青山雅幸

あおやままさゆき

比例代表(東海)選出
日本維新の会・無所属の会
当選回数1回

青山雅幸の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月10日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
議事録を見る
○青山(雅)委員 無所属の青山雅幸でございます。  まず、本日の一般質疑に際しまして、坂井委員長、理事各位の皆様、そして同僚議員の皆様の御配慮によって大変貴重な質問時間を頂戴できましたことを、ここに冒頭、心より御礼を申し上げます。また、特に、御配慮いただきました同僚議員の方々に...全文を見る
○青山(雅)委員 日銀の長短金利操作、今の御説明を前提にお聞きいたします。  いわゆるイールドカーブコントロール、これは二〇一六年九月二十一日に日銀が公表しているところによれば、十年物国債金利がおおむね現状程度、ゼロ%程度で推移するよう長期国債の買入れを行うとされています。 ...全文を見る
○青山(雅)委員 お答えありがとうございます。  次に、国債の残高、そして、その国債買入れの副次的な目的があるのではないかというようなこともちょっと推察されるものですから、お伺いします。  現在の国債残高は、財務省によれば、平成三十一年度三月末の見込み額で約八百九十七兆円、つ...全文を見る
○青山(雅)委員 ありがとうございます。  次に、単刀直入に、日本の国債、債務返済問題についてお伺いいたします。  今現在、日本の政府が負っている債務のうち、国債だけに限って見ましても、さっきのとおり、全て含めると約一千兆円、財投債などを除いて約九百兆円に上っております。 ...全文を見る
○青山(雅)委員 麻生大臣、率直なお答え、ありがとうございます。  先般、防衛費に関する特定調達措置法で、長期の分割払いが財政の硬直化を招くと批判されましたけれども、現状の国債依存はその比ではないわけですね。例えば、今年度予算でいきましても、二十三兆円、つまり財政の二三%が硬直...全文を見る
○青山(雅)委員 結局のところ、定義によれば、事後的に判定される景気の山がそれ以前の数カ月にあった可能性が高い、つまり景気は落ち込んでいる傾向にある、こういうことになろうかと思います。  そうしますと、先ほどの、プライマリーバランスの黒字化が達成されるというよりは、むしろ税収が...全文を見る
○青山(雅)委員 ありがとうございます。  大変経済に精通しておられる麻生大臣のおっしゃることですので非常に重みがあると思っております。現に、対ドルレートを見てみれば、二〇一一年には七十五円だったものが、ここのところずっと、御承知のとおり百十一円、ほぼ三分の一程度、通貨価値が失...全文を見る
○青山(雅)委員 ありがとうございます。  通貨の信認失墜がありますと、当然ながら国民の生活に非常に大きな影響を与えることになります。必要なときには政府にぜひ共同声明の履行について改めて迫る、そういった覚悟で臨んでいただきたいと思っております。  次に、私、心配しておりますの...全文を見る
○青山(雅)委員 インフレというのは、ある日突然やってくることがあろうかと思います。私も、五十七歳ですので、七〇年の狂乱インフレが突如始まったことをよく覚えております。ぜひ、今おっしゃっていただいたような適切な金融政策を機動的におとりになっていただくことを心から望んでおります。 ...全文を見る
04月17日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
議事録を見る
○青山(雅)委員 無所属の青山雅幸でございます。  本日も大変貴重な質問の機会を与えていただきまして、大変ありがとうございます。感謝申し上げます。  さて、早速ですけれども、今回の法改正の基礎となる立法事実として、早期健全化勘定に剰余金が出た、このこと自体は財政の観点から大変...全文を見る
○青山(雅)委員 このときの枠組みというのは昭和四十六年の預金保険法をそのまま使われたようです。ところが、この後、次々と金融機関の信用不安が表面化していき、九六年から九八年にかけて、いわゆる泥縄のように次々と預金保険法改正等々の立法措置が行われております。この概要について簡単に御...全文を見る
○青山(雅)委員 ここで行われた、今御説明にあった中で、九六年に行われた預金等全額保護の特例措置、ペイオフの限度を外したわけですね。これによって当然預金者は救われたわけですけれども、反面、税の投入により、非常に多額の国民負担が生じたということになろうかと思います。  念のため、...全文を見る
○青山(雅)委員 今お答えいただきましたように、このころの破綻処理に係る十・四兆円、よく言われるわけですけれども、結局何に使われたかというと、一千万円の枠を超えるところに関して預金を保護したことに使われたということになろうかと思います。  ところで、このころの世帯の平均預金額、...全文を見る
○青山(雅)委員 おっしゃるとおりで、大変どこの金融機関も不安定な状況、また世間も大変そわそわしていたんだと思いますけれども、まず、金融安定化法についてお聞きいたします。  この金融安定化法の概要と、これに基づいて投入された国費、それから投入された国費の資金の行方、こういったも...全文を見る
○青山(雅)委員 回収されていない分、これについて、ちょっと個別にお答えください。
○青山(雅)委員 新生銀行に注入した資本の分が回収できていない、こういうことになろうかと思います。  続いて、九八年に長銀、日債銀が破綻して、この処理を主眼として、議員立法として、金融再生法が成立しております。この金融再生法の概要について御説明をお願いいたします。
○青山(雅)委員 今御説明にあったとおり、この法律によって長銀と日債銀が国有化されたわけですね。  この国有化前、平成十年の九月と十二月に、それぞれ金融監督庁が長銀と日債銀を内部検査いたしまして、査定を行っているようです。その際のそれぞれの銀行の債務超過額、どの程度と見込んでお...全文を見る
○青山(雅)委員 両者合わせて大体六千億円くらいの債務超過という見込みで国有化に入ったものと考えられます。  ところで、最終的に長銀、日債銀の処理に投入された公的資金、これは損失確定額として幾らになるんでしょうか。
○青山(雅)委員 そうすると、全部合わせて十六兆ということでよろしいんでしょうかね。はい。  そうしますと、見込みとしては六千億円程度の債務超過だったはずが、何と十六兆。十六兆といえば大変な数字であって、今年度の例えば国債の償還額に相当する大変な大きな額の損失が、見込み違いとい...全文を見る
○青山(雅)委員 そうしますと、このとき国有化されたことによって保護されたのは、預金者というよりは債券を買っていた投資家ということになろうかと思います。当然、債券と株式というのは随分性質は違いますけれども、株主は全額損失をして、そして債券を持っていた者、これは企業なども当然あると...全文を見る
○青山(雅)委員 いずれにしろ、大変な不公平が生じたということは事実だと思われます。  更にその後についてお聞きしたいんですけれども、長銀、日債銀、結局投資グループに売られたわけですけれども、売却額はそれぞれ幾らだったのか。それから、現在の新生銀行それからあおぞら銀行、それぞれ...全文を見る
○青山(雅)委員 そうしますと、国民負担、十六兆円より少ないようですけれども、十六兆円近いお金を使って立て直した銀行をわずか十億で売って、買った方は現時点で八千二百九十億円のもうけが出ている。そして、もう一方は四千百九十億円程度ですか、四千億円以上のもうけが出ている。  非常に...全文を見る
○青山(雅)委員 経済政策あるいは財政政策が起因となってバブルとなることがないように、ぜひ、今おっしゃっていただいたように、きちっと見守っていただきたいと思っております。  これで時間となりましたので、質問を終わります。ありがとうございました。
05月15日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
議事録を見る
○青山(雅)委員 無所属の青山雅幸でございます。  本日も同僚委員の皆様の御好意で大変貴重なお時間をいただきましたことを、まず心より御礼申し上げます。ありがとうございます。  早速です。先ほど来の委員の方々の質問とかなり重複するところがございますけれども、それぞれの視点という...全文を見る
○青山(雅)委員 麻生大臣の認識が非常に慎重なものであるということをお聞きして、安心しました。  やはり、システミックなリスクこそがリーマン・ショック級というものであって、単なる景気動向に左右されていいようなものではないと思っていますし、そもそも、三党合意というところから始まっ...全文を見る
○青山(雅)委員 短期的な損得だけではなくて、中長期的な国の行く末というものも見据えた上で、ぜひ、今おっしゃったようなきちんとした御判断あるいは立場を堅持していただきたいと心より思っております。  まだ若干の時間がございます。中途半端なところになりそうですけれども、おいでいただ...全文を見る
○青山(雅)委員 時間がありませんので、今のお話をまとめさせていただきますと、聞くからに、若ければ医療費はかからない、そして、年齢七十五歳以上になると、四十五歳—六十五歳のところが二十八万に比べて、約三倍の九十一万円にもなってしまう。当然、日本の人口ピラミッドというのはどんどんど...全文を見る
05月21日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
議事録を見る
○青山(雅)委員 無所属の青山雅幸でございます。  本日もまことに貴重な時間をいただきまして、同僚委員の皆様に心より感謝を申し上げます。ありがとうございます。  早速ですけれども、きょうは消費税率上げ、景気動向と絡みまして本日も盛んな議論がなされておりますけれども、私、この消...全文を見る
○青山(雅)委員 ありがとうございます。  今のお話ですと、数値的に明確に、財政赤字は対GDP比三%、それから政府債務残高は六〇%以内ということが定められている、こういうことでございます。しかも、これが予算等において実現していない場合には勧告、是正措置、さらには大変厳しいものと...全文を見る
○青山(雅)委員 今のお答えによりますと、ルールどおりのことが行われ、しかも、予算を組み替える、出し直すという大変厳しいことをおやりになっている。  イタリアの財政について若干調べてみますと、二〇〇九年、財政赤字が対GDP比マイナスの五・三%だったものが、二〇一八年には一・六ま...全文を見る
○青山(雅)委員 今御説明にあったうち、国債残高の上限を定める法制度、これによって、一時、オバマ政権、上院と下院でねじれていたころに、毎年のように財政の崖ということが話題になったと私の方では記憶しているんですけれども、ここの国債の残高の制限の法制度について、そして、オバマ政権時代...全文を見る
○青山(雅)委員 ありがとうございます。  アメリカの財政規律に関する法律は、定められたものが今言われたとおり別の法律で変えられたりとか、非常に複雑でわかりにくいんですけれども、それにしても、一九一七年に定められた国債残高上限制度、これがずっと生きている。たしか去年でしたか、ハ...全文を見る
○青山(雅)委員 要は、アメリカにおいては、与党野党を問わず、財政規律についてきちんとした関心が持たれている、これは非常に重要なことだと思っております。  一方で、我が国の財政規律に関する基本的ルール、これはどうなっておりますでしょうか。
○青山(雅)委員 今は当然のように発行されている、本年度予算においても三十兆円を超える国債が発行されているわけですけれども、本来は例外であるべき特例公債、これはいつから始まって、どのくらいの間続いているのか、これについてお答えください。
○青山(雅)委員 昔は本当に例外だったわけですね。それがもう最近は当たり前になっている。私は、これは本当にゆゆしきことだと思っております。  納税者が政府を管理するといいますか、結局、納税者は自分が払ったお金でまた政府からのサービスを受ける。それが均衡に達していなければ困るのは...全文を見る
○青山(雅)委員 おっしゃるとおりで、経済の状況もありますので、硬直的にできないことは確かだと思います。  ただし、小泉政権のときのことを考えると、シーリングをきちんとして、必ず財政を均衡に持っていこうという強い意思が感じられ、実際にそのとおりになって、あともう少しというところ...全文を見る
○青山(雅)委員 アメリカでよく見られるように、本当にぎりぎりの戦いといいますか、政治的な調整が行われ予算がクリアされていく。日本も両方のお考えがあり、それぞれもっともだとは思うんですけれども、やはり財政規律を重視するという観点、これは大変大事だと思っております。また、それを言う...全文を見る
○青山(雅)委員 では、こういうふうにお聞きさせてください。  日本に限らず、中央銀行の政策というのは為替に非常に大きな影響を与える。それを主たる目的としたものでなくても、当然、副次的に為替に影響を与えるというふうに思われています。また、そういう声も大きいわけですね。  二〇...全文を見る
○青山(雅)委員 私は、今大臣がおっしゃるようなところも当然あるわけですけれども、有事に円が上がるという傾向がここのところずっとありますので。ただ、やはり金融政策あるいは財政規律というものが円の値段にも影響してきているのではないかなと思っております。  白川前日銀総裁が、御著書...全文を見る
○青山(雅)委員 強いドルはアメリカの国益である、こう言ったのはクリントン政権時のルービン財務長官だったと記憶しておりますけれども、先ほど申し上げたとおり、財政あるいは日銀の政策が通貨にも反映する、こういうことがあろうかと思います。  アメリカは偉大なるドメスティックカントリー...全文を見る
○青山(雅)委員 時間となりました。  通貨の信認維持というのは政治において大変重要な課題だと思っております。これが失われた途端に、国民で、破局的な、経済的な破壊が起こるわけですから、ぜひ、その辺をきちんと押さえて運営の方をよろしくお願いしたいと思っております。  本日は、ど...全文を見る
11月13日第200回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
議事録を見る
○青山(雅)委員 無所属の青山雅幸でございます。  本日は、大変貴重な質問の機会をいただきまして、同僚委員の皆さんに心より感謝申し上げます。ありがとうございます。  まずは、外国為替法、外為法の改正案についてお伺いします。  本改正案は、対内投資の促進と、一方で、アメリカで...全文を見る
○青山(雅)委員 政府が、判断をする主体に当然なってくるんだと思いますけれども、一方で、技術進歩というものが非常に速い、本当に日進月歩という言葉どおりで動いているわけですけれども、そういった技術、どのくらいのスパンでこれを見直していくのか、それについてお答えください。
○青山(雅)委員 今度は少し観点を変えて、事後審査についてお伺いしたいんですけれども、事後報告の件数は、基準が一%に下がりましたので大幅にふえるんだろうなと思いますけれども、その事後審査の基準ですけれども、誰がどういうふうな基準を示して審査するのか。それから、これは一回報告すれば...全文を見る
○青山(雅)委員 外為法の改正についてあと幾つか質問を用意しているんですけれども、時間の関係がございまして、時間があるようでしたらまた戻ってまいりたいと思います。  次に、関連して、先ほど串田委員の方からも御質問ありましたけれども、暗号資産関係について少しお伺いしたいんです。 ...全文を見る
○青山(雅)委員 ありがとうございます。  続きまして、今話に出しましたリブラに関連して若干お伺いいたします。  ホワイトペーパーやアメリカにおける議論を見ますと、リブラというのは複数通貨バスケットとペッグされることが構想されている。具体的には米ドル、ユーロ、日本円、ポンド、...全文を見る
○青山(雅)委員 ありがとうございます。  広い意味での通貨発行権益、つまり、国債などを発行して、例えば日銀なりFRBがこれを引き受けていくことができる、それが最後の支えというか担保になっているかと思うんですけれども、そこが侵されていく可能性がある。  なので、やはり、グロー...全文を見る
○青山(雅)委員 ありがとうございます。  バブルは終わってみなければわからないというような格言めいたものもございますが、バブルが急にはじけると大変な迷惑をやはり国民もこうむることになりますので、ぜひ、その辺、注視をお願いいたします。  続きまして、私、最近すごく心配している...全文を見る
○青山(雅)委員 財政に関して最高責任者である麻生大臣、明確な御答弁をいただきまして、大変ありがとうございます。  本日は、本当に貴重な機会をありがとうございました。