山本香苗

やまもとかなえ

比例代表選出
公明党
当選回数4回

山本香苗の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第190回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  早速質問に入ります。  まず、総理にお伺いいたします。  一人親家庭は今約百四十六万世帯です。就業率は、母子家庭で八割、父子家庭で九割、一般家庭に比べて高いんですが、収入は低いんです。貧困率は五割を超えております。一億総活躍社...全文を見る
○山本香苗君 我が党の提案をしっかり反映していただきまして、ありがとうございます。  ただ、支援付就労支援事業がまだ入っていないんです。これは何かと申しますと、複数の困難を抱えてなかなか就労までたどり着けない一人親に対して、就労支援に加えて生活支援と子育て支援を一体的に同時に行...全文を見る
○山本香苗君 私は、この一億総活躍社会を実現する上で最も手厚い支援が必要なのはここだと思っております。  施設にいる子供たちの多くは、高校を卒業するタイミングで施設から出なくてはなりません。自分の力で生活をしていかなくてはならないんです。約八割が就職という選択肢を選んでおります...全文を見る
○山本香苗君 是非必ずセットで行っていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  アフターケアも大事なんですけれども、私は、もっと大事なのは、施設を出る前にいわゆる自立に向けた生活技能やマナーを身に付ける、本人に自立への強い自覚を持たせることが必要なんだと思っ...全文を見る
○山本香苗君 是非ともそうした柔軟な運用を確保していただきたいと思うんですが、もう一つ、この事業は国が行うわけではありません。都道府県が実施主体となっております。ということで、全ての都道府県で確実に実施をしていただけるようにお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○山本香苗君 実質的に、今の御説明のとおり、地方負担分がない形で実施ができるというわけでございますので、全ての自治体で必ず実施ができるように、厚生労働省としてもしっかりと指導をしていただければと思っております。  最後に、文部科学大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございました。終わります。
03月04日第190回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  まず最初に、児童虐待防止対策についてお伺いをさせていただきます。  今年の一月に、埼玉県狭山市で三歳の女の子がやけどを負った状態で放置をされて死亡するという大変痛ましい事件が起きました。この事件が起きる前に、昨年の六月二十九日、...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  ということは、平成十八年、平成二十四年通達に基づいて今警察と児相というのは連携しているわけですが、その見直しをしていただけるということでよろしいでしょうか。
○山本香苗君 ありがとうございます。  今回の事件では、健診未受診という虐待につながる重大なサインが見逃されて、要保護児童対策地域協議会、いわゆる要対協ですね、ここに登録をされていませんでした。これ、要対協に登録されて協議会で協議されていれば救えていたかもしれないわけでございま...全文を見る
○山本香苗君 平成十六年の児童虐待防止法等の改正によりまして、市町村も通告先になったわけです。それによって児相と市町村というのは二重構造で児童虐待に対応するという形になったのに、今まさしく塩崎大臣おっしゃっていただいたように、児相と要するに市町村との役割分担が明確じゃないと、そう...全文を見る
○山本香苗君 どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。  この児童福祉法に基づく家裁への申立てとか送致等、法的な対応というのも児相の職員にとって極めてストレスが大きい、エネルギーが掛かる業務であります。そのため、弁護士を児相に配置するなど、弁護士の活用というものも増えてまい...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  昨年七月一日から、児童相談所全国共通ダイヤル「いちはやく」というのがスタートしました。これによって通報しやすくなったという評価もいただいているんですが、他方で、電話がつながるまでに郵便番号を入れたり、県名、地域の選択しなきゃいけないと、音...全文を見る
○山本香苗君 期待しております。  昨年の十月に児童虐待による死亡事例等の第十一次の検証結果が公表されました。これ、第一次から第十一次まで、この報告全てで虐待死が一番多いのがゼロ歳ゼロか月ゼロ日、生まれてすぐということです。この背景には、望まない妊娠が七割占めています。虐待死を...全文を見る
○山本香苗君 ということで、法務大臣にお伺いしたいと思いますが、特別養子縁組は年齢に制限があるんです。六歳までとなっています。この六歳までの根拠は何でしょうか。
○山本香苗君 ありがとうございます。  私は、社会的養護の下にある子供たちのための養子縁組を考えたときに、果たして年齢によって区別されることは本当に必要なんだろうか、妥当なんだろうかと思います。もちろん年齢が一歳一歳大きくなるにつれて新しい親子関係をつくるのは難しくなりますけれ...全文を見る
○山本香苗君 ということですので、厚生労働大臣と法務大臣で是非よろしくお願い申し上げます。  馳大臣、お待たせをいたしました。  DAISY教科書についてお伺いします。  教科書は子供の学習にとって必要不可欠なものであります、言うまでもなく。しかし、学習障害とか発達障害など...全文を見る
○山本香苗君 DAISY教科書を高く評価をしていただいているわけですが、それを推進していく上でどういう課題があると考えておられますか。
○山本香苗君 今、馳大臣に課題を挙げていただきましたけれども、私は、何といっても一番大きい課題は、このDAISY教科書作成には支援体制として国の制度が整っていない、これが一番私は大きい課題だと思っています。国の制度が整っていないから、先ほどおっしゃっていただいたように作成がボラン...全文を見る
○山本香苗君 今、一と言われた教科書会社がDAISY教科書を提供しやすい環境づくりをする、これは極めて重要なことですが、これ調査研究じゃなくて、しっかり文部科学省が音頭を取って進めていただけますね。
○山本香苗君 済みません、失礼いたしました。  あともう一つ、実は大きい課題がございまして、それはDAISY教科書を必要とする子供の把握です。  学習障害の疑いのある子供は文科省の推計によりますと全体の四・五%、つまり一クラスには一人いるという計算になりますけれども、しかし学...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  目の悪い人が、私も目が悪いんですけど、コンタクトや眼鏡を使ったらよく見えるようになるように、こういう子供たちはDAISY教科書があれば読めるようになるんです。能力が発揮できるようになるんです。これは一億総活躍になると思います。是非、春にプ...全文を見る
03月10日第190回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  ちょっと通告の順番を変えまして、まず最初に世耕副長官にお伺いしたいと思います。  二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックの前年の二〇一九年に、兵庫県神戸市で国際義肢装具協会、ISPOと申しますが、この世界大会を開催することと...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  本当に、今御指摘いただきましたとおり、我が国の大変優れた技術をしっかりと発信するいい機会にもなると思いますので、是非よろしくお願い申し上げたいと思います。  副長官、この一問だけなので、自席に、委員長。
○山本香苗君 ありがとうございました。  次に、認知症のドライバーの運転事故の削減についてお伺いをさせていただきたいと思いますが、認知症ドライバーが運転中に引き起こす事故というのが多数報道されますし、大変増えておりまして、不安にも感じているところが多々声が寄せられております。 ...全文を見る
○山本香苗君 かなり幅のある数字なんですけれども、七十五歳未満というものの実態は把握されておられるんでしょうか。
○山本香苗君 河野委員長にお伺いしたいんですが、今答弁聞いていただいていたように、七十五歳以上のところでさえもこの二十九万人から七十五万人、物すごい幅の広い数字でございますし、事前にお伺いしたときは七十五万、今いろいろと調べて御答弁してくださったんですが、要するに把握していないん...全文を見る
○山本香苗君 今、河野国家公安委員長が御紹介いただきましたとおり、昨年、この委員会におきましても道交法の抜本的な改正をしていただいているわけなんですが、今その御準備と、施行の準備をしていただいているところだと伺っておりますけれども、去年のこの法改正で、今後、認知症ドライバーの運転...全文を見る
○山本香苗君 昨年の法改正によって対策は進むと思います。ただ、何度も御答弁いただいているように、七十五歳以上というところなわけであります。なので、これだけで事故が削減できるわけではない、防止できるわけではないと。先ほど国家公安委員長がおっしゃったように、丁寧な相談体制も必要ですし...全文を見る
○山本香苗君 おっしゃっていただいたとおり、熊本県とか鳥取県ぐらいがやっているわけですけれども、厚労省の予算をうまく活用しているわけですね。厚労省の地域医療介護総合確保基金を活用して実施をしていると。厚労省はこのことを余り知らないと。  ここでしっかりとやはり連携を取っていただ...全文を見る
○山本香苗君 今お話ししてまいりましたとおり、認知症ドライバーの運転事故削減というのは警察だけでできる話じゃありませんと。厚労省もあります、国交省もあります。様々各省庁にまたがることで、政府を挙げた取組というものが必要なんだと考えております。  ちょうど今、第十次の交通安全基本...全文を見る
○山本香苗君 私も案を見させていただいて質問をさせていただいているんですが、要するに羅列しているだけなんです。要するに、この認知症ドライバーの運転事故の削減というところで目標を掲げていかないと足並みがそろわないと、その足並みをそろえるのがこの交通安全基本計画じゃないかということな...全文を見る
○山本香苗君 今日の質疑を踏まえて、もうちょっと党の方からもしっかりと御意見申し上げていきたいと思いますけれども、是非、やはり目標を掲げない限り、施策のところで各省の足並みをそろえるというのはなかなか難しいんじゃないかと私は思います。加藤大臣のリーダーシップに期待をしたいと思いま...全文を見る
○山本香苗君 一昨日、我が党内にも、認知症患者やその家族を社会全体で支えるための仕組みについて広く検討するためのプロジェクトチームを立ち上げさせていただきました。今回の鉄道事故も、もちろんまた今申し上げてきました運転事故といったことも当然のことながら扱っていくことだと思っておりま...全文を見る
○山本香苗君 今おっしゃっていただきました、特別な支援を要する子供たちが社会で自立し活躍する力を育むための教育の充実ということでありましたら、是非とも学習障害等読みに困難を抱えている発達障害の子供たちに、その子供たちが読める教科書を着実に届ける仕組み、これDAISY教科書といいま...全文を見る
○山本香苗君 終わります。
03月23日第190回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗です。  本日は、性暴力被害者支援についてお伺いをさせていただきたいと思いますが、まず最初に河野国家公安委員長にお伺いいたします。  性暴力被害が女性の健康に与える影響について、どのような認識をお持ちでしょうか。
○山本香苗君 今おっしゃっていただきましたが、強姦また強制わいせつといった性暴力は、女性の健康に極めて長期にわたって、かつ深刻な影響を及ぼします。  そして、一番最初に、被害に遭った直後に必要なのは、心のサポートと医療の支援ということでございますが、この性暴力被害者に対して、平...全文を見る
○山本香苗君 じゃなくて、被害届不要にしている件数です。
○山本香苗君 大臣、こういう状況なんですが、是非、被害届なしで利用している件数も今後把握していただけますか。
○山本香苗君 被害届がない状況で、この制度をどうやったら利用できるんでしょうか。
○山本香苗君 警察に申し出るという場合と被害届を出すと、どこがどう違うんですか、被害者にとって。
○山本香苗君 今、国家公安委員長がおっしゃっていただきましたとおり、性暴力の場合は加害者、知り合いの場合が多いわけです。ですから、仕返しが怖いとか、また大ごとにしたくない、そして思い出したくないということ等々、様々な理由がありますけれども、被害届だけでなくて、今おっしゃったように...全文を見る
○山本香苗君 確認ですが、ということは本人申出は要件ではないということですか。
○山本香苗君 この公費負担制度というのは、平成十八年に出された通達に基づいて行われているわけですが、そこにはそういった被害届が不要だとか、今おっしゃっていただいた、ワンストップセンターから連絡が行けばそこでうまく連携取ってやれるとかいったことは一切書いていないものになっております...全文を見る
○山本香苗君 是非よろしくお願い申し上げたいと思います。  被害届出す、申出するに当たっても、警察に行くとやっぱり遅くなってしまうケースがございますので、都道府県によっては、警察が事件性というものを認知する前に被害者が支払った費用についても事後的に支払うような制度を持っている、...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  あと、もう一つ都道府県によってばらばらというのが、カウンセリング費用の公費負担制度も整備状況がばらばらだと伺っております。被害者が自ら選定した精神科医等によって受診したカウンセリング費用の公費負担制度を導入している都道府県、平成二十六年度...全文を見る
○山本香苗君 これは犯罪被害者の精神的被害の回復に資する施策に関する報告書で示されたものでありますけれども、支給対象期間を初診日より上限一年間として、受診等の回数に関する制限を設けない、そのように報告書では提言されておりますが、この内容で全国展開でよろしいですね。
○山本香苗君 補助事業の実施要綱はこういう形にはなっていないんですが、どうなっているんですか。
○山本香苗君 よろしくお願いします。  今回、いろいろ調べてみてよく分かったんですが、都道府県によって制度があるという形で、例えば四十七のうちには三十三あるとか様々あるんですけど、制度があってもよくよく見ると中身も違う、運用も違うと。上限を置いている置いていないとか、非常に差が...全文を見る
○山本香苗君 是非ともよろしくお願い申し上げます。  加藤大臣、済みません、第四次男女共同参画基本計画において、この性暴力被害者のためのワンストップ支援センター、平成三十二年までに各都道府県に最低一か所設置することを成果目標として掲げておられますけれども、加藤大臣はこのワンスト...全文を見る
○山本香苗君 重要性は認識なさってくださっていると思うんですけれども、これは国を設置主体としていないんですね。このワンストップセンター、地方自治体も頑張っていますけれども、そのセンター運営の大部分というのは民間団体の頑張りだとか熱意に支えられているということがもう多分にあるわけで...全文を見る
○山本香苗君 是非、加藤大臣のところで責任を持って検討を進めていただきたいと。我が党においてもこの点しっかり検討させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。  終わります。
03月29日第190回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○山本香苗君 引き続きまして、子ども・子育て支援法改正案につきまして質問させていただきたいと思いますが、先ほど来よりお話が出ておりますとおり、今回の企業主導型保育で、平成二十九年度末までに最大五万人分程度の保育の受入れ拡大というものを見込んでいるということでございますが、この整備...全文を見る
○山本香苗君 では、法成立後に、この事業主の募集等のスケジュールというのはどう見込んでいらっしゃいますか。
○山本香苗君 なかなか大変だなという感じなんですが、企業主導型保育というのは、従来の事業所内保育所と比べまして、はるかに企業が取り組みやすいわけです。設置に市町村の関与がないため取り組みやすいんですが、本当に企業に知られていないんです。どこに聞いたらいいかも分からないと、そういう...全文を見る
○山本香苗君 では、先ほどもちょっとお話出ておりましたけど、今回のこの企業主導型保育におきましては、既存の事業所内保育所というのは支援の対象としないということになっているわけですね。この既存の、既設といった場合に、例えば、一旦閉鎖していたところが新たに企業主導型保育を実施する場合...全文を見る
○山本香苗君 今大臣おっしゃっていただいたとおり、既存施設であっても、空き定員を有効利用する場合だとか増員する場合は対象となるということなんですけど、ここの具体的な運用がどうなるのか。待機児童解消に向けて、この空き定員だとか増員分をフル活用するといっても、企業は地域の住民ニーズ分...全文を見る
○山本香苗君 それは公募団体が自治体とやるんですか。
○山本香苗君 企業の方が都道府県に届けるというふうに伺っていたんですけれども。
○山本香苗君 済みません、ちょっとぐちゃぐちゃになっているんですが、要するに、空き定員数があるというのは都道府県に届けるという話じゃなくて、市町村。空き定員があるといった場合には、どういう形でその定員があるということを周知というか、マッチングをするのか。コーディネートをするのはど...全文を見る
○山本香苗君 ここのコーディネートがしっかりしないと、結局、待機児童解消にこの企業主導型保育というものがフル活用できないわけでありますから、しっかりとここの部分を是非充実をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  今回、こういった手厚い形でできるわけ...全文を見る
○山本香苗君 是非よろしくお願い申し上げたいと思います。  三月二十五日に我が党としても待機児童の解消を求める緊急提言をまとめまして、総理に直接お渡しをさせていただきました。昨日、緊急対策というのが出されて、今すぐできることということでございますので、その中には待遇改善のところ...全文を見る
○山本香苗君 それで、一つ提案、提案というか、待機児童の多い自治体からこんな声が上がってきました。若手保育士の確保、継続雇用の観点から、保育士の宿舎借り上げ支援事業における補助率の改善や補助基準額の引上げといった既存事業の拡充を図ってもらいたいと。また、潜在保育士を対象とした再就...全文を見る
○山本香苗君 いや、もう既存のものは知っているんですよ。今後こういう検討をしてもらいたいという話なんです。
○山本香苗君 ありがとうございます。是非よろしくお願いしたいと思いますが。  今回、病児保育普及促進事業というのがあるわけですけれども、今回創設される補助の対象となる送迎先の範囲というのはどうなるんでしょうか。お子さんたちを要するにピックアップする先の範囲はどうなるんでしょうか...全文を見る
○山本香苗君 お願いします。  それで、企業主導型ベビーシッター事業においても、病児保育の利用も可能ですね。
○山本香苗君 地方自治体における病児保育事業において訪問型というのがあるわけですけれども、二十三年からスタートしているはずですが、まだたった五か所しか実施をされておりません。現在、東京都北区などで、訪問型の病児保育を利用した場合に利用費用の一部を補助するという制度を実施しているん...全文を見る
○山本香苗君 市町村も関与しているんですけどね。ちょっとこの事業については今年から北区も始めたというところでもありますので、また実施状況も踏まえて、是非、課題もあると思いますが、考えていただければと思います。  最後に、昨日の対策プランの中で緊急的な一時預かり事業の活用について...全文を見る
○山本香苗君 この一時預かり事業の、今おっしゃったのは地域拠点型、地域密着型だと思うんですけれども、一時預かり事業の中の居宅訪問型を活用するというふうに聞いているんですけれども、その場合というのは、今、現行制度というのは対象を限定されているんですけれども、この対象を緩和するという...全文を見る
○山本香苗君 いや、全てのことではあるんですけど、特出しして居宅訪問型と書いてありますので。現行制度では対象が限られているんです。そこのところを待機児童にも拡大するということでよろしいですね。
○山本香苗君 これは保育園の入園が決まるまでの一時的な利用ですから、ここに入っているからといってこれが待機児童にならないということはないと思うんですが、きちんと待機児童としてカウントしていただけるということでよろしいですね。
○山本香苗君 時間が参りましたので、終わらせていただきます。
04月14日第190回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○山本香苗君 まず最初に、遠藤大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。  今回の改正というのは昨年の日本年金機構の個人情報流出事案を踏まえてのものということでございますが、あの事案におきましては、年金機構とそれを所管する厚生労働省との間で標的型攻撃に対する緊急体制も定められ...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。当時、ここの点が非常に希薄だったということが一つの教訓であると思いますので、是非しっかりとこの基準に書き込んでいただきたいと思います。  その上で、今回の法改正におきましては、今申し上げたように日本年金機構が指定法人と位置付けられるというわけ...全文を見る
○山本香苗君 ということは、指定法人ではないけれども、今指定法人が求められているようなことは遜色ない形でできているということなんでしょうか。
○山本香苗君 先ほどのお話にもありましたけれども、現時点においてはこのJ—LISを指定するということは考えておらず、検討されているということでございましたが、今の時点でこの指定を検討していると。機構のように、認可法人ですから、これ大事ですから指定しましょうとならない具体的な理由を...全文を見る
○山本香苗君 総務省としてはどうお考えなんですか。
○山本香苗君 ということは、まだJ—LISの意向というのは確認されていないということですか。
○山本香苗君 是非ともしっかりと、J—LISの意向もということではありますけれども、大変、マイナンバー制度の根幹を担う法人でございますので、速やかに指定できるように、ただ、いろいろと仕組みを伺っておりますと、普通の法人を指定するのとはちょっと違う配慮が必要なのではないかと思ってお...全文を見る
○山本香苗君 今年度におきましては、J—LISにおいて独自にLGWANのところに集中監視機能を設けるということになっていると伺っております。そうなりますと、J—LISがNISCのように不審な通信を感知したというふうになった後に、当然のことながら、それが出元が地方自治体のところであ...全文を見る
○山本香苗君 是非ここを充実をさせていただきたいと思います。  今の段階だと、インシデント発生時の対応は総務省の地域情報政策室ですか、そちらの方でやっていて、J—LISはかまないんだというふうな話も伺いまして、だったら、じゃこの集中監視機能は何で置くんだというような話にもなって...全文を見る
○山本香苗君 是非お願いしたいと思います。  それで、三月三十一日に、サイバーセキュリティ人材育成総合強化方針というものが策定をされました。その中で、先ほどもお話ありましたけれども、サイバーセキュリティ・情報化審議官というのが新設されて、この方が要するにICT全般、セキュリティ...全文を見る
○山本香苗君 ただ単に新たなポストが一つ増えたで終わってもらっては困ると思いますし、また、ここが要するに官房長が多くなっているCIOのところの部分の補佐にもなるわけでありますので、かつここは専任ですよね、専任でしっかりと機能するような形を是非取っていただきたい。機能していないとこ...全文を見る
○山本香苗君 大丈夫かなという大変心配がありますけれども、もう一つ心配なことがありまして、是非遠藤大臣に聞いておいていただきたいと思うんですけど、大学ですね。大学等というのは研究成果のもう極めて重要な情報を保有していまして、サイバー攻撃の標的となりやすいというふうに言われていて、...全文を見る
○山本香苗君 終わります。ありがとうございました。
04月21日第190回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  今日は、参考人の先生方、本当に貴重な御意見賜りましてありがとうございます。冒頭に二之湯委員から深い話がございましたので、私の方は制度の方をちょっと聞いてまいりたいと思います。  まず最初に大日向先生にお伺いしたいと思うんですけれ...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  まさしく、次に子育て支援員のこともお伺いしようと思ったんですが、やはり今のこの中で、保育士不足という中で、もちろん、先ほど来お話が出ておりますとおり、保育士の処遇と職場環境の改善ということを図ることは極めて重要で、私たちとしても、五月に取...全文を見る
○山本香苗君 大変にありがとうございます。しっかりこれ取り組んでいきたいと思っております。  それで、あともう一つ、保育の質という話がずっとこの間もありますけれども、私はこの間、二之湯先生ほどではありませんけれども、保育の質ということをずっといろいろと考えていく中で、従来、どっ...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  またいろいろとお伺いしてまいりたいと思いますが、相馬先生、済みません、本当に今日は貴重なお話ありがとうございました。もうダブルケアの研究者の第一人者でいらっしゃいまして、大変新しい視点を提起していただいたと思っております。  まさしくこ...全文を見る
○山本香苗君 おっしゃるとおり、今自治体においてそういう観点から、どうにか相談員の方にもそういう観点を持ってもらおうという形で配置をし始めているところも、うちの地元の大阪府の堺市もそういうのを今回、今年度からやろうという話になっているんですが、ただ、相談来た後の支援策どうしようと...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございました。
04月28日第190回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○山本香苗君 本日で四月十四日に熊本で発生いたしました地震よりちょうど二週間となります。改めまして、お亡くなりになられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  今回の熊本地震におけます、まず最初に、男女共同参画局の取組...全文を見る
○山本香苗君 男女局から職員の派遣はしておられますか。
○山本香苗君 要するに、通知出してチェックリストをやって適切に対応しろって、私は、これは不十分だと思うんですね。しっかりと男女局からも人を派遣して、民間団体などの力を借りて、被災地においてチェックリストに沿った運用がなされるように是非支援をしていただきたいと思うんですが、加藤大臣...全文を見る
○山本香苗君 大臣、ちょっと通告していないんですが、是非御検討いただきたいんですけれども、今、女性だとか子供の支援のためにNPOなどの民間団体がもう続々現地に入っていっております。でも、個々に活動しているんですね。核になるところがないんですよ。そのために、現地の方からは、民間団体...全文を見る
○山本香苗君 余り時間を掛けることではないと思うんですね。早めに立ち上げていただきたいと思います。  こういった避難が長期化していきますと、必ず炊き出し、今も地域のボランティアの方々が炊き出ししているんですけれども、炊き出しというのは被災したボランティアの女性任せになりがちにな...全文を見る
○山本香苗君 是非ともそうしたことができるように、ただ指針を示すだけじゃなくて、できる仕組みをつくっていただきたいと思っております。  今日は総務大臣政務官お越しいただきましたけれども、罹災証明が発行できないという自治体がございます。東日本大震災でも同様のことがございました。 ...全文を見る
○山本香苗君 今、住家の被害認定が進められているんですね、ここ、一斉にやっているんですけれども、このシステムを導入していれば、そこに被害認定を入れれば被災者台帳ができるんです。そうすれば、被災者の方は何度も何度も、例えば義援金だ、支援金だ、減免だとか、申請しなくて済むんですよ、こ...全文を見る
○山本香苗君 意向確認を是非してください。そのときに、こういうものがあるんですときちっとアピールしてください。  総務省として、今まで、二〇〇九年の一月十七日のときにこのソフトを全国の自治体に無償で配付もしているんです。ですから、ただ単に自治事務だからと引いているんじゃなくて、...全文を見る
○山本香苗君 今おっしゃっていただいた地域運営組織という仕組みというのは、この少子高齢化社会を迎える中で住民主体の課題解決を図るわけで、非常に効果的な取組だと思っておりますし、その必要性も高まっていると思います。  しかしながら、そのほとんどが任意団体となっておりまして、法人格...全文を見る
○山本香苗君 可能だと言うんですけど、QアンドA見ますと、何々町の住民以外の者が社員として加入することを一切拒否するのであれば、事業内容によっては不当な条件とならざるを得ないでしょうと書いてあるんです。これ、どういう意味ですか。
○山本香苗君 常時活動に参加できることの制限を設けるということで、事実上会員を地域住民に制限することは不当な条件に当たりますか。
○山本香苗君 要するに、地域運営組織は現行のNPO法人で十分できるということですか。
○山本香苗君 そこで、高鳥副大臣にお伺いしたいわけなんですけれども、今のやり取り聞いていただいていたように、できるというんですよ。なんですけれども、NPO法人など既存の制度ではできないといって二百近い自治体の方々がネットワークをつくられて、そして新たな法人格を求める要望書というの...全文を見る
○山本香苗君 是非よろしくお願い申し上げたいと思います。  子ども・子育ての関係で、今地域の話とちょっとリンクいたしますけれども、地域の実情に即した質を担保した多様な保育を増やしていくためには、この間の参考人質疑のときにも大日向先生からお話ありましたけど、子育て支援員の制度とい...全文を見る
○山本香苗君 聞いて回りますと、研修自体実施していない都道府県も結構あるんですね。全ての都道府県で実施するように是非厚生労働省から働きかけをしていただきたいと思います。  また、質の担保という観点からフォローアップとか現任研修の実施というのが大事なんですけど、実施している都道府...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございました。終わります。
05月10日第190回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○山本香苗君 島尻大臣、よろしくお願い申し上げたいと思います。  法案に沿って質問させていただきたいと思いますが、第三条におきましては、政府は基本方針を定めることになっております。そのうちの二項の第二号においては、特定研究開発法人による研究開発等の促進に関して政府が講ずべき措置...全文を見る
○山本香苗君 ここが一つ大きな肝でございますので、是非明確に確実に、措置するじゃなくて拡充するという方向性も含めてしっかり書き込んでいっていただきたいと思います。  この二項の三号、こちらは体制整備について基本的事項を規定することになっておりますが、ここも何を規定することが想定...全文を見る
○山本香苗君 今、島尻大臣から、基本方針において予算や人の手当てをして、研究環境整備ということをしっかり整えていくという御答弁がございました。  そこで、今日、冨岡副大臣にもお越しいただきましたけど、この基本方針に基づいて中長期目標を策定したり変更するのは主務大臣になるわけです...全文を見る
○山本香苗君 是非この法律をてこにして各省で取り組んでいただきたいと思います。  次に、七条の関係でお伺いしますが、主務大臣の措置要求規定が入っております。これ、具体的な手続、どうなりますか。
○山本香苗君 今の措置要求の環境整備の中に入ると思うんですが、措置要求しただけでできないというケースが出てくると思いますので、是非、具体的な措置要求した場合にそれを可能とする手だて、予算措置もセットで行うということも書いていただきたいと思いますが、どうでしょうか。
○山本香苗君 しっかりと、措置要求するだけじゃなくて、それを可能とする手だても一緒にやっていくということが重要だと思いますので、十分そこは頑張っていただきたいと思います。  この手続の透明性、さっき事前調整するという話がありましたけど、やはりここの透明性の担保というのは重要だと...全文を見る
○山本香苗君 しっかり公表していただきたいんです。  それで、最後に、最後にというか、島尻大臣、科学技術担当ということでございますので、女性研究者の活躍の状況というのを、現状認識、大臣、どのように見ていらっしゃいますでしょうか。
○山本香苗君 是非やっていただきたいと思っていまして、冨岡副大臣に残っていただいたのは、文科省は文科省の科研費の改革をしまして、研究中断とか研究活動スタート支援事業とか様々やっていらっしゃるんですね。同じ科研費なんですけど、厚生労働省は事務処理要領にちょろっと書いてあるだけで、省...全文を見る
○山本香苗君 是非、一年ぐらい前のときにもそのような答弁があったんです、ですから、確実に文科省と連携取っていただいて同じにしていただくようによろしくお願いしまして、質問を終わります。
05月13日第190回国会 参議院 本会議 第26号
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○山本香苗君 私は、公明党を代表し、ただいま議題となりました平成二十八年度補正予算につきまして、安倍総理並びに関係大臣に質問いたします。  冒頭、この度の熊本を中心とする地震により多くの方々がお亡くなりになられました。また、いまだ一万人を超える方々が避難生活を余儀なくされており...全文を見る
05月19日第190回国会 参議院 内閣委員会 第16号
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○山本香苗君 午前中、上月先生、また櫻井先生と大変充実した質疑が続きましたので、ちょっとかぶらないテーマで行かせていただきたいと思います。  障害者雇用率の算定特例の拡充についてお伺いさせていただきたいと思いますが、今回の特例で、有限責任事業組合、LLPがこの障害者雇用率の通算...全文を見る
○山本香苗君 今おっしゃっていただいたような要件を満たしているかどうかというのは、どこがどうやって判断するのか。また、要件を満たさなくなった場合にはこれを取り消すということもできるとありますが、そのチェックはどこが行いますか。
○山本香苗君 高い障害者雇用率の企業とまた法定雇用率未達成の企業というのが、今回の措置を活用することによって一人も雇用が増えないとか若しくは減るといったことがない仕組みになっているということでしょうか。
○山本香苗君 要するに、従来の事業協同組合等と全く同じ仕組みの中に入れ込むんだと。今おっしゃっていただいたように、実施計画におきましてそういう悪用するようなものはそもそも認定しないんだと、そして毎年毎年ちゃんとチェックするんだと、そういう仕組みだということでありますので、ここは確...全文を見る
○山本香苗君 障害者雇用を増やしていかなくちゃいけないと、その中での一つの手段として今回こういうものが入れられるわけなんですが、そもそものこの提案というのは徳島県徳島市から出てきているんですね。現時点で徳島県も徳島市も要するに指定されておりません。また、当初の提案というのはこのL...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  今の御答弁でございますけれども、要するに厚労省が駄目と言ったわけですね。私は、実施計画等であれだけチェックするんだったら、そういう仕組みのつくり方だってあったんじゃないかと考えるところもあるんですが。なぜ駄目なんですか、厚労省。
○山本香苗君 そのやり取りを厚生労働省と内閣府の間でなさっていらっしゃる議事録等も読ませていただいたんですが、今出てきた中でいろいろ議論はあるんですけれども、もう一つ大きい課題として厚生労働省の方から言われていたのは、個々の事業主が直接障害者を雇用する、この考え方を維持しなきゃい...全文を見る
○山本香苗君 質問を先取りしたような形で答弁なさっちゃっているんですけど、過去最高で障害者雇用が増えてきているといっても、全体から見たらまだまだ少ないんですよ。その認識は是非持ってもらいたいんです。  ちょっと今御説明された中にも出てまいりましたけど、在宅就業障害者支援制度とい...全文を見る
○山本香苗君 制度改善の効果はこれからということなんですけど、この制度改善によって企業が発注しやすくなったということは事実だと思います。しかし、残念ながら、インパクトは弱いんですね。発注に結び付くというところがしっかりしていないわけです。そして、何よりも私は、雇用制度では捉え切れ...全文を見る
○山本香苗君 大臣、ありがとうございます。  おっしゃるとおりで、理想は理想で、そこのところに行くようにしっかりやらなくちゃいけないんですが、どうしてもそこに乗れない方々を見ないというわけにはいかないので、要するに、普通の職場で健常者と同じ仕事に就くことがいいという考え方だけで...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  障害者にとっても非常にメリットのあるものだと思いますし、中でも、通所できない、移動が困難な障害者の方々にとっては大変社会参加が進むもので、これからしっかり一億総活躍社会という中でも進めていかなくちゃいけないと思っているんですが、実は、通所...全文を見る
○山本香苗君 今、就労支援サービス提供事業者が生活支援もその就労支援をやっているときにやる場合は二重給付にならないということなんですけれども、実際、サービス提供しても報酬上は一切評価されないんですよ。ですから、やられないわけです。だから、実際できないわけです。  障害者のテレワ...全文を見る
○山本香苗君 是非、今法改正の方も参議院の方でなされておりますけれども、併せて御検討いただきたいと思います。  最後に、大臣、もう一問だけお伺いしますが、地方創生推進交付金、今年度からのものなんですが、地方自治体の方から使い勝手が悪いという声が上がっております。午前中の質疑の中...全文を見る
○山本香苗君 終わります。
05月26日第190回国会 参議院 内閣委員会 第17号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  まず最初に、竹内厚生労働副大臣にお伺いしたいと思います。熊本地震の関連でございます。  熊本地震によりまして、小規模保育を始めといたしまして、地域型保育施設においても甚大な被害というものが生じております。倒壊、地盤沈下等で本来の...全文を見る
○山本香苗君 副大臣、ありがとうございました。  委員長、竹内副大臣、一問だけですので、お取り計らいをお願いいたします。
○山本香苗君 本題に入らせていただきます。  石破大臣にお伺いしたいと思いますが、先ほども上月先生の方から御質問ありましたけれども、企業による農地取得の特例の話につきまして、今回のこの養父市を想定いたしました特例措置というのは、企業に農地所有を認める必要性や効果を確認することを...全文を見る
○山本香苗君 先ほど、先の話だというような話もありましたけれども、私は、ここ五年間、どういうところをポイントとして監視していくのか、チェックしていくのかというところともリンクする話だと思いますので、確認の意味でお伺いをさせていただきました。決してそんな、何というか、外形的なものだ...全文を見る
○山本香苗君 お応えできる、どういうふうになるのかということ含めてちょっと不明な点があるんですが、これ、去年末に大阪府から提案されて、関西圏の国家戦略特区会議の場で三回大阪府から提案されていて、まだ正式にちゃんとお答えしていただいていないんですね。なので、ちょっとここの部分、十分...全文を見る
○山本香苗君 農地というのは耕作の目的に供される土地であって、コンクリート打設すると農地と認められないということなんですが、この全面コンクリート打設した植物工場などは農業施設への転用が可能なわけですね。そうなると、ああ、できるんですよというふうに農水省の方はおっしゃるんですが、で...全文を見る
○山本香苗君 是非よく話を聞いていただいて、要望書もたくさん出ております。この点について、更なるところを期待したいと思いますので、佐藤政務官、よろしくお願いいたします。  もう一つ提案なんですが、すごくややこしかったんですけど、農地転用規制の緩和ですね。農地法上、従業員更衣室、...全文を見る
○山本香苗君 要するに、開発するところだけに着眼しているのであって、営む方がどれだけ大きいかということは考慮していないということですか。
○山本香苗君 その開発手続というのが結構煩雑なんですね。昨日もちょっと具体的にどうやっているのかと様々聞いたんですが、今ここで繰り返すと非常に長くなるのでやめますが、実際そういうことがあるために、この九十平米以内に収めようとして実態どうなっているかというと、事務等をハウスで行って...全文を見る
○山本香苗君 通告しておりませんが、大臣、何か一言おっしゃりたいような雰囲気がありますので、今のやり取り聞いていてどう思われましたか。
○山本香苗君 私も今回の質疑をするに当たって過去のをいろいろと調べていくと、大臣のお名前がたくさん出てくるというか、平成二十一年の辺りのそこらの議論とか様々出てまいりまして、その御認識を是非農水省と共有していただいて、一歩でもいい形で進めていただきたいと思っておりますので、よろし...全文を見る
○山本香苗君 実際は出向いてまで行くものが具体的にあるのかということだと思うんですけれども、書面だけで困難なケースもあろうかと思いますので、効果的な開発に結び付けるためにどの手法でやるのがいいのかと、医療機器のみならず医薬品もというふうな形で非常に現地からも強い要請もありますので...全文を見る
10月25日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、一番最初に里親支援についてお伺いしたいと思いますが、児童福祉法につきましては、先日の大臣の御挨拶にありましたとおり、さきの国会におきまして、子供の権利を初めて法律上明確に位置付けるなど、制定以来...全文を見る
○山本香苗君 是非よろしくお願いしたいと思います。  早急に取り組んでいただきたい点を何点か御質問させていただきます。  まず一点目、里親証明書です。  現在、里親登録されても、対外的に里親であるということを証明するものがありません。ですので、例えば熱が出て子供を病院に連れ...全文を見る
○山本香苗君 いや、できる限りじゃなくて、全都道府県でやっていただきたいんです。かつ、ばらばらじゃなくて全国統一したもので、持ち運びしやすい方式でお願いしたいと思いますが、もう一回お願いします。
○山本香苗君 二点目は受診券についてであります。  里親家庭、養護施設で生活している子供は病気やけがをしたときに、児童福祉法に基づいて児童相談所が発行した受診券、これを持って医療機関で受診をします。医療機関で受診券を提示すれば、初診料や薬代といったものは一切里親の負担になりませ...全文を見る
○山本香苗君 ある里親さんからこんな話を聞きました。休みの日に七歳の女の子を連れて食事に行ったら、お店でたまたまぶつかって、熱いみそ汁を掛けられてしまって大やけどを負ったと。すぐに病院に連れていって治療してもらって、休み明けに児相に報告したら、それは事故じゃないかと、何ですぐ連絡...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  大臣、お伺いしたいんですが、法改正をしましたけれども、十八歳を超えて児童虐待等を理由に保護されたとしても、養護施設に入れません、里親委託もできません。この問題はまだ依然として残っております。  この夏、十八歳の高校三年生の女の子が親から...全文を見る
○山本香苗君 やっていただける御答弁だったと理解して、次に行きたいと思います。  未成年後見人というのがございますが、この制度の重要性を厚生労働省としてはどう認識されていますか。
○山本香苗君 民法の制度でありますが、児童福祉法三十三条八で、児童相談所長は、親権を行う者のない児童等について、その福祉のために必要があるときは、家庭裁判所に対し未成年後見人の選任を請求しなければならないとあります。この必要があるときというのはどういう場合でしょうか。
○山本香苗君 確認しますが、すなわち財産のあるなしにかかわらず、児童等の意思表明を支援したり施設等との間の調整を図ったりする場合も必要があるときと考えてよろしいですか。
○山本香苗君 財産のあるなしで判断しないと、身上監護の必要性があるだけでも当然必要なときと判断するということだと思います。  未成年後見人の大半は親族でありますが、弁護士や司法書士、社会福祉士等、専門職が選任されるケースも増えてきていると伺っております。こうした専門職の後見人は...全文を見る
○山本香苗君 今日は大臣にこの件についてはお伺いしませんけど、是非これ御関心を持っていただきたいなと思っているんです。せっかくの支援制度が使われていないと。これから専門職後見人というのは更にやっぱり必要だと思うんです。そのときにこの支援制度を是非拡充していただきたいと思います。 ...全文を見る
○山本香苗君 済みません、せっかく来ていただいたのに、全く分からないんですね。  実は、平成二十三年に法務省の副大臣の方が御答弁されたのが、かつ、事前のレクでも聞いたときにそう言われたんですけれども、要するに、取引相手の方に二重の手間を掛ける、そういう負担が生じるからということ...全文を見る
○山本香苗君 引き続きまたやらせていただきます。  終わります。
11月08日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  昨日、電通の新入社員の方が過労自殺した問題で強制捜査が入りました。極めてゆゆしき事態だと思います。これを受けまして昨日開かれた政府・与党連絡会議で、我が党の山口代表が、今回の問題で残業時間の一部を自己啓発と称して意図的に過少申告さ...全文を見る
○山本香苗君 短期間に実態調査をしていただきまして、ありがとうございます。私も、実際この承諾書の取付けに当たって数百万円要求されたというような話もお伺いしまして、大変びっくりいたしました。  他方、下水道においては、下水道法十一条によりまして、地権者の承諾書の提出を求めず工事を...全文を見る
○山本香苗君 民法上の規定から推測して今上水道の方はなされているということなんですが、訴訟に持ち込めばほとんど負けることはないということなんですが、それには多大な時間と費用と労力が掛かります。  こうした問題を解決するために、京都市では、承諾書の提出を廃止するなど申請手続を見直...全文を見る
○山本香苗君 お分かりいただけたかどうかと思うんですが、承諾書なくてもできるようにするということをきっちりと厚生労働省として周知をしていただくということでございますので、法改正しなくてもちゃんとできるんだということで対応していただきたいと思います。  次の質問に移りたいと思いま...全文を見る
○山本香苗君 具体的に来年度の概算要求にどういうことをそれぞれ盛り込んでいらっしゃるか、御答弁ください。
○山本香苗君 ありがとうございます。  居住支援協議会というのが国交省と厚労省の間をつなぐような形になっているわけですが、実は居住支援協議会の取組というのはまだまだ十分ではありません。この間、居住支援協議会を立ち上げている自治体の状況をヒアリングして回ってきたんですけれども、現...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  今も、実は事務レベルではかなりよくやっていただいているんですね。でも、私、残念だなと思ったのが、福祉関係の方々に、こうやって国土交通省頑張ってやっていることを全然知られていないんですね。やっぱり見える形で議論していただきたいと思って、今回...全文を見る
○山本香苗君 この問題、民間賃貸住宅だけじゃなくて公営住宅でも同様の問題が発生しています。  昨年七月に大阪府東大阪市の府営住宅に住む女性の方から我が党の府会議員に、真下に住んでいた方が二年前に亡くなって、その後、家財道具などが部屋の中やベランダに放置されている、何とかしてもら...全文を見る
○山本香苗君 時間が参りましたので、吉田局長、済みません、また御質問させていただきますので、よろしくお願いします。  ありがとうございました。
11月17日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  まず最初に、電通の問題についてお伺いしたいと思いますが、電通では、労使協定で時間外労働時間の上限を最長七十時間としておりましたけれども、社員らに対して七十時間以上の時間外労働を勤務状況報告表に記載しないように指導していたという疑い...全文を見る
○山本香苗君 厚生労働省は、こうした過少申告の実態というのをどの程度把握されているんでしょうか。
○山本香苗君 今局長がおっしゃった労働時間の適正な把握のために使用者が講ずるべき措置に関する基準、いわゆる四・六通達と言われるものの中には、自己申告制を行う場合は、労働者の労働時間の適切な申告を阻害する目的で時間外労働時間数の上限を設定する等の措置を講じないことと規定をされており...全文を見る
○山本香苗君 であれば、この基準を、この等というふうな形ではなくて、見直すか、基準の解釈ということをしっかりと明確化して速やかに周知徹底していただきたいと思いますが、橋本副大臣、いかがでしょうか。
○山本香苗君 この点につきましては、前回も申し上げましたけれども、政府・与党におきまして山口代表の方からも安倍総理に直接申し上げたところでありますので、しっかりと、いわゆる自己啓発等を名目にして残業をこの基準内に調整するようなことはもう絶対あってはならないと。この過少申告が常態化...全文を見る
○山本香苗君 一歩踏み込んだ措置という話であったんですが、たった一件というのはどうも納得がいきません。  今回の電通のケースでも、この是正指導が行われていたにもかかわらず、最悪の事態が防げませんでした。私は、この仕組み自体が、やり方自体が本当にこのままでいいのかと、検証して、ど...全文を見る
○山本香苗君 いろんな見方あるかもしれませんけれども、是非検証していただきたいと思います、せっかくこういった形の仕組みをつくったわけですから。よろしくお願いしたいと思います。  長時間労働を何としても是正をしていかなくてはなりません。働き方改革においては、今年度内に具体的な実行...全文を見る
○山本香苗君 我が党といたしましても、提言を取りまとめてまた政府に御要望させていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  次に、子供の貧困対策についてお伺いしたいと思います。働き方改革会議の中の九つのテーマの一つの中に格差のない教育という項目もあります...全文を見る
○山本香苗君 貧困の状況にある子供とは、どういう子供を想定されていますか。
○山本香苗君 これ、今御説明ありましたとおり、平成二十五年度からこの直系尊属間のものについてはスタートしておりますけれども、実績はどうなっていますか。
○山本香苗君 これが直系親族間外になった場合に、贈与を受けられる子供と今度は受けられない子供との間で新たな不公平が生じてはならないと思いますが、公平な仕組みというのはどう考えていらっしゃいますか。
○山本香苗君 こういうものは、そもそもつくっても、自分の子供や孫でもない人に贈る人なんか余りいないんじゃないかというような感じを、そういうことを言う方もいらっしゃるんですけれども、実際、内閣府で、今回、子供の未来応援基金には御夫妻で四億円を寄附された方がいらっしゃいました。それで...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  実際、一億総活躍プランの中にも実は書いてあるんです。公益信託制度の改革等により、貧困状況にある子供の教育費に民間資金の支援がより届くようにすると。ここの等というところでこの税制改正要望が入っているわけで、閣議決定しているわけでありますから...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  婦人保護事業というのは、根拠法が売春防止法です。この法律は、昭和三十一年に制定されてから六十年間、ほとんど見直しをされておりません。  今御説明にありましたとおり、婦人保護事業の支援対象の範囲というのはどんどん拡大をしてきています。DV...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。なかなかそこまで答えてくださるとは期待していなかったので、大変有り難いなと思います。  おっしゃるように、婦人という言葉が使われているということもありますし、保護、更生という言葉になっていて自立支援という観点はないんです。本来は保護じゃなくて...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  もう一つ、今度は若い女性の問題なんですけれども、婦人保護事業の現場で一番難しい支援の一つがこの若い女性への支援だと伺いました。  十代、二十代のこうした若い女性を、渋谷とかで徘回しているような、こういった女性たちの声をずっと聞き続けて一...全文を見る
○山本香苗君 実際もう現場にも何度か担当官の方に行っていただきましていろいろと実態を見ていただいておりますけど、この婦人保護事業と児童福祉法上の支援と交差するところもありまして、うまくそこの中で、十八という年齢で切れたりするところもあったり、はざまに落ちている子たちもいたりします...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  最後に、保育士登録の話をお伺いしたいと思います。  昨年十二月に神奈川県平塚市で乳幼児が死亡した事件で逮捕された保育士は、幼児の体を触った強制わいせつ罪で懲役三年の実刑判決を二〇一〇年十一月に受け、服役しました。児童福祉法では、保育士が...全文を見る
○山本香苗君 届出が出されていなかったで済む問題じゃないと思うんです。きちんと取り消されていれば事件防げたんじゃないかと思うと、本当残念でなりません。  神奈川県は、こうした実刑判決があったということを把握できなかったと、警察などから通知される仕組みはなくて、報道がなければ把握...全文を見る
○山本香苗君 伺ってまいりたいじゃなくて、児童福祉法を所管しているのは厚労省なんですから、厚労省がしっかり責任持って他省庁とやってもらいたいんですね。  実はこれ、事前にいろいろやりまして、法務省、総務省、厚労省といろいろ議論させていただきました。今日はこれぐらいの答弁でという...全文を見る
11月24日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○山本香苗君 ただいま議題となりました民間あっせん機関による養子縁組のあっせんに係る児童の保護等に関する法律案につきまして、自由民主党、民進党・新緑風会、公明党、日本維新の会、希望の会(自由・社民)及び無所属クラブを代表し、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  ...全文を見る
11月30日第192回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○山本(香)参議院議員 今御指摘いただきましたとおり、私どもといたしましても、今回、さまざまな段階がありますけれども、被害者の方の安心と安全を確保するということが一番大事だと思っております。  なので、今御指摘いただきましたけれども、今回、警告を経ずに禁止命令等を出せるという形...全文を見る
12月07日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○山本(香)参議院議員 ただいま議題となりました民間あっせん機関による養子縁組のあっせんに係る児童の保護等に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  児童が心身ともに健やかに養育されるためには、家庭や家庭と同様の環境での養育の推進を図ること...全文を見る
12月08日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  ちょっと順番を変えさせていただいて、今、熊野さんが最後に申し上げた低年金の高齢者の生活を支える総合的な対策という点から入らせていただきたいと思いますが、ちょっと今の答弁は求めていたことと違うんですね。総合的な対策をこれからやってい...全文を見る
○山本香苗君 我が党におきましても一緒に見直しのPTもつくらせていただいておりますのでしっかり頑張りたいと思いますが。  低所得の高齢者世帯の住居費というのは占める割合が高いわけであります。先日、ちょうど一か月前なんですが、大臣から、厚生労働省と国交省の協議の場を早急に設置して...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  次に、日本年金機構の国庫納付規定の整備についてお伺いしたいと思います。  水島理事長、大変御無沙汰しております。  平成二十六年度、会計検査院は、日本年金機構が保有している固定資産の状況について検査を実施されました。その検査結果の概要...全文を見る
○山本香苗君 今御紹介いただきましたとおり、国庫納付する規定がないから土地や建物を売却して得た資金が機構内部に内部留保されたままになっているということなんですが、その総額は幾らぐらいなんでしょうか。今回の法律が成立した後どの程度国庫納付できると見込んでいらっしゃるんでしょうか。水...全文を見る
○山本香苗君 もう一問聞きます。  会計検査院の今の御指摘を受けて、平成二十八年七月に機構では全資産管理責任者に対して指示文書を出しておられます。そこで、機構が保有する個々の土地及び建物について保有の必要性を継続的に見直すよう周知徹底したということなんですが、誰がどのようにこの...全文を見る
○山本香苗君 日本年金機構の固定資産等管理細則というのがあったわけですよね。ここでは処分の検討をしなければならないこととされていたにもかかわらず、検討すらしていなかった。その上、適切に管理すると規定されていたけれども、どう判断するのかが極めて曖昧だった。今の御答弁聞いても、いろい...全文を見る
○山本香苗君 事業管理部会で基準を定めるということですか。
○山本香苗君 いや、判断基準が曖昧だと、要するに、せっかく国庫納付の規定を整備しても同じことを繰り返しかねないんじゃないか、だから明確な厳格な基準を定めてほしいということを申し上げているわけなんです。  今回の会計検査院の指摘においては、厚生労働省において、機構が保有する土地及...全文を見る
○山本香苗君 是非、認識を一致させていただいて対応していただきたいと思います。  最後に聞きたいんですが、最後にというか、一つ大きい点は、障害年金における差引き認定について伺いたいと思います。  差引き認定というのは、前発の障害、すなわち既にあった障害と同一部位に後発の障害、...全文を見る
○山本香苗君 差引き認定というのは、これは昭和六十一年の改正によって国民年金制度に導入されたんです。今まで認定件数は何件でしょうか、年間大体どれぐらいあるんでしょうか。
○山本香苗君 この間、差引き認定の導入についていろいろ調べてみました。年金政策史に関する資料等も調べたんですけど、経緯の分かる資料は見当たりませんでした。役所に聞いても分かりませんでした。  障害の程度が重くなったにもかかわらず、障害認定は逆に軽くなって年金が減る、どう考えても...全文を見る
○山本香苗君 差引き認定しないと誤った高い等級になる事例があるからという話だったんですけど、昭和六十一年以前というのは現在の障害の状況で判断されていたんですね。私はそれが一番公平だと思うんです。何でそれができないのか、よく分かりません。  また、同一部位であっても差引き認定を適...全文を見る