渡辺喜美

わたなべよしみ

比例代表選出
みんなの党
当選回数1回

渡辺喜美の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第140回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○渡辺(喜)委員 私は我々立法府の人間は政治思想と政治哲学を語るべきであると考えるのであります。  憲法四十一条には「国会は、国権の最高機関」とありますが、憲法学者はこれを政治的美称説と称しております。私は国会が国権の最高機関であるということが政治的美称であってはならないと考え...全文を見る
02月21日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○渡辺(喜)委員 渡辺喜美でございます。一年生の同僚砂田先生に引き続き、質問の機会を与えていただきまして、まことにありがとうございます。大臣におかれましては、G7、予算委員会、連日の御出席、まことに御苦労さまでございます。また、大蔵委員会も、予算委員会の合間を縫ってのお仕事でござ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 ありがとうございます。  薄井局長さんも大丈夫でございますね。
○渡辺(喜)委員 税制のあるべき姿を考えてと、まさに主税局長さんの御答弁だと思います。こういったことは、恐らくこれから、例えば銀行局と理財局あるいは証券局と理財局、いろいろな場面で出てくるのであろうというふうに思います。  そこで、こういった局間の調整というものをやはり一番確実...全文を見る
○渡辺(喜)委員 政治家としてお答えをいただければと思います。
○渡辺(喜)委員 大変率直な政治家としてのお答えをいただきまして、感銘を受けました。本当にありがとうございました。ぜひ、法案作成に当たっては、副大臣のそういうお考えが反映されるような法案の調整をやっていただきたいということを御要望申し上げさせていただきます。  次に、この平成大...全文を見る
02月21日第140回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○渡辺(喜)委員 一年生議員の渡辺喜美でございます。発言の機会をお与えをいただきまして、まことにありがとうございます。大臣におかれましては、連日の予算委員会、また当法務委員会に御出席、まことにありがとうございます。大臣に対する御質問はございませんので、ゆっくりお休みをいただきたい...全文を見る
○渡辺(喜)委員 ありがとうございます。  この規制緩和推進計画の目玉の一つであります簡素合理化の案におきましては、これから当委員会で論議されていくことでございますが、株主総会を、二回やる手続を、事後の報告総会をなくそう、そして一回で済むようにしましょうというところが大きなポイ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 二カ月から三カ月短縮されるというのは非常に私はすばらしい規制緩和であるなというふうに思います。ぜひ、この商法の改正案が一日も早く国会を通りますことを、我々も十分に努力をさせていただきたいと考えております。  また、この合併手続の問題は、実は独禁法の十五条におい...全文を見る
○渡辺(喜)委員 独禁法の改正という問題は、今我々自民党が一生懸命毎日のようにやっている問題でございます。こうした細かい分野についてもぜひ研究を進めていただきたいと思います。残念ながら、公正取引委員会の皆さんには法律の提案権というのが認められておりませんので、皆さん方の有意義なお...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、金融ビッグバンを進めていくあるいは経済構造改革を進めていく上で、法の建前と実態の乖離という問題がこれから先もずっと引きずっていくということは恐らく許されなくなるであろうというふうに私は思います。ぜひ、こういった問題認識を持ってこういった問題と取り組んで...全文を見る
○渡辺(喜)委員 この問題は先ほどと同じように規制緩和推進計画の中で取り上げられている問題でございますので、我々も関心を持ってこの問題と取り組んでまいります。どうぞ法務省におかれましても、この問題について鋭意御検討されますようお願いをいたします。  次に、自己株買い取り消却制度...全文を見る
03月13日第140回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○渡辺(喜)委員 いつもすっとんきょうな発言で申しわけありませんが、日本という国が地震の巣の上にあることは有史以前からそうなのだろうと思います。  そこで、これは先生の御学問とはかなり違ってきてしまうかもしれませんが、天変地異、とりわけ地震が一番大きなものだと思いますが、この天...全文を見る
○渡辺(喜)委員 たまたまなんですか、因果関係が何かあるのでしょうか。
04月25日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号
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○渡辺(喜)委員 先ほど来、同僚の先生方から大変鋭い質問をしていただきました。  まず、本論に入る前に、白頭三塚大臣から御説明をいただきました日産生命保険、この問題につきまして、保険部長さんいらっしゃっておられると思いますが、ほかにこういう生命保険会社はないのかどうか。この日産...全文を見る
○渡辺(喜)委員 こういうことがこれから先次々と起こるのかということになりますと、国民は大変に不安に思うわけでございます。ぜひ国民の皆さんに、こういうことは心配ないですよということを、大臣初め大蔵省の皆様方が安心感を与えてもらうようなそういう努力をしていただきたいというふうに思う...全文を見る
○渡辺(喜)委員 大変有意義なお話をありがとうございました。  保険部長さん、きょうはお忙しいでしょうから、どうぞお帰りになってお仕事をされていただきたいと思います。大臣もどうぞ、G7の御準備等でお忙しければ結構でございます。本当にありがとうございました。  それでは、せっか...全文を見る
○渡辺(喜)委員 大変懇切な御説明を賜り、ありがとうございました。認可法人でも十二分に政府との意思の疎通はできるというお答えであったかと存じます。  認可法人かいわゆる特殊法人かというのは、講学上の概念だというふうに聞いております。いわゆる特殊法人というものは、国が必要としてい...全文を見る
○渡辺(喜)委員 ありがとうございます。  次に、若干新法の法律論からは離れますけれども、日本銀行の今までの立場あるいはあり方というものが財政政策に従属をさせられてきたのではないか、そういう議論がよくなされるわけでございます。いわば大蔵省の下部機関であった、それがゆえに本来の中...全文を見る
○渡辺(喜)委員 一つの歴史というものを語るときに、過去の完全情報を握っている人がその過去をある特定の意図から解釈をする、こういうことを歴史の後知恵判断というふうに言うのだと思います。例えば、こういう後知恵判断の一つが、ちょっと話がずれてしまって申しわけありませんけれども、今大変...全文を見る
○渡辺(喜)委員 この前の質問の中でも指摘をさせていただいたところでございますが、日本銀行の調査月報、平成二年の四月号「わが国における近年の地価上昇の背景と影響について」、これは大変すばらしい論文だというふうに私は理解をしておるのでございます。平成二年の四月でありますから、大変に...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく非常に危ない会社がたくさんある。その実名まで日本銀行が知っていたことは間違いのない事実だ。私は、このリストの存在について、あるという内部情報を得ております。したがって、これはもう間違いなく存在する。  結局、私が申し上げたいことは、その後の例えば住専あ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 時間が迫ってまいりましたので、次の質問に移らせていただきます。  新日銀法によって、従来のいわゆる護送船団から市場原理への劇的な転換を日本銀行も遂げていくことになります。いわば新しい過渡期の船出をするわけでありまして、国会に対する説明責任というものは、その中で...全文を見る
05月21日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第21号
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○渡辺(喜)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     日本銀行法案に対する附帯決議(案)   政府及び日本銀行は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 日本銀行の法人格の在り方に...全文を見る
05月28日第140回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○渡辺(喜)委員 再度質問の機会を与えていただきましてありがとうございます。  きょうは、法務省にとってはちょっと嫌な質問をさせていただきますので、大臣におかれましては、どうぞゆっくりとお休みになっていただきたいと思います。  世の中には、常識に反するけれども真実である、そう...全文を見る
○渡辺(喜)委員 広い範囲で意見を聞く、こういうことなのでありますけれども、何人ぐらいの方に意見をお聞きになるおつもりでしょうか。
○渡辺(喜)委員 確かに、この定期借家権という問題は、非常に広範な利害関係者がおります。この法務委員会で先ごろストックオプションが大多数の賛成で通ったのとは、ちょっとわけが違うわけであります。確かに、イメージ的に考えてみて、町の八百屋さんや魚屋さんが借家に住んで商売をやっておる、...全文を見る
06月10日第140回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第4号
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○渡辺(喜)委員 国会等移転を冷静に推進する立場から発言をさせていただきたいど思います。  この国会移転審議会の審議のスケジュールが、私はちょっと無理があったような気がいたします。と申しますのは、今我々がやろうとしていることは、国家の大改造、リストラをやろうとしているわけであり...全文を見る
10月23日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第6号
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○渡辺(喜)委員 日本のあすを担う我が自民党一期生を代表して、質問をさせていただきます。  大臣には、連日御苦労さまでございます。大臣にはお聞きいたしませんので、ゆっくりお休みをいただきたいと思います。  我々は、今、この二十世紀の最後の三年間に当たって、大変な過渡期にあると...全文を見る
○渡辺(喜)委員 アメリカが金利でも上げてくれれば、多少円安になってほっと一息つくのかもしれません。でも、これはアメリカ頼りというわけにもいきませんからね。ですから、我が国の金融政策をどうするかということは、せっかく前国会で日銀法が通ったわけですから、これはもうきちんと責任を持っ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 それで実際足りなくなることはないですか、大丈夫ですか。
○渡辺(喜)委員 とにかく、お金というのは人間の体の血液と同じことですからね。この流れがとまるとかめぐりが悪くなるということだけは、絶対にこれは避けなければいけません。ぜひ大蔵大臣におかれましても、強い意思を持って日本の金融システムを守っていくんだということを、何らかの機会に国民...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、世の中お金がないわけじゃないんですね。お金ははっきり言って余っているんです。要するに、お金がめぐっていかないということなんですね。確かに、今、所得税を払っておられないような低所得者が一番困っておる。そういうときにはどうやって世の中の景気をよくするか。結...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、早くこの財革法を国会で通す。そして財革法を通すときに……(発言する者あり)ちょっと待って。財革法が成立するのは恐らく十一月ぐらいになるのでしょう。そうすると、この一カ月の間に景気がとんとことんとこ落ちていくかもしれません。ですから、それは、財革法が通っ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 はい、わかりました。  財革法が通ったら、どんとまとめて景気対策をやりましょう。よろしくお願いします。終わります。
11月05日第141回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○渡辺(喜)委員 自民党の渡辺喜美でございます。  大臣には質問いたしませんので、ゆっくりお休みをいただきたいと思います。  野村証券、第一勧業銀行の、総会屋に対する利益供与事件に端を発しました一連の不正行為に対しまして、我が自由民主党は、本年五月、自民党国会対策委員会の中に...全文を見る
○渡辺(喜)委員 自民党におけるいろいろな検討の過程の中で、住専処理機構ですか、中坊社長さんにおいでをいただいてお話を聞いたことがありました。その中で中坊先生がおっしゃったことの一つに、刑法で、九十六条の二、強制執行妨害罪、それから九十六条の三、競売等妨害罪という規定がございます...全文を見る
○渡辺(喜)委員 ぜひ法の適正な執行をお願いしたいと思います。また、立法論として、刑罰の引き上げということが必要かどうかについては、我々も積極的に検討を行ってまいりたいと考えております。  こうした一連の不祥事件を考えますときに、やはり日本におけるコーポレートガバナンス、会社は...全文を見る
○渡辺(喜)委員 いずれにしても、今、時代のスピードというものは、我々の想像を絶する速さで流れております。手をこまねいて見ているわけにはまいりません。ぜひとも、法務省におかれましても、そういう認識を持って対応していただきたいというふうに考えるものであります。  また、市場経済の...全文を見る
○渡辺(喜)委員 年内に着手するということは、結論はいつごろ出てくるのですか。
○渡辺(喜)委員 結局、二年かかるということなんですね、今のお答えは。こんなスピードで、移り変わる時代に、二年もとてもじゃないが待てないよということであろうと思います。余りにも時間がかかるのであれば、我々はまた立法府において独自の判断をしていかなければならぬというふうに考えます。...全文を見る
○渡辺(喜)委員 会社分割というのは、いわば会社全体の株主が、個別の事業部毎に株主に転嫁することを意味しておるわけでありますから、コーポレートガバナンスもより強く働くというふうに考えられるわけでございます。我々は、こうした問題についても、法務省がなかなか結論を出さぬというのであれ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 次期通常国会ですね。大変結構な話だと思います。これは国策でやろうとしているわけでありますから、ぜひ国策にのっとった検討をしていただきたいというふうに思います。  次に、法務省所管の法律であります借地借家法の改正問題でありますが、我が自民党におきまして、定期借家...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、この定期借家権の問題は、第一に戦時立法の中で行われた改正を、今の時代に合わせた法整備をやる、いわばそのイデオロギー的な変換をやるということが一つであります。  第二には、正当事由といった規制を設ける結果、良質の借地借家が供給されなくなってしまったとい...全文を見る
○渡辺(喜)委員 我が自民党は、今述べましたように、積極的に立法府の機能を果たすべく具体的な提案をしているところであります。どうぞ、今私が申し上げた種々の提案につきましては、野党の皆様方におかれましても、十分な検討をされ、賛成いただくようお願いを申し上げる次第であります。  以...全文を見る
11月12日第141回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○渡辺(喜)委員 自民党の渡辺喜美でございます。  大臣には、連日、委員会御出席、まことに御苦労さまでございます。きょうばいつものごとく大臣には質問いたしませんので、ゆっくりとお休みをいただきたいと思っております。  さて、今世界じゅうで市場経済化が非常に進んでおるわけであり...全文を見る
○渡辺(喜)委員 仮にこれは法案が通っても、株主のいわば強制的な現物出資に対して譲渡益課税などの問題がまだ残っているわけですね。この問題に限らず、大蔵省の局間調整というものが非常に今大事なことがたくさんございまして、ぜひ大臣におかれましては、この課税問題等々、大蔵省の局間調整を極...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、今は完璧な市場原理ではないのですね、まだ。護送船団の、何といいますか最終局面にあるということであります。こういう過渡期の時代には、本当にかじ取りが難しい、私もそう思います。経験が通用しない、恐らくそういうことがたくさんあるのだろうと思います。  そこ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 私も素人ですからよくわからないのですけれども、このコール市場の決済の方式、ネッティング方式というらしいのですけれども、例えば、あるA銀行がコール市場で一千億円調達をする、そのうち八百億円を別の金融機関に流す、そうすると差額の二百億円をコール市場に持ち込んで差額決...全文を見る
○渡辺(喜)委員 コール市場でデフォルトが発生した場合、このネッティング方式ですと、だれの分かわからなくなってしまうという心配はないのでしょうか。決済リスクが発生するおそれはないのですか。
○渡辺(喜)委員 ぜひ金融市場が混乱しないようにお願いしたいと思います。  そこで、二〇〇〇年導入を目指しておりますリアルタイムの現金即時払い制度ですね。RTGSというそうでありますけれども、二〇〇〇年まで待っているような、そんな悠長なことでいいのでしょうか。なぜこれが今早期に...全文を見る
○渡辺(喜)委員 このシステムを導入していないのは恐らく日本だけでしょう。システム開発に時間がかかるのはわかりますけれども、ちょっと三年も待っていられるような、そんな悠長な状況ではないと思っております。  今、ジャパン・プレミアムというのは再び拡大をしたと言われておるわけであり...全文を見る
○渡辺(喜)委員 三洋証券を契機として、生命保険会社が劣後ローンというのを出しておるのですけれども、その供与に対して非常に慎重になっておるということが報道されておりますが、そういうことなんですか。
○渡辺(喜)委員 とにかく株が下落をするということは金融機関の自己資本に大変な影響を及ぼすわけですね。その上、劣後ローンのお金が入ってきにくくなるということになると、これはダブルパンチなわけですよ。したがって、金融機関はどんどん資産の圧縮をしていかなきゃいけない。今金融機関が持っ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 大蔵省としては、住専の処理に当たって大変な思いをしたわけでありますから、言い出すことは難しいでしょう。難しいことは我々がやりますから、ですからぜひ知恵だけかしていただきたいというふうに思います。  公的資金を投入する一つのやり方として、さっきの優先株、こういう...全文を見る
○渡辺(喜)委員 大蔵省ができなければ、我々がやらさせていただきたいと思っております。  以上、質問を終わります。ありがとうございました。
11月18日第141回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○渡辺(喜)委員 渡辺喜美でございます。  私が漏れ聞くところによりますと、この第三タームの終わり、つまり答申の時期が再来年の夏ごろであるという話がまことしやかに伝わってくるのであります。それで私は、この国会移転をぜひとも実現をしたいという立場から、若干の懸念を持っておるのでご...全文を見る