吉田忠智

よしだただとも

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数2回

吉田忠智の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月17日第190回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第3号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  先生方、大変貴重なお話をありがとうございました。大変勉強になりました。  一点ずつ先生方にお聞きしたいと思います。まず小黒参考人、二〇一二年の十二月にまた政権が自民党、公明党の連立政権に戻りまして、そのときはちょうど底で、そ...全文を見る
○吉田忠智君 ありがとうございました。
03月03日第190回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  昨年の九月十九日、憲法違反の戦争法と私たちは呼んでおりますけれども、安保法制が強行されました。今なお全国各地で多くの国民の皆さんが反対の声を上げております。  ちょうど五か月たった二月十九日に、社民党を含む野党五党で戦争法、...全文を見る
○吉田忠智君 この安保法制は、二〇一五年四月二十七日の日米防衛協力のための指針を受けて強行されたことはもう皆さん御案内のとおりでございますが、この指針、新ガイドラインはこれまでのガイドラインとどう違うのか、説明をいただきたいと思います。
○吉田忠智君 違いを言ってください。違いが分かりません。
○吉田忠智君 防衛大臣の説明では違いがよく分からないと思いますので、私から申し上げますけれども、自衛隊の行動エリアを米軍の世界戦略に沿った形で地球規模に拡大して、さらに、米国以外の多国籍軍も含めた戦略体系に組み込まれたということじゃありませんか。どうですか、防衛大臣。
○吉田忠智君 従来の日本が攻撃された場合の日米協力についてももちろん入っておりますけれども、自衛隊が米軍を世界規模で支援するという日米安保条約も踏み越える内容ともなっていると、そのように言わざるを得ないと思っています。  国会の承認を要する条約の範囲に関する判断基準はどのような...全文を見る
○吉田忠智君 外務大臣から今説明をいただきましたが、パネルにもしておりますけれども、大平三原則。(資料提示)この新ガイドラインはこの大平三原則に照らしても国会承認条約とすべきだったのではないですか。
○吉田忠智君 じゃ、ガイドライン、今、前段のところを、黒い字のところを外務大臣が読まれましたけれども、後段のところですよね。二国間協力のための実効的な態勢の構築が指針の目標、具体的な政策及び措置に適切な形で反映することが期待されると書いてあります。  これは、もう一回ちょっと大...全文を見る
○吉田忠智君 これは、米国の単なる期待だったと、我が国が自主的、主体的に応じて法改正をしたということですか。
○吉田忠智君 米国が単に期待を表明しただけで、安倍政権は内閣法制局長官の首をすげ替えて、従来憲法違反としていた集団的自衛権行使を合憲だと解釈の変更をして、四月二十九日に総理は米国議会で夏までに成立させると対米公約をして、自民党が推薦した学者も憲法違反と指摘するなど、多くの反対を無...全文を見る
○吉田忠智君 もう一回質問ですが、本当にこの新ガイドラインに米国からの法改正の要請がなかったと言えるんですか。じゃ、総理、改めて。
○吉田忠智君 そこで、この安保法制では、今後自衛隊が、ISIL空爆等に対する後方支援、あるいは南シナ海での米海軍等による航行の自由作戦などでの後方支援、武器等防護も法律的には可能になるわけですよね。見解を伺います。
○吉田忠智君 やっぱり国民の皆さんが非常に懸念や不安を覚えている。  今総理が答弁されたのは政策判断ですよね、政策判断。法的に可能かどうかということを私は聞いております。
○吉田忠智君 いやいや、安倍総理がそう言っても、政権が替わったら政策判断として法的に認められるから行うという可能性があるじゃないですか。法的にどうかということを私は聞いているんです。
○吉田忠智君 去年、防衛大臣、可能だということを答弁していますよね。
○吉田忠智君 法的に可能かどうか、私聞いているんだから。答弁していないじゃない。政策判断を聞いているんじゃないんです。
○吉田忠智君 答えていないじゃないですか、私の質問に。政策判断を私は聞いているんじゃないの。法的にそれが可能かどうかと。国民はそれを一番恐れているんですから、実際。不安や懸念を持っているんですから。(発言する者あり)
○吉田忠智君 それでは、委員長にお願いします。  法的に可能かどうかということを文書で提出してください。いいですか。
○吉田忠智君 要は、私も何回も言いましたけど、この安保法制で、アメリカの要請があれば日本政府は断り切れないのではないか、法律にそういうふうにうたわれれば。それを一番心配しているんですよ。米国の戦争に巻き込まれて、米国の期待に応えてなし崩し的に自衛隊が海外の戦場に派遣されるのではな...全文を見る
○吉田忠智君 ISILに対する後方支援、それから南シナ海における警戒監視活動、例えば具体例として、それを、歯止め。
○吉田忠智君 いずれにしても、総理は自分が最高責任者だと言って憲法解釈を閣議決定で変えたわけですから、国民は信用していませんよ、そもそも。憲法九条こそが最大の歯止めである、そのことを改めて申し上げたいと思います。この違憲の安保法制、戦争法は廃止するしかない、強く訴えたいと思います...全文を見る
○吉田忠智君 海自予備自衛官補二十一人分の予算、さらには民間海上輸送能力の活用に関わるPFI事業はどのような事業か、説明してください。
○吉田忠智君 現状、民間船舶運航に必要な海技士資格を有する海自の予備自衛官は八人しかおりませんし、予定されている民間船舶の運航には最低二十一人必要ですよね。一般に、船員は、甲板、機関、司厨など役割が細かく決まっておりまして、一人が欠けても運航できない、チーム意識から自分だけ登録し...全文を見る
○吉田忠智君 もし民間船員を予備自衛官補に採用するというのが本当に例外的規定で、実際は必要ないのであれば、二十一人分の予算は削除すべきじゃありませんか。
○吉田忠智君 予算を削減しないのは、今回仮に予備自衛官補で対応できたとしても、今後このような民間動員を広く採用するためのケーススタディーではないのか、そのような疑念があるわけであります。財政上の制約から米軍が自衛隊にリスクを押し付けて、そして自衛隊が民間にリスクを押し付けるという...全文を見る
○吉田忠智君 民間動員が新ガイドライン、安保法制、戦争法制と密接に結び付いていることはよく分かりました。  民間船員を予備自衛官補に採用する制度の撤回、さらに戦争法の廃案を求めたいと思います。  総理に最後にお伺いしますが、昨日、総理は任期中の憲法改正に強い決意を示されました...全文を見る
○吉田忠智君 一昨年亡くなられました土井たか子元党首は、日本国憲法を貫く平和主義は国民の総意であり希望であると、そのように言われました。私は、社会党、社民党と護憲運動ということで続けてきましたけれども、しかし、これからはやっぱり憲法を変えるのではなくて、憲法を生かす、活憲運動、こ...全文を見る
03月04日第190回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  今日は、新サービス貿易協定、TiSAについて外務大臣に質問をいたします。  安倍政権は、農林水産業や地域社会、食の安全、また国民生活全般に影響があるTPPの承認案を今国会中に強行しようとしております。社民党は、TPP承認には...全文を見る
○吉田忠智君 TiSAでございます。
○吉田忠智君 サービス貿易の対象となるのはどのような取引行為ですか、伺います。
○吉田忠智君 TiSAとは、非関税障壁としてTPPなどで規制緩和の対象とされてきた社会的規制を取り払うもの、TPPから関税分野を取り除いたものとイメージすればよいですか。
○吉田忠智君 外務大臣、GATSにおいて適用除外をされているという、今、消防と救急が具体的に挙げられましたけど、あと具体的にどういうものがありますか。
○吉田忠智君 国や自治体が提供する教育や医療、公共水道、ごみ処理や交通などの公共サービスに内外の多国籍企業が参入することにつながるのではないかという懸念がありますけれども、それはいかがですか。
○吉田忠智君 今日はそれ以上のことは言えないでしょうから、適用除外となる可能性のあるものについてどういうものか、後で資料いただけますか。
○吉田忠智君 後で、じゃ、うちだけということになりませんので、理事会の方に資料提出をお願いしていただくということはいいんですかね、出していただく。それはまだ。(発言する者あり)  じゃ、委員長、資料要求いたします。
○吉田忠智君 それで、TiSAには最恵国待遇義務、それから市場アクセス義務、内国民待遇義務、スタンドスティル条項、そしてラチェット条項などが入っていると言われておりますが、それは事実ですか。そして、それぞれどのようなものですか。
○吉田忠智君 その私が申し上げた五つ、それは入っているのかどうかだけ御確認をお願いします。
○吉田忠智君 現時点で最恵国待遇と内国民待遇が入るということでありますが、ラチェット条項が非常に問題視されているんですよね。これは、一旦規制緩和や民営化等が行われた場合には公共サービスの再公有化が禁止されるということになるわけですが、ラチェット条項はいかがですか。そういう事態が生...全文を見る
○吉田忠智君 このラチェット条項は極めて問題だということは、まず今日の段階で申し上げたいと思います。  そして、いわゆるISDSなど、多国籍企業が社会的規制を加える国を訴えるような、投資家対国の紛争処理手続も導入されることになりますか。
○吉田忠智君 これまでの多国間、二国間協議の具体的な交渉の詳細、経過、日時、場所、参加国、参加者、議題等を明らかにしていただきたいと思いますが、いかがですか。
○吉田忠智君 それで、交渉責任者なんですが、TPPであれば鶴岡公二TPP政府対策本部首席交渉官が責任者だと明らかにされていましたけれども、このTiSAはジュネーブで交渉していると言われて、そういう概要が公表されているわけですが、どの部署のどなたが交渉責任者なのか、説明してください...全文を見る
○吉田忠智君 いや、鶴岡公二さんみたいな立場の事務方の責任者はどなたですか。
○吉田忠智君 鶴岡さんのように、交渉、毎回出ているんですか、その経済局長は。
○吉田忠智君 室長が責任者ということでよろしいんですね、そうすると。
○吉田忠智君 日本政府はどのような方針に基づいて交渉に参加をしておられるのか。TiSA交渉で具体的に何を主張しておられるのか。そして、TiSAに加盟するメリット、デメリットは何か、誰が得をするのか。説明してください。
○吉田忠智君 公共サービスの多国籍企業への売渡し、先ほど外務大臣がGATSを踏まえて公共サービスはしっかり守っていくということでありますけれども、そのことが一番懸念をされております。考えれば考えるほど、聞けば聞くほど問題がありますので、残された課題についてはこれからまた質問させて...全文を見る
03月10日第190回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  重複をいたしますけれども、緊急で重要な課題ということで、私も、軽井沢スキーバス事故の再発防止について、そして国家戦略特区における白タク合法化問題、この二点について質問をさせていただきます。  まず、軽井沢スキーバス...全文を見る
○吉田忠智君 大臣、先ほどから利用者の利便性が向上したと、そのように何回も言われるわけですが、利用者の利便性が向上したというのは一体どういうことですか。
○吉田忠智君 利便性が向上したといいますけれども、これほどの安全が脅かされて、それが本当に正当化できるんですか。  大臣は免許制の復活はしないということを言っておりますけれども、例えば、貸切りバス事業者の参入のハードルを高くして、少なくとも安全規制を守れない事業者には場合によっ...全文を見る
○吉田忠智君 是非、参入時の要件の厳格化について目に見える形で検討していただきたいと思います。  イーエスピー社に対しては二〇一五年二月に運輸局の立入り監査が実施され、事故二日前には保有する一台の運行停止処分が下されたにもかかわらず事故を防げなかったわけであります。運輸局の監査...全文を見る
○吉田忠智君 今自動車局長が言われたトラックにおける取組のことをいうんでしょうか、その確認も含めてですが、監査要員の拡充がもちろん原則でありますけれども、現行制度の下でできる方策として、二〇一四年一月の改正道路運送法における、指定する民間団体等による事業者への法令遵守に関する指導...全文を見る
○吉田忠智君 この旅客自動車運送適正化事業の利用につきましては、必ずしも国土交通省は積極的ではなかったというふうに受け止めておりますけれども、是非積極活用していただきたいと思います。  最後に、この事故の再発防止に対する大臣の決意を改めてお聞かせください。
○吉田忠智君 このような痛ましい事件が起きてしまい大変残念でございますけれども、貸切りバス事業の規制緩和の見直しも含めた抜本的な再発防止策を強く求めます。  次に、国家戦略特区における白タク合法化問題について質問いたします。  いわゆる自家用車ライドシェアの解禁の動きについて...全文を見る
○吉田忠智君 仮に、ある地域で何らかの要因で一時的に需要が増加し、既存のタクシー等による供給では応えられない、事業者等による何らかの調整対応が必要という場合は、困難との要件から除外されるのか、その点、確認させてください。
○吉田忠智君 自家用有償旅客運送の運送者は、道路運送法第七十八条二号の市町村、NPO法人その他国土交通省令で定める者とされ、営利を目的としない団体に限定をされております。主として観光客を運送するための自家用有償旅客運送を行おうとする者についても、同様に営利を目的としない団体に限定...全文を見る
○吉田忠智君 特区会議に上げる前に、あらかじめ市町村、運送者、一般旅客自動車運送事業者が協議することを規定しています。協議の目的である持続可能な地域公共交通網の形成、旅客の利便、輸送の安全確保を図るためにも運輸局が協議に加わることが望ましいと考えます。この協議には地方運輸局も入る...全文を見る
○吉田忠智君 運輸局入るのかどうか、確認をお願いします。
○吉田忠智君 是非入るべきだと思いますので、そのことも検討していただきたいと思います。  それから、一般の自家用有償旅客輸送に係る道路運送法七十九条の四第一項五号では、合意がないことは登録拒否事由です。一方、この観光客等の自家用有償旅客運送では、協議において合意が成立しなくても...全文を見る
○吉田忠智君 道路運送法を所管をする国土交通省として、これにしっかり関与していただくようにしていただきたいと思います。  大臣に伺いますが、この自家用車ライドシェアについては、ここまでやり取りしてきました特区法改正案の自家用有償旅客運送のスキームと経済団体から提案が上がっており...全文を見る
○吉田忠智君 もう一点、これは自動車局長にお伺いしたいんですが、先般新聞報道されました富山県南砺市における社会実験、ウーバーと南砺市が社会実験の協定を結んだということで、五月の連休前にも社会実験を行いたいという報道がございました。  このことについて、この間の経過と国土交通省の...全文を見る
○吉田忠智君 聞いたところでは、二月の十二日から十四日まで南砺市でそば祭りが行われて、そのときにウーバーが車の無償提供で協力したと。いや、この話を聞いて、やっぱり執拗に様々な形でウーバーも自治体やほかのところに営業を掛けているんじゃないかというふうに聞いておりますし、楽天の三木谷...全文を見る
03月10日第190回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  林公述人、加藤公述人、今日はお忙しい中ありがとうございます。  この公聴会は来年度予算についての御意見をいただく場でございます。まず、両公述人に、今議論されております来年度予算について、評価する点あるいは問題点、両先生のお考...全文を見る
○吉田忠智君 私も、予算案の問題点、歳入歳出、様々な問題点があると思っております。  歳入面においても、やはり消費税にウエートが掛かり過ぎてきたのではないかということもございますし、歳出面でも防衛費が五兆円を初めて超えましたし、社会保障については圧縮をされているという問題点もあ...全文を見る
○吉田忠智君 昨年、ドイツは連邦予算、収支均衡いたしました、御案内のとおりでありますが。もちろん、ドイツと日本は置かれている状況は相当違うわけでありますけれども、日本がドイツに学ぶ点があるとすればどういうところがあるか、これも両先生に御意見をお伺いしたいと思います。
○吉田忠智君 ありがとうございました。
03月18日第190回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。福島みずほさんから委員を交代をしました。どうぞよろしくお願いします。  石破大臣、通告をした質問をする前に、午前中、森本委員からもありましたけれども、法律の趣旨説明について、去年の法律を読まれたということがございました。私もちょっ...全文を見る
○吉田忠智君 今後とも身を処して職責を全うしていただきたいと思います。  地方創生について、まず石破大臣に伺います。  私は大学を出まして大分県庁に入りまして、そして現場で、農業土木の技術職員でございましたので、幸いに、農業農村整備事業、土地改良事業もやりましたけれども、山村...全文を見る
○吉田忠智君 確かに今回、今日るる議論されております中央省庁の地方への移転でありますとか、あるいはビッグデータを活用するとか、KPIとか、今までにないこともされておられますし、努力されていることは十分分かります。今、石破大臣のお話も、私も理解できるところもあります。地方創生のこと...全文を見る
○吉田忠智君 そして、効率化ありきの外部委託は、地方公務員に対して支払われていたお金が外注された民間企業に行き渡るわけですよね、安い請負代金や労働者の低い賃金に置き換わるという。この間、自治体業務の民間開放によって、そこで働く労働者がいわゆる非正規になったり、劣悪になったりという...全文を見る
○吉田忠智君 はい。  いずれにしても、地方交付税算定の原則をゆがめて地方自治に反するトップランナー方式は撤回すべきだ、そのように思います。  今後また、この問題については議論をさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
03月18日第190回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  まず、佐賀空港への自衛隊のオスプレイ配備計画について質問をいたします。  中谷防衛大臣は昨年十月に佐賀県を訪問し、県知事に対して、米軍オスプレイの佐賀空港への訓練移転は取り下げ、自衛隊が今後購入するオスプレイ十七機と目達原駐...全文を見る
○吉田忠智君 私も佐賀空港を視察をさせていただきましたが、佐賀空港は県管理の空港でございまして、県の施策、観光施策や様々な施策と連動して佐賀空港の利用促進をされておられるということでございます。  そうした中で、二〇一四年度の佐賀空港の利用者が過去最多の五十五万人超、一五年度、...全文を見る
○吉田忠智君 またこの問題については今後現地の皆さんの状況を聞きながら質問をいたしますけれども、いずれにしても、強引に進めることは地方自治の否定、民主主義の否定でありまして、佐賀空港への自衛隊オスプレイ配備は白紙撤回するよう強く求めます。  次に、消費税増税と不公平税制の是正に...全文を見る
○吉田忠智君 もう予算委員会でずうっとそうなんですよ、総理は自分の都合のいい数字だけ並べて、悪いところもあるということを言えばいいじゃないですか、少しは。  だから、私がそれを言ったのは次の消費税の話をするために言ったんですけれども、消費税、五%から八%にしたのはやっぱり失敗だ...全文を見る
○吉田忠智君 私も、全国を回っていろんな方々から話聞きますと、今の進めている税制の不公平感がやっぱり相当強いですね。消費税は来年四月に、後ほどまた議論しますけど、来年四月に法律を変えなければ一〇%に上げる。この三年間で五%上げるわけですね。一方で、二〇一二年から法人税の実効税率は...全文を見る
○吉田忠智君 総理が総理大臣として返り咲かれて、二〇一二年に、私は、総理は本当は消費税を上げたくないんだなというのをいろんなところで感じたところがあるんですよね。  今、先日から国際金融経済分析会合ですか、そういうのを開いて、ノーベル賞を受賞された経済学者などの意見を聞いておら...全文を見る
○吉田忠智君 大体、総理のやり方が分かってきたんですよね、安倍政権のやり方が。二〇一三年、参議院選挙の後に知る権利や取材、報道の自由を奪う特定秘密保護法を強行しましたよ。そして、二〇一四年、身勝手な衆議院解散をして、その後、戦争法、私たちは戦争法と呼びましたけれども、安全保障法制...全文を見る
03月22日第190回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智です。  電力自由化に伴う電源構成などの情報開示について質問をいたします。  四月一日から電力小売が自由化されますが、それに先立って、一月二十九日に電力の小売営業に関する指針が公表されました。制度設計専門会合での議論や多くの消費者団...全文を見る
○吉田忠智君 私がちょっとコメントを申し上げて河野大臣にお聞きしたかったんですが、先に大臣の御決意をいただいたわけでございます。  この電力小売自由化は、三・一一福島第一原発事故後の脱原発と再生可能エネルギー利用促進に向けた電力システム改革の第二段階というふうに言われております...全文を見る
○吉田忠智君 また、表示する場所についても、さきのEU指令やドイツの法律では、請求書や添付書類、広告、インターネットサイトなどを明記しています。  消費者の選択権を実質的に保障するため、ネット上だけではなくて、請求書や領収書の裏側や案内パンフの分かりやすい場所に表示すべきだとい...全文を見る
○吉田忠智君 具体的な対応として、消費者庁として、先ほど申し上げたような電源構成表示の考え方を整理をして、それに沿った開示の認証や、一定期間経過後に開示の進捗状況等を調査するなど、独自に消費者の選択を支援するようなフォローアップが必要であると考えますが、その点についてのお考えを伺...全文を見る
○吉田忠智君 社民党は、五年前の三・一一の事故以前から脱原発と再生可能エネルギーの利用促進を訴えてまいりました。今、残念ながら安倍政権は原発依存に回帰をして、原発再稼働を推し進めようとしているというふうに言わざるを得ません。  河野大臣は、こういうところで言っていいかどうか分か...全文を見る
○吉田忠智君 大変前向きな答弁をいただきましてありがとうございました。今後に期待をしておりますので、どうぞ御奮闘していただきますようにお願いします。  以上で終わります。
03月23日第190回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○吉田忠智君 社会民主党・護憲連合の吉田忠智でございます。  まず、いわゆるSOLAS条約改正について伺います。  二〇一四年十一月の海上における人命の安全のための国際条約、いわゆるSOLAS条約改正を受けて、本年七月から輸出コンテナ貨物総重量の確定方法の制度化に向けた基本方...全文を見る
○吉田忠智君 これまで重量測定行為は港湾運送事業法に基づく検量業務として検量事業者が担ってきましたが、新たに登録を受ける第三者が輸出証明行為を行う、四検査機関等、例えば海事検定、新検、日検、全日検と競合するなど、検量事業者の業務を奪うような事態が生じる懸念はないのでしょうか、伺い...全文を見る
○吉田忠智君 大変現場は心配をしておりますので、そうした懸念が現実のものとならないように、是非、逆に仕事が増えるような形での国交省として指導をしっかりしていただきたいと思います。  次に、公共工事設計労務単価について伺います。  本年二月から適用される公共工事設計労務単価につ...全文を見る
○吉田忠智君 実態としては、残念ながら、公共事業の現場に携わる多くの建設労働者が設計労務単価の上昇を実感できておりません。公共事業の現場で働く全ての労働者に対して賃金の最低基準額を条例で保障する公契約条例を制定する動きが全国の自治体で広がっております。  公明党さんは、月刊公明...全文を見る
○吉田忠智君 自治体は、もうやむにやまれず、国に対しては是非ILO九十四号条約を批准してもらいたい、その上で公契約法を制定してもらいたいということを要求されておられますけれども、待てないので、もう公契約条例という形で自治体がどんどん制定を今進めているわけであります。是非、そうした...全文を見る
○吉田忠智君 JR三江線の関係者の皆さんも大変心配をされておられますし、このJR三江線の周辺の同じように赤字地方線を抱える住民の皆さんも大変心配をされておられます。  そして、JR西日本は全体としては鉄道部門黒字でございます。全体の中でこの赤字地方線を維持しているのは現実の姿で...全文を見る
○吉田忠智君 地域の公共交通、セーフティーネットでございまして、しっかり守る立場で御尽力をいただきますようにお願いを申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
03月28日第190回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  今日は、総理に日本国憲法について質問をいたします。  総理は、この間、憲法九条改正について、まだまだ国民的な理解と支持が広がっている状況ではないと答弁をされておりますけれども、改めて、憲法九条改正に対する国民の意識をどのよう...全文を見る
○吉田忠智君 国民の理解と支持が広がっていないと総理は今通常国会の予算委員会でも答弁されておられますが、そのとおりの認識ですか。
○吉田忠智君 国民的な理解と支持が広がっていない理由はなぜだとお考えですか。
○吉田忠智君 自民党として国民の皆さんに対する説明が足りないから国民の理解が広がっていないと、そういうことですか。
○吉田忠智君 各種世論調査でも、憲法九条を変えるべきではないという国民の皆さんのやっぱり声は六割以上、どの世論調査でも出ております。やっぱり国民の皆さんの、私は、憲法九条をしっかり堅持していくべきだ、そういう意識がしっかり国民の皆さんにまだまだあるのではないかと、このように考えて...全文を見る
○吉田忠智君 この緊急事態条項につきましても、憲法学者の皆さんや法律の専門家の皆さんから大変に懸念の声が上がっています。なかなか国民の皆さんに御理解いただけていないと思っております。大災害のときに政府に権限を集めてやった方がいいというような、そういう国民の皆さんの、そういう何か世...全文を見る
○吉田忠智君 是非、総理、憲法改正やりたい、三分の二を取ったら自公で憲法改正の国民投票を発議したいと、そのように訴えてくださいよ、正面から。(発言する者あり)一緒にはやりませんよ。  今年は憲法が公布されて七十年になる節目の年であります。なぜ一字も憲法が変えられなかったか。国民...全文を見る
03月31日第190回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  本法律案の内容の質問の前に、関連をしますけれども、認知症患者の鉄道事故の対応について質問いたします。  二〇〇七年に認知症患者が徘回中にJR東海の電車にはねられて死亡した事故で遺族が賠償責任を負うかが争われた訴訟で、最高裁は...全文を見る
○吉田忠智君 難しい課題であることは理解をしておりますけれども、是非様々な実情を調べて、国交省としても今後また対応を検討していただきたいと思います。  次に、法案について質問いたします。  本法案についてはおおむね妥当な内容であると考えております。今回、踏切道の改良方法を検討...全文を見る
○吉田忠智君 協議会制度の創設は、この踏切道の改良が更に促進されてそして安全の確保につながるという点で評価をしておりますし、是非これが効果が上がるように進めていただきたいと思います。  平成二十七年度から踏切安全通行カルテが作成されています。踏切道の現状を見える化をして、透明性...全文を見る
○吉田忠智君 ちなみに、幾つぐらいの踏切でこのカルテは作られているんでしょうか。
○吉田忠智君 更に生かされるように取組を進めていただきたいと思います。  踏切道改良に当たって、このカルテあるいは協議会を通じて地域住民の意見、要望が着実に反映されるようにまたしていただきたいと思います。  次に、鉄道に対する鳥獣害について質問をいたします。  地方の特に山...全文を見る
○吉田忠智君 財源も含めた支援も必要だと考えますが、その点についてはいかがですか。
○吉田忠智君 鳥獣害の被害については、大変深刻な問題になっているのは御案内のとおりであります。そして、それが結果としてこういう鉄道における鳥獣害の問題ということで増えているわけでございます。  改めて、大臣、この鳥獣害対策について、一段、二段踏み込んだ対策が必要ではないかと思い...全文を見る
○吉田忠智君 先ほど、大臣がちょっと退席されているときに、認知症患者の鉄道事故への対応について質問をいたしました。鉄道局長にお答えをいただきましたが、なかなか難しい課題であることは承知をしておりますけれども、やっぱりこれはある程度のガイドラインというか目安というか、私はこれが必要...全文を見る
○吉田忠智君 踏切道の事故が減りますように、この法律がしっかり生かされますように取組の強化を要請をしまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
04月01日第190回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  私は、役目柄、全国を回って、地方自治体にも伺いますけれども、どこの自治体に行っても、地方版地方創生戦略の策定、あるいは地方創生に関わる業務などで悲鳴を上げているという状況でございます。担当大臣としてそのことについてどのように認...全文を見る
○吉田忠智君 大臣が熊本の例を言われましたけれども、私も全国を回って、首長、市長や副市長あるいは町長など、そうした方々と、あるいは担当の方々とお話ししますと、もう自治体はやっぱり生き残りを懸けて計画を作ってやっているから、国にわざわざ地方創生などと言われなくてもそれはやっている、...全文を見る
○吉田忠智君 一千億円という交付金の規模ですね、この根拠は何でしょうか、どのような試算に基づいて一千億円となったのでしょうか、伺います。
○吉田忠智君 確かに多いほどいいんですけど、苦労して一千億何とかかき集めたというふうに受け止めました。  現在、全国の自治体には、御案内のとおり、約七十万人の非正規の職員の皆さんが働いておられます。多くは年収二百万円以下であります。また、先日議論しましたトップランナー方式のよう...全文を見る
○吉田忠智君 大臣も問題意識は持っていただいていると、私と共有していると思っております。  次に、地方創生応援税制、企業版ふるさと納税について質問いたします。  企業の資金を地方創生に活用するという趣旨で企業の寄附に税制優遇措置を創設するということであります。まず伺いますが、...全文を見る
○吉田忠智君 全体としてはプラスになる、地方税収全体という答弁でありましたけれども、それぞれ自治体レベルで見ると、やっぱり元々企業が所在していた自治体は税収が減って、そして寄附先の自治体は税収が増えるわけですね。納税する企業の側の恣意的な税源移転になるのではないかと。  地方税...全文を見る
○吉田忠智君 営利企業は、そもそもふるさと納税も含めた全ての活動で経済的利益を求めるということがやっぱり使命であり、そのことを出資者に説明する責任も有しているわけですよね。企業版ふるさと納税を集めたい自治体の間で、返礼は原則ないというふうに言われますけれども、やっぱりサービス合戦...全文を見る
○吉田忠智君 地域再生法第三十七条に基づく委任により、内閣府令に、自治体は寄附の代償として経済的利益を供与するような行為をしてはならないと書き込むということですが、この法律の実施に関して必要な事項は内閣府令で定めるとする三十七条は、いわゆる実施府令に関する規定であります。  一...全文を見る
○吉田忠智君 私は問題があると思っています。  仮に企業版ふるさと納税に対する自治体の返礼を規制するというのであれば、修正してきちんと法律に書き込むべきだ、そのように思います。実施府令で自治体の行為を規制するのは、法律の留保を侵害するものであります。  そもそも企業に余剰資金...全文を見る
○吉田忠智君 この日本版CCRCの最後の質問に、もう全体で最後の質問になりますけれども、この日本版CCRCによって、高齢移住者を受け入れる自治体の負担増になったり、地域の医療や介護の需要が増加をして元々の住民がサービスを受けられなくなったり、医療費や介護費が自治体の財政を圧迫する...全文を見る
○吉田忠智君 もう一点、地域再生推進法人について質問をする予定でありましたけれども、もう時間になりましたので、質問という形はしませんけれども、三%出資規定が廃止されるという理由などもちょっと分かりにくい点がありますので、これはまた、あと討論で私の考えは申し上げたいと思います。 ...全文を見る
04月06日第190回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第4号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  ちょうど地方・消費者特別委員会と私は兼務しておりまして重なっているものですから、通常の順番を繰り上げて質問をさせていただきます。御配慮に感謝を申し上げます。  内閣府に何点か質問をさせていただきます。  三月二十二日に、安...全文を見る
○吉田忠智君 クルーグマン教授は、米国を始め各国の政府と関係も深く、当然オフレコの意味も理解した上で、あえて公開をしているわけであります。  クルーグマン教授は安倍政権中枢の経済政策の基本的な部分に不信感を抱いたことを伝えているのではないかと、そのように思われる点もありますが、...全文を見る
○吉田忠智君 この国際金融経済分析会合で、安倍総理は、なぜ欧州ではVAT、付加価値税を引き上げてもそれほど影響は生じないのに、日本の場合には消費税の引上げはこれほどまでに影響を及ぼすのでしょうかと質問し、心情を吐露されておられます。  消費税五%から八%への引上げが誤りだったの...全文を見る
○吉田忠智君 安倍総理は、二〇一四年十一月の衆議院解散に際し、十八か月延期して再び延期することはない、皆さんにはっきりと断言しますと胸を張って、必ずや増税できる経済状況をつくり出すと明言をしています。  報道されるように、仮に消費税増税を再び延期するなら、安倍総理がアベノミクス...全文を見る
○吉田忠智君 それでは、副大臣にお伺いします。
○吉田忠智君 日銀は、当初二年で実現をするはずでありました二%の物価上昇目標は達成できず、二〇一七年前半頃に先送りをしています。  現状はデフレ状況ではないのですか。改めて副大臣に伺います。
○吉田忠智君 二〇一七年、来年の四月に消費税を一〇%、もちろん私は引き上げるべきではないと思いますけれども、引き上げられる環境であるかどうか、どのように認識しておられますか。
○吉田忠智君 副大臣。
○吉田忠智君 改めて、私は引き上げるべきではないと思いますし、もし引き上げないということであれば、そういう決断をするのであれば、やはりアベノミクスの失敗を認めて安倍総理は退陣をすべきだ、辞任をすべきだということを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  私は、財政再建と格差是正について二点申し上げたいと思います。  日本の国、地方を合わせた借金は一千兆を超えました。GDPの倍以上ということで、国際的にもまれに見る額であることはもう御案内のとおりでありますが、じゃ、どうしてこ...全文を見る
04月06日第190回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○吉田忠智君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、地域再生法の一部を改正する法律案につきまして反対討論を行います。  反対の第一の理由は、地方創生推進交付金、いわゆる新型交付金が、極めて不十分な上に、自治体の割り勘となっており、地方の使い勝手がいい交付金とは言えない点です。真...全文を見る
04月07日第190回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  本法案は、二〇一七年度に、東京湾内における四つの港内交通管制室の新海上交通センターへの統合と合わせ、ふくそう海域や港内での一元的な海上交通管制、航路標識の活用等により、災害発生時、平時の安全確保、信号待ちや渋滞による混雑緩和等...全文を見る
○吉田忠智君 迅速な対応が可能とのことですが、各港に港長が置かれてきたという歴史的経緯もあり、これまでは、管制室も含めて海保と港湾管理者を始め各港の関係者とが現場で連携して柔軟に対応することも可能だったのではないでしょうか。  現状、災害時の港における対応はどのようになっている...全文を見る
○吉田忠智君 非常災害時ですから、想定外の事態も覚悟しなくてはなりません。是非、人命救助を最優先に柔軟な対応が取れるようにお願いをいたします。  次に、航路標識法改正に関して伺います。  航路標識法の改正に伴い、二十二条において、緊急時の現場付近の船舶に対する航路標識設置業務...全文を見る
○吉田忠智君 命令の実効性を確保する上でも、平時からの船舶保有者や団体との連絡協議が欠かせないと考えます。  この従事命令も含め、本改正全体の内容を関係者に周知徹底する必要があると考えますが、どのように周知徹底を図られるのか、伺います。
○吉田忠智君 海上交通の安全確保に万全を期していただきますようにお願いを申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
04月20日第190回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  熊本・大分大地震と申し上げたいと思いますが、亡くなられた方々の御冥福を心からお祈りを申し上げます。また、負傷された方々、そして今なお避難生活をされておられる方々に心からお見舞いを申し上げます。また、救援そして被災者の支援に当た...全文を見る
○吉田忠智君 確認をされているということでありますけれども、川内原発だけですか、確認しているのは。
○吉田忠智君 規制委員長にお伺いをしますが、仮に規制委員会として停止をしなければならないというふうに判断した場合には、どういう手順になりますか。
○吉田忠智君 次に、丸川大臣に伺いますが、川内原発では住民避難にバスなどを用いる計画になっておりますが、今回の熊本・大分大地震では道路や在来線、新幹線等も被害を受けて、各地で寸断をされております。また、高浜原発で話題になりました可搬式モニタリングポストについても、今後は当然、震災...全文を見る
○吉田忠智君 今回の地震による特に道路の被害を検証して、モニタリングポストについては可搬式は計算できないこと、あるいは避難時に道路が寸断されることなどを前提にして、川内原発など稼働中のサイトは停止をして、今の原子力防災体制をゼロベースで見直すべきであるということを強く訴えたいと思...全文を見る
○吉田忠智君 政府参考人に伺いますが、環境省は廃棄物処理の新ルールを提示しましたが、この概要と茨城県以外の適用について伺います。
○吉田忠智君 栃木県の候補地とされた塩谷町については、昨年九月の関東・東北豪雨で浸水した事実が環境省の調査でも明らかになりました。  二〇一三年十月四日の第六回環境省有識者会議が取りまとめた候補地選定プロセスでは、自然災害を考慮して安全な処分に万全を期すために避けるべき地域を除...全文を見る
○吉田忠智君 丸川大臣に伺いますが、地元の意向を最大限尊重するというふうに答弁をされました。茨城のように、地元の意向が分散保管であれば、環境省としても一か所集中管理にこだわらず、茨城だけ例外とするのではなく、五県全てで指定廃棄物の分散保管も選択肢として認めるべきだと考えますが、い...全文を見る
○吉田忠智君 地元の意見を最大限に尊重するということでありますから、各県の意向もしっかり踏まえて方針の転換が必要であるということを申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
04月26日第190回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  熊本・大分大地震への対応について質問をいたします。  改めて、亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族の方々にお見舞いを申し上げます。そして、今なお困難な生活をされておられる方々に心からお見舞いを申し上げ...全文を見る
○吉田忠智君 続きまして、国交省は、特に九州管内の地方機関を中心にして、文字どおり総力を挙げて復旧に当たっていただいていることに重ねて感謝を申し上げます。大分県民としても感謝を申し上げたいと思います。  そこで、改めて、先ほど来質問もありましたけれども、国交省関連のライフライン...全文を見る
○吉田忠智君 国交省の管轄に限らず、私ども社民党にも、避難所での食事に関する要望や感染症の防止、あるいは仮設トイレや大人用の紙おむつ、あるいは特に御高齢の方からは洋式の仮設トイレの要望など、切実な声が寄せられております。また、今回は特に避難所ではなく車中で宿泊される方も多くて、エ...全文を見る
○吉田忠智君 今長官から関係省庁と連携して支援に取り組むという答弁でございました。  具体的な施策については、厚生労働省とか中小企業庁とか、そういうことが実施に当たるわけでありますが、観光庁としては、観光業界、事業所の窓口としてしっかり調整機能を果たして、観光業の復旧支援に万全...全文を見る
○吉田忠智君 先ほど、やれることは全部やると大臣も言われました。国土交通省としても震災対応、万全を期していただくようにお願いをしまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
04月28日第190回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  まず、熊本・大分大地震によって災害関連死の方も増えております。改めて、亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、今なお困難な生活をされておられる方々に心からお見舞いを申し上げます。  国交省が所管をする道路などの...全文を見る
○吉田忠智君 中小事業者に対する様々な支援措置が講じられるということは分かりました。  問題は、やっぱりそこで働く労働者の問題ですよね。先ほど来御議論がありましたように、トラックの担い手の確保というのが至上命題という中で、低賃金、長時間労働、この実態をどのように改善をしていくの...全文を見る
○吉田忠智君 是非、労働者の実態をよく知る労働組合の意見もしっかり聞いていただきたいと思います。  そこで、先ほども御議論がありました規制緩和の問題ですね。このトラックにおいても、バス事業においても、タクシーにおいても、この間の規制緩和によって、現場で働く労働者の皆さんが大変厳...全文を見る
○吉田忠智君 私はこれまでバス事業の規制緩和もタクシーも質問をさせていただきましたが、今日ずっと質問を聞いておりまして、今国交省が取り組んでいる、今後取り組むことが実効が上がらなければ、これはもう議員立法で、超党派で、自民党、公明党の皆さん、それから野党の皆さんも含めて議論して、...全文を見る
○吉田忠智君 アボイダブルコストルールと貨物調整金制度については、当面JR貨物の経営安定には不可欠であり、存続を強く求めます。  国交省として、長距離トラック便の鉄道貨物輸送への振替、トラック事業者とJR貨物の連携により踏み込んだイニシアチブを発揮すべきだと考えますが、いかがで...全文を見る
○吉田忠智君 ダイヤの設定についてでありますが、このダイヤ設定は物流サービス事業者にとって最大の商品でありますけれども、現状、旅客会社が優先されており、トラックとの競争上不利であると言われております。国土交通省が関与するなど第三者機関によるダイヤ設定、調整が必要ではないかと考えま...全文を見る
○吉田忠智君 当事者間の調整で合理的な解決が図られるという可能性は否定しませんけれども、いずれにしても、私は、国交省として双方から聞き取るなど調整の実態把握をする必要があると思いますが、いかがですか。
○吉田忠智君 見守るだけじゃ駄目だと思います。大臣、是非、モーダルシフトの前進のために、JR貨物と旅客会社のダイヤ調整に国交省としても一歩踏み込んだ関与を行うべきだと考えますが、いかがですか。
○吉田忠智君 聞き取るぐらいは是非やっていただきたい。検討をお願いして、質問を終わります。  ありがとうございました。
05月11日第190回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第8号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  本法案は、提案募集方式ということで分権改革の第二弾でございまして、自治体の具体的な要望を実現をするものであり、趣旨に賛同いたします。ただし、今日も議論があります地方版ハローワークについては懸念もございますので、この課題について...全文を見る
○吉田忠智君 そこで、国のハローワークの人員体制についてでございますが、常勤の正規職員が約四割、非常勤の非正規職員が約六割と言われていますし、そういうデータも出されています。特にマザーズハローワークや新卒応援ハローワークなどのいわゆる外出しの施設におきましては、過半数が非正規、中...全文を見る
○吉田忠智君 非正規の職員の中での退職者の比率と民間の比率は、手元に持っていないだけですか、取っていないんですか。
○吉田忠智君 調べていないこと自体が大変な問題でありまして、是非調べていただきたいと思います。  委員長、是非調べていただいて、この委員会に提出をしていただくように取り計らいをお願いします。
○吉田忠智君 それで、この相談員、職業紹介そして相談をする相談員の六割が非正規、相談を受ける側の相談員が非正規という、これはかねてから指摘をされていることでありますけれども、自分自身がその後どうなるか分からないという中で職業の相談をしなければならない、職業紹介の。ブラックジョーク...全文を見る
○吉田忠智君 厚生労働省としても人員要求はしているということで今答弁があったわけでありますけれども、この問題についてはこれ以上議論しても前に進まないと思いますけれども、重要な課題としてしっかり受け止めていただきたいと思います。  そこで、地方版ハローワークにおける雇用保険事務に...全文を見る
○吉田忠智君 厚生労働省が今後発出する通知の中に、そういう留意事項という形で盛り込むことについてはいかがですか。
○吉田忠智君 よろしくお願いします。  それから、先ほど森本委員も取り上げられましたけれども、現在、ハローワークの求人票の記載が実際の労働条件と異なるケース、例えば正社員募集が実際にはアルバイトだったなど、求人企業の虚偽記載が疑われるようなケースがブラック求人として社会問題化し...全文を見る
○吉田忠智君 昔、かつて雇用関係の業務を担う国の職員の方は県庁の中にいたんですね、地方労働事務官という形で。中途半端な立場だったから、その後、地方労働局という形で外に出られた。そのときには国の施策と案外リンクできていたんですね、県庁の中にいて知事の配下におられましたから。それが外...全文を見る
05月12日第190回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  まず冒頭、熊本・大分大地震において亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、今なお困難な生活をされておられます被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。  港湾に関しましては、熊本港、八代港、別府港において、フ...全文を見る
○吉田忠智君 大臣、しっかりリーダーシップを取って、陣頭指揮を執って万全の対応を、従来より踏み込んだ対応をしていただきたいと思います。  では、港湾法の一部改正について質問いたします。  観光インバウンドの盛り上がりによる滞在外国人人口の増加は地域経済にも大きなプラスをもたら...全文を見る
○吉田忠智君 定量的には把握しておりませんが、貨物埠頭への寄港の急増に伴いまして旅客の動線と貨物の動線がふくそうするなど、物流にも支障が出ているといいます。例えば、旅行者を輸送するための貸切りバス等が埠頭周辺を埋め尽くし、埠頭やコンテナヤード周辺が渋滞するような事態も生じていると...全文を見る
○吉田忠智君 また、旅客とのふくそうにより貨物埠頭が使えず、港湾労働者や港湾運送事業者が早朝などにクルーズ船の入港を避けて作業しなければならないような事態も生じています。  クルーズ船は入港に際して貨物埠頭を管理する港湾管理者に接岸許可申請を行っていますが、そのことが港湾の関係...全文を見る
○吉田忠智君 よろしくお願いします。  今回の法案に盛り込まれました無利子貸付制度、先ほども議論がありましたが、民間事業者に対して、クルーズ旅客施設の建設又は改良を無利子貸付制度の対象施設へと追加するものであります。  しかし、ここまで議論してきたふくそうが問題となっているよ...全文を見る
○吉田忠智君 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
05月18日第190回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第10号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  河野大臣には、大震災の昼夜分かたぬ対応、心から敬意を表し、感謝申し上げます。  まず、関連して、消費生活相談員の処遇改善について質問します。  現在、消費生活相談員は全国で三千三百六十七人、うち非常勤は二千六百六人、七七・...全文を見る
○吉田忠智君 確認しますが、大臣が今、専門性に配慮した任用ということでありますけれども、それでは、非常勤ではなくて常勤の職員として位置付けられるようなものにするという意味で理解していいんですか。
○吉田忠智君 それでは、手当など、常勤の場合で支給されるものも今後対応できるということでいいんですか。
○吉田忠智君 消費生活相談員の処遇の改善は、地方消費者機関の最重要課題と言ってもいいと思いますので、是非消費者庁として、大臣が言われたように、ずっと進むように、財源の手当ても含めて御尽力をいただきたいと思っております。  法案について質問いたします。  法案は、本年一月の消費...全文を見る
○吉田忠智君 是非、情勢の変化を踏まえて、また今回先送りにされた課題もしっかり適宜改正をしていただきたいと思います。  それから、消契法の不実告知の問題、重要事項の定義などに関わって、山林のことについては私も通告の三番目で出しておりましたけれども、先ほど答弁いただきましたので、...全文を見る
○吉田忠智君 大臣が今言われたこともしっかりやっていただきながら、不十分とあらばまた改正をしていただきたいと思います。  それから、新聞勧誘など求められていない訪問販売や勧誘など、いわゆる不招請勧誘については、主に特商法の専門調査会で大きな議論になったものの、これも答申に入りま...全文を見る
○吉田忠智君 大臣が言われる適切な対応というのは、法改正も含めてというふうに受け止めていいわけですね。はい、そのように確認をいたします。  これは質問ではありませんけれども、不招請勧誘議論に関連して、消費者委員会で事業者側が抵抗し、政治に圧力を掛けて答申に至らなかった、また、こ...全文を見る
○吉田忠智君 大臣に伺いますが、やはり、今事務局長から答弁がありましたけれども、事実上、消費者保護立法について事業者側に拒否権がある状況だと私は言わざるを得ないと思うんですね。消費者委員会の在り方の再検討、これが必要だと思いますが、大臣、いかがですか。
○吉田忠智君 私は、懸念のことが顕在化しているという認識であります。  例えば、消費者委員会特商法専門調査会では、あろうことか、PIO—NETは立法の根拠たり得ない、信頼性に欠けるというような議論を事業者側が堂々と展開しました。こうした議論を受け、結論として勧誘規制の強化が見送...全文を見る
○吉田忠智君 やっぱり、PIO—NETの情報が、それはテーマ、課題によりますけれども、事業者にとって不都合な情報であった場合には、そういう批判しているということはあるわけですよ。顕在化していないと言いますけれども、私はやっぱり、積み残された課題、先ほど来ずっと議論されておりました...全文を見る
05月24日第190回国会 参議院 国土交通委員会 第12号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  ライドシェア解禁、いわゆる白タク合法化問題について質問をいたします。  ウーバー社などによる自家用車ライドシェアは無許可でタクシー営業を行う白タク行為であり、全世界で業務停止命令や訴訟が相次ぎ、大きな問題になっております。一...全文を見る
○吉田忠智君 今大臣が答弁をされました輸送の安全と利用者利便の増進ということを踏まえて、国家戦略特区法の改正案に過疎地等での自家用自動車の利用拡大が盛り込まれ、三月十一日に閣議決定されました。白タク合法化の動きは特区法改正案で一旦収まったと考えていたわけでありますけれども、資料と...全文を見る
○吉田忠智君 同じ記事には、京都府京丹後市が地元タクシー業者と事業のすみ分けで合意、NPO法人がウーバー社の配車システムを活用し、自家用車を使った旅客運送を今月中にも始めるとの記載があります。配車にウーバー社が関わっていますが、三月十日の委員会において、ウーバー社などの仲介のみに...全文を見る
○吉田忠智君 人的には関わらないとしても、個人情報や実車、配車の全てのデータがウーバー社のデータセンターに送られるのではないでしょうか。現に、本年三月二十二日の朝日新聞には、京丹後市でウーバーを使った実証実験が始まると記載されています。神戸新聞の記事では、ウーバー社の日本法人は、...全文を見る
○吉田忠智君 二月に、富山県南砺市がウーバー日本法人と協定を結び実証実験を始めると報道されました。私も、この委員会でそのことを取り上げさせていただきました。その後の南砺市の状況はどのようになっていますでしょうか、伺います。
○吉田忠智君 そもそも、ウーバー社などの白タク行為は、二種免許や運行管理、車両整備など安全投資を軽視して、タクシー事業者や運転者の減収、減益につながる、地域公共交通の衰退にも拍車を掛けるというだけではありません。社会実験と称して行われた福岡での白タク行為では、ウーバー・ジャパンで...全文を見る
○吉田忠智君 是非、国交省としても、白タク合法化を許さないということはもちろんでありますけれども、地方における移動手段の確保というのは大変重要な緊急の課題になっておりますから、そういった観点から取組の強化を強く求めまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
05月26日第190回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  法案に関する質問の前に、熊本・大分大地震の住宅支援について伺います。  改めて、亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、今なお困難な生活をされておられる被災者の皆さんに心からお見舞いを申し上げます。  社民党...全文を見る
○吉田忠智君 それから、国交省及び内閣府に伺いますが、その他の応急的な住まいの確保についてどのように取り組んでいかれるのか、伺います。
○吉田忠智君 是非、被災者の皆さんの生活再建に向けて、特に住宅の確保について今後の特段の御尽力をお願いを申し上げたいと思います。  次に、宅建業法改正案について質問します。  本法案は、既存建物の流通を促進し、買主の保護を図るためにインスペクションの活用を促すもので、必要な改...全文を見る
○吉田忠智君 国交省の資料では、インスペクションについて、瑕疵の有無を判定するものではなく、瑕疵がないことを保証するものではないとありますが、大変分かりにくい説明であります。  インスペクションを行ったが瑕疵を発見できず、契約成立後に瑕疵が判明した場合の責任、買主の救済措置、保...全文を見る
○吉田忠智君 先ほども答弁がありましたが、既存住宅売買瑕疵保険の加入、現行五%を二〇%に引き上げる、それを目指すということであります。  ただ、任意加入では特に個人間の売買で買主保護に欠けるおそれはないのか、既存住宅売買瑕疵保険の加入の私は義務化も検討すべきだと考えますが、その...全文を見る
○吉田忠智君 売買対象の物件について、インスペクションの存否及び既存住宅売買瑕疵保険加入の存否について、買主が適切かつ十分に理解することが大変重要ではないかと考えております。  宅建業者から買主に対して十分な説明がなされるのでしょうか。その点について伺います。
○吉田忠智君 最後の質問ですが、欧米では既に住宅市場の七割、八割が既存建物、中古住宅であります。EUでは、エネルギーパスと呼ばれる住宅の省エネ評価制度が義務化されています。ドイツにおいては、既存住宅のエネルギー消費性能表示についても省エネ政令などに大変詳細に規定されています。我が...全文を見る
○吉田忠智君 是非前向きに検討くださいますようお願いをしまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
05月31日第190回国会 参議院 国土交通委員会 第14号
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○吉田忠智君 社会民主党の吉田忠智でございます。  都市再生特別措置法は、二〇〇二年、当時の小泉政権時代にミニバブル誘導策としてスタートいたしました。都市の国際競争力の強化や不動産市場の活性化などを名目に、規制緩和され利権化した都市開発が大企業のビジネスチャンスとして民間開放さ...全文を見る
○吉田忠智君 地方都市にも適用できるメニューがあるというふうに言われるわけでありますけれども、それだけでは東京一極集中が進むばかりではないかという懸念も強くあるわけでございます。  次に、民間都市再生事業計画の大臣認定処理期間の短縮について伺います。  法案では、都市再生特別...全文を見る
○吉田忠智君 次に、都市再開発法第二十条及び第三十三条関係について伺います。  住宅団地の再生について、法案では、土地の共有者のみで市街地再開発事業を施行する場合に、各共有者をそれぞれ一人の組合員として扱い、三分の二の合意での事業推進を可能にするということであります。  まず...全文を見る
○吉田忠智君 現行の区分所有法、マンション建て替え法による建て替えと法案による住宅団地の建て替えは、それぞれどのようなもので、どこがどう異なるのか、伺います。
○吉田忠智君 国土交通省は従来、マンションの建て替えに当たっては、区分所有者間の合意形成に向けての丁寧な取組が重要であると繰り返し答弁されてきました。この改正により、三分の一の反対住民がいても建て替えが可能になり、最終的には司法による明渡し請求や行政代執行などの強制力の行使も可能...全文を見る
○吉田忠智君 先ほど答弁がありましたように、全国で五千、都内で二百八十五か所というと、極めて広範囲に影響が及ぶわけでございます。居住権や財産権を侵害しかねないものであるにもかかわらず、このような重要な改定が都市の国際競争力強化などの付け足しのような形で提案されているということは、...全文を見る
○吉田忠智君 以上で終わります。ありがとうございました。
○吉田忠智君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、ただいま議題となりました都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案に対し、反対討論を行います。  今回の改正案には、防災対策の強化に資する面があることや、既存ストックの活用による地域の身の丈に合った規模の市街地整備を可能とする...全文を見る