赤羽一嘉

あかばかずよし

小選挙区(兵庫県第二区)選出
公明党
当選回数9回

赤羽一嘉の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第140回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○赤羽委員 新進党の赤羽でございます。  きょうは、三十分間という限られた時間でございますが、阪神・淡路大震災の震災復興関連の質疑をさせていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  阪神・淡路大震災発生から二年余りの月日がたったところでございます。大臣にお...全文を見る
○赤羽委員 従来の措置をたくさんやっていただいたということについては私はよく承知もしておりますし、そこについてとやかく言うのではないのですが、恒久住宅に移った人に対しては生活支援を行えて、移らない者に対してそれまでの期間生活支援を行えない論拠というのですか、これはどこにあるのでし...全文を見る
○赤羽委員 今すぐに仮設住宅の人たちが恒久住宅に移れるという状況にあるのならその理屈は成り立つと思います。早く恒久住宅に移りなさい、そして自立していきましょう、その自立のためには国として精いっぱいのことをやりますよ、これは理屈としては成り立ちます。しかし、抽せんの現状を見てくださ...全文を見る
○赤羽委員 それはわかっているのですけれども。大臣、どうですか、おかしいと思いませんか。解体した、たまたま住んでいたところがつぶれた、火事に遭った、そういう人は入れて、つぶれなかった、しかし修繕して家賃が上がって入れない、実態は一緒じゃないですか。自分の、その被災者の責任はどこに...全文を見る
○赤羽委員 ぜひその点だけはよろしくお願いいたします。  私は、きょうもう一つ言いたいことは、要するに、今まではいわゆる社会的弱者に対しての支援策ということに物すごく光が当たっていた、これは当然やらなければいけないことだと思います。しかし、二年間たって、いわゆる社会的弱者じゃな...全文を見る
○赤羽委員 文部省としては決定しているわけですか。
○赤羽委員 ぜひその分の予算措置獲得をよろしくお願いをしたいということでございます。  今言ったのは学校の教員ですが、サイレントマジョリティーと僕は自分では呼んでいるのですけれども、二つ目は、ローンで購入した唯一の資産ともいうべき自宅もしくはマンションを今回の震災で失ってしまっ...全文を見る
○赤羽委員 多分、二重ローンの問題というのはこれから出てくると思うのですね。これまでの緊急措置で、この三年間は従前のローンの返済を猶予されているケースが多々ありました。しかし、これからその三年間という期間が切れるわけです。また、二重ローンになるから家を買えない、買わないという人が...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  また、ちょっとそれに関連して、今、神戸市内では二割の分譲マンションが再建見通しが立っていない。大型のマンションであればあるほど住民合意ができないということなんですね。今非常に目前の問題となっておりますのが、マンションの公費解体期限がこの三月...全文を見る
○赤羽委員 では、期限を延長するという手続は、可能な状況から可能とするのはどういうあれが必要なんですか。
○赤羽委員 時間も来ましたので、最後にもう一つ。サイレントマジョリティーで今まで光が当たっていなかった多くの人たちがいるということを、ちょっとここでお話をさせていただきたいと思います。  例えば小売店の店主。お店がつぶれた。しかし、収入の源泉ですから、借金で仮設店舗を建てた。商...全文を見る
○赤羽委員 知事会の結論を待たずしても、この国会に法案を提出し次第、ぜひ国会の場で論議をしていただきたいとお願いしまして、質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。
04月09日第140回国会 衆議院 建設委員会 第6号
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○赤羽委員 新進党の赤羽一嘉でございます。  本日は、与えていただきました四十五分間の時間で、密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律案に関しまして質問させていただきますので、どうかよろしくお願いいたします。  まず本法律案提出の経緯の御説明を建設省の方からしていた...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  今、大臣の御答弁にもあったように、実は神戸市の消防局では、大火災があった長田区の二件で延焼のシミュレーションをしております。消防局の方にはそういう資料があって、私も手元にいただいております。  その中で彼らの結論というか提言として、今後こ...全文を見る
○赤羽委員 知恵は随分出されておりながら、隣の家ほど仲が悪いというふうな状況もあったりして、共同化が極めて、神戸市の対象とするところでも、恐らく二・五%ぐらいしか進んでいないというふうなこともありますので、そういったことも踏まえて私はお願いするつもりですので、また時間があれば最後...全文を見る
○赤羽委員 それはあれですか、地震によって、繰り返しになりますが、例えば東京の下町での浸水状況とか洪水状況みたいなことは想定していないということなのですか。また別の法律で制度として拡充しようということなのか、どうなのでしょうか。
○赤羽委員 また、ここで「老朽化」とか「密集」とか出てきますけれども、この法律における「老朽化」「密集」、対象となる要件というのですか、これは、定量的というか、どういったものを規定しているのか、教えていただけますか。
○赤羽委員 また、その法案の「密集市街地」の定義の中で、今の「老朽化」「密集」云々の後に、「かつ、十分な公共施設がないこと」というところがあると思うのですが、これはどういうことを示しているのですか。
○赤羽委員 この法律案、先ほど御説明ありましたような内容を聞いていますと、建てかえ事業が主眼に置かれているようなお話もありましたが、今「十分な公共施設」云々ということに関連して言うと、自然災害時にその町に緊急避難用としての公園がかなりの役割を担ったというのも今回の震災の教訓であっ...全文を見る
○赤羽委員 防災上危険な密集市街地というのは、先ほど全国で約二万五千ヘクタールあると推定されている。ここの面積上に、人口というのですか、どのぐらいの人がそういう危険なところに住んでいるのか、資料があれば教えていただきたいのです。
○赤羽委員 この法律案ができる、そして防災再開発の促進地区の設定が見込まれる面積によって、今五、六百万人と言われましたが、この法律案によって設定された危険な状況ではなくなるというのは、どのくらいの人口の割合を占めるのか、推定予想数値になると思いますが、建設省が考えている数字を教え...全文を見る
○赤羽委員 それでは、私の地元の問題に今の関連で戻るのですが、今回、被災地神戸、特に長田の中でも随分焼け落ちたり倒壊したり、現状二年たった今なお、かなりの密集度がありながらぽつんぽつんと空き地になっているところがある。こういったところは、密集度としては、震災前に比べて単純に言えば...全文を見る
○赤羽委員 そうなると、自治体ごとにその地区の設定基準というのは違ってくるケースも出てくるわけですか。神戸の場合はちょっと歯抜けになっているけれども、それは神戸市として危険だということで認定したとか、隣の大阪ではそうじゃないとか、比べてみるとちょっと基準としてのレベルが違ってくる...全文を見る
○赤羽委員 その辺の、非常にあいまいなというか、ちょっとわかりにくいなとも思います。阪神大震災という特殊な状況を勘案して、ぜひ大臣、この点は地元の心配、憂いの残らないように措置をお願いしたいと思います。
○赤羽委員 ありがとうございます。  それでは次に移らせていただきたいと思いますが、建てかえ計画がありますね、また延焼等危険建築物への除却勧告、この認定の要件はどうなっていますか。
○赤羽委員 除却勧告の場合、そういった状況であれば勧告はできる、居住者の同意というのは勧告自体には要件としては必要ないという理解でよろしいですか。
○赤羽委員 それから立ち退きですね、その後の段階かと思いますが、除却勧告すると。ただ、僕は除却勧告というのは非常に影響力としては大きいと思うのですね。市長が除却を勧告しているんだ、早く立ち退かんかいみたいな、神戸では気の荒い建築業者みたいなところが家をぶつ壊したみたいな話も、ニュ...全文を見る
○赤羽委員 ただ、今回の法案、貸借人に対して賃貸契約の更新の拒絶の通知、それからまた解約の申し入れができるものというふうになっておりますね。借地借家権がここで緩められるというか、これはどういうことなんですか、現行法でできるのに。
○赤羽委員 ちょっと細かいもので難しいのですけれども、代替のところは用意しますよと、ところが、それが必ずしも居住者にとって満足いくようなものではないケースもありますよね。そういった場合に、この借地借家権の除外の項目というのですか、ここはどうなんでしょう。  限界的事例かもしれま...全文を見る
○赤羽委員 ちょっともう一回繰り返しになりますが、勧告の場合、市町村長が、ここは危険だ、老朽化して危ないといって認定できるわけですよね。そこにはある意味で余り定量的なものはないわけですね。その辺、ガイドラインをつくることはないのか。もしくは、市町村長が非常に恣意的な、これもありに...全文を見る
○赤羽委員 それで、今回、勧告に従って出ていくということも調って、建てかえた、これは、低利で公的な融資を受けられたりとか、いろいろな特典があるわけですよね。この建てかえたものを転売するとか、これは性善説に立つと、ないというふうな考えもあるかもしれませんが、性善説に任せていていいの...全文を見る
○赤羽委員 わかりました。  もう時間があと限られていますので、居住安定計画のことについてちょっと触れさせていただきたいと思うのです。  この話は、移るということが合意できたら、従前のそこに住んでいた最初の家賃と今度移るところの差額を見ますよ、五年間ですか、六分の一ずつの補助...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございます。ですから、特例制度で現状をよく見て把握していただき……(発言する者あり)わかりました、それだけですから。  まだ問題があるのですが、また個別によろしくお願いいたします。ありがとうございます。
05月26日第140回国会 衆議院 決算委員会第四分科会 第1号
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○赤羽分科員 新進党の赤羽一嘉でございます。  本日、三十分間お時間をいただきまして、私がかねてより、地元最大の問題でございます、また国会でも予算委員会の分科会で取り上げさせていただき、運賃の値上げの際には当時の伊藤運輸大臣のところにも直接陳情に行かせていただきましたが、神戸の...全文を見る
○赤羽分科員 見ながらの方がお話がしやすいと思いますので、よろしくお願いいたします。     〔主査退席、高市主査代理着席〕  その緑の線が神戸電鉄でございます。神戸電鉄というのは、六甲山の裏側をずうっと走っている電車でございます。実はその緑の沿線が、近年、兵庫県、神戸市、住...全文を見る
○赤羽分科員 岡場と田尾寺の間でようやく、かなり時期がずれ込みながらも、平成十年度末に完工の予定だということですが、要するに、岡場から神戸都心部に向かっていく需要の方が当然多いはずなんですね。岡場から有馬口、それから谷上経由新神戸、三宮という南に向かっておりていく、これが輸送力を...全文を見る
○赤羽分科員 私の手元では、残事業費用、総事業費用四百億円というふうに出ておる。実は、神戸電鉄というのは、私の手元の資料では、平成八年度末、負債トータル一千億を超えているのですね。約一千九十億円の負債を抱えている。これは、震災で百十億円ぐらいのダメージがあったということもあるので...全文を見る
○赤羽分科員 どんな答弁なのかちょっとよくわからないのですけれども、要するに、この問題は地元県議会でも市議会でも大問題でございまして、いろいろな答弁の中で、地元自治体として、四百億の総事業の複線化を神戸電鉄の単独事業で整備するのは困難だと。何らかの公的支援の必要性を県としても認め...全文を見る
○赤羽分科員 過去四回やった検討委員会で、このテーマについての何らかの方向性というのはまだ出ていないのですか。
○赤羽分科員 これは多分、過去の運政審の答申を受けてなんだと思うのですが、横山から先のウッディタウンとかニュータウンのところに全部事業を、要するに、開発者である住都公団が開発者負担というものをしているというふうに認識をしておりますが、このことについて、建設省の方はきょうは来ている...全文を見る
○赤羽分科員 新線の方を今、受益の範囲内でやられているということはよくわかりますが、藤原台とか鹿の子台という、仮設住宅で有名になったところですが、ここは実は、住都公団の委託を受けて県や市が大開発したニュータウンであるわけですね。ですから、ちょうど今、工事が未着工の部分の複線化の事...全文を見る
○赤羽分科員 どうなんでしょう、ちょっとよくわからないところもあるのですが、検討委員会の議題に、開発者負担のアイテムに、この複線化事業というのが入ってくる可能性がないのだろうかということを検討するというのはどうなんですか。
○赤羽分科員 わかりました。では、私からの地元の要望として、県議会でもこういう質問が出ておりますので、ぜひ、開発者負担、その対象として複線化事業も検討課題に入れていただきたいということを要請します。  それと、鉄道整備基金。これの使われ方というのは、基本的にJRとか第三セクター...全文を見る
○赤羽分科員 わかりました。  ちょっと似たようなことを主張したいので、北神急行の累積債務状況についての抜本的対策も検討委員会の課題になっているはずですから、質問を移らせていただきたいのです。開業当時、北神急行というのは資本金八億円だ、それに対して、トンネルの費用ということなの...全文を見る
○赤羽分科員 これで、申請時、申請の中で、多分九五年度の輸送人員、持っているうちの資料では一日当たり五万三千人ぐらいという申請で、実態としては三万五千人だということだと思うのです。これは、では、一日一万八千人増加すれば、いわゆる八八年から八年目ですからもう今ぐらいなのですが、黒字...全文を見る
○赤羽分科員 ですから、さっきの神戸電鉄の複線化の問題ともちょっと絡むのですが、運輸省として、この北神地域の神戸電鉄、そして今言った北神急行の状況についてどういう知恵を出すおつもりなのか。  いろいろなところからレクを受けて話を聞きますけれども、結局、民間鉄道だからということで...全文を見る
○赤羽分科員 もう時間が来たのですけれども、今の大臣の御答弁で心強い思いをしたのですが、自分で手書きしたものですけれども、ちょっとこれを参考までに。  いろいろな中で、二線乗り継ぎ割引というのをやっていただいているのですよ、二線で乗り継ぐと十円引くとか二十円引くとか。しかし、こ...全文を見る
○赤羽分科員 どうもありがとうございます。
06月16日第140回国会 衆議院 本会議 第46号
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○赤羽一嘉君 私は、新進党、民主党、太陽党の三党を代表し、また、あの阪神・淡路大震災の被災者の皆様の思いを込めながら、本日ようやくここに趣旨弁明の機会を与えられました阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案について、説明をいたします...全文を見る
11月27日第141回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○赤羽委員 おはようございます。新進党の赤羽一嘉でございます。  私、阪神・淡路大震災の被害を一番受けた、神戸市の中でも長田区、兵庫区、北区選出の議員でございまして、震災発生後、一千日の月日の経過の中で、一貫してこの質問をさせていただきました。  亀井長官とはきょう初めて質疑...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  長官御承知だと思いますが、十月二十六日に神戸市長選が行われました。現職の市長さんを自民党の皆様を初めとして我が新進党も、ほとんどの政党が推薦をしながら、総力戦で市長選に取り組みました。片や新人の、共産系という表現が正しいかどうかわかりません...全文を見る
○赤羽委員 生活再建の支援策も、地方自治体で無理をして、対象の範囲も広げて、市、県が頑張っておるわけですから、その財政的な後ろ盾をぜひ国としても最大限お願いしたいということが一つでございます。  もう一つ、これとは別に、今回の震災を教訓にしてこれからの恒久的な制度をつくらなけれ...全文を見る
○赤羽委員 今金融不安でいろいろ公的支援導入ということが取りざたされております。昨年の住専のときも、住専には公的な資金を導入できて震災地には導入できないのかという非常に厳しい論調がございました。また、今回の話でもそういったことが地元で再燃されると思いますので、万が一の災害が起こっ...全文を見る