和田政宗

わだまさむね

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自由民主党・国民の声
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和田政宗の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月05日第185回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○和田政宗君 みんなの党の和田政宗でございます。  七月に初当選しまして、今回が国会で初めての質問になります。私は、宮城県選挙区選出の議員であり、何としても東北の復興を成し遂げたい、それが私の使命であると思っております。前職がNHKのアナウンサーでありましたけれども、その時代か...全文を見る
○和田政宗君 これは当然だと思うんですが、最も優先すべきは命である、こういったことでよろしいですね。
○和田政宗君 ありがとうございます。  では、次に防潮堤建設に当たっての予算の考え方を聞きます。  平成二十七年度工事完了分までが集中復興期間に当たり、国が建設費用を負担する間に防潮堤を造りたいと宮城県などは考えているようですけれども、一方で、被災地では防潮堤建設について多様...全文を見る
○和田政宗君 それでは、ここからは具体例を聞いていきたいと思います。  気仙沼市の小泉地区というところがあるんですが、お手元の写真資料を見ていただければと思いますが、これ、とてつもない大堤防を造ります。防潮堤の高さが十四・七メートル、もうこの部屋の天井のはるか上を行くような状況...全文を見る
○和田政宗君 これ、経済活動を守るということで大防潮堤を造るというわけですけれども、ここは人が住まないということでございます。ここに二百三十億円を掛ける、これについて太田大臣の見解、いかがでしょうか。
○和田政宗君 ありがとうございました。  では、環境や景観保護の面から質問したいというふうに思うんですけれども、国交省では、河川・海岸構造物の復旧における景観配慮の手引きというものを作成しております。これは非常に良くできているというふうに私も読ませていただいて評価をしております...全文を見る
○和田政宗君 次に、防潮堤の高さをどうするかという問題についてお聞きします。  今の大臣のお答えでもありましたけれども、前提として言えることとして、国は防御すべき津波の高さを決めたのであって、防潮堤の高さというのは決定しておりません。であれば、県が決定した防潮堤の高さについては...全文を見る
○和田政宗君 それに関連して、防潮堤の設置位置について聞いていきたいというふうに思います。  お手元に、こちらの資料を御覧いただければと思うんですけれども、気仙沼市の大谷海岸の写真があります。防潮堤の高さ、十メートル近くあります。現在計画されている位置で防潮堤を造りますと、地元...全文を見る
○和田政宗君 では、最後に、避難道路についてお聞きしたいというふうに思います。  気仙沼市の内湾地区というのは、海から高台というのが極めて近いんですけれども、避難道路が狭かったり整備されていないという問題点があります。  防潮堤よりもこうした避難道路の整備について要望が強く地...全文を見る
○和田政宗君 最後に一言ですけれども、何分初めての質問で時間配分が分からなかったものですから、環境省の方、来ていただきましたが、お聞きすることできませんでした。申し訳ありませんでした。  高台移転で、もうその地域に人が住まないというところでは、仮設住宅から出ることができて住環境...全文を見る
11月07日第185回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○和田政宗君 みんなの党の和田政宗でございます。  私は、社会人になって北海道帯広に四年住んでいたこともありまして、JR北海道をよく利用しておりました。本当に地域の足であり、地元の方々のことを考えると事故やトラブルなく定時運行をしてほしいと思っておりますが、残念ながらそうなって...全文を見る
○和田政宗君 JR北海道では、社員の不祥事も多くあります。そこで、企業の体質を労使関係を含めて取り上げたいと思います。  そもそも労働組合は健全であれば社内体質の改善に寄与すると思っておりますが、JR北海道の一部労組では問題が指摘されています。今年の九月になりますけれども、ミス...全文を見る
○和田政宗君 では、刑事事件となった案件について聞きます。今年の七月、覚醒剤使用で逮捕された運転士の所属労組はどこですか。
○和田政宗君 これ、どういった要因で起きたかということを調べることというのは極めて重要だと思うんですけれども、調べてないというふうに認識しましたが、じゃ覚醒剤事件の後、運転士の薬物検査、いまだに拒否している労組があると聞いていますが、その労組はどこですか。
○和田政宗君 これは組織体質を把握する上で重要な問題だというふうに思っているんですけれども、これらを起こしたのはJR北海道の最大労組である北海道旅客鉄道労働組合、通称北鉄労の組合員だと報道等では報じられています。この北鉄労は革マル派との関係が報道で取りざたされていますけれども、関...全文を見る
○和田政宗君 鋭意解明に努めているということは、関係があると見て鋭意解明中でしょうか。
○和田政宗君 平成二十二年と二十三年に出された質問主意書の回答で、政府の公式見解として、北鉄労の上部組織であるJR総連は極左暴力集団である革マル派の活動家が影響力を行使し得る立場に相当浸透していると回答しています。現在もそうですか。
○和田政宗君 そうしますと、北鉄労はJR総連の下部組織ですから、普通に考えれば全く革マル派の影響がないと考えることはできないと思います。この革マル派が関係する労組に所属する社員が鉄道の運行や保線にかかわっているのではないかという懸念があるわけですけれども、こうした場合に安全性は確...全文を見る
○和田政宗君 先ほど述べた質問主意書では、JR東労組にも革マル派が相当浸透しているとの回答でしたけれども、現在もそうでしょうか。
○和田政宗君 では、JR東日本の安全性の確保、これは図れるんでしょうか。
○和田政宗君 そうしますと、ほかのJR総連傘下の労組と革マル派の関係についてはどうでしょうか。
○和田政宗君 こう聞いたのは、北鉄労について調べますと、北鉄労はほかの労組との平和共存を否定しているということが明らかなんですね。こうした中で、国交省の、国交大臣の改善指示であります社内の確実な意思の疎通の実施というのがありますけれども、これ達成することが不可能なのではないかとい...全文を見る
○和田政宗君 報道等では、今年八月のことですけれども、国交省が抜本的再発防止策としてJR北海道に提案した全運転士の薬物検査、これをJR北海道は人権侵害だということで拒否したということですけれども、こうした薬物検査は人権侵害に当たるんでしょうか。
○和田政宗君 ということは、十分に人権に配慮をして法令に違反をしない形で行えば人権侵害に当たらないということでしょうか。
○和田政宗君 では、ここからは企業体質ということでさらに経済的な面で聞いていきたいというふうに思うんですけれども、JR北海道、営業キロ数ですとか社員数というのはJR九州と極めて似ています。民営化当時どちらも赤字体質だったものがここまで差が開いたというのはどういった理由が考えられる...全文を見る
○和田政宗君 これはJR九州の石原会長がある雑誌に書いたことなんですけれども、国鉄時代を反面教師として、国鉄のころやらなかったことを全てやってきた。国鉄時代はいつも労使問題に追われて、政治家とお役所ばかり見て、お客様の存在がほとんど視界に入っていなかったと。こういった反省の下、お...全文を見る
○和田政宗君 JR北海道が組織改善を図って安心して利用者が利用できることになることを希求しまして、私の質問を終わります。
11月12日第185回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○和田政宗君 みんなの党の和田政宗でございます。私は、本法案と海賊対処法との関係性を中心に聞いていきます。  まず前提としてですが、現在、海賊対処法において自衛隊の護衛艦がアデン湾で活動をしていて、対海賊という面で大きな効果を上げていると聞いています。  民間船舶の護衛に当た...全文を見る
○和田政宗君 日本国の艦船と明確に認識させた方が、日本の商船は自国の艦船によって守られているので攻撃しない方がいいという認識になると思います。  国連海洋法条約二十九条の規定には、軍艦の要件として、当該国の国籍を有する船舶であることを示す外部標識を掲げるものとあり、これは自衛艦...全文を見る
○和田政宗君 それでは確認しますけれども、あえて国旗を掲揚せず自衛艦旗を掲揚しているということは、その自衛艦旗は国旗と同等若しくは国旗に準ずる意味を持つものと政府は位置付けているんでしょうか。
○和田政宗君 そうしますと、自衛艦旗は日本国籍を示す外部標識という要件も満たすということでしょうか。
○和田政宗君 確認ですが、日本国籍を示す外部標識という要件は満たすんでしょうか、それで。
○和田政宗君 次に、海賊対処法による警備エリアについて質問をいたします。  海賊対処法七条二項に基づく対処要項において、海上区域を拡大して内閣総理大臣の承認を得れば護衛艦による海賊対処行動をソマリア沖・アデン湾以外で行うことは可能でしょうか。
○和田政宗君 それに関連してですけれども、海賊の出現区域が変わってきたということで本法案の必要性が生じているのだというふうに認識しておりますけれども、海賊対処法の海上区域を広げることについてはこれまで検討されてきたんでしょうか。
○和田政宗君 これ、広げられない理由というのは何かあるんでしょうか。
○和田政宗君 民間の警備会社に警備を委託するということになるかと思うんですけれども、これ、船主の負担どれくらい増えるんでしょうか。
○和田政宗君 そうしますと、この海域に一万隻が航行した場合には六百億円、その膨大なお金が現状では諸外国の警備会社に流れるということですけれども、これは自衛隊や海上保安庁の装備、人員を割けばその負担は軽減されるというふうに考えますけれども、我が国の国防ですとか海上警備上、やはりこれ...全文を見る
○和田政宗君 では、公海上における刑事管轄権について確認をいたします。  公海上で日本国籍の船に海賊事案、海賊が船員に危害を加えるなどの事案が発生した場合、我が国に刑事管轄権、あるんでしょうか。
○和田政宗君 すると、海賊への対処が、例えば公道上における強盗などの犯罪を防ぐのと同じ行政警察活動と考えるのであれば公的な警察活動が主になるというふうに思いますけれども、公的な警察活動と私的な自衛活動、どちらが基本になるんでしょうか。
○和田政宗君 ちょっと関連して確認ですけれども、私的警備が基本でありますれば、なぜ海賊対処法で公的な艦船ですとか人員を出したんでしょうか。
○和田政宗君 というふうに聞いておりますのも、やはり何としても日本国籍の商船は守っていきたいというふうに思っているからなんですけれども、海賊対処法ではいざというときは護衛艦の機関砲というのが使えるわけですけれども、今回の法案は小銃しか使えないという状況です。相手の攻撃力ですとか火...全文を見る
○和田政宗君 そうしますと、この特別措置法案は現状の海賊の武装力ということで有効であるということだと思うんですけれども、やはり海外のテロリストですとか海賊というのはより重武装化しているというふうに認識をしております。  これ、より重武装化してこの特別措置法案で対処できないという...全文を見る
○和田政宗君 あっ、ごめんなさい、これ通告しておりません。関連で今聞きました。
○和田政宗君 本法案と併せて、海賊対処法に基づきまして引き続きソマリア沖・アデン湾では護衛艦による護衛が行われるわけですけれども、現在行われているエスコート方式の護衛の制度、これはいかなる国際的枠組みそして取決めによりなされているんでしょうか。
○和田政宗君 そうしますと、中国の軍艦が日本の商船を守っているという可能性もあるというふうに思うんですけれども、これ、尖閣諸島、我が国の固有の領土でございますけれども、そういったところに中国、艦船でちょっかい出してきていますけれども、中国艦船、しっかり日本の商船を守っているんでし...全文を見る
○和田政宗君 最後になりますけれども、今回の質問について各省庁の皆さん、真摯に対応してくれたというふうに認識しておりますけれども、本法案ですとか海賊対処法、これ様々な省庁がもう入り組んでいるような印象というか実態を質問作成に当たって受けましたけれども、これ、いざというとき迅速な対...全文を見る
○和田政宗君 終わります。
11月19日第185回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○和田政宗君 みんなの党の和田政宗でございます。  私は、本法案を通しまして規制が際限なく拡大されるという懸念がありますので、その観点から質問したいというふうに思います。  本法案では、新規参入や増車の規制を受けるものとしてハイヤーが条文上の解釈として含まれるんでしょうか、ま...全文を見る
○和田政宗君 だとしますと、事業者により構成されます協議会が作成する地域計画の中で、一部の事業者の意向によって減車計画の対象にハイヤーが含まれることのないように、告示や政省令によってハイヤーが法案の対象に含まれていないということを明確にすべきだと私は思います。  具体的には、福...全文を見る
○和田政宗君 最後に、簡潔に、意見でございますけれども、観光立国やビジネスセンターとしての日本の再構築を考えた場合に、これ、ジャンボタクシーなどについても一律の本法案の規制対象になるということに私は懸念があるというふうに思っております。日本国の経済が更に発展するためには、輸送力の...全文を見る
11月20日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第5号
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○和田政宗君 みんなの党の和田政宗でございます。  近年、我が国周辺の海域においては、中国の軍事活動の急速な拡大が見られます。我が国の護衛艦を威嚇するようなゆゆしき事態ですとか、領海侵犯事件も発生しております。そこで、中国を始めとする外国の軍艦や潜水艦による領海侵犯事件が発生し...全文を見る
○和田政宗君 とはいいますが、みすみす領海を侵犯して通過するのを許してしまったわけですけれども、潜水艦の発見からこれ海上警備行動が発令されるまで、およそ三時間掛かっているんですけれども、いろいろな各種調整ですとか問合せということがありましたけれども、どの部分に時間が掛かったんでし...全文を見る
○和田政宗君 この二〇〇四年の事例では領海侵犯を許してしまったわけですけれども、今年の五月に国籍不明の潜水艦が領海に近づく事案が相次いだときには、防衛大臣は、領海に入ったら海上警備行動を取ってしかるべき対応を取る手順を予定していたと発言して、領海に入った場合には安倍総理の承認を経...全文を見る
○和田政宗君 確認ですが、今回はそうすると速やかに対処する準備ができていたというふうに考えますけれども、二〇〇四年の領海侵犯事件においては、この一九九六年の閣議決定の外国潜水艦への対処についてに基づいた対処がなされたと考えてよろしいんでしょうか。
○和田政宗君 これも確認ですけれども、そうすると、外国の潜水艦や軍艦が領海を侵犯しても必ずしも海上警備行動を発令しないということでしょうか。
○和田政宗君 浮上航行して領海侵犯をする軍艦についてはいかがでしょうか。同じような対応でしょうか。
○和田政宗君 潜水艦についてはそうだと思うんですけれども、浮上して航行する例えば護衛艦であるとか戦艦であるとか空母だとか、そういった艦船の領海侵犯については海上警備行動を領海侵犯したら取るということでしょうか。
○和田政宗君 では、これまでの答弁を踏まえて、ここからは本法案について聞いてまいります。  本法案において、内閣官房が示した資料でありますあらかじめ内閣総理大臣により指定された国務大臣のイメージという資料によりますと、領海侵犯事件については、総理、官房長官、加えて法務、外務、国...全文を見る
○和田政宗君 そうしますと、無害通航でない浮上航行している軍艦の領海侵犯事件で海上警備行動を発令する場合には、国家安全保障会議の関与というのはどういったことなんでしょうか。
○和田政宗君 そうしますと、いわゆる不審船であるとか軍艦等による領海侵犯事件に対しては、これまでは閣議を経て海上警備行動の発令というのが行われていたというふうに思うんですけれども、そこに今回の仕組みで四大臣会合ですとか九大臣会合、緊急事態大臣会合、そして閣議となると、余計複雑にな...全文を見る
○和田政宗君 今大臣おっしゃられたように、潜水艦、沈んだ形の潜没潜水艦の領海侵犯については、一九九六年の決定以降、速やかに海上警備行動が発令できる仕組みができたということですけれども、ただ、二〇〇四年の事件については、様々な要素があったとはいえ、海上警備行動の発令というのは発見か...全文を見る
○和田政宗君 そうしますと、ちょっとこれも確認ですけれども、現場の事案については今までの仕組みで現場でオペレーションでもうどんどんどんどん進んでいって、国家安全保障会議はそれに関して、事態がずっと進んでいくときには関与をしない場合もあるということですか。事後の方策について考えると...全文を見る
○和田政宗君 最後にですが、我が国の国防体制が総合的に高まることを希求しまして、質問を終わります。     ─────────────
11月26日第185回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○和田政宗君 みんなの党の和田政宗でございます。  私は、本法案に関連しまして、防災や被災地の復興、地方交通網の発展の観点から聞いてまいります。  まず、本法案二十二条に主にかかわってくる問題だと思いますが、被災地では復興を進めるためにスムーズな物流の確保が必要ですけれども、...全文を見る
○和田政宗君 次に、高速道路について聞きます。  特に三陸自動車道は被災地の物流の要でありまして、緊急時の輸送道としても極めて重要であると考えます。しかしながら、この三陸道についても片側一車線の交互通行になっているところがありまして、毎日のように朝夕渋滞を起こしています。特に仙...全文を見る
○和田政宗君 あわせて、日本列島の太平洋側と日本海側を結ぶいわゆる横軸の道路についても聞きます。  東日本大震災におきましてはこの横軸の道路、救援物資を運ぶ上で極めて重要な役割を果たしました。そうした観点からも、例えば被災地の石巻―酒田間道路というのがあるんですけれども、こうい...全文を見る
○和田政宗君 そのほかにも横軸では仙台北部道路と国道四号の連結など、被災地の高速道路と国道の連結についても早期に実行してほしいという声を多く聞きますので、実態を把握して実行をお願いしたいと思います。  さらに、交通網の発展と被災地の復興の観点から聞きます。  これも宮城県内の...全文を見る
○和田政宗君 次に、離島の架橋、橋について聞いていきます。  これは本法案の十六条にもかかわってきますけれども、例として宮城県女川町の出島を挙げたいと思います。この島は東日本大震災のときには船も流されて完全に孤立をしてしまいました。この島の災害時の安全確保や救急医療のほか、この...全文を見る
○和田政宗君 この本土と出島の間の橋の長さは実は僅か三百七十五メートルなんですね。こうした場合、本土側の道路をしっかりと整備することで事業の促進というのも図れると思うんですけれども、本土側の道路整備について国の見解、いかがでしょうか。
○和田政宗君 次に、本法案の十九条と二十二条の関連で、空港の政策について聞いてまいります。  現在、日本国における国際拠点空港は成田、中部、関西空港となっています。これはいわゆる太平洋ベルト地帯に集中しているわけです。しかしながら、例えば仙台空港は北緯四十度線に近く、北米やヨー...全文を見る
○和田政宗君 この仙台空港の活用につきましては、国土全体の防災の観点からも重要であるというふうに考えます。  例えば南海トラフの巨大地震が起きてしまった場合、成田、中部、関空はほぼ同じプレートに乗っていまして大きな影響を受けると見られていますが、これ羽田もそうです。一方、仙台空...全文を見る
○和田政宗君 最後の質問になりますけれども、本法案、交通政策の基本となるものを策定しようというものですけれども、交通政策といっても、被災地ではそういった言葉が行き届いていないという現実が被災地を回っていてあります。  例えば、ある仮設住宅に住むおじいちゃん、おばあちゃん、仮設住...全文を見る
○和田政宗君 ちょっと今の答弁の最後のところと重複するかもしれないですけれども、国の施策というのは私も当然知っているような形なんですけれども、なかなかやはりその地元がうまく活用できていないというところがあるんですね。そこ、具体的にどういった情報提供だとかをしていくかというところを...全文を見る
○和田政宗君 交通政策、被災地ということになりますと、やはり鉄路の復旧ですとか、あとは仙台港の利活用というところもありますので、そういったところも含めて交通政策が幅広く被災地に寄与するような形になることを希求しまして、質問を終わります。
11月28日第185回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○和田政宗君 みんなの党の和田政宗でございます。  前回の集中審議の際にも申しましたけれども、私は前職のNHK時代に帯広放送局にいたこともありまして、炎上火災を起こした特急スーパーおおぞらを始めJR、よく利用しておりました。JRは北海道民にとってなくてはならない交通手段であり、...全文を見る
○和田政宗君 では、今年七月に覚醒剤を使用したとして逮捕された運転士の所属労組はどこでしょうか。
○和田政宗君 なぜJR北海道は全運転士の薬物検査を行わないんでしょうか。
○和田政宗君 これはまた起きてしまったらもう取り返しの付かないことになりますので、前回の集中審議でも人権に配慮すればできるんではないかというような政府答弁もありました。これ、やるべきだというふうに私は思うんですけれども、これ、JR北海道労組、北鉄労が拒否しているんじゃないですか。
○和田政宗君 JR北海道の社員に実際に話を聞きますと、JR北海道の役員と北鉄労の幹部が癒着しているという話がまことしやかに会社内で言われているということなんですね。役員と北鉄労との公式会合は、どのようなものがあって、どのくらいの頻度でしょうか。
○和田政宗君 役員と北鉄労の幹部の会食の回数、これは一年に何回ほどでしょうか。
○和田政宗君 会食の際はどんな話をするんでしょうか。
○和田政宗君 そのほか非公式に、例えば喫茶店でお茶を飲むですとか会議室で打合せをするなどの接触というのはあるんでしょうか。
○和田政宗君 そうしますと、北鉄労、政府の答弁によりますと、極左暴力集団革マル派が浸透しているJR総連の傘下にあるわけです。北鉄労への革マル派の浸透については経営陣はどのように認識していますでしょうか。これは社長、お答えできるようでしたらお願いします。
○和田政宗君 ないということですけど、これ、あった場合はどうしますか。
○和田政宗君 JR北海道労組、北鉄労の問題点にはこんな事例があります。  北鉄労に所属する人物が結婚式を開くに当たって別の労組に所属する友人を呼んだところ、北鉄労の幹部から別の労組の幹部に、招待状は発送したけれども参加するなということを言っているんですね。本人たちの頭を飛び越え...全文を見る
○和田政宗君 今の社長の回答ですけれども、これ、衆議院の参考人招致でもおっしゃっていますけれども、そのときは、JR北海道労組、北鉄労が特有の運動方針を掲げて、ごく一部の職場でそうした事象があるとの発言をしています。そうした事象というのは、ほかの組合員と話もしちゃいけないというふう...全文を見る
○和田政宗君 あくまで一部の状態だということでしょうか。
○和田政宗君 では、前回の参考人招致で、野島社長、労使間では意見の対立などをするところもあるとのお答えがありましたけれども、具体的に、労使間、どんな意見の対立があるんでしょうか。
○和田政宗君 HTB、北海道テレビの報道によりますと、経営幹部と現場社員との膝詰め対話の際に、組合員である職場の上司から現場社員に模範回答例というプリントが配られまして、職場で困っていることはありますかと聞かれたら、特にありませんと答えるようにですとか、風通しが良いということを強...全文を見る
○和田政宗君 これは北海道テレビのドキュメント番組で放送されまして、これ多くの視聴者が見たと思うんですけれども、経営陣、どなたかこれ御覧になりましたか。
○和田政宗君 そうしたら、ちょっと社内の組織体制について聞いていきたいと思うんですけれども、例えば中小の駅の駅長さんは管理職ではなくて一般の組合員だというふうに聞いています。これでは、何か不祥事があっても組合員である仲間を守るということが起きかねないというふうに思っております。管...全文を見る
○和田政宗君 では、今回データの改ざんが発覚した函館保線管理室にはどれだけの人数の管理職がいるんでしょうか。
○和田政宗君 そうすると、仲間を守るですとか、そういったことで仲間内で改ざんが行われていたという可能性があるというふうに思うんですけれども、これについてJRの見解いかがでしょうか。
○和田政宗君 改ざんが行われているのに管理ができているというのは、もうこれはとてもおかしな話で、これはそういったところに管理職を置いてしっかり経営体制として目を光らせるといいますか、責任を取れる人間がその場で指示をするということにならないんでしょうか。これ、社長、どうでしょうか。
○和田政宗君 普通の会社でありましたら、管理職は様々な権限を持っていて給与も高いというようなところで、いざというときはその責任を取るというようなことですけれども、その組合員のいわゆる管理者というような形でそれで責任取れるんですか、経営側は強く言えるんでしょうか。いかがでしょうか。
○和田政宗君 ちょっとこれ聞いていてもそういうようなお答えになりますので、では次に、安全運行にかかわる保守点検について聞きます。  衆議院の参考人招致で笠島工務部長、枕木については、損傷、劣化、減耗等などの状況を把握しているところで、交換までの日数については定めを明確にしていな...全文を見る
○和田政宗君 おおむね二万本ということで枕木についても様々な問題点というのが起きているわけですけれども、これ二万本で足りているというような認識でしょうか、いかがでしょうか。
○和田政宗君 十月二十五日の記者会見でJR北海道は、枕木についての交換基準などのマニュアルがこれまでなく、現場で取扱いが違っていたと発言して、対策については保安監査中なのでと具体的には言及しませんでした。一か月たった現在においても交換基準は作られていないんでしょうか。
○和田政宗君 安全確保という面では、今も危険な枕木の上が列車が走っているんではないかなという懸念される事例があります。  お手元に皆様も資料あると思いますけれども、まず資料一御覧ください。レールを枕木に固定する部品が取れて転がっています。そして、資料の二ですけれども、これコンク...全文を見る
○和田政宗君 この写真見せられると、私もJR利用するときに本当にこれ大丈夫なのかというふうに思ってしまいますけれども、国交省、これ、鉄道局長、御覧になっていかがですか。
○和田政宗君 安全運行の面ではまだまだ懸念される事項があります。  まず、国交省に聞きます。線路同士をつなぐつなぎ目のボルトですとか標識、フェンスに関しては国交省から改善指示が出ておりませんが、これはなぜでしょうか。
○和田政宗君 それでは、ちょっと資料の方を御覧いただきたいんですけれども、資料の三、これ、勾配標という標識ですが、本来垂直に立っているべきものが傾いちゃっているんですね。数字が書いてある羽根の部分、水平より上に向いているべきなのに下に垂れ下がっちゃっています。これも札幌近郊を走る...全文を見る
○和田政宗君 今日、札幌近郊、雪が降ったという話も聞いております、十センチほど降ったと。そうすると、もうこれ、点検これからするといっても、大分困難な状況になっていくということがあると思います。  そして、フェンスなんですけれども、例えばこれ、大風が吹いたりすると剥がれて例えば軌...全文を見る
○和田政宗君 問題なのは、こうした線路のつなぎ目のボルトですとか標識やフェンスに関しては、JR北海道の回答によりますと、各現場での帳簿というのが唯一の記録であって、その数を統計的に集計していないということなんですね。どこでどんな点検、補修をしたのかというのを組織全体として把握して...全文を見る
○和田政宗君 これ、そうしますと、例えば本社ですとか、そういったところで把握していないということになりますが、鉄道局長、これについてはいかがですか。
○和田政宗君 建前論というか、やるべきこととしては分かるんですけれども、結局、調べただけでもこのような状況が放置されているということなんですけれども、ちょっともう時間も来ましたのであれですが、一つ、ちょっとこれも懸念されるような声をJRの社員から聞きました。  経営陣とJR北海...全文を見る
○和田政宗君 もう時間も来ましたので最後になりますけれども、JR北海道の再生を願って申し上げます。  JR北海道の再生を北海道の友人たち誰に聞いても願っておりますし、私も心から願っております。列車や線路の保守点検も本当に大変だと思います。真冬の点検、氷点下二十度にも三十度にもな...全文を見る
11月29日第185回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○和田政宗君 みんなの党の和田政宗でございます。  本日は、お三方、お忙しい中お越しくださいまして、ありがとうございました。時間も限られておりますので、質問に移らせていただきます。  まず、磯辺さんにお聞きしたいのですけれども、法案の施行ですが、公布から三年を超えない範囲内に...全文を見る
○和田政宗君 国民生活センターのことについてもちょっと見解をお聞きしたいんですけれども、国への移管が現在凍結されているような状況でありますけれども、これについてはどのように考えますか。
○和田政宗君 次に、土屋さんにお聞きしたいと思います。  衆議院段階の修正では、附則の第三条に乱訴防止のための規定が盛り込まれました。この附則によりまして、消費者庁は乱訴防止のためのガイドライン的な基準作りに着手するものと思われますけれども、土屋さんから見てどのような基準が望ま...全文を見る
○和田政宗君 特定消費者団体の権限濫用ということをやはり気にされるというふうに思いますけれども、どういったものが権限濫用に当たるというふうに想定していますでしょうか。
○和田政宗君 そうしましたら、三木さんにお聞きをしていきたいというふうに思うんですが、今回の法案というのは諸外国の法制に対する比較法的な研究を踏まえたものであるというふうに推察できますけれども、集団的消費者被害救済制度を既に持つ諸外国、制度の運用上どのような問題が生じているか、教...全文を見る
○和田政宗君 ブラジルの制度についてちょっとお聞きしたいんですけれども、これ、制度上の課題というのがブラジルの場合どんなものがあって、その課題というのはこの法案にどのように反映されているかというところをお教え願えればと思います。
○和田政宗君 重ねて三木さんにお聞きしたいんですけれども、先ほど周知とかという面で磯辺参考人からの意見等ございましたけれども、様々なツールを使って周知をしていくというふうに思うんですけれども、これを広く国民に知ってもらうという観点ではどういった作業が必要であると考えますでしょうか...全文を見る
○和田政宗君 これも土屋さんにお聞きしたいのですけれども、これは、例えば経済団体であるとか企業の中でこういった制度ができたということを周知することによって、企業の健全性が保てたりですとか、そういったこともあるというふうに思うんですね、消費者に対してより丁寧になったりですとか。そう...全文を見る
○和田政宗君 ありがとうございます。質問を終わります。
12月04日第185回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○和田政宗君 みんなの党の和田政宗です。  私は、東日本大震災における国民健康保険の特別措置について聞いてまいります。  宮城県内においては、震災の発生以来、国民健康保険に加入する被災者の医療費負担は免除されていました。震災から一年半までは、国の特別調整交付金から全額負担する...全文を見る
○和田政宗君 これは、お隣の福島県、東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示区域等における国民健康保険の免除につきましては、厚労省の特別調整交付金に加えまして、県や市町村が負担する二割を復興特会の国民健康保険の災害臨時特例補助金で拠出して、国の全額負担となっています。つまりこれ、厚...全文を見る
○和田政宗君 最後に復興大臣にお聞きしますけれども、これもう与党の自民党からも質問が上がっているような重要な案件です。予算要求省庁は厚労省ということだと思うんですけれども、これ是非、復興大臣も厚生労働省に働きかけるなどして是非やっていただきたいんですが、見解いかがでしょうか。
○和田政宗君 終わります。
12月05日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第14号
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○和田政宗君 みんなの党の和田政宗でございます。  まず冒頭申し上げたいのは、自民党の議事運営、極めて強引であると考えます。しかしながら、怒号ややじが飛び交う審議は国民の代表として情けなく思います。審議はまだ尽くされていないと思います。是非丁寧に審議を尽くしていただきたい。強く...全文を見る
○和田政宗君 尖閣に防空識別圏をかぶせてきたということは、中国軍機が領空侵犯をしてくる可能性も考えられるわけです。国籍不明機や明らかに外国軍の戦闘機が領空侵犯したときに、現在の法体系で撃墜することはできるんでしょうか。
○和田政宗君 そうしますと、これ、一義的に向こうが撃ってくるですとか攻撃を仕掛けてくるというようなことでないと撃墜できないのではないかなというような感じがするんですけれども、としますと、緊密に情報を交換して相手に対処していかなくてはならないというふうに私は考えております。  で...全文を見る
○和田政宗君 大臣、その辺り、もう少し具体的に例示すべきところ、例示できるところ、あれば示してください。
○和田政宗君 これ、少しでも例示をしてもらえれば、この法案の必要性というところ更に深まったというふうに思うんですけれども、では、ちょっと今までの秘密の運用がどうなっていたのかということを聞いていきます。  防衛秘密、二〇〇七年から二〇一一年で三万四千件廃棄されている、このうち民...全文を見る
○和田政宗君 そうしますと、確認しますけれども、廃棄に対する基準が自民党政権時代と民主党政権時代で違っていたのか、それとも同じだったのか、これ、いかがでしょうか。
○和田政宗君 私は、時の政権によって秘密の運用が変わるということはあってはならないことだと思っています。また、やみに葬られることもあってはならないと考えています。この後、仮に極端な主義主張を取る政権や特定の団体の影響下にある政権によってそのようなことが起きないようにしなくてはなり...全文を見る
○和田政宗君 では、更に聞きますけれども、過去に官僚や大臣、政務三役がメディアですとか講演会などで漏らしてしまった防衛秘密や特別管理秘密というのはあるんでしょうか。
○和田政宗君 これは元内閣安全保障室長の佐々淳行さんなどが新聞で言っていることですけれども、秘匿性の高い情報を政治家が新聞記者に情報を漏らしてしまうために外国から信用されない、この法案の最も大きい意義は政治家に守秘義務を課せられるようになることだと発言をしております。  私も、...全文を見る
○和田政宗君 国民ですとか報道機関が懸念しているのは、例えば慎重な対応ですとか、そういったちょっと曖昧な発言というのが、答弁というのが懸念をしているというふうに私は認識しております。それをもう少し踏み込んで、報道の自由ですとか言論の自由に対していかがでしょうか。
○和田政宗君 これは安倍総理も発言をしておりますので、もうやるということで認識をしたいと思います。  政治家は情報の管理について襟を正さなくてはならないと言いましたけれども、一方で私は、特定秘密がやみからやみに葬られないためにも、政治がしっかりチェックできる体制をつくらなくては...全文を見る
○和田政宗君 そうしますと、本法案の修正に当たって、みんなの党は内閣改造や政権交代時に特定秘密についてチェックできる体制を強化すべきではないかというふうに主張してきております。私も当然そう考えます。その点についてはどういうふうに考えていますでしょうか。
○和田政宗君 今大臣、不断に行うべきだというようなことを申しましたけれども、これ、踏み込んだというふうに思うんですが、これは、そうすると、政権交代時ですとか内閣改造時にはやるということでいいんでしょうか。
○和田政宗君 国会によるチェック体制について更に聞きますけれども、国会に例えばこうした問題を扱う常設委員会、この特定秘密を扱う常設委員会を設置することについてはいかがでしょうか。
○和田政宗君 これは、修正合意した政党同士で必ずやるという固い決意を国民の皆様にも示したいというふうに私は思っております。  本法案の修正議決、これ衆議院のものでございますけれども、秘密の期限について、六十年で原則指定解除となりますけれども、七項目の例外が設けられました。しかし...全文を見る
○和田政宗君 ちょっと、政治家の発言として、そして大臣の発言として聞きたいんですが、同じ質問、大臣いかがでしょうか。
○和田政宗君 特定秘密の指定権限を持つ行政機関の長を調べてみますと、例えば、観光庁長官のみならず、中心市街地活性化本部長、郵政民営化推進本部長など特定秘密をおよそ取り扱う組織ではない機関の長が含まれています。こうした行政機関の長は指定権限を持つ者からあらかじめ外すべきだと考えます...全文を見る
○和田政宗君 政治の関与が必要ではないかという観点で、現在の防衛秘密や特別管理秘密の指定や運用がどうなっているのか、本法案成立後どのようになるのかということを聞いていきたいと思いますけれども、まず、防衛秘密において、現在具体的な文書の指定は誰が行うんでしょうか。
○和田政宗君 そうしますと、これ現場でできるという可能性もあるのかなというふうに思いますけれども、これ、本法案が成立したときにそういった改善点、具体的な運用はどうなるんでしょうか。
○和田政宗君 これ、現在現場でできてしまうということに関しては、特別管理秘密の指定権限、行政機関の長となっていますけれども、外務省では大臣が定めた別の規則によって特別管理秘密の指定を各局長に委任していると報道等で聞いています。これは事実なのかという確認と、本法案が成立した場合にど...全文を見る
○和田政宗君 聞いておりますと、だからこそ政治の関与、国民の代表たる国会議員の関与というものをしっかりやっていかなくてはならないというふうに私考えております。  ちょっとこれも各論で確認しますけれども、特別管理秘密の取扱いにおいて、現在ですけれども、福島第一原発事故直後の原発上...全文を見る
○和田政宗君 すなわち、これは国会議員、政治家がどのようにチェックをしていくか、そういったところによって、恣意的に秘密が隠されない、そういったことができるというふうに考えております。そして、今日踏み込んで発言したところもございます。そういった約束できますね。やると約束できますね。...全文を見る
○和田政宗君 本法案は我が国の国防上必要な法案であると考えますが、より審議が必要であると考えています。本法案については議論が尽くされた上での成立を願い、質問を終わります。