吉田忠智

よしだただとも

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数2回

吉田忠智の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第186回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  この通常国会で総理が使われている言葉で大変気になる言葉がございます。責任野党という言葉であります。総理、私が党首を務めております社会民主党、責任野党でしょうか。
○吉田忠智君 どこの政党、どの政党、それから無所属の方も含めて、そして衆議院、参議院、七百二十二人おりますけれども、自分の言動に責任を負わない人間は一人もいないと思うんですよね。だから、私は責任野党などという言葉は使わない方がいいと思うんですけど、総理、いかがですか。
○吉田忠智君 余り不毛な議論を長々とやってもしようがありませんけれども、いずれにしても使わない方がいいとだけ申し上げておきたいと思います。  建設的な議論をさせていただきます、これから。  次に、総理は常々世界一企業が活動しやすい国に日本をするんだというふうに言われていますけ...全文を見る
○吉田忠智君 もちろん企業がなければ労働者は働くことができない、そのとおりでありますけれども、やっぱり働く人の現状というのは本当に深刻な状況にあると思いますよね。非正規の比率は四割に近づいております。それから、ブラック企業の調査を厚生労働省がしたら、調査対象の八二%ですか、そうい...全文を見る
○吉田忠智君 総理が確かに、デフレ脱却のために労働者の賃金を引き上げなければならない、それを経済界に要求をされた、そして政労使の会議をされている、そのことの総理の姿勢については私は評価をいたします。  ただ、どうもやっぱり私は、総理は生身に現場で働いている一人一人の姿が私は十分...全文を見る
○吉田忠智君 次の質問に移りますが、補正予算の基になりました好循環実現のための経済対策における雇用創出二十五万人程度ということがうたわれております。内実はなかなか正社員増えるということにはつながらないのではないかと危惧をしていますけれども、一倍を超えたと宣伝されている有効求人倍率...全文を見る
○吉田忠智君 多様な選択肢を提供する、働く人もそういうニーズがある、その名の下でこれまで労働法制の規制緩和が進められて貧困格差が拡大してきたんじゃありませんか、非正規も四割に近づいたんじゃありませんか。そういうことをしっかり検証して検討すべきですよ。そのことを申し上げて、次の質問...全文を見る
○吉田忠智君 是非結果が出るように取り組んでいただきたいと思います。(発言する者あり)社民党頑張れと言われましたけれども、先ほど私も党改革第一弾というのを記者会見しまして、その中にも、女性の比率を高めるように我が党も努力しますので。  それで、もう一点、選択的夫婦別姓。選択肢と...全文を見る
○吉田忠智君 是非、谷垣法務大臣、誕生日が一緒ですから、リーダーシップを取ってしっかり進めていただきたいと思います。  次の質問に移ります。辺野古の新基地建設の問題でございます。  一月十九日に行われた名護の市長選挙、もう御案内のとおりで、稲嶺進さんが四千票以上の差を付けて再...全文を見る
○吉田忠智君 民意といえば、昨年の参議院選挙、我が党も推薦した糸数慶子さんが勝利をいたしました。辺野古の新基地建設反対ということを訴えました。その前の衆議院選挙でも、自民党の議員の皆さんは県外移設ということを訴えられました。  このパネルにありますように、(資料提示)自民党沖縄...全文を見る
○吉田忠智君 じゃ、一昨年の衆議院選挙で当選された方々、そしてその前の参議院選挙で、昨日ここで質問されておられましたけれども、あの方も含めて、どのようにされるんですか。
○吉田忠智君 訂正をするとかいうことで済まないでしょう、今でもこうなっているんだから。  それと、私は、一昨年の衆議院選挙で県外移設を訴えて当選された方、その前の参議院選挙で当選された方、私は辞職をされて改めて信を問うべきだと思いますが、そのように思われませんか。
○吉田忠智君 沖縄県民の皆さんは納得しておりません。仲井眞知事も公約違反だということで言われております。そのことだけ申し上げて、今後またこのことについては議論させていただきたいと思います。  次に、原発の問題についてです。  昨年十二月に出されたエネルギー基本計画の原案におい...全文を見る
○吉田忠智君 具体的にお伺いをします。  大間、島根三号の新増設、上関の建設はすべきではないと考えますが、いかがですか。それぞれお答えください。
○吉田忠智君 どこまでいっているんです。
○吉田忠智君 既存の原発だからどうするというんですか。(発言する者あり)
○吉田忠智君 いずれにしても、先ほど申し上げたように、今のような状況の中で原発そのものがコントロールできていないわけですから、原発再稼働、新増設、既設の建て替え、リプレース含めて極めて問題があるということを申し上げたいと思います。  次に、昨年の十二月二十三日、南スーダンPKO...全文を見る
○吉田忠智君 適切であった、例外だからそういう手続で進めたということでは済ませることはできないと思っております。  例えば、集団的自衛権行使容認の解釈改憲も同じ手法ではないか。一内閣の判断で憲法解釈を変える、このことはもはや法治主義とは呼べないわけでありまして、そういうことが本...全文を見る
○吉田忠智君 はい。
02月19日第186回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第1号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  両参考人、大変貴重なお話をありがとうございました。もう前置きなしに簡潔にお二人に同じ質問を二問させていただきます。  一問目は、一昨年、前の政権から行われております税と社会保障の一体改革についてどのように評価をされておられ...全文を見る
○吉田忠智君 原発、エネルギー政策について。原発を含むエネルギー政策について。
○吉田忠智君 ありがとうございました。
02月26日第186回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
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○吉田忠智君 藤井参考人、それから建部参考人、大変貴重なお話をありがとうございました。  お二人に二問お伺いをしたいと思います。  まず一問目が、ある私は書き物で読んだんですが、一昨年の十一月頃、ちょうど衆議院解散の時期に為替の介入が行われていたのではないかと。円安誘導、これ...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございました。
03月05日第186回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  まず、内閣法制局長官に質問をいたします。  内閣法制局は、憲法解釈、法律問題に関し内閣に意見を述べるという重責を担っているわけでございます。長官、この意見事務にはどのように当たるべきだと考えておられますか。
○吉田忠智君 ほかの議員がどういう質問をしたか分かりませんが、私は、内閣法制局長官としてどのように意見事務に当たるのか、そのことを聞いたわけであります。
○吉田忠智君 二月二十四日に長官が退院をされて、マスコミのインタビューに対して、内閣法制局は内閣の一部局なので首相の方針に従ってやるべきことはやると発言しておられました。  前後いろいろ言われたんだと思いますが、改めてその真意を聞かせてください。
○吉田忠智君 今日は法制局長官と余り長々私はやるつもりはなかったんですが、いずれにしても、法制局長官、これまで内閣法制局が私は果たしてきた役割、それを踏まえていないというふうに言わざるを得ませんけれども、その点はいかがですか。
○吉田忠智君 小松長官のみならず、内閣法制局の皆さんが是非これまでの歴史的な役割を踏まえてしっかり職責を果たしていただくように、そのことを強く求めて、また長官とは今後やり取りをしたいと思いますが、次の質問に移ります。  総理の歴史認識について質問します。  日中、日韓の首脳が...全文を見る
○吉田忠智君 じゃ、その自民党総裁のときの自らの発言、行動については撤回をするんですか。考え方を改めたんですか。
○吉田忠智君 私の質問に答えていない。  考え方を改めたんですか。
○吉田忠智君 じゃ、関連して、昨年十二月二十六日の総理の靖国参拝について伺います。  私の推察するところ、中国、韓国の反応は織り込み済みだったと思います。ところが、アメリカの失望表明、これは総理は想定外だったのではありませんか。
○吉田忠智君 正面から質問に答えてくださいよ。  米国の失望表明について、一月十七日に、総理と大変親しい萩生田光一自民党総裁特別代理は、米国は共和党政権の時代にこんな揚げ足を取ったことはない、民主党政権だから、オバマ政権だから言っていると発言をしました。  十二月二十六日、靖...全文を見る
○吉田忠智君 私は、日中、日韓の関係改善のためには、総理が、自分の任期中は靖国に参らない、そのことを明言をするのが一番関係改善の第一歩だと思いますが、そう思いませんか。
○吉田忠智君 総理も、前の第一次政権のときに靖国に参れなかった、痛恨の極みだと何回も言われておられます。  去年の総理の靖国参拝は、私は大きく国益を損ねたと、そのように思っております。だからこそ、私は、関係改善のために総理御自身が、もう一回参ったからいいじゃないですか、総理自身...全文を見る
○吉田忠智君 総理の是非決断を求めて、質問を終わります。ありがとうございました。
03月12日第186回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  大地震、大津波、あってはならない原発事故から三年が経過をしました。改めて犠牲となられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。社会民主党も、私も、肉親を亡くされた方々のいまだ癒えることのない悲しみを胸に刻み、そして、今なお...全文を見る
○吉田忠智君 自民党総裁として、撤回して、ホームページから削除すべきじゃありませんか。
○吉田忠智君 イギリスのエコノミスト誌によれば、プーチン大統領は国際秩序を支える規範をじゅうりんし、ウクライナだけでは済まない危険な前例をつくったと論評しています。私もそのとおりだと思っています。このような前例はアジア地域にも大きな影響を与えるわけでありますから、是非その点、自民...全文を見る
○吉田忠智君 日米安保に基づいて、米国は日本防衛義務を負い、他方、日本は米軍基地と駐留経費を提供しておりますね。来年度予算における米軍関係経費は四千六百六十七億円にも上るわけであります。ホスト・ネーション・サポートの比較でも、総額、負担率とも世界最高水準であります。既に十分過ぎる...全文を見る
○吉田忠智君 これまでもるる議論がありますように、総理が自らが最高責任者で長年積み上げてきた憲法解釈を変える、海外で武力行使は行わない、そのことが一貫した見解でもございますし、それを総理自身の判断で閣議決定で変えるなどといったら、内閣が替わるごとに憲法解釈が変わるということにもな...全文を見る
○吉田忠智君 人道的な観点から、是非交代をさせて病気療養に専念させるべきだと思います。  そして、今、この国会において憲法解釈が非常に重大な局面になっております。是非、しっかり職責を果たすことのできる法制局長官に代えるべきだと、そのことを強く申し上げて、質問を終わります。
03月13日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  今日は順番を繰り上げて質問をさせていただきます。各会派の皆様の御配慮に感謝を申し上げます。  あの大地震、大津波、あってはならない原発事故から三年が経過をしました。改めて、犠牲となられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとと...全文を見る
○吉田忠智君 そこで、静岡の例でありますが、現在、静岡市を挙げて大井川上流域をエコパークにしようと活動しています。また、大井川流域は川の霧が育む良質なお茶の産地でありますし、名産のサクラエビも大井川と富士川の河口に近い海のみが産地であります。  昨年提出された環境影響評価準備書...全文を見る
○吉田忠智君 では、毎秒二トン程度の減水は何に当たるのでしょうか。一級河川の地下を掘削することにより流量が減水するという事態は、およそ法の予定するところではないわけでありますけれども、自然環境に壊滅的な被害を及ぼすこのような事態は防止すべきだと考えますが、いかがですか。
○吉田忠智君 リニアの問題については、今後もまたお聞きをしたいと思います。  次に、熊本県の瀬戸石ダムについて質問をいたします。  瀬戸石ダムは、球磨川にある完成後五十五年経過した老朽ダムであります。九州地方整備局は二月十二日、電源開発、Jパワーが持つ発電用水利権について二十...全文を見る
○吉田忠智君 適切に指導と言われたわけでありますが、では、定期検査の指摘問題の解決の実効性を具体的にどのように図っていかれるのか、伺います。
○吉田忠智君 ダムの周辺の住民は、長年、洪水の危険や振動被害、護岸の崩壊、赤潮やアオコ、水質汚濁や異臭、ヘドロの発生などの苦難を強いられており、ダムの撤去を希望しているわけであります。また、地元の球磨川漁協も、アユ漁に被害が出ているなどとして更新反対を決議をしていました。こうした...全文を見る
○吉田忠智君 Jパワーと地元住民の協議の場を仲介するなど、国土交通省としても許可権者としての責任を果たしていただくようお願いをいたします。  次に、設計労務単価の実態についてお聞きします。  国土交通省は、昨年四月に全職種平均で一五・一%、今年二月に更に七・一%公共工事の設計...全文を見る
○吉田忠智君 いや、その数字の乖離があるという説明は分かったんですけど、どうして適正に現場の皆さん、働く皆さんに支払われていないかという根本原因のところをお伺いしたいと思います。
○吉田忠智君 局長が言われたように、重層的な下請構造の下でダンピングや賃金の中間ピンはねが行われていた、その防止が課題ということでございます。まさに、その重層的な下請構造の改善ということが求められているわけでございます。  お隣の韓国でも同様に建設産業の重層的下請関係の問題を抱...全文を見る
○吉田忠智君 各会派の皆さんからも現場の専門技能者の後継者問題については指摘をされているわけでありまして、簡単な課題ではないと思っておりますし、様々な複合的な要因もあるというふうには思います。外国人の皆さんの当面お手伝いをいただくかみたいな議論も国土交通省の中ではされているかと思...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございました。  建設労働者の収入が向上して建設産業が魅力ある職場になるように、特段のまた御努力をお願いを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月17日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  藤巻幸夫議員の訃報に接しまして、改めて、五十四歳の若さで亡くなられて、極めて残念でございます。心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。  藤巻議員は、質問のたびに、これまでの経験を生かして斬新な発想で様々な提案...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございました。  復興のこれからの状況にもよるんでありましょうが、まずは二年間延長ということで、このことについては評価をいたします。復興の状況を見ながら再延長についても是非また今後検討していただきたいと思いますが、そのことについて見解を伺います。
○吉田忠智君 よろしくお願いします。  次に、シェアハウスについて質問をいたします。  他人同士がリビングや浴室などを共用して暮らすシェアハウスは、敷金、礼金、保証人不要など初期費用負担が軽いこともあり、年々増加してまいりました。昨年来、シェアハウスのうち、特に脱法ハウス問題...全文を見る
○吉田忠智君 次に、厚生労働省に質問しますが、厚生労働省は、転居や退去させられた入居者数は把握していますか。また、こうした方々の住居を保障するためにどのような支援策があるか伺います。
○吉田忠智君 ネガティブな方のシェアハウス居住者の多くはワーキングプアだと思われます。職はあるが低賃金で、住居費を低く抑えざるを得ない方々であります。住宅支援給付は失業により住居を失った方が就職するまでのつなぎであり、生活保護も住宅支援給付も職に就いている方は対象にならないんです...全文を見る
○吉田忠智君 一歩前進だと思います。違法なものに限らず、シェアハウスの分布や建築基準法上の課題、安全面での入居者間の意思疎通の有無などを含む住環境の在り方、仮に退去を余儀なくされた場合のその後の支援に必要な個々の居住者の生活、就労などの実態など、建物、居住者等にわたる正確な実態把...全文を見る
○吉田忠智君 あれば調査を検討するという、調査をするというところまで行かないんですか。
○吉田忠智君 是非調査をしていただくように強く要請をいたします。  国土交通省、厚生労働省は、既存の組織の中で懸命に取り組んでいただいているわけでありますが、何せ新しい住まいの形を旧来の枠組みに無理やりはめ込んでいるわけでありまして、市民や業界の側も、注文を付けられる行政の側も...全文を見る
○吉田忠智君 一点だけ。  時間が来ておりますが、大臣、是非国土交通省が音頭を取って検討会を設置をしていただきたいと思いますが、そのことを要望して、大臣の見解を伺って、質問を終わります。
○吉田忠智君 よろしくお願いします。
03月18日第186回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  あの大震災、大津波、あってはならない原発事故から三年が経過をしました。改めて、被災者、避難者の皆さんの実態とニーズに即した復興を進めていかなければならない、そのように私も社民党も肝に銘じているところでございます。 ...全文を見る
○吉田忠智君 こうした方々が東電から受けていた精神的損害、月十万円の賠償も昨年二〇一二年八月で打ち切られていますね。それから、帰りたくても帰れない方、特にいまだに仮設住宅での暮らしを余儀なくされている世帯は、高齢者や障害者など仕事がなく年金暮らしの世帯が多いと言われています。この...全文を見る
○吉田忠智君 それは、原子力被災自治体における住民意向調査で調べているということですか。
○吉田忠智君 各市町村できめ細かく調べているという大臣の今答弁でありますが、避難住民の例えば早期帰還とか定住に向けた環境整備、あるいは長期避難者の生活拠点の具体化等のためということに重きが置かれていて、避難者が今まさに必要としている支援策を検討するというところまでには行っていない...全文を見る
○吉田忠智君 四月一日で解除される田村市の一部においても、同様に解除後も避難生活を続けざるを得ない住民が多数出てくると思われます。こうした避難者のニーズに基づいて改めてきちんと支援を行うべきと考えますが、大臣に改めて伺います。
○吉田忠智君 大臣、今日は議論をしませんけれども、いわゆる子ども・被災者支援法を衆参全会一致で、全ての会派が共同提出者で名を連ねて成立をした支援法に基づいて、それはもう自主的避難をされた方々も含めて、それぞれの選択に応じてきめ細かい経済的な保障、健康調査、医療費の助成をすべきだと...全文を見る
03月20日第186回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  雇用対策について質問をさせていただきます。  最近の複数の世論調査を見ましても、景気の回復を実感しないという回答が七五%程度、実感しているという回答が一〇%から二〇%程度であります。この間の円安によりまして、輸出型...全文を見る
○吉田忠智君 今厚生労働大臣からお話がありましたように、この雇用調整助成金の要件をリーマン・ショック前に順次戻してきたと、平成二十四年の十月から順次戻してきました。ニーズが少なくなったという面は多少あるかも分かりませんが、この要件を見直す、厳しくしたということも、現在までの実績が...全文を見る
○吉田忠智君 いずれにしましても、雇用の状況も見ながら機敏な対応をしていただいて、この雇用調整助成金を有効に生かしていただきたいと思います。  田村大臣から先ほどお話がありましたように、日本再興戦略では、いわゆる成熟分野から成長分野へ失業なき労働移動を進める、行き過ぎた雇用維持...全文を見る
○吉田忠智君 成熟分野から成長分野ということは、そのとおりにできれば本当にいいわけでありますけれども、例えば正社員と言われる方々も、成長分野ほどブラック企業と言われる企業が多いわけですよね。また、医療、介護など労働条件の改善が緊急の課題に挙げられる点もあるわけでありまして、安定し...全文を見る
○吉田忠智君 若者の不本意非正規問題への取組や、実効性のある同一価値労働同一賃金、また均等待遇の実現に向けてしっかり取組を強めていただくように求めまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
03月26日第186回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  三月十八日の質疑に引き続きまして、原発事故避難者の生活支援について質問をいたします。  四月一日の田村市都路地区を始め、各地で避難指示の解除に向けた動きが進んでいます。解除された後も帰還できない避難者は、国の解除決定以降、...全文を見る
○吉田忠智君 大臣、前回もそうだったんですけれども、帰還できる環境整備、基盤整備をしていこうということは、それは重要なことだと思うんです。ただ、やはりどうしても帰還できない方がおられますから、そういう方も併せてしっかり支援をしていくのがこれは復興庁あるいは各省庁の仕事ですよね。そ...全文を見る
○吉田忠智君 それぞれ、帰還したい人も、どうしてもいろんなことがあってできない人もひとしくやっていただくということを確認をさせていただきたいと思います。  現時点で考えられるのは、施策としては、まず賠償ですね、それから福祉制度なんですよ。その賠償については、原賠審の中間指針第二...全文を見る
○吉田忠智君 打ち切られた翌日、二十四年九月一日から二十五年三月末までで今お話のあった賠償金が支払われたと。だけど、極めて限定的なんですよね。あと、だから、損害賠償請求をされる場合は、ADR、原子力損害賠償紛争審査会に訴えるしかないということなんであります。  第二次追補が出さ...全文を見る
○吉田忠智君 この賠償の問題については、東京電力ともしっかり協議をして、そして、もう既にこの第二次追補が出されて二年が経過しているわけですから、事情変更も考慮した対応を強く求めたいと思います。  次に、賠償が使えない場合の福祉施策ということで生活保護が考えられるわけですが、川内...全文を見る
○吉田忠智君 生活保護については、偏見や負い目が伴うとか、被災者にとって新たな精神的負担になるということも危惧されるわけでございます。今答弁をいただきましたが、生活保護を申請される方については是非踏み込んだ判断もいただきたいと思います。いずれにしても、生活保護を検討せざるを得ない...全文を見る
○吉田忠智君 是非、これは長期戦になりますから、帰還できる環境整備ももちろん必要ですが、どうしても帰還できない方も、先ほど大臣と確認をさせていただきましたが、ひとしく対応していただきますように、新たな生活支援制度ができるまでこの福島再生加速化交付金も活用して対応していただきますよ...全文を見る
03月27日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  本題に入る前に、先日、シェアハウスについて質問しましたが、若干前向きな動きがあるようでありますから、少し質問させていただきます。  先日、大臣の御答弁により、建築基準法上の寄宿舎について、小規模で避難が容易な構造の...全文を見る
○吉田忠智君 大変前向きに検討していただいていること、敬意を表します。  東京都は建築安全条例で、寄宿舎には道路に面しない住戸の前に一・五メートル以上の窓先空地を設けなくてはならないと定めており、今回施行令等の改正の実効性が確保されるのか、心配されております。  地方自治との...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございます。  規制を合理化することで、結果として貧困ビジネスなど不適切な業者の参入が助長されてはならないと思います。そういった意味でも、英国やオーストラリアで制度化されている物件オーナーの免許制度や市町村への物件登録制度などの導入も検討すべきと考えます...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございます。  このように、国交省、厚労省、東京都のような特定行政庁と、所管も複数にまたがっております。総合的な住政策としての論点整理、交通整理に当たって省庁を超えた有識者会議が必要だと考えますが、改めて大臣の御見解をお聞かせください。
○吉田忠智君 よろしくお願いします。  次に、本題の奄美・小笠原特措法改正について質問します。  極めて厳しい地理的、自然的制約がある中、両地域が自立的で持続可能な発展を遂げるために一層の支援措置は不可欠と考えますから、社会民主党としても本法案に賛成の立場でございます。若干重...全文を見る
○吉田忠智君 いずれにしましても、小笠原諸島における交通路線の整備が世界自然遺産登録継続に悪影響を及ぼしてはならないと考えますが、その点についての見解を伺います。
○吉田忠智君 よろしくお願いします。  奄美、小笠原の各法案の配慮規定には再生可能エネルギー源の利用の促進が掲げられております。離島であり、自然も豊かな両地域は分散型の再生可能エネルギー源の利活用に適していると考えますが、具体的に両地域で期待される再生可能エネルギー源の利用とは...全文を見る
○吉田忠智君 関係省庁とも連携を図りながら、再生可能エネルギーの促進に向けて特段の御努力をお願い申し上げたいと思います。  これまでの各委員からの質問や提言を踏まえて、今回の改正に当たっての大臣の御決意をお伺いをいたしたいと思います。
○吉田忠智君 五年間の期間延長をするわけでありますが、五年後にしっかり成果が現れますように、大臣を始め国交省の皆さん、関係省庁の皆さんと協力して、また、県それから都、それから自治体の皆さんと協力して特段の御尽力をお願い申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました...全文を見る
04月03日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  先日の沖ノ鳥島桟橋設置工事において大変痛ましい事故が発生をいたしました。改めて、犠牲となられた方々にお悔やみを申し上げ、御冥福をお祈り申し上げます。  大変難しい、厳しい条件の中での工事であることはよく分かりますけ...全文を見る
○吉田忠智君 改めて、現状の労働環境のどういった点が問題だと考えますか、伺います。
○吉田忠智君 それでは、具体的な課題について何点か伺います。  その一つの社会保険未加入問題について、この間、どのように取り組んでこられたのか、伺います。
○吉田忠智君 この社会保険未加入問題においては、いわゆる一人親方の問題が大きくクローズアップされることになりました。一人親方については、基本的な技能や経験もあり、自発的に一人親方としての働き方を選択している方とは別に、経験も浅く実態として労働者に近いにもかかわらず、企業が雇用者責...全文を見る
○吉田忠智君 それでは、国土交通省に伺いますが、国交省としては、いわゆる一人親方についてどのように考えておられますか、また、これまでどのように取り組んでこられたか、伺います。
○吉田忠智君 今、毛利局長が言われたパンフレット、社会保険加入に当たっての判断事例集というんですかね、これやチェックシートを私も読ませていただきましたが、結果として、もし一人親方が自分は適切な社会保険に入っていないということが判明した場合、加入手続は労働基準監督署や職業安定所、年...全文を見る
○吉田忠智君 是非関係機関と協力をしてもう一歩踏み込んだサポートをしていただくように要請をしたいと思います。  次に、建設業の、先ほど大臣からもお話がございました労働賃金について伺います。  業界団体、一般社団法人日本建設業連合会の建設業ハンドブック二〇一三によれば、二〇一二...全文を見る
○吉田忠智君 平成二十五年度公共工事設計労務単価は、型枠大工で一万八千三百五十六円、とび工で一万八千四百三十一円など、前年比一五・一%アップとなりました。このこと自体は高く評価をしていますけれども、しかし、お配りしております資料を見ていただきたいんですが、公共工事設計労務単価を基...全文を見る
○吉田忠智君 改めて、国交省はこの要因についてどのように分析をされておられますか、これだけの差が出ると。
○吉田忠智君 社団法人全国建設業協会が二〇一三年九月に公表した適切な賃金水準の確保等の取組み状況に関するアンケート調査結果では、下請単価は需要と供給により決まるので公共工事設計労務単価の上昇、下落には直接連動していない、波及の時期は今後の工事発注量次第とする建設業者の意見が多く寄...全文を見る
○吉田忠智君 言うまでもなく、建設産業は重層的な下請の問題を抱えております。下請の次数を経るだけ、いわゆる中抜き、ピンはねが横行しております。末端の労働者の人件費、賃金にしわ寄せが行く構造となっているわけでございます。中小の建設業者は、恐らくこうした重層的下請構造の恩恵からは外れ...全文を見る
○吉田忠智君 本来ならば、ILO九十四号条約の批准、それから公契約法の制定、そして自治体の条例制定という手順なんですけれども、国の対応を待てずに、大臣からお話のありましたように、自治体がもう条例制定ということで、だんだん今増えて、検討している自治体もかなりに上ると、そのようにも聞...全文を見る
○吉田忠智君 最後の質問ですが、今年の春闘に当たりまして、公明党さんが進められて提唱されてきました政労使会議で、賃上げに向けた合意文書が取りまとめられたと聞いておりますし、官製春闘などという言葉も出ておりますが、一定の成果も出ているとは思っております。  そこで、大臣、今こそ建...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございました。  以上で終わります。
04月09日第186回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第3号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  今日は三人の参考人の先生方には貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  それぞれ先生方に質問をさせていただきたいと思います。  まず、山下参考人に対してでございますが、TPPが今大詰めの交渉を迎え...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございました。
04月10日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  昨年二月のこれからのインフラ・システム輸出戦略において、相手国が真に求め、真に役立つインフラの整備に協力し、現地の経済社会の安定や発展に貢献すると同時に、環境の保全にも資するような良い仕事をすることによって、日本は世界で尊敬...全文を見る
○吉田忠智君 我が国において、こうした持続可能な開発への支援、人間の安全保障の推進を担ってきた機関としては、国際金融等業務を担う国際協力銀行、JBICや、技術協力及び無償資金協力の調査などを担う国際協力機構、JICAがあり、既に融資のみならず出資業務も行っているところです。  ...全文を見る
○吉田忠智君 ODAについては、環境破壊や住民に対する強制的な立ち退き、非自発的住民移転等に対する南北の市民社会からの抗議、メディア報道、国会での議論を経て、二〇〇二年にはJBICが、〇四年にはJICAも国際的にも高い水準の環境社会配慮ガイドラインを策定し、その後、同ガイドライン...全文を見る
○吉田忠智君 そこで、更に伺いますが、JBICやJICAの環境社会配慮ガイドライン策定に当たっては、関係省庁のみならず、研究者、NGO、民間団体等を交えた議論が行われました。基準の策定に当たり、こうした第三者を交えた開かれた会議を行うべきではありませんか。少なくとも、単なるパブリ...全文を見る
○吉田忠智君 NGOを含めた第三者からの意見を聞くということについての明確な答弁はありませんでしたが、大臣に改めてお伺いします、意見を。
○吉田忠智君 そのことはそういう必要があるということを申し上げておきたいと思います。  民間の交通関連企業やゼネコンなどは、単なるお付き合いではなくて、経営判断に基づいてリターンを期待をして機構に出資をいたします。事業参画や出資等について海外交通・都市開発事業委員会が判断すると...全文を見る
○吉田忠智君 それでは、最後の質問をさせていただきます。  衆議院の委員会でも、本日の委員会でも、需要リスクや相手国の政治的リスクなどるる御議論がございました。こうしたリスクが現実化した際に、機構に存続期限の定めがないこともあり、国民の税金が垂れ流されるおそれがあります。JIC...全文を見る
○吉田忠智君 以上で終わります。ありがとうございました。
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合を代表して、株式会社海外交通・都市開発事業支援機構法案に反対の討論を行います。  本法案は、政府出資による株式会社海外交通・都市開発事業支援機構を設立し、機関や財政上の措置等を定め、海外での交通や都市開発事業に関わる大規模インフラ事業におけるリ...全文を見る
04月14日第186回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  まず、集団的自衛権行使の問題について質問をいたします。  まず、小松内閣法制局長官にお尋ねしますが、改めて、現時点の法制局の集団的自衛権に関する見解をお示しください。
○吉田忠智君 従来どおりとはどういう見解ですか。
○吉田忠智君 つまり、自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を自国が攻撃されていないにもかかわらず実力をもって阻止する権利、これが集団的自衛権の定義ですね。確認します。
○吉田忠智君 内閣法制局も、これまでそのようにずっと国会の中で答弁をしていたと思います。私が申し上げて、今、小松長官が確認をしていただきましたこの集団的自衛権の定義は、いつのどのような形で政府内で確立されたのでしょうか。
○吉田忠智君 現時点では、内閣法制局としては、集団的自衛権行使ができないという見解でよろしいんですね。
○吉田忠智君 後段のことを言うから、内閣法制局長官としてののりを越えているとみんなから言われるわけでありますよ。それに関わる議論はちょっと後ほどありますので、そのときにさせていただきます。  四月十日の時事通信のインタビューにおいて、安保法制懇の北岡伸一座長代理は、集団的自衛権...全文を見る
○吉田忠智君 もうこれ以上このことを法制局に問いただしても一緒でしょうから、官房長官にお伺いをします。  安保法制懇では、砂川事件判決を集団的自衛権の根拠とするという議論がなされているのでしょうか。議論の実態はどのようなものか、伺います。
○吉田忠智君 砂川事件についてどういう議論がなされていますか。
○吉田忠智君 安倍総理は、四月八日のBSフジの番組で、砂川事件判決が集団的自衛権を否定していないことははっきりしている、集団的自衛権の中に制限された形で認められるものがあるのではないかという議論が安保法制懇でも主流的になりつつあると発言をされています。  この点、既に四月十日の...全文を見る
○吉田忠智君 こういう国会の場でしっかり言っていただかないと議論にならないじゃないですか。こういったブラックボックスの中での憲法九条の解釈という非常に重要な議論が行われているということが、私は民主主義の破壊であるというふうに思っています。  官房長官、少なくともこれまでの安保法...全文を見る
○吉田忠智君 リアルタイムで公開していただけませんか。
○吉田忠智君 安倍総理は、安保法制懇で主流的になりつつあると発言されましたが、これは完全な誤解ないし総理御自身の願望を表明したにすぎないと私は考えますが、官房長官、いかがですか。
○吉田忠智君 少なくとも憲法上の三権分立という統治機構の下で、私は、総理という行政の長が司法の下した最高裁判決を自説に都合よく歪曲するというのは、私は前代未聞で許されないことではないかと思います。それについて何かコメントありますか、官房長官。
○吉田忠智君 それでは、内閣法制局長官に、法制局についてちょっと看過できない報道がありましたので、お尋ねします。  四月十三日の時事通信によれば、内閣法制局は、必要最小限の自衛権に集団的自衛権の一部が含まれること、また、ある国が日本の近隣国を攻撃、占領しようとしていて、放置すれ...全文を見る
○吉田忠智君 今、頭の体操という話がありましたが、かつて予算委員会の答弁の中で、小松長官が、内閣法制局としても頭の体操をしていると。私は、火のないところに煙は立たないと思うんですね。それは頭の体操の中身が出たんじゃありませんか。
○吉田忠智君 内閣法制局の長官を、小松さんがフランス大使から着任をされたわけでありますが、小松長官は病気治療があるということで、横畠次長、本来定年でありますけれども、小松長官を支えるために定年を一年延長されたということでございます。これまでの慣例でいきますと横畠次長が長官になられ...全文を見る
○吉田忠智君 それでは小松長官に伺いますが、小松内閣法制局長官は、今後、安保法制懇のそうした報告が出た場合に、それを受けてどのような対応をされますか。
○吉田忠智君 是非、のりを越えないように、内閣法制局長官としての職責を、是非法制局としての職責を果たしていただきたいと思います。  官房長官に最後に質問させていただきますが、憲法九条がノーベル平和賞の候補になりました。九条をやっぱり生かし守るべきという主張をしている我々にとって...全文を見る
○吉田忠智君 テロ特措法、イラク特措法に基づき海外派遣された自衛隊のうち、在職中に三十五名の方が亡くなった、そして、うち十六名が自殺であったということが我が党の照屋衆議院議員の二〇〇七年十一月の質問主意書で明らかになっております。  安倍政権が進める集団的自衛権の容認は、国民の...全文を見る
○吉田忠智君 続いて、日豪EPAとTPP交渉について質問いたします。  去る四月七日、安倍総理とオーストラリアのアボット首相との会談で、両国は七年越しの日豪EPAについて大筋合意を発表しました。最大の争点でありました牛肉について、日本側が現行三八・五%の関税の半減という信じ難い...全文を見る
○吉田忠智君 まだこの日豪EPAについて議論したいんですけど、時間が押しておりますので、TPPの質問に移りたいと思います。  吉川副大臣の地元は北海道で、北海道はホルスタインの主産地で大きな影響があるのではないかと思っております。是非、日豪EPA大筋合意は白紙撤回するように求め...全文を見る
○吉田忠智君 日豪EPAの合意の内容、大変厳しい内容でありましたけれども、農水省は国内畜産業の健全な発展と両立する我が国としてぎりぎりの線というふうに言われているわけですが、このTPP交渉において、日本が死守すべき、これ譲れない一線だというふうに農水省は考えているんじゃないかと思...全文を見る
○吉田忠智君 いやいや、だから、TPPの。いいですか。
○吉田忠智君 じゃ、TPPの交渉において、少なくともその日豪EPAの合意内容がデッドラインだと。
○吉田忠智君 オバマ大統領の来日前の妥結ありきで拙速に進めるくらいなら、私は甘利大臣の訪米は延期するぐらいの強い姿勢で臨むべきだと考えております。  いずれにしても、TPPは原則関税ゼロ、規制、関税撤廃が原則だと、そのように聞いております。一部の輸出大企業のために、農業のみなら...全文を見る
04月16日第186回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第4号
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○吉田忠智君 都合によりまして、順番を繰り上げて質問をさせていただきます。御配慮に感謝申し上げます。  社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  両先生には大変貴重なお話をいただきまして、ありがとうございました。先生のお話しいただいたことは、ほとんど共感をするところでご...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございました。
04月22日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  韓国における旅客船の事故によって犠牲となられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。まだなお行方不明の方がおられますし、時間の経過とともに厳しい状況でございますけれども、最後まで無事に救出されるようにお祈りを申し上げたいと思いま...全文を見る
○吉田忠智君 本改正案によりまして、国際戦略港湾としての港湾運営会社に対して国の出資が可能となるわけであります。出資者としての国の関与はどのようになるのでしょうか、地方自治体の港湾管理権を弱めたり、地方分権に逆行することにはならないのでしょうか、伺います。
○吉田忠智君 港湾管理の在り方は変わらないということを確認をさせていただきたいと思います。  国による出資あるいは無利子貸付制度の拡充により、今後、国際戦略港湾への予算の重点配分が予想されます。こうした集貨、創貨により、港格、港の格による格差の拡大、特に地方港湾が貨物を奪われる...全文を見る
○吉田忠智君 二〇一一年三月三十日の本委員会で、当時の林田港湾局長から、三島川之江港は港湾運送事業法の指定港としての基準を満たしている、地元の理解を得られるよう努力するとの答弁をいただきました。本年度中には金子地区国際物流ターミナルの全面供用も予定されているわけですし、港湾労使も...全文を見る
○吉田忠智君 以上で終わります。ありがとうございました。
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合を代表して、港湾法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  本法案は、国際戦略港湾の港湾運営会社に対する国の出資、無利子貸付制度の対象施設の拡充等を内容とするものです。  反対理由の第一は、法案が、これまで自治体に委ねられてきた日本の...全文を見る
04月23日第186回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第5号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  佐々木参考人、坂根参考人には大変貴重なお話をありがとうございました。勉強になりました。  まず、両参考人に同じ質問をさせていただいて、後で一問、また佐々木参考人にさせていただきたいと思います。  今の日本全体の雇...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございました。
05月13日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  まず、都市再生特措法の改正について伺います。  いわゆる小泉構造改革を始めとする一連の容積率や用途制限の規制緩和により、大規模商業施設や都市部での高層マンションの建設が可能となりました。これにより、地元住民への日照問題やビ...全文を見る
○吉田忠智君 仕組みがあるのは分かっているんですけど、それがうまく機能しないからいろんな問題が起こってきたわけでございます。  今回の法改正においても都市機能誘導区域における容積率や用途制限の緩和が盛り込まれております。具体的にはどのようなものでしょうか、この改正により町壊しに...全文を見る
○吉田忠智君 この間の容積率や用途制限の規制緩和の底流には、内需拡大やミニバブルの期待などの景気対策を住民が主役であるべきまちづくりに優先してきた国の都市政策があると思います。国交省にも猛省を求めたいと思います。  まちづくりの主役である住民への事前事後の十分な情報公開と住民参...全文を見る
○吉田忠智君 局長から今答弁がありましたように、立地適正計画、いわゆるマスタープランについては、事前に公聴会等の手続を経る、都市計画審議会の意見を聴くなどの保障がありますが、建築物が実際に建てられる際に住民が関与できる制度とはなっておりません。問題となる事例には、民間事業者による...全文を見る
○吉田忠智君 マスタープランに住民の意見が十分反映されているとは言えないこと、またマスタープラン自体が必ずしも個別の建築を拘束できないことから、冒頭申し上げたような多くの建築紛争が生じているわけでございます。個別の建築の際にも地元住民、周辺住民の意向がきちんと適切に反映されるべき...全文を見る
○吉田忠智君 まちづくりにおける住民への事前事後の十分な情報公開と住民参加の保障について、改めて大臣の御所見をいただきたいと思います。
○吉田忠智君 先ほど局長からも答弁がありました都市計画の問題、とりわけ都市計画の広域調整について伺います。  コンパクトシティーのモデルケースである富山市においても、先ほど来御議論がありましたけれども、隣接する高岡市や射水市との間で郊外型の大型商業施設の誘致をめぐって都市計画区...全文を見る
○吉田忠智君 次に、地域公共交通法改正について伺います。  国の基本方針を受けて地域公共交通網形成計画や地域公共交通再編実施計画を策定するのは市町村等になるわけであります。中核市以上を除き、多くの市町村では交通担当の職員はおりません。あるいは交通担当の職員も地域振興や土木などと...全文を見る
○吉田忠智君 是非、今後、現場の状況をよく見ていただいて、あるいは現場の意見をしっかり聞いていただいて、国交省として是非定員の確保についても積極的に進言をしていただきたいと思います。交付税の算入の基礎となる資料についてもしっかりそういうことが盛り込まれるような、きめ細やかな対応を...全文を見る
○吉田忠智君 地域公共交通が十分に確保されていない地域において、高齢者や通学する児童生徒等の移動手段を確保するため、地域公共交通再編事業において自家用有償旅客運送、いわゆるコミュニティー交通が例外的な措置として導入されているわけであります。  自家用有償旅客運送が公共交通空白地...全文を見る
○吉田忠智君 今国会で成立いたします、いたしました第四次地方分権一括法により、自家用有償旅客運送についての国の登録、監査等の事務権限については、希望する市町村、都道府県に移譲することになるわけであります。自家用有償旅客運送に対する今後の国の関与はどのようになるのでしょうか、安全確...全文を見る
○吉田忠智君 これは附帯決議の文言でも議論になったわけでありますけれども、是非国としても、助言にとどまらず、勧告、是正等、適切な自治体に対する対応をしていただきたいと思っています。  最後に、内容についての賛否は別にしまして、今回両法案が一括で審議されることは今後の地域の在り方...全文を見る
○吉田忠智君 終わります。ありがとうございました。
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合を代表して、都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  本法案は、住宅及び医療施設、福祉施設、商業施設その他の居住に関連する施設の立地の適正化を図るため、市町村による立地適正化計画の作成について定めるとともに、当該施設...全文を見る
05月19日第186回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。トリを務めさせていただきます。  まず、地方公共団体における臨時・非常勤職員の処遇改善について伺います。  自治体における人件費は、平成二十三年度が二十三・四兆円、二十四年度は二十三兆円であります。一方、臨時・非常勤等...全文を見る
○吉田忠智君 それ、総務大臣、最後言ったのは女性でなければならないということはないわけですから、その認識は変えていただかないといけない。  それから、勤務の様々な職種の態様、それから本人のニーズといいますか、その点は確かにあろうかと思います。ただ、しかし、現実に、平成二十年の総...全文を見る
○吉田忠智君 地方の実情ということを今言われたわけですが、めり張りを付けた定員管理ということもその趣旨としては言われたわけでありますけれども、といいましても、長期のデフレ不況で大きく傷ついた地方財政、あるいは増え続ける住民サービスの需要、あるいはいわゆる地域の元気創造事業など、国...全文を見る
○吉田忠智君 二十一年通知が、今言われている数字を見ると、余り増えていませんね。やっぱり国でしっかり法的措置をしないと駄目なんですよ。  そうした状況の中で、社民党もほかの党の皆さんと協力をしながら、均等待遇を図り、臨時・非常勤の諸手当に関する規定を整備すべく地方自治法の一部改...全文を見る
○吉田忠智君 これ、議員立法で確かに提出しておりますけれども、やっぱりどうも総務省が否定的な立場を取っていると。それで、与党の皆さんがなかなかその気にならないというか、やっぱり審議が進まないんですよ。新藤大臣がもう行こうって決断をすれば、そこで一気に進むんですよ。いかがですか、大...全文を見る
○吉田忠智君 もうこれ以上総務大臣に言ってもなかなか前に進まないので、総務大臣が各党に、与党の皆さんに頭を下げて回ればできることだということを申し上げたいと思います。  今、答弁の中で、任期付短時間勤務職員の活用と言われました。事前にいただいた資料によりますと、平成二十五年で復...全文を見る
○吉田忠智君 私たちもこれからも先ほど申し上げた地方自治法の改正を提案をしていきますし、是非これの成立を図るべく総務省も御尽力いただきたいと思いますが、そもそも、臨時・非常勤の皆さんがマンパワーとして自治体に必要であるならば、正規職員の定数を増やすことで対応することが大原則であり...全文を見る
○吉田忠智君 情報提供や制度の周知徹底を求めていきたいと思います。  総務大臣、社会情勢の変化に伴って住民サービスのありようも大きく変化をしておりますし、現状の臨時・非常勤にもパート労働法や改正労働契約法の趣旨を徹底すること、あるいは地方公共団体職員定数の見直しとともに、手当支...全文を見る
○吉田忠智君 しっかり総務大臣もリーダーシップを取ってやってください。  それから、先ほどの答弁で、女性ならではの職種という発言がありました。現状では男性も女性も区別なく就業しているわけですから、その点、ちょっと訂正してくれませんか。
○吉田忠智君 もう一回、大臣。
○吉田忠智君 ちょっと私も時間がないので、後で議事録見てすり合わせをさせていただきたいと思いますが、いいですか。
○吉田忠智君 そうです。
○吉田忠智君 じゃ、総務大臣はこの後外部の会議があるというふうに聞いておりますので、どうぞ退席されてください。  次に、原発事故に由来する放射性廃棄物の処理事業について伺います。  平成二十三年度の放射性物質汚染廃棄物処理事業については四百五十一億円、うち執行額が三十八億円、...全文を見る
○吉田忠智君 特別措置法に定められた放射性廃棄物の最終処分、特に指定廃棄物の処理はどのようになされているのでしょうか、伺います。
○吉田忠智君 今説明のあった新設される五県の件は後ほど質問しますが、その五県以外については既存の廃棄物処理場に指定廃棄物を埋め立てるということになるわけであります。  各地の処分場は、自治体や場合によっては民間事業者が運営しておりまして、また、言うまでもなく、現実問題として自治...全文を見る
○吉田忠智君 新設以外の対応については、また今後議論させていただきたいと思います。  それで、新設五県についてでありますが、社民党はこれまで、指定廃棄物処分場の新設予定地とされた栃木県矢板市、前の政権のときに候補地として出された、それから茨城県高萩市に調査団を派遣してまいりまし...全文を見る
○吉田忠智君 五県の、それぞれ一県ごとの見通しを教えてください。
○吉田忠智君 栃木の矢板、茨城の高萩はもう対象から外れると考えていいんですか。
○吉田忠智君 じゃ、対象として入る可能性もあるということ。
○吉田忠智君 いずれにしても、私も市町村長、市長、町長の皆さんの意見も聞いて、本当に深刻ですよ。そして、水源が、候補地の中でもほとんど水源ですから。  大臣、最後に一点。大臣、今悩ましい議論を続けているわけでありますけれども、これは平成二十三年の十一月に前の政権において基本方針...全文を見る
○吉田忠智君 是非、基本方針そのものも、現状、今後の推移を見ながら、思い切って改めるということも考えるべきであるということを申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
05月20日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第14号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  三人の先生方には、大変貴重な御意見をいただきまして誠にありがとうございました。  端的に三人の先生方に同じ質問を二問させていただきます。  最後ですから総括的な質問になろうかと思いますが、一点目が、道路公団から高...全文を見る
○吉田忠智君 根本先生、道路政策の、根本的な見直しについて、済みません。
○吉田忠智君 どうもありがとうございました。終わります。
05月21日第186回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第6号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  十三人の参考人の皆さんから大変貴重な御意見をいただきまして、思うことを私は三点申し上げたいと思います。  まず一点目は、これまでの税制改革をしっかり検証、総括をしてこれからの税制改革を行うべきであるということでござ...全文を見る
05月22日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  本法案の出発点は、二〇〇四年に小泉構造改革の象徴、特殊法人改革の柱として議論された道路公団民営化関連法のスキームに更新事業が盛り込まれていなかったことにあります。これは、確かに、独り国交省あるいは法案を提出した内閣にだけ責任...全文を見る
○吉田忠智君 上記三点以外にも、二〇〇四年当時、ファミリー企業との不透明な関係が問題視され、審議の中で多くの具体例が指摘をされ、今後は改めるという答弁が繰り返されたと記憶をしています。こうしたファミリー企業との不透明な関係は現状どのようになっているのでしょうか、改善されたのでしょ...全文を見る
○吉田忠智君 次に、今回の改正の中身であります更新事業に対応した料金徴収年限の十五年延長について伺います。  この間の質疑などで大臣は、東日本大震災や中央道笹子トンネル天井板落下事故などにより老朽化対策が急務となったことを受けて今般の改正案に至った旨、御答弁されておられます。そ...全文を見る
○吉田忠智君 本改正が成立すれば、二〇六五年、平成七十七年には建設債務の償還と更新費の償還が終了し、以降は高速道路の管理は、高速自動車国道は国が、首都高や阪神高などについては地方自治体が管理することになっているわけであります。二〇六五年にどのような社会経済情勢にあるかは詳細に予測...全文を見る
○吉田忠智君 債務償還後は料金の徴収を満了し、無料とすることが想定されているわけでありますけれども、国や地方自治体の財政状況から鑑みても、あるいは負担の公平性という観点からも、一定の利用者負担はやむを得ないのではないかと考えるわけです。債務償還後も無料にするのではなくて、一定額の...全文を見る
○吉田忠智君 いずれにしても、利用料で賄うのか税金で賄うのかということでございまして、いずれにしても財源は要るわけであります。ここにおられる方はほとんどもう亡くなっていると思いますけれども、また何十年かしたら同じような議論をこの場でするというようなことのないように、ひとつ、慎重に...全文を見る
○吉田忠智君 是非、費用に見合う便益、まさにそのように言われました。確認して進めていただきたいと思います。  それで、さきに成立した都市再生特措法等の審議においても、郊外への都市域の無秩序な拡大が様々な弊害を生んでいることから、これを改める必要性について論じられました。コンパク...全文を見る
○吉田忠智君 効用は道路局長が言われるように私はよく理解できるんですけど、懸念されている点は何かありますか。
○吉田忠智君 どうもありがとうございました。  終わります。
05月23日第186回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  まず、応急仮設住宅の入居期間の延長について質問をいたします。  この間、避難者や支援団体は、応急仮設住宅の無償提供の延長、今のところに住み続けたいと強く要望してまいりました。四月二十八日に公表された福島県避難者意向...全文を見る
○吉田忠智君 困りますね。じゃ、もう一度言います。  この間、避難者や支援団体は、応急仮設住宅の無償提供の延長、今のところに住み続けたいと強く要望してまいりました。そして、四月二十八日に、御案内だと思いますが、福島県避難者意向調査でも、仮設住宅の入居期間の延長を求める声が四割を...全文を見る
○吉田忠智君 いや、ちょっと視点がずれているんですけど。応急仮設住宅の無償期間の延長というのは国の判断ですからね。  それで、具体的に内閣府に聞きますが、仮設暮らしの避難者は、来春以降住み続けられるかどうか、不安な日々を過ごしているわけであります。期間延長の検討状況について、ま...全文を見る
○吉田忠智君 いつ頃それは明らかになりますか。
○吉田忠智君 年内可能ですか。数か月ぐらいですか。
○吉田忠智君 早期に判断して、公表していただきたいと思います。  そこで、避難者の公営住宅の入居についてでございますが、国交省は避難者の公営住宅への入居の円滑化に向けて、住宅困窮要件の緩和、収入要件の二分の一のみなし、優先枠の設定の三点を打ち出し、お手元の資料の一面にありますよ...全文を見る
○吉田忠智君 特例的な家賃の減免も是非検討していただきたいと思います。  大阪府では、お手元の資料の二枚目の裏側でありますが、災害時の公営住宅入居者の一時入居期間の延長時に、緊急避難措置の趣旨を踏まえ、定められた期限までに必ず退去いたしますなどの誓約書の提出を求められているわけ...全文を見る
○吉田忠智君 説明だけじゃなくて、やっぱり実態を踏まえて、問題があれば変更してください、改善してください。いいですか。
○吉田忠智君 それで、現在の特定非常災害法では一年を超えない範囲で延長が可能となっていますが、原発事故災害の実態に合っていないと思っております。  大臣、ここは法改正も含めて大幅な延長が必要と考えますが、いかがですか。
○吉田忠智君 是非、実態を踏まえた判断をお願いします。大分無駄な時間を取りました。今後、しっかりやってください。  次の質問、東京電力福島第一原発事故による健康被害の実態解明と対策について質問をいたします。  漫画「美味しんぼ」について、福島第一原発を視察した主人公が鼻血を出...全文を見る
○吉田忠智君 鼻血も含めて低線量被曝の健康被害の実態は、現段階では科学的に十分解明されていない、これが事実なんですよ。予防原則に立って十分な対策を講じることこそ急務であるということを強調しまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
05月27日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  先ほどの委員の方の質問と一部重複をしますけれども、確認の意味も含めて、より踏み込んだ答弁をいただきたいと思います。  まず、高速道路の料金割引制度について質問をいたします。  前の自公政権時代の二〇〇九年三月から...全文を見る
○吉田忠智君 本改正案でも、二〇六五年以降は無料開放になるとしております。大臣も、我が国の道路は無料開放が原則であると前の委員会でも言われておりますし、本日もそのように答弁をされておられます。  交通弱者の増加が見込まれる時代において、無料開放すればさきの料金割引制度で生じたの...全文を見る
○吉田忠智君 今局長から答弁がありましたように、交通政策基本法の成立という状況もございますし、また、先ほどロードプライシングという御議論もありました。そういうトータルな観点からの是非今後の踏み込んだ検討をお願いしたいと思います。  次に、高架下空間の活用について、具体例を交えて...全文を見る
○吉田忠智君 それで、具体例でありますが、現在、東京都練馬区がNEXCO東日本の管理する関越道高架下を占用して高齢者施設等を建設する計画を立てたところ、沿道住民から反対の声が上がり、テレビや新聞でも報道される事態になっています。お手元に東京新聞の記事のコピーを配付をしておりますの...全文を見る
○吉田忠智君 目視点検をしても、安全を確認したとしても、落下物もあるわけです。簡易なプレハブ倉庫や広場のようなものは別としまして、多くの人が利用する、例えば災害弱者とも言われるような高齢者の施設は避けるべきであると考えます。高架下空間の施設の目的、利用者の種別や人数などを考慮した...全文を見る
○吉田忠智君 この高齢者施設の設置につきましては、練馬区では地元住民の多くが反対をしております。占用許可に安易に例外措置を認めるべきではありません。  基準に照らし厳格な審査を行い、国交省としても、いま一歩踏み込んだ基準も作っていただきたいと思いますし、今後の調整をお願いをしま...全文を見る
○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合を代表して、道路法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  本法案は、高速道路の老朽化に対応し、大規模更新事業の費用を捻出するため、二〇五〇年までとしていた高速道路の料金徴収年限を十五年間延長し、二〇六五年までとすることを主な内容とし...全文を見る
06月03日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第18号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  海岸法改正案は、防災・減災対策の強化及び適切な海岸管理を進めるため、いわゆる緑の防潮堤等を海岸保全施設に位置付けるとともにインフラの老朽化対策等を進めるものでありまして、方向性としては賛成であります。  私は、今日は、環境...全文を見る
○吉田忠智君 是非、アセスの対象とするべく検討していただきたいと思います。  海岸保全基本方針も、海岸保全基本計画を作成するに当たって留意すべき重要事項として、先ほど来これも議論がありますけれども、地域住民の参画と情報公開を掲げているわけであります。  第二十三条の二の協議会...全文を見る
○吉田忠智君 だから、可能というだけではなくて、必要だと思いませんか。
○吉田忠智君 しっかり住民の皆さんの意向に沿った形での助言をしていただきたいと思います。  緑の防潮堤も、あくまでもコンクリート製の防潮堤に盛土と植樹を行ったものであり、環境に与える影響は通常の防潮堤と変わりません。本法案により、緑の防潮堤が免罪符となって、安易な海岸保全施設の...全文を見る
○吉田忠智君 附則の第三条に五年経過後の見直し規定がありますが、自然環境の破壊が進むようであれば、是非、五年よりも前に見直しを行っていただきたいと思いますが、その点はいかがですか。
○吉田忠智君 是非よろしくお願いします。  法二条の二に基づく最新の海岸保全基本方針は二〇〇〇年五月に策定したものであります。一方、環境省の発足は二〇〇一年、環境基本計画も二〇〇〇年、二〇〇六年と改定され、二〇一二年に現行第四次計画が策定をされています。また、二〇一二年九月には...全文を見る
○吉田忠智君 よろしくお願いします。  「新たな「国土のグランドデザイン」(骨子)」にも、生態系ネットワークの更なる充実強化による生物多様性の保全と回復が明記されました。  現行の海岸保全基本方針も、海岸は、陸域と海域とが相接する空間であり、生物にとって多様な生息・生育環境を...全文を見る
○吉田忠智君 国土交通行政そのものも、各般の施策においても、環境に配慮したものにどんどんなってきたと思っています。ただ、現行の法や私は制度がまだ追い付いていないと思っています。  例えば、先ほど申し上げた環境アセスに、この整備は対象事業になっておりません、海岸保全事業。それから...全文を見る
○吉田忠智君 終わります。ありがとうございました。
06月10日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  本法案は、国際条約を踏まえ、海洋汚染防止の観点から有害バラスト水の排出を規制するもので、必要な法改正であります。そして、賛成をいたします。  本法案では、規制を担保すべく、日本籍船への船舶検査と証書交付、外国船舶への立入検...全文を見る
○吉田忠智君 是非、本法案の趣旨が生かされるように体制の充実強化をしていただきたいと思います。  次に、関連して、米軍普天間基地の名護市辺野古への移設に関する海上保安庁の活動についてお聞きします。  政府が強行しようとしている辺野古移設については、自民党以外の県政主要政党は県...全文を見る
○吉田忠智君 あらかじめ予算を支出した防衛省にも聞きましたが、お手元の資料にありますように、明らかにできないという回答でございました。なぜ明らかにできないのか。民主主義にあるまじきことであります。国有財産の不正流用の疑いすらあると言わざるを得ません。  海上保安庁と警察庁、防衛...全文を見る
○吉田忠智君 協議の事実はないということを確認をさせていただきました。  愛される海上保安庁と申し上げたいと思いますが、そのこととは裏腹に、基本的人権の制約を伴う海保の拠点整備や活動が余りに秘密裏に行われているのではないか、非常に危ういものを感じるわけであります。  戦争ほど...全文を見る
○吉田忠智君 大臣、先ほど私が申し上げましたように、やっぱり沖縄県民の皆さんの世論というのは、多くの皆さんが辺野古の、辺野古移設ではないと私は思っています、辺野古の新基地建設ですよ。これに多くの皆さんが反対をしているわけであります。是非そのことに思いを致していただいて、やっぱりそ...全文を見る
○吉田忠智君 海上保安庁が本当に私は厳しい人員体制の中でよく御努力されているというのは認識をしております。そして、先ほど来お話がありましたように、初めて現場の生え抜きの長官が就任をされたわけでありますし、本当に厳しい状況の中で現場の皆さんの士気も上がっている、仕事の張り合いになっ...全文を見る
06月17日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第22号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  本法案は、生命、身体の保護の観点から、耐震性不足のマンションについてマンション敷地売却制度と容積率の緩和特例等により建て替えを促進するものでありまして、基本的な方向性は賛同できるものであります。  ただ、生命、身体の保護の...全文を見る
○吉田忠智君 旧耐震基準といいますと一九八〇年以前でありまして、新築で購入された方は既に住宅ローンを完済したと考えられるわけですが、中古での購入等によって住宅ローンが残っているケースもあり得るわけであります。こうした残債があるような場合に、旧区分所有者が現役世代であれば返済能力に...全文を見る
○吉田忠智君 御高齢の方が全く新しい場所に住むというのは本当に困難だと思います。御高齢の旧区分所有者がせめて同じ町に住み続けるためには、住宅を購入するしかないというケースもあり得るわけであります。住宅金融支援機構の、先ほども答弁がありましたが、リバースモーゲージ型住宅ローンは上限...全文を見る
○吉田忠智君 住人や買受人への周知策として、現在ガイドラインを作成されていると聞いておりますけれども、実務の様々な場面を想定した利用者目線のものにしていただきたいと思っております。  ガイドラインには、管理組合の方や借家人などの当事者、あるいは弁護士などの専門家等の多様な意見を...全文を見る
○吉田忠智君 買受人による代替住宅の提供、あっせんというのは非常に幅のある概念であります。とにかく旧区分所有者や借家人が割り切れない思いで立ち退きを迫られるようなことのないようにしていただきたいと思いますが、大臣、見解を伺います。
○吉田忠智君 是非よろしくお願いします。  最後の質問ですが、本法案による新マンションの容積率緩和は、耐震性不足の旧マンションの除却が周辺住民の安全にも貢献する点で、他の経済活性化や開発目的の容積率緩和とは異なり、賛同できるものであります。しかし、いかに住民の安全に資するとはい...全文を見る
○吉田忠智君 実態をよく調べていただいて、また、制度的な見直しが必要であればしっかりやっていただきたいと思います。  以上で終わります。
06月19日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第23号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  私は、去る六月十五日の日曜日に山口県岩国市の米軍岩国基地を視察をいたしました。岩国基地は、沖縄の皆さんの負担軽減の美名の下で、沖縄県外の米軍基地で最も増強されている米軍基地でございます。  そして、それに関連をして...全文を見る
○吉田忠智君 行政法上の一般的な解釈で読み込むというのは相当無理があるのではないかと思います。  新住宅市街地開発法は、最終的に収用することになる土地を別の私人に売り渡すことになるため、法二十三条一項で、旧地権者の優先譲受け権の保障など、旧地権者の財産権に配慮する規定が設けられ...全文を見る
○吉田忠智君 もう一つの例で、私が先ほど挙げた水戸ニュータウンは、県公社の債務超過による破綻というかなり極端な事例であります。  この岩国愛宕山の旧地権者の皆さんは、良好な宅地開発のために工事に協力したのに、米海兵隊岩国基地への空母艦載機移転に伴う米軍住宅などに転用されようとし...全文を見る
○吉田忠智君 法五十九条で新住事業の認可取消しを読み込むことや、この新住法二十三条等で示された旧地権者保護を含む宅地処分の公共性を確保する趣旨の規定が取消し時に全く配慮されないなど、そもそも都市計画法、新住法自体が事業認可の取消しを想定しているようには読み取れないわけであります。...全文を見る
○吉田忠智君 私が提案をしました法整備については、大臣自身は必要がないというお考えですか、今時点で。
○吉田忠智君 法を無理な解釈に依存することは、私はやっぱり行政の信頼性を傷つけて、国民の権利利益を侵害をするというふうに考えます。法治国家として当たり前の法整備をやっぱりすべきだと思いますけれども、今日これ以上大臣と議論しても、どうも平行線のようでありますから、是非こういう事例を...全文を見る
07月15日第186回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  今般の集団的自衛権容認の閣議決定は、日本の平和主義を破壊するものでありまして、断じて容認できない、そのことをまず申し上げたいと思います。そして、この憲法九条の下で集団的自衛権行使はできない、この解釈は長年にわたる国会...全文を見る
○吉田忠智君 いや、閣議決定の内容、新三要件の内容についてはもう何回も聞きましたからいいんですよ。先ほども答えませんでしたけど、リスク、国民の皆さん見ていますよ、リスクを正面から答えてくださいよ。国民の皆さんに説明してくださいよ。それを聞いているんですよ。
○吉田忠智君 じゃ、自衛隊が海外に出ていくリスクを答えてください。
○吉田忠智君 一番重要なリスクに答えていただいていないと思います。  そして、今後考えられる問題点として、昨日、今日、議論されておりませんけれども、徴兵制の問題について議論をしたいと思います。  憲法十八条の意に反する苦役に当たるわけでありまして、これは認められないというふう...全文を見る
○吉田忠智君 今法制局長官が答弁をされたことは、政府の見解としては承知をしているわけでありますけれども、集団的自衛権行使の解釈変更では、法制局が答弁をしておりますように、従前の解釈を変更することが妥当であるとの結論が得られた場合には、変更することがおよそ許されないものではないと答...全文を見る
○吉田忠智君 是非、法制局としては、解釈ではあり得ない、そのことを是非堅持をして、今後とも、時の政権の意向に左右されないように、しっかり矜持を持って職務を全うしていただきたいと思います。  総理、徴兵制について何か御意見ありますか。
○吉田忠智君 私も全国を回って、やっぱり徴兵制のことを言われるんですね。実際、防衛官僚で実務を担っておられた、先ほどお話が出ました新潟県の加茂市長小池さん、ああいう実務を担っておられた方がやっぱり危惧をされておられる、そのことは申し上げたいと思います。  次の質問に移りますが、...全文を見る
○吉田忠智君 私も六月二十三日から二十五日まで訪中をいたしました。で、要人の皆さんと会談をいたしました。要人の方々が言われているのが、もうやっぱり安倍総理の決断に懸かっていると言うんですよね、中国の方は。安倍総理はドアをオープンに開いていますと、そのように言われましたけれども。 ...全文を見る
○吉田忠智君 それで、集団的自衛権行使の今回の閣議決定の話に戻りますけれども、私も昨日から今日までずっと議論を聞いておりまして、新三要件、私は極めて曖昧だという印象を持っています。また、専守防衛、私はこれは事実上放棄している、そして他国の戦争に参加する道を開くことになるのではない...全文を見る
○吉田忠智君 最後。
○吉田忠智君 閣議決定の撤回と国会における徹底的な審議を求めまして、質問を終わります。ありがとうございました。
10月16日第187回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  八月の広島土砂災害、九月の御嶽山の噴火、そして、先日の台風十九号でお亡くなりになられました皆様に改めて御冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。また、これらの災害を踏ま...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございました。  規制改革会議の意見書は、同法三条の特に必要であると認めるときに特定地域と指定するという文言を捉えて、特定地域内の営業車両総数が、これも午前中議論がありましたけれども、全国の営業車両総数の半数を有意に下回る割合とすべきと結論しています。 ...全文を見る
○吉田忠智君 私は、規制改革会議は、特に必要という文言をもって、車両の半数を下回るという数の問題に曲解しているというふうに理解をしておりますが、特に必要というのが数の問題ではないということで確認してよろしいですね。
○吉田忠智君 数の問題ではないということを確認をいたしたいと思います。  タクシーは地域公共交通の重要な担い手でもありますし、業界の健全な発展は、まさに地域再生の要でもあります。仮に早期に実施されない場合は、立法者意思を明らかにする委員会決議なども是非検討すべきであるということ...全文を見る
○吉田忠智君 是非、大臣がリーダーシップを取っていただいて、早急に特定地域の指定基準を策定をして、この改正特措法の趣旨が完全に生かされるように要請をさせていただきたいと思います。  次に、沖縄県辺野古周辺地域における海上保安庁の活動について伺います。  安倍政権が強行する辺野...全文を見る
○吉田忠智君 お答えいただけないのは大変残念でありますし、この委員会の場でお答えをされないというのは極めて不誠実であると、そのように申し上げたいと思います。  例えば九月十三日、フロート外側で延べ十二人以上が拘束されています。報道の映像からは少なくとも船舶番号二九一—四二二八八...全文を見る
○吉田忠智君 長官から今お話のありました十八条、海上保安庁法第十八条ですが、資料にも付けていますけれども、平成八年六月二十四日付け通達「海上保安庁法第十八条の解釈について」によれば、第十八条一項は海上保安官の強制措置を定めた規定であり、相手方の意に反して行使できる権限であることか...全文を見る
○吉田忠智君 よく理解できませんが、一つ答えられなかったのは、先ほど私が申し上げたイロハのイ、海上における犯罪がまさに行われようとしている場合、ここに言う犯罪というのはどういうふうに、何ですか、これは。
○吉田忠智君 よく理解ができません。  この通達には、第十八条の発動に当たっては、いやしくも日本国憲法の保障する個人の権利及び自由を不当に侵害する等その権限を濫用することがあってはならないと明記をされています。  法執行機関たる海上保安庁が強制措置発動の要件をきちんと説明でき...全文を見る
○吉田忠智君 過剰警護、人権侵害の疑いは否定できません。  そこで、委員長にお願いですが、警備開始以降の海上保安庁警備実施規則第十一条(四)、第十五条、第十六条等に基づく報告書及び附属の証拠、記録類を当委員会に提出するように求めます。
○吉田忠智君 今後、また必要な資料の提出を求めまして、この当委員会で現地の状況も見ながら取り上げたいと思います。  ありがとうございました。
11月04日第187回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。安倍内閣の基本姿勢について質問をいたします。  まず一点目が人権問題でございます。  いわゆる在特会は、全国でヘイトデモ、ヘイトスピーチを展開をし、民事、刑事の事件に発展しており、日本の国際的な評価も失墜をさせています...全文を見る
○吉田忠智君 実は、今日、予算委員会の理事会で自民党の理事の皆さんから同意をいただけませんで、パネル、配付資料について、今日テレビを御覧の国民の皆さんにも見ていただけませんし、資料も配付できませんでしたが、複数の逮捕歴を持つ在特会元関西支部長の男性と安倍総理との二〇〇九年八月のツ...全文を見る
○吉田忠智君 私は断定しているわけではなくて、写真に写って、親しいのではありませんかというふうに申し上げたんです。  じゃ、総理、このヘイトデモ、それからヘイトスピーチ、しっかり腹をくくってやってくださいよ、規制を。超党派でも人種差別撤廃基本法を求める議員連盟ができて、具体的な...全文を見る
○吉田忠智君 しっかり総理、リーダーシップを取って、ヘイトスピーチ、ヘイトデモの規制、やってください。  次に、政治と金について質問いたします。  安倍内閣の新閣僚十二人中八名に、今日るる御議論がありましたけれども、疑惑が浮上しております。これも自民党の理事さんの反対でパネル...全文を見る
○吉田忠智君 断定的に申し上げたことは、その点は申し訳なく思いますけれども、分からないから聞いているんですから、答えてください、それ。
○吉田忠智君 いや、だから、私は、断定的に言ったことについてはおわびをしたじゃないですか。だから、分からないことを聞きたいと、国会議員の質問権ですから。(発言する者あり)
○吉田忠智君 それでは、次の質問に移ります。  消費税の増税の問題であります。  四月には五%から八%に上がりました。そして、来年一月には相続税の税率が上がります。国民に増税、負担増をお願いする立場であるわけでありますけれども、現下の経済状況、十月三十一日には日銀がまた追加金...全文を見る
○吉田忠智君 この消費税の関連法案そのものの立て付けが、何も立法措置をしなければ来年の十月には一〇%に上がるわけでありますから、消費税引上げを、一〇%行わないというのはかなりのエネルギーが要るのは私も分かります。  しかし、現下の政治状況は、今日から何か有識者の聞き取りが行われ...全文を見る
○吉田忠智君 いや、ですから、総理がオバマ大統領に会われたときに、二〇一九年の二月の運用停止についてはっきり言われたのか。だから、そのことを聞いているんです。
○吉田忠智君 国防総省の高官は、当局者は、公式に、一三年に日米が合意した二二年度以降の返還が唯一の方策である、一九年二月の運用停止に米政府は同意していない、日本側から正式要請はないと、このように言っているわけですよね。
○吉田忠智君 いずれにしても、二〇一九年二月というのはアメリカ側から全く言われていないわけですよ。負担軽減に努めるということ、漠然とした、アメリカ側からの回答がないわけですね。  だから、しっかりそういうところをもっと沖縄の皆さんの気持ちを踏まえて交渉していただかなきゃ、やっぱ...全文を見る
11月11日第187回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  八月の広島における豪雨災害を始めとするこの間の災害によって亡くなられた方々に改めて哀悼の意を表します。また、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。  土砂法の改正案の質問の前に、関連をして、鹿児島の桜島火山噴...全文を見る
○吉田忠智君 国土交通省もこの間よく御努力をいただいたと思いますけれども、鹿児島の皆さんはこの桜島の噴火、降灰によってほかの地域にはない御苦労をされているわけでありまして、是非また今後の特段の御努力をお願いを申し上げたいと思います。  次に、土砂法の改正案について質問をいたしま...全文を見る
○吉田忠智君 できるだけ柔軟に使えるように、使い勝手のいいものにするようにいろいろ工夫をしていただきたいと思います。自治事務という前提があるようでありますし、容易でないことも理解をしております。  自治体の厳しい財政事情に鑑みて、国や出先の地方整備局が専門家集団をプールをして都...全文を見る
○吉田忠智君 最後に大臣に伺います。  厳しい自治体財政に鑑み、国としても人件費や人材確保のための支援の拡充を検討すべきではないかと考えます。改めて大臣の御所見を伺います。
○吉田忠智君 今日、ずっと議論があったわけでありますが、やっぱり一番残念なことは、十五年前に広島市であのような事故が起こって、それがきっかけで、ほかのこともあったかも分かりませんが、この法律ができて、法改正の議論しているわけで、もう教訓を生かされていないわけですよね、七十何名の方...全文を見る
11月17日第187回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  本特別委員会、この臨時国会においてはどうも最後の質問になりそうでありますが、どうぞよろしくお願いします。  個別の質問に入る前に、通告にはありませんけど、大臣、東日本大震災発災後三年八か月、四回目の冬を迎えようとしております...全文を見る
○吉田忠智君 大臣からそのお気持ちをお聞きした上で、何点か質問させていただきます。  まず、今日議論もありましたけれども、復興交付金、そして集中復興期間の期間延長についてでございます。  やっぱり被災地に行きますと、被災自治体の皆さん方からは、五年間の集中復興期間、あるいは平...全文を見る
○吉田忠智君 レビュー、精査していくということでありますけれども、復興基本構想あるいは基本計画に照らして進捗状況を検証した上で二十八年度予算に反映させるためには、平成二十七年の夏の予算の概算要求時には検討が終わっていなければならないと思うわけですね。大臣は一年半あると言われました...全文を見る
○吉田忠智君 三年八か月、年月がたったことによってより深刻化した問題、例えば、先日私は子供支援のNPOの皆さんの院内集会に出席をしましたけれども、子供の貧困ということが日本全国でも問題でありますけれども、被災地においてはより深刻になっている、そのような厳しい御指摘もございました。...全文を見る
○吉田忠智君 被災地を含む多くの地方から、このトリガー条項凍結を解除するよう陳情、要請が来ております。我が党にも来ております。  復興財源の確保がトリガー条項凍結の趣旨であるにもかかわらず、被災地の皆さんが税負担に苦しむというのは矛盾をしているわけでございます。徴税ありきではな...全文を見る
○吉田忠智君 竹下大臣にお伺いをしますが、この燃油の高騰につきまして、何らかのやっぱり対応策が必要ではないか。所要のやはり対応策を是非財務省にも要求していただきたいと思いますが、最後に大臣に質問をいたします。
○吉田忠智君 どうもありがとうございました。終わります。