赤羽一嘉

あかばかずよし

小選挙区(兵庫県第二区)選出
公明党
当選回数9回

赤羽一嘉の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第136回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○赤羽委員 新進党の赤羽一嘉でございます。私も、与えられた時間内で震災復興の件について質問させていただきたいと思いますが、どうかよろしくお願いいたします。  阪神・淡路大震災が起こりまして四百日を超えたところでございます。この四百日間、政府では大変な御尽力をいただいたんだという...全文を見る
○赤羽委員 継続をしていただくということは非常にありがたいんですが、原則論の部分にも踏み込んでぜひお願いしたいというふうに思います。  ちょっと時間がないのであれなんですが、続きまして、また厚生大臣なんですが、医療費の一部負担の免除というのを去年やっていただいたんですね。第一次...全文を見る
○赤羽委員 我々の実感としては、神戸もまだ災害は終わっていないという状況もございますし、十二月末の段階の仮設住宅の入居者数と現在が大幅に減少したという事実も多分ないはずです。このことについては、実は兵庫県医師会会長とかコープ神戸の理事長とかNGOの代表とかが発起人となって呼びかけ...全文を見る
○赤羽委員 前向きに取り組んでいただいているということを確認して、次の質問に移ります。  今度は、仮設から出て、なるべく安い家賃の公的賃貸住宅をつくってほしいこれは橋本総理も行かれたときの話に出ていましたし、石井議員からの質問もありました。これは神戸市の話なんですけれども、計画...全文を見る
○赤羽委員 また、家賃の低減方策、これはペーパーをいただいておるのですが、結局頑張って、一DKは三万数千円にする。三DKの方は四万三千円ぐらいになる。しかし、もうデータが届いておると思いますが、仮設住宅の約三割の人がこれまで三万円以下の実に木造アパートみたいなところに住んでいたと...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございます。  これで具体的に幾つも私も市民相談を受けておりますので、今のお言葉、心強いと思います。  もう時間も迫っておりますので、官房長官、来ていただきましたので、最後に質問させていただきます。  この三十分間、石井議員を入れて約二時間、細か...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。私も超党派、地元選出という意味で全力を挙げてまいりますので、どうかよろしくお願いします。  またなお、地元のそういうことを言っている議員にはよく御指導をお願いいたします。  以上で終わります。
05月14日第136回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○赤羽委員 新進党の赤羽一嘉でございます。  まず、今回、海の憲法と言われる国連海洋法条約が締結されるような状況になったことは極めて喜ばしいことだと私は思います。  しかし、この条約は極めて多岐の分野にかかわるものでございまして、詳細な検討をするには相当な時間がかかると思われ...全文を見る
○赤羽委員 それでは、まずちょっと具体的な問題に入っていきたいと思います。  我が国の排他的経済水域内での漁業管理を行うに当たりましてまず必要なことは、隣国である韓国、中国との間でいかに排他的経済水域の線引きをするかということであると思います。特に韓国との間で、我が国固有の領土...全文を見る
○赤羽委員 ちょっとよくわからないので、具体的に個別に聞きます。  中間線の引き方ですね。よく言われているように、竹島が存在しないこととして、要するに韓国側のウルルン島と日本の隠岐の中間に境界線を引くやり方、これは竹島が韓国の排他的経済水域に入ってしまう、飛び地のような形になる...全文を見る
○赤羽委員 この岩論というのは、島の存在を無視するというのは今までないと御答弁ありました。私の認識では、地中海なんかでも現実的にそういうふうな取り扱いをされている例もあるというふうに思っております。  ただ、ここで私が聞きたいのは、例えばそういう線を引いたときに、韓国側の経済水...全文を見る
○赤羽委員 これはちょっと総理に伺わなければいけないかもしれませんが、三月の日韓首脳会談でどのような合意を見たのかということにもかかわってくるのではないかと思うのですが、領土問題と漁業問題の交渉は切り離せない、線の引き方と領有権は関係ないという話なのかどうなのか。私はちょっとよく...全文を見る
○赤羽委員 ということは、条約を締結する際に、排他的経済水域を引かない部分が出てくるというような余地が残るのですか。どうなんでしょう。
○赤羽委員 ということは、全面的に設定するということですね。ということでいいですね。
○赤羽委員 そういうことでいえば、ここの部分の中間線というのは竹島とウルルン島との間に引かれるという解釈でよろしいのでしょうね。
○赤羽委員 ですから、具体的にこの場合でいえば、我々は、我々固有の国土の竹島と韓国の固有のウルルン島の間の中間をとって中間線を引くという原則でこれからの交渉に臨まれるという理解でよろしいでしょうか、外務大臣。
○赤羽委員 だから、ちょっとよくわからないのですが、結局は交渉の結果、原則論でおさまるのか、もしくはこの条約に書かれてあるのとは別に、日韓の話し合いの中で違う引き方もされる可能性もあるという意味の御答弁でしょうか。
○赤羽委員 それでは、ちょっと話を変えますが、かつて我が国が現行の二百海里漁業水域設定時に、日本海側の一部と東シナ海に面した部分は線引きをしていないわけでございます。日本海には当然我が国固有の領土である竹島が今韓国によって実質上不法占拠されているという状況で、線引きをしなかったこ...全文を見る
○赤羽委員 ここは対中国との尖閣諸島の話をさせてもらいたいのですが、午前中総理の御答弁でも外務大臣の御答弁でもありました、政府は一貫して中国との間に領土問題はないという御主張でございます。尖閣諸島は我が国固有の領土であることは当然明らかでありますが、領土問題はないという発言をされ...全文を見る
○赤羽委員 ということは、漁業水域の暫定措置法に基づいて外国船への漁業規制がされているわけですが、中国に対して免除されているのは、そういった問題があるということから免除をされていると理解してよろしいのですか。
○赤羽委員 三月のバンコクでですか、総理が李鵬首相との日中首脳会談をやられたと思いますが、この会談につきまして、先はどのように正確ではなくて結構ですが、この件についてどんな合意をされたのか、何かあれば。
○赤羽委員 そうすると、漁業協定を新しく話し合っていこうとかというような話というのは出なかったのでしょうか。
○赤羽委員 済みません、ちょっと今一部聞き取れなかったのですが、日中間に未解決な問題があるがということですか。
○赤羽委員 その東海に未解決な問題があるがという部分に対する総理の御答弁はあったのでしょうか。
○赤羽委員 それでは、中国との間に大陸棚の画定問題というのがあるというふうに認識しておりますが、日本は中間論の線引きを主張している。中国は大陸棚の自然延長論ですか、三百五十海里を主張している。これについて、いかに決着をつけるつもりなのか、お聞かせいただきたいと思います。
○赤羽委員 いや、木で鼻をくくったような答弁じゃなくて、これも先ほどの韓国との話と似ているかもしれませんが、双方それなりの根拠で主張しているだろうと思うのですが、これについての日本の臨む方針、あくまで中間線でやるんだということで臨まれるのかどうか、外務大臣の御答弁をお伺いしたいと...全文を見る
○赤羽委員 対中国では、中間線論ですかで決着をつけるべく最大限努力していただけるという御答弁をいただけたというふうに理解いたします。  それでは、日本海における漁業につきまして、例えば北朝鮮や台湾の操業というのを無視しては、せっかくの漁業管理措置の実効性が期待できないというふう...全文を見る
○赤羽委員 今の御答弁なのですが、台湾は独自の国家ではないはずですよね。これはどういうことなのでしょうか。韓国と中国は例外措置を受けている、台湾は例外措置を受けていない。これは中国と台湾というのは別の国であるという認識でやられているのか。また、日中漁業協定の管理のもとには置かれな...全文を見る
○赤羽委員 実態はそう多くはないということですが、基本的な認識として、台湾の漁船というのは日中漁業協定の管理の下に入らないという御認識でよろしいのでしょうか。
○赤羽委員 最初の話に戻りますが、日本海における漁業、新たな管理措置を決めるに当たって、日本と中国、日本と韓国ということで決めるだけでは、繰り返しになりますが、実効性に乏しいと思います。ですから、私は、二国間交渉だけではなくて、すべてかかわりのある当事者がテーブルに着いて、協議の...全文を見る
○赤羽委員 しかし、日本海で操業しているのは、日本、韓国、中国という三国ではないのは事実であるわけですし、新しい措置を実効あらしめるために、そのような協議の場を新たにつくるようにした方がよいのではないかということを私は提案させていただきたいと思います。  近い将来、今そういう方...全文を見る
○赤羽委員 そこで重ねてお聞きしたいのですが、我が国の水産業の実態というのは、遠洋漁業や沖合漁業からだんだん沿岸漁業に重点を移してきているというのが実情だと思いますが、我が国の排他的経済水域内において、今後韓国や中国漁船の実績をそのまま認められていくということは、我が国漁業者の理...全文を見る
○赤羽委員 ですから、排他的経済水域内における中国、韓国の実績を算定する際に、今おっしゃられた漁獲量の中に違法操業の部分がどのくらいあるかわからないという状況の中で、新しく割り当てを決める際に、韓国、中国のその割り当てを決める際の算出根拠というのはどうしようとされるのでしょうか。
○赤羽委員 ですから、これからの交渉の中で、我が国の水産業者というか漁業に携わっている方たちが、不当に厳しい状況、苦しめられるような状況にいかないようなことに配慮をして交渉に臨んでいただきたいということを要望しておきます。  ちょっと時間があれですので、最後に、今回の条約という...全文を見る
○赤羽委員 相互間でというお話もありましたが、あえて言うなら、科学的な根拠云々で漁獲可能量を算定するというのはかなり高度なことだと私ほ思うのですね。日本でもかなり大変な作業じゃないか。これが世界じゅう、今度の加盟国すべてができる能力があるのかどうかということは非常に疑わしいと僕は...全文を見る
○赤羽委員 時間が参りましたが、その沿岸国の主権という状況の中で、漁業大国日本の自国の利益、国益が損なわれないような大方針で今後の交渉にぜひ望んでいただきたいと思いますので、その点だけ、最後に、できれば総理に御決意を伺いたいと思います。
○赤羽委員 ありがとうございます。
05月17日第136回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○赤羽委員 新進党の赤羽一嘉でございます。  私も今週の十四日に四十五分間質問をさせていただきまして、重ねてになりますが、そのフォローアップの形できょうも一時間質問をさせていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  前回の質疑におきましては、状況もわかるの...全文を見る
○赤羽委員 まず、今の御答弁で、この竹島は排他的経済水域を持ち得るような島であるというふうに政府は認識しておるということをまず確認させていただきました。  それで、今その竹島が存在しないということにして中間線を引くというアイデア、最初の質問で言わせていただいたのですが、しかし、...全文を見る
○赤羽委員 ガードはかたいなという感じてすが、原則論は決まっているのかどうか。交渉前だから披瀝できないという話なのか、その原則論もまだ決めていなくてもう交渉が始まっているのか、これについてどうなんですか。
○赤羽委員 具体的に申し上げてくれとお願いしているわけではなくて、原則論としての政府としての考え方、ガイドラインといったものがあるのかないのかということも言えませんか。
○赤羽委員 その基本的な考え方というのはよくわかりました。  それで、例えば、ちょっと具体的な話でまた恐縮なんですが、お互いに自国の領土として境界線を主張して重複、重なり合った場合、この場合は、その重なった地域で漁業の共同管理を行うということ、これは可能なんですか、一般論として...全文を見る
○赤羽委員 あの海域に限って共同管理を行うことは難しいという御説明がありましたけれども、ということは、そういった方策は選択し得ないということにつながるのですか。
○赤羽委員 ちょっと今の水産庁長官の御答弁はよくわからないのですが、そういった状況の中で、外務省の方に聞きたいのですが、この選択肢というのは、今回の交渉ではなくて、一般論として、選択肢たり得るのかどうか。
○赤羽委員 ちょっと重ねて聞くようで恐縮なのですが、水産庁の御説明があったような状況の中で、その重なったところの共同管理が極めて難しい状況にある中で、そういった解決法の一つとしてこの選択肢というのはあるのですか、ないのですかということを局長に伺いたいのですが。
○赤羽委員 まあ頭のいい方たちが多いですから、恐らくいろいろな知恵があるのでしょうけれども、山本草二先生のこういう著書なんかを見ていましても従来からそれほど多くの選択肢があるとはいえない中で、具体的な話として詰まっていなければおかしいのではないかというふうに私は思いました。  ...全文を見る
○赤羽委員 ちょっと話はあれですけれども、昭和五十三年十月十三日の外務委員会において、井上一成議員の質問に対し、当時の条約局長が、これは尖閣諸島に関してのことだと思いますが、有効支配、これは実効支配と同義で使われているのだと思うのですが、有効支配については、国家の主権がある領土に...全文を見る
○赤羽委員 局長、私は、竹島は不法に実効的支配を韓国がしているというような認識でおるのですけれども、それは違いますでしょうか。また、何というか、不法入国があるとかいう認識ではないのですか、竹島にそういう人が住んでいるとかいうことに関してですね。
○赤羽委員 そうしますと、先ほど松沢議員の方から質問があったのですが、尖閣諸島のことにつきまして、我が国の領土としながらも、例えば、この近くの海域で操業する漁業者から避難港の建設を求められているが何もできないでいるというような状況下でも、今の、論理的には整合性があるのかもしれませ...全文を見る
○赤羽委員 この尖閣のことに絡むんだと思うんですが、そのバンコクでの三月の日中首脳会談で、李鵬総理から、日中間には東海に未解決の問題があるが、海洋法条約の原則を踏まえ、友好的話し合いによる解決を求めていきたいという旨のお話があったということがこの前の局長からの御答弁にもありまして...全文を見る
○赤羽委員 そうすると、ここの、「東海に未解決の問題」ということに対しましては、この尖閣諸島のことというのは含まれないという御認識だったのですか。これは外務大臣の方がいいかもしれませんが、どうなんでしょう。
○赤羽委員 そうしますと、これは平成四年の四月二十二日の当委員会での質疑の中で、当時の政府委員の方が、「日中間におきましては、まずは先ほど来御指摘の尖閣諸島の領有権の問題というのが中国側から提起されているという状況もございますので、今のところすぐ大陸棚の境界画定の交渉を行うという...全文を見る
○赤羽委員 我が国として中国との領有権の問題はないという御説明はよくわかっているんですけれども、それはもう前回の質問で、ないという立場ながら、しかし中国側からそういった問題が提起されているということは認識しているということに対しての答弁も外務大臣からあったと思うんです。  です...全文を見る
○赤羽委員 大臣、済みません。ちょっと僕の質問がはっきりしなかったかもしれませんが、領有権については、日本の立場はよくわかるし、私も問題ないと思っているんですが、それに対して、中国側からは異見があるというような状況であるということは御認識いただいたと思うんですね、前回の委員会で。...全文を見る
○赤羽委員 この問題について最後に質問させていただきますが、先ほど局長の答弁で、尖閣諸島については標識ですか、標識なりなんなりがあるんで、それはどうでもいいんですけれども、実効支配できているんだ、当然我が国の領土として間違いない事実があるということで。それはそれで置いておきまして...全文を見る
○赤羽委員 それでは水産庁の方に質問いたしますが、先日の委員会で、自国の排他的経済水域内の生物資源の漁獲可能量を決定し、その生物資源が適正に維持されていることを確保する措置をとる権限を沿岸国にゆだねられている条約規定に関しまして、このような条約規定では、沿岸国がその排他的経済水域...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございました。  それではちょっと具体的に、要するに、東シナ海に面したところの排他的経済水域は全面設定をするという方針が前回の委員会でも確認されたわけでございますから、その線引きができますと、これ大原農水大臣の答弁をいただいたのですが、当然その内側において...全文を見る
○赤羽委員 それは、東シナ海の一面ですね。それで、線を引いたら中国と韓国と、ソ連もあるならソ連でもいいのですけれども、我が国の水域内の漁獲可能量というのは算定なんかできるのでしょうか。聞くところによりますと、これは各魚種別の漁獲可能量も出す。漁獲可能量を算定できるのかどうかという...全文を見る
○赤羽委員 ちょっと今の御答弁に若干触れるかもしれませんが、日本の漁業者は、韓国、近年の中国のいわゆる乱獲状態に苦慮して困っておると。それで、実際の実績で決めなければいけないわけですね。その辺は、やはり乱獲の部分は、お気持ちとしてというか政府の基本的な方針としては、除いた数を割り...全文を見る
○赤羽委員 多分中国は、水産品ですか、漁獲したものを輸出している。国内消費も物すごく上がっているのでしょうけれども、輸出ドライブも相当かかっていて、かなりここの部分の交渉というのは難航するのではないかというふうに思うのです。その我が国の水域内のトータルのパイと向こうの水域内のトー...全文を見る
○赤羽委員 ちょっと時間ももうなくなったのですが、最後に一点、公海の自由原則に関連した問題で、この前初村委員から御質問がありましたが、中国の台湾周辺海域での軍事演習についてちょっと質問をさせていただきたいと思うのです。  このときには総理の御答弁でもあったと思うのですが、公海に...全文を見る
○赤羽委員 この問題に関して、若干台湾の軍事訓練についても質問したいと思いますが、また次回の質問の場に譲らさせていただきまして、きょうは終わらせていただきます。  ありがとうございました。
05月30日第136回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○赤羽委員 新進党の赤羽一嘉でございます。  きょうは、与えていただきました時間内で、本日の法律案についての御質問と、また、阪神・淡路大震災発生以来約五百日という日数が経過しようとしている現在、神戸市街地、また被災地域を歩いておりますと、まだまだやり残された問題、課題が非常に多...全文を見る
○赤羽委員 この問題で余り時間をかける考えはないんですが、それでは、昨年十一月の時点と今、年が明けてこの四月、五月ですか、この政策決定に至った時点の公営住宅、公的な住宅の計画について何か変更があったんでしょうか。私はそういう認識に立っておらないのですが。
○赤羽委員 着工三カ年の計画でございまして、今四万八千戸、約九万人とも八万人とも言われている仮設入居者を受け入れるだけの住宅が二年後にできないことは、昨年十一月の段階で、あの当時から明らかだったわけですね。ですから、あの当時に当然何らかの決定をするべきだった。  建設省の方に言...全文を見る
○赤羽委員 今回のこの問題の件ではなくて、今回の震災復興一連においていろいろな問題が噴出し、そしてそれに対する対応が全般的に極めて柱間がかかったということで、地元の声というの什厳しくなった。せっかくやっていただいた施策についても、余りにも遅いということで、やった割に評価をされてい...全文を見る
○赤羽委員 具体的にお聞きしたいと思うので才が、例えば今、市街地の仮設住宅に住んでいる方がいらっしゃる。仕事場も比較的近いところにある。今度受け皿となる恒久住宅、公的な住宅は若干距離がある、神戸市から。市街地にあったり、また神戸市以外のところにできたところがあった。当然家賃もかか...全文を見る
○赤羽委員 ですから、数がある、その条件はいろいろあるかもしれないけれども、数はできた。そうした場合は、出てくれという退去勧告なりなんなりをすることが可能なのでしょうか。
○赤羽委員 御趣旨はよくわかりますが、私はやはり、新しい法律をつくるのですから、例えばこれを三年間を限りとするとか五年間を限りとするとか、歯どめみたいな部分を入れておいた方がいいのではないかというふうな心配もするの下すが、そのようなことはなじまないのでしょうか。
○赤羽委員 恐らく、来年また再来年、公営住宅ができるまで、またできてからも、かなり移動のトラブルというのは出てくると思いますので、その点については万難の対応策をお願いしたいというふうに思っております。  また、別のことですが、延長期間を認めた場合、建築基準法上の補強工事は行われ...全文を見る
○赤羽委員 若干わかりにくいあれだったのですが、結局、今回特例措置をとるので、一般住宅に衣がえをせずに仮設住宅として期限延長を認めるというような御趣旨の答弁ですか。
○赤羽委員 わかりました。  また、少し内容が違うのですが、期限延長をするに伴って、実質的にもう一年数カ月で、かなり各応急仮設住宅が傷んでおるわけでございます。そういった意味で、安全、防災上の観点からも当然、今後補修、補強の経費というのが必要と見込まれると思うのですが、この補修...全文を見る
○赤羽委員 今の御答弁を聞いて、かなり認識のギャップがあるというふうに率直に言って実感をいたしました。  何か今、補修、補強が必要な仮設住宅が出ているか出ていないか、まだ余りよく認識されていないというような御発言がありましたが、現実に回っていただければ、そういった、たてつけがず...全文を見る
○赤羽委員 今、応急仮設住宅をどのくらい残すかというような御発言がありましたけれども、応急仮設住宅は全部解消し公的住宅に移行するという大方針でやっているのではないのですか、大臣。
○赤羽委員 政府委員の方の答弁はもういいのです。  大臣にぜひお答えいただきたいのですが、基本的には、この仮設住宅というのは、前のどなたかの答弁、予算委員会の答弁にもあったかもしれませんが、公営住宅と同じように考えている、地方自治体の財産だから、つくりました、後は地方自治体で運...全文を見る
○赤羽委員 前向きな御答弁をいただきまして、本当にありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。  今お話が出ました、県による仮設入居者の全戸調査の結果というのが、もう一応結果が出ていると思います。その取りまとめに時間がかかっているというお話、多分分析に時間がかかってい...全文を見る
○赤羽委員 今御答弁ありましたように、やはり住宅、仮設ではなくてしっかりした住宅をつくるということも大事だと思うのですが、あとは、要するに、経済的に本当にお困りになっているという方が今残った人たちのほとんどだというふうに私は思います。個人補償ということで、非常にハードルが高くてで...全文を見る
○赤羽委員 私は、個別の対応でカバーできるような生易しい数ではないというふうに認識しております。  ちょっと聞きたいのですが、雲仙は災害が続いている、阪神地域は災害が終わっているという認識、繰り返し御答弁ありましたけれども、これはどういうことなんでしょうか。実際四万八千戸の仮設...全文を見る
○赤羽委員 個別例外の措置であるということはわかりますが、十二月に打ち切った。十二月の時点での被災地の状況と、現在全戸調査がやられてこれだけ厳しい数字が出てきた。私は、十二月の段階と比較して、ここはデータを持っているわけではございませんけれども、あの時点で仮設から出ていった方たち...全文を見る
○赤羽委員 私は納得ができないのですが、全戸調査で出てきた数字が上がってきているわけですから、そこで新たにもう一度、これまでとった施策でいいのかどうかという検討をぜひしていただきたいと思います。  大臣にちょっとお聞きしたいのです。前回、菅厚生大臣の予算委員会の答弁でも、今厚生...全文を見る
○赤羽委員 わかりました。基金は原資が五千億ちょっとなんです。これは二兆円ぐらいあればいろいろなものに潤沢に使えると思いますが、かなり細々とした利子補給やら何やらに使われているというのが現状で、ここの原資の部分に国が参入していただければ、本当にかなりいろいろなことができるというふ...全文を見る
○赤羽委員 現状は、行政の窓口は全国、オールジャパンとして統一に対応しているから、被災地の皆さんからすれば極めてつれなく、また厳しく、そういう条件を迫られているというような現状もございます。  大臣に重ねてお願いしますが、医療費でもいい、通院補助費でもいい、生活保護の適用拡大で...全文を見る
○赤羽委員 今の御答弁にも関連するかもしれませんが、例えば昨年十月終了した災害援護貸付資金、そこから使途目的を外して、例えば上限一千万円にして無利子措置は五年とする。仮に本人死亡時の場合はその償還は免除するといったような特別な立ち上がり資金、そういった新しい制度の創設ということを...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございました。  地震共済保険制度については、私たちも年の初めから用意してつくった法案でございますし、国会の場で議論をしたく、ぜひ政府・与党からも御提出のほどをお願いしたいと申し上げまして、終わりにさせていただきます。ありがとうございました。
06月07日第136回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○赤羽委員 新進党の赤羽一嘉でございます。  本日、与えられた一時間の中で条約に関する質問をさせていただきたいと思いますが、条約に触れる前に、実は私、新進党で初めての訪韓団に先週の日曜日から水曜日まで行ってまいりまして、ちょうど二〇〇二年のサッカーワールドカップの共催が決まった...全文を見る
○赤羽委員 金泳三大統領と面会したときも、大統領は、大統領就任以前から言い続けてきたことですがと言って、日韓両国の過去の歴史を直視しつつ、これからは二十一世紀に向けての未来志向でお互い取り組んでいきたい、しかし、一部日本の政治家の発言によってこれまでの日韓関係の信頼関係を損なって...全文を見る
○赤羽委員 私、その議員連盟がどういった趣旨のものであるかつまびらかにしておりませんので、確かにその点はありますが、しかし、韓国と中国がこのような反応をしているのも事実、報道されているとおりだと思いますので、申し上げた次第でございます。  あと、この女性のためのアジア平和国民基...全文を見る
○赤羽委員 我々の思いが本当に韓国の人たちに、また該当する方たちに率直に気持ちが伝わるような、わかりやすい表現でつくっていただきたいとお願いする次第でございます。続きまして、サッカーの二〇〇二年ワールドカップの共催問題について質問を移したいと思います。  日韓の共同開催というの...全文を見る
○赤羽委員 韓国では、金泳三大統領みずからが共同開催準備のために韓国各界要人を網羅した組織委員会を発足させ、韓国招致委員会の業務を引き継ぐよう指示したとあります。さらに、大統領から政府に対しましても組織委員会の活動を全面支援するよう要請し、共催成功に向けて迅速な対応を見せていると...全文を見る
○赤羽委員 民間だけで乗り越えられない問題も数多くあると思いますが、今一つ早速言われておるのが、韓国の中で北朝鮮との分散開催に積極的な姿勢を示す声も一部あるようでございます。これは反対の声もあるようではありましたが、実際、三十八度線を越えて試合をすることに対して否定的な考えを持つ...全文を見る
○赤羽委員 今回の韓国訪問で会った方が、口をそろえてこの共同開催について、当然最初に言及されておりました。韓国はサッカーを国技とする国でもありますし、このワールドカップの開催の問題については、国じゅうが物すごく熱くなっていたと思います。何か若干、日本が単独開催ができなくてややがっ...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。私も若い世代の一人として、これまでの日韓関係のあり方から、もう率直に、私自身本当にわだかまりを持っているわけではない、その気持ちで、お互いに両国国民が交流し、新しい未来志向の関係をつくっていきたいというふうに個人的にも思っておりますし、それは、本...全文を見る
○赤羽委員 どちらかというと前者の質問なのですが。例えば、前回の第一次、第二次にわたる米支援のときに、本委員会でも、玉沢先生の御質問の中でも取り上げられましたけれども、要するに、第二次の米の支援については、こちらの政府としては韓国と連絡を取り合っていたという認識でありながら、韓国...全文を見る
○赤羽委員 国連などの国際機関を通じての支援についても、韓国との協議を優先するということでよろしいのですか。それはどうですか。
○赤羽委員 今回のこの支援の中で、米の現物供与についても行う方向で検討に入るということを首相と外務大臣が一致したというような新聞報道も過日されておりますが、この点について、事実関係はどうなのでしょうか。
○赤羽委員 それで、北朝鮮に対する支援で、私、前回二回にわたる米支援のことを振り返って思うことは、要するに、食糧危機の実態の解明、これはなされるのかどうかということがまず第一点。  これについては、韓国筋ではというか、外務大臣などは、軍備用の備蓄米が約百二十万トンあるのだ、こう...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  ちょっと繰り返しになりますが、備蓄が百万トン以上ある云々というのは、これはあってもなくても人道的な援助をするという見解なのか、事態の事実確認ができないというふうな態度なのか、どうなのでしょうか。
○赤羽委員 備蓄米の存在は認めていてもこの人道的な援助には参加するという立場なのですか。ちょっと繰り返しになって済みません。  というのは、その備蓄米についてはたしか孔外務大臣が何カ所かで発言されていると思いますが、三カ月分ぐらいの備蓄はあるというようなことが散見されますけれど...全文を見る
○赤羽委員 今大臣御指摘のように、私も全くそのとおりだと思います。せっかく米を出しても、それが民生用に転換されないで、軍部ばかりに回されて備蓄用になっていたというようなことでは何のための人道的な支援かわからなくなってしまうということで、この配分の透明性というのはやはり大事だと思い...全文を見る
○赤羽委員 今最後の答弁でもございましたが、今回の国連を通しての援助につきまして、出したものが本当に民生用に使われているのかどうかということについても、ぜひウォッチのほどをよろしくお願いしたいと思います。  米支援のことでは、前回の一次、二次の米支援については、要するに輸入の余...全文を見る
○赤羽委員 ですから、輸入の在庫米利用というのは直接支援のときに限る、今回の国際機関を通しての支援についてはその原則の範囲内ではない、どうするかは別にして、そういう考えということでよろしいんですね。
○赤羽委員 いや、絡むわけじゃないんですけれども、第三次、四次がさらにあるのでしょうかという本委員会の私の質問に対し、政府からは、米支援については輸入在庫米を使うということであります、もはや在庫がない現状でこれから第三次は考えられませんという御答弁があったわけでありますから質問を...全文を見る
○赤羽委員 わかりました。  それでは、時間もありませんので条約の方について聞かせていただきたいと思います。  まず、WTO協定の関連する確認書のことで質問させていただきますが、WTOに中国が未加入の状況になっておるわけでございます。去る三月十九日、中国の加盟に関する検討委員...全文を見る
○赤羽委員 済みません、今外国企業に貿易権を与えていないということですか。それはどういうことでしょう。貿易会社に現地法人の格を与えて、貿易は一部できているんではないんでしょうか。ちょっとよくわからない。
○赤羽委員 確かに、今御説明あった以外にも、まだまだ中国の貿易政策とか措置は、WTOとの不整合性とか貿易関連制度の不安定性などから、既に加盟している国から問題とされているのは事実だというふうに思います。しかし、中国を信頼できる貿易相手国として成立させることは、単に中国のみならず我...全文を見る
○赤羽委員 中国というのは、経済開放になってまだ十年とか十五年とかというようなところで、まだまだ世界貿易の中でなじまない部分もあると思いますが、経験によってかなり適合化してきている事実もあると思いますので、隣国の日本としてできることは積極的に行っていただきたいというふうに思うわけ...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  それでは、インド洋まぐろ類委員会設置協定について質問を移らせていただきたいと思います。  台湾の絡みなのですが、この委員会における台湾の取り扱いというのはどのようになるのか教えていただけますか。
○赤羽委員 あと、この協定の締約国を見ますと、英国がEUを構成する一つの国としての存在と、英国独自で締約国としての加盟になっているわけですけれども、これはどういう理由でしょうか。
○赤羽委員 そのチャゴス諸島でございますが、チャゴス諸島にはたしか米軍基地が置かれているディエゴガルシア島という島があると思います。この島は、イギリスとモーリシャスの間で領有権問題があり、極めて戦略的に意味があるところというふうに言われておると思います。  四月十一日に、アフリ...全文を見る
○赤羽委員 済みません、最後に一つだけですが、今の非核化云々ということの絡みとして、けさの新聞で中国が近く核実験を行うと臨時代理大使語るということで大きく報道されておりますが、この核実験が行われたとすれば、対中国の円借款の凍結という世論の高まりが予想されるわけでございますが、一部...全文を見る
○赤羽委員 最後にちょっと一言です。  中国が経済発展していくことは大事だと思いますが、日本が核実験に対して、ODAの四原則もございますし、毅然たる姿勢を貫くというのも、これはもう本当に大事だと思います。中国が核実験を再開するという予想がずっと言われていて、それで臨時代理大使が...全文を見る