横沢高徳

よこさわたかのり

選挙区(岩手県)選出
立憲民主・社民
当選回数1回

横沢高徳の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月26日第200回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○横沢高徳君 立憲・国民.新緑風会・社民の横沢高徳です。本日は、初めて質問をさせていただきます。  まず、今回、私を始め三名の車椅子を利用する議員のために合理的配慮をいただきました理事の方々、委員長を始め参議院の委員部、そして事務局の方々に心より感謝を申し上げます。  我が委...全文を見る
○横沢高徳君 それでは、給特法の質疑に入る前に、現役高校生、大学生が不安を抱えている二つの問題について質問をさせていただきます。時間も限られておりますので、通告の二番から質問をさせていただきます。  先週十九日の本委員会における高大接続改革に関する参考人質疑では、大学入学共通テ...全文を見る
○横沢高徳君 続いて、就職活動中の大学生が不安を抱えているリクナビの問題についてお伺いをいたします。  今や大学生が就職活動の際にほぼ必ず登録する就職情報サイト、その大手で年間約八十万人の学生が利用するリクナビを運営するリクルートキャリアが、サイトに登録した学生の内定辞職率をA...全文を見る
○横沢高徳君 この問題をめぐり、学生やまた大学側は不信感を募らせております。一方で、このサイトなくしては就職活動を行えないのが現状でございます。こうした不安に対し、文科大臣の適切な対応、そしてこれからの対応をお願いいたします。  それでは、給特法に関して質問をさせていただきます...全文を見る
○横沢高徳君 課題山積でございますが、そうですね、まず、スクールサポートスタッフや部活動指導員、教員の業務量を減らすためにこのような取組がなされると思いますが、地方ではなかなかスクールサポートスタッフや部活動指導員の人材がないという声があります。制度と現場との乖離があるという声も...全文を見る
○横沢高徳君 確かに、予算を付けていただき、先生の中には前向きな取組だという意見もありますが、どうしてもやっぱりなかなか人材がいないんだという声がありますので、そこは引き続きしっかりと対応をお願いいたします。  そして、今学校現場では子供のいじめ、暴力行為などが多くなっているこ...全文を見る
○横沢高徳君 ありがとうございます。  確かに、文科省だけではなく厚労省の管轄にもなるとは思うんですが、一体的な取組が現場では必要だという声が上がっております。  済みません、時間も限られていますので、通告の十番に移りたいと思います。厚労省の方にお伺いいたしますので、済みませ...全文を見る
○横沢高徳君 要は、使用者に言われなくても労働時間に当たるということですね。  続きまして、超過勤務についてお伺いいたします。  超過勤務命令は、黙示の指示があれば労働時間に当たります。そして、例えば残業していることを使用者が知っているにもかかわらず見て見ぬふりをしているケー...全文を見る
○横沢高徳君 要は、言われなくても残業に当たるということですね。  さらに、さきのガイドラインでは、業務に必要な準備行為などについても労働時間として扱わなければならないとしています。厚労省、この見解で間違いはありませんでしょうか。
○横沢高徳君 準備に要した時間も労働時間ということで。  それでは次に、国立大学附属校や私立学校について、一般論として厚労省にお伺いいたします。  教員にとって授業の準備の時間は業務に必要な準備を行う時間ですが、所定時間外に行うこともあると思います。また、部活動も職員会議など...全文を見る
○横沢高徳君 では、更にお伺いいたします。  今年七月、労働基準監督署が都内の私立学校に対して残業代の不払ということで労基法違反で是正勧告をしたとの報道がありました。報道によれば、学校側がボランティアと主張していた部活動を労基署は労働時間と認定しています。  この事例のように...全文を見る
○横沢高徳君 それでは、それを踏まえまして文科大臣にお伺いをいたします。  国立大学附属校や私立学校で行われている授業準備や部活動指導は、公立学校で行われているものと比べて業務の性質が異なるものなのでしょうか。もし同じだとすれば、当然、勤務時間外に行われる授業準備や部活動指導も...全文を見る
○横沢高徳君 それでは、通告十七番。  さて、民間においては、働き方改革により、月四十五時間、年三百六十時間の時間外労働の上限が設けられました。公立学校教員の勤務時間についても上限ガイドラインが今年一月に定められ、自主的、自発的時間を含み在校等時間という概念として時間管理を行う...全文を見る
○横沢高徳君 それでは、校務の定義についてお伺いいたします。  十一月十三日の衆議院文科委員会で、文部科学省答弁から、自主的、自発的時間は校長の指揮命令下ではないが、校務として行う業務であり、実質的に校長が管理運営にも責任を持っているとの見解が出されております。  文科大臣、...全文を見る
○横沢高徳君 学校教育法に、「校長は、校務をつかさどり、所属職員を監督する。」となっているという認識でよろしいですね。  校長は校務をつかさどっているということで、でも、校務が勤務時間外になると、自主的、自発的ということで指揮命令下にはないとされます。これは非常に矛盾だと思いま...全文を見る
○横沢高徳君 ちょっと堂々巡りになってきて、時間も限られていますので、通告の二十五番に行きたいと思います。  本来、給特法は、原則教員には残業させない、超勤四項目に限って残業を例外的に認める、認めているという趣旨でございます。もし超勤四項目に当たらない業務を勤務時間外としている...全文を見る
○横沢高徳君 現行の教員の勤務時間制度は矛盾をはらんでいることは明らかです。今後、給特法の抜本的見直しに着手していただけることを期待して、次の質問に移ります。  タイムカード等時間管理に対する質問でございます。  自治体における上限ガイドラインの規制条例化の際には、勤務時間を...全文を見る
○横沢高徳君 では、次の質問に行きます。教員の休憩時間の件でございます。  所定労働時間が七時間四十五分ということで、教員の休憩時間は本来四十五分であるところ、多くの教員の方は、児童生徒の給食の指導もあり、ほとんど休憩時間が取れておりません。休憩時間を確保するために、また、変形...全文を見る
○横沢高徳君 指導していただいているんですが、今日の朝もメッセージで、本当に休憩する時間もないという教員の方の声を聞きました。是非、力を入れてやっていただきたいと思います。  続きまして、一年単位の変形労働時間制というのは、業務の繁忙、閑散を見込んで労働時間を配分するという制度...全文を見る
○横沢高徳君 お時間も限られております。通告の、ちょっと飛ばしまして三十四番に。教員給与の改善について。  さて、近年、教員採用試験の倍率が低下傾向にあり、自治体によっては小学校教員の採用試験の倍率が一倍台に落ち込むなど、教育の質への影響が懸念されております。教職の魅力を向上さ...全文を見る
○横沢高徳君 最後になりますが、校長の安全配慮義務に関する最近の裁判例を挙げてお尋ねをいたします。  二〇一一年七月十二日の最高裁判決では、校長らの安全配慮義務違反はなかった、そして、教師の残業はそもそも自主的、自発的行為であって労働ではないとされておりました。確かに、こうした...全文を見る
○横沢高徳君 未来のこの国を担う子供たちを育てる教職員の方が希望を持って働き、働く喜びを感じられる環境をつくるためにも、直ちに学校における労働法制の抜本的な見直しに向けた検討に着手していただくことをお願い申し上げまして、私からの質問を終わります。  ありがとうございました。
11月27日第200回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○横沢高徳君 立憲・国民.新緑風会・社民の横沢高徳でございます。よろしくお願いいたします。  今回の選挙戦でもこの車椅子で被災地を回らせていただき、皆さんの生の声を聞かせていただきました。震災から八年八か月が過ぎ、私の地元岩手でも、命を守る防潮堤、復興道路、災害公営住宅ができ、...全文を見る
○横沢高徳君 続きまして、グループ補助金についてでございますが、先日の台風十九号による災害では、大きな被害を地元岩手でも受けました。復興途上の事業者への台風被害の支援については、適切に対応していただきたいと思います。済みません、時間がないので、これは要望とさせていただきます。 ...全文を見る
○横沢高徳君 ありがとうございます。是非とも全ての人に優しい公共交通をよろしくお願いいたします。  続きまして、東日本大震災を踏まえた避難者対策についてお伺いをいたします。  東日本大震災では、犠牲になられた方の六割が高齢者でございます。身体に何らかの障害をお持ちの方の死亡率...全文を見る
○横沢高徳君 ありがとうございます。是非とも国の方でも力を入れて、これだけ災害が多発しておりますので、取り組んでいただきたいと思います。  台風十九号災害でも、高齢者を中心に、避難所で健康状態を悪化させ、命を落とす被災者の方もありました。避難所マニュアルは現時点でできております...全文を見る
○横沢高徳君 是非とも、避難所での、海外の先進事例とかでもかなりいい事例が出ておりますので、そちらも参考にしていただきながら取り組んでいただきたいと思います。  次に、観光振興についてお伺いをいたします。  今年のラグビーワールドカップ釜石大会でも、復興のシンボルとして大変地...全文を見る
○横沢高徳君 ありがとうございます。是非とも東北の観光にも力を入れていただきたいと思います。  時間が参りました。  突然の災害に遭い、逆境に遭遇しても、人生を諦めることなく何度でも挑戦できる社会をつくるため、これからも御尽力をいただきますようお願いを申し上げ、私からの質問と...全文を見る
12月03日第200回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○横沢高徳君 私は、立憲・国民.新緑風会・社民を代表して、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、反対の立場から討論を行います。  教員の皆様の現場の声を多く聞かせていただきました。月百時間を超える残業をしているにもかかわら...全文を見る
12月04日第200回国会 参議院 本会議 第10号
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○横沢高徳君 立憲・国民.新緑風会・社民の横沢高徳です。  私は、会派を代表して、公立の義務教育諸学校等の教職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、反対の立場から討論を行います。  冒頭、今の政治情勢について一言申し上げます。  安倍総理大臣は憲政...全文を見る
12月05日第200回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
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○横沢高徳君 立憲・国民.新緑風会・社民の横沢高徳でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  まず初めに、大臣にお伺いいたしますが、十二月三日から十二月九日、この一週間は何の週間か御存じでありましたら、御存じでしょうか、よろしくお願いします、お答え願えますか。済みません...全文を見る
○横沢高徳君 ぶしつけな質問でありましたが、障害者週間という週間でございます。ありがとうございます。  本委員会でもインクルーシブ教育の議論が進んでおります。共生な社会の構築に向け、冒頭、日本のスポーツ界が進むべき方向性、目指すべき姿について御質問をいたします。  先日の報道...全文を見る
○横沢高徳君 ありがとうございます。  東京オリンピック・パラリンピックが決まってから、日本のスポーツ界が大きく変わりました。そして、障害者スポーツのアスリートの環境も大きく前進しました。東京大会が終わってから決して後退することのないように、この件に関しては国がリーダーシップを...全文を見る
○横沢高徳君 ありがとうございます。  既に多くの大学では二次試験に記述式が導入されております。知識や思考力、主体性などの学力の三要素は二次試験で測れると思います。わざわざ大学入学共通テストで記述式を導入し、そしてなぜ民間委託をしなければならないのか、この点について文部科学大臣...全文を見る
○横沢高徳君 それでは、現場からの声を聞きました。最近の高校現場では、大学入試や自分の進路の不安を訴えて教育相談室を訪れる生徒が増加しているという声を聞きます。採点者の質の問題で現場の高校生や教員から不安の声が数多く寄せられているなどとの声も聞きました。  なぜこのような不安な...全文を見る
○横沢高徳君 そのとおりなんです。現場の先生たちも、その採点の質、採点者の問題、自己採点の問題などを生徒たちに聞かれ、生徒たちに対して答えられないのが今の現状だそうです。それを引き起こしているのが今のこの記述式問題の文科省であります。  これ、いつになったらこのような教育現場の...全文を見る
○横沢高徳君 ちょっと私たちの経験から、入試について、採点に不安を抱えている入試なんて今までなかったと思うんですよ。今の生徒たちが採点に不安を抱えている現状というのがまずおかしいことでして、まずこれは早急に、不安を抱えながらも学びに毎日、日々努力されている生徒さんのためにも、ここ...全文を見る
○横沢高徳君 その採点者の一万人の確保というのがこの六月の公表までには必ず整っているということでよろしいんでしょうか。
○横沢高徳君 今聞いたのは、その六月の公表までにそれ確保できているのかどうかというのをちょっと聞きたかったんですけれども。もう一度お願いします。
○横沢高徳君 それでは、先ほど文科大臣にもお聞きしたように、生徒たちの不安を払拭できないんですよ。採点者が確保されていないにもかかわらず、テストはやります、そして採点者の質の問題もあります。もう確実にやっぱり採点者が確保されています、質も確保されていますから実施しますというように...全文を見る
○横沢高徳君 是非、見切り発車をしないようにしっかり取り組んでいただきたいと思います。  次に、現在、大学入試センター試験を受験した後の受験生に対する成績通知の方法は、点数だけなのでしょうか、問題ごとなのでしょうか、また、どのような手続をしなければならないのか、お伺いをいたしま...全文を見る
○横沢高徳君 じゃ、記述式導入後、今答弁にもありましたが、自分の答案に採点ミスがないか受験生が確認できるようにするのがすごく大切だと思います。全体の評価だけでなく問題ごとの評価も開示する必要があると考えますが、この点、文科大臣、いかがお考えでしょうか。
○横沢高徳君 検討を行っているということは、まだ何も決まっていない、現時点では決まっていないということでよろしいでしょうか。
○横沢高徳君 この件をいろいろ見ますと、問題がまだまだたくさんあり、そして教育現場、そして生徒たちの不安もたくさんあるという声を聞きます。確実性も担保されておらず、多額の税金が投じられ、また民間委託されるということは、国民の理解を今の時点では得られる状況にありません。このような状...全文を見る