吉川沙織

よしかわさおり

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数3回

吉川沙織の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第201回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号
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○吉川沙織君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
03月09日第201回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○吉川沙織君 立憲・国民.新緑風会・社民の吉川沙織でございます。  国会における行政監視とは、行政の誠実ではない活動、つまり行政による不当、不適正な活動を国会でただし、改善を促していくことにあります。近年の公文書改ざん、障害者雇用水増し、統計不正は行政の不正そのものであり、行政...全文を見る
○吉川沙織君 新型コロナウイルスの感染拡大に関し、内閣は、緊急事態、今官房長官おっしゃった分類に入っていますけれども、緊急事態として危機管理対応に当たっておられますか。
○吉川沙織君 新型インフルエンザや新型コロナウイルス等、国民生活の脅威となる感染症の蔓延に係る防止に際して、例えば政府において危機管理対応の指針、マニュアル等を策定しているかいないか、有無を教えてください。
○吉川沙織君 あるものとないものがあるということでしたけれども、例えば、内閣官房の内閣審議官に伺います。  国民の生命、身体等に重大な被害が生じるおそれのある感染症の国内蔓延防止のため、初動体制、こういうものを決めていると思うんですが、どれがそれに当たりますか。
○吉川沙織君 この場合の初動体制は、二〇〇三年十一月二十一日に閣議決定をされた緊急事態に対する政府の初動対処体制についてに基づいてでよろしいですね。
○吉川沙織君 では、続けて、内閣官房内閣審議官に伺います。  では、緊急事態発生時の閣僚の対応についての指針はありますが、どれですか。
○吉川沙織君 法務大臣、これ御存じでしょうか。(発言する者あり)
○吉川沙織君 法務大臣、御存じということで答弁がありました。  なぜかといいますと、二〇一〇年五月十四日、参議院決算委員会で、法務大臣自身が、これら読みましたけれどもと質疑をなさっているものですから、御存じであるということを分かった上で今伺いました。  緊急事態の発生時におけ...全文を見る
○吉川沙織君 結局、この閣僚の参集の対応についてというのは、阪神・淡路大震災を契機に、こういうものが要るだろうということで内閣官房の機能強化をして、初動体制とともに閣僚の参集等について作られました。それ以降、在京当番といって、土日、大臣が東京を離れる場合には副大臣か政務官が必ずい...全文を見る
○吉川沙織君 法務大臣、今日までの答弁の中で、危機管理上のルールにのっとったというのを五回以上答弁なさっています。のっとっていないんです。  この閣議了解をよく読むと、一番、二番のフェーズではなくて、もう緊急事態発生している。それを都合よく解釈をしてしまっているのではないでしょ...全文を見る
○吉川沙織君 ガイドラインの十一ページの一番上に書いてある丸の、意思決定に関する文書作成のところを紹介いただきたいんですけれども。
○吉川沙織君 行政文書の管理に関するガイドラインには、意思決定に関する文書作成は、文書に押印、署名又はこれらに類する行為と書いてあります。  それでは、続けて、このガイドラインに書いてありますけれども、決裁、決裁についてはどのように記述されているのか、同じく内閣府の総括審議官に...全文を見る
○吉川沙織君 意思決定に係る行政文書の作成も、それから決裁も共通している、押印、署名又はこれらに類する行為とされています。  政府は、一月三十一日、東京高検検事長の定年延長を閣議決定しました。一九八一年の政府解釈では、検察官の定年は検察庁法で定めており、国家公務員法が定める定年...全文を見る
○吉川沙織君 総務大臣、二月二十八日の閣議後の記者会見でこうおっしゃっております。今の文書管理システムのシステムの起案様式と電子決裁、口頭で了解を得るような場合になりますが、これは決裁ではなく口頭了解と呼んでおりますと。これは総務省のウエブページにも載っております。  では、法...全文を見る
○吉川沙織君 今までの政府の解釈を変えて定年延長をしているんです。軽微な意思決定とは到底言い難いと思いますし、私、衆議院の予算委員会の会議録を見ておりまして、二月二十六日、法務大臣は、決裁というのは行政機関の意思決定でございます、口頭の決裁もそれは多くございますと、これ二回もおっ...全文を見る
○吉川沙織君 立憲・国民.新緑風会・社民の吉川沙織でございます。  午前に引き続きまして、閣僚の皆様に、総理始め、質疑をさせていただきます。  国会の役割は行政監視機能であります。行政が適正な活動をしているか否か、そしてまた、法律を変えるときは適正な手続にのっとってやっている...全文を見る
○吉川沙織君 今まで衆議院の予算委員会の審議通して、法務大臣は、解釈の変更の手続は口頭で決裁をした、何度も何度も答弁をなさっておられます。私も会議録拝読をいたしました。なぜ今日変えたんですか。
○吉川沙織君 今、法務省の文書取扱規則についてお触れになりました。  原則、公文書管理法においても、行政文書の管理に関するガイドラインにおいても、文書主義の原則、これは公文書管理法第四条に定めがあります。軽微なもの以外は原則文書を作成、保存、そしてそれを運用する、そういったこと...全文を見る
○吉川沙織君 では、この国は、もう言わずもがな、もう言うまでもなく法治国家です。その法律の解釈をこの立法府での法案審査過程を経ずにお変えになったと。その文書があるのであれば、口頭で決裁とか口頭で了解ではなかったということでよろしいんでしょうか。
○吉川沙織君 衆議院の予算委員会で何度も答弁をされたことと百八十度違う答弁内容ですので、私もかなり戸惑っております。  私自身、今手元に、今法務大臣が答弁の中でお触れになった法務省行政文書管理規則、持っております。これには、大原則で、文書主義の原則、これが第三章の冒頭で、大原則...全文を見る
○吉川沙織君 決裁が口頭決裁だったのに、どうやってそれを提出されたんでしょう。
○吉川沙織君 今法務大臣は、別表第一に該当しないとおっしゃいました。逆に、この別表第一をよく読むと、事項、法令の制定又は改廃及びその経緯、一、法律の制定というところにあります。  さっき、午前中のやり取りの中で、例えば今回の国家公務員法の関係に関しては、秋の臨時会から作業をして...全文を見る
○吉川沙織君 冒頭、午前の質疑の冒頭で、今回の新型コロナウイルスの感染拡大若しくは新型コロナウイルスの出てきた時点で、これは内閣における危機管理の中の緊急事態に当たりますか、当たりませんかということで、官房長官に、該当すると答弁をいただきました。  その中の緊急事態の文言と、こ...全文を見る
○吉川沙織君 行政文書の管理に関するガイドラインの中では、こういった記録の作成について、あらかじめその指定をされる前に文書が適切に保存されるように指示を出すというような項目もあるんですけれども、既にそういう、各府省に対してそういう指示とか、各府省に対して注意喚起とか、公文書管理担...全文を見る
○吉川沙織君 多分これからやっていきたいという御趣旨の御答弁でございましたので、早急に、適切な書類が、文書が保存されていなければ、幾ら朝、総理がこれからそういうのをやっていきますと明言をされたとしても、作ろうと思ったときに何も材料が各府省に、該当府省に残っていないということにもな...全文を見る
○吉川沙織君 この今回の新型コロナウイルスの例えばクルーズ船の下船は政治判断ではない、学校の一斉休校は政治判断だ、そういうのが繰り返される中で、国民は右往左往させられ、そして、もしかしたら、総理や厚労大臣の足下の国家公務員で昼夜を分かたず頑張っている皆さんも、もしかしたらその決定...全文を見る
○吉川沙織君 政府は、先月の月例経済報告で、景気は緩やかに回復しているとの判断を維持され、先週金曜日、参議院本会議で総理は同じ答弁をなさいました。  総理は、アベノミクス新三本の矢として、二〇二〇年頃に名目GDP六百兆円を達成するとされていましたが、今御答弁の中にもありましたけ...全文を見る
○吉川沙織君 今日発表された数値を基に計算しますと、二〇一九年一―十二月、名目暦年GDP実額は五百五十三兆九千六百二十二億円、二〇二〇年暦年に名目GDP六百兆円を達成するには八・三%の名目経済成長率、これ達成しなければなりません。  総理は、今から二年前の二月二十六日の衆議院予...全文を見る
○吉川沙織君 今の第二次現政権は、この目標設定の後ですけれども、二〇一七年の半ば頃から、証拠に基づく、根拠に基づく政策立案、いわゆるEBPMというのを推進されておられますので、二〇二〇年頃、名目GDP六百兆円というのも明確な根拠に基づいて設定されたのかという観点でお伺いいたしまし...全文を見る
○吉川沙織君 私も気になって会議録検索してみましたら、その根拠を問うやり取りが四回ほどあって、今、何というんですかね、前倒しして、それから最近のインバウンド市場の趨勢等を踏まえ、更なる政策的努力を上乗せし、一層の高みを目指すため、二〇二〇年には四千万人と、こう答弁が繰り返されてい...全文を見る
○吉川沙織君 今総務大臣から御答弁いただきましたように、できる限りデータとかエビデンスが大事だと、こうされていますが、当時はよかったんですけれども、一たびこのような新型コロナウイルスの感染拡大が広がってしまいますと、例えば衆議院の予算委員会の答弁で、二〇一九年の訪日中国人旅行者数...全文を見る
○吉川沙織君 リーマン・ショックの際、例えば多くの学生が内定取消しに遭う事態が発生しました。来月から新年度です。今後の景気悪化を見込んで、あってはなりませんけれども、内定取消しの憂き目に遭っている学生がいないことを心から願いたいんですけれども、例えばこういう事態が発生しているとか...全文を見る
○吉川沙織君 リーマン・ショックのときも、本当に多くの生徒、学生さんが内定取消し、今後の経済状況とか景気の悪化が見込まれるからという理由で、ある意味、労働契約法違反なんですけれども、そういう事態が残念ながら多く発生しました。今回も発生しないとも限りませんし、非正規雇用の方、フリー...全文を見る
○吉川沙織君 予備費の制度は、これ日本国憲法に基づくものであり、予算編成時に予期し得なかった事態に対して機動的に対処するため、内閣に歳出権限の裁量を与えるものです。新型コロナウイルスの発生はまさに予期し得ない事態であり、これに予備費を充てて対応すること自体は否定されるものではない...全文を見る
○吉川沙織君 今財務大臣から御答弁いただいたのは一九九五年の例です。阪神・淡路大震災が一月十七日に発生をしました。予備費の使用を決定したのは二月の二日です。二月二十四日に、平成七年度予算案審査中に平成六年度第二次補正を国会に提出をしました。  予備費で対応することが認められてい...全文を見る
○吉川沙織君 対応できる範囲内とおっしゃいましたが、残りの予備費は約二千七百億円です。新型コロナウイルスにより既に様々な形で国民生活に甚大な影響が生じ、これが更に残念ながら拡大する可能性が高い中、これら全てを今年度の残りの予備費だけで賄おうとすると、予算の制約から十分な対策が講じ...全文を見る
03月10日第201回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○吉川沙織君 立憲・国民.新緑風会・社民の吉川沙織でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  今日は、大臣所信に絞ってのみ質疑をさせていただきたいと思います。  私、二〇〇七年の参議院選挙で初めて当選をさせていただいてから、ずっとこの総務委員会でお世話になっています。た...全文を見る
○吉川沙織君 今財務省から答弁ありましたように、仮定を置くに当たって、どこを想定するかとか何を用いるかによって、十年前に申し上げたときは答弁がいただけなかったものと思います。八年前に初めて答弁が出て、二年前には明確に、仮定を置いた上でという留保は付いていましたけれども、答弁いただ...全文を見る
○吉川沙織君 端的に申し上げると、学校を一九九三年から二〇〇四年に卒業した、まあそれぞれ学校の種別はありますけど、その世代。私、一九九九年に社会に出ましたので、まさにその世代ど真ん中で、私は本当に運と縁と巡り合わせに恵まれただけで最初から会社員として社会に出ることができたというこ...全文を見る
○吉川沙織君 四十九歳はいいんですけど、まあ、ちゃんと入っている形でやっていただきたいと思います。  内閣府官房長に伺います。内閣府の応募人数と内定者について、それぞれ人数と年齢区分について教えてください。
○吉川沙織君 官房長、分かれば教えてください。  今、五名内定が出たということなんですけれども、その五名の方の年齢って分かりますでしょうか。お手元になかったら結構です。
○吉川沙織君 後でまた質問、今度は総務省の方に申し上げますけれども、結果として、政府は大体その層を定義をしていただいていますけど、採用する側からすれば、年齢層が高いよりか若い方が比較的、これからの研修とか活躍の年数とか考えると偏ってしまうんじゃないかというところで、五名の内訳を伺...全文を見る
○吉川沙織君 自治体の募集要項、私も拝見いたしました。これを拝見いたしますと、昭和六十一年四月一日生まれ以前、あるいは昭和六十年四月一日生まれ以前と表記してある自治体が多いですが、大卒の場合にはこの年齢層には必ずしも、就職氷河期世代に該当しない世代も含まれると考えられます。また、...全文を見る
○吉川沙織君 現在、国からの要請を受け、地方公共団体においては、就職氷河期世代支援を目的とした、今も質問申し上げていますけれども、職員採用試験、順次実施されています。総務省がまとめておられる試験の実施状況を拝見いたしますと、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が危惧されている今がま...全文を見る
○吉川沙織君 大臣、ありがとうございます。是非お願いできればと思います。  また、今度、内閣官房になるんだと思うんですけれども、就職氷河期世代に関する行動計画というのを去年の十二月二十三日にまとめられておられて、この別表を拝見いたしました。この別表に各府省の個別施策の一覧が掲載...全文を見る
○吉川沙織君 これ四点あるんです、拝見すると。プラットフォームを核として新たな連携の推進、相談、教育訓練から就職、定着までの切れ目のない支援、個々人の状況に合わせた、より丁寧な寄り添い支援、そして、四、その他の取組。  このその他の取組のところに総務省の個別施策がたくさん載って...全文を見る
○吉川沙織君 実は、二年前の三月の地方税、地方交付税法の審議のときは中小企業庁がやっぱり同じような、固定資産税ので作っていたものですから、じゃ、当時の総務大臣にこれどう思いますかと伺ったことはあるんですけれども、まさか総務省でこんなの出てくると思わなかったです。  もう一つだけ...全文を見る
○吉川沙織君 義務ではなくてあくまで任意で、今大臣の御答弁の中で、問合せがあればその旨とおっしゃいましたけれども、例えば、内定している学生、生徒さんが、この文書をもって取ってねと言われれば、取らないと上司とか自分の評価に関わるんじゃないかとか、そういった懸念もやっぱり払拭はできな...全文を見る
○吉川沙織君 取得勧奨とかいろんな面で問題ありますけれども、制度がある以上、いい施策を、利便性を高めて是非やっていただきたいと思います。  今日は大臣の所信に絞ってのみ質疑を申し上げました。昨日は久々に予算委員会の方で質疑に立たせていただいて、総理始め、総務大臣にも質問申し上げ...全文を見る
03月31日第201回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○吉川沙織君 立憲・国民.新緑風会・社民の吉川沙織でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  昨年十二月二十四日、前経営委員長の下で職務代行者を務めておられた現経営委員長が新たに選任をされ、本年一月二十五日には前会長に代わり新会長が就任なさいましたが、経営委員会と執行部の...全文を見る
○吉川沙織君 会長は、一月二十五日の就任を経て、一月二十七日の会長会見で公共放送たるNHKの役割について端的にお述べになっておられましたので伺いました。もしよろしければ端的にお答えいただけると非常に有り難く存じますので、よろしくお願いいたします。  現行経営計画において、NHK...全文を見る
○吉川沙織君 つまり、今の御答弁踏まえますと、次期経営計画策定の中で、オリパラ関連経費も含めたインターネット活用業務の経費全体について、改めて二・五%の上限の妥当性を検討するということでよろしいでしょうか。
○吉川沙織君 では、この常時同時配信について違う観点から、今度は技師長に伺いたいと思います。  令和二年度においては、同時配信は地上放送のみ、一日十八時間の実施とされていますが、今後、例えば二十四時間実施に拡大する、4K、8Kも含めた衛星放送まで常時同時配信を拡大することになれ...全文を見る
○吉川沙織君 次の問いまでお答えになりましたけど、今伺おうと思ったのは、現状の状況、それから今後の見通し、次に、例えば、今は一日十七時間若しくは十八時間ですけれども、令和二年度に予定している十八時間、二十四時間実施となった場合、4K、8K、想定されていないということでしたので、こ...全文を見る
○吉川沙織君 4K、8K、想定されていないということでしたが、例えば、全国規模で4K画質の番組の常時同時配信の実施には、専用光ファイバー網などインフラ整備が必須です。公共放送、そして公共メディアというのであれば、日本全国で常時同時配信を受信できる環境の整備にもNHKは責任を負うの...全文を見る
○吉川沙織君 検討なさいますか。
○吉川沙織君 確かにそうかも分かりません。ただ、公共放送である以上、受信料を負担する国民・視聴者がサービスを享受できる環境を整備する責務というのは公共放送たるNHKにあるのではないかという点で、現状の認識と見通し、想定は不可欠であると思いますので、是非、次期経営計画策定の中できち...全文を見る
○吉川沙織君 衆議院の総務委員会のNHK予算案の審議の中でも、そして今日これまでの答弁の中でも、会長はスピード感とか改革という言葉をよくお使いになっておられます。その改革精神の表れでしょうか、会長は、昨年四月、理事に就任したばかりの方を副会長として、まあ言い方あれですけど、末席の...全文を見る
○吉川沙織君 来月、といいましてももう明日から四月になるわけですが、同じ経営委員会で会長はこうおっしゃっています。「役員は、次は四月に大量に任期が来ます。今回一人だけ動かすのもかえって混乱します。」と、こう議事録に載っています。  先ほどの答弁の中でも、理事の人事について、今は...全文を見る
○吉川沙織君 会長就任以降、会長就任会見の模様、それからこれまでの経営委員会の議事録で公表されているものを拝見いたしますと、紙文化の退治とか、それから抜本的、スピーディーにNHKらしさを追求していきたいとおっしゃっていますので、そういう方針でどの程度の理事の方が交代になるのか分か...全文を見る
○吉川沙織君 普通の会社と比べてとおっしゃいました。会長、先ほどの御答弁の中でも、民間の経験が今に生きているという御趣旨の答弁なさいましたけれども、どのような点が、じゃ、充実しているとお思いでしょうか。
○吉川沙織君 普通の会社と比べて情報公開や透明性が求められるのは、もう会長も経営委員長もよくよく御存じでいらっしゃると思いますが、それは当然です。なぜならば、公共放送は国民・視聴者からの受信料によって支えられて、公共放送だからそれは強く求められるものだと思っています。  経営委...全文を見る
○吉川沙織君 国民・視聴者の皆様に公共放送の成り立ち、そしてその内容を理解いただくためには、公表されるべきものは公表されていないとそれを判断するすべがないということになります。  ここで、総務大臣にお伺いいたします。  放送法第四十一条では経営委員会の議事録を公表することとさ...全文を見る
○吉川沙織君 今総務大臣から、放送法第四十一条に定める経営委員会の議事録の作成と、経営委員会の定めるところにより一部非公表があると伺いました。  この一部非公表とされる根拠は何に基づくものか、経営委員長に伺います。
○吉川沙織君 経営委員会として議事運営規則を定めて、その条項にのっとって公表とするか公表としないもの、原則公表ですから、公表としない例を定めているという経営委員長からの答弁でございました。  三月十日の第千三百四十九回経営委員会において、前NHK会長に対して厳重注意を行った際の...全文を見る
○吉川沙織君 明確な御答弁ではありませんでしたけれども、原則公開です。公表が基本です。  先ほど経営委員長から、先ほど非公表とする根拠として議事運営規則、いまだ公表されておりませんが、私、六年前の当委員会の質疑で、当時の経営委員長、浜田経営委員長でしたけれども、議事運営規則の国...全文を見る
○吉川沙織君 三月十九日の衆議院総務委員会でも、経営委員長は、「経営委員会の運営や議事の扱いを含め、経営委員長が議事進行を行って決めております。」と答弁なさっているので、そこに関してはそごはないと思います。  ところで、森下経営委員長は、経営委員から今のお立場になられています。...全文を見る
○吉川沙織君 前会長に注意なさったんじゃないんですか。
○吉川沙織君 本来、議事運営規則に忠実にのっとって公表するか否か決定すべきものであることはそもそも論をまちませんが、先ほど、経営委員長の判断で決めると。先ほど経営委員長が引用された第三号の規定だと物すごい範囲が広く読めるんです、非公表の。ですから、広範囲に取られる可能性は非常にあ...全文を見る
○吉川沙織君 最初に議事運営規則の公表を求めてから六年、実はこの数年間全く議論もされていませんでしたので、検討をしていただいていること自体は結構かと思うんですが、なぜこんなに時間が掛かっているのか、また、その内容についても、本来であれば議事録として公表すべきものではないかと思って...全文を見る
○吉川沙織君 総務大臣、前向きな御答弁ありがとうございます。  最初に本当に指摘申し上げてから相当の時間、ようやくその議論が始まったばかりですけれども、国民・視聴者からの受信料によって成り立つ公共放送であるNHKにとって、その経営の透明性を確保するためには、今総務大臣からも御答...全文を見る
○吉川沙織君 それぞれ御答弁いただきました。  NHKのウエブページにはこう書いてあります。「全役職員は、放送の自主・自律の堅持が信頼される公共放送の生命線であるとの認識に基づき、すべての業務にあたる。」。経営委員会において、どのように公共放送の担い手たるNHKの経営に関する基...全文を見る
04月13日第201回国会 参議院 行政監視委員会国と地方の行政の役割分担に関する小委員会 第1号
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○吉川沙織君 立憲・国民.新緑風会・社民の吉川沙織でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  国会は国権の最高機関であり、唯一の立法機関です。今のような緊急事態発生時だからこそ、緊急事態対応という名の下で不適正な行政運営がなされていないかという観点から、行政を監視する役割...全文を見る
○吉川沙織君 先日の二月十七日の行政監視委員会の参考人質疑の際も、礒崎参考人は、このぐらい分厚い法令のコンメンタールみたいなのをお持ちになって、これぐらい読み込まないと自治体は対応ができないような、そういう状況に陥っているというようなお話もございましたので、今大臣から御答弁ござい...全文を見る
○吉川沙織君 では、今もうまさに緊急事態として対応いただいている新型コロナウイルス感染症につき伺います。  政府は感染拡大の防止に向けた取組を全力で行っていただいていると承知しておりますが、政府の方針を踏まえ、自治体も地域の実情に応じた対策を講じることが求められています。例えば...全文を見る
○吉川沙織君 先ほどと同じ理由かと思うんですが、では、もし御存じでしたら、大臣、教えてください。総務省が自治体に発出した総数というのは把握されていますか。
○吉川沙織君 今回の新型コロナウイルス感染症対策で、国から自治体に総務省で発出した事務連絡等が既に二百一件。厚生労働省のページ、サイトを見たら物すごいあって、恐らくこれはほかの他府省庁においても物すごい数の事務連絡等が発出されているものと思います。  ここで、厚生労働省の大臣官...全文を見る
○吉川沙織君 当初の厚生労働省の方針は、原則、無症状であっても入院。ただ、この三月一日付けでは、重症者の受入れが難しくなる場合は軽症なら自宅療養を原則とする通知であったと承知していますが、その際には厚生労働省とも相談する、今答弁あったとおりでございますけれども、そう書かれていまし...全文を見る
○吉川沙織君 三月一日付けの事務連絡と四月二日では内容異なるわけですけれども、この三月一日付けの事務連絡においては、感染症指定医療機関等への入院措置を実施するとしつつも、地域で感染拡大した場合、重症化するおそれが高い者に対する入院医療の提供に支障を来すと判断される場合は自宅での安...全文を見る
○吉川沙織君 原則入院措置、これ元々の方針だと思います。これから軽症者等について自宅、宿泊施設での療養への移行に関し、厚生労働省は、さっき答弁いただきましたけど、三月一日の事務連絡等においてその具体的基準を示さなかったこと、また、その移行に当たっては厚生労働省とも相談する、この相...全文を見る
○吉川沙織君 今までに例のないような感染症ですので、そういった意味では今の御答弁も分かります。ただ、感染症の蔓延防止は広域的、緊急に対応すべき課題、問題であって、国としてある程度方針を示すことは必要だと思います。ただ、今回のこの対策においては、厚労省が発出した事務連絡が三月一日時...全文を見る
○吉川沙織君 厚生労働省が出している例えば今議論しておりました三月一日付けと四月二日付けの事務連絡というのは本当に、今大臣が御答弁いただきましたのは、多分総務省の自治行政局と消防庁の件数とその内容が委員会で議論されたものだという御答弁でございましたけれども、例えば厚生労働省が出し...全文を見る
○吉川沙織君 今日は、実質約二十年ぶりに設置をされました国と地方の行政役割の分担に関する小委員会で質疑をさせていただきました。この感染症対策一つ取ってみても、国と自治体の在り方、問われていると思いますし、この立法府でしっかり行政監視の役割果たしていきたいと思いますので、引き続きよ...全文を見る
04月16日第201回国会 参議院 総務委員会 第12号
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○吉川沙織君 立憲・国民.新緑風会・社民の吉川沙織でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  今回、電波法の改正案の審議でございますが、昨年もこの電波法、国会に提出されております。  まず、大臣に伺います。  昨年、電波法を国会に提出した理由を伺います。
○吉川沙織君 規制改革実施計画等で、平成三十年度中に法案を出して速やかに変えなさいということが去年のきっかけだったと私は受け止めました。  では、今年も同じように電波法の改正案、提出されています。今年国会に提出された理由を同じく大臣に伺います。
○吉川沙織君 今大臣からは、電波の懇談会のほかに、今回の改正で特定基地局開設料に移動受信用地上基幹放送を入れる、これは別の会議体でという御答弁ございました。今回の改正においては、その放送関係も含まれています。  その根拠となる議論がどこで行われたかといいますと、放送を巡る諸課題...全文を見る
○吉川沙織君 今回、特定基地局開設料に移動受信用地上基幹放送を入れる点については、電波有効利用成長戦略懇談会、そのフォローアップ会合ではなくて、今情流局長から答弁いただいた放送を巡る諸課題に関する検討会で、その分科会で議論が進められ、基本方針が出されました。  電波有効利用成長...全文を見る
○吉川沙織君 平成五年からということでございますが、では、電波利用料制度創設以降、電波利用料の料額改定が行われた年度について、同じく基盤局長に伺います。
○吉川沙織君 平成五年に制度が始まって、八年、十一年、十七年、二十、二十三、二十六、二十九、令和元年と伺いました。平成十四年には改正はありませんでしたけれども、昨年の改正のみ、実はこの間隔が三年に一度ではなく二年に一度となっています。  そこで、大臣に伺います。  去年の電波...全文を見る
○吉川沙織君 去年改正の条文の数が三十七で今年は七という、条文数を見ても、まあ大きいか小さいかは、分量が大きい、多いか少ないかといえば条文数は少ないということと、去年の方が内容も、今までなかった制度を入れましたので大きかったのではないかと思います。電波利用料料額も改定しています。...全文を見る
○吉川沙織君 平成五年度に制度が導入されてから、平成十四年はまだそういう規定が法改正の時点でありませんでしたので、まあそのときは都合もなかったということで電波利用の料額改定はありませんけれども、令和元年度、去年度以外は料額改定は三年に一度です。それが去年だけ二年に一度となっていま...全文を見る
○吉川沙織君 平成三十年七月五日の電波有効利用成長戦略懇談会第十四回の議事要旨拝見いたしますと、今までずっとそういう過程に携わられておられる方がこうおっしゃっています。「規制改革推進会議の答申を受けて検討したが、これまでにない取組だった。」。つまり、やっぱり影響を受けて、本当だっ...全文を見る
○吉川沙織君 実は、さっき大臣から、前回の条文の数が三十七で今回七と伺いました。去年の電波法の改正による政省令委任事項の数は、去年同じ局長から答弁いただきましたけど、去年は十二か所でございました。ですから、そういった意味でも今回の改正幅の方が小さいのではないかと思います。  政...全文を見る
○吉川沙織君 「基準不適合設備に関する勧告等」で、実はこれで分からない点があるので幾つか教えてください。それは何かといいますと、電波法の一部を改正する法律案要綱の第三の一のところにこうあります。「技術基準に適合しない無線設備を使用する無線局が開設されたならば、他の無線局の運用を著...全文を見る
○吉川沙織君 今の御答弁は多分、法案成立後に定めることになる総務省令で定める無線局の想定のお答えだったと思うんですけど、この法律案要綱を拝見いたしますと、例えば二について、「勧告を受けた者が、勧告に従わなかった旨を公表されてもなお正当な理由なく当該勧告に従わなかった場合」、正当な...全文を見る
○吉川沙織君 勧告とか命令とかいうことが出てくる以上は、ある程度その立法府の審議の段階で明らかにしておくべきだという立場で質問をさせていただいています。  ここで、大臣に伺います。  勧告を受けた業者は、どの程度の期間、勧告に従った措置を講じなかった場合に総務大臣が命令を行う...全文を見る
○吉川沙織君 去年の電波法、電気通信事業法の質疑の際にも引用したんですけれども、総務省は行政評価局があります。ここに、規制を新たに加える場合とか、そういうときは規制の事前評価書というのを出さなければいけません。今回は電波法ですので、基盤局の電波政策課が去年の事業法よりちゃんとした...全文を見る
○吉川沙織君 その際に、やっぱり正当な理由って何だろうというのが物すごく疑問に思いましたので、さっきお伺いした次第です。  この規制の事前評価書の七ページにはこう書いてあります。「問題事例が生じた場合における勧告及び命令を行った件数、内容、勧告又は命令を受けた者の対応状況等を把...全文を見る
○吉川沙織君 年に一回という答弁を大臣からいただきましたので、是非、せめて定期的な状況公表、それから事があるたびにというのはお願いしたいと思います。  立法府の法律への関与という点で、昨年の改正時に質疑し、参議院総務委員会として附帯決議でも指摘した点があります。今回はその改定に...全文を見る
○吉川沙織君 増加してしまっているということですが、現状の累積差額を伺います。
○吉川沙織君 ここで改めて確認ですが、平成二十九年度時点の累積差額は幾らだったでしょうか。
○吉川沙織君 平成二十九年度分と最新の数値として出ている平成三十年度分の差額は幾らでしょうか。
○吉川沙織君 私、二〇〇七年、平成十九年に初めてこの参議院に議席を預けていただきまして、初めての本会議質問がたまたま電波法でした。そのときに、平成十八年度末の累積差額は幾らですかと当時の大臣に伺いましたところ、約二百十六億円という答弁でした。これがもう増えて増えてで、一番最新の数...全文を見る
○吉川沙織君 何で補正予算ばっかりなんですか。
○吉川沙織君 本来でしたら、特定財源という位置付けになっていますので、財務省に今までの累積差額分をこれに使いたいからということで要求しても、まあ今は国の財政も地方の財政も厳しいですから、なかなか取れないから補正予算になってしまうのではないかと思うんですけれども、累積差額一千億円超...全文を見る
○吉川沙織君 あくまで個人が識別されるものではないということを明確に答弁をいただきましたけれども、例えば、では、統計データを任意で求めるに当たって、その指針やガイドラインは存在しているかどうか、局長に伺います。
○吉川沙織君 電気通信事業における個人情報保護に関するガイドラインの中のいろんな決まりによってということでした。  これによると、契約約款等に基づく事前の包括同意であっても利用者から同意を得たとみなすことができるとされていますけれども、あくまでこれガイドラインです。先ほど大臣が...全文を見る
05月14日第201回国会 参議院 総務委員会 第15号
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○吉川沙織君 立憲・国民.新緑風会・社民の吉川沙織でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  今日の議題は電気通信事業法及び日本電信電話株式会社等に関する法律の一部を改正する法律案の審議でございます。及びといって、及び法案として立法府に二本がまとめて一括して提出されていま...全文を見る
○吉川沙織君 今大臣から、電気通信事業法第一条の規定と今回の外国法人等に対する法執行の実効性の強化という観点、これ実は共通する言葉が二つございました。公正な競争促進と利用者保護の観点でございます。  近年、外国法人の提供するサービスにおいて、利用者情報の大量の情報漏えいや大規模...全文を見る
○吉川沙織君 二〇一四年の五月十三日の当時の総合通信基盤局長の答弁でも、直ちには難しいけれども、今局長の答弁踏まえて変えたということだと思います。  今回、これまでも委員会の質疑の中でありましたけれども、国内の電気通信事業者が事業法に違反した場合、罰則等により必要な対応ができま...全文を見る
○吉川沙織君 適時適切に検討していく旨、今局長から答弁ございましたので、そこもしっかり見ていきたいと思います。  ここからは、今回、大別して、大きく法改正の論点二つあると申し上げましたが、もう一点目のNTT東西によるユニバーサルサービスの提供において他者設備を利用するという、こ...全文を見る
○吉川沙織君 今の答弁を踏まえますと、事業法では、固定電話が国民生活に不可欠であるため、あまねく日本全国における提供が確保されるべきものとして明記されておりますが、こちらではどの事業者に対してとは明記されていません。他方、日本電信電話株式会社等の法律では、NTT東西にそれを課して...全文を見る
○吉川沙織君 社会環境の変化、サービスの多様化、それから近年多発する災害復旧においては、全て同じものを引き直しますので、やはりその辺の負担があって、このままだと難しくなっているという、そういう御答弁だったかと思います。  よって、現在は全国あまねく提供が確保されていても、今後、...全文を見る
○吉川沙織君 今御答弁いただきました、一九九六年十一月は六千百六十三万契約が、去年十二月時点ではそのピーク時の三割の約一千五百四十五万件であるということが分かりました。減少の一途、加入電話の契約件数は減少の一途をたどっており、今後も人口減少に伴う加入電話需要の一層の低下も避けられ...全文を見る
○吉川沙織君 今、三百六十一億円ということでございましたが、NTT東西が提供する加入電話は、先ほどから何度も答弁ございましたように、自己設備、自社設備による提供が義務付けられ、既に赤字は多額発生しております。  現行制度のままでは今後更に赤字が膨らむことは容易に想定できるかと思...全文を見る
○吉川沙織君 加入件数も減少の一途で、サービスは多様化して、といえば、もう三百六十一億円より更に膨らんでいくことは免れないと思います。  NTT東西につきましては、これまで質問させていただいてきて、その答弁にあったような状況でして、一九九九年、平成十一年七月一日のNTT再編成直...全文を見る
○吉川沙織君 約十一万人から約五万人ということでございました。これ、NTT東日本とNTT西日本、それぞれに分けた二〇〇六年と直近の数字ってそれぞれございますか。
○吉川沙織君 人員面、それからほかにも多分業務の集約ですとか拠点の集約もやってきたかと思うんですけれども、つまり現行制度のままでは全国あまねく電話の提供は困難になることから、全てを自社設備でなく他者設備も利用する改正に至ったものではないかと考えます。  現行法の範囲内でより一層...全文を見る
○吉川沙織君 現行制度のままでは加入電話の維持可能性が極めて難しくなるおそれがあるとされておりますが、では、今回の改正によって固定加入電話の維持可能性は高まることになるのかどうか、大臣の御見解をお伺いいたします。
○吉川沙織君 維持可能性は高まるということでございましたが、今次改正で、全てNTT東西の自社設備、自己設備ではなく一部他者設備を活用することとなりますが、この範囲、範囲については、条文を見ますと、総務省令に委ねられることになります。  これまでも、この総務委員会でもそれ以外の委...全文を見る
○吉川沙織君 計六件ということでございましたが、このワイヤレス固定電話に係る省令委任事項が電気通信事業法で第四十一条と、恐らく第三項、そして改正後のNTT法の当該規定でいえば第二条第五項ただし書のところにあるんですが、これ、技術基準と他者設備の範囲を求めるものですので、物すごくこ...全文を見る
○吉川沙織君 今、その答弁の中で、地理的条件が悪く、利用者がまばらな地域で、具体的には、今、法律として山村振興法、離島振興法、半島振興法を挙げられました。これ、実は全て時限立法です。  今衆議院で問題となっております束ね法案につきましては、私、四年以上前から、議運の理事会、質問...全文を見る
○吉川沙織君 今回は、電気通信事業法と日本電信電話株式会社等の法律の一部を改正する法律案で、法律案は及びでくくってありますので、二本の法律が改正されることになります。本則で三本以上になると、表に出ている法律の後に○○○○法律等の一部を改正する法律案と付きますので、そうなると束ねな...全文を見る
○吉川沙織君 及び法にした理由としては、他者設備の利用に係って、技術基準の方が電気通信事業法に係っていて、他者設備の利用を認めるものがNTT法に係っているから、それが合致するので及び法にしたということでございますが、今回の法改正のポイント、もう一点ございます。  外国法人等の法...全文を見る
○吉川沙織君 では、大臣に伺います。  今回の改正によって、国民の皆様、利用者の皆様にとってはどのような効果が見込まれるか、教えてください。
○吉川沙織君 今大臣から、維持可能性が高まり、国民、利用者の皆様にとってもいいことだという趣旨の答弁並びに災害時の復旧についても言及がございました。  そこで、災害の復旧の要した日数について局長にお伺いしたいと思います。  昨年、台風十五号、大きな被害出ました。この台風で、通...全文を見る
○吉川沙織君 今回の改正によって、災害時の、まあ一時利用ですけれども、それとあと、サービスが多様化する中でこのままでは維持ができなくなるといった観点で、国民、利用者の皆様にとって良いのであればちゃんと見ていきたいと思いますが、一方で、公正な競争環境というのは担保していかなければい...全文を見る
○吉川沙織君 大臣がさっき答弁で引用されたやつは多分先月の四月三日のユニバーサルサービスの今後の在り方を考える何かの研究会だと思うんですけど、総務省が初めて「電気通信以外の分野の「ユニバーサルサービス」について」という資料をお示しになっておられるのは、去年の一月三十日、情報通信審...全文を見る
○吉川沙織君 電力や郵便など電気通信以外の公共的なサービスについても、国民生活への不可欠性等を踏まえ、サービス提供上の適正性、公平性の確保や地域間格差の是正に関する規律設けられていますけれども、今後、これまでも議論ございましたように、人口減少、労働力減少、過疎化等により社会構造は...全文を見る
06月05日第201回国会 参議院 本会議 第22号
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○吉川沙織君 立憲・国民.新緑風会・社民の吉川沙織です。会派を代表して質問いたします。  参議院は、昭和五十二年以来、議長の下に参議院改革協議会を設置し、各会派合意の下で様々な改革を行ってきました。平成十年の行政監視機能の向上を目的とした行政監視委員会の設置もその成果の一つです...全文を見る
08月26日第201回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第2号
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○吉川沙織君 立憲・国民.新緑風会・社民の吉川沙織でございます。  この間の災害によりお亡くなりになられた方にお悔やみと、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。  今回は、令和二年七月豪雨に特化した内容として、特定非常災害と災害義援金の在り方、そしてまた、今般の被害等...全文を見る
○吉川沙織君 この特定非常災害特別措置法は、阪神・淡路大震災の発災を受けて平成八年に制定された法律です。今まで、今の答弁から七例あると伺いましたけれども、平成二十八年以降はほぼ毎年これに指定をされているような状況にありますが、この特定非常災害の定義について伺います。
○吉川沙織君 今御答弁いただきましたように、特定非常災害特別措置法第二条の書き出しにこうあります。「著しく異常かつ激甚な非常災害」と書いてありますけれども、では、この判断をどのようにするのか、具体的な判断基準を伺います。
○吉川沙織君 特定非常災害特別措置法の概要にも、それから今答弁いただいたように国会答弁でも、今おっしゃった四要件、これらを総合的に勘案するということだけであって、具体的な基準は設けていないということでした。  冒頭申し上げましたとおり、この法律は平成八年にできていますが、それほ...全文を見る
○吉川沙織君 なぜこの問いを立てたかと申しますと、この特定非常災害特別措置法で、今回の災害も七月十四日に政令でそれが指定されているわけですけれども、この政令に指定されることによって行政上の手続がいろいろ変わります。この特定非常災害特措法というのは、その名が示すとおり、あくまで特例...全文を見る
○吉川沙織君 平成二十三年の東日本大震災と平成二十八年の熊本地震に関しては、特定非常災害に指定されたその災害名が冠された法律が成立をしています。  平成三十年と令和元年はそれ以外のものも入っているわけですけれども、一応確認です。平成三十年には特定非常災害の平成三十年七月豪雨が、...全文を見る
○吉川沙織君 つまり、今まで七つが特定非常災害に指定をされてきているわけで、その災害義援金を差押えすることを禁止する法律自体は、平成二十三年以降しかありませんので、今まで四本できています。  では、今内閣府から答弁があった四本の災害義援金差押禁止法は内閣提出法律案か議員立法かを...全文を見る
○吉川沙織君 全て議法であるという答弁をいただきましたし、これらは全て全会一致で可決、成立をしております。平成二十三年東日本大震災以降の特定非常災害については、全て災害義援金差押禁止法が制定されています。  令和二年七月豪雨も先般特定非常災害に指定されましたが、これまでと同様の...全文を見る
○吉川沙織君 先般の通常国会は、六月十七日に会期末を延長することなく迎えました。その六月十七日は、皆様も出席なさったと思いますが、本会議が開かれて、そこに付された案件の一つに、委員会及び調査会の審査及び調査を閉会中も継続するの件として、異議なしで、ですから、今日もこうやって委員会...全文を見る
○吉川沙織君 A町とB町があってC市になったときに、A町は整備済団体であってB町にはなくて、それがC市になったとしたら、そのC市は旧B町になくても整備済団体として計上されてしまいますので、市町村合併効果を抜いた実質の整備率は公表値より当然低くなります。これは、実は私、平成二十一年...全文を見る
○吉川沙織君 この公表されている整備率と市町村合併効果を抜いた実質の整備率って、これまで委員会等で八回聞いて今日九回目なんですけれども、大体最大で四・八から三・九ぐらいまで差があったのが、今回の今お答えいただいた数値では二%まで改善をしたように見かけ上は見えますが、これについて要...全文を見る
○吉川沙織君 私、平成三十年版の消防白書と令和元年版の消防白書の市町村防災行政無線通信施設整備状況というのを拝見しました。そうしたら、備考欄があって、備考欄一と二とあるんです。備考欄の二の書きぶりが今回のから急に変わったんですよね。だから、今答弁されたものを、今まではずっと書きぶ...全文を見る
○吉川沙織君 これまでと同じ基準で答弁いただいたときに、一覧にしてみたんですけれども、今までは、これまでの十一年間、緩やかであっても整備率というのは上昇し続けていたんです。それが、今答弁いただいたものは初めて下落しています。この下落した要因についてあれば伺います。
○吉川沙織君 同報系の防災行政無線もコミュニティーFMも、同時に情報を、住民の皆様に命を守るための情報を伝達するという意味では同じ機能を果たすかもしれませんけれども、今まで総務省消防庁は同報系やデジタル系のメリットを強調して地財措置を講じながら整備してきたはずです。同報系が主軸で...全文を見る
○吉川沙織君 多様な情報伝達手段はあってしかるべきですし、おっしゃることも分かります。ただ、これまで必要だからということで手厚い地財措置を講じてやってきて、なおかつ今回の公表値からしれっとその中に計上するものを変えていること自体が、私は、立法府に身を置く者としては、しれっと変えた...全文を見る
○吉川沙織君 実態を表すという意味で、本当に国が出す数値とか統計というのはとても大事ですので、是非お願いをしたいと思います。  それでは、令和二年七月豪雨において、この情報伝達手段の主要な一つである、東日本大震災で特に役立ったと消防庁防災情報室が令和二年三月に出している災害情報...全文を見る
○吉川沙織君 災害時における情報伝達並びに行政機能の確保の観点から、今防災行政無線の浸水の被害状況について伺いましたけれども、庁舎自身が浸水をしてしまった例というのは、去年十一月二十日のこの委員会でも台風十九号の例を引いて明らかになっていますけれども、じゃ、今回の令和二年七月豪雨...全文を見る
○吉川沙織君 この浸水した庁舎というのは、例えば自治体が出しているハザードマップなりなんなりで洪水浸水想定区域内に位置していたかどうかだけお答えください。
○吉川沙織君 さっき、防災行政無線の浸水において、旧坂本村においては親局まで、普通は屋外スピーカーなんかは浸水することも本当はあってはならないんですけれども、親局まで浸水をしたということは、想定を超える浸水被害があったことは明らかですけれども、ただ、やはりこれは対策を講じていく必...全文を見る
○吉川沙織君 一本化になるのにばらばらに出ると分からなくなるんですけれども、いつ出されますか、法律。
○吉川沙織君 避難勧告と指示については、災害対策基本法の第六十条に法的根拠がないとも読めないような文章はありますので、確かに変えないと、あと、市町村長にその発令の権限があるので分からなくはないんですけれども、私たちからすれば、もうこれ一本化するの分かっていて、でも、どっちやねんと...全文を見る
○吉川沙織君 5まであって、4で本当は全員避難なのに、まあ5があるからまだ大丈夫かと思っていたら、5だと本当に既に災害が発生している段階ですので、そこはこれからまた検討をいただくと思いますので、分かりやすくやっていただきたいと思います。  それから、もう一点あります。避難勧告・...全文を見る
○吉川沙織君 これ、私、何というんですか、市町村が出す警戒レベルで確実に避難しましょう、気象庁などから出る河川水位や雨の情報を参考に自主的に早めの避難をしましょうといって、別のこと書いてあるんですね、1から5で。警戒レベル情報と警戒レベル相当情報で、常にこれ見て、ああ避難しなきゃ...全文を見る
09月16日第202回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号
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○吉川沙織君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
10月29日第203回国会 参議院 賀詞案起草に関する特別委員会 第1号
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○吉川沙織君 私は、委員長に水落敏栄君を推薦することの動議を提出いたします。
11月24日第203回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○吉川沙織君 立憲民主党の吉川沙織でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  総務大臣は、十一月十二日の所信的挨拶の中でこうおっしゃいました、「各府省によるEBPMの実践を後押しし、政府全体の政策評価の質を向上させていきます。」と。  政府は、EBPM、証拠に基づく政策...全文を見る
○吉川沙織君 この立法府においても同じことは言えると思うんですけれども、特に行政は国民の信頼があってこそだと思います。  総務大臣の所信的挨拶でも言及のあった公的統計基本計画の変更に当たり、統計委員会委員長はこのような談話を発表しました。新型コロナウイルス感染症の影響により困難...全文を見る
○吉川沙織君 今厚労省から答弁いただきましたように、同じ調査対象です。確かに暦年と年度の違いはありますけれども、実に約十倍の開きがあるということは、これは私は、同一の事象を調査している二つの統計の件数に大幅な乖離が生じていること、これは何を意味するかといいますと、その統計に対する...全文を見る
○吉川沙織君 今厚労省から、暦年と年度の違い、それから最高裁と厚労省における計上の在り方の違い、そして、残念ながら都道府県からの報告漏れ、この三点が挙げられたかと思います。  乖離が生じている理由として考えられるものが期間の違い以外にもあったということですが、今答弁ありましたけ...全文を見る
○吉川沙織君 今回分析することができた調査は、今答弁もありましたように平成三十年と三十年度分のものだけであって、それ以前の調査については分析ができていないということだと思います。  したがって、最終的に、例えば平成二十四年なら十倍ぐらい最高裁と厚労省の調査で差があったわけですけ...全文を見る
○吉川沙織君 調査が年単位か年度単位かという調査期間の違い以外の理由によって乖離が生じているとするならば、この福祉行政報告例というのは、統計法に定める基幹統計調査と一般統計調査ありますけれども、厚労省のこの福祉行政報告例は一般統計調査です。この信頼性がある意味損なわれかねない事態...全文を見る
○吉川沙織君 令和元年と年度の調査結果、この福祉行政報告例と最高裁による調査の結果は、これまだ公表されていませんけれども、今回の事案を踏まえて、調査期間の違い以外の要因で乖離が、件数が差が生じることがないよう、最高裁と厚生労働省とが協力して手だてを講じて改善すべきではないかと考え...全文を見る
○吉川沙織君 福祉行政報告例の方は、都道府県にいろいろ確認をいただいて、過去まで遡って調べていただいたと承知しております。一方で、最高裁の方は、平成二十九年以前のものは、統計用に資料を保存しているわけではないため破棄をしているとも伺いました。  すぐ破棄をされてしまう最高裁の資...全文を見る
○吉川沙織君 去年、二回主意書を提出して、再質問主意書の答弁の最後のところにしっかり検討していくと答弁をいただいて、そこから、厚労省としてこれだけの乖離があったことを疑問に思われていた過去の担当者もおいでだったと思います。これを機に改善をしていただいたこと自体は多としたいと思いま...全文を見る
○吉川沙織君 平成二十九年五月十二日には、これ、民間企業を対象に重複感、負担感調査というのをやっているんですけど、地方団体に対してはおやりになりませんか。
○吉川沙織君 地方団体、民間の負担を極力減らしていく観点から、どういった調査項目が重複をしているというのを把握した上で統廃合というのもやっていってもいいんじゃないかと思うんですけど、可能な限りで、いかがでしょうか。
○吉川沙織君 実際に、重複があって誤りを誘発した事例が実際にあったわけですから、そこは不断にやってほしいと思います。  統計法に基づく統計に限らず、意思決定の基盤、施策の有効性検証の基礎となるデータが的確であって正確であることも行政の信頼確保には不可欠であると思います。  令...全文を見る
○吉川沙織君 今次長がおっしゃったのは同等の機能とみなすということであって、同等の意味ではありません。  防災行政無線というのは、こっちが何も準備していなくとも、もちろんスピーカーが水没したとか壊れたとかいうんなら別ですけれども、強制的に耳に入ってくるのが防災行政無線です。でも...全文を見る
○吉川沙織君 だから、同等の機能は有していたとしても、本当に同時一斉というのにこだわってこれまで十二年間聞き続けてきました。だから、それにこだわっているから同報系防災行政無線の整備を進めてきて、でも、一番新しい消防白書から急にこの整備率、公表している方の整備率に入れている項目を変...全文を見る
○吉川沙織君 統計の継続性について考慮していないから指摘申し上げているわけで、そこはよく見ていたら、ああ、違うものが統計、数字の中に入ってかさ上げされているように見えているだけですから、そこは誠実に説明をするということが私たち立法府の人間に対して、何より国民の皆様に対して誠実な数...全文を見る
○吉川沙織君 つまり、調査していただいた結果、府令の訂正内容を反映しなければいけない自治体が二百二十一団体も存在したということだと思います。  実際、このような地方団体が存在してしまった以上、条例の廃止、修正や条例案の撤回など、どのような対応がその後取られたか、把握されておられ...全文を見る
○吉川沙織君 国の内閣府令の誤りが地方団体の業務やそういったところに影響が出ているのは否めない事実だと思います。  これが生じた原因について、当時の内閣府副大臣に委員会で質疑申し上げましたところ、複層的なチェックをする体制が法令作成部局及び審査部局双方において十分でなかったこと...全文を見る
○吉川沙織君 人員を増やしたんでしょうか。
○吉川沙織君 今審議官から、三名で行っていたという御答弁がありました。本当に、この無償化のやつは前の総理が急におっしゃったことで、多分、担当部局には相当な負担、短い期間で作り上げなければいけないという過重な負担があったかと思います。  このチェック業務を行う人間を増やしたとして...全文を見る
○吉川沙織君 何でそんなに時間掛かったんですか。
○吉川沙織君 まあ、やましいことがあると答弁大概長くなるものですけれども。  この法案自体は三月の中旬に閣議決定して、私、質問申し上げたのは六月五日です。七月二十二日に確かにお作りになられたんでしょうけれども、説明されれば出しますよというんじゃ、これまでの法務省の文書管理の在り...全文を見る
○吉川沙織君 公文書管理に関しては、先ほども申し上げましたとおり、財務省の事案等があって、政府を挙げて公文書管理の適正の確保のための取組についてやってきたはずです。その中で、各府省に公文書監理官を平成三十一年度新設をする、ここが実質責任者と明記をされて、平成三十一年度からその取組...全文を見る
○吉川沙織君 検察庁法改正案策定経緯文書は、先ほど答弁ございましたように、十月一日の第五回の、今おっしゃった法務・検察行政刷新会議の資料として配付されています。  この会議の議事録十ページにはこうあります。「議論をした経緯、意思決定の過程がやっぱり文書として残されていないと、公...全文を見る
○吉川沙織君 公文書管理の在り方は、本当に、法の趣旨にのっとれば、第四条は文書主義の原則を定めていますし、軽微なもの以外は本当に全て残すとするのがその法の定めた趣旨でございます。これからも国民から行政が信頼を得ようと思えば、適宜適切な情報発信も大事ですが、統計等データの在り方、正...全文を見る
○吉川沙織君 真意でおっしゃったんでしょうか。
○吉川沙織君 確かに、適切かどうかは別にしてと御発言なさっています。ただ、この羊頭狗肉というのは、場合によっては見かけと実質が伴わないことの例え、立派なものをおとりに使い、実際は粗悪なものを売る例えとする表現もあります。そういう解説もあります。  粗悪サービスに値段を付けている...全文を見る
○吉川沙織君 平成三十年十月十六日の日本経済新聞に、個別の事業者が決める料金について、政府が過度に発言することは自由経済の原則に反し、市場メカニズムを阻害するのではないかとの指摘があります。  そこで、携帯電話に係る料金規制の経緯について、御存じでしたら教えてください。
○吉川沙織君 昭和六十年に事前認可制、平成八年にそれが届出制に移行、平成十六年には全ての事前規制が撤廃をされました。十一月二十日の大臣の発言は、ややもすると、これらの流れに逆行するような印象を与えかねない側面があったということは否定できない側面だと思います。  同日の会見では、...全文を見る
○吉川沙織君 まあ、この国は市場経済ですから、事業者が、適正な、公正な競争環境を政府がつくって、この料金に関しては公定価格ではありませんので、そこは是非改めて強く認識をしていただきたいと思いますし、いろんなニーズがお客様、国民の皆様にあると私は思っています。  例えば、とにかく...全文を見る