蓮舫

れんほう

選挙区(東京都)選出
立憲民主・社民
当選回数3回

蓮舫の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第186回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第1号
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○委員長(蓮舫君) 一言御挨拶を申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました蓮舫でございます。  委員会の運営に当たりましては、公平かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどをよろしくお願い申し上げ...全文を見る
○委員長(蓮舫君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は八名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(蓮舫君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に熊谷大君、上月良祐君、佐藤ゆかり君、高階恵美子君、礒崎哲史君、増子輝彦君、若松謙維君及び山口和之君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十五分散会
03月12日第186回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○委員長(蓮舫君) ただいまから東日本大震災復興特別委員会を開会いたします。  議事に先立ち、一言申し上げます。  東日本大震災の発災から三年が経過しました。  被災地では復旧復興に向けた様々な取組が行われていますが、まだまだ道は半ばでございます。  そういう意味でも、こ...全文を見る
○委員長(蓮舫君) 黙祷を終わります。御着席ください。     ─────────────
○委員長(蓮舫君) 委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、小野次郎君が委員を辞任され、その補欠として寺田典城君が選任されました。     ─────────────
○委員長(蓮舫君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異...全文を見る
○委員長(蓮舫君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に中泉松司君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(蓮舫君) 東日本大震災復興の総合的対策に関する調査を議題といたします。  まず、東日本大震災復興の基本施策について、復興大臣から所信を聴取いたします。根本復興大臣。
○委員長(蓮舫君) 次に、平成二十六年度復興庁関係予算について、復興副大臣から説明を聴取いたします。谷復興副大臣。
○委員長(蓮舫君) 以上で所信及び予算の説明の聴取は終わりました。  本件に対する質疑は後日に譲ることといたします。  この際、坂井復興大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。坂井復興大臣政務官。
○委員長(蓮舫君) 次に、先般本委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。高階恵美子君。
○委員長(蓮舫君) 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時三十七分散会
03月14日第186回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫です。  まずは、二〇二〇年に予定されている東京オリンピックについて、パネルを御覧いただきたいんですが、(資料提示)文部科学大臣にお伺いをいたします。  メーン会場が予定されている新国立競技場、一千八百億円を掛けて実に巨大なものを造ろうとしてい...全文を見る
○蓮舫君 壊して二百億、建てて千八百億、足して二千億の箱物事業です。その財政負担を現段階で誰が幾ら担うかまだ未定と聞いておりますが、これ、見通しはどうなるんでしょうか。
○蓮舫君 totoの売上げの一部といっても、売上げの五%上限がこの財源に使われる。totoの去年の年間売上げは一千億ですから五億しか使えない。それで二千億を造ろうとして、東京都が幾らか、国が幾らか、どういうふうに負担をするか、実はまだ決まっていないんですね。  東京オリンピック...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。  収入が五十億、支出が四十六億、その差額四・四の黒字が出るという計算です。一番収入が大きいのが企業賃貸スペース十四億、会員シート・迎賓事業十四億。これ、細かな数字もいただきました。中を見ると、最も利益率が高いのが会員シート・迎賓事業、売上げが二...全文を見る
○蓮舫君 一年を通じて貴賓室を貸切りで使えるいわゆるボックスシート、それを一室一千万円で六十七室買ってもらう。それで年間売上げが六・七億。そのほかに年会費二十万円、十二万円の特別席を会員シートで一万席買ってもらう。これだけで売上げが十五億。合わせて二十二億という実にざっくりとした...全文を見る
○蓮舫君 野球は年間七十二日間あります。一種類の競技をボックスや必ず席が取れるシートで見るという需要は確かにあると思う。ただ、新国立競技場で行われるのは三種類、陸上、サッカー、ラグビー、合わせて三十六日。  その中で、大規模大会に陸上競技を入れているんですが、これ大臣、確認しま...全文を見る
○蓮舫君 つまり、二〇二〇年オリンピック用の常設サブトラック建設、二百七十億円の費用、用地買収が掛かるから、高いから、だから十四億で整備できる仮設になったんですね。  オリンピックの後、この仮設トラックは撤廃をしますので、この新国立競技場だけでは十一日と予定をしている陸上競技は...全文を見る
○蓮舫君 いや、開催できないんですよ、二百七十億を掛けて用地買収して常設のサブトラックを造らないと。でも、それがないのに、ほかで収入が見通しできる、実に甘い試算だと思うんですが。  確認をしますけれども、この収支の見通しは、フィージビリティースタディー、FS、事業可能性は検証し...全文を見る
○蓮舫君 いや、私が伺っているのは、第三者の意見ではなくて、FS、事業可能性検証はしましたかと伺っているんです。
○蓮舫君 通常、大規模な施設を造るとき、企業とか、自治体も国もそうなんですけれども、事業可能性は検証します。その場合、十年、二十年、あるいは、耐用年数を考えたときに改修費等も出てきますので、それも含めて投資をして、設備投資をして回収できるかという長期見込みを収支で見ていく。  ...全文を見る
○蓮舫君 事前にヒアリングをしたときは、一年限りの収支見通しで見ていますと言われました。どっちが本当ですか。
○蓮舫君 委員長、資料を請求します。
○蓮舫君 新国立競技場の長期にわたる収支見込みの資料の請求をお願いいたします。
○蓮舫君 ありがとうございます。  なぜここにこだわるかというと、二千億の箱物を建てて、実にざっくりとした収支見通しで毎年四億の黒字が出るから大丈夫と。ただ、その二千億の財源はまだ決まっていない。本当にこれは私は、造ってしまっていいのかどうなのか立ち止まりたいと思う。  なぜ...全文を見る
○蓮舫君 検討だけなら誰でもできます。是非これは行革の視点で見直していただきたい。ギリシャがアテネ・オリンピック以降に財政破綻に向かった道というのも世界には前例がありますので、これは引き続き私は追いかけていきたいと思います。財源は無限ではありません。安倍内閣で大変な努力をされて税...全文を見る
○蓮舫君 一千四百三十億円に更に補正で三百を乗せていませんか。
○蓮舫君 千七百三十億円の基金です。財源は復興増税です。この千七百三十億円が一つの法人が預かって、補助する企業が採択されたらその企業にその基金から補助金が支払われる。この基金設置法人はどこに委託されましたか。
○蓮舫君 厳正な審査で一般社団法人地域デザインオフィスに落札された。デザインオフィス、フリップ御覧いただきたいんですが、この事業の基金設置法人公募が掲載された昨年の四月の十日、その日に登記を変更して、法人の事業に基金管理事業を新たに追加をしています。  そして、元々いた理事、こ...全文を見る
○蓮舫君 デザインオフィスはその四つの条件全てを満たしていますか。
○蓮舫君 実際に経済産業省に提出された所在地を調べました。地域デザインオフィスの所在地は、シェアオフィスのビルでした。しかも、実際の事務所スペースはありません。何があったか。ポストです。メールボックスしか借りていないことが分かりました。千七百三十億円の国民の税金を預かるその法人に...全文を見る
○蓮舫君 経産大臣、公募が行われた四月十日のときの登記をしている事務所は、このメールボックスです。大臣が今おっしゃったレンタルオフィスは、五月の二十日に借りられています。四月十日の時点でこのレンタルポストだったということは御存じでしたか。
○蓮舫君 公募で審査をする段階で適切な事務所があることと要領に書いてあるのに、あなたに落とすからちゃんと借りてくださいというようなことを言えば、どんな法人にでも、千七百三十億の膨大な国民の税金を預けるところとして適切なんでしょうか。(発言する者あり)
○蓮舫君 済みません。ほかに手を挙げた二社は、じゃ、事務所もなかったんでしょうか。
○蓮舫君 公募要領を見ると、前提で事務所を借りればいいという審査基準、ないんですよ。  じゃ、次に伺います。  この公募要領では、ほかにも、法人の信頼性があるか、あるいは基金管理の安全性と透明性が確保されるかと。当然です、大変大きな額ですから。ただ、一般社団法人地域デザインオ...全文を見る
○蓮舫君 もう公募で採択された時点から国民の疑惑を招いているんですよ。  法人の信頼性に疑義がある、そして誰もが簡単に、その信託のどこに預けているか、別に特別的に会計で、別途会計で管理されているかというのは誰も見ることができないんですね。そういう部分で私は極めて情報公開に後ろ向...全文を見る
○蓮舫君 話をそらさないでください。事業そのものを止めろと私は言っていません。六百六十六億円の百五十一件の事業は既に採択をされているけれども、事業が終わった後に補助金が来ますから数年の時差があります。これに対して私は、しっかりと進めることに対しては全面的に支援をするし、止めろとは...全文を見る
○蓮舫君 こんな住所の実体のないところに千七百三十億円の基金設置法人を委託をしたのか、その流れを調査していただいて、その上で大臣がおっしゃるように問題ないという結果を出していただければ我々も納得はします。復興のためにそれは当然だと、そこは引き下がりたいと思います。そこは調査をしま...全文を見る
○蓮舫君 もう一回言います。事業を止めろとか復興を遅くさせようなんて私は一言も言っていない。大事な事業だということも最初から丁寧に言っています。ただ、そのお金を預かった基金設置法人の公募のその流れに疑義があるから調べてください、ただそれだけをお願いしているんです。
○蓮舫君 今大臣、コストが最も安いと言いました。それはそうでしょう、事務所がレンタルポストなんですから。それよりも信頼のある中身、法人の大切さを私たちは重視したい。これは行革に対する姿勢が、今の政権、私たちと全く違うということで、もうこれは終わらせていただきます。  次に、公益...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。  宝くじ売上げから行う広報事業が自動的に二つの、国と地方公共団体の天下りがいる公益法人に流れて、そこから、法人からまた自治体に戻して、あるいは更に天下りがいる公益法人にお金が流れる、こういう構造がおかしい、中抜きではないか、かなり豪華なオフィス...全文を見る
○蓮舫君 従来と変わっていない。  承認基準は、宝くじの健全な発展のための社会貢献広報を行うことを目的とする公益法人、財団法人であること。この目的に担う従来委託を受けていた二法人以外の法人というのはありますか。
○蓮舫君 つまり、中身は改革を行ったと言いながら、実は問題と指摘された二つの公益法人に仕事がこれからもずっと独占受注される基準になったんですよ。  総務省担当者に事前にヒアリングをしました。広報事業の中身は検討したが、どの法人に再委託するかは実は検討していない、既存の法人が前提...全文を見る
○蓮舫君 よく分かりました。改革は行わないということですね。非常に残念です。  もうまさに、あと二週間ぐらいしたら消費税が五%から八%になります。増税です。これは、この人口構造の日本の中で次の世代の負担を緩和をして、高齢者と子育てを全ての世代がひとしく支えていくことによって社会...全文を見る
○蓮舫君 丁寧に長い答弁でしたが、中身が全く分かりませんでした。何をやったかというのが分からない。  行政事業レビューと言いましたけれども、確かにやっていただいた。これ継続していただいていることには感謝をしますが、去年、行政事業レビューで四千八百億円が非効率だと省庁自らが判断し...全文を見る
○蓮舫君 安倍内閣の予算編成、補正も含めて四回あったんですが、これを見ると、本来当初予算に盛り込まなければいけない予算を補正に先倒しすることによって当初予算の上限値を下げているように使われているんではないかと思えるんです。補正予算と当初予算は財政法的には別ですから。私、こういうこ...全文を見る
○蓮舫君 いいかげんな予算とは一言も言っていません。財務省が出した平成二十六年度予算のポイントで二十五年度補正予算と一体的に編成と書いてあるから、その部分について伺ったんです。それはいいです。時間がありません。  総理、ありがとうございます。  調査のみならず、私、これ告発の...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。  私は、補正予算を多く積み過ぎることが今回の全ての発端だと思っています。使い切れない、消化しなければいけない。今年の補正予算は二月六日に成立しました。そこからいわゆる公募を掛けて、相手を落として、全国で展開できる集中訓練事業、できないから、民間...全文を見る
03月18日第186回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○委員長(蓮舫君) ただいまから東日本大震災復興特別委員会を開会いたします。  政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、復興庁統括官菱田一君外七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異...全文を見る
○委員長(蓮舫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(蓮舫君) 去る十二日、予算委員会から、本日一日間、平成二十六年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、東日本大震災復興について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。  予算の説明につきましては既に聴取しておりますので、これより質疑...全文を見る
○委員長(蓮舫君) 根本大臣、時間が限られていますので、短めの答弁を。
○委員長(蓮舫君) 以上をもちまして、平成二十六年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、東日本大震災復興についての委嘱審査は終了いたしました。  なお、委嘱審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    ...全文を見る
○委員長(蓮舫君) 御異議ないと認め、さよう決定します。  本日はこれにて散会します。    午前十一時五十一分散会
03月26日第186回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○委員長(蓮舫君) ただいまから東日本大震災復興特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、岩城光英君が委員を辞任され、その補欠として堂故茂君が選任されました。     ─────────────
○委員長(蓮舫君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  東日本大震災復興の総合的対策に関する調査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議...全文を見る
○委員長(蓮舫君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     ─────────────
○委員長(蓮舫君) 東日本大震災復興の総合的対策に関する調査を議題とし、東日本大震災復興の基本施策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(蓮舫君) 高木副大臣、質問は、費用対効果についてどのように考えるかという質問でございます。もう少し丁寧にお答えいただけますか。
○委員長(蓮舫君) 今のは後刻理事会で諮らせていただきます。
○委員長(蓮舫君) 礒崎君、時間が来ております。
○委員長(蓮舫君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、堂故茂君が委員を辞任され、その補欠として森屋宏君が選任されました。     ─────────────
○委員長(蓮舫君) 寺田君、時間が来ております。  根本大臣、短めに答弁を。
○委員長(蓮舫君) 大臣、時間が来ておりますので、短めに。
○委員長(蓮舫君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後五時十七分散会
04月21日第186回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○委員長(蓮舫君) ただいまから東日本大震災復興特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、森屋宏君、若松謙維君、山本香苗君、増子輝彦君、吉田博美君、小川勝也君及び片山さつき君が委員を辞任され、その補欠として岩城光英君、杉久武君、矢倉克...全文を見る
○委員長(蓮舫君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。   ...全文を見る
○委員長(蓮舫君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に相原久美子君及び杉久武君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(蓮舫君) 東日本大震災復興特別区域法の一部を改正する法律案を議題といたします。  提出者衆議院東日本大震災復興特別委員長秋葉賢也君から趣旨説明を聴取いたします。秋葉衆議院東日本大震災復興特別委員長。
○委員長(蓮舫君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。──別に御発言もないようですから、これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  東日本大震災復興特別区域法の一部を改正する法律案に賛成の方の起立を...全文を見る
○委員長(蓮舫君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(蓮舫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時六分散会
04月23日第186回国会 参議院 本会議 第19号
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○蓮舫君 ただいま議題となりました法律案につきまして、東日本大震災復興特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、復興整備事業の実施の状況に鑑み、復興整備事業に係る土地収用法の規定による裁決申請書の添付書類の一部を省略することができることとし、及び緊...全文を見る
05月13日第186回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○蓮舫君 民主党の蓮舫です。  医療イノベーションを国家戦略として実現するために政府の中に司令塔機能をつくる、その司令塔機能がつくった計画を実現するために新しく独立行政法人をつくる、その二つの法案審査です。  その新しい独法には理化学研究所、独立行政法人からも人が移管をされ、...全文を見る
○蓮舫君 信頼されていたということでございます。  確認なんですが、一月二十八日の会見というのは、STAP細胞の実験が成功したということについて、理研としての発表だったのか、それとも小保方さん研究者個人としての発表だったんでしょうか。
○蓮舫君 共同研究の成果として理研として発表をされて、その会見時においては理研としてもその成果を信頼していた。ところが、その後、ネット等で不正疑惑が指摘をされて、理研として研究を調査をしてきた。  確認なんですが、理事長、この不正を事前に組織として把握することはできませんでした...全文を見る
○蓮舫君 小保方さんがユニットリーダーを務めておられる細胞リプログラミング研究ユニット、それはセンター長の戦略プログラムの一つとして発生・再生科学総合研究センター、CDBに設置をされています。CDBは理事長、理事と直結をしています。  確認なんですが、このユニットチームとセンタ...全文を見る
○蓮舫君 センター長と小保方氏の連携は分かりました。  直結している理事長との連携はどうでしょうか。
○蓮舫君 理研内では、本当に多種多様な研究が同時進行で行われているんですね。その研究内容のチェックを全部する仕組みというのは、私はこれ非現実的だと思います。  ただ、チームが理研の名前で世界に権威ある学術誌、ネイチャーとかサイエンスに投稿するときに、年間の投稿は理研では大体二百...全文を見る
○蓮舫君 私がお伺いしているのは、ネイチャーとかサイエンスとか、千本あって採択率が八%と聞いています。その八%の中の相当優秀なものというのはなかなか、見通しがもしできた場合に、その論文の内容を投稿して掲載される直前に理研としてチェックはするんですかと聞いているんです。
○蓮舫君 事前に理研の担当者の方とお話をお伺いして、理研経営者陣の下に研究分野別のセンターが実にフラットに並んでいて、それぞれが独自に更に分化した研究チームをたくさん抱えていて、研究内容、発表、成果の責任というのはそれぞれのチーム内で完結していると伺いました。  確かに、管理を...全文を見る
○蓮舫君 事実関係を伺ってまいります。  今回、調査委員会が小保方さんの不服申立てを受け審査をした。その結果、再調査の必要なしという。それは、切り張りした画像を真正でないものに加工した、すなわち改ざんがあった、そして、そのことを悪意がある、知っていたとしたんですね。この画像改ざ...全文を見る
○蓮舫君 端的に答えてください。
○蓮舫君 二〇一二年四月、小保方さんを客員として迎えていた理研の若山研は、STAP細胞論文をネイチャーに実は初投稿しています。これは掲載が拒否されているんですが、この審査を担当したレフェリーから相当厳しいコメントも返されている。このコメント、どういうものでしたか。
○蓮舫君 何百年にもわたる細胞生物学の歴史を愚弄するというコメントです。そのコメントを受けて返されて、その僅か三か月後、七月に、掲載拒否された論文に新たな画像を追加して、小保方さんもいる研究チームはSTAP細胞論文を今度はサイエンスに投稿しました。  これは調査委員会の調査で明...全文を見る
○蓮舫君 日本語で。
○蓮舫君 その時点で既に切り張りといいますか加工があるということがレフェリーから指摘をされている。それが二〇一二年の七月。二〇一二年の四月のネイチャー一回目の投稿も二〇一二年の七月のこのサイエンスの投稿時にも、この加工された画像を使った論文は若山教授の名前で出されています。若山研...全文を見る
○蓮舫君 若山さんは論文は持っているけど図は持っていなかった。けれども、このレフェリーからの図が加工されたというコメントを受け取って、かつ今回の理研の調査委員会に資料として提出したのは若山さんじゃないですか。若山さんは知っていたんじゃないですか。
○蓮舫君 済みません、何でここ、こだわったかというと、若山さんは当時理研に所属していたんです。所属をしていた人が、自分たちが投稿した世界的権威ある学術誌のレフェリーからもらったコメントに対してセンター長に報告はしなかったんでしょうか。そこの連携が取れていないことが実は私は最大の問...全文を見る
○蓮舫君 小保方さんは、そのサイエンスから指摘された切り張りを正すことなく、その八か月後に同じ画像を使用して再度ネイチャーに投稿しています。その同じ月に理研のユニットリーダーに就任しています。  ユニットリーダーに就任するには、センター長の推薦があって、それが理事会で諮られて、...全文を見る
○蓮舫君 直接所属をしていた、当時、小保方さんは客員研究者ですけれども、所属をしていた理研の若山さんに確認を取っているかどうかも分からない。内部からふさわしいという推薦書、外部三人の推薦書があって、彼女がふさわしいと判断したということですか。
○蓮舫君 ありがとうございます。  一連の話を聞いていて、恐らく誰かがどこかで気付く、そういう要素が振り返ってみるとあったと思うんですね。それが連携が取れていなくて、流されるように今回の事態になってしまった。  理事長は、今回の一連の騒動の中で未熟な研究者という言い方をよくさ...全文を見る
○蓮舫君 理事長の思いは分かります。ただ、若手、女性を登用したいという思いが今回のことでむしろ後退してしまわないように、若手が萎縮しないように、若手切りで終わらせてしまうというような印象にならないように是非ガバナンスを取っていただきたいんですが、一点、確認をいたします。  独立...全文を見る
○蓮舫君 不正が起きてから発言をもらっていると聞きました。不正が起きる前に監事は何か監査をしましたか。
○蓮舫君 事前にお伺いすると、監事は、この事件が起きて、不正が起きてから、重要な理研の会議の中で監査による確認の重要性についての発言を行ったと。当たり前じゃないですか。だから、千二百万円の年収で監事をお二人雇って、理研の中の不正が出ないように業務を監査する役割を担っているのに、不...全文を見る
○蓮舫君 議論でなくて、実際に仕事していただきたいんですね。ふだんどういう仕事をされているのか。恐らくしていないということに残念ながら受け止めざるを得ないんです。  せめて今後、未熟な研究者が失敗を起こさないように、研究の中身そのものに踏み込むのは私は適正ではないと思いますが、...全文を見る
○蓮舫君 委員長は何で辞任されたんですか。
○蓮舫君 どんな疑義ですかと聞いているんです。
○蓮舫君 調査委員会の委員長がネット等で、御自身が過去乳がん等で提出した論文で活用した画像に切り張りがあるという指摘を受けて、本人は不正でないとしながらも辞めました。  ほかに調査委員会の理研に所属している二名も、同じように過去提出した五本の論文の画像について切り張りがあると指...全文を見る
○蓮舫君 その三人の調査が終わる前に、どうして同じ疑義が指摘された小保方さんの調査結果だけを出すことができるんでしょうか。答えてください。
○蓮舫君 ならば伺います。  中身が違うと判断するのは、予備調査の調査委員じゃないですか。何で理事が判断するんですか。じゃ、小保方さんの不正も理事が判断すればいいじゃないですか。  科学の下で悪意があったか不正があったかと調べるのは、調査委員会が第三者的な目でしっかりと調査を...全文を見る
○蓮舫君 答えていただいていないんです。つまり、ダブルスタンダードなんですね。  小保方さんの問題だけはさっさと終わらせて、自分たちの所属をしている正職員である研究者の疑義についてはその後調査をしますという。私、こういうところも一つ、理研の信頼回復のときに非常に大事なことだと思...全文を見る
○蓮舫君 規定に沿って選んだ人選までは私も正しいと思います、規定ですから。ただ、その後に小保方さんと同じ、調査対象と同じ疑義が出て、理研の中で予備調査が行われていて、今日にも二人は結果が出る、もう一人はもうちょっとで出る。全員の結果が出た後に小保方さんから申請があった再調査につい...全文を見る
○蓮舫君 残念ながら言葉が通じていないと、今すごく残念です。  済みません、じゃ、最後にちょっと確認をさせていただきます。  理事長、STAP細胞はあるんでしょうか。
○蓮舫君 二つに分けてやっぱりきっちり整理した方がいいと思います。論文に不正があったら、これはもう絶対やってはいけないから再発防止を講じる、独法の中のガバナンスを講じる、で、次の若手研究者に同じ轍を踏まさない、これは是非やっていただきたい。  ただ一方で、STAP細胞という発想...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございました。  野依理事長、あるいは理研の皆さん、ありがとうございました。どうぞ御退席なされて結構です。
○蓮舫君 日本医療研究開発機構、新たに独立行政法人をもう一つつくるという法案を今回政府は提出されてきました。私は、理念は賛成します。我々の政権時の医療イノベーション推進と全く同じ考えなんですね。  ただ、大きく違うのは、私たちは政府の中で調整をして縦割り行政の弊害を外そうと思っ...全文を見る
○蓮舫君 趣旨は分かるんですが、独立行政法人はやっぱりその制度としての限界があるんですね。今回の新しくつくる機構というのは、ほかの研究開発独法から研究を寄せる、で、ファンディングをする、あるいは人も寄せる。ただ、医療イノベーションということで、インハウス研究と新しい機構の予算はす...全文を見る
○蓮舫君 独立行政法人の制度そのものが生まれたのは、独法間の調整とか縦割り行政の弊害を除去するためではなくて、行革です。国が行っていた事業をそれをそのまま外に委ねたら民間が担わないであろうから、だから独立行政法人を使って、税金で運営費交付金を渡してその実務を確実に担うというふうに...全文を見る
○蓮舫君 総合調整は恐らく政府に設置されたその本部で行うことは分かります。だけれども、予算の一円からどうのこうの、各省のこの調整がどうのこうのという細かいところは恐らく本部機能ではなくて中核を担う独法が担っていくんです。そのときに総合調整というのは独法にはできないということを指摘...全文を見る
○蓮舫君 予算関連かどうかだけでずれたという話ではないと思うんですよ。独法が本来持っている部分でうまく総合に機能していないという問題を解決せずして、どうしてこっちの法案の方が優先されるんでしょうか。
○蓮舫君 今回提出された独立行政法人通則法、後にこの委員会でも審議されることになると思うんですが、私たちが政権時に作った法案とほぼ中身が一緒です。やっぱり踏襲されている。それは有り難いと思っているんですが、ならば、一年間、政権回復した後に凍結していた時間が本当にもったいないと思っ...全文を見る
○蓮舫君 医療に関する成長戦略、恐らく新しい機構に移るであろう研究テーマの内容、PMDAはこれまでも中期目標で掲げて行動してきた。  厚労省内に設置された独法評価委員会では、そうした革新的医薬品や医療機器や再生医療製品の実用化等について、これまで勧告とかあるいは業務運営の改善に...全文を見る
○蓮舫君 文科省にお伺いします。  科学技術振興機構が達成すべき中期目標では、独創的なシーズの創出から研究成果の企業化開発に至るまで切れ目なく推進すること、科学技術イノベーションの創出の目標に対して機構の中期計画はどうなっていますか。
○蓮舫君 今長々御説明ありましたが、基礎研究から研究成果の展開を切れ目ない支援を行うという目標と計画なんですね。  こういう独法が行っている計画に対して、過去、文科省内に設置された独法評価委員会では、勧告、業務改善、これまで出されたことありますか。
○蓮舫君 経産省に伺います。  課題解決型国家の実現に向けた研究開発の重点分野として示した産総研のライフイノベーション推進中期目標に対する中期計画、具体的にどんなものがありますか。
○蓮舫君 あっ、今日来ていない。分かりました。じゃ、いいです。
○蓮舫君 失礼しました。  今お伺いをした独立行政法人の評価委員会の評価された項目というのは、新しく設置される独立行政法人の機構に恐らく移管をされる、ファンディングされる研究内容です。現在の独法の制度の下では、それぞれ評価を見ると、S、SS、A、物すごく評価が高いんです。つまり...全文を見る
○蓮舫君 厚労、文科の政務の方、もうほかに質問ございませんので、退席されて結構です。
○蓮舫君 菅官房長官の御指摘されること、全く共有しているんです。これだけ平均寿命が延びているけれども、健康寿命が残念ながらそこに追い付いていない。あるいは、社会保障の給付費の増大というのはやはり医療、介護、この部分に占めるものが多いので、なるべく元気な御高齢者の方を増やして、そし...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。自主性、自律性を重んじるために関連大臣の関与をやはり最小限に抑えるということですね。  官房長官にお伺いします。機構法案の十八条、この主務大臣はどなたでしょうか。
○蓮舫君 資料二に付けさせていただきましたが、担当大臣が四人もおられるんですね、この独立行政法人には。政府直轄の仕事を独法が担うこと自体も私は独法制度の趣旨とは違うと思うんですが、担当大臣が四人いる。そうすると、その法人の裁量、自主性、自律性というのがむしろ縛られるのではないかと...全文を見る
○蓮舫君 総務の政務三役の方もお帰りいただいて結構です。
○蓮舫君 官房長官、私が指摘しているのは、担当大臣を設ける設けないということではなくて、担当大臣が多過ぎるゆえに独立行政法人の様々な作業が増えるのではないかという懸念を持っているんです。新たな機構の主務省は内閣府です。独法は、所管省庁に設置された評価委員会の評価を経て、重要事項を...全文を見る
○蓮舫君 十九条の中身で、この機構が評価委員会に評価を受けるものは何ですかと伺っているんです。
○蓮舫君 十九条を読みますと、この新たな独立行政法人の機構が作る中期計画、財務諸表、剰余金の使途、借入金の是非、不要財産の国庫納付、役員の報酬などそれら全てを、あるいは、毎年度の業務実績評価に至るまでを文科省、厚労省、経産省のそれぞれの独法評価委員会の意見を聴いた上で、更に同じ項...全文を見る
○蓮舫君 いや、じゃ、内閣府の独法評価委員会だけで事足りるとすればよかったんではないですか。
○蓮舫君 ここを一番危惧するんです。結局、縦割り行政を排するといいながら、全ての省庁の関与が残ったままなんですよ。だから、その所管は内閣府に置かれるんだけれども、経産、厚労、文科のひもがずっと付いているということがむしろ私は新しい独法の業務量を増やしてしまうことにつながると懸念し...全文を見る
○蓮舫君 医療イノベーションの司令塔機能というからには、やはり関係省庁を超えた強い内閣の主導と省庁横断的な予算編成とその配分の一括管理というのは、私はこれは欠かせないと思っているんです。恐らくそれが内閣に設置された本部が司令塔機能で調整をするということになるんだと思うんですが。 ...全文を見る
○蓮舫君 確認です。予算など資源配分のいわゆる優先順位を本部が付けるということですね。
○蓮舫君 そうすると、例えば実用化が見込まれるシーズがPD、POの目利きで見付かったと、iPS細胞が研究開発された後にやはりそこには予算が大きく配分をされて今実用化に向けて走っているという前例もあるように、何か成果を生むであろう、実用化されるであろうシーズが見付かった場合には、そ...全文を見る
○蓮舫君 資料四に付けさせていただきました科学技術関連予算の推移なんですが、もうこの五年間、大体同じぐらいの規模で推移しています。つまり、科学技術関連予算のパイというのは限られている。今回の法案二つが通ったところで、ここが大きく増える余裕は我が国財政には残念ながら現状まだないと。...全文を見る
○蓮舫君 九分野に中核の分野を絞り込んでいくと。各研究においても、その中核分野に沿った思い切った優先順位を付けて適切な資源配分をしていくと。有望なシーズがあった場合には削られるところと増えるところがある。そうすると、随分と関係省庁、あるいは研究者、関係機関、あるいは議員、関係団体...全文を見る
○蓮舫君 衆議院のこの日本版NIH法案の審査の議事録も読ませていただきましたが、やはりそういう懸念の声が相当多かったというか、この予算は切らないでくれという質問が随分多くて、私、行革を担当していたからすごくその痛みが分かるんですね。限られたパイの中で優先順位を付けるということは、...全文を見る
○蓮舫君 総理が本部長で全閣僚がその本部のメンバーだから大丈夫だという説明を先ほど来お話しになられておりますけれども、そうした会議というのは往々にして、官僚に用意された原稿を所管担当大臣が、この分野は大事だからこの予算はもっと計上したいという予算要求発言につながることもあるんです...全文を見る
○蓮舫君 独立行政法人への運営費交付金というのは、その独法から三年から五年の中期計画の内容や目標、それに沿って運営費交付金の算定ルールを含めた予算をつくって、各省の評価委員会の評価を得て、各省の大臣の認可を受けることによって決められると。  そうすると、運営費交付金の算定という...全文を見る
○蓮舫君 理事長は独法を代表してその業務を総理する、つまり全体を統一して管理をする。  ところが、今回内閣官房から資料をいただいた資料五なんですけれども、例えば九つのプロジェクトの中の一つ、医薬品創出の基盤強化に向けてなんですが、きれいに予算が色分けされているんです。これ、各省...全文を見る
○蓮舫君 資料六で作成をしたんですが、今回の九分野で、赤いのが既存事業です。青いのが新規事業です。ほとんどが既存事業で、それぞれの省庁で、例えば実用化のめどがもしかしたら立たないかもしれないけれども、基礎研究として大事だったと思われるものも含まれている。その優先順位を付けるといっ...全文を見る
○蓮舫君 この百二人は出向ですか。
○蓮舫君 人も予算も各省、各省所管の独法から集約して始めるというのがこの機構のスタートなんですね。九つの分野の中身は大半が既存予算ですから、従来同様、広く薄くならないように是非していただきたい。  そのためにも配分の一括管理、これ、ちょっともう一回確認ですが、さっきの五ページ目...全文を見る
○蓮舫君 そうすると、独法の理事長の自主性、自律性はどこにあるんでしょうか。
○蓮舫君 いや、官房長官、運営費交付金を、じゃ、自由に使えるんですね。言っていることが矛盾しておられますが。
○蓮舫君 いや、運営費交付金というのは各省から移管されてきたファンディングの予算が入っているんです。それが決まったときに理事長の判断で好きなところに再配分をすることができるんですかという確認です。
○蓮舫君 分かりました。各省庁の縛りが理事長の判断で外されて、資料五のようなミシン目ではなくて、シーズが発掘された場合には、文科省の予算だったものが厚労省の研究に回されるとか、経産省の予算に回されることが可能だという理解で受け止めました。いいですね、それで。
○蓮舫君 時間がないので最後の質問にさせていただきますが、一点確認させてください。  新たな機構の事務所をなぜ東京とされるのでしょうか。
○蓮舫君 政府が同じく進めている国際戦略の中で総合特区があります。国が規制、制度の特例措置、税制、財政、金融上で支援している特区として京浜臨海部にライフイノベーション特区をつくっています。この地域の目標は何でしょうか。
○蓮舫君 まさにこの特区では、個別化、予防医療時代に対応したグローバル企業による革新的医薬品、医療機器の開発、製造と健康関連産業創出のための規制の特例措置、税制、財政、金融上の支援措置等を活用して、革新的医薬品、医療機器の開発、製造と健康関連産業の創出を行っているんですね。  ...全文を見る
○蓮舫君 医療はここだけですよ。
○蓮舫君 官房長官、密接な連絡というのは、もう今どういう形でも取れますから、地域的に離れていても、ならば現実的に、同じ国家戦略で進めているライフイノベーション特区に置いた方が私はより現実的ではないか。だから、東京都に置くと条文になっていますけれども、東京都でも比較的そこに近い地域...全文を見る
05月15日第186回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○蓮舫君 民主党の蓮舫でございます。  三人の参考人の先生方、大変お忙しい中、今日はお越しいただけたこと、そしてそれぞれのお立場、それぞれの角度から両法案に対する御指摘をいただいたこと、心から感謝を申し上げます。非常に勉強になりました。  まず、武村参考人にお伺いをしたいんで...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございました。  やはりその地域で、現場で医療を頑張っておられる方たち、その関係者の方たちも、あるいは実用化に向けて汗をかいておられる関係者の方たちも、実際に研究の現場で本当に御努力をされている方たちも、やっぱりこの方たちの意識が一つの方向性を見ていただくと...全文を見る
○蓮舫君 濱口総長が以前雑誌のインタビューを受けておられて、政治家や経済人は早稲田と慶応に任せて、そして官僚は東大、京大に任せて、科学者は名古屋大学がつくっていくと。極めて目標がはっきりしている大学だなと私は思っているんですが、一点これ、聞かせていただきたいんです。  今回の法...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。  永井参考人も先ほど人材の育成の大切さに言及をされておられましたけれども、今回の法案通って実際に動き出すときにやはり一番大きなキーとなるのは、私はプログラムディレクター、プログラムオフィサー、その目利きという部分に随分と力が出てくるんだと思うん...全文を見る
○蓮舫君 時間がもう限られているんですが、最後になりました、濱口参考人には、私たちの政権のときからもこの医療イノベーションの推進に大変な御尽力をいただきましたので、今回の両法案に対して、改めて最大限ここは注意して見ていただきたいというような箇所があれば一つ。  それと私、これは...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございました。
05月20日第186回国会 参議院 内閣委員会 第15号
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○蓮舫君 私は、ただいま可決されました健康・医療戦略推進法案及び独立行政法人日本医療研究開発機構法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び新党改革・無所属の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     健康・医療戦略推進法案及...全文を見る
05月23日第186回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○委員長(蓮舫君) ただいまから東日本大震災復興特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、柳田稔君、杉久武君、矢倉克夫君、三木亨君、堀井巌君、宮本周司君及び田城郁君が委員を辞任され、その補欠として小川勝也君、若松謙維君、山本香苗君、吉...全文を見る
○委員長(蓮舫君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異...全文を見る
○委員長(蓮舫君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に若松謙維君及び中野正志君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(蓮舫君) 東日本大震災復興の総合的対策に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(蓮舫君) 原子力規制委員会田中委員長並びに関係の皆様、御退室ください。
○委員長(蓮舫君) 浮島環境大臣政務官、時間が来ておりますので、手短に御答弁ください。
○委員長(蓮舫君) 大臣、時間が来ておりますのでおまとめください。
○委員長(蓮舫君) ただいま委員から御提案のありました、いわゆる吉田調書に関して復興特の委員が閲覧できるようにするかどうか、これは後刻理事会でお諮りをさせていただきます。
○委員長(蓮舫君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後三時三十七分散会
05月29日第186回国会 参議院 内閣委員会 第18号
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○蓮舫君 民主党の蓮舫でございます。  今回の独法の改正案、政府は、制度本来の趣旨にのっとって法人の政策実施機能の最大化を図り、官の肥大化を防止、スリム化を図る観点から抜本的に見直すと説明。これは私たちが行ってきた行革の姿勢と全く重なりますので、賛成します。  ただ、我々の政...全文を見る
○蓮舫君 財政支出削減だけが目的になってはいけないと思うんですね。今回の独法の改革を得ることによって、国が行うよりも独立行政法人が行った方が効率的、最大効果を発揮するとなった場合には、結果として独法に多くの事務事業を委託した方が国の支出を小さくして最大効果が出るので、相対的に財政...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。  今の目的は、「効率的かつ効果的に行わせること」となっているんですね。ただ、改正案を見ますと、効果的、効率的に行わせるためとなって、そこから目的が離れました。そして、新たに類型化される三類型の独法の種類によって新たな目的がそれぞれ定義をされた。...全文を見る
○蓮舫君 三類型それぞれに新たな目的が定義をされました。我々は、中期目標行政法人と同じような法案の類型化を提案したんですが、我々の法案では、その定義そのものに、「一定の自主性及び自律性を発揮しつつ中期的な視点に立って効果的に執行することが求められるものを行うことを目的とする法人で...全文を見る
○蓮舫君 私たちが政権にいたときに作った法案と現政府の法案、あるいは今回の政府案と民主党とみんなの党の政府案の違い、あるいは現政権下の行革推進会議がまとめた方針と現在政権下の閣議決定の違いを全部精査をしました。  まず、確認をしていきますが、これまでの独法改革においても、いわゆ...全文を見る
○蓮舫君 賛成です。法人努力で自己収入を増やして、それまでの業務に充てていた運営費交付金が減額されないとなると、新たな利益分を新しい事業に投資をしていく、経営側の裁量が広がるんですね。この新規業務が効果を発揮して、更に自己収入の増加につながっていく場合、それまでの法人内での過去の...全文を見る
○蓮舫君 今回の独法の改正、政府案の方針を決めた閣議決定は平成二十五年十二月二十四日です。その四日前の十二月二十日、行革推進会議が「独立行政法人改革等に関する基本的な方針について」をまとめています。行革推進会議の議長は総理ですから、この方針を受けて、政府として独立行政法人改革等に...全文を見る
○蓮舫君 よく読んでいただきたかったとこれは思うんですが、行革推進会議は、経営努力促進として、自己収入増加見込額を充てて行う新規業務の経費を見込んで要求できるものとし、これにより、当該経費に充てる額を運営費交付金の要求額の算定に当たり減額しないこととする、これ今確認しました。とこ...全文を見る
○蓮舫君 当然と思うことは、閣議決定や法律条文で担保しないと骨抜きになるんです。行革大臣はそこをしっかりチェックしなければいけない。細部は本当に細かいところに宿っちゃうんですよ。  つまり、自己収入が増えたときには運営費交付金を削減しないけれども、経営努力をしても経営努力をしな...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。  次に、役員の任命について伺います。  ここは現政権と民主党と本当に大きく違う。今回衆議院で修正されて送付をされてきましたが、法人の長、監事の任命について、私たちの法案は原則公募としました。政府は原則公募を撤回した。  修正前の政府案ではど...全文を見る
○蓮舫君 つまり、必要に応じ公募、候補者の推薦の求め、適任と認める者を任命と、並列になっちゃったんですね、公募が。今回の衆議院の修正でも公募の活用に努めなければならないということで、やはり並列になっているのには実は変わらないんです。これ、なぜ原則公募にしなかったんでしょうか。
○蓮舫君 例外一割のために原則を外すというのは、やはり今の説明では私は納得できない。  今回、独法の自主、自律性、裁量を広めます、自由度を広めます。そうなると、大事なのはやはり情報公開ということになってきますので、透明性を担保させるというのが何よりも大事なんですね。  今大臣...全文を見る
○蓮舫君 説明責任はもちろんなんですけれども、制度として透明性を担保するというのを外しては絶対いけないと思うんです。  私たちの法案では、法人の長、監事の任命は内閣の承認を得て主務大臣が任命としました。公募を得た上で主務大臣が決めたとしても内閣のチェックが入る。でも、現政権では...全文を見る
○蓮舫君 大臣が全て行革の意識があって立派な方だったらいいんですよ。だけど、大臣によっては、時として善かれと思って決めた人事が第三者あるいは国民から見たらお友達人事じゃないか、あるいは近い人の情実人事じゃないかと映ることがある。だから、閣議口頭だけでは、閣議口頭というのは、閣議で...全文を見る
○蓮舫君 次に、法案では公募が「必要に応じ、」と、これ冠が付いていますね。この必要に応じは、平成二十一年九月二十九日の民主党政権下の閣議決定「独立行政法人等の役員人事に関する当面の対応方針について」、この方針によるものでよろしいでしょうか。
○蓮舫君 この対応方針というのは、国民の天下りに対する厳しい批判を受けまして、公正で透明な人事にするために公募を導入し、公募で公務員OBが選ばれた場合は問題としないとする内容です。それを引き継いで法案の必要に応じに当てはめてくださっているんですね。  ただ、その後、政権が替わっ...全文を見る
○蓮舫君 国民に対する説明責任があるという前提ならそれは変えられるということを考えると、この必要に応じの民主党政権の考え方が今後変わる可能性があるから、その確実性を私はどこかでやっぱり担保してもらいたいと思うんです。  我々のときに公募を導入することによって、独法役員に占める退...全文を見る
○蓮舫君 必要に応じ。
○蓮舫君 大臣は引き継いでくださって有り難いんですが、大臣がずっと行革担当大臣、おられるという保証もないので、やはりそれはしっかりと私は何らかの政府決定で担保をしてもらいたいというのを、これは是非どこかでもう一度考えていただきたいと思います。  次に、役員報酬。自民党政権下です...全文を見る
○蓮舫君 私たちの法律案では、内閣総理大臣が定める額を超えてはならないと上限設定を求めたんです。それはなぜかというと、たった一つ、独法の役員というのは公益を追求する立場です。かつ、税金でその運営がカバーされているので、国家公務員の給与を大きく超える支給が国民の理解を得るのはやっぱ...全文を見る
○蓮舫君 柔軟な給与決定権というのは分かるんですが、じゃ、例えば、国会法で一般職の公務員は国会議員の歳費以下との上限規定があります。つまり、次官は国会議員よりも給与が低いことが定められている。行政執行法人、今回新たに設ける行政執行法人の役員の身分は、特別職だけれども公務員です。そ...全文を見る
○蓮舫君 いや、上限を求めていて、法人会計によって例外規定を設けるなら分かりやすいんですが、参酌というところでもうそこは自由に説明責任さえ果たせば高く報酬を設定することも可能になるんですね。  例えば、行政執行法人でいうと造幣局なんかもあります。これは、純正画一で偽造されない貨...全文を見る
○蓮舫君 大臣の言う前提の想定というのは私も理解はするんですけれども、それは法律の条文に書き込むとか閣議決定に書き込まないと、なし崩し的に運用されるおそれがあるから、先ほど来こだわって私は指摘をしているんです。  今日、資料を付けさせていただきましたが、私たちと現政権の独法改革...全文を見る
○蓮舫君 通則法八条三項は、独法が主体的に積極的に業務見直しを行い、将来にわたりと、かなり広い時間軸で事務事業、業務実施の上で必要ないと独法が認めた場合に限って不要財産を処分と規定、そして不要財産は遅滞なく国庫納付と規定をされているんですが、これだと独法が自ら長い時間軸の中で不要...全文を見る
○蓮舫君 行政事業レビューで二重、三重にチェックをするのは当たり前なんですよ。独法の改革を行うのであれば、その改革を行う閣議決定の基本方針に、なぜ不要財産をため込まない仕組みをつくると我々が書いたものを削除をしたのか。これ、大きな私たちとの考え方の違いだと思います。  じゃ、も...全文を見る
○蓮舫君 独法自体が見直しを図らせるためにも閣議決定に書き込んでおかなければいけなかった項目を現政権は削除をしました。  なぜ私たちがそれを書いたかというと、例えば原子力村、人、金の持ちつ持たれつの構造が国民から大きな批判が起きました。日本原子力研究開発機構、独法の機構の職員が...全文を見る
○蓮舫君 民主党政権時代に決めたことを守っているからいいだろうというのは、それは一義的にはいいかなと思えるんですけど、担保されなきゃ駄目なんですよ、閣議決定なりなんなりで。わざわざ基本方針で担保される閣議決定内容から削除をしているのが私は全く理解できないし、それが現政権の行革に対...全文を見る
○蓮舫君 大臣、これ、もう一度ちょっと調べていただきたいと思います。  前々の問合せで事務方から聞いていますが、大臣が答弁している、既に公表されている情報で把握可能なので義務付けを見送ったと。把握可能じゃありません、把握できません。つまり、再就職先、再就職者がいる法人と独立行政...全文を見る
○蓮舫君 資料二枚目に付けました。今どうなっているか調べました。  機構からの再就職者が減ったというんですが、特定関連会社の役員に占める天下りの割合、依然三七%です。関連会社へは四人に一人がまだ天下り。再就職だけならまだしも、併せて随意契約、今大臣が堂々と答弁をされた平成二十年...全文を見る
○蓮舫君 全く違う答弁するのやめてください。  随契がなくなって競争に移ったけれども、URの関連団体がURへの依存率が高まっているのは何でなんですかというと、改革を骨抜きにされている可能性があるんですよ。  いいですか。専門性の高い業種であれば、随契から一般競争入札にしても、...全文を見る
○蓮舫君 これも我々の政権時に書いてあったものが現政権の閣議決定では削除されているんですが、是非これ、今検討するということなので、どうすればいいか。  それは、今回、法人、いわゆる調達改革によって現政権は、随意契約によることができる場合を明確化するとしたんですが、そこに足してく...全文を見る
○蓮舫君 もう一度後で議事録よく見ていただいて考えてください。全てを削除しちゃっているんですよ、大事なところが。  いいですか、先ほど埋蔵金の話ししました。この税金由来で独法経由で関連会社に流れたお金で、関連会社の中でたまり金が我々が政権取ったときにもあったから、それを戻させま...全文を見る
○蓮舫君 それが行革への姿勢と受け止めました。  削除させちゃ駄目なんですよ。今までやってきた様々なうみ、様々な問題、様々なトラブルを、せっかく行革を進めて法律を変えるんであれば、担保される閣議決定の内容には魂を入れなきゃいけないでしょう。行革というのは細かいところに宿るんです...全文を見る
○蓮舫君 最後の改革といっても、この負債をつくったのは自民党政権じゃないですか。ずっとつくっていたものを我々の政権で洗おうって戦ったんですよ。  その上で、今大臣、岡田大臣から引き継いで道筋を示したと堂々と胸を張られるんであれば、本筋である独法改革の閣議決定の基本的方針から十三...全文を見る
○蓮舫君 確認ですが、最近起こった厚労省所管のJEED、高齢・障害・求職者雇用支援機構の問題なんですが、これは、今言った業務方法書の中でこういう官製談合が起きないように規定していただけますか。
○蓮舫君 じゃ、具体的に指摘します。  安倍内閣の補正予算、使い切れなかったんですよ、じゃぶじゃぶ組んで。だけれども、厚労省としては、それはしっかり使わないとやはり政権の意思に反することになるから、無理やりやっぱり企画立案をするんです。無理やり企画立案をすると、その事務事業を担...全文を見る
○蓮舫君 怒りを覚えているんだったら、形にしてくださいよ。形にしないで、思っている、やっていると自己主張をされても、私は信頼したいんですけれども、それは人間関係の信頼であって、政権の担保にはならないんですね。  今回、独立行政法人の自由度、裁量度を高めて経営努力をしていただいて...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございました。終わります。
06月03日第186回国会 参議院 内閣委員会 第19号
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○蓮舫君 民主党の蓮舫です。  三人の参考人の皆様方、今日は大変お忙しい中、貴重な御意見を賜りました。非常に参考になりましたし、勉強になりました。改めて、まずお礼を申し上げます。  この独立行政法人制度、できてから十三年たって、この間、様々な組織あるいは制度の在り方に対して苦...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございました。  そういう意味では、監事、あるいはこの法律が通った上での新しい独立行政法人体系のときの理事長の、何というんでしょうか、力というのは随分大きくなってくると思うんですね。  今回、その法改正をすることによって、我々が想定していたときと一番大きく...全文を見る
○蓮舫君 御指摘ごもっともで、その内閣の行革への思い入れというのはやはり差が過去もあったと思うんですね。常に行革マインドがある内閣だったら安心なんですが。  そこで、私たちは独法の通則法の改正案を出す。やはり基本的には条文に落とし込みますけれども、多くの部分はやはり運用に委ねざ...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございました。  梶川参考人にももう一点お伺いしたいんですけれども、どうしても行革の視点だと削るとか削減するという部分が着目されがちなんですけれども、そうじゃなくて、法人の経営努力が認められて、そのことによって使い勝手が良くなる運営費交付金の在り方も私は必要...全文を見る
06月05日第186回国会 参議院 内閣委員会 第20号
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○蓮舫君 私は、ただいま可決されました独立行政法人通則法の一部を改正する法律案及び独立行政法人通則法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、みんなの党及び新党改革・無所属の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いた...全文を見る
06月20日第186回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○委員長(蓮舫君) ただいまから東日本大震災復興特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、徳永エリ君、宇都隆史君及び滝波宏文君が委員を辞任され、その補欠として田城郁君、佐藤正久君及び宮本周司君が選任されました。     ──────...全文を見る
○委員長(蓮舫君) これより請願の審査を行います。  第七二号子ども・被災者支援法の幅広い適用と具体的な施策の実施に関する請願外八十八件を議題といたします。  本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。  これらの請願につきまして...全文を見る
○委員長(蓮舫君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。     ─────────────
○委員長(蓮舫君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  東日本大震災復興の総合的対策に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり...全文を見る
○委員長(蓮舫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(蓮舫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(蓮舫君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(蓮舫君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時三十五分散会
10月07日第187回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○蓮舫君 民主党の蓮舫です。  まずは、東京オリンピックに向けた国立競技場解体工事についてお伺いいたします。  文科大臣、この解体工事が延期になりました。その理由を教えてください。
○蓮舫君 三月の解体工事公告の結果、予定価格を大幅に上回りまして、六月九日は入札が不調になりました。(資料提示)その後、二回目の入札公告が行われ、八月の二十七日に落札業者が決定。ところが、翌二十八日に、同じ工事に札を入れていた業者が政府調達苦情検討委員会に苦情を申し立てました。大...全文を見る
○蓮舫君 つまり、入札期限十七時の前の十一時の段階で、業者が札を入れた価格を発注者のJSCが順次に開けて、工事内訳書、つまり値段を把握。さらに、その各社の提案する価格を開けて把握するのと同時に、発注者が決める工事予定価格を並行して決めていった。  これ、何が疑われるんでしょうか...全文を見る
○蓮舫君 つまり、各業者の提案した額を知りながら予定価格を発注者が決めるということは、やろうと思えばですよ、落としたい業者の額に合わせて予定価格を決めることができる。逆に言えば、落としたくない業者の額に合わせて予定価格を決めることもできる。これ、内閣府の判断、私、すばらしいと思い...全文を見る
○蓮舫君 発注者はなかったと言うんですけれども、政府の第三者機関の検討で重大な疑義とまで言われているんですね。余りにも甘いんじゃないかと思います。  さらに、苦情のもう一つの大きな争点は談合疑惑です。検討委員会での争点は何で、検討の結果はどうなったでしょうか。
○蓮舫君 つまり、検討委員会は、苦情を受けて、その提出された資料に基づいて判断をしますから、捜査機関ではないので調査ができなかった。つまり、十分に談合があったと立証する証拠がなかったから判断ができなかったというわけで、談合があったかどうかというのはまだこれは分からないんです。 ...全文を見る
○蓮舫君 ちょっと驚いたんですが、政府の検討委員会におけるJSCの主張、今の主張なんですけれども、落札者は入札参加業者の一部を予測していたものと。一部どころか全て結果と一致しているんですよ。それでも落札者の予想なんですか、これは。
○蓮舫君 すごい予測ですね。全て入札する業者がぴったり当てはまっているんですよ、開札前に。  じゃ、伺います。  JSCは、さらに、調達情報がJSCから漏れたという事実は認めなかったという内部調査を出しています。じゃ、何で情報漏れたんですか。
○蓮舫君 漏れていませんか。
○蓮舫君 苦情申立人は、七月二十五日、JSCに官製談合の疑いありと情報提供をしました。どのように扱いました。
○蓮舫君 私から簡単に説明すると、独法の日本スポーツ振興センターは、この談合の疑惑があるという情報が入ったときに、これ正しい判断しているんです。常設されている独法内の契約審議委員会を開催をいたしました。そこで調査をすると。  この審議委員会のメンバーは誰ですか。
○蓮舫君 それは契約審議委員会のメンバーじゃないんじゃないですか。
○蓮舫君 契約審議委員会のメンバーを教えてください。三人。
○蓮舫君 契約の公平性を調べる役割の契約審議委員会のメンバーが、談合疑惑を指摘された調達を扱っている総務担当の理事が委員長、実際に調達業務を担ったJSC職員の管理部部長、財務課長の三人で構成されているんです。  疑われた調達を扱った上司から部下が、その調査をどうやって公平に行う...全文を見る
○蓮舫君 談合が疑われた責任者だけの委員会ではさすがに審議はできないと思って、第三者委員会をつくった。その第三者委員会のメンバーは、独法に必ず設置しなければいけない契約監視委員会なんですね。そのメンバーをわざわざ担当責任者たちの委員会のメンバーに委嘱をしている。  ちょっとこれ...全文を見る
○蓮舫君 そうすると、わざわざ、わざわざ自分たちが疑われているメンバーで契約の審議をする委員会に第三者の視点で独法が設置しなければいけない契約監視委員会のメンバーを委嘱して入れるよりも、そのまま契約監視委員会のメンバーに第三者的視点で談合があったかどうかを調べてもらえばよかっただ...全文を見る
○蓮舫君 そして、その新たに契約審議委員になった三人が、疑われた談合の関係の業者、設計会社にヒアリングをしています。それと同時に、情報を持っていたJSCの担当職員にはヒアリングしましたか。
○蓮舫君 確認します。職員にヒアリングをしましたか。
○蓮舫君 ちゃんと答えてください。  前もって日本スポーツ振興センターにこれは通告もしていますし、ペーパーでもらっています。そのペーパーによりますと、苦情を申し立てた業者、結果的に落札をした業者、解体設計者にはそれぞれヒアリングを行っていますが、JSC関係職員十一人にはヒアリン...全文を見る
○蓮舫君 それは事情聴取なんでしょうか。本当に調査なんでしょうか。  関係の業者にはこの第三者委員会がヒアリングをするけれども、自分たちの職員にはこの第三者委員会に入っていない理事長が個人的にヒアリングをした。これ、通じますか。(発言する者あり)
○蓮舫君 誓約書の中身は何でしょうか。
○蓮舫君 つまり、談合があったか調査をJSCが内部で行ったときに、第三者委員会のヒアリングを担当職員は受けていません。理事長に直接話を聞かされただけで、その上で、私は不正を行っていないという理事長に対する誓約書を提出しているんです。これ、私、やっぱりおかしいと思うんですよね。 ...全文を見る
○蓮舫君 まあ、身内に大甘ということなんでしょうね。  次のフリップ見ていただきたいんですけれども。  今言ったように、確かに、その談合疑惑の指摘と資料調達を受けて、JSCは一生懸命、恐らく国民には理解されないけど、自分たちの中では調査をしたと言っています。二つあったんです、...全文を見る
○蓮舫君 東京オリンピックに向けた解体工事、今回の落札価格は四十億余りです。この四十億余りの解体工事でも入札の不公正さあるいは談合疑惑が指摘されている。これから先、東京オリンピック・パラリンピックに向けた千七百億円規模の大型公共工事があります。  自民党の行革推進本部に出された...全文を見る
○蓮舫君 検討だけですか。
○蓮舫君 談合に対する国民の厳しい視線が余り分かっておられない総理の答弁だと思います。この問題、引き続き質問していきたいと思いますけれども。  次に、女性活躍担当大臣が今回誕生しました。総理、この大臣を創設した理由を教えてください。
○蓮舫君 有村大臣、女性が輝く、両立支援をされるんですか。
○蓮舫君 有村大臣のこれまでのいわゆる言動あるいは様々な発信の内容は、両立支援をしたい女性に歓迎をされるものだったと今自分で思いますか。
○蓮舫君 平成十三年につくられた日本女性の会という団体があります。この副会長は有村大臣。有村大臣は自分のホームページでもそれは紹介しています。そして、高市早苗大臣、山谷えり子大臣、数多くいる自民党議員の中で内閣に集中した人たちが副会長を務めているんですけれども。  有村大臣、こ...全文を見る
○蓮舫君 日本女性の会、サイトの団体の紹介です。女性が働くことが美徳となり、婚期が遅くなり、子供の数が減り、子供を持つ主婦が働くことで家事どころか子育てまでも外注され、保育園で夜遅くまで預けられる子供が増えている。このことが社会を殺伐とさせ精神的に貧困にさせているということに思い...全文を見る
○蓮舫君 この会の主張の最初に出てくるのがこの文言です。全てに私は賛同しているんですかと聞いていません。文言の最初に出てくることに賛同したんですかと聞いている。  更に言うと、二十三年十二月、会の十周年記念式典、副会長として出席をして、日本女性の会のますますの御活躍に期待する、...全文を見る
○蓮舫君 意味が分かりませんでした。  有村さんは二十五年四月のブログで、ゼロ歳児保育の月額十五万円の保育費用を考えたとき、やはりお母さんは家族と共に過ごせるときを提供する方策に重点を置くべき。両立支援を否定しています。さらに、赤ちゃんのときは肌を離すな、これが日本の伝統的子育...全文を見る
○蓮舫君 なるほど、共働きは否定していない。  これは有村大臣が雑誌に書いたエッセーです。下の段です。  保育行政で念頭にしている考えは、両親が責任あるポジションに就いて仕事を続け、十数年以上たって家族機能が破綻し、親子関係において修羅場を経験している方々も実際には少なくあり...全文を見る
○蓮舫君 いや、どんなによく読み込んでも、共働きの両親の子供は数十年後に本当におかしくなると書いているんですよ。
○蓮舫君 その実証として、全ての女性が大臣みたいになりたいという、そういう言動をこれまでしてきているんだったら、私はこんな質問はしていません。  有村さんのこれまでの発信している内容を見ると、やっぱり親は、特に母親は家で子供を見ろと。だけど、今の世の中は本当に格差が広がって、ど...全文を見る
○蓮舫君 それであれば、是非、これは大臣として自民党の政調会長と話合いをしてもらいたいものがあります。  稲田政調会長、これ二〇〇六年の「諸君」ですが、保育所増設の政策などを見ていると、本当に母乳を飲んでいる赤ちゃんを預けてまで働きたいと思っているかなと疑問に思います。実は、そ...全文を見る
○蓮舫君 与党の政調会長の発信が内閣の女性活用と真逆なことを言っていたら、それは議論するのが当然だと思いますが、そう思われないようです。  更に言うと、総理に確認しますけれども、政府は二〇二〇年までに指導的な地位の女性を三割を占めるように第三次男女共同参画基本計画を進めていきま...全文を見る
○蓮舫君 どういう政策進めていきますか。
○蓮舫君 政府が先行して積極的に女性の登用を、各分野に目標数値、達成期限を定めて自主的取組を進めることを推奨と今総理も言いましたが、稲田さんは、二〇〇七年の別冊「正論」で、おいおい気は確かなのかと問いたくなる、女性の割合を上げるために能力が劣っていても登用するなどというのはクレー...全文を見る
○蓮舫君 済みません、JSCの理事長、お忙しいでしょうから、退席してくださって結構です。
○蓮舫君 今総理がおっしゃいました、政府と与党、往々にして意見が対立したり政策が違うときがあって、それをしっかりと見える場所で議論をして国民に説明をするというのは大事だと思うんですが、事女性活用に関しては、稲田大臣と政府が女性活躍という部分は根本的に思想が違うと思います。  例...全文を見る
○蓮舫君 恐らく存じ上げないことだろうから、今日委員会でわざとあえて取り上げさせていただきました。  DVは、それはお犬様と言ってみたり、あるいは保守本道の子育てと言って子供は家で育てるという主張を持っていたり、あるいは高市大臣なんかは、非嫡出子の戸籍の記載は差別だからそれを撤...全文を見る
○蓮舫君 全く普通の感覚が通じないところが、私は非常に残念です。  次に、総務大臣にまず確認をします。  政治家、あるいは後援会、あるいは政党支部が、その選挙区内において寄附をすることを公職選挙法はどう規定していますか。
○蓮舫君 政治家は選挙区内で有権者に対して寄附ができません。これはもう政治家はみんな知っている話です。政党支部も議員名の入ったものは寄附はできません。病気のお見舞品とか運動会の差し入れ、お中元、お歳暮、お葬式の花輪なども寄附であり、政治家が自身の選挙区で行うことはできません。 ...全文を見る
○蓮舫君 つまり、物品とは有価物、つまり価値のあるものですね、商品として価値があるもの。  選挙区で有価物を配ってはいけない、配布は違反、これ、今明らかになりました。総務大臣自ら御答弁いただきました。  長い政治経歴をお持ちで、かつ今年の夏は経産副大臣という要職にあった松島法...全文を見る
○蓮舫君 いや、配布をしたのは分かっているんです。これは何ですかと伺っているんです。
○蓮舫君 これはうちわですね。
○蓮舫君 うちわと解釈されれば、総務省、しっかりとした柄、それにつながる骨組み、これは有価物のうちわに当たりますか。
○蓮舫君 全くはっきりしない、高市さんらしくない答弁、ありがとうございました。  例えば、都道府県の選管をホームページで検索するとすぐ出てきます。埼玉県とかあるいは足利市なんか持ってきましたが、寄附禁止QアンドA、埼玉県の選挙管理委員会の作ったものです。政治家が自分の名前の入っ...全文を見る
○蓮舫君 済みません、ちょっと確認答弁を……(発言する者あり)
○蓮舫君 確認答弁をいただけますか。法務大臣としてはいろいろと影響があるから言えない。どんな影響ですか。
○蓮舫君 うちわには小さく確かに討議資料と書いてあります。でも、討議資料と記載をしても不特定多数に配布をされている以上、このことによって違法性はなくなりません。法務大臣だからそこはよく御存じじゃないですか。  改めて、公選法百九十九の三、法務大臣、これ把握していますか。
○蓮舫君 全く法律を自分に都合のいい解釈をしないでいただけますか。討議資料としても、選挙区内のお祭りで有権者に、不特定多数に配ってはいけないと公選法が禁止をしているんです。  その上で、百九十九条の三、それは御存じですか。
○蓮舫君 条文を教えてください、百九十九条三。
○蓮舫君 百九十九条の三は、ここ、うちわには自由民主党東京十四選挙区支部と書いてあるんですけれども、議員が役職員である団体は、選挙区内においてその氏名を表示する方法で寄附をすることが禁止をされています。つまり、総支部長は松島みどり大臣です。松島みどり大臣が総支部を務める政党支部が...全文を見る
○蓮舫君 法務大臣自身もこれをうちわと認識しているんじゃないですか。でも、うちわと認めると、自分が法律を違反しているということを認めるから言えないだけであって。  総理、法務をつかさどる大臣ですよ、その方がこういうことを自らやっていて、適任でしょうか。(発言する者あり)
○蓮舫君 疑いを受けるものを行ってしまった。これからやりませんじゃなくて、やった人を法をつかさどる法務大臣に任命したのは、私は不適任だったと思わざるを得ません。  次に、安倍総理にお伺いします。  四月に消費税が八%に上がりました。三%の増税です。国民は、それから半年がたった...全文を見る
○蓮舫君 国民は納得していますか、そういうふうに思われますか。
○蓮舫君 納得していただけるには、信頼されるためには二つあると思うんです。一つは、確実にこの増税分が社会保障の充実に使われているという信頼感。もう一つは、無駄に使われていないという信頼感。残念ながら、安倍内閣になってから、アベノミクスという言葉を本当にもうシャワーのように聞かさせ...全文を見る
○蓮舫君 行政事業レビューを私たちの政権でつくりました。税金が何に使われているか、全てを、情報を透明化をしました。このことを自民党政権で引き継いでくださっていることに、私は心から感謝をします。これはすばらしいことだと思う。  ただ、今、切るべきものは切って、付けるべきものは付け...全文を見る
○蓮舫君 安倍内閣になって、既に四回の予算が編成されました。二十四年度補正十三兆、そして二十五年度本予算、二十五年度補正五・五兆、そして二十六年度予算が今執行されているんですが、補正予算というのは、基本的に、財政法において、本予算を作るときに想像しなかった事象が起きたから、そのお...全文を見る
○蓮舫君 どんなにタイムラグがあっても、二十四年度補正で組んだんですよ。二十四年度中に使い切らなければいけないのが三年目に入って、今年の九月二十九日に最終採択をして、これから執行、今年度には使い切るという説明を受けました。  これから使い切るという説明は私は納得できません。これ...全文を見る
○蓮舫君 答弁がよく分からないんですが、事務方に事前に聞いたら、きめ細かく公募を実施と聞きました。確かにきめ細かくするのは大事でしょう。そのことによって浸透度が増えて、手を挙げる人たちが出てくる。  次なんですけれども、きめ細かく公募を実施って何かというと、相次ぐ要件緩和なんで...全文を見る
○蓮舫君 今の説明は分かりませんが、評価できるのは、まちづくり事業、地域商店街活性化事業は、その実施効果を測るとした、それは大事なことです。その結果、どうなりましたか。
○蓮舫君 補助を受けた商店街が補助を受ける前と受けた後で通行量がどれぐらい変わったか、これによっていわゆるその政策投資効果というのが測れるんですが、歩行者の増加率、活性化事業で僅か二・六%、まちづくり事業で僅か三・五%。しかも、この統計の取り方は、一人でも増えただけでプラスとカウ...全文を見る
○蓮舫君 費用対効果は適切でしたか。
○蓮舫君 随分と大盤振る舞いをする省庁ですね。五百億掛けて二%、三%の効果ですよ。  私、街灯をLEDに替えたり商店街の監視カメラを設置したり、安心、安全で活性化をしようとする事業そのものには反対をしていません。  ただ、財源がじゃぶじゃぶある国家じゃないんです。限られた財源...全文を見る
○蓮舫君 私、石破大臣は心から応援しています。頑張っていただきたいと思います。  次のフリップなんですけれども、今言った四つの事業、実際どれぐらい使われているかというのを計算しました。現段階です。いいですか。二十四年度から補正から組まれて三年目に入って、基金に積まれたお金、まだ...全文を見る
○蓮舫君 済みません、根本的に理解していません。  基金は複数年度で使えるんですが、安倍内閣は補正予算で年度末までに使わなければいけないお金を基金にぶち込んでいるんですよ。それが余っているから、戻して来年度予算の財源にしたらどうですかと聞いているんです。
○蓮舫君 元々、この事業を企画した段階で詰めが甘かったんですね。それと、補正予算を余りにもたくさん組んでしまったがために、使い切れなくて基金に回しているんですよ。  その結果、民主党の指摘で明らかになったのは、厚生労働省と独立行政法人JEEDの官製談合疑惑です。あのときには、た...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございました。