山本香苗

やまもとかなえ

比例代表選出
公明党
当選回数4回

山本香苗の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第196回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  まず最初に、茂木経済財政政策担当大臣にお伺いいたします。今回の補正予算では、どの程度の経済効果というのが見込まれているのでしょうか。
○山本香苗君 続きまして、麻生財務大臣にお伺いいたしますが、財政健全化の観点から今回の補正予算、どういう位置付けでしょうか。
○山本香苗君 財政健全化の旗は下ろさないんだと。そういう中で、この夏までにプライマリーバランス黒字化の新たな達成時期と、裏付けとなる具体的かつ実効性のある計画を示すと総理も御答弁されておられましたが、総理は今後どういう形、どういう考え方に基づいてこの計画なり目標の時期をお決めにな...全文を見る
○山本香苗君 その計画は、内容自体によっては国民生活に多大な影響が生じます。ですので、その点を十分考慮していただきながら、我が党におきましてもじっくり慎重に検討させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  次に、災害対策についてお伺いさせていただきます...全文を見る
○山本香苗君 是非とも、外水対策、内水対策、なかなか分かりにくいところもあると思うんですが、内水対策は遅れているわけであります。是非そこにもうちょっと力を入れた形で国土交通省としても御支援いただきたいと思っております。  今年の三月十一日で東日本大震災から七年となります。改めま...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  ただ、現行の被災者支援策のほとんどというのは罹災証明に基づいて実施されています。罹災証明というのは、災害によってお住まいの家に被害が発生した場合に、被災者からの申請によって、そして市区町村が被害状況の調査を行って、その被害状況に応じて交付...全文を見る
○山本香苗君 何か次の質問をする前にお答えしていただいたような雰囲気がするんですが、平時の福祉制度を持っていらっしゃる加藤大臣はどういう御認識ですか。
○山本香苗君 今申し上げました仙台市の取組というのは関係者の間で災害ケースマネジメントって言い方をされているんですが、災害というのはいつどこで起こるか分かりません。いつどこで起きたとしても、しっかりこうした仕組みがあるんだということで安心感が生まれるんだと思うんです。  こうし...全文を見る
○山本香苗君 加藤大臣、疑うわけではないんですが、厚労省も協議の場に出てきていただけますよね。
○山本香苗君 ありがとうございます。  東日本大震災や熊本地震におきましては、補正予算でこの事業の財源というのが手だてをされました。しかし、補正予算の成立を事業化するまで待たなくちゃいけなかったんです。  岩手県の岩泉町、ここは東日本大震災でも、また二十八年の台風十号でも甚大...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  シルバー人材センターの方々に委託したのは、総理がおっしゃるとおり、人生経験豊かな方にやはりしっかり被災者の方に寄り添ってもらいたいということで仙台市の方は委託されたと伺いました。しっかりこうした教訓をこれからの災害対策に生かしていきたいと...全文を見る
○山本香苗君 是非とも二回以上やっていただきたいと思います。二回と言わず複数回やっていただければと思うんですが。  このものづくり補助金なんですけれども、中小企業・小規模事業者に対象限られているんですね。NPO法人だとか一般社団法人、財団法人など非営利法人がなぜ対象外になってい...全文を見る
○山本香苗君 以前、全く同じことを創業補助金のときに茂木大臣に御質問したんです。こういう、今最後におっしゃられたところをおっしゃったんですが、最終的に創業補助金、NPO法人対象に、茂木大臣、していただきました。  是非、非常に世耕大臣、よくお分かりになっていらっしゃいます。非営...全文を見る
○山本香苗君 今NPOを担当していただいているのが茂木大臣なんです。NPO法ができまして今年でちょうど、この三月でちょうど二十年になるんですね。近年、中小企業の事業承継という問題が注目されていますけれども、NPO法人においても同様に、役員、メンバー等の高齢化等に伴いまして世代交代...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  それでは、総理、人づくり革命についてお伺いしますが、本格的な少子高齢化、人口減少社会を迎える中で、子供、若者から高齢者まで誰もが安心できる全世代型の社会保障へと大きくシフトチェンジをしていかなくてはなりません。  その重要な鍵を握るのが...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  難病の子供と家族は制度のはざまで孤立をしています。ちょうど一年前の予算委員会で、発症率が十万人に一人という指定難病の脊髄性筋萎縮症、SMAの治療薬の一日も早い承認ということをお願いしましたところ、総理からも当時の厚生労働大臣からも大変力強...全文を見る
○山本香苗君 是非よろしくお願いしたいと思います。  今、公立小中学校への看護師配置も進められておりますけど、まだまだ十分ではございません。人工呼吸器を付けている場合でも、看護師さんがいれば原則親の付添いがなくてもいいとなっているんですが、実態としては、ほとんどの場合、親が付き...全文を見る
○山本香苗君 速やかに、この平成二十三年通知、本当に何も書いていないんです、そこを見直していただいて、充実させたものを早期に出していただければと思っております。  昨年の神奈川県座間市の連続殺人事件では、死にたいとSNSでつぶやいた多くの若い女性が犠牲となりました。そして、この...全文を見る
○山本香苗君 是非よろしくお願いしたいと思うんですが、若い女性の中でも十八歳を超えますと今度は児童福祉法の対象から外れちゃうわけです。じゃ、どうなるかといったら、今度は売春防止法を根拠とする婦人保護事業でという話になるんですが、今、加藤大臣おっしゃったように、ここでも若い女性に対...全文を見る
○山本香苗君 加藤大臣、また野田大臣、そして閣内におかれましては上川大臣にも、是非この問題、よろしくお願い申し上げたいと思います。  次に、防衛問題についてお伺いしたいと思います。  その前に、総理です。沖縄で米軍のヘリコプターが不時着するなどの事故が相次いでいます。異常事態...全文を見る
○山本香苗君 安全確保が大前提です。是非政府を挙げて取り組んでいただきたいと思います。  総理は先日の施政方針演説の中で、年末に向け、防衛大綱を見直すお考えを表明されました。我が国をめぐる安全保障環境が厳しさを増す中で、見直しは私は必要だと考えておりますけれども、今なぜ必要なの...全文を見る
○山本香苗君 今総理おっしゃったように、専守防衛は当然の前提としながら、従来の延長線上ではなく、国民を守るために真に必要な防衛力のあるべき姿を見定めていくというふうにおっしゃったわけですけれども、そこで、総理、確認なんですが、政府は従来、専守防衛とは、相手から武力攻撃を受けたとき...全文を見る
○山本香苗君 もう一点確認させてください。  防衛力整備につきましては、政府は従来、性能上専ら相手国の国土の壊滅的な破壊のためのみに用いられるいわゆる攻撃型兵器を保有することは、直ちに自衛のための必要最小限度の範囲を超えることとなるために、いかなる場合も許されないという解釈を持...全文を見る
○山本香苗君 平成二十九年度補正予算案には、陸上配備型ミサイル防衛システムであるイージス・アショアの整備予算が組まれております。近年、北朝鮮が弾道ミサイル技術を向上させて頻繁に発射実験を繰り返す中で、こうした我が国のミサイル迎撃能力を高める装備というのは専守防衛に沿った必要な体制...全文を見る
○山本香苗君 御丁寧な御答弁ありがとうございます。また、米軍のことにつきましてもまた追加の御説明ありがとうございました。  平成三十年度の予算案の方には、戦闘機に搭載する長射程のスタンドオフミサイルというものの取得予算が計上されております。この点につきましては、様々報道等々でも...全文を見る
○山本香苗君 ということは、実際のところ、そういった運用次第で敵基地攻撃能力に転用できるものではないということでよろしいでしょうか。
○山本香苗君 総理、最後にお伺いしますが、今後、年末に向けましてどういうプロセスで防衛大綱の見直しをしていかれるお考えでしょうか。
○山本香苗君 以上でございます。ありがとうございました。
03月22日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  昨年の十二月五日の当委員会でサポステについて、地域若者サポートステーションについて取り上げました。その際、二つ課題を指摘をさせていただきました。まず一つ目は、仮登録シートの取扱いでございますが、その後どう対応していただけたんでしょ...全文を見る
○山本香苗君 二点目につきましては、サポステの仮登録の制度自体でございますが、運用の見直しをお願いいたしました。どう改善していただけたのか。  また、併せてお伺いしますが、支援の現場では、高校中退者に対するアウトリーチ事業の一環として定時制、通信制の学生を支援する場合の考え方、...全文を見る
○山本香苗君 要するに、原則サポステで判断していいと、そういうことですね。
○山本香苗君 しっかりと、そういう形で二回来させるようなことが断じてないようにお願いしたいと思います。  サポステでは、入札によって一年ごとに運営団体を選定しております。そのため、中長期的に及ぶ発展的な事業計画が立てられない、また複数年にわたる支援が必要な若者への継続的な支援が...全文を見る
○山本香苗君 新しい年度から、四十歳—四十四歳というところをモデル事業で行うこともスタートする予定となっております。  無業状態が長期化している方々で困難ケースって一年で終わらない可能性が高いわけでありまして、是非その点も踏まえていただきたいと思いますし、また、地域若者サポート...全文を見る
○山本香苗君 今のちょっと確認をさせていただきたいと思いますが、来週その研究班で取りまとめられるとはいえ、それはまだ引き続き検討することもあるので、あくまでこれは第一弾でこれで終わりではないんだということでよろしいのか、また、研究班の要するに提言といえども、厚生労働省としてもちゃ...全文を見る
○山本香苗君 地元大阪で、昨年一月に無痛分娩による事故で娘さんを失った御遺族の方とお会いしたんです。事故があった当時は、クリニックでは麻酔科医が常駐していないにもかかわらず、ホームページ上等には複数常駐しているかのようにアピールをしておりました。麻酔科医が常駐していると、この情報...全文を見る
○山本香苗君 あと、提言には、無痛分娩に関する理解を深めることも挙げられておりますが、無痛分娩について正しい理解を深めようにも、厚生労働省のホームページ上に無痛分娩についての情報は一切ありません。母子手帳にも新年度から記載されるように昨年度末に通知したと伺いましたが、あくまで任意...全文を見る
○山本香苗君 今は確かにQアンドAだけ御紹介されているんですが、妊婦さんの目線に立ったものではないと思います。是非改善していただきたいと思います。  最後に伺いますが、この無痛分娩によって、死亡のみならず重度の障害を妊婦さんが負うケースなどが発生しております。研究班の提言には、...全文を見る
○山本香苗君 もう終わりますが、今数字挙げていただきましたけど、事前のレクではそういうことはやっていないと伺っておりましたので、また引き続き是非御検討させていただきたいと思います。
04月03日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗です。  まず、就労継続支援A型事業所についてお伺いしたいと思いますが、今回の障害福祉サービスの報酬改定におきまして、利用者の平均労働時間に応じて報酬を支払う仕組みに見直されましたが、単純に平均労働時間で線引きすることによりまして、短時間や、また週...全文を見る
○山本香苗君 今回のその報酬改定によってそうした事態が起きないようにしたいということではあるんですが、通知出しただけでは担保ができませんので、しっかりその点もよく認識していただきたいと思いますし、また、今回の報酬改定によりましてA型からB型へと転換する、そういった動きが加速化して...全文を見る
○山本香苗君 是非、検証をしっかりしていただいて、しわ寄せが行かないようにしていただきたいと思います。  今日は、読み書きに困難を抱えている子供たちの学びにつきまして議論させていただきたいということで、丹羽文科副大臣にお越しをいただいておりますが、その前提として、教育の根幹に関...全文を見る
○山本香苗君 一切変更しないということを明言していただきたいんですが。
○山本香苗君 しっかりその原理原則を堅持していただきたいと思います。  その上で、読み書き困難、障害というのか、困難を抱えていらっしゃる方々のことについてお伺いしたいと思いますが、厚生労働省は、こうした読み書き困難、障害とも言えるような状況もありますけれども、実態をどの程度把握...全文を見る
○山本香苗君 要するに、実態というのは全くと言っていいほど把握されていないわけなんです。  ただ、文部科学省が二〇一二年に全国の小中学校に対して実施した調査では、学習面に著しい困難を示す子供が全体の四・五%と、読むとかまた書くに著しい困難を示すが二・四%程度在籍していることが推...全文を見る
○山本香苗君 この法律案で初めてデジタル教科書というものが定義付けられるんですね。どういうものを、じゃ、デジタル教科書というのかと、どういう機能でどういう規格のものになるのか、ここが物すごく重要なんです。見た目が教科書と同じというだけじゃ全く意味を成しません。読み書きに困難を抱え...全文を見る
○山本香苗君 要するに、ちゃんと聞いてくださるということでいいんですね。  規格や機能というものが教科書会社ごとにばらばらだったら子供の学びに支障が生じます。是非とも標準化を目指してガイドライン策定していただきたいと思いますが、どうですか。
○山本香苗君 デジタル教科書の使用、先ほど、必要がある場合というような答弁がございました。「児童の学習上の困難の程度を低減させる必要があると認められるとき」と。しかし、読み書きに困難を抱えている子供は一見すると分かりません。また、そもそも判断する学校や先生方がその存在自体を、先ほ...全文を見る
○山本香苗君 そうしたデジタル教科書を教室で使いたいといった場合に、各学校におけるICTの環境、パソコンだとかタブレット端末、ハード面での整備は不可欠であります。  現在、特別支援学校の高校生にはタブレット端末の購入費補助というのがありますけど、小中学生ありません。経済的な家庭...全文を見る
○山本香苗君 引き続きって、今検討していないんですよ。ですから、検討していただきたいということなんです。  この法案が成立したとしても、教科書会社がこのデジタル教科書の導入、製作に取り組まなかったら現状は全く変わらないんですね。教科書会社がデジタル教科書導入にしっかり取り組むよ...全文を見る
○山本香苗君 教科書会社の私、責務ってあると思うんですよ。障害者差別解消法に基づいて、事業者である教科書会社に対して、紙の教科書読めないからアクセシブルなものが欲しいんですという形で社会的障壁の除去の表明がなされた場合に、努力義務ではありますけども、教科書会社も対応を求められるわ...全文を見る
○山本香苗君 何で副大臣よりも審議官の方が前向きな答弁されるんですか。しっかりよろしくお願いしたいと思いますが。  今回の法案で定義されるデジタル教科書というのは、今後定められる、先ほど御答弁いただいたように、機能や規格によって必ずしも全ての障害のあるお子さんに対応できるものに...全文を見る
○山本香苗君 お約束いただいたということで、また詰めますから、よろしくお願いしたいと思います。  でも、今一点だけちょっと気を付けていただきたいなと思ったんです。国が、文科省が無償提供していますということをおっしゃいましたけど、違いますから。ボランティアの方々の犠牲の上に無償提...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございました。終わります。
04月10日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗です。  当委員会におきましては、国民生活に直結する重要な法案をたくさん抱えております。こうした状況の中で、勝田東京労働局長の不適切な発言をめぐってこのように集中審議をしなくてはならない状況になった。異常事態ですよ。まず、この点をしっかり認識してい...全文を見る
○山本香苗君 認識しているんだったら、何で、何なら皆さんの会社に行って是正勧告してあげてもいいんだけどみたいな発言をされたんですか。
○山本香苗君 こうした強大な権限をバックにしてこうした発言したら、脅しと取られかねないというのは当然のことじゃないですか。東京労働局って基幹局ですよね。そのトップなんですよ。そのトップがこういう発言する、軽々しい発言する、もう本当に信じられません。  先週の金曜日の衆議院の厚生...全文を見る
○山本香苗君 要するに、今、全国的な云々と言ったくだりのところ以外に具体的、客観的な基準はないということですね。
○山本香苗君 ないということです。  従来、個別案件に対する是正指導については非公表とされておりますが、今回、特別指導を公表した理由は何ですか。
○山本香苗君 いやいや、公表するかどうかということで、理由を聞いているんです。
○山本香苗君 ということは、公表するかしないかについても、同種事案が起きないようにする、そういった基準しかないということですね。
○山本香苗君 二〇一六年の電通事案の際は、東京労働局の記者会見で公表されていません。なぜ電通の事案は公表されなくて今回の野村不動産の事案については公表することになったんでしょうか。
○山本香苗君 同じような考え方に基づいてやった、だけど公表するしない分かれると。よく分からない。  特別指導の公表については、労災認定とは関係ないんですね。
○山本香苗君 三月三十日の記者会見で、特別指導をなぜ公表したのか、記者さんが問いかけをされています。これに対して勝田局長は、裁量労働制だからと発言されておりますが、この発言の真意は何でしょうか。
○山本香苗君 特別指導の対象は裁量労働制に限ったものではないということですね。  昨年の十二月一日、二十六日の記者会見におけますプレゼント発言、議事録を見てもう本当に絶句しました。全く理解できません。衆議院の厚生労働委員会で否定されておりましたけれども、幾ら否定されても、今回の...全文を見る
○山本香苗君 今、国民の皆様方にも謝罪するという御答弁ありましたけれども、今、聞いたところによりますと、東京労働局の方には、厚生労働省本省もそうかもしれませんけれども、この勝田局長の発言に関して苦情等が寄せられていて大変だというような話を伺いましたが、現時点で、どういった内容でど...全文を見る
○山本香苗君 こうした苦情に対して、局長、どう受け止めておられますか。
○山本香苗君 今日、午前中の質疑の中で、その国民の信頼を失った責任をどう取るおつもりですかということに対して、いかなる処分も受けるという御答弁をされていました。本当に私は残念なことだと今回のことを強く思っております。  要するに、御自身で決断するということはないということですね...全文を見る
○山本香苗君 加藤大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。  裁量労働制のデータの問題に始まって、今回のこの東京労働局長の一連の不適切な発言によって、労働行政というのはいいかげんなんじゃないかと、かなり問題があるんじゃないかと、恣意的なんじゃないかという疑念が残念ながら深ま...全文を見る
○山本香苗君 先ほど御答弁がありましたとおり、法案以前の問題でこれだけ課題があるというところをしっかり認識していただいて、是非、大臣先頭に頑張っていただきたいんですが、政務の皆様方にもしっかり取り組んでいただきたいと思います。  今日午前中からの議論の中でも、先ほど木村先生も引...全文を見る
○山本香苗君 今、効果はそこまで言っていただいたんですけど、この仕組みがなぜ通達を発出して実施されているんですか。
○山本香苗君 そういうことを聞いているんじゃないんですよね。  設置法には、言ってみたら一切この企業名公表ということは書いていないわけです。でも、企業名公表というのは、さっきも議論になりましたけれども、公表されると企業活動に大きな影響があるわけです。だから、平成二十七年のときに...全文を見る
○山本香苗君 局長、そんなこと聞いていません。  何でこういった形で、慎重に今までやってきたことを、この制度に当てはまらないことはよく存じ上げています、この企業名公表制度に当てはまらないことは。これと余りに違いがあるから、ちょっとこうした方がいいんじゃないかとか、本省に相談があ...全文を見る
○山本香苗君 是非、ルール化をしていただきたいと思います。  大臣、一点だけ。特別指導的なって、また違ったものを是非想起させないようにしていただきたいと思いますので、それだけ申し上げまして、終わります。
04月17日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。十五分ですので、早速質問に入らせていただきたいと思います。  今日は農福連携についてお伺いしたいと思いますが、まず障害者の就農という意味合いでの農福連携、取組状況並びにどういった効果、成果が上がっているのかということを、厚生労働省また...全文を見る
○山本香苗君 もうちょっと、いいことをやっているんですから楽しそうに答弁していただきたいと思うんですよね。全然興味が湧かない。もうちょっと聞いている人がいいなと思うような答弁してもらいたいなということを事前に言っておいたんですけど。  農福連携といったときに、今障害者と言いまし...全文を見る
○山本香苗君 現時点においては直に、就農にすぐつながっているというわけではないということなんですけど、私は、この農の福祉力というものは、障害者だけじゃなくて、今おっしゃっていただいた、様々な原因で生きづらさを抱えていらっしゃる、そういった方々に対しても大変有効なものであるというこ...全文を見る
○山本香苗君 選定要件の中に生活困窮者という文言自体がないんですね。是非実態調査をしていただいて、明示的にしていただけるものだと思っておりまして、次に行きたいと思いますが。  もう一つ、谷合さん来たんで、先日、兵庫県の一般社団法人小野の駅というところの農福連携の取組について伺っ...全文を見る
○山本香苗君 今、特用林産物という形ではシイタケとかと一緒なわけですよ。そうじゃなくて、先ほど申し上げたような様々な機能があるんで、是非そういうところもちょっと勉強していただいて、整備の一手段としてそういったところも見出していただければと思っておりますので、よろしくお願いいたしま...全文を見る
05月22日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  牧原副大臣におかれましては、本日は担務外であるにもかかわらず御対応賜りまして、ありがとうございます。  牧原副大臣は子供の貧困対策など取り組んでおられまして、同じ問題意識をお持ちいただいているのではないかと思っております。今日は...全文を見る
○山本香苗君 もうちょっと御自身の言葉でお話ししていただきたかったなと思うところもあるんですが、とにかく、取組が進む中で、私改めて社会的孤立というものへの対応が極めて重要だということを実感しております。  といいますのも、単身高齢者、引きこもり、無業者、一人親家庭など、社会的孤...全文を見る
○山本香苗君 具体的にいろいろお話ししていただきまして、ありがとうございます。  それ、後で一つ一つ詰めていきたいと思いますが、今回、社会的孤立ということが生活困窮者の定義の中に盛り込まれたわけであります。これによって、最低限度の生活が維持できなくなるおそれが生じるのは現に経済...全文を見る
○山本香苗君 最初、社会的孤立というものを定義付けるのは難しいかなと思ったんですが、ただ、定義付けない限り、埋もれている人たちが見えないんです。定義付けることによって社会的孤立というものの、社会的に孤立している人たちの姿が浮かび上がってくるはずですので、是非しっかりそうしたものに...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  そもそもなんですが、厚生労働省は社会的孤立、我が国における社会的孤立の実態というものをどの程度把握されているんでしょうか。
○山本香苗君 海外においては、社会的孤立が健康や経済に対して様々な影響を与えるということが知られております。例えば、アメリカでは、孤独のリスクは一日たばこを十五本吸うことに匹敵すると、アルコール依存症に匹敵すると、運動しないことよりもリスクが高いとか、また肥満の二倍リスクが高いと...全文を見る
○山本香苗君 副大臣、今聞いていただいていたと思うんですが、我が国においては社会的孤立に関する統計ってほとんどないんですよ。社会や個人に与える影響というものについての調査研究もほとんどなされておりません。今御紹介いただいたのをいろいろ調べてこられたんだなと思いながら聞いていたんで...全文を見る
○山本香苗君 もう一つお願いなんですが、社会的孤立といったときに、今、様々な多面的な影響もあるという話がありましたけれども、社会全体に大きな影響を及ぼすものだと思うんです。そうした中、社会・援護局だけで対応できるものじゃないと思うんですね。  厚生労働省として、是非省を挙げてこ...全文を見る
○山本香苗君 是非よろしくお願いしたいと思います。  引きこもりの問題についてお伺いしたいと思いますが、田中副大臣、ありがとうございます。  まずはちょっと事務方に一点聞きますが、今年度、内閣府において四十歳から六十四歳の引きこもりの実態調査をすると伺っているんですが、どうい...全文を見る
○山本香苗君 四十から六十四の設定について聞いたんですが。
○山本香苗君 何で六十四なのって聞いているんです。
○山本香苗君 ちょっとよく分からないなという感じなんですけれども、副大臣にちょっと預かっていただきまして、実態調査を実施するに当たって二点ほどお願いしたいことがあります。  まず一つは、専業主婦、家事手伝いを引きこもりのカウントに入れてもらいたいということなんです。過去二回、繰...全文を見る
○山本香苗君 是非よろしくお願いしたいんですが、内閣府の引きこもり、この実態調査というのは定期的に行われるものではないと伺っています。かつ、年齢を今おっしゃったように区切っているという状況で、これでは引きこもりの方々の全体像が見えないんですね。深刻な実態が浮き彫りにならないと。有...全文を見る
○山本香苗君 引きこもりの当事者の方々の全国組織というのも立ち上がったそうです。是非、当事者を含めた関係者の方々の御意見も伺いながら、実態だとか生きづらさというものの詳細を見えるような、そういう調査を是非お願いしたいと思っております。  丹羽副大臣にお伺いします。  不登校か...全文を見る
○山本香苗君 今現状をお話ししていただいたんですが、ただ、そんなに進んでいないんですよね。  今回の法案の中で、関係機関による支援会議というものが法定化されます。この会議は守秘義務が掛かります。ここに教育関係者が参画することによって、今までは個人情報だ何だといってなかなか学校現...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  是非、その際には、連携することによって学校現場の負担が軽減されるんだと、決して上から入れと言っているわけじゃなくて、実際連携すれば、よりその子供の支援について、同じ方向を向いてやることによって現場の負担が軽減できるんだというところをしっか...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございました。  長い間引きこもっていた方というのは、決して働く意欲がないわけではございません。いきなり一般就労に就くのが難しいと。そこで重要なのが、今日ずっと出ていますけれども、就労準備支援事業なんです。しかし、利用が進んでいません。この理由の一つが資...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  もう一つ、就労準備支援事業について、ちょっと質問飛ばさせていただいて、先ほど、午前中に、一番最初に小林理事の御質問の中であった件でお伺いさせていただきたいと思うんですけれども、支援の現場から訓練実施場所まで行く交通費がないと、そういったこ...全文を見る
○山本香苗君 ということは、三事業一体に実施しているところに限定されるということですか。
○山本香苗君 要するに、一体的にやっていなかったところでもできるんだけれども、一体的にやれば加算が付くよと、そういうことですね。分かりました。  次に、国土交通省に来ていただいているので、今度、居住支援、ちょっとお伺いしたいと思っておりますが、まず最初に、良質な日常生活支援を行...全文を見る
○山本香苗君 とにかく、委託基準が自治体によってばらばらになってしまうということはやめていただきたいと思いますので、しっかりと国において委託基準を示していただきたいと思います。  衆議院の厚生労働委員会で、我が党の中野委員の質問に対して定塚局長が、日常生活の委託費が今度新たに交...全文を見る
○山本香苗君 聞くだけじゃなくて、検討会を設置していただけるんですか。
○山本香苗君 ありがとうございます。  生活保護受給者以外の居住支援については、今回、地域居住支援事業というものが新設されることになっております。この事業の対象者は、シェルターなどを利用していた方、居住に困難を抱えている方であって地域社会から孤立をしている方といった方だというこ...全文を見る
○山本香苗君 この地域居住支援事業というのがソフト事業なわけですね。ハード事業が国交省の住宅セーフティーネット制度なんですが、この住宅セーフティーネット、これ、だから二つが暮らしと住まいの安心をセットで実現しなくちゃいけないわけなんですが、この住まいの方、セーフティーネット登録が...全文を見る
○山本香苗君 今おっしゃったとおりなんですが、とおりなんですがというか、空き家等既存住宅を活用したセーフティーネット住宅の登録に当たっては、これ家主さんに協力を求める制度ですよね、なんですけど、にもかかわらず、協力してくれといいながら、あれ出せこれ出せと結構手間が掛かるという声、...全文を見る
○山本香苗君 あともう一つ、総務省が一月に公表した行政評価におきまして、居住支援協議会において居住支援ニーズを把握していないという指摘がなされています。居住支援ニーズが把握されていないということは、つまり困っている人が見えていないということなんです。だから自治体の取組も進まないと...全文を見る
○山本香苗君 この登録住宅が進まないと、家賃補助にも行かないんですよ。まずここをしっかりやっていただきたいと思います。  現行の制度では、高齢者は介護施設、そして障害者は障害者施設、生活保護受給者は保護施設、こうして利用者を制度に当てはめて受け入れているわけですね。  しかし...全文を見る
○山本香苗君 最初と最後がちょっと話が違うんですよね。最初おっしゃっていただいたところの答弁で終わっておけばよかったんですよね。  行き場のない方々を受け入れている、いわゆる無届け施設というものは全国に一千か所以上あると言われているわけです。こうした実態を直視しなければ同じよう...全文を見る
○山本香苗君 よろしくお願いいたします。  最後に、もう皆さん方おっしゃっていただいたので、私の思いだけちょっと述べさせていただくと、年に一回、先ほど石橋委員も御紹介いただきましたけれども、支援者の方々が一堂に会する生活困窮者自立支援全国研究交流大会、毎年開催されているんですが...全文を見る
05月24日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  本日は、参考人の先生方、本当にお忙しい中お越しいただきまして、本当にありがとうございます。  まず、勝部参考人と奥田参考人にお伺いさせていただきたいと思います。  今日お話を伺わせていただきまして、ようやくこの生活困窮者という...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  支える人たちをたくさんつくっていくということが大事なんだなと思うんですが。  それで、済みません、時間が。  次に、岩永先生の方にお伺いさせていただきたいと思いますが、アカデミックな立場で、今お二人は実践の場でおっしゃっていただいたん...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  ちょっと、尾藤先生、済みません、お時間来たんですが、最後におっしゃっていただいた進学準備金の、生活保護家庭のお子さんの大学進学、今おっしゃっていただいたとおり、実態調査、厚生労働省の方があの大阪市大と堺市がやった分の全国版をやっていただい...全文を見る
○山本香苗君 終わります。
05月31日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  生活困窮者自立支援法改正案は委員会で先ほど採決されたわけなんですが、二点ほど、子どもの学習・生活支援事業につきまして、確認のために質問させていただきたいと思います。  今年度予算において、高校生世代の中退防止のための支援及び進学...全文を見る
○山本香苗君 都道府県がやることはほとんど想定されていなかったんですよね。是非、こうした高校生というところの対応を含めて工夫をしていただきたいと思います。  この取組が始まったきっかけというのは、実は定時制高校に通う外国籍の高校生の支援だったそうです。当時の担任の先生いわく、日...全文を見る
○山本香苗君 よく分からない答弁ですね。しっかり、一度見に行ってください。それでちょっと勉強していただいて、どういう形でできるのかお考えいただきたいと思います。  もう一つ違う類型でお話ししたいんですが、東日本大震災後、一人親家庭の支援に取り組んでいる岩手県のインクルいわてとい...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  実は、埼玉県はもう既に今年度、この取組を事業化されているということでございますので、是非、厚生労働省としても後押ししていただきたいと思います。  子供の学習支援事業は、今回の改正で先ほど拡充したという話でありますけれども、子供だけじゃな...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  今日、配付資料の二つ目のものにその中間取りまとめ、まだ案が取れていない、確定されていないということでありますけれども、お配りさせていただいております。  今回のこの中間取りまとめはこれまでにない踏み込んだ内容が記載されておりまして、私、...全文を見る
○山本香苗君 是非、速やかに立ち上げていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  次に、婦人保護事業についてお伺いしたいと思います。  与党PTの提言を受けて昨年度実施していただきました実態調査の結果等をずっと待っているんですが、まだまとまらないという話でございます...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  是非、検討していくと同時に運用の見直しも、法整備の方はなかなか、一生懸命やっていくんですが、時間も掛かることなんですけど、運用の見直しも同時にしていかなくてはいけないと思っています。  婦人保護事業についてはいわゆる他機関優先原則という...全文を見る
○山本香苗君 このいわゆる他機関優先原則、今局長の方から御紹介いただきましたとおり、その問題を解決すべき機関が他にないためにということが通知上あるわけなんですが、これがあることによって、なかなか支援につながらないというような声が上がっているわけであります。  といいますのも、本...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。是非見直していただきたいと思います。  最後に大臣、一問。この間、四月十七日の委員会で足立先生が御質問された造血幹細胞移植後の予防接種、これ、私も横でお伺いしておりまして、これは、私は再接種というのは定期接種の一つだという形で位置付けてもらい...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。終わります。
06月07日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  今回の働き方改革は、約七十年ぶりの大改革。であるにもかかわらず、その根拠となるデータをめぐって不適切な処理やミスが相次ぎました。極めて遺憾でありまして、厚生労働省には猛省を促したいと思います。  その上でお伺いしたいと思いますが...全文を見る
○山本香苗君 相次ぐミスはあったけど傾向は変わらないんだと、統計として有効性はあると繰り返し答弁されておりますが、その有効性の根拠を御説明いただけますか。
○山本香苗君 確かに、数字だけ見れば傾向は変わらないと。しかし、これだけミスが続くと、はい、そうですねと今の御説明をすんなり受け入れるわけにはいかないんですよ。  抜本的に、二度とこうしたことを起こさないためには、統計データの取り方というものを見直してもらわなくちゃいけないと。...全文を見る
○山本香苗君 是非、そういった体制整備をしていただいた上で、統計データというものの信頼性を高めていただきたいと思います。  今日、午前中からも高度プロフェッショナル制度についての懸念の声がいろいろありました。一つ一つ具体的に確認をさせていただきたいと思います。  高度プロフェ...全文を見る
○山本香苗君 年収要件というものにつきましては、せんだっても、確実に支払われることが見込まれる額で一千七十五万円を下回らないと、下回る場合には適用しないということでありましたけれども、具体的に年収要件をクリアしているかどうか、どういうふうにして確認するんでしょうか。
○山本香苗君 本人同意というものがなければ高プロは適用できないということでありますけれども、同意しなければ辞めさせるといったような形で、不本意な形で同意をするようなことがあってはならないと思います。  同意の取り方はどのようにお考えですか。
○山本香苗君 ちょっとよく分からなかったんですが、本人同意の取り方を労使委員会で、どういう形で聞くということですか。
○山本香苗君 省令で何定めるんですか。
○山本香苗君 いいでしょうか。  対象業務の話もありました。高度専門業務のみで限定列挙されるということでございましたけれども、その業務に当たるかどうか、誰がどういう基準で判断するんでしょうか。
○山本香苗君 ここがはっきりしないから皆さん不安になるわけですよ。もう少し具体的に御答弁いただけませんか。
○山本香苗君 高プロの場合は職務範囲を明確に定めなければならないこととなっておりますけれども、職務範囲を明確化するということはどういうことなんでしょうか。
○山本香苗君 職務記述書にはどういうことを書けば明確化したというふうになるんですか。
○山本香苗君 だから、そこもはっきりしないわけです。そこが不安になるわけです。  職務範囲がただ単に例えば何とかプロジェクトって書いてあるだけだと、業務量が分かりません。仕事の量がどれぐらいか分かりません。仕事の量が、幾らこの職務範囲が明確であったとしても、業務量が膨大であった...全文を見る
○山本香苗君 ちょっと答えが質問していることとずれている気がするんですけれども。要するに、仕事量が膨大にならないために、今、使用者の側が所定労働時間を超えて何かしろといったようなことをやっちゃ駄目と、そこだけの話なんですけれども、それ以外には手だてはなかったんでしょうか。
○山本香苗君 じゃ、職務範囲外の仕事をさせた場合というのは法違反になるんでしょうか。その取扱いはどうなるんでしょうか。
○山本香苗君 対象業務は当たり前なんですよ。職務範囲外の場合の取扱いです。
○山本香苗君 検討じゃなくて指導しなきゃいけないんです。もう一回。
○山本香苗君 局長、よろしくお願いします。  健康管理時間につきましては、いろいろと当委員会におきましても質疑がありました。ちょっと一連の答弁を整理してきっちり御答弁いただきたいんですが、誰がどういう方法で把握するということになるんでしょうか。
○山本香苗君 ということは、前回の委員会で、事業場内は把握できるけど、事業場外の分は自己申告と答弁されていたんですね。私はあのときに、もうひどい答弁だと思ったんですよ。  事業場外であったとしても、把握できるんだったらその方法、自己申告じゃなくて、きちんと客観的な方法で把握する...全文を見る
○山本香苗君 今いろいろと聞いてまいりましたけれども、高プロの導入に当たっては、労使半数ずつで構成される労使委員会、ここがしっかり機能するという前提で制度設計がなされているわけであります。しかし、現実には、全ての労使委員会が十分機能しているとは言い難いという現実もあります。衆議院...全文を見る
○山本香苗君 とにかく全数監督すると明言していただきました。  過労死を出さないためには、違反を繰り返す事業場に対しては高プロを認めないとか、又は、悪質な裁量労働制に対して実施した特別指導ってありましたよね、あれを高プロの場合にも適用する等といった厳しい対処が私は必要ではないか...全文を見る
○山本香苗君 しっかり検討するって、ちゃんとやっていただけると思いますが、裁量労働制やって高プロやらないなんてあり得ないと思いますので、是非よろしくお願いしたいと思います。  高度プロフェッショナル制度導入によって絶対に過労死は出さない。そのために、先ほどのように指導監督を全数...全文を見る
○山本香苗君 次に、中小事業主への支援をお伺いしたいと思いますが、労働基準法改正案の附則の第三条におきましては、中小事業主に対する経過措置が規定されております。ここに言う中小事業主の範囲また内訳を教えていただけますでしょうか。
○山本香苗君 内訳はどうなっていますでしょうか。
○山本香苗君 いや、聞いているのは、中小企業だけじゃなくて、例えば社会福祉法人だとかNPO法人等非営利法人なども中小事業主の中に入っていますよね。そういうボリューム感、内訳教えてもらえますかと聞いているんです。
○山本香苗君 分からなくて支援できるんですかね。  厚生労働省と中小企業庁が中小企業・小規模事業者に向けた支援策というのを取りまとめておられます。これらの支援策で、今申し上げた中小企業以外の中小事業主にもきちんと対応できるんでしょうか。
○山本香苗君 ある程度のところまでは対応できるという状況なんですが、例えば、今回の支援策の目玉であります働き方改革推進センター、ここにおいて、例えば社会福祉法人やNPO法人等、非営利法人の実態をよく分かって支援できるスタッフっていないんですよ。実際、この間いろいろやり取りする中で...全文を見る
○山本香苗君 いろいろおっしゃったんですけど、具体策ないんですよ。  是非検討していただきたいと申し上げているんですが、今の分で足りるという御答弁ですか、今のは。
○山本香苗君 いや、ますます考えるというのは初めて聞いた答弁なんだと思うんですけど。  何でこういう質問しているかというちょっと具体例を挙げたらきっと認識を一にしていただけるんじゃないかなと思うんですが、近年、障害者のグループホームでの夜間支援や独り暮らし等の障害者宅での泊まり...全文を見る
○山本香苗君 どういう実態、把握したんですか。
○山本香苗君 それは全国的に起きている問題だと認識されていますか。
○山本香苗君 この間、障害福祉施策においては、障害者等がグループホーム等を利用して町中での生活を始める地域移行というのが進められて、小規模のグループホームや障害者の独り暮らしが広がっていって、夜間支援一人体制という現場が増えているわけであります。もちろん、現場が幾ら大変だと言った...全文を見る
○山本香苗君 現場でこの問題、非常に大きな問題になっています。じっくりゆっくり検討している場合じゃないんです。速やかに検討していただいて結論を出していただきたいと思いますが、大丈夫でしょうか。
○山本香苗君 しっかりと結論出すと。  こうした問題を抱えている法人の大半というのは小規模な法人です。中小企業・小規模事業者とは異なる課題を抱えているわけですね。配置基準には詳しいかもしれないけれども、こういう労働法制には詳しくないと、そういう状況があるわけです。しっかりと事業...全文を見る
○山本香苗君 次に、テレワークについて伺いたいと思いますけれども、働き方改革におけるテレワークの位置付けはどうなっているんでしょうか。
○山本香苗君 テレワークというのは、今働いている方々が働きやすくするという一面もありますし、また、働きたいけれども働けていない人、先ほどの三原先生のお話の中にもありましたけれども、働きたいけど働けていない、そういう方々が働けるためのツールとして大変有効なものだと思っておりますが、...全文を見る
○山本香苗君 今回の法改正において、フレックスタイム制度が拡充されることとなっております。  フレックスタイム制度は時間の融通が利くというメリットがある一方で、テレワークでこのフレックスで労働時間は自己申告でいいというふうにしてしまえば、職種制限のない裁量労働と変わらないような...全文を見る
○山本香苗君 やむを得ない場合はどういう場合でしょうか。
○山本香苗君 それがどういう場合でしょうか。
○山本香苗君 何か禅問答みたいになってくるので、ちょっと次行きます。  テレワークで、勤務間インターバルってどういう取扱いになるんでしょうか。
○山本香苗君 ですから、別にインターバル聞いているわけじゃなくて、インターバルの中でテレワークの位置付けって明確じゃないんですよね。  それ、検討していただけますか。
○山本香苗君 最初の段階でその答弁でお願いしたかったです。  今日、お手元に資料を一枚配らせていただいておりますけれども、テレワークで働きたい人って増えているんですね。じゃ、テレワークで働きたいと思ってハローワークのインターネットサービスの求人情報検索のフリーワードでテレワーク...全文を見る
○山本香苗君 見直していただけるということ、ちょっと最後、済みません、聞き取れなかったんですが。
○山本香苗君 改善を図っていただくということで、もう一個改善してほしい。  事業主がハローワークに求人出すときに、就業場所を最大三か所まで指定することになっています。テレワークの場合も最大三か所までなんですね。でも、テレワークというのは、良さは働く場所、時間を選ばないわけですよ...全文を見る
○山本香苗君 いい答弁をありがとうございます。  それで、最後に、白間審議官に、済みません。テレワーク、導入進んでいるんですけれども、学校現場ってまだまだという状況なんです。  今年二月に出された学校における働き方改革に関する緊急対策の策定等々の通知に基づいて、今各教育委員会...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。また引き続きよろしくお願いします。     ─────────────
06月14日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  法案の審査に入る前に、先ほどもございましたが、目黒の児童虐待の事件について質問させていただきたいと思います。  児童相談所が関与していながら、なぜ救えなかったのか、何で防げなかったのかと、もう何度考えても悔やまれて悔やまれて仕方...全文を見る
○山本香苗君 是非速やかに、検証結果を待つことなく、関係省庁と連携をして、政府を挙げて取組をしていただきたいと思います。  大臣が今おっしゃっていただきましたとおり、児童虐待を防止するためには関係機関の連携強化というのがもう何よりも重要でございます。情報共有が極めて重要でありま...全文を見る
○山本香苗君 こうしたシステムを導入するに当たりましては、今おっしゃったような様々な課題があるということは重々認識をしております。認識をしておりますが、やらなきゃいけないと思います。  また、導入に当たりましては、適正運用に係る法整備、個人情報保護法の関係もございますし、システ...全文を見る
○山本香苗君 是非行動に移していただきたいと思います。  その上で、六月十二日に、すべての女性が輝く社会づくり本部でセクハラ対策の強化について緊急対策取りまとめられました。概要を御説明いただけますか。
○山本香苗君 今回の一連のセクハラ騒動の中で、本来できていなければならないことが全くできていないという実態が浮き彫りになったと思っております。  そこで、まずは現行法の下で当然やるべきことを可及的速やかに実施することがもう最低限必要だと思いまして、今月の八日に、公明党女性活躍推...全文を見る
○山本香苗君 セクハラをした人を雇っている会社も、法的な責任がないといえども社会的な責任はあるはずです。  今日、配付させていただいております資料を見ていただくと、セクシュアルハラスメントは許しませんというものなんですが、これ、社長さんが宣言していただくものですけれども、その中...全文を見る
○山本香苗君 労働局に寄せられている相談の約半数はセクハラです。圧倒的に一位です。にもかかわらず、均等法による企業名公表に至った件数というのは一件もありません。企業名公表制度の積極的な活用と指導強化をしていただきたいと思います。  と同時に、被害者が配置転換等不利益な取扱いを受...全文を見る
○山本香苗君 今まで、医療、カウンセリングというところは全くなかったんですね。是非検討していただきたいと思います。  今回の対策はあくまで緊急対策ということで、抜本的な対策についてはこれからだと野田大臣からも伺っております。そこで、抜本的な対策として、被害者の救済の在り方、これ...全文を見る
○山本香苗君 国際的な機運は高まっているという中でございますので、しっかりと検討していただきたい、今後の状況もしっかりフォローさせていただきたいと思います。  同一労働同一賃金につきましてお伺いさせていただこうと思うんですが、山下政務官、ここまでですので、御退席いただいても大丈...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございました。  非正規の賃金が正社員の八割程度、欧州各国ではと。日本においては六割と、格差が大きいと。この格差是正が喫緊の課題であると。  そこで改めて伺いますが、今回、この同一労働同一賃金、導入することによりまして、どの程度このいわゆる一〇対六、改...全文を見る
○山本香苗君 同一労働同一賃金につきましては、この委員会で何度も各委員が御質問されていらっしゃいましたが、待遇内容、理由等の説明義務につきまして、この間の質疑の中でも、待遇内容等について労働者が的確に理解できるよう容易に理解できるような方法で説明すると繰り返し答弁されておりました...全文を見る
○山本香苗君 分かりやすくという中で、是非、障害のある労働者への説明責任、説明義務というのはどのように果たされるんでしょうか。
○山本香苗君 最後にお伺いしますが、昨日の公聴会でも公述人の方から、労働者が知らないことによって恩恵が受けられないようなことがあってはならないというような話もありました。セミナー、広報等しっかりしていただくということも大事なんですが、と同時に、やっぱり個々の労働者によって状況は異...全文を見る
○山本香苗君 いや、周知するという話じゃなくて、そういう窓口つくってねという話なんです。
○山本香苗君 終わります。
07月03日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第25号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  まず最初に、障害年金の認定の問題について大臣にお伺いさせていただきます。  障害基礎年金の認定事務を日本年金機構の都道府県ごとの事務センターから機構本部の障害年金センターに集約することによって、認定の地域差が解消され公平化が図ら...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。今の大臣の御答弁で安心された方も多いと思います。  もう一つ重ねて大臣にお伺いしたいと思います。  二十歳前の障害による障害年金につきましては七月に診断書を提出する仕組みとなっておりますけれども、二十歳以降の障害による障害年金では御本人の誕...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。本当に、障害者の方にとってこの障害年金というのは、生活を支える、大部分を占める大変重要な部分であります。是非丁寧にお願い申し上げたいと思います。  次に、生活保護家庭の大学等進学につきましてお伺いしたいと思います。  昨年五月に、生活保護世...全文を見る
○山本香苗君 今回の調査によりまして、私は、改めて生活保護世帯の大学生、学生さんの大変厳しい現状というのが浮き彫りになったと思うんです。  先ほど定塚局長からもお話ありましたとおり、八六・五%が貸与型の、ほとんどが貸与型の奨学金制度を利用していて、家庭からの支援がほとんど見込め...全文を見る
○山本香苗君 ちょっと急ぎながら行きたいんですが、授業料減免、認知度が低いだけじゃないんです。制度自体が当事者にそもそも寄り添う仕組みになっていないという指摘があります。というのも、授業料減免に、受けるに当たっては本人が申請しなきゃいけないんですけど、これをちゃんとやっているとい...全文を見る
○山本香苗君 是非よろしくお願いしたいと思います。  その新たな仕組みというのは、まさしく二〇二〇年四月からスタートする大学等高等教育の無償化ということでございますが、是非、加藤大臣、実施に当たってこれから詳細な制度設計をやっていくわけでありますけれども、その際に、生活保護家庭...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。しっかり文科省におきまして、厚生労働省との整合性を図っていただければと思っております。  次に、障害者への医療提供体制についてお伺いしたいと思っておりますが、せんだって、障害者施設に入所されている方が病気やけが等で必要な場合に入院先確保するの...全文を見る
○山本香苗君 是非よろしくお願いしたいと思います。  今御答弁の中にございましたとおり、施設入所者の重度化、高齢化が進む中で、私は医療と障害福祉の連携というのはもう極めて重要というか不可欠だと考えておりますが、そもそもこの障害者医療というのは、地域医療構想だとか障害福祉計画にど...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  もう一つお願いします。  障害施設とこの訪問看護はダブルでできないんですよね。だから、今いろいろと、平成三十年度の報酬改定で医療的ケアを必要とする方を受け入れるために様々、常勤看護職員等配置の加算とかをつくっていただいたんですけど、夜間...全文を見る
○山本香苗君 終わります。
11月20日第197回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  本日は、大変貴重な御意見ありがとうございました。  今回の水増し問題を受けまして、皆様方の怒り、また憤りと失望というものは計り知れないものだと思っております。私も、なぜこのようなことが長きにわたって続いたのかと、本当に悔やまれて...全文を見る
○山本香苗君 本当はもっとお伺いしたいんですが、ちょうど時間が参りましたので。  ありがとうございました。
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。  根本大臣、どうぞよろしくお願い申し上げます。  まず最初に基本認識をお伺いしたいと思うんですが、公務部門におきまして、八月以降、相次いで障害者雇用の水増しが長年にわたって行われていたことが判明をいたしました。心の底から怒りを感じるととも...全文を見る
○山本香苗君 大臣、私、故意であったかなかったかでなくて、障害者の雇用の機会をこの間奪ったわけです。人としての尊厳を傷つけたんです。この事実が厳然としてあるわけなんです。この事実をしっかり受け止めていただきたいと思います。  その上であえてお伺いいたしますが、制度を所管しながら...全文を見る
○山本香苗君 今回のことを受けまして、厚生労働省において対策本部というのが大臣の下に設置されたと伺いました。制度を所管する省庁として、是非とも、他省庁のみならず民間に範を示すような取組をしていただきたいと思います。と同時に、今いろいろとお話しされましたが、今回の問題への対応で終わ...全文を見る
○山本香苗君 大臣、検討じゃなくて、やるとおっしゃっていただきたいなと思うんですが、いかがでしょう。
○山本香苗君 ここに汚名挽回が懸かっていると思うんですよ。しっかりやっていただきたいと思います。  公務部門におけます障害者雇用に関する基本方針、先ほど来出ておりますけれども、二〇一九年度末までに四千人と、新たに採用する目標を掲げられたことを受けまして、数合わせはやめてもらいた...全文を見る
○山本香苗君 数合わせにしないためにちゃんとフォローアップするんですということなんですけれども、従来のフォローアップというのは年に一回です。これじゃ数合わせ的な雇用が行われても防げません。  随時、厳しいところは毎月でも状況を確認をして、無理がないように随時計画の見直しをさせて...全文を見る
○山本香苗君 確認ですが、随時計画見直すということは、二〇一九年度末で公務員採用が終わりというわけではないということでいいですね。
○山本香苗君 法定雇用率を守ることは大事なんです。大事なんですけれども、法定雇用率を守るためだけに雇用しちゃいけないんです。  大量に雇用して、その結果、仕事がなくて孤立して、離職して、二次被害、三次被害、家に引きこもる。こういうケース、いっぱい見てきました。こうしたことは絶対...全文を見る
○山本香苗君 今回の事態を受けまして、国税庁、既に求職者の応募を行っておられますが、私の地元の関西の方では職場実習の受入れがないということで現場から懸念の声が上がっておりましたけど、やっていただけることになったんでしょうか。
○山本香苗君 可及的速やかにやっていただきたいと思います。  大口副大臣にお伺いいたしますが、今お話ありましたとおり、採用前の実習、採用を前提としない実習、どちらにしろ不可欠だと思うんですが、これを各省庁で全てやっていただくようにすべきと考えますけど、いかがでしょうか。
○山本香苗君 今日、参考人質疑の中で、職場実習といってもいろんな形があるという話がありました。是非、特性に応じて望ましい形での職場実習が実現できるように、しっかりとマニュアルでもそれをスタンダードにしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  職場定着支援も重要...全文を見る
○山本香苗君 職場定着支援というのは、いつでも御本人が困ったときにすぐ連携できるということが大事なポイントなんです。つまり職場にいる九時—五時だけじゃなくて、言わば五時—九時、つまり生活面での粘り強い支援というのが大事になってまいります。  今、ハローワークにおける就職ナビゲー...全文を見る
○山本香苗君 ぱりっとした答弁じゃないのが何とも言えないんですけれども、ちょっと時間がないので。  最後の質問になると思いますが、大臣、この受入れ体制を整えないまま採用すると、結局、雇われる側も雇う側もみんな不幸になっちゃいます。各省庁から、この二〇一九年度末までの障害者雇用計...全文を見る
○山本香苗君 終わりますが、是非やっていただくということを期待いたしまして、終わらせていただきます。
11月29日第197回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  今日は、参考人の先生方、どうもありがとうございます。  まず、コンセッションの話ばかりになっているんですが、村井参考人と、また石井参考人のお二人にまず冒頭にお伺いしたいんですが、今回、関係者の責務が明確化されました。私はここは大...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございます。  私も現場でいろいろお伺いしておりまして、そういう形できちっと情報を共有することによって現状をまず認識をすると。広域化イコールバラ色ではないけれども、そこのところをどうにかみんなで何か知恵でできないかという場になると思っておりまして、一部に...全文を見る
○山本香苗君 ありがとうございました。  最後に、二階堂参考人に。  災害時に本当に現場で一生懸命頑張っていただいた職員の方々のお姿というのはよく拝見しております。ただ、これからの水道事業というのは、技術というところはもちろん大事なんですが、経営というところも、非常にマネジメ...全文を見る
○山本香苗君 時間が参りましたので終わります。ありがとうございました。
12月06日第197回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。  まず、児童虐待防止対策についてお伺いしたいと思いますが、今年の三月の目黒区で五歳の女の子が虐待で亡くなった事件について、検証報告書というのが十月、十一月、相次いで公表されておりますが、厚生労働省としての受け止めをお伺いしたいと思い...全文を見る
○山本香苗君 検証報告書によって、改めて救える命だったと、救う機会は何回もあったんだということがはっきりしたと思います。この検証報告書をしっかりと受け止めて、今おっしゃっていただいたように対策に生かしていかなくてはならないと思っております。  そうした中で、転居する前に一家が暮...全文を見る
○山本香苗君 要は、実態を把握されていないということだと思うんです。でも、リスクアセスメントというのは一番大事であるわけでありまして、これによって、これがなぜ使われていないのか、現場でという理由が、人員不足なのか、それともリスク判断する力がないのか、それによって処方箋変わってくる...全文を見る
○山本香苗君 是非、人員を増やしたとしても、このリスクアセスメントがちゃんとできなければ子供の命は救うことはできません。しっかりやっていただきたいと思います。  今回の事件を受けまして、公明党としても提言を取りまとめをし、当時の加藤大臣の方に提言書を渡させていただきました。その...全文を見る
○山本香苗君 この情報共有のシステムのことについて、実は今日、大臣に御質問していないんですが、ちょっと聞いておいていただきたいんですけれども、実は、ここまで来るのに四年掛かっているんです。  といいますのも、児童虐待に関する情報の共有って何でやっているかといったら電話と紙ベース...全文を見る
○山本香苗君 検討じゃなくて、やるんだということを決めていただきたいと思いますが。  我が党の提言では、この全国の児童相談所の相談窓口の相談ダイヤルの一八九、これを児童虐待通告に限定したらどうかと、そして、それを無料化を図ることということを早く実現せよということも入れさせていた...全文を見る
○山本香苗君 できるだけ早くと、意味合いを重く受け止めていただきたいと思いますが。  この一八九等の虐待通告があった後に一時保護だとか施設入所等、児童相談所が直接関与しているケースとそれ以外のケースの割合というのはどうなっていますでしょうか。また、この一時保護等に至らない場合と...全文を見る
○山本香苗君 要は、何が言いたいかといいますと、虐待通告があっても、大半は一時保護等に至らないケースなわけです。ということは、多くの子供が通告をされた後も引き続き家庭で養育されているということです。  しかし、このような、このまま放っておいたら虐待をしてしまうかもしれないという...全文を見る
○山本香苗君 これ、是非、今この生活支援は、中身はどういうことにするんだということを御議論いただいていると思っておりますが、是非この抱樸でやっているような実施内容、もう五年間やっていますから、実績ありますし、情報共有システムのツールも持っていらっしゃいますので、是非そうしたものを...全文を見る
○山本香苗君 虐待しそうだから支援しますと言ったら絶対に受け付けてくれないわけですけど、子供の学習支援だとかそういう生活支援していきますよという形で、ソフトな形で支えていくと、そういうことによって虐待の芽を摘むことができると思いますので、是非、そうした観点からの大事な事業だと思い...全文を見る
○山本香苗君 制度を所管する省庁として最低限やらなきゃいけないことだと思っております。確実に実施をしていただきたいと思いますが。  そして、チェックして終わりというわけにはいきませんと。改善しなくてはならない点が出たら改善するまで駄目よという形で、きちっと受入れ体制の整備をして...全文を見る
○山本香苗君 引き続き、この受入れ体制整っているかどうかということはしっかりチェックを、我が党としてもチェックをさせていただきたいと思っておりますけれども。  今回、この対象障害となっているかどうかというところの確認作業について、今回は手帳で確認するということとなっておりますけ...全文を見る
○山本香苗君 対象かどうかを確認する上で何らかの公正性というのは担保しなくてはいけないと思うんですけれども、当事者のプライバシーであったり、またスティグマにも意識したような確認方法、そうしたものの検討というのが改めて必要じゃないかなと考えているんですが、どうでしょうか。
○山本香苗君 そういった、書いてあったけども運用がなっていなかったわけでありますから、現実的にできるような確認方法というのを改めてしっかりとガイドラインに位置付けていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  終わります。
○山本香苗君 ただいま議題となりました移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律案の草案につきまして、その趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。  造血幹細胞移植法は、白血病等の治療法である骨髄移植や臍帯血移植に用いるための骨髄や臍帯血などの適切な...全文を見る