赤羽一嘉

あかばかずよし

小選挙区(兵庫県第二区)選出
公明党
当選回数9回

赤羽一嘉の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月04日第142回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○赤羽委員 平和・改革の赤羽一嘉でございます。  本日は、本来であれば阪神・淡路大震災の震災復興のことをまず聞き、それから国鉄清算事業団の債務の法案について質問させていただく予定でしたが、今、仙谷委員の質疑の流れもございますので、順番を逆にお話を聞かせていただきたいと思います。...全文を見る
○赤羽委員 これから早く抜本的な解決に向かって取りかからなければいけないというのは、もちろん私も異論がないことですが、土地の売却の凍結をした、当然それで債務は膨らむわけですね、そこの部分だけは。今総理がおっしゃられたように、取り巻く世論というか、そういった状況の中ではなかったとい...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  まず、今の御答弁どおり、もう世に、明らかに政治責任はあったのだということを謝罪する形をはっきりしてから、この法案の通過に国民の理解を得るという姿勢が僕は大事だと思います。  次に、今回のJR等の問題で非常に問題になっております鉄道共済年金...全文を見る
○赤羽委員 それは、JRという企業が国鉄といまだ関係性があるというのであればわかりますよ。ところが、年金の部分についてはまだ関係があるんだというような答弁はきのうからずっと繰り返されていますけれども、それはかなり手前勝手な解釈ではないでしょうか。  ですから、JR社員の旧国鉄時...全文を見る
○赤羽委員 それでは、この追加負担の件で総理がJR七社の社長と会われたというふうな報道もありますが、納得が得られなかったという報道がございましたが、なぜなんですか、そういう正当性、ロジックが破綻していなければ。いや、総理に聞きたいんです、もし答弁していただけるなら。
○赤羽委員 六十三年一月の閣議決定の、国において処理するという、この問題にちょっと戻りますが、国において処理をするということから今回このような追加負担ということが、措置がとられようとしているわけですけれども、これでは今後元本の、二十七・八兆円のこれからの長期債務に対して、国におい...全文を見る
○赤羽委員 大蔵大臣もよろしいですか。
○赤羽委員 わかりました。  余談ですけれども、今後は、国が処理するとか、わかりやすい日本語を使われる方が、こういったお互いが二つのような解釈をして、あいまいとして結論を先送りにするということは、僕は、もう二度と生じさせないように御注意いただきたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  それでは、残り短い時間になってしまいましたが、阪神大震災の件について質問をさせていただきたいと思います。  阪神大震災から三年余りの月日が経過をいたしました。当初三年間で、かなりの復興が見込まれるということで、震災復興、政府にも御尽力をい...全文を見る
○赤羽委員 私も総理と同様の意見でございまして、今二つ目の質問というか提案として言おうと思っていたんですが、仮設のままのコミュニティーを存続させるということは無理だとしても、実際、神戸では二カ所、今回新しくできるんですが、仮設住宅の痴呆症の老人を対象にした、一階から三階までが特別...全文を見る
○赤羽委員 私も数字を持っておりますし、実態を把握していただいて、全国一律の中での一都市ということではなくて、まだ被災地としてのダメージが残っているという現状の中で、ぜひ別枠でお取り扱いいただきたいというふうに思っております。  実は、きょうは、復興担当教員の継続配置の問題とか...全文を見る
03月11日第142回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○赤羽委員 平和・改革の赤羽一嘉でございます。  本日は、与えていただきました一時間の時間の中で、昨日の大臣の所信表明演説に対する質疑をさせていただきたいと思います。  大変幅広い、運輸行政全般にわたる所信表明演説に対しまして、本来であれば大局的な立場から質問をすることがきょ...全文を見る
○赤羽委員 大体でもいいのですけれども。——わかりました。余り政府委員の方に迷惑をかけてはいけないので、神戸港の一万トン未満の外航船の入港数というのは、私が調べた資料ですので、逆に、間違いがあれば正していただきたいのですが、平成六年度六千百三十七そうですが、平成八年度では四千八百...全文を見る
○赤羽委員 私の質問はそのことも一緒に含めているのですけれども、中国や韓国や台湾から行き来している神戸の取扱数量自体も、私の調べた範囲では七割強の数量に落ち込んでいるということなのですね、震災前に比べると。今答弁いただきましたように、港と港の競争力を比べても、取扱数量についても、...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  御指摘のように、神戸港湾の関連の方にお話を伺いましても、やはり海外との競争もあるけれども、実は大阪湾、あの同じ湾の中で、神戸に来ていたものが大阪に流れた、まさに今大臣から御答弁いただいたような状況が続いているわけでございます。  なぜ物流...全文を見る
○赤羽委員 昭和四十九年、一九七四年の事故を契機に新たな強制水先区が設定されたわけでございますが、そこで、一万トン以上が対象になったというのは、これまでは三百トン以上という規則がありながら、神戸もその三百トン以上の対象、今答弁があったとおりなのですが、それが一九七四年、実施はもう...全文を見る
○赤羽委員 一万トン以上でやりましょう、四年目から三千トン程度をめどにという話であったが、そこに三千トンになるかならないかという審議があったのかないのか。なぜそのまま変更もなく、当初の答申では四年目に三千トン程度以上というような目安で始まった制度が現在まで来ているのか。そのことに...全文を見る
○赤羽委員 その点、もう一度確認しますが、それは先送りにしたのか、もしくはこの三年間の実施暫定期間の中で、今御指摘があった海上交通センターの設置とか水先の実施等々で海難事故が減少して安全性がある程度担保されたから四年目以後も一万トン以上でいこうとしたのか、どちらなのでしょうか。
○赤羽委員 当分の間とか将来というのも非常にあいまいな言葉で、その辺の解釈、認識というのはどうなのか。当事者ではなかったわけですけれども、一万トン以下でもそこそこ安全なのだ、ある程度の安全は担保できたのだ、そういう認識はあったのでしょうか。
○赤羽委員 繰り返しになって恐縮ですが、それは三年間の猶予期間、暫定期間を経過して、ある程度の安全は担保された。将来また新たに別の問題が発生したときに、この問題を再度検討しようというような理解でいいかと思います。  それで、昭和五十年、一九七五年の安教審の中間答申、今言われた一...全文を見る
○赤羽委員 もし確認できるようでしたら、お願いします。  その中で、今私が提示している大阪湾の中で、大阪港が一万トン以上、それで神戸港は三百トン以上という経緯でずっと来ているわけでございます。私の調べたのは、その中間答申では——中間答申でというより、この強制水先制度の基本的な考...全文を見る
○赤羽委員 その日海防というのですか、水先問題検討会でも、現地に来られて当事者の皆さんといろいろ質疑をされたり、現地調査をされていると思うのですが、船主協会というか船主の皆さんのコメントというのはどんなものが出ているのですか、大阪港と神戸港の危険度に関してのコメントについて。これ...全文を見る
○赤羽委員 そのことについては、大阪とあれの比較については通告はしていると思うのですが。  一般的に言いまして、非常に大阪の方が奥行きが深くて湾内の状況が非常にわかりにくい。水深も浅い。船主、船長の皆さんのお話なんか聞きますと、非常に大阪港に着けるときの方が緊張感が高くてフラス...全文を見る
○赤羽委員 神戸は、確かに貿易港ですけれども、逆に言うと、貿易港ですからタンカーとかの入港というのは極めて少ない港だと思うのですが、危険度の高いタンカーの入港が低いという認識はどうなんでしょうか、正しいのか、間違っているのか。
○赤羽委員 私、今の質疑のやりとりをして改めて思ったのは、どうも横浜といい神戸といい、古くからあった港が、当時の港に強制水先制度というのが導入されたときに三百トン以上という制度がかかった。その後、昭和五十年から六十年にかけて、大阪港とか東京港とか、どちらかというと、その周辺の港に...全文を見る
○赤羽委員 私が聞いたいわゆる衝突とかというのは、二十七件ではなくて、そのうちの六件とかその程度の件数ではないですか。
○赤羽委員 大阪港の衝突が、八件が多いのか少ないのか、安全度がどうなのかというのは議論の余地があるかと思いますが、私は……(発言する者あり)じゃ、別に対応するわけではありませんが、日本の水先案内人の平均年齢を教えていただけますか。
○赤羽委員 それは諸外国、今言った香港とかに比べるとどうなのでしょうか。
○赤羽委員 比較すると、二十歳ぐらい上なのじゃないかということを読んだ記憶がございます。  要するに、船長のOBの人たちが水先案内人になっているわけでして、何というか、悪く言うと、私は別に水先案内人の、その制度の安全性まで否定するつもりはございませんけれども、ある程度、三百トン...全文を見る
○赤羽委員 安全対策が最重要であるということは言うまでもございません。先ほどの東京の場合でも、観音崎のああいうセンターがあったということが、四年目の三千トンというものを先送りした理由になっていると思います。  しかし、大臣、この場は国会で、一番の、最高の議決機関というか、議会で...全文を見る
○赤羽委員 実は、私は今、昼間会合から戻ってまいりまして、うちの秘書が地元の新聞を持ってまいりました。「一万総トンに緩和 競争力を回復へ」という決定が出ている。恐らくこれは、多分自民党のどこかの部会で出たのじゃないかなと勝手に想像もしておりますが、しかしそういうところで決まったこ...全文を見る
○赤羽委員 私は政治家になって余り嫌みを言うつもりではありませんが、ちょっと運輸省の方に聞きたいのですが、この記事は、運輸省はこれこれこれこれ、一万トン以上に大幅に緩和することを決めたというふうな記事になっているのですけれども、これは間違いということですか。
○赤羽委員 こういった手続を踏むけれども、大臣は内々としてもう決めている。この新聞のあれは、神戸新聞の話ですから、運輸省が決めたという主語述語になっているのは問題かもしれませんが、そういうふうに受けとめておきたいと思います。  ただ、私、旧国鉄の債務のときにも言いましたが、非常...全文を見る
○赤羽委員 オールジャパンとしてはおくれているという御答弁はいいのですが、単体の神戸港と香港の港、シンガポールの港との比較、今十五メーターバースの話もありましたが、例えばガントリークレーンの数なんかの比較ですと、設備的に劣っているのですか。
○赤羽委員 今の御答弁にもありますように、私の調べた部分でも、ガントリークレーンの数、バースの数、それは神戸の単体で考えれば、香港、シンガポール、高雄、釜山なんかよりはかなり、設備的には世界一のレベルにあるということは言ってもいいと思うのですね。ところが、例えばバース当たりの年間...全文を見る
○赤羽委員 諸外国比ですと、稼働日数は比較でいけば少ない。多分港湾の利用料金も当然日本の方がチャージは高い。その中で、人件費が高いというのはどうしようもない部分があるのでしょうけれども、よく聞くのは、輸入の通関の事務の日数がかかる。  例えば、日本に食品類が入ってきますと、植物...全文を見る
○赤羽委員 一日から三日、そんなにかかっているのかなと、それは多分かなりのレアケースじゃないかと思うのですが。著しく人件費が高い上に日数がかかる。当然滞船チャージとかそこにもろもろにかかってくる費用が発生するということは考えれば当たり前のことですが、ここについて具体的な改善策も検...全文を見る
○赤羽委員 何とかその時間の短縮化、また効率性を上げるという努力がされることを私は期待をしたいと思います。  最後に、大臣にお聞きしたいのです。  日本はこれまでどちらかというと、地方のローカルポートの整備を丹念にしてきた。その中で、それだけが原因ではないと思いますが、規制と...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  あの後背地を持たないシンガポール港がこの二十年間でコンテナ取り扱いが六十倍にもふえ、世界で一番の拠点になったというのは、国策があったからだというふうに私は思っております。限られた運輸省の予算であると思いますが、それは中途半端な投入ではなくて...全文を見る
03月20日第142回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○赤羽分科員 新党平和の赤羽一嘉でございます。  三月四日の予算委員会の総括質疑で若干触れさせていただきましたが、時間足らずの部分がありました。きょうは限られた時間でございますが、まず、阪神・淡路大震災の厚生省関連の復興支援策について、要望も含めた質疑を行わせていただきたいと思...全文を見る
○赤羽分科員 私の知り得る範囲では、例えば高年齢、七十歳代、八十歳代で亡くなられている方、心臓でやられている方、これは女性の側にそういう死に方が多くて、男性は、逆に五十歳代から六十歳代にかけて、心臓で亡くなっているというよりも、アルコール中毒が起因して肝硬変とかそういった形で亡く...全文を見る
○赤羽分科員 多分これは、今のお話でわかることは、非常に極端な高齢化の状況と、もう一つは、今御答弁があったように、将来の自分の人生に対する希望を失っている、また実際に仕事を失っている人間がかなり多いという、極めて複雑な状況が今の事件の中に象徴的に出ていると思うのてす、  まず、...全文を見る
○赤羽分科員 ぜひ有効な、何が有効かというと非常に議論がある、また一つの施策だけですべてにきくという状況ではないと思いますが、アドバイザーとかカウンセラーの訪問活動をきっちりやっていくということがまず一番の有効な第一歩であるというふうに私も思っております。  ただ、今、国の施策...全文を見る
○赤羽分科員 ありがとうございます。  次は、同じ仮設の中でも、非常に高齢で、仮設住宅に住むこと、また災害公営住宅でひとり住まいに耐えられないような、現状寝たきりに近い要介護老人というのもかなりいるというふうに思っております。予算委員会でもこのことを取り上げまして、大臣からも、...全文を見る
○赤羽分科員 今の答弁を聞いていますと非常にもっともな話かもしれませんが、それは被災地もほかの地域も一緒なんですよ。全く何ら変わっていないわけです。  仮設住宅の中で待機者かどうか、その認定が難しいというようなことをおっしゃっているのかもしれない。百三十一人ですよ。私が質問して...全文を見る
○赤羽分科員 きょう、時間も限られていますけれども、大臣、これは役所の行政の従来の考え方でいくとそういう答弁になるんだと思うのですが、僕の知っている限りでは神戸市内だけで百三十一名の仮設という仮の宿に入っていてほぼ寝たきりだという老人がいて、そこをどうするかということ、ここに手を...全文を見る
○赤羽分科員 もちろんそうなんですが、地元自治体は厚生省の最初の答弁にあったように、今の財政が厳しい中で平たく言えば特別扱いする必要は認められない、全体の枠組みの中で一つ一つ詰めていきましようという話であるから、その中で厚くつけていただけるのであればいいのだけれども、現実に他の都...全文を見る
○赤羽分科員 では、それはよろしくお願いします。それは私がやることではなくて、私はそうい  次に移りたいと思います。実は若干長くなるかもしれませんが、被災者のお子さんが今回の震災で障害を受けてしまった、その障害者の母親の方から私は手紙を先日いただいたものですから、まず紹介させて...全文を見る
○赤羽分科員 それで、先ほどのお子さんは、実は正式にお医者さんの診断によると、びまん性軸索損傷という、前頭葉の部分に障害が起こってしまって、要するに自分で何か自発的に行動ができない。リハビリを三年間やった後ここまで来たのですけれども、後で新聞記事をもしょろしければお渡ししますが、...全文を見る
○赤羽分科員 支給要件は、特別児童扶養手当が重度の精神障害とか知的障害とか中度の精神障害とか知的障害というような形だし、障害児福祉手当については、重度の障害を有するため日常生活において常時介護を必要とするという、ある意味では非常に抽象的というような気もするのですけれども、この認定...全文を見る
○赤羽分科員 私もこの当事者には、こういった制度がある、ぜひそこに相談していただきたいということを直接言いますが、こういった形で今までの制度の中にかからない被災者が数多くいるということをぜひ御理解いただきまして、きょうは本当はあとは聴力障害者への手話通訳の奉仕員の制度も、実は障害...全文を見る
○赤羽分科員 ありがとうございました。
05月07日第142回国会 衆議院 本会議 第35号
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○赤羽一嘉君 新党平和の赤羽一嘉でございます。平和・改革を代表し、ただいま議題となりました日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律案等につきまして、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  冒頭、まず申し上げたいことは、本法案を修正することなく成立させることは、行財政改...全文を見る
05月14日第142回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○赤羽委員 新党平和の赤羽一嘉でございます。  悪夢のようなあの阪神・淡路大震災から三年と四カ月の月日が経過したわけでございます。私自身も、震災当日は、神戸市の東灘区の浜側の、まさに震度七の激震地で被災をいたしました。当日から瓦れきの山の中を駆けめぐり、そして一月十七日の朝に家...全文を見る
○赤羽委員 生活基盤とは、住宅並びに必要な家財道具とおっしゃられましたか、必需品というふうに言われた。  政府のいろいろな書類とかを見ておりますと、家を失った人がいる、それで、とにかく災害公営住宅をつくらなければいけない、仮設にまだまだいる、だから、阪神・淡路大震災の復興は終わ...全文を見る
○赤羽委員 この法案ですべてをカバーすることではないんだということが確認されれば、それで結構です。  しかし、私は、産業対策として特例融資制度とか今るる御紹介がありましたが、役に立った中小企業の皆さんもいるかもしれないが、芦尾先生の実家の長田区やら兵庫区の下町の商店街、人口が十...全文を見る
○赤羽委員 それでは、芦尾さん、半壊の罹災証明を持っていて、解体したところと解体していないところでは、そのダメージが必ず解体したところの方が大きいというふうに考えますか。半壊というのは幅がございますよね。その認定のときに、解体したところは非常にダメージが高いところだ、解体しないと...全文を見る
○赤羽委員 けじめをつけるというのはよくわかるのですよ、無制限に出すわけにいかない。  しかし、こういう例がたくさんあるのですよ。自分の家ではない、大家さんの、関西では文化住宅、こちらではアパートに住んでいる。半壊だった、ぐちゃぐちゃだ。それで、大家さんが資金がないから建てかえ...全文を見る
○赤羽委員 あくまで解体にこだわられているようですからちょっと確認しますけれども、全壊世帯十九万世帯のうち、解体した世帯は何軒あるのですか。
○赤羽委員 わからないのだったら出てこないでくださいよ。何で復興本部はこんな数字もわからないのですか、おかしいよ、三年もたっていて。だから、いいかげんみんな怒っているのでしょう。よくしゃあしゃあと出てきて、この最後の、一日しかない災害対策特別委員会の場で、答えを用意していないなん...全文を見る
○赤羽委員 きょう、事前にお配りしたこの一枚紙が、今回の法案の内訳でございます。こういうふうな区分で線をされた、こうでこぼこになっている、間違いない表だと思います。  ここで、今年齢、年収を考慮してより困窮度の高いところに支援をするというふうにおっしゃられましたが、僕はちょっと...全文を見る
○赤羽委員 年収八百万の六十歳以上の夫婦世帯と、世帯主が四十五歳以下の子供が独立していない年収五百万円の世帯では、困窮度が八百万の人の方が高い、そう判断されるのは非常に僕はよくわからないのです。そこを御質問したのです。何か、こうなんだと、こちらの方が困窮度が高いんだということは何...全文を見る
○赤羽委員 やはり苦しい答弁だな。  これは嫌らしい質問なんですけれども、こういう被災者に線を引いた瞬間に、線の内側と外側で不公平感は絶対出てくるのですよ。私も三年四カ月、何かきめの細かいいい線の引き方はないかと試行錯誤して、所得の震災前と後の減少ぶりということで出したのですけ...全文を見る
○赤羽委員 支払い時期は、まだこれからの検討課題だと、しかし、実費と定額は分けるということですか。  そうしますと、恐らく、新しい恒久住宅、民間賃貸住宅に仮設から移るといったときの最初に支払う金額なんかが対象になってくる、実費部分の金額で入ってくるんでしょうけれども。  そう...全文を見る
○赤羽委員 これも検討課題だということです。  私はぜひ御提案をしたいのですが、二ケ月後には避難所にいらっしゃる被災者に対してアンケートをやっているのですね、それは当事者ですから覚えていらっしゃると思います。まあ二ケ月もたったら避難所なりに落ちついた、さてこれからどうするかとい...全文を見る
○赤羽委員 これは阪神・淡路大震災では、しかし、さはさりながら、生活再建支援金、中高年自立支援金という毎月二万円という形のものが払われていますね。ここに今回、この法案と同程度の措置がされる。行政措置をするときに、新たに支給対象となるところについては一括支給されるのですか、どうなん...全文を見る
○赤羽委員 財源の問題は、政治家ではよくわかりますけれども、被災者にはなかなか理解しにくいことでもありますし、あくまで被災者のためになる行政措置という視点で、知事の片腕なんですから、ぜひ検討していただきたい。  次に、まず最初に述べました、本当に支援が必要な被災者に支援をすると...全文を見る
○赤羽委員 今後の課題といっても、三年四カ月前の災害でありますから、本年度中にでも決着をつけるという具体的な意気込みでぜひ取り組んでいただきたいというふうに思います。  また、発議者の皆さんに最後の御質問として、今回の法案は、財政当局を相手に大変な御苦労があったというふうに、私...全文を見る
○赤羽委員 終わります。ありがとうございます。
○赤羽委員 新党平和の赤羽一嘉でございます。  平和・改革が提出をいたしました、ただいま議題となりました被災者生活再建支援法案に対する修正案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  あの悪夢のような阪神・淡路大震災は、死者六千四百有余名、全半壊世帯四十六万世...全文を見る
○赤羽委員 本法案は、未曾有の大災害であります阪神・淡路大震災のとうとい犠牲の上に、そして被災市民の皆様の真心からの要請活動の結晶として、今回、日本の災害救助政策の大転換となる公的支援としての現金給付政策がとられますことは評価されるものであります。  しかしながら、法案の内容は...全文を見る
05月22日第142回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○赤羽委員 新党平和の赤羽一嘉でございます。  本日は、インドネシア情勢ということでございますが、限られた二十分間ということでありますので、在留邦人の脱出について限定的に質疑をさせていただきたいと思います。  在外邦人の身の安全を確保するということは、私たち国会議員にとっても...全文を見る
○赤羽委員 政府、外務省が在外の邦人、国民の安全を守る責任がある、まずこれを確認させていただきました。  それで、インドネシアの情勢とは直接関係がないかもしれませんが、きょうは防衛庁に来ていただいておりますので、二十分間で答えられないと申しわけないものですから、一般論として、ま...全文を見る
○赤羽委員 しかし、この百条の八の一項の中で、当該輸送の安全性については確保されているということが、自衛隊機が出動するときの前提条件となっております。これは、民間機には危ないから自衛隊機に行けという状況でありながら、実際は、自衛隊機にとっても輸送の安全が担保されていなければ行けま...全文を見る
○赤羽委員 安全が担保されて出動する。任務の途中にいわゆる安全性の確保が困難な状況になったとき、それはだれが判断し、だれの指揮権のもとで自衛隊機は任務を中止する、この決断をするのでしょうか。
○赤羽委員 外務大臣の依頼するという立場と、途中で防衛庁長官が、これは無理だ、その依頼はあったけれども任務を中止する、こういう状況があり得るわけですね、そうすると。外務大臣の依頼、要請があったにもかかわらず、防衛庁長官の判断で任務を途中で中止するという事例は起こり得るのですね。そ...全文を見る
○赤羽委員 いや、私はそういうことを聞いているのじゃなくて、そこの中止だという判断の中に、防衛庁長官は中止だという判断をし、外務大臣は在留邦人を救わなければいけないのだから行ってくれ、こういう判断のずれというか、見解を異にする状況というのは起こり得るのでしょうか。想定の話ですけれ...全文を見る
○赤羽委員 そうしますと、依頼で外に出た、それ以後は防衛庁長官の指揮権にゆだねられるという、今長い御答弁をいただきましたが、最終的にはそういうことでよろしいのですね。
○赤羽委員 どうも、緊急事態のときに緊急な判断を求められるという答弁をいただきながら、最終的には外務大臣と防衛庁長官の再審議で最終的なディシジョンをするというような答弁で、私は、これはもうちょっと詰めておく必要があるのじゃないでしょうか。今ここで指摘だけさせていただいて、次の質問...全文を見る
○赤羽委員 では聞きますけれども、アメリカは危険度五が十五日に出ましたね。そして、日本はまだ出していないのですね。これはどうしてこんなに違うのですか、状況は。
○赤羽委員 アメリカはいわゆる我が国の危険度五を十五日に判断し発令し、我々はそういう発令に至っていない、判断に至っていない。  私も企業の駐在員として行っていました。企業の駐在員というのは、日本の企業モラルとしては、政府が退避勧告を出していない段階で、企業の戦いの場を放棄してど...全文を見る
○赤羽委員 四がいいか五がいいかというより、現実に、日本人は華僑と間違えられ、また裕福でありますから、空港に行く途中の車の後ろが投石で割られて、盗難まがいの危険というのはあったはずですよ。これはしっかり調査するべきだと思います。別にどちらがいいかと言い争っているわけではなくて、よ...全文を見る
○赤羽委員 もう最後にします。  インドネシアとの外交関係への配慮というのもあるかもしれませんが、在留邦人の生命の確保ということも大事です。空港までの移動も、バスを出されたというが、日本人学校がチャーターしているバスだったと思います。普通のバスなんですよ。そこでリスクというのは...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございます。
09月25日第143回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○赤羽委員 私は、八月末の豪雨災害の件ではなくて、九月二十二日の台風七号、これは実は、神戸市内のど真ん中の兵庫区、そしてその兵庫区の中のごく一部の限られた東山商店街周辺というところで、実に床上浸水四百六十六棟、床下浸水二百二十棟の被害が出され、同日災害救助法の適用も決めていただき...全文を見る
○赤羽委員 よろしくお願いいたします。  それでは大臣に、端的に三点質問させていただきたいと思います。  一つは、今回の震災は商店街がまさに被害を受けたのです。公的支援のときも、実は生活基盤というのは住宅と生活必需品だという話をされた。片や我々は、経済基盤も生活基盤をなす大事...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございます。  被災者生活再建支援法は、実は五年間の見直し条項をつけております。ですから、現行の法律で助からない現状があるんだ、ではどうするかという立場に立ってぜひ前向きに検討していただきたいということを要望して、終わります。ありがとうございました。
10月05日第143回国会 衆議院 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第7号
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○赤羽委員 新党平和の赤羽一嘉でございます。  きょうは、最後の総括質疑、大変限られた時間ですので、私は、この問題につきましては、この一年間の予算委員会、運輸委員会等々、当委員会、議事録も暗記するほど読んでおりますし、基本的に御説明はわかっておりますので、端的に質問に答えていた...全文を見る
○赤羽委員 まず、政府の主張は、JR社員の、大臣、いいですか、聞いてくださいよ、JR社員の福利厚生にかかわることだからJRが全額負担すべきだ、しかし、今回、自由党や社民党やほかから出てきたのは、それは折半しようや、事業主と職員それぞれが半分ずつ持てばいいじゃないか、そういう趣旨な...全文を見る
○赤羽委員 自由党の要旨も先ほど直前に見せていただきましたが、国民負担か事業主負担かという議論は、僕はおかしいと思うんですよ。先日、佐藤先生からの質問でも、これはすりかえだというふうに指摘がありましたよ。事業主が負担するのは当然なんですよ、それは。ですから、二年前の審議で、JRが...全文を見る
○赤羽委員 要するに、そもそもこの話は無理に無理を重ねているんですよ。  私、一つずつちょっと確認したいんですが、閣議決定、まず六十三年一月二十六日の国鉄改革をやったときの、その債務をどうするかという閣議決定にこうありますね。これは御存じでしょう。「土地処分収入等の自主財源を充...全文を見る
○赤羽委員 それが国鉄改革、民営化の趣旨だと思うんですよ。そして、平成八年三月八日の閣議決定で事業団負担とした七千七百億円の移換金債務、あの当時、清算事業団に七千七百億円、約八千億円もかぶせて大丈夫なのかという話があった末に、しかし、「事業団の既存の債務等と同様の取扱いをするもの...全文を見る
○赤羽委員 到底そんな理解はできませんね。どうやって読み取るのですか。  この前のこの委員会で宮沢大蔵大臣は、閣議決定については、一つの問題についての行政の最高の意思決定が閣議決定だと言われていましたよ。そんな閣議決定が、字句はこうなっているのです、字句どおりじゃないですか、「...全文を見る
○赤羽委員 それでは、平成八年のときに、厚生委員会で審議があったときに、この移換金債務の負担については、あの大議論の中で、七千七百億円と千七百億円という負担の区分を決めておいて、ちょっと待ってくださいよ、これは暫定的な措置ですよ、二年後に清算事業団が終了のときにもう一度見直しをし...全文を見る
○赤羽委員 平成八年の閣議決定の内容、決めたときに——自民党の岡部委員も自由党の鰐淵委員も、本委員会で、質疑の中で、あの閣議決定はJRに追加負担させる可能性を示していないというふうに表明しているのですよ。私も全くそのとおりだと思いますよ。それが当時の閣議決定じゃなかったのですか。...全文を見る
○赤羽委員 いや、私の質問に答弁されているとは思えないのですがね。閣議決定の内容の変更で僕は詰めているわけですが、では、先ほど運輸大臣が、国において処理するということは国が負担することじゃないというふうにずっと言っていますよね。私、日本人をもう四十年間やっていますが、「国において...全文を見る
○赤羽委員 では、「「旧国鉄」において処理する。」というのはどういう意味なんですか。——ちょっと時間が限られていますので、後でそこの部分を答弁してください。  それで、僕は、おかしい、合理的じゃないというのを今幾つか言いましたけれども、川崎運輸大臣は、このJR社員の国鉄職員期間...全文を見る
○赤羽委員 では、JRが発足したときに、最初に退職給与引当金は計上されましたか。
○赤羽委員 民間企業が退職手当を四割というのは決まっているのですよ。(発言する者あり)何かやじを飛ばしていますけれども、全額じゃないのだ。どこの民間企業だって全職員の退職金の四割なんですよ。だから、これは佐藤先生がこの前の質問で、結局原資は、支払うのはJRですよ。僕は国鉄職員でJ...全文を見る
○赤羽委員 大臣、さっき説明したでしょう。四割は当たり前なんですよ、どこの会社だって、民間企業は。一遍にやめるなんということは想定していないのですよ、民間企業は。何言っているのですか。  それで、国鉄再建監理委員会の答申にこう書いてあるのですよ。JRに移籍する者の国鉄在職期間分...全文を見る
○赤羽委員 払っているのはJRなんですよ。よく聞いてくださいよ。だけれども、その原資は国鉄なんですよ。(発言する者あり)違うのだったら、これははっきり出してくださいよ。そんな事実じゃないのだから。これはもう論破されているのですよ。調べているのだから、こちらの方が調べはついているの...全文を見る
○赤羽委員 また全然話が通らないじゃないですか。JR職員分は当然のように当たり前として、政府並びに大臣はJRが負担すべきだというふうに言って、法律が出たのですよ。  ところが、二千人余り、JRの職員としての方が長い彼らの分は、今回はJR追加負担じゃなくて鉄建公団の負担になってい...全文を見る
○赤羽委員 いや、だから、あなたたちの主張の論拠は、現在のJR社員について、それはJRの福利厚生だからJRが負担するのは当たり前だ、こういうふうに言っているのでしょう。  なぜ、そういう二千人余りのJR職員の移換金を負担しないというような法律、いいかげんな法律を出してくるのです...全文を見る
○赤羽委員 全く答弁になっていませんね。現職として、それでは、その人たちはJRの職員じゃないのですか。  大臣どうですか。払う人がいたり、払わない人がいたりという、何でそんな変な区分になっているのですか。おかしいじゃないですか。大臣、答弁してください。
○赤羽委員 それは、なぜ鉄建公団に負担させるのですか。
○赤羽委員 清算事業団に短期間行ってJRにすぐ戻ってきたり、すぐ戻るというのは変かもしれないが、入社して、現状でもJR職員の人に対して、何でそんな例外規定を設けるのですか。どうしてそういうふうになっているのですか、今回の法律は。
○赤羽委員 私は別に局長を責めるような気持ちはさらさらなくて、要するに、私が今言ったように、閣議決定しかり、国において処理するしかり、事業主か国民負担かという二者択一じゃないことを二者択一のような論法しかり、今みたいな例外規定しかり等々。これはどう考えても、今回の処理スキームで、...全文を見る
○赤羽委員 私が聞いているのはそういうことじゃなくて、総理、今回の追加負担をJRがのまなければ、このスキーム、たばこの特別税、郵貯からの繰り入れ、この財源確保法のスキームも全部つぶれてしまうのですか、それを確認しているのですよ。それだけお答えください。
○赤羽委員 ですから、これはガラス細工じゃないんですね。JRの負担が削除されても、この財源確保法のスキームは壊れないわけですね。
○赤羽委員 大臣、ちょっと済みません。JRの追加負担は、郵貯やたばこにお願いしたときの条件にはなっていないわけですね。JRが追加負担を受けますから、そちらは出してください、こういう話じゃないんですね。
○赤羽委員 わかりました。ですから、条件じゃないんですよ、今御答弁にもありましたように。  JRは、こんな追加負担、みずから決めた、平成八年の閣議決定をみずから覆すような、筋の通らないと言っていますよ、マスコミ各社全部そういうふうに書いているじゃないですか。我々議員だって、与野...全文を見る
○赤羽委員 ですから、私たちの主張は、今回の長期債務はここで決着をつけなきゃいけない、本体の元本償還の財源をまじめに考える、こういうことの方が本当は大事なんですよ。しかし、それを阻んでいるような筋の通らない追加負担、こんなことは削除するべきだというのが我々の主張であって、今回の長...全文を見る
○赤羽委員 全く理解できません。削除することを主張いたします。  以上です。     〔委員長退席、牧野委員長代理着席〕
○赤羽委員 私は、平和・改革を代表し、ただいま議題となりました政府提出の森林法等の一部を改正する法律案に賛成し、その他五法案に反対、また、民主党、平和・改革提出の日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律案に対する修正案に賛成し、自民、自由、社民提出の日本国有鉄道清算事業団...全文を見る