蓮舫

れんほう

選挙区(東京都)選出
立憲民主・社民
当選回数3回

蓮舫の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第193回国会 参議院 本会議 第2号
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○蓮舫君 民進党・新緑風会の蓮舫です。  私は、会派を代表して、安倍総理の施政方針演説に対し、質問をします。  自由、共生、未来への責任を結党の理念とする民進党として、未来をつくる、未来を開くとされた総理の姿勢そのものには基本的に賛同します。  総理は、施政方針演説で、次な...全文を見る
01月30日第193回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○蓮舫君 おはようございます。民進党の蓮舫です。  総理、申し訳ございません、通告をしていないのですが、二十八日にアメリカのトランプ大統領と電話会談をされました。そのときの感触、そして二月十日にワシントンで首脳会談に臨まれるということです。その思いについてまず聞かせていただけま...全文を見る
○蓮舫君 トランプ大統領が中東、アフリカ七か国の市民の入国を一時的に禁止するという大統領令に署名、国内外で反発が広がっているんですが、自由の制限とか、あるいは報復措置、分断を生むかのような対応というのは懸念を私は感じるんですが、総理はどうお考えになりますか。
○蓮舫君 トランプ大統領が署名をした大統領令は難民だけではなくて一般国民ですが、その件に関しては何かお考えはありますか。
○蓮舫君 トランプ大統領は、同じく大統領令で、総理が進めていたTPPから永久に離脱と署名をされました。その後の大統領の発言を見ていても、日本車、その貿易が不公平と述べるなど、どちらかというと保護貿易主義、米国第一主義というのが、私は、これまで世界が協調して進めてきた自由貿易ではな...全文を見る
○蓮舫君 どうか今日は自画自賛と他者の批判だけではなくて議論をさせていただきたいんですが、まず、総理が進めるとされた働き方改革、これはなぜ進めようと思われたんでしょうか。
○蓮舫君 生産年齢人口が縮小していく中で、一人一人の労働生産性を高めることは議論をまつまでもないと思っているんですが、私たちは、この働き方改革で優先すべきは長時間労働の規制だと考えています。それは、過労死等で一度失ったらもう二度と取り戻せない命をどうやって守るのか、これが最大の私...全文を見る
○蓮舫君 長時間労働をなくすには、残業の上限、時間規制を設けること、併せてインターバル規制を入れることが大事だと、我々は既に法案を出しています。  現行の労働基準法三十六条、法律の上限を超え残業が認められるのは一か月四十五時間が基礎となっているんですが、各紙報道で、この週末、政...全文を見る
○蓮舫君 いや、答えていません。  一斉に報道された、繁忙期に限り月百時間、二か月で八十時間まで認める、この議論を進めているんですか。
○蓮舫君 では、確認します。メディアそろっての誤報と断言するんですね。
○蓮舫君 加藤大臣、事実はどうでしょうか。
○蓮舫君 過労死の労災認定基準、いわゆる過労死ラインというのは、二か月から半年の月平均が八十時間、一か月で百時間とされています。月百時間といいますと、毎日深夜二十三時まで働かせていいということになります。  今報道されている政府の方針、月百時間、二か月八十時間まで残業時間を認め...全文を見る
○蓮舫君 総理、これまで八十時間、百時間働いて長時間労働、その結果、過労死と認定された御遺族の方たちの話を聞きますけれども、それを法改正で百時間、八十時間まで認めてしまったら、これまで過労死認定されていた方たちが救われないということになる。そういう法改正の数字、一般的に適正だとお...全文を見る
○蓮舫君 議論をした上で、法律はいつ出すんでしょうか。
○蓮舫君 我々は既に法案を出しています。我々の法案は審議をしてもらえません、国会で、自民党の反対で。  では、政府からいつ法案が出てくるのか。法案を出していかなければ議論にならない。いつ出していただけるんですか。
○蓮舫君 それは今国会という理解でよろしいですか。
○蓮舫君 今国会じゃないこともあるということですか。
○蓮舫君 去年の秋に働き方実現会議を設けて、その冒頭で、議長である総理は、迅速に法案を国会に出していくと言いました。もう既に五か月が経過しています。いつ出すんですか。
○蓮舫君 いつ法案を出すかも答えられなくて、できるだけ迅速にと、余りにも矛盾をしていると思うんですけれども、こうしている間にも、例えば長時間労働で大変苦しい思いしている方もいるかもしれない、過労死に追い込まれる方もいるかもしれない。  もう問題は、課題は明らかなんです。インター...全文を見る
○蓮舫君 今、厚労大臣が実現会議には連合の会長も入っていると言いましたが、たしか労働者の代表は一人だけで、経営側の代表は七人です。余りにもアンバランスなので、なるべく経営側の理論に持っていかれないように、しっかりとそこは丁寧な議論をしていただきたいと私たちも思っています。  他...全文を見る
○蓮舫君 我々は法律でしっかり義務付けるべきと考えているんですが、総理は企業の自主努力、自主取組を優先すべきだという認識ですか。
○蓮舫君 つまり、政府としては、助成金はつくるけれども、企業側にそれを積極的に設ける働きかけというよりは、自主的に取り組んでほしいという答えだと伺いました。  厚労大臣、助成金の仕組みを予算案でつくられていると思いますが、どういう仕組みでしょうか。
○蓮舫君 中身を伺っています。
○蓮舫君 インターバル制度を導入するとした事業主が労働時間管理のこれ機械や器具を買って、実際に労働時間の改善に成果が上がった会社にその経費の一部を助成をする。機械や器具を助成するからインターバル制度を入れる、その会社がどれだけ増える見通しでしょうか。
○蓮舫君 総理、三億七千万円を使って、今インターバル制度を導入している二・二%の企業の割合を増やしていくんだと、党首討論で総理はこう主張されました。どれぐらい増やすのかという見通し、今厚労大臣からもまだ答えが返っていませんが、一体どれぐらいまで増えたら、どれぐらいまで増やしたら法...全文を見る
○蓮舫君 過労死の弁護士の方とか御遺族の方々にお話を伺うと、過労死を予防するのに最も効果的なのはインターバル規制だと私たちは伺っています。他方で、経済界の方たちに話を伺うと、インターバルの導入には慎重な期待をする声が多いのも事実です。これは働く方たち一人一人の豊かさ、その方たちの...全文を見る
○蓮舫君 結婚や出産や職場復帰、まずその制度をしっかり全ての企業に用意をする、その下支えをすることも大事だと思いますが、制度があってもそれが使えない、そのリスクは女性が負うというのであれば、私はここを変えたいと思っています。  その意味で、総理、男女共同参画社会の実現、この重要...全文を見る
○蓮舫君 厚労大臣、教えていただきたいんですが、国立社会保障・人口問題研究所の将来推計、二〇一〇年に比べて、二〇四〇年、二〇五五年、二十から三十九歳の女性の人口はどのように変わるでしょうか。
○蓮舫君 これは衝撃的な推計なんですが、今、生まれてくる赤ちゃんの九三%のお母さんは二十から三十九歳です。(資料提示)産むと判断をして、実際に産まれた女性の年齢層がここです。これが二〇一〇年比、二〇五五年、つまり、今年生まれた赤ちゃんが三十八歳になるときには半分まで減少する。産む...全文を見る
○蓮舫君 希望出生率一・八を実現するといっても、例えば待機児童の問題、一日一日先送りをしたら、子供は育つし、仕事に復職できないリスクがどんどん高まるのに、政府はどちらかというと箱物整備に重きを置いて、保育士さんの待遇改善には随分と後ろ向きです。あるいは、介護離職ゼロ。結局、これ、...全文を見る
○蓮舫君 そうした目標、大切だと思います。能力がある、あるいはやる気もある、でも女性という理由でそうした男性と比べて昇進、昇給と差が付けられてはいけませんし、活躍できるのであれば女性でも男性でも平等に活躍できる機会を提供するというのがまさに今、政府が進めている働き方改革の一環であ...全文を見る
○蓮舫君 今おっしゃっていることと真逆なことを寄稿しています。二百四十六ページ、「そもそも」というところ、何と書かれたのか、じゃ、読んで教えてください。(発言する者あり)
○蓮舫君 加藤大臣がおっしゃいましたが、女性の登用を伸ばすというときに、能力が劣っている人を雇えとは書いてありません。ここは全く考え方が違います。  じゃ、もう一度、寄稿しておりますけれども、「数値目標の対象は人事だけではない。」と。その後何とおっしゃっていますか、何と述べてい...全文を見る
○蓮舫君 少なくとも十年前の稲田大臣の寄稿を見たら、考え方は百八十度違います。  何と書いたのか、ここだけ、じゃ、読んでください。
○蓮舫君 稲田大臣、十年前の発言でも、政治家が自分の考え方としてそれを堂々と投稿して主張されているんです。ドメスティック・バイオレンス、DVで実の夫から殴られ、あばらを折られ、それこそ死にそうになって逃げ出して、息を潜めて暮らしている女性がいる。そのことを、夫の所有物だからといっ...全文を見る
○蓮舫君 いや、同じ寄稿の中であなたは、六歳未満の子供を持つ夫の育児関連時間、これ目標に掲げているんですが、これはこの十年でそんなに変わっていません。そのことに対して稲田大臣は寄稿の中で、夫も家事をすべきと陣頭指揮するのは別の意味で押し付けで、ある種のファシズムであると断定してい...全文を見る
○蓮舫君 人口減少の時代に突入した日本で、男でも女でも望めばその能力を発揮できる機会が平等に保障されるというのは大切なことです。そのために目標を掲げて施策を推進して予算を分配をして押し上げていくというのは与党も野党もないと思うんですね。  十年前で発言が記憶にないということです...全文を見る
○蓮舫君 自民党の憲法草案では、どうやらそうは思えない第二十四条というものがあります。  家族の項目が新たに明記をされます。家族は互いに助け合わなければならないと規定をされます。一見すると、家族が助け合う、当たり前のことのように思いますが、憲法は国民の権利保障が原則です。そこに...全文を見る
○蓮舫君 一般論として、今はないんですが、家族という項目を憲法に規定するのは、これは立憲主義的には認められるとお考えでしょうか。
○蓮舫君 去年二月の衆議院予算委員会で、当時の稲田代議士に現行憲法九条について聞かれたとき、総理は自民党憲法草案が将来あるべき憲法の姿を示していると説明をし、非常に具体的な答弁をしています。当時、大串代議士にも同じように具体的な答弁をしています。参議院では、選挙制度に関し、合区に...全文を見る
○蓮舫君 去年の予算委員会は、じゃ、どんな姿勢だったんですか。
○蓮舫君 先ほど説明をしましたが、去年の予算委員会では具体的にお話しになられています。なぜ今は話せないんですか。
○蓮舫君 憲法九条、憲法四十三条について、去年、総理は衆議院でも参議院でも具体的に説明をしています。なぜ二十四条については語られないんでしょうか。
○蓮舫君 いや、そのときにお考えも丁寧に述べていますよ。  大日本帝国憲法下ですが、明治三十一年に制定された民法、家の戸主の家族に対する扶養義務が置かれていました。家族の基本は家制度で、家長である戸主が家族を統率し、戸主の地位と家の財産は原則長男子が継承することとなっていました...全文を見る
○蓮舫君 民法全体と言っていません。家制度についてどうお考えでしょうか。
○蓮舫君 法務大臣にお伺いをしますが、旧民法、妻、家族の権利は何が制限されていましたか。
○蓮舫君 ありがとうございました。  妻には当時、法律行為をする能力が認められていませんでした。子の親権も相続権もありませんでした。家長は家族の居所、住居を指定でき、家長の同意なく結婚もできませんでした。現行憲法二十四条は、こうした性による差別を否定し、婚姻の自由を保障、夫婦の...全文を見る
○蓮舫君 自民党の憲法草案に戻りますが、二十四条、現行では保障されている権利の配偶者の選択、住居の選定が削除をされました。両性の合意のみで成立する婚姻から「のみ」を削除しました。  総理、婚姻というのは両性の合意のみで成立するものだと私は思っているんですが、それはどうでしょうか...全文を見る
○蓮舫君 逐条ではなくて、婚姻というのは両性の同意のみで成立するもの、この「のみ」以外でも成立するものとお考えでしょうか。
○蓮舫君 現行憲法で「のみ」が付いているのはなぜだと総理として認識していますか。
○蓮舫君 法制局長官、どうでしょうか。
○蓮舫君 一言多いところは、もう答弁をもっとシンプルにしていただきたいんですけれども、今御指摘いただいたように、当時、旧民法下においては本人の意思にそぐわない婚姻が強要されることもあった、それにおいて、「のみ」を付けることによって自由な婚姻、男女共に平等に婚姻を選択できる権利が保...全文を見る
○蓮舫君 稲田大臣、あなた、二〇〇八年三月の「日本」という雑誌を見たんですけれども、「尊属殺人規定を復活せよ」。現行憲法では、法の下の平等において、家族をあやめてしまった方だけに重き罪を更に加算をするという考え方はこれは廃止をされているんですが、尊属殺人規定は復活せよと今も考えて...全文を見る
○蓮舫君 政治の間違いは政治が正さなければなりません、尊属殺人規定は復活させるべきです。修正しますか。
○蓮舫君 いつ変わりました。
○蓮舫君 同じこの「日本」であなたは、日本国憲法が押し付けられ、その中で日本人は個人主義化していった、個人主義といえば聞こえはいいですが、ただ単に自分しか見えていない、自分勝手な人間を大量につくり出してしまった、あしき個人主義が蔓延して家族がばらばらになっている、今手を打たなけれ...全文を見る
○蓮舫君 昨年末に、安倍総理がオバマ大統領とハワイのパールハーバーに祈りを共にささげました。すばらしいことだと思っています。これから共に日米同盟関係を強化をして、過去の過ちを繰り返さない、平和主義を希求をしていく。  総理がお戻りになった直後に稲田大臣は靖国神社を参拝されました...全文を見る
○蓮舫君 稲田大臣は大臣です。一国民であると同時に、政府を代表する言動というのが世界に発信をされます。そうした部分では、祈りをした直後に靖国神社に参拝をされることがアメリカに対して間違ったメッセージを発する、そのリスクもあるんですよ。過去寄稿したもの、発言したもの、成長とともに変...全文を見る
○蓮舫君 その上で、文科省の今回の不祥事、天下りに組織が丸ごと関わっていた。  行革担当大臣に伺いますが、それを受けて全省庁に調査を指示をしておりますが、いつ結果が出ますか。
○蓮舫君 大事なことは、調査の中身はもちろんですが、スピード感も大事だということは是非申し上げておこうと思います。  総理、先ほどお話しになられたように、確かに国民に、何で国家公務員だけ何で優遇されるのか、もちろん職業選択の自由があるようなことも承知をしていますが、不透明な再就...全文を見る
○蓮舫君 再就職に疑いが持たれてはいけないんですが、安倍内閣になってから国一〇〇%出資又は国が筆頭株主の特殊法人のトップ、独法理事長などに官僚OBが次々と再就職をしています。  日本政策金融公庫総裁に財務省の元財務次官、商工中金、この社長に二代続けて元経産省の事務次官、首都高速...全文を見る
○蓮舫君 適材適所の人事、公募はされなかったんですか。
○蓮舫君 つまり、公募を行わないで、前任者から指名をされた人が適性かどうかというのを判断したということですか。ちょっとはっきりしないので。
○蓮舫君 いいですか、特殊法人は国の出資や補助金、財投債から資金調達をしておりまして、ここは税制でも優遇措置があります。市場の競争にさらされず、倒産をいたしません。経営の非効率、官僚の天下りが随分長いこと問題視をされて、与野党共にこれは改革を進めてきた経緯があります。それが今や次...全文を見る
○蓮舫君 再就職に関してあっせんはいけないのは、これは法律違反です。ただ、今、麻生大臣がおっしゃられたのは、経営の継続性で認めることはある、そして所管省庁の事務次官が、これ民間会社じゃないですよ、特殊法人に再就職するのを認めると言った。これ、違いは何ですか。
○蓮舫君 国交大臣に伺います。  旧運輸省OB指定席と随分長いこと批判をされていましたが、二〇〇三年以降、民間出身者が社長を務めていた関空、実に十三年ぶりに所管の国交省の元事務次官が社長に就任をされました。これは国が一〇〇%の株を保有しています。これはなぜお認めになったのでしょ...全文を見る
○蓮舫君 同じく国交大臣。独立行政法人URの理事長もこれ民間人から交代、国交省の出身、元復興庁事務次官が就任をされましたが、大臣、これ、公募はどういう形で行われ、何人が手を挙げて、なぜあえて所管省庁の元トップが適切と判断をされたんでしょうか。
○蓮舫君 受入先の特殊法人や独立行政法人、これは予算確保のために官僚のOBを受け入れ、省庁は天下り確保のために予算を注ぐという構造が随分長いこと、これは不適切だという部分で、当時、これは安倍さんがたしか官房長官だったと思います、小泉内閣のときから改革は進めてまいりました。官僚によ...全文を見る
○蓮舫君 随分長いこと、国民の不信の目を招かないためにも当時のそれぞれの行政担当大臣は大変な苦労をしたと思います。政官業の癒着がある中で、それを取り除いていくハードルがどれだけ高いか、私もこれはよく分かっています。だからこそ、せめて特殊法人は、せめて独立行政法人も含めて、認可法人...全文を見る
○蓮舫君 いや、つまりですね、国が一〇〇%を出資している、あるいは筆頭株主である、所管省庁の権限、管理あるいは予算、こういうものが物すごく色濃くある特殊法人に、民間がこれまで就いていたものを、あえて能力がある、私はもう元官僚の方が能力がないとは申し上げません、その方に能力があると...全文を見る
○蓮舫君 いや、だからこそ行革というのは常に、常に続けなければいけないと思うんですね。  今回の文科省の組織を挙げての天下り問題で明らかになったのは、官僚OB、この方が再就職のあっせん、いわゆるマッチングをしていた。これ、再就職等監視委員会を当時の自民党政権が導入したときに、私...全文を見る
○蓮舫君 熱意が全く感じられないのが残念なんです。なぜかというと、この補正予算案で、アベノミクスはうまくいっているのに一・七兆の借金、赤字国債を発行するんです。ならば、税金が確かに正しく使われているというような行政改革は最優先で行わなければいけないのに、残念ながらまだ疑われる事態...全文を見る
03月06日第193回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○蓮舫君 民進党の蓮舫です。  森友学園について、福山さんの質問を聞いて幾つか確認したいことがありました。  お昼にニュースが一斉に報道されていますけれども、大阪の松井知事が記者団に対して、森友学園四月開設予定の小学校の認可、物理的に難しいと述べられました。  財務省にお伺...全文を見る
○蓮舫君 買戻しをするときには原状に回復して返還しなければならない。この原状というのはディスカウントしたごみの処理を入れたものですか、入れないものですか。
○蓮舫君 売却時の状況というのは、八億ディスカウントしたけれども、その八億のごみが埋まったままで戻るということでしょうか。
○蓮舫君 こんな状況で土地が上がるわけないじゃないですか。  今私が確認したいのは、じゃ、売った状況で一億三千万で買い戻す、戻ってきた。そのときに八億のごみは中に残ったまま。この八億のごみは誰が誰のお金で処理するんでしょうか。
○蓮舫君 じゃ、このごみ入りでもらって、そのごみはまた国有地として売買するときに財務省が処理をしなければいけない、また税金を掛けるということでよろしいですね。
○蓮舫君 いや、本当は森友学園がごみを撤去して処理をしてきれいにするから、だから八六%ディスカウントしたのに、撤去されないで返ってきたら、それをまた撤去するのは税金じゃないですか。
○蓮舫君 総理にお伺いします。この大阪の国有地の払下げ疑惑問題、国民の関心非常に高いんですが、なぜこんなに関心が高いとお考えでしょうか。
○蓮舫君 総理、見苦しいですよ。やじに反応して、野党の議員の名前を連呼して、そして笑いをもって。今話しているのは、国民の税金である国有地の払下げの価格について伺っているんですよ。緊張感がなさ過ぎるんではないですか。国民がなぜこの問題に関心を持っているのかは、総理夫妻の知人に不当に...全文を見る
○蓮舫君 情報を公開しないで、野党に立証責任を負う、どうしてそういうことが言えるんですか。何度言っても、与党も参考人は呼んでくれません。籠池さん来てもらいたいですよ。当時の理財局長も来てもらいたいですよ。情報も公開してくださいっていろいろな資料を要求していますが、何も出されていま...全文を見る
○蓮舫君 各種世論調査を見ても、やはり反対が相当大きい。理由は不安だと思います。あの三・一一を経験して、今の福島県を見て、福島に住んでいる方たちの思い、あるいは原発立地県、あるいは次の世代に本当にこうしたものを残していけるんだろうか。今の政権が原発をベースロード電源と位置付けてい...全文を見る
○蓮舫君 免震棟というのは、地震の揺れを吸収して被害を最小限に抑える設計をしている。あの三・一一のとき、福島第一原子力発電所全ての電源が、全ての建物の機能が全損されたときに唯一生きていた建物です。これがあったおかげで被害をあれ以上、あれ以上拡大することを止めることができた。  ...全文を見る
○蓮舫君 今年の二月十四日まで社長を含む経営陣には、データを虚偽申請して再稼働をしているということは知らせられなかった、知らなかったということで、再度確認させてください。
○蓮舫君 新潟県知事選の結果を見ても、あるいは国の避難計画への関与のなさにしても、私は刈羽の再稼働には賛成はできません。でも、東京電力にとってみたら、ここを再稼働することによって〇・一兆の利益が出て、それを被災地の汚染費用に使おうとしているんです。それだけ……(発言する者あり)汚...全文を見る
○蓮舫君 こうした一つ一つの不祥事が今避難をしている人たちにどのように届くんだろうか。  先週、私は福島県の飯舘村に行ってきました。村長に会ってきました。村も見てきました。三月三十一日に六年目にしてようやく避難指示が解除されます。それでも全部じゃない。まだ一部には戻れない。飯舘...全文を見る
○蓮舫君 二〇一三年度に十一兆円と試算していたものが三年間で倍になりました。廃炉、汚染水が六兆増えて八兆、除染は一・五兆増えて四兆、賠償費用も二・五兆増えて七・九兆、実に消費税の八から九%分に当たる額が事故対策費用として膨らんだ。  この費用を払っていくのは、電気料、税金を通じ...全文を見る
○蓮舫君 託送料の見直しで回収をしていく。これは、十二月二十日、昨年の閣議決定で政府はその方針を決めたんですけれども、過去分という新たな考え方を導入されましたが、簡単に説明していただけますか。
○蓮舫君 次のフリップなんですが、簡単に説明しますと、日本で商業原発が始まった一九六六年から事故前の二〇一二年までの四十四年間、電気料金は安過ぎた、取り損ねた電気料があるから、それをこれから四十年間、東電ユーザーに上積みをして、電気料金を高くして払ってもらうということなんです。 ...全文を見る
○蓮舫君 安全、安い、クリーン、夢のエネルギーと言って国が原発を推し進めてきました。確かにその電力で経済成長してきたかもしれません。でも同時に、じゃ、国や電力会社は、事故が起きるかもしれません、メルトダウンが起きるかもしれません、そのとき賠償費用が生じるかもしれません、そういうリ...全文を見る
○蓮舫君 安全神話をつくってきた責任を軽く一文字で終わらせないでください。そして、我々に提案しろと投げないでください。  賠償はこれ以上広がらないと言うかもしれませんけれども、大臣、賠償以外にも実はもう一つ十二月二十日には閣議決定をしています。これは、廃炉費用、本来これ事業者負...全文を見る
○蓮舫君 先ほど賠償費用はこれ以上広がらないと言いました。それは合理性があると思います。でも、廃炉費用、汚染水費用、これは私はまだまだだと思います。この二十一・五兆は、去年十二月二十日に掛かると閣議決定したものは、これは上限ではないですね。ここからまだ膨らむ可能性はあるということ...全文を見る
○蓮舫君 いや、大臣、機構の責任において評価したものではない点に留意されたいと機構はわざわざ声明出しているんですよ。しかも、有識者は、これはスリーマイル島の事故を基準に推測する、合理性を確保することは極めて難しいと言っています。しかも、機械的な試算ですから。そしてさらに、経済産業...全文を見る
○蓮舫君 機構も責任を持っていません。有識者もこれは合理性は確保するのは難しいと言っています。経済産業省は自分たちの試算じゃないと有識者に丸投げをしちゃいました。誰が責任を持つんですか。
○蓮舫君 責任のない数字で、国民にこれから三十年間、本来安くなるはずの電気代の部分を廃炉費用に充てるということを閣議決定しました。  国民には負担を押し付けておいて、責任は明快じゃない、私はこれは無責任だと思いますが、いかがですか。
○蓮舫君 その廃炉費用も含めて、この事故対策費用、今回は幾ら掛かって、国民にこれだけ負担を求めて、あるいは東電が改革をして、こういう収入があるから支出に充てていくとしているんですが、例えば東電の株、それによって除染費用を生み出すとしています。四兆円東電の株で除染費用をつくる。今、...全文を見る
○蓮舫君 いや、冒頭にだから聞いたんですよ、東電に。自己改革をしなければいけないのに、社長まで重要な隠蔽データの情報が上がっていなかったじゃないですか。  再稼働できないと〇・一兆除染費用に穴が空くんです。株だって千五百円以上にならなかったら四兆円に穴が空くんです。これは穴が空...全文を見る
○蓮舫君 二〇一二年に立てた二〇三〇年目標を実は二〇一五年に既に達成されました。これは総発電電力量です。十五年前倒しで目標をクリアした。日本は僅か五年間で二〇一〇年における原発発電量の半分程度、原発二十七基分を節電、再エネ増加分で賄ったことになるんです。大変な努力と技術力の向上の...全文を見る
○蓮舫君 省エネだけじゃないんです。再エネも含めて道半ばです。本当はここの部分に思いっ切り、私は、成長戦略をつくって財政出動をして、地方創生を実現することが可能だと思っています。  岡山県の真庭市に行きました。ここは市の八割の面積が森林です。官民一体挙げてここはバイオタウン構想...全文を見る
○蓮舫君 その再生可能エネルギーの中身も相当私は堅い、もっと推進するべき数字だと思っているんです。これ福山さんが本会議で指摘をしていますけれども、二〇三〇年度の政府の中期目標、再生可能エネルギーの電源構成は確かに二二から二四%です。でも、その内訳を見ると、風力発電は一・七%、太陽...全文を見る
○蓮舫君 はい。  検討しているだけでは動かないんです。我々は既に法案を四つ作っています。何とかこの国を再エネ、省エネ立国にしていきたい、三・一一の反省を二度と国民に味わわせたくないという思いで提案をしているので、是非検討していただきたいと改めて申し上げ、質問を終わります。
05月09日第193回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○蓮舫君 民進党の蓮舫です。  まず、昨日の衆議院の予算委員会における総理の読売新聞を熟読しろ発言。立法府軽視であり、到底容認できません。読売新聞の単独インタビューを受けて、そして改憲の意向を表明したけれども、国会では総理だから説明しない、総裁としての考えは読売新聞を熟読しろ。...全文を見る
○蓮舫君 総理・総裁は同一人格であり、考えは同じです。読売新聞では一方的に気持ちよく改憲の思いを話して、国会では話さない、なぜ使い分けるんですか。なぜたった一つの読売新聞だけで答えて、国会議員も国民も総裁の僕の考えを聞きたいんだったら読売新聞を熟読してくれ。国会を何だと思っている...全文を見る
○蓮舫君 政府・与党は一体の議院内閣制で総理・総裁を使い分けるというのは、余りにも私は二枚舌だと思っています。  自民党総裁として語ったと言うのならば、なぜ取材を総理の執務室、総理官邸で行ったんですか。
○蓮舫君 思わずやじが出ざるを得ないぐらいひどい答弁ですよ。全く何も答えていませんよ。やじっているの自民党じゃないですか。そこも含めて見てくださいよ、ちゃんと。  総理、お伺いしたいんですけれども、中身について問うてくださいと言いました。じゃ、なぜ二〇二〇年と年限を区切って憲法...全文を見る
○蓮舫君 オリンピックと憲法改正は全く関係ありません。もうオリンピックであれば憲法も改正できる、共謀罪も出せるというその考え方は全く理解できません。総理大臣には憲法改正の発議権もなければ年限を区切る権限もありません。  総理は昨日、長妻代議士の質問に、いよいよ憲法審査会において...全文を見る
○蓮舫君 総理、私の質問、何だったか覚えていますか。
○蓮舫君 佳境に入ったという意味はどういう意味で使われたのか教えてください。
○蓮舫君 佳境に入ったというのは、辞書を引きますと、景色の良いところ、それが転じて、小説や物語が面白くなった、興味深くなった。煮詰まったなんて意味は総理の辞書にしかないんじゃないですか。何が面白くなったのか、とてもでないけど、私分かりません。  今年に入って衆議院の憲法審査会は...全文を見る
○蓮舫君 憲法審査会の報告を、概要を受けていると言いましたが、その内容、間違っているんじゃないですか。衆議院で四回行われた憲法審査会では条文の絞り込みや取りまとめなんて一切行っていません。与野党が丁寧に調査を行っている、それも解散権であるとか地方分権です。今度は第一章をやろうとし...全文を見る
○蓮舫君 総理は口を開くたびに改憲をしたいという条文が毎回変わります。(資料提示)交戦権を認めるべきだと発言、時代にそぐわない条文が憲法九条、九十六条を変えたい、これ、改憲要件を緩やかにする、その後は緊急事態条項、その後は我が党の案をベースで国会で審議してくれと言いながら、五月一...全文を見る
○蓮舫君 自衛隊は合憲です。学者の八割以上が違憲だと言っているとおっしゃいましたけれども、だったらば、だったらば、学者の九割が違憲だと言った安保法制を何で強行採決したんですか。そういうダブルスタンダードが私には分かりません。  さらに、結果を出すことは大事です、政治家として。そ...全文を見る
○蓮舫君 確かに北朝鮮の脅威は……(発言する者あり)委員長、ちょっと整理していただけますか。
○蓮舫君 北朝鮮の脅威は新たな段階に入っているというのは私たちも同じ認識です。その上で総理は、高度な警戒監視態勢を維持していると言う。是非これは万全を私は取っていただきたいと思うんですが、一点確認させていただきます。  北朝鮮からのミサイルというのは、数分、それこそ十分程度で着...全文を見る
○蓮舫君 総理の姿勢が、やっぱりその緊張度というのが日本中にしっかりと周知徹底されることが大事だと思うんです、国民の安全を守るという意味におきましては。  ただ、この高度な警戒監視態勢なんですが、この間ちょっとびっくりしたんですけれども、総理もいませんでした、四月二十九日、外遊...全文を見る
○蓮舫君 いや、そこ問題なんです。  Jアラートは着弾するリスクがあったときに鳴りますけれども、着弾するリスクがないときに、鳴らないときに公共機関に冷静な判断、統一行動を取ってくださいというところをしっかり周知徹底していかないと、国民がその時々ばらばらの対応にパニックにならない...全文を見る
○蓮舫君 法制上重大な穴があるなら、埋めるのはこれ当然だと思います、テロ対策のためには。私たちはそういう法案も準備をしていますが。  去年、日本はホスト国として伊勢志摩サミットを開催しました。このとき各国の首脳が集まるわけですから、このときなぜ共謀罪の必要性、提案はされなかった...全文を見る
○蓮舫君 どう趣が違うのかちょっとよく分からなかったんですけれども。  ちょっと金田大臣にもお伺いをいたします。  我々はテロ対策は必要だと思っています。ただ、共謀罪はやり過ぎです。内心の自由を脅かすと思っています。しかも、大臣の法案への理解の浅さであるとか不誠実な答弁が繰り...全文を見る
○蓮舫君 反省はしていないということですね。  これは衆議院の審議の中で分かったんですが、政府は、過去の共謀罪と違うのは、合意があってかつ実行準備行為があって、それで捜査だ。ところが、合意の段階から任意の捜査は行えることができるようになりました。その合意をどういうふうに判断をす...全文を見る
○蓮舫君 いや、LINEとかも、じゃ、合意の確定に活用するんですね。
○蓮舫君 LINEやメールで合意をしたとどうやって確定するんですか。監視をしなければこの段階で合意をしたと分かりません。どういう手段で合意をしたとデジタル情報を判断するんですか。
○蓮舫君 合意の前の供述って何ですか。捜査対象前の供述って何ですか。
○蓮舫君 そういうデジタル情報をどうやって監視をして計画、合意があったと判断するかと聞いているんです。
○蓮舫君 いや、デジタル情報は監視はしないと言いました。どうやって合意をしたと。最初言っていることと違います。デジタル情報も捜査、対象になると言っていたのを変えました。(発言する者あり)
○蓮舫君 嫌疑を持つためには合意があったと捜査機関が判断をしなければいけません。その合意の判断のデジタル情報をどういうふうに監視をするんですかと言ったら、当初はLINEやデジタル情報も対象になると言ったのが、途中は対象にならないと言って、この不安定さが、この不安定さが……
○蓮舫君 大臣の答弁の不安定さにつながっているんじゃないですか。(発言する者あり)済みません、その態度どうなんでしょう。  ちょっと時間がなくなりましたが、やめますけれども、ちょっと申し訳ございませんが、この大臣の下でこの共謀罪について粛々と審議をするというのは、やっぱり私たち...全文を見る
06月15日第193回国会 参議院 本会議 第33号
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○蓮舫君 民進党の蓮舫です。  まず冒頭、参議院で自民党、公明党が究極の強行採決、中間報告に踏み切ったことに強く抗議をします。七十年もの参議院の歴史、各議長の下で進められてきた参議院の独自性を発揮するための改革の歩みを踏みにじる暴挙で、到底容認することはできません。  しかも...全文を見る
○蓮舫君(続) テロとは名ばかりの、一億総監視社会へと真っすぐに突き進む道を歩むのではなく、立ち止まり、正しい姿勢を指し示すことこそ、良識の府参議院に身を置く議員に求められる姿であると強く訴え、私たちは共謀罪法案の成立に断固として反対であるということを明確に申し上げ、討論を終わり...全文を見る
07月10日第193回国会 参議院 文教科学委員会、内閣委員会連合審査会 閉会後第1号
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○蓮舫君 民進党の蓮舫です。  まず冒頭、九州を襲い、甚大な被害をもたらした大雨の災害、亡くなられた方々の御冥福を心からお祈りするとともに、被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。  民進党は、復旧に向けて、政府にでき得る限りの最大限の協力をさせていただきたいと思い...全文を見る
○蓮舫君 いや、ちょっと理解できないんですね。まさに豪雨が次から次へ被害が広がり、河川が決壊し、あるいは土砂災害が新たに起きるおそれが本当にある中、一刻一秒の猶予もなく大臣の指示が適切にその被害状況に応じて出されなければいけない中、大臣が七十分防衛省におられなかった。それは問題な...全文を見る
○蓮舫君 その政務を承知しないで、防衛大臣が指示を出せる、その場におられないのは適切との判断ですね。
○蓮舫君 いや、菅官房長官、その政務はランチミーティングだったんではないですか。
○蓮舫君 いや、把握してください。七月七日に防衛大臣は会見をして、ちょうどお昼どきだったのでお食事が出ていました、そのお食事はせずに冒頭の説明そして質問を受けて戻ったということです。つまり、その参加者も大臣にもお食事が出て、食事を取りながらのランチミーティング、その間に被害は拡大...全文を見る
○蓮舫君 いや、ちょっと認識全く違います。自民党の中でも、中谷元防衛大臣、石破元防衛大臣も、これは危機管理意識、マネジメントでおかしいと言っている。その意見は、じゃ、間違っていますね。
○蓮舫君 私は適切かどうかは国民の皆さんが判断されると思いますが、稲田防衛大臣は、都議選のときに、防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてお願いをしたい、自民党の個別の候補の当選をお願いするという、これは憲法にも、あるいは公選法にも、自衛隊法にも私は違反をしていると思います。こうい...全文を見る
○蓮舫君 では、こうした発言も、あるいは豪雨災害の途中で防衛省を不在にしてランチミーティングをしていたことについても適正だったという理解でよろしいですね。
○蓮舫君 国民に判断を委ねたいと思います。  加計疑惑に関してです。まず冒頭、抗議を申し上げたいと思います。  まさに国家戦略特区の事務方の中心人物となって当時のやり取りを詳細にまとめていた、時に記憶がよくなくなる方ですけれども、藤原審議官という方を私たちは参考人で今日求めて...全文を見る
○蓮舫君 丁寧な説明という言葉の意味がちょっと私たち違いがあるようでございます。  さて、午前中の衆議院のやり取りを見ていたんですが、前川参考人の証言と政府答弁の食い違いがやたらと目立ちます。  まず、前川参考人にお伺いをします。なぜ話がかみ合わないとお考えでしょうか。
○蓮舫君 十月七日萩生田副長官御発言概要、これは、まさに加計学園を念頭に置いた発言を萩生田副長官がされているものが幾つも明記をされているんですが、この行政文書あるいはメモ、これは、前川参考人、本物でしょうか。
○蓮舫君 受け取った資料と同じメモだ、本物。  萩生田副長官にお伺いします。  この概要メモには、既存の大学がうちの大学でもできますよと言われると困難になる、あるいは、加計学園が誰も文句が言えないような良い提案をできるかどうかだな、私の方で整理しよう、こういうふうにあなたは発...全文を見る
○蓮舫君 松野大臣、確認しますけれども、当時の文科省の事務方のトップが実際に行政作業として確認したメモと証言をされています。でも、そこに名前と発言が書かれている方は記憶にないと言われている。どちらが正しいんですか。
○蓮舫君 松野大臣、一回目の調査で確認できなかったものが二回目の再調査で存在が出てきました。今も確認ができなかったと言いました。このメモはないんですか、確認ができないだけなんですか。
○蓮舫君 再追加調査をしたら出てくるんじゃないですか。
○蓮舫君 前川参考人、教えていただきたいんですが、前川参考人が確実に見たと言っているものを、こうして政府の方たちあるいは発言をされたと言われる方たちがことごとく記憶にない、存在が確認できなかった、これはなぜなんでしょうか。そんなに文科省の文書管理というのはずさんなんですか。
○蓮舫君 菅官房長官、丁寧に説明をするという姿勢に私たちは期待を申し上げたいと思います。今言っているところ、まだ探せるかもしれない、探したら出てくるかもしれません。再々調査を指示したらいかがでしょうか。
○蓮舫君 二度手間、三度手間になるんですけれども、じゃ、松野大臣、再々調査されますか。
○蓮舫君 しないということと受け止めました。極めて、その疑惑解明に向けて前向きな姿勢でないというのが非常に残念です。むしろ隠したいことが何かあるんではないかと疑われてしまうので、非常に残念な答弁です。  そもそも、菅官房長官もこれまで、会見等あるいは国会答弁を見ても、前川参考人...全文を見る
○蓮舫君 前川参考人にお伺いします。  菅長官がおっしゃったようなことがあったのか、つまり、三月末まで次官を続けたいと申し出たと菅官房長官は会見で明言をしています。  前川氏から、参考人からそのような申出は行いましたか。
○蓮舫君 菅長官、言っていることが食い違っています。
○蓮舫君 前川参考人に伺います。  杉田官房副長官を通じて前川参考人は三月末まで事務次官を続けさせてほしいと言ったと、その報告が官房長官に上がっています。誰が間違ったことを言っていますか。
○蓮舫君 菅官房長官にお伺いします。  官房長官、本当のことをおっしゃっていますか。
○蓮舫君 済みません、一応平等に確認します。  前川参考人、本当のことをおっしゃっていますか。
○蓮舫君 関係者がそれこそ十人、百人いるというんだったら分かりますけれども、今話しているのはたった三人しか登場人物がいません。前川参考人、それと杉田官房副長官、それと菅官房長官だけです。なのにこんなに全く言っていることが真逆ですから、これは、委員長、お願いなんですけれども、杉田官...全文を見る
○蓮舫君 私、人事の情報を漏らすということは、菅官房長官、これ大臣規範に違反しているということは認識されていますか。
○蓮舫君 一方で、私、ちょっと驚きの人事が発表されたんですけれども、国会で森友関係の疑惑を隠して答弁しなかった佐川理財局長が何と国税庁長官になられると。これ、なぜですか。
○蓮舫君 安倍総理や安倍内閣にとって答えないことが結果として内閣を守っている姿勢、その論功行賞として佐川さんが国税庁長官に栄転をされる。一方で、自分たちに批判、非難をされた人は個人攻撃をされているのが前川参考人です。  私ね、この政府の姿勢を物すごく心配しています。国家公務員制...全文を見る
07月25日第193回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
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○蓮舫君 民進党の蓮舫です。  まず、冒頭、九州北部を襲った豪雨、甚大な災害をもたらしました。亡くなられた方々の御冥福をお祈りすると同時に、被災された方のお見舞いを申し上げたいと思います。  また、東北秋田でも、そして新潟でも豪雨災害、本当に心からお見舞いを申し上げると同時に...全文を見る
○蓮舫君 事実に基づくというその言葉がもう揺らいでいるんです。記憶はなくなる、記録は相変わらずない。昨日、新たに登場した今治市職員を官邸に呼んだとされる当時の柳瀬秘書官、この方も何か言われるかと思ったら、見事に記憶をなくしていました。  総理、今求められているのは丁寧な口調では...全文を見る
○蓮舫君 稲田防衛大臣、防衛省をしっかりとあなたは統制できていると思いますか。
○蓮舫君 なぜこの簡単な質問に答えていただけないんでしょうか。  シビリアンコントロール、統制をできているという自負はありますか。
○蓮舫君 統制が利いているのになぜ次から次へと内部情報が漏れるんでしょうか。  これは、今行われている特別防衛監察の結果がまとめられたものが一斉に報道されました。これは本物ですか。
○蓮舫君 つまり、今メディアが一斉に報道している、特別防衛監察のまとめはこうであろう、それに対して陸自側がこう証言をしているというものは全て誤報という認識でよろしいんでしょうか。
○蓮舫君 今一斉に報道されていて稲田大臣に疑惑の目が向けられているのは、特別防衛監察の取りまとめに、本来陸自が見付けた日報のデータが、防衛大臣に陸自側が報告をして了承をされたと、その監察に言ったものがまとめから漏れている、削除されている、なかったことにされている、それはおかしいと...全文を見る
○蓮舫君 総理大臣、自衛隊の最高指揮官として、今防衛省を取り巻く、あるいはメディアに情報が公然と漏えいをしている、そして、防衛大臣はないと言っているものが次から次へと上書きをされて、内部告発であるとメディアで話をしている、これは憂慮すべき事態ではないでしょうか。
○蓮舫君 命令権者である特別防衛監察を指示した大臣がその組織内の防衛監察の聴取を受けるという異常な事態になっているんです。しかも、その内容が公然と漏えいをしている。とてもガバナンスが、シビリアンコントロールが利いているとは思えないんですね。しかも、特別防衛監察を行っているからいい...全文を見る
○蓮舫君 いや、やっぱり防衛大臣も総理も、言っていること、全く的がずれています。  今総理がやるべきことは、自衛隊への信頼が失墜されることをただ座して待っているのではなくて、その失墜を生んだ責任者である稲田防衛大臣を罷免することではないですか。
○蓮舫君 稲田防衛大臣は、省内のシビリアンコントロールを守れていないばかりか、都議会議員選挙のときにも、防衛省・自衛隊、防衛大臣、自民党として都議選の特定候補の依頼を行いました。これは憲法違反の要請であり、地位利用の公選法違反です。  私、分からないんですけれども、暴言は吐きま...全文を見る
○蓮舫君 総理、あり得ないことを大臣はやったんです。そして、発言を撤回したとしても、地位を利用して特定候補の応援を依頼、政治活動をしたということは既に既遂済みの行為です。違法なんです。それでも総理が稲田大臣を守られるというのを国民はどのように判断をするのかを私は見守りたいと思いま...全文を見る
○蓮舫君 口調だけ丁寧にするのはやめてくださいと冒頭言いました。関係ないことを長々と話さないでいただきたい。  私が伺っているのは、なぜ国民が疑惑を持っているのか。それは、記憶がなくなり、記録がなくなり、政権側にいる人たちはみんな口をつむぐからです。で、政権外にいる人が証言をし...全文を見る
○蓮舫君 今年六月十六日、参議院の予算委員会で、福島みずほさんの「総理、加計学園の加計孝太郎さんが今治市に獣医学部をつくりたいというのは、いつから知っていましたか。」という質問に何と答えましたか。読んでください。(発言する者あり)
○蓮舫君 整理が不十分で答弁したという割には、くっきりはっきり三点答えています。二〇〇七年、福田内閣で申請を受けた、対応不可と知っていた、正解です。安倍内閣の構造改革特区で申請されたことも知っていた、これも正しいです。国家戦略特区への申請は議長だから知り得るところになる、これも正...全文を見る
○蓮舫君 いや、その答弁、無理があります。  この質問、明確なんですよ。加計さんが獣医学部を申請したのを、今治に、いつ知ったかといったら、福田内閣で申請したことは承知していた、それが却下されたことも承知していた、自分の第二次安倍内閣の構造改革特区に申請したことも承知していたと明...全文を見る
○蓮舫君 質問者は急に質問をしていません。通告をして、平山さんは文書でも出しています。急な質問ではございません。
○蓮舫君 どっちが虚偽答弁なんですか。予算委員会の福島さんの質問、あるいは決算委員会の平山さんの質問、昨日の予算委員会集中の大串さんの質問、どれが間違えてどれが正しいんですか。
○蓮舫君 平山さんの質問はとても明快ですよ。加計さんがずっとこの獣医学部を新設したいという思いであったということは当然御存じでいらっしゃいましたよね。それに対して、国家戦略特区に、安倍政権になって、申請を今治市とともに出された段階で承知をしたわけでございます。明快に答えていますよ...全文を見る
○蓮舫君 総理、国会を何だと思っていますか。国会の答弁がその自己矛盾が指摘をされたら、そうしたら、あのときは正確でなかったから今正確に話します、とても不誠実な対応だと思います。どう考えても、一月二十日と昨日言ってしまったがために、これまでの整合性が取れなかった答弁は間違っていたと...全文を見る
○蓮舫君 私たちは何を信頼すればいいんでしょうか。記録を出してくださいと言ったら廃棄をされました。証言をしてくださいと言ったら記憶をなくします。そして、丁寧に説明すると言った総理が、国会の答弁は正確ではなかったと、聞かれて初めて修正をする。国会の審議は何なんでしょうか。総理のその...全文を見る
○蓮舫君 もはや全く信頼ができません。  総理、予定されている国会の日程は、昨日の衆議院の予算委員会五時間、今日の予算委員会、参議院五時間、まさかこれで幕引きと思っていませんよね。
○蓮舫君 もう、とても丁寧な口調もどこかに行ってしまいましたね。  総理、明確に言っているんですよ。国家戦略特区に申請を今治市とともに、質問の主語は加計さんです、加計さんが出された段階で承知をした、それは一月の十日です。一月の二十日でもありません。そこも確認していただけますか。
○蓮舫君 ちょっと整理をしますね。  つまり、総理がおっしゃっている国家戦略特区に今治市が申請を出された段階というのは二年前の二〇一五年の六月四日なんです。そして、加計学園が正式に申請を出したのは今年の一月の十日なんです。どっちも一月の二十日ではないんです。ここからしても、昨日...全文を見る
○蓮舫君 全く関係ない答弁を長々とされて、そして聞いていることには答えていただかない姿勢は相変わらず変わらないということもよく分かりました。  総理、まさか今日で国会での説明は終わりではないですよね。私たちは引き続き求めていますけれども、自民党総裁として、国会でしっかり自分も御...全文を見る
○蓮舫君 私たちは、森友問題とか加計問題とか日報の疑惑とか、批判だけではなくて、それをどうやって二度と起こさないか、再発防止も考えなければいけないと思っています。この間の通常国会でこの問題の疑惑を深めたのは、やはり公文書管理の在り方だと思います。だから、公文書管理をしっかり、短い...全文を見る
○蓮舫君 憲法五十三条で、私たちが要求をした場合には内閣は召集を決定しなければならない。いつ決定しますか。
○蓮舫君 確かに五十三条には期日は指定されていませんが、政府解釈は、召集のために必要な合理的な期間を超えない期間内に召集を行うことを決定しなければならない。その合理的な期間も全く答えていただけないんですが、その合理的な期間はどれぐらいですか。
○蓮舫君 安倍総理は、国会では全く答えなくて外では答えているんですが、憲法を改正したいといろんなところでおっしゃっています。  自民党の憲法草案では、五十三条、臨時国会開催要求があったときには二十日以内に応えなければならない。もう二十日を超えていますよ。憲法を変えたいと言ってお...全文を見る