吉川沙織

よしかわさおり

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数3回

吉川沙織の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第198回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号
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○吉川沙織君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
03月25日第198回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○吉川沙織君 立憲民主党の吉川沙織でございます。  本日の集中審議のテーマは安倍内閣の基本姿勢でございます。  第四次改造内閣の基本方針は、初閣議の昨年十月二日に閣議決定されています。この五つの基本方針のうち、最初の項目の冒頭に掲げておられるのは、「閣僚全員が復興大臣である」...全文を見る
○吉川沙織君 櫻田大臣は、昨年の臨時会と今年の常会で所信表明を行っておられます。  特に臨時会の所信では、「閣議決定した基本方針に基づいて、」、「東京大会の重要な柱の一つは、復興オリンピック・パラリンピックです。」と、衆参両院の委員会で発言されておられます。  しかしながら、...全文を見る
○吉川沙織君 櫻田大臣の昨日の御発言のメモを持っておるんですが、行間から今の答弁の内容をどうしても読み取ることができないんです。事実誤認ということはお認めいただけますか。(発言する者あり)
○吉川沙織君 第四次改造内閣の初閣議の議事録を拝見いたしました。危機管理の観点から、閣僚の対外的発言等について、対外的発言に当たっては、内閣の基本方針を踏まえること、講演会であっても私見を述べることは厳に慎むことと明記されています。  昨日の発言は、今、櫻田大臣、お認めいただき...全文を見る
○吉川沙織君 今、総理、発言の正確さと答弁なさいました。  櫻田大臣、大臣に就任なさってから、十一月六日に報道各社のインタビューをお受けになられています。そのときに、復興五輪について尋ねられたとき、どうお答えになっているか。被災地の人の気持ちを、この表現自体、私、どうかと思うん...全文を見る
○吉川沙織君 今の問いに関しては、大臣御自身のお言葉で御答弁をいただきたかったという強い思いがあります。でも、これ以上伺ってもどうかと思いますので、改めて総理に伺います。  まず何よりも、閣僚全員が復興大臣であるとする第四次改造内閣、初閣議は昨年の十月二日に行われてございますが...全文を見る
○吉川沙織君 では、総理は、櫻田大臣が復興五輪にふさわしい任にあるとお考えでよろしいんですね。
○吉川沙織君 正確さを欠くどころか、議員の一人としてすらその資質が疑われかねないような御発言でございましたので、このことについては引き続き問うていきたいと思います。  今日は、安倍内閣の基本姿勢が集中審議のテーマでございます。立法府に対する法案提出の在り方について、幾つかお伺い...全文を見る
○吉川沙織君 五本ということでございましたが、これ、女性活躍推進法等の一部を改正する法律案ですが、これが閣議決定されて国会に提出されたその日の夕刊とか翌朝、どういうふうに報じられたか、厚労大臣、御存じでしたら教えてください。御存じでなかったら結構です。
○吉川沙織君 今答弁いただきましたけど、女性活躍推進法等の一部改正案であるにもかかわらず、当日の夕刊と翌朝の新聞は、今、私手元に持っておりますが、ほぼ、パワハラ防止法案、パワハラ対策法案決定というふうに、表に出ている、つまり、国会に出ているのは女性活躍推進法等の一部改正案なんです...全文を見る
○吉川沙織君 今伺いましたのは、女性活躍推進法等の一部を改正する法律案は、本則で五本入っています。でも、国会に法律として出されて題名として見えているのは女性活躍推進法等の一部を改正する法律案で、その女性活躍推進法の改正内容に、実は大きく報じられたパワハラ対策とかハラスメント対策と...全文を見る
○吉川沙織君 今、一つの目的とおっしゃいましたけれども、今回の女性活躍推進法とハラスメント対策のパワハラ防止の趣旨、目的というのは、実は同じではありません。全く異なっています。趣旨、目的も異なりますし、世の中の関心は、新聞報道にもあるとおり、圧倒的にパワハラ防止対策の法制化と考え...全文を見る
○吉川沙織君 去年の本会議でも伺ったんです。でも、去年、実は内閣法制局長官に総務委員会においでいただいてお伺いしたんですが、こういった法律の書き方というのは去年まではほとんどありませんでした。去年、内閣提出法律案は六十五本あったんですが、そのうち七件もこのような条項を定めたような...全文を見る
○吉川沙織君 二十三件今回やって、そのうち十件が前回から残念ながら改善されていなかったということでよろしいですね。
○吉川沙織君 二十三件中十件今回見付かって、では、重ねて伺います。  平成二十九年の点検の段階で問題はあった、各府省から報告がなされず不適切な処理が続いていた事案というのは何件でしょうか。件数だけでいいです。
○吉川沙織君 前回の点検、今回の点検、それぞれ、立法府として行政監視機能を高めていかないと、私、これ二年前、経産省の統計不正が発覚したときに、国の根幹を揺るがす問題だと思って委員会で何度も取り上げました。そのときに、総務省の方からしても、うその報告をされたという思いでじくじたる思...全文を見る
○吉川沙織君 長い答弁いただきましたが、結局、平成二十八年十二月二十六日に、経産省で繊維流通統計の一般統計調査でございますが、不正が発覚して、でも、その後も、今回の一斉点検で三統計四件とありました。  総務大臣に改めて伺います。  平成二十九年の一斉点検の後に新たな不適切な取...全文を見る
○吉川沙織君 平成二十九年の一斉点検をしたにもかかわらず、その後新たに不適切な取扱いがされるようになった事案、三統計と今総務大臣から御答弁をいただきました。この三統計はどこの省庁ですか。
○吉川沙織君 先ほども指摘申し上げたんですけど、平成二十九年の一斉点検の発端というのは経産省の統計不正でございました。経産省はこれを受けて再発防止策、おまとめになっておられます。でも、統計委員会に報告したら、一回目は突き返されて、二回目でようやく了承された。でも、その再発防止策、...全文を見る
○吉川沙織君 実は、この生活保護費の実績と将来推計は、以前、政府の方から出していただいています。なぜ今は出せないのか。あと二十年たったときに取り返しの付かないことにもなりかねませんので、ここはこれからも事あるごとに問うていきたいと思います。  三月六日に金融会社の調査としてその...全文を見る
○吉川沙織君 一九九七年三月、平成九年三月の卒業生分からしか実は取っていないデータです。  私は、平成十年、一九九八年に、就職氷河期ど真ん中の世代ですが、そのときに就職活動をして、私は運と縁と巡り合わせが良くて最初から正社員として社会に出ることができました。つまり、空前絶後のバ...全文を見る
○吉川沙織君 実態を把握するために正確に統計を取り、推計し、対策を講じて備えることこそが大事なんですけれども、残念ながら、去年の三月一日、予算委員会の冒頭でも、行政と統計等データの重要性について総理に伺いました。でも、その質疑当日の未明には裁量労働制に係るデータ不適切があって条文...全文を見る
03月28日第198回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○吉川沙織君 立憲民主党の吉川沙織でございます。  いわゆる成田財特法につきましては、昭和四十五年の法制定以来、これまで約五十年のうちに法律の有効期限が七回延長されて、今回は八回目の延長を行おうとするものです。また、有効期限の延長期間について、これまではほとんど五年間とされてい...全文を見る
○吉川沙織君 今、大臣冒頭に、三月十二日の衆議院総務委員会では自治財政局長が答弁なさっていますけれども、法延長後においても引き続き事業を実施するものといたしましては、県道が二か所、市町道二か所の計四か所、今年度中に完了しない理由としては一部住民の方から理解が得られない時期があった...全文を見る
○吉川沙織君 その新たな課題という側面も含めて、これから自治財政局長に具体的にお伺いしていきたいと思います。  平成二十六年三月二十七日のこの委員会で、現行の平成三十年度までの空港周辺地域整備計画に基づく総事業費を当時の自治財政局長にお伺いしましたところ、こういう答弁がございま...全文を見る
○吉川沙織君 今の時点では二億誤差がありますけれども、ほぼそのときの答弁の見込みであるということが今分かりました。  で、お伺いします。平成二十六年三月に成田財特法五年延長掛かって、平成二十六年九月に最後変更されたのが成田国際空港周辺地域整備計画、ここの参考資料に成田国際空港周...全文を見る
○吉川沙織君 この最後の計画に掲載された事業費と国会答弁で違う理由というのは、国会答弁の方の五千七百二十億円はかさ上げのないものも含めた事業費で、計画の四千八百八十七億円はかさ上げのないものは含めない事業費と、こういう理解で合っていますか。
○吉川沙織君 結果的に事業費の方が膨らんで、最終的に三十年度末見込みの総事業費としては五年前の答弁と近似はしているんですけれども、ただ、この成田国際空港周辺地域整備計画と、あと成田空港が「成田空港 その役割と現状」二〇一八年度という、この広報誌出しているんですけれども、これにも事...全文を見る
○吉川沙織君 所管省庁はどこですか。
○吉川沙織君 この成田国際空港の周辺地域整備計画や何かも所管の大臣、つまり総務大臣と国交大臣が主になるんでしょうけれども、その辺で話合いをして最後決めていくような立て付けにもなっていますので、是非この点、やっぱりこれだけ延長延長延長を掛けて、もう多分エンドレスになっていくんじゃな...全文を見る
○吉川沙織君 それでは、本法案による改正後の成田財特法に基づく国庫補助金のかさ上げ額について、平成三十一年度からの新規事業分と、それを含む平成四十年度までの総額をそれぞれ幾らと見込んでいるか、教えてください。
○吉川沙織君 また確認ですけれども、いわゆる裏負担部分については、事業ごとにこれは異なると思うんですけれども、一般的にどのような財政措置が講じられるということかを改めて御答弁いただきたいと思います。
○吉川沙織君 一応、建設事業ですので、裏負担部分については地方債と一般財源で賄って、地方債の元利償還金は後年度で交付税措置するということでよろしいですか。
○吉川沙織君 この法律案は、法律の有効期限を延長するということだけではなくて、国庫補助率のかさ上げの対象となる事業として、今回、成田用水施設の改築を追加する内容となっているかと思います。  どういった事業がかさ上げの対象となるのかについては成田財特法の別表に掲げられていますが、...全文を見る
○吉川沙織君 この別表を見て、へえと思って、今まであったのかなと思いましたのでお伺いをしてみました。  この成田財特法の別表を拝見いたしますと、ここに掲げられた事業のうち改築と規定されていないものが幾つかございますが、本法案はそれらを全て手当てする内容にはなっていません。本法案...全文を見る
○吉川沙織君 今私申し上げた、読めるのか読めないのか、それとも地元の要望がないのかという、大まかに申し上げれば今回はなかったということでございました。ただ、もしこれからの十年間の間に事情が変わって改築事業が必要となったときは、逆に言うと、改めて法律を改正しなければならないと言える...全文を見る
○吉川沙織君 何でこのお伺い、確認のためにさせていただいたかと申しますと、三月十二日の衆議院総務委員会で、質疑者側が四つの事業の継続に加えてまた新たに十七ですかと言及されていて、逆に、大臣は成田財特法を改正した場合に補助率かさ上げの対象となり得る二十一事業はとおっしゃっていますの...全文を見る
○吉川沙織君 つまり、老朽化を含めて耐震化二か所ということでいいんですか。
○吉川沙織君 これも三月十二日の衆議院総務委員会で、これは局長が答弁なさっているんですけど、こういう感じで、主な事業といたしましてはと今の二件を答弁なさっているんです。ほかに何かあるんですか。
○吉川沙織君 成田財特法が昭和四十五年に制定されてからこれまでもう五十年、私の人生より長いんですけど、経過しています。  初期の頃に実施された事業により設けられた施設等については、成田用水施設のように、今後老朽化が進み耐震性に不安が生じるものがこれからの十年の間に、五十年たって...全文を見る
○吉川沙織君 今お願いしている事業って、その二件で十年間もう新たに出てこないという算段でいいということなんでしょうか。
○吉川沙織君 今まで五十年経過して、あと十年延長したら六十年。大丈夫なんですかね。
○吉川沙織君 これ、五年前も当時の自治財政局長に伺ったんですけど、ある意味では、この計画というのはエンドレス、こういう考え方もできると思いますが、局長、いかがでしょうか。
○吉川沙織君 やらなければいけない事業、それから、地元住民の一部の方の理解がある時期得られなくてどうしても終わらない事業があるということは重々承知をしています。  ただ、さきに指摘申し上げましたとおり、本法案は今回は、今までは五年がほとんどだったものを、有効期限を十年間延長しよ...全文を見る
○吉川沙織君 毎年度事業指定する中で財政規律が働いていくものと考えていらっしゃるということだったんですけど、それ、どんどん膨らんでいったときに、これって国会は関与する仕組みがないんですけれども、それについて御見解があればお願いします。
○吉川沙織君 前回は本当五年の延長だったので、こうやって前回も質疑した、私、こうやって、この総事業費どれぐらい膨らみましたか、これからどれぐらいで完了しますかとか、老朽化対策はどうなるかというのはお伺いできましたけれども、十年後、今この場にいらっしゃる議員がどれだけ残っているかと...全文を見る
○吉川沙織君 立憲民主党の吉川沙織でございます。  去年も申し上げたんですが、行政と統計等の信頼は、去年は大きく揺らいでいる状態が、今は地に落ちてしまいました。NHKに対しては、これまで不祥事がどれだけ頻発しても、信頼が揺らぐことはあっても国民の信頼は続いてきました。ただ、上田...全文を見る
○吉川沙織君 今、中長期的な視点にのっとって収支相償という答えもありましたが、今回の予算案において、事業収入は受信契約件数の増加等により前年度に対して三十六億円の増収を見込む一方で、事業収支差金三十億円の不足となり、財政安定のための繰越金の一部をもって補填するものとされています。...全文を見る
○吉川沙織君 二〇二〇年度もお答えいただけますか。
○吉川沙織君 NHKの経営計画に収支計画で、今お答えいただいたのが二〇一八年度一千六十一億円、二〇一九年度が八百七十八億円、そして、この前の衆議院の総務委員会での審議でもお答えになっておられるんですが、二〇二〇年度は六百二十二億円とされています。  では、公共放送としてのNHK...全文を見る
○吉川沙織君 一〇%相当で八百億円ということは、実はさっき、あえて二〇二〇年度の繰越金の残額をお答えいただけなかったんですけれども、これから、今一千億超えていて、二〇二〇年度末見込みは六百二十二億円と、NHKは三年間で実に四百億円以上の繰越金を取り崩そうとされています。中長期的に...全文を見る
○吉川沙織君 適正な繰越金の確保とおっしゃいましたが、先ほど、大体NHKとして考えておられる適正な額というのは八百億円程度とお答えがございました。であるならば、中長期的で収支相償を御覧になるとおっしゃいましたが、短期的な視点で見たらこれは収支相償の原則に反しているのではないかと思...全文を見る
○吉川沙織君 私、NHKの予算案の審議に初めてこの総務委員会で臨ませていただいたのが、今から十一年前の福地会長のときの予算案が初めてでございました。その福地会長は、今から十一年前の経営委員会で、経営委員会と執行部の間で値下げの議論が行われたときに、やっぱり短期的な収支計画の裏付け...全文を見る
○吉川沙織君 今国会には、NHKのインターネット活用業務の対象拡大等を図る放送法の改正案が既にこの国会に提出をされています。NHKが広く受信料によって支えられる公共放送であることからすると、直接視聴者へ受信料を財源としてサービスを提供するいわゆる二号受信料財源業務の在り方が問題に...全文を見る
○吉川沙織君 今お答えございましたように、現在の時点では、二号受信料財源業務の実施に要する費用は各年度の受信料収入の二・五%を上限とする旨が、これは、平成二十九年九月十三日、総務大臣認可ですけれども、されています。  平成二十七年度のインターネット活用業務開始以降、二号受信料財...全文を見る
○吉川沙織君 平成二十六年の国会で放送法改正になりました。そのときは上田会長は経営委員で、前の会長で大騒ぎの中でしたけれども、放送法が改正されて、平成二十七年度からインターネット活用業務、その二号受信料財源業務の実施に要する費用等について、その割合、受信料収入に占める割合について...全文を見る
○吉川沙織君 十分な説明を尽くされて、総務大臣が認可されたら超えることあるということでよろしいでしょうか。
○吉川沙織君 今、インターネット活用業務の方が太い幹ではなくて、今はテレビの方が、放送の方がというお答えでしたけれども、先ほどからありますように、テレビを視聴する、特に若い世代はテレビの視聴そのものが減っていって、そういった中で、受信料制度と、これから放送法が改正、実際にこの委員...全文を見る
04月24日第198回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○吉川沙織君 立憲民主党の吉川沙織でございます。  災害発生時において、国民の生命、身体、財産を守るための情報伝達手段の在り方、整備の状況につきましては、この委員会で十一年前からずっとお伺いしてまいりました。例えば災害時、広域的な停電によってテレビが使えず、防災行政無線の放送内...全文を見る
○吉川沙織君 これは政府が正式に公表している数値ですが、もう一つ、十年お伺いし続けてきたのが、これは市町村合併後のある意味数値です。ですので、市町村合併効果を抜いた最新の防災行政無線の整備率について伺います。
○吉川沙織君 今政府が公表している数値は八四・一で、市町村合併効果を抜いた数値に置き直すと八〇%、実に四%差があることになります。これをどう埋めていくかということも重要ではございますが、ちょっと違う観点からお伺いします。  昨年八月二日の当委員会で、西日本豪雨に係る情報伝達上の...全文を見る
○吉川沙織君 把握されていないのであれば把握すべきではないかと考えるんですが、消防庁の見解をお伺いします。
○吉川沙織君 防災行政無線の用途というのは多岐にわたっていいと考えますし、それが有効活用になるとも考えますが、あくまで防災と銘打っていますので、その防災行政無線を整備するための財政措置を活用していながら防災の用途でもし仮に使われていないということがあれば適当ではないですし、整備し...全文を見る
○吉川沙織君 去年十二月二十六日に消防庁が発表したウエブのこの本調査結果の詳細、市町村別の状況が実はリンク切れ起こしていますので、是非見れるようにしていただければと思います。  ということで、別の論文を探しましたところ、今お答えがあったような内容は策定率が高いんですけれども、非...全文を見る
○吉川沙織君 国民の生命、身体、財産を守る情報提供も、そして今やり取りをさせていただいた業務継続計画、BCPの策定も、これ地方公共団体の体制が充足していなければ十全にはかないません。災害時には地方公共団体が大きな役割を担いますが、果たして市町村の防災体制は充足しているのかについて...全文を見る
○吉川沙織君 去年十一月二十一日、これは政策統括官とやり取りをしたんですけれども、全体として防災力の向上が高まればいいという御答弁の中で、実は応援・受援体制、この受援に対する規定というのもあったんですが、この受援に対する規定を備えている団体は、さっき引用した消防庁の調査ですと四割...全文を見る
○吉川沙織君 国民の生命、身体、財産を守るためには、やっぱり国ができること、それから、地方公共団体は今厳しい状況ですから、その現状がどうなっているか把握して、できることは国としてしっかりやっていく必要があるということを申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました...全文を見る
05月09日第198回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○吉川沙織君 立憲民主党の吉川沙織でございます。  昨日朝、逝去されました自民党の島田三郎議員に対しまして心から哀悼の意を表しまして、共に六年間総務行政の推進に取り組んでまいりました、その思いを持って今日は電波法と電気通信事業法の質疑を立法府の立場からさせていただきたいと思いま...全文を見る
○吉川沙織君 有識者会議の議論を経てとございましたけれども、例えば電波有効利用成長戦略懇談会第十四回、平成三十年七月五日の議事要旨拝見いたしますと、よく発言をされている構成員の方によりますと、「電波利用料の見直しに四回関わってきたが、これまでで最も大きな変革ではないかと思う。」、...全文を見る
○吉川沙織君 衆議院の四月十八日の議論でも、局長は大体中ほどから少し上ぐらいの料金水準とおっしゃって、今も中ほどから少し上ぐらいにおっしゃいましたが、私持っている資料だと六か国の三番目なので、それのどこが中ほどから少し上に当たるのでしょうか。
○吉川沙織君 六か国中三番目ということは間違いないですね。
○吉川沙織君 今までは政府が用いていたものは通信料だけだったんですが、いろいろ含めるとそうではないということが明らかになりました。  諸外国に比べますと、我が国は、不通地域が少なく、地下においても携帯電話で通話することが可能である等、通信の質は高いと承知しております。諸外国との...全文を見る
○吉川沙織君 今、局長の答弁の中で、研究会の中でもそういう議論があったと御答弁がございました。確かに、モバイル市場の競争環境に関する研究会第六回の議事要旨、平成三十一年一月十七日の、先ほど引用させていただいた方と同じ構成員の方の御発言ですが、「どうしても限られた期間、予算の中で、...全文を見る
○吉川沙織君 今は数だけお答えいただけたらうれしかったんですけど、電気通信事業法が十か所、電波法が十二か所なんですけれども、それぞれの法律案の関係資料を見てみますと、電気通信事業法はぺらっぺらです、電波法は分厚いです。この改正内容に比して、やはり政省令の数が多過ぎるのではないかと...全文を見る
○吉川沙織君 次に、これも改正法附則第一条に書かれていますが、今大臣からも御答弁ございましたとおり、通信料金と端末代金の完全分離によって料金サービスの内容が分かりやすくなり、利用者がより自由にサービスを選択できるようになることから、今回の改正内容は公正な競争に資するものと考えてお...全文を見る
○吉川沙織君 今回の法改正によりまして、早期にという御答弁ございましたけれども、施行日以降は通信料金と端末代金の分離が徹底され、期間拘束など行き過ぎた囲い込みが是正されることになります。  もっとも、本年十月一日には消費税率引上げが予定されているということもあり、施行までの間に...全文を見る
○吉川沙織君 ここからは、先ほど政省令の委任事項について立法府の審議の場である程度明らかにすべきではないかと申し上げましたので、総務省のモバイルサービス等の適正化に向けた緊急提言に基づいて法制化された条文について伺います。  改正法第二十七条の三第二項第一号並びに同第二号があり...全文を見る
○吉川沙織君 極めて限定的ってどの程度ですか。
○吉川沙織君 では、少し違う観点から伺います。  次に、通信役務の契約を締結せず、端末のみ販売する場合との違いは何でしょうか。(発言する者あり)
○吉川沙織君 この項目、ほかに想定されているものはございますか。衆議院の本会議と委員会で、端末代金の割引、キャッシュバックのお答えはあったんですが、ほかに現時点で想定されているものはありますか。
○吉川沙織君 いろいろ省令検討する段階で追加されるものも否定されることはないということがございましたけれども、これは禁止する内容について定める政省令です。  国会審議の場で何が明らかでない中で、政省令に落ちていってそこで禁止項目が増えるということは本来立法府の側からすれば余り好...全文を見る
○吉川沙織君 もう一つ、著しく高い料金の差設定という、新たにとか著しく、これは、研究会の中でも有識者の方々からこの辺の概念はちゃんと整えるべきだなんという議論もなされていましたけれども、この著しく高い料金の差の想定を教えてください。
○吉川沙織君 もう一つ伺います。  改正法第二十七条の三第一項で競争促進措置の対象となる事業者の指定について規定をされていますけれども、影響が少ない割合を定める総務省令については、四月十八日の総務委員会で局長はこう答弁なさっています。「現時点においては具体的な基準は決めておりま...全文を見る
○吉川沙織君 MNOは全て対象外にはならないという答弁でしたし、今も、極めて限定的、対象外になるのは極めて限定的との答弁ありましたけれども、これは、じゃ、どこで検討するんですか。
○吉川沙織君 当該措置から除外される事業者が、例えば、これから法の趣旨だと完全分離しなさいとなっているのに、そうはもしなさらなかった場合、例外が設けられた場合、公平な競争がゆがめられ、市場が混乱することにもなりかねません。  つまり、分離対象外の事業者と分離対象の事業者が混在す...全文を見る
○吉川沙織君 政省令委任事項、多いんですけれども、衆議院の審議を見て気になったのが、改正法第七十三条の二第一項の販売代理店への届出制度の導入です。  なぜ気になったかといいますと、本改正案では、販売代理店の業務の適正性の確保を図るため、販売代理店についての事前届出制度が導入され...全文を見る
○吉川沙織君 数万、届出対象となる代理店が存在するということですが、この届出の方法についても、局長、衆議院で答弁されていて、必要書類を持参又は郵送と答弁されています。  実は、今般、この届出制度の導入に当たって、規制の事前評価書というのを平成三十一年三月二十五日、総務省総合通信...全文を見る
○吉川沙織君 今申し上げたかったのは、規制を対象とする政策評価で、これ当該原課として、今回の届出制度に当たって、本件規制の導入による遵守費用は限定的であると書いてあるので、お金掛からないみたいな、こういう書きぶりで取りあえず出しているんですけど、四月十八日の大臣答弁だって、例えば...全文を見る
○吉川沙織君 せっかく総務省の中に行政評価局があって、こういう規制を掛ける法律を出すときは各省が行政評価局にこういうのを出さなきゃいけないんですけど、どの法案見ても、何かその場、取りあえず出しておけみたいな感じで出しているような気がしたので、ちょっとお伺いしてみました。  ここ...全文を見る
○吉川沙織君 認可制、届出制、その届出制も撤廃をされて、個別の事業者が決める料金について政府等が発言することは、自由経済の原則に反し、市場メカニズムを阻害するのではないかとの指摘が昨年十月十六日の日経新聞でもなされています。  本改正案のような競争の促進を目的としながらも企業の...全文を見る
○吉川沙織君 大臣に答弁求めるとこういう御答弁になるんでしょうけれども、次に行きます。  ここからは、電波法の改正案の内容に関することについて伺っていきたいと思います。  電波利用料の歳入と歳出の累積差額につきましては、私、二〇〇八年、平成二十年の改正時から確認をしてまいりま...全文を見る
○吉川沙織君 私、初めて十二年前当選させていただいて、二年目の質疑で平成十八年度末の累積幾らですかと聞いたら二百十六億円で、今最新の数値御答弁いただきましたら約九百七十二億円だそうです。  これ、電波法上、累積差額を電波利用共益費用に充てられるという仕組みはあるんですが、じゃ、...全文を見る
○吉川沙織君 今、局長から、三件事例がある、三件しか事例がない、こういう御答弁いただきました。  財務省主計局が出している平成三十年版特別会計ガイドブックの百八十二ページによれば、「特定財源とは、一般に、特定の歳出に充てることとされている特定の歳入を指す。明確な定義があるわけで...全文を見る
○吉川沙織君 財務省から、必要性、緊急性に応じて主管省から要求があれば検討してまいりたいという答弁でしたけれども、電波法第百三条の三第二項に規定される電波利用料の累積差額を電波利用共益事務に充てることができるかどうかの判断基準について、主管省である総務省に伺います。
○吉川沙織君 つまり、緊急性があって必要性があればということでよろしいですね。
○吉川沙織君 じゃ、電波利用料の歳入と歳出の差額を翌年の歳出に充てること、すなわち翌年の予算に反映させることは電波法の制度上可能でしょうか。
○吉川沙織君 電波法の条文を引いて可能であると御答弁をいただきましたし、累積差額を共益事務に充てることができるかどうかというのは、緊急性、必要性、これは四月十六日の衆議院総務委員会の答弁でも、今も御答弁ありましたけど、「5GあるいはIoTを支える環境整備を急ぐ必要があるという点が...全文を見る
○吉川沙織君 平成二十九年四月二十五日の当委員会で当時の基盤局長は、「平成二十九年度予算につきましては、歳入と歳出を一致させた約六百二十億円としております。」と答弁されましたし、「今後三年間につきましては余り無線局数が大きな変動を起こさないと考えておりまして、そういう意味では、想...全文を見る
○吉川沙織君 では、平成三十年度決算における累積差額、これまだ出ていないかもしれませんが、見通しありますか。
○吉川沙織君 平成三十年度末時点の見通しは困難ということでしたが、平成二十九年度末時点の最新の累積で約九百七十二億円、しかも、私、確度が高いと答弁いただいたんですけど、その単年度決算でも約百五十七億円差額があった。  先ほどの答弁で、5GとかIoTは緊急性、必要性を満たすものだ...全文を見る
○吉川沙織君 違う観点から伺います。  電波利用料、今まで歳入歳出の累積差額と、それをどうやって電波法上、利用可能とされているものに充てていくかということだったんですが、ここから使途について伺いたいと思います。  電波利用料の使途についてはどこで規定されていますか。
○吉川沙織君 電波利用料の使途については電波法で限定列挙、明定をされているということでしたが、本来、そしてまた若しくは、これまで一般財源で行われてきた施策が法改正のたびに電波利用料の使途として追加をされてきています。これは十一年前からずっと取り上げてまいりました。これが無線局全体...全文を見る
○吉川沙織君 法改正のたびに追加すりゃ何でもできるということになりますが。  六年前、平成二十五年五月三十日の電波法改正時に当委員会でも指摘申し上げましたが、今般の改正においても、これまで一般財源で実施された施策が、施策の拡充との名の下で電波利用料財源で行われることになりました...全文を見る
○吉川沙織君 共益費用という御答弁がありましたけれども、先ほどから申し上げておりますとおり、本来一般財源で行うべき施策が法改正のたびに、限定列挙ですけれども、それは法改正で、これは無線局全体の受益に資するということで追加をすれば電波利用料で賄うことができるということになります。 ...全文を見る
○吉川沙織君 初めて電波法の質疑に立たせていただいた十一年前の累積差額二百十六億円、最新は約九百七十二億円、これだけ差額が生じていて、確度が高いと答弁をいただいた平成二十九年度単独の決算の差額でも百五十七億差があって、必要のない利用料を徴収しているという評価にもなりかねないと思い...全文を見る
○吉川沙織君 平成三十一年二月一日、電波有効利用成長戦略懇談会フォローアップ会合議事要旨を見てみました。構成員の方がこうおっしゃっています。「資料一の十六ページの「電波利用料の使途の見直し」について、「地上基幹放送等に関する耐災害性強化支援」という新たな使途は、懇談会報告書のどの...全文を見る
○吉川沙織君 平成三十年五月十七日の第十一回懇談会の資料十一の五で、民放連は、地域における電波の有効利用に資するICT基盤の整備、老朽化する放送用中継局の更新支援という資料とそれに付随する説明はあったことは私も見て取りました。ただ、議事要旨の中で、構成員と総務省の間でこの点に関し...全文を見る
○吉川沙織君 金額の多寡だけで決めるものではない、いろんなものを評価して決めるという御答弁でしたけれども、これも平成三十年五月三十一日の電波有効利用成長戦略懇談会第十二回の議事要旨拝見いたしますと、構成員の方がこうおっしゃっています。「経済的価値に係る負担額の配点が過度に重くなら...全文を見る
○吉川沙織君 フォローアップ会合、まだ一回だけですけれども、これらでの議論を通じて透明性と公正性は確保されると断言できますか。
○吉川沙織君 構成員の方が貴重な御発言もなさっておられますので、是非努めていただきたいと思っています。  この特定基地局開設料は、電波利用の共益費用と位置付けられる電波利用料とは異なり、割り当てる周波数の経済的に対応したものと位置付けられます。  特定基地局開設料における収入...全文を見る
○吉川沙織君 どっちなんですか。
○吉川沙織君 では、今回電波法で条文上位置付けられているのは特定基地局開設料の使途だけだったものですから伺ったんですけれども、じゃ、このソサエティー五・〇の実現に資する電波利用の振興のための事務に幅広く充てられるものとされています特定基地局開設料と電波利用の振興のための事務に充て...全文を見る
○吉川沙織君 確度が高いと答弁いただいた電波利用料の歳入と歳出も二百億近く差額が出たので、今のも、相当な額はもちろん使うこと、充当されることになると思うんですけど、これ差額が生じた場合どうなるのかとかそういったことについても、平成三十年五月十七日の第十一回議事要旨、この電波利用、...全文を見る
○吉川沙織君 電波利用料については、平成二十年度より、電波利用共益事務の実施状況及び支出状況が法定化されたので公表されています。しかし、特定基地局開設料については、使途については規定があるんですけど、同様の法律上の立て付けってありますか。ないと思うんですけど。
○吉川沙織君 今後考えていくということなんですけれども、今回法定化された電波法第百三条の四に、今回の使途は三項目と書いてあります。この三項目に該当するものかどうかって、これ誰が決めるんですか。
○吉川沙織君 総務省が判断するのは分かるんですけど、どのように判断するんですか。
○吉川沙織君 それであれば、せめて電波利用料のように限定列挙して、これとこれとこれって、ある程度明確化する必要もあったのではないかなと思うんですが。  差額については一般財源に入ると言われました。じゃ、差額がもし生じてしまって一般財源になってしまった場合は、普通の一般財源の施策...全文を見る
○吉川沙織君 四月十六日の委員会で大臣は、「個々の具体的な施策に関する特定基地局開設料の使途の透明性は、国会での予算案の御審議を通じて確保されるものと考えております。」と答弁なさっていますが、この該当性を予算に関連する従来作成されている資料だけで私たち判断可能なんでしょうか、教え...全文を見る
○吉川沙織君 立法府の側からもチェックできるような、そういう透明性を図っていただければうれしいと思います。  もう一つ規制改革推進会議で示された、この実施計画で示されたもので、非効率な技術を使用する公共用無線局に対する措置の在り方というのがあります。  では、例えば、アナログ...全文を見る
○吉川沙織君 今の御答弁ですと、今後の調査結果を踏まえなければ徴収対象の見通しは全く分からないということでよろしいんでしょうか。
○吉川沙織君 これ、規制改革実施計画に書かれた項目ですので、総務省としても応えざるを得ない側面はあったのかと思うんですけど、せめて、この立法府の審議の段階である程度の目安、もちろん、その空いた周波数帯を使いたいところがあるかとか、そういったのは今答弁でありましたけれども、もう少し...全文を見る
○吉川沙織君 デジタルの整備率は五三・九%ということでしたが、これ、防災行政無線全体の整備率ですと、先月二十四日の災害対策特別委員会で消防庁から答弁いただきましたが、八四・一%です。もちろん、差引きすればその分がアナログというわけではありませんけれども、アナログの同報系防災行政無...全文を見る
○吉川沙織君 今申し上げましたのは、このアナログの同報系防災行政無線をデジタル化していくときに地方の負担が重くて、こういったことにこそ電波利用共益事務と、無線局全体の受益に資するとみなすことができるかと思いますし、その規定も電波法に明記されていて、わざわざ前回、事業が終わったのに...全文を見る
○吉川沙織君 平成三十年四月二十四日の第十回の懇談会でも指摘されていることですが、電波を出すことにより干渉を受ける側について、これも考えていかなければいけないと思います。  実験を実施した地域で混信が発生しないからといって、それ以外の地域で多大な影響を発生しない、混信が発生しな...全文を見る
○吉川沙織君 これは、初めての制度になりますのでしっかり見ていかなければいけない内容のものだと思いますが、一方で、この懇談会で熱心に議論されながら本改正案に入っていない項目があります。  例えば、携帯電話等抑止装置に係る制度整備では、懇談会報告書百七十九ページにも、「携帯電話等...全文を見る
○吉川沙織君 今局長から御答弁ありましたとおり、この携帯電話等抑止装置の設置場所が社会的必要性のないところまで無制限に広がらないような措置も必要だと思います。この設置可能場所がいたずらに広がってしまいますと、それこそ社会生活に影響が出てきますので、ルールを開かれた場所で議論をして...全文を見る
○吉川沙織君 今、前回の懇談会報告書と今回の報告書の内容を照らし合わせて、総務省としての見解、お伺いしました。  私自身、社会に出ましたのが今から二十年前で、当時は、固定電話と携帯電話の契約数というのは固定電話の方がまだ上回っていました。でも、この二十年間で逆転し、もう固定電話...全文を見る
05月20日第198回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○吉川沙織君 立憲民主党の吉川沙織でございます。  行政の役割が法律の誠実な執行にあるとすれば、国会における行政監視とは、行政の誠実ではない活動、つまり行政による不正あるいは不当な活動を国会でただすことであると思います。近年の公文書改ざん、障害者雇用水増し、統計不正は行政の不正...全文を見る
○吉川沙織君 今、本委員会設置に当たっては、設置目的を達成するため、今の事務次長の答弁の中にもありましたけれども、総務庁が行う行政監察、すなわち現在では総務省行政評価局が行っている調査結果を活用するものとされており、今後、行政監視機能をこの立法府において強化していくに当たり、行政...全文を見る
○吉川沙織君 一回目のフォローアップは勧告が行われてから半年後に行われて、今評価局長から御答弁ありましたとおり、勉強会、検討会が開かれたということでございました。  では、勧告事項である交替運転者の配置指針の見直しは国交省においていつ行われたのか、国土交通副大臣に伺います。
○吉川沙織君 総務省行政評価局は国交省に対して勧告を出していました。しかしながら、勧告事項であった交替運転者の配置指針の見直しが行われなかった間に関越道高速ツアーバス事故が発生をしました。事故原因は、運転手の過労による居眠りとされています。  政務レベルで対応を加速化させること...全文を見る
○吉川沙織君 今、総開会時間数、五年平均で御答弁いただきましたけれども、五年ごとの平均で比較をすると、平成二十五年から二十九年は四時間ちょっと、突出して少ないです。個人的には私自身の二期目とも重なる時期ですが、第二次現政権と完全に重なっています。つまり、平成二十五年以降は本委員会...全文を見る
○吉川沙織君 委員会が開かれていない以上、決議も難しいんだと思うんですけれども、前半では実に七件、後半ではたった一件の決議しかこの委員会、行えていません。  四年前のたった一件、本委員会の活動が極端に低調になってから行われた四年前の決議は、本会議で全会一致で決議されており、難し...全文を見る
○吉川沙織君 先般、委員会でもこの規制の事前評価書については取り上げたところでございますけれども、参議院の決議の第六項では、「総務省の客観性担保評価活動については、政策評価制度全体の質の向上に大きな役割を果たすことが期待されており、今後とも、政策評価法第十二条及び政策評価に関する...全文を見る
○吉川沙織君 昨年六月一日に、参議院改革協議会報告書の中で、行政監視機能、この委員会の通年的な活動というのが示されています。それは、この夏の改選後本格的に始動をするということでございますので、今、参議院事務局事務次長から答弁いただいた内容がしっかり整えられて、行政監視機能をこの委...全文を見る
○吉川沙織君 前回の点検漏れと見られるものが十六件、十一基幹統計ということでしたが、続いて、平成二十九年の統計の一斉点検以降に、二十九年の点検以降に不適切な処理が始まった統計数について伺います。
○吉川沙織君 三統計、三つとありましたが、これ、どこの省庁ですか。
○吉川沙織君 平成二十九年一斉点検が行われたきっかけというのは経済産業省の一般統計の不正だったんですけど、平成二十九年に一斉点検して、その後新たに不適切な取扱いが始まった所管も経済産業省だったということなんですけれども。  平成二十九年一斉点検において、賃金構造基本統計における...全文を見る
○吉川沙織君 報告をする担当者が特段問題ないと思っていたから問題なしと報告をされて、結局先送られてしまったということですが、これ、結局、その担当者、報告をする担当者が特段問題なしと思っていて、平成二十九年一斉点検では統計委員会や総務省がこれを見抜けず、結果として問題が二年先送りさ...全文を見る
○吉川沙織君 平成三十一年二月十九日、統計委員会の点検検証部会は、部会運営に当たっての基本方針というのを定めています。ここにも、各府省から誠実に提供された情報を基に点検検証を行うとの方針を決定しておられますが、誠実に提供、これ、大臣も三月十二日の参議院総務委員会で「誠実に対応いた...全文を見る
○吉川沙織君 評価局の緊急点検では、今年の点検依頼時において、今答弁ありましたとおり、総務省政策統括官室統計基準担当が意図した点検作業を確定できず、五月雨に追加の作業を通知しているということが指摘されています。  二年前に経産省の統計不正を取り上げたときにも、統計部局の人員が低...全文を見る
○吉川沙織君 基幹統計において相当数の不適切な事例が把握をされ、一般統計についても検証するものとされたことを受け、点検検証部会が統計委員会に設置をされ、事務局についても政府統計検証チームが発足したと承知しています。  そこで、今の人員数、人員数だけで結構です、お答えください。
○吉川沙織君 九人から三十一人まで増えたということですが、これ、二年前の統計の一斉点検時も少ない人数で対応していたということが推測されると思います。今ほど統計行政が当時は取り上げられていたわけでもなく、統計部局から、どちらかといえば、大事なんですけれども地味な部局です。そこからそ...全文を見る
○吉川沙織君 今般の一般統計の点検は、基幹統計に準じて、各府省自己点検、先ほども指摘しましたけれども、自己点検の結果について統計委員会が報告を受けるという、こういう形式が取られています。不適切な処理の内容としては平成二十九年点検と同様の傾向であるという、数も少し曖昧でしたし、報道...全文を見る
○吉川沙織君 これからしっかり立法府の立場から見ていきたいと思いますけれども、さっき大臣もおっしゃっていましたけれども、再発防止策、今月中に素案で六、七月に第一次の再発防止策とおっしゃいましたが、本当にこの再発防止策で各府省それぞれが自らを監視することができるのかということは、甚...全文を見る
○吉川沙織君 この再発防止策取りまとめる中で総合的にやっていきたいという御答弁でしたけれども、この再発防止策がまとめられたらもう二度とこのようなことは起こらないと大臣はお考えでしょうか。お考えだったら、そのお考え、少し伺いたいです。
○吉川沙織君 今、大臣、誤りとおっしゃいましたけれども、厚労省の毎勤統計なんかは不正そのものです。その不正や不当な活動、あったら事実関係をただして検証して再発防止をするのがこの立法府の行政監視の役割だと思っています。  今回の質疑は、冒頭、総務省から説明聴取いたしましたとおり、...全文を見る
○吉川沙織君 今、国土交通副大臣から御答弁いただきました。これ、近畿のみならず、この通知の内容を是非全国に横に展開をして、全国の道の駅の防災体制を見直す必要も私はあると思っています。  このほか、もう一例だけ挙げますと、今年三月二十八日に公表された東北管区行政評価局の調査で、関...全文を見る
08月01日第199回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号
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○吉川沙織君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
10月04日第200回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号
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○吉川沙織君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
11月20日第200回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○吉川沙織君 立憲・国民.新緑風会・社民の吉川沙織でございます。  この間の災害により、お亡くなりになられた方々にお悔やみと、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。  避難勧告、避難指示の対象者、今回も大勢いらっしゃいましたが、実際の避難行動に移す方の少なさというのは...全文を見る
○吉川沙織君 次に、台風十九号についても同じように伺います。最後に今答弁いただいたあの条件要りませんので、数字だけ教えてください。
○吉川沙織君 今それぞれ、台風十五号では〇・七%、十九号については三%という答弁でした。  昨年の平成三十年七月豪雨、西日本豪雨において同じ問いを立てましたところ、約〇・五%という状況でしたので、早期の避難行動につなげていただくことこそが国民の生命、身体、財産を守ることにつなが...全文を見る
○吉川沙織君 直感的に伝わるようにというようなお話で、五段階に分けたというのが肝だったと思います。  改定後のガイドラインでは、避難指示と避難勧告が同じレベル4に入っています。レベル4が発令された場合には基本全員避難を促すものとされていますけれども、例えば、今年六月下旬からの大...全文を見る
○吉川沙織君 三月のこのガイドラインの改定を拝見いたしますと、よく読めば今おっしゃったようなこと書いてあるんですが、ぱっと見ると、レベル4だと住民が取るべき行動は避難としか書いていないです。そうなりますと、やはり課題があるし、今、それを踏まえて検証していきたいという御答弁でしたけ...全文を見る
○吉川沙織君 先ほど、レベル4が、六月下旬の大雨のときに出した鹿児島県市長会は、警戒レベルの見直しや周知の促進を求める要望書も内閣府に八月二十一日に出したと報じられていますので、是非、国民の生命と身体と財産が懸かっていますので、改定も視野に入れて是非検証していただきたいと思います...全文を見る
○吉川沙織君 把握しているかしていないかだけ伺いたかったんですけれども、まあ、していないということが明らかになりました。  それで、ワーキングチームの中でも検討していただくということだったんですけれども、ここで大臣に伺いたいと思います。  これから、把握していないものを把握さ...全文を見る
○吉川沙織君 災害時の情報伝達については、情報が届くこと、そしてその情報の意味が分かること、そして避難行動を促すこと、これらがとても大事だと思います。今は、民間サービスも含めて技術が進歩し、情報伝達手段自体は複数化、多様化が進んでいると思いますが、ただ、それらの情報に積極的に接す...全文を見る
○吉川沙織君 情報が伝わることって大事ですので、ちょっとここからは、その具体的な一つの方法について、その在り方について消防庁に伺います。  昨年八月二日の当委員会では、閉会中審査が平成三十年七月豪雨、西日本豪雨の災害を受けて行われました。そのときに、情報伝達上の課題として、防災...全文を見る
○吉川沙織君 今おっしゃった自治体は、残念ながら去年は使用されなくて、今は基準を変えて使われるようになったということで、それ自体はいいんですけれども、ただ、防災行政無線の全国的な整備率がまだまだ一〇〇%には届かない中で、これから整備をされていく自治体についても、その用途がちゃんと...全文を見る
○吉川沙織君 では次に、台風十九号についての被害状況についてお伺いします。
○吉川沙織君 今の答弁を拝聴しますと、台風十九号は水没と暴風による被害でしたけど、台風十五号はやはりバッテリーが切れたというものが一番多かったのではないかと思います。  そこで、非常用電源の在り方について伺います。  平成二十六年八月二十八日の当委員会の質疑において、防災行政...全文を見る
○吉川沙織君 では、非常用電源整備済団体のうち、今二十四時間でしたけど、七十二時間以上としている団体ってどれぐらいありますか。
○吉川沙織君 二十四時間ですと六〇%台後半のが、七十二時間になるとやはりがくんと数値が下がる。でも、今般、特に台風十五号では予期せぬ形で停電の長期化も発生をしてしまいましたし、これはちゃんと対応していかなければいけない課題だと思っています。  ここでちょっと毛色を変えまして、こ...全文を見る
○吉川沙織君 課題の一つとして検討いただければ今のは結構なんですけれども、今から伺うのは、去年の委員会で、同じ、答弁者一緒ですからね、何を申し上げますかというと、七十二時間の非常用電源が確保できない自治体における非常用電源の燃料などの備蓄に向けた燃料販売事業者との優先供給に関する...全文を見る
○吉川沙織君 調査いただいて、ありがとうございます。  ただ、締結されているのが約半数程度の市町村であるということは、これ進めていかなければならないと思います。なぜならば、例えば平成二十八年二月、内閣府が、大規模災害発生時における地方公共団体の業務継続の手引き、五十八ページに何...全文を見る
○吉川沙織君 では、内閣府に伺います。  台風十九号等による大雨では、自治体の庁舎が水没し、災害対応の初動に影響した自治体も見られました。庁舎が浸水想定区域に所在する自治体数の内閣府としての把握状況について伺います。
○吉川沙織君 把握しませんか。
○吉川沙織君 庁舎の浸水対策については、今回もでした、残念ながら、浸水想定区域外の地区にある庁舎が浸水した事案も発生しております。これ、想定が甘かったのかどうかは調査拝見しないと分からないですけれども、少なくとも区域内に庁舎がある場合には浸水対策は万全に講じなければならない、その...全文を見る
○吉川沙織君 防災職員配置できないところの受援体制、応援体制につき、内閣府として把握する必要があるのではないでしょうかというお伺いだったんですけど、政策統括官、どうですか。
○吉川沙織君 そこで、消防庁に伺います。  消防庁は、来年度、小規模市町村向けに災害時の自治体業務に関する手引をまとめると報道されています。取りまとめた後は、この手引がちゃんと各自治体のBCP、業務継続計画に反映されているか、防災訓練に活用されているかなど状況を把握し、手引の充...全文を見る
○吉川沙織君 この課題についてもずっとお伺いし続けてまいりましたので、これからも機会を見て問うていきたいと思います。  国民の生命、身体、財産を守る情報提供も、体制が充足していなければ十全にはかないません。災害時には地方自治体が大きな役割を担いますが、その市町村の防災体制は充足...全文を見る
11月25日第200回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○吉川沙織君 立憲・国民.新緑風会・社民の吉川沙織でございます。  国会における行政監視とは、行政の誠実ではない活動、つまり行政による不当、不適正な活動を国会でただし、改善を促していくことであります。近年の公文書改ざん、障害者雇用水増し、統計不正は残念ながら行政の不正そのもので...全文を見る
○吉川沙織君 今の答弁の中で、参議院の在り方については、かねてから様々な指摘がなされとございました。参議院は衆議院のカーボンコピーとやゆされた時期に、議会の先人が、各会派合意の下、衆議院にはない調査会を設置、その後、押しボタン式を導入し、この行政監視委員会を設置すること等を決めた...全文を見る
○吉川沙織君 今事務次長から答弁ございましたとおり、行政監視委員会は、参議院改革の一環として、参議院に期待される行政監視機能を向上させるとの明確な目的を持ち平成十年に設置され、参議院の行政監視機能の主翼を担うことが期待をされてまいりました。  設置当初は活発に行われていましたけ...全文を見る
○吉川沙織君 二回目の公表時期はまだ分からない、注視をしていくという御答弁でしたけれども、また、あの勧告を受けて今取組が行われているということも御答弁いただきましたけれども、現状を見るに、政府が作成する文書の誤りや行政文書の不適切な保存は、政府が公文書管理の適正確保を表明された後...全文を見る
○吉川沙織君 残念ながら、今回、五月三十一日に公布をされて、地方自治体の方からの指摘等によって誤りが発覚をして、官報正誤によってその措置を行ったとのことですが、二回これ官報正誤が行われています。二回目の官報正誤の内容について、自治体に情報提供をされたのが九月十九日、実際に官報正誤...全文を見る
○吉川沙織君 十分な周知期間があることが望ましいということ、周知の重要性等について一般論でお答えをいただきましたけれども、そもそもこの幼保無償化、二年前の総選挙のときに総理が政策パッケージとして発表したものですけれども、このような正誤が発生して、その負担は、最終的に、官報正誤九月...全文を見る
○吉川沙織君 府省令に残念ながら誤りがあり、それを踏まえて誤った条例が制定されれば、地方自治体が提供する住民サービスに影響が生じるおそれがあります。条例を制定した地方議会、その条例を踏まえて職務を執行する自治体には、住民に対し根拠とプロセスを説明する責任があります。今回のような府...全文を見る
○吉川沙織君 確認が行われなかったということではございますけれども、私は、十分な確認が行われなかったというよりも、十分な確認が行える体制が現場にはなかったんじゃないかと思っています。  国として、内閣府令の誤りのある条文を引用する条例を制定し、もしかしたらそのまんまになっている...全文を見る
○吉川沙織君 元々所管をされている内閣府自身が、この幼保無償化の制度設計の大事さ、分かっていたはずだと思います。なのに九十六か所もの誤りが生じてしまったことは、現場に物すごい負担が大きかった。ただ、国の誤りは地方自治体に大きな影響を及ぼすことになりますので、是非把握をいただいて、...全文を見る
○吉川沙織君 四条を伺いましたけれども、「当該行政機関の事務及び事業の実績を合理的に跡付け、又は検証することができるよう、」、ここを読み飛ばしておられると思うんですが、「処理に係る事案が軽微なものである場合を除き、」ということで結構ですね。
○吉川沙織君 公文書管理法は、行政文書の保存に関し、「保存期間の満了する日までの間、その内容、時の経過、利用の状況等に応じ、適切な保存及び利用を確保するために必要な場所において、適切な記録媒体により、識別を容易にするための措置を講じた上で保存しなければならない。」としています。 ...全文を見る
○吉川沙織君 両方、公文書管理法第四条と今の行政文書の管理に関するガイドラインで共通する内容というのは、意思決定過程や事務及び事業の実績の合理的な跡付けや検証に必要となる行政文書については原則として一年以上の保存期間を定めるとされています。  昨今、国会で再三取り上げられている...全文を見る
○吉川沙織君 今お伺いいたしましたのは、桜を見る会の意思決定についてはどこで行っているのか。桜を見る会の責任者である官房長官、なぜこのお伺いを官房長官にさせていただいたかと申しますと、先週木曜日の参議院内閣委員会の長官の答弁で、私、この桜を見る会の責任者でありますと御答弁なさって...全文を見る
○吉川沙織君 今、昭和二十七年以来の趣旨と、取りまとめが内閣官房及び内閣府で行っているということは今の答弁でも拝聴いたしましたので、理解を十分いたしました。  取りまとめを行っているのをどこかをお伺いしているのではなくて、意思決定はどこで行っているのでしょうか。内閣官房及び内閣...全文を見る
○吉川沙織君 最終的に取りまとめを行っているという答弁も、実は、先週二十一日の内閣委員会で、今最終的に決めるのはやはり内閣官房、内閣府、最後の取りまとめを行うのは内閣府、内閣官房で、そこで決定される、最終的にはそこで最終決定になるんだろうという、こういう御答弁、三回、官房長官なさ...全文を見る
○吉川沙織君 官房長官、ありがとうございます。  取りまとめが意思決定でないことが分かりましたので、意思決定した場所に何らかの文書が残っていないとするならば、それは公文書管理法の趣旨に反することではないかと思っています。  桜を見る会についての意思決定を行い、開催に責任がある...全文を見る
○吉川沙織君 では、保存、一部というか、されているということでしたので、経緯も含めた意思決定に至る過程、実績を合理的に跡付け又は検証することができるような文書として、今副大臣から答弁ありましたけれども、内閣官房、内閣府は、今は保存されている契約書とか経緯に関する文書とか関係業者の...全文を見る
○吉川沙織君 それ以外のものは、例えば名簿、名簿なんかはもう破棄されたということが何度も何度も残念ながら答弁されていますけれども、じゃ、どうやって検証をしていくんでしょうか。
○吉川沙織君 桜を見る会は、十一月二十日の参議院本会議で総理がこう答弁されています。今も官房長官からも答弁ございましたけれども、昭和二十七年以来、内閣総理大臣が、各省庁からの意見等を踏まえ、各界において功績、功労のあった方々などを幅広く招待し、日頃の御労苦を慰労するとともに、親し...全文を見る
○吉川沙織君 今、七類型についておっしゃいました。私、これ引用して今質問したので、趣旨に応じた答弁、是非いただきたいんですけれども、整理に関するルール、これ、公文書監察室が七類型出していて、今回の招待者名簿に関しては二類型目の定型的、日常的な業務連絡、日程表等に分類するから廃棄し...全文を見る
○吉川沙織君 今副大臣からも御答弁いただきましたけれども、一般競争により契約が行われる場合、競争参加資格の設定、仕様書の内容において競争性が確保されるものでなければなりません。契約金額が年を追うごとに増加しているにもかかわらず長期間にわたって同じ業者が相手方というような契約が行わ...全文を見る
○吉川沙織君 今の財務副大臣の御答弁踏まえるならば、代替が利かないとかいうと、まあ飲食物の提供業務なんかは、代替たくさん利くものですから、本来であれば随契というのはおかしいということになります。  会計検査院が平成十九年十月に公表した「各府省等が締結している随意契約に関する会計...全文を見る
○吉川沙織君 関係書類が適切に保存されているならば、例えばですけれども、過去の桜を見る会開催に係る公共調達、公共調達に限ってのみで結構ですが、公共調達の契約に関し検査が可能か可能でないかといえばどちらでしょうか。
○吉川沙織君 今年度の桜を見る会の関係支出に関し、会計検査院は内閣府に対して会計実地検査を行いましたか。
○吉川沙織君 内容についてお答えいただけないということは重々承知の上で問いを立てたわけですけれども、これだけ国あるいは報道で取り上げられていることを踏まえて、重点的に検査すべき課題の一つではないかと思っています。  内閣府は、公共調達の適正化についてで、平成三十年桜を見る会にお...全文を見る
11月28日第200回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○吉川沙織君 立憲・国民.新緑風会・社民の吉川沙織でございます。  総務省行政評価局の調査、様々やっておられます。例えば、平成二十九年九月に公文書管理に関する行政評価・監視の結果を公表し、一回目のフォローアップは終わっているところでございます。それを、勧告後につくられたものの一...全文を見る
○吉川沙織君 今、経営委員長から御答弁いただきました。平成二十三年以降ですと、平成三十年十月九日に改正をして、今おっしゃった内容の旨等を改正されたということでした。  実際、十一月十九日の衆議院総務委員会において、経営委員長は、内容、これらの「内容に関して政府に御確認いただくこ...全文を見る
○吉川沙織君 恐縮なんですが、多分問いと答弁が合っていないと思います。  今お伺いいたしましたのは、平成二十三年六月二十八日の議事録を見てもないんですけれども、そこで議論はされた、非公表か公表されたかというのを伺っているのではなくて、そこで行われた、扱われたということでよろしい...全文を見る
○吉川沙織君 その日の経営委員会で扱ったという形跡をどこに発見しましたかというと、二十六年六月十九日の総務委員会の理事会にお出しいただいたものの右肩にある日付の日の経営委員会の議事録を拝見して、扱った形跡がある。その形跡の一つとして、議事経過一のところに経営委員会規程等の変更につ...全文を見る
○吉川沙織君 等の中に含まれるけれども、結局、どういう手続によって、どういう経営委員会の議論によって議事運営規則が改正されたかというのは、これは非公表の扱いになっておりますので読み取ることはできません。  それで、さっき先に多分答弁いただいたと思うんですけれども、当該部分の議事...全文を見る
○吉川沙織君 第五条第四項の三に該当するという答弁でした。  では、一方で、またもう一個非公表とされたものについて、どれが適用されたのかについて伺います。  経営委員会は、一連のかんぽ問題に関して、日本郵政からの抗議への対応について、当初、議事録を完全に非公表とされていました...全文を見る
○吉川沙織君 先ほど、議事運営規則を平成三十年に変えたときに非公表とした理由は議事運営規則第五条第四項の三、で、日本郵政からのかんぽ問題の一連の議事経過も、最初は公表しない、非公表とした理由についての議事運営規則の根拠は第五条第四項の三と五という答弁でした。  実は私、これ、ど...全文を見る
○吉川沙織君 放送法第四十一条にも根拠規定ありますし、何より、冒頭申し上げましたとおり、後で、本当にそのときの方々がどういう判断をして、NHK、公共放送たるNHKがどこに向かうのかとか行政の運営が後で検証できるようにするためには、ある程度、議事録というのは公表することが原則である...全文を見る
○吉川沙織君 NHKがウエブ上で公開している、経営委員会規程というのは公表されています。第六条第五項において、「議事録の作成・公表および会議の運営については、本規程で定めるほか、経営委員会議事運営規則の定めるところによる。」と規定されています。また、放送法第四十一条においても、経...全文を見る
○吉川沙織君 今、経営委員長から改めて検討をしていただくという旨の御答弁ありましたけれども、では、私申し上げて、当時の経営委員長が前向きな答弁をしていただいてから五年たっています。この間、経営委員会でその点について検討は行われましたでしょうか。
○吉川沙織君 済みません、今お伺いいたしましたのは、議事運営規則についての公表について検討をいただきましたか、この間いただいていないですかというお伺いでございますので、もう一度よろしくお願いします。
○吉川沙織君 できる限り公表するというのは、これ、議事録の詳細な内容であって、経営委員会規程は公表されています。  議事運営規則も公開してはいかがですかということでずっとお願いをして、この間、実は石原経営委員長にこの総務委員会の場で質問申し上げるのは私、初めてでございます。前の...全文を見る
○吉川沙織君 この改正放送法の成立を受けて、本年十月八日に改正放送法施行規則が公布をされました。ここの第五十五条の二第二項において、放送法第八十四条の二第一項の総務省令で定める情報というものが列挙されています。そのうち、第二号ヌでは、「経営委員会及び理事会の議事録並びに受信料、イ...全文を見る
○吉川沙織君 含まれないということでいいんですね。
○吉川沙織君 では、違う角度から伺います。  国民・視聴者の信頼の上に成り立つ公共放送たるNHKにとって、運営の透明性確保は必要不可欠だと思います。  改正放送法の第八十四条の二の趣旨も踏まえ、経営委員会で決めることだと今局長、答弁でおっしゃいますけれども、この経営委員会、議...全文を見る
○吉川沙織君 長い答弁でございましたけれども。  例えば、じゃ、今度、経営委員長にお伺いいたします。  毎年毎年、三月の終わりにはNHKの予算案がこの衆議院と参議院の総務委員会で議論をされます。大抵、まあほぼ大抵、全会一致でNHKに対して附帯決議付けるわけですけれども、その中...全文を見る
○吉川沙織君 今お伺いいたしましたのは、今、その特定の案件を申し上げたわけではなくて、議事録の非公表となっているものの、できる限りこれからは公表してくださいということの検討と、その第五条第四項の何をもって、ああ、これ公表になっていないのかなと国民・視聴者の方がせめて分かるような内...全文を見る
○吉川沙織君 これから伺っていきたいと思いますけど、今まで五例全部拝見しました。全然、今回の考え方、作りが違います。  パブコメも今取っていると思うんですけれども、現時点でパブリックコメント、どれぐらいの意見、概数で結構です、どれぐらい、多いとか少ないとか、そういうのあったら教...全文を見る
○吉川沙織君 前回のときは実はすごい少ない数でしたので、今回いかにいろんな方の関心が高いかということの表れだと思います。  実は、このパブリックコメントというのは平成二十七年四月以降、運用が変えられています。意見が百一件以上寄せられた場合は、意見を考慮する期間として最低十四日間...全文を見る
○吉川沙織君 なぜこういう問いを立てさせていただいたかといいますと、この国会において放送法は改正をされました。いろんな施行規則なんかも作られているわけですし、NHKも、ガイドラインに基づいて認可を行ったら、今までは、その基本的考え方のときに、ああ、認めます、認めません、まあ認めま...全文を見る
○吉川沙織君 総務省は、NHKから申請があったもの、NHKが申請、認可申請出すに当たっても、変更認可申請出すに当たっても、例えば今年の九月六日に、ガイドライン、実施基準の認可に関するガイドラインを総務省自身が最後改正して、それを示しています。それを見てNHKは実施基準のこの変更認...全文を見る
○吉川沙織君 十二月八日まで意見募集やって、十二月八日までにNHKも多分もう一回、言われたことに一生懸命頭を悩ませながらもう一回申請出すんでしょうけれども、そこから十四日以上置いていたら年末です。一月が来て、どういう形でなっていくのか分かりませんけれども、今までの基本的考え方の構...全文を見る
○吉川沙織君 私も、三月二十八日の総務委員会では、二・五%は大事だということと、最近決算額見ると順調に上がっていっているので、これどうなんですかねと会長にはお伺いをさせていただいておりましたが、まあ放送法は通って、結果として、出してみたら、はい、駄目、一旦保留みたいになっているの...全文を見る
○吉川沙織君 今日は経営委員長にお越しいただいて、議事運営規則の公表の在り方、つまり、後で国民・視聴者が、どうやってこれは非公表になったのか、公表されているのか、せめてそういう規則ぐらいは、前の経営委員長は前向きに検討すると言ってそのままたなざらしになっていたようですので、是非そ...全文を見る