赤羽一嘉

あかばかずよし

小選挙区(兵庫県第二区)選出
公明党
当選回数9回

赤羽一嘉の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第132回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○赤羽委員 神戸市選出の新進党赤羽一嘉でございます。  質問に先立ちまして、このたびの阪神大震災におかれまして、たつとき命をなくされた五千有余名の遺族の方々に心からお悔やみ申し上げるものでございます。また、現在も不自由な生活を余儀なくされている、三十万とも言われるし、それ以上と...全文を見る
○赤羽委員 どういう報道がされていたか、現場にいたわけですから逆にわからなかったわけですが、あの四十三号線の高速の橋げたが倒れている状況を見れば、大変な被害があったものだというふうな御認識をいただけたらなと本当につくづく思います。  またちょっと先を急ぎます。  そして日暮れ...全文を見る
○赤羽委員 今、席の方から、個人のことを聞いてどうするんだということがありましたけれども、最高責任者として、民間の連中がそういう中でどういうことをやられていたのか確認したいと思いまして、ニュースでは、おっしゃっていただいたような、財界の方と朝食会をされていた。それで、腑に落ちなか...全文を見る
○赤羽委員 夜はどうですか。
○赤羽委員 パーティーには出ていたのですね。
○赤羽委員 大臣、当時は、この日は気象庁がマグニチュード六程度の余震が、危険性があるという警告を毎日発していたのですよ。そして、実際起こった土砂崩れ、第二次災害上して土砂崩れ、私も走りましたよ。刻々と変化するのですよ。現地に、大阪にでも構えて大臣が陣頭指揮をとるということを私は本...全文を見る
○赤羽委員 具体的には、いろんな困っている問題があるのですが、住宅、十分な住宅を早急に入れていただきたいというのが今一番強い声だと思います。  小里大臣に聞きますけれども、今、あるところでは校庭にブルーシートのテントを張って生活しておる。また、あるところでは学校の庭に穴を掘って...全文を見る
○赤羽委員 住宅は恐らく推定七万世帯分ぐらいを早急に用意しなければいけないというふうに現地からの報告では上がってきています。七万戸。今つくっているのはせいぜい一万とか二万とか、そういう仮設住宅。それも入るのが二月中旬だと、ガスは三月になると、それまでふろにも入れないのかと、そうい...全文を見る
○赤羽委員 ですから、もう一度確認します。ゴルフ場のふろの話はだれもしないと思います。現地でしか声が上がらない。とにかく足を確保して、今晩からもう至急してください。  あと、ちょっと箇条書きにだけ言わせてください。  当面の生活資金の手当てを拡充すること。そして解体作業。これ...全文を見る
○赤羽委員 はい、わかりました。私も神戸選出衆議院議員として、これから兵庫県の復興が本当に自分に与えていただいた最大の使命だと思って頑張るということを決意表明しまして、三十分の質問時間、終了させていただきます。ありがとうございました。
02月01日第132回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○赤羽委員 新進党の赤羽一嘉でございます。  震災発生以来、きょうで十六日目を迎えました。予算委員会の質疑、そしてまたきょうの特別委員会の質疑の中で、とりあえず住宅に関して応急仮設住宅の話が盛んに出ておるわけでございますけれども、応急仮設住宅といいましても、要するに神戸市でいえ...全文を見る
○赤羽委員 私が尋ねましたいわゆる社会的に弱い立場の人々に対して国費で八千戸用意されたというのは、民宿やホテルや旅館、そういうケアがある程度ある設備を用意されたという了解でよろしいのでしょうか。(心里国務大臣「そのとおり」と呼ぶ)わかりました。そのとき、計画を策定じゃなくて、大変...全文を見る
○赤羽委員 建設省の人に確認したいのですが、西神南ニュータウンのようなそういう、新住法というのですか、新住宅開発法のもとで造成したところを一時的に、まあ一時というのが半年になるのか一年になるのか、それ以上長くなるのかは知りませんが、仮設住宅の用地として使うことは可能なのでしょうか...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  また具体的にもう一つ。北区には、しあわせの村という、二ヘクタールだと思いますが、広大な敷地を使っていろいろなそういう施設がございますので、そこもぜひ、西神南ニュータウンと同時に北区しあわせの村を対象として、ここでつくればほとんどおさまり切る...全文を見る
○赤羽委員 それではよろしくお願いいたします。  続きまして、住宅ですね、今度は応急仮設住宅ではなくて。応急仮設だといつまでも入れるわけではない。これは恐らく深刻な問題がいろいろ出てくるのだと思うのですが、まず瓦れきの処理費用につきまして、すべて全額公費負担の対象となったことに...全文を見る
○赤羽委員 大体、分譲マンションに入られている方はサラリーマンの方が多いと思うのですね。サラリーマンというのは、これまでいわゆる納税者としては捕捉率一〇〇%の極めて模範的な納税者であって、いざというときのために一生懸命仕事をしてきている。生涯の給料収入を換算して、生涯かけて、三十...全文を見る
○赤羽委員 それと、今こういった状況になって、被害の度合いが少なかった例えば先ほど言った北区、西区等々の不動産仲介業者に連絡、調査をしてみると、賃貸物件がほとんどない。これは一体どういうことなんでしょうか。こういった混乱の中で、被災者の人がそれぞれ電話をして新たな賃貸物件の契約を...全文を見る
○赤羽委員 北区、私もそれは聞きました。調査してぼんぼん聞いても全部、一戸もない、二戸もない。これは本当に、何というか、ある民間大手企業が押さえたのかもしくは仲介不動産業者が出し惜しみをしているのか、その辺の調査はいかがなんでしょうか。マンションがつぶれて入れなくなった、賃貸マン...全文を見る
○赤羽委員 それは、しかるべき契約であるところを押さえたというのだったらまだあれですけれども、貸し惜しみをしているとか相場が上がるのを待っているなんというのはとんでもない話でありますので、何とか強力に監視していただきたい。  また同時に、不動産売買も出てくると思うのですが、そこ...全文を見る
○赤羽委員 ですから、早急な手を打たないと、後の祭りにならないようによろしく監視をお願いします。  また同時に、被災した長田区、兵庫区では、もう既に自分で家を建て始めているところも幾つか出てきている。これは、神戸市とか、ほかの西宮、芦屋もそうでしょうけれども、いわゆる国際防災モ...全文を見る
○赤羽委員 それはもちろん私権との絡みということで非常に難しい問題であると思いますが、もう本当に、震災に、災害に強い都市をつくるというその現場の意向を酌んで、大臣、その御決意をお願いします。
○赤羽委員 もう時間も押しております。住宅の問題、もう終わりまして、あとはやはり金の問題が出てくると思います。  質問の時間もあれですので、いわゆる災害復興住宅資金融資の制度というのがあるように先ほど答弁に出ました。また、災害援護資金貸付という制度もあるというふうにこれも聞いて...全文を見る
○赤羽委員 政治の真価が問われている本当に大問題でございますので、よろしくお願い申し上げまして、本日の質疑を終わります。
02月15日第132回国会 衆議院 労働委員会 第3号
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○赤羽委員 新進党の赤羽一嘉でございます。  本日は、与えていただいた時間、阪神大震災に関する雇用の問題について質問をさせていただきたいと思います。  実は私も、地震当日は神戸市にある自宅で被災を受けまして、以後、避難生活及び救助活動をさせていただきました。私も被災者の一人と...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  それで、今お話がありました雇用保険についてちょっと具体的に聞きたいのですけれども、まず雇用保険は、雇用している会社が手続をされている事務所と手続をされていない事務所があると思います。まず、いわゆる手続をされていない未手続事務所の場合で、事業...全文を見る
○赤羽委員 雇用関係が確認されればそれだけでよろしいのですか。例えば、賃金の認定というのですか、どのくらい給料をもらったかというようなことは問われないのでしょうか。
○赤羽委員 それは給与明細なんかを持たれていれば、それも証明になると考えてよろしいですね。遡及はいつまで、その期限は。
○赤羽委員 二年遡及される。そうすると、何日分の失業給付がされるのですか。
○赤羽委員 どちらが正しいかわかりませんが、未手続事務所であることだけ確かで事業主が不明だ、その場合、雇用関係等々が確認された場合に、私が確認したときには、遡及は一年前からだと。よって、九十日分ですかの失業給付がされるというようなお話もありましたが、私の方が間違っていますか。
○赤羽委員 それと、普通、失業保険の場合、失業認定までの一カ月間ですか猶予期間がある、一カ月後が失業認定日となるというふうに聞いておりますが、今回の大震災につきましては、失業認定日というのはいつとされるのでしょうか、今のようなケースでは。
○赤羽委員 七日間と自己都合では三カ月ということですか。できれば弾力的な運用と言わずに、もう一律七日なら七日とか、一月十七日当日ということでも構わないと思うのですけれども、そういった早急な対応をお願いしたいと思います。  続いて、今度は事業主が確認できた場合、未手続事務所で事業...全文を見る
○赤羽委員 計二年間の猶予があり、かつ失業者に対する対策が優先するという認識でよろしいわけですね。  それでは続いて、雇用保険がかかっている手続事務所について——よろしいですか、もし確認されれば。
○赤羽委員 それでは続きまして、手続事務所に関して、会社が全倒壊したり事業主が死亡して連絡がつかない等々の理由から離職証明を発行できないといった場合に、休業補償にかわるような失業給付の特例措置等々はございますでしょうか。
○赤羽委員 それでは、ちょっと済みません、失業給付の特例的支給というのは、どういうことを指すのですか、今回の大震災における特例的な支給というのは。
○赤羽委員 ですから、本来会社が支払うべき休業補償にかわって国が失業給付というか、特例の失業給付を支払うという了解でよろしいわけですね。  それでは、あとパートさんの場合、この失業給付を受けられないのではないかという御心配が殺到しているわけですけれども、パートについての措置とい...全文を見る
○赤羽委員 実際、三宮の周辺というのは神戸唯一のというか繁華街、飲み屋街でございまして、そこに夜だけ勤めている人たちが今本当に途方に暮れている。それは事業主も含めてなのですけれども、それが週二十時間を超えないケース、あと年収九十万というような、クリアできない人をどうしたらいいのか...全文を見る
○赤羽委員 それは、請負契約はそれに入らないわけですか。請負契約は入らない。トラックは自分で持ち込んで、それは入らないということですか。——わかりました。  職業安定所に行きますと、要するに、この失業給付の特例に関する情報がマスコミとかでぽんと出る、それが全文細かく出ないで、極...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございました。  続きまして、雇用調整助成金についてお伺いしたいと思います。  これは、これまでは不況対策というのですか、オイルショック以来の不況対策として指定業種別にとられてきた措置と聞いておりましたが、今回、被災地域ということで御決定をいただいたとい...全文を見る
○赤羽委員 あと、これは現場のサイドから言われたのですが、先ほど申しましたように、今回のこの雇用調整助成金は、もともと不況対策のためにつくられたものだ。申請書類もそのような形式になっておる。今回は、こういった大震災の特例ということで地域指定もされたわけでございますけれども、申請フ...全文を見る
○赤羽委員 昭和六十二年度に、もっと前からあるのかな、それから平成五年度までだんだん申請手続自体も簡素化されているという御説明を受けました。受けましたが、それは通常の中で簡素化しているという話であって、今回、これを簡素化してくれというのは職業安定所の職員の皆さんから一様に出た声な...全文を見る
○赤羽委員 ぜひお願いします。相談というのも、もう本当にこちらの相談が、現場の声を聞いて中央に届くまでに時間がかかり、そこで相談をされて戻ると、一週間、十日かかって、その中で疲弊し切るというような、その繰り返しがこの一カ月間だと思いますので、総理のきのうの発言にもありましたリーダ...全文を見る
○赤羽委員 給付について、被災した本人や遺族が被災の状況を立証することが必要と言われておりますけれども、会社が全半壊した事業所、経営者が亡くなった会社に勤めていた社員の遺族が被災の立証をするのほかなり厳しいものがあるんじゃないかと思いますが、その辺の緩和措置とかはどうでしょうか。
○赤羽委員 よろしくお願いします。  とかく労災というと、なかなかハードルが高くて実施されないというふうな話を数多く聞きますが、何とかその点も、今御答弁があったように緩和措置をとられ、速やかな処理をお願いしたいと思います。  また、これから復興というか復旧、壊れたビルの解体作...全文を見る
○赤羽委員 よろしくお願いいたします。  続いて、先ほどちょっと出ました便乗解雇と新卒の内定取り消しの問題に移りたいと思います。  阪神大震災で採用内定を取り消された学生は、関西経営者協会のまとめを見ますと、兵庫、大阪で三十六社、二百六十六人に達したと言われ、雇用不安の拡大が...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  例えば新卒の内定者、これはまだ全然労働していないわけですけれども、この新卒の内定者に対して、先ほどの休業補償というか、休業補償に該当する失業給付の特例措置をとられるお考えはございませんか。
○赤羽委員 それは恐らく県から要望が出ていると思うのですが、新規学卒者雇用確保助成制度の創設、これに対応する新規立法措置の方向というふうに考えてもよろしいわけですか。
○赤羽委員 その中に、新規学卒者の内定者及び、御存じのように大変な不景気が続いておって、新卒ではあるけれどもまだ内定が確定していない未内定者、この未内定者を雇用調整助成金というのもちょっと矛盾があるかと思いますが、未内定者も何とか救済できるような方向というのは考えられないのか、そ...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  あと、新規学卒じゃなくて失業者が、今回の大震災で突然失業して全く違う職業につかなければならなくなるケースというのもかなり出てくると思うのですね。ホワイトカラーだった方がやむを得ずブルーカラーになり、逆のケースがあるとは思えませんが、その失業...全文を見る
○赤羽委員 あと、各所の職業安定所に来る求人の状況はいかがなものか、教えていただけますか。
○赤羽委員 私が行ったとき聞いたのは、もちろん建設、土建関係、それから保安関係ですか、そういったものが中心に幾つか来始めている。あと引っ越しですね。要するに一時的なというか、チンタティブな求人じゃないかなというふうに思うわけですけれども、大企業の中途採用というのは基本的にはほとん...全文を見る
○赤羽委員 そういう大臣の御努力をお願いしたいのですが、今特定して申し上げた市の工業団地に入っている優良企業がございまして、そこにも、資本主義社会になじむかどうかは別にしまして、市の土地である程度恩恵を受けて立派な大型の工場を構えている企業が、神戸市がほとんど全滅しているようなと...全文を見る
○赤羽委員 あともう一つ、関西経営者の方にお願いする際に、要するに足が今ほとんど神戸の真ん中が途切れておりますので、社宅つきの応募とか、そういった形を考えないとなかなか、応募はあるけれどもそこまで行けないというような、現実、別の話で、被災した、神戸はだめだけれども大阪支店ならいい...全文を見る
○赤羽委員 それと、あと雇用の創設ということなのですけれども、恐らく瓦れきが徐々に片づいていくと、今度は町づくりの復興の公共事業というのが出てくると思うのですね。今私たちが恐れているのは、もちろん今かなり地元の神戸市の企業というのはやられているところが多いわけでありますが、このま...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  その点ですけれども、一時的な採用だと、何というか、それはありがたいのですが、残念でもあるわけですね。一時的ではなくて、採用したらその後も正社員として雇っていただきたい。アルバイト採用ではなくて、正社員として雇っていただけるような動き、それか...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  あと一点、先ほどちょっと申し忘れたのですが、要するに今は自宅待機というような形で恐らく三月の年度末に解雇みたいな形でされるケースがふえるのではないかと思うのですね。そういった意味で、先ほど御答弁もございましたけれども、職業安定所の応援体制と...全文を見る
○赤羽委員 よろしくお願いいたします。  先ほど私が復興の公共事業の発注でそのようなことを確保すべきだと申し上げましたのは、要するに、職員の方も言われましたけれども、かなりの数の失業者が出てくるであろう、それをすべて雇用保険、失業給付で賄うのは財源的にもかなり厳しいものがある。...全文を見る
○赤羽委員 全国ですか。
○赤羽委員 兵庫県のをお聞かせいただけますか、特に震災後という形でわかれば。
○赤羽委員 よろしくお願いします。  中小企業、零細企業に対して通産省がこの前発表されましたいわゆる八項目の支援策について、ボリュームがかなりあると思いますが、その要点を御説明いただけますか。
○赤羽委員 仮設の工業団地、工場についてなんですけれども、要するに、いろいろな御提案があっても、めどがいつかというような情報が出ないと、かなりもう実際は、みずから畳んで、一月の給料を払って倒産だ、申しわけないけれどもここでおしまいにしたいというかなり善意の事業主もあらわれておるの...全文を見る
○赤羽委員 めどは。
○赤羽委員 それで、一番早いのは、今の御説明で、いつぐらいと予測されるのですか。
○赤羽委員 わかりました。  室長のお立場ですとそのぐらいなのかなと思いますが、要するに、今回、この問題に限らずすべての情報が、確定的な情報が被災者の人たちに流れない。それに伴う口コミによるデマ、うわさのたぐいが本当に不安を呼んで、そして先ほど話したようにみずからの会社を畳んで...全文を見る
○赤羽委員 この要望自体は、恐らく大臣が二月五日に御来県いただいたときに、県の方から出されたことだと思います。もう既に十日たっておるのですね。いろいろ難しいことだとは思うのですけれども、いわゆる通産省からは低利融資が精いっぱいだというようなお話も出ておりますし、地元企業からは、こ...全文を見る
○赤羽委員 恐らく財源の問題ということですから大蔵との問題だと思いますが、御検討されて、そして大蔵に本当にどんとプッシュして何とか引き出す、目先の額がどのぐらいになるかわからないかもしれませんけれども、要するに、企業が倒れたら大変な状況が出てくるのではないかというのを危惧している...全文を見る
○赤羽委員 事情はよくわかります。真剣に検討した結果、実行はできないというような寂しい結果にならないように、全力で闘い取っていただけるよう、よろしくお願いします。  あと残された時間を使いまして、ちょっと労働委員会とは違うかもしれませんが、罹災証明について、きょう自治省の方とか...全文を見る
○赤羽委員 今実態は、例えば神戸市や芦屋市はどういう基準で罹災証明を発行可の人がいて、不可の人がいるのか、その基準となるものは何かということを聞いたわけであります。
○赤羽委員 ちょっと要領がよくわからないんですが、芦屋市は未審査扱いてすべて出されているといううわさもございます。神戸市の統一基準というその統一基準というのはどういうものなのか、後で御開示願えればいいのですけれども。  そこで、ちょっと状況をややこしくしているのが、建設省、いら...全文を見る
○赤羽委員 要するに、私は、建設省の余震対策による安全基準チェックというのは大変な作業だと思っている、非常にありがたいものだというふうに評価、認識しているわけなんですよ。ただ、あんな労作業をしておいて、せっかく、三段階でいいですよ、緑、黄色、赤と分けてくれた、それを使わずに、どう...全文を見る
○赤羽委員 所管ではないということなのですか、所管ではないけれどもやっているという。じゃ、ここで言ってもしょうがないのかなという話にはなりますけれども。今一番市民相談というか問い合わせが殺到しているのが、うちは何で罹災証明をもらえないのかという極めて素朴なところでありますので、そ...全文を見る
○赤羽委員 よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
02月17日第132回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○赤羽委員 新進党の赤羽一嘉でございます。本日与えていただきました三十五分間、阪神大震災にかかわる案件に絞りまして、御質問させていただきます。  まず最初に、大臣御存じだと思いますが、ポートライナー、六甲ライナー、いわゆる新交通システムについて御質問したいと思います。  神戸...全文を見る
○赤羽委員 もうちょっと端的にお答え願えますか。  橋脚、いわゆる橋の部分が倒れているのか、壊れているのかということを聞いていて、私は現場を見ていますので、実際は壊れている箇所があるわけですね。橋脚は橋ですから、道路橋の示方書のガイドラインによっていわゆる関東大震災程度の耐震設...全文を見る
○赤羽委員 ちょっと質問に、何かこうぴんとこないのですけれども、私も専門家じゃないのでよくわからないのですが、設計水平震度というのですか、いわゆる立っている橋ですから、横揺れにどれだけ強いかという、その部分についてある程度の安全基準があるはずですし、これは今回は埋立地の上に立てる...全文を見る
○赤羽委員 〇・二二とかじゃなくて〇・二八なんですね。じゃかなり強いはずだった。これは、いわゆる今回埋立地で特に問題になった液状化現象なんかを考慮されてそれだけの強度にされているというふうな理解でよろしいのですか。
○赤羽委員 今お話にありました橋脚の構造のいわゆる基礎部分は、何というのですか、支持層というのですか、四十メーターぐらいまでコンクリートの支柱みたいなものを橋ごとに四本から六本打ち込んでいる。ところが、その橋脚台の基礎回りを見ていますと、液状化現象で深さ一メートル、幅五、六メート...全文を見る
○赤羽委員 それで、ただ、昨日NHKのニュースなんかでも、液状化現象の側方流動により、例えば岸壁の護岸が破壊されたというようなことを結構センセーショナルな形で七時過ぎのニュースでやっておりまして、あれを見ていると、本当に地面が動いて構造物が破壊されているという現象を見まして、四十...全文を見る
○赤羽委員 できれば、その調査がいつぐらいまでに出るかということを本当に地元の方たちに告知していただければということを要望しておきます。  大臣にこの点で聞きたいのですけれども、大臣はこれまで新幹線の件についても、とにかく安全基準が大事だというふうにおっしゃられていました。あそ...全文を見る
○赤羽委員 そう言っていただけると、ポートアイランド、六甲アイランドに住まれている方たちもその方が安心だと思うのですね、拙速でやられるよりは。時間がかかっている、しかし、それは綿密な調査をし、だめなところは橋脚をかえてやるんだぐらいのことを意思表示していただけた方がいいんじゃない...全文を見る
○赤羽委員 今検討中と言われましたが、税関から三宮の駅までで、多分歩くと十五分ぐらいかかりますので、どうせなら三宮まで走らせていただきたいということと、やはりどうしようもない部分かもしれませんが、相当渋滞がひどくて、恐らく今ポートアイランドの人は歩いて一時間半ぐらいかけて、三宮に...全文を見る
○赤羽委員 今言っていただいた二月二十五日からの生活ルート、こういうものの確保はすごく効果的だと思います。バスレーンというのを四十三号線で設定しただけでかなり、かかっている時間は順調に——待ち時間が圧倒的に多いということが今問題なんじゃないかなというふうに思うわけでありまして、そ...全文を見る
○赤羽委員 県、市も泣いて喜ぶ強い発言だと思います。よろしくお願いします。  それで、被災者の生活ということで、今、旅館、ホテルを用意してくれた、これは私たちも申し入れました。特に高齢者、八千戸用意してくれと。実際はまだ七十戸ぐらいしか埋まっていない。これは、本当は時間があれば...全文を見る
○赤羽委員 今の、どういったものを望んでいるかという調査をするということは大事だと思います。新進党もそういった形で第二次の提言として第一番目の項目で申し入れているはずでございます。  ただ、平常時と違いますので、トランクルームに預けたときとは全く違うと思いますし、そういったこと...全文を見る
○赤羽委員 お話もっともだと思いますので、しかるべき筋で上がってきたときには、運輸省を挙げて最大の応援をしていただけるようにお願いしたいと思います。  最後残された時間で、一つ心配していることを問題提起の形で質問したいのですが、神戸港というのは、私の認識でいくと、年間二百七十万...全文を見る
○赤羽委員 もう時間がないのであれなんですけれども、要するに、神戸というのは関西経済圏でありますから、これが東京や横浜に流れてまた陸送で持ってくるということは、きっとそんな続くものじゃないと思うのですね。ただ、コンテナバースとかガントリークレーンの設備を見ますと、大阪はかなり貧弱...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございました。
02月21日第132回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○赤羽分科員 新進党の赤羽一嘉でございます。  本日は、限られた三十分という時間、阪神大震災にかかわることについて、神戸市の選出議員として率直な意見を申し上げたいと思います。また、今の閣僚の皆様は私は個人的にほとんどよく知らないのですけれども、井出大臣には一度海外視察も御一緒さ...全文を見る
○赤羽分科員 県で四万戸で一応十分という御認識がありましたが、例えば、お話しさせていただきたいと思いますが、二月の最初に募集がありました神戸市の、神戸市は今約十八万人避難しているという状況の中で、一回目の応募者、応募人数は六万件あったと思うのですね。実際募集したのは二千七百戸。現...全文を見る
○赤羽分科員 県のレベル、市のレベルでどうしてその数しか出てこないのかよくわからないのですけれども、現場を回っていると、本当に先行きがわからない。さっきお話もありましたが、先行きがわからない不安ということで、今のような、床に寝て、寒いような思いをずっとしなければいけないということ...全文を見る
○赤羽分科員 その他府県からの提供に関しても、もうちょっと頑張ってここにいればその神戸市内の仮設住宅が当たるのじゃないかという思いで耐えているのですね。  だから、先ほど話を伺いましたけれども、私が言っているのはそうじゃなくて、神戸市に言わせれば、もう既に一万五千戸発注済みだ、...全文を見る
○赤羽分科員 それと、先ほどの御質問にもありましたけれども、食料なんですね。  食料は変な現象がありまして、ボランティアが入って炊き出しをしてくれているところでは温かいものが食べられる。それで、ボランティアの方たちもそんなずっと張りついているわけにはいかなくなってだんだん引き揚...全文を見る
○赤羽分科員 ちょっと不思議な話なんですけれども、今も民生局に確認してこちらに向かってきて、八百五十円の経費の中でやりくりしているということは一応確認しましてね。じゃ、これはもう改善はすべて市がやれるということなんですか。——わかりました。  いろいろ用意していたのですけれども...全文を見る
○赤羽分科員 家も失い、マンションについても、分譲マンションなんかですと、区分所有法のあれがあって、もう廃墟にならざるを得ない、首切り、解雇なんかもどんどん進んで、産業もなくなっていくといった場合に、本当に国としてどう手を差し伸べられるか、今の御発言が本当に精いっぱいのことなのか...全文を見る
○赤羽分科員 もう時間も来たんですが、要するにこういう問題を詰めていくと、省庁の壁になってしまうんですよね。ですから井出大臣も、厚生大臣ではありますけれども、何とか閣議のときに、こんな話が出たというようなことで——本当に私心配しているんです。この半年後、三年後に自己破産をする、大...全文を見る
○赤羽分科員 ありがとうございました。
02月24日第132回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○赤羽委員 新進党の赤羽一嘉でございます。  阪神・淡路大震災の応急復旧措置が盛り込まれた平成六年度補正予算、ようやく姿をあらわしましたので、本日与えていただいた時間の中で、二十九日目を迎えながらまだ最低限の人権すら守られていないような避難状態を強いられている被災者の皆様の思い...全文を見る
○赤羽委員 ですから、正確な数を聞いてどうのこうのということではなくて、まず今回の復興に向かって真剣に闘っていただきたい、そういう思いで、その最高責任者たる総理がどの程度の災害規模と認識されているかということをお聞きしたくて、それは結構ですから、長田区の何割ぐらいの家が今回全壊半...全文を見る
○赤羽委員 よく御認識をいただいてないということがわかったということで……(発言する者あり)内閣の中でも結構ですけれども、しかし非常に残念なんですね。二十九日間放置されている、あのまだ十八万とも二十万とも言われている避難所の生活の中で、何人もの御高齢者が……(発言する者あり)一生...全文を見る
○赤羽委員 私は、数日前の新聞報道で四十七人と伺っておりますし、あの地震の後亡くなられた数から今ふえている数は、約百名近くふえているわけでございますので……。  その辺なんですよ。零下何度、廊下の上で寝ているそのつらさがわからなければ、政治家がわからなければ、本当にクリーンヒッ...全文を見る
○赤羽委員 今の弔慰金制度についても、もう一点聞きます。  唯一の身内が兄弟しかいないというケースもあると思うのです。灘区内で実際、お姉さんが亡くなって弟さんしかいない。弟さんが救済を訴えられた。その兄弟姉妹には支払われなかったということに関しては、それも県市の判断かもしれませ...全文を見る
○赤羽委員 いや、兄弟姉妹には支払われなかった、現場対応では拒否されたということがあるのですが、その点について、支払われるようにするような思いはあるのですかということです。
○赤羽委員 ですから、現在は支払われない。それで、その制度に従って、当然窓口では支払わなかった。しかし、このような形を見直す思いはないのですかということなんですが。(発言する者あり)
○赤羽委員 じゃ、制度を見直すのですかどうですか。
○赤羽委員 前向きに検討していただきたいと思います。  それで、これから復興は始まるわけでございますが、現地の話、思いを聞いていますと、総理は、反省すべきところは反省しというようなお話が本会議等々で出る、予算委員会のテレビで流れるのを聞いている、しかし、精いっぱいやっているとい...全文を見る
○赤羽委員 被害がここまでふえたことに対して、初動動作の手の打ち方、そこに原因があったと、もっと早く手を打てはここまで被害が広がらなかったという御認識がございますか。
○赤羽委員 私は、システムだけの問題ではなかったと思います。システムの問題があったとしても、もっと初期動作を早く、五時四十五分に発生し、早く手が打てれば、繰り返しになりますが、ここまで被害が大きくならなかったものだと確信するものでございます。そして、その一点の責任を明確にされない...全文を見る
○赤羽委員 総理の言われることもわかりますけれども、しかし、責任の部分を明確にされない限り納得しない被災民は多いということなんですよ。まあ、いいです。  それで、これから住宅問題、雇用の問題について話を進めますけれども、要するに希望があればあらゆる困難を乗り越えることができる、...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  ただし、他の都道府県からの公団、埋まらない、なかなか進まない。それは先ほども申し上げましたように、仕事場の問題もある。よく情緒的に離れがたいというような御説明がありますが、私が思うには、家財道具が残っている家が多いんですよ。家財道具を引き出...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございます。  それと、プレハブ住宅、今、応急仮設住宅の広さが八坪なんですね、二十六・四平米、災害救助法の指定でそういうようになっている。ですから、実際問題、全焼のところは別にして、まだ家具は中にある、しかし出せない、こういうことに対しては何とか御配...全文を見る
○赤羽委員 いや、それは恐らく、神戸はまだ入っている方が千名ちょっとなんですよ、十八万人いる中で。ですから、こんな待たせるのであれば小さくてもいいという、そういう御意見が出たのだったら、もう早急につくってほしいという思いだと思います。今の仮設住宅は本当に応急で、災害現場とか言いま...全文を見る
○赤羽委員 ちょっと先に進みたいのですが、そのトランクルーム云々については、先日運輸委員会でも、神戸港の倉庫、空きスペースが多いので、今回のこの件に関して、仮設住宅入居が決まり次第そこに家財道具を置けるような措置をとっていただきたいということを要請しましたので、ここではそれを御紹...全文を見る
○赤羽委員 それと、地上げの実態についてお伺いしたはずですが。
○赤羽委員 要するに、たくさんの方が家をなくし、ほうり出されて困っているときに、そこにつけ込んで私腹を肥やすような状況というのはもう耐えられない最低のことですから、この点については引き続き監視をお願いしたいと思います。  また、国土庁になるのですか、いわゆる地価監視区域を復活と...全文を見る
○赤羽委員 実際、そういった動きも散見されておるところでございますので、速やかな実行をお願いしたいと思います。  続いて、これは多分大きな問題だと思うのですが、いわゆる分譲マンションをお持ちの方が今回被災されて、その家を取り壊して再建するかどうか、これについて質問させていただき...全文を見る
○赤羽委員 ですから、その六十一条八項、もう一回質問しますけれども、大臣おっしゃるように、全壊すると規定にないわけですね。そんなことを想定していない法律だという証左でもあると思うのですが、一部滅失から六カ月以内に集会で決議されなければ区分所有者間で買い取り請求権が発生するというこ...全文を見る
○赤羽委員 それで、買い取ってもらうというか、反対の五分の一の方が買い取ってくれという請求権が発生するのじゃないんですか、それで、そのときには有無重言わせず買い取らざるを得ない、そういうことなんじゃないんですか、確認したいのですが。
○赤羽委員 要するに、家というのは一生涯の買い物だと思うのですね。大体、キャッシュでマンションを買ったり住宅を買ったりする方というのは少ないと思うのですね。ですから、一生涯働いて三十年ローンを組んで何のハプニングもないという前提で、一生懸命仕事をしながらローンを返していく。ですか...全文を見る
○赤羽委員 それと、ここ数日の新聞報道なんかによりますと、いろいろな不動産会社が、定期借地権を利用したシステムでいろいろな御提案があるようでございますが、その置かれた方たちの状況というのはいろいろだと思うのですね。同じマンションの中でも、最近入ったばかりでローンが残っている方もい...全文を見る
○赤羽委員 それと、住宅金融公庫だけのローンで家を買っている方は少ないと思います。それにあわせて民間金融機関から金を借りて、合わせでつくっている。  大蔵大臣に伺いたいのですが、この債務の残高に対するリスクというのは、その借りた個人に一〇〇%負担させるべきものなんでしょうか。こ...全文を見る
○赤羽委員 現行の制度のもとではそんなことはできないというのは当然わかっているのですが、事が事でありますし、できる限り精いっぱいのと今ありましたけれども、そこをさらに、これから問題がかなり出てくると思うんですね、この件については。ですから、最大限の措置をお願いしたいと思います。 ...全文を見る
○赤羽委員 ですから、罹災証明書というのがどうでもいいような書類だったら今のままで構わないと思うのですが、今御説明ありましたように、これから受けられる特別融資等々のすべての申請に必要な重要な書類なんだ。  実際、要するに神戸で申請に行った。当然、自分の家が危ないといって戻っては...全文を見る
○赤羽委員 重要な書類ですので、被害の少なかったところはほとんど全面的に出してもらって、一番被害の深刻なところでその審査が厳しいなんというおかしな不公平が出ないように、何とかよろしくお願いしたいと思います。  残された時間も少なくなりましたので、次に移りたいと思います。  地...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  その対応ができるといいましても、雇用保険というのは永久の制度ではないわけでありますし、要するに、やはり企業が生き返らなければこの雇用問題は解決しないというふうに思うわけでございます。  ですから、特に神戸というのは中小企業が多いわけでござ...全文を見る
○赤羽委員 この無利子の融資、無利子・無保証・無担保、言い出せば虫がいいと言われるかもしれませんが、本当に、もうすべて失ったところから再興させるという意味で、ぜひ実現のほどをお願いしたいと思います。  また、今仮設工場のお話だと思いますが、要するに、よくケミカルシューズほかでと...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  あと、そういう地場産業を立て直すということが大事だと思うのですが、先ほど言いました、これまで神戸を支えてきた工業というのは、産業というのは、非常にリストラを進めていく、どちらかというと伸びる状況じゃないというか。ですから、要するに本当に神戸...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  ですから、神戸の港の復興というのはもうおっしゃるとおりだと思いますが、それと同時に、本当に新しい産業を、産業群、企業群を誘致しやすいような通商行政をぜひ大胆に推進していただきたいと思います。  時間が参りましたので、あと、本当は国立病院の...全文を見る
03月10日第132回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○赤羽委員 新進党の赤羽一嘉でございます。  本日与えていただきました一時間の時間、四条約を中心に質疑をさせていただきますので、どうかよろしくお願いいたします。  まず最初に、千九百九十四年の国際コーヒー協定から伺おうと思います。  まず、コーヒーというのはかなり相場が、価...全文を見る
○赤羽委員 いわゆるオーバーサプライになりがちだ。逆に、天候の状況で急騰するようなケースもありましたか。
○赤羽委員 私が聞いていることも今御答弁いただいたように三倍ぐらいぶれている。そのために、価格を安定させることをまず第一の目的として恐らくこの国際コーヒー協定というのがこれまで結ばれてきたのだと思うわけです。  前回の一九八三年に締結をしているときの議事録なんかを見ますと、その...全文を見る
○赤羽委員 生産国、輸出国の加盟国に対しての輸出価格と非加盟国に対しての輸出価格、具体的にはどういった状況が多かったのですか。
○赤羽委員 よくわかりました。  それで、アメリカは以前加盟国だったと思いますが、たしか九三年にこの協定から脱退していると思いますが、その事実を……。
○赤羽委員 今、最後の部分なのですけれども、実際はアメリカは加盟国として輸入割り当て制度の中でついた値段で買っていくことにうまみがなくなったから脱退したのではないのですか。
○赤羽委員 私がなぜこのようなことを言うかといいますと、私の記憶では、ここにあるメモでは、アメリカはコーヒー輸入量の世界の約三割前後を占めている国だと思うのですが、それは間違いないですか。
○赤羽委員 コーヒー豆で算出するのか何かで多分あれですけれども、恐らく世界一のシェアであるということは間違いないのです。その世界一の輸入国であるアメリカが協定から脱退して、世界の四分の一なり三分の一のバイヤーがいない協定の中に日本がとどまってこの協定を続けていくことというのは、本...全文を見る
○赤羽委員 この協定は締約国がわずか十四カ国で、暫定的適用国としてプラス二十一カ国というふうになっておりますが、何かこの違いはあるのですか。
○赤羽委員 わかりました。  先ほどの質問に対する御答弁ですけれども、私の感覚ですと、やはりマーケットシェア三分の一なり四分の一の最大のビッグバイヤーのアメリカが欠けている協定がどれだけ実体を持っていけるのかということはちょっと疑問に思うということだけにとどめて、次に移りたいと...全文を見る
○赤羽委員 今の御説明の中で、関空ができてこちらのキャパが広くなったというのはよくわかるのです。十分な航空需要がポーランドの民主化とともに期待ができるといった御発言があったかと思うのですが、一九九〇年からこの五年間の邦人のポーランドヘの入国者数とポーランド人の本邦入国者数というの...全文を見る
○赤羽委員 別に私はポーランドと結ぶなとか、特にポーランドに何か変な思いがあるとか、そういうことを言っているわけではなくて、かなり、航空協定を結びたいとして、ウェーティシグリスト等は使わないでしょうけれども、随分待っている、心待ちにしている数多くの国の中で、たしか今まで既締結国数...全文を見る
○赤羽委員 ですから、要するに、具体的な根拠というよりも、そのときの政治的な判断でというような——何か御答弁あるみたいですが。
○赤羽委員 今、日本と航空協定を結びたい、しかし、まだかなわないとされている国の数は、わかれば教えていただけますか。
○赤羽委員 わかりました。  それで、路線ができて飛ぶようになれば、赤字路線で、年間ほとんど利用しないという話では余りうまい話ではないわけでございまして、私、ちょっと話が少しずれますけれども、運輸省の方のマターになるかもしれませんが、航空運賃の仲なんですが、日本発券の航空料金と...全文を見る
○赤羽委員 私が申し上げたのは別にディスカウントチケットの話ではなくて、フルフェアの料金、これもかなり違いがあるんではないかと思います。正確な情報を今持っておりませんが、北米航空路で多分、ドル換算にはしていないということですが、日本の料金建てと米国からの料金建てですとかなりこちら...全文を見る
○赤羽委員 ちょっと私の言い方が足りなかったかもしれませんが、要するに海外出張する人は片道を買っていくわけです。帰り、ニューヨークで往復を買っているとか、そういったことがあること自体が、日本発券、それは日本発の場合はそうだと思いますが、ニューヨーク発の同じJALの行き帰りで航空運...全文を見る
○赤羽委員 今度の改正で、いわゆる登録博覧会と認定博覧会というのですか、この峻別というか区別はどういづふうにされるのですか。何か定量的にあるのでしょうか。
○赤羽委員 わかりました。  また、本改正の、これは一九八八年五月三十一日の博覧会国際事務局総会で一応この内容が整ったと思うのですが、提出まで七年の時間がかかったという何か事情があれば御説明いただけますか。
○赤羽委員 わかりました。  あと、過去の博覧会条約関係の審議をちょっと見てみますと、第四十七回国会、これは昭和三十九年。昭和四十二年の第五十五回国会ではいわゆる大阪の万国博覧会、昭和五十五年の九十一回国会と五十八年の九十八回国会ではつくば万博というのを恐らく念頭に置かれて提出...全文を見る
○赤羽委員 わかりました。ありがとうございます。  博覧会とはちょっとずれるのですが、万博ではないのですが、サッカーのワールドカップのことをちょっと大臣に伺いたいのです。  先日、政府保証を閣議了解されたということで、いよいよ本格的に日本もワールドカップを開催することに対して...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございます。  それでは続いて四つの目の、中央ベーリング海におけるすけとうだら資源の保存及び管理に関する条約の質問をさせていただきたいと思います。  この背景として御説明いただいているのは、一九八〇年代にベーリング海の沿岸国であるアメリカの二百海里...全文を見る
○赤羽委員 今続けてちょっと質問しようかと思ったのですが、いわゆる東ベーリング海と国際水域に生息しているスケトウダラというのは、今谷内さんの方から御説明いただいたように明らかに種類が違うわけですね、体長、体の大きさも全く違いますし。ですから、米ソが自分の二百海里にも影響があるとい...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  きょうは、漁民の皆さんの拿捕された例とかその辺もちょっと聞きたかったのですが、その辺はまた別の機会に譲るとしまして、今大臣おっしゃられるように、本当に漁民の皆さんの生活を確保するという実質をとりながら、かつ看過できないような発言に対しても、...全文を見る
○赤羽委員 結論が出ない理由はいま一歩よくわからないのですが、新聞報道によりますと、社会党が結論を先送りにした理由の一つに、いわゆるゴラン高原のPKO、UNDOF本体はPKO法で凍結中のPKFに当たり、PKFに当たれば、後方支援であっても自衛隊を派遣するのは問題があるとの指摘が社...全文を見る
○赤羽委員 要するに、PKO五原則にのっとれば認められるということですね。それは確認させていただいただけでもよかったと思います。  時間になりましたのであれですけれども、要するに、PKOというのは本当に戦わない部隊だなということを私も実際ゴラン高原に行って、本当に実感してまいり...全文を見る
04月14日第132回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第10号
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○赤羽委員 新進党の赤羽でございます。  阪神・淡路大震災発生以来、本日で三カ月だったところを迎えるわけでございます。この間、小里地震担当大臣には、今の村山政権の中でも最も御苦労され、額に汗を流されて仕事をしていただいた大臣であるというふうに、私、地元選出議員としてその御尽力に...全文を見る
○赤羽委員 ですから、今私自身指摘させていただきましたように、施設の安全の面のチェックというのはされたのだと思うのですが、安全走行できるかどうかということはチェックされて、それなりにゴーサインが出て、今百七十キロですか、走行を始めていると思うのですけれども、その線路とか橋脚とかの...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございますのであれば、微気圧波の問題があり、これは大震災とかかわりなく、大震災以前から微気圧波の問題があって、それに対応するために緩衝工の設置を決めたということでございます。そして今回起こったのが一月十七日の阪神大震災であります。  多分、JRの方、...全文を見る
○赤羽委員 線路のなじみだけではなく、最後につけ加えられてはおりますが、その周辺地域の公害についての御配慮というのをよろしくお願いしたいと思います。  今の御発言はきょう地元に戻しますので、公聴会なくしてスピードアップはされないということでよろしいですね。もう一度御確認をお願い...全文を見る
○赤羽委員 それで、先ほどの緩衝工の設置につきましても、平成七年度中というお答えでございますが、一月十七日の大震災もあり、ますますその設置の必要性が高まっているわけでございますので、これは早急に設置のほどをお願いして、新幹線が通ればそれによる恩恵をこうむる方もたくさんいるわけでご...全文を見る
○赤羽委員 大臣の御答弁の方が具体的に踏み込んでお答えしていただいたというか、合併施工というのはやはり当然だと思うのですよ。ここまでは復旧ですよ、ではまた一から、今度は防災のために本格復興。その辺の立て分けが非常に、今まで現場の市当局と現地の人とのやりとりなんかでも物すごくあいま...全文を見る
○赤羽委員 要するに、合併施工してとにかくなるたけ安く仕上げるような努力をしていただく、その中で民間の部分の、お説はよくわかりますけれども、本当に今回の大震災で受けている損害というのは港の部分ではないということは先ほど述べました。ですから、地元選出の議員の間では、本当は民間負担部...全文を見る
○赤羽委員 それでは、その点はぜひともよろしくお願い申し上げます。  また、神戸港の活性化、神戸の経済復興ということで以前予算委員会でも話をさせていただきましたが、今回神戸という地域は既存の産業が多く被害を受けて、一部の企業は工場も他の地域に移している。私が非常に心配しているの...全文を見る
○赤羽委員 私の認識している総合保税地域制度のメリットは、ここに入れて加工して、そのまままた別の国、三国間貿易ですか、オフィシャルトレードをする場合にはメリットはあると思うのですが、そこで日本に入れる場合は関税がかかるわけです。ですから、そういった今のシステムでは、三国間貿易に関...全文を見る
○赤羽委員 今のお役所の立場からはそういった答弁しかないともちろん思うわけですけれども、そういった発想でいったら、現場におる実感として、経済復興というのは多分難しいと思うのですね。もっと私は、きょう別の方も来ていただいていると思いますので、本当は、神戸の被災地域に来た新しい企業に...全文を見る
○赤羽委員 この件については非常に難しい問題であるというのは重々承知しておりますが、本当に経済的なリーダーシップ、旗を振っていただかない限りなかなか実現するものではないと思いますので、その旗振り役をぜひお願いしたいと思うわけでございます。  先ほど質問の中で、中堅企業に対する、...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。今聞かせていただきましたように、相談件数、そして実際貸し出しを受けた全国の件数の約九割が今回の兵庫県で行われている。それだけ本当に資金のニーズが高いということ、これは数字として厳然としてあらわれているわけでございますよね。そのために、今回大臣先頭...全文を見る
○赤羽委員 実勢と言われましたけれども、平時における実勢はこんなものなのかもしれませんが、今回の阪神大震災では、これは市ごとに若干違うみたいなんですが、神戸市では三万円という単価が出ているわけですよ。ですから、九千百二十円の二分の一といいますと四千五百円ちょっと。私立学校、公立学...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございます。全壊、建て直しの私立学校というのは数も限られておりますし、何とか特段の、そういった思いが反映されるような御配慮をお願いしたいと思います。  時間もあとわずかとなりましたので最後に、最後というか本当は残っているんですが、ぜひ、たくさん来てい...全文を見る
○赤羽委員 最後の点は後日またよろしく御検討をお願いしながら、本日は終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月18日第132回国会 衆議院 予算委員会 第29号
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○赤羽委員 新進党の赤羽一嘉でございます。  阪神・淡路大震災が発生しまして本日で百二十二日目を迎えることになりました。中央のマスコミ報道を見ますと、オウム・サリン騒動ですっかりその震災のことが忘れられたような感がございますけれども、現実、週末に地元に帰れば、毎日大変な粉じんの...全文を見る
○赤羽委員 わかりました。  それでは、平成六年度の補正予算及び今回の平成七年度補正予算、阪神・淡路大震災関連の補正予算の総額が二兆四千億強である。今御指摘のように、復旧額九兆六千億との差額約七兆二千億円の分についてはどのようにお考えなのでしょうか。これは民間でやるべきことなの...全文を見る
○赤羽委員 総理の御答弁をお願いしたいのですが、九兆六千億のうち、繰り返しになりますが、二兆四千億の差額の七兆二千億はもう民間でやる額だということなんですか。復興費用の額ということなんですか。
○赤羽委員 若干繰り返しになって恐縮ですが、大蔵大臣でも結構ですが、九兆六千億の中で二兆四千億だと、そのバランスの七兆二千億というのは復興費用、今、応急、復旧、復興という三段階でやるというお話がありました、これから復興という部分もあるのだと。その九兆六千億という総理が御答弁になっ...全文を見る
○赤羽委員 私が聞きたかったのは、いわゆるよい町づくり、復興という部分が九兆六千億円という額の中に入っているのかどうかということなんですが、ちょっと時間も限られておりますので、先に進みます。——それでは、お願いします。
○赤羽委員 余り納得したわけではありませんけれども、まだまだ復旧予算、二兆四千億では足りないのではないかということを言って、次に移りたいと思います。  今回、この復旧作業について激甚指定もいただき、国庫負担の引き上げ、交付税措置などで地方負担は軽減されておることは認めますが、そ...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  原則にとらわれず、復旧・復興事業が円滑に行われるような措置がとられるということを確認したということでございます。  続けます。  今後三年間、兵庫県、神戸市、特にきょうは神戸市について言わせていただきたいと思いますが、災害公営住宅六千戸...全文を見る
○赤羽委員 言われていることはよくわかるのですが、最終的にはそういう補助が成るじゃないかと。しかし、今、自治省にも質問しましたが、起債制限比率が一挙に膨らんで二〇%を超えてしまうような状況があるという特殊状況の中で、同じ助成を最終的にするのであれば、今私が提案したような形のことを...全文を見る
○赤羽委員 それで、この四月、五月とかなり大雨が続きまして、新たな二次災害が神戸市内各地で起こっているわけでございます。これから本格的な梅雨の時期を迎えて、土砂崩れだとか倒壊しかかっている建物の完全倒壊等々の被害が心配されておるところでございます。  今一番問題になっておるのが...全文を見る
○赤羽委員 梅雨はもうすぐ来てしまうわけでございまして、これは現行ではなかなか対応できない、しかし危険は目前に迫っておるということでございますので、政治のリーダーシップで特段の措置を願いたいと思いますが、総理、お願いします。
○赤羽委員 具体的な措置が早急にとられることを望みます。  仮設住宅の件に移りたいと思いますが、地震担当大臣公約の四万戸というのは実際建設されたわけでございますが、しかし今なお三万数千人の人たちが避難所生活を強いられているといったこの原因は、地震担当大臣、どのように分析をされて...全文を見る
○赤羽委員 入らない理由というのは幾つもあると思いますが、要するに、これはずっと災害対策の質問でも御指摘させていただきましたが、避難者の多くが神戸市に集中しているにもかかわらず、四万戸のうち神戸市内に建っているのは約二万戸である。ですから、やはりかなり遠隔地に建てられていることに...全文を見る
○赤羽委員 地元自治体に聞いていただければこういう声は出てくると思います。とにかく、国の予算措置の中で何としても実現していただきたいということを念願いたします。  最後に、今回の補正予算の中身を見させていただきますと、今まで質問した内容のほかにも、例えば分譲住宅再建に伴う二重ロ...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  もちろん、今大蔵大臣の御答弁の中にありました自由主義社会の原則というのは、当然私も認識は一にしておるものでございますが、しかし、大災害のリスクに対して本当に国民の命と暮らしを守るのが政治家の役割ではないか、その中で、大災害に対するリスクをす...全文を見る
06月01日第132回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第11号
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○赤羽委員 新進党の赤羽でございます。本日は、与えていただいた時間内で、災害対策基本法の一部改正案につき質疑いたしたいと思います。  今回、一月十七日の阪神・淡路大震災では、御指摘のように確かにひどい交通渋滞が発生直後から起こり、そして、いわゆる緊急車両の車がなかなか動けなかっ...全文を見る
○赤羽委員 交通渋滞を起こした車種についてもう一度確認しますが、当日は家族の安否を気遣った車とか通過交通の車両、二日目の夕方とか三日目ぐらいからは救援物資を運ぶ車というようなことが交通渋滞の主な原因だったという分析でよろしいのですか。
○赤羽委員 それと、先ほどの御発言の中で、二十一日ぐらいから、いわゆる兵庫県の県境から神戸市役所に入っていくのに二時間から二時間半程度、それ以後は大体二時間ぐらいというような御説明があったと思うのですが、先ほど同僚の佐藤議員の発言の中に、大阪から神戸に緊急物資を持たれて向かわれた...全文を見る
○赤羽委員 ですから、その二十一日ですよ。二十一日に佐藤議員、久保議員、大阪から出てきて、待てど暮らせど来ない。携帯電話を鳴らして神崎川を渡ってから、十時間かかっているんですよ。これは事実ですよ。私の記憶では、あのころはほとんど全く動かなかった。そんな時間なのに、何を根拠に二時間...全文を見る
○赤羽委員 伊藤課長の説明はわかりましたが、しかし、これまでの四カ月の間に、予算委員会、各種委員会等々の正式な議事録を見ても、三キロ進むのに六十時間以上かかったとか、それはみんなうそを言っているわけじゃないわけですよ。警察庁の分析と、我々議員が、また被災者の現場で体験している時間...全文を見る
○赤羽委員 それで仮に確保したとして、平場で−神戸なんかは比較的、神戸に入る道は限られておりまして、ある意味では神戸というのは山が迫って海があってかなり特殊な地域だったと思いますが、そうじゃないところで、その市内に入る道をすべて遮断するということは物理的に可能なんですか。
○赤羽委員 それでは、緊急通行車両以外を通行禁止にする、その緊急通行車両とはいかなる車がという話になると思うのですが、消防車とか自衛隊の関係の車とか救急車とかというのは出てくると思いますが、救援物資の車というのはどう考えるのですか。
○赤羽委員 それでは、例えば世帯主の人がその日たまたま東京かどこかに出張して、例えば今回でもそうですが、神戸で地震があったと朝聞いて駆けつける。そして車で入ってきた場合、そこでシャットアウトはされるのですか、されないのですか。
○赤羽委員 ここはどうなんでしょう。世帯主が自分の家族を心配して帰ってくる、そこでシャットアウトされる。シャットアウトするからには、そこの世帯の安全保護が担保されるんだったらそれはいいと思いますが、今回のような場合にはとてもそんなような状況にはないと思います。それはどうなんですか...全文を見る
○赤羽委員 それはちょっと問題があるのではないでしょうか。皆さんが、自分の家が被災を受けた、飛んで帰らなければいけない、しかしそこまで来たら入れない、それはしょうがないとしてあきらめろということですか。
○赤羽委員 いや、私は別に大臣としての発言でしかったつもりはないのですが、今回の法の運用で、各家庭の世帯主がいないときは、通れないということでいいのですねということを確認をしたわけでございます。  先ほどの救援物資の車ですけれども、今回はとにかくこれまでのような救援体制ができて...全文を見る
○赤羽委員 それでは、仮設住宅の件でちょっと伺いたいと思います。  小里大臣もいらっしゃいます。今回、政府の御決断で神戸市内の仮設住宅にクーラーをつけていただけることになりまして、本当に地元では大変喜ばれております。ありがとうございました。  今回、同時に約八千五百戸前後の増...全文を見る
○赤羽委員 今そのアンケート調査について、私もよく理解しかねるのですけれども、今のところ何か三百戸が二Kで、残り八千戸がワンルームになるというように聞いております。二人世帯でも二十七平米といったらそんなに大きくないわけでありまして、せっかく特段の措置をしていただいても何となく不公...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございます。それでは、仮設についてはかなり居住空間がレベルアップするものというふうに理解させていただきます。  最後に、もう時間がございませんので、これも一点だけ御要望なのですが、雇用保険について。  今、失業保険を受けている人たちがかなり、三万と...全文を見る
10月24日第134回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○赤羽委員 新進党の赤羽一嘉でございます。  私は、地元選出の議員の一人でございます。きょう初めて池端国土庁長官に御質問させていただくわけでございますが、何しろ今回の震災、六千名ものとうとい命を失った未曾有の大災害でございます。初めての質問の割に失礼な表現が出るかもしれませんけ...全文を見る
○赤羽委員 緊急対策本部の内容については後ほどお尋ねしますが、災害緊急事態の布告を行うポイントの、今御説明がありました災対法百九条に基づく緊急措置を必要とする状況に至っているかいないか。今経済統制というような御説明がありましたが、経済統制以外、例えば治安上の判断とかということは決...全文を見る
○赤羽委員 まず、経済統制というのに当たるかどうかわかりませんが、二、三というかかなりのニュースで、一杯ラーメンが五千円とか、かなりつけ込んだ、神戸の人ではないと思いますが、近県から来たそういった商売もありましたし、九二日間食べるものがなくて、緊急物資に群がるように行列ができたと...全文を見る
○赤羽委員 関東大震災のときは生まれておりませんのでよくわかりませんが、まだ起こってもいない、東海地震というのはこれからのことですよね。(村瀬政府委員「前に起こった」と呼ぶ)前に起こったことですか。それも生まれていないのかもしれませんが、極めてわかりにくい。それは言いわけとしか聞...全文を見る
○赤羽委員 非常災害対策本部長と緊急災害対策本部長の法律上での権限は一緒だと言われるのはわかるのですが、実態としてはどうなんですか。この九カ月間反省して、縦割り行政の弊害というのはなかったということですか、発生直後から。どうなんですか、それは。
○赤羽委員 緊急対策本部の法的根拠というのはどこなんですか。
○赤羽委員 法律上の根拠を持つものじゃない対策本部が、緊急災害対策本部と同様の機能、権限を持ち得たんですか。
○赤羽委員 自衛隊、警察、消防、地方自治体などに対して防災行動をとらせる、この法的権限を伴う緊急災害対策本部と緊急対策本部、実質的に全く一緒だったと言えるんですね。僕は余りよく理解できないんですが。
○赤羽委員 この緊急対策本部については、そういう御説明ありましたが、例えば佐々淳行さんなんかは、緊急災害対策本部とは似て非なる、レトリックによるごまかしにすぎないと批判しているということだけとどめておきます。  それで、ちょっとまた重ねて言いたくはないんですが、やはり強いリーダ...全文を見る
○赤羽委員 情報云々という話が出ましたので一言つけ加えておきますが、後日、NHKからの当日のビデオを見させてもらいましたが、八時十四分に、東灘の深江のところの高速道路が五百メーターぐらいにわたって横転している、橋げたが倒れているという画面がはっきりと映し出されております。あの場面...全文を見る
○赤羽委員 それは、任命者が総理ですから局長が答えるわけにいかないと思いますが、きょうは総理もいらっしゃいませんので、長官にその辺、引き継ぎもされていると思いますし、現本部長でいらっしゃいますよね、たしか。非常災害対策本部というのはまだ存在しているはずですので、その辺を……。
○赤羽委員 それでは、震災当日、小澤国土庁長官を本部長に任命したときには、それほど甚大なる大規模の被害であるということは認識できずに、大災害であるという認識が二十日午後になって初めてできたということでよろしいんですね。
○赤羽委員 本当はもうちょっと後で御質問しようかと思ったのですが、午前中も与党議員の質問にもありましたが、今回の政府案での緊急災害対策本部の設置基準について、本会議での総理答弁、またきよう午前中の大臣答弁、偶然だったと思いますが同じ、偶然じゃないですね、そういう見解だから同じ答弁...全文を見る
○赤羽委員 要するに、先ほど、十七日、当日は小澤国土庁長官を任命した、本部長に。大規模な災害と認定したのが二十日の午後、三日後だったと。そこで、こんなことじゃ大変だということで専任大臣のポストをつくり本部長に任命したと。三日間かかっているわけですよ。要するに、字面で読んでいくと何...全文を見る
○赤羽委員 ですから、今回は大災害という認識に至るまで三日かかったけれども、情報収集の一元化並びにそのシミュレーション機能等々の活用により短時間で情報が入るようになるであろうということでよろしいのですか。
○赤羽委員 私が言っているわけじゃなくて、三日後の一月二十日に地震担当大臣という新しいポストをつくり本部長に据えたと、そちらが答弁したことじゃないですか。私が言っているわけじゃないのです。私なんか、あの八時十四分の段階で何で大規模災害と認定できなかったのかが信じられない思いの一人...全文を見る
○赤羽委員 この震災発生後四時間、五時間というこの時間のときに、もっと早く初動態勢を、手を打つことができなかったのかという反省から今回始まっているのじゃないのですか。新しい政府案で非常災害対策本部についても従来と同様に閣議決定が必要であれば、また同じような、五時四十六分かどうかわ...全文を見る
○赤羽委員 私は、今回の基本法改正案でここが一つの大事なところなんじゃないかというふうに思うのです。  新進党側、午前中も御説明いただいていますが、閣議を要しないという点で答弁お願いできますか。
○赤羽委員 私は新進党の議員の一人ということではなくて、被災者の一人として今の新進党側の答弁の方が筋道が立っているし、次回以降の自然災害に対するリスクヘッジメントもできているというふうに思いますが、大臣、お願いします。
○赤羽委員 残念ながら私は理解できません、その点は。済みません。  次は、中央防災会議のことについて聞かせていただきます。  去る二十日の本会議で、我が新進党の石井一議員が代表質問の中で、阪神・淡路大震災の際、この会議はいつ開催し、どのような緊急措置に関する計画が作成されたの...全文を見る
○赤羽委員 そんな有名無実な形式的な会議体になるのであれば、緊急時には必要あるのでしょうか、どうですか。
○赤羽委員 新進党案は、この中央防災会議の関連で午前中も何回も御説明がありましたが、総理府及び内閣官房に総合防災室を設けたと聞いておりますが、その趣旨でよろしいのでしょうか。
○赤羽委員 私も官邸にそのような総合防災室を置くという趣旨には賛成しますが、置かれる立場の防災局の局長としては、そんなことは必要ないとお考えでしょうか。そのような総理官邸のもとで防災業務に専念された方がより大きな役割を果たし得るとお考えでしょうか、その見解を。
○赤羽委員 ちょっと時間も短いのでまた後にしますが、七月三日付の我が党の災害対策基本法抜本改正の政策大綱の中で提案しておるところでございますが、住民の努力義務として自衛手段の行使、自発的防災組織への参加等防災に関する積極的な役割を果たすよう努めることは重要であり、一月十七日を新防...全文を見る
○赤羽委員 今回の阪神大震災で、本当に自治会組織、自治会等々による防災組織の重要性というのを改めて実感したところでございます。隣の家の人の顔も知らないような今の世の中で、町を挙げての防災活動、大規模な演習は九月一日前後にやっていただければいいと思いますが、一月十七日は、平日では余...全文を見る
11月01日第134回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○赤羽委員 新進党の赤羽一嘉でございます。本日は、まず国際穀物協定につきまして幾つか質問させていただきたいと思います。  まず、国際穀物協定を見ますと、その成り立ちは、一つは穀物貿易規約。この穀物貿易規約というのは、内容を見ますと、その目的は、穀物の貿易のすべての側面について国...全文を見る
○赤羽委員 今御答弁の中に、援助する食糧の量が年々ふえている、それは穀物取引のマーケットに影響をもたらしめるだけの量になっているというふうな御発言がありましたけれども、実際そうなんでしょうか。私の認識では、そういった趣旨でこの二つの規約が恐らく一つの協定の中に盛り込まれたのだと思...全文を見る
○赤羽委員 そうしますと、ちょっと穀物貿易規約の内容で伺いたいのですが、今のお答えの中にあったように、確かに「市場動向に関する協議」、この「国際穀物市場の動向が加盟国の利益に影響を及ぼす著しいおそれがある場合」云々ということがあったり、「報告及び記録」ということで、「加盟国は、穀...全文を見る
○赤羽委員 わかりました。  次は食糧援助規約についてですが、その中で、「国際社会の共同の努力により、かつ、この規約の定めるところにより、開発途上国に対し人間の消費に適する穀物の形態により毎年一千万トン以上の」援助をするという世界食糧会議の目標を達成することを目的としている。先...全文を見る
○赤羽委員 それは小麦換算量としての一千万トンなんですか。
○赤羽委員 現在、一千万トンという努力目標のこの数値というのはクリアをされているんでしょうか。物質的に一千万トン行っているのか。現金拠出もあるとも聞いておるのですが、その辺も含めて……。
○赤羽委員 今の問いに関連しますが、食糧援助の形態というのは、穀物の贈与とか現金の贈与等々の形態があるようです。その援助国の中には農業大国もあり、また我が国のように食糧自給率が低い国もあるわけでありますけれども、現実に、援助国各国はいかなる形で援助を行っているのでしょうか。  ...全文を見る
○赤羽委員 今お話にありました加盟国というのは、ちょっと確認したいのですけれども、日本、ノルウェーのほかに、アメリカ、EC諸国、カナダ、オーストラリア、アルゼンチン、そしてスイスも入っておるわけですか。スイスも穀物で輸出しておるのですか。また、それ以外に、今言った以外に加盟国があ...全文を見る
○赤羽委員 それで、日本の三十万トンというのは、どのようにこの拠出義務は決められたのかということと、三十万トンに相当する現金で贈与しているという御説明がありましたが、小麦の値段といってもかなりマーケット相場は荒れる商品だと思いますが、その小麦の換算量を換算するときの換算金額の根拠...全文を見る
○赤羽委員 三十万トンというのは大体どのくらいの金額相当になるのですか。
○赤羽委員 それでは、ちょっと技術的な、具体的なことで、おわかりにならなければ結構ですが、何か現金供与する場合には一援助を求めている相手国から直接日本に要請があって、その要請に基づいて二国間で援助を行っているというように、ちょっと調べたところなのですが、これは間違いございませんか...全文を見る
○赤羽委員 さきのWTOの条約で、我が国は本年度からミニマムアクセスを受け入れているわけですが、今後国内において、例えば米の場合、余剰米が発生する懸念がないとは言えないと思うのですが、そのような場合、この食糧援助規約の食糧援助の一環として、このような余剰米を活用できるというふうに...全文を見る
○赤羽委員 また、食糧援助規約は、食糧援助の対象となる途上国の定義として、OECDの開発援助委員会で使用されている定義を採用されているとのことですが、この援助の対象が援助国によって恣意的に決められた場合は、人道援助であるべき食糧援助の性質が、政治的なものへと変化する可能性があるの...全文を見る
○赤羽委員 それで、我が国は、食糧援助規約によって年間三十万トンの援助を義務づけられているというか、自己申告をして義務づけられているわけですが、先日、我が国は北朝鮮に対して米の支援を決定しているわけでございますが、この北朝鮮への支援というのは食糧援助規約の枠内としてカウントされる...全文を見る
○赤羽委員 これは、枠内としても、日本の政府の考えで処理でき得るものなんですか。どうなんでしょう。
○赤羽委員 そこの、今の米の三十万トンも報告し、それ以外に三十万トン従来どおりの義務を果たして、従来の三十万トンプラス北朝鮮への米支援三十万トンですか、これも報告することはできるわけですね。そこの点、何で報告をしないのか、何か意図があるのか教えていただきたい。
○赤羽委員 なぜしないのか余りよくわかりませんけれども、今出てきました北朝鮮への米支援についてちょっと伺いたいと思います。  さきの北朝鮮への米追加支援協議において、北朝鮮側は、恒常的な米の不足量と合わせて約三百万トンが不足するというふうな説明があったということでございます。最...全文を見る
○赤羽委員 一方、この前の十月十四日、韓国の李首相主催の晩さん会で、韓国の金泳三大統領は、要するに日本が韓国の頭越しに米交渉を行い、統一を妨害する姿勢をとっているというふうに言われて、北朝鮮への米支援を行った日本に強い不満を表明したそうでございます。米追加支援を決定した場合にさら...全文を見る
○赤羽委員 実施決定された分は、本年というかこの二年間ですか、緊急輸入米の在庫があったからできたのだ、基本的には国交を前提としての経済協力だ。ということは、日朝国交交渉がある程度緒につけば追加支援を再開するということでよろしいですか。
○赤羽委員 ですから、妥結しないうちは、いかに不足状況が伝えられ、要請があっても支援を行う考えはないということでよろしいのですか。
○赤羽委員 経済協力としてという前提ですか。余り意味があれなのですが、大臣、もしよければこの点で。
○赤羽委員 ちょっとくどいようですけれども、経済協力の枠組みではなくて、また人道的な見地から、仮に第三次目の支援要請があり、本年からのミニマムアクセスで起こる、これを言うとあれですけれども、在庫米、余剰米という余地があれば、可能性としては追加支援する可能性があるのですか、ないので...全文を見る
○赤羽委員 現状ではそういう意思はない、政府としての意思はないということで確認いたしました。  朝鮮半島、韓国との関係というのは日本にとっても非常に重要な問題があると思います。本年八月十五日の金泳三大統領の独立五十周年の祝辞の文言とか、それ以後、先ほど言いました併合条約に関する...全文を見る
○赤羽委員 いや、大臣、私は、その総理の発言とか、どう解釈しているのかとかいったことを別に今追及している意図ではなくて、こじれてしまっているというのは事実だと思うのですね。それに対して、外務大臣レベルで会談を持つとか、今のこの状況を打開する方向で、前向きな方向で具体的に政府として...全文を見る
○赤羽委員 具体的には予定はされていないのですか。そういう意思はあられても、具体的には決められていないのかどうか。
○赤羽委員 確かに環境づくりの上でということは大事だと思いますが、両国の外交の責任者が会って率直に意見を交わすというのが非常に大事だと思うのです。外務大臣もお忙しいと思いますが、この十一月頭の連休でソウルに飛ぶような具体的なことはできないのでしょうか。
○赤羽委員 できるだけ早期に、APECも始まりますし、それまでに何らかのアクションをとっていただきたいと要望するものでございます。  また、朝鮮半島の核疑惑、これは予算委員会、外務委員会等々でずっと質疑が行われているところでございますが、最近の報道によりますと、九月二十七日、国...全文を見る
○赤羽委員 例えば、いわゆる韓国型の軽水炉が供与され、韓国企業が軽水炉プロジェクトにおいて中心的な役割を果たすことが確認されたということですが、これは今現在も間違いないことでございますか。
○赤羽委員 それから、米朝合意の中でも盛り込まれていると思いましたが、代替エネルギーの提供についても、この秋までに十万トンが提供されるといったことが入っていたと思いますが、この点ほどうなっているのか。また、追加ですが、連絡事務所の設置についても、一応御確認をお願いします。
○赤羽委員 心証ではなくて、実際は一月十九日までに代替エネルギーについては五万トン供与された、この秋までに十万トン供与される、提供されるということですが、それは確認はとれてないのですか。
○赤羽委員 精力的に日米韓で実務的な作業が進められているという認識でよろしいわけですね。ということは、この春、随分当委員会、予算委員会でもこのKEDOに関する日本側の資金負担はどのぐらいなのかといった質問があったと思います。そのたびに、輪郭が定まらない、その時点では答えができない...全文を見る
○赤羽委員 先ほど言いましたけれども、タイがKEDOに三十万ドル拠出するという報道がありますが、これはまず事実確認されているのかどうか。また、他の参加国、KEDOに対する資金提供を申し出ている参加国はどういう国があるのか。また、並びに、中国は一貫してこの枠組みの外でいた方がいいと...全文を見る
○赤羽委員 具体的な資料は後でいただければ結構ですが、中国に対して日本政府としてどう働きかけているのか、現状はどうなのかということを教えていただければ。
○赤羽委員 大臣にお伺いしたいのですが、中国に対して、KEDOに関してはどのように働きをかけるのか、かけないのか。何か枠外で中国は基本的には第三者で見守りたいみたいなのが彼らの本音のように思うのですが、そのままでいいのか、よしとするのかどうか。
○赤羽委員 確かに、中国は資金的な面で難しいというのはよくわかりますが、北朝鮮が最も信頼をしている国は中華人民共和国であるということは間違いない事実であると思いますし、この朝鮮半島核疑惑に対する世界各国の取り組みの中で、やはり主体的に巻き込んでいかなければいけないというふうに私は...全文を見る
○赤羽委員 言われている意味はわかりますが、きょうの読売新聞の朝刊をごらんになられたと思いますが、「李総統の参加断念 松永代表が折衝、合意」というふうに出ているのですね。ある意味では、ここまではっきり報道されているわけですから、十一月十四日ですか、これが始まるわけですから、もう二...全文を見る
○赤羽委員 これはどうなんですかね。もう本当に残念としか言いようがないというか、ここの場で語られないというのは本当に、ちょっと時間もありませんからあれですけれども、前回の同僚議員の質問に対しても、全く言えないということでは、それは外交についてというところもわかりますけれども、ここ...全文を見る
○赤羽委員 最後に、APECの貿易・投資自由化を実現するための行動指針について、報道によりますと、我が国はすべての貿易障壁に取り組むとする一方で、分野ごとに異なる取り扱いで柔軟に対応する、例外の存在を前提とすることで自由化に歯どめをかけているような節が見られます。多分農産物の自由...全文を見る
○赤羽委員 時間がありませんのでもう終わりにしますが、農産物の自由化と一言で言っても、きょう本当は農林水産省の方も来ていただいて、ちょっと論議したかったのですが、ガット・ウルグアイ・ラウンドで、要するに、例えばきょうの協定の中にはありましたが、小麦の輸入について、従来の輸入割り当...全文を見る
11月07日第134回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○赤羽委員 新進党の赤羽一嘉でございます。  今回の災害対策基本法改正作業は、約四十年ぶりの大作業でございます。今回、阪神・淡路大震災で全く役に立たずに、そして結果として六千名もの人々のとうとい命を落としてしまったこの事実に対して、率直に深い反省をし、そして教訓を学びとって、与...全文を見る
○赤羽委員 いや、総理、非常災害対策本部にするか緊急災害対策本部にするかということを聞いたのではなくて、非常災害対策本部を開くにも閣議は必要だということで、まあ後半部分はお答えいただきましたが。しかし私は、新進党案は、大災害が起こった、すぐ、それ非常災害対策本部を設置する、そして...全文を見る
○赤羽委員 それで、これは同じ質問を、実は前回の質問のときに総理がいらっしゃらなかったものですから、池端長官にお聞きしまして、かわりに答えていただいたのですが、なぜ専任の方を本部長に据える必要があったかといえば、そのときの答弁は、記憶によれば、十七日の当日はわからなかったと、災害...全文を見る
○赤羽委員 これも余り深く議論できませんが、やはり、専任を置かなければいけないとするまでそれだけの日数がかかったということじゃないんですか。だからこそ、今度の政府案では緊急災害対策本部なんというのはしょせん絵にかいたもちのような存在なんじゃないかなというふうに私は思うわけです。 ...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございました。被災者の生活再建に光を当てて全力で取り組んでいただけることを要望しまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
11月08日第134回国会 衆議院 厚生委員会 第3号
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○赤羽委員 新進党の赤羽一嘉でございます。  本日は、与えていただきました時間内で、私は、阪神・淡路大震災からの復旧・復興事業に関する幾つかの案件について質疑をさせていただきたいと思います。  阪神・淡路大震災、発生してはや十カ月の月日がたとうとしておるところでございます。東...全文を見る
○赤羽委員 今の御答弁を聞いていますと、やはり人ごとなんですよ。それは、恒久住宅が七万戸、県であと十一万戸と言われていますけれども、それが今あればいいですよ。また、発災から二年たった段階で必ずできる担保があるならば移れるでしょう。  しかし、どうなんですか、今計画が出ているとこ...全文を見る
○赤羽委員 ですから、努力をさせたって、あしたいきなり市営住宅ができるわけないでしょう。階数プラス二カ月ぐらい、一つ建てるのに一年近くかかるというのは常識なわけですよ。現状、建ってない、土地も見つかってない、それを二年後ぱっと、マジックじゃないのですから。  ですから、具体的に...全文を見る
○赤羽委員 いや、それは努力してできることであるならば、それはそれで聞きとめますけれども、現実的には難しいことなわけだ。  それでは、奥尻なんかはどういう例になっているのですか。
○赤羽委員 簡単に言えば一般住宅に衣がえをする、そのときに恐らく費用がかかっているはずなんですね、建築基準法に適合するべくの基礎工事とかをやるわけですから。これは恐らく、百十一戸ぐらいのレベルであれば地方公共団体で賄える数字だと思うのですけれども、今回はけたが格段に違うわけですよ...全文を見る
○赤羽委員 今の、前向きに考えていくという答弁を受けとめましたけれども、一点だけ。  言い返すわけじゃないのですが、人それぞれの人生設計というか生活設計というのは、あしたからこうだとかというわけにはいかないわけですよ、家族を抱えているわけですから。学校の問題もあり、県外へ出なけ...全文を見る
○赤羽委員 それを言うと身もふたもないのですけれども。  ですから、そういうことで施行したけれども、実際は適用外になっているビルの中での開設医が余りに多いということに対してどう対応していくかという問題なんですね。  例えば、今とられている融資の制度、社会福祉・医療事業団の低利...全文を見る
○赤羽委員 余り理解、納得はできないのですけれどもね。実際、これだけの低利融資といっても、どれだけ借りられているのか、現状どれだけ運用されているのかということをまず調査の上、報告いただきたいと思います。私は、実際はこれは余り借りられていないと思います。  かつ、余り長くなると同...全文を見る