渡辺喜美

わたなべよしみ

比例代表選出
みんなの党
当選回数1回

渡辺喜美の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○渡辺(喜)委員 渡辺喜美でございます。大臣におかれましては、夜なべの連続で、まことに御苦労さまでございます。一時間与えられておりますが、できるだけ早目に切り上げさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。  二年前の九八年十一月十七日、緊急経済対策を発表いたしました。...全文を見る
○渡辺(喜)委員 今、尊王攘夷論みたいな見解が急速に勢いを増しつつあるような気がするのですね。つまり、政治的には対米従属からの自立という大変格好いいことを口にされ、なおかつ緊縮財政と構造改革が先だ、そして金融の量的緩和はまかりならぬと。つまり、政治的なアメリカからの自立と、経済政...全文を見る
○渡辺(喜)委員 大臣、もう昼間からずっと委員会に一日じゅう座りっ放しで、まだお食事もしておられないと思いますので、どうぞお食事に行かれてくださいませ。十分お体気をつけてください。御苦労さまでございます。  グリーンスパンの金融政策は、アメリカでは株がお金がわりになっちゃってい...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、アメリカにお金を流すなと言われても、アメリカの株価の急落は私もないとは思いますが、ファイナンスする人がいなくなってしまうとこれは金庫が空っぽになってしまいます。そういたしますと、何が起こるかわからぬということもあるわけなんですね。したがって、これは政策...全文を見る
○渡辺(喜)委員 そういう話ですと、これは日銀の金融政策として、次の一手を考えざるを得ないのじゃないか、そう思うのですね。  したがって、デフレ懸念が払拭されるまでというのは総合判断であって、将来を見て判断するのだ、こうさっきおっしゃられたのでございますが、私は、新日銀法のもと...全文を見る
○渡辺(喜)委員 世の中はアンビギュアスなものですから、アンビバレントな態度というのもあるいは必要なのかもしれません。  いずれにしても、今、財政赤字の削減と構造改革、こういうのはいわばダイエット療法と漢方体質改善療法をセットでやるような話なんですね。したがって、これは非常に時...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、早くやめろというサインが来ておりますので、できるだけ簡潔にやりたいと思っております。  お手元に「地価連動国債」という二枚紙をお配りしてございますが、実は、何でこんなことを思いついたかといいますと、昔、一九七九年でございますが、野口悠紀雄さんが地価イ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 いずれにしても問題なのは、六大都市圏の商業地の地価なんですね。これが下がり続けるという場合には、恐らく損失処理、不良債権の処理がいつまでたっても終わらない、こういう大問題があるわけですよ。  ことしの四月から、民事再生法というクレジットカットの法律が施行されま...全文を見る
○渡辺(喜)委員 いずれにしても、これだけ大量の国債をさばかなきゃいかぬという御時世でございますから、御用金思想であっては絶対にいかぬのですね。したがって、物価連動債なんというのは、イギリス、スウェーデン、カナダ、オーストリア、ニュージーランドで、もう九〇年代に導入されておりまし...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、今長い長いデフレのトンネルからようやく出口の光が見えてきた、そういう段階になってきたと思うのですね。ニューエコノミーとオールドエコノミーの、黒潮と親潮がまじり合うようなところで、今、日本経済が必死の苦闘をしているというところだと思います。ぜひ、平成の大...全文を見る
03月24日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
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○渡辺(喜)委員 代議士にとって質問は命でございますから、きのうのきょうでもやれと言われれば幾らでもやるのが代議士でございます。この二つの法案ともに非常に大事な法律でありますし、十分に時間はおとりしてございますので、野党の先生方におかれましても、御協力のほどよろしくお願い申し上げ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 今回それに加えて、生保業界に対して四千六百億円の負担に加えて、新たに一千億円の追加負担を求めることとしているわけでございますが、合計で五千六百億円になるのですね。これが足りないということで、これ以上負担を求めるというようなことにはなりませんか。
○渡辺(喜)委員 とにかく、今、非常事態の最後の段階でして、我々が目指す次の未来というものを明確にしておく必要があるのですね。したがって、こういった保険制度についても、次の未来は小さな保険制度であるべきだということであろうと思うのでございます。  生保においても、ソルベンシーマ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、我々は今大変動の中にあるわけですよ。完璧ではないかもしれませんが、四〇一kみたいな確定拠出型年金なども、我々、法整備を行いつつあるところでございまして、とにかく国民の方も自己責任によって自分のお金を運用していく、そういうことがより一層求められていくよう...全文を見る
○渡辺(喜)委員 アメリカの制度でも、これは非常に柔軟対応ができる仕組みになっておるのですね。預金保険機構、FDICの長官が、これは財務長官と相談するのでしょうか、最終的に大統領の号令一下、非常に柔軟対応ができる仕組みになっているわけでございます。  したがって、危機というのは...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、借り手が困るような制度にしてしまうと非常に問題があるわけでして、今総括政務次官がおっしゃったような事後的な損失補てん、ロスシェアリングを行うことを可能にするというのはグッドアイデアであるというふうに思います。  いずれにしても、いわば灰色債権について...全文を見る
○渡辺(喜)委員 この間、会社更生法の申請をして、何かきのうかおとといどこかの外資系に引き取られるという長崎屋、これは二分類だったようですね。ですから、そういうことを考えますと、これから民事再生法が四月一日から施行されるわけです。特定調停制度は、もう既に二月から施行されております...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、国家戦略を考えてやっていただきたいのですね。自分の庭先だけきれいにしておく、こういう発想ではだめなんです。もうこれ以上は言いません。これ以上具体的に言うと、また政治家が日本銀行に圧力をかけたと言われますから言いませんけれども、そういう場合にどういう防戦...全文を見る
03月29日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号
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○渡辺(喜)委員長代理 次に、岩國哲人君。
○渡辺(喜)委員長代理 二十名で、ただいま食事をしておりますので、大変恐縮でございますが、よろしくお願いいたします。
○渡辺(喜)委員長代理 ぜひ、質疑は続行をしていただきたいと思います。
○渡辺(喜)委員長代理 大至急、委員の皆さんに連絡をしてください。  岩國君。
04月14日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
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○渡辺(喜)委員長代理 次に、上田清司君。
04月18日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号
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○渡辺(喜)委員 自民党を代表して御質問をさせていただきます。  杉田全銀協会長さん、山本頭取さんには、わざわざお越しいただきまして、まことにありがとうございます。我々国会議員は国民の皆さんに説明をする責任がございまして、今回二つの法律を通す際に、健全化計画のフォローアップをし...全文を見る
○渡辺(喜)委員 金貸しがリスクをとらないということは、これは金貸しじゃないんですね。  三枚目の表をお開きいただきますと、縦軸に貸出残高、横軸に金利をとってございます。信託、都銀、長信銀、地銀、第二地銀、信用金庫、このあたりの平均約定金利がどの程度のところにあるかということが...全文を見る
○渡辺(喜)委員 ありがとうございました。
○渡辺(喜)委員長代理 質疑時間が終了しておりますので、手短にお願いいたします。  杉田参考人。
04月19日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
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○渡辺(喜)委員 大臣におかれましては、まだ時差ぼけもとれないのに、連日の委員会御出席、まことに御苦労さまでございます。  今、アメリカの株価はジェットコースターに乗っているようなものでございまして、日本の方も過剰反応が出ているということだろうと思うのですね。日経平均の銘柄を三...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、潜在成長率が一%ぐらいだと短期金利はマイナスにならざるを得ないかもしれない、そういうことも考えられるわけであって、結局これは、我々がかねて言ってきたように、お金の量をふやすという政策をとるしかないのですね。ですから、日本銀行にはぜひそのミスジャッジメン...全文を見る
○渡辺(喜)委員 英語の名前はそのままということでも別に差し支えはないのだろうと思うのですね。ただ、相当頭の中は変えていかなければいけません。要するに、財務省という名前に変わると同時に、例えば、今我々がこれから審議しようとしている財投改革などということは、これはもうとんでもない大...全文を見る
○渡辺(喜)委員 いずれにしても、これは行政改革とセットの話でございます。したがって、我々が自民党案の中で考えましたことは、まず財投機関債を出してもらおう。ですから、余りにもべらぼうな金利がついちゃうとかそういうところは、一体この機関は本当に必要な機関なんだろうか、その必要性とい...全文を見る
○渡辺(喜)委員 ぜひそういう方向でお願いをしたいと思います。  以上、質問を終わります。ありがとうございました。
04月21日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号
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○渡辺(喜)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     資金運用部資金法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 財政投融資...全文を見る
07月17日第148回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○渡辺(喜)委員 日本経済がどれぐらい借金の重圧に苦しんでいるかという数字でございますが、例えば、建設、不動産は一年間の営業利益、本業のもうけですね、これの何年分借金をしているか。どうですか。これはクイズでございますが、質問通告はしておりませんので、私の方から申し上げますけれども...全文を見る
○渡辺(喜)委員 特定調停というのは私どもが議員立法でつくった制度でございまして、これは調停を使う制度ですから、もっと簡単によみがえりができる、こういう代物なんですね。こういった法的整理というものは非常に透明性が確保できる。民事再生法と会社更生法とでは、若干、手続、強制力において...全文を見る
○渡辺(喜)委員 まさにそういうことなんですね。  昨年、我々は、お金の借り手の方の産業再生を図ろうということで、産業再生法という大変立派な法律をつくったわけでございます。この法律は、事業の再構築、選択と集中、こういうコンセプトに基づいてできているわけでございますが、この産業再...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、私はこの法律は非常にピンぼけだと思うのですね。ほとんど業界再編につながっていない、結果としてはそういうことになっております。  建設省、来ていますか。ゼネコンの数が多過ぎるとよく言われるわけですよ。中には会社更生法を申請して、非常に身軽になりますから...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、借金の重圧から解放されないままオールドエコノミーがIT革命の中に突入をしてまいりますと、どういうことになるか。IT革命というのは革命ですから、倒す人がいれば倒される人もいるということです。アイテー革命と発音する人もいるのですが、あ痛えと言って済むような...全文を見る
○渡辺(喜)委員 いろいろ理由をお述べになられたわけでありますけれども、結局、デット・エクイティー・スワップで倍ぐらいの増資をしたことによって、事実上半分減資したのと同じだ、こういうことを今おっしゃられたわけですね。  しかし、債務超過の額は五千八百億、これは回復不能なほどにも...全文を見る
○渡辺(喜)委員 結局、法的整理に持っていくことは、先ほども申し上げたように、非常に透明な手続にはなるのですよ。しかし、裁判所というのは全能の神様ではないのですね。したがって、我々が今抱えている、この日本経済の、事業の再構築をやる、そして借金の重圧から解放されていく、そういうこと...全文を見る
○渡辺(喜)委員 ぜひ御検討をよろしくお願いします。  質問を終わります。
07月18日第148回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○渡辺(喜)委員 日本銀行の株主総会に当たり、自民党を代表して質問をさせていただきます。  昨日の金融政策決定会合でございますが、ただいま総裁がお述べになられましたように、結論としてはゼロ金利政策を維持するということであります。しかしながら、その前提は大分変わってきておるのです...全文を見る
○渡辺(喜)委員 金利を上げて金融引き締めでないのですか。金利を上げるというのは、では一体何年ぶりのことなんでしょうかね。金利を上げれば、例えば今、超過準備というのがありますね、豚積みというものですよ。これはどれぐらいか知りませんが、いっときは五兆円ぐらい積んであることもありまし...全文を見る
○渡辺(喜)委員 せんだって発表された六月のM2プラスCD、これは何と一・九%ですよ。悲惨な成績じゃないですか。それからマネタリーベース、六月は六・四%ですね。ことしの一月ぐらいでしょうか、これは二〇〇〇年問題などがあったりして、二〇%を超えるマネタリーベースの伸びがあったわけで...全文を見る
○渡辺(喜)委員 物価見通しについて聞いたのですよ。物価下落が、よい下落か悪い下落かなんということは聞いていないのです。要するに、物価が下がるということは、よいも悪いも一体どれぐらい下がるのですか、それから、成長率は一体何%になるのですかということを今お聞きしたのです。  日本...全文を見る
○渡辺(喜)委員 来年はいかがですか。今年は二%と今おっしゃいましたけれども、来年度はいかがですか。
○渡辺(喜)委員 先ほど総裁は、物価下落はまあ大体ゼロぐらいだろう、そういう見通しをお述べになられましたね。成長率は、機械受注とかその他いろいろな指標を見ながら、これはプラスになる。IT投資なんというのも今中小企業でもやっていますよ、ですから、そういうことも見込めばことしは二%ぐ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 輸出は多分減っていくと私は思います。したがって、そういうことも成長率の見通しとか経済の見通しの中にきちんと入れておかなければいけないのではないかということを指摘させていただきます。  次に、GDPデフレーター、これは一—三月期でしょうか、マイナス一・七%。消費...全文を見る
○渡辺(喜)委員 現実的に限界があるかどうかは知りませんが、とにかくGDPデフレーターがマイナスで、物価が下がっているわけですよ。実質金利は今の計算だと長期が三・四%、短期が二%ですね。幾らゼロ金利にしても実質ゼロ金利になっていないということですよ。ですから、ゼロ金利にしても、お...全文を見る
○渡辺(喜)委員 日銀に限らず、霞が関のエコノミストと言われる人たち共通の発想なのかもしれませんが、ストックの問題を余りにも考えなさ過ぎるのじゃないかという気がするのですね。  家計の、例えばサラリーマン世帯の平均年収に占める借金の割合は一体どれぐらいかということを調べてみます...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、これはもう待ったなしで外科手術をこれからどんどんやっていくわけであります。例えば、建設業の雇用が六百五十万人と言われますが、果たしていつまでこういう雇用を維持していけるか。仮に雇用が百万人減れば、失業率はこれで一・何%プラスになるわけですよ。したがって...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、日本銀行は特殊法人でありますから、いずれ情報公開法に従って議事録の公開を十年もたたずに迫られるわけでございます。きちんと説明責任を果たせるようにしてください。そして、物価の安定に関する報告書、これは夏までに必ず出す、こういう約束でありますから、楽しみに...全文を見る
11月01日第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○渡辺(喜)委員長代理 中塚君に申し上げます。質問時間が終了しておりますので、手短に。
○渡辺(喜)委員長代理 午後三時五十分から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午後二時五十二分休憩      ————◇—————     午後三時五十六分開議