蓮舫

れんほう

選挙区(東京都)選出
立憲民主・社民
当選回数3回

蓮舫の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月03日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
議事録を見る
○蓮舫君 よろしくお願いいたします。  まず、西村さんにお伺いをいたしますが、AIMグローバルファンドの監査報告書、見ないで浅川さんにお渡しをしておりましたが、何と言われたんですか。
○蓮舫君 疑いましたか。
○蓮舫君 資料十一ページ、これは初年度は偽造していないんですね。二年目はAIJ作成、HSBC作成の純資産額、二年目から既に二十七億違うんです。AIJはここからもう偽造をしている。これ、二年目は見ていたということですが、西村さん、これ気付きましたか。
○蓮舫君 何と意見を申しました。
○蓮舫君 この監査報告書というのは唯一の客観的な数字で、ファンドを信託して販売しているわけですから、この数字を確認することは証券会社にとって非常に重い意味を持っているんですが、七年間見続けなかった、封を開けないで渡した、この間、一回も疑いませんでしたか。
○蓮舫君 証券会社を担っている方として、守るべきは顧客との信頼関係だし、顧客の財産です。それよりも、従わざるを得ない浅川さんに従ったというのはどういうことでしょうか。
○蓮舫君 顧客より恩義を重視した。結果として、途中で気付いていれば、一千億以上毀損したお金を、その被害額を小さくすることができたと思いますが、今どう思っていますか、御自身の判断について。
○蓮舫君 浅川参考人、なぜ西村さんに開けないで持ってくるようにと命令をしたんでしょうか。
○蓮舫君 私募投信の販売単価水増しの発覚を西村さんに気付かせたくなかったためでしょうか。
○蓮舫君 否定はしないということですか。
○蓮舫君 西村参考人、二〇〇九年二月以降、解約が相次いでいます、ファンドは。その理由は何だと思っていました。
○蓮舫君 それ以外にもありますか。
○蓮舫君 二〇〇九年二月、専門誌にAIJと推定されるようなマドフ疑惑、日本におけるというような記述がありましたけれども、読まれましたか。
○蓮舫君 大した記事ではないと思いましたか。
○蓮舫君 実際にこの機関誌が発売されて、マドフ事件もありましたけれども、ファンドの解約が相次いでいた、事実なら大変なこと、これは浅川さんに事実かどうか確認をされましたか。
○蓮舫君 浅川さんは何と答えましたか。
○蓮舫君 西村さんの会社の社外取締役はAIJの監査役、つまりAIJの経理をよく知っている立場にありますが、この社外取締役にも確認をしましたか。
○蓮舫君 この二年間、二十二年度、二十三年度ですが、西村参考人の会社は、新規募集ファンドはなくて相対取引を行ってきた。解約に対し、これ買手を探すんですが、解約に対し、資金、返却資金は足りていましたか。
○蓮舫君 解約に対してファンドの資金は足りていましたか。
○蓮舫君 これ、捜査で恐らく明らかになると思うので、資料が分からないので二点だけ、じゃ確認させてください。  新規顧客から受託した資金あるいは増額部分の資金を運用に回さず、そのまま解約の払戻金に回したことはありますか、事実として。
○蓮舫君 私募投信を経ずに二つの国内の投資事業組合に資金をプール、運用したまま払戻金に充当したということも知らなかったですか。
○蓮舫君 教えていただきたいのは、相対取引で解約に対する買手をこれ探していましたよね。そのとき、その買手に売ったファンド価格というのはAIJからお示しをされた数字ですか。
○蓮舫君 解約請求に応じる価格もAIJ作成の値段ですか。
○蓮舫君 そうすると、実際の基準価格は大幅に低いですよね。資料十一ページにもこれはお示しをしています。二十三年度三月期、AIJが作った虚偽の数字は二千九十億、それに対して実際の数字は二百五十一、つまり十分の一の価格ですよね。つまり、そのAIJから示された価格で売買をしているという...全文を見る
○蓮舫君 その認識を改める、つまり、顧客の財産を公正に、平等に運用するために、監査報告書をしっかり見て、客観的に担保されて、虚偽じゃない取引だと説明する責任がおありなんではないですか。
○蓮舫君 善管注意義務、忠実義務を守らなかったということになりませんか。
○蓮舫君 浅川さんにお伺いをいたします。  AIJからの信託報酬について御説明いただけますか。アイティーエムへの。
○蓮舫君 二〇〇三年三月から二〇〇七年三月までは信託販売の手数料はお払いしていないんですか。
○蓮舫君 投資顧問との契約に基づくファンド信託報酬、全部で九年あって、四年間しか払っていないということですか。
○蓮舫君 それ以前は契約していなかったんですか。
○蓮舫君 それ以前は、じゃ、そのファンドはどこの信託会社に委託していたんですか。
○蓮舫君 西村さん、そのとおりでしょうか。四年間で二十七億。
○蓮舫君 その算定根拠というのは何か契約で毎年、その四年間、単年度こういうふうにお払いしますよと結んでおられましたか。
○蓮舫君 雑誌等の報道以降解約が相次いで、平成二十二年度、アイティーエム証券のファンド販売収益が前期比からこれ七割減っていますね。収益もそれに引きずられて四割減っている。でも、AIJからの信託報酬が前期比からこれ二割増えていたので、販売の減少をカバーしていました。AIJからの信託...全文を見る
○蓮舫君 信託報酬が、二十三年度は二十二年度に比べて四五・五%減っているんです。半減されています。二十二年度もファンド販売が振るわなかったから収益は減っているんですけれども、AIJからの信託報酬がそれをカバーした。ところが、二十三年度は、ファンド販売も振るってはいないんですけれど...全文を見る
○蓮舫君 浅川参考人、AIJは真正のNAVで報酬を受けていたと衆議院の財金委員会で御証言されておられましたけれども、アイティーエムにお支払いするその信託報酬は真正のNAVではなくて作ったNAVに基づくものでしたか。
○蓮舫君 つまり、水膨れどんどんしていって実態はないわけですから、払えなくなったという見方は間違いでしょうか。
○蓮舫君 いや、作成した資産がどんどん水膨れしていって、実態はお金がないわけですから、払えなくなって、更にそれで数字を作ったということはないですか。
○蓮舫君 西村参考人にお伺いします。  AIJとの関係は親子関係、九〇%以上の株をAIJが握っている、これもう少し説明いただけますか。今もそうでしょうか。
○蓮舫君 実質的に管理とはどういう意味でしょうか。
○蓮舫君 営業利益、経常利益共に大きく落ち込んだ二十三年度、西村参考人、大量の自社株買いをしていますね。幾ら買いましたか。
○蓮舫君 いや、約六万株買っています。純資産がそれによって三六・五%減って十一億、総資産が十三億減っています。なぜ自社株を買うんでしょうか。利益が減って収益が減って、本来体力を温存しなければいけないのに、なぜ株を買ったんでしょうか、こんなに大量に。
○蓮舫君 いや、毎年そんなに大きな変動、株買いはしていません。二十二年度は動いていないものが二十三年度になって動いている。ミレニアム投資事業組合の株四千二百株を全部買い取っている。結果、ここは株主から撤退をしている。シグマキャピタル投資事業組合株約三万、ディバーシファイド投資事業...全文を見る
○蓮舫君 浅川参考人にお伺いいたします。  九年間の中で、利益を出せる、つまり戻せると自信があるからこのような結果になったと冒頭おっしゃっておりましたけれども、いつ戻せるという自信でした。
○蓮舫君 いつ戻せるかという根拠のない自信に年金基金は預けられたということでしょうか。
○蓮舫君 大きな変化があったときに負けていないというのは、それ月の話なんですね。通年を取ったら負けているんじゃないですか。
○蓮舫君 九年間で千九十二億損失を出していますね。  これ、きちんと情報開示していれば、顧客は解約をするなり自身の財産を守るための動きに出ることができた。その情報を出さない。つまり、顧客が知り得ない情報を自分だけが保有して、見えないバブルのような自信に支えられて、結果として九年...全文を見る
○蓮舫君 渡邉参考人にお伺いします。  今伺って、だましていないということですが、だまされたという思いは強まりましたか、それとも、あっ、違ったなと思っておられますか。
○蓮舫君 浅川さん、どう思われます。
○蓮舫君 渡邉さん、誤解だと思いますか。
○蓮舫君 ここまで言われても、詐欺ではない、だましていないということでしょうか。
○蓮舫君 事実と全然違うリターンで顧客を募集をしていたし、それを報告していたのを、それをうそと言います。  最後に伺います。  投資に損は付き物で絶対もうかるというのはない、これは分かっています。今回の御社が引き起こした一千九十億を超える損失は、これは御社の責任ではなくて預け...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございました。  最後に、西村参考人、いろんなものを今回失ったと思います。証券会社の社長、これまで自分が培ってきたもの。改めて、浅川参考人をお訴えするというお気持ちはありますか。
04月18日第180回国会 参議院 予算委員会 第20号
議事録を見る
○蓮舫君 民主党の蓮舫です。よろしくお願いいたします。  今日は外交防衛等集中審議、私からは、北朝鮮のミサイル発射に関して政府に質問をしてまいります。  北朝鮮が衛星の打ち上げと称して長距離弾道ミサイルを発射、このこと自体が、我が国と国民に対する最大の脅威であり、明確な国連安...全文を見る
○蓮舫君 官房長官にお伺いします。  今総理からも御答弁がありました。検証チームをこれから設けて、今までの対応がどうだったのか、改善すべきところはしていくべきだと私も思っております。  そこで、今回の政府のこのミサイル発射情報の発表についてなんですが、正しい情報がもたらされる...全文を見る
○蓮舫君 あのミサイルが発射して一、二分後に自爆をしています。そして、黄海に落下をしたと。官邸あるいは防衛省から正式発表が行われたのは実にその四十分後。結果としてミサイルの発射が我が国の国民の生命と財産に被害は与えませんでしたが、この四十分間に本当に国民のそうした命というのは安全...全文を見る
○蓮舫君 速いとか遅いとか時間軸を非難し合うのではなくて、どうしたら国民に正確な情報を迅速に伝えられるか、過去の教訓に学んで常に最善の対策を取り続けていくのが政府の役割であり、そして中身にするにはどうしたらいいかと国会で審議をするべきものだと私は思っています。  今回、官房長官...全文を見る
○蓮舫君 官房長官、レーダーで確認情報が得られなかった、正確な情報をしっかり把握するまで官邸に情報は上げられなかったという今防衛大臣の答弁だと思いますが、事前に想定をしていた新対処要領では、ダブルチェックをする際に防衛省がレーダーをとらえられない、探知できないということも想定はし...全文を見る
○蓮舫君 迅速さを急いで間違った情報を発してもいけないし、正確さを重んじて情報を発信するのが遅くなってもいけない。非常に政府としてどういうふうにその確認をして伝えていくかというのは、常に最善の策に変えていくべきものだと私は思っているんですが、今回、やはり国民の皆様方の不満というの...全文を見る
○蓮舫君 エムネットの改善はもちろんなんですが、やはりJアラートを新たに取り入れて、今回、訓練もして、音声でアナウンスをする。自治体もこの情報を待っていた側面があると思います。今官房長官は、安全に影響がある場合ではないので活用しなかったとおっしゃっておりますが、関係自治体としては...全文を見る
○蓮舫君 防衛大臣にお伺いします。  政府は、今回、発射に備えて、沖縄本島、石垣島、宮古島にPAC3を配備して、石垣島始め、宮古島、与那国島に災害対応のヘリコプター救援隊を送られました。これら一連の措置というのは国民の生命と財産を守るための措置であったと理解してよろしいでしょう...全文を見る
○蓮舫君 そうした政府の一連の措置が沖縄の皆様方にしっかりと伝わったかどうかも検証するべきではないかと思います。  地理的に北朝鮮のミサイル脅威に近い沖縄県では、例えば宮古島なんかでは学校を始めとして相当敏感な対応準備に追われているんですけれども、その宮古島で早期警戒衛星の情報...全文を見る
○蓮舫君 信号を送ったとしても、光らせるというよりも信号弾を発射するわけで、それは飛来をするわけですね。目視で住民はそれを確認することができる。沖縄の人たちには信号弾を発射することは知らせていなかった。その結果、住民にとっても自治体にとっても、一体これは何が起きたんだろうかと。あ...全文を見る
○蓮舫君 本当にいろんな危機対応のときには情報というのが、正確な情報というのがやはり求められるものだと思っています。先ほど二重三重の情報源があると言いましたが、一つには防衛省のレーダー情報が作動しなかったこともありますので、今後、何らかの障害があって予定していた情報源が期待した結...全文を見る
○蓮舫君 対応が早くないと思うんです。それに、その北朝鮮の問題というのは、ミサイルの射程距離内にある韓国や日本、日韓両国の安全保障上極めて重要な問題であります。情報保護協定の締結を急がせるべきだと思います。  去年の一月に日本と韓国の防衛大臣が会談を行って、これの締結を目指すこ...全文を見る
○蓮舫君 よく分かりました。ただ、ミサイルの今回の失敗というのは、結果として我が国に脅威はもたらしませんでしたが、今回のミサイルの失敗で脅威はそこでなくなったわけではない。つまり、これからまた脅威が増幅していく可能性があるときに、これ以上増大させず低減していくために、国民の生命と...全文を見る
○蓮舫君 まさにそのとおりで、今外務大臣がおっしゃった国連安保理の議長声明、中にはこれは制裁決議とか非難決議にするべきだったという声も確かにあります。ただ、今回の北朝鮮の行動に対しては、国際社会が迅速に団結をして強固な意志を示すことが大事だと思っています。その部分で、中国も説得し...全文を見る
○蓮舫君 米朝合意に拘束されないという声明、これは非常に重いと思いますね。いわゆる濃縮ウラン活動であるとか核実験を一時凍結することで合意をしていたんですけれども、これに拘束されない。これは日本にとって新たな脅威になり得ると思っておりますが、二〇〇六年、二〇〇九年に続く第三回の核実...全文を見る
○蓮舫君 今、外務大臣が御答弁されたように、まさにその外交関係というのが、本当に緊密な、そして強固な連携を取りながら一致して行動していくべきことが北朝鮮の脅威を未然に防ぐ最大の外交課題だと思っておるし、そのための努力は是非引き続き行っていただきたいと思うんですが、総理にお伺いしま...全文を見る
○蓮舫君 是非、冷静な、慎重な対応をお願いしたいと思いますが、今日の集中審議のテーマになっております外交防衛等の課題というのはまさにもう山積している。それに対して、私たち国会でも政局ではなくて大局から真摯な議論をしていくべきだし、その役割を果たすべきだと思っておりますし、政府にお...全文を見る
07月26日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第8号
議事録を見る
○蓮舫君 民主党の蓮舫でございます。  参考人の皆様方の貴重な御意見、御提言を賜りました。ありがとうございました。  社会保障と税の一体改革、少子化、高齢化、それと毎年一兆円を超える給付増、そしてその財源を将来世代に頼っている、これまでのどの内閣もこの問題意識は共有をしていて...全文を見る
○蓮舫君 その複数税率についてなんですが、橘木さんにちょっとお伺いをしたいと思います。  逆進性が消費税、これ所得税の累進課税に対してだと思うんですけれども、ある。だからこそ低所得者には簡素な給付措置という考え方も、今回、三党合意では合意に至っておりますが、それ以外に複数税率で...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。  お配りした資料の一枚目、これ、ヨーロッパ等各国の財政再建に向けた取組、上の段を見ていただきたいんですが、日本の消費税に当たるVAT、これ各国やっぱり二〇%を超えて上げてきております。あるいは、ギリシャやポルトガルは、軽減税率であったものを、軽...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。  お配りした資料の二ページ目なんですが、これ、EU、欧州委員会の見解で活用された独立した経済シンクタンク、コペンハーゲン・エコノミクスの調査結果なんですけれども、税というのは単一税率が最善の政策であるという大前提ではあるんですが、注意深く対象を...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございました。  軽減税率、複数税率は私は否定するものではないんですが、ただ、何にどのように掛けていくかという部分に平等性を担保しないと、やはりそこに不透明さが生まれると思っているんですね。  四ページ目に、消費税がつくられる前に課せられていた物品税のアン...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。  橘木参考人にもお伺いをしたいんですが、消費税についての論点、幾つもあるんですけれども、それ以外に、消費増税をする前にやるべきことがあるだろうという論点も相当数指摘をされています。もちろん、国民の皆様方に御負担をお願いするわけですから、政府、行...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございました。  それもある意味のめり張りなんだと思います。予算の在り方をどのように取り扱っていくのか、承っておきたいと思います。  済みません、時間の関係で全ての参考人に質問をさせていただくことはできませんでしたが、いただいた貴重な御示唆、御提言は、今後...全文を見る
10月18日第180回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○蓮舫君 おはようございます。民主党の蓮舫でございます。  今委員長からもございましたが、今日の決算委員会は、東日本大震災からの復旧復興の予算、その在り方について審議を行うということになりました。是非、今日は担当大臣、財務大臣、そして復興担当大臣、関係の方たちにも来ていただいて...全文を見る
○蓮舫君 今、百二十事業所、千二百人の従業員への影響があるということでしたが、ここも鯨肉専門だけではなくて、イカとかサバとか、あるいは多種の水産業を扱っているところですので、直接的にこの二十三億が鯨肉だけを扱っている人への影響というと、一つの缶詰の工場だけに何らかの寄与があったと...全文を見る
○蓮舫君 捕鯨調査ができる能力のある法人というのは、ほぼここなんですね。だから、毎年度調査捕鯨の費用が国から下りるから、ややもすれば経営改善をしないでも成り立ってしまう。だからこそ厳しく見直さなければいけない。  今、副大臣から経営改善を求めたと言いますが、調べると、ここの財団...全文を見る
○蓮舫君 現在までの受講者は四十人の目標に対して三十三人なんです。そのうち被災地での就労を希望している人は二十二人。  それで、調べたんですけれども、この対象受刑者の残る刑期残数は平均で二年二か月。つまり、今から資格を取っても、出所して働こうとするのは今から二年二か月後。そうす...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございました。  今御指摘した事項というのは、被災地への復興支援という名目に疑問詞が付くものでございますので、執行停止も含めた厳しい判断をこれからしていただきたいと思っています。  次に、一般会計で終了したものが復興という名目で特会で予算がある種付け替えら...全文を見る
○蓮舫君 今いろいろおっしゃいましたけれども、中身が見直されたとはとても思っていないと思います。  さらに、一般会計で同じような事業がもう既に行われているんです。輸出倍増プロジェクト事業。これ、輸出に取り組む方を支援して海外への販促活動、PR、ほぼ中身が同じです。広報活動が入っ...全文を見る
○蓮舫君 金子さんおっしゃるとおりで、二十三年度限りの事業で、そこで終わるものだったんです。省内で見直しをしたら、効率性、効果がなかなか見えないから、そこで終わりましょうという事業でした。  ところが、二十四年度、同じ事業が復興予算の名目で約三倍の十七億円で措置されています。な...全文を見る
○蓮舫君 生きにくさや暮らしにくさがあるから電話で相談をしたい、その方たちの声は大変大切だし、その方たちの声を傾聴する事業を否定するものではないんですが、この事業は、名目に被災地の方たちの心に寄り添うという目的を入れているんですね。ただ、実績を見ますと、被災三県、これ、四月から九...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。  冒頭は、被災地への影響がほぼ見受けられないというような事業は執行停止をという要請をお願いしました。今は、一般会計で終了したものを復興名目で、もしかしたら無理やりではないかと疑義が持たれるような事業も幾つか散見されますので、これは、財務大臣、是...全文を見る
○蓮舫君 リチウム蓄電池の必要性は私が担当を閣内でしていたときに痛感しまして、規制改革を行ってきたものでございます。ただ、やっぱり安全性の問題とか国際基準の問題とか、いろいろクリアしなければいけない課題が実際ありました。  今御指摘いただいたように、市場価格を下げて普及を促して...全文を見る
○蓮舫君 レビューシートの書き方をちょっとこれは知恵を絞らないといけないと思います。実際、執行率は一〇〇%だけれども、基金から補助行ったのは二百十分の十億ですから、これは使ったということになりません。  是非、今後、リチウムイオン蓄電池、これ、組立てとか部素材工場が被災地に多数...全文を見る
○蓮舫君 そのとおりなんです。当時、私も閣内にいましたから、様々な委員会で、このサプライチェーンの支援は必要で被災地に限定するべきではないと。日本全国の日本の再生のために予算をもっと上乗せをしてほしいというのは具体的に自民党さんからもいただきました。そういう要請を受けて、我々第三...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。  その上で、ちょっと運用面で一点改善をしていただきたいという要請をさせていただきます。  立地補助金、既に五百十件採択されています、経産省において。ただ、まだお金は一円も払われていないんですね。いわゆるスキームとしては、補助金は、設備投資をし...全文を見る
○蓮舫君 御指摘のように、融資という本当はセットでうまく動かせればよかったんでしょうけれども、財的な限界、いろいろなものもあってそういうスキームにはなっていなかったもので、そこは運用で改善できる知恵があるのであれば是非やっていただきたい。この国の技術というのは、私はもっともっと大...全文を見る
○蓮舫君 一回目は公募ということなんですが、その後はずっと随契なんですね。  もう一つの事業の立地補助金、これ二千九百五十億と相当大きな額ですけれども、これも随契でここに契約をして基金の上積みをしている。その理由も聞かせていただけますか。
○蓮舫君 ありがとうございます。  この環境パートナーシップ会議、一般社団なんですが、渋谷に事務所のある、職員二十人、設立基金三百万、今の年間の総収入は二億という規模の社団法人なんですね。  ここ、家電エコポイントが始まる前年に一般社団に移って、その受皿となってここまでやって...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございました。是非、大切な国有財産ですので、流用があったりとか毀損をすることがないという前提でいろいろな知恵を働かせていただければと思います。  次に、この全国防災対策費、これはもうメディアで連日のように、流用ではないか、何でこんなに、使っているんではないか...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。  また、そういう公共事業の中でも国民の皆様方の中で敏感なのは、どうしていわゆる箱物あるいは国のものを急ぐのかという指摘もあると思います。よく見ていくと、金融庁とか法務省とか財務省とか、そこの官舎、庁舎の建て替えというのが付いていて、財務省所管の...全文を見る
○蓮舫君 あの被災を経験して、特に被災地の方々にとって、あるいは私もそのとき閣内にいましたけれども、よく分かったのは、優先されるべきは、確かに納税する先の施設は大事ですよ、でも、あのとき、本当に優先されるべきなのは市庁舎の官舎であったり、あるいは病院であったり学校であったり福祉施...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。  全国防災の必要性は否定はしません。ただ、優先順位を、やはり効率的あるいは緊急的というと、どうしてもどこまでがそこの範囲に入るのかというのがなかなか難しいことがあるので、見直していかなきゃいけないと思います。  去年のあの三次補正を作ったとき...全文を見る
○蓮舫君 終わります。ありがとうございました。