吉田忠智

よしだただとも

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数2回

吉田忠智の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第180回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  総理、二・五兆円の第四次補正予算、先ほど来議論がありますけれども、私にはどうしても理解できないところがあります。高齢者医療の負担軽減、あるいは子宮頸がんのワクチン、妊婦健診支援など、必要でありますけれどもきちんと議論...全文を見る
○吉田忠智君 政権交代前の平成十七年度、十八年度の補正予算でも、税収の上振れなどを国債発行額の減額、圧縮に充てているわけですね。そういうことは今回考えなかったんですか、全然。
○吉田忠智君 まさに、これから財政再建に向けては、私が申し上げるような姿勢がやっぱり一番大事ではないか、そのように思っています。  野田総理が増税路線を明確にした御褒美に財務省の監視が甘くなっているんじゃないか、そうした声も私どものところに寄せられておりますよ。政府のやり方は、...全文を見る
○吉田忠智君 枝野大臣にお伺いしますが、これを見て、先ほど私が申し上げた、担当まで決まっているんですが、そのことを認識されておられましたか。
○吉田忠智君 業務と明記されているのに遂行していないということなんですね。故意、過失による情報隠蔽ではないか、そのように言わざるを得ません。責任者も明確である以上、何らかの処分が必要と考えますが、いかがですか。
○吉田忠智君 官僚のメモから再構成するのでは情報操作が可能であります。特に、原子力安全・保安院だから、この未曽有の原発事故を起こして、これからどうするかという重要な局面ですから申し上げているんですね。  議事録作成が業務だった以上、会議を録音した音声データもないんですか。
○吉田忠智君 音声データがないかどうか、再調査して開示していただけますか。
○吉田忠智君 委員長、是非その音声データと、それをそのまま文字に起こしたものを委員会に提出するようにお願いをいたします。
○吉田忠智君 もう一点質問をします。  東電福島原発事故に関する国会の調査委員会の任務には、事故を踏まえた原子力行政組織の見直しを提言することが規定をされています。昨日もこの点については議論がありました。今日は総理が出席されておられますので、改めてお伺いをいたします。  一月...全文を見る
○吉田忠智君 終わります。
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  二〇一一年度一般会計補正予算及び特別会計補正予算につきまして、社会民主党・護憲連合を代表して、賛成の立場で討論を行います。  第四次補正予算は、財源として、税収の上振れや国債費の当初見込みからの減少を充てていますが...全文を見る
03月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  東日本大震災、巨大津波、東京電力福島原子力発電所の事故から一年が経過をしました。私も、三月十一日、政府主催の一周年追悼式に出席をさせていただきました。改めて、犠牲となられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、今...全文を見る
○吉田忠智君 総理のそうした思いをお聞きした上で質問に入らせていただきますが、先ほども議論がありましたけれども、復興庁は二日、復興交付金の初回配分額を公表しましたが、配分額は各県の要望の六割、三千八百九十九億円の。そして、宮城県の配分額は五七%、要望の五七%であったと。宮城県知事...全文を見る
○吉田忠智君 被災者、自治体が困惑している事例も幾つか報告されておられますが、その具体例を取り上げたいと思います。  パネル、そして資料にもございますが、(資料提示)宮城県道十号線、これは津波に襲われた宮城県の沿岸部を縦断する県道でございますが、この路線でございます、ピンクの線...全文を見る
○吉田忠智君 様々な調整を要することは承知をしておりますし、復興庁がしっかりその調整役を担わなければならない。そういう意味で、一例として申し上げました。是非そうした立場で、是非復興庁が大きな役割を果たしていただきますように要請をして、次の質問に移ります。  先ほども議論がありま...全文を見る
○吉田忠智君 執行状況も見ながら必要に応じて、来年度五百億で足りなければしっかり、予備費もそうでありますし、必要な補正もまた考えていただきたいと思っています。  これ、四分の一の自己負担分がネックとなって事業者が申請をちゅうちょしているケースもあると報道されていますが、こうした...全文を見る
○吉田忠智君 是非積極的に進めていただきたいと思います。  これらのことと併せて、今後どのように被災地の中小企業の再生に取り組んでいかれるのか、伺います。
○吉田忠智君 町づくりが進みまして産業が復興して初めて雇用の再生が見込まれるわけでありますが、被災三県の沿岸部を対象にした失業手当の再延長措置は順次打ち切られております。厚生労働省に聞きましたら、二月段階で三千五百十名。今後も相当数の方が給付切れになると見込まれます。  今後、...全文を見る
○吉田忠智君 今、小宮山大臣から取組を説明をいただきましたが、その最前線で仕事をしているハローワーク、とりわけ被災地のハローワークでは、自らも被災された職員の方が、文字どおり身を粉にして一人でも多くの被災者の方に雇用の場を提供しようと奮闘をされています。被災した中小企業の事業再開...全文を見る
○吉田忠智君 国にあっても、この間の行政改革で大きく影響を受けていますが、私は、やっぱり大きく影響を受けている分野の一つがこのハローワークであり、雇用関係ではないかと、そのように思います。厳しい状況の中ではありますけれども、実態改善に向けての特段の御努力を求めたいと思います。 ...全文を見る
○吉田忠智君 是非、この違憲状態、違法状態を一刻も早く解消するために総理を始め政府の皆さんにも御尽力いただきたいと思いますし、言わば公約としてあるわけですから、野党の皆さんにも是非御理解と御協力をいただきたい、そのように思います。  次の質問に移りますが、地方公務員の給与につい...全文を見る
○吉田忠智君 総務大臣から今答弁がありまして、衆議院でもそういう非常に慎重な言い回しに徹してこられたと思います。  ところが、じゃ、どうして二月二十九日に総務副大臣名で通知を出さなければいけないのか。都道府県知事等に、地方公務員の給与については、地方公務員法及びこの法律の趣旨を...全文を見る
○吉田忠智君 技術的な助言と言われますが、これは国家公務員の給与にかかわる法律が通ったから、それを踏まえてその内容をお知らせするために出した、そのことにすぎない、そういう内容であるというふうに受け止めていいわけですか。
○吉田忠智君 単なる通知であるというふうに理解をいたしました。  以上で終わります。
03月22日第180回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  未曽有の大震災、巨大津波、あってはならない原発事故から一年が経過をしました。国土交通省の皆様方のこの間の御尽力に改めて心から敬意を表します。  まず、被災地の公共事業と建設産業の将来像について質問させていただきます...全文を見る
○吉田忠智君 復興の加速化ということで、全国から行ける業者は被災地に殺到しているような状態だというのは理解できるのでありますが、それでは建設業界、もっと言えば規模の大きなゼネコンなどが潤っても、復興事業は地元の雇用の再生、被災者の生業の再建にはつながっていかないわけであります。被...全文を見る
○吉田忠智君 先般、資料をいただいた内容によりますと、この検討会、連絡協議会ですか、復旧・復興の施工確保に関する連絡協議会というのが開かれたのが、第一回は昨年末の十二月二十七日、そしてそれが東北地方整備局で開かれて、それから本省において二月十四日に開かれ、今答弁のありました内容に...全文を見る
○吉田忠智君 よく実態を把握をしていただきながら、また迅速な対応をお願いをいたしたいと思います。  私も、以前、当委員会で大臣にもお聞きをしてまいりましたが、現状の建設産業の事業規模はまだまだ大き過ぎて非効率的になっているのではないか。地域の活力、国全体の生産性を考えれば、より...全文を見る
○吉田忠智君 どうぞよろしくお願いします。  次に、二点目が、住宅リフォームの推進について、先ほど上野委員からも質問がありましたが、やや角度を変えて質問させていただきます。  人口が減少傾向にある中で、住宅の新築の大きな需要というのは当面期待できないわけであります。にもかかわ...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございました。  耐震改修、省エネ、バリアフリーなどのリフォームに対しては、住宅エコポイントなどなど国による今ほど説明のありました支援策も含めて多くが講じられているわけでありまして、大変結構なことだと思います。  一方で、限定しないリフォーム一般に対す...全文を見る
○吉田忠智君 ちょっとまだ私は十分理解できないんですけど、時間の制約もありますから、後で柔軟にどういうふうにできるか、ちょっと説明をお願いします。
○吉田忠智君 そこで、大臣、先ほど上野委員の質疑の際にも御議論がありましたが、成長戦略として、いずれにしても中古住宅流通市場やリフォーム市場の規模を倍増させるという目標を掲げているわけでありまして、大臣として改めて御決意を伺います。
○吉田忠智君 ありがとうございました。よろしくお願いします。  三点目、東九州の高速道路の整備促進について質問をします。  西九州においては十七年前の九五年に九州縦貫自動車道が全線開通し、さらに昨年三月には九州新幹線鹿児島ルートも開業したところでありますが、一方、東九州におい...全文を見る
○吉田忠智君 これまでも国土交通省の見解は、供用開始が近いところは重点的に予算も配分して力を入れるというふうにお伺いをしておりまして、大分県も宮崎県も是非二十六年度までに何とかしてほしい、あと二年間何とかしてほしい、そういう思いでありますから、いずれにしても現場の施工ともかかわり...全文を見る
03月23日第180回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。是非、夜の中継を見ていただきたいと思います。  原発再稼働に絞って質問をさせていただきます。  社民党は、国民の生命、安全、美しい国土を出発点に再稼働問題を考えていますが、原発の再稼働は日本の将来の環境・エネルギー政策...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございます。  今年の夏のきちんとした需給見通しを示すべきだと、まずそのように思いますが、その点については、経産大臣、いかがですか。
○吉田忠智君 遅いですよね。半年近くたって、また直近の情報を反映した試算を示さないのは極めて不誠実だと思います。  委員長、少なくとも三・一一以降の状況を反映した試算を予算委員会に早急に提出するように求めます。
○吉田忠智君 先ほど政府の見解を求めたわけでありますが、いわゆる政府が言うところの再稼働の前提としてのストレステストは、保安院と安全委員会がチェックをするということであります。  先ほど枝野大臣からお話もありましたが、本日午後一時から安全委員会が臨時に会議を開いて、おおむね妥当...全文を見る
○吉田忠智君 この度の未曽有の原発事故で、やっぱり原子力安全委員会、原子力安全・保安院、国民の信頼を大きく失墜しているわけですよね。国民の皆さんの信頼はありませんよ。そういうところに少なくとも再稼働の判断をさせるということ自体が間違いであると思いますし、大飯原発は地震随伴現象であ...全文を見る
○吉田忠智君 地元の定義について、三月十四日の我が党の福島党首の質問に対して明言をされませんでした。この定義、範囲も大問題なんですね。  パネルを出していますが、東京電力福島原発事故で三十キロ圏外でも深刻な放射線被曝が生じた教訓から、新たな防災指針では、昨日安全委員会で了承した...全文を見る
○吉田忠智君 政府の言い方が変わってきているんですよね。  従来は、安全性については機械的に判断できるものではないという言い方をしていたんです。ところが、最近になって、地元の範囲は機械的に判断できないということにすり替わってきているんです。官房長官の今の答弁もそうでしたけど。十...全文を見る
○吉田忠智君 昨日の経済産業委員会の質疑において、経産大臣が滋賀県知事のところに説明に行かれると、そのような答弁をされたというふうに聞きましたが、説明に行かれてどうされるんですか。
○吉田忠智君 三十キロ圏ですから、もちろん滋賀県だけではありませんで、京都府も掛かるわけであります。その説明に行かれた後、この三十キロ圏の自治体、特に知事や市町村長の皆さんの同意が前提となりますが、再稼働には、その点はいかがですか。
○吉田忠智君 じゃ、そろそろまとめます。  説明に行かれるだけではなくて、しっかり同意が前提ということをまず申し上げたいと思います。  民主党の原発事故収束対策プロジェクトチームも、再稼働は時期尚早との提言を昨日正式決定されたということでございまして、与党内でも再稼働について...全文を見る
03月26日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  被災地産農水産物、食品の放射線量全量検査について質問をいたします。  ササニシキなどの米、リンゴ、桃、イチゴ、ブランド牛、地鶏などの農畜産物、それから三陸産の豊かな海の幸と水産加工品などなど、被災地は、三県だけでは...全文を見る
○吉田忠智君 今、両省からお話をお伺いしまして、自治体任せ、団体任せ、民間任せ。この未曽有の原発事故を起こして、この放射能の被害が大変な様々な被災地の一次産業に、だけではありませんけれども、甚大な被害をもたらしているという責任と自覚が私はないということを改めて感じましたね。  ...全文を見る
○吉田忠智君 要は、政府全体で現状のサンプル調査で十分だと考えているのか、それとも、全量検査を目指すべきだと考えているけれども、様々なボトルネックや障害があって現状はサンプル調査にとどまっているかということが明らかでないわけですよね。  政府全体の方針としてまず全量検査を目指す...全文を見る
○吉田忠智君 今日もるる議論がありますように、復興庁も、二百九十人ですかね、今。その体制でもう大変なのはよく分かるんですけど、やっぱりそれぞれ縦割りで独自にやって効果が上がっていないという状況では困るわけですから、それを束ねるのは私は復興庁しかないと、そのように思っておりますので...全文を見る
○吉田忠智君 更にお伺いしますが、この検査機器を開発をする独立行政法人とのどういうやり取り、経過の中でこの開発をするということになったんですか。
○吉田忠智君 これからしっかりこの開発状況、取組状況については、監視、チェックをさせていただきます。  最後、一問。復興大臣、私はやっぱり全量検査方針をしっかり打ち出すべきだと、そのように思いますけれども、改めて見解を求めます。
○吉田忠智君 終わります。
03月27日第180回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  原発輸出問題について質問をいたします。  外務省は二十三日、日本・トルコ原子力協定の実質合意を発表しました。三・一一原発事故後初めての原子力協定締結合意でありまして、政府が原発輸出を推進していくことが改めて明らかに...全文を見る
○吉田忠智君 理解ができませんね。  現在、政府は並行してインド、ブラジル、UAE、南アフリカの四か国とも協定の交渉中です。それぞれに問題はもちろんありますけれども、特にインドは既に核兵器の保有国、事実上の保有国ですよね。核実験防止条約、NPTにも未加盟。包括的核実験禁止条約、...全文を見る
○吉田忠智君 是非慎重の上にも慎重に臨んでいただきたいと思います。  そこで、原発を輸出する際は政府系金融機関であるJBICが支援するスキームになっております。  政府は、〇八年十一月、JBICによる原子力関連プロジェクトの支援に関して新しい指針を作成することを明らかにしまし...全文を見る
○吉田忠智君 分かりました。最後一点だけ、済みません。  まだ玄葉大臣と議論したいんですけれども、私の持ち時間十分しかありませんので最後に一点お伺いします。  緒方貞子、今JICAの現理事長で、今度交代されますが、新聞紙上で、自分の国でうまくできなかったものを外に持っていって...全文を見る
○吉田忠智君 どうもありがとうございました。
03月27日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  本日は、原発事故被害対策に関する事業の在り方について質問をさせていただきます。  二十六日には復興交付金の配分先も決まり、ようやく事業がスタートをします。大臣が二十四日、二十五日と被災地を回られ、復興に向け地元自治...全文を見る
○吉田忠智君 事業を進める上で、どこかで線引きを引かなければならないと、そういう意味では平野大臣の言われることは分からないでもありませんが、ただ、被災自治体に使い勝手のいい交付金とされてきたのが高台や内陸での町づくりに限定した制度、あるいはワンストップのスーパー官庁とされていたの...全文を見る
○吉田忠智君 もちろん、私も、今後の津波対策もそうでありますけれども、住宅復興、極めて大事でありまして、その点については軽視するものではありませんけれども、今日はちょっと原発被害にある意味では限定した質問をさせていただきますので、その点は御理解をいただきたいと思います。  今後...全文を見る
○吉田忠智君 私は、今回の二本松の事例をずっと考えまして、あるいは復興庁の対応、復興交付金の在り方も含めて考えたときには、この原発の被害対策にかかわる事業というのは、やっぱり別の法的な枠組みをつくらなければ対応できないんじゃないかと、そのように思いますけれども、大臣の見解をお伺い...全文を見る
○吉田忠智君 それぞれ放射線量に応じて、これから特に避難された方々がどうするのか、帰還が当面困難だ、あるいは一定の期間を区切って戻ってくるとか、そうした様々な原発の被害対策に対応する事業というのはこれからどんどん出てくると思うんですね。それはやっぱりしっかり対応できるようなことも...全文を見る
○吉田忠智君 じゃ、どうぞよろしくお願いします。  以上で終わります。
03月28日第180回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  まず、鉄道駅のバリアフリー化について質問をします。  社民党はこれまでも、高齢者、障害者、子供などいわゆる交通弱者への移動の保障、交通のユニバーサルデザイン化を求めてバリアフリー化やホームドアの設置促進などを提言し...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございました。  新しい基本方針の下では、利用者数が三千人に満たない鉄道駅等についても、地域の実情に鑑み、高齢者、障害者等の利用の実態を踏まえて移動円滑化を可能な限り実施することとされております。  そこで、地域のニーズをきめ細かく酌み取っていくことが...全文を見る
○吉田忠智君 どうぞよろしくお願いします。  次に、ホームドアの整備促進についてでございます。  昨年一月、JR山手線目白駅で視覚障害者の男性がホームから転落をして列車にひかれ死亡するという痛ましい事故が発生しました。被害者のうち六五%、三人に二人が視覚障害者であったという実...全文を見る
○吉田忠智君 この予算がサバイバル戦略の予算の中で使われるということなんですけれども、御案内のとおり、二年数か月前の政権交代から、特に公共交通の関係に力を入れるという中で交通基本法の制定も大きな課題になっているわけでありますが、その中でということになりますと、おのずと制約が出てく...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございます。  そこで、大臣、バリアフリー化、ホームドア、そして内方線付き点状ブロックの設置促進を是非進めて、乗客の移動の保障、安全確保に努めていただきたいと思いますが、改めて、これらを含めての大臣の御決意をお伺いをいたします。
○吉田忠智君 しっかり取り組んでいただきますようにお願いをいたします。  次に、鉄道などに対する鳥獣害対策について質問をさせていただきます。  中山間地の限界集落化、過疎化などを背景として、一部地方ローカル線では鳥獣害が大変な、深刻な問題になっております。鹿やイノシシなどが衝...全文を見る
○吉田忠智君 鉄道事業者の方からも、あるいは地元からも、私のところにも、是非国の方で支援をしていただきたいと、強い要望も来ているところでございます。  なかなか難しい問題であります。なかなか決め手となる対策が見付からない中で、事業者による取組や技術の検討に対して国としてもしっか...全文を見る
03月29日第180回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  そもそも、都市再生特別措置法は、財界のミニバブル待望論にこたえて都市再開発に規制緩和と民間支援を導入をする、小泉構造改革の都市再開発版と言うべきものでありました。我が党は、昨年四月の都市再生特措法改正に当たっても、民...全文を見る
○吉田忠智君 よろしくお願いします。  次に、都市再生緊急整備地域について質問します。  先ほども議論がありましたが、一日当たり乗降人員が二百五十万人にも上る大都市の交通結節点とも言うべき池袋などの地域が都市再生緊急整備地域に指定されておりません。こうした指摘を受け、衆議院の...全文を見る
○吉田忠智君 次に、都市再生緊急整備協議会について質問します。  これも先ほど御議論がありました六十三の都市再生緊急整備地域のうち、本日現在、名古屋市、東京都、横浜市、福岡市の四地域しか協議会が設立されておりません。今後の予定でも、四月の中旬から五月中旬にかけて札幌市、それから...全文を見る
○吉田忠智君 そこで、今回の東日本大震災の発生も受けて、この首都直下地震の確率も高まっているという状況の中で、都市防災のもう緊急性、必要性というのは改めて申すまでもありません。恐らくは、先ほど大臣からも答弁がありましたけれども、そうしたことの中で、この再生特措法にその観点を盛り込...全文を見る
○吉田忠智君 今の大臣のお話をお伺いしますと、この新たな特別の立法措置というのは国土交通省ではなくてやっぱり内閣府がしっかり所管して検討すべきだということなんですけれども、それでは、じゃ、内閣府と国土交通省がどういう都市防災について役割分担を担うことになるんですか。その点について...全文を見る
○吉田忠智君 私も冒頭申し上げましたが、この特措法そのものの目的と今回の法改正にはやっぱり矛盾があるんですよね。特措法そのものが都市防災そのものを阻害することになるのではないかという点も疑問点としてはあるわけでありまして、その点は、その問題点は問題点として受け止めて、やっぱり基本...全文を見る
○吉田忠智君 どうぞよろしくお願いします。  以上で終わります。
03月29日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  福島復興再生特別措置法案の作成に御尽力をされました政府関係者の皆さん、そして修正に御尽力をされました修正案提出者の皆さんに心から敬意を表します。  昨日の森まさこ委員ほどの、二十点というほどではありませんが、私もや...全文を見る
○吉田忠智君 医療制度に受診料自己負担が不可欠かというと、もう既に前例があるわけですよね、原爆被爆者援護法が。被爆と関係ない一定の疾患を除き、医療費を無料化しているわけであります。  野党案、提出しております野党案では、原則として全ての医療についてはっきり医療費の減免の対象とし...全文を見る
○吉田忠智君 それで、さきに提出をしましたいわゆる子ども保護法案では、例えば胎児を含む子供が放射線による健康への影響を受けやすいこと、あるいは低線量の放射線が人の健康に与える影響が科学的に十分解明されていないこと、また、外部被曝及び内部被曝を考慮すべきこと、子供及び妊婦の健康管理...全文を見る
○吉田忠智君 その健康管理調査の内容を例えば見ますと、十八歳以下は甲状腺超音波検査もあり、十八歳以上の方のうち、避難区域等の県民には白血球分画も検査内容とされているわけであります。避難区域等以外の県民については、四十歳以上の方にはがん検診が実施されるものの、避難区域等以外の十九歳...全文を見る
○吉田忠智君 低線量の被曝の健康影響は科学的に十分解明されていないと認めながら、例えば子供については甲状腺がんに限定しているということがあるわけですよね。その甲状腺超音波検査にしても、対象者三十六万人中、三月時点で三万人程度しか測定が進んでいないこと、また、内部被曝についても初期...全文を見る
○吉田忠智君 最後に国が求償するということをやっぱり言うべきではないんですよね。それは、求償はするけれども最後は国が責任を持つと言わなければいけないと思うんです。やっぱり順序が逆だと思いますね。  それで、いずれにしても、るる私が指摘してきましたようなやっぱり様々な問題もありま...全文を見る
○吉田忠智君 いずれにしても、この復興再生特別措置法案がしっかり実効の上がるものになるように、これはもう与野党を挙げてしっかり取り組んでいかなければならない、そのように思いますし、復興大臣も強い権限が働いているわけでありますから、全ての省庁を束ねる立場で、この復興特別措置法が実の...全文を見る
04月03日第180回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  社会保障と税の一体改革は、まず社会保障の全体像を示した上で、税金や保険料等でどれだけ国民に負担していただくのか、その際に逆進性対策などどのような対策が必要かといった丁寧な議論が必要であります。そこでまず、懸案となって...全文を見る
○吉田忠智君 多くの当事者の皆さんが抗議しているわけですよ。事実上、実質上の廃止というのは廃止ではありません。改正です。障害程度区分に代わる新たな協議調整モデルの導入が財政負担につながるとする、政府側が原則無償に反対したのではありませんか。  行政府が司法上約束したことを覆すと...全文を見る
○吉田忠智君 再検討を強く求めます。  次に、子ども・子育て新システムについてでございます。  全世代型の社会保障を打ち出す一体改革の目玉政策がこの子ども・子育て新システムであります。しかし、今日も議論がありましたように、認定こども園の低い基準が、創設される総合こども園の基準...全文を見る
○吉田忠智君 日本の保育はやっぱりOECDでも最低レベルですよ。やっぱり子供の最善の利益、保育士などのケースワーカーの待遇をどう確保するかという視点で考えるべきだと思いますが、その点についての見解を求めます。
○吉田忠智君 是非これもまた再検討いただきたいと思います。  現役世代に対するもう一つの柱、支援策の柱が非正規労働者への社会保険の適用でございます。当初、政府・民主党は適用拡大を週二十時間以上の三百七十万人全てを最終目標とすると言われておりましたが、結果的には週二十時間以上、従...全文を見る
○吉田忠智君 これについては、是非、非正規労働者の皆さんが希望が持てるように、適用拡大に向けて特段の努力をしていただきたいと思います。  次に、歳入庁の設置についてでございます。  私は、消費税増税を議論する前提として、例えば逆進性対策あるいは価格転嫁の適正化、租税と社会保険...全文を見る
○吉田忠智君 いつごろまでに大体具体案が出ることを考えておられますか。
○吉田忠智君 これは確かに省益が絡む大変難しい問題でありまして、ある意味では政治主導が問われていると私は思います。その点を特に申し上げて、もうこれ以上今日は議論しません。  次に、価格転嫁対策について質問します。  消費税率が五%にアップされた九七年の日本商工会議所などの調査...全文を見る
○吉田忠智君 今、中小企業対策の観点から、中身がないんです、確かに。それで、制度上の問題として、例えば抜本的な透明化策あるいはインボイス方式の導入、この点についてはいかがですか。これは財務大臣。
○吉田忠智君 いずれにしても、具体策というのがなかなかありません。中小企業者の皆さんが安心できるような状況ではありませんし、前提として、今みたいなデフレ不況の下で上げられるはずもないということも、これは申し上げておきたいと思います。  次に、逆進性対策についてですが、もうこれは...全文を見る
○吉田忠智君 簡素な給付措置、あるいはそれは一兆円必要だというような試算もありますね。それから、給付付き税額控除、今お話ありました。それから、総合合算制度というのも課題として出されています。これは二〇一五年から予定をされていると言われる番号制度の定着が前提です。制度の中身や導入時...全文を見る
○吉田忠智君 全く理解ができません。  今までるるお話ししましたように、部分ごとに制度設計がされている社会保障改革はがたがたです。消費税増税に伴う徴収の適正化、低所得者の逆進性対策も混乱していると思います。後期高齢者医療制度廃止も、これもできていません。被用者年金の一元化を含む...全文を見る
○吉田忠智君 いずれにしても、この前、福島党首が申し上げましたように、政権発足時の三党合意にももとりますし、また、消費税を引き上げるためのやっぱり条件整備がとても整っていない、国民の皆さんに提示されていない、そのことを申し上げたいと思います。  原発再稼働の問題、最後に触れさせ...全文を見る
○吉田忠智君 細野大臣は企業・団体献金を受けられていないということを答弁で聞きましたが、いま一度確認します。
○吉田忠智君 今日、この後、総理含めて四大臣による原発再稼働に関する関係閣僚会議が行われるということでございます。政治判断するといいましても、利害関係者ですよね、政治献金を受けた。李下に冠を正さず。関係団体から寄附を受けている以上、政治判断の資格はないと思いますが、改めてお二人に...全文を見る
○吉田忠智君 極めて疑問が残る、そのことを申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
04月18日第180回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  大分時間も迫っておりますので、簡潔に三点質問させていただきます。  第二班の報告で、第五ページの五行目の中ごろから、「現地ニーズの把握から採用、研修までを特定の団体に丸投げするJICAの体質を根本的に見直し、JICA自身が...全文を見る
05月23日第180回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第5号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  今日は、参考人には質問する貴重な機会を与えていただきましてありがとうございます。また、この間の御尽力に敬意と感謝を申し上げます。  まず一点目ですが、原発の輸出についてお伺いをいたします。  未曽有の原発事故が発生をしまし...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございました。  続いて、先ほど参考人は、日本は軍事力を持って立つ国ではないと、そのように言われました。これまでの国連難民高等弁務官としての経験、それからJICAの理事長としての経験の中で、日本国憲法、とりわけ憲法九条が参考人にとってどのような存在であっ...全文を見る
○吉田忠智君 それが、国際貢献を考えるときにいつも議論になりますのは、日本が外に出ていくときにやっぱりいろいろ障害になるのは憲法九条であるという御意見も中にあります。そうしたときに、これまでの経験の中で憲法九条とのかかわりにおいて何か感じられたことはありますでしょうか。
○吉田忠智君 じゃ、最後の三点目の質問をさせていただきます。  先ほど理事長は人々に焦点を当てて事業をするべきだというふうに言われました。参考人が書かれたものの中に、今後の開発支援で鍵になるのはインクルーシブ、包含性の概念であると述べられておりますが、先ほど述べられたことがその...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございました。  参考人には、今後もまたお元気でJICAのまた御指導もいただきたいと思います。ありがとうございました。
06月14日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○吉田忠智君 秋野公造委員には、この間、共に法案作りに御尽力をいただきましたことを心から敬意を表します。  それでは、質問にお答えをさせていただきます。    〔委員長退席、理事岡崎トミ子君着席〕  低線量の放射線が人の健康に与える影響が科学的に十分解明されていないことから...全文を見る
06月19日第180回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  羽田大臣、就任、誠におめでとうございます。大臣には国会対策委員長としても、私も大変お世話になりました。ありがとうございました。  お話がありましたが、私も国土交通委員会に所属をして、質問する大臣は五人目でございます...全文を見る
○吉田忠智君 是非、そうした専門家そして現場で実務を担っている方々のそうした意見をしっかり聞いていただきたいと思います。  その上で個別に幾つかお伺いしますが、総務省の勧告でも、立場の強い旅行会社がバス会社に対して運賃の切下げを求めたり、そして無理な運行計画を強要する不適切な例...全文を見る
○吉田忠智君 観光庁長官の今の答弁でもありましたが、旅行業者とバス事業者の契約の在り方についてもこれは様々な問題が指摘をされておりまして、今回の件においても、二社の仲介業者が介在をしていたことが明らかになっているわけでございます。仲介業者などについては全国的な実態調査が私は必要で...全文を見る
○吉田忠智君 しっかり実効が上がるようにやっていただきたいと思います。  今回の事故の重大な教訓は、仮に事前規制を緩和をして参入を拡大するというならば、事後の監査体制も抜本的に強化しなければならないということであります。現在、事業者は四千社を超えております。一方で、監査を担当す...全文を見る
○吉田忠智君 厳しい定数管理の中で難しい面もありますけれども、増員要求もしていただいて、また効果が上がる監査を進めていただきたいと思います。  緊急対策として、高速バス表示ガイドラインに基づき利用者に対して旅行業者が系統のキロ数や交代運転者の配置計画などを表示をするということを...全文を見る
○吉田忠智君 是非、工夫して分かりやすい表示をしていただきたいと思います。  バス事業のあり方検討会最終報告でも、安全切捨ての背景にある過当競争、過酷な労働環境をもたらした規制緩和政策については言及がありません。これは極めて残念なことです。事故が起きて命が奪われた後では取り返し...全文を見る
○吉田忠智君 是非、法改正まで踏み込んだ私は検討が必要であると、そのように思いますので、その点は要望にとどめたいと思いますが、これからもこの点についてはしっかり議論をしていきたいと思います。  私が最近気になるのは、ローコストキャリア、いわゆる格安航空というんですか、いろんな問...全文を見る
○吉田忠智君 また、先ほどのバスも含めて、交通関係の規制緩和についての対応についてはこれから私もしっかり議論させていただきたいと思います。  午後からちょっと私が都合でタンカー賠償法、質問ができないので大臣に見解をお伺いしたいと思いましたが、もう時間が来ましたので、これについて...全文を見る
07月11日第180回国会 参議院 本会議 第19号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  会派を代表して、社会保障六法案について質問いたします。  そもそも、政府案自体が一体改革とは名ばかりのばらばら改革であり、マニフェスト違反の消費増税の隠れみのにすぎませんでした。それすら、民自公の修正協議という密室...全文を見る
07月23日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第6号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  本題に入ります前に、北部九州梅雨前線豪雨対策について、総務大臣と財務大臣に質問させていただきます。  六月三十日から七月十四日まで梅雨前線が居座りました。気象庁に言わせれば、これまでに経験したことのない記録的な大雨...全文を見る
○吉田忠智君 特に日田市や中津市などは、一回床上浸水を受けたところが、またボランティアなどが入ってやっと片付けが終わりそうだなというときにそれ以上を上回る水位になりまして、私も地元に行きましたら、地元の住民の方が、心が折れそうですと、そういうふうに言われておられまして、是非、復旧...全文を見る
○吉田忠智君 確かに政権交代後、最初は我が党も三党の政策合意に参画をしましたが、貧困格差対策に意欲的に取り組んでこられたことは率直に認めますし、評価をしますが、なかなかまだ数字的なものとして成果が上がってこないという面はあります。  一方で、不正受給を強調される声が最近高まって...全文を見る
○吉田忠智君 なかなか難しい問題であることはもう承知をしておりますが、多角的に、慎重の上にも慎重に、是非義務化については検討いただきたい、そのように思います。  次に、社会保障制度改革推進法について二点伺います。  まず、六条、医療保険制度については、「保険給付の対象となる療...全文を見る
○吉田忠智君 医療の必要以上の抑制という観点は入っていないという趣旨で理解していいわけですかね。
○吉田忠智君 続きまして、第七条、介護サービスの範囲の適正化等による介護サービスの効率化及び重点化を図るとしていますが、これはどのような趣旨でしょうか。介護サービスのカットを目指すことになるのではないでしょうか。
○吉田忠智君 改めて申すまでもありませんが、今回の社会保障制度改革が生活や将来の安心を得るものでなければなりませんので、しっかりまた私どもも意見反映をしていきますが、今後そういう方向で検討していただきたいと思います。  次に、いわゆる三党協議の議事録について質問します。  我...全文を見る
○吉田忠智君 今日、実は通告で岡田大臣にお伺いしたいと言ったら、事務方に、岡田大臣は答弁できないと、そのように言われたんですけど、答弁できますか。いいですか。
○吉田忠智君 三党協議の議事録についても是非、政府と三党で検討、公開についてですね、一定期間後で結構ですから、公開していただくようにお願いをしたいと思います。  用意した質問、次回に回したいと思います。  ありがとうございました。
07月26日第180回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智であります。  この度の三法案につきましては、税制改正や条約の発効に伴う国内法の整備でありまして、社民党としても賛成をいたします。  そこで、関連をして何点か質問をさせていただきます。  まず、船員法改正ですが、労働条件にかかわる...全文を見る
○吉田忠智君 できるだけ迅速にしていただきますとともに、また省令や通達の内容については後ほどお知らせをいただきたいと思います。  次、船員法改正では、海上労働条約の実効性を確保するために、寄港国検査、ポートステートコントロール、先ほども議論がありましたが、これによって条約不適合...全文を見る
○吉田忠智君 行革の中で厳しい定数管理にあるわけでありますが、体制の充実、増員に向けて、また特段の御努力もお願いをしたいと思います。  次に、外航日本人船員住民税軽減措置について質問をします。  お忙しい中、総務省から政務官、おいでをいただきました。まず総務省にお伺いをいたし...全文を見る
○吉田忠智君 それぞれ自治体で判断できるといいましても、財源の裏付けがなければなかなか判断ができないわけでありまして、総務省として、現状の交付税措置を前提にすると難しいということでありますが。  そうすると、大臣にお伺いしますが、国交省として、減免した自治体の交付金を予算要求す...全文を見る
○吉田忠智君 是非この住民税の減免措置が実現をしますように、国交省それから総務省協力してでき得る限りの対応はしていただきたいと思います。  政務官、お忙しい中ありがとうございました。では、結構です。  次に、良質な船員の人材確保には、内航、外航、バランスの取れた政策が不可欠で...全文を見る
○吉田忠智君 是非慎重に検討いただきたいと思います。  最後に、フェリー航路の維持確保について質問します。  本四高速など高速道路との競合により厳しい経営状況にあるフェリー航路の維持確保に向け、国交省としてどのように取り組んでいかれるのか、伺います。
○吉田忠智君 先般、離島振興法も延長されましたが、離島の皆さんにとりましても、それ以外の住民の皆さんにとりましても、フェリーはやっぱりライフラインでありまして、是非しっかり守っていただくように強く要請をしまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
07月27日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第9号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  まず、不公平税制の是正について質問をいたします。(資料提示)  社民党は、中低所得者層に負担を強いる消費税増税には反対であります。まして、今のデフレ不況の下ではなおさらのことでございます。  従来、民主党も消費税...全文を見る
○吉田忠智君 総理は、社会保障財源として、このように言われています。所得税では現役世代に負担が重いので、全世代で広く負担する消費税を充てたいと言われているわけであります。しかし、所得税で課税所得三千万円というと、年収にして三千五百万円くらい、課税所得五千万円だと年収五千五百万円く...全文を見る
○吉田忠智君 参議院に質疑が移りまして、かなりほかの税目についての議論がなされたと思います。  安住大臣に伺いますが、この間の議論の中で、これまで以上に踏み込んでこうした課税強化をしなければならないという認識になったかどうか、その点について伺います。
○吉田忠智君 与党の民主党の議員の中からもそういう強い声があって、本当にきめ細かいデータをこの委員会の場で出していただいたと思っています。是非、議論を踏まえて真剣に検討いただきたいと思います。  法人税の議論も今日はしたいんですけど、時間がありません。我が党の福島党首や又市副党...全文を見る
○吉田忠智君 公明党さん、内部でかなり厳しい議論もなされたと思っておりますし、そういう言われ方をされるというのは非常に残念であります。いずれにしても、我が党は社会保障の全体像が示されない限りは増税すべきではないという立場でもある、そのことは申し上げておきたいと思います。  先ほ...全文を見る
○吉田忠智君 しっかり取り組んでいただきたいと思います。  修正後も、市町村が保護者の就労時間などを勘案して時間単位で保育の必要性を認定するという新システムの基本設計は維持されました。今日のように待機児童が発生し保育の量が保育事業に追い付いていない状況を前提にすれば、従来保育に...全文を見る
○吉田忠智君 いやいや、法案の意図することは分かった上で、やっぱり一番現場で問題になっていることをやっぱり指摘しているわけですよ。  例えば、東京や横浜などで正社員の子は認可保育、非正規のは認可外や認証などといった傾向が生じているんじゃありませんか。そういう実態、把握しているで...全文を見る
○吉田忠智君 是非、机上の理論だけではなくて、現実を基に制度設計に当たっていただきたいと思います。  次に、質問ですが、一般の保育所と小規模保育サービスにおける配置される職員や施設の格差が幼児教育機能の格差につながることも懸念をされます。小規模保育サービスを利用する就学前児童に...全文を見る
○吉田忠智君 どうぞよろしくお願いします。  反省も込めてあえて提起をさせていただきますが、修正後の審議では、基本的な考え方がばらばらな三党が消費税ありきで継ぎはぎを重ねたという、そもそも論に質問が集中をして、どうしても社会保障関連など議論が私は深まっていない、そのように思って...全文を見る
○吉田忠智君 ほかの議員の皆さんもそうでしょうが、私も、週末はあちこちで街頭演説もし、それから国会報告もいたします。やっぱりよく言われる、最近特に言われるのが、もう今のような内容で採決するのと、野田総理は決める政治と言われるが、本当にこれで決めちゃっていいのと、そのように言われる...全文を見る
○吉田忠智君 逆進性対策も先送り。もっと条件がそろってから一緒に採決したらどうですか、この引上げ法案を。この点、最後に総理にお伺いして、終わります。
○吉田忠智君 最後にいいじゃないですか。
○吉田忠智君 じゃ、以上で終わります。
07月30日第180回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  タクシー事業の規制緩和対策について質問をさせていただきます。  二〇一〇年四月に行われた新潟のタクシー運賃改定に関して、公正取引委員会は、昨年十二月、カルテル行為があったと認定し、新潟交通圏のタクシー事業者二十五社...全文を見る
○吉田忠智君 国土交通省は、この特別措置法に基づいて下限割れ運賃の事業者に毎月収支報告書等を提出を求め、過度な低価格競争を厳しく監視をしているわけであります。長年にわたる運輸行政の在り方を勘案すれば、タクシー業界としては、運輸当局が自動認可運賃の枠内に入るよう行政指導している、そ...全文を見る
○吉田忠智君 公正取引委員長がそこまで具体的に言われるのであれば、じゃ、あえてお伺いしますが、この間の規制緩和によってタクシー料金の値引き競争して様々な弊害が出ていることについて、公正取引委員長としてはどのように思われますか。
○吉田忠智君 労働条件が厳しいと言われましたが、この三枚目の資料に付けていますけれども、最低賃金法の違反率の推移ですよ。左側が全労働者の違反率、右側がハイヤー・タクシー事業に係る最低賃金法の違反率の推移、もう群を抜いて高いんですよ。  少なくとも、新潟のタクシー事業者の皆さんも...全文を見る
○吉田忠智君 今回のことを心配した新潟県の泉田知事が公正取引委員会へ、運賃改定は理解できる、カルテルに問うべきではない旨の意見書、これ四枚目の資料ですけれども、を出され、新潟市の篠田市長も同様の要望書を出されているわけです。新潟県民、市民の皆さん、つまり消費者も、今回の運賃改定は...全文を見る
○吉田忠智君 この特措法の趣旨は、様々な規制緩和対策、様々な問題が出てきましたから、こういう最低賃金も含めて。それはやっぱり協議会をつくっていろんなことを話し合っていきなさいということも含まれているというふうに私は理解しているんです。その点は、国土交通省、どうですか。それに対する...全文を見る
○吉田忠智君 私は、それではこの特措法の趣旨が生かされない、そのように思います。  公正取引委員長の見解はそういうことかも分かりませんが、私は、これはやっぱり非常に、なかなか判断が難しいところじゃないかと思いますよ。やっぱりグレーに属するところじゃないかと思いますよ。やっぱりタ...全文を見る
○吉田忠智君 経営者が集まって話し合うときに、それはパッケージですよ、それは。それは減車もそうでしょう。減車も、何か台数を減らすのも公正取引委員会が注意したって聞いているじゃないですか。増え過ぎたから、規制緩和で、タクシーの台数は。これ悪いんですか、話し合って進めるのが。
○吉田忠智君 具体的に減車をしようと思ったら、そういう方法、それぞれ勝手に減車してくださいとかいうこと、話にならないでしょう、それは実際、減車をするのに。  その点、大臣、減車の話ですが、いかがですか。
○吉田忠智君 私は、今回のことはタクシーだけの話ではないと思うんですね。いわゆるこの間の規制緩和が様々な面で影響が出てきています。バスもそうですよ。だから、公正取引委員会もそういうことも含めてやっぱり判断してもらわないと悪いと思うんですよ。  その点はどうですか、公正取引委員会...全文を見る
○吉田忠智君 じゃ、公正取引委員長として、今回の特別措置法の趣旨が生かされるためにはどうあるべきだと思いますか、どうしたらいいと。
○吉田忠智君 今日は、私が予想した以上に公正取引委員長、率直なお話をしていただいたと思っています。まだかみ合わないんですけれども、これからまたちょっと私もしっかり勉強して調べて、これからまた見解をお伺いをしたいと思います。  また、大臣も是非、やっぱり法律を作った責任があるわけ...全文を見る
08月02日第180回国会 参議院 国土交通委員会 第10号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  まず、六月末から七月中旬に発生をしました九州北部豪雨災害について何点か質問させていただきます。  まず、この災害により亡くなられた方々の御冥福をお祈りを申し上げますとともに、御遺族に対しまして心から哀悼の意を表しま...全文を見る
○吉田忠智君 大分県、熊本県、福岡県あるいは当該市町村の実情や要求をしっかり受け止めていただいて、きめ細やかな対応をしていただきますようにお願いを申し上げたいと思います。  次に、鉄道の復旧についてでございます。  通学やお年寄りの生活の足である豊肥線、久大線、日田彦山線も深...全文を見る
○吉田忠智君 この鉄道の復旧については、これから状況も見ながらまた質問させていただきますが、しっかり後押しをしていただきたいと思います。  次に、熊本と大分を結ぶ国道五十七号につきましても甚大な被害を受けているわけであります。豊肥本線の代替バスのルートもこの五十七号でありまして...全文を見る
○吉田忠智君 どうぞよろしくお願いします。  続きまして、私もJALの問題について取り上げさせていただきます。西田委員ほど厳しく追及できませんけれども、よろしくお願いします。  先ほど西田委員からもお話がありましたが、九月中に株式再上場の予定とも報道されておりますが、二十三年...全文を見る
○吉田忠智君 国土交通省、そして航空局としても大変問題意識を持たれておりまして、現状についての説明とか、これからどうしたいというところまではまだ説明をいただいておりません。いずれにしても、これからしっかりこの委員会でも、この状況把握をしながら、また私も、西田委員ほどいきませんけれ...全文を見る
○吉田忠智君 いや、先ほどるるお話がありましたように、公的支援によって経営状況は大きく改善をしているわけであります。整理解雇をしたときの状況とは大きく変わってきているわけでありますから、そうした情勢変化を受けて私はやっぱり国土交通省としてはしっかり動く必要があると思いますが、改め...全文を見る
○吉田忠智君 この問題についてはまた引き続き追及させていただきます。  以上で終わります。
08月02日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  本題に入ります前に、今大きな問題になっております原子力規制委員会の委員長及び委員の人事について質問させていただきます。  政府は先日、原子力規制委員会の委員長の人事案として田中俊一氏を提示されました。田中氏が三月ま...全文を見る
○吉田忠智君 理解ができません。  こういう重要法案を審議する一方でそういう動きがあるということで、関連して質問をさせていただきました。  いずれにしても、今日のニュースによれば、民主党内でも……
○吉田忠智君 異論が出ていると、そのように聞いておりますので、是非再考を求めたいと思います。  それでは、消費増税関連法案の質問に移ります。  我が党は、これまでも、被災者の生活再建に大きな障害になるということも理由の一つとして消費税増税に反対をして──どうぞ、細野大臣。
○吉田忠智君 反対してまいりました。  東日本大震災から一年四か月が過ぎましたが、被災地の生活再建は大変遅れていることは御案内のとおりでございます。さらに、二年後に八%、三年後には現在の倍の一〇%になれば、被災地の復興に重大な支障を生じさせることは明らかであります。  財務大...全文を見る
○吉田忠智君 いや、私がここでこういう質問をするのも、被災県の社民党の県連合からそういう強い要請があるものですから、こういう質問をさせていただいているんですよ。そういうネガティブなとかいうことじゃないんですよ。実際、財務大臣にはもう直接の担当だからそういう強い声はないかも分かりま...全文を見る
○吉田忠智君 次に、最近大きな問題になっております消費増税法案の附則十八条二項について質問します。  もう何回も取り上げておりますが、附則には、成長戦略並びに事前防災及び減災等に資する分野に資金を重点的に配分すると明記されました。自民党発議者は当委員会で、今まで緊縮財政一本やり...全文を見る
○吉田忠智君 いずれにしても、自民党さんの国土強靱化基本法案を念頭に置いたものであるというふうに私は理解をしました。  同じく公明党さんに伺いますが、公明党さんの防災・減災ニューディール推進基本法案、これを念頭に置いたものでしょうか。
○吉田忠智君 国土強靱化法、自民党さんは十年間で二百兆円、それから公明党さんは防災・減災ニューディールで十年間で百兆円のインフラ整備をうたわれているわけであります。誰かが言っていましたが、税と公共事業の一体改革とかいう言葉も出てきておりますけれども、そういう何か心配の声がだんだん...全文を見る
○吉田忠智君 この議論で、それぞれの政府の皆さん、それから各党の発議者の皆さんの答弁を聞いて、よく分からないんです。  今回の消費増税は、お話がありましたように、社会保障四経費など社会保障目的に限る、社会保障目的税化すると言われてまいりました。しかし、附則にこの項が入ったことに...全文を見る
○吉田忠智君 去年、第四次補正だったと思いますが、補正予算の議論をする予算委員会で私は質問させていただきましたが、財務省がこの消費税増税方針を出した途端に、その補正予算の中身を見ると、ばらまき的な要素がかなり含まれておりました。次の予算の先取り、本予算では認められないであろうよう...全文を見る
○吉田忠智君 この点の認識の違いでは済まないんですよ、これは、やっぱり。
○吉田忠智君 以上、質問を終わります。ありがとうございました。
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  公述人の皆様方には、貴重な御意見をいただきまして、誠にありがとうございました。  私は、木幡公述人に何点か質問をさせていただきます。  本日の議題となっておりますいわゆる消費増税関連法案、元々政府案そのものに問題...全文を見る
○吉田忠智君 日本という国が福祉というビジョンが見えないということを公助と関連してお話をいただいたと思いますし、木幡公述人が言われたように、日本国将来ビジョン国民大討論が至る所で起きて、何が不足しているのか、何が問題なのかを集約していく作業こそが福祉を食い物にするモラルハザードや...全文を見る
○吉田忠智君 このレジュメで先生が最後お話しできなかったところ、消費税増税法案に対する声というところで先生がお話しできなかったところ、特に後段の方の問題点を何点か指摘をされておられます。経済的豊かさについての議論も必要でしょう、あるいはまた、国民の生活と人間としての幸福を問うとい...全文を見る
○吉田忠智君 どうもありがとうございました。終わります。
08月06日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会公聴会 第1号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  公述人の皆様方には、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  今回の消費税増税関連法案、とりわけ社会保障制度改革については先送りされた課題が多いわけでありますが、子ども・子育て関連三法案につきまして...全文を見る
○吉田忠智君 菅家公述人にもう一点お伺いをしますが、これまでなかなか議論されなかった課題で、人口減少地域における保育の質の確保ということがあると思うんです。  ともすれば、都市部の待機児童の解消ということがどうしても中心的な課題になるわけでありますけれども、そのことはやっぱりこ...全文を見る
○吉田忠智君 鳫公述人にお伺いをいたします。  子供の貧困対策についての言及がございました。自治体間の財政の格差やあるいは首長の姿勢が結果的に施策に影響しているという御指摘でもございます。やっぱり生活・就学調査が実際にはなかなかきめ細かく行われておりませんので、それはやっぱり調...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございました。  続いて、吉田、永井公述人にお伺いをいたします。  お二人からは、この法律を作った後の運用が大事だという懸念の意見がございました。率直に申し上げて、二重行政の中で、そして今回の修正協議の局面においても、これまでのそれぞれの団体の方々の声...全文を見る
○吉田忠智君 これから検討課題とされた事項をいかに実現をできるようにしていくかというのが、まさに運用が大事ということでもございますし、子ども家庭省を何とか設置したいという政府・民主党の思いもございましたし、やっぱりそういう方向で、この二重行政そのものをしっかり一元化をしていくとい...全文を見る
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  公述人の皆様方には、お忙しい中、出席をいただきまして、貴重な御意見をありがとうございました。  順次質問させていただきます。  まず、植草公述人に質問をいたします。  植草公述人は、マニフェスト違反、あるいは財...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございました。  続きまして、醍醐公述人に質問をいたします。  附則十八条の二項の問題、それから消費税以外の税目、所得税、相続税の先送り、それから中小企業の負担転嫁の問題、さらに不安定非正規雇用の問題ということで、私もこの間この特別委員会でも取り上げま...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございました。  続きまして、飯田公述人に伺います。  財政赤字の解消のために強力な金融政策による名目成長によってこれを改善をすべきだという主張をされておられるわけですが、なかなか金融政策は難しいのではないかと素人が考えますと思うわけでありますが、飯田...全文を見る
○吉田忠智君 中村公述人にお伺いをいたします。  私が読んだ資料では、一九八九年、消費税を導入してから昨年度まで、二〇一一年度まで国民が負担をした消費税は二百三十八兆円、そして、いわゆる地方税も含めて法人三税の減税、これが二百二十三兆円と書かれていました。ある人が、じゃ、消費税...全文を見る
○吉田忠智君 貴重な御意見をありがとうございました。  終わります。
08月27日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  いわゆる子ども・被災者支援法についてまず質問をいたします。  六月二十一日に、子ども・被災者支援法が与野党全党共同提案という形で成立をいたしました。当委員会での採決を受けて平野大臣にも、成立後は、子ども・被災者の生...全文を見る
○吉田忠智君 事前に復興庁の担当者の方からもお話をお伺いをしまして、平野大臣、非常にリーダーシップを発揮されて、この法律の趣旨を生かすために努力をされておられる、そのことは率直に認めます。その上で、法案審議の過程では、パブリックコメントなどの形式的なものではなくて、やっぱりタウン...全文を見る
○吉田忠智君 このことについては、意見を聞くということについては、特にタウンミーティングなどは政府任せにするだけではなくて、私ども、この法律の策定にかかわった議員もやっぱり声を掛け合ってやらなければいけないなということも話しておりまして、なかなか日々皆さん忙しいんですけれども、是...全文を見る
○吉田忠智君 そこで問題になるのが自主避難者の把握ということでございます。  前提として自主避難者の把握が必要なわけですが、現状、国も自治体も誰が避難者なのかを完全には把握できておりません。自主避難者の方から見れば現段階では行政に登録するインセンティブに乏しく、そのせいで行政は...全文を見る
○吉田忠智君 総務大臣にもう一回確認をしますが、このデータベースについては、この支援法、いわゆる子ども・被災者支援法にかかわるデータベースとして活用の可能性については前向きにとらえて総務省としてしっかり協力していくと、一緒に取り組んでいくということでよろしいわけですね。
○吉田忠智君 平野大臣にそのことについてお伺いをしますが、この全国避難者情報システムを活用してもう一段連携を図らないとちょっと活用までいかないような、今、私、そのように受け止めましたが、平野大臣、是非、総務省とその辺の連携して、各自治体にも協力をお願いしてしっかりもう一段踏み込む...全文を見る
○吉田忠智君 是非、しっかり検討していただきたいと思います。  とにかく、予備費でも補正でも、今緊急に支援すべきは自主避難者の家族の再会、具体的には、母子、父子避難者など、家族と離れ離れになって暮らす方が再会するための交通費でございます。自主避難生活も一年近くが経過をしています...全文を見る
○吉田忠智君 なかなか前向きな答弁には受け止められません。非常に消極的であるというふうに思いますが、この支援法の趣旨は、東電任せでは賠償が進まないこと、これまでの原発推進に対する国の責任に鑑みて、国のイニシアチブで原発被災者への迅速かつ適切な支援に取り組むことであります。その点、...全文を見る
○吉田忠智君 平野大臣、是非各省と連携して、自主避難者の支援、とりわけ緊急の課題である家族の再会の交通費を無償化することに、復興庁、とりわけ各府省を束ねる立場ですから、取り組んでいただきたいと思いますが、いかがですか。
○吉田忠智君 国交省としても、是非、課題に終わらないように、これが実現するように取り組んでいただきたいと思いますし、復興大臣も各府省をこうした課題については束ねる立場で取り組んでいただきたいと思っています。  それでは次に、二重ローン対策としての個人版私的整理ガイドラインの利用...全文を見る
○吉田忠智君 いずれにしても、特に指摘されてきたのは、やっぱり周知徹底の努力がこの間足りなかったということでございまして、今副大臣、金融庁としてしっかり取り組んでいくと、そのように言われましたけれども、しっかり進めていただきたいと思っておりますが、金融機関は金融庁が担当するとして...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございました。  縦割り行政のすき間に落ち込んで被災者の救済が遅れるということがあってはなりません。こうしたすき間を埋めるためにこそ復興庁が設置されたわけであります。  改めて、今、法務大臣、総務大臣からも答弁をいただきましたが、復興大臣、この周知を徹...全文を見る
○吉田忠智君 ちょっと時間がありますので、もう一点。もちろん通告はしておりますが、金融庁に、ちょっと問題になったことがありましたのでお尋ねをします。  ガイドラインの利用を支援する立場の個人版私的整理ガイドライン運営委員会というのがございますが、この説明会で、被災者がローンを減...全文を見る
○吉田忠智君 しっかり指導していただきたいと思います。  復興庁を中心にして、原発事故被災者、避難者への支援、事業者に対する二重ローン救済策、被災者個人に対する被災ローン減免制度の活用を通じて、一日も早い被災地の生活再建に政府が全力で取り組んでいただくように強く求めまして、少し...全文を見る
08月27日第180回国会 参議院 予算委員会 第25号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  まず、竹島問題、尖閣諸島問題についての基本姿勢について総理に伺います。
○吉田忠智君 ありがとうございました。  いずれにしても、これらの問題でいたずらに自国民のナショナリズムをあおることは、せいぜい選挙目当てのパフォーマンス、最悪の場合は軍事的な緊張を高め、国民の生命、財産を危うくするばかりの愚策でしかないと考えます。社会民主党は、これらの問題は...全文を見る
○吉田忠智君 じゃ、防衛大臣に伺いますが、相当に改善されたのはどれとどれですか。
○吉田忠智君 森本大臣も防衛大臣に着任をされて、このオートローテーション機能、このことを言われましたので申し上げますが、降下率が他の飛行機より高いと危険性を認識したと発言されておられるわけですね。そのことについての発言した真意は。
○吉田忠智君 先ほどのアーサー・リボロ氏はこのようにも言われております。操縦士らの指導強化や警告システムなどを改良しても、原因が機体構造に起因している、機体構造そのものが十分な改良がなされていない、国防総省は、同氏が指摘した六つの欠陥を事実と認識したものの、有効な改善措置が講じら...全文を見る
○吉田忠智君 国民の皆さんは、まだ十分にこれからどういうオスプレイの運航、飛行訓練がなされるかというのを御存じないかも分かりませんが、先ほど井上委員もこの点について御指摘をされましたが、パネルで用意をしました。  その前に、この上には、五年間で五十八件の事故が発生をしたというこ...全文を見る
○吉田忠智君 先ほども議論がありましたが、米国のハワイ州では地元や住民の意見を考慮してオスプレイの訓練が中止をされております。ニューメキシコ州でも同様の理由から中止をされました。米国で禁止をされた危険なオスプレイの飛行がなぜ日本で中止されないのか。沖縄はもとより、全国知事会からも...全文を見る
○吉田忠智君 是非その基本方針に基づいて毅然とした対応をしていただくように要請をしまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
08月28日第180回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  本法案は、社会経済活動に伴って発生をする二酸化炭素の相当部分が都市において発生していることに鑑み、都市の低炭素化を図るため、国の基本方針の策定、市町村による低炭素まちづくり計画、低炭素建築物の普及等を定めるものであり...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございました。  そもそも、都市部の集合住宅に見られますように、人口密度の高い都市の方が低炭素化していると考えるならば、都市内では郊外から町中に人口を集約する、そして、より広域的に言えば、農村部から地方都市へ、さらには地方都市から大都市圏へ人口を集める方...全文を見る
○吉田忠智君 本法律に基づきまして、市町村は低炭素まちづくり計画を策定することになるわけであります。国交省から市町村に対して必要な助言の提供など、どのように支援していくことになるのか、伺います。
○吉田忠智君 低炭素化に向けて、交通政策では例えばマイカーの流入を規制し、都市部での公共交通の利用促進などが必要ではないかと考えますが、国交省として公共交通の利用促進という観点からどのように取り組んでいかれるのか伺います。
○吉田忠智君 ソフト面のそういう公共交通の誘導策と併せて、ハード面におきましても自動車本体そのものを低炭素化していく必要があるわけでございます。具体的には、電気自動車の利用を政府として強力に推進していく必要があるわけでありますが、現状、国土交通省の自家用あるいは事業用の電気自動車...全文を見る
○吉田忠智君 しっかり取り組んでいただきたいと思います。  関連して、私も大変関心を持っているものですから質問しますが、雪冷熱エネルギーの利活用促進についてでございます。  法案では、未利用エネルギーの利用の促進として、都市公園等に太陽光パネルを設置する際の占用許可の特例が設...全文を見る
○吉田忠智君 是非しっかり支援をしていただきたいと思います。地域に適した様々な自然エネルギーの開発、利用促進に向けて政府全体で支援をしていただきたい、そのように思っています。  この法案には基本的には賛成の立場でありますが、法案には、持続可能な都市を建設し、都市住民の生活の質を...全文を見る
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  この度の海上保安庁法等改正案は、一定の遠方離島において、従来の海上に限らず陸上であっても海上保安官等の犯罪対処を可能とするとともに、一定の場合、立入検査を行わずに勧告及び退去命令を行うことができることとするなど、海上...全文を見る
○吉田忠智君 先ほど来るる議論がありましたように、行革の中で十八名純増で増やすというのはなかなかやっぱり大変なことであったと、そのように思っておりますが、人員を確保するだけではなくて、やっぱり人員を養成する、体制整備ということも必要でございます。  人材を養成する海上保安大学校...全文を見る
○吉田忠智君 今後は陸上での犯罪対処能力の向上のために、これまで警察が有していたノウハウを提供していただいたり、あるいは研修や、警察との人材交流あるいは情報通信システムの共有化なども進めていく必要があると考えます。  今後、海上保安庁として警察との連携にどのように取り組んでいか...全文を見る
○吉田忠智君 それ以外に必要なことは国際協力ということもございます。国境を海上に持つ我が国において、周辺国の関係機関との連携協力は海上の安全確保に非常に重要な役割を果たしてきているわけであります。これまでも海上保安庁は、北太平洋やアジアといった枠組みで、我が国の周辺海域における共...全文を見る
○吉田忠智君 今、韓国、ロシア、中国についての言及もございました。とかくその三国とはあつれきがあるわけでございますが、海上保安庁としてやっぱりそういうチャンネルを大事にすることが一方では極めて今後の課題として重要なことだと思いますが、改めて、とりわけその三か国とはどういうチャンネ...全文を見る
○吉田忠智君 野田総理は、尖閣諸島も含め、領海で周辺国による不法行為が発生した場合には、必要に応じて自衛隊を用いることも含めて毅然として対応すると発言をされています。領海警備につきましては、第一義的には海上保安庁の任務であることは明白でありまして、我が党は、国境をめぐる問題は憲法...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございました。  周辺海域をめぐっては、一足飛びに領海警備に海上自衛隊を充てるべきだという御議論もありますけれども、我が党は、海保が独自につくり上げてきた国際協力と信頼のネットワークを大切にしながら海保による安全確保に努めることが海洋国家としての我が国の...全文を見る
10月18日第180回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  復興予算流用問題について質問させていただきます。  今日は、各委員から問題点としてかねて指摘をされている事業について個別にお話もございました。私も、例えば先ほど防衛省の事業がありましたけれども、老朽化した自衛隊機の...全文を見る
○吉田忠智君 経産大臣が言われたように、未曽有の原発事故が発生をして、とにかく収束をして、あるいは現実に被害に遭われた方の対応をしなければならない、緊急を要する事態でありましたから、そういう区分けができなかったということはよく分かります。しかし、これからのことを考えますと、やっぱ...全文を見る
○吉田忠智君 じゃ、次に財務大臣にお伺いをいたします。  現在、政府内では、復興予算見直しに当たり、これはまあ報道で私が見たことで、事務方に聞きますと確定ではありませんというふうに言われていましたけれども、三点、基準、目安を示されていまして、一つは執行率の低い事業、それから緊急...全文を見る
○吉田忠智君 本日の質疑の前に各省庁から特徴的な事業の資料はいただきましたが、是非ピックアップされたものについてはこの決算委員会に提出をいただきたいと思いますが、委員長、その取り計らいをお願いします。
○吉田忠智君 次に、全国防災についてでございます。  今日も様々議論がありました。答弁の中でもその必要性について言及をされたわけでありますが、私は、やはりこの際、とりわけこれから予算編成をする、来年度予算からになろうかと思いますが、やっぱり復興予算から全国防災というのは切り離す...全文を見る
○吉田忠智君 次に、復興大臣に質問をいたします。  多くの期待を背負って創設されたわけですよね、復興庁が。率直に申し上げて、二十三年度補正予算というのは、その後二月に復興庁が設置されたわけですから大分ずれ込んで、まあいろいろ経緯はあったんでしょうけれども、だから、それから以降の...全文を見る
○吉田忠智君 その行政事業レビューの扱いについては各省庁に基本的には任せるという趣旨ですかね。もう一回。
○吉田忠智君 いや、ですから、そういうところをこれから復興庁が、私は大臣のこういう答弁を聞くと、何かもう各省庁任せにやっぱりするんだというふうに受け取るんですよね。違うんでしょう。
○吉田忠智君 それでは具体的に、例えば予算の審議を国会でしますよね。国会、例えば予算の項目については、ずっと読んで質問をしますけれども、どうしても成立した後の箇所付け、あるいは具体的に省庁が事業を実施する場合にチェック及ばないんですよ、国会がチェック機能がね。だから、そういうとこ...全文を見る
○吉田忠智君 その点は、復興庁の役割として復興関係の事業を統括的に見るという意味で、もし復興大臣のそこまで権限が及ばないというならば、やっぱり閣議決定をしっかりして、それでそれをしないとまた同じことの繰り返しですよ。そうでしょう。
○吉田忠智君 非常に、ちょっと私としては不満でありますが、二十五年度の関係を先に行きましたけど、問題となっている二十三年度の補正、二十四年度の復興予算、まだ使われていない分ありますよ。官房長官は、この使い道を点検をして、流用が明らかになった部分、問題点として明らかになった部分につ...全文を見る
○吉田忠智君 時間も来ましたので、最後に財務大臣に一点お伺いします。  例えば今後は、予算成立後、箇所付けが明らかにされた段階で改めて検証をする、年度途中であっても不適正な予算については執行停止、減額補正で組替えという、そういう私は一般的なルールを確立すべきではないかと考えます...全文を見る
○吉田忠智君 しっかり、私は、先ほど私が申し上げたようなルールを確立しないとまた同じことの繰り返しになるということを指摘をしまして、質問を終わります。  ありがとうございました。