若松謙維

わかまつかねしげ

比例代表選出
公明党
当選回数2回

若松謙維の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第140回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○若松委員 新進党の若松謙維でございます。  総理並びに官房長官には、昨年の予算委員会に続き二度目の質問でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  そして、私ども、時間は約二時間十分、桝屋敬悟議員とともに関連でやらせていただきたいと思います。委員長、よろしくお願いいたし...全文を見る
○若松委員 何か今総理は、独立性に問題がない、確保されるという言い方をしておりました。  しかし、御存じのように私も公認会計士でずっと企業を監査しておりました。いわゆる一般の「監査基準」、ちょっと紹介させていただきます。資料としてお配りしておりませんけれども、簡単な文言なんで。...全文を見る
○若松委員 今、国会の同意が得られればというお話です。その裏には、いわゆる数の論理で今押し切ろうという意図が私は見受けられました。  社民党さんが、この新聞記事にもあるわけですけれども、これは朝日新聞の一月二十八日、「会計検査院に「民」の風を」ということで、社民党さんが、省庁出...全文を見る
○若松委員 総理の言わんとするところはわかりました。要は、元総務庁事務次官であろうが、その立場を離れれば即、独立性は確保される、そういう御説明と理解いたしました。そういうことでしょう、総理。
○若松委員 私も、公認会計士第一号の国会議員です。いわゆるこういう独立性というのは、余り議論する議員がいなかった。ですから、こういう議論をさせていただいた。時の流れだと思います。過去においてこういう状況だから将来もこうなんだという議論は、私はもう時代おくれの議論だと思っております...全文を見る
○若松委員 それは総理の御認識はそうかもしれません。しかし、これは一つの監査という観点から、先ほどの公認会計士業界が非常に参考になると思います。これからは民と官の交流という時代も、総理もみずからおっしゃられている。そういう中で、やはり独立性に疑義が持たれるというところの認識を今、...全文を見る
○若松委員 ちょっと待ってください。かなり総理の感覚は、国民の会計検査院に対する期待並びに、今、会計検査院のいわゆる指摘事項が金額的に会計検査院の年間予算とほとんど変わらない、こういう指摘もあります。要は、本当に会計検査院はもっと行政から独立してずばずば言ってほしい、こういう意識...全文を見る
○若松委員 総理、そういう独立性に対して期待の表明を求めているのではありません。だれから見ても、その人は、万が一、検査する立場できちんと、人間といういわゆる感情の揺れ動く動物です、それを乗り越えて独立を確保できるということを保証できますかとこれを言っているんです。それは期待ではな...全文を見る
○若松委員 それは法律をただ読んだだけであって、制度としての担保がなされていないじゃないですか。担保を示してください。
○若松委員 それでは官房長官、あなた、よろしいですか。では、G7があります。先進国G7でいわゆる会計検査院に似たような機能があります。行政出身で本当に出している国が何カ国ありますか。マイナーですよ。ボーダーレスで、ここは日本だと相変わらずとぼけたことを言っている大臣がおりますけれ...全文を見る
○若松委員 よろしいですか。今重大な瑕疵ということですけれども、私は、国民が今いら立っている、会計検査院に対して。いわゆる指摘事項が少ない、数十兆円の一般会計に対してわずか会計検査院の年間経常費程度しか指摘しない。これはもう大方の国会議員も知っております。国民も知っております。そ...全文を見る
○若松委員 はい。総理、答えてください。
○若松委員 これはもう押し問答ですから、やはりいわゆる国民に近い感覚のある責任者に早くなってもらうしかこの問題は解決しないと実感いたしました。あくまでも、昨年まで行政にいて、即ことしになってそのところに厳しい態度で検査をする、これはもう自己矛盾です。ぜひ考えて、また世界の常識を見...全文を見る
○若松委員 そしてもう一つ。これは官房長官なんですけれども、十時半からいらっしゃらなくなるということでお聞きしたいと思いますけれども、これは選挙投票日の前日です。十九日三時、上尾駅西口、ここで応援演説されました。そのときに官房長官は、茶谷君の言うことには私が全責任を持つと。実は加...全文を見る
○若松委員 じゃ、この公認なんですけれども、白川大臣は、当時は選対の本部長……(発言する者あり)総務局長ということで、当然、公認にも大変重要な立場にいらっしゃいました。  そして、例えば、白川大臣、この埼玉六区で、御存じの茶谷氏と、自民党のいわゆる公認ということでもう一人候補者...全文を見る
○若松委員 それで、今埼玉では、特に桃泉園がある北本市、または「あけぼの」がある上尾市、または県議会で、この厚生省汚職に関する調査委員会が続けられております。  そこで、先々週ですけれども、埼玉県議会のこの特別委員会におきまして、桃泉園の初代施設長が参考人で出ておりました。そこ...全文を見る
○若松委員 そこで、今国会でも公務員のいわゆる倫理法案なりまたはそれに対応する通達なりが議論されております。  御存じの公務員の選挙違反ということで、今回茶谷氏がいわゆる選挙区内、埼玉六区内に三つの特養を、持ってきたという言い方が正しいと思います。そういう形のやり方というのは、...全文を見る
○若松委員 先ほど茶谷氏の、いわゆる出向地からの出馬ということですけれども、埼玉県庁を離れて本庁へ戻ってきた、しかし彼の公認決定で、彼は愛知出身ですから当然愛知の出馬の話もあると聞いております。また、埼玉でもほかのところの出馬要請もありました。しかし、本人は埼玉六区に執拗に執着を...全文を見る
○若松委員 話は戻るのですけれども、先ほどの、名前が出てしまいましたので、いわゆる浅野目前議長ですね、彼は全国最年少ということで、いわゆる衆議院候補者としても特に問題ない、それは白川大臣、おっしゃったと思います。それが七月前半で、その一カ月後に急速に、これだけの問題を抱えた、よく...全文を見る
○若松委員 私は、小選挙区でまさに政策論争をできる、かつ、彼が立候補と決まったときに、三十九歳、私と二つしか違わないということで、非常に新しい選挙制度にのっとった戦いができると思ったわけですけれども、結果的に彼は、いわゆるネガティブキャンペーン、そして買収なんでしょうか、私と一緒...全文を見る
○若松委員 今の局長の説明じゃ、なぜ丸投げがされたかという回答にはなっておりません。  これは厚生大臣に答えていただきたいんですけれども、先ほどのポイントをちょっと棒グラフでロータスを使ってやったわけですけれども、これだけやはり差が出てきたというところで、先ほど御説明もありまし...全文を見る
○若松委員 大臣、どうですか。
○若松委員 これが事務的なんですか。これだけ一本土がりの、これで事務的なんですか。国民の貴重な税金ですよ。それを事務的だということで、それで大臣が務まるのですか。
○若松委員 では、そのいわゆる実勢価格との乖離または基準単価自体が低い、それを調査される、それで報告される、そういう話ですけれども、いつごろされるのですか。十年後ぐらいですか。それとも年内ですか。
○若松委員 では本年ですね。はい、わかりました。  それでは、同じような観点から、これは建設大臣にお伺いしたいのですけれども、公共事業も平成九年度予算で九兆六千七百六十九億円、うち七割が建設省関連と理解しております。これも今見直しということですけれども、見直しの議論がされて、こ...全文を見る
○若松委員 ぜひ三月中ということで、できるものということですので、ぜひ可能な限りの調査結果の報告を期待するところでございます。  そして、こういった調査が、なぜこれだけ私も執拗に言うかというと、結局今財源がない、緊縮財政ということで、どれだけ既存の予算制度の中でこのいわゆる財政...全文を見る
○若松委員 届いていない、届いていないですか。(橋本内閣総理大臣「いいです、いいです、聞いています」と呼ぶ)はい。  このリストを見ますと、平成七年三月末の、九十二特殊法人のうちいわゆる利益剰余金、資本剰余金とかそういうものじゃなくて、利益分、利益の剰余金をリストしました。そう...全文を見る
○若松委員 大蔵大臣にお聞きしたいのですけれども、確かに余っている分、いわゆる剰余金ですね、剰余金というのは余っているという意味ですから。それを将来の事業に活用したい、それはみんな同じ思いだと思います。ところが、今のこの赤字財政体質でかつ増税を回避すべきというのは、それは与党たり...全文を見る
○若松委員 大蔵省は、武村大蔵大臣の時代から財政危機宣言ということで言っております。私は、特別立法してでも、そういった増税に頼らないで、こういったところをぎりぎり活用すべきではないかと思います。ぜひそれを主張しておきたいと思います。  そして、ちょっと時間がないので、「特殊法人...全文を見る
○若松委員 ぜひ総務庁でこの法案、一括法案になりますので、あくまでも自分でディスクローズすれば終わりだという感覚じゃなくて、初めて外部チェックがあって公表できる、その基本認識を踏まえていただきたいと思います。  そして、これは最後の質問ですけれども、この特殊法人の下に約千三百ぐ...全文を見る
○若松委員 今具体的なとおっしゃいましたけれども、大臣、それでよろしいんですか。これはやはり総理ですか、総務庁……。
○若松委員 総理、具体的なことをつくるというのですが、政治家として、いつまでにつくるか。やはり急を要していると思います。
○若松委員 わかりました。そういうことでよろしいわけですね。  そうしますと、この公益法人なんですけれども、なぜそれほどディスクロージャーが大事かというと、今回の厚生省問題に関しても、これは厚生大臣にもお聞きしたいわけですけれども、御存じのシルバーサービス振興会、これは設立は昭...全文を見る
○若松委員 要は四千八百万円は使うわけですね。そういうことですね。まあ急にはとめられないと。そこら辺が政治家としての英断を欲しいのですよ、このいわゆる緊縮財政のときだけがゆえに。  さらに、先ほどのこのシルバー振興会も社団法人です。公益法人です。そのほかに医療関連サービス振興会...全文を見る
○若松委員 廃止したということでございます。いずれにしましても、特に先ほど言いました医療関係のいわゆる補助金を取ろうとするフィクサーというのでしょうか、特に村田士郎というのは非常に際立っておりまして、こういった方がやはり厚生省だけではなくてさまざまな省庁に暗躍していると理解いたし...全文を見る
○若松委員 では、まず先ほどの厚生省疑惑の問題に関して、私は、これだけ公務員の関与した大変重要な公認過程でありまして、特にその当事者でありました、埼玉県連会長の松永光衆議院議員、並びに県会議員の前幹事長の野本陽一氏、この二人の証人喚問を要求します。さらに、この村田士郎、医療法人の...全文を見る
○若松委員 以上をもって私の質問を終わりとし、桝屋委員にバトンタッチいたします。  どうもありがとうございました。
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○若松分科員 新進党の若松謙維でございます。  先日の予算委員会、ありがとうございました。また引き続きよろしくお願いいたします。  最初に、自治省の分科会ということでございますので、まず、埼玉県で今大変な話題となっておりますYOU And I推進計画についてお伺いいたします。...全文を見る
○若松分科員 今おっしゃった、五大都市を想定というのはわかりやすいと思いますけれども、そうしますと、例えば、一番最近の政令都市化ですと千葉市、ちょっと五大都市の基準にはかなり規模が小さいのかなと思うのですけれども、その点はいかがですか。  それとも、やはり今の状況をかんがみて、...全文を見る
○若松分科員 そうしますと、いわゆる将来の発展、例えば合併があって、そして政令都市化ということですけれども、仙台なんかですと、当初、近郊の市を若干合併して、それからさらに最近、泉市でしたっけ、そういう形で、いわゆる成長でしょうか、それが望まれた。  そういうことになりますと、ち...全文を見る
○若松分科員 そうしますと、では若干具体的な形で質問させていただきますけれども、従来の政令都市の人口、面積、これの平均値を見ますと、指定時で大体人口百二十万人、そして面積四百六十四平方キロメートル、これが一般の平均だと聞いております。そして、例えば先ほど御紹介いたしましたYOU ...全文を見る
○若松分科員 備えているというようなお話をいただきました。  これは大臣にお伺いしたいのですけれども、このいわゆるYOU And Iと言われます政令市移行計画、大臣、大宮に来られたことはございますか。ありがとうございます。そして、この政令都市以前に四市一町の合併、これが今地元で...全文を見る
○若松分科員 先ほど、積極的かつ最大限の御支援をいただくということをいただき、力強い言葉をいただきました。三月、四月が恐らく、今枠組みの問題で、三市とか四市一町とか、また二市一町とか、そういう議論がありますけれども、いずれにしても、そういう議論をぜひとも自治省として前向きに、政令...全文を見る
○若松分科員 埼玉国体が平成十六年に予定されておりまして、熊谷バイパス、これと、先ほどの起点ですね、ここがなかなか通らないということなのです。特に桶川−鴻巣間、これはまだ事業化されていないのですけれども、改めて、まず、ここについての見込みはいかがなのですか。  といいますのも、...全文を見る
○若松分科員 もう一つ、これは平成十六年に間に合わしたいということで、建設省の前の事務次官がたしか大宮建設局にいたのじゃないかと思うのですが、前の事務次官がこの計画に大変こだわっているというか力が入っているようでして、ぜひとも平成十六年までに何らかの目安というのでしょうか、そうい...全文を見る
○若松分科員 そうしますと、当然予算は限られているわけですから、それぞれ全国的にいろいろと予算をちりばめると思います。そういう中で、埼玉的に考えると、この上尾道路の重要性というのですか、優先順位、ちょっとそういう点からも質問させていただきたいのです。  例えば、ちょうど秩父のト...全文を見る
○若松分科員 もう一つ、圏央道もちょうど桶川がジャンクションになる予定をしておりまして、これもかなり重要な、特に首都圏の一環として重要プロジェクトだと思います。そういった観点からも、この圏央道促進、これもぜひ前向きにやっていただきたいと思うのですけれども、その点もあわせてよろしく...全文を見る
○若松分科員 ぜひそういった点も検討していただきたいと同時に、今度は量の向上ということで、今信号機システムをATS−P型に改善する計画が進行中と聞いております。そうしますと、一割ぐらい増発になるのかな。さらに、池袋乗り入れ増発計画もあわせてお答えいただけますか。
○若松分科員 ぜひ、今おっしゃったようなことを改めてJR東日本の方にお伝えください。  そして、もう時間ですので、ちょっと質問というよりも若干の主張なんですけれども、やはりこの高崎線、大宮−宮原間が一番混雑率が高いところでありまして、そのために、当初埼京線を宮原まで持ってくると...全文を見る
03月25日第140回国会 衆議院 決算委員会 第3号
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○若松委員 私……
○若松委員 新進党の若松でございます。  本日のこの公聴会、画期的な開催に対しまして、まず草川委員長の御努力に敬意を表します。そして、時間三分の間で四点ほど質問させていただきたいと思います。  まず一点は、両参考人に聞きたいわけですが、会計検査院検査官の同意人事ということで、...全文を見る
04月03日第140回国会 衆議院 決算委員会 第4号
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○若松委員 新進党の若松謙維でございます。私は、平素の会計検査院の皆様の御努力に対して、敬意を表します。  そして、きょうは、食糧費等いわゆる官官接待、空接待、空出張、さらには、おからじゃございませんが「から」がいっぱいありまして、空雇用そして空使用、そういった今社会的な非常に...全文を見る
○若松委員 ぜひとも会計検査院、この食糧費等のためだけに各地方に検査に行くわけではありませんけれども、やはり何らかの目的で四十七都道府県全部行かれますので、その際には、ぜひこの関心の高い食糧費、旅費等に関する検査を必ず入れていただき、国民の期待にこたえていただきたいと思います。 ...全文を見る
○若松委員 会計検査院にも、広報課ですか、ございますし、日本の広報課というと、どちらかというとその省庁の発信ということで、余り受信という意味合いがありません。海外ですとパブリックリレーションズという形でツーウエーなのです けれども、ぜひとも受信というところを、明確に、国民にわか...全文を見る
○若松委員 先ほどのこのシステム対応というところですけれども、少なくとも、公文書紛失というのは非常に罪が重い。こういう決算委員会で余り政局的な話をするのは私も好きではないのですけれども、今度秋田で知事選があるわけですけれども、こういった組織に、直接担当してきた責任者がそのまま立候...全文を見る
○若松委員 ありがとうございました。
04月21日第140回国会 衆議院 決算委員会 第6号
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○若松委員 新進党の若松謙維でございます。  総理には四回目の質問になります。どうぞよろしくお願いいたします。  平成七年度決算の審議の始まりということで、会計検査院の方が大変御努力をされてつくられたこの会計検査の要約、この中に、国民の関心が高い問題ということで食糧費の指摘も...全文を見る
○若松委員 これは質問通告にございませんので、この程度にさせていただきたいと思います。  いずれにしても、やはり食糧費の外部チェックというのでしょうか、これは日本の大きな流れではないかと思います。そういう意味で、草川委員長を初めとしてこの決算委員会の大変活発な審議、今それをして...全文を見る
○若松委員 ぜひとも、行政の一部でありますこの会計検査院に、国民から大変期待の多い民の風の導入、そういったところもお含みいただいて、賢明な御判断をよろしくお願いいたします。続きまして、特にこれから質問いたします二点に関しましては、大変厳しいというか、平成七年度の会計検査院の報告に...全文を見る
○若松委員 抜本的な改革はわかりますけれども、やはり原因、結果の明確な解明というのですか、これは責任とも関係するわけですけれども、それがはっきりしないと本当の抜本的改革はできないと思います。  いわゆる外部要因という面が今大臣の方から説明されましたけれども、もっと林野事業の内部...全文を見る
○若松委員 同僚代議士から大変厳しいコメントをいただいていますけれども、今、いわゆる財投からの借り入れという話もございました。やはり財投改革もしっかり進めないと、この問題は本当の意味での抜本改革にはならないと思います。といいますのも、やはり郵便貯金または簡保、そういったところから...全文を見る
○若松委員 きょうは総括ですので、さらに具体的なところは分科会でいろいろ質問させていただきたいと思います。  それでは続きまして、同じく会計検査院平成七年度の指摘事項であります国鉄清算事業団、これについて質問をさせていただきます。  これも、先ほどの国有林事業の指摘事項、あわ...全文を見る
○若松委員 今、やはり九年度末までに実質的に難しい、そういうお答えでした。さらに、これは十六日ですか、千ヘクタールが売却がずれ込む、このようなコメントを事業団理事長がなされました。これの理由なんですけれども、結局先ほどの期限以降に売却の見通しが立っていない、そういうこととも関係し...全文を見る
○若松委員 また別の観点からですけれども、ちょうど国鉄改革当時の昭和六十二年度首ですか、当時、いわゆる長期債務が約二十五兆、二十六兆ぐらいありました。そして、いろいろと処分して最終的に国民負担分は十三・八兆円、このように見込まれておりました。  それでは、この事業団の整理に当た...全文を見る
○若松委員 そうしますと、昭和六十二年初めで十三・八兆円、約十四兆円。そうすると、七、八兆円この間にふえた、ふえる見込みがほぼわかっている、そういう状況ですね。それだけに、土地処分を早くやっておけばよかったなと。なかなかこればっかりは難しい問題もあると思いますけれども、いずれにし...全文を見る
○若松委員 これは本当に早急にやらなければいけない、ある意味で年内の最大課題の一つではないかと思いますので、私ども新進党としてもさまざまな改革提言をぶつけて、ぜひ国民のための積極的な議論につなげていきたいと思います。  次の項目に移らせていただきます。  先ほど総理が財政構造...全文を見る
○若松委員 事実はどうですか。この数字は合っていますか。
○若松委員 なかなか大蔵省はまとめないのですよ、数字を。  これはアメリカの決算書、ちゃんと貸借対照表でまとまっているのです。これは日本の決算書、収支だけで、本当にばらばらにやって、マスコミの方も御苦労されていると思います。ですから、私があえてこうやって確認せざるを得ない状況に...全文を見る
○若松委員 時間が来ましたのでこれで終わりにさせていただきますけれども、最近、九州産業大学の吉田寛教授という方が大変すばらしい本を出しまして、特にEUにおきまして通貨統合のために、今、国のいわゆる決算数値の算出の仕方について統一の動きがございます。日本の決算制度もぜひ諸国におくれ...全文を見る
04月22日第140回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○若松委員 新進党の若松謙維でございます。  選挙後初めての質問となります。池田外務大臣、よろしくお願いいたします。  それで、ちょっと質問通告はしておりませんけれども、この議定書の本題に入る前に、外務大臣にお聞きしたいのですけれども、四月二十日、御存じの、北朝鮮から亡命され...全文を見る
○若松委員 今、国際的な動きの中で回避されるということは、要は、よくなる方向を期待されているという外務大臣の声明だと理解いたしました。  そして、この議定書に入らせていただきます。  今回のこの議定書、二つございますけれども、特に改正議定書Ⅲ並びに議定書Ⅳ、この審査に当たって...全文を見る
○若松委員 今官房の方から答えられましたけれども、条約の話なので、条約局長、ちょっとお答えいただきます。今の答弁でよろしいですか。
○若松委員 そこで、今回議題となっております二つの議定書の正文として、外務省が出してきた英文がございます。  私たちは、この英文を読んで、この議定書の中身、いわゆる締結の是非を審査しなければいけないわけですけれども、条約局長、この条約第三号、追加議定書の正文はお持ちですか。条約...全文を見る
○若松委員 これ、ちょっとミスがあるのですけれども、審議官、気がつきませんか。私たち日本語で審議しているわけじゃなくて、英語で本来なら審議すべきはずでありますけれども、この「ウエポン」のところですね。気づきませんか。  だから、皆さん、結局日本語に訳して、国会審議のためにぽんと...全文を見る
○若松委員 やはりこの点は大事です。趣旨を間違えないように条約の審議をこれから進めてください。よろしいですね。  何か重箱の隅をつつくようですけれども、でも、この外務委員会、安易にすると本来の趣旨が変わってしまいます。ですから、非常に嫌われ役をやりましたけれども。そして、中身に...全文を見る
○若松委員 今大変難しい問いかけに、大臣も誠実に答えていただきました。やはり今の、特に緊張が高まっている北東アジアを考えますと、若干きつい質問もしなくちゃいけないと思うのですけれども、外務大臣、引き続き先ほどの、リヨン・サミットでのいわゆる対人地雷の代替手段の検討を早期に進める、...全文を見る
○若松委員 今の大臣のお話を聞いていて、代替手続、これは文章上でははっきりしておりますけれども、非常に中身が、世界の流れの中でということで、若干後退したようなイメージを受けるわけです。それもやむを得ないかという理解もできますけれども、これはぜひ言葉で終わらせないで、防衛庁も一生懸...全文を見る
○若松委員 慎重にじゃなくて、ぜひ積極的にやってください。すぐ慎重と言うのは皆さん方の癖なんでしょうね。ぜひ一生懸命やってください。よろしくお願いします。  それでは、地雷関係の質問も用意したのですけれども、ほかの委員の方にも今後フォローしていただけると思いますので、ちょっとレ...全文を見る
○若松委員 いわゆる完成する前の施行は大変意義があるということで、私も同感でございます。  それでは、この条約審議なんですけれども、では、果たして海のものとも山のものともわからない兵器に対して議論しているのかどうか。私も、非常にいい条約なんでしょうけれども、つかみどころのない条...全文を見る
○若松委員 それはわかるのですけれども、では再度、私もちょっと質問を変えまして、これも外務大臣にお聞きしたいのですけれども、例えば今海外でさまざまな、こういういわゆる不特定多数に対する大量破壊というのですか、大量殺人というのですか、そういう開発がなされると思います。日本は非核三原...全文を見る
○若松委員 私の一つの考えに対して、今共感をいただいたと理解してよろしいですね。  もしそうであれば、外務省に、例えばそういった情報に対して機能的に対応してこのような条約作成に行動を起こすような、そんな機能というのでしょうか、課というのでしょうか、そういったものがございますか。...全文を見る
○若松委員 今、二、三やりとりをさせていただいて、私なりにまだ整理されていない、腑に落ちないというのが、先ほど外務省の方から、いわゆる開発国名等は不明だ、まだ兵器完成前にある意味では禁止する議定書なんだ、そういうことなのですけれども、非常にうがった見方というのですか、要は、外務省...全文を見る
○若松委員 御寛恕したいわけですけれども……。  じゃ、ちょっと率直に、外務省、レーザー兵器に関してどの程度情報を持っているのか、もうちょっと具体的に御説明いただけますか。どのくらい世界が実態としてあるのかというのが、ちょっと何か、ここは日本の外務委員会なんですかね。どうもこう...全文を見る
○若松委員 私も外務省に依頼して、こんな英語の赤十字国際委員会の資料、「レーザーズ・アズ・ウエポンズ・オブ・ウォー」ですか、一枚もらいました。少なくとも、じゃ、どこの会社が技術を持っていて、どんな技術の応用、展開をしているのか、やはりそのくらいは知ってしかるべきだと思いますが、そ...全文を見る
○若松委員 ぜひ、やはりそこまで突っ込んだ調査もしていただきたいと思います。単なる、会合に出て議論に参加して、一部の資料を委員会に報告、そういったやり方はもう卒業していただきたい。  さらには、もっといろいろと議論したかったわけですけれども、結局、この条約に参加しない、だけれど...全文を見る
05月21日第140回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○若松委員 新進党の若松謙維でございます。  本日のWTO関連の質問に入る前に、先日、皆様のお手元にお配りさせていただきましたアクションアジェンダを採決した地球環境国際議員連盟、いわゆるGLOBE、これがブラッセルで開催されました。五月五日から七日ということで、あえて自費参加と...全文を見る
○若松委員 外務大臣、実はGLOBEにはかなり科学者も参っておりまして、いろいろなデータ、これは議事録には無理だと思いますけれども、こういう形でCO2のちょっとこんなものがありまして、(資料を示す)ただきれいだなと思っている方もいらっしゃると思いますけれども、会議では二つ大きくあ...全文を見る
○若松委員 ありがとうございます、ぜひ。どこ ろで、ちょっと意地悪な質問かもしれません、京都会議で合意の見込みはどうでしょうか、率直にだれも余り言いませんから。京都会議でいわゆる排出量の問題とか、それをどういうふうに各国が割り当てをしていくとか、やはり京都会議は合意を目的として...全文を見る
○若松委員 ぜひ、激励いたしますので、地球が自虐的にならないように日本政府の最大の努力、特に平和そして環境、外交と、日本の大変な大事な柱ですので、外務大臣、ことしちょっと大変でしょうけれども、頑張ってください。よろしくお願いいたします。  それで、これは質問通告していないのです...全文を見る
○若松委員 済みません、いきなりの急な質問で恐縮です。また別の機会にいろいろとこれは議論させていただきますので、よろしくお願いいたします。  そして、きょうの委員会の本題でありますWTO、これについて質問を移らせていただきます。  これは外務大臣でしょうか、まず、いわゆるIT...全文を見る
○若松委員 先ほど余りハードルを厳しくしないで参加国を拡大する、私もその面で評価いたします。そして、その上で、さらに今度は、特に今議論となっております情報技術製品ですか、いわゆるこれの貿易国といたしまして中国、メキシコ、ブラジル、こういったいわゆる大国、さらに準大国、そういったと...全文を見る
○若松委員 ぜひ頑張っていただきたいと思います。  それで、質問の内容が今回の情報とは若干離れますけれども、WTO加盟問題として重要な、中国並びに台湾の加盟問題に移らせていただきます。  まず、中国がガット加盟申請を八六年に行ってもう約十年以上経過しました。そして、台湾がたし...全文を見る
○若松委員 今の御説明ですと、今台湾はかなり条件が整ってきた、だけれども、中国はことしになって一生懸命やってきたと。  そうすると、今度はどちらが先にWTOに入るかという先後の問題になってくるわけですけれども、あわせて、ちょうど米通商代表部のバシェフスキーさんですか、ことしの三...全文を見る
○若松委員 そうしますと、先ほどのバシェフスキーさんのお話を出させていただいたのは、日本とアメリカがある意味で、共同歩調というとちょっと問題を醸し出すよう宣言い方ですけれども、やはりお互いに連絡、協力し合って中国に対してさまざまな配慮をしながら早期加盟する、これは非常に重要なあり...全文を見る
○若松委員 わかりました。いずれにしても、アメリカとの共同歩調は、協力関係は必要だ。それは別にプレッシャーとかそういう意味ではなくて、先ほど言ったような技術的な面とかさまざまな、ある意味で手当てもした上で早期に中国がWTO加盟するに至る整備をする、そういうことですね。  そうし...全文を見る
○若松委員 どうもありがとうございました。  ぜひ外務省、大蔵省、これは大変我慢の交渉ですので、今、特に中小小売業者は大変苦しんでおりますので、その点で頑張っていただいて、こちらも陰ながら応援しておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。
05月27日第140回国会 衆議院 決算委員会第一分科会 第2号
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○若松分科員 新進党の若松謙維でございます。  本日は国会所管という観点から質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  その前に、今、平成六年度、七年度、一括審議となりましたけれども、やっと本来の決算委員会の機能を取り戻しつつあるということで、大変喜んでいる一人で...全文を見る
○若松分科員 今のお話を聞いておりますと、やはり諸外国と比較いたしますと、例えば議院内閣制をとっておりますイギリスですと、いわゆる提出は議員立法の方が閣法より多くなっていると認識しております。また、ドイツですと、議員立法と閣法がほぼ同数、こういう状況になっていると理解しております...全文を見る
○若松分科員 そこで、さらに具体的に国会の調査立法機能の強化について数点お伺いいたします。  まず国会の調査立法機能ですけれども、やはり直結するのか委員会調査室の職務でありますけれども、なかなかわかりにくい面もございます。まず、どういう職務なのか、国民にわかりやすいように、事務...全文を見る
○若松分科員 かなり前向きな御認識を拝聴いたしました。  そうしますと、まさに常任委員会と一体化した調査室というところを期待しておりますけれども、ちょっと総長に確認したいのですけれども、この衆議院常任委員会調査室規程、これはあくまでも法律ではなくて内規という理解でよろしいわけで...全文を見る
○若松分科員 そうしますと、この調査室に関する明確な権限なり、また調査能力なりに対する立法はないということのようでありますけれども、先ほど、この調査室なり委員会等に、会計検査院、オンブズマン等もっとGAO的なところをどんどん導入すべきではないか、そんなお話があったわけですけれども...全文を見る
○若松分科員 その少ないというところですけれども、例えば一般的な比較でいいますと、例えば大学の研究室もやはり調査室みたいな、調査費みたいな予算がつきますね。そんなところと比べると多いのですか、少ないのですか。ちょっとわかりやすく説明していただけますか。
○若松分科員 いずれにしても、先ほど国内旅費が八百万、それを十八で割ると大体五十五万、これが皆様の予算だというお話だと思います。  そうしますと、本当にこれからの議員立法をさらに活性化する、または調査機能を強化するには、やはり議運が大蔵省としっかり交渉してもらって、それでこれか...全文を見る
○若松分科員 本当は議運の委員長をここに、政府委員じゃないのですけれども、説明要員として御招待すれば一番よかったのでしょうけれども、それがなかなか慣例がなくて、別の会でやっていただきたいということを期待申し上げます。  それでは、調査員の調査権限の根拠は、先ほど国政調査権という...全文を見る
○若松分科員 今度は、先ほどの調査員の調査権限に戻りたいのですけれども、事務総長、先ほどの国会もしくは委員会ですね、いわゆる全体としての国政調査権、各議員の調査権、また調査員の調査権、ちょっとこれをわかりやすく整理して御説明いただけますか。
○若松分科員 今、非常に大事な問題なので総長に再度確認したいのですけれども、先ほど、憲法六十二条ですか、国政調査権は各議員にも付与されて当然委員会にも付与されている、だけれども、各議員等においては慣行として行われていない。ということは、各議員の国政調査権は、一応憲法上あるという理...全文を見る
○若松分科員 法制局、ちょっとこの点について、何か御意見があったら言ってください。特に各議員の……。
○若松分科員 そうすると、各議員にはないということですね。そこら辺が何か、もう一度、これは法制局の方がいいですかね、各議員にそういう調査権が付与されていないというのは、これは法解釈の問題ですか、それとも法律でもう既に規定されているということですか。
○若松分科員 そうしますと、委員会で決議をすれば、当然調査室を調査機能として使うわけですけれども、その場合には、調査室と委員会の決議というのは一体とみなして、調査室のいわゆる国政調査権はおのずと付随する、そういう理解で私は解釈するんですけれども、よろしいでしょうか。
○若松分科員 その委員会というのは何ですか、今おっしゃっている委員会というのは。単なる名前だけですか。それとも、それぞれの委員会の各メンバー、各議員そのものが委員会であって……。
○若松分科員 そうしますと、委員会を構成するのが議員ですね。これは人格同一説じゃないのですけれども、実質的に一体だと思いますので、やはり議員も調査権があるということに、私は解釈として成り立つと思うのですけれども、いかがでしょうか。
○若松分科員 その委員会所属の議員と委員会の、この区別というのが、何か今すごくあいまいなように見受けられるのですけれども。ですから、委員会に所属する議員であれば、その議員一人の要求によっておのずと国政調査権は付随されるのではないか、そういう解釈も成り立つと思うのですけれども、それ...全文を見る
○若松分科員 あくまでも国政調査権ですか、それは機関がやる。これは、ではもう一度復習しますと、どこの条文に書いてありますか。
○若松分科員 機関、それは間違いありませんか。例えば具体的に何条とか、それはわかりますか。これは非常に大事な問題なので、もし明確になっていなければ、私は、国会法をしっかりもう一度見直して、解釈の幅が出ないように国会法改正なりが必要ではないかと思いますけれども、いかがですか。
○若松分科員 では、そこら辺に機関というところを明確にうたっているということですね。  ただ、本来の、さらに国会の調査能力というものを高めるには、どうしても委員会というところを、各議員がやみくもにいろいろ調査しろ、しろというのは確かに混乱のもととなりますけれども、ただ、委員会で...全文を見る
○若松分科員 そうしましたら、今度は、先ほど各調査室の調査室規程ですか、これを紹介させていただきました。いわゆる議員立法の要綱作成、こういったことを初めといたしまして、付託案件の問題点、または利害得失の調査及び参考資料の作成、これがこの規程に書いてあります。  では、こういった...全文を見る
○若松分科員 ちょっと質問が総括過ぎてお答えしにくいと思うのです。  ただ、確かにこの商工委員会の調査室、これはそれぞれの法案ごとにしっかりと問題点も把握されて、議員に届けられている。これは非常にいい方だと私も思っております。  それに対して、ちょっと幾つか紹介しますと、これ...全文を見る
○若松分科員 今一体的ということですけれども、例えばつい最近、あれは逓信委員会でした、ちょうど新進党の原口議員が、調査室を通して資料要求をいたしました。そうしたら、調査室と委員部が一緒に来て、ちょっとそれはやめてくれ。それは何でそうなったかわからないのですけれども。そういうことで...全文を見る
○若松分科員 これは、先ほどの調査室規程六条にしっかり書いてありますので、また来年あたりでもその結果を報告していただきたいと思います。  そして、今度、人事の問題に関してですけれども、まず、調査室のトップですか、いわゆる室長ですね、この人事ですけれども、国会プロパーの職員が登用...全文を見る
○若松分科員 ちょうど当時の緒方事務総長が、平成四年三月七日の予算委員会で、今谷事務総長がおっしゃったような説明をされております。あれから四年とちょっとたっております。私は、もう随分この議論は長い議論だと思っていますし、先ほどの平成元年の特殊事情というものもあるわけですけれども、...全文を見る
○若松分科員 二、三年ということですので、そんな遠い将来ではないと。  それで、実態をちょっと調査しましたので報告させていただきますと、特に衆参の調査室、法制局、国会図書館、それの調査部署のトップ人事ですけれども、まず衆議院におきましては、十八の常任委員会調査室長のうち十三人、...全文を見る
○若松分科員 せっかくの機会ですから、今度は参議院との比較もやはり記録に残していきたいと思います。  参議院は、十五の常任調査室長のうち六人、そして法制局では五部長のうち一人、これが各省出身者でございまして、その比率は、先ほどの衆議院の約七割に比べて三五%ということで、参議院の...全文を見る
○若松分科員 やはり決意ということでどうしても抽象的な表現にならざるを得ないと思うのですけれども、ぜひ、こういった一連の、今までの議論を踏まえて、本当にやる気を出させるプロパー登用というものを積極的に、先ほどの衆議院事務局そして法制局並びに国会図書館、お三方にお願いをする次第でご...全文を見る
○若松分科員 これはお金の問題も関係しますので、委員長、恐縮ですけれども、ぜひまた議運の委員長に御報告いだだいて、しっかり大蔵省との交渉に御尽力いただきたいという旨を伝えていただきたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
○若松分科員 そうです。法制局充実のための予算獲得です。
○若松分科員 気がついたところの衆議院事務局体制並びに法制局そして国立国会図書館、こういったところの立法機能強化という観点からの大方の質問をさせていただきました。  国会所管という切り口の質問は非常に珍しく、だけれども大変重要だと思いますし、国民の関心も高いと思いますので、また...全文を見る
○若松分科員 御努力の表明を承りました。しかし、具体的な話になりますと、特に総務庁が作成しました法令検索システムですか、かなりお金をかけられていわゆる行政側の法令検索システムをつくられたわけですけれども、当然、いいものですので、国会の調査機関からもそれを使いたいという要望がかなり...全文を見る
○若松分科員 今、総務庁の方から、それぞれ行政並びに国会で使いやすいものをつくっているというよりも、やはり国会側からすれば、総務庁が使わせてくれない、だからあえて、二重経費になるけれども、まさに国民のお金のむだ遣いは承知しながらこれをやらざるを得ない、そういうのがどうも国会側の認...全文を見る
○若松分科員 ぜひデータと、やはり大事なのはソフトですから、いわゆるアプリケーションソフトですね。そこにかなり総務庁さんはお金をかけていますので、それもぜひ国会側も使えるようにしていただきたい、そういう理解でよろしいわけですね。
○若松分科員 ぜひ協力を強く要請しまして、時間がもうありませんので、実は、外務省も要請をいたしました。  特に外務省ですと、条約交渉とか外交の非常に際どい問題がございまして、これは結論を要求しても出ませんので私の方から考え方だけを述べさせていただいて恐縮ですけれども、特に情報公...全文を見る
○若松分科員 ぜひお願いしたいと同時に、これは意見だけですけれども、今ちょうどこの国会テレビ、衆議院と参議院、どちらかというと参議院の方の議論が少ないようで、衆議院が先にやるのをどうも嫌がっているというような声も聞きます。そんなことを言っていないでどんどん、これはやはり委員長に、...全文を見る
10月24日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第7号
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○若松委員 新進党の若松謙維でございます。午前中に続き、ひとつよろしくお願いいたします。  夏をあけての久しぶりの質問ですので、皆さんはもう大分一週間鍛えられましたので、こちらもリカバーして頑張りたいと思います。自民党議員の皆さんも、よろしくお願いいたします。  先ほど中野同...全文を見る
○若松委員 私の質問は、GDPの質問。あわせて、さらに国債減額が実現したらというお話ですけれども、なぜ先ほど一般原則を言ったかというと、やはり健全な財政状態というのをしっかり見据えて経済政策なりを進めるわけですから、二〇〇三年に国債残高は幾らかというのは出てしかるべきだと思うので...全文を見る
○若松委員 これは国ですね。そうしますと、地方を合わせての合計というのは出ますか。  それと、国の借入金が、いわゆる国債がどのくらいふえるのか、それもあわせてお願いいたします。現在の国の国債の金額と、その二百九十九兆円の差は幾らかということです。
○若松委員 そうすると、大体六、七年で四十五兆、一年間に六、七兆、そんな計算ですね。はい、わかりました。  そうすると、いずれにしても、いわゆる財政構造なりがうまくいかなければ成長率一・七五%、五百七十二兆円、うまくいった場合の三・五%、六百三十四兆円、約六十二兆円の差があると...全文を見る
○若松委員 済みません。これは建設大臣ですか。かなり重要なところの五カ年計画は建設が所管だと思いますので、その対応をどうしているか、お答えください。
○若松委員 今の大臣のお話ですと、いずれにしても、総額の公共投資としてのパイは同じだけれどもその実行期間を延ばした、面積は同じということですね。  そうすると、やはり当面、景気に対する影響が出てくると思うんです。少なくとも景気にプラスにはなりませんよね。大蔵大臣に、これはちょっ...全文を見る
○若松委員 数値的なお話はできますか。例えば、少なくとも二〇〇三年と。とりあえず、じゃ二年間先延ばししたということによる経済波及効果という観点からはいかがでしょうか。
○若松委員 今おっしゃったまさに工夫なんですけれども、新進党の「日本再構築宣言」、ここにも言わせていただきました。率直に言っていわゆる公共投資に対する増額の財源は今厳しいと。ですから、その工夫というところで入札方式を変えるとか、まさに一般競争入札というんですか、ちょうどこれは行政...全文を見る
○若松委員 ぜひ業務量の拡大、これをわかりやすく。そしてこれは私の持論ですけれども、日本のこの中央集権国家の結果、いわゆる東京本店所在のゼネコン、非常に肥大化したという言い方は怒られるかもしれませんけれども、そのとおりだと思います。イギリスとかアメリカとか他の国を見ますと、やはり...全文を見る
○若松委員 平成九年ですね。九年の今現時点ですか。済みません、ちょっと。
○若松委員 予算ベースで。そうすると消化率はどうなんですか。
○若松委員 というと五六%今消化しているというお話ですね。そうすると、十月、あと残り半年、そういうところですね。これが消化されるかどうかが一番大事なポイントなんですね。  そうすると、非常にいい数値だということが言えるのではないかと思いますけれども、農林大臣、そういう認識でよろ...全文を見る
○若松委員 そうしますと、少なくともことしの、平成九年度中の補正予算という可能性はまずないと、もう断定し切ってもいいと思うのですけれども、大蔵大臣いかがですか。
○若松委員 そうしますと、いわゆる平成十年度の本予算の予算化の中で検討すると私は理解しましたけれども、その理解でよろしいか、農水大臣、済みません、再度お願いいたします。
○若松委員 なぜこんなにしつこく聞くかというと、もうおわかりだと思いますけれども、この三%、別にEUが三%だという意味じゃなくて、やはりやらなくちゃいけない。それは与野党ともに同じだと思います。そのために、この補正予算というのは、えてして過去本当に、特にバブル崩壊後、かなりむだ遣...全文を見る
○若松委員 久々と期待どおりの言葉をいただきました。ありがとうございます。  それでは、行革の推進、これは一言で言ってしまえば、また一面から見れば、既得権の排除、これはやらなくちゃいけないと思うんです。さらには赤字削減、これが財政構造改革の方ですね。いわゆる行革法の一つの成案が...全文を見る
○若松委員 ありがとうございます。  そうしますと、やはり本来ですと、入り口の行革法案というのがことしの臨時国会前の通常国会に出て、そして財政構造改革法案が今出るのならわかるんです。ところが、財政構造改革法案が先に出て、さあ入り口をこれからやろうというのは、どうも何か矛盾がある...全文を見る
○若松委員 それでは、ちょっとまた行革の内容に入らせていただきたいのですけれども、先ほど一府十二省庁ですか、十二省ですね、そういう今いろんな、現在の行政をガラガラポンとやって、こうやって分ける、整理する。整理統合ということをやっていらっしゃるわけですけれども、一方、今平成十年度の...全文を見る
○若松委員 大蔵大臣の非常に聡明な御説明、私、数字を扱っている仕事なので、なかなか哲学的説明でちょっとついていけないので、ちょっと確認というか、それをさせていただきたいのですけれども。  そうしますと、当然予算編成は与党の仕事ですけれども、やはりこれだけ重要な局面であるがゆえに...全文を見る
○若松委員 そうすると、その隠れ借金の四十五兆とか借金の四百七十六兆円というのを、要は平成十年度に織り込むという今お答えだったんですか。  要は、既に省庁ベースの予算要求がもう走っちゃっているわけですよ。それで、今回この財政改革法案が乗っかるというところなんですけれども、もう既...全文を見る
○若松委員 やはり私、頭悪いんですね。  ちょっと、建設大臣が今退席されましたので、大蔵大臣に、恐縮なんですけれども。  例えば、建設省ですと七%、このいわゆる財政構造改革法案十四条関係ですと、公共投資七%減ということで、これは既に平成十年度の編成過程の中でかなり織り込まれて...全文を見る
○若松委員 いずれにしても、来年一月から通常国会が始まるわけで、そこでまた中身のチェックをさせていただきます。  じゃ小里長官、先ほどの質問に戻るわけですけれども、いずれにしても、行革というのはやはり基本的に入り口だ、財政改革という観点から見ると、行革があって結果的に財政改革が...全文を見る
○若松委員 じゃ内閣機能強化はわかりました。  ところが、内閣機能を強化したのですけれども、内閣機能だけ強化しても、それぞれの省庁にもっと国民の声が届くような政策というのですか、その受け皿、これがなくてはならないと思います。それがまさに議員の役割だと思うのです。今新進党が、いわ...全文を見る
○若松委員 今、私の聞きたいところ二つありまして、それがちょっとミックスしていますので、整理させていただきます。  まず、官房長官にお聞きしたいのですけれども、先ほどの内閣機能の強化とはまた違うのですけれども、それぞれの省庁へのいわゆる国会議員の関与をふやす、副大臣もしくは政務...全文を見る
○若松委員 これはぜひ取り上げていただきたいと思うのです。というのも、話は簡単ですよね。内閣機能強化はいい。実はこれはピッチャーですから、どんどんいろいろなことを決めて、それでいろいろ発信する。国会議員をカーブして、それで直接官僚のところに行っちゃったら、また従来のパターンに戻る...全文を見る
○若松委員 今、その言葉のニュアンスに、やはりそういった志向というのですか、まさに各省庁に国民の代表がそれなりに機能するということを恐らくニュアンスとして言われたのだと私は理解いたしましたが……(村岡国務大臣「ただ単につくればいいというだけではだめですよということです」と呼ぶ)は...全文を見る
○若松委員 今の長官のお話は、いろいろと先ほど私どもが言いました、中央省庁再編の前に必要とするさまざまな行革、それは同時並行でかつ過去にもやられてきた、そういうお話だと思います。  そうしますと、例えば、今度特殊法人の話にちょっと移らせていただきたいのですけれども、先ほど十七減...全文を見る
○若松委員 じゃ、総務庁長官に再度お聞きしますけれども、その切り込みの特効薬は何ですか、特効薬は。特にありませんか。そうしたら、なければ私が言いますけれども。
○若松委員 やはりその切り込みなんですけれども、特殊法人にしろ政府事業にしろ、行政改革の必ずやらなければいけないものは、まさに業績判定だと思うのです。それは中間報告にも載っております。  それで、この業績判定の話なんですけれども、いわゆる費用効果分析というのですか、コスト・プロ...全文を見る
○若松委員 ぜひ長官のリーダーシップを期待するとともに、これは官房長官、やはり内閣でもソーダーシップを持ってこの業績評価、これはまさに行革の目玉だと思います。決意はいかがでしょうか。  その結果、大蔵大臣に、その効果というところをどれだけ財政的な面から期待しているか、聞きいと思...全文を見る
○若松委員 もうぜひ、中間報告にも出ていますし、十一月の成案のまさに中心がこの業績評価というところになるよう期待しております。  これがないと、幾ら行革行革と口で言っても、中身は節約できない。大蔵大臣、そうお考えですよね。ぜひこの業績評価、大蔵大臣としてどのように認識して、どの...全文を見る
○若松委員 もう一つ小里長官にお聞きしたいのですけれども、特殊法人のお話は結構です、あと、いよいよ国民のもとに明らかになってきた認可法人または行政代行型公益法人、ここら辺について、まだ目に見える形でのいわゆる改革というりがこちらに伝わってきておりません。それについてはいかがでしょ...全文を見る
○若松委員 いつごろ一つの成果が出ますか。
○若松委員 大蔵大臣にお聞きしますけれども、まさに認可法人、行政代行型公益法人、これがかなり税金を使う、もう頭の痛いところだと思うのです。お悔やみ申し上げます。  大蔵大臣としてもこの改革、どの程度期待されているのか、ちょっと大蔵大臣、お答えいただけますか。
○若松委員 私も、国の経理部長、大蔵大臣だったら、この行革からどのくらい、例えば何兆円とか、数字的な期待というのはやはり出てくる、こざるを得ません。そうしないと三%なんて厳しい目標は達成できない。  そういう数値的な一つの期待というか、方向性というものは出せるのですか。出さない...全文を見る
○若松委員 ぜひ、この行革を進める中での行政支出削減効果、これはしっかり大蔵大臣の立場からも精査していただきたいと思います。いろいろと行革の話をさせていただきましたけれども、じゃ、この行革、具体的にどういう行革を求めるのか。いわゆる行革後の日本の行政はどういう姿になるのかというの...全文を見る
○若松委員 ぜひその実現に努力をされるよう期待して、また質問を続けさせていただきます。  それでは、今回のこの行政改革にまたさらに入らせていただくのですけれども、ちょうど今回の法案につきまして、いわゆる地方分権、これも出ております。それで、この地方分権ですけれども、第四次勧告が...全文を見る
○若松委員 要は、重要性は認めたと。そうすると、いずれにしても地方税財源の具体化というものがないとこの財政構造改革もうまくいかない、そういう御認識ですね。  そうすると、この地方税財源、これについてはいつごろまでに一つの見える形で出てくるんでしょうか。いかがですか。これは言えま...全文を見る
○若松委員 ちょっと時間もなくなってきたので。役割分担とか、そういう段階じゃないと思うんですよ。もう具体的に、こうだこうだという地方税の一つのあり方というものを決めないと、平成十年、集中改革元年と言いながら、厳しいと思いますよ。ぜひこれは避けないで、大蔵大臣、頑張っていただきたい...全文を見る
○若松委員 本当はもっと聞きたいんですけれども……。では、地方分権は、ぜひ地方税の充実、早急に具体化してください。  あわせて、先ほどの行革のもう一つの柱 規制緩和。規制緩和をどんどんやれば、経済的な波及効果もあるし、まさに中央省庁のむだもなくす最大の要因なんですけれども、とこ...全文を見る
○若松委員 ということは、規制緩和と財政構造改革との関係性は結果としてはどうなんですか、結果として。
○若松委員 大蔵大臣はどうお考えですか。規制緩和というところで、やはりこれがしつかり財政構造改革とかみ合っていないと、なかなか実質的な景気の浮揚等が出てこないと思います。いかがでしょうか。
○若松委員 私は、ぜひ文書にも明記していただきたかったと思います。  済みません、質疑時間十分前ということがありまして、あとは、さらに財投も実は本来含められるべきじゃなかったかと。財投改革も言葉としてありませんので、またそれがマスコミ言うところの欠陥法案じゃないかと。私もそうい...全文を見る
○若松委員 出られない、それじゃ説明にならないですね。ちょっと質問どおり答えてください。国会よりも何か重要な用事があるのなら当然納得できると思います。
○若松委員 出張。結婚式じゃないですよね。どうなんですか。
○若松委員 公務ということであれば、ぜひ、ちゃんと理事に説明をいただきたいと思います。  いつも、どうしても出られないのでということで、そのままいっちゃうわけですけれども、やはり総裁にぜひ出てきていただいて、大変重要な問題なんで……。  じゃ、委員長、ぜひ理事間で協議していた...全文を見る
○若松委員 それでは、日本道路公団の関連会社、関連公益会社、そのいわゆる経常利益ですか、さらに累積の剰余金は幾らあるのか、ちょっとお答えいただけますか。     〔野田(聖)委員長代理退席、委員長着席〕
○若松委員 関連公益法人はいかがですか。合計で結構ですよ。
○若松委員 いわゆる日本道路公団、補助金はないと。だけれども、補助金という形よりも高速料金で取っているわけですね。ですから、余り総裁が出なくてもいいという理由にならないわけですよ。  それで、かつ、こういったいわゆる道路施設協会が出資している、その下の子会社というのですか、六十...全文を見る
○若松委員 どこが赤字ですか。どこが赤字ですか。(発言する者あり)
○若松委員 ちゃんと会社名出してください。出せないんですか。  資料要求いたします。委員長、ぜひ理事会で御協議ください。
○若松委員 よろしくお願いします。  それでは、その先ほどの独占権、これはどうされるのですか。
○若松委員 わかりました。じゃ、ぜひ小里長官、よろしくお願いいたします。  さらに、これが、二、三日前のやはりこの財特の委員会で上田委員が……
○若松委員 一、二分じゃないですか、委員長。一、二分じゃないですか。
○若松委員 じゃ、これで時間ですので終わります。ありがとうございました。
11月07日第141回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○若松委員 新進党の若松謙維でございます。議員になって五年目、法務委員会初の質問でございます。大臣、ひとつよろしくお願いいたします。また、委員長もひとつよろしくお願いいたします。  法務大臣は元警視総監ということで、総会屋の関係はそれなりに手腕もお示しになった実績の方だと思いま...全文を見る
○若松委員 そうしますと、継続的な改善は必要と認識しながらもそれなりの改善を行ってきた、そういう御答弁だと思いますけれども、今の、監査役を選任する、先ほど取締役会というお話もありましたけれども、取締役会というのは昭和二十五年に導入されたのですか、いわゆるアメリカの制度として。その...全文を見る
○若松委員 今大臣が株主総会、確かに株主総会で承認するというところですけれども、株主総会の意見をもっと取締役に注入するというのですか、そのために代表訴訟制度も、これも商法改正の一環として導入されたのですけれども、これもなかなか日本の土壌で余り使われていないようなのですね。私は、確...全文を見る
○若松委員 そういうことであれば、やはり日本の国益のためにも、もっと風通しのいいいわゆる経営形態というのですか、そのために、例えば先ほど言った取締役、いわゆる社外取締役というのですか、せっかく取締役が経営者を、代表取締役をチェックするというのですけれども、私も仕事は公認会計士をや...全文を見る
○若松委員 制度的にはできると。でも、今のままでは余り——では、例えば二年後、三年後、こういった総会屋とか非常に不明朗な事件が、今回のトップの形式で本当に変わるのかどうかというときに、これで制度的には十分だということであれば、やはりよくなると確信をお持ちだと思うのですよ。言い切れ...全文を見る
○若松委員 大臣もかなり、いろいろとどうしたらいいのか、非常に御苦労されている雰囲気が伝わってまいります。  では、例えば今さっき言った九千人、それなりの人が要ると。でも、先ほど私が指摘しました、やはり監査役会として少なくとも独立性は保たれていなければいけない、それは御同意いた...全文を見る
○若松委員 ということは、今の社外監査役にしても、先ほどの五年条項とか、改善の意向がある、そういう理解でよろしいわけですね。
○若松委員 だんだん乗ってきました。  それでは、今度は大会社の監査役制度ですけれども、今三人。三人のうち一人だけ純粋に外部、それで二人が元取締役とか。監査役も一つのプロモーションというか、定年延長の一環ですから。そうすると、二対一というよりもやはり一対二、少なくとも外部監査役...全文を見る
○若松委員 大臣、いけるのですよ。その発想で法整備を考えられないから、この二日間議論していたのは運用上の問題です、やはりそういう答弁になると思うのです。  だって、監査役みたいな人は声を、はっきり言うというのですか、わあっと言う。橘先生みたいな方ですかね。そういった方というのは...全文を見る
○若松委員 今局長がそういう答弁をされましたけれども、でも、もし有能な社外監査役が過半数いれば、いわゆるコーポレートガバナンスという観点からは非常に日本の企業の信頼性は高まりますよね。大臣、そうですよね。(森脇政府委員「社内と両方」と呼ぶ)いや、両方なんだけれども。  例えば、...全文を見る
○若松委員 同僚議員の漆原委員ですけれども、たしか、使用人がもしミスしたら、それは取締役の責任として取締役の地位を失わせるべきだと。いわゆる二百五十四条ノ二ですか、ここに何らか条項を追加して、欠格事由を拡大する。これは非常にいい提案だと思うのです。ぜひ考えていただきたいわけです。...全文を見る
○若松委員 これも、法制度としては問題ないけれども、やはり運用が悪いと。何で機能しないのですかね、この日本の制度。もう嫌になってしまいますよ。  では、局長、まだずっと法務省にいられますから。  ここ一、二年間、本当に不祥事が変わらない。不祥事が減るという御理解で今回の罰則強...全文を見る
○若松委員 大変うまい答弁だなと思うのですけれども。  では、大臣、だから、本当にこれで大丈夫かなというのはみんな思っているのです、ここの委員の方も、皆さんも。そこをさらに一歩ブレークスルーして、コーポレートガバナンスなり、風通しをよくするには、やはり社外監査役を過半数にすると...全文を見る
○若松委員 質疑時間が終わりましたので、主張を最後にして終わらせていただきたいと思いますけれども、今ちょうど総会屋がかなり大企業に目をつけているのが、いわゆる役員人事、この裏のごたごた。ここら辺でいろいろ攻撃材料を持っちゃう。ですから、少なくとも、取締役の推薦ですか、出るわけです...全文を見る
11月12日第141回国会 衆議院 決算委員会 第4号
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○若松委員 新進党の若松謙維でございます。  まず、通告をしている質問をする前に、先ほど防衛庁長官から工数というような言葉が何度か出ましたけれども、この工数とは何か、わかりやすい定義をちょっと教えてください。
○若松委員 要は原価の構成要因ということですね。
○若松委員 大体わかりました。  それでは、今大変話題となっております二十一億円水増し請求、これについて質問させていただきます。  まず、この事件がいわゆる過失か、または故意だったのか、これは大事なポイントだと思うのです。といいますのも、防衛庁が内部処理をして公表しなかった。...全文を見る
○若松委員 今の長官の御説明ですと、結局は、罰則的な取り計らいはできないわけなんですね。そうすると、このような事件というのは、今回のこの二十一億円事件という事実をもとにいわゆる改善へと向かわせる要因としてはちょっとなり得ない。結局、防衛庁として、これは大変な問題なんだ、いわゆる単...全文を見る
○若松委員 この件については、さらにまた話の中でチェックさせていただきますけれども、今回のこの事件が発覚した大きな原因といたしまして、日本工機、藤倉航装、これについては内部告発文書がもとになったと聞いているのですけれども、もしそうであったならば、この文書に何が書いてあったのか、そ...全文を見る
○若松委員 その内部告発なのですけれども、漢字四字で済まさないで、ではどういった告発だったのか、これは非常に重要な、また関心事でもありますので、もっと突っ込んで御説明いただけないでしょうか。そうしないと、いつまでたっても、結局、防衛庁と関係会社との癒着構造がやはりあるのじゃないか...全文を見る
○若松委員 では、もうそれ以上情報がないということですけれども、防衛庁長官、そういう認識でよろしいですか。
○若松委員 では、局長にまたお聞きしたいのですけれども、具体的にその加工工数ですか、いわゆる加工費の工数がどの程度、当初の、本来ならこのぐらいだと、それに対してこれだけ過大請求になったと、もっと詳しく説明できるでしょう。いかがですか。
○若松委員 今の局長のお答えですと、いわゆるその会社、今回対象となった会社の民間の事業と防衛関係の事業と、その入り繰りがあってミックスしてしまったと。  では、それについては、調査としては故意は認められなかった、そういうことですか。
○若松委員 実は私、仕事が公認会計士をやっておりまして、蒲田の上場会社ですけれども、防衛庁の、特にレーダー産業の原価計算、かなり複雑ですけれども、監査の経験がございます。  これは非常に基本的な問題なんですよ。これをチェックできないというのは、私は、この会社のまず原価計算システ...全文を見る
○若松委員 そういうことで、原因究明、解明のため、また今後の改善のために、防衛庁に調査委員会、原価差異事案対策特別委員会、これが組織されたということです。これは、調査は当然いつの時期か終了するわけですけれども、それは国会に報告していただけるのでしょうね。
○若松委員 検討というのは、今回の随意契約は、いずれにしても、他社との競合性がないとか客観的な価格の導入が難しいとか、そういう非常に制約的な状況の契約形態なんですね。ですからこそ、こういう問題が出た。だからこそ、私は、結果的に、こういうものをチェックするには、当然内部チェックもあ...全文を見る
○若松委員 そういう発想ですと、結局、やはり情報の公開というところで制約もあるというところなんですけれども、本当は基本的には全部オープンなわけですよね、基本的には。  これは、委員長、この調査報告書というのは非常に大事な、特に随意契約というものの今後のあり方について、国会報告の...全文を見る
○若松委員 それでは、今回の二十一億円、防衛庁の御努力で返還された。ところが、この返還の内容なんですけれども、いわゆる金額としては戻ってきた。これは会計法で雑収入という計上ですけれども、そうではなくて、減額変更契約という形で、将来の公示金額と相殺するような形で、その金額が約十二億...全文を見る
○若松委員 では、会計検査院の見解をお聞きしたいのですけれども、今のような状況は原則どうすべきだったのか、どういう御見解ですか。やはり一度雑収入として戻して、そういう和解契約ですか、またこれも不透明な取引実態だと思うのですよ。会計検査院はどういうふうにお考えですか。
○若松委員 本当は会計検査院に、今回のこの事件に関して報告書に何ら記載がなかったので、ちょっと検査院の対応が甘いのじゃないか、そこら辺をちょっと指摘したかったのですけれども、もっと重要な問題がありますので、時間の関係上、次の問題からまた検討していきたいと思います。  それでは、...全文を見る
○若松委員 要は、事実ということですね。  では、事実であれば、その実態が、厳正な検査を保障しているというところに根本的な疑義を与えていると思いませんか、防衛庁長官。
○若松委員 例えば、今回の調達副本部長ですか、これも新聞報道で恐縮ですけれども、奥様がその関係会社のいわゆる社員になっている、月十万円の報酬を得ている、かつ月一回顔を出している。これはちょっとひど過ぎませんか。
○若松委員 防衛庁長官、やはり早く国民の側に立っていただきたいなという気が、まずします。(久間国務大臣「わかります」と呼ぶ)  この際、課長クラス以上の防衛庁登録企業に対する再就職先のリスト、防衛庁の課長クラス以上の方が防衛庁登録企業、いわゆる防衛産業に対して再就職したリスト、...全文を見る
○若松委員 じゃ、ぜひ、そういうことで。局長、どうですか。
○若松委員 よろしくお願いします。  それでは、自衛隊法六十二条ですか、いわゆる元自衛隊職員の、防衛産業、企業に対しての役員または役員に相当する地位への再就職の禁止、こういうことですけれども、年間数百万円の顧問報酬、または、いわゆる役員じゃなくても顧問とかコンサルタント、コンサ...全文を見る
○若松委員 最後の質問ですけれども、では、特異な事例ですから、かつ、先ほどの協会等にも業界から何億という寄附も来ている状況、これは何か収賄罪というか、におうのですけれども、法務省として、これは調査の対象とすべきだと私は思うのですけれども、原田刑事局長、ちょうど来ていらっしゃいます...全文を見る
○若松委員 わかりました。  時間は終了しましたので、これは非常に重要な問題ですから、決算委員会としても、せっかく週一回やる機会が始まりましたし、私は、ぜひ参考人招致でもしてもらって、こういう問題が二度と起きないような形に持っていきたいと思いますけれども、決算委員長、ぜひその御...全文を見る
11月26日第141回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○若松委員 新進党の若松謙維でございます。  東議員と同じく、小渕外務大臣御就任後初めての質問です。バンクーバー・APECでの御活躍、大変お疲れのところ恐縮ですけれども、引き続きよろしくお願いいたします。  恐らく小渕大臣も、橋本総理と例えば日米首脳会談とかそういったところの...全文を見る
○若松委員 ありがとうございます。  今懸案となっておりますさまざまな重要事項、その中でも特に、御存じの金融危機というか、また通貨危機というのでしょうか、特にアジア地域、御存じのタイのバーツから始まりましてインドネシア、そして韓国、ここら辺の議論が、今おっしゃられましたけれども...全文を見る
○若松委員 さらに、この通貨危機について、ことしOECD入りした韓国が通貨危機に至ったということで、これの対処も非常に重要になってくると思うのです。  それで、韓国がIMF出資額が十一億ドルですか、ですから通常の規定ですと三十三億まで緊急支援を受けられる。それに対して、従来五倍...全文を見る
○若松委員 段取りが、順序が当然あろうかと思いますけれども、日本でも今実際、正直言って大変なのですけれども、やはり日本の対応というのもある程度準備が必要で、かつ、それなりに検討されているのではないかと思うのですけれども、いかがですか。それは事務方になりますか、まだ大臣のところには...全文を見る
○若松委員 わかりました。進行中の話なのでちょっと答弁も難しいと思うのですけれども。  それでは、外務大臣、いわゆる二国間の外相会議、もしくは総理からの連絡か何かで、特に山一証券について他国の首脳から質問をされたとかいろいろと議論があったとか、また懸念を表しているとか、そんな議...全文を見る
○若松委員 それでは、先ほど、アジアの通貨危機に対してIMFを中心に日本もアメリカと協力して対処していく、こういう動きだと思うのですけれども、実際に、では果たして日本の本丸がどうなのかというところで、先ほども申し上げましたけれども、今、国際金融秩序安定のために日本は今後どう対応し...全文を見る
○若松委員 わかりました。要は、国際金融秩序安定に、日本の一つの貢献策として、日本の課題でありますディスクロージャー、そこら辺が重要だというお話でありました。  私も外務委員会で一年半前に同様の質問をさせていただきまして、特に、三菱銀行がSECにも上場しておりますし、かつ、あち...全文を見る
○若松委員 具体的には大蔵委員会でぜひやらせていただきたいわけですけれども、まず、ぜひ外務大臣に認識として持っていただきたいために、情報を提供させていただきます。  いわゆる日本の基準、有価証券報告書ですね、ここに当然、三菱銀行の連結ですけれども、いわゆる不良債権の開示というこ...全文を見る
○若松委員 せっかく三國谷課長が来ていらっしゃいますので、もう一つ、事実確認だけさせていただきたいのです。  これは、三菱銀行のやはり連結会計の平成九年三月、決算期なのですけれども、経営支援先に対する債権額、三千七十六億円あるのですけれども、そこの注記にこういう表現があるのです...全文を見る
○若松委員 これは私の尊敬する方が、私の恩師ですけれども、この点について非常に懸念されておりまして、ちょっとコメントがありましたので読ませていただきますと、   会計原則は国際ルールとして、損益の発生のときに認識する“発生主義”であり、日本だけが大蔵省主税局の反対で損金を主税局...全文を見る
○若松委員 ぜひよろしくお願いします。  済みません、大蔵委員会になってしまいまして。これは本当に外務大臣、日本の会計基準、諸外国から聞いて、やはり日本の会社の決算はわからないと。これはやはり外交問題なんですよね。ひとつこっちの面も関心を持っていただいて、なんだったら私も、僭越...全文を見る
○若松委員 ぜひその方向で御努力をお願いします。何か聞くところによると、交渉相手がちょっと体調を壊されたということで、そういうこともあるかと思いますけれども、一年間、協定、少なくとも恐らくドイツだけで五百億円ぐらいの日本企業の年金負担があるはずなので、本当に早急にお願いいたします...全文を見る
○若松委員 最近アメリカの日本にある企業がいわゆる円高で大変年金負担がきついということで、いわゆる在日米国企業も早急にこれを締結してくれというような声が恐らくあると思うのですけれども、それは事実ですよね。そういうことであれば、ぜひ、日独が決まってからじゃなくて、同時並行で進めてい...全文を見る
○若松委員 ぜひ外務省におかれては、厚生省とよく連絡をとられて、早期実現をよろしくお願いいたします。外務大臣、よろしくお願いしますね。  それでは、これも恐らく再三にわたり質問が来ていると思いますけれども、COP3ですね。これも小渕外務大臣、各国と特に議論があったと思います。そ...全文を見る
○若松委員 外務大臣の御見解をいただきたいのですけれども。  質問戻りますけれども、やはりアメリカは先進国たる先進国ですので、ベルリン以来のずっと一連の流れというのは本当は逸脱すべきではないと思うのですね。日米パートナーシップの中で、やはり日本も、そういうちょっと筋をずれた今の...全文を見る
○若松委員 ぜひアメリカが交渉相手、大変ですけれども、いろいろと教育的指導をよろしくお願いしたいと思うのです。  確かにいろいろな、例えばまさにサモアとか、本当に海抜ゼロメートル地帯がほとんど国土という国の意見もあるでしょうし、またアフリカ諸国とかいう意見もあるでしょうし、本当...全文を見る
○若松委員 外務大臣も同じですよね。なかなかこれは本当に難しいですけれども。あと二週間ぐらいですか。直前にならないと本当にこういう話というのは進まないわけですけれども、外務大臣、この十二月十日まで大変お骨折りいただくと思いますけれども、ひとつ地球のための外務大臣になっていただきた...全文を見る
○若松委員 なるほど今のお話を聞いていて、これは当然日本の企業が、何度も出てきた日盛産業というところが当事者になっているわけですけれども、そうすると外務大臣、中国で養鰻事業、もう御認識だと思うのですけれども、やはり対中国ということで極めてデリケートな問題という認識もあるわけですか...全文を見る
○若松委員 基本的にやはり極めて遺憾ですね、こういう事件というのは。大臣、それは御認識を持たれますよね。——そうだということです。ぜひこれはないように、また、ほかの議員が何としてもこれは許せないということでいろいろ調べておりますし、ぜひともODA、透明な形で、かつ税金のむだ遣いか...全文を見る
○若松委員 時間が来ましたので、以上で質問を終わります。ありがとうございました。