山本香苗
やまもとかなえ
比例代表選出
公明党
当選回数4回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月24日 | 第197回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。 今般、公的統計の中核、基幹統計の一つであります毎月勤労統計におきまして、十年以上の長きにわたって不適切な方法で調査が行われていたことが判明をいたしました。私もこの間、厚生労働副大臣を務めさせていただきました。じくじたる思いでいっぱ...全文を見る |
○山本香苗君 大臣、これで十分だという認識なんですか。 | ||
○山本香苗君 大臣、再発防止の前に原因究明が大事なんですよ。 ヒアリング以外に具体的にどういった調査されたんですか。 | ||
○山本香苗君 電子メールやサーバー等はチェックされたんですか。 | ||
○山本香苗君 なぜですか。 | ||
○山本香苗君 そういう答弁しちゃいけませんよ。 午前中の質疑において我が党の桝屋議員に対しまして、職員、元職員以外にはヒアリングはしていないと、東京都等自治体からもヒアリングしていないと答弁されておりました。 なぜ行わなかったんでしょうか。 | ||
○山本香苗君 答えになっていません。 必要性を感じなかったのは特別委員会だって言いたいんですか。 | ||
○山本香苗君 厚労省の言い分だけを聞いて、それを追認するだけでは特別監査委員会なんかつくった意味ないんですよ。速やかにヒアリング以外の調査もやっていただきたい、また、東京都等自治体等に対しての調査も是非行っていただきたい。よろしくお願いしたいと思います。 平成十六年から平成二...全文を見る | ||
○山本香苗君 外部有識者の方は確認していないんですか。 | ||
○山本香苗君 いや、その役所が調べた分をうのみにして書いているということなんですか。 | ||
○山本香苗君 いつ誰が廃棄したのかも分からない、廃棄されていないかどうかも分からないと。賃金データ、物すごく大事なデータですよ。紛失したとか、廃棄したとか、あり得ないですよ。 今回の報告書は、様々今日も午前中からいろんな議論がありましたけれども、国民の皆さん方が抱いているよう...全文を見る | ||
○山本香苗君 必要はあります。是非やっていただきたいと思います。 済みません、時間が押してきているので、影響について、どこまでこの影響が及ぶのかということが懸念されております。厚生労働省においては今調査していると、把握するよう調査しているということなんですが、今日、内閣府と国...全文を見る | ||
○山本香苗君 民間においても広く利用されておりまして、例えば民間企業においてはベースアップ等の賃金改定の参考資料、また交通事故の補償など逸失利益の算出の基礎資料としても利用されている場合がありますが、こういった場合どういう影響があるのか、またそれらに対してどういう対応を取るお考え...全文を見る | ||
○山本香苗君 どこまで今の段階で影響が及ぶか分からないというような状況でございますが、是非全容を明らかにして公表していただきたい。副大臣、いかがですか。 | ||
○山本香苗君 しっかりとまとめて出していただくという御答弁だったと認識しております。 まだこの問題の全容は明らかになっておりません。かつ、今御答弁いただいたように、どこまで影響が及ぶかということすらはっきりしていません。そういう状況であったにもかかわらず、せんだって、関係者の...全文を見る | ||
○山本香苗君 もう時間が来たので、大変申し訳ない、ここで終わらざるを得ないんですが、この問題は絶対うやむやにしないと、引き続き質問させていただきたいと思いますので、宮崎議員に替わります。済みません。 | ||
02月07日 | 第198回国会 参議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○山本香苗君 おはようございます。公明党の山本香苗です。よろしくお願いいたします。 まず、総理にお伺いいたします。 先月、千葉県野田市の小学校四年生の女の子が父親から虐待を受け亡くなりました。お父さんに暴力を受けています、先生、どうにかできませんか。アンケートに書き、懸命...全文を見る |
○山本香苗君 昨年の目黒の事件もありまして、対策強化に取り組んでいるやさきにこういうことが起きて、本当に無力感というか、悔しくてならない思いでいっぱいでございますが、公明党としましても全力を挙げて取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 統計不正問題につい...全文を見る | ||
○山本香苗君 しっかりそのことを打ち出してやっていただきたいと思います。 また、追加給付のフリーダイヤル、海外からつながりませんという声が我が党の相談窓口に寄せられました。対象となる方、海外にもおられます。海外在住者向けの相談窓口やメールでの対応等、早急に対応していただけます...全文を見る | ||
○山本香苗君 早く行っていただきたいと思います。 次に、総務大臣にお伺いさせていただきます。 今回の問題におきましては、統計法違反があったと指摘をされております。統計法におけるチェック機能は十分なんでしょうか。 | ||
○山本香苗君 おっしゃるとおり、大臣がおっしゃるとおり、統計委員会の指摘によって今回の問題発覚をいたしましたが、統計委員会は、各省庁の施行状況の報告に対して意見を述べることはできても、各省庁からちゃんとやっていますというふうに言われたら、それが本当に正しいかどうかチェックするすべ...全文を見る | ||
○山本香苗君 総理、今御答弁聞いていただいていたと思いますけど、統計行政は、行政を所管するのは総務省なんですが、統計というのは各省庁に委ねられておりまして、一旦承認された計画と実態が乖離していても、これ是正できないんですよ。 統計に対する信頼が大きく揺らいでいます。是非政府を...全文を見る | ||
○山本香苗君 統計というのは政府の政策の基本です。この問題につきましては引き続きまた議論させていただきたいと思います。 災害対策についてお伺いさせていただきます。 昨年、全国で相次いだ災害を受けまして重要インフラの緊急点検が行われた結果、二〇二〇年度までの三年間で防災・減...全文を見る | ||
○山本香苗君 ということは、三年で終わりではないということですね。 | ||
○山本香苗君 総理、それでよろしいですね。 | ||
○山本香苗君 昨年は全国各地で災害が相次ぎまして、様々な課題が浮き彫りとなりました。その一つが、災害時、どう住民の避難を促すかということです。 西日本を中心とした平成三十年七月豪雨では、避難勧告・指示など様々な情報が自治体から発信されましたけれども、必ずしも住民の避難行動につ...全文を見る | ||
○山本香苗君 是非、福知山市の取組を含めて、しっかりと周知をしていただきたいと思っております。 岡山県倉敷市真備町では五十一名もの方がお亡くなりになり、約九割が自宅で見付かりました。その大半は高齢者でした。 茶色く濁った泥水が少しずつ家の中を満たし始めたと。八十六歳の目と...全文を見る | ||
○山本香苗君 もう一つ両大臣にお願いがあります。 現在、災害ボランティアセンターの設置運営に対して、各県の共同募金会が積み立てた災害等準備金から助成がなされております。しかし、この助成金は、被災地以外の社会福祉協議会からの応援職員の派遣費用やボランティア活動に必要な経費に充て...全文を見る | ||
○山本香苗君 連携だけで終わらないでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 石井大臣に一つお願いがあります。 災害ボランティア車両の高速道路料金無料化という措置があります。この措置の適用を受けるためには、まず被災地のボランティアセンターに申請書をファクスで...全文を見る | ||
○山本香苗君 次に、ものづくり補助金についてお伺いいたします。 今回は中小企業生産性革命推進事業一千百億円の中に含まれておりますが、従来とどう異なるんでしょうか。また、ものづくり補助金につきましては、事業期間が短い、公募期間が短過ぎる、こういった声が常に寄せられておりますが、...全文を見る | ||
○山本香苗君 世耕大臣におかれましては、昨年この場で、NPOを対象外なのはなぜかという質問に対して前向きに御答弁いただきまして、昨年の二次募集から、一定の要件はありますけれども、NPOも対象にしていただきました。ありがとうございました。 NPOといいますと、どうしてもボランテ...全文を見る | ||
○山本香苗君 ありがとうございます。 今、年間五百件と言われました。実は二十九年度よろず支援拠点の相談件数、二十万件なんです。二十万件の五百件、すなわち、排除していないだけであって、積極的にやっていないんですね。 実際、よろず支援拠点に行かれた方が、ここは中小企業がメーン...全文を見る | ||
○山本香苗君 今まで、この間ずっと中小企業基本法の縛りというものを何度も御答弁でいただいてまいりましたけど、中小企業基本法における中小企業の定義に基づいて、業種ごとに設定された従業員数と資本金額で中小企業施策の対象を判断すると、非営利だから対象外にしないというのは果たして経済の実...全文を見る | ||
○山本香苗君 次に、外国人の子供の教育問題についてお伺いします。 文部科学省では、浮島副大臣を座長とする外国人の受入れ・共生のための教育推進検討チームが立ち上げられまして、不就学外国人児童生徒の実態調査を行うことを検討していると伺っておりますが、是非実施をしていただきたいと思...全文を見る | ||
○山本香苗君 もう一つ、教育関係で文部科学大臣と法務大臣にお伺いしたいと思うんですが、在留資格が家族滞在の外国籍の子供が大学等に進学する場合、日本学生支援機構の奨学金を利用することができません。機構のホームページでは、在留資格を留学に変更すれば利用できるというんですが、幼い頃に両...全文を見る | ||
○山本香苗君 総理、最後に一つお伺いしたいことがございます。 今回の補正予算案におきましては風疹対策が盛り込まれておりますが、一刻も早い実施をお願いしたいんですけれども、とともに、命を守るためにもう一つどうしてもやっていただきたいことがあるんです。 白血病や小児がん等を治...全文を見る | ||
○山本香苗君 本来はこの後に防衛大綱の御質問をさせていただく予定でございましたが、時間が限られておりまして、大変、大臣、申し訳ございません、どうぞよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。 | ||
03月14日 | 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号 議事録を見る | ○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。 東京都渋谷区の児童養護施設若草寮で施設長の大森信也さんが、この施設に高校卒業まで暮らしていた男性に刺されてお亡くなりになりました。大森さんは、施設の子供たちのお父さんのような存在でした。本当に残念でなりません。心からお悔やみを申し...全文を見る |
○山本香苗君 是非、それをまずやっていただきたいと思います。 ただ、施設や、また里親さんが支援を抱え込むようなことがあってもならないと。そういう意味で、平成二十九年度から社会的養護自立支援事業というものを実施しております。実施状況を教えていただけますか。 | ||
○山本香苗君 今御説明いただきましたとおり、この事業には五つのメニューがあると。その中で、全く一つのメニューもやっていないという都道府県が十あります。生活相談支援、一番大事なところでありますけれども、これを実施していないところが二十もあります。生活相談ができる場所が都道府県の中に...全文を見る | ||
○山本香苗君 今、広島と神戸のことをおっしゃっていただきましたが、実は大分県では今年度からおおいた青少年総合相談所というものを開設をして、施設等を巣立つ子供たちに対する生活相談、就労相談を行う児童アフターケアセンターおおいたに加えて、今おっしゃっていただいたような不登校や引きこも...全文を見る | ||
○山本香苗君 ありがとうございます。 次に、文部科学省に来ていただいておりますが、二〇二〇年四月から高等教育無償化を実施するための法律案、今日から衆議院でという話でありますけれども、施設の子供たちの進学を大きく後押しするものとして大変期待が高まっております。 そこでお伺い...全文を見る | ||
○山本香苗君 もう一個配慮していただきたいことがあるんです。 今回の支援制度は、もらったとしても成績等が悪ければ打ち切られるということなんです。給付型奨学金、授業料減免、セットで打ち切られるということは、特に施設を出た子供にとってはイコール中退につながるという可能性が極めて大...全文を見る | ||
○山本香苗君 配慮していただけるのか配慮していただけないのか、よく分からない答弁だったんですけれども、しっかり配慮してください。よろしくお願いいたします。 もう一回答弁していただけますか。 | ||
○山本香苗君 じゃ、検討していただいて、まずは結論を出していただきたいと思いますが、別に特別扱いしてくれと言っているわけじゃないんです。平等なスタートラインに立てるようにしてもらいたいということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 こういうふうに奨学金制度が充実...全文を見る | ||
○山本香苗君 それは児童養護施設等にも派遣していただけるということでございますね。よろしくお願いしたいと思います。 もう一つ、施設やまた里親の方々からよく就職先につきましても御相談をいただきます。実は、大阪府においては施設を出た子供たちを積極的に雇用して支援する企業を表彰する...全文を見る | ||
○山本香苗君 是非、大臣、これ、こういう制度があるんですけれども、積極的に雇用している企業には一回も出したことないんです。雇用という観点には全く、考慮して出しているものではなくて、そして、かつ頻繁にも出していないんですね。是非これ、積極的に新たな観点からそういう企業に対して感謝状...全文を見る | ||
○山本香苗君 是非、大臣、今回の事件を契機にして、一過性のものではない支援をしっかりと打ち立てていただきたいと思うんです。そのためには、一応、今年度そういった形で取っかかりはあるという話ではありますけれども、来年度、三十二年度という話をちらっと聞いたんですが、そうではなく、できる...全文を見る | ||
04月23日 | 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号 議事録を見る | ○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。 私は、この間、与党の旧優生保護法に関するワーキングチームの一員として議論に参加させていただいてまいりました。本日は、国政に身を置く者といたしまして反省とおわびの思いを込めつつ、また、衆議院において可決され本院に送付されております法...全文を見る |
○山本香苗君 ですので、そのなぜというところの法律の趣旨のところを大臣はどう受け止めておられますかと伺っているんです。 | ||
○山本香苗君 なぜこういうことを聞いているかと申しますと、この条文の意味合いをしっかり大臣、受け止めていただきたいんです。 というのも、この法律案について、何で今頃なのかと、もっと早くすればよかったじゃないかという声がある一方で、ネット上とかで、なぜ救済する必要があるんだとか...全文を見る | ||
○山本香苗君 是非大臣のお言葉でいただきたかったなと思います。 先日来、この法律案が成立した際に総理から反省とおわびの談話がなされるといった報道が一部なされておりますけれども、被害を受けられた方々を始め全ての国民の方々に今申し上げたような法律の趣旨が伝わるように、そして二度と...全文を見る | ||
○山本香苗君 要は、妨げにならないということでよろしいですね。 | ||
○山本香苗君 この点につきましては、是非こういった地方独自の取組につきましてもフォローしていただきたいと思っておりますので、是非よろしくお願い申し上げたいと思います。 十二条におきましては、先ほどもお話ありましたけれども、相談支援を行うという形になっておりますが、この相談支援...全文を見る | ||
○山本香苗君 是非、被害当事者の方々の声も聞きながら、そういう相談支援の充実に努めていただきたいと思います。 この優生思想と決別をして、そして二度と同様の事態を引き起こさないためには、今申し上げたように、この法律の趣旨を国民に広く周知徹底すると同時に、今後、優生思想が形を変え...全文を見る | ||
○山本香苗君 障害者政策委員会は、障害当事者の方が参画されて、障害者基本計画の策定又は変更に当たって調査審議や意見具申を行うとともに、計画の実施状況について監視や勧告を行うための第三者機関であります。そして、障害者基本計画の大きな柱の一つは障害者差別の解消に向けた取組の推進であり...全文を見る | ||
○山本香苗君 命の大切さというか、意味のない命はないんだと、その認識をしっかり持っていただいて、そして、この優生思想を排除していく、その役割を障害者政策委員会が持っているんだと、そういう認識をしっかり持っていただいて見直しをしていただきたいと思います。 法律ができたからといっ...全文を見る | ||
04月25日 | 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号 議事録を見る | ○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。 大臣、お疲れさまです。ちょっと気分を変えるために、大きい一問目と二問目を逆にして、先に軟らかい方から。 江崎さん来ていただいたんですけど、経産省において二〇一七年度から仕事付き高齢者向け住宅のモデル事業というものを実施していた...全文を見る |
○山本香苗君 これとってもいいなと思って、このモデル事業の関係者の方からも、要するに、介護、要介護になった、要支援になったという状況でも自分の持てる力を生かして働けるんだと、人の役に立てるんだと。これ、二年目にやられた施設内の軽作業については有償で、謝金もちょっと払いながらという...全文を見る | ||
○山本香苗君 今おっしゃっていただいたことというのは、通知か何かでお示ししていただいているんでしょうか。 | ||
○山本香苗君 私、ちょっとそれ見させていただいているので、介護施設外だったと思うんですが、内部もでしょうか。 | ||
○山本香苗君 是非それを新たに何か現場に下ろしていただくようなことってやっていただけませんか。 | ||
○山本香苗君 機会を見てじゃなくて、早くやってもらいたいなと思いますので。 これは、大臣、すごくいいと思うんです。やっぱり支援を受けながらも働ける、自分の持てる力を生かせるという選択肢をつくっていくことというのが、これからの時代、大事なんじゃないかと思うんです。 今年三月...全文を見る | ||
○山本香苗君 イベントで接客係を主として働いておられた認知症の方々は、介護施設に入所されていたり、また通所されている方々で、私はてっきり有償ボランティアかなと思っておりましたら、お伺いしましたら、一般社団法人注文をまちがえる料理店と雇用契約結んでおられると伺いました。 そこで...全文を見る | ||
○山本香苗君 是非、どういう形であったらできるのかということを、よく実態も踏まえながら御検討いただきたいと思うんですね。障害と違って、介護の世界だと、やっぱり要介護になったら働けないというか、働くということをそもそも制度として想定をしていない仕組みだと思います。そういう中で、確か...全文を見る | ||
○山本香苗君 ありがとうございます。 二〇四〇年を展望し、誰もがより長く元気に活躍できる社会の実現に向けて、この夏に医療・福祉サービス改革プランというものが策定されると伺っております。現時点では、その改革プランのポンチ絵みたいなものを見せていただくと、そこには元気な高齢者の活...全文を見る | ||
○山本香苗君 是非よろしくお願いしたいと思います。 それでは次、ちょっと頑張らなきゃいけない質問をしたいと思います。 二月七日の予算委員会で、高齢者や障害者の災害時に自力で避難することが難しい方々の避難支援について質問させていただきました。その際に、具体的に進めていくに当...全文を見る | ||
○山本香苗君 去年の十月につくっていただいた協議会というのは役所の協議会なんですね。ちゃんと関係者も呼んでいただくということでよろしいですね。 | ||
○山本香苗君 相談じゃなくて、やっていただきたいと思いますので、よろしいですね。 | ||
○山本香苗君 厚生労働省、理解していますよね。 | ||
○山本香苗君 防災と福祉の連携というのは極めて重要です。しかしながら、災害救助法には、医療は入っているんですけれども、介護など福祉というのは位置付けられていないんです、大臣よく御承知のことだと思いますが。 何でかといったら、災害救助法というのは生命の危機的状況から守る法律だと...全文を見る | ||
○山本香苗君 そうした近年大きな災害が起きる中で、様々、徐々に現場の要請に応じてやってきていただいているんですが、ただ、これは制度化されていないんですね。これを是非制度化していただきたいと思うんですが、そういう意味で、制度に組み込んでもらいたいという意味合いで申し上げているんです...全文を見る | ||
○山本香苗君 ちょっと通告していませんけど、内閣府でそういう課題を認識して御検討なさっていらっしゃいますでしょうか。 | ||
○山本香苗君 この点についてはまた引き続き議論させていただきます。 昨年七月豪雨で甚大な被害が発生いたしました岡山県倉敷市真備町では、昨年十月から支え合いセンターというのが立ち上げられまして、市内外各地のみなし仮設住宅に住んでいらっしゃる約三千世帯のうち、孤立しやすい高齢者の...全文を見る | ||
○山本香苗君 検討していきたいじゃなくて、やっていただきたいと思いますので。 | ||
○山本香苗君 ありがとうございました。以上です。 | ||
05月07日 | 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号 議事録を見る | ○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 引き続き質問させていただきますが、私の方からは高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施についてお伺いさせていただきますが、これを実施することによって具体的にどういう効果を見込んでいらっしゃるんでしょうか。 |
○山本香苗君 今御答弁いただいたような答弁が繰り返されているんですね。定量的なところも分からないし、いまいち効果というものが具体的に見えないと。是非、この点については、何をもって効果とみなすのかというところの判断基準というのをしっかり示していただきたいと思いますが、いかがですか。 | ||
○山本香苗君 示すということでよろしいですね。 イメージがいまいち付かないので、一つちょっと御紹介したいんですけれども、兵庫県におきまして、兵庫県の看護協会が、阪神・淡路大震災の後に兵庫県の支援を受けながらまちの保健室という事業を実施しております。スタート当初は健康チェックや...全文を見る | ||
○山本香苗君 ありがとうございます。 介護予防とこの保健事業の一体化って大変大事だと思うんですが、ただ、既存の介護とか医療だとかそういった制度の枠組みだけでは、例えば人間関係の希薄化であったり社会的孤立、こういった背景から出てくる現在高齢者の方が抱えていらっしゃるそうした問題...全文を見る | ||
○山本香苗君 では、もう一つ、支えの仕組みとして、介護予防・生活支援サービス事業における住民主体の支援、いわゆるB型ですね、この補助の対象経費にはボランティアの報酬というものは含むことはできるんでしょうか。 | ||
○山本香苗君 ここで、大臣、お伺いしたいんですけれども、私、例えば切れた電球だとかを替えてあげるとかお布団を干してあげるとか、こういう何かちょっとした、ちょいボラと言われるような簡単なものであればともかく、継続的に例えば掃除だとか洗濯だとか生活援助を行う住民B型においては、有償ボ...全文を見る | ||
○山本香苗君 ありがとうございます。是非ここをやっていかなきゃいけないと思っております。 坂口局長に来ていただいておりますが、有償ボランティアというと、すぐに経営者が有償ボランティアということにかこつけて安く使うんじゃないかということを言われるんですけれども、労働法令において...全文を見る | ||
○山本香苗君 今の御答弁だと、安心して有償ボランティアできないですね。 事実上、有償ボランティアというものが承認されてきているということは社会実態だとは思いますけれども、是非、有償ボランティアに安心して取り組んでいただけるように、もうちょっと見解だとか取扱いを明確にしていただ...全文を見る | ||
○山本香苗君 ありがとうございます。 家に閉じこもりがちな高齢者の社会参加、健康増進のために身近なところに通いの場をつくるということも大事だとは思うんですけれども、ちょっとした謝礼で生きがいとそして尊厳を持って人の役に立つ、地域で活動すると、こうしたこと自体が私は介護予防であ...全文を見る | ||
○山本香苗君 この点については引き続き検討して、私もまた議論させていただきたいと思いますが、今日は佐藤さんに来ていただきまして、今いろいろと議論させていただきましたが、今、全世代型の社会保障を実現していくために、未来投資会議等で、この夏には実行計画を作って高齢者が働きやすい環境を...全文を見る | ||
○山本香苗君 時間が来ましたので終わりますが、雇用じゃなくて、よく考えていただきたい、やっていただきたい、よろしくお願いします。 終わります。 | ||
05月16日 | 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号 議事録を見る | ○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。 まず最初に、公明党といたしまして、平成三十年六月にセクハラ対策についての緊急提言を取りまとめました。お手元に配らせていただいております。 各省庁におきましてどう対応していただいたのか、順次簡潔にお答えいただきたいと思います。 |
○山本香苗君 緊急提言を受けまして、それぞれ、一過性ではなく、きちっと制度化していただいたということでございますので、その状況につきましてもきちんと公表していただくということでよろしいかと思いますが、うなずいていただいておりますので。 そのうちで、就活における今セクハラの調査...全文を見る | ||
○山本香苗君 是非、実態を浮き彫りにしていただきたいと思います。就活生ならセクハラができるみたいな考え方はもうあってはならないわけでありまして、しっかりと厳しく対応していただきたいと思います。 そういう中で、プレマタハラというのをちょっとお伺いしたいと思います。 職場にお...全文を見る | ||
○山本香苗君 そういうプレマタハラというのは、現行の法制度においてはどういう位置付けになるんですか。 | ||
○山本香苗君 今おっしゃっていただいたように、マタハラの原因や背景となり得ること並びに制度等の利用ができる旨を明確化して管理監督者を含む労働者に周知啓発すること、こういう形できちっと、プレマタハラという形であったとしても事業主は対応を取らなきゃいけないということなんでしょうか。ま...全文を見る | ||
○山本香苗君 ということなので、全く何も引っかかっていないというわけではない、既存のもの、また今回の法律によってもこうしたプレマタハラに当たるもの、例えば、入社して五年は妊娠しちゃ駄目だとか、子供のことで休むなら分かるけど、何で不妊治療やってほかの人が何かかぶらなきゃいけないんだ...全文を見る | ||
○山本香苗君 しっかりと明確化していただきたいと思うんです。そういう中で、プレマタハラ、子供を産みたい、持ちたいという意思を妨げるだけではなくて、これは男女関係ありませんけれども、そういった職場での活躍というものも妨げる行為となると思います。職場におけるこのプレマタハラの実態をし...全文を見る | ||
○山本香苗君 ありがとうございます。 妊活や不妊治療に対する社会全体の理解がまだまだ十分じゃないと。ここもしっかりと周知していくことが大事なんですが、子供を産みたいと頑張って働いている方を応援する事業主を増やしていくということも大事だと思っております。 そこで、先ほど宮崎...全文を見る | ||
○山本香苗君 今、こういう仕組みがあるかどうかというのを一つ一つ企業に聞くか、ホームページ見るか、そういうことじゃない限り確認ができないわけなんですね。これを是非、労政審にかけなきゃいけないということでありますけれども、是非位置付けていただいて前に進めていただきたいと思っておりま...全文を見る | ||
○山本香苗君 私も事前に聞いてびっくりしたんですけど、不妊治療というのは、要するに疾病だとか治療に当たるという形で運用上なされていた。しかし、どこにも書いていないと。なので、ばらばらというか、実際受け取れていない人もたくさんいらっしゃるということなんですね。個別に聞かれない限りは...全文を見る | ||
○山本香苗君 引き続き、私どもといたしましてもしっかり議論してまいりたいと思っておりますが、極めて重要な点だと思っておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 女性活躍を進める上で、性暴力の根絶も避けては通れないと思っております。 先般、十九歳の実の娘をホテルに連...全文を見る | ||
○山本香苗君 判決というより、国民の声をどう受け止めているかというふうにお伺いして、あえて答えやすくしようと思って聞いたんですが、それ以上答えられないということでありますので、これで、なんですが、ただ、刑法の改正をしたときに、研修のことであったり、また調査研究の推進というようなこ...全文を見る | ||
○山本香苗君 ちょっと事前にお伺いしましたら、被害当事者から直接話を聞くというのは、最高裁においてはたった一回しか行ったことがないと。私は、全ての裁判官、専門家だけではなくて、性暴力被害当事者から直接その心理状況についてしっかり聞く機会を持つべきだと思うんです。いかがでしょうか。 | ||
○山本香苗君 もう終わりますが、要するに、抵抗のすべがあったとしても、そのすべを知らなかったら抵抗できないんですよ。物理的にそういう状況にあったとしても、近しい人の間だったら抵抗なんかできないんですよ。そういう実態が分からない裁判官というのは、私、何なんだろうかと。 是非、当...全文を見る | ||
05月30日 | 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号 議事録を見る | ○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。 まず最初に、ちょっと通告していないんですが、午前中の小川委員と、また石橋理事が取り上げられました公務部門におけます障害者雇用の就職状況について一点お願いがあります。 私たちの元にもかなりいろんな声が寄せられております。特に、国...全文を見る |
○山本香苗君 済みません、通告していなくて、突然でございましたけれども、お答えいただいてありがとうございます。 ちょっと順番を変えさせていただいて、大臣、最初にお伺いさせていただきたいんですけれども、ちょっと説明長くなりますが、先日、脊髄性筋萎縮症、SMAの当事者の方が集まっ...全文を見る | ||
○山本香苗君 大臣、その体制はいつ立ち上げていただけますか。 | ||
○山本香苗君 できるだけ早く、しっかりと解決すると期待しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 次の報酬改定に向けて、今在宅で就業している重度障害者について、その実態を把握するための調査研究を行うと伺っておりますが、なぜ在宅の重度障害者だけなんでしょうか。 | ||
○山本香苗君 障害が重いから在宅勤務と可能性を狭めないでほしいと、私たちもみんなと同じように通勤して、お昼にはランチに行って、帰りには買物して帰りたいと、そうサミットの参加者の方に言われたときに、はっとしました。移動が大変だからテレワークの方が重度障害者の方にとってはいいんじゃな...全文を見る | ||
○山本香苗君 是非とも在宅以外のケースも実態を把握していただきたいと思います。 検討の状況というのをただ待っているわけにはいきませんので、できることから一つ一つ進めていかせていただきたいと思います。 職場に介助者等を配置する場合に必要な費用四分の三を企業に助成する介助助成...全文を見る | ||
○山本香苗君 この助成金は、使って介助者を配置、委嘱する場合、一人の介助者としか契約ができないこととなっています。これでは、介助者が対応できない場合、仕事ができないことになってしまうんですが、例えば事業所との委託契約とするなど、複数の介助者への委嘱を認める等、運用改善というものを...全文を見る | ||
○山本香苗君 必要なんです。ですから、是非改善してください。 もう一つの通勤援助者の委嘱助成金については、支給期間一か月なんですよね。もう是非これも延長して、検討していただきたいと思うんですが、これも一人にしか委嘱できないことになっているわけです。 この点も改善を是非併せ...全文を見る | ||
○山本香苗君 そもそも、これらの助成金というのを活用して支援を行うかどうかは事業主の判断であって、助成金で問題が全て解決するわけではありませんが、この助成金の支給期限の延長だとか運用改善を図ることによって働ける障害者が増えるわけであります。是非御検討いただきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○山本香苗君 ちょっと二点、合理的配慮についてお伺いしたいんですが、介助者が社内に入ることによる情報漏えいを懸念して採用を断るというのは、これ合理的配慮義務違反とかにはならないんでしょうか。また、求人票に堂々と車椅子不可と書いているというものも違反にならないんでしょうか。 | ||
○山本香苗君 分かりました。じゃ、具体的にまた相談させていただきます。 先ほどから御質問がありました公務部門におけます障害者の活躍推進計画のところについて私もお伺いさせていただきたいと思いますが、そもそもこういう仕組みを入れずともできていなくちゃいけないと、それが当たり前とい...全文を見る | ||
○山本香苗君 その必須項目の中に、先ほど来より皆さんおっしゃっているように、計画策定における当事者参画というのをきちっと入れてもらいたいんです。いかがですか。 | ||
○山本香苗君 済みません、聞くんじゃなくて、私、参画すると言っているんですね。聞くと参画、全然違うの、そこは御理解いただけていますよね。ここはやっぱり各省庁の裁量に任せちゃいけないところなんですよ。 もう一回お願いします。 | ||
○山本香苗君 あと、計画公表の方法なんですけれども、各府省ばらばらではなくて、ちゃんとアクセシビリティーに配慮した方法で、統一した方法でしていただきたいと思います。いかがですか。 | ||
○山本香苗君 ちょっと時間が迫ってきましたので、障害者職業生活相談員、職業生活に関する相談及び指導を行うという形になっているわけでありますけれども、この方が資格認定講習など研修を受けてすぐ万全の体制が取れるわけはないと思うんです。 この生活相談員の方が相談を受けた場合に、合理...全文を見る | ||
○山本香苗君 厚生労働省、他省庁から受けるような窓口は置かないんですか。 | ||
○山本香苗君 聞いていることは違うんですよ。厚生労働省のところに、各府省で働いている方、公務部門で働いている方が相談できる、自分の省庁へなかなか言いにくいから相談できるということをやるべきじゃないですかと言っているんです。 | ||
○山本香苗君 いや、そういう相談受けることによって、ちょっと宮崎さん申し訳ないんですが、相談受けることによって、そこを端緒としてチェックすることも可能だと思うんです。 この法律、所管しているのは厚生労働省です。さっき人事院の方は、この制度のことについては厚生労働省だと答弁され...全文を見る | ||
○山本香苗君 大臣、ありがとうございます。 やっぱりこれやらないといけないと思います。ずっと置いておくという必要性はないかもしれませんけれども、今いろんな形で皆さんとてもお困りです。各省庁が認識が高まっていればいいですけど、まだ、申し訳ないですけど、理解が非常に低いところもた...全文を見る | ||
06月05日 | 第198回国会 参議院 本会議 第23号 議事録を見る | ○山本香苗君 私は、自民・公明を代表し、ただいま議題となりました児童福祉法等改正案につきまして、安倍総理に質問いたします。 子供たちが巻き込まれる自動車事故や殺傷事件が相次いでいます。改めまして、心からお悔やみを申し上げますとともに、お見舞いを申し上げます。政府におかれまして...全文を見る |
06月11日 | 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号 議事録を見る | ○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。 児童福祉法等改正案について質問に入る前に、川崎と練馬における事件について質問させていただきたいと存じます。 まず冒頭に、今回の事件により被害に遭われた方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと存じます。 事件発生後に、...全文を見る |
○山本香苗君 今大臣の御答弁の中にありましたけれども、生活困窮者自立支援制度の中におきまして、この自立相談支援機関が引きこもり対応の相談窓口であるということをしっかりこれから明確化していくということなんですが、速やかに通知を是非出していただきたいと思います。そして、来た方に対して...全文を見る | ||
○山本香苗君 局長、そんな時間掛けなくていいですから、早めにやっていただいた方がいいと思うんです。 決して、チラシ配ったからってすぐに相談窓口に来るというものではありません。決して焦らないで、あくまで一人一人の状況に応じて一歩一歩進むということが大事でありまして、実際、豊中で...全文を見る | ||
○山本香苗君 是非ともよろしくお願いしたいと思います。 それでは、本題に入りたいと思いますが、今日も午前中からお話ありましたとおり、札幌でまた幼い命が虐待によって奪われる事件が発生いたしました。心からお悔やみを申し上げたいと思います。 そうした中で、今回いろいろ報道がなさ...全文を見る | ||
○山本香苗君 改めて御答弁を伺いながら、連携強化のための認識共有が必要だなと認識をいたしました。 その認識を共有するに当たって、幾つか具体的にやっていただきたいことがございます。 まず、池永局長にお伺いしますが、DVが起きている家庭で子供に直接的な暴力が振るわれているケー...全文を見る | ||
○山本香苗君 ありがとうございます。 以前やっているやつは本人から主観的な形での回答になっておりますので、DV被害も、そもそも自分が受けているか受けていないかのところから危うい回答なわけでありまして、しっかりと客観的なデータを集めていただきたいということで、是非やっていただき...全文を見る | ||
○山本香苗君 続けて浜谷局長にお伺いしますが、この児童相談所における一時保護の要否を判断する際に、面前DVがあったとしても、一時保護を検討するのではなくて、基本、集中的な援助で、一時保護は場合によってという形で、低く評価されているんですね。本来は、まずDVがあるかどうかを確認した...全文を見る | ||
○山本香苗君 連携強化を図る上で、この評価の仕方を、判断基準をしっかり見直していただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 DV対応と児童虐待対応の連携を図ると言いつつ、今回の二つの事件ではつなぐという連携すら十分できていなかったわけであります。ですが、私たち...全文を見る | ||
○山本香苗君 検討じゃなくて、やっていただきたいと思います。 浜谷さん、言っていなかったんですけど、これ、二つの協議会、メンバーかなりかぶっているんですね。だから、厚生労働省の側からも是非両協議会の一体運用というものを推進していただきたいんですけれども、どうでしょう。 | ||
○山本香苗君 法務省にも是非検討していただきたいことがございます。 夫からのDVから子供とともに逃げた女性が、経済的にも精神的にもかなり衰弱して子供に対して暴力を振るうようになったため、児童相談所が子供を一時保護するという場合があります。この場合、原則は親権者に一時保護の事実...全文を見る | ||
○山本香苗君 適切に対応していないケースがあるから質問させていただいているんですが、この点につきましては、ちょっと議事録を精査させていただきまして、また改めてお伺いさせていただきたいと思います。 最後に、若年被害女性等支援モデル事業、これ平成三十年度からやっているわけですが、...全文を見る | ||
○山本香苗君 最後に大口副大臣にお伺いしますが、今御説明いただいたように、今回このモデル事業で保護した若い女性の大半は虐待や性暴力を受けております。また、予期せぬ妊娠で妊娠している女性も多く、特定妊婦と思われる女性もおられます。 こうした若年女性たちの多くは、公的支援を受けに...全文を見る | ||
○山本香苗君 終わります。 | ||
06月13日 | 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号 議事録を見る | ○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。 本日は、大変貴重な御意見ありがとうございました。 まず、児相の現場の経験を持っておられる江口参考人と鈴木参考人と佐藤参考人に同じ御質問をさせていただきたいと思っております。 私、この間ずっと、虐待の兆候というものをつかんで...全文を見る |
○山本香苗君 ありがとうございました。 もう一つ、高橋参考人にお伺いさせていただきたいと思います。 本当に少しずつではありますけど、退所後の若者たちに寄り添う支援の仕組みというのを整備はしてきたんですが、今回の若草寮の事件を受けても、改めてまだまだ不十分だったんだというこ...全文を見る | ||
○山本香苗君 ありがとうございました。 奥山先生、お伺いしたかった、時間が参りました、済みません。ありがとうございました。 | ||
06月18日 | 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号 議事録を見る | ○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。 まず、総理に児童福祉司等専門人材の確保、専門性向上についてお伺いをさせていただきます。 六月五日の参議院本会議におきまして、安倍総理から、地方公務員である児童福祉司等の専門人材の確保、専門性を図るため、地方公共団体において、必...全文を見る |
○山本香苗君 地方公務員だから地方任せにするということなく、是非議論をしていただきたいと思っております。 また、長く経験を積めるような人事ローテーションだけではなくて、その経験が、またそういう経験を持っている職員が評価されるような仕組み、例えば十年勤務していたらインセンティブ...全文を見る | ||
○山本香苗君 ありがとうございます。 法律を改正しただけで虐待は防げません。虐待が増えている背景には、先ほど総理もおっしゃいましたけど、孤立した子育てがあります。こうしたところに対応していくためには社会全体で見守っていくことが極めて重要であって、これは行政だけではできません。...全文を見る | ||
○山本香苗君 終わります。 | ||
11月07日 | 第200回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号 議事録を見る | ○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。引き続き、よろしくお願い申し上げます。 この度の一連の台風、それに伴う記録的な大雨等によりまして、全国各地で甚大な被害が発生をいたしました。改めまして、お亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様に心から...全文を見る |
○山本香苗君 一点目と三点目は速やかにやっていただいて、二点目なんですけど、電気炊飯器いいんですよ。だから、家電全部駄目という話じゃないわけですよね。是非、現代的な意味合いで生活必需品というのは何ぞやというのを速やかに検討して回答していただきたいと思いますので、よろしくお願いした...全文を見る | ||
○山本香苗君 この三連休、この間大臣行っていただいた丸森町へ行ってきました。多くのボランティアの方々が全国から駆け付けてきてくださっておりました。こうしたボランティアの皆さんと被災者をつなぐ災害ボランティアセンターというのは、災害時に行政との協定であったり行政の要請に基づいて設置...全文を見る | ||
○山本香苗君 この点につきましては引き続き、別途質疑させていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。 内閣防災の小平さん、お忙しいので、委員長、済みません、小平さんは、ここで防災関係終わりですので、御退席を。 | ||
○山本香苗君 次に、児童虐待防止対策につきましてお伺いしたいと思います。 東京都目黒区で二〇一八年三月、五歳の船戸結愛ちゃんが虐待死した事件につきまして裁判が行われました。この裁判の過程におきまして、児相の職員は、結愛ちゃんが、二回目の一時保護をしたときのことについて次のよう...全文を見る | ||
○山本香苗君 その徴収金って、いつからどういう目的で徴収されて、何に使われているんでしょうか。 | ||
○山本香苗君 負担金、徴収金を理由に親が入所に同意しないケースというのはどの程度あるんでしょうか。また、負担金を理由に親が同意しない場合にはどういう対応を取っていらっしゃるのでしょうか。 | ||
○山本香苗君 昭和二十三年からという話でございまして、児童福祉の専門家の方にこの徴収金の制度についてちょっとお話をお伺いしていただきました。そもそもこの仕組みは何でこういう形になっているのかというと、親が子供を施設に預けたいというときにただではねということで、能力に応じて負担金を...全文を見る | ||
○山本香苗君 私は、この問題を知ったとき、物すごいショックだったんです。というのも、この徴収金の話というのを児相の現場ではかなり前から負担になっていたと、極めてセンシティブな問題で、職員の方々にとっても物すごく大変な問題だということだったんです。でも、全然こういう声って上がってき...全文を見る | ||
○山本香苗君 ありがとうございます。 是非やっていただきたいと思いますが、さっきの徴収金の話で、生活保護家庭の子供を入所させる場合って徴収金取られないわけです。なんですが、子供が施設に入ることによって、今度は生活保護費が減額されるわけです。そのために負担金に同意しない、拒否す...全文を見る | ||
○山本香苗君 具体的にいつですか。 | ||
○山本香苗君 逃げないDV被害者、そういう逃げないDV被害者に対しては、現状、被害の訴えがあるたびに、配暴センターとかそういったところで助言や見守りを行うことぐらいしかできません。せっかく逃げて母子生活支援施設やシェルターに入ったとしても、被害者本人が退所を希望して加害者の下に戻...全文を見る | ||
○山本香苗君 是非ともよろしくお願い申し上げたいと思います。 三点目に、就職氷河期世代支援についてお伺いしたいと思います。 三年間で三十万人と、この数字だけが独り歩きをして、あたかも就労一辺倒、正社員一辺倒、そういうイメージが横行しておりますが、私は、そういうものではない...全文を見る | ||
○山本香苗君 今大臣がおっしゃっていただいた官民のプラットフォームがまだできていないんです。これが私は一番誤解を生んでいる原因じゃないかなと思っているんです。先にあの三十万という数字だけが出て、要するに機運を醸成する、ここで社会を変えていくんだ、関係者の方々ちゃんと集まっていただ...全文を見る | ||
○山本香苗君 あと、黒田さん、もう一個お願いしたいんですけど、この問題、要するに社会全体で取り組まなきゃいけないんだというこの機運というか、社会全体を変えていくんだという機運を盛り上げていくため、醸成していくためには、やっぱりこの就職氷河期世代が抱えている問題、また社会に与える影...全文を見る | ||
○山本香苗君 官民のプラットフォームで話し合ってはどうですか。 | ||
○山本香苗君 今までこの就職氷河期世代の支援ってやってこなかったわけじゃないんです、やっていたんですと。やってきたんですけど、やっているのが、例えば中小事業者等に補助金出したり、そうした教育訓練の機会を提供するということ、こういうのを今までも随分やってきたわけです。でも、それでは...全文を見る | ||
○山本香苗君 済みません、大臣、通告していないんですけど、今のこういう中間支援機能というのって大事だと思うんですが、大臣、どう思われます。 | ||
○山本香苗君 時間が来たので、橋本副大臣、一問残っちゃったので、済みませんが、是非よろしくお願いいたします。 ありがとうございました。 | ||
11月14日 | 第200回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号 議事録を見る | ○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。 ハンセン病元患者家族に対する補償金の支給等に関する法律案等二法案、念頭に置きつつ、質問させていただきたいと思いますが、戦前から戦後にわたって行われた無らい県運動においては、官民一体となって、ハンセン病患者が一人もいないという地域を...全文を見る |
○山本香苗君 家族も、元患者の方々と同様、この隔離政策の被害者なんだと、今回のこれから審議というか採決される予定の法案の中にもしっかりと位置付けをされております。この法案が成立することによって、ハンセン病問題の最終的解決には患者だけではなくて家族の被った被害を解決することも必要不...全文を見る | ||
○山本香苗君 次に、補償金につきましてお伺いしたいんですが、一昨日の多磨全生園に行かせていただいたときに、入所者自治会の方々から家族の件もよろしくということを要望書でいただきました。 この法律が成立をした後、どうこの補償の手続を進めていかれるのか、いつ頃それを開始するお考えな...全文を見る | ||
○山本香苗君 ありがとうございます。 そうしたできるだけ早く、また広く請求をしていただけるようにという話ではあるんですが、入所者自治会の平沢会長から、一昨日行った際に、今回の補償金制度ができたとしても多くの家族が名のり出ないのではないかというお話をいただきました。いまだに差別...全文を見る | ||
○山本香苗君 是非請求される方々から十分話を聞いていただいて、決してプライバシーの観点で懸念がないようにしていただきたいと思います。 そうした中で、特に今回、補償の対象者は平成八年三月三十一日までの間となっているわけです。すなわち、その中で、過去に同居していたとか過去に事実婚...全文を見る | ||
○山本香苗君 是非、しっかりと相談しながらやっていただきたいと思います。 文部科学省にお伺いしたいと思います。 この法律が成立したからといって、すぐに偏見や差別がなくなるというわけではありません。差別解消のためには啓発活動が重要だと繰り返しこの間もいろんなところでお伺いし...全文を見る | ||
○山本香苗君 時間が参りましたので、まだまだ課題はございますが、しっかりと取組を進めていただきたいと思いますし、私たちもしっかりと全力で取り組んでまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。 | ||
11月28日 | 第200回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号 議事録を見る | ○山本香苗君 引き続きまして、早速質問に入らせていただきますが、最初に技能講習についてお伺いさせていただきます。 労働安全衛生法では、クレーンや溶接、玉掛けといった一定の危険有害な業務に就く場合、技能講習を修了しなければならないこととなっております。これは、外国人であっても、...全文を見る |
○山本香苗君 こうした技能講習を受けないで無資格でクレーンや溶接などの作業を行わせた場合に、安衛法の六十一条一項の違反になりますが、この違反件数はどのぐらいあって、そのうち外国人に関わる件数というのはどのぐらいあるか、把握されていますでしょうか。 | ||
○山本香苗君 今、村山部長おっしゃっていただいたように、結構ひどい例がいろいろあるんですね。 かつて、外国人技能実習生にクレーンの運転業務を無資格で行わせて、かつその災害に関わる労災隠しを行って送検されたようなケースもございました。こうした違反ケースはしっかりと取り締まってい...全文を見る | ||
○山本香苗君 先日、外国人技能実習生を受け入れていらっしゃる企業の方から、物すごく頑張っているので給与を上げてあげたいと。そのために、クレーンだとか今溶接だとか、そういったものの技能を身に付けさせてあげたいと。しかし、この技能講習が外国人対応になっていないと。実技は上手にできるん...全文を見る | ||
○山本香苗君 村山さん、それ、いつからやっていただけますですか。 | ||
○山本香苗君 ありがとうございます。 次に、違うテーマ行きます。 民生委員、児童委員の選任についてお伺いしたいと思いますが、今年の十二月一日、間もなくですね、全ての民生・児童委員が三年に一度の改選を迎えます。民生・児童委員についてはもう深刻ななり手不足が指摘されております...全文を見る | ||
○山本香苗君 ありがとうございます。 深刻ななり手不足という現状は認識していただいていると思うんですが、民生委員、児童委員の選任に当たっては、民生委員法及び民生委員・児童委員選任要領に基づいて各地区から候補者を推薦していただいて、その後、都道府県知事が推薦して、厚生労働大臣が...全文を見る | ||
○山本香苗君 昭和二十二年の制定当時とやっぱり時代の流れの中で変わってきているところもあると思うんですね。 是非、そういったところも踏まえて、大臣、もう一声、実態を把握して検討していただけないでしょうか。 | ||
○山本香苗君 終わります。 | ||
12月03日 | 第200回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号 議事録を見る | ○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。 ちょっと順番を変えさせていただいて、まず最初に、学校における医療的ケア児への対応についてお伺いします。 〔委員長退席、理事石田昌宏君着席〕 昨日、文部科学省が学校における医療的ケア実施の流れというものを取りまとめて公表...全文を見る |
○山本香苗君 今御説明いただいたのが今日の配付資料なんですが、現在、学校看護師さんは、学校の先生と一緒に主治医の先生のところに外来診察時間外に行って指示書を書いてもらっているそうなんですが、なかなか相談しにくいと。また、主治医の先生って学校の様子を御存じないので、これをやっては駄...全文を見る | ||
○山本香苗君 もちろん、この仕組みを機能させるためには、一番大切なのは、現場を理解して実働してくれる学校医や知見のあるお医者さんを発掘、確保することなんですね。診療報酬でこれを評価してもらえれば、この確保しやすくなるんじゃないかと、これを根拠にしてという期待も現場でございますので...全文を見る | ||
○山本香苗君 是非よろしくお願いしたいと思います。 産後ケア法につきまして私の方からも質問させていただきたいと思っておりますが、改正母子保健法第十七条の二で、対象者を、産後ケアを必要とする出産後一年を経過しない女子及び乳児と明記しました。 現在、自治体におきましては、祖父...全文を見る | ||
○山本香苗君 ありがとうございます。 先ほど、足立理事からも対象時期の話がございました。今回、出産後四か月から一年と延長したわけでございます。これによって、例えば産後NICUに長期入院していたお子さんを自宅で育て始めたとき、ここ、すごく大変なんです。でも、これ、四か月を過ぎて...全文を見る | ||
○山本香苗君 ありがとうございます。 それで、産後ケア、大変重要なんですけど、中でも私は、双子だとか三つ子だとか、そういった多胎児家庭こそ産後ケアって物すごく大事だと思うんです。 多胎児育児って物すごい過酷なんですね。私も多子と多胎ってどう違うんだろうと思って、実際当事者...全文を見る | ||
○山本香苗君 ということは、現行の国の運用、運営要綱においてはそこの部分というのは対応できない形になっているのでしょうか。 | ||
○山本香苗君 是非、そこのところにつきましては明示的にそうしたことができることを明記していただきまして、そういう運用を担保していただきたいと思います。 もうとにかく外出が大変で、市の保健師さんや職員さんによく児童館や保育園の園開放などに積極的に参加するように言われますが、私一...全文を見る | ||
○山本香苗君 ありがとうございます。 今おっしゃっていただいた来年度の概算要求の中に入っている事業も大変重要だと思うんですが、まず支援につながるところ、ここを是非大事にしていただきたいと思います。 そのほかに、当事者の方から、日中保育園に通わせられたら少しは楽になるのに、...全文を見る | ||
12月04日 | 第200回国会 参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第6号 議事録を見る | ○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。よろしくお願い申し上げます。 早速ですが、衛藤大臣、大臣は葬儀の重要性ってどうお考えになられますか。 |
○山本香苗君 葬儀は、今おっしゃっていただきましたとおり、人生を、最後を締めくくる大事な儀式でありまして、これから多死社会、亡くなられる方が多くなってくる社会の中におきまして大事だというような認識を持っていただいていると思いますけれども、この葬儀に関しまして全国の消費者センター等...全文を見る | ||
○山本香苗君 いろいろと料金トラブルというものが多いと伺っておりますけれども、こうした料金トラブル、あの東日本大震災のときも、ああいう場でも高額な料金を要求したと、請求したというような事例もありました。 事後的に救済する仕組みというのはあるんでしょうか、現行法上。 | ||
○山本香苗君 今お話ししていただきました、ありそうなんだけれども実際のところはなかなか難しいというケースが多いと思うんですけど、どうでしょうか。 | ||
○山本香苗君 次に、厚生労働省にお伺いをさせていただきたいと思いますが、今、都市部におきましては火葬場というものが不足しております。火葬までの時間が長引く傾向にございまして、首都圏では、場所や時間帯によってはお亡くなりになられてから火葬までが一週間から十日ほど待たされることもある...全文を見る | ||
○山本香苗君 今、把握をしておられないということをお伺いしましたけれども、公衆衛生上、それは何ら問題はないんでしょうか。 稲津副大臣、御認識をお伺いします。 | ||
○山本香苗君 状況の把握は今していないという話であって、それで何か問題はありませんかと伺っているんですが。 | ||
○山本香苗君 じゃ、ちょっと今度、経産省の方にお伺いしたいと思いますけれども、中野政務官に来ていただきましたが、そもそもこの葬儀を請け負う葬祭業に関して法規制というものは現行法上あるんでしょうか。また、葬祭業の現状についてもお伺いさせていただきます。 | ||
○山本香苗君 今、中野政務官から御説明いただきましたとおり、葬祭業というものにつきましては経済産業省が所管をされておりますけれども、営業するに当たって許認可というものは必要がないわけです。経産省への届出義務もないということですので、そのために、どこの業者が何をやっているか分からな...全文を見る | ||
○山本香苗君 疑うわけではないんですが、確認でございますが、稲津副大臣とそして中野政務官と、厚生労働省も経産省もちゃんと検討に参加していただくと。それぞれ御答弁いただけますでしょうか。 | ||
○山本香苗君 是非やっていただきたいと思いますので、引き続きまたよろしくお願いいたします。 今日はこれで終わります。 |