吉川沙織

よしかわさおり

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数3回

吉川沙織の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第190回国会 参議院 議院運営委員会 第5号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。  委員長のお許しを得て、二問質問をさせていただきます。  今ほど事務総長からそれぞれの経費について御説明をいただきました。  我が会派は一昨年より、職員間に繁忙度の差があり過ぎるのではないかと、こういう指摘をし続けてまいりました...全文を見る
○吉川沙織君 引き続き、事務総長に伺います。  参議院事務局の場合、定員規程により、総数の定員は規程によって定められています。一方で、部局ごとの定員に関する規程はございません。そしてまた、その部局ごとに対する定員の縛りもないのが現状です。  先ほどの庶務小委員会においても指摘...全文を見る
○吉川沙織君 今、事務総長からこの乖離の解消、努めていくという、こういう御答弁をいただきましたので、引き続き公務部門の人事政策にはしっかり注視をしていくということを申し上げて、質問の機会をいただきましてありがとうございました。  終わります。
○吉川沙織君 民主党の吉川沙織です。  我が会派は、平成二十八年度参議院予算案に反対の立場から意見表明を行います。  野党第一会派として、参議院の予算案に反対せざるを得ないのは、立法府に身を置く者の一人として断腸の思いです。しかしながら、平成二十六年四月八日、参議院事務局は、...全文を見る
03月23日第190回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。  一年半ぶりに総務委員会に復帰をして、復帰後初めての質疑になります。どうぞよろしくお願いいたします。  最初に、法案提出の在り方という観点から総務省に伺いたいと思います。  この国会でも、WTOのときは七本ばらばらに出された同じ...全文を見る
○吉川沙織君 今、表裏一体のものであるということ、それから相互に関連していること、それはそういう側面もあると思いますし、先ほど、衆議院本会議の政府の答弁のとき、一つだけ私あえて申し上げなかったことがあります。それらが相互に関連していて、形作っていて、同一の常任委員会がこれは当ては...全文を見る
○吉川沙織君 それでは、法律案それぞれの具体的な問題点、論点に入っていきたいと思います。  ここ数年、地方財政対策を講じていく上で、地方交付税の別枠加算と地方財政計画の歳出特別枠の継続の是非とが総務省と財務省との間で論争の種となっています。そのうち、まずは地方交付税の別枠加算に...全文を見る
○吉川沙織君 二年前、平成二十六年三月十八日の当委員会の質疑で私、このことを取り上げて、当時の大臣からは、「この地方の税収が水準まで戻るならば、この別枠加算は必要なくなって結構であります。」と答弁されています。  今、局長からは、ほぼ戻ったと。これ、戻ったということでよろしいん...全文を見る
○吉川沙織君 ほとんど近づいている、まあ苦しい答弁ですが、もう時間の関係もありますので、地方財政全体の観点から、じゃ、次問います。  地方財政全体としては確かに増加傾向にあって、リーマン・ショック以前の水準にまで戻ったと見ることができるかもしれません。しかし、これは全体であって...全文を見る
○吉川沙織君 それぞれ二七・二と二三・二、四一・三と三八・二、多少やっぱり三大都市圏とそれ以外の道県ではばらつきといいますか、差があるのは否定できない事実だと思いますが、このばらつきについて何も見解はないですか。
○吉川沙織君 三大都市圏はもちろん伸びた、それ以外の道県でも伸びたという御答弁の後、もう一回お伺いしましたところ、ミクロで見るとやはり厳しいところは残っている、だが全体として伸びたというお話でございました。  ですので、そのミクロでいうとばらつきがあってまだ伸びていないところ、...全文を見る
○吉川沙織君 今総務省に見解を伺いました。  次に、財務省に伺います。  財務省としては、毎年毎年の建議にも書かれていますとおり、近年の懸案だった別枠加算をようやく解消したという立場に立たれるのかもしれませんが、財務省も出先機関をお持ちです。出先機関である財務局を通じて地域経...全文を見る
○吉川沙織君 平成二十五年度予算編成に向けた考え方、これ財政審が出しているものですが、「全額国負担の別枠加算という不透明な手法で地方交付税が一兆数千億円の規模でかさ上げされており、極めて問題が大きい。」、こういうのを二十五年も二十六年も、そして去年も、で、今年はついに、財務省の側...全文を見る
○吉川沙織君 続きはこの質問の後でやっていきたいと思います。  今度は歳出特別枠について伺います。  歳出特別枠についてもこの数年で縮減が図られてきていますが、地方側の立場からすれば、社会保障関係費や人口減少対策費といった支出については、そもそも地方財政計画上の一般行政経費で...全文を見る
○吉川沙織君 総務省と財務省それぞれ今答弁いただきました。同じような内容、答弁でございましたが、財務省だけおっしゃった言葉があります。それは、当面の間とおっしゃいました。これは当面の間の措置なんですか、重点課題対応分。
○吉川沙織君 喫緊の課題であって、今財務省だけは当面の措置とおっしゃいましたが、昨日のたしか質疑で、総務省の局長も当分の間というような答弁なさっていたような気がします。  そこで、今回新設された重点課題対応分について伺います。  今回、その重点課題対応分、それぞれ内訳が示され...全文を見る
○吉川沙織君 デジタル化した消防救急無線システムの運用経費について、地方財政計画に計上するにしても、なぜ重点課題対応分なんでしょうか。それは、全ての消防本部において消防救急無線はデジタル化することが見込まれていますが、これは期限が平成二十八年五月末日までに国の方針でデジタル化しろ...全文を見る
○吉川沙織君 じゃ、取りあえず喫緊の課題ということは分かりました。これからずうっと要るので、この重点課題対応分という費目に計上するということが妥当であるならば、これはずっと続くということでいいんでしょうか。
○吉川沙織君 このやり取りを繰り返しても先に進みませんので、財務省も総務省もこの重点課題対応分は当面の措置という表現であったり当分の間であったりしますけれども、これが果たしてどうなのか、これからも注視していきたいと思います。  さて、今度は地財計画の側面から改めて見ていきますが...全文を見る
○吉川沙織君 財務省に伺います。  これ、十年前の建議を見ますと、交付税による財源保障が疑問と思われる事業例、今、その時々で施策は変えていくべきだという御答弁がありましたが、この出産に関すること、それ以外のこと、今は進めるべきだとされていますが、当時は、これは駄目ですよというか...全文を見る
○吉川沙織君 今最善の選択をされているという御答弁でしたが、当時もそういう選択を是非していただきたかったなということを思いながら、再び財政審の建議から質問をしたいと思います。  これ、財政審の建議で、一般行政経費について、「各地方公共団体が、財源保障されるべき水準・範囲を超えて...全文を見る
○吉川沙織君 また違う観点から伺います。  他方で、このように財政制度等審議会から指摘されるのは、確かに地方財政計画の計上方法に総務省しか分からない不透明な部分があることも理由ではないかと考えられます。  例えば、社会保障関係経費について見てみます。消費税率の引上げに当たって...全文を見る
○吉川沙織君 今、ページ数までおっしゃっていただきました。確かに三十三ページの参考のところですが、これは総額ベースで比較するということですが、内訳は出ているんですよね。
○吉川沙織君 積算しているのであれば、それを出さないという理由もないと思いますので、是非今後出していただければうれしいなと思います。  先ほどから、総務省も財務省も同じような答弁をされていますが、平成二十八年度地方交付税総額については十六兆七千三億円とされています。総務省が作成...全文を見る
○吉川沙織君 もちろん口頭で表現することを否定するわけではありません。でも、今の局長の答弁から、平成二十六年度から書いているということでした。これは今申し上げた私の問題意識からすると、これは別に書くことはいいとお考えで書いているんだと思いますが、その認識で合いますか。
○吉川沙織君 分かりやすいとか文章の上のこととかで片付けるのではなくて、やっぱりそういう表現は、もちろん分かりやすさを追求するのも大事です、大事ですけれども、そういう元々の問題意識に立てば、やはり安易に使うということは避けるべきではないのかなということをお伝えして、次の質問に行き...全文を見る
○吉川沙織君 平成七年度以降行われていないということですが、この交付税特会剰余金の活用を行わなくても所要の地方交付税総額を確保することができているということなのかもしれませんが、仮の話で恐縮です、仮の話で恐縮ですが、仮に交付税特会剰余金を活用していれば、例えば臨財債の発行を更に抑...全文を見る
○吉川沙織君 あえて活用する判断には至らなかったということですが。  また、交付税の算定というところから、今回この委員会でも、それから衆議院の委員会でもかなり議論になっていますが、トップランナー方式というところから、次、質問したいと思います。  これは、歳出の効率化を推進する...全文を見る
○吉川沙織君 適切に行いたいということですが、この地方財政計画上の地方公務員数を積算するに当たって、一般職員の中に民間委託等推進分というものがあります。トップランナー方式を全ての団体で仮に行うとして算定していった結果、職員数の増減状況を見ると、民間委託等推進分というのがあって、こ...全文を見る
○吉川沙織君 財務省に伺います。  この財政審の建議の中に、実は、「給与関係経費の適正化を進める観点から、技能労務職員のように民間活用の取組が遅れている分野や、窓口業務などの定型的な業務等について、民間委託の取組を加速して経費節減を進めていくことが必要である。」と文言が建議の中...全文を見る
○吉川沙織君 給与関係経費の適正化が何を指すのか分かりませんけれども、民間委託等が推進されることによって人員が減って、結果、地方交付税総額が減らないようにこれは注視していきたいと思っています。  次に、地方税の偏在是正という点から伺っていきたいと思います。  今回、地方税の偏...全文を見る
○吉川沙織君 今、局長の答弁の中でも、全体として偏在が少なければそれでいいという御趣旨ございましたが、私、平成二十四年八月十日、社会保障と税の一体改革に関する特別委員会の締めくくり質疑において、同じようなことを実は当時の総理に質問しました。「地方税体系というのは、様々な特徴を持つ...全文を見る
○吉川沙織君 住民は自由に移動して、企業は自由に立地をします。移動の自由が確保されている以上、税源の偏在は、どんなにそれを小さくしようと腐心したとしてもおのずと限界があって、かえって税制がゆがむ結果となりはしないかと懸念する、こういう側面もあります。ですので、今回地方法人課税の偏...全文を見る
○吉川沙織君 今回の改正によって偏在の是正に向かうということはいいんですけれども、やっぱり交付税原資交換論を基本に検討するのが地方税財政制度に最も適合する制度だと思っていますので、幅広く検討する中で是非前に進めていってほしいと思います。  最後に、軽減税率制度について伺いたいと...全文を見る
○吉川沙織君 よく分からない答弁だったんですが、この減収額一兆円について政府・与党は、平成二十八年度末までに歳入及び歳出における法制上の措置等を講ずることにより安定的な恒久財源を確保すること等とされています。ここでいう歳入及び歳出における法制上の措置等とは国における歳入及び歳出で...全文を見る
○吉川沙織君 平成二十七年十二月十五日、総務大臣閣議後記者会見の概要の中でも、それから、それぞれ答弁の中でも安定的な恒久財源ということがよく言われます。  財務省の審議官に伺います。安定的な恒久財源とは何ですか。
○吉川沙織君 財務省のパンフレット、「もっと知りたい税のこと」では、所得税、法人税の税収は景気動向に左右されやすいとされています。所得税、法人税は安定的な恒久財源にはなり得ないという理解でよろしいですか。
○吉川沙織君 今、歳入、歳出の両方からという御答弁でございましたが、では、歳入の点から安定的な恒久財源となり得る税をお示しいただけませんか。
○吉川沙織君 いずれにしても、消費税率が上がって軽減税率制度が導入されれば、実際、国にも地方にも減収が出てしまいます。国が地方への影響分を財源補填するに当たって、どのような形で行うのが望ましいのかということもこれ今後論点になってくると考えられます。つまり、地方交付税で補填するので...全文を見る
○吉川沙織君 いずれにしても、今回、消費税を上げるということ、それから、四年前の税制抜本改革法案の審議の際に消費税率を上げることを決めたのは、これは社会保障に使うということで初めて消費税を目的税化して、これを、いろんな思いありました、我が党は、それがきっかけで党が分裂して多くの仲...全文を見る
03月24日第190回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。  会長、経営委員長、それから監査委員、この三人の皆様とは二年前、籾井会長が一月二十五日にNHK会長に就任をされてから、それぞれ九十分、八十分、四十分、最後が百十分の質疑でございましたが、それぞれ公共放送の在り方を問うために質疑を重ね...全文を見る
○吉川沙織君 参議院総務委員会は、一昨年と昨年の附帯決議で、「経営委員会は、」と経営委員会を名指しで附帯決議の項目を起こしました。衆議院総務委員会においては、一昨年附帯決議を付けましたが、経営委員会はと名指しをしていません。昨年の衆議院総務委員会はそもそも附帯決議を付けていません...全文を見る
○吉川沙織君 経営委員会として監督権限、職務機能を発揮していただくこと、実効ある監督責任を負うことこそがずっと求められていると、そう思っています。でも、そうじゃないから、これだけいろんなことが続いて、昔の不祥事も含めて発覚をしてくるんだと思いますが、また別の観点から伺います。 ...全文を見る
○吉川沙織君 会長は職務がお忙しいでしょうから、過去の経営委員会の議事録御覧になっていないと思いますが、こんな挨拶は三年連続あることの方がおかしいと思います。そういう環境をつくったのは、放送法第五十一条に定められるように、協会を総理する立場にある会長にあると思いますので、そこは、...全文を見る
○吉川沙織君 今伺いましたのは、三月十九日の記者ブリーフの中に、会長はもちろん私的利用だからハイヤーは使ったと、でもそのときに代金を支払うというのは本当に聞いたのかどうかと記者から問われて、その問いに監査委員も監査委員会事務局もそれを答えられなかったので、答えることを検討させてい...全文を見る
○吉川沙織君 では、会長にお伺いします。  昨年三月二十五日の衆議院総務委員会において、このハイヤー問題の件で、会長は最初にどのように秘書室に依頼したんですかと議員から問われて、「一月二日に車を用意してください、こう言いました。」と答弁されています。この後、同じ十二月二十六日の...全文を見る
○吉川沙織君 今の答弁からは、はっきり含んでおりますというのはこれは会長の思いであって、明言をされたという答弁ではなかったように思います。  理解できない点について更にお伺いします。  この監査委員会が出した報告書を読めば、当初、会長の車の手配に対し秘書室は、公用目的で利用さ...全文を見る
○吉川沙織君 今、会長、ちょうどお願いをされた十二月二十六日はその年の最後のワーキングデーだと答弁をされましたが、土曜日なんですけど。
○吉川沙織君 曜日も多分違っていたと思います。そこがもしかしたら会長にとっての最後の出勤日だったのかもしれませんが、一般的な御用納めはその翌週の月曜日だったと思います。  NHKとしての会長の私的な事項のどこまでが秘書室の業務と考えているのか、際限ないんでしょうか。今、ハイヤー...全文を見る
○吉川沙織君 では、今セキュリティー上の問題について触れられましたので、この観点から少しお伺いします。  安全の確保に配慮した、これは監査報告書でも書かれています。セキュリティー上問題があるところに、NHK会長という、日本の顔です、本当の公職です、公職にある方が私的目的でセキュ...全文を見る
○吉川沙織君 放送法第七十三条は、NHKは「業務の遂行以外の目的に支出してはならない。」と規定しています。会長の私用目的である新年のゴルフ大会のため、公用車は当然として、ハイヤー料金の支払あるいは立替払は絶対にできません。これ以外解釈のしようもありません。  ところが、昨年三月...全文を見る
○吉川沙織君 いいです、時間ないです。
○吉川沙織君 もう水掛け論になると思いますが、これは何とか放送法違反にならないように綿密なやり取りの上で作り出された文書だと思いますが、私としては国民を愚弄する態度としか思えません。  協会を総理する立場にある、だからこの放送法第七十三条に抵触しない、法に反しないとするのであれ...全文を見る
○吉川沙織君 今年に入ってからNHKの職員がタクシーのチケットの不正使用でかなりいろいろ問題が出て厳しい処分をされています。これも、もちろんいろんな答弁はあるでしょうけれども、実際受信料がそういうチケットに使われてしまったということですから別に問題としては変わらないと思いますが、...全文を見る
○吉川沙織君 分かりました。  今回の件は内部告発に基づいて調査が行われました。ただ、通報の対象者が経営のトップである会長であったために、放送法第三十九条に基づいて経営委員会に報告され、内部通報制度の枠組みで行われたわけではないとされています。  今回の案件は、トップの会長だ...全文を見る
○吉川沙織君 この監査報告書、秘書室の周りについては秘書室と秘書室長と秘書室職員、書き分けて責任を明確にしているように装っていますが、このような重大事、一秘書室職員が独断でできるわけありません。しかも、その事件が起こる直前は十月から十二月までコンプライアンス推進月間で、会長自身が...全文を見る
○吉川沙織君 NHK子会社の利益剰余金の額、平成二十六年度末の分を教えてください。一年度分だけで結構でございます。
○吉川沙織君 八百九十四億ということでしたが、これは翌年度の決算配当実施後の額で、利益剰余金自体は九百十六億円ということだと思います。  会長に、経営者としての会長に伺います。  この利益剰余金はどのように活用されるのが望ましいとお考えでしょうか。
○吉川沙織君 今いろいろ見解を述べていただきましたが、活用法、今おっしゃっていただいた運転資金を運転資本として残しておくのはもちろん大事ですが、それ以外では、NHKとしてそれを制作費に回すですとか、いろんなものを作るですとか、それからそれ以外のことも考えられますが、今回の土地取得...全文を見る
○吉川沙織君 今、会長から、取得というよりも、関連事業会社、例えば、今回は九社が関係したと思いますが、この関連企業を全部一緒のテナントに入れることによって効率的な経営ができる。それから、また別の見方をすれば、今ばらばらとあるビルを一個にすることによって、テナント代多分それぞれに掛...全文を見る
○吉川沙織君 一方で、デメリットとしては、ここの土地が三百五十億というふうに報じられました。これは相場よりかなり高い。ですから、この価格がかなり問題だと思います。これは余りにも高過ぎる。と同時に、やはり経営委員会に全く諮っていなかった。これは、監査委員会の報告書で、今回の件は放送...全文を見る
○吉川沙織君 監査委員会としては、これ、関連団体による土地取得計画事案についての報告、平成二十七年十二月二十二日に出されています。でも、今御答弁あったとおり、十二月八日の経営委員会でこの話題が出て、その前段で理事会でもすったもんだあったようですけれども、結果として、この日の昼から...全文を見る
○吉川沙織君 もちろん、相手があること、それから交渉中であること、それは重々承知しています。二年前の質疑の中でも、経営委員会の議事の内規、これ、どういう案件を公表するのか否かというものも、理事会で当時の委員長の差配によってお出しをいただきました。そこは承知をしております。  た...全文を見る
○吉川沙織君 十一月十九日に、夕方、みずほ信託より内定の連絡があって、優先交渉権を得たという、こういう事実があって、十一月二十五日には、これも明らかにされていますが、会長が、これ元々こういう話が進んだのはもっと別のことがあって、会長がこれを取れというのではなくて、いろんな事実があ...全文を見る
○吉川沙織君 先ほどから何度か申し上げました。多くのビルに分散している関連事業を一か所にまとめ、しかも放送センターの建て替えがそばです。不足するスタジオにも使えるということで話を進めておられたんじゃないかと思います。よって、関連団体九社の社長を十一月二十五日に集め、経理担当、関連...全文を見る
○吉川沙織君 今取り消してくださいとおっしゃいましたが、私は雑誌に書かれていますと伝聞でお伝えしただけですので取り消す必要はないと思いますし、会長、これらの問題については引き続き公共放送NHKの在り方を問うために質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  ...全文を見る
03月31日第190回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○吉川沙織君 民進党の吉川沙織でございます。NHK予算案の審議に立つのは久々でございます。  国会は、行政はもとより、NHKの予算案や経営委員任命についての同意だけではなく、NHKが法令を遵守し、国民・視聴者の負託に応えているかについてチェックしていくことも重要な役割であります...全文を見る
○吉川沙織君 今会長は、放送法第一条から第四条までを引いて答弁をされました。ただ、公共放送NHKの目的規定は第十五条にあります。第一条は民放もNHKも含んでおりますが、よって立つNHKの目的規定は第十五条でありますので、お忘れなくよろしくお願いいたします。  放送法の目的規定は...全文を見る
○吉川沙織君 これまでの解釈に変更はない、このことだけ御答弁いただけたら大変うれしく思いました。  番組編集準則に違反する行為があった場合に、今大臣の御答弁にもございましたとおり、電波法第七十六条による免許の運用の停止が可能であるかとの点については、平成二十二年十一月二十六日の...全文を見る
○吉川沙織君 同じ趣旨だ、今までと変わらないということを改めて確認をいたしました。  去年五月十二日の参議院の総務委員会において、大臣は、「放送法第四条第一項第二号の政治的に公平であることに関する政府のこれまでの解釈の補充的な説明として申し上げましたら、一つの番組のみでも、選挙...全文を見る
○吉川沙織君 ありがとうございます。今までと変わらないということをまた確認をいたしました。  改めてもう一度確認をさせていただければと思います。  政府統一見解では、政治的公平性について、従来の番組全体を見て判断するとの解釈に加えて、一つの番組のみでも判断する場合があるとして...全文を見る
○吉川沙織君 放送倫理・番組向上機構、BPOの委員長が今月十六日、「制裁を受けるのではと考えて、(放送局が)萎縮することで、国民の正しい判断ができなくなる。今以上に萎縮が発生すれば、もっとひどいことになる」と発言したと三月十七日の読売新聞が報じています。  ここで、会長に伺いま...全文を見る
○吉川沙織君 取り消したということは、その発言が適切ではなかった、だから取り消した。でも、会長の就任会見発言は、あの一月二十五日、二年前の一月二十五日の後、この総務委員会でも大きな議論になりました。衆議院の総務委員会でも何度も議論になり、私も何度も質疑に立たせていただきました。 ...全文を見る
○吉川沙織君 質問の最後をお聞きいただきたかったんですけれども、公共放送たるNHKの自律性の確保、政府の介入の是非についてどうお考えですか、会長御自身の見解で結構でございます。
○吉川沙織君 意見が分かれるものを一方しか取り上げない、他方を取り上げる取り上げないというのが大きな問題にもなりました。二年前のこの総務委員会でも、会長がNHKの理事会で一つの番組の中でそれを判断すべきだとおっしゃったという点について、かなりの時間、質疑をさせていただきました。そ...全文を見る
○吉川沙織君 今会長がおっしゃったのは、それを一つの番組の中でバランスを取るということではないということでよろしいですか。
○吉川沙織君 今までの歴代の総務大臣の答弁と、じゃ、違ってしまうことになりますが、この話をしても延々とこの繰り返しになってしまいますので、次に行きたいと思います。  私、初めてNHKの予算案の審議の質疑に立たせていただきましたのは、今から八年前の平成二十年度予算案で、福地会長の...全文を見る
○吉川沙織君 今会長は、報道、ドラマ、それから、娯楽番組が弱い、報道とドラマは強いとおっしゃいました。  同じ今申し上げた調査結果によれば、「NHKニュース7」も、「ニュースウオッチ9」の夜間ニュースは視聴率が物すごく落ちてしまっています。若年層においては元々テレビ離れ、従来か...全文を見る
○吉川沙織君 今申し上げた、NHK自身が調査、文研が調査しているものを見ると、「NHKニュース7」、高いとおっしゃいましたが、全体で見たら、二〇一四年一一・四%、二〇一五年一〇・一%、下がっています。「ニュースウオッチ9」に関しても物すごい下がっています。  ですから、会長、こ...全文を見る
○吉川沙織君 今申し上げたのは、二〇一五年十一月全国個人視聴率調査、対象は一週間、全国七歳以上の男女三千六百人、有効数六六・九%、しっかりデータを取って出された客観的な数値です。会長が大好きな客観的な調査、この結果で「ニュース7」も「ニュース9」も落ちてしまっている。  別の観...全文を見る
○吉川沙織君 数値が良くなっているものももちろん、十四つの指標がありますので、あります。ただ、「正確・迅速な情報提供」で期待度と実現度の差がどんどん開いてしまっているというのはゆゆしき事態でありますので、経営委員長も、経営委員長として、経営委員会としてしっかり職務執行、監督してい...全文を見る
○吉川沙織君 ガバナンスの調査のためにこれはある、それからこの提言を基にしっかりやっている、こういう御答弁でございました。  ただ、これ見てみますと、株式会社N13、これNHKアイテックのことでございますが、このガバナンス調査委員会の報告書を五千六百万掛けて、アイテックの記述は...全文を見る
○吉川沙織君 今会長は、大半の職員とおっしゃいました。ほとんどの職員は、会長が二年前に就任会見であんな発言をして、苦情の電話いっぱい掛かってきました。この委員会でも何回も議論になって、何万件という数字の電話、この対応に追われたということが大きな議論にもなりました。ほとんどの役職員...全文を見る
○吉川沙織君 ここで資料を御覧いただきたいんですけれども、現在の理事の人数を教えてください。(資料提示)
○吉川沙織君 全部で十二名という決まりはどこにあるんでしょうか。
○吉川沙織君 日本放送協会の定款第三十五条、「本協会に、役員として、経営委員会の委員のほか、会長一人、副会長一人及び理事七人以上十人以内を置く。」とありますので、全部足せば十二名ですが、今は副会長一人と、理事が空いています。専務理事が二月にお辞めになって、ここはぽっかり空いていま...全文を見る
○吉川沙織君 今、最初会長にお伺いしたとき、この専務理事は二月で退任をされました。悲痛な退任挨拶も経営委員会の会議録に残っています。でも、この二人、専務理事です。専務理事は理事とは違います。専務理事が欠けた状態でもしっかりと職務執行ができている、だとするならば、四月の二十五日まで...全文を見る
○吉川沙織君 会長は理事の担務を決める権限があると今経営委員長おっしゃいました。実際、それに基づいて偏った担務になって、二人専務理事が欠けてもしっかり職務執行は行えているという、こういう御答弁でございました。  会長は、先月二十三日の第千二百五十五回の経営委員会において、「理事...全文を見る
○吉川沙織君 であるならば、責任を取ってもらいたいと思いますということを発言すること自体が人事の件に触れているのではないかと、こう思います。  現在審議をしている平成二十八年度NHK予算案は、私は初当選以来、会長になるまでは、もちろんどんなに意見が出たとしても、どんなに厳しい意...全文を見る
○吉川沙織君 最新のNHK自身の調査を先ほど引きましたが、NHKの視聴者・国民離れが一方では進んでいるとも言えなくはない、こういう客観的な数値が出ています。公共放送として今ほどNHKの在り方が問われているときはないんではないでしょうか。  視聴者・国民に真に寄り添うNHKにこれ...全文を見る
04月14日第190回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○吉川沙織君 民進党の吉川沙織でございます。本日もどうぞよろしくお願いいたします。  NHK予算案、当委員会では、三月三十一日、年度末最後に賛成多数で承認はされました。しかしながら、NHK予算案は、結果として三年連続として全会一致とはなっておりません。まず、このことに対する会長...全文を見る
○吉川沙織君 公表されている四月七日の会長会見の要旨を拝見いたしますと、今も会長から御答弁ございました、「われわれとしては、予算について誠心誠意、説明に努めたつもりだ。」、これは公表されているもの。全文も拝見してもやはり同じように繰り返されています。本心でおっしゃっているのかどう...全文を見る
○吉川沙織君 四月七日の会長の定例記者会見全文を拝見いたしますと、なぜ全会一致にならなかったと思いますかという記者の問いに関して、いろんなことがあると思いますが、今年についてはやはり不祥事が一番の問題だったというふうに思いますと会長はお答えになられています。そのようにお考えなんで...全文を見る
○吉川沙織君 昭和六十三年度から今回の平成二十八年度のNHK予算案まで全会一致とならなかった例というのは、これまでに九回ございます。三年連続全会一致にならなかった例は、今回の三回連続と、それから昭和六十三年度、平成元年度、平成二年度が、これまた三年連続賛成多数、つまり全会一致が崩...全文を見る
○吉川沙織君 もしそうであるならば、三月三十一日、本会議の開会も、会長の不適切なこの委員会での発言によって遅れてしまいました。もし、誠心誠意丁寧に説明に努めるということであれば、あのような答弁で、不適切な答弁、発言はなかったのではないかと思います。  今、経営委員長から、答弁の...全文を見る
○吉川沙織君 会長は四月七日の定例記者会見でも今おっしゃったとおりのことをおっしゃっています。せっかくのそういうものを出すんであればね、まあ極力分かりやすいように、何を議論したぐらいかは分かりやすく、やっぱり改善の余地があればそれはやっていけばよろしいんじゃないかというふうに思っ...全文を見る
○吉川沙織君 是非議論をお願いしたいと思います。  その経営委員会では、一昨日、第千二百五十八回の経営委員会だと思いますが、一昨日の経営委員会で理事の任命の同意が行われております。一括で経営委員会は同意したと報じられてもいますし、委員長も経営委員会の後のブリーフィングでそのよう...全文を見る
○吉川沙織君 放送法施行規則第十九条第二項、「委員長は、経営委員会の招集の通知を行うときは、原則として、事前に十分な時間的余裕をもつてそれを発出するものとし、」となっています。  千二百五十八回の経営委員会は四月十二日、一昨日でございました。提示を受けられたのは前日だ、これは十...全文を見る
○吉川沙織君 経営委員会後の委員長ブリーフィングで、理事の人事案についての感想はと委員長問われて、いわゆる下馬評に挙がっていた人が順当に挙がってきたという感じとお答えになられていますので、今の答弁からしたら順当な人事だと委員長としては捉えていらっしゃるということだと思いますが、幾...全文を見る
○吉川沙織君 昭和三十九年にNHKには技師長というポストが規程により設けられました。今、会長から過去に技術職以外の方が技師長になった例はないということを伺いました。  今、4K、8K、これ総務省も中心になって進めています。4K、8K時代、それから技術革新の時代に、技術系の役員、...全文を見る
○吉川沙織君 今経営委員長から御答弁をいただきました。実際に、経営委員会後の記者ブリーフィングでも同じようなことをおっしゃっています。経営委員会でもかなり議論になった、技術は重要であり、技術担当役員は先を見通していくという役割でもある、そういう中で技術出身役員がいなくていいのかと...全文を見る
○吉川沙織君 放送法第四十九条、「協会に、役員として、経営委員会の委員のほか、会長一人、副会長一人及び理事七人以上十人以内を置く。」。つまり、理事という役職は、放送法、いつも会長、遵守されると常におっしゃっています、この放送法に規定されているNHKの役員は、会長であり、経営委員で...全文を見る
○吉川沙織君 今回、技師長は一期二年で退任を余儀なくされます。会長は、会長就任後、二年前の平成二十六年四月二十二日、第千二百十二回の経営委員会において今回一期二年で退任をさせる技師長をお選びになっています。このときの会議録、議事録を見ますと、「浜田氏は、技術の生え抜きです。久保田...全文を見る
○吉川沙織君 過去の例を教えてくださいとお願いいたしております。
○吉川沙織君 今会長から答弁をいただきました。専務理事に、理事になったばかりの人が一年の理事経験で、二年目で専務理事に昇格した例というのは過去に三例、昭和四十六年の例が最後です。四十五年にわたってこんな例ありません。  日本放送協会定款第三十六条によれば、「専務理事は、会長の定...全文を見る
○吉川沙織君 適材適所という、こういう御答弁でございました。  去年、今回理事から専務理事に昇格される方をお選びになるときの平成二十七年四月十四日、第千二百三十五回経営委員会、理事の任命の同意に係るところでこの方のことを称して、「「放送法の神様」といわれている人で、従来はスペシ...全文を見る
○吉川沙織君 確かに二年前のこの委員会でも相当議論をさせていただきました。担務も含めて、理事の選任、人事権は会長にございます。ただ、それが本当に、本当にNHKのためになるのか、受信料をお支払いいただいている視聴者や国民のためになるかという観点で経営委員会はその機能を最大限本当に発...全文を見る
○吉川沙織君 上田監査はまだ先があるような答弁にも聞こえましたが、浜田経営委員長はまるで今期をもって退任をなさるような挨拶にも聞こえてしまいました。たくさんこれまで質問をさせていただきました。再任されるか退任なさるか分かりませんけれども、もしかしたら会長と浜田経営委員長と上田監査...全文を見る
04月20日第190回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○吉川沙織君 民進党の吉川沙織でございます。  本日は、国会所管の決算も含まれているということでございますので、私は、国会所管の決算ということに焦点を当てて質疑をしたいと思います。  平成二十六年度国会所管歳出決算報告書を見ますと、議案類印刷費に関して額が計上されています。こ...全文を見る
○吉川沙織君 今それぞれ、委員会の会議録、それから主意書、法律案、公報等という答弁でございました。  衆議院におきましては、議院運営委員会の庶務小委員会が行われた際にはその会議録が公表されています。直近のものを見ますと、平成二十七年八月二十六日、衆議院議院運営委員会庶務小委員会...全文を見る
○吉川沙織君 この議案類印刷費に係る支出済歳出額のうち、各議員事務所に配付されているものの総額は、参議院においては約一億四千万円、衆議院においては約三億円に上るということでございました。  衆議院議員は、平成二十六年度決算ということでございましたら、ほぼ四百八十人いた頃でござい...全文を見る
○吉川沙織君 今、衆議院事務総長、参議院事務総長から、それぞれ会議録の重要性というものについて答弁をいただきました。  衆議院においては、平成五年三月五日の衆議院予算委員会第一分科会や、平成十八年三月の衆議院予算委員会第一分科会等で事務総長自身が、「国会の正式な記録というのは、...全文を見る
○吉川沙織君 今、参議院において、聞き取れずに、どうしても聞き取れずに補った例は二十六例あり、衆議院では、全てではないかもしれないがと前提付きの答弁でございましたが、六例ということでございました。二十例、衆議院と参議院で補足掲載した、しなかったの差がここから如実に分かります。 ...全文を見る
○吉川沙織君 今、参議院で直近の補足掲載の例は昨年の第百八十九回国会平和安全特の例、衆議院は第六十一回国会、昭和四十四年七月二十四日の文教委員会の例。私、昭和五十一年の生まれでございますので、私が生まれる前の例が最後だということになりますが、ここで重ねて伺います。  会議録の補...全文を見る
○吉川沙織君 昨年の平和安全特一例のみということでございますが、そもそも速記不能となる前に速記を中止した例が前の二十五例はなかったということだと思います。  それでは、引き続き参議院事務総長に伺いますが、会議録の末尾の補足掲載部分で附帯決議を行ったとした例があるのか否か、伺いま...全文を見る
○吉川沙織君 補足掲載、末尾のところで速記を開始した例も去年の平和安全特一例、それから「附帯決議を行った。」と補足掲載の部分で書いたのも一例ということでございますが、その理由について伺います。
○吉川沙織君 会議録に、しっかりと音が聞き取れない状態で、でも議事経過を載せざるを得ない。つまり、議長や委員長がその権限を全面的に押し出して議事経過を補足掲載するということを意味する。議場が騒然としていたり、議員がいろんな発言をしていたりして聴取不能だったりするため、そもそも附帯...全文を見る
○吉川沙織君 附帯決議は、私も会派を代表して提出をし、読み上げたことがございますが、提出をする際に賛同する会派名を名のり、それからその附帯決議を提出する議員自身がそれを読み上げて、しっかりと会議録に残ります。しかし、昨年の平和安全特委では、補足掲載の部分で、「なお、両案について附...全文を見る
○吉川沙織君 昨年の九月十七日、平和安全特委の会議録の補足掲載部分では、先ほどから申し上げておりますとおり、「なお、両案について附帯決議を行った。」としているにもかかわらず、提出者も提出会派も明らかでない上、当日の委員会会議録からは附帯決議の内容も読み取ることができないということ...全文を見る
○吉川沙織君 委員長から議長に提出される審査報告書の中に掲載をされ、さらに参議院会議録、これを全て読めば分かるということでございました。  ここにいらっしゃる議員の皆さんもこの官報号外、参議院会議録、先ほど申し上げましたとおり、議案類印刷費から支出をされて印刷され、配付されてい...全文を見る
○吉川沙織君 確かに、私も一生懸命検索して、この附帯決議どこで読めるんだろう、どんな内容なんだろうと思って何回も検索をしました。ようやくこの官報号外、参議院会議録で読み取ることが四十ページ中の三十ページ目でできましたけれども、検索には引っかかりません。  強いて言えば、九月十九...全文を見る
○吉川沙織君 つまり、国会会議録検索システム、これは私たちの先人である議会の先輩が、開かれた参議院、開かれた国会、情報公開を国民の皆様に広く行う、こういう趣旨で、すごい年月を掛けてつくってきたものです。平成十一年から一部運用開始、平成十三年四月から衆参の本会議と全委員会の会議録情...全文を見る
○吉川沙織君 補足掲載しなかった例は二十四件。恐らく様々なキーワードがあると思います。議場騒然であったり、聴取不能であったり、発言する者であったり、そういうことがあると思いますが、恐らく今のは何らかの前提条件を置いて二十四件と出しているはずなんですが、その検索用語は何かございます...全文を見る
○吉川沙織君 今、参議院事務総長は二十四件とだけおっしゃったんですが、これは検索する際に、私も自分でいろいろ検索してみました。キーワードで出てくる件数が違うものですから、恐らく何らかの前提条件、例えば、今回は聴取不能と記載があった会議録で検索したら二十四件程度だと思うので、それを...全文を見る
○吉川沙織君 会議録に補足掲載しなかった例を引く際に、聴取不能と記載があった会議録を対象に今回調べたということでよろしいかと思いますが、ここで、会議録における聴取不能とは一体何なのでしょうか。  例えば、昨年九月十七日の平和安全特委の補足掲載される前段のところを見ますと、「(発...全文を見る
○吉川沙織君 何も聞こえない状況、つまり、「議場騒然、聴取不能」と組み合わされれば全く何にも聞こえないということだと思いますが、後世に参照され続ける記録として、補足掲載の範囲、もちろん議長や委員長の権限を前面に押し出して、それを妨げるものはありませんが、ただ、この範囲というものは...全文を見る
○吉川沙織君 聞き取れない以上はそれは補足掲載をしない、どっちにしても委員長の権限で審査報告書が出れば本会議に上がっていくわけですので、後世に参照され続ける記録を正確に残すのであれば、そういうことも一考に値するのではないかと思います。  また、今まで補足掲載をした例、しなかった...全文を見る
○吉川沙織君 衆議院委員会先例集二一六、「派遣委員が、調査報告を行う。」、これは衆議院の先例集に書かれています。実際、衆議院平和安全特別委員会では、平成二十七年七月六日に二班に分かれて委員派遣が埼玉と沖縄に行われて、七月八日に委員派遣の報告聴取が行われています。  我が参議院に...全文を見る
○吉川沙織君 基本的に、附帯決議が行われれば、所管の大臣が、決まり切った文言ですけれども、一応決意を述べるということになっています。  また、我がハウスにおいて、今年に入ってから参議院本会議で北朝鮮に対する抗議決議を二回、全会一致で行いました。決議案可決した後、ここにいらっしゃ...全文を見る
11月17日第192回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○吉川沙織君 民進党の吉川沙織です。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、三月二十三日の当委員会での質疑と同様、立法府に対する法案提出の在り方からお伺いをさせていただきます。三月二十三日の地方税法、地方交付税法等の質疑の際にも申し上げましたが、束ねている法案、いわゆる束ね法...全文を見る
○吉川沙織君 残念ながら、今のは総務省より財務省の答弁の方が分かりやすうございました。  昭和三十年代の閣議決定の文書も引用しながら、つまりは、目的が一緒で、その目的は何かというと、今回、消費税率を延期しようとする法律案でございますので、「相互に関連し」と、そういうのが理由だと...全文を見る
○吉川沙織君 総務と財務に。
○吉川沙織君 つまり、今何をお伺いしたかったかと申しますと、当委員会では地方税法等の一部を改正する等の法律が成立をし、国税の方では所得税法を中心とする法改正が三月末日までにこの参議院で可決、成立をして法律が現在施行されているということでございますが、これがそれぞれ含まれているとい...全文を見る
○吉川沙織君 つまり、この現時点、三月に成立した所得税法、地方税法、それから平成二十四年に成立をしました税制抜本改革法によって、今の時点では、この審議をされている今の時点では、平成二十九年四月一日に消費税率は上がる法律の下で、でも国会に法律が提出をされたので、それを延期するための...全文を見る
○吉川沙織君 今は、現行法の法的な解釈が何が正しいのか、そしてまた現時点での取扱いについて確認をさせていただきました。  さらに財務省に伺います。  平成二十七年度税制改正、国税分においては、この資料一にお示しさせていただいておりますとおり、住宅取得等資金に係る贈与税の非課税...全文を見る
○吉川沙織君 つまり、今、財務省の審議官の方からは、引渡しの時点で一〇%、これは資料二の方に、国交省が、この制度は今のままですけれども法律案が成立した場合はそうじゃないですよというようなものを出しています。これについてはまた後ほど触れたいと思いますが、現行法で言えば措置は切り替わ...全文を見る
○吉川沙織君 後のところを財務省としては力点を置きたいんでしょうけれども、現在施行されている法律で言えば、二十八年十月一日に措置は切り替わっています。  また、平成二十六年十二月三十日、自由民主党、公明党、平成二十七年度税制改正大綱の中を見ますと、やっぱり前回の消費税率引上げの...全文を見る
○吉川沙織君 もちろん理解はしたいです。ただ、多くの人にとって住宅の購入というのは人生で最も高い購入物であり、買物であると思っています。  何というんですかね、この国交省の引上げが延期になりますというペーパーが出されたのは、十月一日から措置が切り替わるはずだったのに、そうではな...全文を見る
○吉川沙織君 これまで財務省と、国税の方でしたけれども、やり取りをさせていただきました。  地方税法等について、同様の制度若しくは問題点があるか否か、総務省に伺います。
○吉川沙織君 残念ながら、反動減対策でしっかり半年前からそういうのを講じていただいたけれども、法律の提出が遅かった、それから、今もまだ審議中だけれども始まる、だから、数日前に周知をして、それに振り回された多くの国民の皆さんがいると思うと何ともやるせないですけれども、総理がそもそも...全文を見る
○吉川沙織君 平成二十四年の税制抜本改革法の審議の際は、私どもは与党の方でございまして、今答弁席に座っておられる財務省の皆様にも大変お世話になりましたし、これは社会保障の財源のために、それから未来の世代のために必要な税制抜本改革だったと私は今も信じています。ですから、次は再び延期...全文を見る
○吉川沙織君 地方税収の上振れ、下振れの相殺についてはこれまでの議論の中でも出ておりましたけれども、地方税収が上振れをしているとき、どんな場合か。この主な要因というのは、恐らくですが、法人関係税の増収であることが多いと考えられると思います。法人関係税は伸長性が高く、かつ地域偏在性...全文を見る
○吉川沙織君 今局長から答弁ございましたように、地方団体、様々事情があって、様々な危機、災害対応にも備えていかなければならないということも含めて御答弁をいただいたかと思います。しっかりやっていただきたいと思いますし、注視をしていきたい課題であると申し上げておきます。  それでは...全文を見る
○吉川沙織君 トップランナー制度ではなくトップランナー方式でございますので、是非お間違えのないようよろしくお願いいたしますと同時に、歳出規模の抑制を進めていくという、こういう財務省のお立場を今答弁でいただきました。  総務省としては、このような考え方に同調されますでしょうか。見...全文を見る
○吉川沙織君 今の答弁で大体分かりはしたんですが、先般、三月二十三日の答弁でお答えいただけなかったので、改めて総務省に伺いたいと思います。質問の意図は先ほどの発言で伝わったと思います。  トップランナー方式による算定を行うことで、後年度において、地財計画上の地方公務員数の積算に...全文を見る
○吉川沙織君 今、総務省の局長の答弁にもありましたとおり、業務改革のインセンティブ、大事だと思っています。だからこそ、このトップランナー方式の導入というのは、単なる歳出等のスリム化ではなくて、歳出効率化により生じた財源を千八百もある地方団体がそれぞれの事情に応じた歳出へ振り向けら...全文を見る
○吉川沙織君 今、財務省、総務省、それぞれから答弁をいただきました。単なるスリム化ではなく歳出の再構築であるという考えに立つのであれば、トップランナー方式による効果は一般行政経費単独の増加に振り向けていくのが私は道理であると考えるんですけれども、財務省と総務省の見解を伺いたいと思...全文を見る
○吉川沙織君 トップランナー方式、今年度から導入して、来年度以降もこれから在り方はしっかり見ていきたいと思いますが、私は、業務改革のインセンティブをそれぞれの地方団体に付与するためにも、それで生まれた財源というのはそれぞれの団体に応じたものに振り向けるべきですし、何より一般行政経...全文を見る
○吉川沙織君 では、この十五年を振り返ってみて、臨財債を導入したことで国と地方の責任分担の明確化になり、また、国と地方を通ずる財政の一層の透明化になったと評価されているんでしょうか。財務省と総務省に伺います。
○吉川沙織君 今、財務省、総務省、それぞれから、臨財債の残高、平成二十八年度末で約五十二兆円超となるという答弁がありました。十五年前の臨財債導入当初、このような約五十二兆円超という途方もない金額にまで膨れ上がることを予想していたか、いなかったか、財務省と総務省に一言ずつ伺います。
○吉川沙織君 臨財債の元利償還に起因する財源不足額については、国と地方の折半対象とはされず、更に臨財債を発行することで補填することとされています。これが残念ながら臨財債の増嵩を招く原因ともなっていますが、何でこんな取扱いになっているんでしょうか。財務省に伺います。
○吉川沙織君 今の財務省の答弁を踏まえて、約五十二兆円にもなろうとしている借金を地方に背負わせる仕組みを存置することが国の在り方としていいと思いますか。総務省、是非今の答弁を踏まえてちょっと答えてみてください。
○吉川沙織君 ここで総務大臣にお伺いします。  十月十八日の衆議院本会議で、「臨時財政対策債のような特例債に頼らない財務体質を確立することが重要です。」と答弁され、十一月九日の参議院本会議でも同様の趣旨の答弁をなさいました。今、総務省の局長の方からも同趣旨の答弁がございました。...全文を見る
○吉川沙織君 本筋はもう何度もこの場でも申し上げていますし、今、大臣からも、局長からも答弁ありました、法定率の引上げが本筋だと思いますが、それも容易ではないという答弁も併せてされていますが、引上げになるよう是非頑張ってほしいと思います。  また財政審の十月二十七日の資料に戻りた...全文を見る
○吉川沙織君 総務省とよく相談してという答弁、多うございますが、本当にちゃんと相談してやってください。  平成二十九年度以降の歳出特別枠の在り方について、総務大臣に見解をお伺いします。ちょっと短めでお願いします。
○吉川沙織君 この歳出特別枠の廃止についても、ずっと建議にも書かれていますし、財政審の資料にも載り続けています。ただ、これもしっかり、来年度どうなるか、それからそれ以降どうなるか、しっかり見ていきたいと思います。  最後の項目として、これは三月二十三日の地方税法、地方交付税法等...全文を見る
○吉川沙織君 法律案では、「歳入及び歳出における法制上の措置等を講ずることにより、安定的な恒久財源を確保する」とされていますが、これは国における歳入及び歳出であって、減収額の穴埋めをするために地方の税財源を利用したり、地方に歳出削減を迫ったりするということは含まれていないというこ...全文を見る
○吉川沙織君 当初、今この審議中の段階では平成二十九年四月一日に消費税率は上がるということを、最初の、質疑の冒頭の方で確認をさせていただきました。  当初のスケジュール、だから、今この法律はまだ成立していませんので、当初のスケジュールであれば、平成二十八年度末までに安定的な恒久...全文を見る
○吉川沙織君 見付けていなかったということでよろしいですね。
○吉川沙織君 検討を進めているところでございますと、財務省の審議官から答弁をいただきました。  では、これまで何回程度検討を重ねたんでしょうか、そしてまた、その検討結果は公表されているのか、教えてください。
○吉川沙織君 では、ちょっと少し角度を変えて伺います。  安定的な財源、恒久財源の確保は早ければ早い方がいいと思います。急ぐべき課題でもあると思います。今回の法案で、何でこの安定的な恒久財源の確保も、二年も、つまり平成三十年度末まで延期するのか。検討を急ぐべきだと考えますが、財...全文を見る
○吉川沙織君 十一月九日の参議院本会議で、給付付き税額控除の検討状況を質疑がありました。そのときの政府の答弁は、海外制度の調査等も行っていますと、あと、与党税制協議会消費税軽減税率制度検討委員会において資料を出したと、この程度しか検討状況は多分なかったんだと思います。  安定的...全文を見る
○吉川沙織君 つまり、今回の法律案で消費税が上がる、現行の法律だと四月一日に上がるとなっていて、実際十月一日から国税の方で始まっている措置がある。だから、もう目の前まで来ていて、でもそれを延期するがために今こうやって国税、地方税、地方税分はこの総務委員会で審議していますけれども、...全文を見る
11月24日第192回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○吉川沙織君 民進党の吉川沙織でございます。先週に引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。  本日議題となっているのは、地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部を改正する法律案でございます。  地方公務員...全文を見る
○吉川沙織君 今から二年前の平成二十六年五月二十九日、私はこの総務委員会で質問を行いました。五月三十日に内閣人事局が発足しましたので、平成二十六年五月二十九日をもって総務省の人事・恩給局は廃止となりました。その、廃止となるその日にたまたまこの委員会で一般質疑がございましたので、当...全文を見る
○吉川沙織君 今ほど、国家公務員分と地方公務員分があると申し上げました。  国家公務員分に関しては、法律名が一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律であって、この法律名からは育児休業や介護休暇等については読み取れません。本則で三本以上束ねている束ね法であると考えられ...全文を見る
○吉川沙織君 今、内閣人事局の審議官から、六本の法律が束ねられていること、そこに、給与法が一番大きな法律としてあるけれども、その中に育児休業等が入っているということを答弁いただきました。  今審議しているこの地方公務員分の法制に関しては二本です。二本で、しかも、今日委員長が冒頭...全文を見る
○吉川沙織君 今、給与も、それから育休、介護、それから勤務時間、休暇、この三つをセットで今まで改正した例というのは、省庁再編前も含めて二例しかないということを御答弁いただきました。一つが、平成十一年法律第八十三号、一つが、比較的最近の例ですが、平成二十年法律第九十四号、これには確...全文を見る
○吉川沙織君 昭和三十年代の閣議決定の文書を引用しながらの答弁でしたけれども、今まで同一の委員会で国家公務員分を改正して、それで地方公務員分も引っ張って法改正等やっていることもありますので、今の答弁だと今までが一本でやっていたという理由にはなりませんので、これはまた引き続き見てい...全文を見る
○吉川沙織君 成立日が異なった例というのは、恐らく平成十一年のことですので、省庁再編前のことだと思います。省庁再編後、総務省になってから、公務員分と地方公務員分の法制の成立日が異なったという例は今までなかったと思います。  私は、二年前、内閣人事局ができる前の日に質疑をしたと冒...全文を見る
○吉川沙織君 国家公務員の方は、ちゃんと実態把握はしていないけれども、七月、八月でアンケート結果を取った結果を引用されましたが、実際はちゃんとは把握されていないことだと思います。  一月十三日の衆議院内閣委員会では、政府から、「フレックスタイム制の導入というのは、働き方の改革と...全文を見る
○吉川沙織君 助言はいいんですけれども、助言以外に、例えば先ほど質疑もございましたように、この法施行日は平成二十九年一月一日です。これら法改正を踏まえて条例例なんかを地方公共団体に出すということですけれども、この取りやすい環境の整備というのは物すごく、制度は変わっても、さっきのフ...全文を見る
○吉川沙織君 勤務環境を害する行動といっても、どのような言動がそれに該当するのか、その基準がある程度明確でなければ、制度を利用する職員の上司、同僚の側からすると、職場において申請したいという職員と接する上で、萎縮効果、その上司や同僚の側の萎縮効果を生じさせることにもなりかねません...全文を見る
○吉川沙織君 今ほど公務部門の一例として、私たち議員が活動する上で常日頃お世話になっている国会事務局を代表して、参議院事務総長から答弁をいただきました。  今回、地方公務員分の法改正の審議で、明日の本会議で全会一致で成立すると思います。国家公務員分は既に成立をしていますし、民間...全文を見る
12月14日第192回国会 参議院 議院運営委員会 第19号
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○吉川沙織君 民進党の吉川沙織でございます。  ただいま提出されました動議につきまして、反対の立場から、会派を代表して意見表明をさせていただきたく存じます。  私どもの会派は、内閣総理大臣安倍晋三君問責決議案を本日場内で提出をさせていただきました。発議者も賛成者も添えて要件を...全文を見る
12月14日第192回国会 参議院 本会議 第18号
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○吉川沙織君 民進党の吉川沙織です。  私は、ただいま議題となりました伊達忠一参議院議長不信任決議案に対し、会派を代表して、賛成の立場から討論を行います。  最初に申し上げたいのは、昨年九月のことを皆さん覚えておいででしょうか、安保法制採決の際に乱発をされた、本決議案の議事に...全文を見る
○吉川沙織君(続) したがって、選挙のときに多数を取ったならば後は何をやってもよいという多数決原理は、一党独裁であると言わざるを得ません。  良識の府たる参議院を代表する参議院議長の職責としては、少数派の意見を議会の審議にいかにして反映させるかということに重点を置かねばならない...全文を見る
○吉川沙織君(続) 少数派の意見を十分に尊重しない議会運営、議事運営となっているのです。  昭和五十二年十一月に参議院改革協議会が初めて設置されてから約四十年。この間、歴代議長の下で参議院改革のためのたゆまぬ努力が続けられ、参議院の在り方に関する諸問題等について……
○吉川沙織君(続) 議会の先人により多くの改革が実施されてきました。多くの参議院改革がなされてきたその理由の一つに、参議院の存在意義が問われた時代があったことは言うまでもありません。  昭和六十年一月二十一日、「各会派代表者懇談会における議長所見と提案」の中で、「参議院は、憲法...全文を見る
○吉川沙織君(続) 「国政の運営を慎重かつ健全ならしめ、民主主義国家の発展に寄与し、国民の負託に応える使命をもつものであることは申すまでもありません。」、そして「議会制民主主義の下において民主主義政治を立派に発展させるためには、憲法に規定されているとおりに二院制の長所を伸ばすこと...全文を見る
○吉川沙織君(続) ルソーのように、国民の総意が単一不可分であるとすれば、これを代表すべき議会も単一の議院であるべきだとする一院制の主張が生まれますが、今日でもなお多くの国において二院制が採用されています。二院制の存在意義の論拠は、代表の多様性の確保、議会における慎重審議、二院の...全文を見る
○吉川沙織君(続) 「両方とも直接選挙になっておりますけれども、お互いの性格や立場上それぞれの観点に立って、特に参議院は良識の府と言われておりますが、そういう両者の観点からお互いにチェックし合い、あるいは補完、協力し合うことによって政治の理想により一歩でも近づいていこう、そういう...全文を見る