山本博司

やまもとひろし

比例代表選出
公明党
当選回数3回

山本博司の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月17日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。今日は大臣の所信質疑ということで、介護、雇用対策、障害者施策について質問を申し上げたいと思います。  初めに介護報酬の改定に関しましてお聞きを申し上げたいと思います。  介護報酬がこの四月から改定をされまして、介護事業者からは報酬ア...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  今回の報酬改定が実際に介護従事者の給与にしっかり反映をされて待遇改善が進むことが求められております。介護報酬は、サービス提供の対価として事業者に支払われるために、どのように使うかは事業者に任されております。事業所の規模や経営状況で介護従事...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  やはり、直接介護従事者が本当に待遇が改善されているかどうかということは大変大事な部分でございますので、赤字補てん等で使われてしまってはこれはどうしようもないわけでございますので、この点しっかり体制をお願いを申し上げたいと思います。  そ...全文を見る
○山本博司君 大臣ありがとうございます。是非とも処遇改善、全力でお願いを申し上げたいと思います。  今回の報酬改定に関しまして、評価する声がある一方で、いまだに改善すべき点が、考える点がございます。例えば、サービス提供責任者に関しましてでございますけれども、これまでは全く評価が...全文を見る
○山本博司君 是非ともよろしくお願いを申し上げたいと思います。  続きまして、報酬改定では、新規に創設をされる特定事業所加算の算定要件の一つとして主任介護支援専門員、いわゆる主任ケアマネジャーが評価される仕組みに見直されております。このため、今後、主任ケアマネ研修の受講を希望す...全文を見る
○山本博司君 ケアマネジャーの方は十二万人いらっしゃるわけでございますので、そうした体制が漏れなく各都道府県で実施できるようにお願いを申し上げたいと思います。  続きまして、この委員会でも、私、何回か質問をさせていただきました、介護サービス情報の公表制度につきまして質問をしたい...全文を見る
○山本博司君 是非ともこの介護サービス情報の改善ということを進めていただきたいと思います。  アクセス数というお話がございましたけれども、例えば一か月で、高知では千七十三、一か月に千七十三アクセスしかない、大阪は五万二千八百十九、約五十倍でございます。非常に千とか二千とかという...全文を見る
○山本博司君 是非ともよろしくお願いを申し上げたいと思います。  続きまして、雇用対策に関しまして質問を申し上げたいと思います。  百年に一度と、こう言われる経済の急速な悪化の中で、国民の雇用不安がかつてないほど高まっております。その中において、事業の縮小とか休業を余儀なくさ...全文を見る
○山本博司君 大変多く、急増な形の利用ということでございますけれども、この制度、本当に雇用維持に大きな役割を果たしていると思います。今後も利用が期待される。その一方で、休業計画の届出の煩雑さとか提出書類の多さとか、また受給までの時間が非常に掛かる、申請だけでも二か月ぐらい掛かると...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  続きまして、住宅の確保策に関しましてお聞きをしたいと思います。  非正規労働者などが離職した際に、社員寮を出て住居を失う場合があり、これに対応するために、昨年末より一万三千戸の雇用促進住宅の活用が、最大百八十六...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  それでは、大臣にお聞きをしたいと思います。  与党の雇用対策のプロジェクトチームでは、雇用のセーフティーネットを強化していくと、こういう中で、雇用保険の加入期間が短いために失業手当がもらえない人とか受給期間を過ぎた人に対しまして、生活保...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。是非ともよろしくお願い申し上げたいと思います。  次に、外国人雇用対策に関して質問を申し上げたいと思います。  先日、浜松のハローワークを視察をいたしました。大変外国人の方々がもうあふれているような状況でございまして、外国人の相談件数も一月...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  浜松に行った後で外国人学校にも行かさせていただきました。ちょうどその学校は昨年の二月に参議院の調査会で訪れた場所でございまして、その学校、百二十名の在籍者がもう今九十六名ということで、十二月から親の仕事がなくなって帰国をしていくという状況...全文を見る
○山本博司君 障害者の雇用の対策ということで是非ともよろしくお願い申し上げたいと思います。  続きまして、雇用の最後でございますけれども、ハローワークに関して御質問したいと思います。  ハローワーク、職業相談とか職業紹介、雇用保険の給付など、もう多岐にわたっての窓口になってお...全文を見る
○山本博司君 是非とも、よろしくお願い申し上げたいと思います。  それでは、視覚障害者の支援策に関しまして質問を申し上げたいと思います。  我が国の視覚障害者、今三十万人いると言われておりますけれども、糖尿病などの病気を原因とする中途失明者の増加により、点字を利用できない人が...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  また、最近では一部の選挙公報や裁判員制度の通知など、少しずつではございますけれども、行政文書の音声コード化が進められております。そうした中で、年金記録は国民にとって重要な行政情報でございまして、本年四月からねんきん定期便が送付され、その封...全文を見る
○山本博司君 是非ともよろしくお願い申し上げたいと思います。  最後に一問だけ、この音声コードの導入に伴いまして、音声コードを読み取る装置、この普及も大事でございます。活字文書読み上げ装置というのがございますけれども、今現在、三十万人の視覚障害者に対しまして五千台しか普及がして...全文を見る
○山本博司君 以上でございます。ありがとうございました。
03月18日第171回国会 参議院 議院運営委員会 第13号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  今日は大変にありがとうございます。  二点にわたりまして御質問を申し上げたいと思います。  一つは、女性や障害者の方の採用、登用ということでございます。女性を積極的に採用するということと併せまして、障害者の方も採用するというこ...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  二点目は、ワーク・ライフ・バランスということでお聞きをしたいと思います。  超過勤務の縮減とか仕事と家庭の両立支援と働き方ということに関しまして、現状の認識と今後の対策、この辺りをどのように考えていらっしゃるか、お聞きをしたいと思います...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございました。  以上でございます。
03月24日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  今日は委嘱審査ということで、二つの観点から質問を申し上げたいと思います。  一つは社会保険病院、厚生年金病院に関してでございます。  社会保険庁が独立行政法人の年金・健康保険福祉施設整理機構、いわゆるRFOに譲渡した合計六十三...全文を見る
○山本博司君 もう是非とも地域の声、十分に聞いていただいて、お願いを申し上げたいと思います。  二つ目は、保育制度の改革に関しまして質問を申し上げたいと思います。  現在の保育サービスは、安定的なサービス提供や質の確保という観点から、認可保育所における提供が基本でございます。...全文を見る
○山本博司君 一歩前進でございます。まだまだこの認可外の施設の支援、まだ十分ではございません。  本年二月二十四日に発表されました社会保障審議会の少子化対策特別部会第一次報告では、今後の保育制度の姿につきまして、認可外保育施設の質の引上げを目指すとして、最低基準への到達に向けた...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  今御指摘がございましたですけれども、現状、私が四国の愛媛県、香川県、高知県、この認可外の経営されている方々、園長さん、お会いをさせていただいております。そのほとんどが認可の基準を満たしているわけでございます。その認可の基準を満たしているに...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。是非とも会っていただいて、声を聞いていただきたいと思います。  ありがとうございました。以上でございます。
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして質問を申し上げたいと思います。  雇用情勢の悪化に伴い、非正規労働者を始めとする雇用のセーフティーネットの拡充と離職者の再就職支援が求められている中、この雇用保険法の改正について衆議...全文を見る
○山本博司君 衆議院の附帯決議では、二で、「今後、すべての労働者に対して雇用保険の適用を目指し、雇用保険法業務取扱要領によって定められている雇用保険の適用基準については、非正規労働者に対するセーフティネット機能の一層の充実強化のため、さらなる緩和を検討すること。」と、こうございま...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  今回の改正では、雇い止めなど労働契約が更新されなかったため離職した有期契約労働者について受給資格要件を、被保険者期間を解雇などの離職者と同様の扱いとする六か月まで緩和することとしております。また、三年間の暫定措置として、給付日数を解雇等に...全文を見る
○山本博司君 丁寧な対応をしっかりお願いを申し上げたいと思います。  続きまして、雇用失業情勢が悪化をする中で失業手当の給付が終了した段階でも再就職ができない場合の増加が予想をされております。このような場合に備えて、今回の法改正ではどのような支援強化を行うよう規定されているのか...全文を見る
○山本博司君 今話を聞きましたように、今回の法律案といいますのはセーフティーネット機能の強化、また再就職の支援の強化が行われておりますけれども、この雇用保険の収支を見ますと支出の増加が想定をされ、それに見合った収入の増加が求められていると考えるのが普通でございます。  ところが...全文を見る
○山本博司君 以前、政府はこの保険料率に関しまして引下げ分を経営者側に賃上げの原資に回るよう要望しておりましたけれども、最近の春闘を見ますと、賃上げはなかなか難しい状況となっております。こうした雇用情勢が急速に悪化していると考えられますけれども、大臣は現状をどのように認識している...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  先ほども議論になりましたけれども、施行日のことで質問をしたいと思います。  衆議院段階での修正によって、この改正案の施行日が当初案の四月一日から年度内の三月三十一日に前倒しされることになりました。年度末には大量の失業者が出るおそれもござ...全文を見る
○山本博司君 最後に、改正の中身の部分でございますけれども、二〇〇九年問題に関してお聞きをしたいと思います。  製造業に係る労働者派遣といいますのは、偽装請負が問題化をしました二〇〇六年半ば以降、多くの企業がそれまでの請負から派遣への雇用契約の形を切り替えたわけでございます。そ...全文を見る
○山本博司君 しっかりした対応をお願いを申し上げたいと思います。  続きまして、雇用対策の取組状況につきまして質問を申し上げたいと思います。  これまでの質疑の中でも、雇用の維持に役立つ雇用調整助成金に関しまして議論がございました。以前にも増して利用されていることに伴って、申...全文を見る
○山本博司君 雇調金に関しましては大変、百倍以上の利用があるわけでございまして、スピードを持って対応をしていただく形でお願いを申し上げたいと思います。  続きまして、大臣にお聞きをしたいと思います。  政府は、この雇用調整助成金の枠組みを拡充して、従業員の労働時間を短縮するこ...全文を見る
○山本博司君 是非とも大臣のリーダーシップ、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  続きまして、社員寮などの退去を余儀なくされました離職者等に対しての、ハローワークが窓口となって住宅入居の初期費用とか家賃補助、また生活・就職活動費などを労働金庫が貸し付けるいわゆる住宅・生活...全文を見る
○山本博司君 この制度に関しましても推進をよろしくお願いを申し上げたいと思います。  続きまして、同じく住宅の件で質問をしたいと思います。  雇用促進住宅でございます。雇用・能力開発機構の整理合理化計画に基づきまして、遅くとも二〇二一年度までにすべて廃止することが決まっており...全文を見る
○山本博司君 是非ともよろしくお願いを申し上げたいと思います。  続きまして、前回のときにも質問申し上げまして、私もハローワーク浜松、また渋谷、高松と、こう回ったわけでございまして、その場で職業訓練の重要性は大変実感をしたわけでございます。こうした雇用の安定のために、技術とか知...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  様々な雇用施策、これが今取られているわけでございますけれども、離職者から見た場合にどれがそれぞれの見合った、自分に見合った施策なのか分からない、こういう場合がございます。また、雇用施策があること自体知られていないということもあるわけでござ...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  是非とも、周知の徹底を粘り強くお願いを申し上げたいと思います。  続きまして、内定取消し対策に関しまして質問を申し上げたいと思います。  まず、今、高校生、大学生のこの新規卒業者に対します内定取消し、このことに関しましては、本人にとり...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  また、この内定取消しに関しまして創設をされました企業名公表制度、この制度では厚生労働大臣が内定取消しを行った企業名を公表することになっておりますけれども、現在までまだ公表をされておりません。不適切な企業行動の抑止を図るためにも、できるだけ...全文を見る
○山本博司君 最後に、この内定取消しに関しまして大臣にお聞きしたいと思いますけれども、現在、卒業シーズンを迎えており、来月からは新しい年度となるわけでございます。内定を取り消されて未就職のまま卒業をしました学生は、無職のままであったり、またフリーターになる可能性が強いと想定される...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  最後に、雇用創出対策ということでお聞きを申し上げたいと思います。  雇用失業情勢、大変厳しい状況にある中で、地域の創意工夫で雇用機会をつくり上げる、創出をする取組を支援するふるさと雇用再生特別交付金と、職を失った非正規労働者や中高齢者の...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  地方にとりましては、大変、雇用を創出をするということで大事でございます。香川県でも、ふるさと雇用再生特別金は三十三億円、また緊急雇用創出は十七億円ということで、今、地方でも工夫をしながらやっているわけでございますので、是非ともこの積み増し...全文を見る
○山本博司君 大変大事な雇用創出でございますので、大臣のリーダーシップをよろしくお願いを申し上げたいと思います。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。
03月30日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  議題となっております戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法改正案についてお聞きを申し上げたいと思います。  この法律は、戦後何十周年といった節目の年に国が弔慰の意を表するためとの趣旨でございます。大変意義あることと思いますし、昨...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  この特別弔慰金、先ほどもお話ございましたように、恩給法とか戦傷病者戦没者遺族等援護法等によって公務の扶助料とかまた遺族年金などを受給する遺族がいなくなった場合に、残された遺族の方々に対して支給をするというものでございます。特別弔慰金全体の...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  この特別弔慰金でございますけれども、十年ごとに弔慰の意を表するために支給されるということでございますけれども、今回の改正案は特例的な支給ということで、前回の戦後六十周年から四年が経過したこの本年に出されております。こうした措置は昭和五十四...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  この法律ができてから四十年が経過をしておるわけでございまして、特別弔慰金の受給者の方たち、他の戦没者や戦傷病者の妻や遺族などに対する特別給付金と同じように今高齢化をしているわけでございます。平均年齢、今お話ございましたように七十八・二歳と...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  周知の徹底、広報、これは大変重要でございます。もう一人も漏れなくこうした対応ができるようによろしくお願いを申し上げたいと思います。  もう一つ、この法案が成立した場合、施行が四月一日、そして債券の発行が十月一日、その後の国債を換金できま...全文を見る
○山本博司君 一日でも一か月でも早く手元に届くような、そういうことで財務省とよく検討をしていただきたいと思います。  最後に、大臣にお聞きを申し上げたいと思います。  戦争によって御苦労された方々に対しまして弔慰の意を表するということに関しましては、私たちはいつになっても忘れ...全文を見る
○山本博司君 大臣、ありがとうございます。  受給者の皆様、喜んでいただけるように、よろしく御配慮をお願いを申し上げて、質問を終わりたいと思います。  以上でございます。
04月02日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  本日は、一般質疑ということで、医療の分野でがん対策を中心にお聞きを申し上げたいと思います。また、時間がありましたら、災害医療についてもお聞きをしたいと思います。どちらも命を守るという点で大変大切な内容でございます。  最初に、が...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  このがんによる死亡者を減らしていくということでございますけれども、がんを防ぐ方法としては、がんにならない生活習慣とともに、がんになっても検診で早期に見付けることが大変大事でございます。今お話がございました、平成二十三年がんの検診率を五〇%...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  今お話ございましたように、まだまだ二〇%台という非常に低い状況でございます。平成二十年一月に、市区町村におけるがん検診の実施状況、これが調査が行われております。今年のこの状況と課題に関しまして御指摘をしていただきたいと思います。
○山本博司君 今年の状態ということで、日本対がん協会が二〇〇八年度の検診状況の調査、四月から十二月ということで調査を出しております。四十支部の前年対比の減少支部ということで非常に急増している、数が減っているということが実態調査が出されているわけでございます。肺がんでは約二十六万人...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  先ほど、公明党のアンケートの結果の中でも、受診しやすくするための対策、このことも聞いた形がございますけれども、例えば定期検診の項目の中にそれを入れていくとか、女性の医師なら受けるとか、そういう回答が多かったそうでございますけれども、受診の...全文を見る
○山本博司君 是非とも推進をお願いを申し上げたいと思います。  検診率を上げるための様々な対策、これは本当に必要だと思いますけれども、高知県の方から次のような声がございました。お伝えを申し上げたいと思いますけれども、それは検診や人間ドックの費用を税の申告の際の医療費控除に含むこ...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  続きまして、女性の代表的な乳がんについてお聞きを申し上げたいと思います。  四十代から五十代の女性に乳がんが増加をしております。乳がんの早期発見にマンモグラフィー検査は重要でございます。もう公明党もこのマンモグラフィーの充実強化を訴えて...全文を見る
○山本博司君 是非とも推進を更にお願いを申し上げたいと思います。  もう一つ、日本のこの検診の状況ということで、まだ二〇%台ということでございました。お隣の韓国が、がんの検診率が二〇〇八年に五〇%を超え、五〇・七%になったそうでございます。四年前は、二〇〇四年は三八・八%から見...全文を見る
○山本博司君 実際に、今の日本での市区町村の啓蒙活動は広報紙とかホームページが中心でございます。韓国のように直接国民に受診を促す活動の大切さ、これが言えると思います。  そこで、大臣にお聞きを申し上げたいと思います。  昨日も大臣の元に、十万人のアンケート調査結果を踏まえまし...全文を見る
○山本博司君 是非とも強烈なリーダーシップでお願いを申し上げたいと思います。  続きまして、がん医療の現状についてこれから御質問を申し上げたいと思います。  生活習慣の欧米化によりまして、胃がんは減少し始め、肺がんとか乳がん、大腸がん、前立腺がんなどの欧米型のがんが増えている...全文を見る
○山本博司君 こうした放射線治療の専門医といいますのは、アメリカでは五千人いるそうでございますけれども、日本ではまだ十分の一の五百七十五人前後と言われております。がんの治療をするお医者さんといいますと十万人とも言われておりますけれども、まだまだ少ないというのが実感でございます。今...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  是非とも、今二千六百六十九名ということでございますけれども、十万人前後の方々を五年以内という目標でございますので、更に推進をお願いを申し上げたいと思います。  続きまして、連携拠点病院に関して質問をしたいと思います。  全国どこでも質...全文を見る
○山本博司君 同じく、この拠点病院の指定を満たすための施策、これに関して簡潔にお話しいただきたいと思います。
○山本博司君 ありがとうございます。  この拠点病院、専門的ながん医療の提供とか、地域のがん診療の連携協力体制の構築、さらにがん患者への相談体制など大変大事な役割となるわけでございます。ただ、医師、看護師、薬剤師などの人員が不足しているのが現状でございます。地方からも休日、夜間...全文を見る
○山本博司君 このがん登録推進のためにどう取り組まれているか、この点もお願いをしたいと思います。
○山本博司君 このがん登録、なかなか日本は遅れているということでございます。アメリカでは一九七一年に成立したがん法によってこのがん登録が開始をされまして、一九九二年にはがん登録法が制定をされているわけでございます。また、がん登録の実務を行うがん登録士は国家資格にもなっております。...全文を見る
○山本博司君 私も、この三回の議事録読ませていただきました。多角的に議論をされて大変大事なことだと思います。是非継続して進めていただきますようお願いを申し上げる次第でございます。  次に、この普及啓発という意味で、がん教育ということを取り上げたいと思います。  このがん教育、...全文を見る
○山本博司君 がん教育ということで、この義務教育の時代に本当に検診の重要性とかがんの怖さ、このことを訴えることが大変大事だと思います。  こちらにあります小冊子は「がんについて学ぼう」という小冊子でございますけれども、先ほど話題になりました普及啓発懇談会の座長の東大病院の中川先...全文を見る
○山本博司君 是非とも、がん撲滅に対しての取組を国を挙げて、大臣のリーダーシップの下にお願いを申し上げたいと思います。  時間がなくなりまして災害医療に関してやれなくなりましたので、参考人の方々、大変申し訳ありませんけれども、次回に譲りたいと思います。  以上で質問を終わりま...全文を見る
04月21日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  本日は、救急医療体制と災害医療体制についてお伺いを申し上げたいと思います。また、先日、委員会で視察をいたしました周産期医療の課題も含めましてお聞きをしたいと思っております。  まず、救急医療体制の整備についてお伺いを申し上げたい...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  今国会では、消防法の改正案が提出されております。そこでは消防機関と医療機関の連携推進のための仕組み、若しくは救急搬送受入れに関する協議会の設置が規定されているわけでございます。傷病者の速やかな受入れが行われるようあらゆる対策を実施をしてい...全文を見る
○山本博司君 是非ともその充実を図っていただきたいと思います。  さらに、先ほど申し上げました昨年十月の都内の妊婦は脳内出血で亡くなったことから考えますと、安心の出産に万全の体制をつくるには、単に産科医だけではなくて、脳神経外科医、又は麻酔科医など複数の診療科が連携をした総合的...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  続きまして、医師不足対策についてお聞きをしたいと思います。  先ほども坂本委員からのお話ございました、女性の問題ございましたけれども、産科医不足を解消するには、比較的多いとされております女性医師の方々が働き続けることのできる環境づくりが...全文を見る
○山本博司君 是非とも具体的な取組をお願いを申し上げたいと思います。  次に、救急医療体制の課題につきましてお伺いをしたいと思います。  少子高齢化の進展や住民の意識の変化に伴いまして、救急の利用が増大、多様化をしているわけでございます。救急搬送人員はこの十年間で五〇%以上増...全文を見る
○山本博司君 今、話がございました東京消防庁では、シャープ七一一九番、救急相談センター、こういったことを含めての対応が広がっているわけでございます。是非とも支援策を講じていただきたいと思います。  それでは、大臣にお聞きしたいと思います。  現在、初期救急医療、また、二次救急...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。是非とも、財源確保を含めた充実をお願いを申し上げたいと思います。  続きまして、救急搬送体制の整備につきまして伺いを申し上げたいと思います。まず、ドクターヘリの導入促進について伺いたいと思います。  二〇〇七年六月に救急医療用ヘリコプターを...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  総務省においても特別交付税の自治体の負担の軽減に努めているところでございますけれども、政府一丸となったこうしたドクターヘリの普及に取り組んでいただきたいと思います。  そうした中で、ドクターヘリは民間への委託による場合が多いために、日中...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  今、四百二十四件とございましたけれども、この救急搬送に自衛隊機の活用も頻繁に行われているわけでございます。これからドクターヘリの全国配備が進むことを考えますと、役割分担や連携体制の構築が必要であると考えます。  昨年八月にまとめられまし...全文を見る
○山本博司君 是非とも、救えない命はないという、そういう体制の整備に取り組んでいただきたいと思います。  そうした中で、特に離島の救急搬送についてお伺いをしたいと思います。本土に隣接をしている離島ならば、ドクターヘリ、近距離であれば対応ができるわけでございますけれども、小笠原諸...全文を見る
○山本博司君 是非とも検討をお願いをして、進めていただきたいと思います。  続きまして、災害医療体制の整備につきましてお伺いを申し上げたいと思います。  阪神・淡路大震災の教訓を生かして災害時の医療体制は大きく転換をし、二〇〇五年からはDMATと呼ばれる災害派遣医療チームの養...全文を見る
○山本博司君 是非ともこの目標達成を目指して進めていただきたいと思います。  更にお伺いいたしますけれども、再研修、再教育の重要性ということでございます。  災害はいつどこで起きるか分からないために、状況に合わせた対応が必要でございます。また、先日も立川でも様々な技術が新しく...全文を見る
○山本博司君 次に、広域災害救急医療情報システム、EMISについてお伺いをしたいと思います。  このシステムに関しましては、災害時の最新の医療機関の受入れ状況、また被災状況などを全国で共有することができ、DMATが病院支援活動などを行う際にも必要な情報となることから、全国的なシ...全文を見る
○山本博司君 災害の発生時にはこうした一刻も早い正確な情報必要でございますので、全国的な導入の促進をお願いを申し上げたいと思います。  それでは、災害拠点病院についてお聞きをしたいと思います。  二十四時間いつでも傷病者の受入れが可能であり、ヘリコプターの発着所や一定の医療設...全文を見る
○山本博司君 この災害拠点病院の指定制度、一九九六年からスタートしておりますけれども、当初は各地域への設置を優先したために、要件を満たしていなくても指定したケース、これがあるわけでございます。しかし、それから十年以上が経過をして、量だけでなくて質も求められている中で、ヘリポートの...全文を見る
○山本博司君 それでは、最後に大臣にお聞きしたいと思いますけれども、この指定要件の一つにもなっております、先ほどからも耐震化のお話がございました。この点に関しましてお聞きをしたいと思います。  昨年五月から六月にかけまして行われました調査によりますと、国の耐震基準を満たしている...全文を見る
○山本博司君 是非とも取組をお願いをしたいと思います。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。
04月23日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  本日は、民主党、社民党、国民新党から提出されております厚生年金保険の保険給付及び保険料の納付の特例等に関する法律の一部を改正する法律案、いわゆる年金記録回復促進法案と呼ばれている法案につきまして、提案者及び政府に対して質問をさせて...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  具体的に午前中もいろいろ議論がございました。この第三者委員会、特に地方におきましてばらつきがあるのではないか、また審査基準が地域によって違いがあるんじゃないか、そういったことが指摘をされておりますけれども、こうした点に関しましていかがでし...全文を見る
○山本博司君 もう一点、総務省に確認をしたいと思います。  第三者委員会、いろんな経緯がありまして今の判断基準が作られたと思います。まず、社会通念に照らして明らかに不合理でなく、一応確からしい、これ何度も今日議論をされている部分でございますけれども、そうした基準がいろんな経緯に...全文を見る
○山本博司君 それで、提案者にお聞きしたいと思います。  今回、改正案で、一応確からしいと、この文言を削除した理由、このことに関して明快にお答えいただきたいと思います。
○山本博司君 今現在、非あっせんが一万五千件と言われておりますけれども、この判断基準を変更することによって、第三者委員会の判断がどのように変更されて、結果として具体的にどのような事案が、非あっせんとされていたものがあっせんになっていくのか。この辺の点に関して、午前中も議論あったか...全文を見る
○山本博司君 ちょっと趣旨が違うんですけれども、この判断基準が変更されることで、それではあっせん率の上昇にどのように結び付くのか、この点はいかがでしょうか。
○山本博司君 分かりました。別にこれは法律がなくてもできる部分だと思いますけれども。  今、この一応確からしいという部分でのこの文言の在り方で、先ほどもずっと議論が出ているように、申し立てれば立証の部分がなかなかないためにほとんど認められるんじゃないか、非あっせんの件数も一万五...全文を見る
○山本博司君 我々大変心配しますのは、法律上の文言から一応確からしいというこの文章が落ちることによって、今まではこれがありましたから、裏付け的なものを第三者委員会に求めないとすれば、保険料の控除、これもされていたはずでございますけれども、これをもう申立人の方が納めていたはずだと、...全文を見る
○山本博司君 おっしゃることは本当によく分かるんです、救済をどこまでするかというのは大事な点ですから。それとやはり不正を排除するという、この両面を見ていかないといけないわけですね。  坂本委員も、国民保険もありましたけれども、こうした本当に不正を排除する方策をどう考えるか、大事...全文を見る
○山本博司君 この不正をどうするかということと救済、本当に重い問題だと思いますけれども、今回の改正の部分といいますか、資料収集が求められているわけでございます。  この第三者委員会に資料収集の義務を法律で課した、この趣旨に関してまずお聞かせいただきたいと思います。
○山本博司君 これは、法律で明記したということは、法案ではできる限り収集すると、このようになっているわけでございますけれども、できる限りという範囲、これは不明確でありますし、第三者委員会はどこまでもこれは資料を収集せざるを得なくなるという、そういうことの、先ほど坂本委員からも第三...全文を見る
○山本博司君 例えば、あの中に、所得税等に関する税のことがございますね。これは通常、保存期間七年ですから、今申立てされている方は昭和の方々、当然記録はないわけでございます。また、労災保険、これも事業所単位ですから一人一人の個人の情報ない、こういうほとんど意味のないような内容のもの...全文を見る
○山本博司君 第三者委員会の役割が、このあいまいな判断ですとどこまでやったらいいかということで、基本的にはやっぱり追っかけてしまうということが、危険性があるということでございますので、この点は結構でございます。  次に、財源とかの問題に移りたいんですけれども、先ほど改善目標をあ...全文を見る
○山本博司君 そうしますと、先ほど一番最初から言っているあっせん、非あっせんのトータルを含めた三八%は最終的に何%になるんでしょうか。
○山本博司君 やはりこれ国庫で負担をする税金でございますので、やはり今後のことも含め大事な部分でございます。  厚労省にお聞きしますけれども、現行法での国庫負担を設けた理由、このことに関して説明をお願いしたいと思います。
○山本博司君 それで、国庫負担をしていくということで、今回、国の責めに帰すべき事由、こういうことを主張していけば、猫ばばしている事業主であったとしても、社会保険庁がそれを反証することなかなか難しいですので、結果的に安易な国庫の納入という形でのそういう国民に対する負担があるのではな...全文を見る
○山本博司君 この中で、今後、今ありましたけれども、非あっせんも含めて救済される方たちが増えてくるということが当然あるわけでございまして、先ほども、非あっせんが一万五千件ぐらいありました。また、今様々な形で記録問題等もやっておりますけれども、そうした今現状の十五億円というのは今年...全文を見る
○山本博司君 最後に、やはり年金の回復ということを考えたときに、年金記録問題のやっぱり第三者委員会のこの体制の強化、また、今後の取組という意味では大変大事であると思います。  総務省に対してお聞きしたいと思いますけれども、この点、いかがでしょうか。しっかりお願いをしたいと思いま...全文を見る
○山本博司君 最後に、大臣にこの年金記録回復促進に向けての決意をお伺いして、質問を終わりたいと思います。
○山本博司君 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
05月07日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  今日は貴重な三人の皆様のお話を聞かせていただきまして、本当に朝からありがとうございます。もう長年、この消費者庁の取組に関して一貫して尽力をされてきた様々なお話を聞かさせていただきまして、大変感銘を受けたわけでございます。  何点...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。大変重要な視点だと思います。  阿南参考人にお聞きしたいと思いますけれども、やはり消費者行政、大変これは人が大事でございます。専門家の人材育成という点では大変大事でございまして、そういう人材育成をどうしていったらいいかという、この点に関しまし...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  続きまして、佐野参考人にお聞きしたいと思います。  参考人の話の中で、消費者行政、消費者目線が重要であるということの中で広報活動、そういったことのお話がございました。そういう中で、広報活動を具体的にどういう形で拡充をしていったらいいかと...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  石戸谷参考人にお聞きしたいと思います。  消費者庁、消費者のための行政のためにということでの視点でございますけれども、その消費者基本法の消費者政策会議の見直しが必要であると、こういう御指摘がございますけれども、具体的にどのような形での御...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございました。  三人にお聞きをしたいと思います。  今回、消費者庁、新しく設置をしていくということで、やはりそこに集う公務員一人一人の意識改革、これが大変重要になってくると思います。そういう意味では、三人の皆様はこの公務員の意識改革という点をどのよう...全文を見る
○山本博司君 大変貴重なお話、ありがとうございました。  以上で終わります。
05月08日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  本日は、新型インフルエンザ対策についてお伺いを申し上げたいと思います。  四月二十七日にWHOがフェーズ4の宣言をしてから世界中で感染者が拡大する中で、我が国では、感染の疑いがあったにもかかわらず、幸いにもいまだ感染者が発生して...全文を見る
○山本博司君 引き続き、しっかりした対応をお願いをしたいと思います。  機内での検疫の体制、これも大事でございますけれども、その後の保健所等での国内の体制も大変大事でございます。四月二十八日以降入国した乗客を対象に保健所がその体調を確認をする健康観察の実施状況についても含めまし...全文を見る
○山本博司君 この大変大事な部分でございます。すべてを、今現場では外国人の追跡状況も含めて大変だということもございますので、きめ細かな対応をお願いをしたいと思います。  続きまして、この新型インフルエンザ対策の行動計画に沿っての対応での医療関係の対策についてお聞かせをいただきた...全文を見る
○山本博司君 この発熱外来の設置状況ですけれども、地域差があるとも言われております。また、今後、新型インフルエンザが感染が広がっていく場合、この医療体制、大変大事であると思いますので、医師の体制も含めた中長期的な対応をしていただきたいと思います。  大臣にお聞きをしたいと思いま...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  続きまして、今後の対策ということでお聞きをしたいと思います。特に、大変大事になってまいりますワクチン製造に関してお聞きをしたいと思います。  既に何人かの委員の方からも御指摘ございました。今回の新型インフルエンザワクチン、また季節性のイ...全文を見る
○山本博司君 その上で、卵の問題、大変大事でございます。この有精卵の確保策が大丈夫かどうか、また、先ほどの国内四社以外に海外という一つのルートの、道筋を付けるだけではないかと、こういう御意見もございますけれども、この辺の御見解を聞きたいと思います。
○山本博司君 この卵以外のワクチン、細胞培養等でございますけれども、こうしたワクチン製造の体制強化に関しまして、補正予算、今出されていると思いますけれども、これに関連してお聞かせをいただきたいと思います。
○山本博司君 ありがとうございます。しっかりした対応をお願いをしたいと思います。  大臣に二問お聞きしたいと思います。  新型ウイルスとの闘いといいますと、大変長期戦になるとの覚悟も必要でございます。約四千万人が死亡した二十世紀初めのスペイン風邪は終息までに足掛け三年を要しま...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  それで、最後の質問でございます。  世界では二十四か国・地域で発生している中で、日本はまだ幸いにも発生をしておりませんけれども、今後、国内で発生に備えた場合の体制整備についてどのように考えているのか。五月一日の政府の国内発生の方針に関し...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。是非とも、大臣のリーダーシップを含めて、よろしくお願いをしたいと思います。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。
06月02日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  本日は、国民年金法の一部改正案についてお聞きをしたいと思いますけれども、その前に一つだけ、原爆症の認定訴訟に関連をして大臣の御見解をお伺いをしたいと思います。  国からの原爆症認定を求めて被爆者が全国で集団訴訟を起こしている中で...全文を見る
○山本博司君 是非とも大臣よろしくお願いをしたいわけでございますけれども、先日行われた北朝鮮の核実験を批判する声というのは世界的に高まっているわけでございます。また、本年四月には、アメリカのオバマ大統領がプラハで核廃絶を訴える演説の中で原爆投下の道義的責任も言及をしたわけでござい...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  それでは、この国庫負担について質問をしたいと思います。  平成十六年当時、全体の三分の一であったわけでございますけれども、これをこの五年間の間に徐々に二分の一に引き上げてきたわけでございますけれども、この国庫負担割合を引き上げるこれまで...全文を見る
○山本博司君 そうした経緯を経て二分の一まで引き上げてきたわけでございますけれども、ここでお聞きをしたいのは、保険料負担と国庫による負担の割合を二分の一ずつにした根拠、これは一体どういうものであるのか。また、厚生年金では、企業と被保険者の割合、これが五十対五十であったと思いますけ...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  保険料を自分の意思で払ってこの年金制度に参加する、大変重要であると思います。しかし、もし今後、将来、経済の悪化に伴って収入が減ってくる、保険料負担も減らしてほしいという声が国民の多数となった場合を仮定して、国庫負担を増やすというこの可能性...全文を見る
○山本博司君 今大臣からもお話ありましたように、この税方式に関しまして、現行の保険料方式から移行するということになりますと、制度的に様々な課題が指摘をされると思います。今大臣も指摘されました。  例えば、保険料方式から税方式に移行した場合、幾ら消費税がアップしたとしても、保険料...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  税方式、いろんな課題もあるわけでございます。現行の保険料方式を基本として、本当に慎重な検討が必要であると思います。  次に、この法案、参議院に、当委員会に付託されまして既に一か月以上が経過をしております。しっかりとした議論をした上で速や...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  四月十五日の年金支給日、これは年金の積立金を約四千億円取り崩しているということでございますけれども、この改正案が成立すれば四月にさかのぼって国庫から補てんされる予定ではございますけれども、影響が出ないように早急の結論を出す必要があると思い...全文を見る
○山本博司君 さらに、今回の改正案では、その後の税制改正法の規定に従って行われる税制の抜本的な改革により所要の安定財源を確保した上で基礎年金国庫負担割合二分の一を恒久化する、なお、それまでの間は上記と同様に臨時の法制上、財政上の措置を講ずるものとすると、こうしているわけでございま...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  麻生総理は、この現在の経済状況、全治三年、こうおっしゃっているわけでございますけれども、この百年に一度とも言われる厳しい経済情勢を考えますと、税制の抜本的な改革というのはなかなか簡単にいかないものではないかと思っております。まずはこの経済...全文を見る
○山本博司君 次に、大臣にお聞きをしたいと思います。  中期プログラムの件でございまして、先ほどもお話がございました。昨年十二月二十四日に閣議決定されましたこの中期プログラム、その名称を持続可能な社会保障構築とその安定財源確保に向けた中期プログラム、こうしているわけでございます...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  増税による財源の確保というのは国民に負担増を強いるということでございますので、国民の理解と協力を得るためには明確なビジョン、また考え方を示していくことが大事でございます。是非とも議論を先送りしないで進めていただきたいと思います。  この...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  人口減少、高齢化社会、乗り切っていくためには、この社会保障改革、大変税制と一体となって考えていかなくてはならないと思います。しっかりした議論を進めていただきたいと思います。  次に、社会保障費の抑制策について大臣にお伺いをしたいと思いま...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  最後に、今の問題とも関連をするわけでございますけれども、社会保障制度の在り方についてお伺いを申し上げたいと思います。  これまでに、昨年は、社会保障国民会議やその他の審議会、検討会などでもこの社会保障制度の在り方について議論をされてまい...全文を見る
○山本博司君 以上で質問を終わります。  ありがとうございました。
06月04日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  本日は、前回に引き続き、国民年金法の一部改正案についてお聞きをしたいと思います。  前回の議論の際にも触れさせていただきましたけれども、年金制度に対する不安感や不信感が高まっておりますけれども、今重要なのは信頼をされる持続可能な...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  今お話がありましたように、年金給付の額や受給期間の見直し、保険料の納め方の見直しなど、納付率の向上に向けた様々な課題について議論がされているわけでございます。そこで、具体的な課題についてお聞きをしたいと思います。  まず、無年金、低年金...全文を見る
○山本博司君 安定財源の確保、これは必要になるわけでございますけれども、真に必要としている方々への所得保障が賄えるような、そういう制度を検討していただきたいと思います。  次に、基礎年金の受給資格期間の見直しに関しましてお聞きを申し上げたいと思います。  我が国の現行制度では...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  もう一つ、現行制度で二年で消滅時効となっている保険料の追納期間の件でございます。  これも、二年ではなくて五年程度に延長をして受給権が得られる人たちを増やすべきだと、こういう意見もございますけれども、この点につきましてはどのように議論が...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  また、所得が少ないなどで保険料を納付することが経済的に困難な場合には本人の申請に基づいて保険料を免除又は猶予する制度が設けられております。この免除制度には所得によって全額、四分の一、二分の一、四分の三の四種類の保険料免除があり、制度を利用...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  例えば、この免除制度を知らなくて四十年間未納だった場合は一円ももらえないわけでございますけれども、免除申請をして、例えば四十年間全額免除だったと仮定をしますと、今回の改正が実現をしますと二分の一の国庫負担分の支給を受けることができますから...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  この免除制度の徹底、納付率の向上にも影響しますので、周知の徹底も含めて積極的に進めていただきたいと思います。  さらに、納付率の向上には保険料を納めやすい環境をつくるということも求められていると思います。口座振替の推進とかコンビニ納付、...全文を見る
○山本博司君 さらに、社会保険庁改革の中で、悪質滞納者に対しましては国税庁に強制徴収を委託するということが可能になったわけでございます。これまでの国税徴収のノウハウが生かされることで納付率の向上が期待できるわけでございますけれども、この国税庁による強制徴収は具体的にどのように行わ...全文を見る
○山本博司君 強制徴収は大変大きな権限を有していると思いますので、適切な対応ができるようにしっかりと仕組みをつくっていただきたいと思います。  次に、前回もお聞きをしたわけでございますけれども、百年に一度とも言われる厳しい経済状況の悪化による非正規労働者の雇い止めの要因などから...全文を見る
○山本博司君 これまで未納対策、また保険料の納付率の向上に向けた取組、こういうことに関しまして様々な点から確認をしてまいったわけでございます。  国民年金の保険料を未納のまま放置すると、将来の老齢基礎年金やいざというときの障害基礎年金、また遺族基礎年金を受け取ることができない場...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  四割が未納ということでもう大変じゃないかという、そういうふうに誤解をされている方々が多いわけでございますので、しっかり周知をしていただきたいと思います。  ただ、いずれにしても、こうした信頼されるこの年金制度、持続可能な制度にすることが...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  それでは、最後になりますけれども、今日午前中からずっと出てまいりました年金教育のことで少し触れたいと思います。  二十歳から納付義務があるということを考えますと、この年金制度の仕組み、中学校、高校生の段階から知ってもらうことの重要性、も...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  それでは、最後に大臣、先ほどの広報のところでもう一度御説明いただきたいと思いますけれども、今ずっとお話しした部分の中で、大変年金制度は難しくて、理解がなかなか難しいという面があると思います。もっとテレビとかラジオの広報とか分かりやすいパン...全文を見る
○山本博司君 以上で質問を終わります。  ありがとうございました。
06月08日第171回国会 参議院 厚生労働委員会、財政金融委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  本日は、国民年金法の一部改正案に関連をして、関係大臣にお聞きを申し上げたいと思います。  この改正案は、平成十六年の年金制度改革において残された課題として、基礎年金の国庫負担を二分の一へと引き上げ、世代を超えた相互扶助という年金...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  この財源確保法は、平成二十一年度及び平成二十二年度における、一つは経済対策の財源に充てること、二つ目に減税財源に充てること、そして三つ目にこの基礎年金の三分の一から二分の一に引き上げるための財源に充てること、この三つの目的が挙げられており...全文を見る
○山本博司君 平成十六年の改正では、基礎年金の国庫負担分は、附則において、税制抜本改革を行って安定した財源を確保する、こういうふうになっておりました。ところが今回、臨時的、特例的な財源確保法を作って財源の確保をすることになったわけでございます。新たな法的根拠を作ってでも、平成十六...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。明確なお答えでございます。  さらに、今回の国民年金改正案では、その後、税制改正法の規定に従って行われる税制の抜本的な改革により所要の安定財源を確保した上で、基礎年金国庫負担割合二分の一を恒久化する。なお、それまでの間は上記と同様に臨時の法制...全文を見る
○山本博司君 財源の安定的な確保、大変大事でございますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  この財源を確保するということでも、今後の財政運営、税制改革を進めていく上でも、経済の影響、大変大きいと思います。政府・与党は、これまでこの百年に一度とも言われる経済危機に対応す...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  さらに、平成二十一年度の第一次補正予算、成立したばかりでございますけれども、関連法案も早期に成立させ、できるだけ早くその効果が現れることを期待をしているわけでございます。  与謝野大臣は、先日の会見では、日本経済は一—三月期が底打ちの時...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  この補正予算には、経済成長に資するものと医療とか少子化対策など安心に結び付くのもあります。成長と安心の両輪がうまく機能するよう、対応をお願いを申し上げたいと思います。  次に、中期プログラムにつきましてお聞きをしたいと思います。  昨...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  増税による財源の確保というのは国民に負担増を強いることになるわけでございますので、国民の理解と協力を得るためにも明確なビジョン、考え方を示して議論を進めるべきと考えるわけでございます。  この中期プログラムにつきましては、社会保障の安定...全文を見る
○山本博司君 次に、年金の議論でもございました持続可能な制度を構築する前提として少子化対策が重要であるわけでございます。二〇〇八年の人口動態統計によりますと、合計特殊出生率は前年を〇・〇三%上回り一・三七%になったわけでございます。しかしながら、OECDの加盟国は平均してGDPの...全文を見る
○山本博司君 以上で質問を終わります。  ありがとうございました。
06月09日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  本日も国民年金法の一部改正案についてお聞きを申し上げたいと思います。  平成二十一年二月二十三日に公表されました財政検証では、夫のみ就労のモデル世帯の場合、所得代替率五〇・一%が確保できるとの結果が出されたわけでございます。この...全文を見る
○山本博司君 今説明いただきましたこの財政検証、おおむね百年間にわたる長期の年金財政の状況を見通すものであり、今後の社会経済状況について一定の前提、これを置く必要があると思うわけでございます。  具体的にどのような前提を規定しているのか、説明をいただきたいと思います。
○山本博司君 次に、この所得代替率についてお聞きを申し上げたいと思います。  平成十六年の改正では、保険料引上げの上限設定、また積立金の活用、そしてただいま審議をしております基礎年金の国庫負担を二分の一へ引き上げるとともに、負担の範囲内での給付水準を自動調整する仕組みであるマク...全文を見る
○山本博司君 そして、もしこの所得代替率五〇%を下回った場合、法律ではどのような規定がされているのでしょうか。
○山本博司君 現状のデータ、これは五年後の財政検証のときでも六〇・一%と見込まれております。五〇%を大きく上回っておりますから、直ちにこの給付と負担の見直しが必要という事態ではないと思うわけでございます。五〇%を下回っているとすぐ破綻になると、こういった説明をする方もおられますけ...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  国民年金の第三号被保険者であればパートで働いていたとしても保険料を納めない状況もあるわけでございます。また、モデル世帯というのは夫のみ就労の場合の世帯の平均像を示したものでもないわけでございまして、働き方が多様化するということとこのモデル...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  さらに、新聞報道によりますと、共働き世帯や単身世帯はすべて所得代替率が四〇%以下で問題であるかのような誤解を招く記述をされている場合がございます。  共働きかどうかなどの世帯の類型がどうであれ、世帯一人当たりの所得が同じであれば所得代替...全文を見る
○山本博司君 次に、この所得の再分配機能についての理解を深めるために試算例をお示しをいただきたいと思います。  夫婦共働き世帯で、夫婦での所得が月額八十万円の場合と月額三十万円の場合の夫婦の年金月額と所得代替率についてどのような試算になるのか、御提示をいただきたいと思います。
○山本博司君 ありがとうございます。  所得額の違いによって、こうした夫婦共働き世帯の場合でも所得代替率が六〇%を超える例もあるわけでございます。モデル世帯だけが五〇%を確保でき、それ以外の世帯では五〇%を確保できないというわけではないわけでございまして、一律に決め付けるような...全文を見る
○山本博司君 この給付と負担との関係の見直し、また持続可能な年金制度にしていくためにも、こうした格差が生ずるということはやむを得ない面もあると思いますけれども、こうした若者の年金離れは防ぐ必要があると思います。  若い世代には、保険料として払った分ももらえないのではないかという...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。もう是非ともこうした若い世代へのアピールを含めた対策をお願いを申し上げたいと思います。  それでは、財政検証の最後の問いに関しまして大臣にお伺いを申し上げたいと思います。  昨日の連合審査会でも触れさせていただきましたけれども、年金制度を持...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございました。是非ともよろしくお願いをしたいと思います。  次に、来年一月に発足をされます日本年金機構の準備状況についてお聞きを申し上げたいと思います。  この年金機構は、これまでの反省に立ちまして、非公務員型の公法人としてスタートするものでございます...全文を見る
○山本博司君 次に、新しい組織には外部からの優れた能力を有する人材を積極的に活用することが重要でございます。民間からの採用についても現在進められているとのことでございますけれども、この採用状況に関しまして報告をいただきたいと思います。
○山本博司君 この年金機構、公的年金の運営を再構築するという観点から、効率的な組織とならなくてはならないわけでございます。こうした採用によって、年金機構の発足時にはこれまでの社会保険庁よりどのぐらいの職員数が減少することになるのか、お示しをいただきたいと思います。
○山本博司君 この法令また各種の規定を遵守するとともに社会的な規範に従うこと、これは当然でございますけれども、もしこの法令違反の行為が発生した場合に、状況を迅速に把握し処分を行うとともに、この再発防止策を措置するということは大変重要であるわけでございます。  これまでの社会保険...全文を見る
○山本博司君 さらに、この業務の効率化、合理化を進める上で重要なのは外部委託の推進であるわけでございます。公的な役割を担う中で、コストの削減、サービスの向上は常に図らなくてはいけないと思います。  そこで、こうした業務の外部委託についてどのように考えているのか、具体的にどのよう...全文を見る
○山本博司君 この年金相談とか記録問題の対応ということでも、各地の社会保険労務士の方々には様々な形で協力をいただいているところでございますけれども、新しい組織になってからも、これまでどおりに、またそれ以上に協力を求めていかなくてはならないと思います。こうした社会保険労務士の活用に...全文を見る
○山本博司君 今の日本年金機構の準備状況をずっと聞いてまいりました。しっかりした対応をよろしくお願いを申し上げたいと思います。  時間が参りましたので、以上で質問を終わります。ありがとうございました。
06月11日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  本日も国民年金法の一部改正案についてお聞きを申し上げたいと思います。  これまでにも議論をしてまいりましたけれども、公的年金制度のメリットの一つとして、いざという場合の障害基礎年金を受給できる点があるわけでございます。この障害基...全文を見る
○山本博司君 大変大事な部分でございます。  また、この障害基礎年金のほかに障害のある人の年金といいますのは、主にサラリーマンが加入する年金である障害厚生年金、また主に公務員が加入する年金である障害共済年金がございます。これらの年金と障害基礎年金との給付対象者の概念の違い、これ...全文を見る
○山本博司君 今もございましたように、労働能力の喪失という目的の違いから、厚生年金また共済年金には働けなくなったときの保障をするという意味合いがあるわけでございます。基礎年金よりも年金を受給できる障害の範囲がより広くなっていると思います。  障害基礎年金は、国民年金の被保険者が...全文を見る
○山本博司君 年金を受給できる障害の範囲が異なるにもかかわるこうした認定基準は同じものを用いているために、三級の程度判定となった場合に、国民年金に加入している人は障害基礎年金を受給できなくなってしまうわけでございます。また、先ほどの答弁でもありましたけれども、三級の程度判定、労働...全文を見る
○山本博司君 それでは、ちょっと別の観点から質問をしたいと思います。就労と年金という観点から、別の角度でお聞きしたいわけでございます。  障害者自立支援法では障害者福祉と障害者雇用の両面から改革を行っておられまして、障害があっても働くことができる社会、政府、これも目指していると...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  私も四国・中国地域の障害者の施設又は作業所、様々な地域回らさせていただきまして、一生懸命障害の方々が仕事に就いていらっしゃるわけでございまして、その中でも、体力面でも大変厳しい、そういう中で月二万円とか三万円とか、そういう収入を得ていると...全文を見る
○山本博司君 実際、こういう形での例ということで、そういう全国の障害者就業・生活支援センター等を含めてしっかり対応をしていただきたいと思うわけでございます。  実際、その運用の課題という意味では、この窓口業務の改善ということもあるわけでございます。よくあるケース、先ほどのケース...全文を見る
○山本博司君 是非とも丁寧な対応をよろしくお願いを申し上げたいと思います。  さらに、障害者の所得保障の在り方についてお聞きを申し上げたいと思います。  昨年、開かれておりました社会保障審議会障害者部会の報告にもございますけれども、障害者の生活の安定を図る観点から所得保障の在...全文を見る
○山本博司君 社会保障審議会障害者部会の報告書では、障害者自立支援法の見直しに関連をして、障害者の所得保障というのは、稼得能力の低下を補うとともに、障害があることによって起こる特別な負担を軽減することが自立支援に必要不可欠であるという考え方を示しているわけでございます。  また...全文を見る
○山本博司君 以上、ずっと障害者の件で申し上げてきました。障害者の所得保障、大変重要な課題であると思います。  公明党は、この障害者基礎年金の二級の支給月額六万六千円を一級並みの八万三千円にと、一級については更に引き上げて十万円程度にすることを目指しておるわけでございます。また...全文を見る
○山本博司君 是非とも前へ進める形でお願いを申し上げたいと思います。  さらに、最後になりますけれども、先日お聞きいたしましたけれども、今日的な年金改革の課題として、最低保障機能をどのように強化していくのか。今日も岸先生を含め様々議論がございました、大きな課題でございます。今回...全文を見る
○山本博司君 以上で質問を終わります。  ありがとうございました。
06月18日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  国民年金法等の一部改正案につきまして、麻生総理及び舛添厚生労働大臣にお聞きを申し上げたいと思います。  これまで当厚生労働委員会や財政金融委員会との連合審査会などで議論してまいりましたように、この改正案は、平成十六年の年金制度改...全文を見る
○山本博司君 今、大変大事であると思います。この年金制度を維持発展をさせていくためにも、財源の確保が大事であるわけでございます。  本法案では、平成二十三年度以降は消費税を含む税制の抜本的な改革で安定的な財源を確保していく、こうございます。しかし、税制の抜本的な改革までの間は臨...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  安定財源の確保、大変大事でございますので、この大事な年金制度でございますので、どんな状況になろうともこの二分の一は堅持していくという、この強い決意で臨んでいただきたいと思います。  続きまして、高齢者の所得保障に関しましてお聞きを申し上...全文を見る
○山本博司君 こうした基礎年金の最低保障機能の強化、大変重要であると思います。舛添大臣の、この取組に関しましてお示しをしていただきたいと思います。
○山本博司君 ありがとうございます。是非とも前向きに進めていただきたいと思うわけでございます。  更に大変な方々というのは、障害者の方々でございます。私のふるさとの四国、中国地域、障害者の方々、多くの方お会いをしてまいりました。作業所で一生懸命働いても工賃が月一万円未満という方...全文を見る
○山本博司君 次に、社会保障費の抑制策についてお伺いを申し上げたいと思います。  二〇一一年のプライマリーバランスをゼロにする、そのために社会保障費を五年間で一兆一千億円、二千二百億円の自然増を抑制していくという方針について様々な議論がこれまで行われてきております。この抑制は限...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  しかしながら、今回の骨太の方針二〇〇九の原案の中に抑制策を堅持するとも取れるような方向性が示されているわけでございます。  そこで、麻生総理にお伺いをいたしますけれども、今我が国における経済、また社会の状況を考えますと、この抑制策につい...全文を見る
○山本博司君 以上で質問を終わります。  ありがとうございました。
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  私は、自由民主党及び公明党を代表して、ただいま議題となりました国民年金法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案につきまして、賛成の立場から討論を行います。  本法案は、平成十六年の年金改革における残された課題である基礎年...全文を見る
06月23日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  本日は、育児・介護休業法の一部改正案に関連しまして、舛添大臣にお聞きを申し上げたいと思います。  その前に、一点だけ高齢者の白内障対策に関しましてお聞きを申し上げたいと思います。  白内障は、加齢などが原因で本来透明である目の...全文を見る
○山本博司君 是非とも早期の保険適用になるようにお願いを申し上げたいと思います。  次に、今回の議題でございます育児・介護休業法につきましてお聞きを申し上げたいと思います。  本法案は、男女共に子育てをしながら働き続けることができる雇用環境を整備するために大変重要な改正である...全文を見る
○山本博司君 次に、男性の育児休業の取得促進策につきましてお聞きを申し上げたいと思います。  厚生労働省の調査によりますと、四十歳以下の男性社員の三割が育休を取りたいと、こう考えておりますけれども、実際には、男性の育休取得率といいますのは、二〇〇七年で一・五六%にとどまっており...全文を見る
○山本博司君 是非とも促進をお願いをしたいと思います。  次に、育休切り対策についてお聞きをしたいと思います。  景気の低迷によりまして、この育児休業の取得を理由に解雇をされる不利益取扱い、いわゆる育休切りが横行をしているわけでございます。この点につきましては、衆議院段階で修...全文を見る
○山本博司君 是非とも強化をお願いをしたいと思います。  それでは、大臣に質問を申し上げたいと思います。  まず、男性の育児休暇が進まない理由の一つといたしまして、所得が減ることも影響をしております。育児休業給付の水準といいますのは、休業前の六か月の平均給与の五〇%でございま...全文を見る
○山本博司君 是非ともよろしくお願い申し上げたいと思います。  次に、子育て支援策についてお伺いを申し上げたいと思います。  今、経済危機や少子高齢化を乗り越えるためには、人材の育成と確保、これが重要でございます。特に、今後の成長に大きな影響を与える小学校就学前の幼児期に親の...全文を見る
○山本博司君 是非ともこの点に関しましても推進をしていただきたいと思います。  最後の質問でございますけれども、子育て支援策の拡充に関してお伺いをしたいと思います。  今日の議論でもございましたけれども、国内総生産に対します我が国の子育て支援などに関します家族関係支出はわずか...全文を見る
○山本博司君 是非とも舛添大臣の強いリーダーシップでお願いをしたいと思います。  以上でございます。ありがとうございました。     ─────────────
06月30日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本でございます。  十二年前にこの法律の附帯決議が八項目あると思いますけれども、その今現状をどういうふうに評価をしていらっしゃるか。特に、先ほどもドナーカードの普及とか、またコーディネーターの資質の向上と育成という形の項目がこの附帯決議でも出されておりま...全文を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  今、藤原参考人の貴重なお話、大変ありがとうございました。  私も専門家じゃありませんので、もう本当に素朴な疑問ということで、今の脳死判定基準のお話を聞かさせていただいた次第でございます。  その中でも、やはり、特にお子様、脳死...全文を見る
○山本博司君 それともう一つ、こうした脳死判定の定義とか判定をより厳格化していると、要するに移植の方々の数が増えていくという、こうした意見もあるわけでございますけれども、こういう意見に対してはどういうふうな認識でいらっしゃいましょうか。やはり、そういう部分のハードルをきちっと明確...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございました。
07月02日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  四人の参考人の皆さん、本当に貴重な御意見、ありがとうございました。  私の方で、今の議論になりました部分の、脳死が人の死という部分に関して有賀参考人と木下参考人にお聞きしたいと思いますけれども、今回、参議院での修正で、今までは第...全文を見る
○山本博司君 木下参考人と有賀さん。医療の現場で携わっている方ということでお聞きしたいと思います。
○山本博司君 はい。
○山本博司君 ありがとうございました。
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。大変にありがとうございます。  私は、寺岡参考人と横田参考人に、小児の脳死判定基準に関して、先ほどの福島委員からも話があった件でございますけれども、A案となりますと、こうした小児の脳死の判定基準というのは大きな問題になってまいります。...全文を見る
07月06日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  今の部分を別の角度からちょっとお聞きをしたいんですけれども、参考人の方々の今までの中でも、脳死を人の死とするということに関して社会的な合意が本当になされているのかどうかということがやはり様々な疑問があるわけでございます。  そう...全文を見る
07月07日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。また、発議者の皆様、本当に御苦労さまでございます。  臓器移植法は施行から十一年が経過したにもかかわらず、脳死下における臓器移植は八十一例にとどまっているわけでございます。進まない現状は改善すべきであり、立法府の不作為と言われないため...全文を見る
○山本博司君 今回の参考人の方々の意見の中にも大変この部分をいろいろ苦慮される部分がございました。例えば、柳田参考人は、こうした臓器提供を望む人の場合、脳死を人の死とする現行法というのは日本人の心情と日本の死の文化の特質をうまく取り入れたものとして今後も大事にしていくべきであると...全文を見る
○山本博司君 大事な部分でございますので、このことも含めてよろしくお願いを申し上げたいと思います。  続きまして、ドナー家族のことに関しましてお聞きをしたいと思います。A案の提案者にお聞きしたいと思います。  多くの家族といいますのは、肉親の突然の死に直面をして、強い悲しみに...全文を見る
○山本博司君 続きまして、やはりA案の方にお聞きをしたいと思います。  A案では、本人の書面による意思の表明を前提とする現行法の枠組みを変更して、本人の意思表示が不明な場合、家族の同意で臓器提供が可能となってくるわけでございます。これによってドナーカードを必要としないとする意見...全文を見る
○山本博司君 最後になりますけれども、やはりA案の提案者にお聞きをしたいと思います。  我が国の脳死における臓器移植、欧米諸国と比較をしても非常に限られておるわけでございまして、また、今日の午前中でもお話ございました、臓器提供を増大させるには、多額な医療費が掛かる現状を改める必...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございました。  以上で質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
11月19日第173回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
議事録を見る
○山本博司君 公明党の山本博司でございます。  本日は、長妻大臣の所信に関しましてお聞きを申し上げたいと思うわけでございます。  最初に、厚生労働省の役割という観点で一問ちょっと質問をさせていただきたいと思います。  厚生労働省、大変大きな省でございまして、年金、医療、雇用...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございます。  これからの厚生労働省の役割ということも含めまして、どうか障害者であるとか難病の方々とか、そういう法律のはざまで大変な思いをされている方々、こういう方々に対しまして是非とも光が当たるような政策の推進をお願いをしたいと思います。そういう意味で...全文を見る
○山本博司君 今、内閣府ではこういう十万人の雇用創出ということを来年の三月まで、本年度中にというふうな試算でございます。  菅副総理はこれに対して、この雇用創出によるGDP約〇・一%の押し上げ、三千億円と、こう言われておりますけれども、この根拠、考え方を教えていただきたいと思い...全文を見る
○山本博司君 そうです。
○山本博司君 答えていただいてないんですけれども、この三千億円、GDP〇・一%の押し上げをすると菅副総理は予算委員会で答弁されているわけですよ。内閣府はそういう試算をされたんじゃないですか。どういう試算があったんでしょうか、そのことを聞いているんです。これ一番大事なんですよ。
○山本博司君 菅副総理は予算委員会、公明党の木庭幹事長にこのように答えられているんです。十万人の新規雇用、これは例えば人材育成七千億円のうち三千五百億円はありますし、そういうものを使っての新規雇用十万人というものを発表しております。計算で単にこれに掛かった費用だけ見れば、十万人の...全文を見る
○山本博司君 それでは、また津村委員にお聞きしますけれども、この第一次補正予算の九千億円、GDP〇・二%引き下げた場合の雇用がどのくらい失われるかという、この数は試算されているんでしょうか。
○山本博司君 菅副総理もこの計算をされていないということを言っておりましたけれども、一方でこの十万人の雇用創出によって三千億円と、このように明確に言っているんであれば、九千億が減少すれば三十万人の雇用の減になってくると通常考えてもいいわけでございますけれども、どちらにしても、内閣...全文を見る
○山本博司君 それでは、この緊急人材育成支援の基金と同じことではないんですか。
○山本博司君 非常に、雇用ということで十月二十三日、緊急に経済対策を発表されたと。十万人の創出効果で、菅副総理は三千億円、〇・一%押し上げると、こう言っていらっしゃるわけですけれども、その雇用を担当されるそれぞれの方々がその認識がいかがなんだろうか。細川副大臣はこの雇用対策のチー...全文を見る
○山本博司君 雇用の担当副大臣というふうに今おっしゃっていらっしゃいますけれども、今のこの雇用の緊急さ、大変さというのがどれだけ分かっていらっしゃるのかということで大変不安になったわけでございますけれども、七万人の緊急人材の訓練、これは実際教育を受けられる。当然そこには六か月とか...全文を見る
○山本博司君 この緊急人材育成事業、年内五万人の予定で、現在二万五百八十九人という形で、まだまだこれ年内どうなのか。当然、来年の三月までに七万人。  実際、訓練を終えて、内閣府で菅副総理が言っているのは、研修を終えて生産をする、お給料をもらうということを想定をしているわけですけ...全文を見る
○山本博司君 どういう病名かは別にしまして、この年度末までにやるということでよろしいんでしょうか。
○山本博司君 是非ともお願いをしたいと思うわけでございます。  もう一つ、難病の件で、平成二十二年度の予算の難治性疾患克服研究事業の概算要求額でございますけれども、今年度当初約百億円に対しまして二五%削減の七十五億五千万円、こうなったわけでございまして、さらに補正予算で執行停止...全文を見る
○山本博司君 やはり鳩山政権、鳩山総理は友愛ということで、命に対してやはり優しい政治をということでございますので、この難病の支援、今までやっと広がったわけでございますので、是非ともお願いを申し上げたいと思います。  もう一つ、難病相談・支援センターのことでお聞きをしたいと思いま...全文を見る
○山本博司君 ありがとうございました。  是非とも、私も香川県でございますけれども、この難病支援センターがやはり県庁の中で全くそういう機能という形ではございません。本当にそういう意味では格差がございますので、是非ともお願いを申し上げたいと思います。  難病の最後でございますけ...全文を見る
○山本博司君 是非とも前向きにお願いをしたいと思います。  最後に、原爆症に関しまして、今、三百六名の原告団の方々の救済を目指して様々な動きがございます。八月六日の政府の確認書という形で救済に対しての方向性は示されたわけでございますけれども、定期協議会とか、様々な形で課題も残っ...全文を見る
○山本博司君 是非ともよろしくお願いしたいと思います。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。