蓮舫

れんほう

選挙区(東京都)選出
立憲民主・社民
当選回数3回

蓮舫の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第162回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第1号
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○蓮舫君 今日はありがとうございます。民主党の蓮舫です。  二つお聞かせいただきたいと思います。  まず一つが幼保一体化、総合施設についてなんですが、今年度から、たしか三十か所でしたっけ、先行的に試験事業、予算を付けられて始めていくと聞いておりますけれども、基本的に私は、保育...全文を見る
○蓮舫君 でも、先行的に始まるんですよね。それでまだ詰め切れないというのは。
○蓮舫君 つまり、横の連携は何にもないんですね。
○蓮舫君 はい、済みません。  名前を忘れるような治安対策は対策にならないと思います。ありがとうございました。
02月16日第162回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第2号
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○蓮舫君 民主党の蓮舫でございます。  今日は貴重なお話を賜りましてありがとうございます。  私の方からは、山田参考人と袖井参考人、お二人に一問ずつお伺いをさせていただきたいんですが、まず山田参考人のお話、非常に楽しく、読み物のように聞かしていただきましたが、どうなんでしょう...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございました。
○蓮舫君 ありがとうございました。
03月15日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、昨年の臨時国会で成立した育児・介護休業改正法についてお伺いしますが、これによって有期雇用者で育児休業が取れる方はどういう方なのか、その条件をまず教えてください。
○蓮舫君 つまり、一年の雇用実績の後に育児休業で休んで、子供が一歳になったときに復職をすると、その後一年以上の雇用の継続が見込まれる方が育児休業を取れると。ならば、この育児休業の対象者になった有期雇用労働者すべてが、正社員と同じように休んでいる間に育児休業給付金は受け取れるんです...全文を見る
○蓮舫君 つまり、今お二人の局長の説明を聞いていると、同じ有期雇用労働者でも、育児休業が取れる人と、取れた上で育児休業給付金がもらえる人ともらえない人の格差が出てくると。これはなぜなんでしょうか、御説明ください。  どちらが答えるんですか。
○蓮舫君 短くて結構です。
○蓮舫君 大臣にお伺いしたいんですが、今お二人から、局長から御説明をいただきましたが、去年臨時国会で審議をして、やはり少子化対策という意味合いを込めて、仕事も子供もと。今女性の中で大多数の方が有期雇用という多様な働き方を選んでいる中で、その方たちにも正社員と同じように育児休業を取...全文を見る
○蓮舫君 はっきりしてください。
○蓮舫君 大臣にお伺いいたしますが、保険制度の中で限界がございますということですが、大臣もそのとおりだとお考えですか。
○蓮舫君 済みません、全く分からないんですが、理屈と実質はどこに定義されてどこに明文化されてるんでしょうか。それは運用で、省令の運用によって実質皆さんに一〇〇%支給できると言われても、法律にはそう書いてないし省令に何もそう書いてない。それは詭弁でしかすぎないと思うんですが、大臣、...全文を見る
○蓮舫君 冒頭で両局長から説明があったように、有期雇用者で育児休業を取れる人の中で、休業給付がもらえる人ともらえない人がいる。ここまでは整理できていると思うんですが、これが実質取れるという意味ですか、皆さんが。
○蓮舫君 そうすると、先ほど両局長が言ったのは、こちらの局長が、伍藤さんがおっしゃったのは、一年の雇用実績があって一年休んだら子供が、後一年以上働く、つまり三年ぐらいですよね、働いている人は育児休業が取れる。でも、青木局長がおっしゃったのは、一年実績があって一年休んだら、その後三...全文を見る
○蓮舫君 繰り返しはいいです。
○蓮舫君 去年の法律改正のときにそういう議論を一回も行われなかったような気がするんですが、大臣、やっぱり、そういう見込みとか、いろいろ皆さんがお知恵を絞らなければ運用ができないようなことを考えるんではなくて、この際ですから、いっそ、財政難でこの失業を予防するための雇用保険の目的に...全文を見る
○蓮舫君 そうすると、今後、パートタイマーの方と正社員の方との待遇格差、これ均衡していこうという方向を、子ども・育児応援プラン、子育て応援プランでも目標をいろいろ付けておられますけれども、雇用保険で払っていく限りには、育児休業給付を、これ以上広げるということは、支給対象者を、難し...全文を見る
○蓮舫君 ということは、もう財源がないから、育児休業給付に関してはこれ以上議論をしても、もうぎりぎりだから議論をしても答えはないというふうに理解していいんでしょうか。
○蓮舫君 ただ、やっぱり私は、財源をほかに求める前に、この雇用保険の中の様々な事業というのをもう一回徹底的に洗い直したり、使われ方は正しいのか、適切に使われてそれが効果を出しているのか、その見直しをする方が先だと思うんですが、この雇用保険の三事業の中で、新聞報道等でも大きく扱われ...全文を見る
○蓮舫君 全体でです。
○蓮舫君 じゃ、雇用保険三事業の中ではどれぐらいの不正受給がございますか、総額で。
○蓮舫君 二年間で合わせて約二十七億円不正受給があるということなんですが、じゃ、不正受給、そのうち回収されたものは幾らございますか。
○蓮舫君 回収しているのが約十四億、回収されていないのが約十三億あるという数字だと思うんですが、そのうち回収不能、例えば行方が分からなくなったりとか、亡くなられたとか、破産されたりとかで焦げ付いてしまっているものは幾らぐらいございますか。
○蓮舫君 この二年間の不正受給の全体の六五%を占めるものが中小企業雇用創出人材確保助成金というのがございますが、この助成金は、できた平成十一年度から平成十六年度の九月まで、不正受給額が全体で約二十九億円ございますね。その中で、うち約四〇%を回収済みとされておりますが、焦げ付いてい...全文を見る
○蓮舫君 つまり、こういう経済的に非常に厳しい時代、事業者にとってはやはりこの雇用保険料の負担というのもだんだん大きくなってくるんだと思います。  そういう部分では、その保険料を集めた部分のお金をどういうふうに使われるのかと、これも大切なことになってくるんですが、この中小企業雇...全文を見る
○蓮舫君 大臣、よくお聞きいただきたいんですが、やっぱり不正受給って絶対あってはいけませんし、それは的確に、効率良く効果を出すために使われるためにそのチェックを是非徹底的にお願いしたいと思うんですが、もう一方で、雇用保険三事業で私分からないことが一つあるんですが、各助成金への予算...全文を見る
○蓮舫君 それ、今言いました。
○蓮舫君 実績が五億円ほどしかなかったものが、予算が四十倍の二百億円になっているんです。  もう一つ言います。自立就業支援助成金、平成十五年度の実績は約十六億円でございました。平成十七年度の予算はどれぐらいですか。
○蓮舫君 もう一度お願いします。
○蓮舫君 私のいただいた資料では百十九億となっておりますが、これは資料の間違いでしょうか。
○蓮舫君 後ろから違うという声出ています。
○蓮舫君 ちょっと止めてください。
○蓮舫君 つまり、十五年度の実績が十六億円しかないものが、十七年度には七倍の百二十億ですよ。  大臣ね、五億しか実績ないものがそれが四十倍の予算付けになっている。十六億しか実績がないものが七倍になってきている。一方で、思うんですけれども、何で実績が予算額を大幅に下回っているんで...全文を見る
○蓮舫君 結構です。  つくる前からそういうのはすべて想定をして予算を組んで、実績を予算に合わせて効果を出していくべきものだと私は思っておりましたが、どうやらおやりになっている方法が私が考えているのと逆のことをおやりになっているそうですが。  なぜ私がこれをこだわってお伺いす...全文を見る
○蓮舫君 大臣、いかがでしょうか、今の話を聞いていて。私は明らかにおかしいなと。  つまり、前年度の予算、実績にかかわらず、予算を大体プラマイで、大体とんとんなところで移行していくというやり方。本来は実績を見て、政策評価をして、ここに必要なものを入れて、ここの不要なものは安定基...全文を見る
○蓮舫君 いや、この助成金のほとんどは厚生労働省から公益法人に業務が委託されて、公益法人が行ってきているんです、行っているんですよ。だから、そことのつながりがどうなのか。  つまり、政策を評価するんだったら、厚生労働省はどこの部分で、一括してすべての公益法人に業務委託をした部分...全文を見る
○蓮舫君 是非、その新しい提案というのが本当に現実的なものになることをお願い申し上げて、引き続き私も見させていただきたいと思っております。  大臣、引き続いて、雇用保険三事業ではないんですが、同じ公益法人についてちょっとお伺いをしたいものがあるんですが、財団法人の高年齢者雇用開...全文を見る
○蓮舫君 一部の事業の継続が必要と判断をされ、これ、どなたが判断されたんですか、局長。
○蓮舫君 どなたが判断されたんですか。
○蓮舫君 平成十五年度、坂口前厚生労働大臣が一月の国会で、平成十六年度末で財団は解散すると明言されております。並びに、平成十四年度の秋、財団は解散の方向と。これは、小泉内閣の閣議決定を受けてこういう流れが出てきたものを、厚生労働省の判断で解散を延長できるものなんでしょうか。大切な...全文を見る
○蓮舫君 いや、平成十四年三月二十九日の公益法人に対する行政の関与の在り方の改革実施計画、これ閣議決定だと思うんですが、それを受けて、補助金などの見直しで高年齢者雇用開発協会の解散が決まったんではないですか。
○蓮舫君 更に言うと、私が今御質問をしたのは、閣議決定あるなしは、じゃ、ともかく、もう一回私も見直して訂正すると思います。  ならば、厚生労働省の判断と前大臣の発言はどちらが重いんでしょうか。どちらが優先するんでしょうか。
○蓮舫君 一部の事業の継続が必要だと、そして厚生労働省が判断をされたと。その一部の事業というのは雇用再生集中支援事業と地域雇用受皿事業と先ほど大臣から御答弁を賜りましたが、数字をお知らせいただきたいと思います。雇用再生集中支援事業の中の実践的教育訓練特別奨励金、これ、平成十四年度...全文を見る
○蓮舫君 じゃ、実績として、実際にこの奨励金の対象者となった人数は何人でしょうか、七万五千人のうちで。
○蓮舫君 七万五千人のうちの九十八人。じゃ、予定経費、幾ら奨励金には予定経費を見積もっていましたか。
○蓮舫君 実績として、支給金額は幾らだったでしょうか。
○蓮舫君 七万五千人を対象にして九十八人の実績。百九十八億円の予定の中で二百十七万円の実績。  もう一つ聞きます。地域雇用受皿事業、これがとっても大切と厚生労働省が判断された事業の二つのうちのもう片っ方ですが、じゃ、この特別奨励金が予定していた支給対象者数は何人でしょうか。
○蓮舫君 実績として支給対象者となったのは何人でしょうか、二十三万人のうちの。
○蓮舫君 大臣、私は、時代が変わって基金の在り方を、もう一度使われ方を見直そうというのは分かるんです。ただ、これは財源が税金です。私たちの税金がどういうふうに使われるのかをやっぱりチェックしていかなければいけないと思うんですが、今言った七万五千人の対象者、それが九十八人とか、二十...全文を見る
○蓮舫君 理事を引き揚げればいいということじゃなくて、この財団法人には、常勤職員二十九人のうち役員二人を含み五人の天下りがいると。二人引き揚げたって三人いるんですよ、職員には。  天下り先の確保とかそういうことを聞いているんじゃなくて、要らなくなった、時代に合わないもの、内容が...全文を見る
03月22日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、今回の児童扶養手当の法律案改定で実際に払われてきている児童扶養手当額はどのように変わるのか、お知らせいただけますか。
○蓮舫君 物価スライド制度だからいわゆるかさ上げ状態を修復していくという考え方は非常に分かるんですが、理解できるんですが、私は、こうした細かな改定ではなくて、母子家庭の支援の在り方というのも含めて全体的に考え直していく必要性があると思うんですね。  お配りした資料の一枚目、デー...全文を見る
○蓮舫君 今大臣の御発言の中で、額そのものだけを取り出してというのは難しいという御趣旨の御発言ございましたけれども、児童扶養手当法の第五条の手当額では、手当は一月四万一千円とすると、二人目は五千円、三人目は三千円を加算するとあるんですが、私はここの手当額というのは非常に非現実的だ...全文を見る
○蓮舫君 受け取る方にとっては、そうした目的が違うというのは全く理解できないのが現実的ではないかと思いますけれども、共通的経費は一人でも二人でも同じということでしょうか。
○蓮舫君 今、母子家庭の中で一人っ子と兄弟二人のお子さんという家庭が全体の九割なんですね。その中で二人お子さんを持っていらっしゃる母子家庭は全体の三割おられるんです。そこで、共通的経費で一人も二人もまあそんなに掛からないだろうという考え方、これはやっぱり変えていかなければ私は無理...全文を見る
○蓮舫君 いや、検討していかなければいけないだろうというのは、思いだけですか、それとも実際におやりになられるんですか。
○蓮舫君 個人的な思いではなくて、是非厚生労働大臣としてのお考えをお聞かせいただきたいんですが。やっぱり、こういう場所でお話をするときに、尾辻参議院議員の意見を聞いているわけではなくて、厚生労働大臣としての御意見をお伺いしているんですが、そういう部分では私はやっぱり加算という方法...全文を見る
○蓮舫君 時代に合わせて変わっていくべきものだと、当然私もそう思うんですが、母子家庭、平成十五年度で百二十三万世帯おられる。これ五年前から二八%増えているんですよね。それで、一方で収入は下がってきている。それは二枚目の資料で皆様方にお配りをさせていただいたんですが。  こういう...全文を見る
○蓮舫君 母子家庭のお母さんは働かないと当然生活ができない、でも一方で子供さんも育てないといけない。大変おつらい立場に立たれていると思うんですが、資料一枚目と二枚目を併せてごらんいただきたいんですけれども、母子家庭の八割は就労している。ただ、就業率の推移は平成五年の八七%から平成...全文を見る
○蓮舫君 母子家庭の御家庭が百二十三万世帯ある、そのうち八割のお母さんが働いていらっしゃる、大体百万人ぐらいでしょうか。その百万人の方たちの就業支援をどうしていくか、このハローワークの実績が二万件と、やっぱりまだまだ足りないなと私は思うんですけれども、もう一つ、常用雇用者転換奨励...全文を見る
○蓮舫君 百万人近い方たちがパート等で働いている、その方たちを常用雇用にしていこうという、そういう助成なんですけれども、十九人だけというのは、これは少ないんでしょうか多いんでしょうか。
○蓮舫君 それはなぜでしょうか。
○蓮舫君 そのいろいろな事情を考慮して、更にもっと多くの方を常用雇用として事業主の方たちに雇っていただこうとするために何をしています。
○蓮舫君 いや、これからもということではなくて、実績がないんですから、ほとんど。実績がないのは何が理由で、何を反省して、どうやってこれを進めていくかというのを現実的にしていかなければ私はいけないと思います。伍藤局長、そこはもう是非やっていただきたいと思いますが。  大臣にお伺い...全文を見る
○蓮舫君 大臣、大臣です。
○蓮舫君 様々に検討を加えるところが余りにもあり過ぎて、どこから手を付けられるのかがより明快ではないと思うんですけれども、母子寡婦福祉法改正の附帯決議で、平成二十年から受給期間が五年を超える場合の手当の一部支給停止を行うとなっておりますが、これは行っていく方向なんでしょうか。
○蓮舫君 お手元の資料でもお分かりだと思いますけれども、母子家庭を取り巻く状況、数も当然増えておりますし収入も下がっていて、政府の行っている様々な施策が結果が出ていないというのが明確な数値になって現れておりますから、この一部支給停止、平成二十年以降の話は、やはりこの就業支援あるい...全文を見る
○蓮舫君 是非よろしくお願いしたいと思います。それはもう大臣のリーダーシップなしにはあり得ないと思っておりますので、是非よろしくお願いしたいと思います。  それと、少しだけ虐待についてお伺いをしたいんですが、大臣も所信表明で述べられておりましたが、この間の三月八日、品川で三歳の...全文を見る
○蓮舫君 検証をしている間にも、虐待で悩んでらっしゃるお母さん、お父さん、保護者、あるいは実際に被害に遭ってらっしゃるお子さん死ぬかもしれない、命がなくなるかもしれないということが継続してあるんだということを是非何よりも御理解をいただきたいと思いますが、今、法務省、警察庁は性犯罪...全文を見る
○蓮舫君 法務省との連携、是非深く強めていただきたいと思います。  質問は以上です。ありがとうございました。
04月12日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫です。どうぞよろしくお願いいたします。  午前中から審議をいろいろ耳にしていて、改めて、新しく独立行政法人をつくることが果たしていいのかどうなのか、いま一度厚生労働省、社会保険庁の中で検討すべきではないのかなと、幾つも問題点が出てきたように思いま...全文を見る
○蓮舫君 できるだけ高く五年間で三百二十八か所の施設を売ると。これ、何をもって確信をされているのか。五年間で三百二十八か所をできるだけ高く売ると自信を持って大臣はおっしゃっているんだと思いますけれども、その自信の根拠は何ですか。
○蓮舫君 やはりその覚悟の裏に私どもが欲しいのは、あるいは国民に納得をしていただけるには、具体的な計画を出していただく、目で見て分かる、これなら安心かもしれない、これなら信用していいかもしれないと納得ができるような計画というものを出さなければいけないと思うんですが、三月三十一日に...全文を見る
○蓮舫君 いや、この整理合理化計画というのは、何度も確認をしますが、具体的に施設の資産とかこれだけで売れるとか一年ごとの計画とか、そういうものが一切なくて、それはすべて独法が決めるんだというものなので計画という名前には全く値しないと思いますが、じゃ、この三百二十八か所の福祉施設、...全文を見る
○蓮舫君 今御指摘したように、ならば国有財産の減価償却費をコスト負担として算出すると、平成十四年度、平成十五年度のそれぞれの収支はどのように変化しますか。
○蓮舫君 青柳部長、先ほどお伺いしたときに、平成十四年度、黒字は大体三千万円とおっしゃっていました。これ、国有財産の減価償却費を計算していないのでちょっと割り引いた額になっているとおっしゃいました。ちょっと割り引いた額を、国有財産の減価償却を入れて、いわゆる民間で言うフルコストで...全文を見る
○蓮舫君 そう大して広げる話ではないので次に行きますが。  で、国有財産として当然減価償却費はこれまで計算してこなくてもよかった。ただ、平成七年度から、午前中から再三様々な質疑がおありですけれども、政府から様々な御注文があって、将来的にはこの福祉施設の是非というのも見直されて、...全文を見る
○蓮舫君 平成十六年度以降は整備費がなくて運営を各公益法人が支持していらっしゃるんだと思いますけど、先ほど言いました当期剰余合計額、平成十四年度と十五年度をお示しいただいたんですが、十四年分のフルコストを算出した額はいただきましたけど、十五年分は何でないんですか。
○蓮舫君 確認してよろしいですか。私がお求めさせていただかなければ計算はしなかったんでしょうか。
○蓮舫君 いや、ごめんなさい、ちょっと戸惑うんですけれども、つまり社会保険庁さん、ふだん何していらっしゃるんですか。  例えば福祉還元事業に関するこれまでの分析、こういったものも含めてそれは検証会議に任せていると。今私が質問させていただいているように、これまでの福祉事業、各施設...全文を見る
○蓮舫君 いや、なかなかそのように御理解できません。国有財産をこれから独法をつくって売りたいと、その売った利益をいわゆる年金特別会計に戻したいと、そこまでは分かるんです。でも、年金資金への損失の最小化と、冒頭に大臣がお示しになった意気込みというのが社会保険庁さんからは全く感じられ...全文を見る
○蓮舫君 民間の知見の知見というのは人材の登用だけですか。
○蓮舫君 人材も売却方法も民間の知見を最大限活用するということは、社会保険庁には民間でいう知見がないという意味なのかなと理解をさせていただくんですが、この独法には理事長一人、あと何人の職員をお雇いになるんでしょうか。──四十一人じゃないですか。
○蓮舫君 天下りはしないという確認を一度させていただいた上で、その上で、その理事長一人と四十一人、これどうやって人選を募るおつもりなんでしょうか。
○蓮舫君 独法における運営経費の見込みという紙をいただいたんですが、この中で、五年間の経費総額が約三百億円、人件費は理事長以下四十一名で試算をして約二十億円。大体一人幾らぐらいの年収でお雇いになる予定なんでしょうか。
○蓮舫君 一人当たり一千万円の報酬だと、大体手取りは七割から八割、七百万から八百万の年収になると思いますが、この年収でかなり優秀な職員を四十一人雇うと。しかも、五年後には職がなくなると。五年間だけ働いてください、あなたの優秀なその能力を下さい、でも七百万から八百万ですよと。集まる...全文を見る
○蓮舫君 人件費の下にあるんですけれども、物件費等約四十億円、これどうやって計算出しましたか。
○蓮舫君 御説明いただいたときに耳を疑ったんですがね、人件費が大体二十億円でしょう、物件費はどれぐらい掛かるか。同じような独立行政法人を見たら、大体どこの独立行政法人も人件費の倍が物件費だと。だから、我々もこの二十億円の人件費の倍の物件費を四十億で試算させていただいた。先ほどから...全文を見る
○蓮舫君 念のために私も確認さしていただきますが、売却益の中から出すといっても、その売却益の本来の施設は何で建てたんでしょうか。年金保険料じゃないですか。年金保険料で建てた施設を売って、その売却益は保険料とは違うとおっしゃるんだったら、これは全く間違った認識だと思っております。ど...全文を見る
○蓮舫君 この御時世で社会保険庁が新たな保険料を投入して施設をどうのこうのするなんて絶対許されないと思っているし、それは改めて口に出すまでもないものだと私は理解をさしていただいておりますが。  五年間の事業計画とか毎年度の目標達成率とか、あるいは返済計画ですとか、あるいは人件費...全文を見る
○蓮舫君 それはなぜですか。
○蓮舫君 いや、現実的かどうかというのは何をもって判断しているんでしょうか。  つまり、これまで委託契約を結び運営を行ってきた公益法人の中、例えば厚生団、今日は何度も名前出ていますけれども、〇・〇四%以外がこうした福祉施設の運営を委託を受けて行っている厚生団でございますが、ここ...全文を見る
○蓮舫君 いや、引き続きお願いをして、施設がすべて売却されるまでの間に資産は目減りしないという自信をお持ちなんですね。
○蓮舫君 決定的に恐らく立場が違うのは、私は民間の発想で、恐らくその施設を付加価値を付けてどうやって売るのかと、目減りをさせないでどうやって高く買っていただけるのか、そのための努力をどれぐらいできるのか。ならば、これまでは国有財産で国有財産減価償却分は収支の算出に入れていませんで...全文を見る
○蓮舫君 それ以外で何で評価するんですか。数字以外で何で評価すればいいんでしょうか。  大臣にお伺いしたいんですけれども、与党の年金制度改革協議会でも、委託先公益法人は高コスト構造、天下りの温床と指摘をした上で、「廃止を含めた徹底した整理合理化を行う。」と明記してございます。こ...全文を見る
○蓮舫君 二つあるというのは、もうその委託運営されている業務が、ほとんどがこの福祉施設にかかわるものは廃止してもよろしいんではないかと。そうじゃなくて、それ以外の部分、例えばまだ議論が煮詰まっておらない厚生年金病院を持っているとか、そういう部分で、仕事がほかにあるというところは整...全文を見る
○蓮舫君 民法七十二条でなくて六十八条ですね、法人の解散は。  その中で、法人の目的たる事業の成功の不能、つまり、法人が目的とした事業が成功しなかった場合というのは解散事由に当たって、これができるのは、やっぱり私は大臣のリーダー力だと思うんですね。一つの独法をつくるんだったら、...全文を見る
05月18日第162回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第8号
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○蓮舫君 いろいろな貴重な意見を様々な学者の皆様から聞かしていただいて、非常に有意義な調査会だったと思います。  私自身としましても、ここまで、一・二九まで出生率が下がってきてしまったというのは、これまでの政府が真剣に子供対策に取り組んでこなかった、この部分は真摯に反省をして、...全文を見る
06月07日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫です。どうぞよろしくお願いします。  まず冒頭に、これまでの衆議院の審議、そして参議院の当委員会での審議を経て思うことなんですけれども、今回のこの介護保険法改正の議論を、実際に今現場で介護を受けていらっしゃる方、その御家族の方々、あるいは介護に携...全文を見る
○蓮舫君 信頼を得ていけるもの、つまりそれは自信を持っていると私は御理解をさせていただきたいんですが。  制度の持続性について一つ大きなことをお伺いしたいんですが、厚労省が財政試算を行いましたね。データとして右肩上がりのグラフがあるものなんですが、この試算によると、第五期には介...全文を見る
○蓮舫君 いや、私がお伺いしているのは、第五期で六千円になった場合には制度の持続が不可能で、それが四千九百円、ケースⅠの場合になったら持続が可能だというのは何をもっておっしゃるのか伺っているんですが。
○蓮舫君 ただ、制度の持続性をお示しする試算としてこれだけ抑えられるというデータをお示しになられたんだと思いますが、平成十八年度から二十年度、第三期。ここでもし今回の法案が通った場合ですと、負担が緩和されて給付額も抑えられると。    〔委員長退席、理事武見敬三君着席〕  ホ...全文を見る
○蓮舫君 これ、すべての試算の基軸となっている事業は何をもってというのは、川崎市における事業実績だけを基軸に計算をされたんですか。    〔理事武見敬三君退席、委員長着席〕  ほかで行われた地域の事業とか、結果が出ているところ出ていないところ、様々加味をして総合して、そして試...全文を見る
○蓮舫君 いずれにしても、効果が極めて高く出た一地域の一事業を基軸に財政試案を出すということは、この厚労省さんのお示しになった財政試案の今後の見通しが果たしてこのとおりにいくのかどうなのか、極めて疑問を持たしていただきます。  次に改正の内容なんですが、予防重視型システムへの転...全文を見る
○蓮舫君 いや、これは承服できないです。  なぜこれが今後の検討なのか。ここで私どもが今話をさせていただいているのは、これは与野党もやはり同じ思いだと思うんです。同じような声を聞いてきている。介護を受けていらっしゃる方たち、実際に対象となる九十万から百万の方たち、新たにそこにど...全文を見る
○蓮舫君 ここは参議院でございますので。
○蓮舫君 確認答弁よりも後退する発言は御勘弁をいただきたいんですが、それを撤回されて更に踏み込む御答弁を私はどんどんおやりになられていいと思いますが、いかがでしょうか。
○蓮舫君 介護保険制度を改正すると、新たに予防給付を導入すると、要介護一だった方が要支援二になったら介護給付ではなくて新予防給付になると。そのとき、当然これまでと継続性のあるサービスを受けられるのかどうなのか、受けられなくなるのかという不安、これにこたえる責務が私は大臣にはあると...全文を見る
○蓮舫君 いや、ごめんなさい、ちょっとよく分からないんですが、適切なサービスは引き続き受けられると御答弁されたのは衆議院の議論で、この要介護一の方が要支援二に再認定された場合にはこれまでのサービスが引き続き利用できなくなるんじゃないかという御不安の声が委員の方たちから質問で出て、...全文を見る
○蓮舫君 再度確認しますが、要介護一から要支援二に再認定された方でも、これまで受けていた介護サービスは予防介護サービスとして引き続き受けられるんですね。
○蓮舫君 既存のサービスが受けられて、そこに新たに新予防給付、新しいメニューのサービスを受けることができると。筋トレ、栄養指導とか口腔機能向上とかですよね。そうすると、これまで例えば訪問介護の生活援助ですとか身体援助を受けることで生活が成り立っていた方が、そちらのサービスをやめて...全文を見る
○蓮舫君 今大臣がいみじくもおっしゃったように、介護サービス利用の前提は利用者の意思決定、同意でございます。利用者が新予防給付のメニューよりも既存のメニューの方が魅力的だし自分に必要だと判断をした場合には、いや、新予防給付を適切に受けてくださいよと強制することはできないわけですよ...全文を見る
○蓮舫君 そこで、やっぱり支給限度基準額というのが大きく影響してくると思うんですね。これまで受けていた限度額が引き下げられて、ただでさえ今まで自分の生活を切り詰めてぎりぎりでやってきたところが引き下げられてしまったと。適切に予防も受けたいけれども、身体援助もないと生活は成り立って...全文を見る
○蓮舫君 じゃ、これまで限度額ぎりぎりを使っておられた要介護一の方が要支援二に再認定された場合はどうでしょうか。
○蓮舫君 それは平均値です。
○蓮舫君 いや、大臣、それは平均値ですよ。平均値がぎりぎりみんな使ってたらこれは危険ですけれども、平均値はそれは真ん中とか中間になりますでしょう。そうじゃない。おられるわけですよ、ぎりぎりまで使って、それで何とか生活を自立しようとして頑張ってこられた方たちが、適切に。いかがでしょ...全文を見る
○蓮舫君 大臣、きっちりと審議をさしていただきたいんですが、いろんな可能性が考えられるんです。理想として、モデルとして描いているような方たちばかりではないということを是非いま一度御理解をいただきたいんですが、やっぱり支給限度ぎりぎりで使っていてどうするんだろうと、もう生活さえも切...全文を見る
○蓮舫君 地域包括支援センターから原案の作成を委託することができるという御答弁でございましたが、その際には、居宅介護支援事業者などの公正性と中立性を見極めなければいけないと。これどうやって見極めるんでしょうか。
○蓮舫君 いや、委託する事業所の公正性はどうやって確保するんでしょうか。
○蓮舫君 それは、つまりあれですか、ケアマネジャーさんがケアプランを作る仕事と、それとサービス事業所を切り分けなくてもいいということですか。
○蓮舫君 各地域の地域支援センターのその力とかこれまでの規模にもよるとは思うんですけれども、厚労省としては、独自に市区町村が直轄でやるのか、それともケアプランの原案の作成なんかは委託をするのか、どっちの方が多くなると見られておるんでしょうか。
○蓮舫君 もし委託とする場合の一つの不安なんですけれども、ケアマネジャーにとってこれまでのケアプランというのは、そのケアマネジャーの所属している事業所と、それと認定された方との直接契約だったんですけれども、これが地域包括支援センターから委託を受けることになりますと、従来のケアプラ...全文を見る
○蓮舫君 つまり、従来以上のケアプランの委託を受けないと収入減につながるということにもなりますから、これは逆にケアマネジャーさんのお仕事がまた重労働になってしまうんではないでしょうか。
○蓮舫君 いや、局長、つまり、簡単に言いますと、これまで直接契約だったケアプランの原案の作成なんですけれども、それが委託になると、それだけでケアプランの作成収入が下がると。これまでの収入を維持するにはもっとたくさんのケアプランを作らなければいけない。もっと作らなければいけないとな...全文を見る
○蓮舫君 そういうことのないようにしてくださいとお願いを申し上げますが。  地域包括支援センターの保健師なんですが、この方が新予防給付の三つの目玉といいますか、柱の筋トレと栄養と口腔機能の向上をマネジメントされるんでしょうか。
○蓮舫君 新予防給付についてお伺いしたいんですけれども、保健師さんには筋トレと栄養指導と口腔機能の専門性というのがあるんでしょうか。
○蓮舫君 いや、地域の中で確保できるマンパワーとしては最適かもしれませんが、この保健師さんがお一人お一人の方の、この人には栄養が必要なのか、口腔機能の向上が必要なのか、筋トレが必要なのかをアセスメントしてプランを作って、そして事業所にお願いして再アセスメントをするわけですから、そ...全文を見る
○蓮舫君 ちょっとよく分からなかったんですけれども。  次に、地域支援事業についてお伺いしますが、局長、確認をさせていただきたいんですが、この地域支援事業は、在宅介護支援センター運営と介護予防・地域支え合い事業と老人福祉事業、一体化させたものと理解していいんですか。
○蓮舫君 これまでの局長の答弁を見ていますと、今回の改正で地域支援事業は保険財源からお金を出して給付費ベースには限度額を置くと、全体の限度額を三%に置くと何度も御答弁をされておられます。この三%は、このすべてが地域支援事業ではないと。つまり、この中には四十歳以上を対象にされている...全文を見る
○蓮舫君 含まれないんですね。  老人保健事業は、じゃ今後どうなっていくんでしょう、その四十から六十四歳の方は。
○蓮舫君 上限は、全体の限度額三%なんでしょうか、想定されているのは。それと、この三%を超える部分は地域支援事業を行う場合には各市区町村の一般財源で行ってくださいということなんでしょうか。
○蓮舫君 総務省にお伺いしたいんですけれども、平成十五年度、市町村の財政状況ですね、どれぐらい皆さん財政的に余裕があるのか、お聞かせいただけますか。
○蓮舫君 依然として厳しい状況というのを考えると、中村局長にお伺いしたいんですけれども、やっぱりこの三%というのは、もうちょっと弾力的なように設定をしていかないと、全部三%というふうに上限を区切ってしまいますと、財政的に余裕のあるところと余裕のないところで地域支援事業の予防の効果...全文を見る
○蓮舫君 介護予防の実施による要介護者などの推計で厚労省さんが言っているのは、平成二十年度は地域支援事業の導入で軽度者が二十万人減少すると試算をされておられるんですが、そのうち二十万人は地域支援事業の対象者なんでしょうね。今おっしゃいましたけれども、介護給付、予防介護給付を抑制し...全文を見る
○蓮舫君 総務省に再度御確認をさせていただきたいんですけれども、今厚労省さんの方針でお示しいただいたように、その介護給付を抑えていくと上限の三%以内というのが額として縮減されていく、そうなると足りなくなった部分というのは、地域支援事業は一般財政で押さえてくれというお話なんですが、...全文を見る
○蓮舫君 是非、先ほど中村局長が言ったように、工夫とか配慮をするような、一律三%というものではないように御努力をしていただきたいとお願いを申し上げます。  で、新予防給付では栄養指導を新たにサービスメニュー化されました。加齢による様々な症状を栄養によってちゃんと支えていくとか、...全文を見る
○蓮舫君 そうすると、求めない人が増えないように、なるべくほとんどの方が求めていただいて、栄養の効果というのを、ちゃんと栄養指導の効果を出していかなければいけないんだと思いますが、具体的にどんな指導を行っていくと想定されていますか。
○蓮舫君 そうすると、通所でかなり多くの方ということは、集団に対して講義のような形で指導するんでしょうか。
○蓮舫君 幾ら個別といっても、よっぽど手厚く人員配置をしないと難しいと思うんですけれども、例えばその通所で集団で栄養指導しても、現実に家に帰って指導されたように、あるいは作っていただいたプログラムのように御飯を三食きっちり食べるかどうかというのは、これ私、現実的に不可能だと思うん...全文を見る
○蓮舫君 平成十五年度の不慮の事故の種類別に見た年齢別死亡数というデータがあるんですが、六十五歳以上の高齢者で食物の誤嚥で気管閉塞を生じて亡くなった方が三千五百八十七人おられます。単純に計算すると、一日に十人もの六十五歳以上のお年寄りが食べ物の誤嚥で亡くなっているという計算になる...全文を見る
○蓮舫君 今おっしゃいましたけれども、専門家はどなたを、どういう職種の方を想定されていて、どこにその方たちを働いていただくように義務付けて、配置基準はどれぐらいを想定されているのか、教えてください。
○蓮舫君 今おっしゃったそのモデル事業なんですけれども、千葉県柏市で行われた栄養のモデル事業あるんですが、これはすばらしい人員体制で行っていますね。当然結果は出るでしょう。サービス実施スタッフは、保健師、栄養士、技師、ケアマネ十九人、効果測定、基本審査には八人の医師、臨床心理士、...全文を見る
○蓮舫君 違いますよ、それ。
○蓮舫君 違う、違う。
○蓮舫君 局長、お苦しい答弁なのが御自身でお分かりいただけていると思いますけれども、大臣、モデル事業というのは、私の認識では、ある事業を行おうとするときに、一定期間、一つのモデルの事業をやってみて、結果が出たら、それを事業に取り組んでいこうと。そのときには、同じ人員配置ですとか同...全文を見る
○蓮舫君 終わります。ありがとうございました。
06月14日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第25号
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○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  今日は三十分という非常に限られた時間でございます。そこで、これまで衆議院でもここの当委員会でも余り深く議論をされてこなかった部分において、情報開示の標準化についてどのようにお考えなのかを詳しくお聞...全文を見る
○蓮舫君 つまり大臣、それは、政府が強力に推し進めようとしてきた第三者評価という方向性は介護の分野においては適切ではないと御判断されたんでしょうか。
○蓮舫君 情報開示の標準化では、事実情報を開示するだけで、そこは評価とか格付は行わないんだとする。そうすると、例えば事実情報で、バリアフリーになっているかとか、あるいは排せつ時にプライバシーに配慮をしているかとか、あるいはおふろの前に体温とか脈を測るとか、こういう事実情報を並べて...全文を見る
○蓮舫君 今大臣がおっしゃったように、つまり基本情報項目と調査情報項目と二つに分かれていると。その後、中村局長に細かい点をお伺いしたいんですが、そうすると、これ、例えば訪問介護とか訪問入浴介護、通所介護とか、そういうサービスによって項目数違うと思いますけれども、どれぐらいの量にな...全文を見る
○蓮舫君 今おっしゃったように、膨大な量なんですよね。  例えば、今触れられませんでしたけれども、介護老人福祉施設、確認事項八十八、確認材料百九十九。例えば、家族がこの施設を探しているといったときに、二つ、三つ、四つの中からどれが自分に適しているかを探そうとしたときに、一つの施...全文を見る
○蓮舫君 いや大臣、ちょっと想像してもらいたいんですけれども、もし大臣が仮に通所介護を必要とする。そうしたら、そこの情報開示の標準化では通所介護は確認材料百十六項目ですよ。それを、じゃ、複数確認しましょうといったらすごい量になる。これは利用者の選択に資するのかどうなのか、果たして...全文を見る
○蓮舫君 基本的にはインターネット、介護給付を受けられる方は六十五歳以上の方たちで、この方たちはパソコンをどれぐらい使っておられると考えているのか。御家族がいて代わりにパソコンを見てホームページアクセスしてくださるんならいいけれども、じゃ独居老人はどうするのか、あるいは御高齢者の...全文を見る
○蓮舫君 短めにお願いしますよ。
○蓮舫君 今局長が御答弁された意味も分かるんですけれども、一つだけ、ケアマネジャーさんを使ってこの情報開示の標準化のデータを活用して普及していくというのは私は反対でございます。これまでの反省で、今回、改正法でケアマネの資質、五年の更新制というのを考えておられるのは掘り起こしをした...全文を見る
○蓮舫君 その工夫についてお伺いしたいんですけれども、恐らく、今大臣がおっしゃられたのは、情報開示の標準化のデータを基礎的に活用していく、つまりプラットホームにするというイメージをされていると思うんですね。  これをプラットホームにするのであれば、第三者評価は今このプラットホー...全文を見る
○蓮舫君 是非、そこにおいて二度手間といいますか、二重の御負担にならないように工夫を是非していただきたいとお願いを申し上げます。  次に、調査内容なんですが、平成十七年の三月に出されました社団法人シルバーサービス振興会の情報開示の標準化についての報告書がございます。これが情報開...全文を見る
○蓮舫君 つまり、その基本情報項目というのは、事業者の記入内容をそのまま開示するものでございます。  あってはならないことなんですが、もしここで仮に、ケアマネとかあるいは連携を取っている主治医とか、そういう配置人材において虚偽の内容を事業者が書いた場合、それ調査することはできな...全文を見る
○蓮舫君 いや、先ほどの御説明では、公表内容が行われていないことをもって行政処分の対象となるものではないと。だから、事実と異なることが記載されていても、中村局長が先ほどおっしゃったのは、それが処分の対象にならないんですよとおっしゃっていましたが、どちらが正しいんですか。
○蓮舫君 済みません、よく分からないんですが、どちらなんでしょう。つまり、この情報開示の標準化の概念図あるんですけれども、ここにおいて基本情報項目は事業者が記入した内容をそのまま開示すると。ここで虚偽があった場合、その場合には、虚偽が、行われていないことをもって行政処分の対象とは...全文を見る
○蓮舫君 どこで発見するんですか、その虚偽は、ならば。これとは違う考え方なんでしょうか。
○蓮舫君 いや、不正発見のために使うんではなくて、不正があってはいけないような情報開示の標準化をきっちりつくらなければいけないときに、不正が行われる可能性がある部分はやはり精査されていた方がよろしいんではないでしょうか。
○蓮舫君 それは事業所の善意によるものですよね、前提が。いかがでしょう。
○蓮舫君 つまり、今回の情報開示の標準化の枠組みの中では、確かに虚偽の内容をそのまま公表するという前提ではないですし、事業所さんも競争に勝ってサービスを上げるために、当然ここで虚偽はないという前提でお話しになられているんだと思います。  ただ、可能性として、もし虚偽が起きてそれ...全文を見る
○蓮舫君 是非前向きな検討をしていただきたいと思います。  以上です。ありがとうございました。
10月19日第163回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第1号
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○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫です。  両省にお伺いをいたします。  まず、少子化対策やらなければいけないのは、私は、子供をいつでも安心して預けられる、そういう場所を確保するところだと思っております。その部分では、厚労省の子ども・子育て応援プラン、この一枚表には幼保一体化に...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。  幼保一体化に対しては、文科省も厚労省もまだ一緒にやっていくとかどっちが主導を握るという結果が出ていないというのがよく分かりました。第三の施設とそれぞれが考えておられる。  大変危惧するのは、幼稚園があって保育所があって、そして総合施設がある...全文を見る
10月25日第163回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫でございます。  私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました電波法及び放送法の一部を改正する法律案に対し、反対の立場より討論を行います。  以下、反対の理由を申し上げます。  まず、電波利用料の見直しについてですが、本法案では...全文を見る
10月27日第163回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫でございます。  今、那谷屋委員から佐藤総裁に質問がありまして、国家公務員の給料の高いか低いか、それは最良の方法で行っているという御答弁がございました。最良の方法はともかく、じゃ、その対象となる国家公務員の給料の高い低いを比較する民間企業の規模な...全文を見る
○蓮舫君 佐藤総裁におかれましては、最近メディアにおいて国家公務員試験のⅠ種、Ⅱ種を取り払うべきだと、一本化すべきだという非常に前向きな姿勢、考え方をお示しになられておられますので、どうぞこの対象企業規模の見直しにおいても積極的な改革を行っていただきたいとお願い申し上げます。 ...全文を見る
○蓮舫君 対象労働者を聞いているんです。
○蓮舫君 十五歳以上の男子労働者を対象にしている。二点お伺いします。  国家公務員のⅢ種試験を受けられるのは高校卒業以上の資格でございます。十八歳以上にすべきではないか。もう一つは、なぜ女性労働者を外しているんですか。
○蓮舫君 いや、女性労働者をどうして外しているんですか。端的にお答えください。
○蓮舫君 女性労働者の賃金が低いから、数が少ないから、だから十五歳以上の男子労働者のみを対象にしている。一方で、ラスパイレス方式で非常に厳密な、正確な民間企業の給与を調べておられる同じ人事院の発言とはとても思えませんし、国家公務員には女性も当然おります。現実の地場賃金を正確に反映...全文を見る
○蓮舫君 外務公務員の在外諸手当、総額で四百七十二億円ですか。私、いただいた資料では二百五十七億円と聞いておりますけれども、今年度で。増えているのはどうしてですか。
○蓮舫君 外務公務員は約三千二百人おられますから、そうすると、大体一人年間で一千五百万円近くの在勤手当が非課税で支給をされているということになります。  勤務に対する報酬であれば、給料や期末手当と同じように私は課税すべきと考えておりますが、在勤手当は勤務に対する報酬ですか、それ...全文を見る
○蓮舫君 在外公館の名称、位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律第五条では、在勤手当は衣食住等の経費に充当するため支給と、確かに経費とあります。ただ、その額においては、在外職員がその体面を維持し、物価や為替などを勘案するとあります。体面を維持とは何でしょう。
○蓮舫君 御自身の経験も踏まえて詳しい答弁ありがとうございます。短くて結構でございます。  体面を維持とは、辞書を調べるとやはり世間に対する見えでございます。世間に対する見えでその金額の額を決めている、(発言する者あり)はい、ありがとうございます、世耕さん。外交で発揮すべきは見...全文を見る
○蓮舫君 各委員の皆様方にお配りを申しましたが、この外務公務員に支給をされる在勤手当の額が妥当かどうか、適当かどうか、物価、為替等の事情を勘案する外人審という、外務省人事審議会がございますが、これは去年一年間で何回開催されましたか。
○蓮舫君 私にいただいた資料は三回分しかございませんが、これはどうしてでしょうか。
○蓮舫君 今お伺いしたのは、なぜ私には三回分の資料しかお示しいただけなかったのですか。
○蓮舫君 いや、できるだけじゃなくて、やっていただきたいんですが。  私にお示しいただいた三回分のこの審議の議事録なんですけれども、つまり在外勤務手当に関する議論はこの三回分だけで行われて、ほかの九回では行われていないということでしょうか。
○蓮舫君 なぜその資料はいただけなかったんでしょうか。
○蓮舫君 いや、多数ではないですよ、わずか五、六項目だったと思うんですが。電話で御対応いただいた外務省の担当の方は、今随分と鈴木宗男代議士からいろいろと出されていて、そちらで忙しくてデータに時間が掛かるとおっしゃっていました。是非、国会審議の方を優先させていただきたいと思うんです...全文を見る
○蓮舫君 外務省からお出しいただいた三回にわたる、全部で四時間半の審議、五人の委員が外人審で在勤手当が適当かどうかを議論されておられますが、審議内容はA4で七枚と。この中には、物価、為替の変化を勘案する議論は一行もないんですけれども、一体何をもって在勤手当の額が適当かどうかを決め...全文を見る
○蓮舫君 いや、私が申し上げているのは、外人審の審議の中で、公開して私にお示しいただいて、今委員皆様方にお配りさせていただいた中で、物価、為替について議論が行われていないんですが、なぜですかと伺っているんです。
○蓮舫君 この一行で、この一行の審議を審議と呼んで適当と判断する御意見と認めて、そして四百億円を超える在勤手当を決めているんでしょうか。
○蓮舫君 前川口外務大臣も国会で御答弁をされておられますし、概要だけというのは、聞きようによっては自分たちに都合のいいところだけを公開するというように聞こえますので、全容を公開すべきだと考えております。特に、税金を財源としている在勤手当でございますから、その額が適当かどうかを御判...全文を見る
○蓮舫君 非常に前向きな御答弁ありがとうございます。是非、迅速な対応をいただけるように。  あと、前大臣に対して括弧大臣という言い方は、是非、余り適当ではないのではないかと。特に委員で御同席されておられますので。  最後に総務大臣にお伺いをいたします。  公務員の改革という...全文を見る
○蓮舫君 昭和五十八年、内閣委員会で、当時の総理府の人事局の方が在勤手当に関する質問には答弁をしています。当時の総理府人事局は今の総務省です。私は、在勤手当あるいは国家公務員の給与体系の整合性を取るという部分では総務省の所管だと思っております。あるいは公務員改革を掲げる小泉内閣の...全文を見る
○蓮舫君 大臣としてです。
○蓮舫君 時間になりました。次回からは、その検討の結果からお伺いさせてください。  ありがとうございました。