山本香苗

やまもとかなえ

比例代表選出
公明党
当選回数4回

山本香苗の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第193回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○山本香苗君 おはようございます。公明党の山本香苗でございます。よろしくお願い申し上げます。  まず最初に、松野文部科学大臣にお伺いいたします。  今般の天下りあっせん問題は国民の信頼を裏切る行為であって、断じて許すことはできません。また、違法行為の偽装、隠蔽に至ってはあきれ...全文を見る
○山本香苗君 教育行政をつかさどる文部科学省でこうしたことが起きたこと自体、私は本当に残念で残念でなりません。国民の皆様方の疑念を払拭するため、徹底した、今大臣からお話ありました第三者の方にしっかり仕切っていただく体制で調査を進めていただきたい、うみを出し切っていただきたいと思い...全文を見る
○山本香苗君 今いろいろとお話しいただきまして、昨年の十一月以降、言ってみたら円安と株高というものが続いてきまして、そういう状況の中で税収が見込まれるんじゃないかという話でありますが、いつまでこのいわゆる状況というのが続くか分かりません。  そういう中で、今おっしゃったように、...全文を見る
○山本香苗君 率直な御答弁をしていただいたわけなんですが。  石原大臣にお伺いしたいんですが、今月の二十五日の日に国の財政見通しについての最新の試算が公表されました。今回の試算におきましては、今回の税収減等も響きまして、二〇二〇年度の基礎的財政収支、いわゆるプライマリーバランス...全文を見る
○山本香苗君 大変難しいことだとは思いますが、やるべきことはやっていかなくちゃいけないと思っております。  今お話がありました働き方改革、総理にお伺いしたいと思いますが、働き方改革は、もうこれは何としてもやらなくちゃいけないと思っています。まずは長時間労働の是正です。労使で合意...全文を見る
○山本香苗君 是非働く人の立場に立ってこの水準を、今総理がおっしゃっていただいたようにいろんな形態ありますが、大企業のみならず、中小零細企業においても実効性のある水準にしていただきたい。上限を定めたんだけれども、定めたから家でもっと仕事をしなくちゃいけなくなるというような状況はあ...全文を見る
○山本香苗君 できる限り早く法改正をお願いしたいと思っておりますが、そもそもこのガイドライン案の中、見させていただきますと、私、法改正待つまでもなく、不合理な格差として解消されるべきものが入っているんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。
○山本香苗君 今おっしゃっていただいたとおり、通勤費なんですが、前回の派遣法改正に伴いまして、派遣会社が守らなきゃいけない指針に通勤費の支給というのが明記されたわけです。しかし、いまだに同じ派遣会社の中でも有期雇用であるということで通勤費が支給されていない場合があります。  こ...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  次に、社会保障制度改革について伺いたいと思いますが、社会保障費、給付費は年々増えておりまして、年金、介護、医療、本当に大丈夫かという不安の声というのは根強くございます。こうした国民の皆様方の不安に応えるためには、しっかりとこの社会保障制度...全文を見る
○山本香苗君 何で経産省かなって思うところもあるわけでございますけれども、今回の検討では社会保障制度に対する提言も取りまとめられる予定だと伺っております。決してあのいつもの経産省の、ばあって数字だけが独り歩きすることがないように、よろしくお願いしたいと思います。  日本におきま...全文を見る
○山本香苗君 今局長が答弁した数字というのは要介護者が六十五歳以上に限られているんです。また、あくまで自治体が把握した件数です。ですので、現実にはもっと多くの事件が起きていると推測されます。  また、高齢者虐待防止法では国が虐待事例の分析を行うこととなっていますけど、検証という...全文を見る
○山本香苗君 新たな仕組みつくっていただけるということでありますけれども。  滋賀県の守山市というところでは、平成二十六年度に認知症の方を在宅で介護する介護者を対象にした実態把握アンケートというのを独自に行いました。この調査では、介護者は五十代から七十代の方が五六・六%、全体の...全文を見る
○山本香苗君 是非、現場で介護者支援が進むように、人員やまた予算が付くような形にしていただきたいと思っております。  次に、居住支援についてお伺いしたいと思いますが、住まいの確保というのはこの社会保障制度の大前提です。住まいがなければ職探しもままなりません。また、福祉にもなかな...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  確認ですが、今おっしゃっていただいた予算というのは、当然のことながら期間の定めのない恒久的な措置ですよね。
○山本香苗君 恒久的にやっていただけるという御答弁だと思って次に進みたいと思いますが、新たな住宅セーフティーネットを構築するために、住まいの安心だけじゃなくて暮らしの安心の両方が必要です。つまり、国交省だけじゃなくて厚労省との連携が不可欠だと思います。  昨年の十二月二十二日、...全文を見る
○山本香苗君 ばらばらに答えていただきましたけれども、縦割りを乗り越えていただいて新たな住宅セーフティーネット構築をしていただきたいと思うんですが、もう一つお願いがありまして、これ、住宅セーフティーネット構築といったときに、行政だけじゃできないんですね。民間の力というのは不可欠な...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  そこで、一つこれを機に検討していただきたいんですが、無料低額宿泊所というものがございます。これは社会福祉法の第二種社会福祉事業です。厚生労働省の調査によりますと、平成二十七年六月末現在で全国に五百三十七施設ございます。様々な問題を抱えて住...全文を見る
○山本香苗君 無料低額宿泊所は一つの住宅セーフティーネットだと思うんですね。誰も置き去りにしないと、独りぼっちをつくらないと。今、厚生労働省で一生懸命、我が事・丸ごと地域共生社会を実現するということもやっていただいておりますが、私はこうした中でもしっかり議論をしていただきたいと思...全文を見る
○山本香苗君 大阪の小学校三年生のSMA患者の女の子からこんな声が届いています。  私は新薬がなぜ欲しいかというと、自分にできることが増えるからです。例えば、髪の毛が結べるようになったり、むせたときに自分でたんが取れるようになったり、冬でも寝返りができたりしたらうれしいからです...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございました。  がらりと変わりまして、日米関係についてお伺いします。  冷戦期以降今日に至るまで、長きにわたりましてアメリカを中心とする国際秩序というのが維持されてきました。しかし、トランプ大統領は、オバマ大統領同様、アメリカは世界の警察官をやらない...全文を見る
○山本香苗君 もう一つ。施政方針演説において総理は、日米関係は不変の原則と強調されました。この御発言の真意を教えてください。
○山本香苗君 我が国の外交・安全保障政策は日米同盟を基軸として成り立っていると、これは私も今後は変わらないと考えるんですが、ただ、今変わらないという話なんですけど、本当にこのまま、今のままで日米同盟いくんでしょうか。
○山本香苗君 今日の読売新聞の一面にもありましたけれども、トランプ大統領が日本の自動車貿易は公平じゃないということを、日本を名指しで批判したわけでありますが、そうしたことを、先日総理は、トランプ大統領との会談におきましてアメリカ経済への日本の企業の貢献というものを説明されたという...全文を見る
○山本香苗君 二月十日、トランプ大統領とお会いされるというわけでございますが、本日御答弁していただいたことを、我が国の国益をしっかりと踏まえて、負けないでお話をしてきていただきたいということを申し上げまして、同僚の三浦議員に替わります。  ありがとうございました。
03月23日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
議事録を見る
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。  論点が様々ございますが、今日は職業安定法改正案について、まずじっくり審議をさせていただきたいと思います。  ハローワークの求人票に週休二日となっていたのに日曜日しか休めないとか、求人票でありとなっていたのに雇用保険も社会保険もない、正社...全文を見る
○山本香苗君 ホットラインの拡充につきましてはありがとうございます。  今回の職業安定法改正によりまして、採用時の労働条件が募集時に示した労働条件と異なる場合等にその内容を求職者に明示することが義務付けられる、先ほど来より話になっているわけですが、今回新たに規定される職業安定法...全文を見る
○山本香苗君 極めて分かりにくいんですよね。  職業安定法第五条の労働条件明示義務というのは、労働契約締結前に変更内容を明示さえすればいいというものなのか、募集時に明示された労働条件は際限なく変更できるというものなのか、お答えください。
○山本香苗君 要するに、際限なくできるわけではないんだと。求人票や求人広告で募集時にあらかじめ示した労働条件が不適切だったら、最初の段階で、その段階で不適切だったら厳しく指導、是正するんだということでよろしいですね。
○山本香苗君 是非、変更時に明示すればいいんだというような、求人者にそう受け取られかねないように厳しく是正指導していただきたいと思います。  先ほどもちょっと話になりましたが、五条の三の第三項で、変更する場合は、当該契約の相手方となろうとする者、すなわち求職者に対して、当該変更...全文を見る
○山本香苗君 今、労働条件が募集時から変更される場合だとか、ある程度幅があったものが特定される場合であったり、また、新たに追加されるもの、削除されるもの、そういうものについてはしっかりと明示しなければならないという義務が課されているわけですが、求職者がこれを明確に認識できなければ...全文を見る
○山本香苗君 気付かなかった本人が悪いと、そのような運用がなされないような形で、しっかり分かりやすい形を徹底していただきたいと思います。  変更内容を分かりやすく明示されたとしても、明示のタイミングということによって、これが、先ほど来より大臣からも御答弁あったときに、締結前の一...全文を見る
○山本香苗君 要するに、勧告だとか公表にとどまらずに、悪質な場合は虚偽の条件提示として刑事告発を行うと、そこまで踏み込むんだという御答弁だったと思いますが、是非厳しい姿勢で臨んでいただきたいと思います。  職業安定法の六十五条の方についてお伺いしたいと思いますが、今回新たに、ハ...全文を見る
○山本香苗君 もうちょっと早くてもよかったかなと、今の説明を聞きながら思いましたが。  求人を出す企業が虚偽の条件を提示した場合の罰則規定については、虚偽であることの立証が難しいので実効性が乏しいんじゃないかといった指摘もあります。虚偽かどうか、誰がどういう基準で判断することに...全文を見る
○山本香苗君 まあ、虚偽かどうか判断するのは難しいといって虚偽が疑われる場合を放置していると、せっかく今回罰則規定を入れたという意味が薄らいでしまうと思うんです、なくなってしまうと。是非、疑わしい場合にはこれまで以上に強い姿勢で是正指導するなど厳正に対処する姿勢をしっかりと示して...全文を見る
○山本香苗君 固定残業代と同様に、今若者を中心として、試用期間、いわゆるお試し期間のことについてもトラブルが多いと伺っております。  建議においても、この試用期間についても固定残業代同様明確化せよと、明示を義務化せよというふうになっておりますが、この具体的な対応についてはいかが...全文を見る
○山本香苗君 具体的にどういう形で変えるんでしょうか。
○山本香苗君 固定残業代があるかどうか、またあるなら何時間、またこの試用期間、今おっしゃっていただいた試用期間のあるなし、またそれが、期間がどれぐらいかということを既にハローワークの求人票というのは記載をするような形になっております。つまり、今回の改正に伴う措置を今のハローワーク...全文を見る
○山本香苗君 是非、楽しみにしておりますので、活用していただきたいと思っております。それによってハローワークの求人票、このひな形が、モデル的なものが更に普及できることになると思いますので、是非よろしくお願い申し上げたいと思います。  先ほども御質問ありました教育訓練給付の拡充に...全文を見る
○山本香苗君 確かに議事録で、大臣がお話を伺った後に、十年じゃやっぱりちょっと短いのかなみたいなことを率直におっしゃっていただいているところをちょっと捉まえまして質問させていただいたわけでありますが、実態もよく見ていただいて、できる限りやっぱりチャンスはあった方がいいんじゃないか...全文を見る
03月30日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
議事録を見る
○山本香苗君 お疲れさまでございます。  まず、雇用保険法の質疑に先立ちまして、大臣に冒頭一問お伺いしたいと思います。  一昨日、神戸市立医療センター中央市民病院で世界で初めて他人の細胞から作ったiPS細胞でできた網膜細胞を移植する手術が行われ、無事成功いたしました。平成二十...全文を見る
○山本香苗君 これをやっていくに当たりまして、iPSの細胞ストック構想というのが大事になってくると思いますので、そこに対する支援も是非よろしくお願い申し上げたいと思います。  本題の方に入らせていただきたいと思いますが、今回、先ほども最後お話ありましたけれども、育休を現行最長一...全文を見る
○山本香苗君 また、明確化するという中で、しっかりとこの五年の施行の段階で見直すということでございますが、この延長の手続につきまして、育休だけの延長じゃなくてそれに伴う育児休業給付の延長ということも今回なされるわけですが、それに関して去年の十月に総務省の行政苦情救済推進会議の意見...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  三年半で十二件ということでございます。たった十二件と見るべきものではなくて、私は大変多い数字であったと思いますし、それに対して行政評価局の方でちょうどタイムリーな形でこのような調査を行ってあっせんをしていただいたことに敬意を表したいと思い...全文を見る
○山本香苗君 是非、指摘されるまでもなく厚労省としてしっかりフォローしていただきたいと思います。  この育児休業給付の取扱いというのは、平成二十六年十月からがらっと変わったんですよね。というのが、これまでは月十一日以上就業した場合は支給されませんでしたけれども、月八十時間までな...全文を見る
○山本香苗君 支給状況というのはどうなっていますでしょうか。
○山本香苗君 全体の一・一八%ということなんですけれども、この制度改正によってこういう声が上がってきています。子供のお昼寝中にテレワークで二、三時間働いて仕事の感覚が鈍らずに済むとか、また、キャリアが途切れる不安を和らげられる、育休中も復職の準備や育児と仕事の両立がしやすくなった...全文を見る
○山本香苗君 今いい方の話をしたわけなんですが、ただ、留意しなくちゃいけない点が何点かございます。  一つは、やはり企業が従業員を働かせるために悪用してしまえば、育休時でも働くことを強要されるんじゃないかというような懸念もございます。こういったことは法律に違反することであります...全文を見る
○山本香苗君 もう一点留意しなくちゃいけないのが、先日、こういった声、月八十時間以内労働だったのに育児休業給付金が減額されたというお声をいただきました。  八十時間以内であったとしても、賃金が休業開始時の賃金日額に支給日数を掛けた額に対して、一三%を超えるときは支給額が減額され...全文を見る
○山本香苗君 これまでは、育休を取るか、それとも子供を預けて職場復帰するか、このいずれかしか選べないという状況であったわけですけれども、この制度改正によりまして、育休中に一時的、臨時的であれば働けるという新しい選択肢が加わったんだと思います。これによって、より仕事と育児の両立を実...全文を見る
○山本香苗君 厚生労働省においては、企業における仕事と介護の両立支援の状況の実態をどの程度把握されておりますか。
○山本香苗君 実態調査の現状ということなんですが。
○山本香苗君 是非そうした調査をしていただきたいと思うわけなんですが、ある民間企業が一万二千五社を対象として実施した仕事と介護との両立に関する企業実態調査というのがございました。それを見ていますと、例えば介護に関するニーズ等の実態調査を実施している企業というのはたった六%ぐらいし...全文を見る
○山本香苗君 事業主指針、この間いろいろ制度改正ありましたけれども、しっかり実態が変わるような形をしていただきたいと思っております。  介護に関連して一点、蒲原局長に来ていただいたのでお伺いしたいんですが、先日、平成二十七年度の高齢者虐待に関する調査結果が公表されました。しかし...全文を見る
○山本香苗君 自治体によって解釈がばらばらという状況を是非正していただきたいと思います。  最後に、宮野さんに一問だけまとめて伺いたいと思いますが、総理が施政方針演説で、子供を託児所に預けながら職業訓練が受けられるということをおっしゃっていたわけです。本当にそうなのかということ...全文を見る
○山本香苗君 終わります。
04月04日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
議事録を見る
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。  まず最初に、学校給食についてお伺いしたいと思います。義家副大臣、済みません、よろしくお願いいたします。  まず最初に、学校給食が子供の貧困防止に果たす役割をどう認識しておられますでしょうか。
○山本香苗君 給食費未納と子供の貧困との関係性をどう考えておられますか。
○山本香苗君 今御紹介いただきました調査結果によると、おっしゃるとおり、未納の原因の約三割は保護者の経済的な理由です。経済的な理由で払えない約三割の御家庭のうち、就学援助の対象となっている御家庭はどの程度あったのかとか、また給食費以外に、例えば健康保険料だとか保育料、公営住宅の家...全文を見る
○山本香苗君 あくまで学校の認識であって、把握はしていないということなんですが、私は、本来、未納家庭の状況に応じて対策を取るべきだと考えております。  未納対策として実際取られているものも、その調査によりますと、一番多いのは電話や文書による督促、家庭訪問による督促、つまり取立て...全文を見る
○山本香苗君 是非やっていただきたいと思います。見えない貧困、そこのところまでしっかりと対応しないと対策は打てないと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  ちょっと角度を変えて、生活困窮者自立支援制度の施行に合わせまして、学校や教育委員会等と福祉関係機関との連携を促す...全文を見る
○山本香苗君 今の御答弁のように、きちっとつながっているというのは三割弱という状況であるわけなんですが、滋賀県の野洲市におきましては、この生活困窮者自立支援制度の枠組みの中で、給食費の未納を子供のいる御家庭のSOSという形で捉えて、そして学校教育課、教育委員会の方からも職員が出て...全文を見る
○山本香苗君 二十七年に出された通知には学校給食というところを端緒にするようなことは一切書いていないんです。是非、改めてそうした好事例を含めて通知をしていただきたいと思っております。  生活に困窮している保護者に対しては、生活保護による教育扶助や就学援助によって学校給食費の援助...全文を見る
○山本香苗君 是非やっていただきたいと思いますし、滋賀県の長浜市というところは無償化によって学校側のまず負担が軽くなったと、またこれまで給食費の徴収だとか未納家庭への対応に当たってきた教員の先生たちが、さっきも、午前中も教員の先生大変だという話ありましたけれども、授業の準備や子供...全文を見る
○山本香苗君 続きまして、塩崎大臣にお伺いしてまいりたいと思いますが、我が国においては、生まれつき手や足がない状況で生まれてくる子供が年間約四百人いると言われております。こうした子供たちが日常生活を営むために義手とか義足とかというものが必要で、障害者総合支援法に基づく支給を受けて...全文を見る
○山本香苗君 圧倒的に装飾義手というのが、今、一般補装具というふうな形で御紹介ありましたけれども、これがほとんどで、筋電義手というのはもうほとんど出ていないという状況なんです。カナダとかドイツだとか、ヨーロッパにおきましては大体七割出ています。なんですけれども、日本では一%にも、...全文を見る
○山本香苗君 小児は分からないわけですね。
○山本香苗君 訓練に当たって訓練用の筋電義手というのが必要となります。訓練用といえども、筋電義手というのは主に今はドイツ製のもので、一台が約百五十万円と高いわけです。公的補助がないと購入するのはなかなか難しいと。  そこでお伺いしますが、訓練用の筋電義手は療養費の支給対象となる...全文を見る
○山本香苗君 それは最終的に保険者の判断ですか。
○山本香苗君 対象となるということではあるんですが、では実績はどうでしょうか。
○山本香苗君 ここからよく聞いていただきたいんですが、要するに、今の御答弁を聞いていただいて分かるように、訓練ができる医療機関というのは、三十六という話が先ほどありましたけれども、これも非常に偏在があって都市部にしかございません、ほとんど。子供向けというのは兵庫県立リハビリテーシ...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  三月三十日に、そのバンクで貸与第一号の女の子が、奈良県の生駒市の小学校の二年生の女の子なんですけど、二年間訓練をして、使いこなせるとやっと判定されて、筋電義手の本支給が決まったそうなんです。幼稚園の卒園式も両手で受け取ることができて、手が...全文を見る
○山本香苗君 一言だけ。  ありがとうございます。とにかく、今、義手を必要としている御家庭のお母さんたちが筋電義手というのをネットで探し当てて、やっと行っているという状況なんですね。こういう現状から変えていくために引き続きやりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  あり...全文を見る
04月05日第193回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○山本香苗君 公明党の三十五分間の中の残りの時間をさせていただきたいと思いますが、まず大臣にお伺いしたいと思います。  先日の大臣所信におきまして、大臣が、どこに住んでいても質の高い相談、救済を受けられる体制構築を目指しますとおっしゃいました。それを実現するに当たって、私は、地...全文を見る
○山本香苗君 ちょっと一問、次長、済みません、飛ばさせていただきまして、是非大臣にお伺いしたいので。  今おっしゃったように、地域協議会というのは三十一の自治体で今できております。情報共有というのが一番の肝です、今お話がありましたとおり。  その中で、三十一の自治体の中見てい...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。是非よろしくお願い申し上げたいと思います。  それで、今日は樋口政務官に来ていただいておりますので、ちょっと奨学金の問題で、消費者生活センターに寄せられている多重債務相談の中で、最近、奨学金に関する相談というのはどのぐらいあって、どういう相談...全文を見る
○山本香苗君 要するに、返済に困っているという実情があるわけですが、文科省はこういった実態をどう受け止めて、また、どう改善してきているのでしょうか。
○山本香苗君 返還猶予と減額返還制度、それぞれ対象となる可能性のある人と利用している人、数だけ教えてください。
○山本香苗君 要するに、制度があっても利用されていないわけなんです。百五十万人で、約二万人ですよ、減額。  制度を知らないがゆえに、本来、返還困難に陥る必要がなかったにもかかわらず返還困難となっているケースは少なくないと私は思います。こうした事態を放置したまま奨学金の回収策だけ...全文を見る
○山本香苗君 時間が来ましたので、終わります。
05月11日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
議事録を見る
○山本香苗君 お疲れさまでございます。  まず最初に、大臣にお伺いいたします。  今回の改正案第二条第二項におきましては、国及び地方公共団体の義務といたしまして、精神障害者に対する医療は精神的健康の保持増進を目的として行われるべきことを認識するとともに、精神障害者の人権を尊重...全文を見る
○山本香苗君 入院中心の精神医療を地域生活中心とした医療に変えていくと。病院での治療が優先されて、治療のために生活が制限されるのは仕方がないとかやむを得ないといった精神医療から、精神障害を持っていても地域社会の中で自分らしい生活を実現、維持できる精神医療へと変えていくと、こうした...全文を見る
○山本香苗君 であるとすればですよ、一番大事なのは支援対象者になる本人であって、その本人を中心とした運用が担保されなくてはならないと私は思います。  この法律というのは、先ほど申し上げたように、入院を中心につくり上げられてきた従来の考え方、治療のために制約してもいいんだ、そうい...全文を見る
○山本香苗君 それでは、本人を中心の考え方に立った運用がなされるのかどうかを確認的に質問をさせていただきたいと思います。  まず、今までも随分議論になりました、本法案におけます警察の役割は何ですか。
○山本香苗君 今のは代表者会議の話ですね。  もう一つの個別ケース会議の方はどうですか。
○山本香苗君 代表者会議、また個別ケース検討会議、どちらにしても、この具体的な運用というのは自治体であるとか協議会の運用に委ねられるわけであります。今部長がおっしゃっていただいたように、本人が拒否した場合、警察は参加しない。これは検討会議の方でありますけれども、ガイドラインに書き...全文を見る
○山本香苗君 続いて、措置入院後の退院後支援についてお伺いしたいと思いますが、滋賀県では平成二十一年から措置・緊急措置対応というのを実施されておりまして、入退院を繰り返す方がおられる実態を踏まえて、精神保健福祉センターと保健所が協力をして措置入院患者フォローアップ体制というものを...全文を見る
○山本香苗君 懸念がないようにしていただきたいと思いますが、先日の足立委員の質問の中で、措置入院後の、すぐ退院じゃなくて医療保護入院というケースが約半数という話がございました。さっき、たしか自見委員のところでお話がありました。ここは切れ目なく、たとえ措置入院から医療保護入院等に切...全文を見る
○山本香苗君 退院後支援計画については、支援対象者が希望する地域社会生活、支援対象者の退院後の医療等の支援の内容、担当者名、医療等の支援を行う期間などを盛り込むことを想定していると答弁されておりますが、精神障害者の地域生活への移行につきましては、障害者総合支援法において地域移行支...全文を見る
○山本香苗君 期間が違うという話なんですが、実際のところはかなり実務的にはかぶってくるところが多いんですね。措置入院で入られたってすぐ出るケースもありますし、いろんなケースがありますので、ここは是非自治体の実務のところを見ていただいて、切れ目なく、かぶることなく、連携はきちっとや...全文を見る
○山本香苗君 今回のこの退院後支援計画、実効性をしっかりと担保をしていかなくてはいけないわけであります。そのためには、もう各党からも御質問の中でありましたが、やはり保健所における専門職の配置というものが必要不可欠だと思っております。しかし、保健所において専門職の配置は十分ではない...全文を見る
○山本香苗君 業務は確実に増えるわけです。保健所の機能強化というのが図られなかったら、支援といっても単なる監視だとか管理になりかねない、ここは是非、大臣には答弁は求めませんが、是非、大臣、よろしくお願い申し上げたいと思います。  最後に、アウトリーチの話を一点お伺いしたいと思い...全文を見る
○山本香苗君 終わります。
05月18日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
議事録を見る
○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  今回の法案におきましては、介護療養病床を廃止して、介護医療院を新たに創設することになっておりますが、どういう方が利用することになるのか、利用者負担はどうなるのか、介護療養病床と何がどう変わるか、三点まとめてお答えください。
○山本香苗君 医療、介護を必要とする低所得の高齢者の受皿として、どの程度機能するものになるんでしょうか。
○山本香苗君 今後、医療と介護のニーズを持つ高齢者で、かつ低所得という方は確実に増えていくわけです。そうした中で、介護医療院という、午前中の議論のありました、介護難民、医療難民を防ぐことができるという話でありましたけれども、受皿として一定の役割を果たすと思いますが、十分ではありま...全文を見る
○山本香苗君 私は、今おっしゃっていただいたように、様々なニーズを持つ低所得の高齢者の受皿の一つとしてしっかり機能しているんだと思うんです。この支援付き住宅を普及していくためには、住宅施策と福祉施策の連携というものが不可欠であります。  そこで、今日、国土交通省から来ていただい...全文を見る
○山本香苗君 今御説明ございましたとおり、都道府県がこの居住支援法人というものを指定することになっております。この居住支援法人というのは、家賃債務保証業務や生活支援業務等々を行うという形になっております。  しかし、現状、生活支援を実施しているNPO法人等というのは、家賃債務保...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  法律上見たときに全く分からないんですよ。本当にこの間ずっと議論、生活支援等々やっていらっしゃる福祉関係者の方々とも話をする中でこの点を物すごく懸念しておりまして、今日やっと解消できたと思っております。  今説明いただいた、ただしのところ...全文を見る
○山本香苗君 居住支援法人には、一千万円を上限に人件費等経費を当面三年間は国交省が補助するということになっております。しかし、その後どこがここを担うのかということがはっきりしていません。  そこで、蒲原局長にお伺いしますが、現行の介護保険制度における地域支援事業の任意事業の中で...全文を見る
○山本香苗君 居住支援協議会、都道府県だけじゃありませんので、これから市町村にもしっかりつくっていきます。  大臣、済みません、お待たせをいたしました。  今、介護保険の枠組みの中でも、要するに住まいを支えるところのソフトの事業をやっていただいているわけなんですが、介護保険の...全文を見る
○山本香苗君 我が党としてもしっかり推進してまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  なお、この地域でどこまで住まいと暮らしのセーフティーネットをつくっていくのかということについては、実は地方公共団体の判断に大きく委ねられている部分が大きいわけであります。こ...全文を見る
○山本香苗君 ちょっと誤解があっちゃいけないんですが、ブロックごとなんですけれども、ブロックで国交省と厚労省が組んでいただいて、各自治体にセットで行ってくださるということなんです。すごいことを自発的にされているなということで、大変感動いたしました。是非こうしたことをやっていただき...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  次に、社会福祉法の改正につきましてお伺いしたいと思います。  昨年の末に、この我が事・丸ごとの地域づくりに先駆的に取り組んでおります大阪府豊中市を大臣に御視察いただきました。ありがとうございました。社協の皆さん、またCSWの皆さん、ボラ...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  もう一問お伺いしたいんですが、今回、この社会福祉法を出されるに当たり、既存の制度が地域で広がる困窮や孤立に対応できていないということで出されているわけなんですが、この理由は厚生労働省としてはどう総括されていらっしゃるんでしょうか。
○山本香苗君 今回の社会福祉法改正案の第四条の二項には、地域住民等は、福祉サービスを必要とする地域住民及びその世帯が抱える様々な分野にわたる地域生活課題を把握して、その解決に資する支援を行う関係機関との連携等により解決を図るという新しい規定が入っております。その意義は何でしょうか...全文を見る
○山本香苗君 私は、この規定の意義は本当に大きいと思っておりますが、地域の現場では社協も包括も人手がない中で一人で何足ものわらじを履いて、もう本当に夜遅くまで残業をされています。先ほど大臣にお伺いした豊中社協も、地域の住民の皆さんと一緒に、独りぼっちをつくらないという理念の下、一...全文を見る
○山本香苗君 もちろん、地域共生社会の実現において主役というのは住民です。住民の理解なくして実現はできません。しかしながら、行政だからこそやらなくちゃいけないことはたくさんあります。  そこで、例えばなんですが、生活困窮者、社会的孤立の早期発見というのは、私は、しっかり公的な部...全文を見る
○山本香苗君 是非、総務省と協議をしていただきたいと思いますが、滋賀県の野洲市では、市内に賃貸物件を管理する不動産業者の協力を得まして、家賃滞納者で生活困窮する状況が分かれば、生活困窮者自立支援制度の相談窓口を紹介して相談を促す仕組みというものを構築しております。もちろん行く行か...全文を見る
○山本香苗君 公営住宅で既にやっているという話なんですが、千葉県の銚子市の事件があって、通知等々出していただいたわけであります。その中には確かに民生部局と十分に連携することと書いてありますが、具体的にやっぱりこの生活困窮者自立支援制度のところを教えていただいて相談を促すということ...全文を見る
○山本香苗君 今、吉田局長が、認定こども園と認可保育所というふうに言われました。幼稚園、どうなのかということなんです。特別支援学校の幼稚部でどうだという数字は持っていらっしゃる、しかしながら、幼稚園における受入れ状態というのは把握すらしていないと伺いました。是非やっていただきたい...全文を見る
○山本香苗君 聞いたら、今、小中学校に看護師の配置進めていらっしゃいますよね。この小中学校に配置する看護師の方を幼稚園にも実は派遣してもいいんだ、二十八年度からスタートしているこの仕組み使ってもいいんだということらしいんですが、それで、そういうのはきちっと周知していただいているん...全文を見る
○山本香苗君 医療的ケア児の就学前のところのみならず、学校に行くといったところでも大きい壁がありますと。親が付き添わない限り学校に行けない。公立小中学校における看護師配置進めていただいておりますが、まだまだ足りていません。看護師が配置されても、校内にとどまって、通学には必ず親が付...全文を見る
○山本香苗君 大臣、頑張れとおっしゃっていただきましたけど、大臣も頑張っていただけるんでしょうか。
○山本香苗君 大臣、突然の振りに済みません、ありがとうございます。  なお、大人の場合はケアマネが訪問看護も含めて全体統括してコーディネートできるんですけど、相談支援専門員というのはできないんです。医療保険とつながりがありませんよね。ここのところも解消していかなくちゃいけないと...全文を見る
05月30日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
議事録を見る
○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  まず最初に、大臣にお伺いをさせていただきますが、昨年の十一月に与党の性犯罪・性暴力被害者の支援体制充実に関するプロジェクトチームで性犯罪・性暴力根絶のための十の提言を取りまとめまして、十二月二十一日に塩崎大臣のところにお持ちをさせ...全文を見る
○山本香苗君 いろいろと具体的にお取り組みいただきましてありがとうございます。  その中で、今、婦人保護事業の抜本的な見直しに向けて実態調査を行うということを御答弁いただきましたが、どういうスケジュールでどういった形で実態調査していただけるんでしょうか。
○山本香苗君 この点につきましては、引き続き与党PTで法整備も含めて議論してまいりたいと思っておりますので、石井委員がいなくなりましたけど、一緒に与党PTのメンバーとして頑張っておりますので、是非それに資するような調査研究をしていただきたいと思っております。  文科省にお伺いし...全文を見る
○山本香苗君 非常に簡潔に答弁していただいたんですが、要するに教職員が対応して、あとスクールソーシャルワーカー等で対応しているということを伺っていたわけなんですけれども、確かにスクールソーシャルワーカーというものの配置が全国的には広がってきてはいるんですが、全ての学校にいるわけで...全文を見る
○山本香苗君 是非ともお願いしたいと思います。特に教育と福祉の連携というのは、極めて今、今日的な課題として重要だと思っております。この点については、この教員養成課程のみならず、ほかのところでもやらなくちゃいけないので、また児福法の改正のときに別途議論させていただきたいと思います。...全文を見る
○山本香苗君 検討じゃなくて実施していただきたいんですが、いかがですか。
○山本香苗君 実施するということで、是非お願いしたいと思います。  今後、生活保護部会において、生活保護世帯の子供の大学進学については何が必要か総合的に検討していくと伺っておりますが、具体的にどういう観点からどのような支援の拡充を検討していくおつもりか、大臣の思いも含めて御答弁...全文を見る
○山本香苗君 次に、文科省にお伺いしたいと思います。  今日お配りした調査の概要版なんですけれども、全体版には、支援するために望ましいと考える制度は何かという問いがありました。一番多い回答は、実は学費の減免制度七一・七%、二番目が給付型奨学金六七%、そして、今大臣にお答えいただ...全文を見る
06月06日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
議事録を見る
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。  造血幹細胞移植推進法につきましてお伺いをさせていただきます。  この法律は、骨髄移植、末梢血幹細胞移植、臍帯血移植の三つの移植術を一体的に推進をして、患者の病状に応じてより良い治療を提供するための法律であります。この法律は、全ての会派の...全文を見る
○山本香苗君 今御答弁ございましたとおり、この法律ができたことによりまして様々な施策の充実を図っていただいたんですが、課題が残っています。今おっしゃっていただいた中でも拠点病院なんですけれども、今、九ブロックに一か所ずつ拠点病院できているんですが、一つのブロックにおいてカバーエリ...全文を見る
○山本香苗君 是非お願いしたいと思いますが。  あと骨髄移植でありますけれども、ドナーで、特に若い人のドナーの確保、またコーディネート期間の短縮が大きな課題となっております。特に、コーディネート期間はここ十年短縮できておりません。ですから、待機中に患者さんが残念ながら亡くなって...全文を見る
○山本香苗君 是非、次期診療報酬改定におきましてもしっかり頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  この法律に基づきまして、出産の際に赤ちゃんとお母さんから無償提供された臍帯血を第三者の治療のために提供する公的臍帯血バンクというのは、厚生労働大臣の...全文を見る
○山本香苗君 是非、可及的速やかに行っていただきたいと思っております。  ただ、やはり、今回の調査もあくまで任意の調査でございまして、正直、正確に実態を把握するのはちょっと難しいんじゃないかなと思っております。少なくともプライベートバンクについては届出を行わせる仕組みが必要なの...全文を見る
○山本香苗君 最後の部分だけ答弁していただければよかったんですけれども。  プライベートバンクについて、今日、消費者庁に来ていただいておりますが、全国の消費生活センターにどういった御相談寄せられていますでしょうか。
○山本香苗君 いろいろとプライベートバンクについても相談が来ているそうなんですが、あるプライベートバンクでは、ホームページ上におきまして、臍帯血は、現在十分な治療法のない中枢神経系疾患、自己免疫疾患などに対する再生医療、細胞医療での利用可能性が注目されています等と記載して宣伝して...全文を見る
○山本香苗君 一例しか挙げておりませんけれども、こうしたことを宣伝しているケースが多々散見されます。プライベートバンクに預けた場合の費用というのは、二十年間で二十万円から四十万円と、出産時にぱっと判断してぱっと払える額ではありません。しかし、将来子供が病気になったとき保管していた...全文を見る
○山本香苗君 注意喚起が必要かなじゃなくて、必要です。是非、情報提供していただきたいと思います。  公的バンクと私的バンク、これ両方あるということすら知らないで、これしかできないんだと思っていらっしゃるお母さん方もたくさんいらっしゃいまして、そういうお問合せも実際いただいており...全文を見る
○山本香苗君 確かに議員立法という動きがあることはよく承知をしておりますが、なかなか前に進んでおりません。厚生労働省で平成十五年に報告書をおまとめいただきましたけれども、あれから十年以上たってかなり実態も変わったんじゃないかと、かなり変わっていますという状況だと思うんです。  ...全文を見る
○山本香苗君 よろしくお願いしたいと思います。  第三次の基本計画が今策定中でありますけれども、そこの中の一つの柱としてがんとの共生ということがありますが、治療と仕事の両立という観点で二つ質問したいと思いますが、一つ目が、がん患者さんが治療をしながらこれまでどおりに日常生活を送...全文を見る
○山本香苗君 是非、第三次計画にも明記をしていただきたいと思っております。  アピアランスケアにつきましては、神奈川県大和市が二〇一五年の四月から、また神奈川県ですけれど横浜市、また栃木県栃木市が二〇一六年の四月から乳がん患者さんに対するウイッグの、かつらですね、購入経費の助成...全文を見る
○山本香苗君 まずは実態把握からと。やっていただいた上でまた質問したいと思いますが。  田中部長、済みません、最後に残りました。治療と仕事の両立につきまして、去年二月に企業向けのガイドラインを示していただいたんですけれども、示すだけでは済みません、後押しする施策が必要だと思いま...全文を見る
○山本香苗君 事前に今年度からスタートした補助金の制度を聞いたんですけれども、まあ使い勝手が悪いなと思いましたので、東京都のこの状況もよくフォローしていただいて、是非方向転換を図っていただきたいなと思いますので、どうぞ、部長、よろしくお願いいたします。  以上です。終わります。...全文を見る
06月13日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
議事録を見る
○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  まず冒頭、法案審査に先立ちまして、脊髄性筋萎縮症、SMAの治療薬の承認につきまして、大臣にお伺いさせていただきたいと思います。  先週の金曜日に薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会におきまして、乳児期に発症した1型については承認が...全文を見る
○山本香苗君 一月の予算委員会で取り上げた際に大臣からも総理からも大変前向きな御答弁をいただきまして、患者会の皆さん方、本当に国会に私たちの思いが届いたといって大変喜んでおられたわけなんです。しかし、私があの場で御紹介させていただいた小学校三年生の女の子は、実は2型なんですね。是...全文を見る
○山本香苗君 まだまだやらなくちゃいけないことがたくさんあるということでございますので、引き続き大臣には頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、具体的に法案について伺ってまいりますが、午前中、これまでの議論で重なるところはちょっと抜かしていきな...全文を見る
○山本香苗君 実際、家裁が指導措置を勧告される場合というのは、実際の実務としては、児相がこの審判申立てとともに指導内容等を記載した上申書を出すこととなると伺っておりますけれども、そもそもどのような指導支援プログラムというのがあるんでしょうか。
○山本香苗君 今おっしゃっていただいたハンドブックの基になった厚労省の委託調査では、約半数の児相でプログラムを取り入れていますけれども、参加者、大半の児相で年間十人に満たなかったということが明らかになっております。指導に従ってくれないだけじゃなくて、仕事でプログラムが受けられない...全文を見る
○山本香苗君 先ほどの調査でも、児相が保護者支援に取り組みにくい理由として人手不足、時間不足が挙げられています。先ほども石橋委員の御質問の中にもありましたように、児相ではなかなか余裕がないというのはもう現実でございまして、民間との協力というのを進めていくべきだと考えます。  現...全文を見る
○山本香苗君 よろしくお願いしたいと思います。昨日聞いたときにはそんな話はなかったんですが、またよく確認させていただきたいと思います。  従来、児相の指導を保護者がどの程度受け入れたかどうか家裁が確認をするということはなかったわけですが、今回の法律案では、家裁が児相の指導をちゃ...全文を見る
○山本香苗君 次に、一時保護に関する司法関与についてお伺いします。  今回の法律案におきましては、児相は二か月を超えて引き続き一時保護を行う場合に家裁の承認を得なければならないこととなります。  一時保護が二か月を超えるケースというのは、先ほども御答弁ありましたけれども、現場...全文を見る
○山本香苗君 その場合におきまして、どういう書類を出さなくちゃいけなくなるんでしょうか。できる限り定型化、簡素化していただきたいんですが、いかがでしょうか。
○山本香苗君 一時保護の承認がなされる前に二十八条の審判申立てがなされた場合はどうなるんでしょうか。取下げは必要になるんでしょうか。
○山本香苗君 一時保護の承認と二十八条の審判申立てと時期的に近接する場合、同じような書類を二回出さなくちゃいけないということになって、事務負担がかなり大きくなります。家裁においても児相においてもできる限り負担を軽減して、円滑に手続が進められるように何らかの工夫をしていただけません...全文を見る
○山本香苗君 一時保護に家裁が関与する仕組みというのは今回初めてなんですよね。スムーズに導入を図っていくためには、今まで以上に家裁と児相との間の緊密な連携が不可欠だと思います。大阪家庭裁判所におきましては、家事部と少年部が毎年度交互に児相との連絡協議会を開催していると伺いました。...全文を見る
○山本香苗君 次に、文科省に伺います。  一時保護所には、虐待のみならず様々な背景を持つ子供たちがいます。こうした子供たちは学校教育にアクセスできず、多くが教員免許状を持たない一時保護所の職員から日々学習指導を受けています。親に課せられた就学義務については、入所中は履行すること...全文を見る
○山本香苗君 連携強化じゃなくて、実態を文科省としても把握していただけませんか。
○山本香苗君 一時保護所を含めて児童相談所に学校教員が複数年にわたって勤務している実態というのは余り知られていません。学校教育と福祉行政の連携が求められている中で、一時保護所における教員の勤務というのは福祉と教育の連携の在り方の一つとして大変重要なものだと思います。また、子供にと...全文を見る
○山本香苗君 いや、大変、今日は文科省の答弁が一番私は不満足です。この点につきましては、またしっかりほかの機会を捉まえまして質問させていただきたいと思います。  次に、民間への一時保護委託について伺いたいと思います。  民間団体に一時保護委託した場合に、一時生活相当分の委託費...全文を見る
○山本香苗君 是非よろしくお願いしたいと思います。  今まで、一時保護や措置解除から親元に戻った途端に再び虐待に遭って子供が亡くなるという事件が多々ございました。一時保護や措置解除後の体制というのはまだ十分とは言えません。そうした中で、大阪府警では、児童虐待対策室を全国で初めて...全文を見る
○山本香苗君 是非やっていただきたいと思うんですが、警察に頑張れと言っても、結局、児相が警察に連絡しない限り警察は動けないわけです。児相によっては、親との関係から、なぜ警察に伝えたのかということが問題になるため、情報の共有を拒むケースがあると伺っております。  大阪においてはど...全文を見る
○山本香苗君 是非よろしくお願いします。  今そこのところで試行錯誤をしているところがあると伺っておりますけれども、やるという前提でどこを留意しなきゃいけないのかというところを今詰めていると伺っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  児童養護施設退所者等自立支援貸...全文を見る
○山本香苗君 この自立支援貸付事業を立ち上げる際に、貸し付けるだけでは単に借金するのと同じですと、貸し付けるだけではなくて、一人一人の自立をサポートしていくアフターケアが大事なので、アフターケアとセットでお願いしますと強く申し上げたところでございます。六十九自治体中三十三、大臣の...全文を見る
○山本香苗君 将来的なところも大事なんですが、現にいる子たちに是非、全ての自治体でアフターケア、それも中身として、出た後という話じゃなく出る前の段階でしっかりと支援をしていただく取組をしていただきたいと思います。  実際アフターケア事業が実施されている自治体においても、施設ごと...全文を見る
12月05日第195回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
議事録を見る
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。  質問の順番をちょっと変えさせていただきまして、まず最初に地域若者サポートステーション、サポステについてお伺いをさせていただきたいと思います。  サポステにつきましては、大臣も、一億総活躍担当大臣でいらっしゃったときに視察もしていただいて...全文を見る
○山本香苗君 いや、私は適切だと思いません。全国各地では、サポステの支援が受けたくて来たのに、なぜハローワークの申請や許可が要るのか、引きこもっている息子にこんな手続なんかできない、ワンストップ窓口と書いてあったのにそれはうそなのかと、様々疑問の声がたくさん上がっていると伺いまし...全文を見る
○山本香苗君 レビューは現場分かっていないレビューなんですよ。だからそれを踏まえてやっていたらいい形にはなりませんので、是非ゼロから実態を踏まえて検証していただいて、本当に支援が必要な方が支援につながるように、以前、レビューを踏まえてという話でありましたけれども、大臣の時代に高校...全文を見る
○山本香苗君 どちらにしても、これは必ず裏付けするための予算も人も要りますし、私は、何よりも社会的な理解、認知、これ上げていかなきゃいけないと、先週も実は里親の方々のイベントへ行ったんですけど、関心は高まってきているんだけどまだまだこれをやるにはかなり大きな覚悟と決意も要りますし...全文を見る
○山本香苗君 これ、人づくり革命にも資するものだと思うんです。是非、その中の一つとしても速やかに手だてを講じていただきたいと思っております。  もう一個聞きたいのは、児童養護施設等退所者自立支援資金貸付事業、これ平成二十七年度補正で立ち上げました。これ、退所した子供たちが就職や...全文を見る
○山本香苗君 是非そうしていただきたいと。  ではあるんですが、しっかり、大臣、まず、この資格取得の貸付けの分、二年たってという話で、この二十九年度末に早くて出てくるわけでありますから、まずこれについては二十五万ですから、五十万に至らないので非課税ですよということは現場にしっか...全文を見る