渡辺喜美

わたなべよしみ

比例代表選出
みんなの党
当選回数1回

渡辺喜美の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月17日第164回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○渡辺(喜)委員 渡辺喜美でございます。  我が自民党は、このような騒動の中にあっても、日々政策の立案に携わっております。  本日は、自民党金融調査会企業会計に関する小委員会の委員長は私でございますが、小委員会の方の委員長を拝命しておりますけれども、けさほど、十項目にわたる提...全文を見る
○渡辺(喜)委員 まさに、法を逸脱するとか法の網をかいくぐるというような非常にひきょうな手段が今横行しているところでございます。  私は、例の時間外取引によってニッポン放送の株を相当程度買い集めたときに、これはつじ切り強盗じゃないかと申し上げたんです。残念ながら、私の言い分はほ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 我々も、けさほどの金融調査会企業会計小委員会の提言で出しております。株式分割、株式交換に係るルールが残念ながら非常に未整備であると。  総理、馬券を買ったことはあるでしょうか。馬券というのは百円から買えるんですね。ホリエモン氏は、かつて、自分は競馬が好きなので...全文を見る
○渡辺(喜)委員 これは、法改正を待たずともすぐにでもできることでありますから、ぜひ可及的速やかにやっていただきたいと思います。  我々は、規制だらけの社会をつくろうとしているわけではありません。きちんと市場がルールに従って動いていく。例えてみれば、サッカーの世界でちょっとお行...全文を見る
○渡辺(喜)委員 とにかく、企業会計基準の世界は我々国会議員の手にないんです。まさに斎藤委員長がやっておられる民間の委員会がこれをつくる、そして、その基準に基づいて公認会計士協会が実務指針というのをつくり、それを企業の内部統制に役立たせていくというのが日本のルールなんです。  ...全文を見る
○渡辺(喜)委員 まさに大臣おっしゃるように、法によって担保していくことが我々も大事だと、けさ提言をさせていただきました。  ところで、総理、こういう問題はイタチごっこみたいなところもあります。幾らルールを強化しても悪いことをする者は出てくる。しかし、悪いことをすると、自分のた...全文を見る
○渡辺(喜)委員 刑罰とともに、課徴金制度というのを昨年から導入しています。  例えば、見せ玉というとんでもない手法が今横行しておって、実際に取引するつもりのない注文を出しておいて相場を動かして、これを取り消しちゃう、それでもうけちゃうという非常に悪質かつひきょうなやり方が横行...全文を見る
○渡辺(喜)委員 我々は、さっきから何度も申し上げるように、規制でがんじがらめにすればいいんだという立場はとりません。やはり、きちんと民間がルールに従ってマーケットを動かしていただくということが大事なんです。そのためには、今の証券取引監視委員会をもうちょっと強化する必要があります...全文を見る
○渡辺(喜)委員 与謝野大臣、事後チェックシステムの強化というのは、逆に行政コストがかかったりしますよ。したがって、重くなる行政コストをいかに重くさせないような仕掛けをつくるか。大きな政府をつくろうというのが我々の意図じゃないんですから、政府はできるだけ小さい方がいいんだ、そうい...全文を見る
○渡辺(喜)委員 自民党は責任を持って政策立案に当たってまいりますので、政府もどうぞよろしくお願いいたします。  以上です。
10月24日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○渡辺(喜)副大臣 このたび金融担当副大臣を拝命いたしました渡辺喜美でございます。  ついこの間までこちらに座っておりましたので、立場が逆になって大変戸惑っておりますが、伊藤委員長、増原筆頭、池田筆頭、委員の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。(...全文を見る
10月24日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○副大臣(渡辺喜美君) このたび金融担当副大臣を拝命いたしました渡辺喜美でございます。  自慢じゃありませんが、政府の中に入るのは初めてでございまして、不慣れではございますが、家西委員長、委員の皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
10月25日第165回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○渡辺(喜)副大臣 この問題は、委員御案内のように、リスクプレミアムの上限をどの程度まで認めるかということと同時に、今現在、大変な数の多重債務者がいるわけでございます。五社以上からお金を借りている多重債務者が二百三十万人とも言われていますし、その人たちの平均残高がこれまた二百三十...全文を見る
10月25日第165回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○渡辺(喜)副大臣 このたび、再チャレンジ並びに経済財政政策担当を命ぜられました渡辺喜美でございます。自慢じゃないけれども、政府に入るのは初めてであります。  山本大臣、大田大臣を支えてやってまいりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。(拍手)
10月25日第165回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○渡辺(喜)副大臣 まず、投資家保護の問題でございますが、委員御指摘のように、会社が赤字の事業部門を自己信託を行った場合、どうやって投資家保護を図るのかという問題でございますが、自己信託におきましても、通常信託と同様、信託受益者が投資家となるわけでございます。信託法に従ってBS、...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 まず、信託業法上の営業信託の概念でございますが、営利の目的を持って反復継続して行うことと理解されております。その場合の営利の目的とは、少なくとも収支相補うことが予定されていると承知いたしております。  次に、受託者となれるのは株式会社だけじゃないか、弁護士さ...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 NPOや公益法人についても認めるべきとの指摘がございまして、必要な検討を行ってまいりたいと考えております。
○渡辺(喜)副大臣 自己信託を行う者が信託業法上の登録を受ける要件いかん、こういう御質問でございますが、一般に自己信託を行う者が多数の受益者を顧客として事業を行う場合には、多数のお客さんと事業者との間に情報量や交渉力の差が生じます。また、信託は信託財産を受託者が自己名義で管理運用...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 兼業を行う場合でございますが、通常の信託に係る信託会社の兼業業務につきましては、この兼業が本業である信託業務に関連性、それから付随性を有することが承認の要件とされております。これは、信託会社につきましては、銀行、保険会社などと同様に、自己名義で他人である顧客の...全文を見る
10月26日第165回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○副大臣(渡辺喜美君) 委員御指摘のように、日掛け金融、日賦貸金業者の問題点があることは金融庁としても真剣に考えているところでございます。  まず、業者の数でございますが、御指摘のように沖縄が非常に多い。全国ベースで見ますと、日賦業者というのは千百三十六社あります。登録業者が一...全文を見る
10月27日第165回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○渡辺(喜)副大臣 後ほど詳しくお答えさせていただきますが、トラッキングストックなるものと自己信託が果たして同じものなのかどうかは、定かに承知はいたしておりません。
○渡辺(喜)副大臣 小泉内閣の時代でございますが、五月にまとめたものがございます。これは多岐にわたりますので一々御説明は申し上げませんけれども。さらに、今、山本大臣が担当いたしまして、内閣官房の方にそういう担当のセクションをつくりまして、各省からえりすぐりの人たちを集めて、バージ...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 格差というのは、世の中にてんこ盛りであると思うんですね。所得格差もあれば、資産格差も教育格差も、デジタルデバイドなんというのも最近はございまして、格差というものは、自由というものを重視すれば当然広がってくるものでございます。一方、平等を重視すれば格差は縮小をし...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 それは、人間生まれながらに平等であるという理念がございましても、例えば一人一人体重も違いますし、性別も違いますし、顔かたちも違いますし、不幸にしてハンディキャップを持って生まれてくる子供もいるわけでございます。したがって、こうしたものを格差と称するのであれば、...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 これは尾身大臣のテリトリーの話でございますが、御指名でございますので答弁をさせていただきます。  日本では、相続税をお支払いになる方は、大体、お亡くなりになる方の五人弱でございます。したがって、九十数%の方は相続税の対象になっていない、そういう国なんですね。...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 いずれにしても、議論は恐らくいずれ、時期は申し上げられませんけれども、税制の抜本的な改革をする中でこうした問題は研究されていくものと思います。  議員御指摘の、要するに、フローで絞るかストックで網にかけるか、こういう議論も税制の根本的な問題の一つとして検討し...全文を見る
10月31日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○副大臣(渡辺喜美君) 突然の御指名でございますが、第二次大戦の起源という本がございます。たしかテーラーという学者の書いた本であります。一方、日本の戦争については、私非常に感銘を受けた本の一つに「昭和天皇独白録」というのがございまして、昭和天皇が大東亜戦争の原因の一つとして第一次...全文を見る
○副大臣(渡辺喜美君) この特例金利の問題につきましては、今、山本大臣もお答えになられましたように、自民党内でも大変な議論がございました。九月十五日だったと記憶しておりますが、自民党内である程度の合意ができたということにはなっているんですが、最終的に党内手続というのは総務会で決定...全文を見る
○副大臣(渡辺喜美君) 私もついこの間までの立場とかなり立場が違ってしまいまして、この前までと言っていたことが違うじゃないかと地元の皆様方からはおしかりを受けていることもございます。  金融庁の立場としても、先生御案内のように、例の三題ばなしがございます。受皿の三条件として、金...全文を見る
10月31日第165回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○副大臣(渡辺喜美君) 渡辺喜美でございます。  経済財政政策及び再チャレンジを担当いたします。  どうぞよろしくお願いいたします。
11月01日第165回国会 衆議院 法務委員会財務金融委員会連合審査会 第1号
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○渡辺(喜)副大臣 新しい制度がスタートする場合には、いろいろな摩擦もあり、問題が発生をしがちであります。したがって、そういう問題をきちんと予見しながら制度の組み立てをやっていくことが大事であると考えます。  信託受益権につきましては、これは、信託受益権販売業者は金融商品取引業...全文を見る
11月07日第165回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○渡辺(喜)副大臣 平岡委員御案内のように、昔は、会計基準というのは、大蔵省企業財務課でしたでしょうか、そこでつくっていたわけでございます。しかし、グローバル資本主義のもとで、政府が会計基準をつくっている国なんというのは、社会主義の国じゃあるまいし、あるのかい、そういう議論が起こ...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 具体的に会計基準を作成していくのはこれからでございまして、ASBJにおきましては、自己信託などの新たな信託制度の導入を初めとする信託法の改正案がまさに今議論されていること、また、さきの国会で成立いたしました金融商品取引法におきまして信託受益権が新たに有価証券と...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 信託法の施行が来年の夏と聞いておりますし、また、自己信託につきましては再来年の夏ということになろうかと思います。そういたしますと、それまでには会計基準がきちんとつくられていなければなりません。会計基準をつくるに当たっては、パブリックコメントなどに付す必要もござ...全文を見る
11月08日第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○渡辺(喜)副大臣 金融業務の命というのは決済でございます。この決済機能がさまざまな非常時にさらされ、決済不能ということが出てまいりますと、この不安心理が蔓延をしていってしまいます。こういったシステミックリスクというのは金融機関にとっては最大の敵でございますから、さまざまな非常時...全文を見る
11月10日第165回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○渡辺(喜)副大臣 大串委員には釈迦に説法というのでございましょうが、確かに不良債権比率は下がり、自己資本比率が向上いたします。信託受益権を第三者に売却すれば、資産が圧縮をされます。つまり、リスクアセットが小さくなる、自己資本比率の分母が小さくなるわけでございますから、自己資本比...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 企業会計基準委員会は民間団体ではございますが、前回もお答えいたしましたように、金融庁から要請をしております。投資事業組合のときもそうでございました。実質支配基準というものがもう既に当時あったわけであります。しかしながら、その基準がいまいち不明確ではないかという...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 企業会計基準委員会は民間の団体ではあるけれども、やはり会計基準という大変な、重要なルールの作成の担い手でございます。したがって、そういう立場から、法が施行され、現実の信託の新しい制度がスタートするときまでに会計基準ができてなかったなどということは、これはあり得...全文を見る
11月15日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○渡辺(喜)副大臣 宮下委員御案内のように、情報の管理というのは非常に大事でございます。  御指摘の四つの信用情報機関がございまして、その中で、全情連系はリアルタイム更新を行っておるところであります。一方、クレジット、ショッピング系の情報機関においては月一更新という状況にござい...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 御指摘のリボ払い契約というのが、言ってみれば借りているお金が預金感覚になってしまいかねない、そういう側面が指摘をされているところでございます。したがって、やはりこうした商品設計を、多重債務者をつくらないという観点からルール化を図っていくことが大事だと考えており...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 今回、純資産の最低限五千万円を求めた場合に貸金業者が何社に集約されていくか。業界再編が行われていくことは予想されるところでございます。しかし、確固たる数字を挙げよということを言われてもなかなか難しいことがございまして、昨年度末の時点での登録貸金業者が約一万四千...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 石井先生御案内のように、今、四つの信用情報機関がございます。リアルタイム更新で行っておりますのが全情連、一方、物販系のCICとか、それから銀行、クレジット会社などが入っておりますCCB、それから全銀協系のものもございます。  全情連、CIC、全銀協系の間では...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 田村委員御案内のように、今グレーゾーン金利で貸し付けを行っている業者さんは、過払い金返還請求を受けるリスクを伴って貸し付けをしているわけですね。したがって、そういうリスクを減らそうと考える業者は、当然グレーゾーンでない金利体系を考える人も、もう既に出てきている...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 そういう業者が、もしこの三年の間、行為規制等々、現行のコンプライアンスに違反をするようなことがあれば、これは当然のことながら、金融庁のみならず関係当局との連携によって、そういったコンプライアンス違反に対しては厳正に対処をしていく方針でございます。
○渡辺(喜)副大臣 いずれにいたしましても、多重債務者の場合は、先ほどから御指摘のように、金利の問題だけではございません。したがって、そうした多重債務者に陥りそうな消費者のカウンセリングはもう既に行われておりますし、こうしたカウンセリングの体制、その他もろもろのワンパッケージの総...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 放置するなどということはとんでもないことでございまして、例えば今週、副大臣会議というのが行われました。先週でしたかね、ちょっと日付は忘れましたけれども。そこで私の方から、多重債務問題についてお願いの予告編をしたわけでございます。  例えば、一番身近な相談窓口...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 今までとは明らかに異なる段階にもう既に入っていると認識しております。
○渡辺(喜)副大臣 先ほども申し上げましたように、多重債務者対策本部というものを近々つくることになっております。  したがって、まだ具体的に何をやるというのは役所の立場では言えませんが、私、副大臣の立場で気楽に発言をさせていただきますと、先ほど申し上げましたように、市町村の窓口...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 まだ多重債務者にはなっていないけれども、なる可能性のある消費者というお尋ねだと思います。  まさしくこうした議論が世の中にアピールしていくならば、当然のことながら消費者の方も、グレーゾーンの金利でお金を借りることがリスクを高めることなんだ、そういう御認識をお...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 今回の法体系の中では、もう先ほどから議論がございますように、総量規制ということを考えております。即刻引き下げという事態になりますと、こっちの総量規制の、例えば情報共有とか、そういったことが間に合わない。ITシステムの変換には、これは当然のことながら時間がかかり...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 いずれにしても、グレーゾーン金利を廃止するというのが今回の大きな柱の一つでございます。そのグレーゾーンの廃止に至る現実的なやり方は何なのか。また、多重債務者を出さないというのは、もう先ほど来御議論のあるように、金利だけの問題ではありませんので、まさに総量規制と...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 御案内のように、無人契約機における貸付契約というのは、対面による場合と同様の、法令上必要とされる書面の交付やオンラインによる説明が行われております。大体、お一人様三十分から四十分かかります。運転免許証などによる本人確認も無人契約機を通してスキャナーで読み取って...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 あらゆる対策をとる必要があろうかと思います。まさにこういった多重債務者防止の一環としていろいろな方策を今回用意しているわけでございます。  まあ、借り過ぎ対策というのも、先ほど来お話がありますように、コンサルティングとか家計管理教育とか債務管理教育とか、そう...全文を見る
11月22日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○渡辺(喜)副大臣 そのような御批判があることを踏まえて、今回の改正案の中では、自主規制ルールをつくってください、そしてそのルールについて内閣総理大臣が認可をしますよ、そういう枠組みにしたわけでございます。  いずれにいたしましても、多重債務者をなくそうというありとあらゆる仕掛...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 いずれにしても、利息制限法を超える金利で商売をやろうという場合には、最高裁の判例がかなり厳格になってきておりますから、過払い請求のリスクを当然負いながらやるわけですね。  ですから、こうした議論がますます活発になれば、当然競争が起きて、利息制限法の範囲内で商...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 いずれにしても、現行法のもとで最高裁の判例も踏まえながら御商売をやっておられるんでしょうから、我々の法案が国会を通過すれば、おのずと業界の皆さん方もこの法案が頭に入って、それにできるだけ近づこうという努力が行われることを期待したいと思います。
○渡辺(喜)副大臣 実務的に大変鋭い御指摘をいただいていると思いますが、神田金融ツアーで先生方もお勉強されたと思いますが、無人機の審査と対面審査と、確認していることは同じことなんですね。運転免許証をスキャナーで読み込んで、年収も聞けば、職業、家族構成、それから持ち家なのか賃貸なの...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 自主規制ルールは、まさにこれからつくるべきものでございますが、こういった制度設計を行った背景は、まさに今、大塚先生が御指摘のような、いろいろな問題点について、業界の自主規制について金融庁が認可をするというところでグリップをかけるわけですね。したがって、一般的監...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 谷口先生御指摘のように、日本の金利体系が大変いびつであるということに、我々余りにも目を向けなさ過ぎたのではないかと思うんですね。やはり今回の法改正をきっかけとして正しい金利競争が起こってくるべきだろうと我々も考えております。  スコアリングモデル融資というの...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 まさに、現代の金融というのは、半分以上情報処理の問題でもありますし、また、こうした総量規制をかけていこうということになれば、個人情報の保護という問題が出てくるわけであります。  谷口先生御案内のように、全情連は指定情報機関としてもう既に手を挙げております。リ...全文を見る
11月28日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○渡辺(喜)副大臣 自殺の件数でございますが、(長妻委員「いや、人数、人数」と呼ぶ)これは、人数の方は延べ件数しか把握できないのでございます。なぜかと申しますと、三月末時点で保険に加入しております消費者金融業者十七社に対しまして、平成十七年の四月、去年の四月からことしの三月までの...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 実数を正確に把握せよという場合には、名寄せが必要になるわけでございます。名寄せを行う場合の最大の問題点は、個人情報保護法というものなんですね。委員御案内のように、個人情報保護法におきましては、個人情報の目的外使用というものを禁じているわけでございます。  し...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 十月六日に公表しました消費者団信の調査でございますが、死因不詳というケースをすべて病死に整理した会社がございまして、これを修正いたしております。それによりますと、再調査の結果、死因等判明件数に占める自殺の割合は、一九・八%から二三・九%に上がっておるわけでござ...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 十七社合計の数字でございますが、六〇・六%でございます。
○渡辺(喜)副大臣 そのとおりでございます。
○渡辺(喜)副大臣 長妻委員御案内のように、情報公開法の第五条一項二号、間違っていたら御勘弁いただきたいと思いますが、開示してはいけない法人情報という情報不開示の規定がございます。  それによりますと、権利とか競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがあるもの、また、公にしな...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 御指摘の質問書というのは、十月六日に公表をいたしました消費者信用団体生命保険の調査結果についてという質問状かと存じます。  この質問状につきましては、先ほど申し上げましたとおり、事業者各社への質問項目が明らかになることにより、各社に不測の不利益が生じる可能性...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 先ほど申し上げましたように、質問項目の中にそれぞれの会社の不利益になるような情報が含まれている可能性がございまして、その点は検討させていただきますが、先ほど答弁いたしましたように、出せるものは出せということを事務方に指示いたしております。
○渡辺(喜)副大臣 検討をさせた上で出させたいと思っております。
○渡辺(喜)副大臣 そのとおりでございます。
○渡辺(喜)副大臣 先ほど申し上げましたように、名寄せの手続が非常に困難を伴っております。したがって、推計という形ではお出しをできるわけでございますが、正確な数字で何人まで、一けたまで正確に出せと言われると、非常に難しいものがございます。推計、近似値は出すことが可能でございます。
○渡辺(喜)副大臣 一つは、全情連のシステムの中に自殺という項目がないわけであります。したがって、十七社から情報を全部集めて、じゃ、金融庁でこれを全部調べ直すということになりますと、今の職員の何倍いてもこれは足りません。人海戦術になるわけでございますから、実務上それは到底不可能で...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 委員御案内のように、商法の規定によりますれば、同意を要すという規定が六百七十四条でございます。この同意につきましては、書面をもって確認をする場合、また商法の規定では口頭での同意というものも認容しておりますので、いずれにいたしましても、同意が必要でございます。 ...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 一般論でございますが、同意確認が徹底をされることが必要でございます。再三、この問題が社会問題化いたしまして、生保業界もガイドラインをつくり、金融庁といたしましても監督を徹底しているところでございます。
○渡辺(喜)副大臣 先ほど来、大臣の答弁にございますように、個別の行政監督上の行為につきましてはコメントをいたしませんけれども、一般論といたしまして、口頭での同意というのは商法でも認められているところでございます。したがって、そういう同意のあり方だったのかどうかというところが問題...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 個別の事例で確認をしていないともし私が申し上げたとしたら、それは訂正をいたします。個別の問題についてはお答えを差し控えさせていただきたいと申し上げているのでございます。
○渡辺(喜)副大臣 同意がとられていない場合でございますが、同意がとられているかどうかという個別の問題はお答えできませんけれども、一般的には、書面等の形で同意は確認ができるわけでございます。先ほども申し上げましたように、商法の規定では、確認、同意の方式については規定がございません...全文を見る
11月29日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○渡辺(喜)副大臣 自民党貸金小委員会、増原小委員長のもとに、小委員長の御性格を反映した理路整然とした議論が半年間にわたって行われたこと、私もよく覚えております。  まさに、増原先生御指摘のような金利市場のゆがみの体系があるわけでございますから、きちんと貸金業の方は信用情報を一...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 先ほど大臣も御答弁なされましたように、今回の改正に当たりまして、NPOバンクと言われるものについて、金融庁は、残念ながら、その実態について詳細な把握をいたしておりません。  なぜかといいますと、金融庁所管ではないということでございます。登録はなされているわけ...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 先ほど大臣も答弁されておられますが、当面、この改正法案におきまして、貸金業者の登録要件として五千万以上の純資産額を求めておりますが、しかし、一定の要件を満たす業者については、この純資産要件を適用除外できることとなっていると。この部分はまさに内閣府令で決めさせて...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 これは先ほど大臣が答弁されたことでございますが、NPOバンクには多種多様な形態がありますので、まずそれを把握し、改正法案の条文に則して、規制の潜脱を防ぐための要件も念頭に置きながら、適用除外について検討させてくださいということを申し上げているわけでございますか...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 そうしたスケジュール観も含めて内閣府令をつくらせていただきたいということを申し上げているわけでございます。
○渡辺(喜)副大臣 当然、今国会でこの法案をお認めいただければ、即内閣府令の作業に着手をするわけであります。常識的に言って、一年もかかりませんよ。(寺田(学)委員「も、かからない」と呼ぶ)はい。ですから、もうそういうスケジュール観で我々としてはやらせていただきたいと思っております...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 最低資本金、純資産額が二千万円に上がりますのは、施行後一年半でございます。したがって、それに間に合うように、適用除外の内閣府令をつくります。
○渡辺(喜)副大臣 先ほども申し上げましたように、残念ながら、現在これは金融庁所管になっていないんですね。ですから、都道府県への登録はしていらっしゃいますが、金融庁として把握していないわけでございますから、まずその把握を行った上で、先ほど申し上げたスケジュール観に間に合うように、...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 大臣の方が偉いに決まっているわけでございますが、大臣が一番最初に答弁されておりますので、私がそれを補足しているだけでございます。  したがって、改正法施行後二年半以内に所要の見直しを行うという旨の規定を今回改正案に盛り込んでいるわけでございますから、まさにこ...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 先ほどから繰り返しで恐縮でございますが、施行後二年半の見直しをする際に、法律に明記する必要性について検討をいたしますということでございます。
○渡辺(喜)副大臣 この二年半後の見直し規定の議論の際、さんざんいろいろな議論があったとおりでございまして、この間いろいろなことが変わっていったり起こってきたりすることと思います。  このNPOバンクについても、今あるものがさらにふえていくのか、あるいは、はたまた大同団結が行わ...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 先ほど大臣が御発言されたとおり、その役割、社会貢献については評価をいたしております。
○渡辺(喜)副大臣 先ほど山本大臣が述べられましたように、二年半以内に所要の見直しを行うことが規定をされているわけでございますから、まさしくこの二年半の間に、NPOバンクが今の九つからもっとふえる場合もあるいはあるのかもしれません。想定したくないことでございますが、不幸にしてとん...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 いずれにしても、現段階では金融庁所管ではございませんので、残念ながらその全体像についてきちんと把握をしている状況ではないわけでございます。  しかし、今回のこの論議の中で、NPOバンクについての活動がさんざん議論をされたわけでございますから、金融庁としてもし...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 法律に明記をすることを含めて、検討していきたいということでございます。
○渡辺(喜)副大臣 社会貢献の度合いが非常に強くて、あ、これはもう法律に明記する必要があるという場合には、それはもうまさに明記するということでございます。
12月05日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○副大臣(渡辺喜美君) 前川委員御案内のように、この附則六十七条におきまして施行後二年六か月以内に所要の見直しを行うという規定は、最後の段階で付け加わった規定でございます。  先ほどの議論にもございましたように、最終的にみなし弁済規定を完全に廃止をし、出資法の上限金利の引下げを...全文を見る
○副大臣(渡辺喜美君) これは、今回の見直し規定というのは特定のテーマとか方向性をあらかじめ設定して置いた規定ではございません。  先ほども申し上げましたように、こうしたみなし弁済規定の廃止、出資法の上限金利の引下げ、こういったドラスチックな改革を実施するための必要性があれば、...全文を見る
○副大臣(渡辺喜美君) 前川先生御指摘のように、利息制限法の今の姿は昭和二十九年の改正で行われたものでございます。明治の初期に太政官布告でこの制度ができて以来、大正時代にいったん上限が一五%ぐらいまで下がり、戦後再び二〇%まで戻ってきたと。それ以来改正が行われていない。言ってみれ...全文を見る
○副大臣(渡辺喜美君) いずれにいたしましても、利息制限法の範囲内できちんとリスクに見合ったプレミアムの体系ができることが望ましいと考えております。どこのリスクプレミアムの水準が妥当であるかというのはいろいろな御議論があろうかと思いますので、我々としては、競争が正常に行われるよう...全文を見る
○副大臣(渡辺喜美君) この附則六十六条の趣旨でございますが、今、前川先生御指摘のように、カウンセリング体制を整備をする、セーフティーネットを充実をする、やみ金の取締りを強化をする等々を行いながら、多重債務問題を抜本的に解決をしていこうという趣旨でございます。そのために、内閣官房...全文を見る
○副大臣(渡辺喜美君) 大変建設的な御提案をいただきまして、ありがとうございます。  今回の法律では、貸金業協会は内閣総理大臣が認可をする制度を設けております。したがって、貸金業協会が今のままの体制ではなくなるということであります。今、証券業協会が似たような仕切りになっておりま...全文を見る
○副大臣(渡辺喜美君) 信用情報の相互交流をやるわけでございますから、当然、ブラック情報、ホワイト情報をともに共有をするということでございます。
○副大臣(渡辺喜美君) 午前中答弁したのはそういうことでございます。
○副大臣(渡辺喜美君) 金利について一定の方向性を持った見直しは考えておりません。あくまでも多重債務者をなくす、みなし弁済規定を廃止をする、出資法の上限金利を引き下げる、そういった中で必要性があれば、そういったことの実現のための見直しを行うということでございます。
12月06日第165回国会 参議院 法務委員会、財政金融委員会連合審査会 第1号
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○副大臣(渡辺喜美君) 今回の改正に当たりましては、自己信託を行おうとする者は、当該信託の受益権を多数の者が取得できる場合に信託業法上の登録が求められております。この登録の要件として、特定の業種からの参入は制限しておりません。銀行等が自己信託を行うことも可能であります。  また...全文を見る
○副大臣(渡辺喜美君) 金融商品取引法三十三条では、銀行、協同組織金融機関その他の金融機関は有価証券関連業務又は投資運用業を行ってはならないと、こういう規定がございますが、一方、例外規定も設けております。三十三条の二項におきまして、いろいろな例外規定の中で、信託法に規定する受益証...全文を見る
○副大臣(渡辺喜美君) 今国会で信託業法がお認めをいただけますと、その次の政省令、内閣府令の作成作業に掛かります。おおむね来年の夏を目途にそうした点の整備を行ってまいりたいと考えております。
○副大臣(渡辺喜美君) 委員が今御指摘をされたようなことについても想定をいたしております。このような規制の対象としましては、一回の自己信託を行い多数の者が受益権を取得する場合はもとよりでございますが、例えば、個々の信託行為の内容を勘案し、同一内容の自己信託を繰り返し、これら複数の...全文を見る
○副大臣(渡辺喜美君) 一般的な話でございますが、五十人以上の者に勧誘しましたが結果的に受益者数が五十人未満となったような場合でございますが、この場合、金融商品取引法上の公募には当たりますが、信託業法の登録は必要かという問題がございます。  一般的に自己信託を行う者が多数の受益...全文を見る
12月07日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○副大臣(渡辺喜美君) 大久保委員は元プロでございますから、私が答えるのも釈迦に説法ということだと思いますが、御指摘のように、株価については貸金業法改正の議論あるいは利息返還損失引当金の計上などが影響しているとの見方があるのは承知をしております。  今回の改正では上限金利の引下...全文を見る
12月08日第165回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○渡辺(喜)副大臣 個別の企業の資本政策にかかわる問題ですから、一々コメントはいたしません。  しかし、一般的に申し上げますと、鷲尾委員には釈迦に説法でございますが、授権資本の枠内での増資は取締役会の決議でできます。このことを使いまして増資をする場合に、株主総会をやって株主さん...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 JALの資本政策についてどうこう申し上げることはございませんが、御案内のように、来年から金融商品取引法が施行されます。日本版SOX法などと言われています内部統制の強化も盛り込まれています。アメリカだったら財務内容の適正さについて宣誓をするわけでありますが、日本...全文を見る
○渡辺(喜)副大臣 いずれにしても、一般論でございますが、コンプライアンス上の問題がない場合でも、まあ常識的に考えれば問題がある、疑問があるというケースがございます。  JALについては、個別のコメントはいたしません。
○渡辺(喜)副大臣 一般論としては、疑問のあるところでございます。
○渡辺(喜)副大臣 委員御案内のように、国際会計基準とのコンバージェンスという作業を今進めているところなんですね。日本のリース会計についてギャップがある、これをコンバージェンスの方向で今調整しているわけでございます。  御案内のように、会計基準は、民間のASBJ、企業会計基準委...全文を見る
12月12日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○副大臣(渡辺喜美君) 経営者側にこういった規定を遵守する動機があるかと、こういうお尋ねでございますが、まず過剰貸付けを行いますと貸倒れのリスクが高まるわけですね。当然貸倒れコストは収益に反映いたしますから、こういったことは避けようという動機は当然あるかと思います。  ただ、現...全文を見る
○副大臣(渡辺喜美君) 先ほど来お話がございますように、明治時代の初めに太政官布告でできまして、大正時代に一五%まで下がり、それが昭和二十九年にまた明治時代の二〇%に戻ったと。これだけしか改正されてないんですね。したがって、硬性といいますか、この間の御議論で、金利の憲法というお話...全文を見る
○副大臣(渡辺喜美君) 残念ながら、今の金利体系を見ておりますと、ローン残高と金利のグラフにおいて正規分布的なグラフにはなってないわけですね。このことは、競争がちょっといびつに行われている、利息制限法を超えたところがみなし弁済規定によって認められて、この世界では若干の競争めいたも...全文を見る
○副大臣(渡辺喜美君) 恐らく、今二〇%を超えたところで貸金業の金利体系が成り立っている背景は、スコアリングモデルがそう幾つもないんだろうと思うんですね。相当高い貸倒れコストを見込んだスコアリングモデルになっているわけでありますから、金利においてもっと安く借りられる人たちも高い金...全文を見る
○副大臣(渡辺喜美君) 今回の改正に当たりまして利息制限法の問題は、先ほど冒頭、平野委員がおっしゃられた少額特例の金利を断念をするということを決めましてから、利息制限法の刻みについて改めて議論をする余地は正直ございませんでした。したがって、利息制限法の刻みはそのままにして今回の法...全文を見る
○副大臣(渡辺喜美君) 確かに、いろいろなこの業界のまずい面はあろうかと思います。例えば、午前中も議論になりましたが、A社から借りたお金をB社に肩代わりして返済をさせる、あるいは子供が借りたお金を親が借り直して返済をさせる、そういった事例が報告されているのは承知をいたしております...全文を見る
○副大臣(渡辺喜美君) 企業価値をあくまでも追求するという意味においては、会社はシェアホルダーのものであろうかと思います。しかしながら、今大臣が御答弁されましたように、企業価値を高める中でステークホルダーを大事にしないと社会的な評価も得られないということもあろうかと思います。消費...全文を見る
○副大臣(渡辺喜美君) 空気が作用したと、参考人の津田さんでしょうか、おっしゃられたそうでございますが、この方かどうかは私定かではないんですが、私のところにも空気の研究なるアナリストの論文を送ってきた方がいらっしゃいました。全部読んだわけではございませんけれども、山本七平さんの空...全文を見る