渡辺喜美
わたなべよしみ
比例代表選出
みんなの党
当選回数1回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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04月20日 | 第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号 議事録を見る | ○渡辺(喜)分科員 甘利大臣には、大変困難な公務員制度改革を御担当されまして、まことに御苦労さまでございます。 私も、安倍内閣、福田内閣と二代続けてこの担当をやらせてもらいました。抵抗の大変大きい分野であります。安倍内閣のときには、総理がみずから参議院の選挙を先送りしてでも天...全文を見る |
○渡辺(喜)分科員 内閣人事局の役割というのは、政権の重要な課題に適切な人材資源を投入するということだと思います。そのためには、まず最適な幹部を配置する、その上で必要な人員規模を投入するということなんですね。ですから、優秀な局長はつくったけれども、定員の制約のもとで十分な部下をつ...全文を見る | ||
○渡辺(喜)分科員 定数管理というのは、これまで総務省でやってきました。そして、人事院で級別定数管理をやる。こういう二重行政だったんですね。実際は、総務省の行管局管理官、人事院給与二課長、ともに財務省の出向者で占められてきております。しかし、二重行政でありますから、責任の所在が非...全文を見る | ||
○渡辺(喜)分科員 こういう改革を進めてまいりますと必ず出てくるのが疑似改革派というやつなんですね。こういう疑似改革派の議論に惑わされない断固たる姿勢をぜひ貫いていただきたいと思います。 次に、先ほども議論になりました内閣人事局長の件でございますが、これはいつごろだったでしょ...全文を見る | ||
○渡辺(喜)分科員 今のお話ですと、総理の指示でこの三要件、国会議員がつくことはだめだ、ポストは新設をしない、内閣官房副長官級のポストとするということでありますから、これは突き詰めていけば、漆間副長官が人事局長になるということを意味しているわけでございます。 漆間副長官の三月...全文を見る | ||
○渡辺(喜)分科員 漆間副長官が会見でおっしゃられた言葉をよくよく読んでみますと、甘利大臣の今の御見解と違いますよ。要するに、政治家が公務員の人事を見ると公平中立な立場で人事ができなくなる、こういうことを示唆しておられるわけです。したがって、政権と関係なしに人事は見る、これが公平...全文を見る | ||
○渡辺(喜)分科員 一月ぐらいだったでしょうか、もう私は自民党を離党した後なので、自民党内の議論は定かに承知はしておりませんけれども、こういう事務の副長官が人事局長になるということについては相当反対が起きて、この点が修正されたと聞いております。 それで、三月十三日の河村官房長...全文を見る | ||
○渡辺(喜)分科員 官僚ファシズムという言葉がございます。大変大事なときでございますから、後世に禍根を残さない、担当大臣の御実績を残してください。 終わります。 | ||
11月04日 | 第173回国会 衆議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○渡辺(喜)委員 みんなの党、渡辺喜美でございます。 鳩山総理には、御就任まことにおめでとうございます。総理になられるといろいろ御心労もおありかと思います。きょうはあと五十分だけ我慢をしていただきたいと思います。 みんなの党は、鳩山総理がおっしゃる無血の平成維新、大賛成で...全文を見る |
○渡辺(喜)委員 最近、事務次官人事、やたら多いですね。事務次官経験者を別のポストにつけるという人事がこれで二人目ですよね。 鳩山内閣がスタートをして、私が拍手喝采をしたのは、次官会議を廃止したということなんですね。これは、閣議の前に次官会議、月曜日と木曜日にやって、そこを通...全文を見る | ||
○渡辺(喜)委員 だって、民主党政権は政治主導で、政務三役が決めるんですよね、責任持って。では、事務次官というのは何のためにあるんですか。 たしか、事務次官級ポストというのは三十ぐらいありますよ。年俸ベースでどれぐらいなんでしょうか、二千万ぐらいになるんでしょうかね。そうする...全文を見る | ||
○渡辺(喜)委員 何かちょっと、聞いていて中途半端な感じがしますね。 政治主導で、政務三役がすべて責任を持って決めるということを言っておられるわけですね。そもそも政治主導というのはどういうことでしょうか、総理。 | ||
○渡辺(喜)委員 内閣人事局をつくれば、幹部人事は一元管理できちゃうんですね。そうすると、事務次官の仕事というのはほとんどなくなるはずですよ。天下りあっせんはない。幹部人事は一元管理をやる。そうすると、事務次官というのは一体何のためにあるんだと。 結局、政治主導というのは、今...全文を見る | ||
○渡辺(喜)委員 これは常識的に考えればすぐわかることなんですが、政府が天下り、わたりを繰り返しているOBを政府出資の特殊会社の社長につけるというのは、普通に考えれば、政府がその法人に対して要求または依頼をすることに当たります。 したがって、主観的とか客観的とか関係なしに、こ...全文を見る | ||
○渡辺(喜)委員 私が今聞いたのは、その前段の話なんですよ。 今せっかく仙谷大臣が答えられましたので、それに再反論いたしますと、こういうことです。 結局、今、仙谷大臣がおっしゃったのは、大臣は規制の対象外だということをおっしゃったんですね。つまり、国家公務員法というのは一...全文を見る | ||
○渡辺(喜)委員 結局、今、霞が関でどういう雰囲気になっているか。天下りあっせんはもう禁止だ、しかし大臣があっせんしてくれるんだったら全面解禁だ、そういうことなんですよ。大臣がやれば、規制の対象外だから、これは天下りにはならない、先ほどの条文解釈はそういう意味なんですよ。「職員は...全文を見る | ||
○渡辺(喜)委員 せっかくですから聞きましょうかね。退職管理令という麻生内閣のときにできた政令がございます。私が自民党を離党するきっかけになった政令、世に言う天下り容認政令というものなんですけれども、これはまだ廃止されていませんよね。 仙谷大臣は、この予算委員会、一月八日のこ...全文を見る | ||
○渡辺(喜)委員 みんなの党の霞が関改革法案、天下りあっせん禁止違反には刑事罰を科そうというところから始まって、天下り根絶プランも入っておりますので、ぜひ今国会で御賛同いただきたいと思います。 天下り根絶のためには六十五歳まで定年を延長するんだ、こういう話がございます。そうす...全文を見る | ||
○渡辺(喜)委員 上手に逃げられちゃいましたけれども、要は、六十五歳まで定年延長するのに、給料を下げることをしませんと、まさにそういう、どんどん政府組織が膨らんでいくんですよ。 ですから、今回、独法でも、民主党が出している法案、地域医療機能推進機構というのを出すんですか、長妻...全文を見る | ||
○渡辺(喜)委員 あれだけ舌鋒鋭く追及していた長妻大臣も、大臣になると随分変わりますね。 要するに、民主党は地域主権と言っているわけですよ。地域医療を守るためだったら、地方がやった方がはるかにいいじゃないですか。何でそれを国が独法をつくってやらなきゃいけないんですか。もう本当...全文を見る | ||
○渡辺(喜)委員 やはりスピードが大事なんですね。通常国会といったら、では実際に法律が通って、政治家スタッフを採用するのに半年ぐらいかかっちゃいますよ。今この法案を通しておけば、ことしじゅうにできるじゃありませんか。せっかく無血平成維新が起こったんですから、今国会でやりましょうよ...全文を見る | ||
○渡辺(喜)委員 今の話を聞いていても、非常に認識が甘いですね。 やはり、大事なことは、総理、マクロ政策の司令塔が必要なんですよ。そうすると、どうしてもこれは総理官邸、政治主導、これがやっぱり最終的に行き着くところなんです。ぜひ、真の政治主導、官邸主導の体制を確立してください...全文を見る |