吉川沙織

よしかわさおり

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数3回

吉川沙織の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第171回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織です。よろしくお願いいたします。  今日は、政策評価という大きな観点から、主に総務省に対して質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、政策評価関連の予算の動向について総務省にお伺いをさせていただきます。  我が国の行政においては、従来...全文を見る
○吉川沙織君 大変、内容についてはよく理解できたんですが、実はちょっと気になることがございました。政策評価法が成立をして施行される年からのそれぞれの当時の大臣の所信演説というものを全部拝見いたしました。そうしたら、今回の一番さきの鳩山総務大臣の所信に対する政策評価についての言及が...全文を見る
○吉川沙織君 今の御答弁にもありましたけれども、これまでの大きな課題として、政策評価と予算書や決算書との連携を強化することがかねてよりずっと課題とされてきていたかと存じます。平成二十年度予算からこの関係を整理する取組が行われると承知しておりますので、これにより、今御答弁いただきま...全文を見る
○吉川沙織君 今御答弁の中で御説明もいただきましたけれども、昨年のその答申が出る直前の一部報道では、四府省に国民ニーズ把握していない、駄目出し連発というような記事もございましたので、是非、自己評価、第三者機関としての初の試みですので、これをもっと定着させて改善をしていただければと...全文を見る
○吉川沙織君 就業継続に向けた取組は、育児・介護休業法等の改正を始め、厚生労働省の当局で進めていただいていることについては十分理解をいたしますが、例えば、これは通告していないので、もし御感想、御意見があればで結構ですが、昨年の七月二十二日の政策評価分科会の議事録を拝見いたしますと...全文を見る
○吉川沙織君 今、御答弁の中で、体力がもたなそうという調査結果が五二%、大半を占めているというのがお示しされましたが、これは平成十五年の調査結果というふうに承知をしております。平成十五年といえば今からもう五年も六年も前のことになりますので、経済状況も大不況、今もまた不況ですけど、...全文を見る
○吉川沙織君 何とも言えない御答弁をいただきましたが、この資料の裏に付けております経営の予備的診断の参考例の一番上の部分だけだったら、素人の私でも何かできそうな感じのすごく簡単な簡便なものだというふうに拝察をいたします。  平成十五年に一部改定をされて、事業についての予備的診断...全文を見る
○吉川沙織君 漏給問題を政策評価として取り上げるお考えがあるかどうかというお伺いをさせていただいて、今御答弁いただきましたのは生活保護制度全体に対して評価を行っていきたいということだったかと思いますので、もし御見解があればで構いませんので、もう少しお願いいたします。
○吉川沙織君 御答弁は難しかったかもしれませんが、昨年の八月に厚生労働省自身が実績評価として生活保護に関連する部分で、濫給防止、それから漏給防止、自立支援ということについて言及がございますので、もう少しこの点にも着目して、将来支出が増える可能性が大いにある分野ではございますが、是...全文を見る
○吉川沙織君 生活保護の漏給問題を取り上げていただけるか否かということについては答弁いただけたかと思うんですが、政策評価のテーマの選定についてはやっぱり経済財政諮問会議と連携を密にするというスタンスでの御答弁だったかと思います。  ちなみに、厳密に言えば、行政評価と政策評価は若...全文を見る
03月30日第171回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。  これまで同僚議員から、報道の在り方、番組制作について、そして地デジ対応や技術開発についていろいろな観点から質問がございました。私は昨年と同様、視聴者主義とは何か、この観点に基づいて質問をさせていただきたいと思っております。  さ...全文を見る
○吉川沙織君 もう少し深い御答弁がいただけるかと思っておりました。なぜならば、会長は今年の年頭あいさつで、NHKにとっての視聴者との接点について次の四点を挙げておられたからです。申し上げます。「NHKにとって視聴者との接点は(1)放送そのもの(2)営業面での受信料契約・収納活動(...全文を見る
○吉川沙織君 今御答弁いただきましたが、公表をされておりますNHKさんの視聴者対応報告というものを拝見いたしました。その中に、平成二十年六月の御意見の中で、訪問集金に来てくれないなら受信料は払わない、この結果、理解を求めたということで終わっているようです。平成二十年十一月の視聴者...全文を見る
○吉川沙織君 今お伺いしているのは、元々訪問集金で受信料をお支払いしていただいた視聴者の方の中で、スムーズに移行がいかなかった場合、まだお客様の積み残しがあると思うんですけれども、そこに、お支払いをいただくためにどれだけのスタッフの方が二月から対応されているんですかということをお...全文を見る
○吉川沙織君 聞き及ぶところによりますと、その未収対策だけで千四百人ぐらいの方が、二月から、訪問集金で払っていたけれども、引き続きお支払いいただけなかった視聴者の方のところにお伺いをしているというようなことも一部お聞きをしております。  となると、結局、訪問集金であなたが来てく...全文を見る
○吉川沙織君 今会長から電話やメール、ファクス、ふれあいミーティング、そして会長自身がいろんなところに足を運ばれて視聴者の意見を真摯に受け止めるという御答弁があったかと思います。  私はなぜ訪問集金の廃止にこだわるかといいますと、電話やメール、そしてふれあいミーティングも、先ほ...全文を見る
○吉川沙織君 経営資源をシフトするということ、パワーをシフトしていくことというのは分かるんですが、限られた人数の中で放送部門に回すとするならば、やはり技術、営業、事務という部門が減って、そこの職場の人たちは残されていくわけです。そうなると、その残された少ない人数の中で過重労働とも...全文を見る
○吉川沙織君 これまでの三か年、つまりこの平成二十年度までで千二百名の職員を削減してきたことになります、計画に基づいて。経営効率化はもちろん大事なことだと思いますが、現場に大きな大きなしわ寄せが来てしまっては、公共放送NHKとしてみずみずしい放送文化を守っていくことに支障を来しか...全文を見る
04月01日第171回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。  昨年もこの時期に質問をさせていただきました。昨年は、二つの観点から質問をさせていただいております。一つは、今実際に運用されております全国瞬時警報システム、Jアラートと緊急地震速報を取り巻く現状と課題について、そして二つは、首都直下...全文を見る
○吉川沙織君 今、リーフレットの改善は既にお取り組みいただいたとの御答弁がございました。改善できる内容に関しては、今おっしゃっていただいたものにとらわれず、ほかにも一刻も早く取り組んでいただきたいと思っております。  と同時に、緊急地震速報の内容に関して正しい理解が一層促進され...全文を見る
○吉川沙織君 検討を行うということですが、この対象に、発生確率が今後三十年以内に七〇%とされております首都直下地震の想定範囲もエリアとなっていませんので、少しずつでもいいから検討を早く進めていただければと思っております。  そしてまた、この緊急地震速報はいろんなツールで流される...全文を見る
○吉川沙織君 昨年より明らかな進歩が、進捗があるということは評価するに値すると思います。ならば、実用化に向けて見通しがあるのかないのか、あれば時期についてだけお教えいただければと思います。なければ結構でございます。
○吉川沙織君 今の御答弁の中で、お願いをしてまいるということでしたので、是非強く指導をしていただければと思っております。  では、続きまして、この緊急地震速報などの情報に関して、消防庁は一昨年の二月から運用されている全国瞬時警報システム、Jアラートで市町村の防災行政無線から流す...全文を見る
○吉川沙織君 全国瞬時警報システム、Jアラートについては、これまで私、この当委員会と総務委員会においてそれぞれ質問をさせていただいたことがございます。その際の消防庁長官の答弁においても、そして消防庁さんの方針においても、平成二十年度中、つまり昨日までに四百の地方公共団体で整備を終...全文を見る
○吉川沙織君 積極的な働きかけも結構なんですが、それが実際に整備をされないと何かがあったときに対応ができないということになりますので、是非強く指導をしていただきたい。  更に言えば、再来年度末までにこれを六百五十市区町村で整備予定とされていますが、このような、今のような状況で整...全文を見る
○吉川沙織君 今御答弁の中で、平成二十年三月で七五・五%といただきました。一年前の平成十九年三月末は七五・二%です。〇・三%しか一年間掛けて整備率が上がっていませんが、このことについて総務省としてどのように対処するおつもりか、お伺いいたします。
○吉川沙織君 今、防災行政無線に代わる額の安いMCA、そしてまたケーブルテレビ等の伝達ということも多分想定されておられるんでしょうが、これは、ケーブルテレビを引いていない人、それから電源が切れた場合にどうやって住民の皆さんに情報を伝達するのかといったところで問題があると思います。...全文を見る
○吉川沙織君 今大臣からも、御感想としてですが、検討をする余地があるのではないかという御答弁をいただきました。  でも、この市町村の防災行政無線、今Jアラートを通じて市町村の防災行政無線起動するのは同報系と言われる市町村の防災行政無線であり、今アナログですけれども、これもデジタ...全文を見る
○吉川沙織君 今の御答弁を伺って、消防庁としてはどのような見解をお持ちですか。感想で結構でございます。
○吉川沙織君 答える立場にないとのことでしたが、この全国瞬時警報システム、Jアラートに関しては、全国瞬時警報システム業務規程というものがございます。この中の第二章第三条十三号に、十八種類の場合の目的でこれを使うということが定められておりますが、この十三号に弾道ミサイル情報というも...全文を見る
○吉川沙織君 三月二十七日の日に、今日ここにいらっしゃる委員各位に多分防衛省から配付物があったと思います。この中に、弾道ミサイル等に関する破壊措置に関する命令というものが防衛大臣から自衛隊法に基づいて発出されたという、こういう文書がございます。これとの整合性というのは取れるんでし...全文を見る
○吉川沙織君 北朝鮮から、宇宙ロケットなのか、衛星なのか、それとも弾道ミサイル等なのか分かりませんが、これが発射されて日本に到達するまでの時間は約十分とされています。今御答弁の中でもJアラートの使用に値しないとの見解で、その代わりとして官邸が使用予定であるエムネットを使われるとい...全文を見る
○吉川沙織君 今回の場合、万に一つであろうとも、それが何であろうが、落下物の可能性が捨て切れないからPAC3を配備されているものと理解をしております。それであるならば、落下物の種類が何であろうと、極めて短時間での瞬時情報伝達と住民避難が必要となる使用に値するケースであると言えるの...全文を見る
○吉川沙織君 なぜエムネットの方が適切な利用手段なのか。結局は、全国瞬時警報システム、Jアラートですね、これに関しても、そしてそれを流すための市町村防災行政無線も整備率が低くて使い物にならないから、だから住民に不安をあおりたくないからもう使わないことにしたんではないかと私自身は感...全文を見る
○吉川沙織君 今、数次にわたる通知の発出、それから個別に小中学校等を訪問して対応なさっているという御答弁がありました。  昨年の十二月八日に文部科学省通知で、耐震診断について、遅くとも平成二十年度中、つまり昨日でございますが、平成二十年度中には事業化されるようにすることと要請を...全文を見る
○吉川沙織君 いつごろ発表されるんでしょうか。
○吉川沙織君 耐震診断が法改正によって義務付けされたということもございますので、しかも昨年十二月八日に文部科学省として通知を出されているわけですから、一刻も早くそのことが達成できたのかどうか確認をしていただきたいと思っています。  昨年四月の当委員会においても、私、耐震診断につ...全文を見る
○吉川沙織君 昨年に引き続き、今年も答弁をいただけない。是非もう少し、もう一声お願いします。
○吉川沙織君 資料を拝見いたしますと、平成二十年度末見込みの数字ですね、九七・一%、これ小中学校で九七・一%です。でも、昨年の法律の改正によって、これ学校施設ですから、小中学校、幼稚園、高等学校、特別支援学校、すべて含まれることになります。小中学校に関しては確かに上がっています。...全文を見る
○吉川沙織君 簡易なものに関しては十万から二十万ですが、今、六二・八%と御答弁いただいたこの二次診断、この二次診断を実施するためには一棟当たり二、三百万要すると言われています。この二、三百万を要するということになれば、複数の学校施設について二次診断を実施する場合、相当の費用が掛か...全文を見る
○吉川沙織君 今長々と御答弁を詳しくいただきましたけれども、国土交通省と総務省において利用できる補助金があることは調べて知っておりました。特に、総務省の分は、平成二十年度の二次補正で、平成二十一年の二月十二日の総務委員会で総務大臣が答弁されて、ああ、これも使えるんだということは私...全文を見る
○吉川沙織君 結局は、工事をしない限り補助は出ないということだと思います。国土交通省に使える補助金がある、総務省でも使えるものがあるといっても、おひざ元の文科省で使い勝手が、工事とセットでないとできないというのであれば、やはりこれは検討に値する、改善に値するものではないかと思って...全文を見る
○吉川沙織君 今、二十年四月現在で五一・八%とお教えいただきました。  ただ、私、今年に入ってから新聞を見ておりまして、一月八日の読売新聞、一月十八日の朝日新聞の報道によると、公表を行った自治体は昨年十月一日現在で四割にとどまっていると、こういう報道がありました。  今おっし...全文を見る
○吉川沙織君 今御答弁いただいた五一・八%の設置者の母数が千八百九十五になっています。読売新聞さんのは千八百九十四団体、朝日新聞は千八百九十三団体ですから、この設置者の母数についてはほぼ一緒ですので、多分同じところに調査の結果の公表を依頼したんだと思います。ですから、整合性が取れ...全文を見る
○吉川沙織君 私の理解が悪かったのかもしれませんが、余り理解できませんでした。  いずれにいたしましても、数次にわたる通知を発出していただいたり、あと取組を進めるんだということもありますが、結局は、耐震診断を実施してその結果が悪ければ、それを公表すると住民に不安をあおるというこ...全文を見る
○吉川沙織君 予算を付けてそれをしていただくのは結構なんですが、結局最終的には市町村が自治体財政の厳しい折にこれをやっていかなければならないということですので、やはり問題は多いと思います。  今までいろいろ申し上げてまいりましたが、昨年五月の四川大地震があって、そして今回の北朝...全文を見る
04月06日第171回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。決算委員会では初めて質疑に立たせていただくことになります。どうぞよろしくお願いいたします。  今日は、消防防災体制の充実と国民保護体制の整備という側面から質問をさせていただきたいと考えております。  当初は、政策評価に重点を置いて質...全文を見る
○吉川沙織君 内閣官房。
○吉川沙織君 平成十九年度の内閣官房の予算案の内示を拝見いたしますと、情報システムの改善として、Jアラートを活用した情報ネットワークの整備充実を図るため、Jアラートと官邸からの緊急情報ネットワークとの総合的な運用が可能となるよう所要の整備を行うという項目がございましたので、内閣官...全文を見る
○吉川沙織君 内閣官房分をお教えくださいというふうに先週金曜日に通告をしておりますので、もう今これ以上お伺いしても時間の無駄になりますのでお伺いいたしませんが。  総事業費という形で今消防庁さんの方からは丁寧にお答えをいただきました。ただ、今お答えいただいた中に、国民保護制度普...全文を見る
○吉川沙織君 消防庁ということでお答えをいただいた。ただ、LASCOMに対しては都道府県の分担金がほぼ九割ぐらい占めており、しかも消防庁からもお金が行っているということですので、またこれは別の機会にお伺いをさせていただきたいと思っております。  続きまして、これまでのこの分野の...全文を見る
○吉川沙織君 平成十七年の実績評価書によれば、同報系の市町村防災行政無線、これは、Jアラートで流したときに自動起動するためにはこれがないと駄目なんですが、平成十七年度の実績評価では着実に増加、平成十八年度の実績評価書を拝見するとこれまた着実に増加、平成十九年度の実績評価書に関して...全文を見る
○吉川沙織君 予算と決算の連携を政策評価にも反映させるというのはかねてからの課題でしたので、今回の評価からそれが反映をされるということですので、これからその取組の反映状況や無駄がどういうふうに省かれたか、また政策転換がどのように行われたかということはまた次の機会にお伺いをさせてい...全文を見る
○吉川沙織君 今お詳しく答弁をいただきましたが、時間の関係ございますので、質問をしたことにお答えいただけると本当に有り難いと思います。  今、鳩山総務大臣から、いろんな背景も付け加えていただいて御答弁をいただきました。昨日、岩手と秋田で、これ二十二市町村で防災行政無線が使われた...全文を見る
○吉川沙織君 二〇〇七年十二月の地方紙の報道によると、このような声が紹介されていました。合併した自治体では整備状況の違いからスピーカーが地域に偏在するようになったことも影響し、特定地域だけの住民を助けることになり、未整備地域から抗議されるとの悩みも町村などから消防庁に寄せられてい...全文を見る
○吉川沙織君 是非検討を進めていただければと思います。国民の命にかかわることですから、是非お願いします。  さて、市町村の防災行政無線は地域住民の、今申し上げたとおり、命を守るために一刻も早く整備をしなければいけませんが、自治体財政は厳しい状況です。このような中、今後は市町村防...全文を見る
○吉川沙織君 防災行政無線を整備するための補助金は、あの三位一体の改革において一般財源化をされてしまいました。現在、今御答弁いただいたとおり、防災基盤整備事業、つまり地方債の対象とされており、消防庁はこの地方債の活用により整備促進を図るという旨の答弁を繰り返されていらっしゃいます...全文を見る
○吉川沙織君 ただ、地方財政健全化法で、健全化四指標で実質公債費比率ですとか将来負担比率が将来残るということと早期健全化基準というものがありますので、そこに引っかからないようにするにはやはり借金をしなくてもいい事業を優先的にするのではないかということ。また、この防災基盤整備事業で...全文を見る
○吉川沙織君 今のお気持ちはすごく分かるんですが、実際進んでいないという現実があります。しかも、住民の生命、身体の安心、安全にかかわる防災行政無線の整備が行政支出の優先順位として後回しにされているという現実はちゃんと見定めるべきだと思います。  そこで、国民の、住民、命、身体を...全文を見る
○吉川沙織君 これは政治判断が必要ではないかと思います。  昨年五月に中国の四川で大地震がありました。その後に国の補助率、耐震診断と耐震化に関する補助率をたしか二分の一から三分の二に上げるでしたかね、そういう改正法が議員立法で成立をしましたので、やはり命、暮らし、安全を守るため...全文を見る
○吉川沙織君 勘違いと称していいのかどうかは私は分かりませんが、この誤情報に関して、防衛省のウエブサイトには誤情報に関する大臣の臨時会見の内容が掲載されておりますが、首相官邸や内閣官房長官の記者会見を掲載する内閣官房のウエブサイトには一切の記述がございません。これは内閣官房や官邸...全文を見る
○吉川沙織君 であれば、内閣官房長官の会見ですとかそういった経緯も載せるべき、国民に情報を公開すべきではないかと思います。  そこで、先日の四月一日の災害特のときにJアラートについて櫻井審議官は、「Jアラートにつきましては、弾道ミサイルが発射された後に我が国の領土又は領海に落下...全文を見る
○吉川沙織君 今の御答弁ですと、やはり整合性が取れないのではないかと思います。宇宙からの落下物に対してPAC3を配備して、でも、多分、我が国の領土、領海には落ちてこないのであれば、PAC3を配備したこと自体も意味があったのかどうかというところは非常に疑念を持たざるを得ません。 ...全文を見る
○吉川沙織君 三月二十六日の総務省事務次官の記者会見概要を拝見すると、「このJアラートを今回利用するかどうかは内閣官房において判断されると、こういうことでございます」と発言なさっています。  総務大臣所管の事象でありながら内閣官房に判断を任せてよかったのか。先ほどの額賀元防衛庁...全文を見る
○吉川沙織君 先ほどの額賀元長官に関連する新聞記事を見る限り、総務省消防庁は弾道ミサイル情報を住民に瞬時に伝えて避難を呼びかけるJアラートの趣旨と違う、国民保護室としているが、今回のような事態に使わなければ一体いつ使うのかというところが疑問です。今回の事象に使わなければ、先ほどの...全文を見る
○吉川沙織君 十分な答弁とは言い難い状況。  そして、今日、五大紙全部見ましたが、全部ミサイルと書いています。これが我が国の領土に落ちてくる可能性があるかもしれないからこそPAC3を今回配備をされたわけで、エムネットの、今適切な手段だったとおっしゃいましたけれども、総務省消防庁...全文を見る
04月20日第171回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織です。  私、国会の初質問では、若年者雇用問題について舛添大臣と議論をさせていただきました。今日はそのことについて大臣とまた質疑をさせていただければと思います。  私自身、就職活動をいたしましたのは今から十一年前、超就職氷河期と言われた世代です。...全文を見る
○吉川沙織君 今お答えいただいたのを総計すると、大体三千億近くという膨大な額になります。今回は、厚生労働省の分だけお伺いいたしましたが、若年者雇用対策においては、厚生労働省のほかに内閣府、経済産業省、文部科学省に関連予算があるため、関連省庁の総枠にすると更に大きな額となると言えま...全文を見る
○吉川沙織君 なぜこのお伺いをさせていただいたかといいますと、先ほどの行田委員からもいろんな質問ありましたが、同じような事業が同じように展開をされていて、数を数えようと思ったら、何が一体どうなっているのかさっぱり分からないということで今お伺いをさせていただきました。  今御答弁...全文を見る
○吉川沙織君 就職氷河期にどうやっても正社員になれなかった若者がいるのに、予算を付けるためだけに何か新しい事業をそれまでの事業の効果を厳密に評価をせずに展開をしていって、それがひいては税金の無駄遣いになってしまうというのは私はどうも納得がいきません。  これ、また求職、求人側双...全文を見る
○吉川沙織君 答弁では今成果を強調なさいましたが、平成十五年から平成十九年度の推移見ましたら、フリーター数確かに減っています。失業率も物すごい下がっています。一方でニートの数はほとんど下がっていないという状況がありますので、昨年九月までの景気回復によるところが大きく、政策効果はや...全文を見る
○吉川沙織君 常用雇用化プランに関しては、十九年度から一応期間の定めのないものにされましたが、同じような事業がたくさんあって、若干意味合いは違うんですけれども、ほかの事業、例えば若者自立塾ですとかジョブカフェだとか地域若者サポートステーションですとか日本版デュアルシステムは、これ...全文を見る
○吉川沙織君 政策として一本化をするということは、やっぱり派遣法で言えば常時雇用という使い方をずっと続けて、それは有期雇用も含まれることになるんですけれども、そういう解釈でよろしいんでしょうか。
○吉川沙織君 常時雇用の中では、期間の定めのないものに加えてほかに二つあるとおっしゃいましたけれども、それはつまり有期雇用であるということが含まれますので、今大臣御答弁いただきましたとおり、政策の上で使うのを一本化したいとおっしゃるのであれば、そういう概念でほかのものも整えていか...全文を見る
○吉川沙織君 今いろいろ御答弁いただきましたけれども、若年者雇用においても常用雇用の数が出ていたり、あとは就職率、就職決定者というのが分かれていて、これは政策の効果が非常に測りにくいというような状況がありますので、大臣、せめて若年者雇用事業に係る政策を測る目標として、正社員になっ...全文を見る
○吉川沙織君 今、大臣御答弁の中で、フリーターを好きこのんで、好きこのんでというか、そういう働き方がいいからという若者がいるというお話ありました。私、この点非常に疑問を持っておりまして、なぜかといいますと、この若年者雇用対策、フリーター、ニートという言葉がたくさん使われますが、こ...全文を見る
○吉川沙織君 今若者の側にだけはないというふうにおっしゃいましたが、事実、厚生労働省関係で出しているいろんな文書を拝見しますと、もちろん企業の側にもあると書いていますが、ほとんど若者の職業意識の涵養が最重要課題としているような状況にあります。ただ、この若者の職業意識がこの間急速に...全文を見る
○吉川沙織君 この間、担当として、内閣官房と内閣府だと思いますが、そこを所管していた担当として、それまでの評価、二年で終わったけれどもそれを評価する必要があるのかないのかということをお伺いしたので、それについてお答えいただきたかったんですが、時間がないので次に行きます。  二〇...全文を見る
○吉川沙織君 結局、〇六年度に財務大臣から文書が出されて是正をしているというような状況ありますし、もう終わった事業ですのでこれ以上申し上げませんが、本来若者に行かなければならないはずのお金が、委託先が、再委託先が潤うというような構図はやはり看過できない事実であると思います。  ...全文を見る
○吉川沙織君 今、非正規の若い世代を中小企業で百万円、大企業で五十万円ということをおっしゃったんだと思いますが、結局、今の企業というのは職業能力が形成されていない非正規の若い人を正規の社員として雇い入れることに非常に憶病になっていると思います。それは、やっぱり百万、五十万もらった...全文を見る
04月23日第171回国会 参議院 総務委員会 第15号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織です。  今日は、国民の命と暮らしを守るという大きな観点に立ち、二つの側面から質問をさせていただきたいと存じます。一点目は、今回の消防法改正に係る論点、二点目は、国民の皆様の命を守る情報をいかに伝えるかという視点に立った消防防災体制の充実についてお...全文を見る
○吉川沙織君 今長官おっしゃいましたとおり、これまでは火災や災害を予防して国民の命、身体を守ることが法律の目的とされていましたので、今回明文化される意味は大きいと思います。  そこで、今回の法改正の二本柱は、救急搬送を円滑に行うための協議会の設置と実施基準の策定でございますが、...全文を見る
○吉川沙織君 現在定めていないということでしたが、ならば現場の声が多く反映されるように、つまり消防機関の職員の皆さんの割合を相対的に多くすることは留意すべき事項や検討に値する事項ではないかと考えます。なぜならば、今年二月九日に出されました「消防機関と医療機関の連携のあり方に関する...全文を見る
○吉川沙織君 今大臣から、救急隊員の皆様、現場第一線で活動されておられる皆様の声を反映することの重要性について御答弁をいただきました。  そこで、関連してお伺いしたいんですが、第三十五条の六の、「総務大臣及び厚生労働大臣は、都道府県に対し、実施基準の策定又は変更に関し、必要な情...全文を見る
○吉川沙織君 今、ガイドラインの策定で認識が合うという御答弁だったと思いますが、なぜ今これを関連してお伺いさせていただいたかといいますと、実施基準を作るのは都道府県に設置をされる協議会です。でも、その協議会で実施基準が策定されるにしても、そのガイドラインが消防庁と厚労省で大臣の意...全文を見る
○吉川沙織君 広域の連携が必要であること、また医療計画とのかかわりなどから設置主体を都道府県にしたという御答弁だったと理解をいたしますが、これまでの消防に関する都道府県の役割としては、やはり連絡調整等の事務が多く、具体的に救急業務のことを最も理解されているのはやはり市町村の現場で...全文を見る
○吉川沙織君 コーディネーターや一時受入れ転院システム、基幹病院による調整ということを具体的にイメージされているんだと思います。  そこで、コーディネーターが担うべき役割というものは非常に重要になってくると思います。そこで、今回の法改正による合意形成手段のためのコーディネーター...全文を見る
○吉川沙織君 今役割についてはお答えあったんですが、権限というものについては明確化されているわけではないんでしょうか。
○吉川沙織君 平成二十年三月に消防庁が救急業務高度化推進検討会報告書というものを公表されております。この中に、消防機関と医療機関の連携に関する作業部会による検討結果報告が掲載されていて、この中で、早急に講じるべき対策の一つとして、医療機関選定における消防機関と医療機関の連携につい...全文を見る
○吉川沙織君 今いろいろ御答弁いただきましたが、このコーディネーターがうまく機能しさえすれば非常に有効で役に立つシステムだと思いますが、今はやはりまだ関西の一部を除いてはなかなか有効に機能していないところが散見されるのではないかと思います。ですから、今後コーディネーターを置かれる...全文を見る
○吉川沙織君 是非、今答弁いただいたような内容をしっかり吟味して、ルールを決めて、それで置いたのであればその指示に従って、救える命を少しでも救うという体制を確立していただきたいと思います。  昨年十月、東京都で脳内出血を起こした出産間近の妊婦の方が七か所の医療機関に診療を断られ...全文を見る
○吉川沙織君 大臣、今まさにおっしゃっていただいたとおりで、今回の質疑に当たっていろいろ調べておりますと、今おっしゃった救急医療情報システムがきちんと機能していれば、今回わざわざ改正をしなくても済んだかもしれないというところがございます。  具体的に申しますと、救急医療情報シス...全文を見る
○吉川沙織君 効果があったかどうか、医療クラークを診療報酬改定で算定対象とすることで置いて、お医者さんが余りにも忙しくて情報更新できないから、そういう措置をとったから効果があったかどうかということをお伺いしたかったんですが、何の効果があったのかさっぱり分かりませんでした。  四...全文を見る
○吉川沙織君 病院の場合は私立の機関が多いということでしたが、やっぱり民間であるから規制なり義務付けができないというのは私はおかしいと思います。なぜならば、消防法自身も民間に様々な規制や義務付けというものを行っています。消防機関には遵守、法律でルールを定めて、協議会を設置して、そ...全文を見る
○吉川沙織君 前向きな御答弁をいただきましてありがとうございます。是非、今回はこういうことでしょうけれども、大臣、指導力を発揮してそのようにしていただければと思います。  今回の法改正で救える命を確実に救うための救急搬送体制が確立されるためには、やはり今いろんな同じような分野で...全文を見る
○吉川沙織君 時間の関係がございますので、端的にお答えいただけると本当にうれしいです。  消防救急無線のデジタル化は多大な費用が掛かるとされています。今いろんな財政措置をおっしゃっていただきましたが、幾つかの県での試算によると、県内をブロック化し共同で整備した場合でも九十八億円...全文を見る
○吉川沙織君 ということは、Jアラートの受信環境は整えるが、その先の防災行政無線については補助がないということでよろしいですね。
○吉川沙織君 結局、今回の百十億では受信環境までは整えるが、その先は防災基盤整備事業を使って整備をするということだと思います。Jアラートの受信環境を整備したとしても、命を守る情報、それを伝達するためには、市町村防災行政無線の整備がなければ瞬時にその情報が地域住民の皆様の耳には届か...全文を見る
○吉川沙織君 今、市町村合併前の整備率に換算し直すと七〇・九%というお答えでしたが、これはやっぱり市町村合併前の整備率から上がっていない、毎年の整備率を拝見いたしますと、市町村合併が大きく行われる前からほとんど変わっていないという数字になりますので、命を守るための整備は一刻も早く...全文を見る
○吉川沙織君 昨年五月、中国の四川で発生した大地震を受けて、昨年六月に地震防災対策特別措置法が改正されて、耐震化に係る補助率が二分の一から三分の二に引き上げられた事例もございます。  今回の消防法の改正も、救急搬送がうまくいかなくて尊い命を落とされた事例があってこういう議論に結...全文を見る
06月22日第171回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織です。  今日は、厚生労働省の省庁別審査でも取り上げました若年者雇用対策の側面からまた質問をさせていただきたいと思っております。  四月二十日の決算委員会では、若年者雇用対策について主に厚生労働大臣と議論をさせていただきましたが、若年者雇用対策事...全文を見る
○吉川沙織君 お涙ちょうだいと官房長官が切って捨てたということを私は本当にショックでありますし、愕然としました。誤報であることを信じていました。しかも、官房長官は閣僚で構成される自殺総合対策会議の会長でもあられますし、自殺対策推進に関する政府の責任者でもいらっしゃいます。そのよう...全文を見る
○吉川沙織君 情緒的な話としてお涙ちょうだいと切って捨てられたことは本当に多くの方に失望と絶望を与えたと思いますし、官房長官の御発言、本当に重いものがあると思いますので、是非、今後はそのようなことのないようにお願いをします。  次に、厚生労働省と経済産業省の省庁間連携についてお...全文を見る
○吉川沙織君 今、二階大臣、成果の方を強調なさいましたけれども、このジョブカフェにおける就職決定者数は、正社員、非正社員を問わない形であり、雇用の質がまず確保されていません。  と同時に、私、厚生労働省との事業の違い、今あっせんか、それとも中小企業との橋渡しかというお話ございま...全文を見る
○吉川沙織君 社会人基礎力は、アクション、シンキング、チームワーク、この三つの連係ということでございましたけれども、続いて、厚生労働省が実施されている若年者就職基礎能力支援事業・YESプログラムについて、この事業名にある就職基礎能力について何かを厚生労働大臣にお伺いいたします。
○吉川沙織君 今、コミュニケーション能力、職業人意識、基礎学力、それからビジネスマナー、資格取得ということでございましたが、これ、それぞれの資料、それぞれの省庁が出されている資料を調べてみますと、経済産業省が実施している社会人基礎力とは企業が職場で求める能力であり、厚生労働省が実...全文を見る
○吉川沙織君 最重要課題として取り組んでいきたいという官房長官の御答弁ございましたけれども、それであるならばなぜ縦割りで同じような事業が展開されているのかというところは甚だ疑問でございますし、再チャレンジのことに関しても今御答弁でおっしゃいましたが、この再チャレンジ、平成十九年で...全文を見る
○吉川沙織君 であるならば、先ほど河村官房長官から御答弁いただきましたけれども、内閣官房なりどこか調整、連携、幅広く省庁が何をやっているかを見て調整をするところが必要でありますし、それであるならば、平成十八年一月以降その会議が開かれていないことはやっぱりちょっと残念であります。 ...全文を見る
○吉川沙織君 これは前回の決算委員会でも申し上げましたけれども、多過ぎるんですよね。もちろん、若年者雇用対策はどんどんやっていただきたいんですけれども、前も申し上げましたが再度申し上げます。ジョブという名が付く事業だけでも、ジョブカフェ、ジョブ・カード、ジョブサポーター、ジョブパ...全文を見る
○吉川沙織君 数をどんどん増やした事業の中には、残念ながら誤った認識に基づいてつくられてしまったのではないかと思われる事業もあります。  例えば、平成十九年度まで行われていました若者の人間力を高めるための国民運動であります。先ほど取り上げました社会人基礎力や就職基礎能力のように...全文を見る
○吉川沙織君 今、構造的な方にも問題があると御答弁いただきましたけれども、それでもやはり、今の若年者雇用対策はどちらかといえば構造的な問題が個人化をされて、若者たち自身の自己責任に基づく問題への対処が求められる状態となっています。労働市場側の構造的問題を問わずに、若者たちの意識や...全文を見る
○吉川沙織君 是非お願いいたします。  前回も申し上げたことでありますし、厚生労働省からいただいた事業名を一覧にして自分なりに調べてみて若干驚きを感じざるを得なかったのですが、この事業費を、そしてこの事業を本当に必要としている若者に行かなければならないはずのこれらのものが、委託...全文を見る
○吉川沙織君 是非厳しくチェックをしていただきたいと思いますし、キャパシティーを超えた基金が積まれるということにもなりますので、是非お願いしたいと思います。  最後になりますけれども、最初から申し上げてきましたとおり、現在、正社員や非正社員を問わず厳しい雇用状況が生じてしまって...全文を見る
11月25日第173回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○吉川沙織君 民主党の吉川沙織です。三人の参考人の先生方、今日は本当にありがとうございました。  今日は格差と貧困という観点からお話もございましたし、私自身も若年者雇用問題に特化していろいろ取組をしてまいりましたので、その観点から幾つかお伺いをさせていただきたいと思っています。...全文を見る
○吉川沙織君 ありがとうございました。  では続いて、先ほどから同僚議員から何人か質問出ていましたけれども、格差が民主主義の仕組みを脅かすという指摘、政治参加、影響力の格差という観点から阿部参考人にお伺いしたいと思います。  これもまた若い世代の投票率という観点に置き換えて少...全文を見る
○吉川沙織君 ありがとうございました。  同じ世代の中でもだれが、そしてだれに必要かというようなお話、すごくよく分かりました。  最後に、生活保護についてお伺いしたいと思います。  加藤参考人に。フランスの中では社会保護の中に入ってしまうのかもしれませんが、生活保護の漏給問...全文を見る
○吉川沙織君 漏給問題。日本では、本来受けられる人が六百万人ぐらい受けられていないというような状況があります。フランスでは、同じような問題は見受けられるんでしょうか。
○吉川沙織君 はい。ありがとうございます。