渡辺喜美

わたなべよしみ

比例代表選出
みんなの党
当選回数1回

渡辺喜美の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月15日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○渡辺喜美君 渡辺喜美でございます。  大臣はG20は御欠席されると聞いておりますが、できれば行ってムニューシン財務長官といろいろとお話をしていただきたかったなと思いますね。  アメリカのトランプ政権の政策、かなりむちゃくちゃですよ。御案内のとおり、十年で百七十兆円の大減税を...全文を見る
○渡辺喜美君 別に円安にするための政策ではないんですよね、これは。日米共通の利益になると私は申し上げているわけであります。  とにかく、今の財務省の不祥事見ていても分かりますが、これはもう積年の構造的なゆがみの構造ですよ。二十年前、私が一年生議員のときでしたが、大蔵省接待汚職事...全文を見る
○渡辺喜美君 今、佐川国税長官が辞職をされて、藤井次長が長官心得ですか、になっておられると思います。  大臣に報告をされた、この事件の改ざんの報告がなされたのが三月十一日、ということは一年以上大臣は蚊帳の外に置かれていた。一年以上ですよ。あれだけ御苦労をされて、官邸が二回消費増...全文を見る
○渡辺喜美君 とにかく、今回のこの改ざん事件のマグニチュード、これを甘く見るととんでもないことになります。あの接待汚職で大蔵省は解体をされた。恐らく今回も、もっとすごいマグニチュードで財務省を解体をしなければいけない、そういう事態が必ず起きます。予算編成権と査察権を持ってとにかく...全文を見る
○渡辺喜美君 政治は人心収らんであります。人心が千々に乱れている現状を甘く見ない方がよろしいかと思います。老婆心ながら付け添えさせていただいて、質問を終わります。  ありがとうございました。
03月22日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○渡辺喜美君 渡辺喜美でございます。  まず冒頭、委員長を始め両筆頭並びに理事各位におかれましては、私がパネルを使うことを御承諾をいただきまして、誠にありがとうございます。  今回の税制改正が日本経済のデフレ脱却に資することを願うのみでございますが、給与所得控除の圧縮が基礎控...全文を見る
○渡辺喜美君 今、副総裁言及されました共同声明も、ちょっと古いですよね。これは民主党政権の時代、なおかつ白川総裁の時代ですよ。したがって、私は新たなアコードを作ってもいいのではないかと思いますね。  たしか若田部教授の時代にはそういう御主張をしておられたような気がいたしますが、...全文を見る
○渡辺喜美君 前回もお話ししたことでありますが、アメリカの保護主義的攻勢が相当むちゃくちゃですよね。中間選挙を控えているということもあるんでしょう。  また、貿易赤字や財政赤字、これから軍事力を増強する、大減税をやる、当然これは財政赤字が増えていきますね。そうすると、この赤字の...全文を見る
○渡辺喜美君 随分事務方のレクチャーが進んでおるようでございまして、私が昔、中原審議委員から御下問を受けまして、内閣法制局で、日銀法上、日銀は外債の小売ができるかという質問をしたことがありまして、これはできるというのが内閣法制局の見解であります。  前回、麻生大臣もおっしゃられ...全文を見る
○渡辺喜美君 これは引き続き、また国会にお越しいただくことが度々あろうかと思いますので、次の回に譲りたいと思います。  もし国会の御議論をお聞きになられたければ残っていただいても結構ですし、仕事がお忙しければ御退室いただいても結構でございます。  今回の給与所得控除とコインの...全文を見る
○渡辺喜美君 要は、源泉徴収制度も法人税法も昭和十五年にできたという制度なんですね。その頃、近衛内閣だったかと思います、二年前の昭和十三年に国家総動員令というのが出されます。企業は競争するな、国家社会主義ですよ、早い話がね。それで、企業に戦費調達を代行させる。これがオール月給制化...全文を見る
○渡辺喜美君 その成功体験が今残念ながら災いをもたらしておるということなんですね。  今回の騒ぎを見ておりますと、やはり最強の官庁であると、この大蔵省が、前回申し上げたように、接待汚職事件で解体をされた。しかし、その後も財務省は最強官庁として予算を配分をし、そしてこの最近の支配...全文を見る
○渡辺喜美君 今回の騒ぎの中で私が非常にこれは危ういなと思うのは、要するに、官邸が人事を仕切るようになったからけしからぬのだと、こういう論調があることですよ。内閣人事局がというわけですね。でも、ちょっと待った。本来、政治主導というのは内閣主導ですよ。各役所の予定調和と言われる人事...全文を見る
○渡辺喜美君 では、この話の続きは次回にしたいと思います。  御清聴ありがとうございました。
03月23日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○渡辺喜美君 日本の周りを見渡してみますと、中国、習近平主席、いよいよ皇帝化ですね。ロシア、プーチン大統領、これまたツァーになる可能性がまたしても出てきたと。一方、日本は残念ながらこの調子。アメリカは、次から次へと側近が更迭をされたり替えられたり、ホワイトハウスとそれぞれの役所の...全文を見る
○渡辺喜美君 そうです。
○渡辺喜美君 とにかく、日米共通の利益があるんだということを一言申し上げておきたいと思います。  またこの話は後日やらせていただきます。
03月28日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○渡辺喜美君 安倍総理、お疲れさまでございます。あと十二分だけお付き合いをください。  突然ですが、第一次安倍内閣の平均為替レートって覚えておられるでしょうか。百十九円でございます。続く福田内閣はサブプライムローンなどの問題があって百八円になりました。麻生内閣ができる直前にリー...全文を見る
○渡辺喜美君 とにかく国会がこんな状況でございまして、安倍政権が替わってしまうというのをアベグジットリスクというんですね。恐らく、円高になって株が下落する、そういうリスクをいうんでしょう。そうなってほしくはありませんので、私としては是非アベノミクス三・〇をきちんと実現を図っていっ...全文を見る
○渡辺喜美君 とにかく、ステルステーパリングなどと言われ、また、ちょっとしたはずみにこれは出口に向かっていると誤解されかねない状況が山のようにあります。この点については注意してし過ぎることはない。とにかく二%はまだ達成できていないわけでありますから、これはきちんと二%目標を達成す...全文を見る
○渡辺喜美君 はい。  とにかく政治主導を強化をする、そのためには内閣人事局のバージョンアップが必要であることを申し述べて、質問を終わります。  ありがとうございました。
03月29日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○渡辺喜美君 昨日は、無為の蓄積が高じると日本の国益が失われる、内閣の通信簿が為替レートに表れておるという話をさせていただきました。  日本が為替介入をやったのは、私の記憶ではあの大震災の後が最後だったんじゃないでしょうかね。あのとき、与野党党首会談というので、私も野党の党首を...全文を見る
○渡辺喜美君 せっかくそういうルートが開かれているんですから、是非これは日米首脳会談の前にお話しされたらいかがでしょうか。ムニューシン財務長官とも、まあ麻生大臣でしたら通訳を介さなくともお話はできるんだろうと思うんですね。  ただ、何度も申し上げますように、このトランプ政権とい...全文を見る
○渡辺喜美君 まあ為替の話は密教戦略でいいんですよ、これは、内々ですね。いきなり副総理、副大統領間で話が難しいのであれば、リエゾンオフィサーをつくってやるということでよろしいかと思います。  いずれにしても、日本が日米金利差でもって、今大臣御解説のとおり、これだけ金利差が拡大を...全文を見る
03月30日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○渡辺喜美君 この保険業法等の一部を改正する法律案というのは、私にとって大変思い出深い法律でございます。  今から十数年前だったでしょうか、私が自民党の金融調査会の事務局長ってやつかな、やっておりましたときに、国会にもう提出をした後、猛反対が起きたんですね。一番先鋭的だったのが...全文を見る
○渡辺喜美君 しかし、FRBのようにもうどんどん金利を上げていくということになると、付利、金利をくっつける、そういうのはほとんど無意味ですよね。意味のないものになってしまっている。  こういう付利をしないと金融機関の経営が危ういと、これやめちゃうと潰れるような金融機関ってあるん...全文を見る
○渡辺喜美君 量的・質的金融緩和、QEEなどと略して……(発言する者あり)QQEか、QQEと言っておりますね。ところが、二〇一六年の何月ぐらいだったか、イールドカーブコントロール、YCCなどという概念がQQEに代わって出てきたわけですね。どうもこれはステルステーパリングじゃないか...全文を見る
○渡辺喜美君 とにかく、QQEの時代とYCCの時代と、実質金利がどうなんだと言いたいですよ。実質金利が上がっているのか下がっているのか。質問通告していないので、まあ雨宮さんだったら答えられるでしょう。どうですか。
○渡辺喜美君 私の計算だと、実質金利は上がっているんですよ、YCCを導入した以降は。ですから、その辺りがステルステーパリングだということを申し上げたいんです。  とにかく、雨宮副総裁は日銀のエースと呼ばれる方でありますから、白川総裁のDNAを引きずって後白河法皇などと言われない...全文を見る
04月05日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○渡辺喜美君 お手元にこういうグラフは行っているでしょうかね。これは、緑色の線が訪日外国人客数ですね、インバウンド数。青の曲線が円・ドル為替レートであります。  インバウンド増大作戦の中で、いろいろおやりになったんだろうと思います、観光庁をつくったりビザの規制緩和をやったり。こ...全文を見る
○渡辺喜美君 今回の新税は二十七年ぶりですか、地価税以来だと言われています。地価税は、実は大変な深謀遠慮がございました。つまり、戦後、自治体に配られた地租を当時の大蔵省に取り戻そうというものだったんですね。当時、国税はポイント調査の地租しか持っていなかった。相続が発生する、その相...全文を見る
○渡辺喜美君 要は、天下りという慣行がいつ頃できたのかということなんですよ。  私が大臣やっておりましたときに事務方に調べてもらったら、やっぱり戦時体制なんですね。例えば、準戦時体制の下で住宅不足が深刻化をする、お父ちゃんが兵隊へ行く、お母ちゃん、子供たちが都市に移り住んで軍需...全文を見る
○渡辺喜美君 とにかく、内閣の重要政策に応じた戦略的人事配置、これが必要なんですよ。人事局ができるまでは、予定調和と言われる仲間内人事ですよ。省によってはもう五代先の事務次官まで決まっているなんというのがごくざらにあったじゃありませんか。選挙で承認を受けた政権公約なんかお構いなし...全文を見る
○渡辺喜美君 はい。  現行制度では駄目だから言っているんです。  また後でやります。ありがとうございました。
04月10日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○渡辺喜美君 渡辺喜美と申します。  まず、西尾参考人にお願いがございます。  何年か前に、西尾さんの多分後輩だと思いますが、久米英一郎さんという方と御巣鷹山に行ってまいりました。そこで私の同級生の栗原崇志さんという御一家が眠っておられます。私も三十年たって初めて同級生の亡く...全文を見る
○渡辺喜美君 仁川にも負けて田舎のローカル空港になるということはないと考えてよろしいですか。
○渡辺喜美君 駐機料がばか高いと十五年ほど前は言われたんですけど、今はどうですか。
○渡辺喜美君 この間、朝早い朝一の便に乗るために羽田の空港に隣接しているホテルに泊まったんですね。夜の十時半ぐらいに羽田に着いたところ、もうロビーが真っ暗なんですね。これって本当に大丈夫なのかと正直思いました。もちろん、騒音の問題とか羽田に着いた後の公共交通の問題とか、問題は山の...全文を見る
○渡辺喜美君 夜も飛行機離発着させろなんと言うと、品川の人たちに怒られちゃうかもしれませんけれど、羽田というのは四本滑走路がありますよね。あれ、こういう形で四本あるというのは非常に珍しいような気がするんですね。私が部会長をやっていたときに、今のD滑走路、第四滑走路ですね、あれ、千...全文を見る
○渡辺喜美君 田中参考人にお伺いいたします。  非常にクリアカットなペーパーを用意していただいたんですが、田中先生御自身は賛成なんでしょうか反対なんでしょうか、あるいは条件付賛成なのか条件付反対なのか。もし私が聞き漏らしていたら済みません。
○渡辺喜美君 以上です。
○渡辺喜美君 インバウンドが増えることは大変結構なことでありますが、いいことずくめでもないんですね。お手元に今お配りをしておりますこのグラフは、短期滞在外国人、来日外国人の検挙人員という数字でございます。  かつてはかなり高かったのがかなり減ってまいりまして、ここ数年、傾向とし...全文を見る
○渡辺喜美君 インバウンド増加による副作用とでもいいましょうか、とにかくオリンピックを控えて組織犯罪とかテロとか、こういったことには万全を期さなければなりません。捜査というのは密行性の下に行われるのが普通でありますが、捜査情報の漏えいということが時たまあるんですね。これは一般論と...全文を見る
○渡辺喜美君 それが官僚答弁というやつで、非常に逃げのうまい答弁なんですね。いろんな犯罪類型がございますけれども、例えば国家公務員法違反、秘密漏えい、こういう罪の類型もございます。  ついせんだって、先週でありますが、江田憲司衆議院議員がこんなツイートをしております。大阪地検の...全文を見る
○渡辺喜美君 明確に法務省も否定をされたということであります。  そうすると、江田さんの方がこれうそを言っているのかという話ですね。江田さんの方は、その後いろいろ話題になりまして若干修正をしておられます。  次のツイートですが、大阪地検の件は、各報道機関も大阪地検特捜部の調べ...全文を見る
○渡辺喜美君 前理財局長もこういう答弁すればよかったんですね。逃げの答弁というのはこういう答弁で、官僚の見本みたいな答弁だと思います。  とにかく、昨日の決算委員会の質疑でも明らかになりましたように、もう驚くべきことが起きているんですね。いつだったかも申し上げましたように、これ...全文を見る
○渡辺喜美君 これが官僚の優等生答弁ってやつで、前理財局長ももうちょっと見習ってほしかったですね。
○渡辺喜美君 はい。またあさってやらさせていただきます。  ありがとうございました。
04月12日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○渡辺喜美君 またしてもこういう話が出てまいりました。先ほども話題になりましたんですが、武士の情けで中身は申し上げません。  五十七年組といえば、その採用をしたときの大蔵大臣は、うちのおやじですよ。もう本当に悲しい話ですね。本当に悲しい話。(発言する者あり)
○渡辺喜美君 いずれにしても、こういう話がもう次から次へと出てくる、もう本当に情けない。うちのおやじも、怒髪天をついて墓場から出てくるかもしれませんね。  ミッチー語録というのがありまして、政治家とか役人というのは権力を持っておると。金も女も権力も、三点満点になったやつは失脚す...全文を見る
○渡辺喜美君 まあ御想像も、火のないところに煙は立たないと言いまして、何らかの火種があるからこういう話がいろんなところで出てくるわけですね。  先ほども話題になっていました今月号の文芸春秋の五月号ですか、グループMOF研というところが書いていますよ。そういうのは、広範、非常にあ...全文を見る
○渡辺喜美君 GDPというのはフローですよね。一方、国の借金というのはストックの話であります。麻生大臣はバランスシートの構造をよくお分かりになっている方でありますから、負債の反対側の資産、これが世界一大きいということですよ。  そして、先ほど私が申し上げたのは、単体ですね、一般...全文を見る
○渡辺喜美君 はい。  資産・負債差額がもっと少なくなるというわけです。だったら、いっそのこと、日本銀行を連結してみたらいいじゃないか。日銀が持っている国債というのは四百二十兆円ぐらいですよ、去年の三末ぐらいでね。今、三十兆円ぐらい増えただけ。これ、連結しただけで財政再建は完成...全文を見る
05月22日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○渡辺喜美君 渡辺喜美であります。  本日は、日本銀行の年二回の株主総会でございます。九〇年代の終わりに改正をされました日銀法において、この株主総会での説明責任というのは非常に大事なことになっております。ということで、本日は黒田総裁にはかなり耳の痛い話をさせていただきますので、...全文を見る
○渡辺喜美君 当然、日本銀行総裁としてはそういうお答えになろうかと思います。  ただ、相当、黒田総裁のパラダイムが日本銀行の説明責任を苦しくしているということは指摘をいたします。消費税の増税は軽微だとまず言っちゃったんですね。一四年の増税の前後だった、前だったかな、ちょっと忘れ...全文を見る
○渡辺喜美君 削除しちゃうんだったら、インフレ期待に働きかけるコミットメントはもっと目新しいもの、強化をしていかなきゃいけないんですよ。でも、先ほどからのこの議論聞いていて、目新しいものが何もないんですね。  総裁が、記者会見でしょうか、実質金利と自然利子率が大事だというような...全文を見る
○渡辺喜美君 いずれにしても、NAIRU、自然利子率、それからイールドカーブコントロール、これらは完全雇用ということについて統一的に説明をされなきゃいけないと。達成時期を削除したんだったら新しいコミットメントをはっきりと説明をすべきことを申し上げて、終わります。
05月29日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○渡辺喜美君 今回の文書改ざん、そして廃棄されていたという交渉記録が出てきたと。この問題、恐らく麻生大臣の全く知らないところで行われていたんだろうと推察をいたします。よく、安倍内閣に対するそんたくでこういうことが行われたという解説がございますが、私から見ると、これは財務省の組織防...全文を見る
○渡辺喜美君 とにかく、大蔵省接待汚職のときには銀行局、証券局が分離をされ、当時の大蔵省が解体をされたわけであります。今回もいずれそういう場面が出てこざるを得ないということだけは再三にわたって申し上げているとおりであります。  今回、籠池何がしさんという、言わばトリックスターの...全文を見る
○渡辺喜美君 私も秘書時代に陳情処理の四原則というのをおやじからよく聞かされました。まず、第一原則というのは、この陳情は法令、道徳、社会常識に照らして正しいかと、そこで間違っているというんだったら断れということ。第二原則は、急ぐ話かゆっくりやってもいい話か、時間の緩急を考えろと。...全文を見る
○渡辺喜美君 その籠池さんないしその周辺又は第三者から、この当該国有地の件について、麻生大臣サイドに陳情、相談等を受けたことはございますでしょうか。念のため。
○渡辺喜美君 直接ではないにしても、第三者を介してとか、そういうことについてもございませんですか。念のため。
○渡辺喜美君 それでは、大臣御本人ないし秘書さんや秘書官又は麻生大臣の友人、知人、関係者から、籠池氏ないしその周辺又は第三者に対して、当該国有地に関してアドバイスをなさったことはございますでしょうか。
○渡辺喜美君 いずれ調査結果が出て、我々の知らないいろいろな事実も出てくるものと思いますので、天網恢々疎にして漏らさずということがあるということは昔からよく言われていることでございます。  日本獣医師会の藏内勇夫さんという方は麻生大臣の盟友とお伺いをしております。この藏内獣医師...全文を見る
○渡辺喜美君 麻生大臣御自身が獣医師議員の会長さんをなされておられたということでございますので、まあ藏内獣医師会会長さんから直接ではなくても、獣医師会が学部新設に反対しておるという御認識は当然おありになったかと思いますが、いかがでしょうか。
○渡辺喜美君 まあ、獣医師政治連盟の会長様としては、当然獣医師会のそういった反対運動というものに配慮せざるを得ないというお立場もあったろうかと思います。  しかし、五十年にわたって大臣告示という形で全て、今の言葉を借りれば、陳情すら出させないと、門前払いにしてしまうということが...全文を見る
○渡辺喜美君 山本当時の担当大臣とほかの二人の大臣ですか、が最終的にお決めになられたというわけでありますが、一つに絞って、一校だけ試験を受けさせると。まあこれが失敗の原因だったんでしょうね。二つとも試験は受けさせると、あとは文科省に判断は任せるということが私は正しいやり方だったと...全文を見る
○渡辺喜美君 全て念のための質問であります。  いずれこの問題、文書改ざんの方の問題でございますが、これは調査結果が出され、そして、大臣御自身ももう既に御自身の責任については御決意をされていることと思いますが、未来永劫大臣やり続けておられるわけでもございませんので、麻生大臣の次...全文を見る
○渡辺喜美君 終わります。
06月05日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○渡辺喜美君 中山恭子先生の御都合で、ちょっと順序を変えさせていただきます。  今回の改ざん、廃棄事件、大蔵省、財務省の極めて悪い側面が一気にあふれ出してしまったなという感じを受けますね。昔からそうでありますが、局あって省なしとよく言われていました。軍隊のような組織で、上意下達...全文を見る
○渡辺喜美君 大臣手当というのは元々二割ぐらいですかね、カットされているわけですね。ですから、実際の手取りというのは非常に少ない。だから、一年分と言うと、おお、すごいなって一瞬思うんですけど、正直百七十万だったら麻生大臣にとっては痛くもかゆくもない、これが実態じゃありませんか。こ...全文を見る
○渡辺喜美君 とにかく、いつも申し上げるように身分制秩序なんですよ。大蔵省、財務省、Ⅰ種採用、キャリア、この人たちが国税庁も植民地にして仕切っている。大半の地方の国税局もそうですね。  しかし、やはりこういう不祥事が起きますと、麻生大臣がいつもおっしゃられている、役人のやる気や...全文を見る
○渡辺喜美君 一般的な解説と同じなんですね、これはね。要は、麻生大臣が今防波堤になっておると。しかし、私のように、何とかアベノミクスを実現したい、首班指名でも安倍晋三と私は書きましたよ、そういう人間から言わせていただきますと、本音の議論を今日はさせていただきますが、麻生大臣が足を...全文を見る
○渡辺喜美君 一切なくてもちゃんと記録に書いてあるじゃないですか、鴻池先生からの陳情だと。中間報告までしているじゃありませんか。これを鴻池案件と言わずして何と言うんですか。そこまでうそついちゃ駄目ですよ。  とにかく、この問題で大臣の苦しいお立場は何となく分かりますよ。財務省の...全文を見る
○渡辺喜美君 とにかくこれは、財務省を解体をする、その視点が最終的には必ず出てまいります。やはり財務省の利益供与、象徴の操作、そして脅迫、この三つのレバレッジを根底から支えている国税庁を歳入庁に分離をする、これだけは絶対に必要です。また、内閣予算局、これも必要ですね。予算編成権と...全文を見る
○渡辺喜美君 終わります。
06月14日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○渡辺喜美君 突然ですが、大臣は、日本文化の真髄は何だとお考えになるでしょうか。私の政治学の恩師であります永井陽之助先生は、こう言っていましたね。短期的な無限の執着と長期的な無限の諦めが表裏一体になっている概念こそ日本文化の真髄であると。これは、一九三〇年頃、九鬼周造さんという哲...全文を見る
○渡辺喜美君 是非、大臣には、粋な振る舞いをしていただきたいなと思うんですね。  実は、これは九鬼周造さんの本の中では、江戸時代の男と女の関係、短期的な無限の執着、長期的な無限の諦め、これを分析をしておっしゃったんですね。永井先生は、権力と政治家、男と女を権力と政治家という概念...全文を見る
○渡辺喜美君 渡世の仁義とは何かとお聞きをいたしました。
○渡辺喜美君 概念だけを聞いております。
○渡辺喜美君 麻生大臣流のレトリックでこういうお言葉を使われたんだと思います。ただ、これ一般的にはやくざ社会のおきてという意味に当たりますので、この言葉をお使いになる場合には相当御注意をされた方がよろしいかと思います。  ペンス副大統領と麻生大臣との御関係についてお伺いします。...全文を見る
○渡辺喜美君 私の聞いたところだと、麻生・ペンス会談は四回、電話会談はなしと聞いております。大臣はもう通訳なしでお話ができる才能をお持ちですから、これ非常にもったいないと思うんですね。  米朝首脳会談が行われました。是非これが歴史的な会談になってほしいなと思いますよ。ただ、率直...全文を見る
○渡辺喜美君 実務的に考えて、これは一気呵成にというのはなかなか難しいと思いますよ。CVID、やはり実務的にはどうしても段階的にならざるを得ないと。そういうときに、もう既に日本に対しても費用負担の話が出てきておりますし、日本も何がしかの負担はせざるを得ないという状況になっていくん...全文を見る
○渡辺喜美君 とにかく大臣、お辞めにならずにしばらくお続けになるということのようでございますから、是非、こういう肝腎要のポイントは副総理として内閣の中でもイニシアチブをきちんと発揮をしていただきたいと、そう思うのであります。  日本は国内に北朝鮮の組織を抱えております。朝鮮総連...全文を見る
○渡辺喜美君 とにかく日朝交渉というのも時間の問題で、いずれ開かれることと思います。日本のレバレッジは何といってもお金ですよ。そして、トランプ政権ですね、日米共同行動を取っていくと。この二つが日本の拉致問題の解決にもつながっていくということでありますから、いろいろなことを考えなが...全文を見る
○渡辺喜美君 はい。  今の話のように、一つはデフレがやっぱり延々と続いているということが原因。そして、今話に出なかったもう一つの要因は政府系金融機関の存在です。つまり、低金利で貸し付ける機関があるものですから、民間がそれにさや寄せされちゃっているということを指摘をして、終わり...全文を見る
11月22日第197回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○渡辺喜美君 渡辺喜美であります。  世の中には、常識には反するが真実だということがあるんですね。日本の財政は良好であるというのはその典型的な例であります。  日本の財政が危機だというのはまあ常識。これは財務省、まあ大蔵省の時代からマインドコントロールをしてきたんですね。刷り...全文を見る
○渡辺喜美君 公式見解をお述べになられたんだと思いますけれどもね。  景気が良くなって金利が上がるというのは、これはこれで結構なことじゃないですか。そこまで行かないから、日本銀行が異次元金融緩和から始まって、やろうとしているわけですよ。でも、何と目標は放棄をしてしまった、目標と...全文を見る
○渡辺喜美君 そう言い訳をされておられるんだと思いますが。  今月、満期まで一年から五年の国債購入の回数を五回から四回に減らしておられますね。このままのペースでいくと十一月は六兆円台半ばで、三か月連続七兆円割れということになります。追加金融緩和前の二〇一四年十月の購入額が六兆七...全文を見る
○渡辺喜美君 二%目標の期限を放棄してしまったわけですから、まさか二%の目標そのものまで放棄するということは絶対にあってはならない、これだけは強く申し上げておきたいと思います。  なぜ二%の目標が達成できなかったのか。麻生大臣も原油価格のせいだということを記者会見で言っておられ...全文を見る
○渡辺喜美君 来年三月に予算が上がりますね。五月一日に改元が行われます。来年の四月中に消費税を凍結ないし再々々延期されることを御提案をいたします。  以上、終わります。
12月06日第197回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○渡辺喜美君 渡辺喜美であります。  昔聞いた話でありますが、日本銀行には星取り表というのがあるんだそうで、金融引締めをやると白星、金融緩和をやると黒星、何でこんな星取り表になるのかなといろいろ考えてみました。お金の価値が高くなった方が日銀の人たちにとってはいいんだろうかと。で...全文を見る
○渡辺喜美君 人手不足というのは決して悪いことではないんですね。金融緩和の副作用でも何でもない。これは正しい経済の反応であります。  問題は、労働分配率が上がっていない、残念ながら安倍内閣の五年間の間に労働分配率は下がりっ放し、ここのところなんですよ。実質賃金は底を打って、ちょ...全文を見る
○渡辺喜美君 今日は大変寒い日になりましたね。小春日和が続いて、この間のG20も、ああ、インディアンサマーだな、休戦になってよかったなと一瞬思ったんですけど、突然、史上第四番目のダウ大暴落。やっぱり米中の溝は相当深いなということが分かりました。  FRBは日本銀行のように二刀流...全文を見る
○渡辺喜美君 中国が日本の経済敗戦の教訓に学んでいるというんですね。習近平が今、金融リスクの遮断、これを指示をしておるということですよ。日本の失敗の教訓をもう簡単に言ってしまえば、金融緩和をやらなかったということ、結果として円高を招いた。人民元がちょっと暴走ぎみに切り下げられた一...全文を見る
○渡辺喜美君 とにかく、テーパリングがFRB、続いております。日本がいかなる事態に遭遇をしても、きちんと二%の物価目標は達成をする、この強い決意でやっていただきたいと思います。  以上、質問を終わります。