蓮舫

れんほう

選挙区(東京都)選出
立憲民主・社民
当選回数3回

蓮舫の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月03日第183回国会 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第4号
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○蓮舫君 民主党の蓮舫です。  この調査会では、多数の参考人から極めて貴重な数字を含めた御提言をいただきました。委員長の差配に、あるいは各党の理事のお差配に、心から感謝を申し上げます。  日本の経済再生において、例えば慶應大学の樋口先生からは、労働・雇用問題に対して極めて前向...全文を見る
04月25日第183回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫でございます。  まずは、安倍総理、総理御就任おめでとうございます。安倍内閣が発足して初めて予算委員会で質問させていただきます。是非率直な議論をさせていただきたい、端的な答弁をいただければと、お願いをまず申し上げておきます。    〔委員長退席...全文を見る
○蓮舫君 水膨れ予算はどれですかと教えてくださいと言ったのに、お答えはいただいておりません。  今おっしゃっていたような、子ども手当はばらまきだとおっしゃっていましたけれど、これは三党合意で御党が主張されている所得制限を入れることで合意をしましたので、これは批判にはもう当たらな...全文を見る
○蓮舫君 いみじくも今総理がおっしゃったように、今でもおかしいと思っているものを予算に計上するのは、私は矛盾すると思います。大きな政策をばっさり切るのは、政権交代をなし得ないとなかなかできないんです。だから、是非私は、批判をされたのであれば、思いっ切り無駄だとして、これは私は削減...全文を見る
○蓮舫君 予算編成に時間がなかったことは私も百も承知しています。  そうすると、準備できなかったから、無駄を徹底して削減すると総理が力強く言っているのに、実は切りやすいところから切ることになるんですね。  二十四年度予算と二十五年度予算案を比べると、ばっさり一番大きく切られて...全文を見る
○蓮舫君 よく分かりました。  資料二ページを御覧いただきたいと思います。我々の政権のとき、過去三年間続いた公債金が税収を上回ることを異常な姿という説明をしている。その上で、安倍政権では、税収が公債を上回る状態を回復と自賛をしている。確かに、収入より借金が多いのは、これは不健全...全文を見る
○蓮舫君 ほかにも国債の発行を圧縮したと自賛しているのは、国債整理基金に積んでいた十兆のうちの七兆、これを取り崩した。これはストックですから一回しか使えません。これによって借換債の発行を抑えることによって国債発行を少なく見せかけると同時に、利払いの部分もこれ利ざやが発生しましたか...全文を見る
○蓮舫君 いずれにせよ、野党のときあるいは総選挙のときに安倍総理が声高に主張していたばらまきですとか民主党政権の水膨れした政策というのは、予算編成の時間が足りなかったということで残念ながら継続し続けるしかなかったという答弁、無駄は切れていないということを改めて確認をさせていただき...全文を見る
○蓮舫君 その上でもう一つ共有をしていただきたいのは、どうしても政権交代すると前政権の政策を引き継ぐというのに抵抗があって、政策をどうしようかというような混乱が生じてはいけない、先ほど農業政策でころころ変わってはいけないというのはまさにそのとおりだと思うんです。だからこそ、無駄の...全文を見る
○蓮舫君 その上で、これからの指摘は、国民に理解されるかどうかという観点でお聞きをいただきたいと思います。復興予算です。  昨年の秋、国会でも、これは衆議院、参議院でも、あるいは報道機関でも、復興予算の流用、復興予算の無駄、批判、非難、提言、いろいろな指摘がありました。私も、与...全文を見る
○蓮舫君 もっとはっきり答えていただきたいんですが、引き継いでいるものは引き継いでいる、引き継いでいないものもあるんですか。
○蓮舫君 つまり、十一月二十七日の野田内閣による会議決定は効力を持っているという理解でよろしいんでしょうね。  今おっしゃったこと、全く正しいと思います。それで、復興増税で賄う事業は被災地向け予算、全国向け事業は津波対策、あるいは子供の安心のための学校の耐震化、あるいは継続の契...全文を見る
○蓮舫君 これ、どの内閣でもそうだと思いますけれども、見直しをしたとしても残念ながら取りこぼされるときもあるんですね。全部見切れていない、精査し切れていない、紛れ込んでしまうときというのがある。民主党政権ではそれがあった。    〔理事小林正夫君退席、委員長着席〕  自民党政...全文を見る
○蓮舫君 実は、私は去年からずっとこの復興予算は追い続けてきました。民主党政権で何でこんな間違った予算編成しちゃったんだろうかと。本当に必要な事業の中に、増税をした方に御理解をいただけないような、流用と言われてしまうような事業が盛り込まれたことを我々は反省をして、もうこういう執行...全文を見る
○蓮舫君 根本大臣、確認させてください。  先ほど来御答弁されているのは、二十五年度予算案については厳格化をした。じゃ、野田内閣でつくった二十三年度三次、二十四年度で積まれた基金は、各省庁において使途が厳格化されたことを確認をされていますか。
○蓮舫君 いえ、違います。基金は、積んだ段階で確かに国からは補助金として執行するので一〇〇%の執行率になるんですが、基金の良さというのは年度を越えて支出をすることができますから、そこで全部フォローは終わったわけじゃないんです。そこから先に使われているかどうかというのを見直しをして...全文を見る
○蓮舫君 単年度計上の予算で復興財源は被災地に限定、全国向けは、学校耐震化、津波対策、契約済みの残りのお金を払う、復興財源は使わない、無駄事業は計上せず、そこまでは私はもう評価をしているんです。大変な御努力をされていただいたと思っています。  ただ、基金の中では、被災地への必要...全文を見る
○蓮舫君 何度も言います。私たちが間違った予算を組んだこと、私は猛省をしなきゃいけないと思っているんです。だけれども、実際に今なおまだそれで動いている事業があるから、これは執行停止をしていただきたいということを私は先ほどから再三言わせていただいているんですね。  つまり、前政権...全文を見る
○蓮舫君 はい。資料八を続けていただきたいんですが……(発言する者あり)
○蓮舫君 農水省の森林整備加速化・林業再生事業、復興増税で千三百九十九億円の予算です。これ、被災住宅の復興のため大量の木材が必要として基金を設置した。でも、実際は、全国の森林で路網整備、間伐、境界線の確定、木質バイオマスの施設整備、あるいは機械導入補助に使われている。  森大臣...全文を見る
○蓮舫君 決算委員会でこの復興予算の流用について質問したのは一回しかありません、森大臣。
○蓮舫君 どんな内容でしょうか。
○蓮舫君 ありがとうございます。  すごくいい指摘だったんです。とてもいい質問でした。その視点で被災地の予算に使ってくれと言ったんですよ。  改めて議事録を起こしました。復興予算の流用を厳しく非難した上で、中でも森林整備が被災地以外で間伐などに使われていると立腹され、福島の除...全文を見る
○蓮舫君 ところが、一つ戻っていただいた、この基金で行われている森林整備の事業なんですが、これは今なお路網整備やあるいは間伐は全国で行われています。全国で予算が執行されています。被災地が入っているか、支出の上位を調べました。支出上位は北海道、大分、秋田、宮崎。福島は入っていません...全文を見る
○蓮舫君 森大臣、一回執行してしまったらそれが全部終わりではないんです。基金というのは執行停止ができます。その上で、両者が合意をしたら国庫納付をさせられることができるんです。なぜそれをやらせようとしないんですか。
○蓮舫君 パチンコ屋さんへの節電施設の整備が、執行を停止することによってどんな影響が出るんですか。被災地の除染整備のお金が足りないと言われている中、今なお潤沢に使われている執行の残金があるのであれば、それを執行停止と根本大臣に言うのが森大臣の同じ閣内での仕事じゃないでしょうか。
○蓮舫君 分かりません。前政権の負の遺産があるということを今私は猛省を込めて指摘をしているから、それを復興担当大臣にちゃんと相談をして、執行停止という措置がとれるからとっていただきたいというのを答弁でなかなかお答えをいただけない。  小野寺大臣も、これは野党のときに、本当に被災...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございました。真摯に取り組んでいただきたいと思います。  実は今、どれだけのお金が使われて、どれだけのお金が残っているのかを調べました。御覧いただきたいと思います。一番最初に指摘をした山口県での事例の基金なんですが、これは執行率は七二%で、まだ四十二億円使わ...全文を見る
○蓮舫君 復興大臣、基金シートを作るというのはこの夏以降ですから、実はこの夏以降だと時差が生じて、今なおこれだけ残っているお金が使われちゃう可能性があるんです。無駄だと指摘されて二十五年度で見直したところと整合性が合わないで、全国で今なお使われてしまう可能性があるから、そこを考え...全文を見る
○蓮舫君 何度も言っていますけれども、反省しているのは前提です。それと、イメージ操作をしようとか、そんなことは全く考えていません。一国の総理大臣がそういうフリップ一枚で反応していただきたくないというのが私の思いです。全国で使われている事例があるということを一つの事例で出させていた...全文を見る
○蓮舫君 つまり、じゃ、野田内閣のこの二十三年度三次補正、二十四年度も生きているということですか。
○蓮舫君 だから、不適切使用が今行われている部分の基金も対象にして使途の厳格化をしてくださいと私は言っているんです。  安倍総理大臣が第三次小泉内閣のときの官房長官だったとき、そのときに行政改革を行って、今後の行政改革の方針の中で実は初めて、この基金というのは地方公共団体は条例...全文を見る
○蓮舫君 稲田大臣、厳正な運用を行っているということですが、執行停止をした事例はありますか。
○蓮舫君 稲田大臣がおっしゃっているのは、私、分かっています。行政事業レビューで基金レビューシートを作っていくのは、それが実際できるのは夏以降なんですね、今年の。今、実際まだこのたまっている一兆円が使われているんです、全国で使われているんです。被災地に本来絞り込まなければいけない...全文を見る
○蓮舫君 それも役目ですけど、今現在無駄な支出と批判されるものがあったら、それを止めるのも行政改革の仕事じゃないですか。
○蓮舫君 各府省が見ていてそれで全て執行が適正だかどうかというのは、常にダブルチェックで私は行政改革で行っていくものだと思っているんです。  先ほど来おっしゃっている基金シートもそうなんですけれども、今私がこうやって改めて反省も込めながら、実際たまっているお金もあるという部分で...全文を見る
○蓮舫君 是非その先までもう一歩踏み込んでいただきたいんです。  つまり、行政事業レビューシートは、予算を執行した公務員責任者が、自分が執行した予算が決算ベースで適切に使われたかどうか外部の目を入れて仕分けるわけですよね。その結果が来年度予算案に反映をされます。だけれども、基金...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。是非改善していただきたいと思います。  それともう一つ、行革担当大臣に議論をさせていただきたいんですが、我々の時代、これは自民党のときにも無駄撲滅でおやりになられたものを引き継いで、公益法人改革を進めてきました。人や物や権限や金が流れていて、それ...全文を見る
○蓮舫君 目的はよく理解できますし、漁業を支援していく、養殖業も支援していくということは否定はしていません。ただ、この法人を調べると、財務状況は九九・九%が国からの補助金収入です。つまり、国からの補助金がないと立ってられないNPO法人です。  法人の役員は全て法人が国から預かっ...全文を見る
○蓮舫君 国に基金は置けませんけど、都道府県には置けますよね。なぜ都道府県ではなかったんでしょうか。
○蓮舫君 法人の収支報告書を見ると、業界団体の理事らで構成する六人の役員報酬とか、あるいはいわゆる間接経費はそんなに法外に高いものではないんです、このNPO法人は。ただ、よく見ると、国から執行されている補助金が、これは二十三年度、国庫補助金収入、年間を通じて約一千億、その中から管...全文を見る
○蓮舫君 甘利大臣を私は登録していないので今御答弁はいただけないんですけれども、今聞いておられたと思いますので、是非、稲田大臣とこのNPO法人も洗っていただくためのその努力をしていただきたいと思います。  その上で、安倍総理、これからの話でやっていくという仕組みづくりは私は理解...全文を見る
○蓮舫君 〇増五減だけで終わりではなくて、我々も八十削減を出しているので、それしっかり指示していただいて、これだけで終わらないということは引き続き追い続けていきたいと思います。あるいは、今執行停止をしていくと言いましたけれども、今なお執行されている埋蔵金があるのであれば、私はこれ...全文を見る
○蓮舫君 本委員会への資料提出も要求しておきます。  以上です。ありがとうございました。
05月09日第183回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫です。  まずは、行革について伺います。  ことごとく民主党政権の政権を否定して、それをやめてきた安倍新内閣ですけれども、唯一行政事業レビューだけは残してくれる、これは評価をします。残すことになった理由を簡潔に教えてください。
○蓮舫君 外部性、透明性、公開性、国の事業五千全てを統一のシートでお金の使われ方を国民に向かって情報公開をする、これは私たちが最もやりたかったことで、それを引き継いでくださったことは感謝をします。  我々、政権交代した二十二年度レビュー、五千三百八十三事業を対象に廃止、見直しは...全文を見る
○蓮舫君 大きく違う点を是非覚えてください。レビューの体制が違います。民主党時代は副大臣がチームリーダー、サブに政務官、その下に事務局長で官房長、その下に各局の総務の課長等が就いていました。つまり、実質担当者を配置する上に必ず政務三役が入っていた。  ところが、今回の安倍内閣に...全文を見る
○蓮舫君 端的に言うと、政務が関与をしなくなったんです。官僚と外部有識者、しかも一緒にやらないで別々にすることになった。これは、どうしてここを私は懸念するかというと、実施体制から政務を外すと、外部プロセスで取り上げる事業に恣意性が生じたり、あるいはあえて取り上げたくない事業を外す...全文を見る
○蓮舫君 私は信頼していないわけではないんですが、やはり五千もある事業を自らレビューをするときにお手盛りになる危険性があるんです。過去そうだったんです。だから、毎回毎回手を変え品を変え、行革というのは進めてこなければいけない。行政事業レビューを進めるのであれば、政務の関与、外部性...全文を見る
○蓮舫君 私がいただいた資料では五百と聞いています。いつの間に倍増したのか。まあ、そうやって柔軟に対応していただけることを是非期待をしたいと思いますけれども。  五年に一回にチェックをするということは、私は思うんですけれども、期限の定めのないものこそ外部性と内部のチェックを行わ...全文を見る
○蓮舫君 いや、逆に考えてください。五年に一回でチェックは入るけれども、五年に四年間はチェックが入らないということです。そこの政財官の癒着があった場合には、四年間は放置するということになるんですよ。なぜそういうことをお認めになるんですか。
○蓮舫君 いや、精神論の話じゃないんですよ。五千ある事業を全部やるのは難しいから、それを効率化して圧縮するというのは分かります、理解します。それは官僚の負担を軽くすることで重層的に見ていくことにもつながるから、理解はします。ただ、五年に四年は手が入らない、メスが入らないというとこ...全文を見る
○蓮舫君 違うんです。よく聞いてください。  私たちのチェックは入るというのは、政務の関与がもう外されている、そして五千は全部シートは作るけれども、外部有識者の点検を入れるのは一年間に千だけ、残り四千は捨ておかれるということなんですよ。ここを私は問題視しているんです。だから、外...全文を見る
○蓮舫君 もう少し御自身が作った行政事業レビュー実施要領はよく把握された方がいいと思います。この千の点検事業のそのいわゆる基準は示されています。それも答えないで精神論でチェックが入るという答弁は、私は分からない。私はそういうやり方はやってきませんでした。ファクトを押さえるというこ...全文を見る
○蓮舫君 結構です。結構です。
○蓮舫君 その先を聞いているんです。
○蓮舫君 非常に懸念をします。恐らく考えていることは一緒なんですけれども、手段として、政務が入っても入らなくてもいい、上がってくる情報は官僚が選ぶことになる、そうすると自分たちに都合の悪いもの、抵抗が高いものは恣意的に選ばれなくなることを防ぐために、ランダムに一つの条件をちゃんと...全文を見る
○蓮舫君 レビューは外部有識者の指名を行う。公開プロセス、つまりレビューの仕分をネットで中継して外部性、公開性でみんなに見ていただく、皆さんで共有をする、それの外部有識者は誰が選ぶんですか。
○蓮舫君 違います。レビューで、公開プロセスで選ぶのは事務局が三人、各府省の推薦が三人、そこで平等性を担保して公開された場所でやるんです。他方で、今おっしゃっている千の外部有識者が入るレビューは、そこの有識者は省が選ぶんです。つまり、見えているところには行革の事務局が三人外部有識...全文を見る
○蓮舫君 見えるところには行革の事務局の推薦したところと各府省からの外部有識者を同数入れる、これは当然です。見えないところも同じ条件にしないと、ただでさえ政務三役のかかわりがないわけですから、お手盛り、自分に都合がいい、官僚に都合のいいものばかりが上がってくるという懸念は、今まで...全文を見る
○蓮舫君 民主党政権がどうとか自民党政権がどうというのは私はもう今言っていません。いいものにしましょうと言っているんです。骨抜きにならないようにしましょうと言っているんです。お手盛りにならないようにしようと言っているんです。  今、幾つか私は提案をしました。もう少し、できれば議...全文を見る
○蓮舫君 現実的に進みますか。
○蓮舫君 現段階で育児休業を取得している男女の比率を教えてください、現実的に進めるために。(発言する者あり)
○蓮舫君 時間を止めてください。
○蓮舫君 女性が約九割、男性が二・六%、ほぼ女性が取っているんです。  じゃ、育児休業の平均取得期間はどれぐらいだと思いますか。
○蓮舫君 しています。
○蓮舫君 済みません。育休三年を取れるように最大限努力する、今現在平均どれぐらい取っているかというデータを押さえないでどうやって努力するんですか。
○蓮舫君 経済界に政策を丸投げするのはやめた方がいいんじゃないですか。政策は政府であり国会でつくっていくものです。あくまでも要請のことをそうやって堂々と答弁するのもおかしいし、ファクトである事実を知らなければ政策の目標を達成することはできません。  育児休業の平均取得は、女性は...全文を見る
○蓮舫君 一年以上休みたいけど十か月で戻らざるを得ないのは、経済の理由も保育所の問題もあるんだけど、最大の理由は居場所がなくなる不安ですよ。職場に帰って自分のスキルが下がっている、居場所がなくなる、辞めさせられるかもしれない、仕事に付いていけるか分からない、こういう不安を持ってい...全文を見る
○蓮舫君 頑張ってください。ただ、もうちょっと御努力をいただきたいと私は思っているんです。  育休三年間を本当に取れるための努力をできるというのは、今の答弁を聞いて私は絵空事だと思いました。総理が堂々と、赤ちゃんだっこし放題、それはつまり、今の育休を取得して労働環境を改善しない...全文を見る
○蓮舫君 少子化危機突破タスクフォース、これは森大臣が議長を務められている。  ここで手帳の概案できていませんか。
○蓮舫君 妊娠、出産に関する知識の普及、教育、そこで案として、生命と女性の手帳の作成、配付等とあります。これは何でしょう。
○蓮舫君 議事録はまだアップされていません。
○蓮舫君 少子化危機突破タスクフォースで議論をされた妊娠、出産に関する知識の普及、教育の資料を事務局からいただきました。これは、ただの民間のペーパーか、関係のないものですか。
○蓮舫君 これは、小チームであろうと何だろうと、タスクフォースの下で最終的には取りまとめの中の一項目になると思います。自分の関与しないという先ほどの答弁とは全く整合性が合わないのではないですか。
○蓮舫君 もう一回教えてください。どこでこの議論はされているんですか。
○蓮舫君 全く分かりません。  タスクフォースで議論されているんですか、されていないんですか。
○蓮舫君 生命と女性の手帳という名称は出ています。  さっき言いました、議論をしているとおっしゃいましたけれども、冒頭にこの女性手帳、生命と女性の手帳というのを聞いたときには知りませんとおっしゃいました。どっちが事実ですか。
○蓮舫君 生命と女性の手帳とは何ですか。
○蓮舫君 一つの資料ということは、確認をしますけれども、今メディア等で報道をされているのは、じゃ、全部誤報ということでいいですね。
○蓮舫君 公開されて、それを聞いてない記者が書いて、それが誤報なら訂正を要請した方がいいと思います。
○蓮舫君 極めて他力本願という姿勢が今日は非常に残念なんですけれども、こうした妊娠とかあるいは様々なそれにまつわる知識を女性がしっかりと知るということの大切性を私は否定はしていません。ただ、他方で非常に危険なのは、全女性を対象にするというのが極めて固定的な役割を女性に押し付けかね...全文を見る
○蓮舫君 大臣、余り把握しておられないみたいですけれども、このタスクフォースの下の小委員会では、当面の具体策の案も出ているんですよ。二十五年度中に検討会議をつくって二十六年度からの普及を目指す。コンテンツは、生命と女性の手帳、女性を対象です。これが独り歩きしているんだったら非常に...全文を見る
○蓮舫君 足下の内閣府の子供に関する国際調査の結果では、日本はこうした情報は不足をしていません。それどころか、子供が欲しい、あるいは子供がいることのポジティブシンキングの位置は、世界平均的にも低くはありません。ただ、求める子供数が持てないとなっているその理由は何かというと、知識不...全文を見る
○蓮舫君 仕事と子育ての両立ができないということになっておりますので、是非そういうところを見て、こんな知識だけを国家が介入するようなやり方、赤ちゃんだっこし放題、三年間女性を家庭に閉じ込めるとか、幼児教育無償化でフルタイムで女性が働けなくなるような女性が輝かない日本にならないよう...全文を見る
06月13日第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○蓮舫君 おはようございます。民主党・新緑風会の蓮舫でございます。  厚年基金について質問をさせていただきます。  去年の一月、AIJ投資顧問、この会社によるいわゆる厚年基金の資産詐欺運用というのは実に大きく報道されました。その後、強制捜査、国会での参考人質疑、証人喚問を経て...全文を見る
○蓮舫君 資料一ページ目なんですが、専門委員会の意見書では、代行制度の見直しは、十年の移行期間を置いて段階的に縮小し廃止という厚労省試案の方向性に妥当と明言されています。一定基準を満たす基金は存続というのは実に少数意見というのも書かれている。さらに、健全基金を残すことは、その基準...全文を見る
○蓮舫君 昭和四十一年にこの基金の制度ができまして、その後二十年間を見ると、高度経済成長時代ですから、運用利回りは平均一〇%。五・五%設定を大きく上回っているので、企業年金としてのスケールメリット、これも働いたし、企業年金を普及する原動力にも確かになった。ただ、バブルが崩壊した後...全文を見る
○蓮舫君 一千七百億、中小企業庁の一年間の予算が二千億ですから、相当な額が毀損をされている。  このAIJの全財産が毀損したと仮定した場合の最大額が千七百億ですけれども、被害額が。これによって代行割れに陥った基金の代行割れ総額は幾らですか。
○蓮舫君 一千二百から一千三百億の財産が詐欺によってなくなってしまった。これは代行部分ですから、負担し切れなくて厚年基金が解散をした場合、代行割れ、回収不能となった場合、払い切れなかった、それで解散してしまった基金、それが倒産なんかをしてしまったらもう払えなくなるわけですから、そ...全文を見る
○蓮舫君 私たちもこういう基金の方たちといろいろな意見交換をしましたが、正直申し上げて、一〇%の運用利回りが出ているとき、いいときには何も言わない、ただ、代行割れをして乖離が大きくなってもう自分で払い切れなくなったというときだけは税金や厚年本体で助けてくれと、これ筋違いな話だと私...全文を見る
○蓮舫君 よく理解しています。ただ、返してもらえない可能性は否定できないですよね。十五年を三十年に延ばした、負債も圧縮をした、でも、それによって返せるところはいいですけれども、経済状況、社会情勢によって倒れてしまった場合には、今回、連帯債務を外しますから回収し切れない部分もあると...全文を見る
○蓮舫君 大臣おっしゃるように、今回の法案のスキームは私たちは評価しています、我々が提案した内容とほぼ同じですから。そこはもう理解していただきたいんですが、どうやってリスクを最小限に抑えるかという提案方も含めて議論をさせていただきたいんですが、健全なところほど迅速に実はほかの制度...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。  代行部分に対しておおむね一・五倍を超える積立資産を保有、あるいは非継続クリア、これから先入ってくると見込まれる保険料や掛金を資産に組み込まないで、現段階の資産だけで代行と三階を全額賄える、極めて優秀な基金ですね、この二つが健全基金と。四十八あ...全文を見る
○蓮舫君 つまり、一、二年は大丈夫としていた四十二が、三年目以降分からない基金を除くと七基金減って三十五になるんです。この三十五も五年目まで九九%代行割れしないですから、六年目以降は分からないというものなんですが、せめて代行割れのリスク回避のために、一・五はなくて、大臣、これは一...全文を見る
○蓮舫君 毎年見るから大丈夫ということではないんですよ。あのAIJの問題だって、業界紙では随分ささやかれて、公言されて、記事になっていて、厚労省は指定基金も含めた指導を行っているのにそこからこぼれたということがありますから、毎年見ていれば大丈夫という答弁は私はよく分からない。だっ...全文を見る
○蓮舫君 AIJやアイティーエムの年金コンサルタントが旧社保庁や厚労省のOBをつなぐ形である意味AIJを紹介し、アイティーエムを紹介したということも明らかになってきていて、それに対する国民の視線は相当厳しい。  資料五に厚年基金への国家公務員等退職者の再就職状況も付けておきまし...全文を見る
○蓮舫君 もう一回これ、しつこく提案させていただきたいんですが、健全基金とした四十八の代行総額って一・四兆あるんですね。その中で、代行も三階も払える非継続クリア、極めて健全な基金、これはもう十七しかないんですが、やっぱりこの十七は私は十年あっても実は大丈夫だと思います、今の段階の...全文を見る
○蓮舫君 それと、今回、特例解散の適用を受ける基金の受給者は、申請時点から上乗せ給付の支給を停止するとなりました。これは代行資産の保全を最優先との考え方で大賛成です。他方で、五年間で解散か、ほかの制度に移行を求める代行割れ予備軍、ここにも何らかの形でこの代行の資産を保全する措置と...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。  それと、私たちがこれ去年検討したときにも、やっぱり一番大きな問題は、代行割れの資産を何とか圧縮することができないだろうかと、負担を軽減することはできないだろうかと。  そこで、最低責任準備金の計算で控除をされる〇・八七五の係数、これ、厚年本...全文を見る
○蓮舫君 資料六に付けさせていただきました。約五割の圧縮、これはよく計算、細やかにしていただけたと思います。代行割れ、いわゆる借金を圧縮して、連帯債務も外して、分割納付期間を十五年から三十年。連鎖倒産の事態をこれは避けることができるようになって、この仕組みは評価をさせていただきま...全文を見る
○蓮舫君 五基金が今なお分割納付の最中。  今回の法改正、今言いましたが、連帯債務を外すとか、固定金利にするとか、納付期間の延長とか、これは現在分割納付をしている五基金にも適用されますか。
○蓮舫君 済みません、ちょっと最後のところよく聞こえなかったのでもう一度、何が適用がないですか。
○蓮舫君 つまり、連帯債務を外すとか、十五年を三十年で返すとか、固定金利にするとかいう部分は遡及して適用されるんですけれども、負債額は変わらないんです。だから、今分割納付している五基金は、この法律が施行したとしても、期ずれの調整や係数見直しによる精緻化、これの対象外なんですね。つ...全文を見る
○蓮舫君 手元に数字がないのに大きな影響はないのではないかというのは答弁になりません。  この五基金の負債を返している一人一人の負担の重さを考えた場合には、新たな法案が通って負債額が、返済額が圧縮される人たちと、今真面目に全額払い続ける人がダブルトラックで走るというのは、私はこ...全文を見る
○蓮舫君 そこはもう一度検討してください。五基金の数字をもう一回見てください。分割納付の残額を仮に新たな法案の部分で数値を精緻化した場合に相当圧縮できるんであれば、やはりそれは大臣判断で何らかのその債務の軽減をするやり方を知恵を絞ればいいんではないかと私は思っています。これは是非...全文を見る
○蓮舫君 もっと早くできませんか。つまり、一年後の経済状態、社会状態がどうなっているか分からない、今の総理の経済政策がうまくいっているという担保もない、投資リスクが一年後には減少しているというのも明言できない、ならば、ほかの制度に移行したい、あるいは解散をしたい、今の財産をちゃん...全文を見る
○蓮舫君 施行日を変えるのは難しいって、大臣、認識間違っています。施行日は、政令ですから、大臣の判断で決められるんです。事務方が勝手に決めるものじゃありません。今、事務方は恐らく事務量とか手続とかいろいろな要件で来年の四月ぐらいまでは掛かるんではないだろうかと言っている部分ですか...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。  ようやくこの制度が整理される方向になりました。私たち与党のときにAIJの問題を受けて、何でこの制度が今までずっと目をつぶられて誰も手を挙げなかったのか、天下りの人たちの抵抗が高かったんだろうか、あるいは全体的な運用のそれによって利益を得られる...全文を見る
○蓮舫君 これからの予算においては、大臣が言ったように、中身を厳しく見ているんですね。ただ、過去に執行されて今なお執行され続けている基金事業については、これ二兆、基金組まれました。三十九の基金事業が今なお使われています。ただ、今判明している段階でまだ一兆使われていません。だから、...全文を見る
○蓮舫君 調査をしろ、基金事業を調査をした上で適切に対応しろという指示があったということでいいですか。
○蓮舫君 違います。基金事業について、総理は調べていく、対応していくと言った。それを受けて基金事業について調査をしろという指示はあったんですかと伺っているんです。
○蓮舫君 一部報道でも基金事業で厚労省の中身が問題だという指摘がありましたが、それは把握されていますか。
○蓮舫君 是非調査を急いでいただきたいんですね。限られた財源ですから、それが無駄に使われてしまっては元も子もないと私は思っています。  例えば、ゆるキャラも随分と使われているんですね。全ての私は資料を見ました。この復興増税で組まれた基金事業が何に使われているのか全国見ました。山...全文を見る
○蓮舫君 資料七に、本当の一部なんですが、震災等雇用対応事業で今なおこういうものに使われているという幾つかの事例を出させていただきました。例えば、群馬の放置自転車防止事業、全国知事会のための事務処理、石川の道路現況動画作成、婚活支援事業、留置業務支援、アルゼンチンアリの調査、メキ...全文を見る
○蓮舫君 ちなみに、八ページに三重県の事業の一覧も幾つか付けておきました。バンブーバスターズ、これ竹林の適正化事業ですよね。被災地ではまだやはり畑や山々は整備をされていないことを考えると、やはりこういうものはどうなのかというのは、これは私たちが編成した予算の反省も含めて。事業内容...全文を見る
○蓮舫君 経済対策成長戦略の重点分野として都道府県に作られた基金に、震災対応でいわゆる雇用を生み出そうというものですね。その対象者は、被災地域に所在する事業所を離職した失業者、当該地域、被災地域に居住していた求職者、若しくは今御答弁があったように、あの三・一一以降に離職をした人。...全文を見る
○蓮舫君 済みません、募集した結果、対象となる失業者のみでは求人を充足せず事業が実施できない場合には、対象となる失業者以外の失業者、つまり三・一一以前から職がなかった方たちも可能とする、このQA、どなたの判断で作られました。政務三役に上げましたか。
○蓮舫君 事務方で判断をして、政務が指示をして、被災者の方を優先して雇用する事業を全国にお願いするものと、三・一一以降に配慮をする人だけが対応になっていたものを、三・一一以前まで雇用対象を広げるというのは適切でしょうか。
○蓮舫君 いや、例外を強くおっしゃられたとしても、基金事業の目的そのものが変わってしまうんですよ。三・一一以降、最優先は被災された求職者、次は円高による経済への影響によって離職をした三・一一以降の方たち、ここだから財源が復興増税でようやく説明ができるんですね。それが、事務方の判断...全文を見る
○蓮舫君 いや、済みません、区分を取っていないで何でこんな例外的な緩和措置を入れたんですか。
○蓮舫君 済みません、ほとんどないことを前提とするなら、例外はつくらないんですよ。どうして例外をつくられたんですか。
○蓮舫君 いや、そうお答えになられるのであれば、募集して求人が充足しなかった事業はどれぐらいあるんですか。
○蓮舫君 把握をしていないのに、なぜ例外をつくるんですか。
○蓮舫君 厚労省が事務方で勝手に判断して条件を緩和して、本来の目的とは違うものに使ってもいいとしてしまった結果、確認しただけでも、長野や愛知や下関や広島や秋田、全てがこのQアンドAのパンフレットを使って、そして説明をしているんです。つまり、三・一一以降被災離職者だけじゃなくて、三...全文を見る
○蓮舫君 大臣、二十五年度から始まる予算は見直しをしているんです。それは被災求職者に限る、五百億上積みしましたので、今の内閣は。だけど、過去の二千億の、今実際に各都道府県に積まれた基金で二十四年度から継続して一年延長している事業、つまり二十五年度に行われている事業は、今言ったよう...全文を見る
○蓮舫君 よく分かります。ただ、この実施要領を見ると、対象となる事業は、優先される被災求職者の短期雇用、一年ですね、それで就業期間にふさわしい事業か、それ以外の求職者を雇用する場合は、雇用した上で地域の企業等で就業するために必要な知識、技術を習得させるための人材育成を行う事業であ...全文を見る
○蓮舫君 昨日の話なんですが、これ、田村大臣と森大臣も参加をした衆議院の議員会館で行われたイクメンサミット、ここで森大臣が言った発言に私はちょっと耳を疑ったんですが、消費者庁は育休を取ったら昇進昇格させることを決めた、世界初ですと言いました。これ事実でしょうか、消費者庁。
○蓮舫君 いや、私が聞いているのはもっと明快なんです。育休を取ったら昇進昇格させることを決めましたと断言しました。本当でしょうか。
○蓮舫君 これ、女性手帳のときと同じような失敗やろうとしていると思います。結婚をしていない人、しないと思っている人、あるいは結婚していても子供をまだ持っていない人、子供を持てない人、治療をしている人、いろんな人たちがいて、その中でたまさか子供を授かって育休を取った人だけを昇進昇格...全文を見る
○蓮舫君 終わります。
10月15日第185回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第1号
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○委員長(蓮舫君) 一言御挨拶を申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました蓮舫でございます。  委員会の運営に当たりましては、公平かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどをよろしくお願いいたしま...全文を見る
○委員長(蓮舫君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は八名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(蓮舫君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に熊谷大君、佐藤ゆかり君、高階恵美子君、脇雅史君、礒崎哲史君、増子輝彦君、若松謙維君及び川田龍平君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十四分散会
11月25日第185回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○蓮舫君 民主党の蓮舫でございます。今日はどうぞよろしくお願いいたします。  平成二十三年度決算報告を見ました。会計検査院が不当又は改善処置等を要求した総額が五千二百九十六億円、実に過去二番目に多い額でございます。理由を見ると、細かな事務事業を積み上げたというよりは、独立行政法...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございました。  分かりやすく言うと、三百四十億ものシステム開発契約料金が相手の言い値で契約しているんです。こういうことはやってはいけないという指摘。そのほかには、JOCの理事が在職しているスポーツ協会への助成事業で、本来協会が負担すべき団体負担金と同額を独...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。  今御指摘いただきましたが、まだ検討段階で具体的な改善策ではないので、是非引き続き厳しいチェックをしていただきたいと思います。  その上で、同じ独法のこのセンターは新国立競技場を保有しています。二〇二〇年度の東京オリンピックメーン会場になる予...全文を見る
○蓮舫君 千三百億円の見通しが三千億になって、それが今度二千億、どういう計画なのかなと改めて思うんですけれども、もう一つ、その規模ですね、八万人会場をこれは維持をするとしているんですが、ロンドン五輪でもアテネ五輪でも今の国立競技場を新しくする規模の半分なんですよ。ロンドンは八万席...全文を見る
○蓮舫君 建ててから五十五年たっている国立競技場を建て替えるのは理解をします。ただ、独法のビルは一九九三年に建てて、まだ築二十年なんですね。独法の事務所ビルの減価償却期間は五十年です。何でこれも一緒に建て替えるのか分からない。新しく建てる競技場の場所に事務所ビルが建っているから取...全文を見る
○蓮舫君 事務所ビルを取り壊さざるを得ないのは理解していると言っているんです。何で新しく新築のものを建てるんですかと聞いているんです。地価の安いところに借りるとか建てるとか、そういう計画は考えなかったんですか。
○蓮舫君 東京オリンピックは当然歓迎をするし、成功するための協力は最大限させていただきたいと思うんですが、非常に心配、懸念しているのは、いわゆる便乗で箱物がばんばん建てられてしまうんじゃないかと。今の例がまさにそうだと思うんですね。競技場を建て替えるんだったらそこにある自社ビルも...全文を見る
○蓮舫君 今のビルの事例だけじゃなくて全体的に箱物行政にならないような、そういう指導を是非していただきたいと思います。  今指摘した独法なんですが、二十四年度の会計検査院の検査結果においてもやはりまた指摘をされている。全日本柔道連盟の選手指導者、三十一億円のスポーツ活動助成費を...全文を見る
○蓮舫君 スピード感がないのは残念なんですが、頑張ってください。  次に、二十三年度決算ですが、初めて復興予算の指摘も行われました。前回行われた予算委員会で私、総理にお願いをした基金の問題、これを何とかしてくださいと。民主党政権で組んだ基金かもしれないけれども、その使い方が被災...全文を見る
○蓮舫君 今御答弁いただいたように、経済産業省以外は実は基金のチェックをしていない、監督がかなり形骸化をしています。  会計検査院にお伺いしますが、国庫補助金等でつくられた基金も今年の十月に調査をして国会と内閣に報告をしていますけれども、その中に中央職業能力開発協会緊急人材育成...全文を見る
○蓮舫君 もうその補助金が新規申請の受付が終わって使い道がないのに協会がずっと保有をしていた。一件目、保有していたのは二百五十五億、もう一件、保有していたのは七百五十二億。これ、指摘がなければそのまま埋蔵金化です。使われないでためられていく。だから、こういう部分はしっかり見ていか...全文を見る
○蓮舫君 本当に、一度国から手が離れてしまったら、そこにどれだけのお金がたまっているのか、需要があるのか、本当に必要なのかが見えなくなるので、基金は私はやっぱり見直しをした方がいいとずっと思っているんですが、これ、会計検査院にお伺いをしますが、二十五年三月三十一日時点で基金が保有...全文を見る
○蓮舫君 資料二ページに付けさせていただきましたが、十府省所管の百八十八の基金で、今現在、この三月三十一日段階で二兆六千百五十五億の基金額が保有されている。これは五年前に比べて倍以上になっています。平成二十年から二十四年間、これらの基金に国から渡された補助金は五兆五千十六億円です...全文を見る
○蓮舫君 横串を刺す必要性というのは過去にも指摘をされていて、今指摘をされて手を着けるのでは私は遅いと思っているので、すぐさま着手をしていただきたいと、これはお願いをいたします。  財務大臣にお伺いをしたいんですけれども、実は今指摘した二・六兆を保有している基金というのは国所管...全文を見る
○蓮舫君 資料の三ページに添付をさせていただきましたが、基金の積立金残高が本当に伸びています。財政力指数の最も低い九県の積立金も増えている。これは二十三年度までの表ですから、二十四年度、二十五年度、復興関連も入れるとこれは相当伸びていると思います。  先ほど若林委員からの指摘も...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。引き続き私たちも追いかけていきたいと思っております。  次に、今、復興予算関連、この二十三年度決算からも取り扱っていますが、今日は東京電力の方にもお越しをいただきました。ありがとうございます。除染費用について伺います。  除染作業は、復興予算か...全文を見る
○蓮舫君 総額だけで。
○蓮舫君 違います。それの前のやつです。
○蓮舫君 既に、二十三年度予備費から計算すると一・五兆除染費用に対してもう既に国は支出をしている。来年度の予算要求を見ると、二兆円近くの除染費用になります。相当、除染のその規模の大きさというのが計り知れるんですが、これから先、この額も実は支弁するのが増えていくと思われます。  ...全文を見る
○蓮舫君 五ページの資料に付けさせていただきました。国が請求しているのは四百四億、それに対して東京電力さんからお返しいただいたのは六十七億。一向に追い付いていないんですが、これは理由は何ででしょうか。
○蓮舫君 ありがとうございます。  つまり、環境省から請求された事業が事故に由来をする除染作業かどうか調べるのに時間が掛かっているから求償に対してなかなか追い付いてお返しができないという説明なんですが、既に国庫としては一・五兆支出をしておりますので、それは東電は今の法律の立て付...全文を見る
○蓮舫君 除染費用は東日本大震災復興特別会計から一旦支払われます。この額の返済が滞ってしまうと、その特別会計で行おうとしている被災地の復旧復興事業の財源が残念ながら縮小しますので、これは返す努力を一日も早くしていただきたいんですが、平成二十五年度の第二・四半期決算結果、東電さんの...全文を見る
○蓮舫君 合理化の努力はもちろん認めますけれども、今社長自身が御答弁いただいたように、黒字化した主な理由は、去年の秋の電気料金の値上げ、その収入の改善がやはり相当大きい、あるいは原子力損害賠償支援機構から六千六百六十二億円のお金が交付をされているので、それが特別利益になって結果と...全文を見る
○蓮舫君 国からの求償額全体がまだ見積もれないとか合理的に算出できないということが注記で付されているんですけれども、既に国は税金から一・五兆を支払っているわけですから、それを汚染者負担の原則でいったら東電さんがお支払いする。負債というのは、やはりそれは真実を書かなければいけないと...全文を見る
○蓮舫君 分かりました。引き続き、その検討の方向性はチェックをさせていただきたいと思います。  その上で、東電のコスト削減、合理化なんですけれども、一点だけ指摘をさせてください。電気料金で行っている賠償対応業務、これは東電の子会社と関連会社に発注をしておりますが、平成二十三年、...全文を見る
○蓮舫君 賠償対応業務、これは東電の一〇〇%出資の子会社です。そこに二十三年度は四十一億、二十四年度が五十三億、二十五年度は四十七億。これ、震災が発災した年は随意契約、一者契約というのは、これは私はやむを得ないと思っています。ただ、二十四年度、二十五年も引き続き継続して子会社に一...全文を見る
○蓮舫君 業務の内容から引き続き同じ会社に契約するのが望ましいという御答弁だったと思いますけれども、七ページ見れば分かるように、コールセンターとか不動産業務、自動車リースですから、これは私は競争性でしっかりと経費を削減する努力をされた方が絶対にいいと思います。よろしくお願いいたし...全文を見る
○蓮舫君 成立を急いでいないということは、私たちは今対案で五法案を出させていただいています。この法案は衆議院で、私たちの法案、一緒に審議をされていますけれども、自民、公明、みんな、維新の修正案が提案をされて、あしたにでも採決というそういう声も聞こえてきておりますけれども、あしたの...全文を見る
○蓮舫君 この間、国民のこの特定秘密保護法案に対する理解というのは深まって、これはもう是非法案を成立してもらいたいというのが国民の声だとお考えですか。
○蓮舫君 今総理が例示をされたのは賛成が多い方ですけれども、今朝の日経の調査によると反対の方が多い、先月から比べて七%も増えて二人に一人が反対をしている。今総理が指摘をした幾つかの調査機関もそうなんですが、法案について知っていますかといっても、五割以上が知っているところはないんで...全文を見る
○蓮舫君 森大臣、そもそもなぜ特定秘密保護法案なのか。今までの答弁を全部見させていただきましたが、全く分かりません。  今現在政府が持っている秘密というのは、特別防衛秘密、特別管理秘密、それと防衛秘密です。これで私は今でも十分守られていると思う、認識なんですが、何で特定秘密保護...全文を見る
○蓮舫君 特別管理秘密は守られていないんですか。
○蓮舫君 不十分というのは、守られていないということですか。
○蓮舫君 保全体制が不十分で、過去、情報が漏えいされて海外の関係に支障が生じた事例はありますか。
○蓮舫君 この八件のうちで、それはボガチョンコフ事件以降の八件なんですけれども、海外から重大なクレームが来た事件はありますか。
○蓮舫君 今御指摘のイージスシステムの漏えい事件はMDA秘密保護法違反なんですよ。それは特定秘密保護法案には入っていません。私が言っている質問とは違います。  それ以外のことで、今回の特定秘密保護法案に入れようとして、過去、漏えいで海外からクレームが来たものがありますか。
○蓮舫君 海外との情報共有のために海外並みの特定秘密の保護法案を作るというのがこの目的だと言うから、だから私は先ほど来伺っているんですよ。  聞くたびごとに都合よく答弁を変えるのはやめていただきたいと思うんですが、今のそもそも論で伺っていると、防衛秘密は今守られています。MDA...全文を見る
○蓮舫君 制度がワークしている防衛秘密は私たちは現行のままです。そして、廃棄できないように法律を改正します。そして、特別管理秘密は、法定化したときの対象は安全保障と国際テロに限定をします。政府案のように、その他規定でどこまでも秘密の範囲が広がるようにしないというのが私たちの法案の...全文を見る
○蓮舫君 四党修正による確かに中身では、附則の九条で、検証機関について検討し所要の措置を講ずるとあります。これは本則ではなくて附則です。附則ですけれども、今の答弁の言い方とすると、検討してつくるんですか。
○蓮舫君 修正協議が調った場合、その場合には、検証機関を検討し所要の措置を講じる、これはいつまでにするとされますか。
○蓮舫君 全く分かりません。行政の恣意性を排除したいという思いは一緒なんですけれども、政府案にも修正案にも、それは担保されていないんです。政府案にはないんです。それは大臣が決めるんです。それは第三者機関は、有識者は何をするかといったら、基準を決めるだけです。期間の指定とか、あるい...全文を見る
○蓮舫君 国会は信用できなくて行政だけが信用できるという姿勢は、やっぱり私は理解ができません。  改めて、第三者機関を設けなければ、本当に私は国民の不安というのは払拭されないままに、政府が、行政が都合の悪いものを蓋をして、そして永遠に知らさないで、三十年は六十年に延ばされました...全文を見る
○蓮舫君 それ、誰がどうやって担保するんですか。
○蓮舫君 国家公務員が、この特定秘密はおかしいと、政府に都合の悪い情報で、情報統制で隠しているだけだといって通報したとしても、その調査と判断をするのは大臣なんです。大臣は特定秘密を指定した人です。それが守られるという規定はこの法案には書いていません。私たちは、法案の中で、その第三...全文を見る
12月04日第185回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○委員長(蓮舫君) ただいまから東日本大震災復興特別委員会を開会いたします。  この際、一言申し上げます。  東日本大震災は、本日で発災から千日を迎えました。しかしながら、いまだ多くの行方不明者、避難者の方々がおられます。  我が参議院東日本大震災復興特別委員会は、迅速な復...全文を見る
○委員長(蓮舫君) 黙祷を終わります。御着席ください。     ─────────────
○委員長(蓮舫君) この際、復興大臣、復興副大臣及び復興大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。根本復興大臣。
○委員長(蓮舫君) 谷復興副大臣。
○委員長(蓮舫君) 浜田復興副大臣。
○委員長(蓮舫君) 岡田復興副大臣。
○委員長(蓮舫君) 愛知復興副大臣。
○委員長(蓮舫君) 亀岡復興大臣政務官。
○委員長(蓮舫君) 小泉復興大臣政務官。
○委員長(蓮舫君) 福岡復興大臣政務官。
○委員長(蓮舫君) 以上で発言は終了いたしました。     ─────────────
○委員長(蓮舫君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  東日本大震災復興の総合的対策に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府政策統括官日原洋文君外十五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。 ...全文を見る
○委員長(蓮舫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(蓮舫君) 東日本大震災復興の総合的対策に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(蓮舫君) 午前中の質疑はこれまでとし、午後四時まで休憩いたします。    午前十一時三十分休憩      ─────・─────    午後四時開会
○委員長(蓮舫君) ただいまから東日本大震災復興特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、東日本大震災復興の総合的対策に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(蓮舫君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、堀内恒夫君が委員を辞任され、その補欠として羽生田俊君が選任されました。     ─────────────
○委員長(蓮舫君) 根本大臣、簡潔にお願いします。
○委員長(蓮舫君) 済みません。  石原環境大臣。
○委員長(蓮舫君) 紙君、時間が来ております。おまとめください。
○委員長(蓮舫君) 冒頭の中野委員からの御提案に対して、委員長としても、委員会に所属している委員全ての総意として共有をさせていただいて、今後の委員会運営に必ず反映させていきたいと考えております。
○委員長(蓮舫君) 浜田復興副大臣、時間が限られていますので、簡潔な答弁を。
○委員長(蓮舫君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後六時三十七分散会
12月06日第185回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○委員長(蓮舫君) ただいまから東日本大震災復興特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、羽生田俊君が委員を辞任され、その補欠として堀内恒夫君が選任されました。     ─────────────
○委員長(蓮舫君) これより請願の審査を行います。  第二七七号被災者本位、地域再生重視の大震災復興に関する請願外六十二件を議題といたします。  本委員会に付託されております請願は、皆様方のお手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。  これらの請願につきましては、理...全文を見る
○委員長(蓮舫君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。     ─────────────
○委員長(蓮舫君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  東日本大震災復興の総合的対策に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。    〔「異議なし」と呼...全文を見る
○委員長(蓮舫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(蓮舫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(蓮舫君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(蓮舫君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時四十四分散会