吉川沙織

よしかわさおり

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数3回

吉川沙織の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第186回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。  私、総務委員会七年目でございまして、これまでNHKに関しましては、福地元会長、松本前会長に質問申し上げてまいりました。今回は初めて経営委員長、監査委員においでをいただくような事態になってしまいました。  私は、今回のNHK会長の...全文を見る
○吉川沙織君 私も調べられる限り調べたんですが、ありませんでした。  昨年十二月二十日の経営委員会の議題とされているのは会長任命の議決だけと一応なっています。所要時間は午前九時から午前十時四十五分までの一時間四十五分。プリントアウトしてみましたら、A4で五枚程度に収まりました。...全文を見る
○吉川沙織君 今概要という御答弁ございました。  では、まあそのときは候補者ですけれども、今の籾井会長の発言についても概要ということであれば全部そのまま掲載をされていない、こういう理解でよろしいですか。
○吉川沙織君 私も、千二百三回の議事録による籾井氏の所信表明、数えてみました。文字数で追ってみると大体約五百五十字です。この程度の発言で籾井さんの当時の何が分かるのかという私は感想を持ちました。逆に、でも、これがもし所信表明の全文であるとするならば、複数の委員からこれだけの懸念が...全文を見る
○吉川沙織君 実は、この経営委員会、九時から十時四十五分となっていますが、この中に第十一回の指名部会も開催されているという。両方突き合わせてみると、経営委員会は九時から十時四十五分です。第十一回の指名部会は同じ時間帯、九時から十時二十五分開催となっています。その中には、質疑のやり...全文を見る
○吉川沙織君 今回は半年前から設置して、指名部会、前松本会長を選ばれるときはたしか指名委員会だったと思いますが、前回は経営委員会とは別個の時間帯に指名委員会が開催されていました。これは全て議事録拝見しましたが、別個の時間帯でした。でも、今回は指名部会の時間帯が経営委員会の中に含ま...全文を見る
○吉川沙織君 前回までは確かに経営委員会と別個の時間帯に指名委員会が開かれていましたのでその論は成り立つと思うんですが、今回は経営委員会の開催時間の中に含まれていますし、今回、経営委員会の議事録として、十二月二十日の第千二百三回の分の経営委員会の議事録は確かに全文公表されています...全文を見る
○吉川沙織君 例えば、十二月二十日に就任が内定されました、任命の議決がなされました。で、就任の記者会見は一月二十五日に行われました。その間、例えばNHKの職員の方、役員の方からレクチャーを集中的に受ける、それから、一連の発言を受けてやっぱりもう一回見直そうというような、こういう勉...全文を見る
○吉川沙織君 今、多分、次の質問の御答弁いただいてしまったかと思うんですが、どの程度お触れになられたかということについては、まあ一つのバックボーンということは分かりましたので、それを前提に質問を重ねます。  籾井会長の発言をそれぞれの議事録で拝見いたしますと、まず、先ほども引用...全文を見る
○吉川沙織君 さらに、本年に入り、一月二十五日の就任記者会見では、NHKのコンプライアンス上の問題に対する認識を問われ、例えば放送法一つ取りましても、みんな放送法というのはよく知っているわけです、それにどういうことが書いているかもよく知っています、したがって、もう一度放送法という...全文を見る
○吉川沙織君 これ、先ほど答弁いただいてしまったんですが、改めて伺います。  籾井会長の話には、よく公共放送、放送法という言葉が頻繁に出されます。籾井会長は公共放送というのはどういうものだとお考えでしょうか。先ほど少し答弁触れられましたけど、改めて伺います。
○吉川沙織君 今、国営放送とも民間とも違うという、こういう御答弁いただきました。  では、聞き方を変えたいと思います、今の答弁受けて。民間放送と公共放送はどこがどのように違うのでしょうか。
○吉川沙織君 少し見解の相違がございますが、それは後でまた伺えればと思います。  では、放送法とはどのような性格を持つ、こういう法律だとお考えでしょうか。
○吉川沙織君 放送法とは、「放送を公共の福祉に適合するように規律し、その健全な発達を図ることを目的」とし、第一条はそのための原則を掲げているものです。したがって、第一条とは、公共財とも言える放送、つまり民間放送も公共放送も含めた放送全体に係る全体の規定、目的規定です。  ですか...全文を見る
○吉川沙織君 聞き方を変えます。  籾井会長は、昨年十二月二十日、第千二百三回経営委員会の所信表明で、「子供の頃からNHKの放送は正しいという認識を持ちながら育ってきたこともあり、視聴者から信頼されるNHKになることが大切だと思います。」と述べておられます。  これを素直に解...全文を見る
○吉川沙織君 質問の内容は厳しく、言葉は優しくと思ったんですが、今、ちょっとした失言ということではないと思います。  なぜちょっとではないかというと、二月十三日の記者会見の応答の時点で、視聴者からの意見、もちろんこれ批判だけではありませんが、約一万六千件も来ています。平成十六年...全文を見る
○吉川沙織君 私は、福地会長が就任された直後のNHKの予算審議に立っています。そのときに、訪問集金の廃止が一つの大きな次の計画になっていました。  今回、一万六千件の意見のうち、批判的な内容は約六割だと存じています。でも、それが受信料の不払につながるかどうかと問われたとき、当時...全文を見る
○吉川沙織君 答弁として足りないところは分かりますが、これから問題点を深掘りすることによって更にその問題点明らかにしていければと思います。  今ほど真実の報道ということに触れられました。でも、十二月二十日は正しい報道の旨発言をされています。放送法第一条、常に回帰すると会長もおっ...全文を見る
○吉川沙織君 ただ、れっきとした第千二百三回の経営委員会の議事録、所信表明のところには、まるでNHKがこれまで正しくなかったかのような発言をされていますし、実際これ公式な記録として残っています。ここには、「視聴者から信頼されるNHKになる」、なれるじゃなく、なっているじゃなく、「...全文を見る
○吉川沙織君 これは十一月二十六日に定められた六項目、前回も項目を定められていましたが、今回は早めに指名部会立ち上げて、十一月二十六日に経営委員長のリーダーシップの下で対外的に公表されたものと承知をしております。  ただ、この経営委員会では、十二月二十日、籾井会長の所信表明を聞...全文を見る
○吉川沙織君 資格要件に合致した旨、今経営委員長から丁寧に御答弁いただきました。  ただ、いろいろな観点で、発言もその決めた後でしたからそのときではどうしようもなかったのかもしれませんが、ただ、構想力、リーダーシップが豊かである、社会環境の変化、新しい時代の要請に対応できる経営...全文を見る
○吉川沙織君 済みません、冒頭は聞こえたんですが、後半の部分が少しお声小さかったようで聞き取れませんでしたので、お願いします。
○吉川沙織君 先ほど経営委員長からお示しいただいた、会長の経営委員会で定める資格要件の中に、先ほども申し上げましたが、社会環境の変化、新しい時代の要請に対応できる経営的センスを有する、そして実際に、経営委員長からは、そのような実績がおありだということでその要件も満たしている、ほか...全文を見る
○吉川沙織君 差し控えさせていただきたいという御答弁、残念ながら二度ございました。  では、私の方から申し上げたいと思います。  日本ユニシス社長に就任された二〇〇五年六月に、五年後に売上高五千億円、営業利益三百億円を目指すということを明らかにされています。さらに、翌年の二〇...全文を見る
○吉川沙織君 申し訳ありません、資格を満たしているかという、今後職務を果たしていくということはもう会長の任に就かれた以上全力でやっていただくのはもちろんのことですが、続けられるのであればですが、ただ、この資格要件を満たしていますかどうか、そうお考えになったのかどうか、そしてまたそ...全文を見る
○吉川沙織君 私自身もこんなことは申し上げたくなかったんです。ただ、れっきとした公的な会議録、第十回の指名部会の議事録の中の推薦理由の一つに、「ITに関する見識も深く、日本ユニシスの社長に就任して以降、三千億円以上の年間総売上を達成するなどの実績を持つ。」。確かにすばらしいことで...全文を見る
○吉川沙織君 総合的に判断をしてということは先ほどからも伺っています。  では、少し聞き方を変えます。このように、例えば言葉に対する理解力、表現力は、NHK会長として、先ほど来申し上げておりますとおり、また十二月二十日の経営委員会の議事録に残されている経営委員からの指摘のように...全文を見る
○吉川沙織君 課題認識をしていただいて、また議論がされる予定であるというふうに私は今受け止めました。  ただ、今回の件に関して、会長に就任された後において、また就任の所信表明の、議決に先立った表明において複数の経営委員が指摘されたように、問題となる発言をされるかもしれない。一人...全文を見る
○吉川沙織君 会長に対して委員長からこういう懸念が出たということをお伝えいただいた、こういう御答弁をいただきました。  では、籾井会長に伺います。  この議事録、籾井会長が所信表明をされた後、複数の経営委員の方から疑念、疑問の意見、それから懸念の意見が出されています。もちろん...全文を見る
○吉川沙織君 NHKの会長らしい発言を心掛けたいという言葉ございましたので、では別の観点から伺います。  私は、冒頭申し上げましたとおり、ずっと総務委員会で、これまで松本前会長、福地元会長と予算審議等を通じてやり取りをさせていただきました。そのときは、このような内容ではなく、訪...全文を見る
○吉川沙織君 もうあえて更に問うことはいたしません。  ちなみに、公共性とは、閉鎖性と同質性を求めない共同性、排除と同化に抗する連帯である、こういう定義付けをする人がいらっしゃるようですが、公共性とはそういう趣旨であると私は考えます。最近目立つ公共性という考え方には、異質な声に...全文を見る
○吉川沙織君 では、公共機関と、今まで籾井会長が辣腕を振るわれたとされる民間機関はどのように違うのか。公共機関の中でも、他の公共機関とNHKはどう違うと考えるのか。籾井会長、いかがお考えですか、公共機関と民間機関。特に、他の公共機関とNHKはどういう意味で異なるか、お考えをお聞か...全文を見る
○吉川沙織君 今度は、福地元会長の言葉を引用したいと思います。  NHKの一連の不祥事の後に就任されたのが福地元会長です。会長を厳しい状況の中で引き受けられた福地元会長は、第千六十一回経営委員会における就任挨拶で、「不祥事を起こしたのは一握りの職員ですが、他の職員全員が伏し目が...全文を見る
○吉川沙織君 もちろん、就任内定後、新しくNHK会長の職に就かれるまで前職の仕事もあったかもしれません。ただ、福地元会長とのやり取りの中で、私、非常に残っている福地元会長のこの参議院総務委員会での答弁がございます。平成二十一年、二〇〇九年三月三十日の当委員会における福地元会長の答...全文を見る
○吉川沙織君 今、会長から力強い御答弁をいただきました。営業出身で現場主義、もう本当に大事なことだと思います。  ただ、残念ながら、一つこういう記事見付けました。籾井会長がユニシス社長を退任された後、次の社長が二〇一一年七月十九日に開かれた記者会見においてこう語っておられます。...全文を見る
○吉川沙織君 最近の国会答弁の中で、頭の中が公的なものに一〇〇%なっていなかったというような、こういう御答弁ございました。でも、松本前会長の場合は、たしか一月二十五日に就任されていますが、前会長の手続にはいろんな問題もあって、この当委員会でも大変な議論になりました。ですから、決ま...全文を見る
○吉川沙織君 今までの発言の中、それから国会答弁等においても様々な、これは与野党問わず指摘もなされていますし、昨日の自民党の会議の中でもいろんな発言があったという報道に触れています。これらNHK会長等の発言と取材への影響という観点から伺います。  籾井会長や一部経営委員の発言が...全文を見る
○吉川沙織君 新聞報道でもそのようなNHK広報局の見解として今と同趣旨の内容が載っておりましたので、恐らくそういう答弁になると思っていました。  ただ、事実として、二月十三日に同じ趣旨の質問がなされて、会長は御自身の立場で、このような事例があるかないかと聞かれ、そういう話は聞い...全文を見る
○吉川沙織君 では、二月十三日の記者会見で、どこの社の記者か私は存じ上げませんが、そういう取材、海外からの取材、そして若しくはこちらから、NHKからの取材申込みに対して困難になっている事例若しくは断られたのがあるかと聞かれ、もし答えられないのであれば、そのときも取材過程のと、今の...全文を見る
○吉川沙織君 大体、やましいこと、それから何かあるときはコメントを差し控えさせていただきますということは一般の世でもよくあることですが。  では、観点を変えて伺います。「クローズアップ現代」という番組作成においてNHKはケネディ駐日大使に対して取材要請をしていたのかどうか、そう...全文を見る
○吉川沙織君 報告上がっていないことは非常に残念でございます。  では、別の条文から伺います。放送法第四十四条において、「監査委員会が選定する監査委員は、いつでも、役員及び職員に対し、その職務の執行に関する事項の報告を求め、又は協会の業務及び財産の状況の調査をすることができる。...全文を見る
○吉川沙織君 今伺いましたことは、籾井会長の就任会見に端を発する一連の発言について監査委員会あるいは経営委員長がアクションを起こしておられるかどうかということですが、更にこれを進めて、NHK会長の発言などが原因となり、ケネディ駐日米国大使に対するNHKのインタビューが拒否されたと...全文を見る
○吉川沙織君 上田監査委員はいかがでしょうか。上がっていますでしょうか、報告は。
○吉川沙織君 残念ながら、先ほどの就任会見に端を発する発言については法律に基づく監査をやっていないということですが、今回の答弁は、個別番組の取材過程に関わることですから答弁とコメントは差し控えさせていただきますという内容でした。  では、会長に伺います。  もし、米国大使館か...全文を見る
○吉川沙織君 では、これまで取材の過程でいろんなことがあると伺いました。それでは、取材拒否、もちろん、この報道が正しいかどうか、真実の報道であるかどうかということはもちろん議論の余地があると思います。ただ、取材拒否について、この事象があるならば、これをなかったことにするとか無視す...全文を見る
○吉川沙織君 問いを立てておりますので、答弁していただくのが筋だと思います。  もし仮に今申し上げた行動を取られたとすれば、一連の発言のみならず、取材現場を無視し、会長にしかない編集権を濫用し、NHKを著しく害したということにほかなりません。  経営委員長においてはこの取材拒...全文を見る
○吉川沙織君 監査委員においても、放送法第五十一条第四項に基づき、就任会見の発言のことではありません、今の海外の取材が困難になっているかもしれないという、この件についての報告を本当に受けておられませんでしょうか。
○吉川沙織君 報道が真実かどうか、これは後に明らかになるのではないかと思います。  籾井会長が、もし仮に、取材拒否関連の事実、これをなかったことにしようですとか、聞いていないということにしようという、もし仮に隠蔽しようとしたのであれば、とんでもないことだと思います。  会長は...全文を見る
○吉川沙織君 再度伺います。もし取材の過程でお答えできませんというならば、なぜ二月十三日の記者会見で、ないと思います、そういう話は聞いておりません、記者会見の場で答えができて、なぜこの国会の場で答弁できないんですか。
○吉川沙織君 お答えできないということであれば、聞き方を変えます。  二月十三日は、記者からの問いに対し、そういう話は聞いておりませんと明確にお答えになっています。では、もう一度、そういう話は聞いておりませんとお述べになるだけで結構ですから、いかがですか。
○吉川沙織君 何度も聞きます。
○吉川沙織君 では、二月十三日との整合性が取れなくなってしまうんです。そのときは、そういう事実はありませんかと一回目聞かれました。そういう話は聞いておりませんと、会長御自身が御自身の口でお答えになっています。二回目、前回の記者会見は二月十三日でしたが、二月十三日時点でどうなのかと...全文を見る
○吉川沙織君 二月十三日時点で知らなかった。ということは、二月十三日より前にこの事実を知っていたということはなかったということでいいですね。
○吉川沙織君 信じる信じないの話ではなくて、二月十三日時点は知らなかったけれども、その後はお答えできませんという、二回前の答弁で会長はそうおっしゃいました。では、二月十三日時点では本当に知らなくて、その前は、そういう話は一切会長の耳にも入ってなかったということなんですね。
○吉川沙織君 国会におけるNHK会長の答弁は大変重いものがあります。もし事実に反する答弁をした場合、辞任に値することになります。事実、籾井会長の会社の大先輩である池田NHK元会長は、先ほども引用しましたが、国会で日本語でなく英語で答弁したとしてその責めを負って辞任し、その後、副会...全文を見る
○吉川沙織君 今後は慎重に発言をしたいということを今おっしゃいました。であるならば、二月十三日の記者会見の今何度も引用している一連のやり取りというのも、慎重な発言ではなくてうっかりした発言だったということなんでしょうか。
○吉川沙織君 英語での答弁や誤った答弁でさえ辞任をせざるを得ないのが公共放送NHKトップとしての責任なんです。マスコミの代表、日本の顔であるNHK会長であるにもかかわらず、二月十三日の会見でも、就任会見時のことを聞かれ、済んだことだから聞かないで、私見を申し上げたところは取り消し...全文を見る
○吉川沙織君 もし仮に前会長、元会長と同様の思いを持っているならば、かような発言、絶対出なかったはずです。  少し観点を変えて伺います。  今日の新聞報道に、さきの経営委員会、今月十二日の経営委員会で、発言について取り消しているし、どこが悪いのか、素直に読めば理解できるはずだ...全文を見る
○吉川沙織君 経営委員長、このような、そのとおりとは申しませんが、前の発言の問題、どこが悪いのかといったような趣旨の発言は会長から経営委員会の場においてあったのでしょうか。
○吉川沙織君 今あったかなかったという問いに関してはお答えいただけませんでしたが、放送法第四十一条「議事録の公表」ございます。冒頭のやり取りの中で、指名部会の部分に関しては概要だけだったかもしれないが、経営委員会の内容については全て掲載されている、記載をされているという、こういう...全文を見る
03月11日第186回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○吉川沙織君 当委員会が行いました委員派遣につきまして、その概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、山本香苗委員長、二之湯智理事、丸川珠代理事、若松謙維理事、井原巧委員、石井正弘委員、堂故茂委員、石上俊雄委員、江崎孝委員、林久美子委員、吉良よし子委員、片山虎之助委員、寺田典城...全文を見る
03月14日第186回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。  先月、二月十九日のNHKの審議に引き続き、今日も質疑に立たせていただきます。  先日も申し上げましたが、会長の就任会見の、これに端を発する一連の問題をスキャンダル的に捉えて批判するつもりは毛頭ございません。いろんな問題が、どの立...全文を見る
○吉川沙織君 今、お二方からそれぞれ誠実にお答えいただけるという、こういう確約をいただきました。  今、NHKの中に関して様々な報道がございます。もちろん新聞もあれば、雑誌や、それからスポーツ新聞の類いまで様々ございますが、私が捉えましたところ、NHKの中、モミイズムという嵐が...全文を見る
○吉川沙織君 それぞれ答弁をいただきました。事態の収拾に向けてということに関しましては、また後ほどお伺いをさせていただきます。  私は、日本の民主主義の発展に少しでも尽くすことができればと思い、私自身は普通のサラリーマンの家庭でございましたが、政治を志して今この場に立たせていた...全文を見る
○吉川沙織君 二月二十一日の衆議院総務委員会において、公明党の桝屋委員から、「重ねて伺いますが、みずからの報酬を返上して責任をおとりになる、事態をおさめるまでそうした取り組みをする、こういう気持ちは個人のお気持ちの中であるのかないのか、重ねて伺います。」と問われたのに対し、「私と...全文を見る
○吉川沙織君 では、過去自主的に報酬を返納した会長がいらっしゃるということは御存じですか。
○吉川沙織君 私も気になって調べさせていただきました。  平成十六年度、一連の不祥事に関連して、当時の海老沢会長が月額報酬の三〇%、六か月間自主的に返納されています。また、平成二十二年度、大相撲賭博問題をめぐり職員が不適切なメールを送っていた問題では、当時の福地会長が月額報酬の...全文を見る
○吉川沙織君 過去に、今お二方の例を引きました。このお二方というのは、もちろん職員の不祥事に端を発するもので、御自身が何かを起こして報酬を返納されたわけではございません。ですから、御自身の発言に端を発していろんな混乱を巻き起こし、国民の皆様から、否定と肯定、それぞれの意見はあるに...全文を見る
○吉川沙織君 この問題を繰り返しても先に進みませんので、次に行きます。  二月十九日、先月のこの総務委員会での審議の際、NHKに対する国民の信頼回復のために会長は責任を取られるべき、私以外の多くの委員も申し上げました。しかしながら、その後、会長が理事全員から辞表を取っていること...全文を見る
○吉川沙織君 実は一月二十五日の就任会見からいろいろ意見の数というのが問われています。私も気になって、どの程度の期間でどの程度増えて肯定と否定の割合がどの程度あるのか、議事録を追ってみました。この件に関して質問が出され始めているのは二月四日の衆議院の総務委員会からです。  二月...全文を見る
○吉川沙織君 後ほど申し上げますけれども、自主自律、NHKにおける自主自律の観点から、経営委員会そして監査委員会がその機能と役割、自己に課された任務を発揮していただくこと、その機能を発揮していただくことを期待いたしております。  今ほど答弁いただきました。もう三万件を超える、こ...全文を見る
○吉川沙織君 事態が収まりましたならば営業の現場にお出かけいただく、これはもちろん大事なことだと思っています。  二月の十九日のこの当委員会においても、営業の現場、営業の御出身であられますから、是非営業の現場に足をお運びいただければということを申し上げましたけれども、事態が収拾...全文を見る
○吉川沙織君 外に出ていく時間が与えられておりませんのでと今会長はおっしゃいました。これは、国会が、国民の代表である国会の場で、いろんな問題があって国民・視聴者から様々な声が届いている、だからその真意を、もしかしたら会長もおっしゃりたいことたくさんあるかもしれない、ですからこうや...全文を見る
○吉川沙織君 今、事態が収拾するのはいつ頃かという問いを立てさせていただきました。これ、いつ頃と思っておられるんでしょうか。再度伺います。
○吉川沙織君 速やかな収拾、もちろんできればいいと思います。ただ、先ほど最新の数値伺いました。国民・視聴者からの意見、私は、平成二十年三月二十八日のこの参議院総務委員会で訪問集金の在り方について当時の福地会長に質問をさせていただきました。平成二十年の十月一日から訪問集金制度は廃止...全文を見る
○吉川沙織君 目標が達成できるよう注視をしてまいりたい、こうおっしゃいました。もし目標が達成できなかったら。一連の不祥事があって、福地元会長、松本前会長の下で、受信料の値下げという、こういう大きな壁も乗り越えながら、徴収は上向きでした。これがもし下がったならばどうなさるんでしょう...全文を見る
○吉川沙織君 前回の質問で、会長の一連の発言等によってNHKの業務に大きな悪影響が出ているのではないかとお伺いいたしました。国会においても、衆議院、参議院、総務委員会や予算委員会で会長等の言動が取り上げられ、質疑も行われています。  二月十九日以降で構いませんので、経営委員会が...全文を見る
○吉川沙織君 このように、NHKが非常事態に置かれているからこそ、経営委員会におかれましては熱心で真摯な議論が行われたと思います。  例えば、二月二十五日の第千二百八回経営委員会には経営委員全員が出席されたのかどうか、伺います。
○吉川沙織君 二月二十五日の第千二百八回経営委員会はお一人欠席されたと今御答弁いただきました。その経営委員はイランを訪問されていたという話もございます。経営委員長は、この件、事前に耳に入っていたんでしょうか。
○吉川沙織君 この経営委員のツイッターを見ますと、経営委員会が開催された日にはイランを訪問されていたようです。その上、イランのアバダン訪問の後の記者団に対する発言を、二月二十四日、イラン国営イラン・ラジオは次のように伝えています。  この訪問のメッセージは、イランと日本の両国が...全文を見る
○吉川沙織君 二月十二日の経営委員会において、経営委員の言動についての経営委員会見解を出されています。この中で、「経営委員としての職務以外の場において、自らの思想信条に基づいて行動すること自体は妨げられるものではないと認識している。」。  もちろん、個人の思想信条に基づいての御...全文を見る
○吉川沙織君 私は、この国会の場での議論というのは非常に大事であると思っています。新聞や雑誌の記事ももちろんずっと残っていくでしょうが、国会のこの場での議論における質問者、そして答弁者の発言内容は重要であり、かつ将来もずっと参照されるべき重要な資料です。  先月の委員会で、衆議...全文を見る
○吉川沙織君 会長御自身の発言に端を発する様々な問題、そして、二月二十五日の衆議院総務委員会で、理事の方々の勇気をもって発覚しましたけれども、理事全員から辞表を取り付けたという報道は、恐らくNHKニュースの中で放映をされていないはずです。そんな中で、国谷キャスターは放送部分だけで...全文を見る
○吉川沙織君 今、報道されたのが結果だ、それが全てだという、こういう答弁でございました。  この件に関してはもう更に問うことはいたしませんが、私は、NHK内部での報告、連絡はなされていたと考えています。しかしながら、本件に関するやり取りについて、二月十九日のこの場でのやり取りも...全文を見る
○吉川沙織君 今、経営委員長、そして監査委員からそれぞれ誠実な御答弁をいただきました。  ただ、二月十九日の参議院総務委員会におかれまして、三月六日の放送に係る件について、監査委員は、会長の一連の発言に端を発することに関しては会長以下の役員から報告は受けておられない、こういう答...全文を見る
○吉川沙織君 一月二十五日の会長の就任発言に端を発して様々な混乱を来しているということは、これは紛れもない事実です。これに対しては、注意だけで、辞任や報酬返上など、日付のない辞表を提出していない会長本人の責任が全く問われないというのは何ででしょうか。
○吉川沙織君 二度にわたった口頭注意、それから三月十一日の申入れ、様々な取組をされているということは私も十分承知しています。ただ、理事全員が辞表を取られているんです。取材、報道、現場、全ての現場が会長の発言などで混乱の極みにあるのに、その原因も調査せず、一丸となりということ自体が...全文を見る
○吉川沙織君 個別の人事が提案された段階で経営委員会としては判断をされると、こういう答弁だったかと思います。  もちろん、今後どのような動きがあるか、私は存じ上げません。ただ、これだけ大きな問題になって、視聴者からの意見も、最初は一万件だったのが、昨日から今日に関しても四百件増...全文を見る
○吉川沙織君 放送法第五十五条第一項に基づく経営委員会による会長の罷免の決定については、任命は九名以上の賛成が必要と法律に明確に書かれています。ただ、会長の罷免、経営委員会で行おうとするならば、過半数で議決できます。  経営委員長、会長は既に理事全員から日付のない辞表を取り付け...全文を見る
○吉川沙織君 一昨日の参議院予算委員会でも、この第五十五条の二項、会長が日付のない辞表を取ったこと、これは理事全員の勇気をもって、辞表を提出しました。二月二十五日の衆議院総務委員会で明らかになったから分かったようなものの、もしこれがずっと真実が明らかにならないまま、第五十五条二項...全文を見る
○吉川沙織君 仮定の話には答えられないとおっしゃって答弁回避をし、実際にそのような結果になったときに、後ほど申し上げますが、二月中旬には会長から理事を総入替えすると聞いておられるはずですから、結果的にはその会長に手を貸して阻止しなかったことになるかもしれませんが、いかがでしょうか...全文を見る
○吉川沙織君 では伺いますが、第千二百七回経営委員会において全員出席の上しっかり議論して、「それでもなおかつ私は大変な失言をしたのでしょうか。」とおっしゃる会長の出処進退こそ判断していただくのが経営委員長としての当然の任務であると考えますが、いかがですか。
○吉川沙織君 またこの件に関しては後ほども委員長の見解をお伺いしたいと思います。  会長が理事全員の辞表を会長就任当日に提出させたことについて、これからいろいろ伺っていきたいと思います。  会長は、二月二十六日の衆議院予算委員会において、「こういうことは一般社会ではよくあるこ...全文を見る
○吉川沙織君 日本商工会議所の三村会頭は、通常の会社でそういうことが行われているということは聞いたことがない、異常な状況とされ、経済同友会の長谷川代表幹事は、三村会頭の一般的でないとの発言は正しいのではないか、経営を監視する取締役の発言の自由をあらかじめ制限することは適切ではない...全文を見る
○吉川沙織君 会長の任期、御自身……(発言する者あり)
○吉川沙織君 会長、御自身、今、任期二年とおっしゃいましたが、二年なんですか。
○吉川沙織君 会長は放送法第五十三条を御存じでしょうか。
○吉川沙織君 五十三条を御存じですかと伺ったんです。
○吉川沙織君 今会長は会長御自身と副会長の任期だけについてしかお答えになりませんでしたが、放送法第五十三条は、「会長及び副会長の任期は三年、理事の任期は二年とする。」、こういうふうに明記されています。  昨日、三月十三日の衆議院総務委員会で、会長は、今もおっしゃいましたが、民間...全文を見る
○吉川沙織君 会長は放送法のことをよくおっしゃいます。でも、放送法はこの立法府でしか変えることができません。立法府の権限を侵すんですか。
○吉川沙織君 放送法を遵守される、こうおっしゃるならば、なぜ昨日理事の任期いずれ一年にしようと思うとおっしゃったんでしょうか。
○吉川沙織君 もうこれ以上繰り返しても仕方ありませんので、この五十三条に触れる前に会長が答弁されたことについて少し伺ってみたいと思います。  会長、辞表が、提出はよくあることと答えられたことについて、三月六日の記者会見で、そういうことは聞いたことがないという話がされている、先ほ...全文を見る
○吉川沙織君 ゆっくりお話ししたいんですけれども、あれもこれも聞きたいことございますし、会長の答弁が不誠実な場合が多うございますので、どうしても、こちらも落ち着いて申し上げようと思っていてもそれがかなわないという事情も御推察いただければ有り難く思います。  先ほど、辞表を取った...全文を見る
○吉川沙織君 辞表を取る、辞表を取るということは、罷免権をちらつかされて威圧されプレッシャーを受け、常に罷免されるかもしれない、こういう不安の中で、緊張状態の中で業務に集中しろ、こう言われているのと同じです。これが普通の一般社会の理解だと私は思っています。普通であれば、この業界、...全文を見る
○吉川沙織君 本当に一切そのような趣旨のことも。もちろん、私はその役員会に出られませんので分かりません。理事の方々も存じ上げませんので分かりません。ただ、辞表を取った、日付のない辞表を提出させたという事実はあります。それを取るに当たって、ではどのような理由でその辞表を集められたん...全文を見る
○吉川沙織君 今日は私は、参考人は二月十九日の総務委員会と同様、会長、経営委員長、監査委員にしかお越しいただいておりません。前回は辞表の提出の事実は国会でも議論になっておりませんでしたし、私ももちろん存じ上げませんでした。私は、今日、営業現場の影響、放送に対する影響、受信料に対す...全文を見る
○吉川沙織君 聞いていないです。
○吉川沙織君 経営委員長に伺います。  来月の経営委員会の開催予定を教えていただきたく思います。
○吉川沙織君 理事四名の任期は四月二十五日で切れることになります。その直前の経営委員会の開催予定は、今伺いましたところ、四月は、四月八日と四月二十二日であると伺いました。例えば、四月二十二日の経営委員会に理事総入替えの提案が会長からされた場合、その理事らはいわゆる緊張感が足りなか...全文を見る
○吉川沙織君 今明確な御答弁はいただけませんでした。  ただ、この辞表の件に関して私もいろいろ調べていましたら、どうもおかしいと思いました。福地元会長が、今から二年前の平成二十四年三月二十一日付けの産経新聞に、会長時代の辞表取りまとめについて書いておられます。  私がNHK会...全文を見る
○吉川沙織君 会長は、以前の辞表取りまとめの事例について、三月三日の参議院予算委員会で問われたのに対し、次のように答えています。「要するに、理事全員に辞表を出させるという、そういうふうなことというのはあったんでしょうか。」との問いに対して、「確認しておりません。」と答弁されていま...全文を見る
○吉川沙織君 前回の福地元会長のときは、橋本元会長時代最後でしたけれども、NHK本体職員のインサイダー取引によって、理事が、コンプライアンス担当、報道担当理事はすぐに辞表を提出してお辞めになりました。そして、その混乱の中に外部から就任されたのが福地元会長であり、本当に混乱の中で就...全文を見る
○吉川沙織君 理事の方々にはそういうお話、辞表を取った後、辞表の件についてお話をされたり、辞表はいただいたけれども、預かったけれども、これは破棄するよと、こういうような会話はされたことございますか。
○吉川沙織君 今も、では、お持ちということですね。
○吉川沙織君 この問題について問うたとしても一般社会についてはなかなか御答弁がいただけず、そして理事は萎縮していないと、こういう思いを会長御自身は持っておられるという、こういうことが分かりました。  ちなみに、会長に伺います。  会長御自身は、一月二十五日で就任会見でいろんな...全文を見る
○吉川沙織君 最近、昨日も広報局のクレジットで、最近発覚をしました平成二十二年度、そしてその前の技研の不祥事に関して第三者委員会を立ち上げられる、それに関して会長がリーダーシップを取って進めていかれる、こういう報道発表に私は触れました。それはそれでとても大事なことだと思っています...全文を見る
○吉川沙織君 もちろん、会長御自身はそういうことはないと思っています。例えば、権限を越えて別の担当理事が知らないうちにそういうことがなされたということは、この職務分掌の規定がある以上そういうことはないと私は信じていますが、ないということでいいですね。
○吉川沙織君 権限の侵害についてはないということで明確に御答弁をいただきました。  辞表の件に少し戻ります。  先ほど、破棄はされていない、そして金庫にしまわれているということをお伺いいたしました。私自身の受け止めですが、辞表提出により会長は理事の生殺与奪の権を握っている、こ...全文を見る
○吉川沙織君 伝わっているということは断じてございません、それは明確に申し上げます。ただ、私は、四囲の状況から考えて、こういうことがあったのではないか、そういうふうに捉えてお伺いをしています。  なぜならば、一月二十五日の役員会で辞表を取り、あのような個人的な見解、取り消す取り...全文を見る
○吉川沙織君 本来であれば、この調査がなくして、その調査の結果の公表なくして、来年度予算案の審議ができるわけはありません。会長が全ての理事から日付のない辞表を集めたことは、NHK内部の民主主義を葬り、理事会を無意味化すると考えます。経営委員会は、NHKの自主自律、自浄能力を発揮し...全文を見る
03月18日第186回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。本日もどうぞよろしくお願いいたします。  まず、予算編成関連から伺いたいと思います。  そもそも、各地方公共団体は、国の一員として一定範囲の事務処理の責を負い、国の理念に基づく行政水準の均質化の要請に応えなければならないものの、これ...全文を見る
○吉川沙織君 多分、今、次の問いまでまとめてお答えになられてしまったかと思うんですが、平成二十二年度予算フレームまでと平成二十三年度予算フレーム、そして平成二十六年度予算フレーム、二十三年度からは基礎的財政収支対象経費の中に含まれています。このプライマリーバランスについては、今も...全文を見る
○吉川沙織君 今局長から二十二年度を下回らないということ、ちゃんと確保されるということを御答弁いただきました。  ただ、実際、平成二十六年度の予算編成からは、この編成体制についても変化が見られると私は捉えています。平成二十五年度まで総務省予算と財務省予算は別々の主計官が担当され...全文を見る
○吉川沙織君 今、数字では主計官九人とおっしゃいました。この九人というのは従前から変わらないんでしょうか。
○吉川沙織君 今、昭和三十五年から主計官の人数は変わらないというお答えをいただきました。  私も、財務省が予算と同時に公表される各予算のポイントというのをずっと追っていました。平成二十五年度までは司法・警察、財務、経済産業、環境予算と総務省予算に分かれていました。ただ、来年度予...全文を見る
○吉川沙織君 担当替えをされたという、こういう御答弁いただきましたけれども、私がこのような見方をしてしまった理由が一つございます。それは何かといいますと、この担当されている主計官は、平成二十五年十月二十八日開催の財政制度等審議会の財政制度分科会でこんな説明をなさっています。  ...全文を見る
○吉川沙織君 そこだけで物事を決めるということではないということ、それから、財務省と総務省でしっかり議論をして決められるということでございましたが、この議事録、公開されているものを拝見する限り、国の赤字に地方の黒字、黒字は地方でありますけれども、それに付き合えと言っているにも等し...全文を見る
○吉川沙織君 今後しっかり見ていきたいと思いますが、この件も大きく報道されています。地方からは大きな受け止めを持って見ていると思いますので、これは今後も注視していきたいと思います。  財務省に話を戻します。  財務省は、常に先を見通して、国の財政面を始め万般について研究をされ...全文を見る
○吉川沙織君 三部と申し上げましたが、平成十三年六月に主要国の地方税財政制度調査報告書、これ、総ページ数約五百ページです。平成十四年六月、地方財政システムの国際比較報告書、総ページ数約二百ページ。平成十八年十二月には主要諸外国における国と地方の財政役割の状況報告書、これ、三分冊で...全文を見る
○吉川沙織君 なぜ平成十三年度に着目したかと申し上げますと、平成十三年度以降、分権論議が事務事業分野から三位一体の改革などに見られるように地方税財政面に移っていくことであろうことを予想して、財務省としてある意味理論武装されていたのではないかと思っています。  現実的に、平成十三...全文を見る
○吉川沙織君 ところが、平成十六年度から平成十八年度に行われた三位一体の改革の結果はどうだったか。国庫補助負担金改革は約四・七兆円、税源移譲は約三兆円、そして地方交付税改革については、地方交付税と臨時財政対策債を合わせて、合計額が平成十五年度の二十三・九兆円に対して平成十八年度で...全文を見る
○吉川沙織君 交付税が大幅に減ったということは間違いない事実ですし、この復元の問題について、地方の声から伺いたいと思います。  この三位一体の改革の後に、平成二十一年度から地方交付税の別枠加算が行われてきましたが、平成二十一年十一月二十五日には全国知事会から地方交付税の復元・増...全文を見る
○吉川沙織君 地方交付税については、国の役所の中でも毎年度意見対立が続いているかと思います。そうでないという考え方もありますが、基本的にあると思っています。  総務省としては、この別枠加算というものについてどのように理解され、今後どのようになっていくと見通されているのか、総務省...全文を見る
○吉川沙織君 今、局長から絶対的な財源不足があると伺いましたし、法定率の引上げが本筋であるということも伺いました。  ただ、この財源不足の補填のための国、地方の折半ルール、そして別枠加算の今後について、この折半ルール、平成二十六年度改正でも三年間の延長が予定されています。地方交...全文を見る
○吉川沙織君 地域の活性化等にもつながる観点から、最後に一点お伺いしたいと思います。  自治体の防災力と消防力と自治体の規模。基礎自治体千といった目標の下で平成の大合併が進められた結果、基礎自治体の数は約半分となりました。ただ、東日本大震災や原発事故、被災地などを見ますと、合併...全文を見る
○吉川沙織君 今後もこの日本、どんな災害にいつ何どき見舞われるか分かりません。ですから、最後に、道州制導入は、行政区画を拡大するということと、今後の災害を見据えれば地域のきずなを強化するということと矛盾するのではないか、こういう議論を最後にしたかったんですけれども、今日の新聞で、...全文を見る
03月20日第186回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○吉川沙織君 私は、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、みんなの党、日本維新の会、結いの党、社会民主党・護憲連合及び生活の党の各派共同提案による自立的かつ持続可能な財政運営を可能とする地方税財政制度の構築及び東日本大震災への対応に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読い...全文を見る
03月26日第186回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。  今日は、災害時等における情報伝達手段に係る課題、それから前回も質問申し上げましたが、地方公共団体における防災体制の在り方という観点から質問をさせていただきます。  中央防災会議の災害時の避難に関する専門調査会の下に設けられた津波...全文を見る
○吉川沙織君 今御答弁いただきましたように、テレビの割合は低かった、代わりに防災行政無線から聞いた、これを課題として、多様な伝達手段ということもありますが、今引用した資料によれば、東日本大震災、北海道南西沖地震においては、やっぱり停電の影響によってテレビで情報を入手した割合が低く...全文を見る
○吉川沙織君 一昨日の二十四日、東日本大震災の津波で宮城県名取市閖上地区の多くの住民が犠牲になられましたこの問題で、第三者検証委員会は、地震による防災行政無線の故障について市などに猛省を促す最終報告書案を取りまとめた、こう報道されています。  機器の仕様、設計や災害が発生したと...全文を見る
○吉川沙織君 今も重ねてありましたけれども、非常電源の強化というところで少しお伺いしたいことがあります。  それは、防災行政無線の屋外拡声子局はバッテリー内蔵をしていて、その稼働時間は現在の時点では七十二時間というものが多うございます。これは、平成七年に発生をした阪神・淡路大震...全文を見る
○吉川沙織君 今、太陽光発電とありました。太陽光発電や風力の関係もいい手段の一つとは思います。ただ、これ台風や豪雨のとき使えないですが、そのときはどうされますか。
○吉川沙織君 これまでの災害で様々な課題が明らかになり、それを克服される、こういう取組の中にあるということは伺いました。  先ほど冒頭お伺いしましたとおり、防災行政無線は、テレビが使えない場合、住民への避難を呼びかける本当に大事な手段の一つであることに間違いありません。防災行政...全文を見る
○吉川沙織君 最新の整備率、二十五年三月末現在で七八・三%と、こうお答えをいただきました。その一年前はどうであったかと申しますと、七六・六%、まだまだ大体二五%のところが整備がされていない。これは公の資料として出ています。  もう一つ、これは毎年伺ってまいりましたけれども、市町...全文を見る
○吉川沙織君 今、十六年三月末、これは市町村合併が行われる前の整備率をおっしゃっていただきました。二十五年三月末だと市町村合併効果を抜いた率は七四・四%、こういう御答弁も併せて伺いました。ただ、その一年前に確認したとき、二十四年三月末現在の市町村合併効果を抜いた整備率は七三・四%...全文を見る
○吉川沙織君 今地方財政は厳しい折ですから、有利な起債ができるといったとしても借金をしづらい状況ですから、ここは国としてもできることはやっていかなければいけないという思いであります。  津波警報や緊急地震速報、ミサイル発射情報などはJアラートによって全国の自治体に伝達され、同報...全文を見る
○吉川沙織君 自動起動については来年度末を目途としてほぼ全ての地方団体でできるということでしたが、防災行政無線はまだ二五%ぐらいの団体で整備ができていない。そうなると、瞬時に情報を伝えることができません。  これは前回の委員会でも指摘をさせていただきましたけれども、最近も夜半に...全文を見る
○吉川沙織君 そこで、今御答弁にもありましたとおり、課題の一つとなりますのが、昨年十一月十三日のこの委員会でも指摘をさせていただいた地方公共団体における防災体制になります。  地域防災計画の策定においても、避難勧告等に係る具体的な発令基準の策定等においても、また実際の災害対応に...全文を見る
○吉川沙織君 本当はもっと今の答弁に対してやり取りをさせていただきたいんですが、大臣に最後に一つ伺いたいと思います。  今月三月十一日、避難勧告等の判断・伝達マニュアル作成ガイドライン検討会で、これ私も、平成十七年に策定されたものは今の災害の対応に合っていないから見直しをすべき...全文を見る
○吉川沙織君 同時に、避難勧告や避難行動に対する啓発活動についても実施されていくというこういう報道に触れておりますので、是非それも併せてやっていただければと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
03月27日第186回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。本日もどうぞよろしくお願いいたします。  いわゆる成田財特法による財政援助の期限、昭和四十五年の法律制定以来六度の延長を経て、平成二十五年度末、つまり今月末までとなっています。成田空港周辺の整備については、同じ昭和四十五年策定の成田財...全文を見る
○吉川沙織君 今、これからの計画に掛かる総事業費は五千七百二十億円、これぐらい掛かる、こういう御答弁をいただきました。また、昭和四十五年に空港周辺地域整備計画が策定されてから、まだたちませんけれども、いずれ五十年近く経過することになります。この計画によって新設された施設の耐用年数...全文を見る
○吉川沙織君 今、三十年度末の五年間の延長ということを伺いました。と同時に、その後の御答弁の中では、その時点での整備の状況、そして、その結果また判断をされるという、こういう趣旨にも受け取れました。  ということは、取りあえず五年また延長する、時限立法として延長するけれども、また...全文を見る
○吉川沙織君 では、これに関連して伺います。  今回の法延長に伴って整備計画に新たに盛り込まれる事業には、二〇二〇年に東京オリンピック・パラリンピックの開催はもう予定されています。このオリンピック・パラリンピックの関連整備も入っているんでしょうか。
○吉川沙織君 一つ前の質問の中で、この計画はある意味ではエンドレスでしょうかという問いをさせていただきました。オリンピック・パラリンピックの開催は二〇二〇年であって、五年よりもまだ更に先のことです。五年後、平成三十年度までこの法律が更に延長されて、でもその延長の先にはオリンピック...全文を見る
○吉川沙織君 この議論、五年前もこの総務委員会でなされましたし、今回のこの法案についても全会一致でございます。国として支援が必要であるということ、そして期限内完了が困難な事業が残されている以上、時限立法として延長するのは当然の措置だと思いますが、できる限り今予定されているものが三...全文を見る
○吉川沙織君 国会での答弁が含まれる、こう今会長から御答弁をいただきました。  当総務委員会、参議院総務委員会での発言について、衆議院の総務委員会では最終的におわびの文書が提出され、当事者である参議院総務委員会に対しては何の話もないということはなぜでしょうか。会長、教えていただ...全文を見る
○吉川沙織君 今会長御自身の口から、参議院を軽視するものではありません、こうお話をいただきました。ただ、実際、この参議院の現場、参議院の総務委員会の理事会には提出されていない、また何の話もございません。そのことについては、受け止めで結構です、一言いただけませんでしょうか。
○吉川沙織君 NHKの予算は、衆議院では今日、緊急上程協議中の結果が出れば採決をされて、こちらに送られてくることになります。先ほどの理事会では、もう一度参議院の総務委員会としてNHKの予算審議の日程を協議する、委員長の差配でこの後も協議する予定になっています。ですので、これからそ...全文を見る
○吉川沙織君 二月十九日、そして三月十四日でのこの参議院総務委員会での私の質問の意図は、会長の不適切な発言の現場への影響について、その事実を会長御自身が御存じだったかどうか、また現場への影響があったと知った時期とそれに対する会長の責任の取り方にあったものです。私の質問によって編集...全文を見る
○吉川沙織君 三月二十五日に衆議院の総務委員会の理事会に提出された文書を、会長も放送総局長も今読み上げられました。いま一度読みます。  編集の自由を確保し、放送の自主自律を守るために、ニュースや番組の取材、制作過程については答えることを差し控えるのがNHKの基本姿勢という自主基...全文を見る
○吉川沙織君 今、会長から、最後の方にありましたが、私は決して、取材、制作に関することを答弁したということを、取材、制作の過程を問題にしているのではありません。御自身の一連の発言により支障が生じたという報告を二度も受けておられながら、そういう話は聞いておりません、ないと思います、...全文を見る
○吉川沙織君 一方で、先ほども申し上げました過去のやらせ問題、そして今問題となっている偽りの作曲家問題については、事細かに過程を明らかにされています。そのことは申し上げておきたいと思います。  この「クローズアップ現代」の問題については、一方である一部の方は、信頼すべき関係者へ...全文を見る
○吉川沙織君 実際の放送番組制作は、現場に事実上の裁量が委ねられています。その理由は、放送法によってNHKに委ねられた使命である多様で質の高い番組制作は、何よりも取材や制作を実際に担当する人々の専門的な技能や倫理観なしには到底達成できないという放送局としての固有の本質的な性格によ...全文を見る
○吉川沙織君 三月十四日の当委員会で、「私の質問に対する答弁は事実に反することにもつながりかねません」、こう指摘させていただいたのに対し、会長は、「結果として、「クローズアップ現代」でケネディ大使とのインタビューがなされました。私はこれが全てだというふうに思います。中での文書の何...全文を見る
○吉川沙織君 「私はこれが全てだというふうに思います。」、こう答弁なさったのも、質問自体を否定されるような表現です。さらに、「中での文書の何月何日にどうしたということについては、これはいろいろあるかもしれませんけれども、私は、私の申したとおりでございます。」、この意味を教えていた...全文を見る
○吉川沙織君 「この問題につきましては、この前、先般ケネディ大使とのインタビューがなされたことだと思います。」とも会長は三月十四日の当総務委員会で重ねて強調されていらっしゃいますが、会長の一連の発言が混乱を招いたことと結果的にインタビューが行われたということをなぜ短絡的に結び付け...全文を見る
○吉川沙織君 会長のその答弁ぶりの仕方が役員にも影響を与えたらしく、放送総局長も、三月十九日の記者会見で、取材、制作の過程についてはお答えを差し控えさせていただきたい、最終的には出演いただけたということである、こう答弁なさっています。放送総局長はそれで現場に対する説明は十分である...全文を見る
○吉川沙織君 私も先ほどから何度も申し上げています。私は決して取材、制作の過程のことを問題にしているのではありません。会長御自身が報告を二度も受けておられながら、そのことについて事実に反する答弁をなさったということに関して伺いを立てているわけです。  辞表の問題について伺います...全文を見る
○吉川沙織君 今いろいろお述べになりましたけれども、最終的には確認していない、こういう御答弁だったと思います。国会で三度も問われても、会長はなぜ、その事例、今前例のことを少しおっしゃいましたけれども、確認していないというのが今の最終的な答弁でした。国会での議論を無視されておられる...全文を見る
○吉川沙織君 私は、今お伺いしたのは、国会で三度確認されましたでしょうかと問われて、確認されていない、この答弁を三回繰り返して、今日もそうお述べになりました。もちろん、前回のことを今少しお触れになりましたけれども、何で確認されなかったんでしょうかという伺いを立てたわけであって、私...全文を見る
○吉川沙織君 ついに確認いただけなかった理由についてはお答えをいただくことができませんでした。  少し違う観点から伺います。  三月十九日、放送総局長の定例会見で、放送総局長は、記者から辞表提出の件について、初日の役員会で上司からそういう話があったので日付の入っていない辞表を...全文を見る
○吉川沙織君 では、福地会長時代に辞表を取りまとめたということの内容や経緯は御存じなかったということでよろしいですね。
○吉川沙織君 私は、福岡の局長をやっていたわけでも、NHKの職員でもありません。でも、三月十四日の当総務委員会の質疑でも触れましたが、どういう経緯で福地元会長は理事全員から辞表を集めたんだろう、これが気になりまして、調べました。  当時の経営委員会議事録を読んだところ、確かに日...全文を見る
○吉川沙織君 では、詳細は御存じだったということだと思います。ですから、何が言いたいかと申しますと、当時の辞表取りまとめ、そして今回の辞表取りまとめは全く次元が異なるものだということです。  今日は時間の関係で全て伺うことができませんでした。ただ、この参議院総務委員会としてNH...全文を見る
03月28日第186回国会 参議院 総務委員会 第11号
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○吉川沙織君 私は、ただいま承認されました放送法第七十条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、みんなの党、結いの党、社会民主党・護憲連合及び生活の党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    ...全文を見る
03月31日第186回国会 参議院 本会議 第12号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織です。  私は、ただいま議題となりました平成二十六年度NHK予算案に対し、反対の立場から討論を行います。  今、アベノリスクは、NHKをも巻き込んで大騒動を引き起こしています。  実証性や客観性を軽んじ、自分が理解したいように世界を理解する態度...全文を見る
04月08日第186回国会 参議院 総務委員会 第13号
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○吉川沙織君 私は、ただいま可決されました電気通信事業法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、みんなの党、日本共産党、日本維新の会、結いの党、社会民主党・護憲連合及び生活の党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。...全文を見る
04月09日第186回国会 参議院 国の統治機構に関する調査会 第3号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。  山下先生、高安先生、今日は貴重なお話、誠にありがとうございました。  今日は、行監の重要性と、あと議院内閣制下での参議院の果たすべき役割について、それぞれ御所見を伺ったものと思っております。参議院の果たすべき役割、そしてまたこの...全文を見る
○吉川沙織君 山下先生、ありがとうございます。  当時は、ねじれ国会でなかなか開けなかった。でも、その中で、行政監視としての役割を国会として果たしていく、そういう思いで現場を視察なさったというお話、今日感銘を受けながらお話を拝聴しました。  そこで、高安先生に伺いたいんですが...全文を見る
○吉川沙織君 ちょうどいいところというのはどのようなバランスであるとお考えでしょうか。
○吉川沙織君 ありがとうございます。  ちょうどよいところ、確かにねじれのときはねじれがまるで悪であるかのようにずっと言われてきましたし、私どもが野党で参議院で多数を占めているときは確かに行き過ぎた側面も、私も当時議会に身を置いていましたので、今振り返ってみればそういう側面もあ...全文を見る
○吉川沙織君 ありがとうございます。いずれにしても、参議院、議院内閣制における参議院の果たすべき役割は大きいと思います。  そこで、もう一度山下先生に伺えればと思います。  先ほど、最初の意見陳述の中で、山下先生はこのようなことをおっしゃいました。何をおっしゃいましたかと申し...全文を見る
○吉川沙織君 ありがとうございました。終わります。
04月15日第186回国会 参議院 総務委員会 第15号
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○吉川沙織君 私は、ただいま可決されました電波法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、みんなの党、日本維新の会、結いの党、社会民主党・護憲連合及び生活の党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     電波法の...全文を見る
05月13日第186回国会 参議院 総務委員会 第18号
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○吉川沙織君 去る四月二十二日に当委員会が行いました視察につきまして、その概要を御報告申し上げます。  視察委員は、山本香苗委員長、二之湯智理事、丸川珠代理事、若松謙維理事、渡辺美知太郎理事、井原巧委員、石井正弘委員、島田三郎委員、柘植芳文委員、堂故茂委員、石上俊雄委員、江崎孝...全文を見る
05月15日第186回国会 参議院 総務委員会 第19号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織です。  今回の地方自治法の改正案は、第三十次地方制度調査会答申、「大都市制度の改革及び基礎自治体の行政サービス提供体制に関する答申」を踏まえたものであり、同答申に対する総務省の認識を中心にこれから質問をさせていただきたいと思います。  まず、そ...全文を見る
○吉川沙織君 では、今三つお尋ねしました、措置済みか、所管外か、地方公共団体、自治体間の広域連携の中に読み取ればよいのかという中で、三番目ということでよろしいですね。
○吉川沙織君 今ほど局長から様々御答弁いただきました。そして、私も先ほど答申の内容を少し引用しましたけれども、それ以外でも、今御答弁の中にもありました災害対策法制について所要の見直しが進みつつあることや、東日本大震災の教訓を基に、災害対策面においては、地方公共団体間の広域的な連携...全文を見る
○吉川沙織君 今お尋ねをしました諮問内容については、地制調の専門小委員会の中でも議論になっております。  昨年四月五日の第三十一回専門小委員会議事録を拝見いたしますと、碓井委員長が、「諮問をどう理解すべきかという大変難題を突きつけられて、小委員長は余りよく理解していないので、こ...全文を見る
○吉川沙織君 この諮問事項については、第二十七回の専門小委員会からでございましたが、非常に難しい取りまとめをなさったと思っています。  それでは、違う観点からこの行政体制の在り方を伺いたいと思います。  総務省の地方公共団体定員管理研究会報告書、平成二十五年三月におまとめにな...全文を見る
○吉川沙織君 総合的な観点で適切に進めていただけるという答弁でございました。  次に、また答申に沿って伺っていきたいと思います。  最近も大きな話題になりましたし、先ほども引用ございました。この答申では、我が国が人口減少社会に突入する一方で、集落数はそれほど減少しないという予...全文を見る
○吉川沙織君 非常に丁寧に御答弁いただきましたけれども、そもそも答申の中で使われている言葉、概念について伺いたいと思います。  今、局長御自身の答弁の中でも触れられましたけれども、答申の中で一つのキーワードとなっています地方中枢拠点都市という言葉についても、これまでの全国総合開...全文を見る
○吉川沙織君 もういいです。
○吉川沙織君 今答弁いただきましたけれども、今申し上げた言葉だけで同じような意味を持つ、それぞれ定義があったりなかったり、違うのは私も承知しておりますけれども、地方拠点都市地域、地方中核都市、地方中枢都市、そして今回の地方中枢拠点都市とあります。もちろん、今回は法定事項として連携...全文を見る
○吉川沙織君 苦労されてこの地方中枢拠点都市という名前にされたということは、私もずっと議事録拝読しておりましてよく分かりました。  中間報告は平成二十四年十二月二十日になされていますが、その時点では地方中枢拠点都市という命名はされておらず、今の概念は地方の中枢都市という言葉に置...全文を見る
○吉川沙織君 また、答申では、「相当の都市機能の集積があり、より大きな圏域人口をカバーすることができる指定都市や中核市等の人口規模の大きな都市においては、このような都市機能の「集約とネットワーク化」の取組が進んでいない」とされていますが、その原因はどこにあるとお考えでしょうか。
○吉川沙織君 今回、答申の具体化として、今はほとんどお触れになりませんでしたけれども、今年度中に三大都市圏以外で人口二十万人以上の都市を対象に、研究機関の集中ですとか教育機関等の充実といった機能を持った拠点都市制度として導入されようとしておられますが、拠点となる市があって、そこの...全文を見る
○吉川沙織君 少し違う観点から伺います。  答申全体で読めばですが、市町村合併の限界を認めつつ、「市町村合併があまり進捗しなかった三大都市圏の市町村においては、地方圏を上回る急速な高齢化が進行するとともに、人口急増期に集中的に整備した公共施設の老朽化が進み、一斉に更新時期を迎え...全文を見る
○吉川沙織君 読み方として非常に難しかったと思いますが、先ほど地方中枢拠点都市圏のところで、そこが中心となって経済の牽引を行うという、こういう御趣旨の答弁が何回か出てきました。これに関する答申内容から質問をさせていただければと思います。  これに関する答申を読みますと、「三大都...全文を見る
○吉川沙織君 財政的に制約ができたときにいろんな地域づくりの主体が生まれてきました、これまでとは違った。主体は、国主導型だったのが地方主導型になり、そして手法は、公共投資、ハード中心だったのが地域ソーシャルキャピタルなどのソフト資源中心になって、対象地域も、いわゆる後進地域だけで...全文を見る
○吉川沙織君 では、この答申に書いてあるとおり、牽引できるように大都市が経済発展をしたとして、その成果は周辺部やいわゆる後背地域に波及するのかどうか。答申は、先ほども引用しましたが、経済を牽引するという大都市の役割は認めていらっしゃいますが、その成果が大都市のみに終始してしまうの...全文を見る
○吉川沙織君 では、これに関連して、指定都市市長会が提唱している特別自治市構想というのがあります。この特別自治市は、広域自治体と基礎自治体の機能を併せ持ち、大都市を一元的に運営するというものです。  指定都市市長会は、特別自治市創設による効果として二つ挙げています。一つが、特別...全文を見る
○吉川沙織君 答申では、人口減少と高齢化を理由にこれからの自治体に必要なのは公共サービスの供給体制の効率化であるということが繰り返し唱えられています。答申では、効率化を目的に府県と政令指定都市の二重行政が問題視され、都道府県から中規模以上の都市へ極力仕事を移すことが打ち出されてい...全文を見る
○吉川沙織君 認識は理解はしましたが、今回の答申の特徴、さっきから何回か引用させていただいておりますが、都市の経済主体としての側面を強調をされている、こういう嫌いがあると思っています。  現在の世界の都市構造の特徴として、一つの都市の中に富裕地域と貧困地域が並立する構造となった...全文を見る
○吉川沙織君 このような地方が主体となって環境重視型の都市を目指すのとは対照的に、財政危機を理由に国が上から都市構造を改変させるということも海外において実際に起きているようです。日本においては、国、地方とも財政的に厳しい状況にあり、個々の地方自治体としても苦しい財政運営が続いてい...全文を見る
○吉川沙織君 今、前段の大臣の答弁の中で二つのキーワード、制度の多様性と住民の発意という、こういうキーワードをいただきました。制度の多様性は、もちろん様々なメニューを用意していただいて、自治体がそれを自主的に選択する。そして、その制度を選択したのを住民がしっかりと分かって、しかも...全文を見る
○吉川沙織君 途中で分からなくなってしまいましたけれども、つまり、基礎自治体という言葉は、基礎的な地方公共団体という言葉と比べて、市町村と都道府県の対等性と役割分担及びそれが地方行政のみならず地方自治の担い手、主体であるという意味合いをより強く意識した用語であるというふうに捉えて...全文を見る
○吉川沙織君 最後に、今回、連携協約で様々なものが述べられています。市町村間による、先ほどからも御答弁いただきましたけれども、水平的な補完、それから基礎自治体に対する都道府県の補完、直接的な補完、垂直補完の役割がありますけれども、それと少し道州制の議論を絡めて質問をさせていただけ...全文を見る
○吉川沙織君 道州制については、与党の中でも双方の意見が出て、慎重な議論を進めた上で、多分、道州制担当大臣としていろんな結論を導かれていくと思いますので、そこは両論見ながらしっかり議論に加わっていきたいと思っております。  今回の地制調の答申、大きな、大きな、本当に大きな制度改...全文を見る
○吉川沙織君 足下の自治の充実もあるではなくて、それも本当に大事にしていただければ本当にうれしいです。  最後に、総務大臣は先月、四月二十五日の閣議後の記者会見において、第三十一次地方制度調査会の立ち上げについて言及されておられます。また、今日の総務委員会終了後の十七時二十分よ...全文を見る
○吉川沙織君 第三十次地方制度調査会の会長をお務めになられた西尾会長は、四月二十四日、衆議院総務委員会において、第三十次地制調について、「今回の答申は、人口減少社会への対応が主要なテーマとなっております。」と明言をされておられます。恐らく、今夕に開かれる第三十一次地制調、今大臣の...全文を見る
05月20日第186回国会 参議院 総務委員会 第20号
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○吉川沙織君 私は、ただいま可決されました地方自治法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会・結いの党、みんなの党、社会民主党・護憲連合及び生活の党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     地方...全文を見る
05月21日第186回国会 参議院 国の統治機構に関する調査会 第5号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。  今回のこの調査会のテーマは「議院内閣制における内閣の在り方」ということで、五回、それぞれの有識者、知見のある方からお話を伺ってまいったかと思っております。  特に私印象に残りましたのは、「議院内閣制下での参議院の果たすべき役割」...全文を見る
05月27日第186回国会 参議院 総務委員会 第22号
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○吉川沙織君 私は、ただいま可決されました地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会・結いの党、みんなの党、社会民主党・護憲連合及び生活の党の各派共同提案による附帯決議案を提出い...全文を見る
05月29日第186回国会 参議院 総務委員会 第23号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。  明日、五月三十日、公務員制度改革の一環として内閣官房に内閣人事局が新設されます。これに伴い、各府省別となっている参議院の委員会の所管事項についても見直され、当参議院総務委員会についても、国家公務員制度を内閣委員会に移すという協議が...全文を見る
○吉川沙織君 今、人恩局長としては今日の答弁が最後になろうかと思いますが、行き過ぎた成果主義という御発言ございました。  昨日、二十八日の産業競争力会議でも、経営者代表の意見を踏まえて、総理は、成果で評価される新しい労働時間制度の選択肢を増やすべきと、新しい制度の検討を指示なさ...全文を見る
○吉川沙織君 二年前の郵政改正法案の採決の前の質疑のときにも申し上げましたが、私は前身が公社であった企業の元社員でございます。民営化されて随分たった後の入社で、事業環境が厳しい中、株式会社には効率性が求められます。厳しい中で勤務しておりましたが、公について考えることはたくさんござ...全文を見る
○吉川沙織君 ありがとうございます。  人員も財源も不足している地方においては、国以上に残念ながら短期的な目標、結果だけの追求等の弊害が如実に現れています。住民に目に見えるサービス向上、これも評価の一つでしょう。そして、実際に問題が発生した課題に対処することのみに限られた人材と...全文を見る
○吉川沙織君 今、私が申し上げた数値のとおりだと御答弁いただきました。  四月十一日の閣議後記者会見において総務大臣は、「総務省としては、更新の完了していないパソコンにつきましては、可及的速やかに、まず更新を実施してくださいということです。」とおっしゃっています。さらに、一斉調...全文を見る
○吉川沙織君 それはいつ頃を予定されておられますか。なぜならば、XPは最新のOSに比べたら二十一倍の感染の危険性があると、こういう報道もありますし、事実上そうなっています。個人情報や住民情報を大量に預かる地方公共団体において、もし不法侵入、不正アクセスを許せば個人情報は瞬時に悪用...全文を見る
○吉川沙織君 昨年十月二十三日の予算委員会で総務大臣は、「XPが使えなくなってしまう、そういう状態のときに注意喚起をして、そしてこれを更新ができなくなったときにはもう利用を停止するようにと、こういうことで、そういったことも含めまして地方自治体の方にはお話をしております。」と答弁な...全文を見る
○吉川沙織君 私も更新ができない場合は完全使用停止するということが最善の策だと思います。ただ、一三%XPがある。そして、それを外部と接続しない。これについても今外部メモリーの危険性を指摘なさいましたが、実際に、これは二年前、六月十三日の予算委員会で、完全に独立した制御システムが外...全文を見る
○吉川沙織君 では、先ほども何回か引用しておりますが、いずれにしても、地方公共団体の全保有PCのうち一三%の更新が完了していない、これを使っていないか、完全に独立したところで使っているかは別としても、この更新が完了しない理由について総務省としてはどう分析されておられますか。
○吉川沙織君 今、更新時期をおっしゃいました。大体、地方公共団体のシステムのリプレースは四、五年に一度です。でも、このXPのサポート終了は七年前に提供企業から周知されていました。七年前に周知されていたということは、その四、五年のリプレースの前回のときに間に合っていたはずです。 ...全文を見る
○吉川沙織君 この業務システムを例えばどうしても継続使用しなければいけない、ただ、これをインターネットに接続した時点でウイルス感染それから不正アクセスの可能性はもう格段に高まってしまうという状況があります。では、やむを得ず継続使用しなければならない場合、完全に独立したネットワーク...全文を見る
○吉川沙織君 性善説で御答弁いただきましたが、違う観点から伺えればと思います。  業務継続計画、BCPというものがございます。このBCPについては、内閣府が平成十九年六月に中央省庁業務継続ガイドラインを策定しましたが、その旗振り役の内閣府において平成二十年四月時点でも策定が終わ...全文を見る
○吉川沙織君 総務省が今年三月二十四日に公表しました地方自治情報管理概要を拝見すると、ICT—BCPについて、今後策定を予定している団体は都道府県で十九団体、市区町村は七百二十二団体となっていますが、問題は、今後も策定予定がないと回答している、この数です。都道府県においても二団体...全文を見る
○吉川沙織君 策定が進まない理由の分析を伺いましたので、一つでもいいので答弁をお願いします。
○吉川沙織君 これもどこかに理由書いていないかと思って全部資料を読みましたら、平成二十四年九月二十七日、総務省の災害に強い電子自治体に関する研究会第八回ICT部門の業務継続・セキュリティワーキンググループの資料一によりますと、ICT—BCP未策定の理由などに関する調査を行っていま...全文を見る
○吉川沙織君 なぜこういう問いを立てたかと申しますと、この初動版サンプル、去年の五月八日に総務省公表なさっています。ただ、この基となっているのが平成二十年八月のガイドラインです。このガイドラインの基本的考え方には三つ書かれています。この三つと申しますのは、「ICT部門を対象とする...全文を見る
○吉川沙織君 今、与党の方で議員立法の動きが様々な委員会、所管の委員会で活発なようでございます。この情報セキュリティー分野についても例外ではなく、与党の方でサイバーセキュリティー基本法案というものを今策定を進めておられると伺っております。  この法案要綱を拝見いたしますと、五、...全文を見る
○吉川沙織君 では、この基となるセキュリティーポリシー、これはいろんな定めたものでございますが、このセキュリティーポリシーについて、都道府県と市区町村、それぞれの策定状況について伺います。
○吉川沙織君 このセキュリティーポリシーも、ICTの技術の進展に伴って様々な攻撃の手法も多様化しておりますし、今、標的型攻撃というものが、昔はなかったものが今は攻撃の手法として使われています。だからこそ、このセキュリティーポリシーについても不断の見直しが必要であると考えますが、策...全文を見る
○吉川沙織君 今、地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドラインを答弁の中で引かれました。総務省はこれは随時見直しをされていて、最新の策定は、平成二十二年十一月九日に改定されたのが直近のセキュリティポリシーに関するガイドラインとしてあります。  ここから一つ質...全文を見る
○吉川沙織君 冒頭からずっと申し上げておりますとおり、地方においては特に人員も財源も厳しい状況にあります。そういう中でシステムを維持していかなければならない。そして、システムを構築するときに、財源が厳しい団体においては業務用に無料ソフトやアプリを使うことは多いかもしれません。しか...全文を見る
○吉川沙織君 もう何度も申し上げておりますが、大臣に一言だけ感想を賜れればと思います。  今ずっとやり取りをさせていただきました。公務部門における人事政策、それから地方における情報セキュリティーの問題、実際に人員も財源も不足している地方については情報セキュリティー対策は国の支援...全文を見る
○吉川沙織君 ありがとうございます。  昨年十月も前向きな御答弁をいただきましたし、是非、総務省、旗振り、まあいろんな省庁がこれは関係する話でございますが、私は総務省が先頭に立って是非やっていただきたいと思います。  総務省の人事・恩給局の局長として答弁をいただきました笹島局...全文を見る
06月05日第186回国会 参議院 総務委員会 第25号
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○吉川沙織君 私は、ただいま可決されました行政不服審査法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会・結いの党、みんなの党、社会民主党・護憲連合及び生活の党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     行政不服審査法案に対...全文を見る
06月17日第186回国会 参議院 総務委員会 第28号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。本日もどうぞよろしくお願い申し上げます。  今回の放送法及び電波法の一部を改正する法律案では、改正の最も大きな柱の一つがNHKによるインターネット活用業務の拡大です。ここから質問を始め、NHKと放送法、公共放送の在り方というところで質...全文を見る
○吉川沙織君 公共放送としての使命を果たしていただけるという答弁を会長御自身からいただきました。  でも、今までは、第二十条において、NHKの本来業務とそれから任意業務に分けて書かれていました。でも、これからは法定事項ではなくて、省令以下に委任されるということになります。国会の...全文を見る
○吉川沙織君 なぜこのような指摘を申し上げたか。NHKのトップリーダーであられます会長が、就任の一月二十五日からこれまでの言動等によりNHKに対する国民からの信頼を大きく揺るがしかねないような状況が生まれたのは、視聴者からの反響の数からしても明らかです。過去の不祥事を契機に強化さ...全文を見る
○吉川沙織君 その公共放送とは何か。放送法が定める公平の原則という観点から、今会長が重視されるとおっしゃった公共放送の在り方について質問をさせていただきます。  会長は、一月二十五日の就任以来、講話の内容と同様に、どのような国会での問いに対しても、ほぼ、放送法に書いてありますよ...全文を見る
○吉川沙織君 では、四月三十日の理事会、経営委員会の議事録の在り方については、時間が残れば経営委員長にいろいろお聞きしたいと思いますが、理事会については、放送法上で議事録の公表規定がございません。ですから、複数の報道によって、そういう発言をなさったと、これを基に質問を立てさせてい...全文を見る
○吉川沙織君 五月の定例記者会見では、記者からの問いに対して、極力一つ一つの番組でバランスを取るということ、極力ということを入れておられるような感じがします。  今、詳しく答弁、一つ前の答弁で松本前会長の昨年の衆議院総務委員会の答弁も引用なさっていただきました。この一つ一つの番...全文を見る
○吉川沙織君 この問題については、実は、平成二十年六月十日の参議院総務委員会においても議論になりました。当時の福地NHK会長は、答弁の中でこのようにおっしゃっています。   私は、会長就任以来、役職員に対しまして、放送にあっては自主自律の姿勢を堅持し、正確でかつ公平公正、不偏不...全文を見る
○吉川沙織君 私、今伺いましたのは、前段でいろいろ申し上げました。ただ、実はこの放送法第四条というのは、独りNHKのみならず、放送事業者全体、これ民放も含みます。つまり、今、籾井会長は、放送法第四条にのっとってそれをやるべきだということは、つまり民放に対してもそれを求めるというこ...全文を見る
○吉川沙織君 今、会長の御答弁から、私の理解としては、これはNHKも公共放送として、民間も一つ一つの番組で公平に取り上げていくべきだと、こういう御見解だったと思います。  実は、理事会は議事録が全てつまびらかになりませんので、全てを私確認することはできませんでした。ただ、そのよ...全文を見る
○吉川沙織君 実は、今の質問の趣旨と申しますのは、ボルトとナットが重点ではなくて、これが番組編集権の流れでボルトとナットという単語が登場しているからであります。放送法第五十一条には、「会長は、協会を代表し、経営委員会の定めるところに従い、その業務を総理する。」とされており、NHK...全文を見る
○吉川沙織君 結局、会長がその発言だけなさっているのであれば別におかしくはありません。放送法第五十一条に全ての業務を総理すると書かれている以上は、責任も権限も会長にございます。これは法定化されている事項です。ただ、日付なしの辞表を取ってみたりいろんな発言をされてみたりいろいろある...全文を見る
○吉川沙織君 ありがとうございます。  それでは、ここから、四月二十二日、当委員会は午前中にNHKの方に実情視察に伺いました。この日の午後、第千二百十二回の経営委員会が開かれ、そこで様々な議論があったと伺っております。  理事の担務変更と経営委員会の在り方について問うていきた...全文を見る
○吉川沙織君 第一応接室と第二応接室と、もっと言うと第三応接室があると伺ったんですが、なぜ、第一応接室をすずらん、第二応接室をひまわり、これもガバナンス強化の一環なんでしょうか。
○吉川沙織君 私は別に、第一応接室に通されても第二応接室に通されたとしても、同じ応接室だからそんなに、多分そういうことを考えられる方は少ないのではないかと思います。逆に、この委員会室は第四十一委員会室といいます、いい名称があったら会長に是非教えていただきたいと思いますが。  本...全文を見る
○吉川沙織君 組織の新陳代謝というお話もございましたが、報道によれば、会長は、三年目だから後進に道を譲ってほしいと辞任をお求めになったということであるそうです。しっかりした理由があってしかるべきですし、もし仮にこの二人に職務上重大な問題があるのであれば、経営委員会に罷免を求めるべ...全文を見る
○吉川沙織君 私もないと思います。  この辞任を要請した件について、そして理事の担務変更について、四月二十二日の経営委員会議事録では、「三 理事の任命の同意について」の最後の部分に、「以上のやりとりのほか、今回の人事案検討の過程で、会長は、担務について事前にすべての理事の了解を...全文を見る
○吉川沙織君 お手元に資料を配付させていただいております。NHKが外部に公表している、それぞれの、会長はもちろん全体を総理するという立場ですからここには書いてありません、副会長以下の今回と前回の担務について一覧表を作らせていただきました。これを御覧いただきますと、これまで専務理事...全文を見る
○吉川沙織君 これまでの議事録を拝見いたしますと、組織の継続性、安定性を大事にしつつ、先ほど会長もおっしゃった組織の新陳代謝ということも考慮されながらこれまでは担務の変更がなされていたものと、私は公表された経営委員会の議事録を拝読して感じました。  この担務変更の問題が放送法に...全文を見る
○吉川沙織君 この評価・報酬部会による業績評価の考え方というものは随時見直されております。最新の改定では昨年六月十一日、これ、その前々月にも改定されており、浜田経営委員長の下でその改定はなされています。改定内容は二つあります。一つが、評価段階を五段階から六段階へ増やすということ、...全文を見る
○吉川沙織君 上田監査の御見識で、これまで監査のスペシャリストとして、また三菱商事の副社長としての御見識、是非生かして、しっかりした評価を行っていただければと思います。  それでは、話を本筋に戻します。  経営委員長に伺います。専務理事について考え方を伺います。  NHKが...全文を見る
○吉川沙織君 そうであったことはもちろんあるのは私も承知しております。でも、今回のように、一方で専門性を重視し、一方ではよく分からない説明にもならない理由で担務付けをしているということはなかったように思われます。  四月二十二日の経営委員会において、一部の経営委員が理事任命の同...全文を見る
○吉川沙織君 ここから、NHKは会長の選任にも当たり十分な議論をしていなかったのではないかということを二月の十九日の総務委員会でも残念ではありましたが指摘をさせていただき、そして、NHK予算案の附帯決議についても経営委員会に対して会長選任の在り方について検討をしていただくことを求...全文を見る
○吉川沙織君 確かに新任理事は二人です。でも、担務の変更は大幅に伴っています。とても小さい人事とは、もちろんこの担務に関しては放送法上の任免事項ではございませんが、でも、これを小さな人事とおっしゃるのは私はどうかと思いますし、実際に、二月に一回保留をして任期切れを起こした後で副会...全文を見る
○吉川沙織君 この経営委員会における即日同意というものが省令に、この趣旨に反するものであるということに対して会長に伺いたいと思います。  放送法施行規則第十九条第二項では、「委員長は、経営委員会の招集の通知を行うときは、原則として、事前に十分な時間的余裕をもつてそれを発出するも...全文を見る
○吉川沙織君 放送法施行規則も守らなければいけないものであるという認識であるということを答弁をいただきました。  では、この放送法施行規則の存在、特に第十九条第二項について、このことを御存じの上で即日の同意をお求めになったということでしょうか。それとも、この規定はたまたま御存じ...全文を見る
○吉川沙織君 三月二十六日の経営委員会の議事録は拝読いたしましたが、そのような記載はございませんでした。恐らく、最後に一行、二行で書かれている部分の中で議論があったとすれば、そこでの議論だったと思います。  経営委員長に伺います。即日同意が省令違反であるということに対する経営委...全文を見る
○吉川沙織君 資料の二枚目を御覧いただければと思います。  経営委員会の議事録は、法律で第四十一条が制定をされる少し前から、先ほども少し御紹介申し上げましたとおり、経営委員会の機能強化の一環、透明性の向上の一環で、第八百八十九回以降は、概要のみのスタートからではございましたが、...全文を見る
○吉川沙織君 今、答弁の冒頭で、あったかなかったかは知りませんとおっしゃいましたが、五月二十二日、衆議院の総務委員会で会長はこう答弁されています。「それで、信頼していないのかと言われると、そういう問題ではなくて、過去に漏れた事例があるということでございます。」。あったんですよね。
○吉川沙織君 この二枚目の資料を御覧いただきますと、先ほどの小林経営委員の発言は平成二十一年の二月での経営委員会のことでございますが、これを受けて、平成二十一年四月十四日、第千九十二回経営委員会において理事の任命の同意についてが諮られています。指名委員会を経た上で理事の再任と任命...全文を見る
○吉川沙織君 本規定は、「原則」となっております。では、例外は何でしょうか。
○吉川沙織君 放送法施行規則第十九条の二項において、「原則として、」と確かに付いています。  では、例外が認められる場合は、会長はどのようなケースを想定されておられるんでしょうかと伺いました。
○吉川沙織君 経営委員長に伺います。  この放送法施行規則第十九条の主語は、「委員長は、」になっています。委員長が考える例外は何でしょうか。
○吉川沙織君 例外が認められる場合とは、災害等に対応するために総務大臣の認可を受けて新たな業務を緊急にやる必要がある場合に限られており、これが法律が想定する例外に当たります。今回の事例のように、前任者の任期が明確に決まって、いつまでに同意が必要であるか事前に分かっている事案につい...全文を見る
○吉川沙織君 今までは、これまでの、平成二十一年の二月の小林経営委員の御発言を受けて事前に提示されていました。今回は、議事録からそれを読み取ることは私はかないませんでしたけれども、三月二十六日に会長からの御発言で四月二十二日まで待ってくれとあった、でも、一方で放送法施行規則に関し...全文を見る
○吉川沙織君 多分、節目から考えますと、四月に採用されて、今契約という答弁がございました、契約であれば三か月単位ということも想定をされます。そうなりますと、今日六月十七日でございますから、六月で契約終了ということになるんでしょうか。
○吉川沙織君 監査のエキスパートでいらっしゃるという御発言がございました。上田監査も監査のエキスパートであると私は承知いたしておりますし、監査委員としてその任を果たされているものと承知しております。つまり、監査のエキスパートが、正式なNHK経営委員、監査委員、そのほかにも監査がい...全文を見る
○吉川沙織君 上田監査、関連会社の監査ってできていなかったんですか。
○吉川沙織君 監査委員会として従来対応しているという答弁でございましたが、先ほどの会長の答弁の中で、三人の委員を選任されているという発言がございました。私も報道発表資料、公式なものを拝見いたしましたが、そのお願いをした時点で小林弁護士に委員の選任をお願いをしているということでござ...全文を見る
○吉川沙織君 同じローファーム、つまり同じ法律事務所に所属されておられる方でこの調査委員会を構成されていることだと思います。  前回、第三者機関が設置されたのは平成二十年の不祥事を受けてのことです。そのときと今回は若干背景が違うように経営委員会の議事録を見てみますと思えてなりま...全文を見る
○吉川沙織君 通告を明確に出しておりますので、後ろ、湧川秘書室長から紙が出ておりますので、答弁お願いします。
○吉川沙織君 それ自体が別の視点に立てば監査の対象となるべきことかもしれませんし、この関連団体で完結するのであれば私はいいことだと思います。ただ、調査期間の公表が七月末から八月末に延びたり、監査の対象、調査の対象がどんどん広がるといった、そういったことではないということだけ確認を...全文を見る
○吉川沙織君 年に一回と申しているのではなくて、この会長メッセージを拝見いたしますと、必要に応じて随時人事異動を行っていきますと。ということは、複数回、いつでも人事を行うという意味にこれは解さざるを得ません。ですので、これがある程度の組織規模を持ったところで、一定規模の組織で不定...全文を見る
○吉川沙織君 私、前職が会社員でございました。定期異動で異動しておりましたし、この前、一般質疑の際に国会職員についても取り上げましたが、この参議院事務局においても延長がなければ来月が定期人事の月に当たります。普通は定期異動が基本だと思いますが。  この会長メッセージ、拝読いたし...全文を見る
○吉川沙織君 管理職だけとするのか、若しくは一般職も対象に含めるのかということについては今検討されているという、こういう解釈でよろしいんでしょうか。
○吉川沙織君 私は人事部の所属であったことがありませんので詳しくはありませんが、一般的に人事異動は玉突きです。管理職、一般職共に動くとなれば、NHKは全国組織です、異動に伴うコストも膨大に掛かります。その時期が読めないとなれば、みんな現場でも管理職も一般職も萎縮するかもしれません...全文を見る
○吉川沙織君 変えるということでいえば、就任日に理事全員から日付のない辞表を取ることもそうかもしれませんし、応接室の名前を変えるということも変えることに含まれるのかもしれませんが、ただ、人事は組織の要だと思っています。これを変えることによって現場に萎縮効果が生まれないようにだけ私...全文を見る
○吉川沙織君 この国会の会議録も未来永劫発言がそれに残るものですが、経営委員会の議事録も大事な記録だと思います。公表されている分で、経営委員会のこれまでの真摯な取組、拝見いたしました。  平成十六年十一月九日の第九百八十二回経営委員会においては、対話形式の議事録の記載となりまし...全文を見る
○吉川沙織君 お手元に配付しております資料の三枚目、これは経営委員会の回数と開会日、開会時間と終了時間、そして所要時間と議事の経過の文字数を表しています。  例えば、千二百十回の経営委員会と千二百十一回の経営委員会、所要時間はそれぞれ四時間と一時間二十分でございます。文字数は、...全文を見る
○吉川沙織君 ありがとうございます。  これまで、経営委員会、執行部それぞれで真摯な議論が行われて、NHK公共放送の運営がなされてきたものと思います。今回の放送法改正はNHKの業務の拡大を行うものであり、冒頭申し上げましたとおり、法律とは遠いところでこれからもしかしたら運用がな...全文を見る
06月19日第186回国会 参議院 総務委員会 第29号
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○吉川沙織君 私は、ただいま可決されました放送法及び電波法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会・結いの党、みんなの党、社会民主党・護憲連合及び生活の党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  今国会、閣法が一番多い総務委員会...全文を見る
08月28日第186回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。  今年の梅雨期に入って以降、全国各地で災害が頻発している状況にありますが、今回は実際に被災地を視察してまいりました四国徳島の台風被害を中心に質疑をさせていただきます。  台風十一号においては、特に徳島県の阿南市と那賀町が大きな被害...全文を見る
○吉川沙織君 内閣府の、平成二十六年五月二十一日、平成二十六年度災害救助法等全国担当者会議の資料一の一を拝見いたしますと、今答弁がありましたとおり、第一号基準から第四号基準まであるが、第四号の具体例を示して、なるべく四号適用をするようにという、研修で今年まさにお示しになっています...全文を見る
○吉川沙織君 ありがとうございます。  では、ここからは災害時における情報伝達について、今ほどもやり取りありましたが、これについて具体例を示しながらお聞きしていきたいと思います。  台風十一号では、床上浸水が徳島県内だけで数百世帯以上出ましたが、この台風十一号による人的被害は...全文を見る
○吉川沙織君 平成二十五年版消防白書二百十ページを見ますと、「消防庁では、災害時に重要な情報伝達を担う防災行政無線が確実に機能確保されるように」、非常用電源設備の整備を都道府県及び市町村に対して要請をしていると明記されています。  国として、明確にこうやって明記して要請されてい...全文を見る
○吉川沙織君 また、この住民避難、今、防災行政無線と地域の避難の声掛け、この二つを申し上げました。防災行政無線と同時に有用だったのが、今回の災害では戸別受信機です。例えば今回の広島のように、豪雨で防災行政無線の音がスピーカーから聞き取れない場合、もし家に戸別受信機があってそこから...全文を見る
○吉川沙織君 先ほども、災害救助法のところで市町村合併の影響を申し上げました。この防災行政無線に関しても、市町村合併が行われる前の旧市町村に置き直した場合の整備率というのは、この国会で六年にわたって伺ってまいりました。  実際、今回大きな被害を受けた二つの自治体の、両方市町村合...全文を見る
○吉川沙織君 今年の三月二十六日の当委員会でも市町村合併前の防災行政無線の整備率を改めて伺いましたが、七十数%にとどまっているような状況にあります。災害の頻発に伴って、今まで災害には遭わなかったけれども、これからいつ何どき、どこでどのような災害があるか分かりません。だからこそ、国...全文を見る
○吉川沙織君 的確に、操作の細則と規則はありますが、これに基づいて操作をされたということでございました。  ただ、当該地域におきましては、表にありますとおり、近年におきましては数年に一度大きな洪水が発生しているような状況にあります。ですから、豪雨の前にダムで貯留する水量を事前に...全文を見る
○吉川沙織君 長安口ダムというのは、国交省所管の全国のダム五百以上ありますが、全国で唯一、洪水調節容量と利水容量が全く同一の珍しい造りのダムとなっているようでございます。実際今までも洪水がたくさん起こっていますから、事前の予備放流の在り方を柔軟にするために規則ではない細則を平成二...全文を見る
○吉川沙織君 実際、お手元の資料にありますとおり、今回は今までになかったような雨量、これは広島においても、それ以外の被災地においてもそうでございますが、今までに考えられなかった雨量があって、だからこそ今回の災害というものは、気候と、それから、もしかしたら、これは山間地域です。今回...全文を見る
○吉川沙織君 今、両方の側面それぞれ触れていただきましたけれども、森林の有する多面的機能の中には土砂災害防止機能、これ日本学術会議の答申でも触れられていますので、いろんな側面から国民の生命、財産、身体を守るための取組をしていただければと思います。  ありがとうございました。
10月14日第187回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
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○委員長(吉川沙織君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして、一言御挨拶を申し上げます。  去る九月二十九日の本会議におきまして経済産業委員長に選任されました吉川沙織でございます。  本委員会は、経済、産業、貿易及び公正取引等に関わる事項を所管...全文を見る
○委員長(吉川沙織君) 委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、小野次郎君、谷合正明君、杉久武君、有村治子君、北川イッセイ君、大久保勉君及び増子輝彦君が委員を辞任され、その補欠として川田龍平君、佐々木さやか君、浜田昌良君、豊田俊郎君、林芳正君、安井美沙子君及び私、吉...全文を見る
○委員長(吉川沙織君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔...全文を見る
○委員長(吉川沙織君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に磯崎仁彦君、滝波宏文君及び宮本周司君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(吉川沙織君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(吉川沙織君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(吉川沙織君) この際、国務大臣、副大臣及び大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。小渕優子国務大臣。
○委員長(吉川沙織君) 続きまして、有村治子内閣府特命担当大臣。
○委員長(吉川沙織君) 高木陽介経済産業副大臣。
○委員長(吉川沙織君) 山際大志郎経済産業副大臣。
○委員長(吉川沙織君) 関芳弘経済産業大臣政務官。
○委員長(吉川沙織君) 岩井茂樹経済産業大臣政務官。
○委員長(吉川沙織君) ありがとうございました。  大臣、副大臣及び大臣政務官は御退席いただいて結構でございます。     ─────────────
○委員長(吉川沙織君) 経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査を議題とし、去る六月二十三日及び二十四日に行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。加藤敏幸君。
○委員長(吉川沙織君) 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十六分散会
10月16日第187回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○委員長(吉川沙織君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、渡邉美樹君が委員を辞任され、その補欠として柘植芳文君が選任されました。     ─────────────
○委員長(吉川沙織君) この際、赤澤内閣府副大臣及び越智内閣府大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。赤澤亮正内閣府副大臣。
○委員長(吉川沙織君) 越智隆雄内閣府大臣政務官。
○委員長(吉川沙織君) 赤澤内閣府副大臣及び越智内閣府大臣政務官は御退席いただいて結構でございます。     ─────────────
○委員長(吉川沙織君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府政策統括官平井興宣君外十六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか...全文を見る
○委員長(吉川沙織君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(吉川沙織君) 経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(吉川沙織君) 田中原子力規制委員会委員長には御退席いただいて結構でございます。
○委員長(吉川沙織君) ただいまの件につきましては、後刻理事会において協議いたします。
○委員長(吉川沙織君) ただいまの件につきましても、後刻理事会において協議いたします。
○委員長(吉川沙織君) ただいまの件につきましても、後刻理事会で協議することといたします。
○委員長(吉川沙織君) ただいまの件につきましても、後刻理事会で協議することといたします。
○委員長(吉川沙織君) 答弁求めますか。
○委員長(吉川沙織君) 時間が過ぎておりますので、質疑をおまとめください。
○委員長(吉川沙織君) 時間が過ぎておりますので、質疑をおまとめください。
○委員長(吉川沙織君) 午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午前十一時五十九分休憩      ─────・─────    午後一時開会
○委員長(吉川沙織君) ただいまから経済産業委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、柘植芳文君が委員を辞任され、その補欠として渡邉美樹君が選任されました。     ─────────────
○委員長(吉川沙織君) 休憩前に引き続き、経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(吉川沙織君) 橋本厚生労働大臣政務官は御退席いただいて結構でございます。
○委員長(吉川沙織君) 質疑時間が過ぎておりますので、質疑をおまとめください。
○委員長(吉川沙織君) 時間が来ておりますので、簡潔にお願いします。
○委員長(吉川沙織君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後三時十三分散会
10月23日第187回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○委員長(吉川沙織君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、浜田昌良君が委員を辞任され、その補欠として杉久武君が選任されました。     ─────────────
○委員長(吉川沙織君) 経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査を議題といたします。  経済産業行政等の諸施策について、宮沢国務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。宮沢洋一国務大臣。
○委員長(吉川沙織君) この際、一言申し上げます。  本日、宮沢経済産業大臣の所信的内容を含む就任挨拶を聴取いたしましたが、前大臣の聴取から日を置かずして、大臣交代の事態に至ったことは、委員長といたしましては、誠に遺憾でございます。  政府におかれましては、本委員会の当面する...全文を見る
10月28日第187回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○委員長(吉川沙織君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、杉久武君及び荒井広幸君が委員を辞任され、その補欠として浜田昌良君及び平野達男君が選任されました。     ─────────────
○委員長(吉川沙織君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、文部科学大臣官房審議官田中正朗君外九名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませ...全文を見る
○委員長(吉川沙織君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(吉川沙織君) 経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(吉川沙織君) 時間ですので簡潔にお願いいたします。
○委員長(吉川沙織君) 世耕内閣官房副長官は御退席いただいて結構でございます。
○委員長(吉川沙織君) 時間ですので質疑をおまとめください。
○委員長(吉川沙織君) 午後二時十分に再開することとし、休憩いたします。    正午休憩      ─────・─────    午後二時十分開会
○委員長(吉川沙織君) ただいまから経済産業委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、平野達男君が委員を辞任され、その補欠として荒井広幸君が選任されました。     ─────────────
○委員長(吉川沙織君) 休憩前に引き続き、経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(吉川沙織君) 時間ですので、答弁をおまとめください。
○委員長(吉川沙織君) 大臣、答弁を短くお願いします。
○委員長(吉川沙織君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後三時三十一分散会
11月18日第187回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○委員長(吉川沙織君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いた...全文を見る
○委員長(吉川沙織君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に滝波宏文君及び宮本周司君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(吉川沙織君) 官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。  政府から趣旨説明を聴取いたします。宮沢洋一経済産業大臣。
○委員長(吉川沙織君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。    午前十時十四分散会
12月26日第188回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
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○委員長(吉川沙織君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。  国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、従来どおり経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査を行うこととし、今期国会閉会中も継続して調査を行うため、本件の継続調査要求書...全文を見る
○委員長(吉川沙織君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(吉川沙織君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(吉川沙織君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(吉川沙織君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時三十一分散会