石井正弘

いしいまさひろ

選挙区(岡山県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数2回

石井正弘の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月25日第164回国会 衆議院 総務委員会 第23号
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○石井参考人 全国知事会の中で総務委員会委員長を務めております岡山県知事の石井正弘でございます。  本日は、地方の実情を聴取していただくということでお招きをいただきまして、大変ありがたく光栄に存じているところでございます。  お手元に、私がこれから御説明させていただきます内容...全文を見る
○石井参考人 私の方で先ほど神野検討委員会の中間報告について御説明させていただきましたが、その地方交付税を地方共有税にしてということは、その背景といたしまして御説明申し上げますと、地方交付税はもともと我々地方の固有財源であって、そして、そこに生活していらっしゃる方々がどこにおられ...全文を見る
○石井参考人 私どもも、財政再建特別措置法という法律がございまして、現在、それの運用によって、財政が危機的な状況になった際は、さまざまな手続が総務相あるいは都道府県知事の監督によって行われているわけでございます。  ただ、現行の法制度におきましても、やはりその基準につきまして、...全文を見る
○石井参考人 地方債の自由化についてでございますけれども、私どもは、やはり小規模市町村での起債ということを考えますと、すなわち必要な社会資本整備が、完全に地方債の発行を市場にゆだねるということになりますと、困難になるという可能性があるのではないかということを大変懸念しているという...全文を見る
○石井参考人 真の地方分権改革を進めていくためには、国と地方が対等の立場に立って、お互いに同じテーブルでこれからの地方分権改革を進めていく方向性を議論していく、そのための場の設定を、今でも実は国と地方の協議の場ということで行われてはおりますけれども、これを制度化する。そしてその中...全文を見る
○石井参考人 三位一体の改革の評価でございますが、三兆円というかつてない規模の税源移譲が図られた、本格的な税源移譲となったということ、このことは地方分権を進める上では確かに大きな前進となったと受けとめております。  ただ、その内容を見ますと、単なる国庫補助負担金の引き下げ、二分...全文を見る
○石井参考人 分権構想検討委員会の報告にございますとおり、地方税は地域偏在性が比較的少ない税目構成、そして地方交付税の方の原資は地域偏在性の比較的大きな税目構成、このように考えているところでございまして、具体的には、地方消費税の割合を引き上げますとともに、個人住民税の所得割をさら...全文を見る
○石井参考人 現実的に、地方の現場におりますと、課税自主権の実質的な拡大を図るというその方向性につきましては賛意を示すところではございますが、現実にはほとんどの課税客体が国のさまざまな税制によって把握をされておって、では残るものは何なのかというところが非常に難しいということでござ...全文を見る
○石井参考人 私も、現場にいる立場から見ますと、人口と面積、どちらにウエートづけが多くあるべきかとなりますと、それはもちろん人口の方により比重が置かれるべきだとは思いますが、ただ、この二つだけで算定するということになりますと、先ほどの和歌山県のような試算があるがごとく、現在の地方...全文を見る
○石井参考人 地方の立場からいたしましても、先ほど申し上げたとおり、地域偏在性が比較的少ない税目によって地方税は構成されるべきであるという方向性はそうでございますが、具体的には消費税等が望ましいということを申し上げましたけれども、ただ、その場合でも、これは大田参考人と同じような御...全文を見る
○石井参考人 少なくとも、私ども、二〇〇〇年、地方分権一括法が制定されまして、それ以降、自立に向けて懸命な努力をしているところでございまして、そういった中にありまして、我々、国へ依存しているといったような感覚は持ち合わせておらないところでございます。  こういったような表現の背...全文を見る
○石井参考人 国直轄事業の負担金の廃止問題は、地方分権の一括法制定、こういった問題の以前から、我々としては、これは改善されるべきであるということを主張してきているわけでございます。今日に至るまで残念ながら何ら、検討された、そういう経緯も承っておりません。  我々といたしましては...全文を見る
○石井参考人 新地方分権構想検討委員会の中間報告につきましては、我々地方側から見まして、目指すべき地方財政自立に向けての大変有意義な提言になっておりますので、早急に我々地方六団体で共通の意見ということでこの提言に沿ってまとめまして、そして、その実現に向けての地方団体一丸となっての...全文を見る
11月10日第165回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○石井参考人 おはようございます。私は、岡山県知事の石井正弘と申します。  全国知事会の中で、総務常任委員会の委員長、以前は地方制度調査委員会と言っておりましたけれども、その委員長を務めております。そして、昨日、道州制特別委員会が開催をされまして、委員の互選によりまして、同特別...全文を見る
○石井参考人 お答えをさせていただきます。  今回の法案は、先ほど申し上げましたとおり、現在の都道府県制のもとで先行的に取り組みを行っていこうということで、地方分権の推進を図ろうという意味におきまして極めて大きな意義を持っており、我々が進めていこうとしている道州制、その将来方向...全文を見る
○石井参考人 お答えをさせていただきます。  我々、全国知事会道州制特別委員会におきましては、今回の道州制特区を地方分権に資する取り組みといたしまして推進して、その効果を全国に波及させるためには、さらなる地方分権を推進していくという必要がある、このような立場でございます。  ...全文を見る
○石井参考人 お答えをいたします。  道州制というものに対する考え方ということでございますが、基本的な知事会としてのスタンス、今、議論の方向性は先ほど意見陳述で述べさせていただきましたが、私は、今逢坂議員の方から御指摘ございました、幾つかのコアの部分があるという御指摘に対しまし...全文を見る
○石井参考人 お答えいたします。  私は、岡山県知事といたしまして、相当以前から、二十一世紀の地方自治のあり方ということで道州制を検討していこうという、これが課題になってくるという意見を述べてまいりましたので、比較的道州制の論議が活発に展開されている地域の一つではないか、このよ...全文を見る
○石井参考人 お答えいたしたいと思います。  私ども全国知事会で議論をしていく中で、やはり北海道だけではなくて、北海道以外の都府県におきましても、一定の条件を満たすところに今回の特区の制度をぜひ適用していただきたい、こういうようなことで我々も議論いたしまして、そして、特別委員会...全文を見る
○石井参考人 お答えいたします。  憲法九十五条の関係ということになりますと、これはまさに国会の方で政府としっかり御議論いただくべきテーマかなと。大変重要なテーマでございますが、私ども知事会の方からこれについて具体的な意見を申し上げる立場にはないかと思いますので、御理解を賜りた...全文を見る
○石井参考人 お答えいたします。  道州制のイメージということにつきまして知事会の方でどのような議論をしてきたかということでございますが、今まで昨日の第八回という回数を重ねて真剣に議論をしてまいりまして、道州制について、御案内のとおり、特別委員会としては、全体としてはこれは必要...全文を見る
○石井参考人 今回の法案を拝見させていただきますと、冒頭の陳述で申し上げましたとおり、幾つかの点、地方分権の推進がはっきりと明記されておるとか、あるいは特定広域団体からの変更の提案というものを政府の方で受けていただけるというようなこととか、あるいは北海道で権限と財源が移譲される、...全文を見る
○石井参考人 お答えをさせていただきます。  先ほど冒頭の意見陳述でも述べさせていただきましたが、我々は、あくまでも道州は地方公共団体として明確に位置づけられたいということでございまして、現在の国と地方公共団体の中間的団体のような、別の性格のようなものといったようなことを想定し...全文を見る
○石井参考人 お答えいたします。  我々が考えております分権型社会は、住民に最も身近な自治体でございます市町村、基礎的な自治体であります市町村が分権型社会のまず第一義的な行政の担い手となるべきであって、そのために必要な行政組織あるいは自治能力の向上といったことがこれからも取り組...全文を見る