中大臣の下でPKO法の改正なんかできないと、難しいということを申し上げまして、時間が大分無駄に過ぎたので、個々の論点についてお伺いしたいと...全文を見る
○山本香苗君 宿営地等の共同防衛ができないことによって、派遣されている自衛隊員の活動に不都合が生じる事態があったんではありませんか。どのような事例がありましたでしょうか。田中大臣、お答えください。副大臣でもいいですよ、とにかくお答えください。時間が過ぎます。
○山本香苗君 訓練の話ですか。宿営地の共同防衛において不都合が生じた例はありますかと聞いたんですが。
○山本香苗君 過去にあったということですね。
○山本香苗君 九・一一後のテロ対策特別措置法の審議の中で、平成十三年十月十五日に衆議院国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会理事会に提出された資料の中に、武器使用についての政府統一見解を示したものがございます。  その中で、言わば自己保存のための自然権...全文を見る
○山本香苗君 PKO法の規定はおいておいて、この政府の統一見解に基づいた場合には、これ、政府の統一見解なんですよね、今私が読み上げたのは。これによると、ここまで憲法は許しているということなわけですね、ですよね。  であれば、今の局長の御答弁からすると、PKO法の二十四条のところ...全文を見る
○山本香苗君 別に法改正をする、しないを聞いているわけじゃなくて、解釈として可能かどうかと聞いているので、そこは明確にお答えいただきたいんです。
○山本香苗君 じゃ、外務大臣と防衛大臣、それぞれ所感を述べてください。
○山本香苗君 じゃ、規定を変えればいいということですか。
○山本香苗君 いや、もう憲法上の解釈はこの平成十三年に出たもので統一見解出ているわけなんですよ。ですから、あとはこれをどういう形でやっていくかというところをお伺いしたいんですけれども、もう、済みません、時間がまいりましたが、いろいろほかにも通告させていただいていたんですけれども、...全文を見る
04月17日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○山本香苗君 本日は北朝鮮のミサイル発射事案をめぐる政府の対応について伺いたいと思いますが、その前に一言申し上げたいと思います。  といいますのも、本日の委員会に官房長官と危機管理監の御出席を要請いたしました。広田筆頭理事にはいろいろと御尽力をいただきましたけれども、結局応じて...全文を見る
○山本香苗君 この程度の認識ですか。失敗だという認識も反省もないんですか。  まとめて官房副長官、御答弁ください。
○山本香苗君 まずその認識なくして効果的な検証なんかできっこないんですよ。ミサイルを撃ち落とすということは一分一秒を争うそういう任務ですよね、速さが勝負ですよね。なぜアメリカの早期警戒衛星情報SEWを、そのままつかんだ時点で発表しなかったんですか。
○山本香苗君 官房です。
○山本香苗君 先ほどの佐藤理事とのやり取りの中でもありましたけれども、防衛省においては、SEWの精度等に限度があることは否定はできないが、我が国の方向へ発射される弾道ミサイル等に関する第一報として有益な情報としているわけです。  それで、よく前回の二〇〇九年の例が出されますけれ...全文を見る
○山本香苗君 いや、言葉だけ緊張感があると言っても何にもならないんですよ。現場の方がしっかりしているじゃないですか。官邸が、肝心要の官邸が一番感度が鈍いんですよ。こんなていたらくで有事どうするんですか。  藤村官房長官が、先ほど来よりも質疑の中でありましたけれども、今回の対処方...全文を見る
○山本香苗君 いや、間違いないかと聞いているだけです。
○山本香苗君 そうなんです、間違いないんですよ。官房長官はダブルチェックに手間取ったと言いながらも、ダブルチェックで確認する前に現に情報発表されているんじゃないですか、ですよね。ダブルチェックに手間取ったから発表が遅れたんだ、これは言い訳にならないと思うんですよ。
○山本香苗君 そんなことは聞いておりませんし、現に、混乱を起こさないようにと言いながら、混乱を起こしているんじゃないですか。現に、情報はダブルチェックする前にもう政府から発表されているんです。だから、ダブルチェックに手間取ったというのは言い訳にならない、取って付けた言い訳にしかな...全文を見る
○山本香苗君 官房長官や副長官は一切御存じなかったんですか。
○山本香苗君 つまり、八時三分時点で、官房長官や副長官と危機管理監との間では連携が取れていなかったということですか。
○山本香苗君 連携が取れていたと言いながら、何でエムネットのことで何にも事前に知らないということになるんですか。事前に、エムネットを出すときには官房長官とかは知らなくていいと、官房副長官にも知らせなくていいと、危機管理監で、役人だけでやっていいと、そういうふうになっているんですか...全文を見る
○山本香苗君 じゃ、今回、元々、官房長官だとか副長官は知らなくてよかったということですか。
○山本香苗君 思いますじゃなくて、事実関係はそうなんですか。
○山本香苗君 今回、このエムネットの第一報が出たことによって非常に混乱したわけです。この点は是非改善していただきたいと思いますし、危機管理監と官房長官というのは危機管理の要ですよね。連携取れていると言いながら、連携取れていないような、こういうざまをさらすようなことはあってはいけな...全文を見る
○山本香苗君 質問だけに答えてください。
○山本香苗君 いや、質問に答えていません。違います。
○山本香苗君 それは、大臣、読み上げただけです。じゃなくて、ここに、それまでは、八時十三分、十六分までは、発射の模様とか発射した模様と言っていたのに、十三分、十六分になったところで発射したと、発射をしたというふうにおっしゃっている。ですから、それは何の情報に基づいて言っていらっし...全文を見る
○山本香苗君 もう時間がないので早くしてください。止めるんだったら止めてください。
○山本香苗君 いつの時点ですか。
○山本香苗君 このことは、四月十三日の我が党の会合でもこの裏付け情報は何だということを問合せして、持ち帰っていただいて、その後きちんとした情報がないんですよ。  今、大臣は米軍の情報等とおっしゃいましたけれども、そして今電話する直前だという話でありましたが、先ほどの佐藤理事との...全文を見る
○山本香苗君 もう時間がないので、要するに、八時十三分と八時十六分の時点で、既に防衛省としては精度の高い情報を得たと、SEW以外にも。だから、ダブルチェックを完了したと、発射を確認したという認識に立っていたということですよね。そうじゃなければ、八時二十三分に防衛大臣が記者会見して...全文を見る
○山本香苗君 副長官にお伺いしますが、今防衛大臣は、八時十六分の段階でダブルチェックできていたと、発射確認していたと言うんですけれども、同じ認識ですか。
○山本香苗君 じゃ、違うと言うんだったら、いつの時点でダブルチェック完了して発射を確認したんですか、政府として。
○山本香苗君 これだけ違うわけですよ。防衛省は八時十六分の段階で、今大臣、ダブルチェックやって、そこで発射確認したと言っているんですよ。官房副長官は十一時ごろと言うんですよ。これだけ防衛省と官邸との間で全く、この発射が確認されたかどうかという基本的な認識のところ自体でも違うんです...全文を見る
○山本香苗君 理由聞いているんです。  三月三十日の官房長官のコメントありますね。あそこでは、北朝鮮が発射した場合にJアラートとエムネットを使って速やかに必要な情報を伝えるとされていたんです。領土内に入るか入らないか、つまり危険性があるかないか、そんなことにかかわらず、発射した...全文を見る
○山本香苗君 じゃ、コメントと違うんですか、官房長官の。
○山本香苗君 じゃ、地方自治体の方が理解していなかったということですか。
○山本香苗君 いや、今聞いたのは、地方自治体の方の理解が浅かったということを言っているんですかと聞いているんです。自分たちはこのように言っていたけれども、その間に理解に差があったということを言っているわけですか。
○山本香苗君 エムネットは今回使われたけれども、Jアラートは使われなかった。両方とも弾道ミサイル等の重要情報を地方自治体に伝える仕組みなんですね。何で片方使って片方使わなかったのかと。この使い分け、この差は何なんですか。
○山本香苗君 いや、今全く答弁になっていないと思いますよ。同じ仕組みなのに片方使って片方使わないと。よく分かりません。  もう時間が来ましたので、最後に一点聞きますけど、テロ対策などに詳しい日大の福田教授という方が、危機管理論の専門の方ですが、発射後すぐに情報発信できなければ住...全文を見る
○山本香苗君 最後に申し上げておきますが、検証チーム立ち上げられて昨日会合を開かれたようですが、齋藤副長官がチーム長で、その下に危機管理監。検証調査対象に官房長官もなるかもしれないと。危機管理監だって検証調査対象になるんじゃないですか。お手盛りの調査にならないように、検証にならな...全文を見る
06月19日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  森本大臣、御就任おめでとうございます。大臣におかれましては、これまでの経験また専門的な知見を生かしていただきまして、我が国の安全保障政策また防衛政策をきちっと前に進めていっていただきたいと思っております。  さて、この間、二代問...全文を見る
○山本香苗君 大臣になられると随分と答弁が変わられるものだなとちょっと残念に思いますが、具体的に質問してまいりたいと思います。  今日は大臣の所信的挨拶ということでございますので、基本的には森本大臣から御答弁いただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  先日の大...全文を見る
○山本香苗君 今も大臣がお触れになりましたけれど、やっぱり中国というものの存在があるんだと思います。今月の一日から三日、渡辺副大臣が出ておられましたシャングリラダイアログにおきまして、パネッタ国防長官は、この新国防戦略が中国への挑戦であるという見方は否定していましたけれども、やは...全文を見る
○山本香苗君 今後努力したいということがあるということですが、大臣、ここはみんな応援団でございますので、しっかりと、こうしたい、ああしたい、こうすべきだ、ああすべきだということを、是非具体的にありましたら御答弁ください。
○山本香苗君 じゃ、ちょっと御答弁が来ないので具体的に聞きたいと思いますが、先ほどお話あったように、南西諸島の地形、長い、こう長く続きますよね。そういうことを考えて、既存の施設以外にも、例えば、自衛隊が平時、有事に使用できる空港、港湾施設を整備しておこうという観点から、新たなアク...全文を見る
○山本香苗君 ということは、今ないということですね。  多くの専門家が指摘されておりますとおり、こうした、中国は、そうした尖閣だけではなくて様々な我が国の島々に対して、初めから武力攻撃レベルで触手を伸ばしてくるというわけではないと。それ以下のレベルで繰り返し繰り返しやってくるだ...全文を見る
○山本香苗君 海保はもちろんそうなんですけれども、防衛大綱におきましては、動的防衛力による迅速かつシームレスな対応ということが強調されておりますよね。この動的防衛力による迅速かつシームレスな対応といった場合に、自衛隊と海上保安庁の任務活動の間のシームレスな対応というものは組み込ま...全文を見る
○山本香苗君 シームレスな対応だけじゃなく、動的防衛力というものを構築するに当たって、海保というものの存在も入れた上での考え方ですかと聞いたんですが。
○山本香苗君 私は、海上保安庁というのは、この南西諸島防衛の重要な要素だと考えるべきだと思うんです。  具体的に、じゃ、その海保と自衛隊のシームレスな対応、どう具体的に実現されるんですか。
○山本香苗君 ということは、ここの部分を、海保と自衛隊のシームレスな対応を実現するといった部分で新たな法整備は必要ないとお考えなんですか。
○山本香苗君 大臣は、「海外事情」という雑誌の今年一月号において、中国艦艇から日本の海上保安庁の巡視船に実弾が撃ち込まれたようなケースで日本が自衛権を行使するに当たっての法的措置については十分な担保ができているわけではなく、そうした法体系をつくることにより、周辺における緊急事態に...全文を見る
○山本香苗君 大臣、書かれていたことはまだ法案の形になっていないんですが、防衛大臣になられました。大臣として今後こうしたことを、おっしゃっていたことを検討して対応するというお考えはございますか。
○山本香苗君 やるといったような表情で言っていただいたような気がするんですが。  今、お手元に資料を配らせていただいておりますが、実は今回、いろいろと海上保安庁、検討いたしましたけれども、今回法律出してまだ通ってはいないので、これはなるべく早くしたいと私たちも思っているわけです...全文を見る
○山本香苗君 いえ、政府全体で御検討いただくのは当然のことなんですけれども、防衛省がここはやるんだということをお考えになったらどうですかと申し上げたんですが。
○山本香苗君 よろしくお願い申し上げます。  桝野次長はここまでで結構でございますので、委員長、お取り計らいのほどよろしくお願い申し上げます。
○山本香苗君 次の質問に移らせていただきます。  北朝鮮が我が国に向けてのノドンミサイルを二百基は配備をしているというようなことが言われておりますけれども、基本的なことで申し訳ございません、北朝鮮からミサイル攻撃を受けた場合に、どうやって国民の生命、財産を守るんでしょうか。
○山本香苗君 一挙に何か所からも撃ち込まれた場合はどうなるんでしょうか。
○山本香苗君 多くのミサイルが撃ち込まれた場合、対応するのは不可能であります。そのうちの一つが原子力発電所に撃ち込まれたらもう一巻の終わりです。何の手だてもできないと。もちろん、この間のように北朝鮮が予告をしていながらもいつミサイルが発射されたかも分からないというのは、もう論外で...全文を見る
○山本香苗君 改めてお伺いしますが、専守防衛というのは何を根拠にしてどういう解釈で出てきているのか、政府参考人の方からお願いします。
○山本香苗君 まさに昭和五十六年の長官答弁そのまま読まれたんですけれども、違ってもまた問題なんですが、相手から武力攻撃を受けたときに初めて防衛力を行使しと、防衛のみということなんですが、既に昭和三十一年の政府見解で、自衛隊はそのための能力は有していないけれども、ほかに適当な手段の...全文を見る
○山本香苗君 ということは、我が国の専守防衛という考え方は防衛のみではないということですか。
○山本香苗君 先ほど、主として防衛なのか防衛のみなのかという話からすれば、防衛のみではないということなんですかと。
○山本香苗君 ちょっと角度を変えていきましょう。  安全保障上の新たな脅威であるサイバー戦争についてちょっと考えてみたいと思うんですが、我が国へのサイバー攻撃が武力攻撃事態に当たる場合は自衛権行使が可能という見解がまとめられたと報道されておりましたけれども、そもそもサイバー戦争...全文を見る
○山本香苗君 いえ、ですから、確定している、しないの前に、そういった実際に事態は起きているわけですけれども、今の状況、そうした状況の中で専守防衛というのは通用するんですかと聞いているんです。
○山本香苗君 サイバーだけに限った話じゃなくて、ミサイルにおいてもサイバーにおいても新たな脅威が増大する中で、この専守防衛ということ自体は維持しつつも今日的な意義ということを考えるということは意味があるのではないかなと思って御質問させていただいたんですが、ちょっと思うような答弁が...全文を見る
○山本香苗君 済みません、何か授業を受けているような感じになってきたんですが。  具体的に、まあ言ってみたら、まだすき間があると。具体的に何を拡充し充実させるというところまではまだはっきりしていないということですか。大臣の頭の中であるんじゃないんですか。
○山本香苗君 何かすごく御答弁を聞いていて、分かるような分からないようなというのが正直なところなんですが、ちょっと違和感を感じますのは、大臣、もちろん日米同盟は非常に大事なものです。我が国の外交の基軸です。ですが、日米同盟をうまくいかせるがために何かじゃなくて、我が国を守るために...全文を見る
○山本香苗君 時間が参りましたので、本当はもうちょっと質問を用意していたんですが、ここで終わらせていただきます。  ありがとうございました。
06月20日第180回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗です。  今回、政府案に対しまして大幅な修正を加えた修正案というものを民主党、自民党、公明党の三党で作らせていただきました。この後、正式に提出する予定でございますが、もう内容については既に大臣、よく御存じだと思います。修正案に対する大臣の御見解を伺...全文を見る
○山本香苗君 今回の特商法の改正というのは、近年相談や被害が相次いでおりますこの訪問購入、いわゆる押し買いというものに対する規制ということが主眼であります。その趣旨について我が党は大賛成で、早くやろうと思っていたわけです。  ただ、先ほど石井先生のお話にもありましたけれども、政...全文を見る
○山本香苗君 大臣、そのまま棒読みされちゃ駄目なんですよ。ここ、すごく大事なところで、関係省庁とよくやっていただくのは大事なんですが、実は先ほど石井先生の質問の中にもありましたけれども、消費者庁に何回聞いてもここのところ、具体的に出てこない、すなわち実態をよく分かっていないわけな...全文を見る
○山本香苗君 今具体的に挙げていただいたもの以外にも協議の中でいろいろ出てきたんですけど、日に日に変わっていくんですよ。実態とらまえてないんですよ。是非大臣のリーダーシップでしっかりとそこは対応していただければなと思うんです。  もう一か所、この度の修正では、私どもの要請に対し...全文を見る
○山本香苗君 この二つの政令を定めるに当たりまして、今大臣何度も何度もおっしゃいましたが、六十四条の一項ですね、ここで消費者委員会と消費経済審議会の二つの機関に諮問することが義務付けられていますということなんですが、諮問に対する答申というのは法的拘束力がないわけなんです。答申を受...全文を見る
○山本香苗君 修正案の附則第四条第一項というところには、「訪問購入に係る物品の占有を確実に回復し又は保持することができるようにするための制度について検討を加え、その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとする。」という項目が新設されました。ここは我が党が強く主張したところでございま...全文を見る
○山本香苗君 答えていません。  何で駄目だったか、何でできないと言ったのか、その回答を下さい。もう、時間取っただけですよ。止めてください。
○山本香苗君 できないと言った理由がそういう理由だったということを聞きまして、修正すればよかったと。本当に極めて不誠実な答弁だと思います。  ちょっとあと時間がなくなってきているので、確認、確実にしなくちゃいけない点なんですが、訪問購入というのは、訪問販売と同様に消費者が直面す...全文を見る
○山本香苗君 とにかく、訪問購入による被害や相談というのは後を絶ちませんので、手口も巧妙化しています。この法律の施行は公布の日から起算して六月を超えない範囲となっておりますが、一日も早い施行をお願いしたいと思います。  最後に、大臣に伺います。  今国会、出す出すと言われなが...全文を見る
○山本香苗君 終わります。
07月25日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第7号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗です。どうぞよろしくお願い申し上げます。  野田総理、我が党は社会保障と税の一体改革の三党合意に参加いたしました。参加した以上、曖昧なまま法律を成立させない、参議院での審議を通じて改革の中身を詰めていく、これが私たちの使命であると考えております。と...全文を見る
○山本香苗君 結局、控除から手当へとおっしゃったんですが、実際そうなっていないんです。実質収入が減っている家庭があるわけです。年少扶養控除を廃止した平成二十二年の税制改正法案に我が党は反対いたしました。年少扶養控除の廃止の影響というのは、今総理もちょっと御説明されましたけれども、...全文を見る
○山本香苗君 事前に分かっていたはずです。地方自治体に関係することだからこそ、早くやっていかなくちゃいけなかったわけなんです。現場は大混乱ですよ。いつされるんですか。
○山本香苗君 非常に不十分な答弁だと思います。この場で実はやると言っていただきたかったわけなんですけれども、やると再度言っていただけませんか。
○山本香苗君 もう実は、幼稚園にお子さんを通わせている保護者の方々はこの六月で上がるというお知らせを受けておられるわけですね。もう現場は混乱しているわけであります。  三党合意では、扶養控除の在り方について引き続き各党で検討を進めることとなっております。子育て世帯、本当に、総理...全文を見る
○山本香苗君 何らかの対応を考える、検討するということでよろしいですか、総理。
○山本香苗君 それでは、子ども・子育て三法案についてお伺いしますが、保育所に子供を預けるに当たっては、まず保護者が市町村の窓口に行って申し込んで、そして市町村が保育に欠ける児童かどうか判断して保育所を決めると、これが現状ですね。修正案におきましては、市町村に申し込んで市町村が保育...全文を見る
○山本香苗君 とにかく今預けていらっしゃる保護者の方々にも余り負担にならないような形でやっていただきたいと思うんですが、市町村が客観的に保育が必要な児童と認定する際の要件というのは具体的に何ですか。
○山本香苗君 市町村によっては、障害や虐待のおそれがある場合に、保護者に就労誓約書などを提出させてわざわざ求職扱いにしたり、家庭内労働をしているという形に申告をしてもらって保育所に入れているというような実態もあるわけなんですね。要するに、この特別な事情がある場合の児童というのも保...全文を見る
○山本香苗君 今回の新たな仕組みを入れることによって、保育を必要とするお子さんに例外なく保育が受けられる権利が付与されると。大きい変換なわけなんですね。欠けるがただ単に必要なになるだけじゃなくて、大きい、大転換なわけですけれども、これを、ただ単に言葉面じゃなくて、実現する仕組みが...全文を見る
○山本香苗君 御丁寧な答弁、ありがとうございました。  今御説明いただきましたとおり、修正案に二つポイントがございます。まず一つが、保育に関する認可制度の改善です。今までも、たとえ認可基準を満たしていたけれども、認可されるかどうか分からなかったと。地方の裁量に任されていた。その...全文を見る
○山本香苗君 きちんと確保してあるということなんですけど、認可保育所への先ほど申し上げた運営費補助金というのは国の保育単価によって決められていて、実際の保育所運営なんか全然足りないわけです。多くの自治体は補填しているわけです。また、自治体によっては独自の基準を設けて、低所得者に配...全文を見る
○山本香苗君 後で違ったということにならないようにしていただきたいと思いますが。  今日の審議の中でも出てきました。認可に当たっては保育士の配置基準というものがあるわけです。都市部の保育士不足というのはもう深刻な問題です。つい先日も日経新聞で、「都市部の待機児童、解消したいが…...全文を見る
○山本香苗君 現場で混乱が起きないようにしていただきたいと思います。  修正案の二つ目のポイントは、先ほど池坊衆議院議員からも御説明していただいたように、小規模保育等、地域型保育給付制度の導入ですね。ここで待機児童、特に〇—二歳のところの待機児童解消の鍵を握っていると思っており...全文を見る
○山本香苗君 是非、ここの部分は大変期待も高いところでございますので、よろしくお願い申し上げます。  この今の修正案の二つのポイントを含めて、今よりも確実に認可保育所というものが増えるわけです。これまで待機児童の多い地域では、認可保育所が十分でなかったので、いわゆる年収の高い、...全文を見る
○山本香苗君 ここを大事に、利用者負担はこれからという話なんですが、認可園が増えるということはそういうことなんだということをもっとアピールしていただきたいと思います。  今、保育のことばかり言ってきましたけれども、保育所に預けないで家庭で子育てをされている方々もたくさんいるわけ...全文を見る
○山本香苗君 認定こども園について一点だけお伺いします。  この四月に幼保連携型の認定こども園になったばっかりと、そういう認定こども園に行ってお話を伺ってまいりました。認定に当たって、もう手続めちゃくちゃ煩雑と、そして申請書類がもう山のように要るわけですね。年度が始まってから公...全文を見る
○山本香苗君 それだけじゃなくて、現場のいろんな課題を吸い上げるようなこともやっていただけますか。
○山本香苗君 是非しっかりと、こういう幼保連携型になっていただいたらこういうインセンティブがあるんだ、そういうことをしっかりお答えいただきたいんです。衆議院においても、また当委員会の質疑においても、これから、これからみたいなことが非常に多くて分からないことばかりだというような声も...全文を見る
○山本香苗君 じゃ、その仕組みを提案いたします。  大阪府では、平成十六年度からおおむね中学校区単位で一人、地域における見守り、発見、相談、つなぎの機能を行います地域福祉のコーディネーターとしてコミュニティーソーシャルワーカー、CSWを配置する事業を実施しています。大阪府の北部...全文を見る
○山本香苗君 生活困窮者を排除するんじゃなくて地域の皆さんと一緒にその人を支えるネットワークを地域に丁寧につくっていく、こういうネットワークをつくることによって、その人だけじゃないんですよ、その人を支援している人たちも、自分たちも困ったときに支えてもらえるんやと、そういう安心感が...全文を見る
○山本香苗君 終わります。
07月26日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○山本香苗君 お疲れさまでございます。  この間、大分、間が空きました。前回の委員会、六月十九日だったんですけれども、六月十九日の当委員会におきまして、森本大臣は、周辺事態法の別表に記載している公海上の米艦船に対する海上輸送について、輸送できる物品から武器弾薬が除外されており、...全文を見る
○山本香苗君 確認ですが、今大臣が議論したいとおっしゃっている公海上での補給というのは、後方地域における武器弾薬の補給ということでよろしいですね。
○山本香苗君 公海上での補給については基本的に想定し難いというふうに整理されてきたということなんですが、なぜそのように整理されてきたんでしょうか。
○山本香苗君 たしか実需がないと、実際そういうニーズがないという整理だったと思うんですが、ちょっとそこは確認をしていただければと思うんですけれども。  その基本的に想定し難い、そういう形の前提というものが妥当か否かというところに大臣は疑義を感じていらっしゃるということなんですが...全文を見る
○山本香苗君 公海上での補給と言っちゃうと何か広い感じがするので、私は、一番最初に確認したのは、後方地域でのということなんですね。そうした場合に、やはりなかなか想定しにくいのかなということを考えていたんですが、現在において具体的にそういう事象があるわけではないと、ただそれを議論し...全文を見る
○山本香苗君 今までは、その公海上で、かつ、後方地域における米艦船への武器弾薬の補給については武力行使との一体化との問題があるかどうかと、今日まで結論を出さないで来ているわけですね。  この問題について、先ほど大臣は、憲法論の枠内でと、枠内で実施できる余地がないのかなどについて...全文を見る
○山本香苗君 本件につきましては、また別途しっかり議論させていただきますので、今日はオスプレイのことも、先ほど来よりありますが、なるべく重ならないように質問していきたいと思いますけれども。  二十三日に岩国にオスプレイが陸揚げをされたと。先ほどの答弁を聞いていますと、スケジュー...全文を見る
○山本香苗君 ようやく昨日になって、いわゆるオスプレイの墜落事故に関する専門家チームが設置されたということでございますが、今後どういう方法で調査をされるんでしょうか。いつごろその調査報告というのはまとめられる。二つの事故があって、一つの方は八月末ぐらいに調査結果が出てくる、アメリ...全文を見る
○山本香苗君 要するに、調査結果いかんによっては、また調査結果が出てくるタイミングによっては十月の配備延期、中止を要請するということもあり得るということでしょうか。配備の延期。
○山本香苗君 日程だけじゃなく、日程のいかんによって、その十月のオスプレイの配備の延期若しくは中止ということを日本政府側から要請することもあるんですかと伺ったんです。
○山本香苗君 先ほど来より安全性を確認しない限り飛行運用はさせないんだ、そう言われるんですけれども、今の説明を聞けば聞くほどもう配備ありきという感じに感じてしまいます。  ちょっと角度を変えますが、大臣や総理の言われる安全とは何なんでしょうか。何をもって安全と言われるんですか。
○山本香苗君 おっしゃるように、一〇〇%安全なんてないわけですよ。ここでちゃんと決めておいて示しておかないと、結局、安全性ありきだとか配備ありきの調査だった、アリバイづくりだったという批判は免れ得ないわけで、そこのところが、安全性という言葉がその場しのぎになっている感じが否めませ...全文を見る
○山本香苗君 オスプレイ十月配備、ここが一つの区切りのように言われているわけですが、これが遅れた場合、我が国の防衛にどういう影響が出ますか。
○山本香苗君 大臣、その説明の仕方が問題だと思うんですよ。  我が国の防衛にとってどういうことであってという説明があった上でその後継機の話だったらいいんですが、いつも何か逆な感じがするわけなんです。そういう説明の仕方をされると、幾ら調査報告書がまとまって出てきても国民に説明がで...全文を見る
○山本香苗君 なかなか難しい説明の仕方だと思います。  オスプレイ配備について一生懸命頑張って孤軍奮闘されているお姿は分かるんですけれども、私は本当に、こういったことについて中身を、先ほども島尻理事の方からもちょっとありましたけど、民主党の幹部の方々が公然と異を唱えていらっしゃ...全文を見る
○山本香苗君 大臣、言うべきときはもう言っちゃった方がいいと思いますよ。別に大臣を守るというわけじゃなくて、日本が悪い方向に行っちゃいけないわけですから、言うべきときは言った方がいいと思いますよ。  本来は、こういう国民の批判の矢面に立つのは政治家ですよ。玄葉大臣、横にいらっし...全文を見る
○山本香苗君 言葉だけで終わらないでくださいね。ちゃんとやってくださいね。  本日、日米合同委員会が開催されているそうですが、何を協議しているんですか。協議内容を教えてください。外務大臣にお伺いします。
○山本香苗君 日米合同委員会で、万が一事故が起こった際の手続についてもアメリカ側と協議をするというお考えはございますか。
○山本香苗君 大臣、日米合同委員会しかないんですよ。  基地外の米軍機の事故に関するガイドライン、二〇〇四年の沖縄国際大学の海兵隊ヘリ墜落事故後に作られたわけです。さっき外務大臣、御答弁の中で、その事故後、そうそれほど現状は変わっていないとおっしゃったように、このガイドライン、...全文を見る
○山本香苗君 いや、提言として承るじゃなくて、やらなきゃいけないことだと私は思います。  二十三日の、森本大臣、テレビ番組に出られていろいろしゃべっていらっしゃいましたが、普天間飛行場が市街地に位置していることに触れ、できるだけ海上を飛んで離着陸するルートについて、日米間の新し...全文を見る
○山本香苗君 日米間の新しい枠組みでとおっしゃっていたんですけど、それは日米合同委員会でやるということでいいんですか。
○山本香苗君 分かりました。  さっき、低空飛行の訓練についてもお話がありましたけれども、私は最低高度が五百フィート、つまり百五十メーターと聞いていたんですが、今年四月に米軍が出した環境レビューの附属書のCのところに、二百フィートの高さで訓練を行う場合を想定した記述があります。...全文を見る
○山本香苗君 ということは、あり得ないということでよろしいんですね。
○山本香苗君 もう、ちょっと時間が来たので、余り。それは、今の御答弁はちょっと非常に不十分だと思います。  先ほど来より民意を重視したいと、重く受け止めますというお話なんですけれども、野田総理がテレビ番組で、その配備自体はアメリカ政府の方針で、どうしろこうしろという話ではないと...全文を見る
07月31日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗です。  偽造品の取引の防止に関する協定、ACTAについてまず伺ってまいりますが、先ほど山本一太議員の御質問にお答えになられておりましたけれども、七月四日にEUの欧州議会がこのACTAを圧倒的多数で、反対多数で否決をして批准しないことを決めた。大臣...全文を見る
○山本香苗君 何か認識が甘いような気がしますが、今回、ACTAを批准することによりまして、今国会成立いたしました改正著作権法以外に新たな国内法整備というものは不要ということでよろしいですか。
○山本香苗君 ACTAにつきましては、EUのみならず、国内におきましても様々な不安、懸念の声がございますので、確認を何点かさせていただきたいと思います。  まず最初に、第二十三条におきまして、「各締約国は、刑事上の手続及び刑罰であって、少なくとも故意により商業的規模で行われる商...全文を見る
○山本香苗君 ということは、二十五条におけます差押え、没収及び廃棄という規定は、個人には関係ないということですね。
○山本香苗君 では、次に二十六条でございますが、二十六条は職権による刑事上の執行という規定でございます。「適当な場合には、自国の権限のある当局が捜査を開始し、又は法的措置をとるために職権により行動することができる」とございますが、適当な場合というのは具体的にどういう場合を指すんで...全文を見る
○山本香苗君 我が国におきましては、著作権侵害というものは著作権法第百十九条の刑事罰でも親告罪となっておりまして、著作権者が告訴しない限り刑事責任を問うことはできないという大原則があるわけです。  他方、この第二十六条におきましては、職権により行動することができるという規定にな...全文を見る
○山本香苗君 確認ですが、大臣、今おっしゃっていただいたように、ここをてこにして今後著作権の非親告罪のための法改正を図るようなことは考えていないということでよろしいでしょうか。
○山本香苗君 逐条解釈みたいになっていますが、済みません。  第二十七条なんですけれども、ここはデジタル環境における知的財産権に関する執行の規定が定められているわけですが、締約国は、商標権、著作権侵害行為に関し、オンライン・サービス・プロバイダーに対して権利保護に必要な情報を権...全文を見る
○山本香苗君 そこの中で、二十七条の規定の中にも表現の自由に配慮した規定もあるんですが、「表現の自由、公正な手続、プライバシーその他の基本原則」という形の規定があるわけですけれども、その他の基本原則とは具体的に何を示すんでしょうか。
○山本香苗君 今ネット環境のことについて聞いてまいりましたけど、そのほかにもACTAについてはいろいろと不安な、懸念の声が上がっているわけなんですが、一つはそのネット規制のところだったんですけど、もう一つは、ACTAは医薬品やサービスなど幅広い分野を対象としていることからジェネリ...全文を見る
○山本香苗君 とにかく、いろんな不安、懸念の声があるにもかかわらず、丁寧な説明がなされていなかったことが一番大きいことだと思っております。  先ほど宇都議員の質問の中にもありましたけれども、ACTAには中国が入っていないわけです。海外において模倣品、そういう偽造品といったときに...全文を見る
○山本香苗君 大臣、なされますか。
○山本香苗君 中国の場合は、法律的な担保はあっても実際の運用がなっていないということが一番問題なわけでありまして、その点も含めて働きかけをしていただきたいと思いますが、EUが今後しばらくの間はという話でありましたが、否決されたEUには今後どう働きかけをなされますか。
○山本香苗君 なかなか否決された後だと苦しいなという感じでございますが、日本とスイスの経済連携協定においてはもうACTAを先取りするような規定が入っていたわけであります。  このように、WTOのTRIPS協定レベルより高い水準のこの知財を守るという規定というこのACTAを、今後...全文を見る
○山本香苗君 余り積極的な答弁じゃないなと思って聞いて、真摯に受け止めて、いつも元気に答えていただいているのに、何か変な感じがするんですが。  大臣、もう一つ、ちょっと通告していなかったんですけど、WTOの譲許表の分なんですけど、今回四回目の見直しじゃないですか。日本以外の参加...全文を見る
○山本香苗君 前回もそういうことを御答弁、そういう形でいろいろと御回答されているみたいなんですが、そこがよく分からない。ほかの国よりも一年以上遅れているというのはやはり改善の余地が大きい。それも国内においての調整に手間取っているというのは大変、せっかく合意したにもかかわらず調整に...全文を見る
○山本香苗君 非課税ということなんですが、消費税法第六条におきましては、国内において行われる資産の譲渡等のうち、別表第一に掲げるものは消費税を課さないとして、非課税取引に該当する取引というものは法律できちんと明定をされているわけでございます。しかし、在日米軍基地の営業店舗において...全文を見る
○山本香苗君 簡潔な答弁、ありがとうございます。そうなんです、日米地位協定なわけなんです。  で、お伺いしたいわけなんですが、消費税導入前からこの日米地位協定はあるわけですよね。消費税導入時に、いつどこでどういった検討がなされて、日米地位協定の第十五条第二項、日本の租税を課さず...全文を見る
○山本香苗君 事実は分かっているわけなんです。その理由、検討されたんでしょうかと、免税取引ということを排除された理由は何なんでしょうか。
○山本香苗君 大臣、よく聞いておいていただきたいんですけれども、非課税取引とした場合は免税取引と何が違うかというと、原則としてその取引に対する仕入れの税額が控除できないということになります。今お答えいただいたように、消費税導入時において非課税取引か免税取引かというところで余り議論...全文を見る
○山本香苗君 でも、財務省がそれを決めているわけじゃないんですね、外務省の方での解釈ですね。
○山本香苗君 伺ったところによりますと、その非課税取引、免税取引、いろんな形で現場で混乱もあるような話も伺っております。そういう中で、消費税引上げに当たって、この十五条の二項の日本の租税を課さずと、今いろいろと財務省、外務省、政府参考人から御答弁ありましたけれども、ここの解釈、も...全文を見る
○山本香苗君 解釈だけの変更であった場合も日米合意は必要ですか。
○山本香苗君 大臣、今のやり取り聞いていただいていたと思いますが、これを機会に改めて外務省から提起をしていただかないと政府部内で議論はできないわけでございますので、是非、大臣としてこの問題提起していただけないでしょうか。
○山本香苗君 慎重に検討ということは検討していただくということでございますので、やらないとはおっしゃっていないということでございますので、必ず検討していただいた結果もまた当委員会でお伺いさせていただきたいと思いますので、どうぞ、今までの経緯含めてもう一度、消費税議論、外務省は関係...全文を見る
08月24日第180回国会 参議院 予算委員会 第24号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗です。  尖閣諸島不法上陸事件につきまして、野田総理にお伺いいたします。  八月十五日に尖閣諸島の魚釣島に不法上陸した香港の活動家十四名は、十七日、出入国管理法違反で強制送還となりました。十四名全員強制送還、これは、いつ、どこで、誰が何に基づいて...全文を見る
○山本香苗君 十七日の記者会見で藤村官房長官は、公務執行妨害に当たらないと海保が、海上保安庁が判断したとおっしゃっておりました。  そこで、総理にお伺いします。海上保安庁の判断を是とする、了とするというのが野田総理の政治判断ですか。総理です。
○山本香苗君 総理、お答えください。
○山本香苗君 では、なぜ、その政治判断について、記者会見を開いて国民への説明責任を果たそうとそのときなされなかったんですか。
○山本香苗君 二〇〇四年に同じように中国の活動家が魚釣島へ不法上陸した際に、当時の小泉総理は強制送還することを決めました。決めた直後に記者会見で自らの政治判断についてきちんと国民に説明しました。その判断の是非についてはともかくとしても、国民に対する説明責任というのはしっかり果たさ...全文を見る
○山本香苗君 今回の事件も二年前の尖閣諸島沖中国漁船衝突事件も、単なる事件じゃないんです。先ほど来より議論があったように、外交問題であり、国益に直結する問題で、主権にかかわる問題で、政治が判断すべき問題なんです。にもかかわらず、前回は、この場で何度も菅総理ともやり取りをしましたけ...全文を見る
○山本香苗君 二年前の事件において、民主党政権、明らかに対応を誤ったんですよ。それをいまだに認めていないから今回もまともな対応が取れていないんですよ。全く改善されていないとは言いませんが、根本、本質が間違っているんですよ。  藤村官房長官に伺います。  当初、海上保安庁がビデ...全文を見る
○山本香苗君 現場の海上保安庁の方々が頑張っていた努力というのが本当にむなしい答弁だと思います。  ビデオを公開することとなったと、その判断を海保任せにしていることが問題なんですよ、官房長官。二年前も繰り返し繰り返し申し上げましたが、先ほども申し上げたように、今回の事件というの...全文を見る
○山本香苗君 総理は昨日の衆議院予算委員会で、領土、領海をめぐる事案には不退転の決意を持って毅然とした対応を取っていく、そのように答弁をされました。しかし、先ほどの御質問の中にもありましたけれども、今回強制送還された活動家たちは、十月ごろにまた来る、帰国早々堂々と宣言しているわけ...全文を見る
○山本香苗君 今の御答弁を聞いていて、本当にそうした事態を防げるのかと言われたら、防げるようなものではないなというのが正直なところでございます。  というのも、あれだけやりたい放題やって、何のおとがめもなしなんですよ。本国に帰ったら多くの人が出迎えていて、よくやった、英雄視され...全文を見る
○山本香苗君 総理、初めから決めるんじゃなくてって、決めておけばそれが抑止力になるということを言っているわけです。それが何か分かりませんよみたいな形だったら、どんどんどんどん来ますよ。  松原国家公安委員長に来ていただきまして、お伺いしたいと思いますが、今回の不法上陸した活動家...全文を見る
○山本香苗君 今、捜査にかかわると言われたんですけれども、実際のところはインターネット情報ぐらいしか持っていないんですよ。  もう一回、松原国家公安委員長にお伺いしますけれども、十七日の記者会見で委員長は、我が国の領土、主権を侵害する目的で不法入国、上陸する行為は、通常の不法入...全文を見る
○山本香苗君 大臣、言いっ放しで終わらないでくださいね。  もう一つ、平時から自衛隊が海上保安庁や警察を支援して不法な領海侵犯を排除するために、いわゆる領域警備法の制定について十九日に長島首相補佐官やまた前原政調会長がテレビ番組の中で前向きな発言をされていました。しかし、その翌...全文を見る
○山本香苗君 新たな法整備は必要ないという御認識ですか。
○山本香苗君 そのレビューはどこで行うんですか。
○山本香苗君 要するに、恒常的にきちんとレビューする体制になっていないんですよ。  今回の事案を受けて、やっぱりこの尖閣を守っていくという体制は、現状よりもっと踏み込んだ対策が必要だという認識はお持ちだと思います。ですからレビューもしなきゃいけないという発言になるんだと思うんで...全文を見る
○山本香苗君 国家の統一した意思を示さなければならない中で、政権内ですら意見がまとまらない、対応がばらばら、これでは領土は守れないんです。取り返しの付かないようなことにならないように速やかに対応を取っていただきたいと申し上げまして、次に、李明博大統領の竹島不法上陸事件について伺い...全文を見る
○山本香苗君 韓国は、一九〇五年以前から竹島は韓国の領土だったと主張しています。それを裏付ける証拠があるんでしょうか。韓国は数々の古文献があると言っておりますが、韓国が竹島だと主張している島は現在の竹島ではないと考えますが、政府の見解を伺います。
○山本香苗君 新美参事官に答えてもらった方がよかったかなと今思いながら伺っておりましたが。  韓国は、一九〇五年の日本による竹島領有は植民地支配のスタートだった、このように主張しているわけなんです。しかし、この主張は領有権の根拠を示すものではなくて、韓国が一九〇五年の日本による...全文を見る
○山本香苗君 歴史認識と領有権とは違う、歴史認識は領有権の根拠にならない、よって、領土問題にこの歴史認識を持ち込んでくる、歴史認識を絡めて論じる、これはやっぱりおかしいと思うんですが、総理、どうですか。
○山本香苗君 それを頭にしっかり入れておいていただきたいんです。  その上で、八月十日の李明博大統領の竹島不法上陸は大事な日韓関係を台なしにする行為であって、いかなる理由があったとしても絶対に許すことはできません。また、大統領が天皇陛下の訪韓に触れて、独立運動で亡くなった方々を...全文を見る
○山本香苗君 国会で答弁した、本会議で言ったと。総理の意思、メッセージが届くだろうというのは憶測にすぎません。  韓国大統領に謝罪と撤回を求めるというのであれば、誰がどういうルートで総理の意思を韓国大統領に伝えるんでしょうか。明確にお答えいただけますか。
○山本香苗君 李明博大統領あての総理親書、昨日、在京韓国大使館の方が返そうとしたけれども、外務省はその受取を拒否をしたと。そのために郵送で今日返送されてきて、外務省はそれを受理したと。  再び送り返すことはしないということなんですが、今後はどう対応されるんですか、どう打開してい...全文を見る
○山本香苗君 韓国政府の対応というのは常軌を逸しているわけでありますが、決してどっちもどっちみたいなことになっちゃいけないと思うんです。国際法にのっとって平和的に冷静に解決を目指していく、この姿勢を毅然と貫いていっていただきたいと思います。  そこで、是非一度御検討いただきたい...全文を見る
○山本香苗君 検討していただくということでよろしいですね。
○山本香苗君 しっかりと検討をしていただきたいと思います。  韓国では、東北アジア歴史財団という組織が教育科学技術部の管轄下に設置されて、年間約十億円、その予算を与えられて、政府主導で領土問題や歴史問題についての外交戦略を練っています。中国においても社会科学院、同じような役割を...全文を見る
○山本香苗君 もっと危機感持って、すぐやるみたいな答弁をしていただきたかったわけなんですが、とにかく尖閣やまた竹島をめぐるこうした事態を招いた現政権の結果責任は極めて重い、この責任は必ず問わなくちゃいけないと思っております。  そのことを申し上げまして、同僚議員に替わります。
08月28日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗です。  まず最初に、今日時間が短いのでぱっと質問に入ろうと思ったんですが、一言だけ申し上げたいと思います。  といいますのも、午前中の質疑で、猪口委員の質問の中で、韓国大統領の親書を突き返してきた在京韓国大使館の方への対応について玄葉大臣おっし...全文を見る
○山本香苗君 去年もこの改正案、四月末ですよ。今回は今日の今日までと、極めて異例のことであって、大きな問題だと思います。何かこうしたことが当たり前のように続くようでは、外交実務に支障が出かねません。  今御説明いただいたように、国民生活にすぐさま直結するようなことがないというよ...全文を見る
○山本香苗君 今おっしゃっていただいたように、今回の会合に向けて世銀、IMFと一緒に防災に関する協力を更に強めていこうということなんですが、そういう中で、もう既に世銀にあります防災グローバル・ファシリティー、GFDRRを拡充する、拠出を積み増すと、そのような調整が現在なされている...全文を見る
○山本香苗君 このGFDRRのホームページを見ますと、六百万ドルを二回出されているんですけど、これが正しいかということと、先ほどちょっとバヌアツの例とか挙げられましたけれども、活用実績、今ちらっと言われただけなんですね。昨日ちょっとお伺いして、どれぐらい、どういう形で使われている...全文を見る
○山本香苗君 おっしゃるとおり、藤田副大臣、お詳しいだろうと思ってお呼び申し上げたのもあったんですけれども、実際、世銀にこういった我が国が支援している基金ってほかにもあるんですよ。それはちゃんと年次報告出ているんですね、日本語バージョンでもちゃんと。これ出ていないんですよね。英語...全文を見る
○山本香苗君 是非よろしく申し上げたいと思います。  以前も実はこの外交防衛委員会で玄葉大臣にも提案したんですけれども、トルコって我が国と同じように地震が多い国で、防災対策が今物すごく大きな課題になっているわけなんです。例の防災拠点となるような学校だとか病院の耐震化だとか、また...全文を見る
○山本香苗君 済みません。というのは時間が。  ありがとうございました。  高橋次長にお答えいただきたいと思って次の質問に行きたいんですが、がらっと変わりますが、国連が二〇一四年までに軍事部門のPKO要員の一〇%、女性にするという目標を定めて、加盟国へ更なる強化というものを呼...全文を見る
○山本香苗君 少ないというところなんですけれども、ここを、目標を達成する、二〇一四年は無理そうでありますけれども、頑張っていくということでよろしいんでしょうか。
○山本香苗君 国連のPKOというのは、平和維持のみならず、文民の保護だとか長期的な平和構築など、本当に今いろんな多様な任務というものが求められてきて、こうした多様な任務を遂行できるようにするために、ただ単に今、今日も午前中おっしゃっていましたけど、PKO法を改正すりゃいいというも...全文を見る
○山本香苗君 昨日、事前にお話を伺ったら、そういった派遣前研修の中で平成二十二年度から取組を始めたということでございますので、内容をしっかり充実させていただいて、頑張ってやっていただきたいと思います。  森本大臣、最後に伺いますが、今日、午前中の中でもPKO法の法改正をずっと検...全文を見る
○山本香苗君 終わります。
08月28日第180回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第8号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。最後でございますので、よろしくお願いいたします。  ようやく本日、消費者の目線に立った事故調査機関が、創設する法案が採決にまでこぎ着けることができるようになりました。先ほど大門委員からも、また石井委員からもお話がありましたけれども、本...全文を見る
○山本香苗君 では、それを法律上、具体的にどう担保してありますか。
○山本香苗君 では、消費者庁との関係において独立して職権を行うということは、具体的にどういうことになりますか。
○山本香苗君 今の答弁、しっかり覚えておいてくださいね。先ほどの石井委員の質問はそこだったんですよ。  独立して職権を行うというので、先ほど三十八条とありましたけれども、私は、三十八条というところにこだわるよりは、しっかりとした権限があって、やっぱりそれがきちっと常設で行われる...全文を見る
○山本香苗君 大臣、本当にその答弁でいいですか。もしやってみて、見直し規定もありますから、そこのところでしっかりと見直していく、第一項目として覚えておいていただきたい。うなずいていただいておりますので、そういう意思だと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  二十...全文を見る
○山本香苗君 いや、個別にどれを選ぶかというのは、委員たちに、委員会の方に任せればいいんですけれども、どういうものをやるかという選定指針ぐらいある程度、この法律を作っているのは消費者庁なんですから。どういうことを想定しているんですか。
○山本香苗君 調査委員会が独立して職権を行うといえども、ここは白紙委任、丸投げというのは無責任だと思います。  先ほどもちょっとありました二十三条一項、ここにはただし書がまたあるわけですね。これと二十四条の他機関の調査を評価する仕組みというのがセットになっているわけですけれども...全文を見る
○山本香苗君 ちゃんとそういった運用指針を定めていただくということでよろしいですね。
○山本香苗君 やりますと終わってくださればいいんです。  厚労省に来ていただいていますので、ちょっと具体的な話から聞いていきたいんですけれども、今回、事故調査対象に医療分野も含まれるということなんですが、薬害被害も当然対象ですよね。
○山本香苗君 対象だということなんですが、じゃ具体的に伺わせていただきたいんですが、タミフルと突然死の関係について、厚労省はこれまで何件あったと把握されていらっしゃいますか。そして、これまでタミフルと突然死の関係についてどのような調査を行ってこられたのか、その結果、どういう見解を...全文を見る
○山本香苗君 先日、御主人がタミフルを服用した後に突然死された御遺族の方からお話を伺いました。御主人は当時四十四歳で、平成十九年三月二十三日に病院でインフルエンザと診断をされ、タミフルを処方された。御主人は病院から帰宅直後に、夕食もふだんどおりに取られて、もう寝るわと言って寝室に...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  こういう薬害の問題というので因果関係が明確にクリアになるというのは、物すごいレアなことだと思うんです。かといって、今厚生労働省の方から答弁あったように、引き続き調査しますと言っていたらなかなか防げない、二次災害、三次災害、いろんな方々がま...全文を見る
○山本香苗君 とにかく一刻も早くこの調査委員会を、しっかりしたものをつくっていただくために事務局体制も含めて頑張っていただきたいと申し上げまして、質問を終わります。     ─────────────