吉田忠智
よしだただとも
比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数2回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月10日 | 第177回国会 参議院 予算委員会 第6号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 本日、るる議論されております運用三号の問題でありますが、私は、この問題では厚生労働大臣の責任は否定しませんけれども、一つにはやっぱり厚生労働省の体質の問題、それから、厚生労働省、あの省庁再編で厚生省と労働省が一緒にな...全文を見る |
○吉田忠智君 今日はもう時間の関係でこれ以上議論しませんけれども、厚生労働大臣は給与を返上されるようでございますが、あくまでも、現段階で私は、大臣がこの問題を始めとして諸課題の解決に向けてしっかりリーダーシップを発揮していくこと、これが責任の取り方である、そのように考えております...全文を見る | ||
○吉田忠智君 全国の皆さんが期待しておりますので、是非早急に結論を出して上程をしていただきたいと思います。 次に、国民健康保険について、毎年三千億前後の構造的赤字が生じています。(資料提示)背景には、このパネルのとおり、国保の構成の変化があります。本来、国保は自営業者や農林水...全文を見る | ||
○吉田忠智君 しっかりこの課題については取り組んでいただきたいと思います。 今総理が、少し私がこれから質問しようとすることも一緒に話していただきましたが、企業が正社員を派遣やパートなど非正規労働者に置き換えてきた背景には、正社員であれば負担しなければならない雇用保険料、それか...全文を見る | ||
○吉田忠智君 ちょっと見解の相違もあるようでありますが、この点についてはまた今後議論をしたいと思いますが、いずれにしましても、国民健康保険に根差す重要な難しい問題もあるわけでありまして、今後しっかりその解決前進に向けて取り組んでいただきますように要請をしまして、質問を終わります。...全文を見る | ||
03月23日 | 第177回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 まず、この度の大震災で犠牲となられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。また、現在も昼夜を分かたず被災者の支援や原発事故対策に尽力されておられる皆様に深甚の敬意を表します...全文を見る |
○吉田忠智君 ありがとうございました。 | ||
03月24日 | 第177回国会 参議院 国土交通委員会 第2号 議事録を見る | ○吉田忠智君 おはようございます。社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 まず、この度の大震災で犠牲となられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災をされた皆様にお見舞いを申し上げます。 また、三月十四日の国土交通省緊急対策本部に傍聴させていただきましたが、...全文を見る |
○吉田忠智君 大臣からも今少しお話がありましたが、私は、一つは、やっぱり今後の東日本の復興をどうしていくのか、二つ目は、向こう三十年以内に首都直下型地震、また東海、南海、それから東南海地震が高い確率で発生することが想定をされておりますけれども、今回の震災を踏まえて今後の地震対策を...全文を見る | ||
○吉田忠智君 海上保安庁が今長官からお話がありましたようなそうした努力をされておられることにつきましては、敬意を表します。 ただ、データにつきましては、これは過去のものでありますし、これをもってパニックを誘発するというようなことはないわけでありまして、事故直後の海上でのデータ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 予測データを開示をすることで無用な被曝を避けることができますし、文科省のシミュレーション、SPEEDIが開示されるようになったことは評価ができます。しかし、危険性について国民に判断材料を与えないのは国民を愚弄していると思います。きちんと判断する素材を提供することが行...全文を見る | ||
○吉田忠智君 二点伺いますが、一点目は、各県の公営住宅、各都道府県も協力体制をしいていただいていると思っておりますが、各都道府県からこれについての要請、要望などが何か届いておりましたら、それをお聞かせください。 二点目が、資材の調達について苦労されていると思いますが、その点の...全文を見る | ||
○吉田忠智君 はい、まとめます。是非、困難を抱える被災者の皆さんにも寄り添ったサービスの提供、分かりやすい、利用しやすい制度にしていただくように要望申し上げたいと思います。 あと、通告しておりましたが、あしたの質問にまた回させていただきます。ありがとうございました。 | ||
03月24日 | 第177回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 まず、この度の大震災で犠牲となられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災をされた皆さんにお見舞いを申し上げます。 早速質問に入ります。 まず一点目が、JICAによる直接融資の復活についてでございます...全文を見る |
○吉田忠智君 途上国向けの事業は高いリスクや低い収益見込みが明らかで、何らかの体制的な手当てをするとしても、そもそもJICAにリスクや収益の評価能力があるのか、疑問であります。マイナスは即国民負担につながるわけでありまして、この震災被害に財政危機が重なる現在、政府の見込みは甘いと...全文を見る | ||
○吉田忠智君 水事業やあるいは環境、あるいは鉄道技術など、日本が有する技術を海外にどんどん展開をしていくというのは否定しませんが、あえて危険なものを売り込む必要はないと、そのように思います。 今回の事故に現れた原発プラントの信頼性低下、電気事業者の無責任などを公的資金により後...全文を見る | ||
○吉田忠智君 財務省。 | ||
○吉田忠智君 時間がもう来ておりますので、まとめたいと思います。 日本国内でもエネルギー政策の転換が叫ばれる中で、海外に危険で不安定な原発を輸出することは許されませんし、それに公的資金の保証をするという現在のスキームは再検討すべきだと考えております。 菅内閣の政治主導によ...全文を見る | ||
03月25日 | 第177回国会 参議院 国土交通委員会 第3号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。昨日に引き続いて質問をさせていただきます。 震災直後の十二日に、国土交通省総合政策局長と建設流通政策審議官連名で建設業団体に対しまして災害応急対策の通知を行いましたが、その現状についてどのようになっているのか、お伺いし...全文を見る |
○吉田忠智君 建設業団体の皆さんも今鋭意御努力をいただいていると、そのように認識をしております。 そして、建設業界の団体からは、資機材提供や役務提供等の支援について、費用負担のルール化や前払金の配慮を求める要望が出されております。応急対策に従事する人、あるいは被災地の地場の企...全文を見る | ||
○吉田忠智君 是非しっかり対応していただきたいと思います。 次に、バス事業者の関係ですが、被災地内外の地域公共交通を担うバス事業者が燃料を確保するのも困難な状況を受けまして、社民党は三月十六日に、東北地方太平洋沖地震に伴うバス事業関係燃料確保に関する緊急要望についてとする要望...全文を見る | ||
○吉田忠智君 迅速に対応していただきましたことには感謝を申し上げます。一義的にはこの燃料は経産省・資源エネルギー庁の所管でありますけれども、公共交通を所管をする国土交通省としてもしっかりまた今後とも努力をしていただきたいと思います。 次に、トラック輸送についてでございます。 ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 時間が来ましたので、最後、港湾局長並びに大臣に質問して終わりたいと思います。 港湾におきましても、全国港湾協会が中心になりまして、港湾労働者の皆さんも一体になって荷役体制の確保に取り組んでおります。こうした、るる申し上げました民間の皆さんの救援・復旧活動、この現...全文を見る | ||
○吉田忠智君 どうぞよろしくお願いします。どうもありがとうございました。 | ||
03月30日 | 第177回国会 参議院 国土交通委員会 第4号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 本法案は、踏切事故防止のため、特に地域の実情に応じ踏切の改良を促進するものでありまして、我が党としても賛成の立場でございます。 これまでの質疑で今後の課題についてはほぼ出されたわけでありますが、改めて、踏切の改良...全文を見る |
○吉田忠智君 どうぞよろしくお願いします。 大震災にかかわりまして、港湾の関係を何点か質問をさせていただきます。 改めまして、震災で亡くなられた皆様、被災された皆様、避難生活を余儀なくされておられる皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げます。 震災復興に向けた建設、運輸、...全文を見る | ||
○吉田忠智君 限られた財源の中でいかに港湾整備を進めていくか、住民サービスを向上させていくかという視点で、是非再考をお願いしたいと思います。 また、衆議院の国土交通委員会での港湾法の審議で、中島隆利議員の、価格競争、コスト削減で港湾労働者の労働条件の低下が懸念をされる、法改正...全文を見る | ||
○吉田忠智君 是非、今日はこれ以上議論しませんけれども、審議会のメンバーとして入れていただくように、また地方に対しても助言をしていただきますように要請をさせていただきます。 同じく、衆議院の国土交通委員会で、我が党の中島議員が港湾運送事業法に基づく指定港の拡大について質問をし...全文を見る | ||
○吉田忠智君 是非、早期の指定港化をお願いを申し上げたいと思います。港湾法改正につきましては、あしたまた引き続き議論させていただきます。 ありがとうございました。 | ||
03月31日 | 第177回国会 参議院 国土交通委員会 第5号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 港湾関係で働く労働者は、法改正による港湾経営の民営化や規制緩和により、コスト削減、価格競争が進み、港湾関係の労働者の賃下げや、長時間労働による安全衛生水準の低下など、自らの労働条件の劣悪化につながるのではないかと大変...全文を見る |
○吉田忠智君 昨年十月に私が馬淵大臣にしたときの答弁とほとんど変わらないんですよね、今の三井副大臣の答弁は。 この間の規制緩和によって、例えば、そうはいいましても港湾労働者の賃金は他の技術系労働者の基準内賃金に比べて月額十万円低いんですね。それから、総実労働時間も、これ月間百...全文を見る | ||
○吉田忠智君 今答弁のありました検討会が是非実を結ぶようにしていただきたいと思いますが、当事者としての国土交通省としてどのように取り組んでいかれますか。 | ||
○吉田忠智君 港湾法上、福利厚生施設の整備を担うのは港湾運送事業者であり、港湾管理者であります。規制緩和を推進する国土交通省としましても、弊害への手当てを厚生労働省に丸投げするというようなことではどうにもなりませんので、是非きちんと対処をしていただきたい、そのように思います。答弁...全文を見る | ||
○吉田忠智君 港湾の労働者がきちんとした労働条件を保障されるよう、国土交通省としてもチェックをしていただきたいと思います。 さて、現在、被災地では数社が共同して救援物資の荷役をしています。今後、貨物量が少なくなると予測される中、地方港でも港湾運送事業者が労働者を相互に派遣をし...全文を見る | ||
○吉田忠智君 港湾労使の合意が前提というような今答弁でございましたが、国交省としてやっぱり使用者側を説得する私は責任があると思うんですが、その点はいかがですか。 | ||
○吉田忠智君 労働者の皆さんの意見を聞くことに加えて、是非使用者側に対しても適切な助言をしていただきたい、そのことを要望しておきます。 最後に、大臣にお伺いします。 日米地位協定の第五条では、米国の船舶等が日本の港湾を利用できると定めています。一方、神戸市は神戸港において...全文を見る | ||
○吉田忠智君 地域主権を掲げる政権でもございますし、非核神戸方式には影響は及ばないと、そのように理解をいたします。 以上、終わります。 | ||
○吉田忠智君 引き続きで恐縮です。 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、港湾法及び特定外貿埠頭の管理運営に関する法律の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。 本法案は、選択と集中をうたい、国際戦略港湾となる京浜、阪神両港に政策資源を集中し、港湾経営を民間会社に委ね...全文を見る | ||
04月12日 | 第177回国会 参議院 国土交通委員会 第6号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 東京電力福島第一原子力発電所、とうとうチェルノブイリと同等のレベル七になりまして危機的な状況が続いておりますが、この間の現場の努力に敬意を表するとともに、社民党としましても早期収束のために最大限協力していく決意でござ...全文を見る |
○吉田忠智君 今、外務省から状況の説明をいただきましたが、いずれにしても、外務省としても的確な情報収集と情報提供に努めていただきたいと思います。 その上で、国交省としてどのような対策を現時点で講じているか、伺います。 | ||
○吉田忠智君 言うまでもなく、外航運送は物流の柱でありまして、今後の復興においても大きな期待が寄せられております。国土交通省として、放射線をモニタリングをし、正確な情報開示に努め、風評被害を防ぐとともに、万が一汚染が見付かった場合には出航を見合わせるぐらいの毅然とした対応を取るこ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 汚染水の推計は六万トンというふうに報道されております。私は、一万トンのメガフロートだけでは足りないのではないか、そのように、先ほど二万七千トン別途貯留するという話もありましたけれども、足りないのではないかと思っております。 今回のメガフロートも、現在、横浜港で一...全文を見る | ||
○吉田忠智君 危機管理の観点から極めて私は不十分だと思っております。 大臣、最後に、国土交通省として、洋上での放射能汚染水貯留対策にしっかり協力していくべきだと考えますが、お考えをお聞かせください。 | ||
○吉田忠智君 こうした意見があったというのを是非経産省としても受け止めて、しっかり検討していただきたいと思います。 以上、終わります。 | ||
04月14日 | 第177回国会 参議院 国土交通委員会 第7号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智であります。 議題に入る前に、大震災を受けての今後の航空産業、航空行政について質問をします。 東日本大震災は航空産業にも大きなダメージを与えています。震災を機に国内、国際とも旅客数が減少していると聞いておりますが、どのようになっ...全文を見る |
○吉田忠智君 いずれにしても、風評被害を克服をして旅客数が戻るように、国交省としても英知を結集してやっていただきたいと思いますし、また、震災後の復興のグランドデザインの下でも今後の航空産業をどのようにしていくのか、そんなようなことも将来展望をしっかり示していただきたいと、そのよう...全文を見る | ||
○吉田忠智君 地域の自治体、住民の理解を大切にして、しっかり対応していただきたいと思います。 次に、航空法の一部改正案についてでございます。 先ほども質疑がありましたが、具体的に、従来の事業用操縦士よりも訓練期間が短縮された准定期運送用操縦士の資格が創設されるわけでありま...全文を見る | ||
○吉田忠智君 今後とも安全性を、もう言うまでもありませんが、最優先にしっかり国交省としても対応していただきたいと思います。 次に、関連をしてJALの問題についてであります。 JALは、救援の人員、物資やボランティアの無償輸送を行うとともに、山形空港や仙台空港等、東北の空港...全文を見る | ||
○吉田忠智君 整理解雇です。 | ||
○吉田忠智君 やっぱりこういう震災を受けて、このような時期にこういう裁判が続く、これも長引きますから、余りいいことではないと思うんですね、JALにとっても。ですから稲盛会長もそのようなことも言われているわけですから、大臣、ひとつ稲盛会長に会われて何らかの解決する道はないのかどうか...全文を見る | ||
○吉田忠智君 できるだけ早くということをお願いしまして、質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
04月19日 | 第177回国会 参議院 国土交通委員会 第8号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 法案の内容に入る前に、大震災対策について簡潔に二点お伺いをします。 まず、地下鉄の復旧についてでございます。今回の大震災では、仙台市地下鉄も甚大な被害を受けました。こうした被害に対し、復旧費用を公共土木施設の災害...全文を見る |
○吉田忠智君 公営と申しましても、自治体も被害者でございまして、是非前向きに検討をいただきますようにお願いします。 次、二点目、福島県の仮設住宅についてでございます。大臣は十七日に福島県知事から、特に福島第一原発の事故に対応した計画避難地域の住民に対する仮設住宅の増設について...全文を見る | ||
○吉田忠智君 福島県の件だけ。 | ||
○吉田忠智君 特に、福島県の場合は地震、津波、それから原発という要因もありましてなかなか難しいところがあるのは承知をしておりますが、是非住民の皆さんの意向を最大限酌み取って対応していただきたいと思います。 それでは、本題に入ります。 まず、法改正の必要性についてでございま...全文を見る | ||
○吉田忠智君 やっぱりこの間の政策が、東京、大阪、大都市一極集中を助長していたという反省がないんですよね、率直に申し上げて。大臣も茨城県出身だからよく分かるんじゃないですか。 それで、仮設住宅の話もございました。七万数千戸が必要とされる中で、居住される方はまだ百戸。さらに、ま...全文を見る | ||
○吉田忠智君 金融機関はリスクが分散されるから評価するのは当然なんですね。もしリターンを求めて再開発するのであれば、せめて民間企業がリスクを取って行うべきであるということを申し上げたいと思います。 今、震災を受けて、改めて、今日るる議論がありましたように、防災の町づくりを求め...全文を見る | ||
○吉田忠智君 まとめます。 震災を受けまして、災害に強い町づくりを求める国民の期待にこたえていないと思います。国、公が国民の安全、安心を確保する責任を果たすべきであります。 残念ながら、本法案には賛同できないことを申し上げ、質問を終わります。ありがとうございました。 | ||
○吉田忠智君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、都市再生特別措置法の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。 反対の第一の理由は、今なすべきは、民間大企業による東京、大阪などの大都市再開発を税制、金融面で支援することではなく、東日本大震災からの復旧復興、被災地の一...全文を見る | ||
04月25日 | 第177回国会 参議院 予算委員会 第12号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 この度の大震災で被災をされた方々にお見舞いを申し上げますとともに、復旧復興に当たられておられる全ての方々の御労苦に心から敬意を表します。 原発事故の問題について質問をさせていただきます。 東京二十三区最多の八...全文を見る |
○吉田忠智君 先ほどの舛添委員の質疑の中では、原子力安全委員会の意見を踏まえたというふうに言われたじゃありませんか。 時間の関係でこの件について長々議論はできませんけれども、子供の命を犠牲にすべきではありません。見直しを強く求めます。 次に、東電の清水社長にお伺いします。...全文を見る | ||
○吉田忠智君 バックデータ、じゃ詰めた段階で提出できますか。 | ||
○吉田忠智君 はい。 | ||
○吉田忠智君 じゃ、委員長、是非提出していただきますようにお願いします。 | ||
○吉田忠智君 先ほどの作業員の資料も含めてお願いします。 続きまして、政府は第三者委員会で事故原因を検証すると表明をされています。しかし、収束までの損害の全体像を見通せない中、既に経産省等と東電の間で原発賠償機構構想が進んでいると報道されています。まないたの上のコイが国民に包...全文を見る | ||
○吉田忠智君 まず、仮払いは本当に、先ほど議論がありましたように、しっかりしなければなりません。しかし、いろいろな報道なりを聞いていますと東電を支援するスキームがどうも進んでいるような印象を受けておりますから、その点についてはしっかり指摘をさせていただきたいと思います。 次に...全文を見る | ||
○吉田忠智君 是非、国民が納得するような形で対応していただきたいと思います。発送電の分離、地域独占の廃止は、自然エネルギー導入促進にとりましても不可欠でございます。 社民党は、これからも脱原発、エネルギー政策の転換、電力供給体制の抜本的な見直しに向けてこれから徹底的に議論をし...全文を見る | ||
04月26日 | 第177回国会 参議院 国土交通委員会 第9号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。 一部重複するところがありますが、確認の意味で簡潔に答弁をお願いをいたします。 まず、本題の前に、震災関連で一点質問します。 阪神大震災でも、仮設入居の高齢者の孤立が大変大きな問題となりました。今回の被災地も高齢化率の...全文を見る |
○吉田忠智君 しっかり取り組んでいただきますようにお願いします。 次に、法案について四点質問します。 サービス付き高齢者向け住宅ということで誤解が生じかねないんですけれども、あくまでも住宅に付随するのは安否確認、生活相談などの常駐サービスでありまして、介護サービスは一般の...全文を見る | ||
○吉田忠智君 しっかり指導していただきたいと思います。 退去時に入居一時金をめぐってトラブルが生じることも予想されますが、どのように対応されますか。高齢者の権利を保障するシステムが必要であります。都道府県の監督強化といいましても、都道府県も手いっぱい。評価や苦情受付などに弁護...全文を見る | ||
○吉田忠智君 次に、高齢の方ですから要介護度の進展による利用料増、滞納等も考えられます。退去せざるを得なくなったとき、都道府県が必要に応じて他の適当な賃貸住宅等へ円滑に入居するために必要な助言や援助を行うとされておりますが、弱いのではないでしょうか。セーフティーネットは確保されて...全文を見る | ||
○吉田忠智君 制度として機能すれば大きな意義を持つわけでありますが、副大臣が言われましたように、居住支援協議会の設置が大変遅れております。これをいかに早期に設置をしていくかというのが大きな課題でございまして、国交省としてもしっかり支援をして高齢者の居住を確保していただきますように...全文を見る | ||
○吉田忠智君 しっかり措置をしていただきたいと思いますし、情報の提供と監督についてしっかり努めていただきたいと思います。 特養の待機者は四十二万人とも言われております。高齢者の所得格差は大きく、低所得で重度の要介護者も多数おられます。サービス付き高齢者住宅が公的介護施設の不足...全文を見る | ||
04月28日 | 第177回国会 参議院 国土交通委員会 第10号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 震災から一か月半がたちました。改めて、被災をされ、困難な生活を余儀なくされている皆さんに心からお見舞いを申し上げます。 両法案でありますが、いずれも震災に対応する緊急かつ必要最小限の法改正でありまして、賛成です。...全文を見る |
○吉田忠智君 厚生労働省も頑張っていただいておりますし、また各県、各自治体からも応援をいただいていると、そのように聞いております。まだまだ、御指摘のように、お話ありましたように、回数の問題もあるようですから、しっかり取り組んでいただきたいと思います。 そのことに関連をしまして...全文を見る | ||
○吉田忠智君 今報告を受けました被害状況を踏まえて大臣にお伺いしますが、復旧に向けて国交省はどのような取組をしていますか。特に、緊急の課題であります今後の梅雨の雨水処理も含めてお聞かせください。 | ||
○吉田忠智君 下水道工事等について、今回の法案は、被災し自ら対応できない自治体からの要請に基づき県が工事を代行するもので、必要な法改正である、そのように考えております。 一方、何とか人材資源をやりくりして汚水流入のある十二か所の下水処理場で仮設の沈殿池を設置したり、管渠につい...全文を見る | ||
○吉田忠智君 しっかり対応していただきたいと思います。 報道によれば、与党の部門会議で復旧復興に向け、下水関連にPPPなど民間事業者が計画段階から参加し、運営を任せる手法の導入が検討されていると言われております。PFIなどにより広い範囲で民間の関与を求めるもので、今まで以上に...全文を見る | ||
○吉田忠智君 これまでともすれば官から民があたかも全て善であるかのような政策が進められて、実態の上では安全、安心が脅かされる状況も指摘をされているわけでございます。 確認をしますが、あくまでも国土交通省としては自治体の主体性に委ねて支援をすると、ニュートラルであるということで...全文を見る | ||
○吉田忠智君 終わります。ありがとうございました。 | ||
04月28日 | 第177回国会 参議院 総務委員会 第10号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社民党・護憲連合の吉田忠智でございます。 若干先ほどの質疑で重複する部分もありますけれども、確認の意味でお答えをいただきたいと思います。 三法案につきましては、昨年の通常国会でも社民党は賛成をしております。文言の修正等もありましたけれども、基本的には賛成でご...全文を見る |
○吉田忠智君 社民党は、昨年の法案審議以来、保育を例に取りまして、居室面積基準の緩和、子供の命にかかわる最低基準を自治体の条例に委ねた場合に保育水準の切下げにつながるのではないかと批判してまいりました。特に、日本の保育の基準は約六十年間ほとんど変わっておりません。先進国の中で最低...全文を見る | ||
○吉田忠智君 基準の緩和が子供の命にかかわるような保育の事故につながるのではないかという懸念が社民党にも多数寄せられております。保育施設も含めて児童福祉施設の基準の緩和によりどのような影響があるのか、調査をしっかりすべきと考えますが、いかがでしょうか。 | ||
○吉田忠智君 〇九年の十二月から一年間の保育施設における事故報告集計が本年一月十一日に公表されましたが、初めての取組であると聞いております。是非、基準を緩和した地域、維持した地域を比較できるような調査報告をお願いをしたいと思っております。 次に、総務省は昨年末、「指定管理者制...全文を見る | ||
○吉田忠智君 指定管理者制度について、大臣は、結果として官製ワーキングプアを生み出すような制度はいかがかと問題提起をされていました。私も、昨年の予算委員会で大臣にも質問させていただきましたが、おっしゃるとおりだと思います。 例えば民間保育園は国の運営費により運営され、公立保育...全文を見る | ||
○吉田忠智君 私も、今日の質問の前に、特に警戒区域の八市町村の今の自治体の機能がどうなっているのか、あるいは住民がどういう形で避難をされておられるのか、資料を欲しいと言ったんですけど、届きませんでした。多分そういうことが十分まだ把握されていないような段階ではないか、そのように思い...全文を見る | ||
○吉田忠智君 一義的には、原子力被害対策本部ですか、ここが中心になってやられまして、平岡副大臣がそのメンバーとして、一員として入られている、そのように聞いておりますけれども、この原子力というのは国策として国が進めてきたことでありまして、単に自治体を支援するということにとどまらず、...全文を見る | ||
○吉田忠智君 昨日の朝のテレビニュースをちょっと見ておりましたら、避難所におられる若い人が、避難生活をされておられる若い人が自ら何か思い立って避難所のお世話をされるボランティアをされるという話がありまして、それを受けて、当該自治体なり県がそういうボランティアの何かうまく機能するよ...全文を見る | ||
05月01日 | 第177回国会 参議院 予算委員会 第13号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 この度の大震災で亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災をされ困難な生活をされておられる皆さんに心からお見舞いを申し上げます。 まず、総理にお伺いをします。 先ほどもお話がございましたが、今回...全文を見る |
○吉田忠智君 是非そうした決意で進めていただきたいと思います。 野田大臣が手を挙げておられましたのでちょっとお伺いしますが、今回の補正予算を編成するに当たってどのようなことに留意をされたのか、お伺いします。 | ||
○吉田忠智君 予算規模については、社民党はもう十兆円程度のものを一気にやったらどうですかということは提案をさせていただきました。ただ、歳出の内容については、もう当面の復旧に必要なことということで、この点については問題ありませんが、問題は歳入の部分、財源の問題でございまして、少なく...全文を見る | ||
○吉田忠智君 議論がありましたように、第一次補正では国債を出したくないという私は不要なこだわりが時間を要したのではないか、そのように思っておりまして、そのことを反省してこれからの第二次補正予算編成に当たっていただきたいと思います。 そこで、今後の復興財源についてどのように考え...全文を見る | ||
○吉田忠智君 内々には消費税の増税も検討されているように聞いております。増税そのもの、もちろん問題がありますが、特に消費税については、御案内のとおりの逆進性があることに加えて、これやっぱり被災をされた地域の皆さんにもかかわるわけですね。どなたか言われましたように、戻し税などという...全文を見る | ||
○吉田忠智君 是非消費税を復興財源には使わないということを明言をしていただきたいと思いますが、いかがですか。 | ||
○吉田忠智君 はっきり明言していただかなかったのは残念でありますけれども、いずれにしても復興財源につきましては、るる議論がありましたように、国債整理特別会計や、我が党の又市副党首も先般決算委員会で申しましたが、外為特会などの特別会計、いわゆる埋蔵金、こういう非常事態でありますから...全文を見る | ||
○吉田忠智君 そのためにはやっぱり法的な措置が前提じゃありませんか。 | ||
○吉田忠智君 こういうときに、テレビが入っているわけですから、国民の皆さんや中小企業の皆さん、立ち上がろうとする農業、漁業者の皆さんにメッセージを発していただきたいんですよ。債務免除益課税の回避や金融機関に対する無税償却の容認、公的資金の注入や不良債権の買取り、こうしたことをする...全文を見る | ||
○吉田忠智君 警察も自治体も取り組んでいただいていると思いますけれども、手が回らない避難所も多くて、結果的に大きな避難所に支援が偏っていると聞いております。避難所、被災地に女性や子供だけの利用スペースを設ける、あるいは風呂やトイレの構造をチェックをする、見回りに複数の女性を必ず入...全文を見る | ||
○吉田忠智君 しっかり取り組んでいただきたいと思います。 次に、被災市町村への人的支援についてでございます。私の友人が、大分県の人ですが、被災市町村に応援に行きまして、是非取り上げてほしいという話でございました。 甚大な被害を受けた市町村は、発災以来、市町村の職員の皆さん...全文を見る | ||
○吉田忠智君 行った方から、お話のございましたように、もうやっぱりでき得れば一年以上の長期間の派遣にしてもらいたいというお話もございました。出す側の都道府県や市町村もこの間の行革で定数削減が進んでおりまして、厳しい中で出しております。そのことも、出す側のところもフォローもしっかり...全文を見る | ||
○吉田忠智君 いいですか、一点。 各省庁の職員の皆さんも、この間、不眠不休の仕事をされてこられました。大臣全員の皆さんに聞きたいところですが、代表して防衛大臣。 自衛隊の皆さん、今回、史上最大規模の応援を入っていただいて本当に被災地で御苦労されておりますが、この給与を引き...全文を見る | ||
○吉田忠智君 本当に慎重に検討していただきたいと思います。 もう未曽有の震災に対応する大胆な被災者支援、これを取り組んでいただくように要請をしまして、質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
05月02日 | 第177回国会 参議院 総務委員会 第11号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。特別交付税一千二百億円につきましては、社民党として賛成でございます。そうした立場で、まず二点質問をさせていただきます。 本日の質疑において述べられておりました千二百億円のメニューは、被災自治体あるいは応援自治体が実際に...全文を見る |
○吉田忠智君 今日も議論もありましたし、昨日私も予算委員会で質問させていただきましたが、やっぱり従来とは全然違った形での全国的な派遣ということが出てくると思いますし、そうしたことはある意味では財政、もう必要なものはしっかり手当てするんだと、財政当局についても要求するんだと、そうし...全文を見る | ||
○吉田忠智君 復興会議でもこれから議論がなされると思うんですけれども、何班かに分かれて今まさに現地に行かれているようですけれども、やっぱり当然のことながら、しっかり住民視点といいますか地域視点、ボトムアップでしなければならない事柄だと思いますけれども、そうした点において総務省の役...全文を見る | ||
○吉田忠智君 どうぞよろしくお願いします。 次に、東電の事故に応援に行っていただきました消防職員の皆さんの被曝管理、放射線被曝対策について質問をさせていただきます。 この度の事故における、東京消防庁のハイパーレスキューの皆さんを始め消防の皆さんの活動には本当に敬意を表した...全文を見る | ||
○吉田忠智君 百ミリシーベルトを下回っているとはいいながら、二十七ミリシーベルトというのは、がんや白血病の発症が心配をされる高レベルの私は深刻な被曝だと思っています。 厚生労働省は、今回の事故対応に当たって、原発作業員の方に緊急の健康診断を実施するように求めたり、追跡調査がで...全文を見る | ||
○吉田忠智君 被曝線量の管理手帳というものは特に考えていませんか、今のところは。 | ||
○吉田忠智君 状況を見ながらまた検討いただきたいと思います。 敷地内の写真を見ますと、被曝したと思われる消防車両が多数乗り捨てられております。大変悲惨な光景が広がっているわけでございますが、原発事故対応で東電に貸与した消防車両などの状況はどうなっているのか、また、自治体として...全文を見る | ||
○吉田忠智君 先ほども議論がありましたように、一義的にはやっぱり東電にしっかり求償する必要があると思いますし、その補償金を決める委員会に対しても消防庁としてしっかり請求していただきたいと思いますが、どうですか。 | ||
○吉田忠智君 終わります。 | ||
05月19日 | 第177回国会 参議院 国土交通委員会 第12号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 四月三十日に福島県郡山市の県中浄化センターで下水汚泥から高濃度の放射性物質が検出された問題で、私も、汚泥を運搬するトラック運転手の皆さんからの要請を受けまして、五月十日に省庁からヒアリングをさせていただきました。関係...全文を見る |
○吉田忠智君 次に、厚労省にお伺いをしますが、下水処理場、ここから脱水汚泥を受け入れるセメント工場、運搬するトラック運転手等の労働者が被曝をするおそれはないのでしょうか。現状どのような規制が設けられているのでしょうか。これらは日常的には放射性物質を扱わない事業所、労働者ですから、...全文を見る | ||
○吉田忠智君 ありがとうございました。 そこで、国交省にお尋ねしますが、汚泥を運搬するトラック運転手等の被曝管理はどうなっているんでしょうか。 | ||
○吉田忠智君 しっかり指導をしていただきたいと思います。 そこで、また厚労省にお伺いしたいんですが、電離則が適用される下水処理場は具体名でいうとどこでしょうか。 | ||
○吉田忠智君 東京都についても一キロ当たり十七万ベクレルという高濃度の放射性物質が検出されたという報道がなされています。 これは元素ごとにということになっていませんで、一括、まとめてということになっておりまして、やっぱり正確な情報把握が必要だと、そのように思いますし、電離則の...全文を見る | ||
○吉田忠智君 厚労省にまたお伺いしますが、電離則が適用されるセメント工場はありますか。 栃木県佐野市の住友大阪セメント栃木工場では、震災以降四月三十日までの間に県中浄化センターからの下水汚泥九百二十八トンを受け入れておりますが、電離則の適用の有無が明らかではありません。確認し...全文を見る | ||
○吉田忠智君 次に、原子力災害に関する補償についてですが、下水処理場も、これは文科省と国交省にお伺いしますが、セメント工場も東電原発事故の被害者でありまして、下水汚泥の対応に特別の出資があれば原子力損害として東京電力により補償されるべきであります。セメント工場や出入りのトラック運...全文を見る | ||
○吉田忠智君 一点いいですか。 | ||
○吉田忠智君 分かりました。 じゃ、今後ともしっかり対応していただきますようにお願いします。 ありがとうございました。 | ||
05月20日 | 第177回国会 参議院 予算委員会 第16号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 福島第一原発、一号機だけでなく二号機、三号機も地震直後にメルトダウンしていた可能性が明らかになりまして、東京電力は五月十七日に新たに工程表を出し直しました。東京電力に対する信頼はまたも大きく裏切られたと、そのように言...全文を見る |
○吉田忠智君 当初、水棺化と言っておりましたが、そういうことを言っておりましたので、メルトダウンをしていたとは、そのことを把握していなかったとは思いますけれども、いずれにしてもキーワードは私は信頼性だと、そのように思います。この原発によって避難をされている方々あるいは風評被害を受...全文を見る | ||
○吉田忠智君 総理から力強い決意のお言葉をいただきましたが、この法案を成立させることが、私は脱原発、エネルギー政策の転換、総理自身の強い決意を内外に伝えることになる、そのように思いますし、是非、現場の皆さんに総理から強く要請してください。 次に、地方交付税削減の動きについて質...全文を見る | ||
○吉田忠智君 総理に伺いますが、権限のないことをこうした形でマスコミにリークをして、そして世論操作をして既成事実化したのは、これまで財務省は何回もこういうことをやっているんですよ。このような時代遅れのようなことをしないようにしっかり財務省を指導していただきたいと思いますが、総理、...全文を見る | ||
○吉田忠智君 じゃ、そういう形で交付税の削減を行わないということで確認してよろしいですね。 | ||
○吉田忠智君 今も、先般の予算委員会でも私質問させていただきましたが、全国の自治体が被災自治体の応援を一生懸命やっています。厳しい定数事情の中でもうひねり出して、それでそれに必要な財源もしっかりそれぞれ生み出して努力しております。 東北は自然エネルギーの宝庫であります。自然エ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 先ほどの質問も併せてですが、菅総理が自然エネルギーを促進していこうとするなら、地方の活力、創造力をそぐような、先ほどの給与の問題も含めて、そういうことは絶対取るべきではない、そのことを申し上げまして、質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
06月07日 | 第177回国会 参議院 国土交通委員会 第15号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 私は、鉄道・運輸機構の特例業務勘定の利益剰余金につきましては、昨年の国土交通委員会で、返納額は機構が国から補助金として受け取った五千五百億円にとどめ、残りは鉄道を中心とする交通体系や社会資本整備に使うのが筋だと主張し...全文を見る |
○吉田忠智君 現在の事業でも、例えば幹線鉄道等活性化事業の中の鉄道貨物輸送力増強事業などもありますけれども、補助率が十分の三や十分の二ということで、執行率そのものも低い状況でもございます。大臣からもお話がございましたが、CO2削減は政府全体の課題でもあります。是非、これはやっぱり...全文を見る | ||
○吉田忠智君 民間企業とはいいましても、公共交通事業者は公共財としての交通網を維持するという社会的な責務を負っております。先ほど大臣からもお話がございましたが、バスも含めて私鉄にも経営努力をしながら赤字路線を維持している事業者はたくさんあります。政治の側がJRに整備新幹線を推進さ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 この東九州の鉄道についてもこれからしっかりまた質問させていただきますし、高速道路も東九州はまだミッシングリンクでありまして、つながっておりません。しっかりまたこれから私なりに調査をして質問させていただきますので、どうぞまたよろしくお願いします。 ありがとうござい...全文を見る | ||
06月14日 | 第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 発災後三か月が経過をしました。亡くなられた方々の御冥福をお祈りを申し上げますとともに、御遺族に心からお悔やみを申し上げます。行方不明者の一日も早い安否確認をお祈り申し上げ、被災された全ての皆様にお見舞いを申し上げます...全文を見る |
○吉田忠智君 私の経験を通しても、今の日本の省庁のありよう、行政機構のありよう、それから行政の進め方を考えるならば、なかなか難しい点が多いのではないか、そのことを心配をされたからこそ最初の政府案の中には附則に盛り込まれていたのではないか、そのように考えています。 先ほど、加藤...全文を見る | ||
○吉田忠智君 この復興庁の在り方については、またこれからしっかり議論してまいりたいと考えております。 復興特区について盛り込まれたわけでありますけれども、聞くところによれば、政府の中でもこの復興特区については早い段階から検討されていたようでございます。 私は、復興構想会議...全文を見る | ||
○吉田忠智君 いずれにしても、未曽有の大震災でございまして、従来の法律の枠組みや発想から出ないと被災者の皆さんの思いにこたえることはできない、そのように考えておりますので、しっかりまた検討して、できるものからどんどん出す、それが被災者の皆さんに対するメッセージになると、そのように...全文を見る | ||
○吉田忠智君 委員長、この特別委員会は、現状、様々な課題を解決しなければならない特別委員会ですから、三県で四十二のたしか被災自治体がございます。それぞれの実態がどうなっているのか、そして今の現状をとらえて、これからどういうふうに、今の様々な遅れを取り戻すためにどういうふうな解決策...全文を見る | ||
○吉田忠智君 それから、最後に、私も社民党調査団の一員として岩手県庁、それから宮城県庁、それから宮古市、石巻市、名取市を訪れました。それぞれの自治体は復旧作業に、瓦れきの処理もそうですし、仮設住宅もそうですし、様々な遺体の収容などなど、とにかく国の予算がもう足りないけれども待って...全文を見る | ||
○吉田忠智君 どうもありがとうございました。 | ||
06月16日 | 第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 三人の参考人の皆様方には、先ほどの意見陳述また質疑の中で大変貴重な御提言をいただきまして、誠にありがとうございました。三人の参考人の皆さんに一括して質問をさせていただきたいと思います。 まず、藻谷参考人に対してで...全文を見る |
○吉田忠智君 大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。 終わります。 | ||
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 三人の参考人の皆様方には、お忙しい中、貴重な御意見、提言をいただきまして、ありがとうございました。三人の方に一括順次質問をさせていただきたいと思います。 まず、栗田参考人に対してでございますが、今後のボランティア...全文を見る | ||
○吉田忠智君 ありがとうございました。 以上で終わります。 | ||
06月20日 | 第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 総理には大変失礼な言い方になるかも分かりませんが、昨年、菅総理が就任以来、消費税増税発言や大企業法人税率の引下げ、TPP問題、また普天間問題への対応、そして今回の不信任決議案などの一連の経過を見ますと、一連の総理の言...全文を見る |
○吉田忠智君 私は、総理の思いをしんしゃくしますと、今原発からの撤退を総理が口にするといろんな抵抗に遭う、そういう意味では段階的に原発の依存率を下げていきたいと総理は思っておられるのではないか、そのように考えております。 今回の原発事故を受けまして、福島県も脱原発を復興基本理...全文を見る | ||
○吉田忠智君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、東日本大震災復興基本法案に賛成の討論を行います。 発災後三か月以上、一体何に時間を費やしてきたのかというのが国民多数の意見です。政治は率直に反省しなければなりません。 基本法には、復興の司令塔となるべき復興庁が明記されま...全文を見る | ||
07月11日 | 第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。本日はこの法案に対する一番最初の質疑でございますので、基本的な事項について質問をさせていただきます。 社民党は、原発事故被害者に一刻も早く補償すべきという点で、提案者の皆様と思いを共有しております。法案をおまとめいただ...全文を見る |
○吉田忠智君 自民党の皆さんの中にもいろんな考え方があって大変に悩ましい、厳しい議論をされておられるのは承知をしております。 そこで、自民党は独立した事故調査委員会を国会に置く議員立法を作っておられると、そのように聞いておりますけれども、谷垣総裁は徹底的な検証を訴えておられま...全文を見る | ||
○吉田忠智君 その委員会につきましては我が党もしっかり参画をさせていただきたいと、そのように考えております。 次の質問に移らせていただきます。 自民党の塩崎恭久議員は、東電はJAL同様に企業再生支援機構の下で法的手続を取るべきと主張され、あるいは河野太郎議員も東電の会社更...全文を見る | ||
○吉田忠智君 私も今答弁をいただきました礒崎議員とこの賠償機構法案については考え方は近いわけでありますけれども、やはりどうしても、先ほども議論がありましたけれども、今の東電の体制あるいは電力供給体制そのものを温存している、する、そういうふうに受け止められる法案になっているわけです...全文を見る | ||
○吉田忠智君 そこがやはりこの法案の眼目であり、課題ではないか。いかにその本払いをしっかりさせるかということを担保させるかというのが極めて重要な課題ではないかと思います。その点については、また今後議論させていただきたいと思います。 基金でありますけれども、基金による事業は、特...全文を見る | ||
○吉田忠智君 それでは最後に、政府、和田政務官にお伺いをいたします。 先ほども議論がありましたけれども、政府の意向を受けまして、これは議論はまだないんですけど、与党が提案者との修正協議に入ったと聞いております。政府としてこの法案をどう評価をされ、どのような理由で具体的にどうい...全文を見る | ||
○吉田忠智君 また各論については今後議論させていただきます。 ありがとうございました。 | ||
07月14日 | 第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 加害者である東電が被害者にきちんと補償するよう政府が求め、東電が迅速に応じていれば、そもそもこの法案は不要だったわけでありまして、両者には猛省を促したい、そのように思います。 まず、政府に二点お伺いをいたします。...全文を見る |
○吉田忠智君 残念ながらといいますか、チェルノブイリという過去の経験があるわけでありまして、そういう、この区分けと対応ということで、こういう形で対応されているわけでありまして、こういう区分をしっかりして、そして一つ一つの事例に当たってどうきめ細やかに対応していくのか、そういうこと...全文を見る | ||
○吉田忠智君 市販されている一般の肥料が年間約一千万トン、汚泥肥料は百三十九万トンと言われておりまして、約一四%、化学合成肥料、それから窒素肥料の次に多いということでございます。 あえて、危険、この放射性物質が含まれているものをなぜわざわざまかなければならないのか、その基本的...全文を見る | ||
○吉田忠智君 是非、見解が分かれるというか、ちょっと理解がしかねますけれども、是非再検討をしていただきたいと思います。 次に、提案者に質問をします。自治体による東電損害賠償の請求についてでございます。具体的な事例が出ましたので、そのことに即して質問をさせていただきます。 ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 そのことと関連して、前回もこのことを申し上げて、具体的な答弁までは求めませんでしたけれども、損害賠償請求権の行使についてでございます。 基金から被害者に補償された場合に、損害賠償請求権が行使をされずに、その成否が判明しなければいつまでもグレーな支出のままとなって...全文を見る | ||
○吉田忠智君 この法律がもし成立をした暁には、是非政令でそうしたところもしっかり盛り込んでいただきますように要望しまして、私の質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合を代表して、平成二十三年原子力事故による被害に係る緊急措置に関する法律案に賛成の討論を行います。 賛成の理由は、本案の立替払のスキームにより、被害者への迅速な補償が可能となるからであります。原発事故が起きて四か月が経過をしました。千二百億円は...全文を見る | ||
07月22日 | 第177回国会 参議院 予算委員会 第22号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 まず、総理に伺います。 この間の市町村合併と行革で東北の被災三県では、ここ十年で市町村数が約半分、職員数も二〇〇六年から軒並み一〇%近い減となって広域化、職員減が進んでいます。被災者のアンケートでも、合併の影響に...全文を見る |
○吉田忠智君 総理はいかがですか。 | ||
○吉田忠智君 私は、やっぱりこの間の市町村合併がどうだったのかというのをしっかり検証すべきだと思いますし、また、予算委員会や復興特別委員会で、四十二市町村あると思いますが、被災自治体の体制確立について何回も質問して提起をしてまいりました。まだまだ十分でないと聞いておりますし、しっ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 ただ、その制度は臨時職員ということで制度上短期になりますから、是非私が提案した内容も前向きに検討していただきたいと思います。 総理、政府部内でもう既に検討されているというふうに聞いておりますが、被災自治体にとって自由度の高い一括交付金や基金を是非、今回は第二次補...全文を見る | ||
○吉田忠智君 是非よろしくお願いします。 東電福島原発事故発生以来、四か月と十一日が経過をしました。事故現場で作業に当たられている方々の御労苦に、まず感謝を申し上げます。 社民党は七月七日に原発震災・被曝ホットラインを行い、私も電話で相談を受けました。福島県内の皆さんはも...全文を見る | ||
○吉田忠智君 福島第一原発の放出放射能の合計は、チェルノブイリが五百二十万テラベクレルと言われておりますが、その三割に当たると推計されています。チェルノブイリではこのパネルのように汚染区分ごとに対策を取りました。(資料提示)強制移住区域、一時移住区域、そして移住権を与えて居住区域...全文を見る | ||
○吉田忠智君 きめ細かくないんですよね、後手後手に回っている。体系立ってないんですよ、放射線対策。だから、社民党のホットラインでも本当に心配される声が寄せられているんです。そのことをしっかり受け止めていただきたいと思うんです。 三十キロ圏内避難者への補償は、災害救助法に基づく...全文を見る | ||
○吉田忠智君 総理、三十キロ圏外の避難者に対して放射能汚染に着目した支援、具体的には義援金や医療費の減免、東電による仮払い補償金、生活保護などの生活支援、雇用保険の待期期間の特例的な短縮、保育園や学校への転入支援など、原発被災者に寄り添った避難者サポートを提供すべきではないかと考...全文を見る | ||
○吉田忠智君 しっかり体系的に国民の皆さんに安心を与えるような施策を進めていただきたいと思います。 このように、文科省のモニタリングの結果を見ても、放射能汚染は三十キロ圏を超えて広範囲に及んでいます。一方、現行の防災指針に基づく防災対策を重点的に充実すべき地域、EPZの目安は...全文を見る | ||
○吉田忠智君 ありがとうございました。 | ||
07月27日 | 第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 社民党も、二重ローン問題の解決のために、債権買取り機構を含む特別立法を求めてまいりました。その点で提案者の皆様とお気持ちは同じでございます。法案をおまとめいただきまして大変丁寧な対応をしていただきました片山さつき議員...全文を見る |
○吉田忠智君 従来、政府は、私有財産の形成は自己責任によるべきであって、税金による支援は認められないとの立場を取ってきました。これは、そういう姿勢というのは私は変わっていないと、そのように思います。そうした自己責任論が阪神・淡路大震災やその他の中越、中越沖地震など多くの被災者の生...全文を見る | ||
○吉田忠智君 自民党さんが政権を担われているときに、私どもの受け止めとしては、やっぱり自己責任論というのが基調にあったと思いますが、今、片山議員の答弁によりますと、そういうところも、やっぱり基本的なそういう考え方も改めたといいますか、そういうふうに受け止めていいわけですね。 | ||
○吉田忠智君 分かりました。 この法律の肝の部分なんですけど、過去の災害で二重ローンを負った国民もおられるわけですよね。そうした国民の皆さんにどう対処するのか、この法律を考え、議論する上でですね。その点についてはいかがでしょう。 | ||
○吉田忠智君 同様に、今後の災害において今回のような立法措置に基づく二重ローンの買取りスキームが用意されるべきかどうか、その点についてもお伺いします。 | ||
○吉田忠智君 今回、政府案でも本法案でも、住宅ローンや自動車ローンなど事業性の希薄な個人の二重ローン対策は、買取り機構ではなく個人版私的整理ガイドラインによる処理に委ねられました。このことについては一定の前進であるわけですが、その点についての理由ですね、どういう理由からでしょうか...全文を見る | ||
○吉田忠智君 個人の課題については、また今後とも議論をさせていただきたいと思います。 一刻も早い被災地の復興につなげるため迅速な債権買取りが必要となるわけでありますが、機構の人員、組織はどのようにつくっていくおつもりですか。政府が二重ローン対策で活用する予定の産業復興相談セン...全文を見る | ||
○吉田忠智君 ありがとうございました。 そこで、債権者である銀行間、あるいは債務者である被災者間の取扱いの公平公正の確保が必要でありますし、課題になると思うんですが、どのような措置を考えておられるのか、お伺いします。 | ||
○吉田忠智君 中でも買取り価格の適正化というものは、費用が国民負担であるという理由もあって、言うまでもなく極めて重要でございます。買取り機構の価格決定は誰がどのように決定をするのか、決定に際しては、救済、買取りの迅速性と時価の適正性、透明性の両者のバランスが重要と考えますが、それ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 残された課題については、また明日質問させていただきます。 ありがとうございました。 | ||
07月28日 | 第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第11号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 冒頭、発議者に確認をさせていただきます。 機構が債権を買い取っても、全額を放棄しなければ債権としては残るわけであります。将来、機構により債権の執行、債務の履行請求がなされて、そしてそれによって破綻するような事態が...全文を見る |
○吉田忠智君 ありがとうございました。了解をいたしました。 以上で発議者に対する私の質問を終わりまして、あと、この債権買取り、それから私的整理、それから法的整理といういろいろな方法があるわけですが、やっぱりこれはパッケージとして行政、政府がしっかり責任を負わなければならない、...全文を見る | ||
○吉田忠智君 予想された以上の積極的な答弁をいただいたと、そのように思っております。ありがとうございます。 一方で、中小企業庁などは二次補正における予算措置で二重ローンに対処することは可能だと言われているわけですから、やはり問題の全体像、そのうち予算措置の機構に乗ってくるもの...全文を見る | ||
○吉田忠智君 なかなかそこがちょっとかみ合わないところがやっぱりあるんですけど、いずれにしても、個人版の私的整理について過去に例のない膨大な事務処理が必要になってくると思われます。円滑な被災者支援を進める上で専門家らの人員確保が大きな課題となるわけでありますが、それについてやっぱ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 最後に質問しました財政的な支援はいかがですか。 | ||
○吉田忠智君 前向きな答弁をいただきまして、ありがとうございました、最後のところは。 被災者支援のために事業者の二重ローン対策は国が責任を持つが、被災者個人の私的整理は民間金融機関と債務者の話合いに全て委ねるというのは私はやっぱりバランスを欠いているというふうに考えます。 ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 是非、二重ローン問題を抱える被災者の間に不公平感が生じないように、金融庁、法務省、政府としてもしっかり前向きに取り組んでいただきたいと、このように考えております。 るるお聞きをしていただきましたように、政府の現状の二重ローン対策は問題の全体像から出発していないと...全文を見る | ||
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合を代表し、株式会社東日本大震災事業者再生支援機構法案並びに修正案に賛成の討論を行います。 賛成の第一の理由は、本法によって特別の立法措置がなされ、法的根拠をもって債権買取りがなされることです。これは、政治から、国会からの、被災者、被災地ととも...全文を見る | ||
08月11日 | 第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第15号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 本日で発災から五か月となりました。改めて被災者の皆さんにお見舞いを申し上げます。 社民党は、発災直後から瓦れき処理を国の責任で加速することを求めてまいりました。この度、政府案、野党案、統合する形で修正協議が調いま...全文を見る |
○吉田忠智君 大臣も言われましたけれども、五月二十日付けの東日本大震災に係る被災地における生活の平常化に向けた当面の取組方針では、生活環境に支障が生じ得る災害廃棄物を本年八月末を目途におおむね撤去するということが明記されております。 お話にありましたように、八月九日現在、仮置...全文を見る | ||
○吉田忠智君 自治体の事務負担というのは、補助率が高くなってもやっぱりほとんど変わらないんですね。変わらないというか、今回ニューディール基金によって増えたということもあるでしょう。被災自治体は、とにかく合併、行革による正規職員の減や臨時職員による置き換え、あるいはルーチンワークで...全文を見る | ||
○吉田忠智君 いずれにしても、放射性物質にかかわる処理についての議員立法もこれから検討されているようですから、そうしたことも踏まえてしっかり検討していただきたいと思います。 以上で終わります。ありがとうございました。 ───────────── | ||
08月25日 | 第177回国会 参議院 経済産業委員会、農林水産委員会、環境委員会連合審査会 第1号 議事録を見る | ○委員以外の議員(吉田忠智君) 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。委員外発言の機会を与えていただきまして、心から感謝を申し上げます。 我が党は、結党以来、自然エネルギー促進、脱原発に取り組んでまいりました。その意味で、この法案、そして修正案には賛成の立場でございます...全文を見る |
○委員以外の議員(吉田忠智君) 今般の被災地のみならず、地域の活性化に資する方向で是非政策誘導、進めていただきたい。要望いたします。 次に、公平公正な価格設定について質問します。 今の住宅用余剰買取りに係る太陽光促進付加金は、九州電力管内では他の地域より三倍ぐらい高い負担...全文を見る | ||
○委員以外の議員(吉田忠智君) 大臣が言われるような課題も確かにありますけれども、いずれにしても節電に資する方向でのやっぱり内容でないといけないと思いますから、そういったことも含めてしっかり御検討を今後いただきたいと思います。 次に、発送電の分離について、これはこれまでも随分...全文を見る | ||
○委員以外の議員(吉田忠智君) 発送電の分離については、これまで長い間議論を重ねてまいりましたし、なかなか様々の意見があることも承知をしておりますが、再生可能エネルギーの買取り、今回の法案がもし成立すれば、これを契機としてやはり大きな政治決断を求められるのではないか、そのように考...全文を見る | ||
10月06日 | 第178回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 野田総理は、二年前の政権交代以降、三人目の総理大臣であります。最初の政権発足のときに社民党もかかわりまして、国民生活の再建を始めとする十分類三十三項目の政策合意を取り結びました。私は、これが原点であり、国民の皆さんへ...全文を見る |
○吉田忠智君 もう被災自治体も財政が厳しい、そして、るる議論がありますように非常に負担が重くなるわけですよね。それで、一方で、個人につきましても、未曽有の大津波、そして地盤沈下もあるわけですから、そういうことも考えると、やっぱり個人の負担も大変だ、いろいろ言われている、もう話もあ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 もう一つ心がこもっていないような気がしますけれども、次に行きます。 次に、食品の全量放射能検査とベクレル表示に向けた体制整備について伺います。 一次産業の再生なくして復興はあり得ません。しかし、広島型原爆百六十八個分のセシウムがまき散らされ、放射能汚染による...全文を見る | ||
○吉田忠智君 セシウム137は半減期が三十年ですね。ほぼなくなるまで三百年掛かります。今、機材と人員を整備しても決して無駄にはなりません。問題を直視して、放射能とともに生きるための体制整備をやっぱり是非急がなければならない、そのように考えています。 大分検討したと言われますけ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 言い方は重層的と言われるんですけど、国がしっかりやらないから自治体やNPOがもうやっているんですよ、やむなく。そういう点は是非御理解をいただきたいと思いますし、しっかり検討をいただきたいと思います。 次に、審議会等における専門家の選任について質問させていただきま...全文を見る | ||
○吉田忠智君 安全庁設置に向けて顧問会議というのを設置されていますよね。このメンバーを見ますと、確かに原発についてはこの間、否定的な方々も入っておりまして、かなり検討された形跡は見られます。この点は評価をします。ただ、この顧問会議も安全庁が設置するまででありますから、やっぱりその...全文を見る | ||
10月27日 | 第179回国会 参議院 国土交通委員会 第2号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 最初に、TPPの建設業への影響について質問をいたします。 社民党は、去る二十四日、TPP交渉への参加を見送るよう総理に求めたところであります。 多くの国民が危惧する中、野田内閣はTPPに非常に前のめりになって...全文を見る |
○吉田忠智君 私の質問にはストレートにはお答えいただいていないのではないかと、そのように思いますけれども、地方の建設業をしっかりこれから地域で力を発揮できるように対策を講じるというのは、それはもう当然のことで、重要な課題でありますけれども、これから入ってくる外国企業の競争とどのよ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 よく言われますように、情報開示も極めて不十分でありまして、是非引き続きオープンな国民的議論を行いながら、時間を掛けて判断をしていただくように要望しておきたいと思います。 次に、交通基本法の制定について質問をします。 誰でも、どこにでも移動でき、ゆとりと豊かさ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 これがしっかり国会において議論されて成立をするように、大臣始め政務三役の皆さん、是非動いていただきたいと思います。 次に、日本航空の再建問題について質問します。 日本航空については、昨日、衆議院におきましても穀田委員、中島委員から現状の指摘がございました。な...全文を見る | ||
○吉田忠智君 やはり、この整理解雇の問題も含めて行き過ぎが明らかにあっているわけですから、監督責任が十分果たされていないという認識で今日は質問をしているわけですね。整理解雇の問題がまさにJALの安全運航にとって根本的な問題であると、そのように考えております。 JALは、震災の...全文を見る | ||
○吉田忠智君 安全運航ということを考えると、やっぱりひとときも放置ができないと、そのように思います。もう裁判などやめろと、東京都からも東京都の労働委員会からも厳しい御指摘があっているわけですから。 そこで、やっぱりここは、過去の責任も含めてしっかり踏まえて国土交通省として、国...全文を見る | ||
○吉田忠智君 しっかり指導監督、過去の責任も含めて指導監督責任を果たしていただきたい、そのことを強く要請しておきますし、これから推移を見ながらまた議論をさせていただきます。 最後に、高速道路の空白地帯とも言われる中九州地域について質問をさせていただきます。 人流、物流に複...全文を見る | ||
○吉田忠智君 是非積極的に進めていただきますように要請をしまして、質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
11月07日 | 第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 西岡議長の御逝去に際しまして、長年にわたる御功労に敬意を表しますとともに、心から御冥福をお祈り申し上げます。 さて、この間、野田政権になりまして、消費税増税、原発輸出、武器輸出三原則の見直しや南スーダンPKOなど...全文を見る |
○吉田忠智君 それでなくても、TPPは様々な問題があるという御指摘をされておりますし、二十一分野にわたって日本の経済社会構造を根本から変えるのではないか、そうした懸念の声も出されております中で今回の三・一一の未曽有の大震災でありまして、政府の、野田総理も含めて、明確なことはおっし...全文を見る | ||
○吉田忠智君 非常に前向きな答弁をいただきましたので、しっかりそれが実現するようにリーダーシップを、平野大臣、発揮をしていただきたいと思います。 次に、除染について、細野大臣、また必要に応じて政府参考人にお伺いをします。 福島市渡利で、一メートルの高さで毎時三・〇マイクロ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 福島市ともしっかり連絡を取っていただいて、よりきめ細やかなモニタリングをしていただいて、渡利の皆さんが本当に心配をされないような状況を是非つくっていただきたいと思います。 それから、この除染について、原子力研究開発機構のいわゆるピンはね疑惑も指摘されるモデル事業...全文を見る | ||
○吉田忠智君 放射能を除染して安心して生活できる国土に再生をするということは、まさに原発を推進してきた国の責任でございます。その点をしっかり自覚をしていただいて、避難希望者への支援や住民主体の日常的な測定と除染の体制づくり、このことを強く要請をしまして、質問を終わります。 あ...全文を見る | ||
11月16日 | 第179回国会 参議院 予算委員会 第4号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 第三次補正予算、特に基本姿勢、編成に当たっての基本姿勢について伺います。 先ほども議論がありましたけれども、総理、先ほどはっきり言われませんでしたが、第三次補正予算の提出が遅れたという御認識はありますか。 |
○吉田忠智君 総理、総理に質問。 | ||
○吉田忠智君 遅れたという見解はいただけませんけれども、私も福島、宮城、岩手、千葉の被災地を何回もお伺いをしました。被災地の皆さん、被災者の皆さんからお叱りも受けました。また、我が党の社民党の自治体議員からも、国会は何をやっているんだ、そういうふうな厳しいお叱りを受けました。 ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 パネルを見ていただきたいと思います。(資料提示) これは平成二十三年度補正予算、ちょっと字が小さくて申し訳ないんですけど、フレーム、財政需要というのが歳出、財源が歳入のところですね。総額、御案内のとおり十二兆一千二十五億円。確かに、一番の(6)東日本大震災復興交...全文を見る | ||
○吉田忠智君 これは国債整理基金会計の資金繰り実績、ますます小さくて、だから、このピンクのところを見ていただきたいんですが、十一兆五千八百八十七億、これだけの二十三年度年度末基金残高が残るわけですね。例えば、一例ですけど、過去十一回、これ繰り入れたことがあるんですよね。緊急を要し...全文を見る | ||
○吉田忠智君 千年に一度の大津波、そしてあってはならない原発事故、もう異例のときですから、もちろん借金の先送りであることは間違いないと思います、財政規律も守らなければならないということも分かりますけれども、しかし、やっぱりここは財務省の事務方の皆さんの話を聞くだけじゃなくて、木を...全文を見る | ||
○吉田忠智君 これ以上話しても平行議論でしょうからこの辺でこの議論は終わりますけれども、いずれにしても、今回のこの財源の確保の内容を見ますと、一つは、やっぱりこの際法人税率を引き下げよう、もう一つは、消費税使っていませんから、消費税以外のもので増税して次は消費税ですよと、消費税増...全文を見る | ||
○吉田忠智君 先般の集中審議のときにあれほど言われながら、総理の考えを一言も述べずにAPECに行ってしまった。これが象徴的ですよ。しっかり国内で議論して、自らの考えを言って、そして手続を経て海外で表明する、そのことをもう一回言ってください。 | ||
○吉田忠智君 次に、ISD条項について質問します。極めてTPPにとっては懸念されるところです。 毒素条項として悪名高いと言われます国家と投資家の間の紛争解決手続、いわゆるISD条項の導入が想定をされるわけですね。 ISDとは、ある国家が公共の利益のために制定した政策によっ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 極めて難しい、厳しい課題であるということを指摘をしておきます。 TPPは、例外なき関税撤廃が原則のネガティブリスト方式ですよね。自由化したくない、留保したい例外分野をリストとして明示をすることになるわけであります。総理は、守るべきものを損なう場合は離脱するとおっ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 アメリカ通商代表部のカーク代表は、APEC閣僚会議後の会見で、かんぽ生命保険など三分野を日本との事前協議で取り上げる意向を表明しています。 我が国のネガティブリストに、例えば米、砂糖の関税撤廃はしない、国民皆保険を守り混合診療は解禁しない、簡保など公的保険、共済...全文を見る | ||
○吉田忠智君 総理、じゃ、ネガティブリストを出す気はないということですか。ネガティブリストの政府案を出す気はないということですか。もう一回お尋ねします。 | ||
○吉田忠智君 だから、入る前の条件としていろいろ言われているじゃないですか。だから言っているんですよ。 委員長、是非、ネガティブリストの政府案をこの国会に出していただいて、集中審議をしていただくように是非お願いします。 | ||
○吉田忠智君 総理、ショックドクトリンというのを聞いたことありますか、ショックドクトリン。 | ||
○吉田忠智君 ショックドクトリンというのは、大惨事に付け込んで過激な市場原理主義改革を導入することを言うそうであります。 総理は、財務大臣当時の今年八月、大震災という状況の中で、復興需要をどう満たしていくかという観点からすると、震災復興はまさに千載一遇のチャンスだと発言されま...全文を見る | ||
11月18日 | 第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 本日まで御尽力をいただきました参議院発議者の皆さん、また、修正に御尽力をいただきました、修正は皆さんで努力をされたわけですが、衆議院の修正案提出者の皆さんに心から敬意を表します。 社民党はこの修正案に賛成でござい...全文を見る |
○吉田忠智君 次に、債権の管理及び処分についてでございますが、参議院通過法案では、債権額と買取り価格の差額についての原則免除義務規定、一定期間の弁済猶予義務、保証人に対する負担軽減義務がありました。修正の結果、これらは任意とされたわけであります。 二重ローンに苦しむ被災者の債...全文を見る | ||
○吉田忠智君 続きまして、買取り価格についてでございますが、東北地方では多くの事業者が二〇〇八年九月のリーマン・ショック以後赤字に陥っており、そこにこの三・一一の震災が襲いました。債権の買取り価格の決定方法は、附則第三条により、指針に定めるとされています。被災事業者に広く再生のチ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 大変明快な答弁をいただきまして、前向きな答弁をいただきまして、ありがとうございました。 次に、貸付けについてでございますが、被災事業者に広く再生のチャンスを提供するという法の趣旨に照らしてということは先ほども申し上げましたが、貸付けについても、対象事業者の事業の...全文を見る | ||
○吉田忠智君 ありがとうございました。 相当簡潔に答弁していただきましたので、時間もまだありますけれども、五点目、機構の業務範囲について質問をします。 復興には新規融資は欠かせません。修正案では、対象事業者の事業の継続に欠くことができない貸付けだけができまして、あわせて、...全文を見る | ||
○吉田忠智君 最初の参議院で提出された当初案から、様々先ほども御議論がありまして、後退しているんではないか等々ありましたけれども、与党の皆さんも入っていただいて、それから政府の意見も取り入れてできたものでありますから、これから細目を詰めるに当たって、いかに実効性を確保するのか、そ...全文を見る | ||
11月28日 | 第179回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。 今日は、大変お忙しい中、出席をいただきまして、ありがとうございます。時間があれば三点お伺いをしたいと思います。 まず一点が、昨年六月に政府は岡田大臣の下でODAのあり方検討最終とりまとめというのを発表されまして、御案内のと...全文を見る |
○吉田忠智君 どうもありがとうございました。 続いて、二点目ですが、原発の輸出についてでございます。 これはODAの直接というよりもJBICなど関連する経済協力という中で行われるわけでありますけれども、これだけの未曽有のあってはならない事故が日本で発生をして、原発事故が発...全文を見る | ||
○吉田忠智君 ありがとうございました。 では、最後に三点目、お伺いをします。 実は私、昨日まで、大変皆様方に御迷惑を掛けましたが、キューバにお伺いをしてきました。御案内のとおり、キューバは米国との国交が断絶をしておりまして、経済封鎖を受けております。在キューバ大使とも意見...全文を見る | ||
12月01日 | 第179回国会 参議院 国土交通委員会 第3号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 東日本大震災被災地のバス路線の復旧支援について伺います。 自らも被災をしながら、被災地の住民の皆さんの足を守ろうと懸命に努力されてこられたバス事業者、また従業員の皆さんに敬意を表したいと思います。 私も八月に...全文を見る |
○吉田忠智君 借地料については入るということでありますが、先ほど私が申し上げた車両の改造費については入るということで理解してよろしいんでしょうか。 | ||
○吉田忠智君 サバイバルの補助が活用できるということが被災地の事業者、自治体に周知されていないのではないかと、そのように思われます。早急に対策を求めたいと思います。 しかしながら、そもそもこのサバイバル戦略は、通常時の地域公共交通の維持改善が目的であります。災害などの緊急時を...全文を見る | ||
○吉田忠智君 今回、三陸鉄道あるいはJRの地方路線が被災を受けた際には、代替バス路線というものもつくられて、そういう形で対応もしているわけでございます。 大臣、是非そうしたスキームを検討するというお言葉をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 | ||
○吉田忠智君 検討するというお言葉はいただけませんでしたが、是非これから前向きに研究、検討をしていただきたいと思います。 当面する被災地でのバス事業者への支援について、制度の周知徹底を含め、国交省としても是非知恵を絞っていただきたい、そのことを要請をしまして、質問を終わります...全文を見る | ||
12月01日 | 第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 本題に入る前に、西山英彦氏の環境省福島除染推進チームへの配属について質問をいたします。 環境省は十一月十八日、東京電力福島第一原発事故の記者会見で原子力安全・保安院の説明者を務め、その後、女性職員との不適切な行為...全文を見る |
○吉田忠智君 なぜ西山英彦氏でなければならないのか全く分かりません。細野大臣もひょっとしたら経産省から押し付けられて迷惑かも分かりませんが、一罰百戒とは申しませんけれども、少なくとも、やっぱりこの人でなければならないという理由が明確でない中で、一番国としても最優先の課題、そして福...全文を見る | ||
○吉田忠智君 大手の量販店、スーパーなど、子会社が参入をして魚価の更なる低下につながるおそれはないのでしょうか。 | ||
○吉田忠智君 地元の漁協あるいは漁民を基本としつつも、復興に向けては加工、流通、飲食業などの水産関連事業者の意見が反映されるべきであると、そのように考えます。 県が復興推進計画を作成をする際、必要な場合には復興推進計画に密接な関係を有する者を構成員とする地域協議会の場で協議、...全文を見る | ||
○吉田忠智君 自治体の皆さんとも相談をしながらしっかり対応していただきたい、そのように思います。 従来、浜全体の資源、漁場の管理には主に地元漁協が責任を持って対処をしてきました。特区が活用されれば、今後は漁協が管理する海面とその他の法人が管理する海面に漁場が分かれる事態が生じ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 この海区漁業調整委員会が調整を行う際の基本的な考え方はどういったものになるのでしょうか。これまで浜全体の資源、漁場の管理を地元漁協が実施をしてきたことに鑑みて、こうした従前のルールを尊重すべきと考えますが、いかがでしょうか。 | ||
○吉田忠智君 海区漁業調整委員会がこれまで以上に重要な機能を果たすことも考えられるわけですが、現在の調整委員会の体制は十分なのでしょうか。私は体制を強化する必要があると考えますが、その点についての見解を求めます。 | ||
○吉田忠智君 是非、現在の体制で可能かどうか、状況も見ながら、もしこの特区制度が導入された場合にはしっかり状況を見て、やっぱり必要な場合には体制を強化をする、そのことも是非検討していただきたい、そのように考えております。 特区により参入は緩和されるわけでありますが、簡単に退出...全文を見る | ||
○吉田忠智君 簡単にほうり出されたら困りますから、その辺のところをやっぱりしっかり、これは大きな課題だと、そのように思っております。 ボタンの掛け違いと情報の周知不足により、地元漁業者と自治体の意向にそごが生じるような事態が現在生じております。是非、国としても、漁業者の皆さん...全文を見る | ||
12月02日 | 第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 今日は大きく二点質問をさせていただきます。 まず、漁業法の特例、いわゆる水産特区についてでございますが、我が党はこの特区法案については被災地優先という立場で賛成させていただきますが、かなり踏み込んだ判断をされて評...全文を見る |
○吉田忠智君 まず、そうした立場でしっかりやっていただくように確認をさせていただいた上で、先ほども議論がありましたが、衆議院で附帯決議が可決をされています。この後に参議院でも同様の趣旨で附帯決議が行われますけれども、この内容は、水産業の復興に当たっては、地域の漁業者などが一体とな...全文を見る | ||
○吉田忠智君 その上で、被災県の知事の中には、まあ大体どこの知事か想像が付くと思うんですけど、漁業権を地元漁協の頭越しに民間企業に与えるのではないか、これまでのルールを大きく変更して浜の秩序を崩壊させるのではないかと危惧する声があります。こういう事態にならないと理解してよろしいの...全文を見る | ||
○吉田忠智君 それでは、この水産特区の問題、最後に、鹿野農林水産大臣、是非、この水産特区の問題について心配しておられる漁協や漁業者の皆さんに、皆さんの心配がないようにしっかり取り組んでいくという是非メッセージを決意として出していただきたいと思います。 | ||
○吉田忠智君 ありがとうございました。 次に、大きく二点目、被災自治体への職員派遣について質問をします。これは復興担当大臣に質問します。 これまでも多くの国家公務員、地方公務員の皆さんが被災自治体に派遣をされまして、被災者への対応と公共サービスの再建に大変な御尽力をされま...全文を見る | ||
○吉田忠智君 是非、しっかり成果が上がるようにお願いしたいと思います。 以上で終わります。 ───────────── | ||
12月06日 | 第179回国会 参議院 国土交通委員会 第4号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 本法案は、この度の千年に一度とも言われる大津波を教訓としまして、津波災害から国民の生命、財産を守るために、ハード、ソフトの施策を組み合わせたまさに多重防御による津波防災地域づくりを推進するものでありまして、我が党とし...全文を見る |
○吉田忠智君 ありがとうございました。その点、是非また御留意をいただきたいと思います。 この法律の実効性を担保するためには、法施行後の基本指針の各地域での実施に関するロードマップ、それと進捗状況のフォローアップが必要ではないかと、ロードマップの作成と進捗状況のフォローアップが...全文を見る | ||
○吉田忠智君 今回の法律の中で、これからこの法律をどのように具体化して実効あるものにしていくかという意味で、ちょっとそこの踏み込みがやっぱり足りないように私は感じております。是非その点は、これからの政省令に委ねられる部分もあるのかも分かりませんが、しっかりこれからそういうところも...全文を見る | ||
○吉田忠智君 先ほど関局長にもお答えいただきましたので、大臣にもこの点に、重要な点ですから、是非お答えいただきたいと思います。 | ||
○吉田忠智君 次の質問に移ります。 今回の大震災の復興に当たりまして、高台移転など新たな町づくりに積極的な被災者の方々と、津波被害を受けたけれども経済的な理由からその場所に住み続けざるを得ないという、移転に消極的な被災者の方とで既に被災地にあつれきが生じる兆しも見られておりま...全文を見る | ||
○吉田忠智君 これは復興特別委員会でも議論になっているところでございまして、やっぱり個人の負担が重いためになかなか集団移転事業なり土地区画整理事業の調整議論がなかなか進まないという点もありまして、国土交通省にこれ以上言ってもなかなか、これは復興対策本部の判断もございます。そういう...全文を見る | ||
○吉田忠智君 ありがとうございました。終わります。 | ||
12月08日 | 第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号 議事録を見る | ○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。連日、大変お疲れさまです。 その上で、六月二十四日に復興基本法が施行されました。約二か月後の八月二十五日に復興庁の設置を検討する復興庁設置準備室が設置をされて、そして、そのまた約二か月後の十一月一日にようやく復興庁設置...全文を見る |
○吉田忠智君 いまだ収束が見通せない原発事故の影響により、福島県の復興は多くの困難に直面をしております。 避難区域などは詳細な調査が行えないということで、インフラの被害なども明らかになっておりません。被災三県の中でも特に福島に対してはより一層きめ細かい支援が必要であることは言...全文を見る | ||
○吉田忠智君 通常国会に提出をされるということを明言をいただきました。是非しっかりしたものを出していただいて、福島の皆さんに是非安心感を与えていただきたい、そのように思います。 次に、先ほども議論が何人かの方から行われましたが、復興庁の組織についてでございます。 第十二条...全文を見る | ||
○吉田忠智君 私も、先ほど御意見ありましたが、やっぱり政府の姿勢を示すためにも、そしてまた縦割りの弊害を排するためにも私は現地に置くべきだ、そのように思います。どこの県に置くかというのもなかなか難しい調整もあろうかと思いますけれども、そういうことも検討の中に入っていなかったのかど...全文を見る | ||
○吉田忠智君 今日の委員会でそういう強い意見があったということは是非受け止めていただきたいと思います。 次に、復興特区と復興庁の関係について質問します。 昨日、復興特区法が成立をいたしました。被災自治体により使い勝手の良い制度がようやく少しずつ整ってきたわけでありますけれ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 自治体を所管する今日は川端大臣もお見えでございますが、大臣の立場で、そういう自治体にどういう形で支援ができるのか、お答えいただきたいと思います。 | ||
○吉田忠智君 被災自治体はもう大変厳しい財政事情の中にあるわけでありまして、是非ここは私は十割を見るべきだと、そのように思いますけれども、その点について、総務大臣、いかがでしょうか。 | ||
○吉田忠智君 どうもありがとうございました。 | ||
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。 復興庁設置法案については午前中質問をさせていただきました。この時間は限られた時間でありますので、原発賠償、原発事故にかかわる賠償について、それに限って質問をさせていただきます。 今回の巨大地震、巨大津波、そしてあ...全文を見る | ||
○吉田忠智君 私が言っているのは違うんですよ。確かに、今回の未曽有の原発事故ですから、試行錯誤のこともあったと思います。しかし、一定期間経過をして、まだ本当に現地にとどまって不安な思いで過ごされておられる方がいるわけですね。これまでの経験を踏まえて、やっぱり政府の対応は私が申し上...全文を見る | ||
○吉田忠智君 ポイントの外れた答弁をされたら困るんですよ、時間が足りませんから。総理、やっぱりこういうことは決断が必要なんですよ。いかがですか。 | ||
○吉田忠智君 繰り返しませんけれども、私が先ほど申し上げた提起、是非検討していただきたいと思います。 私が質問する前に、先に損害賠償のお話ししていますから、パネル、次のこのパネルでありますが、(資料提示)もう総理が今言われましたように、十二月六日の原子力損害賠償紛争審査会で、...全文を見る | ||
○吉田忠智君 時間がないんだから。 | ||
○吉田忠智君 この復興特別委員会というのは、成果が上がらなければ意味がありません。指導したけれども駄目だったじゃ困るんですよ。 是非、対処方針をしっかりこの委員会に提出していただきたい、その内容を。具体的に実効が上がるように、この実費補償ができるように、そのことを強く要望した...全文を見る | ||
○吉田忠智君 総理も。 | ||
○吉田忠智君 その実費賠償がしっかりできるように、その対処方針をこの委員会に提出をしていただきたいと思います。その取り計らいを委員長、お願いします。 | ||
○吉田忠智君 以上、終わります。 ───────────── |