蓮舫

れんほう

選挙区(東京都)選出
立憲民主・社民
当選回数3回

蓮舫の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第201回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○蓮舫君 立憲民主党の蓮舫です。  まず冒頭、総理に伺います。  財政運営の基本なんですが、財政民主主義を御存じですか。
○蓮舫君 租税や公債などによる政府支出は国会を通じて国民の承認を得る、それが財政民主主義。政府の支出というのは、超過支出禁止、流用禁止、会計年度独立、三つの原則で執行が縛られています。  ところが、桜を見る会、安倍内閣の桜を見る会は、国会で承認した予算をおよそ三倍上回る支出にな...全文を見る
○蓮舫君 総理、三倍は多少ですか。
○蓮舫君 桜を見る会にはどういう方が、総理、招待されたんでしょうか。
○蓮舫君 桜を見る会には、反社会的勢力らしき人物が菅官房長官とツーショットを撮って、SNSで拡散されました。多大な被害をもたらしたマルチ商法のジャパンライフの元会長も呼ばれていました。  この人たちは何の功労、功績者なんですか、総理。
○蓮舫君 何の功労があるんですかと聞いているんです。
○蓮舫君 じゃ、顧客勧誘に使われたマルチ商法、ジャパンライフ元会長は何の功績があったんですか。
○蓮舫君 まあ意味不明な答弁ですけれども、功労、功績が説明できない。  総理、結果として功労、功績がない方を国家行事で慰労してしまったという御認識はおありですか。
○蓮舫君 違います。  結果として功績のない方を慰労してしまったという総理の御認識はありますか。
○蓮舫君 国会が認めたのは、功労、功績があった方への税金を予算として執行することです。功労、功績がない方に税金を使うことは認めていない。つまり、財政民主主義、超過支出の禁止の原則、全てを違反しているじゃないですか。税金の私物化そのものだとまず認めていただかないとこの話は前に進まな...全文を見る
○蓮舫君 特定の方については個人情報だから答えられない。芸能人、テレビで映像全部流れているじゃないですか。あるいは、マルチ商法の顧客獲得に使われちゃっているじゃないですか。特定できる人の個人情報で、何で守るんですか。むしろ、被害は安倍総理そのものじゃないですか。むしろ、もっと積極...全文を見る
○蓮舫君 森友、加計学園のときには、職員の手控えのメモ、サーバーに残っていた共有フォルダ、あるいは愛媛県庁が保存していた公文書から、いろいろなものが次々と出てきて、全容解明ではないけれどもいろいろなことが明らかになった。そこで初めて再発防止策を講じることができるんですよ。ガイドラ...全文を見る
○蓮舫君 総理、捨てたからもう調べられない、再調査を何度お願いしても調査しない、捨てたという、ログも調べない。  安倍総理、国民はあなたの説明に納得していると思われますか。
○蓮舫君 総理の御認識です。国民は総理の説明に納得していると思われますか。
○蓮舫君 当初、官房長官は総理招待枠はないと断言していました。招待者の内訳は推移も分からないとおっしゃられた。でも、この予算委員会の理事懇に次々とそれらが明らかになる資料が出されました。隠そうとしていた多くの事実が明らかになってきている。それにもかかわらず、名簿だけは廃棄、捨てた...全文を見る
○蓮舫君 総理は、私の事務所では、後援会の関係者を含め、地域で活躍されているなど、桜を見る会への参加にふさわしいと思われる方を始め、幅広く参加希望者を募り推薦を行っている。(資料提示)前者と後者、同じですか。
○蓮舫君 質問を聞いていてください。ふさわしいと思われる方と幅広く募った方は同じですか。
○蓮舫君 ふさわしいと思われる方というのは絞り込む作業なんです。幅広くというのは広めて募集するんです。違うじゃないですか。
○蓮舫君 総理、では、幅広く募った参加希望者に、ふさわしいかどうかの条件は付けましたか。
○蓮舫君 条件を付けましたかって聞いているんです。
○蓮舫君 資料で、安倍事務所が作った桜を見る会の参加申込み、これ、どこにふさわしいという項目がありますか。
○蓮舫君 何言っているんですか。安倍事務所がふさわしいと思われる方を幅広く募った。でも、今の答弁では、官邸事務所、内閣、内閣官房がふさわしいかを決める。安倍事務所ではふさわしいかを調べていないじゃないですか。
○蓮舫君 安倍事務所としてふさわしいと考えている人を募った。でも、この資料を見ると、御家族、知人、友人はコピーを御利用してお申し込みください。コピー使って桜を見る会に行きたいと申し込んだ人はどうやってふさわしいと安倍事務所で判断したんですか。
○蓮舫君 コピーで申し込んだ人を安倍事務所はどうやってふさわしいと判断して内閣官房に提出したんですか。
○蓮舫君 いや、御家族、知人、友人、コピー利用した人はどうやってふさわしいか分かるかって、すごくシンプルなことを聞いているんですよ。
○蓮舫君 じゃ、確認ですけれども、出席希望者の返信を受けた安倍事務所は、ふさわしい確認などの作業をした上で内閣官房に名簿を提出するんですか。
○蓮舫君 いや、何もやっていないとしか今受け取れないんですが。  官房長官、ちょっと確認するんですけれども、政府として、もう本当に不確かなんですよ、名簿が本当にふさわしかったかどうか。安倍総理の答弁もめちゃめちゃですよ。確認ですけど、政府として、もう二度とこの招待者名簿、内閣官...全文を見る
○蓮舫君 ならば、名簿復元の方法はたった一つなんです。総理、安倍事務所に後援会の全員、一人一人に確認してください。去年の四月十三日の桜を見る会に行ったか行かないか、誰と行ったか。それだけで名簿って復元できるんですよ。安倍事務所だけがそれをできるんです。調査せよと命じていただけませ...全文を見る
○蓮舫君 個人情報を出せと言っていません。名簿を出せと言っていません。安倍後援会が税金で歓待をされたか疑惑を晴らすために、千人の総理招待枠のうち後援会の人が何人だったか数を明らかにしてください、それを調査してくださいと言っているんです。
○蓮舫君 説明責任まだ果たしてないと思いますが、菅原前経産大臣は、国会で、有権者にタラコやあるいはメロンを配ったとして、その疑惑を受けて、一応事務所に調査をして調べて、そして答弁しているんですよ。何で総理は調査しないんですか。
○蓮舫君 疑惑を晴らそうとか丁寧に説明をしようという姿勢が安倍総理からみじんも感じられないんですけれども、新たな疑惑も浮上しました。  ちょっと確認をいたしますが、事務方、平成三十一年の桜を見る会、二〇一九年、その推薦名簿の締切り、その後の招待者名簿の取りまとめ、実施作業等の流...全文を見る
○蓮舫君 政治推薦枠名簿の提出も各省庁推薦枠分の提出も同じ二月八日の締切りですね。
○蓮舫君 国政調査権で、予算委員会の理事懇の場で、与野党の理事がいる前で、あなたは、あなたの部下ははっきりと明言しました。内閣総務官室の推薦名簿も各省庁の推薦名簿も締切りは同じ二月八日です。  今、あなたは二月八日よりも内閣総務官室、すなわち政治推薦枠だけは後に設定していると。...全文を見る
○蓮舫君 口頭の説明で確認をしたんです、だから。各省庁には内閣官房の総務官室も入っていますかと確認したら、入っていると言ったじゃないですか。何で今答弁変えたんですか。
○蓮舫君 一月二十七日、参議院予算委員会理事懇。内閣総務官室、政治枠、締切り過ぎて提出はないと、与野党全ての理事、委員長の前で説明を受けました。それは虚偽だったんですか。
○蓮舫君 じゃ、官邸と内閣官房総務官室の締切りはいつでした。
○蓮舫君 なぜないんですか。
○蓮舫君 御覧ください。左が安倍事務所が作成したものです。あっ、左が内閣府が作成したもので、二月八日が推薦の締切り。理事懇では、ここは政治枠も各省庁の推薦枠も同じ締切りだと断言しました。  ところが、その隣、安倍晋三事務所作成、桜を見る会の御案内は、二月二十日までに事務所に返し...全文を見る
○蓮舫君 つまり、総理枠だけは特例扱いだったんじゃないですか。  全て各省庁は二月八日まで、そこから順を追って三月から招待状を発送していくのに、総理のは二月二十日なんですよ。このずれを今日指摘しようと思ってこの資料を配ったら、いきなり今、事務方の説明が、二月八日、総理枠もそこが...全文を見る
○蓮舫君 新たな資料を発見して、出してもらいました。平成三十一年桜を見る会の準備日程です。二年前、平成三十年は、二月九日各省、二月十三日、数日後ですね、官邸等の締切り、推薦、推薦の締切り枠、三月一日から招待状をもう発送している。  ところが、去年は、二月八日に締切り、総理のは二...全文を見る
○蓮舫君 いやいや、残っていた行政文書には、平成三十年は案内状発送開始が三月一日、平成三十一年はあえてその日付が書いていないんですよ。何で白塗りしているんですか、これ。白塗りしたんですか。
○蓮舫君 質問をすると、これまで説明していた資料がなくなる、記憶がなくなる、いつか見た景色と全く同じなんですけれども。  去年の桜を見る会は、平成三十年の桜を見る会よりも一週間早かったんです。今、三月中旬とおっしゃいましたけれども、その間、招待状を発送した間に、飲食業者、会場設...全文を見る
○蓮舫君 説明は変わるし、資料はなくなるし、遅滞なく廃棄をする、総理がそういう答弁を濫用するから、事務方も当たり前に使うようになってきているんですよ。そうすると、国会で税金を使った行事が適切だったかどうかなんて行政チェックできないんですよ。  今問われているのは、総理だけ、招待...全文を見る
○蓮舫君 後から後から出てきた資料が、総理がこれまでした、あるいは官房長官が御説明していた話とどんどん変わってくるんです。  だから、徹底調査をして名簿を出しておけば、自分はやましくないと立証しておけば、国会でこういう問題を追及されないで済むんじゃないですか。やっぱり再調査して...全文を見る
○蓮舫君 桜を見る会の飲食提供業者、第二次安倍内閣発足、二〇一三年以降はどんな形態ですか。
○蓮舫君 二〇一三年以降は、その同じ企業が連続して一社受注していますか。
○蓮舫君 この企業は、二十年ほど前から桜を見る会に限定された食材を提供していたんですね。ところが、二〇一三年からは、まあ二〇一二年までは桜の会は食事の種類で発送業者を分けていたんです。それが、二〇一三年からこの業者だけに一括発注することになったんです。  これ、今まで続いている...全文を見る
○蓮舫君 二〇一五、一七年は、確かにほかにも一社が手を挙げて競争入札になっているんです。そのときは、飲食提供総支出も一人当たりの単価も、競争入札があった二年間は下がっているんです。ところが、一社だけが受注しているときは上がっているんです。これが競争入札の効果なんです。  なぜこ...全文を見る
○蓮舫君 中身を判断してここになった。  じゃ、伺いますが、他社が入札に参加できない、手を挙げられないように政府自らが特定事業者を優遇したことはありませんか。
○蓮舫君 二〇一七年から内閣府は去年まで三年続けて入札公告より前に会場の新宿御苑にこの委託業者を呼んで打合せをしていたことが判明しています。これは何ですか。
○蓮舫君 いや、二〇一九年も現地で打合せは一月十六日に行われて、入札公告が二月の二十八日なんですよ。入札に手を挙げる複数業者を入札公告の後に現地で説明をして意見を聞くなら分かるんですけど、何でわざわざ受注する、手を挙げ、その事業を受託する業者だけを呼んで説明をするんですか。
○蓮舫君 自民党席からも、やった人しか分からない点があるじゃないかというやじがあるんですが、大塚さん、聞きます。  これ、飲食委託業を受注した人は、桜を見る会が終わった後に結果報告、義務付けられていませんか。
○蓮舫君 その義務付けられている報告書には、メニューや数量の提供の詳細、当日提供状況、さらに、詳細に撮影した写真、電子データも提出、五年分保存されています。つまり、前年度に何が問題で、何が売れて、どんな会で、どういう改善点があるかというのは報告が上がっているじゃないですか。  ...全文を見る
○蓮舫君 じゃ、報告書では分からない何を聞かれたんですか。
○蓮舫君 一月七日の野党合同ヒアリングで御説明いただいたのは、これ、打合せじゃなくて気付きを聞く場というまた新しい言葉で説明されたんですが、どういったものの売行きが良かったか、逆に悪かったか、どこで行列ができたかと具体的に聞いたと。それは本当ですか。
○蓮舫君 先ほど御説明いただいたように、企画競争入札というのは、企画書を提案をして、その内容が良ければ、値段の高い低いにかかわらず入札、応札することができるんですけれども、どれが売行きが良かったか事前に担当者の問題認識が分かっていたら、その売行きが良かったものを多く提供する内容に...全文を見る
○蓮舫君 総理、聞いていていかがですか。なるほどと今うなずきましたけれども、私は納得しませんよ。だって、複数社が手を挙げて内容を提案するときに、担当者が一か月以上前、事前に現場に呼んで、そして、その年も応札する人、一社だけに自分たちの問題認識を伝えて意見交換をしている。当然、企画...全文を見る
○蓮舫君 次回に生かされたのは、この説明を受けた業者なんですよ。  去年、私、この業者を調べていたら、この業者のCEOから私の携帯に突然電話が直接来ました。私、面識ありません。何で電話したのかと確認すると、内閣府の職員が、蓮舫議員があなたを調べていますと、それを情報を漏らしまし...全文を見る
○蓮舫君 いやいや、このCEOの奥様がこの飲食業務の委託業者の会長なんですよ。その人が政府委員にいろいろ就いているから役職教えてくれと言ったら、各省庁に聞けばいいのに、何で民間のその業者に聞くんですか。
○蓮舫君 省庁間はそんなに全て調べ切れるものではないぐらい縦割りなんですか。苦しいですよ、その説明。  CEOの方と事務所が話したら、私の家内と義理の弟が安倍さんと近しいのは事実と。CEO夫人の会長、その弟の取締役夫婦、安倍夫人と学生時代から近しいとした上で、ざっくばらんに事実...全文を見る
○蓮舫君 二〇一四年二月、十二月、昭恵夫人が、友人と食事を楽しみました。総理と一緒の写真を、数人で会食した様子をアップされています。これ、昭恵夫人からの御紹介ですか。
○蓮舫君 森友も加計もそうなんですよ。昭恵夫人と総理の写真が載って、調べたら、そこに特段のそんたくが働いている。この業者も、桜を見る会、安倍政権になってから複数入札が一社一括になって、事前に説明をして、そしてさらに、この人たちは、桜を見る会に二〇一七年、一八年、招待されている。何...全文を見る
○蓮舫君 いや、自分たちが飲食を提供する事業の委託を受けて、仕事を受けて、食べ物や飲物を提供している場にその取締役夫妻が呼ばれるのは、何の功績があるんですか。一般論でも結構です。お好きですから、一般論。
○蓮舫君 本当にいろいろなところで、総理夫人の影というのが本当にちらつくんですよ。それは偶然だと言うかもしれませんけれども、全然偶然じゃないじゃないですか。森友のときには、財務省が公文書の改ざんまでしていた。そして、今回の桜を見る会は、政治推薦枠だけの名簿がなくなった。いろいろ矛...全文を見る
○蓮舫君 いや、その業者を使ったことを否定しているんじゃないんですよ。何でこの一社だけに絞られていったんですかと、何で事前に説明をするんですか、何でその人たちの夫婦が桜を見る会に招待されるんですか。自分たちが言い募れるところだけは堂々と答弁をして、それ以外は名簿がない、説明ない、...全文を見る
○蓮舫君 じゃ、わざわざ出てきてくださったので伺います。  意思決定過程や事務事業の合理的跡付け、検証に必要な行政文書は原則一年以上保存と、改めて、原則一年以上、それまでなかった規定を盛り込んだんです。これ、なぜこれをあえて盛り込んだんですか。
○蓮舫君 ずさんな公文書管理の反省を受けて、原則一年以上を基本にしたんです。ところが、内閣官房と内閣府の政治推薦の名簿だけ一年未満と、原則から外れてルールが作られました。これ、なぜですか。誰が定めましたか。
○蓮舫君 無駄に力強く答弁いただいているんですけど、誰が決めたかと伺っているんです。
○蓮舫君 北村大臣、公文書管理の法律施行令八条二項三号は何となっていますか。
○蓮舫君 ただ条文を読んでいただいただけなんですが、ちょっと分からないので、今の条文から誰が保存期間を定めるとなっています。
○蓮舫君 北村大臣、今あなたが読まれた公文書管理法、公文書管理の法律施行令八条二項三号で、どこに課長という文字があります。
○蓮舫君 公文書管理法においても、その施行令においても、今、北村大臣が、途中までは正しくてその後めちゃめちゃだったんですけれども、の答弁であったように、行政機関の長が保存期間を定めるとなっているんです。  ただ、そこから下りて各省庁の行政文書管理規則になると、実務的に大臣が全て...全文を見る
○蓮舫君 つまり、菅官房長官が一年未満とのルールに基づいて廃棄している、その一年未満と決めたのは内閣総理大臣、安倍総理なんですよ。  政治枠、推薦枠の名簿を一年未満で捨てていいと決めたのは安倍内閣総理大臣ですが、この決定は正しかったと思っていますか。法律では、適正だったと書いて...全文を見る
○蓮舫君 一番最後の資料に付けさせていただきましたが、行政文書の管理に関するガイドラインでは、保存する公文書は原則一年以上だけれども、七つの例外があると。  北村大臣、この七つの例外って何ですか。
○蓮舫君 済みません、それは、七つは何ですかと伺っているんです。
○蓮舫君 一年未満で捨てていいと決められているものは、新聞の切り抜き、公文書のコピー、業務連絡、各省への問合せメモ、間違いがあった文書、意思決定に影響しない文書と具体的に例示されて、総理、新聞の切り抜きや公文書のコピーと伝統的な総理主催の伝統行事の名簿というのは同列なんですか。
○蓮舫君 北村大臣、そんな簡単に捨てちゃいけないものだと、公文書管理担当大臣はそこはもっと頑張ってもらわないといけないと思うんですよ。新聞、コピーと一緒ですか、招待者名簿が。ふさわしいかどうかと後に税金で使われた事業で検証するときに、その名簿がなければ、招待された人がふさわしい人...全文を見る
○蓮舫君 もう一つ、これ分からないのは、菅官房長官は、廃棄した理由も、桜を見る会の終了をもって使用目的を終える、これを全て保存すれば個人に関する情報を含んだ膨大な量の文書を適切に管理する必要が生じる。  使用目的終えますか、官房長官。
○蓮舫君 じゃ、二点目、そんな膨大な量の個人情報ですか。
○蓮舫君 内閣官房政治推薦枠九千人ほど、そして内閣府招待者名簿一万五千人ほど。  高市総務大臣、マイナンバーは何人の情報を保存しています。
○蓮舫君 各市町村、各都道府県で保存、適切に保存されているのを管理はされていると思いますけど、マイナンバーを交付した総人数は今どれぐらいあります。
○蓮舫君 個人情報に優劣はないし、セキュリティーの重さをどんどん掛けていかなければいけないというのはあったとしても、一万五千人が膨大な量で適切に管理できない内閣府、内閣官房。総務省は、都道府県とも連携を取って、二千万人の情報はきっちりセキュリティー掛けている。  官房長官、内閣...全文を見る
○蓮舫君 紙をデジタルにすればいいだけじゃないですか。
○蓮舫君 紙は、国会議員の質問、資料請求があった一時間後にシュレッダーしました。デジタルデータは、そこから最大八週間残っていたということが確認されています。デジタルにもなっていたじゃないですか。そして、それを廃棄して、ログを出せとしたら、出さないと言い出している。  デジタルに...全文を見る
○蓮舫君 今日の質疑、答弁を聞いていても、全てが安倍総理を守るために矛盾だらけの答弁だし、なくなったから説明できない、官僚は答弁を変える、資料は勝手に捨てられる、もうこれの繰り返しなんです。  総理のおじい様の岸総理、昭和三十二年、桜を見る会名簿、実名で公文書館に永久保存。それ...全文を見る
○蓮舫君 終わります。
01月30日第201回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○蓮舫君 立憲民主党の蓮舫です。  まず冒頭に、異例の再質問となった理由を申し上げます。  昨日、一月二十九日、参議院この予算委員会における私の質問に対し、大塚内閣府官房長は、国会法に認められた国政調査権を行使した予算委員会理事懇談会における説明並びに提出された資料について、...全文を見る
○蓮舫君 それでは、御自身の昨日の答弁は、今、大塚官房長がおっしゃったような認識に沿ったものだったと今改めて考えられますか。
○蓮舫君 昨日の私の質問は、安倍総理主催の桜を見る会における政府の取りまとめ締切りと安倍事務所が後援会の方々から取りまとめる締切りに十二日間の差が生じていることを確認するものでした。安倍総理からの推薦名簿だけを特例扱いをしていたのではないかと確認をさせていただきたかったんですが、...全文を見る
○蓮舫君 では、改めて確認をさせていただきます。  内閣官房総務官室からの総理推薦名簿の提出締切りは何月何日だったんでしょうか。
○蓮舫君 二月の十二日なんです。つまり、昨日は、資料を廃棄し、分からないとの答弁だったんですが、実は提出期限は二月十二日、安倍総理事務所が取りまとめた二月二十日の締切りと、それでも八日間の開きがあることが明らかになりました。また、調べれば裏付けの資料があるという立証にもなったと思...全文を見る
○蓮舫君 委員会の場で御答弁申し上げたことが私ども内閣府からの御説明事項であると答弁、あたかも国政調査権である理事懇談会の場所での説明が委員会答弁で修正されることを正当化するように私には聞こえましたが、これも説明不足や確認が不十分だったということでよろしいですね。
○蓮舫君 参議院予算委員会は、委員長の議事整理権の下で、与野党筆頭の合意を経て、各理事が参加をした理事懇談会の場所で政府からの資料提出並びに説明を受けることで行政監視機能を委員会等で発揮してきました。  この国政調査権の重みを再度改めて重んじて今後の対応を取っていただきたいと強...全文を見る
○蓮舫君 最後に、委員長に……(発言する者あり)
○蓮舫君 お願いを申し上げたいと思います。  政府は、この桜を見る会の、その税金を使った国事事業について適切だったかどうか再調査はしないと言っているんですけれども、昨日の答弁で、資料を廃棄して分からないと言った日付が今日は明らかになりました。まだ裏付けされる資料があると思ってい...全文を見る
○蓮舫君 終わります。
03月02日第201回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○蓮舫君 立憲民主党の蓮舫です。  総理、報道によれば、本日十二時四十分頃、北朝鮮が東部の元山から日本海に向けて飛翔体二発を発射したとのことです。防衛省によれば、我が国の排他的経済水域に飛来は確認されていないとはいえ、日中韓を始めとする世界各国が新型コロナウイルス感染症対応に全...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございました。  さて、総理、二月二十九日の総理会見、あれで国民の不安は払拭されたとお考えですか。
○蓮舫君 何も響かない、何も答えていない会見だったと思います。  確認するんですが、最後に記者との質疑をやり取りされたときに、総理は答弁原稿を読んでおられるように見えたんですが、これは事前に記者クラブの幹事社を通じて質問内容を確認しているんですか。
○蓮舫君 じゃ、フリーランスの記者からの通告も受けていますか。
○蓮舫君 ジャーナリストの江川紹子さんが、まだ質問がありますと挙手をしました。なぜ答えなかったんですか。
○蓮舫君 時間の関係で打ち切った。その後何か重要な公務がありましたか。
○蓮舫君 いや、三十六分間の会見を終わって、その後すぐ帰宅しています。そんなに急いで帰りたかったんですか。
○蓮舫君 いや、会見で総理は、様々な御意見、御批判、総理大臣としてそうした声に真摯に耳を傾けるのは当然だと。だったら、広報官を止めて、遮らないで会見をもっと続けて、江川さんやみんなの声に答えると、何で自らそこでリーダーシップ発揮しなかったんですか。
○蓮舫君 この間、基本方針が出された上で、イベントとか一斉休校とか、全部日替わり的に変わってくるんですよ、ころころ。これは場当たり的だったという反省はおありですか。
○蓮舫君 政府が決めたことを総理がすぐひっくり返す。あなたの言動が社会とか国民に混乱を招いているとの自覚はありますか。
○蓮舫君 安倍内閣の対応は、この一月半、本当に全てが後手後手だと思います。中国の感染者が一万人に迫り、WHOが緊急事態宣言を出す直前になってようやく、一月三十一日、全閣僚出席の対策本部が設置。ところが、専門家を構成員とする専門家会議は、中国、世界で感染者が七万人を超え、我が国で感...全文を見る
○蓮舫君 いや、関係閣僚会議、たった二回じゃないですか、しかも十分ずつじゃないですか。  こうした政府の緊張感のなさが、薄さが閣僚行動に現れたのが、対策本部を政務で欠席した小泉環境大臣、あるいは子供に責任を持つ萩生田文科大臣、入管行政の森法務大臣。何に出席するために感染症対策の...全文を見る
○蓮舫君 二月十六日の政府の会議は、クルーズ船の下船を二月十九日からと決める大変重い会議でした。ところが、新年会、書道展の挨拶、消防団。それも大事でしょう。でも、国民の命を守る会議の方が大事なんじゃないですか。  官房長官は、叱責するどころか、会見で、必要な公務、用務があればそ...全文を見る
○蓮舫君 総理、注意はしましたか。
○蓮舫君 政府の専門家会議の見解では、症状がなくても、人と人との距離が近い接触、一定時間以上の会話が多くの人々との間で交わされる環境、そこに行くことをできる限り回避をと言っているんですね。で、集会や行事の開催方法の変更を呼びかけた。  ただ、その呼びかけた夜、翌日の夜、西村大臣...全文を見る
○蓮舫君 入口に消毒液があったから、自分が行ったときは少なかったからいいというレベルの話ですか。政府として、専門家会議の意見を踏まえて国民には集会を回避してくれと言っているのに、何で行ったんですか。  じゃ、適切でした、この行動。
○蓮舫君 大臣、滞在時間短いと感染リスク下がるんですか。
○蓮舫君 総理、そろいもそろって、あなたの内閣の大臣の危機管理、大丈夫ですか。
○蓮舫君 まだあります。秋葉総理補佐官、地元仙台での政治資金パーティーに出ていたことを記者に問われ、物理的に中止との選択肢は難しかった、宮城県には感染者は出ていない、その直後に出ました、ほかの議員もやっていると開き直りました。  総理が一転して中止、延期を要請し、大規模ライブ、...全文を見る
○蓮舫君 二月二十四日に会見をした専門家会議の副座長は、飲み会などにはなるべく行かないでほしいと会見で強く呼びかけました。  総理は国会議員や財界の方々と夜の会食を続けているんですが、それは適切ですか。
○蓮舫君 済みません、副座長は別に少人数だから、大人数だからとは言っていませんよ。飲み会などにはなるべく行かないでほしい、一、二週間が瀬戸際だ、総理がずっと言っている言葉じゃないですか。
○蓮舫君 意見交換するんだったら、夜の会食じゃなくて、ちゃんと時間を設けて専門家の話を聞けばいいじゃないですか。あるいは、国会議員と宴会の時間があるんだったら、現場に視察に行くとか関係者に話を聞きに行くとかすればよかったんじゃないですか。  それと、総理が、子供たちの健康、安全...全文を見る
○蓮舫君 そのときに知ったんですか。
○蓮舫君 そのときに、知ったときに、保育所が対象外というのも併せて知りましたか。
○蓮舫君 反対されましたか。
○蓮舫君 いや、ちょっと驚くんですね。  小中高が一斉休校をして、大臣が所掌している保育所は開所をするという方針を委員会室に役所からメモ出しで入ってくる。その程度のやり取りでこれだけ大きな判断をするということに対して、加藤大臣は当初から賛成したんですか。
○蓮舫君 中で議論した。どこでですか。
○蓮舫君 子供たちが長時間集まることによる感染リスクに備えるから小中高は一斉に休業を要請し、保育所は除外と。  ちなみに、保育所の開所時間は何時間でしょうか。
○蓮舫君 保育所は十一時間開所している。学校より相当長いんですよ。しかも、ゼロ歳児や一歳児や二歳児はマスクを着けられない、着け続けることもできない、せきエチケットもできない、狭い室内でテーブルを挟んで食事をする。  感染リスクは学校より保育所の方が実は高いんじゃないですか。
○蓮舫君 家で一人でいることができないお子さんという議論をしているんじゃないんです。保育所は感染リスクが学校より低いんですかと伺っているんです。
○蓮舫君 済みません、保育所の換気を良くすれば学校よりも感染リスクが低いというエビデンスがあるんですか。
○蓮舫君 今日は、国立感染研の所長で、政府の専門家会議の脇田座長にお越しいただきました。  ちょっと教えていただきたいんですが、保育所や幼稚園、学童は学校より感染リスクが低いという、そういう疫学的根拠ありますか。
○蓮舫君 つまり、子供たちの健康と安全を第一に考えて総理が小中高一斉休業して、でも、そこには守られる子供たちに含まれていない保育所、幼稚園、学童の子供が出てきた。  何で子供の居場所で線引きをしたんですか、総理。
○蓮舫君 疫学的根拠を教えてください。そうしないと親だって心配ですよ。預かってくれるのは有り難いけれども、感染リスクが学校よりも低いというエビデンスがなかったら親だって心配でしょう。そのエビデンスを教えてください、総理。
○蓮舫君 ちょっと確認をするんですが、脇田座長、休校要請を総理がする前に、政府の専門家会議に何か諮問とか意見を聞かれたことありますか。
○蓮舫君 読ませていただきました、見解。この見解の中に、専門家会議として学校一斉休業が望ましいと書いてありますか。
○蓮舫君 総理、二十四日の専門家会議の見解には、確かに総理が強調するように、ここ一、二週間が終息させられるか広めるかの瀬戸際だという重い重い認識から始まっていろいろなお願い事が書いてあるんですけれども、ここには学校一斉休校要請が適当、妥当、そういう疫学的根拠があるというのは一言も...全文を見る
○蓮舫君 専門家会議に提出された資料を読むと、新型肺炎の特徴の一つが、高齢者における感染例の集積があり、小児における重症例が少ないことが特徴ですと明記されているんです。  総理、子供の安全は大切です。でも、WHOは、十九歳未満の罹患率、感染者は全体の二・四%、極めて低いんですよ...全文を見る
○蓮舫君 WHOの報告書、私も持っています。都合のいいところだけ使わないでください。この報告書では、八十歳以上の感染者の致死率、五人に一人です。極めて重いんです。政府の専門家会議でも、これまでの調査で、高齢者、基礎疾患を有する者の重症化リスクが高いと指摘されている。  優先すべ...全文を見る
○蓮舫君 対策に万全と言われましたけれども、政府の基本方針を見ると、高齢者施設等における施設内感染対策を徹底する、一行、簡潔です。もう一つ記述があるのは、高齢者施設等において、新型コロナウイルスへの感染が疑われる者が発生した場合には、感染拡大防止策を徹底するとともに、重症化のおそ...全文を見る
○蓮舫君 今、ちょっと驚くべきことに、自民党の席から、高齢者は歩かない、松川議員がやじりましたけれども、こんな認識で、御高齢者の命の安全を守るというのを、与党議員が持っているのに今驚きました。  加藤大臣も同じ認識ですか。高齢者は歩かないから、施設にいるから、寝たきりだから対策...全文を見る
○蓮舫君 是非もっと踏み込んだ、財的支援も含めて、施設大変です、自分たちの訪問者をもう受け入れないようにする、とにかく徹底した消毒をする、いろいろなタオル等もシーツ等も清潔を極めて、負担が本当に重くなっているので、ここは是非強い姿勢で、踏み込んで対応していただきたいとお願いをさせ...全文を見る
○蓮舫君 雇用以外にもいろいろと生じる様々な課題があると思うんです。  じゃ、保育所や幼稚園、学童で子供が感染症に感染した場合の政府としての責任の取り方は何ですか。
○蓮舫君 いや、そういうことがないように、子供の居場所によって感染リスクの高い低いが分からないんだったら線引きをしちゃ駄目だと私は思うんです。  じゃ、ほかにも、学校は休校、自宅待機、これ塾に通うのも中止要請するんですか。
○蓮舫君 経産大臣、塾、自粛でいいんですか。
○蓮舫君 そういう形での対応というのは、塾に行くのを自粛する、それを塾の皆様方に御説明したということですか。
○蓮舫君 塾は民間です。顧客である子供さんが自粛で塾に来られなくなったら経営難です。政府として、どんな責任の取り方しますか。
○蓮舫君 政府の責任を持った対応とは何でしょう。
○蓮舫君 じゃ、ショートして破産した場合には、それは塾の自己責任ですか。
○蓮舫君 いや、聞けば聞くほど本当に場当たり的な判断で、各大臣も相当大変だというのが今かいま見えてきたんですが、特に子供さんが、今回いろいろと課題が想定できるんですけれども、少子化担当大臣はこの小中高の一斉休校要請、いつ知りました。
○蓮舫君 少子化担当大臣は、文科省や厚労省や、地方ですから総務省、様々な部分の縦割り行政を排する役割なんですけれども、聞いたとき、どう思いました。
○蓮舫君 済みません、総理を評価しているかどうかなんて聞いていません。少子化担当大臣として、どんな課題をまとめなければいけないと思われましたか。
○蓮舫君 文科、厚労に丸投げですか。あなたは省庁を調整をする役割を持っているんですよ。調整をしなければいけない仕事は何だと思いますか。
○蓮舫君 仕事を休めない親が子供の預け先がないときにどうしたらいいか、困窮家庭はどうしたらいいか、シングルマザーはどうしたらいいか、学童に預かってもらえない子供はどうしたらいいか、それは厚労分野、あるいは文科分野、あるいは地域の格差もありますから総務の分野もある。そこと省庁横断的...全文を見る
○蓮舫君 済みません、今、最後に何か言い捨てました。
○蓮舫君 危機だから官邸で調整しているんだったら、少子化担当大臣、要らないじゃないですか。官邸とは違うところで、気付いたところで仕事をするのがこの人の、でも驚いたことに、少子化についてのその後を考える、今は考えないというびっくりする答弁がありましたけれども。もういいです。  次...全文を見る
○蓮舫君 ということは、二月の十九日からクルーズ船から乗客を下船をさせて公共交通機関で帰したことも適切と思われていますか、総理。
○蓮舫君 クルーズ船を二十日に下船した人が、それぞれ静岡と宮城で初めての感染者が確認をされました。  厚労大臣、これまで下船された方のうち、発熱の方は、発熱等症状がある方は何人で、陽性になった方は何人いますか。
○蓮舫君 下船時に感染していながら無症状だった人を公共交通機関で帰してしまったという、そういう疑いが晴れないんですね。  二十三日に、一転して公共交通機関の利用を自粛をすると要請をしたんですが、これはなぜ変えたんでしたっけ。
○蓮舫君 そうすると、厚労省はたしか、この下船をさせた乗客たちはどのルートを通って自宅に帰宅をされ、どういう形で自宅で療養されている、二週間、それを把握していると思うんですが、少なくとも、発熱等の症状がある四十二人、陽性が六人、その方たちがどのルートで公共交通機関を活用したか、そ...全文を見る
○蓮舫君 私が言っているのは、その四十二人はフォローアップをしているのは分かるんですけれども、その人たちが公共交通機関を使ってしまった。しかも、例えば、東京とか神奈川とか近郊のいわゆる公共交通機関を使う人たちが多いところで、その列車等を使った方たちで発熱等があってPCR検査等を待...全文を見る
○蓮舫君 二月十九日時点で船の感染者割合は一六・七%と非常に高いんです。これ、二月二十九日では一九・五%と、二割に上がっているんですね。  同じ乗客でも、アメリカやイタリアは、下船で帰国をさせた乗客を二週間隔離をしているんですよ。それは、WHOの方針に沿って二週間隔離をさせなけ...全文を見る
○蓮舫君 加藤大臣、チャーター便の知見というのは、武漢からお戻りになられた方たちは二週間やはり保護、観察をして、それが、知見が今回のクルーズ船に私は適用してよかったのかどうなのか、疑問があるんです。  クルーズ船は三千七百十一人が乗船していて、そのうち乗員が千四十五人いるんです...全文を見る
○蓮舫君 いや、加藤大臣のその真摯にお答えいただく姿勢も含めて、船内の感染対策が徹底されていたと信じたいんですけれども、でも、橋本副大臣が写真をSNSにアップしたとき、ゾーニングされているという写真、びっくりしましたよ。ポールとロープで分かれて、混在シーンしかなくて、あれでゾーニ...全文を見る
○蓮舫君 乗員の方が、私、本当に敬意を表します。怖かったと思いますよ。だって、防護服もマスクも最初配られなくて、そのまま仕事をされていた。マスクを一週間着けているとか、もう感染覚悟で働いているとお母さんにLINEをしてきているとか、こういうの報道されていますよ。  実際に見ると...全文を見る
○蓮舫君 実際、二月十九日に、国立感染研がクルーズ船現場からの概況を報告しています。これ、脇田所長、暫定的な結論で、感染伝播は乗員あるいは客室内で発生している傾向にあると明言しているんですが、やっぱりこれは、乗員あるいは客室内で感染している方と同室だった方、そこにおいて高いという...全文を見る
○蓮舫君 政府が専門家会議を設置して、第一回目の会議は二月十六日に行われたんです。なぜもう一日待たなかったのか。二月十五日に加藤大臣が十九日から下船をさせる方針を決めて、十六日に政府の感染症対策会議で総理が十九日から下船させるという発言をしている。もう一日待って、その第一回目の専...全文を見る
○蓮舫君 クルーズ船の乗客降ろすこともそうなんですけれども、そういうのって全部議事録とか取っていますか。省内の会議とか大臣に上げた決裁を得るものとか、その政策が決められる途中経過の議論、どの専門家に聞いてどういう知見を得られて、それをどういうふうに活用していって、そして政策判断に...全文を見る
○蓮舫君 今おっしゃった残っていないものがあるというのは、私は非常に問題だと思っています。  総理が唐突にイベント開催自粛を一転して中止、延期要請にしたことも、自治体に検討としていた学校休校を翌日に総理要請で一斉に休校と要請をしたのも、みんな実はどこで決まったか分からないんです...全文を見る
○蓮舫君 お認めになられました。この場で判断を固めていって、最終的には対策会議で発表する。  議事録全部残っていますか。
○蓮舫君 議事概要を作っていく。じゃ、メモとか議事録とか、どういう議論、どういう資料が使われたかって全部残っているんですね。
○蓮舫君 この内閣の公文書管理は、もう既に信用は失墜しているんです。  北村大臣、お伺いしますが、公文書管理の最大の原則は何ですか。
○蓮舫君 いや、公文書管理の最大の原則は何ですかと聞いている。条文を読んでくださいなんて言っていませんよ。
○蓮舫君 それは法律第四条で、条文を読んでくれと言っていません。  最大の主義は何ですかと聞いているんです、最大の原則は。
○蓮舫君 文書主義なんです。だから、第一条の目的で、現在と将来の国民に説明する責務がある、だから文書で残さなきゃいけない。  ところが、今日お話伺っていても、まだ専門家会議の議事概要、議事録出てきてない。あるいは官邸で、イベントをどうするかと変えたこと、あるいは一斉小中高休校に...全文を見る
○蓮舫君 確認します。  大臣の認識では、世界や日本を今不安にさせている、ワクチンもない、薬もない、そして感染者が増える、高齢者が重症化して亡くなるという大変不安な新型コロナウイルス感染症の問題なんですが、これは、国民の生命、身体、財産に大規模かつ重大な被害が生じ、又は生じるお...全文を見る
○蓮舫君 その認識があれば、公文書担当大臣としては、行政文書の管理に関するガイドラインで、今の事態、この不安な、解決策のない、それは、与野党を超えて対処をしなければいけない事態を歴史的緊急事態と定義し、記録の作成の確保をするように制定されていることは御存じですか。
○蓮舫君 どっちですか。
○蓮舫君 いや、推移を注視して判断するまでの間に、政府に都合の悪い資料や会議録やメモや資料等が廃棄されちゃったら困るんですよ。だから言っているんです。この内閣は、質問通告があった一時間後にシュレッダーをされているじゃないですか。  だから、そういうことがあっちゃいけないから歴史...全文を見る
○蓮舫君 三・一一の東日本大震災のときに、当時野党だった自民党に激しく激しく糾弾をされ批判をされたのが、我々が、議事録や会議録やメモ、備忘録、資料、整理をされていない、時系列で残っていない、行政ファイルに公文書として管理をされていないということだった。そのとおりでした。その批判を...全文を見る
○蓮舫君 安倍総理、この大臣で大丈夫ですか。  私、北村さんは、御立派な人柄だし、政治経験も長いし、大変真摯に対応してくれる人だと思いますけれども、この感染症が我が国を不安に陥れている中で、政府や総理の決定が一転二転三転、どこでどうやって決めたか検証できない、議事録がまだ全く出...全文を見る
○蓮舫君 この大臣に任せて大丈夫ですか。  だから、総理が、疑義を持たれている公文書に関しての立場の総理だから、総理が公文書としてちゃんと残すように北村大臣に指示をしたら、これから先、改ざんとか削除とかシュレッダーとか、あるいは口頭決裁とか……
○蓮舫君 そういうことがなくなるのに、危機感全くないんじゃないですか。
○蓮舫君 終わります。
03月03日第201回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○蓮舫君 予算委員会委員派遣の調査につきまして御報告いたします。  派遣団は、金子委員長を団長とする十四名で編成され、二月十七日及び十八日の二日間、神奈川県及び千葉県を訪れ、関東甲信越地方の経済情勢、両県における重要施策等について概況説明を聴取するとともに、両県の災害被害の状況...全文を見る
03月09日第201回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○蓮舫君 立憲民主党の蓮舫です。  まず冒頭、今日の私の質問時間は参議院自民党さんに御配慮をいただきました。心から感謝を申し上げます。  総理、まず、分からないので確認をさせていただきたいんですが、事実確認です。  今日から中国、韓国両国の入国制限が始まりました。これは科学...全文を見る
○蓮舫君 専門家会議に諮らないでいいという判断は総理の指示ですか。
○蓮舫君 イタリアは、都市を封鎖したり、民主党の党首が感染したと自ら公表しているんです。なぜイタリアは含まれないんですか。
○蓮舫君 この渡航制限も突然でした。専門家会議にも対策本部にも諮らないでクルーズ船の下船を決めました。あるいは、その政府の基本方針の翌日に、イベント自粛が一転して中止、延期の要請になった。そして、その翌日には学校一斉休業。決めたのは確かに対策本部かもしれませんけれども、議論をした...全文を見る
○蓮舫君 政府対策本部は十八回行われて、まだ九回しか公表されていません。しかも、議事録じゃない。議事概要です。  これ全部見ました。議論なんかしていませんよ。突然総理が発表して、それが対策本部決定になるんです。言っているじゃないですか。連絡会議で、ここで相当な議論を行い、ここで...全文を見る
○蓮舫君 日本で最初の感染者が確認されてから間もなく二か月なんです。そして、専門家会議が二月二十四日にここ一、二週間が瀬戸際と言った、瀬戸際の二週間は今日なんです。これまでの判断がどういうふうに決まって、どんな議論、どんな根拠で決められたのかを今迅速に検証して、次の政策につなげて...全文を見る
○蓮舫君 作成を義務付けるために公文書管理のガイドラインに基づく歴史的緊急事態の指定を三月二日に提案したが、総理は断られました。その後、三月四日の党首会談で枝野代表に提案されると、検討したいと。これは評価をします。いつ指示しますか。
○蓮舫君 余りにも対応が遅過ぎます。  終わります。
03月16日第201回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○蓮舫君 立憲民主党の蓮舫です。  安倍総理、三月十二日、総理官邸で、あなたは森法務大臣に何を厳重に注意されたんですか。
○蓮舫君 何が不適切だとお考えで注意されたんですか。
○蓮舫君 注意で済む話ではないんです。(資料提示)  九日の参議院予算委員会における森大臣答弁、東日本大震災のときに検察官は、いわき市から市民より先に全員逃げた、それと、身柄拘束者を理由なく釈放して逃げた。  大臣、個人的見解と撤回をしましたが、いつ事実確認しました。
○蓮舫君 済みません、確認なんですが、個人的評価ですか。私たちは、虚偽、うそだと思っていますが、どちらですか。
○蓮舫君 個人的評価はうそだったという確認、それでいいですね。(発言する者あり)
○蓮舫君 三回目です。  個人的評価はうそだったということはお認めになりますか。
○蓮舫君 そもそも質問は、黒川東京高検検事長の定年延長をめぐるもので、昨年十月末に内閣法制局で法案の審査を終えた。そこに検事の定年延長は入っていなかったんです。それが、去年十二月末から突如検討開始、定年延長を法解釈で認めると変わった。小西委員がなぜ変わったか問うと、社会情勢の変化...全文を見る
○蓮舫君 もう今何を言っているんだか全然分からなくなっています。しかも、謝罪をすると言いながら、うそかどうかの事実確認も認めない。本当は、心では謝っていないんじゃないか、そういうふうに思えてならないんですが。  「刑罰権の適正な行使を実現するためには、事案の真相解明が不可欠であ...全文を見る
○蓮舫君 あなたが所管している検察官をうその答弁で愚弄したわけですから、謝ってください、検察官に。
○蓮舫君 森大臣の発言が誤解を生んだんです。そのことをもっと責任感を持ってください。  総理、なぜこんな大臣を守るんですか。
○蓮舫君 法務大臣は、法律に基づき、死刑執行を命令できるんです。極めて重要な役目を負っている。そのような大臣の職に本当に適していると本当にお考えですか。
○蓮舫君 今村復興大臣は、派閥のパーティーで東日本大震災をまだ東北の方だからよかったと失言をして、辞任をしました。櫻田五輪担当大臣は、自民党議員のパーティーで復興以上にこの議員が大事と発言をして、辞任をしました。  三月十一日、その当日に国会で東日本大震災に関するうそを言う森大...全文を見る
○蓮舫君 森法務大臣、あなたは職を辞したいと考えましたか。
○蓮舫君 前任者の河井前法務大臣は違法行為が問われて、疑われて辞任。今度の法務大臣は国会を混乱させ、野党の質問権を剥奪しました。  安倍総理の任免責任はどうお考えですか。
○蓮舫君 そもそも、政治の干渉を絶対に受けてはいけないような準司法官である検察人事に安倍内閣が介入、そして立法趣旨をねじ曲げて政権の解釈で黒川さんの定年を延長するという無理やりなことをやるから、こんなでたらめな答弁につながったんですよ。  この定年人事、撤回した方がいいんじゃな...全文を見る
○蓮舫君 全く納得できません。  次に、三月十三日、新型インフルエンザ特措法改正案が成立しました。私たちは、国家の有事に対して、政権の間違いは指摘しますけれども、協力できることはいたします。  ただ、この法改正、国会議員の採決判断に混乱を生じさせたのが、宮下副大臣のいいかげん...全文を見る
○蓮舫君 最後のそこだけを聞いているんです。何、自分が正したところを正当性で言っているんですか。あなたは、民放放送機関を指定をして政府に都合のいい報道をさせることができると、かなり踏み込んだ答弁をして、そのことによって衆議院の国会議員の採決行動に過ちが生じているんです。  いい...全文を見る
○蓮舫君 整理できていないって、これだけの議事録も読まないで、あなたは国会という場所に答弁に立って、全く事実と違うことを言った。その結果、賛成したいとする国会議員が反対に回ったんですよ。その責任、どう思いますか。(発言する者あり)
○蓮舫君 安倍総理、森法務大臣も国会で虚偽を答弁をして、そして、宮下副大臣は過去の議事録さえも読まずにいいかげんな答弁をして衆議院の国会議員の採決に大きな影響を与えた。罷免すべきではないですか。
○蓮舫君 余りにも国会軽視ですよ。誰も責任を取らないで、わびれば済む。余りにもだと思います。  総理、確認しますが、特措法で政府対策本部長である総理の総合調整に基づき報道機関に内容変更を指示、政府に都合よく報道させる指示はしないというスキームでよろしいですね。
○蓮舫君 では、確認ですが、今は緊急事態に値しますか。
○蓮舫君 二月二十四日の専門家会議の見解から、ここ一、二週間が瀬戸際だとして、学校一斉休業とかイベントの中止を総理が要請した。これ、特措法では総理が緊急事態宣言をしたら都道府県知事が判断して実施をすることなんですが、じゃ、今実施している内容は、特措法に基づいた緊急事態ではなくて、...全文を見る
○蓮舫君 総理のお願いで、法的根拠がないということが今よく分かったんですが、様々な要請をしてからもう既に三週間がたつんです。瀬戸際はいつ終わるんですか。
○蓮舫君 その見解次第では、要請、お願いを解除するんですか。
○蓮舫君 全く先が読めないんですね。いつこの休校が終わるのか、イベントの中止、延期等が終わるのか。  おとといの会見で安倍総理は、今後予定されている卒業式について、安全面での工夫を行った上で是非実施してと発言。もう終わっちゃっているんですよ。そして、今週行われるところはもう中止...全文を見る
○蓮舫君 何言っているのかよく分からないんですけど。  安倍総理のこうしたいろいろな要請で、学校を休んで、親御さんが、今年度の予備費で休業補償として上限八千三百三十円で助成金を支給するとしています。  これ、確認なんですが、加藤大臣、労働者の権利である年次有給休暇とは別の制度...全文を見る
○蓮舫君 資料の二枚目に付けさせていただきました。助成金を含む緊急対応策が公表されたのは三月十日です。それに先立った二月二十八日、日本郵政グループは、新型コロナウイルス感染症に係る勤務等の扱いとして、学校休校で育児のために出勤できない社員は年次有給休暇の扱いとすると明記しているん...全文を見る
○蓮舫君 いや、全くそのとおりなんです。これは、労働者の権利を、総理の要請で、学校がないから子供の育児を見なければいけない人がその権利で対応しろという指示。  これ、高市大臣、所管だと思うんですけれども、これ、あってはいけないと私は思うので。四十万人もの労働者がいるんですよ。右...全文を見る
○蓮舫君 ありがとうございます。当たり前だと思うので、よろしくお願いをしたいと思います。  総理、確認するんですけれども、雇用される者と個人、フリーランスで働く者の労働の価値というのは同じだとお考えですか。
○蓮舫君 休校で育児せざるを得ない環境というのは、どんな労働形態であろうと同じ境遇に陥っているんですが、フリーランスへの休業補償がなぜ八千三百三十円の半額の四千百円なのか。これ、積算根拠を教えてください。
○蓮舫君 何度聞いても、その半額程度でバランスを取ったのが適しているという説明に合理性を見出すことが私はできないんです。合理性あるんですか。
○蓮舫君 踏み込んでいただいたのは評価をするんですが、余りにも合理性がなくて、一律という、しかも今、加藤大臣がおっしゃられた、あたかも六時間のフリーランスの方は子供を連れて育児をしながら仕事ができるというのは、それは全員に当てはまるものでもありません。やっぱり多様な働き方だから、...全文を見る
○蓮舫君 十二万人しか対象じゃないんです。  政府は、去年七月に初めてフリーランスの実態を、働き方改革の下もあって調査しました。本業がフリーランスの労働者は二百二十八万人いるんです。その中で子育て世帯が何人かというのもこれ整理しないといけませんが、十二万というのは私は余りにも少...全文を見る
○蓮舫君 償還免除といっても、住民税非課税世帯に絞ると相当限られちゃうんですね。  今はレベルが違うと思うんです。感染拡大防止に協力をして経済的打撃を受けている人をとにかく救わなきゃいけない、そのメッセージを出さなきゃいけない、もっと言えばそれの財源をお示しにならなければいけな...全文を見る
○蓮舫君 特に一人親とか貧困世帯への打撃は物すごく大きいんです。生活できるかどうか、本当にまさに瀬戸際にあるんですね。  私たちは、児童手当の仕組みを利用した子育て世帯支援の増額、あるいは公共料金の減免、これ、払えない人出てきています。納税の猶予、キャッシュがなくなっていますか...全文を見る
○蓮舫君 土曜日の会見と同じことを言っているんですが、速やかに検討っていつまで検討するんですか。今の世界経済の状況、速やかに検討なんて余裕を持って言っている場合じゃないと思いますよ。  世界各地で株価下落しています。今日もどうなるか分からない。景気悪化の懸念、国内外で高まってい...全文を見る
○蓮舫君 いやいや、今まで打ってきた対策には、このコロナ感染症対策の予算は一円も入っていないんですよ。そういう詭弁を言わないでください。中身がないじゃないですか。会見するんだったら、中身をしっかり具体的に提案して国民の皆さんの不安を払拭するのが私は時の総理のリーダーシップだと思っ...全文を見る
○蓮舫君 五枚目の資料を見てください。  これは、帰国者・接触者相談センターの相談件数と帰国者・接触者外来の受診者数なんですが、保険適用した三月六日、相談した方は全国で一万四千五百三十五件あるのに、実際に外来につないだ数は六百二十五件しかないんですよ、六百二十五件しか。三月九日...全文を見る
○蓮舫君 熊本県の初の感染者の女性は、せきや高熱が出ているのに三つの医療機関をたらい回しにされていました。その間、車を運転した父親は娘から感染して二例目になった。そして、これは母親も感染をしています。広島では、三つの医療機関を七回受診したにもかかわらず症状が改善せず、四つ目の医療...全文を見る
○蓮舫君 その通知が全く功を奏していないんですよ。六枚目の資料です。  和歌山県は、徹底した早めに検査を行って、とにかく感染拡大を、重篤化を防ぐと頑張っている。資料を単純に計算すると、全国で相談に比べて検査実施割合は僅か三%なんです。肺炎の疑いがあれば積極的に検査をしている和歌...全文を見る
○蓮舫君 国民の命を守るという強い姿勢が感じられないのは、非常に、非常に憤りを感じます。  終わります。
04月29日第201回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○蓮舫君 立憲民主党の蓮舫です。  まずは、立憲民主党を代表して私からも、このコロナ感染症で亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、今闘病をされておられる方々の一日も早い御回復を、そして、医療関係者の皆様、ライフラインを守ってくださる皆様方に心から感謝を申し上げたいと思いま...全文を見る
○蓮舫君 イベント等の自粛、学校一斉休校を要請したのは二月ですよ。三月、四月、私たちは、自粛と補償はセットだと、予算に補償を計上しろと何度も言ったのを安倍総理が拒否をした、二千四百億円の予備費で足りると。  その程度の認識だから、その後の対応が全部後手後手になって、そしてこんな...全文を見る
○蓮舫君 四月七日の緊急事態宣言、総理は緊急事態を一か月で脱出と発言しました。これはもう、宣言を五月六日に終わらせる、それが目標だ、それが目的だ、そして予算編成をされたんですか。
○蓮舫君 人との接触を八割削減することができれば、二週間程度でピークアウト、頂点に達して、その後は減少させることができる、その効果も見極めての一か月だと総理は説明をしているんです。  二週間はもう過ぎました、四月二十一日です。ピークアウトに達しましたか。
○蓮舫君 東京都の感染者数です。宣言が出た七日七十九人、それから二週間後、ピークアウトしたいという希望的日時のときの二十一日は百二十三人、二十四日は百六十一人、昨日は百十二人、感染確認者、四千人を超えました。  残り一週間で五月六日です。宣言、終わらせることができますか。
○蓮舫君 専門家会議の尾身座長に聞きます。  専門家会議として、宣言の解除、延長の判断基準は何でしょうか。
○蓮舫君 大変失礼しました。尾身さんではなくて脇田座長でした。大変失礼しました。間違えました。  今、確かに、その一週間の時差があるから、もう一週間程度見ないと感染の拡大がどうなっているか分からないというのは理解をするんですけれども、ただ、東京を見ると、感染者数増加、半数以上が...全文を見る
○蓮舫君 昨日、日本医師会の理事で政府の専門家会議のメンバーでもある方が、全都道府県で延長が必要と記者会見をしました。  これ、専門家会議の見解ですか。
○蓮舫君 専門家会議の委員が、会議で議論していない、何も決まっていないことを勝手に会見をして、それがテレビで使われると、影響すごく大きくなるんですね。是非これは収めていただきたいと思うんですけれども。  総理、一週間、確かに行動変容がどう、感染の拡大がどうかというのはあるかもし...全文を見る
○蓮舫君 大まかな考え方を専門家から示されて、総理、五月六日の前に判断されますか。
○蓮舫君 現場への影響の最大の配慮はお願いしたいと思います。  ただ一方で、仮に宣言が延長された場合、今審議している予算案というのは、目標は一か月で宣言を終わらせる理想の下で作られた項目も相当入っているんです。そうなると、今の事態に、急変していく、時々刻々と変わる今の事態にこの...全文を見る
○蓮舫君 いや、まさに今おっしゃった十万円の給付に、収入が減った家庭に三十万円を渡すのを変えたのは、今の時点に対応できないから総理判断で変えたんじゃないですか。  だから、この四月七日に閣議決定されたものをベースにした補正予算案の中身が本当に今の事態に対応できるのか。例えば、多...全文を見る
○蓮舫君 いや、本当に足りるんですか。個人事業主百万、中小企業二百万、最大です。さっき総理、これが半年と言ったけど、東京は半年なんかとてももちませんよ。  固定費は雇調金が下りるまで出さなきゃいけないでしょう、人件費、そして家賃、光熱水費。収入がない。半年、本当にもつんですか。...全文を見る
○蓮舫君 全く危機意識、現場の声が届いていないと言わざるを得ません。家賃の補償を求める声がどれだけ高いか。  イベント自粛したの二月末でしょう。三月、四月、もう二か月ですよ。これ、宣言延長したら三か月。とても立っていられない。一か月だから我慢しよう、閉めよう、閉じよう、人を雇っ...全文を見る
○蓮舫君 一回を前提とした給付金、ちょっと愕然としました。何でもっと政治判断で踏み込めないんですか。  昨日発表されていた外食産業の収入、三月、全体売上げ八二・七%に減少、宣言以降の四月、もっと減るだろうという見通しも出ています。三十都道府県、百件を超えるコロナ関連倒産、日に日...全文を見る
○蓮舫君 その時々で私たちも全力で協力します。その協力でいうと、やはり家賃にもこだわりたいんです。  昨日、岸田自民党政調会長が家賃のことを提案されて、総理も前向きな答弁をされていた。ところが、昨日の報道を見ると、自民党の中に家賃の補償の在り方を検討するワーキングチームが今日に...全文を見る
○蓮舫君 昨日も枝野代表から提案をさせていただきましたが、この家賃の問題もそうなんですけれども、持続化給付金、やっぱり倍増してもらいたい。その地価、地域によって違いますから、それにとって申請して適切な値段にすればいいじゃないですか。倍増にしてもらって。  雇用調整助成金は、八千...全文を見る
○蓮舫君 いや、本当にこれ、地域も大変です。  北村大臣、地方創生臨時交付金がこれできて、これ、地域を応援しようとしています。これ、大事な給付金だと思っています、交付金だと思っています。一兆円とした理由は何ですか。
○蓮舫君 大臣、聞いてもいないことをべらべらしゃべって、額間違えるのやめてくださいよ。
○蓮舫君 いつ終わるか先が見えない感染症のさなか、地方自治体も物すごく財力の差があるから、何とかしなければいけないと思っているのに、担当大臣が説明は何か違うことを言うし、額は間違えるし、開き直った答弁するのやめていただけませんか。  リーマン級と同じ一兆円で、この危機、乗り越え...全文を見る
○蓮舫君 総理、全国の知事のため息とクレームが来る前に、この大臣、申し訳ございませんが、替えた方がいいんじゃないですか。  それと、リーマン級とレベルが違います。私たちは、せめて五兆円、せめて五兆円ぐらい自由度の高い十分の十の地方への交付金をつくるべきだと思いますが、いかがでし...全文を見る
○蓮舫君 一兆円では私はやっぱり足りないと思います。  それと、医療体制の支援、その規模とスピードも実はもうこの三週間で相当深刻化しているんです。予算案で足りるんだろうか。  例えば、東京、百人以上の院内感染となった永寿総合病院、百人近くの院内感染となった江古田病院、外来診療...全文を見る
○蓮舫君 三週間前に閣議決定された基本の補正予算案ではそれで足りたんです。もう今深刻化しています。  例えば、東京都で、病院五か所以上断られ、二十分以上搬送先が決まらなかったいわゆる搬送困難事例の件数を教えてください。
○蓮舫君 四月一日から四月二十五日、東京都で千九百十九件。これ、一週間で五百二十八件増えているんです。去年同月比四倍になっています。  加藤大臣、これ理由、何だと思いますか。
○蓮舫君 このたらい回し早く止めないと、守るべき命が守られません。千四百九十億円のこの感染症緊急包括支援交付金、この中にその対策費入っていますか。
○蓮舫君 医療で明確にされているのは、緊急医療のコーディネーターを配置する、消毒をする。もう今、コーディネーターしたって病院が受けられないとか、あるいは熱が出ている患者さんを、それを救急車が受け入れられない。  コーディネーターの事業も大事だけれども、本当に今やらなければいけな...全文を見る
○蓮舫君 四月二十一日に慶応病院が今後の見通しということを発表して驚いたんですが、感染症以外の治療目的の患者さん約七十人のうち約六%が陽性患者だったと。集団感染が発生した千葉県船橋市の福祉施設、入所者、職員、その家族を対象にPCR検査を実施した結果、健康上問題なく過ごしていた人の...全文を見る
○蓮舫君 PCR検査数が今も全然増えていないんですよ。  そういう中でいろいろな調査をしてみたら、症状は出ていないけれども感染していて、それが実は広げているんじゃないかというリスク、それにも対応していかなければいけないと思うんですが、例えば、無症状は見えないから、新たな患者、手...全文を見る
○蓮舫君 今大臣御答弁いただいたように、新しい患者、これから手術、これから分娩をされる方々の治療、手術に当たる方は、やはりしっかり患者も医師もそのPCR検査の体制を整えて、全額保険にしていただきたいということは強く要請をさせていただきたいと思います。  総理、例えばニューヨーク...全文を見る
○蓮舫君 いや、どうして検査体制を見直せないんだろうか。積極的に、積極的に患者さんを見付けていって、そして治していく、振り分けていく、そして広げない、こういう体制にそろそろ変えていかないと私はなかなかピークアウトはできないんだと思うんです。  例えば、普通の国民も、私のところに...全文を見る
○蓮舫君 今の答弁、保健所機能を強化するとか、病院につながらないところに課題があるから、ボトルネック、一か月前と同じ答弁じゃないですか。何も変わっていない。  だって、東京都、相談件数に対して外来につないでもらったの僅か四%ですよ。外来につながって検査をして陽性と出た人は四〇%...全文を見る
○蓮舫君 こういう事実で、改善策をしっかり見ていかなければいけないので、すぐ公表を続けていただきたいと思います。
○蓮舫君 三月中旬から四月二十八日まで、路上や自宅で突然死、検視して陽性だった、感染していたと分かった方は何人いますか。
○蓮舫君 十八人。日々増えています。そのうち十一人が東京です。  路上で亡くなるとか、あるいは、これ報道されているんですが、都内の単身赴任の社員寮で急死、発熱後も保健所に電話がつながらなかった、検査を受けられたのは発熱から六日後、そして検査結果が出たのは亡くなった後だという報道...全文を見る
○蓮舫君 誤解をしたのは保健所とか国民が悪いんですか。  政府がずっと説明してきたじゃないですか。尾身座長、三月十日のこの予算委員会で、PCR検査のキャパシティーの問題があったから、そして今回の場合は症状が長く続くから、まあ五日ぐらいまで、まあ一般の人は三日ぐらいまで、まあ四日...全文を見る
○蓮舫君 いや、体制を一新しましょうよ。そんなに誤解があったというんだったら、今日からはこういう要件で、そしてすぐ電話がつながる体制、コールセンターをもっと増やして、保健所機能を強化させて、病院につながせて、早い段階で感染者を特定して、症状によって待機場所を振り分けて、そして病院...全文を見る
○蓮舫君 やらない理由をもう聞くのは十分だと思います。やる理由を聞かせてもらいたい。  総理、昨日、枝野代表が提案をしましたけど、もう一回聞きます。大学生の支援、持続化給付金に学生を対象にしますか。
○蓮舫君 いや、もう一度、もう一度よく説明を、文科省からレクを受けた方がいいと思います。貸与型奨学金は、これまたローンですよ。貸与型でしょう、無利子、有利子でありますけれども。それと、給付型、これも要件狭いです。それと、高等教育修学支援の新制度、これも要件はやはり相当絞られる。 ...全文を見る
○蓮舫君 学生の方が分かっていますよ。学生の方が、どうやったら自分は生き延びられるんだか、学業を続けられるんだろうか、その相談の声を私たち受けていますよ。給付型の奨学金の要件が狭いから、こぼれちゃった人たちはもう助けてもらえるすべがない。だから、持続型給付金にも対象にしてください...全文を見る
○蓮舫君 もう既にアルバイトを切られて雇用関係がない子にも、事業主は雇用調整助成金を申請するんですか。
○蓮舫君 アルバイト切られたら、もう救いのすべないじゃないですか、雇調金では。
○蓮舫君 虐待等でようやく家を出られて学生生活をしている子たち、さっき十万円学生にも行くと言いましたが、世帯主に行くんじゃないですか。親に頼れない、そういう学生にも直接行く仕組みつくるんですか。
○蓮舫君 是非学生は移してもらいたいと思います、特に親を頼れない方は。  それと、次に、総理、虐待やDVとかそういう本当に弱い立場にある人たち、今最も目を配らないといけないと思うんですけれども、四月二十一日に、自民党の国会議員たちが、虐待や性暴力被害に遭うなどした未成年女性に支...全文を見る
○蓮舫君 親からの虐待とか暴力とか性被害、家から出してもらえない、学校にも行かせてもらえない、家に安心して眠る場所がない、徘回するしかない、夜の町を徘回するしかない子にシェルターを提供、寝場所を提供、就職支援、自立支援を行っているColaboに対して、私はやっぱりあってはいけない...全文を見る
○蓮舫君 事実をよく把握されていないと言ったんですけれども、国会議員五人、新宿区議、秘書たち十五人ほど、同行した取材者も入れると三十人ほど、狭いバスの中を密集し、Colaboの代表者は三密を、感染を心配したといいます。五月雨式にぞろぞろ人が増えていって、名前を名のらず、名刺も渡さ...全文を見る
○蓮舫君 セクハラを受けたという女の子はもう眠れなくなっている。この団体に対しては、ネット等でバッシングが起こっています。  だから、どうかお願いです。どうか、五人に会ったというんだったら、もっとちゃんとヒアリングをしてください。Colaboの団体にもヒアリングをしてください。...全文を見る
○蓮舫君 総理、ここのColaboには年間相談五百件ぐらいなのが、総理の休校要請で学校がなくなった途端、相談が二百二十件、一か月でです。行き場のない子たちが結構いる。  先ほど謝罪をしたと、その視察をした国会議員が。でも、その謝罪用文に結構うそがあるとColaboの代表に聞きま...全文を見る
○蓮舫君 四月二十四日の対策本部で、本部長である安倍総理は、社会的に弱い立場にある人々を守ると発言をしてくださいました。  純粋に普通に生きたい、ただ、家の環境が、それを許されなかった女の子たちなんですね。こういう方たちも、その総理の言われている守る、その対象に含まれていますか...全文を見る
○蓮舫君 その上で、これは要望ですが、この子たちは家に帰れないんです。世帯主にお金が十万円給付されても、もらいに行けないんです。あしたのお金にも、住む家にも困っているんで、これ、すぐ、窓口とかあるいはその相談センターとか、そしてチームを組んで必ず届くように、必ず届くようにしていた...全文を見る
○蓮舫君 そこからこぼれないようにと徹底してお願いをしたいと思います。  その上で、配偶者からDV被害を受けた者への十万円支給、申立て、申出期間があしたの四月三十日まで。これ、何でですか。
○蓮舫君 そもそも、世帯主支給にするからこういうごたごたが起きて、そして余計な仕事が増えるんですよ。是非、次回からは個人に着眼をした給付の在り方を考えていただきたいと改めてお願いをしたいと思います。
○蓮舫君 今日質疑をさせていただいても、医療費とか地方の支援とか、いろんなことが足りなかったら予備費でという、本当にこの補正予算案、私は早急に組替えが必要だと思うことが幾つもあるんですけれども、中でもゴー・ツー・キャンペーン一・七兆って、何ですか、これ。
○蓮舫君 終息した後に、今から準備する。いつ終息するんですか。
○蓮舫君 西村大臣、終息する前に倒れたらどうするんですか。生活が、仕事がなくなったらどうするんですか。終息する前に倒れないように予算を支援するのが政治の仕事じゃないんですか。
○蓮舫君 終息するために協力できることは何でも協力します。提案もします。対案も出します。でも、この一・七兆だけは今じゃない。  農水省に聞きます。ゴー・ツー・イート・キャンペーンって何ですか。
○蓮舫君 オンライン予約でポイント、割引付食事券、本当に必要ですか。今、作ったものが売れない、収入がない、そういう一次産業の方に支援するお金に回した方がよっぽど大臣の仕事じゃないんですか。
○蓮舫君 国交大臣、日本の魅力を伝えるコンテンツに百二億、多言語表記やキャッシュレス化に五十二億、訪日旅行の不安払拭プロモーションに九十六億。急ぎますか。
○蓮舫君 やっていないとは言っていません。今必要じゃないと言っているんです。それよりも事業を支援しましょうよ、立っていられるだけの。  環境大臣にも聞きます。ワーケーションって何ですか。国立公園満喫プロジェクトって何ですか。
○蓮舫君 インバウンドどころか、国内の旅行だって外出制限しているじゃないですか。沖縄行かないで、言っているじゃないですか。今じゃないでしょう、この予算。  例えば、介護職員、保育士等の社会福祉施設で働く人たちもリスクと隣り合わせていますけど、その人たちのサービス提供支援は僅か百...全文を見る
○蓮舫君 総理、フェーズ2を否定しているんじゃないんです。今じゃないでしょうと言っているんです。お金の使い方違うでしょう。  もうその最たるものが、私はやっぱり今総理が着けているマスクだと思うんです。このアベノマスク、実は失敗したと思っていませんか。
○蓮舫君 ちょっと何言っているか分からないんですけど、麻生大臣は何で着けないんですか。
○蓮舫君 衆議院も参議院も会館に届いています。  総理、喜んだ人がいるというのは分かるんです。だったら手挙げ方式にすればよかったじゃないですか。全員に配る、ミスがあってまだ配り終えていない、届いていない。確認もしていない人ですから、大臣、会館見たら届いていますよ。  総理、四...全文を見る
06月11日第201回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○蓮舫君 おはようございます。立憲民主党の蓮舫です。  安倍総理、この感染症の事態で、持続化給付金というのはどういう重みがあるとお考えですか。
○蓮舫君 大切なのはスピード、全くそのとおりです。  五月一日、初日に申請して、いまだ未支給なのは何件ありますか。
○蓮舫君 一か月以上たって、まだ五千件も未支給。なぜですか。
○蓮舫君 スピードが大事、総理そうおっしゃっているんですけれども、まだ未支給の方がおられて、この作業をしているのはサービスデザイン推進協議会、中抜き団体、再委託、再々委託、大変問題になっている。  ここに委託したのは適正だと総理はお考えですか。
○蓮舫君 経産大臣、確認しますが、本当に実体があるんですか、この法人。
○蓮舫君 ちょっと答弁、大丈夫ですか。  国会で問題視されて、議員がアポを取ろうにも、ここ電話ないんですよ、事務所に。で、事務所に行ったら、人いないんですよ。電通に取材したら、答えないって言うんですよ。これ、適切な対応ですか。
○蓮舫君 大臣ね、六月八日に国民の批判に耐えかねてようやく会見をして、六月の九日から業務を再開しますと。これは、労務管理等を始めて、五人が、昨日、おとといから仕事を再開したって大々的にメディアに公開したんですよ。  そうしたら、昨日、国会議員が視察に行ったら、誰もいません。何で...全文を見る
○蓮舫君 いや、リモートワークを解除して五人が常駐するといって、メディアが来たときだけその仕事をしている姿を見せて、昨日から誰もいないんです。もっと言ったら、呼び鈴も内線電話も外されました。どういうことですか。
○蓮舫君 そもそも、この推進協議会は、前田中小企業庁長官が大臣官房審議官のとき、最初に協議会におもてなし規格認証事業を業務委託しました。これ、どんな事業でした。
○蓮舫君 二〇一六年三月、未来投資に向けた官民対話で安倍総理が、サービス産業の生産性の伸びを倍増する施策としておもてなし規格を作り、三十万社の認証を目指すと発言をした。この総理の意向を受けて、経産省が事業を実施、協議会に事業が委託されました。これ、適切な委託でしたか。
○蓮舫君 公募期間を教えてください。
○蓮舫君 二〇一六年五月十六日に公募が始まった。  この協議会は、いつ設立されました。
○蓮舫君 設立されたその日に始まった公募に応募をする。そして、公募終了翌日、まだここに委託が決まっていないのにドメインも取っている。これ、偶然ですか。
○蓮舫君 実は、経産省は、安倍総理の意向を実施に移すために、おもてなし認証に関する検討会を立ち上げて、三月十一日には中間取りまとめを行っています。認定機関は一機関が担うこと、認定機関に求められる要件、認定機関として認められるに際する必要文書、役割や運用をここでまとめています。 ...全文を見る
○蓮舫君 電通に約二億で規格認証の実態調査を委託、これが成果物です。成果物はその年度末に報告されたんですが、三月から電通はこのおもてなし認証機関のどういう要件を満たしたら公募に有利になるかということを全部知っていたんですね。それを受けて、五月の十六日の公募の初日に、電通社員だった...全文を見る
○蓮舫君 前田長官、平川、推進協議会の理事と交流はありますか。
○蓮舫君 いつから、どの程度の関係ですか。
○蓮舫君 このおもてなし認証機関をあなたが担当の審議官だったときに応札をした。その前からの知り合いですか。
○蓮舫君 今日発売の週刊文春、二〇一七年から前田長官は、アメリカ・テキサスの音楽祭への視察旅行を行い、平川理事も参加。事実ですか。
○蓮舫君 公務の出張。平川理事も一緒に行かれましたか。
○蓮舫君 現地ではお会いしましたか。
○蓮舫君 前田長官、一緒には行っていないけど現地でお会いした。どういうことですか、ちょっとちゃんと説明をしてください。
○蓮舫君 週刊文春に掲載されていた前田ハウス・イン、その音楽祭、この前田ハウス、参加に当たっての応募要件等が細かく書いてあるんですけれども、これは事実ですか。
○蓮舫君 週刊文春に書かれてある内容はどこまでが事実ですか、では。癒着旅行とまで報じられていますが、ちょっと、ちゃんと御説明いただけませんか。
○蓮舫君 平川さんはどこで接触したんですか。
○蓮舫君 広いアメリカのテキサスのそのたくさんの人が集まる音楽祭でたまたま平川さんとホテルのコーヒーバーで会って、たまたまパーティーで会って、偶然だという説明は国民納得しますか。
○蓮舫君 国家公務員倫理法、職務執行の公正さに対する国民の疑惑や不信を招く行為は絶対にしていないと言えますね。
○蓮舫君 経産大臣、前田長官が審議官のときから、初めてこの推進協議会は公共調達を受注をして、委託業務を受注をしています。それから持続化給付金業務を委託するまでに協議会には幾つの事務事業が総額幾らで発注されました。
○蓮舫君 いいですか、十四の事業千五百七十七億円を協議会にこれまで発注して、そのうち九件が電通に、電通関連会社に再委託をされて、確認しただけでもその総額は八百七億、八百八億です。半分以上が電通に流れている。  これ、ちょっと全部点検してもらえませんか。本当に適切な再委託、再々委...全文を見る
○蓮舫君 予算委員会に経産省と協議会の事前接触記録票を出していただきました。委員長、ありがとうございます。  驚きました。これは、持続化給付金の委託事業を推進協議会に応札するまで、入札公告をされる前に三回、三月三十日、四月二日、四月三日、立て続けに三回、協議会と経産省担当者がそ...全文を見る
○蓮舫君 一者応札を防止して事業の質を高めるために、入札公告前に事業者と省庁の人が、複数の人たちが事前に会うこと自体は否定しないんですが、経産省の内規ではどういう注意点を促していますか。
○蓮舫君 何者に事前説明しました。
○蓮舫君 推進協議会は面談を三回、それぞれ一時間ずつ、随分丁寧にやっています。  残りの二者はどれぐらいでした。
○蓮舫君 デロイトさん二回と言うけど、一回目はただの電話じゃないですか。二回目一時間。そして、応札、入札に手を挙げなかった一者は僅か十分の面会。一方で、推進協議会は三回、丁寧に立て続けに三日続けて会っているんです。  これ、平等に複数に情報提供と言えるんですか。
○蓮舫君 済みません、ほぼ同等な内容が、推進協議会には三日連続で三時間、手を挙げなかったところには十分。どうやって同等なんですか。
○蓮舫君 そして、ちょっと驚いたんですが、協議会が結果、応札して二十億経費中抜きしているんですけれども、この事前接触は推進協議会以外に誰が同席していました。
○蓮舫君 何で三者なんですか。つまり、協議会が応札し、更に再委託で電通に、更に再々委託で電通ライブ。何でこの三者が仲よくそろって事前に接触しているんですか。
○蓮舫君 財務省の公共調達の適正化方針では、再委託は基本は行わないんですよ。再委託をする際は、承認を必要とする合理的理由や審査を、契約を行う際に省庁がしっかりと確認をして承認をする。透明性と競争性が疑われないように厳しくその手続というのは方針を出されているんですが、持続化給付金の...全文を見る
○蓮舫君 じゃ、推進協議会じゃなくて、電通に直接委託すればよかったじゃないですか。
○蓮舫君 関係ないことを開き直らないでもらえますか。  私が伺っているのは、何で推進協議会に下りたのかがやっぱり分からないんですよ。事前接触では再委託先、再々委託先も全部同席をして、そしてそれぞれが経費を中抜きして、実際の持続化給付金を待っていてもまだ届かないでいる人たちがいる...全文を見る
○蓮舫君 特定の人だけがもうかる仕組みじゃないと言うけれども、見てくださいよ。(資料提示)持続化給付金、キャッシュレス還元事業、これ令和二年度の本予算で行われているポイント還元事業です。両方とも、わざわざ一般社団法人を通して、そこから電通、電通の子会社に更に行く、更に外注。この実...全文を見る
○蓮舫君 電通の言うことをうのみにしないで、ちゃんと答えていただけませんか。税金を使った事業ですよ。  いいですか、この一・九億円がもしここで中抜き、経費されなかったら、第二次補正予算案、政府のDV被害相談体制強化、ほぼ同じ額、倍額にできたんですよ。この二十三億円、これが中抜き...全文を見る
○蓮舫君 人が張り付いていると言うけど、事務所、もう空っぽじゃないですか。張り付いていませんよ。その疑惑がいつまでたっても払拭されないから、ちゃんと説明してください。(発言する者あり)総理、そこでやじるんだったら答弁してくださいよ。  いいですか、七百六十九億の事業を受けたとき...全文を見る
○蓮舫君 大臣……(発言する者あり)済みません、茂木大臣のやじ、やめさせてもらえませんか。
○蓮舫君 大臣、確認ですが、この補正予算案に持続化給付金の新たな事務費として、事務委託費として八百五十億が計上されています。これ、まさか推進協議会に渡しますか。
○蓮舫君 次に、十万円の給付なんですが、今どれぐらい給付されました。
○蓮舫君 六月五日までにお手元に十万円が給付された人は三割。総理、まだ七割が手元に届いていないんですが、これ迅速な対応ですか。総理、総理。
○蓮舫君 総理の言う、できるだけ早くというのが本当に信用できなくなっているんですよ。もう六月ですよ。緊急事態宣言解除されてもう三週間以上たっている。イベント中止したのは二月ですよ。  仕事を失っている人たち、本当にお金に困っている人たち、一日も早く来なければ、下手したら生活保護...全文を見る
○蓮舫君 とにかく自治体に大変な負荷が掛かっていることは事実です。  大臣はこのオンライン申請を呼びかけたんですが、同じ人が重複申請可能、あるいは誤記入がはじかれなかった、あるいはマイナポータルと、それと自治体の住基台帳ネットワークがつながっていない、その結果、デジタル申請され...全文を見る
○蓮舫君 今回、マイナンバーカードは本人確認の機能しか使われていなくて、マイナンバーは使っていませんね。
○蓮舫君 そもそもマイナンバーの目的は何ですか。
○蓮舫君 情報システムを通じて地方と国をつなぐ、そして、マイナンバーによって、社会保障や税やあるいは災害があったときに効率的に国民の、市民の利便性を高めるために作られたんですけれども、平成二十五年から今までに国は六千四百億円の税金を投じています。  このシステムの管理をしている...全文を見る
○蓮舫君 令和元年まで理事、副理事長は、代々自治省、旧自治省からの再就職者、今どき珍しい天下り団体なんですが、ここに、六千四百億投じられた国の経費のうち三分の一の二千億が迂回をしてお金が入っている。そして、システムを構築して独占して管理運用をしている。  これ、確認なんですが、...全文を見る
○蓮舫君 今回のオンライン申請ではどんなトラブルが発生したと報告上がっていますか。
○蓮舫君 全国民が使うことを前提としてシステムを巨額の税金を使って構築をしてきて、今回、アクセスが集中したから遅延が起きたと。  オンライン申請した人、何件あります。
○蓮舫君 いや、通告しているし、説明受けています。二百万件ぐらいと伺っています。  二百万件の申請があって、アクセスが集中でシステム障害が起きるって、ちょっと驚くことなんですね。だって、今マイナンバーカード普及率は一〇〇じゃない、一六・八%、累計で二千百万件ぐらいですよ。マイナ...全文を見る
○蓮舫君 いやいや、サーバー増やせば問題が改善するんじゃないんですよ。  問題は何だったという報告を受けていますか。
○蓮舫君 七月末にはマイナンバーカードは今の倍の四千万枚、今年度末にはマイナンバーカードは今の三倍以上の七千万枚に普及させようとしているのに、僅か二百万の申請で、それでサーバー容量が障害を起こす。三千三百億掛けているんですよ。  国税庁に確認します。e―Taxでは、どれぐらいの...全文を見る
○蓮舫君 いよいよe―Taxは信用できるけど、マイナンバーカードは危ういという説明でしたよ。  いいですか、e―Taxの場合には、個人千百四十万件の申請に対してサーバーのキャパシティーは二千二百万人、これ当たり前ですよ。だって、この夏に四千万カード普及を目指すとしているのに、二...全文を見る
○蓮舫君 地方公共団体情報システム機構法では、総務大臣は何か問題があったときに機構に報告あるいは立入検査を命じることもできるんですよ。職員から聞くんじゃなくて、一体何が問題だったのか、これからどんどん普及していくんだったら二度と同じようなトラブルが起きないようにしなきゃいけないん...全文を見る
○蓮舫君 サーバーは増やすんじゃなくて、時代はもうクラウドなんですよ。だから、これまでの積み上げてきたもののベンダーの継ぎはしのシステムじゃなくて、本当に問題がどこにあるかというのを確認をして、それで予算付けをするなら分かるけれども、言われたがまんまにお金を支払う。税金は限りがあ...全文を見る
○蓮舫君 六月一日の会見で、菅官房長官、マイナンバーを活用すればもっと迅速に給付できるのではないか、ナンバーと銀行口座をひも付ける検討に言及。  今の説明を聞いていて、給付が遅れているのは口座にひも付いていないからだと今もお考えですか。
○蓮舫君 全く同じ意見です。  今急がれるのは、十万円の給付が行かない、目詰まりはどこで起きているのか、システムは何が問題なのか、これをまず早急に、あるいは法改正が必要だったら、災害にコロナ感染症を取り組むとか、今やれることはもっとほかにあるんです。  安易に口座番号、機微に...全文を見る
○蓮舫君 総理にも確認しておきます。  まずは、今できること、今改善しなければいけないことをしっかり改善した上で、その上で、その先に慎重な検討で口座とのひも付けをしていただきたいと思いますが、いかがですか。
○蓮舫君 慎重な検討、是非お願いしたいと思います。  次に、総理、コロナ感染症対策の専門家会議、これ議事録はなぜ公開しないんですか。
○蓮舫君 西村大臣のその答弁は歴史的緊急事態における解釈であって、公文書管理法、ガイドラインの解釈ではありません。  公文書管理法、ガイドラインでは、北村大臣、どう位置付けられていますか。
○蓮舫君 公文書管理法第四条では、今のガイドラインの説明以外でどういう説明がされていますか。
○蓮舫君 今御説明いただいたの、そのとおりなんです。つまり、公文書管理の大原則は、軽微なものを除いた全ての行政文書は作成が義務付けられているんです。  そして、安倍内閣では、モリカケ問題あるいは日報の問題があって、二〇一七年の十二月にガイドラインを見直して、更に厳しく範囲を狭め...全文を見る
○蓮舫君 打合せまでも全て残しましょうと、相当厳しくしたんです。  そして、その上での歴史的緊急事態なんですよ。全ての、軽微なもの以外は全部残す。モリカケ問題があったから打合せも残す。で、その上で歴史的緊急事態に設定をするというのは、コロナ感染症、これ、三・一一のときの反省なん...全文を見る
○蓮舫君 北村大臣、勝手に大臣が独自の判断で、この公文書は残さないでいい、残していいって判断しないようにあなたがいるんですよ。  いいですか、法四条で定められる作成すべき文書の例示、関係行政機関の長で構成される会議、これはコロナ感染症対策本部は当たりますか。
○蓮舫君 ちょっと待ってください。あなたは何のためにいるんですか。
○蓮舫君 私、今、歴史的緊急事態は聞いていない。法解釈を聞いているんです。四条の関係行政機関の長で構成される会議に政府のコロナ感染症対策本部は入りますかって聞いているんです。
○蓮舫君 そうすると、そのコロナ感染症対策本部の決定に至るその経緯は、専門家会議は含まれますか。
○蓮舫君 あなた、何のためにいるんですか、じゃ。  公文書管理担当大臣が法解釈をきちんと示して、ガイドラインの解釈を示して、そしてその上で担当大臣がそれを厳格に運用を守るなら分かる。だから、四条の解釈を確認をしているんです、さっきから。
○蓮舫君 総理、専門家会議の議事録公開しないで、歴史的に今後検証可能だとお考えですか。
○蓮舫君 専門家会議の話をしています。  今総理も言われて、第一回目の会議で議事録は残さないというような了解を取ったと言って、官房長官も会見で何度も言っているんですけれども、公開されている議事概要を見ると、発言者特定しない議事概要作成との説明、御了解を得たという経緯が一言も載っ...全文を見る
○蓮舫君 事務的な内容は残す残さないって誰が判断するのか。だから全部出してくださいと言っているんですよ。政府に都合の悪いことが議論されて残しているのか残されていないのか、だから全部出してくれと言っているんですよ。  この専門家会議の議事録の作成、公開は誰が決めるんですか。
○蓮舫君 詳細に残されている。第一回目、九十二分の掛かった専門家会議の議事録、加藤厚労大臣と総理の挨拶を除いたら、専門家会議の発言、一枚半ですよ、九十二分が。これ詳細ですか。
○蓮舫君 対策本部で専門家会議の開催を決めました。それによると、専門家会議の運営に関する事項その他必要な事項は誰が決めるとあります。
○蓮舫君 二月十四日、感染症対策本部で決めた新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の開催について、誰が必要な事項を決めると決めていますか。
○蓮舫君 座長なんですよ。運営に関すること、議事録を残す、議事録を公開する、誰が発言したか、それを決めるのは大臣じゃないんです。座長が決めるんです。何で大臣が判断するんですか。
○蓮舫君 総理、勝手に大臣が解釈を変えたり、勝手に公開する、公開しないと決めるんじゃなくて、きちんと、きちんと方針を出してください。  連絡会議、出していただいてありがとうございます。菅官房長官はこれは記録は作るけれども公開はしないと言っているようですが、公開していただけません...全文を見る
○蓮舫君 総理、この連絡会議で、例えば政府の感染症の基本方針を変える方向を決めて、その直後の対策本部で総理が学校一斉休校を求めたり、イベント中止を求めたり、クルーズ船下船を求めたりしているんですよ。  だから、政策決定の変更をこの会議で議論しているのであれば、ガイドラインの解説...全文を見る
11月05日第203回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○蓮舫君 立憲民主党の蓮舫です。おはようございます。  菅総理、総理御就任おめでとうございます。  まず、冒頭お伺いしたいんですが、菅総理は何をなすために総理大臣になられたんですか。
○蓮舫君 菅総理の個性かもしれませんが、熱意が全く伝わらないんです。大きな国家観というのも伝わってこない。むしろ、やってはいけないことを冒頭でやり始めてしまった。それは日本学術会議問題だと思います。  国民のために働く、国民が最優先でしてもらいたいのは学術会議問題ですか。
○蓮舫君 国民が求めていますか。
○蓮舫君 任命拒否問題がこんなに大ごとになると思っていました。
○蓮舫君 たった一つです。何で六人を外したんでしょう。
○蓮舫君 日本学術会員の既得権益って何ですか、具体的に。
○蓮舫君 その仕組み間違っているんですけれども、ちょっと文科大臣に聞きますけれども、日本学術会議の会員になると科研費とか大学の運営費交付金は増えるんですか。
○蓮舫君 どんな益があるんですか。
○蓮舫君 総理が推薦どおり任命すべき義務があるとまでは言えないという突然出てきた平成三十年見解があるんですが、ここで、会員任命については日本学術会議の推薦に基づかなくてはならないとされている理由は何と記述されていますか。
○蓮舫君 ありがとうございます。  つまり、優れた研究又は業績がある科学者で会員にふさわしいかどうかの適切な判断は学術会議しか行えないんです。大学の偏りがあるとか女性とか若手とか、その人選要件に総理が何で口出せるんですか。
○蓮舫君 違います。人選に何で口を出せるんですか。
○蓮舫君 人選に口を出せる法的根拠を教えてください。
○蓮舫君 どうしたらそうやって法律が読めるんですか。どこに書いてあります、総理が人選ができる。学術会議は独立して自主、自律で推薦できるのに、何で総理が口出しできるんですか。
○蓮舫君 聞けば聞くほど支離滅裂なんですよ。本当に事実関係をしっかり素直に話していただきたいんですが、そもそも、菅総理は、九月二十四日に起案された文書を二十八日に決裁をした、これまでも、その時点では九十九人の名簿を見て、百五人の名簿は見ていなかったでいいですか。
○蓮舫君 これまでの、総理は、十月九日のメディアのグループインタビューでも昨日の辻元委員の質問の途中までも、九月二十八日時点でリストは見ていない、百五人。それと、それから削られたかどうかというのは聞いていないと明言しているんです。
○蓮舫君 違います。(資料提示)  菅総理は、衆議院の答弁で、見ていないと言ったのは、九月二十八日に決裁をするときに添付された資料の百五名のそのリストは見ていないと言っていたんです。九十九人しか見ていないと言っていたんです。言うたびごとに答弁が変わるから分からないんですよ。 ...全文を見る
○蓮舫君 国会で虚偽答弁を続け、メディアにうそを言って、昨日突然答弁を変えたのは何でですか。
○蓮舫君 一貫していません。  昨日、辻元さんの質問には、見られましたか、二十八日に百五人の名簿、見ていません、じゃ、聞いていましたか、聞いていません。それが、その後急に、いやいや、実は伝えていたんだと、杉田さんに、で、杉田さんから決裁前に報告を受けているんだ。明らかに変わって...全文を見る
○蓮舫君 これ、決裁書です。これには削られた九十九人と削られていない百五人が添付されているんです。両方見ていないんですか。
○蓮舫君 杉田官房副長官にいつ懸念を伝えました。
○蓮舫君 いや、質問に答えてください。  いつ杉田官房副長官に懸念を伝えたんですか。
○蓮舫君 今回の人事に関して杉田副長官に懸念を伝えて、杉田副長官を通じて内閣府に指示を出したんですよ。  今回はいつですか、指示を出したのは。
○蓮舫君 九月二十二か二十三に懸念を伝え、内閣府に人事の確認の指示をして、二十四日に起案。僅か一日か二日で六人は外されたんですか。
○蓮舫君 国家公務員は指示があって初めて仕事をするんです。前から懸念を伝えているから、そんたくされて仕事しているだろうというのが仕事じゃないんですよ。  この短い間で六人は外されたんですね。
○蓮舫君 二十四日、決裁の前に杉田さんから報告を受けた。どんな報告ですか。
○蓮舫君 九十九人という報告ということは、総理に報告される前に六人は外されていたということですね。
○蓮舫君 いやいや、外された九十九人の報告があって、それでいいよって決裁したんですか。
○蓮舫君 相談は、九十九人で六人外したという相談ですね。で、それでいいと判断したんですね。
○蓮舫君 そもそも私たちは法律でこの学術会議が独自に推薦してきた人事を外すことはできないと考えているんですが、事務方が六人を外すというのはどの法的根拠にのっとっているんですか。
○蓮舫君 いや、人事権者は総理ですよね。だから、その途中経過で勝手に外して、はい、これで報告ですと上げてくる権限なんて事務方にはないんじゃないですか。
○蓮舫君 憲法十五条の二は、全て公務員は全体の奉仕者で、一部の奉仕者ではない。杉田副長官は総理のための奉仕者じゃなくて国民のための奉仕者なんです。そう考えると、今回、杉田さんがやらなければいけなかったのは、人事権はあっても推薦に口を出すことはできないと説得することだったんじゃない...全文を見る
○蓮舫君 もう外した経緯を説明できないから、女性だとか若手だとか大学が偏っているとか、そういうのは後付けだったんじゃないですか。
○蓮舫君 女性バランスと言いますけれども、この二十年間で日本学術会議は女性の割合は一%から三八%になっているんです。それは政府の男女共同参画基本計画の目標三〇%をはるかに超えているんですよ。  あなたの内閣の女性割合はどれぐらいですか。
○蓮舫君 閣僚でいったら僅か二人で九・五%なんですよ。学術会議三八%ですよ。女性のバランスが悪いって総理がおっしゃったから聞いているんです。何で女性のバランス悪いって言ったら今度違うこと言い出すんですか。
○蓮舫君 じゃ、大学が偏っている。会員ゼロの人、会員一人の大学の教授二人外したのは何でですか。
○蓮舫君 人事について答えは差し控えると言いながら、女性バランス悪くないじゃないですかって言ったら、それは言ってないと言って、言ってるときと言わないとき使い分けるのやめてください。
○蓮舫君 結果として若手も女性も外され、私大も外されました。言ってることとバランス真逆の結果の人事、どうして納得したんですか。
○蓮舫君 総理、ミクロだろうとマクロだろうと、いいですか、六人を外したことで私大の人はいなくなった、若手はいなくなった、そして女性もいなくなった。バランス悪くなっているじゃないですか。結果として納得したんですか。
○蓮舫君 いや、だって、個々人の判断と直結しないと懸念は払拭できないじゃないですか。
○蓮舫君 いや、支離滅裂を超えていますよ。これで国民のために働く内閣なんですか。
○蓮舫君 この総理の説明、官房長官の説明が矛盾だらけ、答えていない、逃げているということを、この六人を削った経緯を知る方法が一つあります。  八月三十一日に推薦名簿が出て、九月二十四日起案されるまでの過程の公文書はありますか。
○蓮舫君 どういう内容ですか、管理されているのは。
○蓮舫君 提出してください。
○蓮舫君 それは詭弁です。  公文書管理法の目的と原則は何ですか。
○蓮舫君 大臣、公文書管理法の原則は何ですかって聞いているんです。
○蓮舫君 公文書、文書主義、つまり全て残すというのが前提。特に、菅官房長官、安倍総理時代に桜やモリカケがあって、もうとにかく公文書は改ざんされる、不作成、直前にシュレッダー、そのことによって、安倍内閣のときでも見直しをして、ガイドラインで打合せやメモ全部残しましょうということにな...全文を見る
○蓮舫君 全く違うところを読んでいるんですが。  このガイドラインでは、文書主義の原則に基づいて、意思決定に関する文書作成、作らなければいけない文書は、法四条に基づき必要な意思決定に至る経緯、過程に関する文書が作成されるとともに、最終的には行政機関の意思決定の権限を有する者が文...全文を見る
○蓮舫君 いや、総理、人事に関する機微な情報、個別名詞とか、この人はこういう理由だ、そこはいいんです、別に。ただ、こういう経過で狭めていった、省議を重ねたという途中経過をお示しください。総理として指示をしますか。
○蓮舫君 総理として指示しないということですか。
○蓮舫君 政府があらゆる記録を克明に残すのは当然、議事録とは最も基本的な資料、国家運営の責任感のなさ、この作成を怠ったのは責任感のなさが如実に表れている、国民への背信行為。これはあなたのブログで、本に書かれた記述です。今でもこのお考えですか。
○蓮舫君 国民への背信行為にならないように情報公開する、私たちに提出するって言ってください。
○蓮舫君 いや、非常に残念です。  委員長に求めます。その公文書、六人を外した、その杉田官房副長官がどのような経過、過程を経て総理に決裁文書を上げて、決裁の報告までしたのか、一連の公文書を公開してください。この予算委員会に出してください。
○蓮舫君 今のお話、こんなに長い時間掛かると思いませんでしたけれども、キーマンは杉田官房副長官だということはよく分かりました。杉田官房副長官、私、今日も国会に答弁者として来てくださいと求めたんですが、理事会で与党にはじかれたと聞いています。  委員長に求めます。杉田官房副長官を...全文を見る
○蓮舫君 菅総理、随分高い支持率でスタートしたんですが、正直、学術会議問題でつまずいちゃったという反省持っていますか。
○蓮舫君 その説明が丁寧じゃないということをまず分かっていただきたいなと思いました。  次に行きます。  さきの通常国会で大問題になった一般社団法人が税金を中抜きしているという疑惑。持続化給付金、その事業の事務局、サービスデザイン推進協議会が七百六十九億円で国が委託した、国か...全文を見る
○蓮舫君 総理、行政監視をする国会として、私は総理が替わったからこういう問題は終わりではないと思っています。税金の無駄があればそれは正すという認識は共有していただけますか。
○蓮舫君 梶山大臣、持続化給付金の事務局の問題で国会で相当批判にさらされて、中間検査を行いましたが、報告書、どうなりました。
○蓮舫君 読みました。確かに費用面においては市場と比べてコストの乖離はないとなっているんですけど、そもそも事業執行の不透明性、効率性等に対する社会的な懸念を踏まえて行われた中間検査なんですが、その懸念に対する答えはありますか。
○蓮舫君 それは調べられていないんですね、実は。今、梶山大臣がおっしゃったのは、再委託先、再々委託先、再々々委託先、繰り返される外注先に委託された事業がちゃんと行われていますかという点検だけなんですよ。  その外注、繰り返されたのが、中抜き、トンネル、経費がかさ上げ、水増しされ...全文を見る
○蓮舫君 何ページで、どこで査定していますか、それ。
○蓮舫君 それぞれに委託された事業のその切り取った事業のコスト面だけの適正さの確認なんですよ。外注が繰り返されることの不透明さは実は調査されていないんです。なぜならば、中間検査というのは、年度末の会計処理に確定に際して誤認識や誤処理が会計的にないかどうかを確認するものであって、不...全文を見る
○蓮舫君 いや、だから、国からお金が行って、どんどんどんどんどんどん下に事業が外注、再委託を繰り返されて繰り返されて繰り返されていっているのに、一般管理費は何で最初の法人と電通しか調べなかったんですか。
○蓮舫君 極めて骨抜きになっているのが非常に残念です。やっぱりこれ、大臣、厳しくチェックしてください。  いいですか。中間検査では実はその不透明さを調査するという権限はないんで、それはまた違う視点で検査をしないと同じことが繰り返される。なぜならば、一般社団法人を利用した税金の中...全文を見る
○蓮舫君 何でそんな熱意がないんですか。  いいですか。千五百八十三億円もの予算の九六%が一者に再委託されている。日本学術会議十億の百六十年分ですよ。こっちを調べる方がよっぽど国民の税金を、国民のために働く仕事じゃないですか。もっと熱意持ってくださいよ。
○蓮舫君 そこは私たちと考え方が全く違います。  私は、学術会議問題、組織に問題があるならやってもいいかもしれない。でも、私たちが問題視しているのは任命の拒否の問題なんです。法律違反の問題なんです。そっちが十億円で税金だと言うんだったら、よっぽど二千億の税金の方が私たちは大事だ...全文を見る
○蓮舫君 資料が残っている二〇一五年から徹底的に調べました。  国からの税金の流れ、二〇一五年から六年間で国とSIIの契約は五十九件あります。契約額は何と総額五千七十八億円。執行率が極端に低い事業があって、決算額は今執行している事業を除いても総額約四千三百二十億円あるんです。毎...全文を見る
○蓮舫君 これも全く同じ構造なんですよ。事務局を通じて個別事業者への補助総額は三千九百十九億円なんですけれども、SIIの事務費はその一割の三百九十七億円を手にする。そこから七割を超える二百八十七億円が電通、あっ、九割ですね、電通に再委託。で、電通からまた子会社、孫会社、どんどんど...全文を見る
○蓮舫君 例えば、二〇一八年度、災害時に再生可能エネルギーを稼働させる蓄電池補助金、どんな事業でした。
○蓮舫君 事業はいい事業なんです。これ、事業費四十四億円。ところが、SIIの事務費は一・四億円で、電通にはそこから一億円で丸投げされているんです。補助金百万円配付するのに必要な事務費は二十八万円、百万配るのに二十八万円のコストが掛かっている。ほかにも、二〇一七年度産業データ共有促...全文を見る
○蓮舫君 五十九件全部調べるとそれぞれ違う要因も出てくるので、余りにもコスト高な構造というのはチェックしないといけないと私は思っているんです。  ここでちょっと視点を変えますけれども、総務省、マイナポイント事業って何ですか。
○蓮舫君 どういう内容ですか。
○蓮舫君 令和元年度補正で二十一億、今年度予算で二千四百七十八億。私たちは、三月の予算委員会で、菅官房長官当時が座っているときにも、当時はコロナ感染症が最優先、医療従事者あるいは実際に困っている事業主のために、コロナ前に起案されたこの二千五百億の事業じゃなくて、このお金をコロナ対...全文を見る
○蓮舫君 総理、今のを聞いて成果があると胸を張れますか。
○蓮舫君 もうちょっと熱意ある答弁しませんかね。  九割が認知って成果じゃないんですよ。マイナンバーカードを持って、マイナポイント、予約した人は二万円の買物をすると五千円のポイントキャッシュバック。ポイント対象がこれ四千万人なんですが、マイナポイントの申込件数、何万ですか。
○蓮舫君 カードを持つ人の三人に一人しか使っていないんですね。しかも、ポイントが始まる前月から比べたら、カード交付は僅か三百三万枚しか増えていないんですよ。しかも、既に認知九割と言いましたが、認知九割するために広報費もう四十二億円使っている。  これ、本来だったら七月の末で三千...全文を見る
○蓮舫君 いや、税金使う事業なんだから胸張ってくださいよ。それを別にしたら困るんですよ。  既にマイナンバー制度関係支出は八千九百億、まあもう一兆円近く使っているんですよね。一枚のカード発行するのに、総理、三万円掛かっているんです。物すごい高コストですよ。今後、医療費も、医療保...全文を見る
○蓮舫君 いや、結果として今コストがそれぐらいになっているんです。これから整理していってこのコストを圧縮していくという方針は私は賛成ですよ。  昨日、総理はマイナンバーカードをお持ちだとおっしゃいましたけれども、最近何に使いました。
○蓮舫君 そこなんですよね。メリットを感じないんですよ。個人情報も不安なんです。だから国民は実はカードを欲していないんじゃないか。率直な理由だと思うんです。  総理の行政のデジタル化の方針、基本的には賛成です。平井大臣がおっしゃっているように、しっかりそれを、二重、三重になって...全文を見る
○蓮舫君 ここで、トンネル法人の問題に戻ります。  マイナポイントの事務事業はどこが受託しました。
○蓮舫君 ここでまたSIIが出てくるんです。公募への問合せは十三者あったけれども、結果として手を挙げたのはSIIのみ。競争が働いていません。  梶山大臣、SIIは環境エネルギーの諸課題解決、技術革新と市場創出を目的とさっきおっしゃっていましたが、これ、マイナンバーカードと何か関...全文を見る
○蓮舫君 じゃ、総務大臣。これまでの実績は全部経産省で環境なんですよ。何でマイナポイント事業費なんですか。
○蓮舫君 二千五百億の事業の事務費は三百五十億です。SIIを一度通して九八%が再委託、事業に必要な決済事業者への百億と、それとマイキーID設定委託費九十三億は、これは直接事業者に行くんですが、それ以外の事務作業百四十億は丸々電通に再委託されています。そこからトランスコスモスに再々...全文を見る
○蓮舫君 総理、持続化給付金事業で実体の是非が問われた一般社団法人サービスデザイン推進協議会もこのSIIも設立時の代表理事は実は同じ人物です。理事も同じく、トランスコスモスの同じ人物、監事も同じ銀行の人物、サ推協の理事の電通とパソナはSIIの会員企業です。両法人とも法人を経由して...全文を見る
○蓮舫君 総理、十億円の税金の支出も大変重く思う方でおられますから、直接電通に委託すればいいじゃないですか。
○蓮舫君 経産大臣の認識を伺いたいんですけれども、そもそも電通さんは、平成二十七年、これ省エネ住宅ポイント事業八百三十七億円の事業とか、それ以外も直接受けているんですよ。それが何で一般社団法人を通すようになったとお考えでしょうか。
○蓮舫君 小泉政権下で小さな政府が提唱されて、官から民へと言われて、公益法人もその対象になったんです。一般社団法人は二〇〇六年にできました。公益面での要件を厳しく見ていた許認可制度を見直して、たった二人で法人登記の登録を認めるようにしたんです。で、一般社団法人、公益性を求められず...全文を見る
○蓮舫君 どうやってですか。
○蓮舫君 いや、確認していても抜けているから、今日指摘しているんじゃないですか。それぞれの省庁でやっていただく、縦割りを打破すると言ったんじゃないですか。もう一回答えてください。
○蓮舫君 一般社団法人は利益を分配することはできないんですけれども、その利益を人件費とか自分たちの活動には使えるんです。つまり、安定的にお金が来たら人件費と活動がいつまでもできる。で、その必要な部分を除いて丸投げをする。そうすると、直接受注をしていない企業は情報公開からも逃れられ...全文を見る
○蓮舫君 総理はどんな指示を出します。
○蓮舫君 極めて熱意が感じられないんですが。  私は、もうとにかくこの特殊法人とか特別会計とか、天下りのいる公益法人に金が流れる、使えなかったお金が基金でたまり金になる、こういうの本当におかしいと洗ってきたんですが、今度やっぱり一般社団法人の問題はしっかり洗わなきゃいけないと思...全文を見る
○蓮舫君 感染症対策についてお伺いします。  野党がこれ必要性を随分訴えて、ようやく政府も重い腰を上げていただけた家賃支援なんですが、二兆円の予算に対してまだ二割にも執行額が到達していない。これ、何でこんな遅いんでしょうか。
○蓮舫君 いや、最善は尽くしておられると思うんですけれども、このそもそも家賃支援の目的は何でしたか。
○蓮舫君 緊急事態宣言からもう半年たちました。もうとにかく家賃負担だけで立っていられない、もう本当に廃業していった方々もおられて、この年末年始どうするんだという声が本当に悲鳴になっています。  申請者の最大の懸念は、審査内容や進捗状況が全く分からないことなんですよ。いつ下りるの...全文を見る
○蓮舫君 遅過ぎるということだけは苦言を呈させてください。本当に立っていられない方たちがいっぱいおられるので、ここは努力をしていただきたい。  総理はよく、自助、まずは自分で頑張ってみろとおっしゃるんですけど、もう頑張れない人たちなんですよ。制度設計と予算もあるんですよ。ここは...全文を見る
○蓮舫君 何か人ごとですね。  全ての女性が輝く社会って何ですか。
○蓮舫君 官房長官を務めてこられるときから進めてきた輝く女性、成果は出ていますか。
○蓮舫君 日本のジェンダー指数は、二〇一〇年九十四位だったものが、二〇一九年に百五十三か国中百二十一位まで下がった。これが成果ですか。
○蓮舫君 いいですか、大半が非正規です。その人たちがコロナで今仕事を失っているんです。シングルマザーは一日一食食べられないと言っているんですよ。それを誇らないでいただけませんか。
○蓮舫君 当然のことができていないから聞いているんです。  ジェンダー指数が下がった理由は何だとお考えですか。
○蓮舫君 改善する最大の早道は政治分野に女性を大量に登用することだと思うんですが、その認識は総理もお持ちですか。
○蓮舫君 ただ、その自民党の女性議員が、性被害、性暴力の検討の部門会議で、女性は幾らでもうそをつけますからと言いました。その後、言っていないと更にうそを言った。言っていないと言ったのを、今度はブログで、会見もしないで、自分の発言を確認したらそういうのがあった、さきのブログの記録を...全文を見る
○蓮舫君 この発言をした人は、比例単独候補で議席を得ました。自由民主党と書かれたその票で国会議員になっているんです。自由民主党総裁としてどうお考えですか。
○蓮舫君 輝く女性って幾ら所信表明で言葉で言われても、足下で自民党の国会議員がこういう暴言を吐いて謝罪もしない。  もう一つ確認したいんですが、成長戦略会議で、有識者のデービッド・アトキンソンさんには何を期待して委員にされたんですか。
○蓮舫君 総理もアトキンソンは見識があるとお考えですか。
○蓮舫君 二〇一八年に発行したアトキンソンさんの本です。  国家として優遇するべきは子供を産むこと、夫婦共働きで子供がいなければ課税負担を増やすべき、子供もつくらず家で家事だけやっている、国家としてのメリットが全くない、ある意味において脱税と同じ犯罪行為です。  同じ認識です...全文を見る
○蓮舫君 産みたいのに産めないと、不妊、不育の人たちの声って本当に重い。最も寄り添っていないじゃないですか。この人にどんな成長戦略を描いてもらうんですか。
○蓮舫君 この記述は女性の生産性を上げるというところの主張なんです。  総理、メンバー見直した方がいいと思います。いかがですか。
○蓮舫君 今日の委員会で総理からは熱意は全く感じられないし、日本学術会議はやっぱりめちゃめちゃだし、やらなければいけない行革に対しては、その必要性は感じると言って各省庁がやる。全くやる気が見えないということを最後に強く申し上げ、質問を終わります。  ありがとうございました。