渡辺喜美

わたなべよしみ

比例代表選出
みんなの党
当選回数1回

渡辺喜美の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第142回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○渡辺(喜)委員 渡辺喜美でございます。  私の地元は、今深田先生がおっしゃってくださいました栃木県の那須というところでございます。当委員会でも昨年の八月に御視察をいただいたところでして、百年ほど前にできた新しい町なのでありますけれども、明治の元勲たちと私ども入植者の祖先が共同...全文を見る
03月20日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号
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○渡辺(喜)委員 自民党の渡辺喜美でございます。  大臣におかれましては、連日連夜の委員会御出席、まことに御苦労さまでございます。きょうは大臣には一切御質問いたしませんので、ゆっくりとお休みをいただきたいと思います。  まず、住管機構の中坊社長さん、御足労ありがとうございます...全文を見る
○渡辺(喜)委員 実は、この問題は、私、昨年法務委員会でも取り上げたことがございます。引き続き、立法府にある我々の大きな問題点の一つとして取り上げてまいりたいと考えております。  この不良債権の処理ということを考えてみますと、一つには帳簿上の償却ということがございます。しかし、...全文を見る
○渡辺(喜)委員 住管機構は公的サービサーでありますけれども、我々自民党は杉浦正健財政部会長のもとに民間サービサー創設のワーキングチームを今始動させております。ぜひとも中坊社長さん初め住管機構の皆さんにおかれましては、国民の負担を極力少なくするよう頑張っていただきたいと思います。...全文を見る
04月10日第142回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○渡辺(喜)委員 渡辺喜美です。  私の地元は栃木県の那須でございます。堺屋先生、今おっしゃられたように、私も、この首都機能移転というのはまさに新しい時代を切り開くものである、そう位置づけております。したがって、各地域でいろいろな誘致運動というのがあるかと思いますが、これはオリ...全文を見る
04月10日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第21号
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○渡辺(喜)委員 日本の未来を切り開く我が自由民主党一期生を代表して、質問をさせていただきます。  大臣におかれましては、連日の激務、まことに御苦労さまでございます。大臣には一切御質問いたしませんので、いつものとおりごゆっくりとお休みをいただきたいと思います。  我が自民党は...全文を見る
○渡辺(喜)委員 はっきり言えないのはよくわかりますけれども、はっきり言って、金融不安が去ったわけじゃないんですね。ですから、今のところ多少株価が一万六千円台で、ジャパン・プレミアムもちょこっと今上がったのですか、それでもいっときほどの異常なジャパン・プレミアムはくっついていない...全文を見る
○渡辺(喜)委員 ドル建てにしても、九%以上の利息を恐らく十年間ぐらい払い続けるわけですね。そうすると、どれぐらい出したか知りませんけれども、例えば一千億円出したとすれば、九%といったら九十億円ですね、九十億円毎年払い続ける。日本でこの公的資本注入のスキームに乗っかって調達すれば...全文を見る
○渡辺(喜)委員 収益還元価格というのは非常にすぐれた発想だと思いますがね。しかし、景気が回復しない、いつまでたってもビルの入居率が高くならない、空き部屋ばかりになってしまう、そういうときには、恐らく賃料を下げなきゃいけませんし、収益還元価格それ自体が下がり続けていくということは...全文を見る
○渡辺(喜)委員 直ちに倒産につながることはないのはわかりますけれども、結局、そういうケースもこれは当然あり得るのだということを想定しておかないとまずいのだろうというふうに思うのであります。  きょうは、日銀の山口副総裁にもおいでをいただいております。新しい日銀法はいわばビッグ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、日銀にとっても、この新しい日本銀行法は、やることなすこと新しいことが非常に多いと思うのですね。政策委員会というのも、これは正式には、四月一日以降、新しい法律にのっとって日銀の政策決定の最終決定をやるようになった。新聞によると、この政策委員会の中で、山口...全文を見る
○渡辺(喜)委員 大体、日銀の話を聞いていると眠くなるのですね。本当にもう大半の人は寝ていますよ。  要するに、新しい日銀というのは、株式会社なんだけれども株主総会がないわけですよ。だから、悪いけれども国会が株主総会をやらせてもらうよ。国会は年がら年じゅう株主総会をやっているわ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 私は専門家じゃないからよくわかりませんが、外銀なんかはこれで随分運用しておるようですね。ですから、こういう差のあるコール市場というのは正常なマーケットなのかどうかということなんですね。私は、これはちょっと異常でないかなという気がしてなりません。とにかく、日銀の話...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、金融政策は日銀の専権事項だ、名実ともにそうなったわけですね。しかし、国会に呼ばれたらすぐに来なければいかぬわけです。これからも我々は注意深くこういう問題をウォッチしてまいりますから、頭の片隅にとどめておいてください。  早い話が、もっと金利を下げるべ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 短期運用というのは、現先とか何かでいろいろおやりになっておられるのでしょう。これがすべていわゆる余裕資金だということではないのかもしれませんけれども、かなり余っているなという印象を私は持つのでございます。  ですから、これはおかしな話なんですよね。要するに、金...全文を見る
○渡辺(喜)委員 一方、ダウ平均株価が九千ドルを突破した、今やニューエコノミーと言われるアメリカは、世界最大の借金国なんですね。これはちょっと古いのですけれども、九六年末で八千億ドルぐらいの借金を抱えているのですね。これはおかしな話ですよ。世界一の金を貸しているところが不景気でも...全文を見る
○渡辺(喜)委員 大蔵省の立場からは言えないことだと思いますが、いずれにしても、我々は新しい次の未来をどう切り開くかということにもう踏み出しちゃったのですね。ですから、これはよほど頭脳を振り絞って、日本の国益を考えてやっていかなきゃいけないのですよ。言ってみれば、合従連衡みたいな...全文を見る
05月28日第142回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第5号
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○渡辺(喜)委員 自民党の渡辺喜美です。  物事のスケジュールを決めるということは大変大事なことになると思うのですね。例えば、二〇〇一年四月からはペイオフが始まります。ということになると、では、例えば、今の金融の不良債権はいつまでに処理をしなければいけないかというと、大体もう二...全文を見る
06月11日第142回国会 衆議院 予算委員会 第34号
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○渡辺(喜)委員 日本のあすを切り開く我が自由民主党一期生を代表いたしまして、質問をさせていただきます。  我が自民党は昔の自民党とはかなり違います。大体、テレビで全国中継をやっているこの予算委員会で一期生が質問するなんということは、昔は余りなかった。しかし今は、別に私が初めて...全文を見る
○渡辺(喜)委員 ぜひ今の大臣のお話のようにやっていただきたいと思います。  とにかく日本は今お米が余っちゃって、四百万トンも在庫があるというのですからね。一方、インドネシアの方は、御指摘のように、三百五十万トン足りない。大体百五十万トンぐらいは手当てがついておるようなのですが...全文を見る
○渡辺(喜)委員 今大臣は、真剣に検討をしております、こういうお答えでございました。我々はもっと真剣にこれは考えておりますので、要はタイミングが大事なんですね。政治はタイミングがずれると効果がありませんから、ですから、もうことしの六月、今月ですよ、今月からこのゆとりローンの返済の...全文を見る
○渡辺(喜)委員 こういうときには、もうとにかくあっと驚くような施策が大事なことです。ですから、そういうことの一つに私はデノミをやったらいいのじゃないかというふうに思っておるのでございます。  時間が来ましたので、また後日に譲らせていただきます。どうもありがとうございました。
09月04日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第9号
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○渡辺(喜)委員 今、金融の世界では激甚災害とも言える状況が続いております。時代の変わり目には天変地異が続発をすると言われておりますけれども、昨日も岩手で震度六を超える大地震がございました。被災をされた皆様には心からお見舞いを申し上げます。  私の地元も、一週間前でありますけれ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 ありがとうございます。  こういった危機対応の一つの要請はスピードでございます。どうぞスピードを持って政治家としての御判断をしていただきますよう改めてお願いを申し上げます。その際は、大蔵大臣、お金が必要でございますので、ひとつよろしくお願い申し上げます。  ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 そういう非常に不幸なスタートがあったのではないかと私は思うのでございます。  また、実務上も、この優先株という制度が非常に新しい制度でありますから、例えば普通株と優先株主とのいわばギャップですね、これがどの程度だったら認められるかという実務上の問題点などもあっ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、この十三兆の危機管理勘定というのはまさに危機対応なんですね。危機が目前にあるときにこれが使えないということほど愚かしいことはないと私は思うのであります。ですから、正しい資本注入のやり方、これを我々はもう一度考え直すべきではなかろうか、こう思うのでありま...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、我々は歴史の教訓というものをよくもう一回振り返ってみる必要があると思うのですね。野党の皆さんも大変立派な御提案をされたわけでございます。ですから、これは何とかこの国会で与野党の一致点を見つけ出さなければならない。歴史が再び繰り返すことがあってはならない...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、この目前に迫った危機を、我々政治家は、それぞれの政治的立場、政治的思惑を超えて危機回避をやっていくことが必要であろうと思います。  どうぞ金融当局におかれましては、早期是正措置というこの道具があるわけですから、金融監督庁がきちっと検査をやって、適正に...全文を見る
09月25日第143回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○渡辺(喜)委員 渡辺喜美でございます。  八月末の大変な豪雨に見舞われた地域の一つであります栃木県北部、那須地域を地盤とする代議士として、質問の機会を与えていただきましたことを心から感謝を申し上げます。また、この災害特別委員会の先生方におかれましては、西村委員長を初め、過日、...全文を見る
○渡辺(喜)委員 激甚制度というのは、市町村の復旧を国が支援をする、端的に言うとそういうことであろうかと思います。この制度は昭和三十七年にできた制度なのでありますけれども、今回の栃木、福島、あるいは新潟なども入るのかもしれませんけれども、どこからどこまでかによって被害額も違ってま...全文を見る
○渡辺(喜)委員 激甚指定基準というのがありますけれども、これは昭和三十七年にできております。公共土木施設の基準というのは本激の基準でありますけれども、全国の都道府県、市町村のその年度の税収総額の四%を超えるというのがA基準なのですね。B基準は一・二%という基準でございます。 ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 せっかく復旧について異例のスピードでやっていただいているわけでございますから、余りしゃくし定規にならずに、ひとつ政府の方の対応もお願いをしたいというふうに思うわけでございます。  今回、危機管理というものを私も痛切に感じさせられました。危機管理というのは、ある...全文を見る
12月11日第144回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○渡辺(喜)委員 自民党の渡辺喜美でございます。  日本銀行というのは、店頭公開の株式会社なんですね。株価は、何か最近大変値段が下がってしまったようで、十万円を割っちゃったようなんですが、株主総会というのはないんですね。きょうは年一回の株主総会と思っていただきたいと思います。我...全文を見る
○渡辺(喜)委員 きちんと質問通告はしてあるわけですけれども、原稿棒読みじゃなくても結構です。アドリブでやっていただいても結構でございますから。  そこで、さっき申し上げたように、営業利益の三十七年分もお金を借りてしまうと、本当に返せるのかいな。こういう問題はどうですか。
○渡辺(喜)委員 いわゆる二分類債権、灰色債権が、大蔵省の公表数字でも八十兆円を超えているわけですね。中には、この二分類の貸出先の半分くらいは実質債務超過なんだ、こういう御意見を述べる方もおられるわけですよ。そうすると、結局行き着くところ、銀行の資本不足、こういうものがやはり信用...全文を見る
○渡辺(喜)委員 わかっちゃいるけれども言えません、こういうことだろうと思います。思い切った資本の増強は、我々も必要であるというふうに思っております。  そこで、この一年間、よくやってこられたと思いますが、去年の十月二十三日、財革委員会、財政構造改革特別委員会というのをやってい...全文を見る
○渡辺(喜)委員 今、総裁が話しているときに、私数えてみたら十人の先生方が寝ておりました。いかにわかりにくくてつまらないかということなんです。我々政治家は、自分が話しているときに居眠りされると非常に心が痛むんです。これからしょっちゅう来られるわけですから、国会議員を眠らせないよう...全文を見る
○渡辺(喜)委員 どれぐらいの規模でやるかというのは、なかなかお答えできないでしょうね。日本銀行の自己資本は五兆円ぐらいあるのかな。ですから、例えば十兆円やって、担保だからそっくりそのままというわけじゃもちろんありませんけれども、そのうち半分ぐらいがロスになっちゃうということにな...全文を見る
○渡辺(喜)委員 それから、CPオペの対象拡大。CPというのはどれくらい発行されているのか知りませんが、十五兆円ぐらい出されているのですか。そのうち半分ぐらいは日本銀行が買い取ってしまった、こういうことなんですね。そうすると、残りの半分も全部買い取っちゃおうということなんでしょう...全文を見る
○渡辺(喜)委員 日本銀行は準備預金を銀行に積み立てさせているわけですね。  最近、日本銀行のインターネットで「準備預金積立て状況等」、こういうのが新しく加わってきたのですね。ことしの十月の準備預金積み立て状況を見ると、要するに必要以上に積んでいる。何か豚積みというらしいのです...全文を見る
○渡辺(喜)委員 私ら素人から言わせれば、こういう状況というのは、もっと現ナマが欲しいと市場が言っているのじゃないですか。  今、ベースマネーというのは大体五十兆円ぐらいですか。発行銀行券と当座預金も入るのですか、五十兆円ちょっとぐらいになるのですか。私はわかりやすくイメージし...全文を見る
○渡辺(喜)委員 もう時間が来ましたのでやめますけれども、この問題は、山本幸三先生がこの後たっぷりとやりますので。私より厳しいですよ。  とにかく、非常事態でありまして、日本銀行の金融政策ははっきり言ってもう手詰まりなんですね。日本銀行だけでは何にもできない、そういう状況に来て...全文を見る