赤羽一嘉

あかばかずよし

小選挙区(兵庫県第二区)選出
公明党
当選回数9回

赤羽一嘉の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○赤羽委員 公明党の赤羽一嘉でございます。  私は、平成十一年度運輸省関係予算の中の交通バリアフリー施設整備の推進、この件についてまず最初に質問させていただきたいと思います。  言うまでもなく、日本の社会は、二〇二五年には四人に一人が六十五歳以上の高齢者になるという、まさに超...全文を見る
○赤羽委員 今の大臣の御答弁、大変心強い限りだというふうに思っております。  今大臣御指摘のように、交通機関とか駅施設、これは、そういう意味でバリアフリーという概念から見ると、まだまだ実情は理想からはほど遠い現状であるわけでございますし、こういった施設が人が自由に行動できる、こ...全文を見る
○赤羽委員 それは基本的な前提であるというふうに思うのです。私はかねてから運輸省の方にもお話をしておりましたが、やはり高齢社会に対応するために今回の施策がとられるわけですから、その条件の中に、一日の乗降客数とか高低差というのはもちろん大事な条件だとは思いますが、例えば、駅勢圏人口...全文を見る
○赤羽委員 私、こういうことをずっと運輸省の人と話しているときに、これまでも言ってきた理由は、実は、あの阪神・淡路大震災の被災を受けたわけなんですが、その中心地域に兵庫区という旧市街地がございます。兵庫区というのは、実は、高齢化率が極めて高い、人口が約十万人なんですが、六十五歳以...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございます、具体的な答弁をいただきまして。  続きまして、これは北神急行の件、先ほどちょっと通告が遅くなったんですが、よろしいですか。——実は、都市における交通機関の一層の利便性の向上と利用促進に引き続き取り組んでまいりますという大臣の所信表明がござ...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございます。  ちょっと、もう時間が来たものですから、港湾局の局長、出席していただきながら質問できないのは残念なんですが、また次回、国策として国際競争力を持つハブ港をつくっていく考えがあるのかどうか、厳しい財政状況の中で、私は、重点的にそういったもの...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございます。終わります。
02月18日第145回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○赤羽分科員 おはようございます。公明党の赤羽一嘉でございます。  きょうは、三十分間という限られた時間の中でございますが、大臣に、大きく二点、質問をさせていただきたいと思います。  一つは、地元神戸市内の高速道路網についてが一点でございます。またもう一点は、昨年の五月、これ...全文を見る
○赤羽分科員 今局長の御答弁にもありましたように、この限られた平地の中でなかなか拡幅もできないということで、関空の方から海沿いに、今お話ありました湾岸線というのが計画され、東から着工されてきているんですが、実は六甲アイランドという埋立島のところから西については、とんざしているとい...全文を見る
○赤羽分科員 要するに、予算規模をざっと言いますと約一兆円近い予算がかかるであろう、かつ、都市計画の決定もまだこれからだということを考えると、時間も相当膨大な時間がかかる、しかし一方では、阪神神戸線の渋滞は全く解消されていない。こういう状況の中で、今、公共事業の、本当に有意義な公...全文を見る
○赤羽分科員 神戸山手線ですかの供用というのも大事だと思いますが、これもまだ先の話でありまして、私が言いたいのは、この神戸というのは東西に幹線が通っていますが、六甲山脈というのがせり出していますので、この北側の裏側の高速を使う、そう考えてみた場合、こう地図をぱっと見てみると、新神...全文を見る
○赤羽分科員 どうもありがとうございます。ぜひ、県、市、また阪神高速道路公団の橋渡しのお力添えをしていただきたいと思う次第でございます。  それでは、二つ目の質問でございます。  被災者生活再建支援法案、これは議員立法という形でありましたが、昨年五月に何とか産みの苦しみという...全文を見る
○赤羽分科員 それでは、ちょっと手元の資料であればお答えいただきたいんですが、高知県を襲ったあの台風、何号でしたかね、ちょっと忘れましたが、あのときにこの適用を受けられた被災者というのは世帯数としてはどのくらいいらっしゃったんですか。
○赤羽分科員 私は、これはやはり風水害の被害のときに、全壊した方ということだけが救済されて、本当に床上浸水でも大変な被害に遭われた方は、住む空間が失われたけれども全壊ではないというような方は対象に入らないということですと、現実に、本当はこの被災者生活再建支援法案をつくった思いと実...全文を見る
○赤羽分科員 前向きな御検討をいただけるというふうに期待しております。  それでもう一つ、先ほど局長の御答弁に、生活基盤に著しい被害を受けた被災者というふうにお話がありました。このとき、法案をつくられた提出者の説明では、議事録を見ますと、「自然災害により生活基盤に著しい被害を受...全文を見る
○赤羽分科員 それで、ちょっとこれは後でまた説明をすればいいのですが、あの被災者支援法案の支給対象も、年齢とか所得で区切っているものですから、ちょっときょうは時間が限られていますのであれなのですが、要するに、年収七百万から八百万円ある世帯主が六十五歳以上の世帯は支給対象になってい...全文を見る
○赤羽分科員 どうもありがとうございました。  以上で終わります。
02月24日第145回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○赤羽委員 公明党・改革クラブの赤羽一嘉でございます。  本日は、三名の参考人の先生方、貴重な時間また貴重なお話をいただきまして、どうもありがとうございます。  十五分間という限られた時間でございますので、端的に質問をさせていただきたいと思いますが、まず、きょうの皆さんの御意...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございます。  岡本先生の今の御発言の中で、多分、観光について、日本の今のあり方というのですか、恐らくツーリズム、サイトシーイングだけではなくてツーリズムだということでもう少し見直していかなければいけないというのは、私も全く同感です。私自身、今運輸委...全文を見る
○赤羽委員 施設別の企業会計を持って明らかにさせていくというのは、まさに我々の責務であるというふうに思っております。  それで、赤字の施設を廃止するということでありますけれども、この公的宿泊施設、どのように処理するのが具体的には適当と考えられるか。実際には、採算性が非常に悪い施...全文を見る
○赤羽委員 それで、ちょっと話を戻しますが、赤字の原因というのはどういうところにあるのかなと。これ、針谷さんの御専門なので。  条件も優遇されている、公的資金も導入されている、にもかかわらず赤字が大半だ、半分くらいは赤字だ。実はこれはちょっとよくわかりにくい話だと思うのですね。...全文を見る
○赤羽委員 私も実は、有馬温泉が地元選挙区内にある地域でございまして、よく旅館経営者の皆さんのお話を伺っていると、全く同感に思います。  同時に、なぜにこれほど採算性を無視した形でこういった公的施設が増殖してきたのかというふうに思うのですが、その点については、奥野先生、どうお考...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  ちょっと時間も押していて、本当は岡本先生の御持論であるソーシャルツーリズムについての御発言もいただきたかったんですが、私は、本当に、遊びに行くという感覚じゃなくて、日本人は一生懸命働いたら年間一月ぐらいはいろいろなところに行く、そこでまた人...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございました。  針谷先生の、本当にみずから経営に大変御苦労されている最後の御意見、貴重な御意見、ありがたく承りました。  きょうは三名の方、本当にどうもありがとうございました。また今後ともよろしくお願いいたします。  以上でございます。
03月30日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
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○赤羽委員 公明党の赤羽一嘉でございます。  公明党・改革クラブを代表して、三十分という限られた時間でありますが、質問をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。  先ほど大臣の御報告を聞かせていただきました。最後の方の五番で「海上保安庁としては、」というくだりの中...全文を見る
○赤羽委員 今るる御答弁をいただいたわけですが、私のまず確認したいのは、この三十分間の間でちょっと細かい御質問をさせていただきますが、前提として、今回一連のことが終わった、その中で、別に海上保安庁長官の責任論が出るわけじゃない。この目的も何か追尾等を行いましたがという、普通こうい...全文を見る
○赤羽委員 それでは、まず情報の入手について、ちょっと防衛庁、海上保安庁、ともに聞きたいんです。  三月二十一日とか二十二日に情報があったというような話もるる、かなり精度の高いような形で報道をされておりますが、それを言っても、なかなかこの場でもお答えしにくいこともあるんでしょう...全文を見る
○赤羽委員 海上保安庁としては、十一時に第一報を受けたときの船に対する認識はどういったものだったのですか。
○赤羽委員 ゼロの状態で情報の確認に努めたということですか。その中で、予見を持って、例えば、今回言われているような、これは事実かどうかわからないけれども、北朝鮮の工作船の可能性もあるという予見はあったのですか。
○赤羽委員 十二時半に第二大和丸は兵庫県の浜坂沖に所在することを確認した、また、十四時に第一大西丸が漁船原簿から抹消されているということを確認されたということですね。ここでおかしい船だということが確認されたということですね。  それで、ちょっと話がかわるのですが、現場の海域に巡...全文を見る
○赤羽委員 長官、出動指示は何時に出されたのですか。
○赤羽委員 ですから、十一時に第一報を受けた、それは予見を余り持たずに受けた。その中で、出動指示を一時間三十五分後に出したということですね。  しかし、十一時の段階で、防衛庁は、かなりそれらしい不審船ではないかということを、四時間もかけたのですから、そういった思いで通報している...全文を見る
○赤羽委員 それで、次に威嚇射撃についてちょっと幾つか聞きたいのですが、その前に、これはちょっと時間のあれがあるかもしれませんが、第一大西丸が二十分間停止していた、こういったような報道も受けておりますけれども、それはまず事実なのかどうか。そして、そのときになぜ何もできなかったのか...全文を見る
○赤羽委員 ここも、どうすればそこの段階で拿捕できたかということを考えると、海上警備行動を決めたのがもう少し早ければ拿捕できたのかもしれないし、この点についても大いに議論をしていただきたいのですが、ちょっとその前に、海上保安庁の航空機による停船命令を十三時二十分にした。そして、巡...全文を見る
○赤羽委員 冒頭、大臣の御答弁の中に、四十ノットぐらいの高速を出せるかもしれないという情報も入っていたというふうに言われましたよね。目の前では十ノットだ、ある程度拿捕に自信があるという現実もあるかもしれませんが、一方ではそういう情報も入っていたわけですから、威嚇射撃のタイミングは...全文を見る
○赤羽委員 いや、理解をする前に確認として、それでは今回の場合は、この船は十ノット程度の漁船だという認識だったんですか。
○赤羽委員 私は、それは危機管理という意味ではやはり欠けていたんではないかというふうに申し上げておきたいと思います。  それで、海上保安庁の巡視艇の機銃で対象船の船首とかスクリュー部分とかを撃つということは、技術的に、先ほどの答弁を聞いているとそうなのかなと思うのですが、技術的...全文を見る
○赤羽委員 先ほどの議員の方の質問の中で、高速巡視艇というのは海上保安庁にはある、しかし、この地域には、管区には配備をしていなかったということでありましたけれども、日本の中で高速巡視艇をこの地域に置かずしてどこに置くのか、私は本当に何を考えているのかなというふうに思いますが、そう...全文を見る
○赤羽委員 昭和六十年からもう十五年近くたっているわけですし、そういった配置の状況も踏まえ、そして高速四十ノット出してあれだけスタミナもスピードもある船を北朝鮮は、北朝鮮かどうかわかりませんが、今回の船は持っていたということもシビアに見て、役に立つような領海警備体制をつくるべきだ...全文を見る
○赤羽委員 まさにその手に余る状況を、いつ、どう判断、決断するのかということが一番難しい問題でしょうし、その辺が命取りになる可能性もあるわけですから、今回の教訓をよく分析して前向きに体制をつくられることを強く希望しまして、終了いたします。  ありがとうございます。
04月16日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
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○赤羽委員 公明党の赤羽一嘉でございます。  きょうは、まず鉄道事業法の改正について主に三十五分間質問させていただきますので、どうかよろしくお願いをいたします。  まず確認をいたしたいわけでございますが、午前中、大臣の御答弁にもありましたが、我が国の現状、特に交通運輸市場が成...全文を見る
○赤羽委員 まさに、私、交通運輸全般の、鉄道に限らず、全般に対する需給調整規制のこの廃止というのは、本当に大きな大転換だというふうに思っております。  その鉄道事業における需給調整規制の廃止についてちょっともう一度確認をいたしたいんです。この需給調整規制を廃止することによって、...全文を見る
○赤羽委員 では、需給調整規制の採用の論拠というのはあったと思うんですね、これまでの運輸行政の中で。運輸政策審議会の総合部会の答申を見ていますと、これまで需給調整規制の採用をしてきたという論拠が幾つか述べられておりまして、一点には、過当競争による運輸サービス、安全性、質の低下を防...全文を見る
○赤羽委員 それで、同じ答申に、その需給調整規制の中での問題点ということも同時に述べられております。これはちょっと文書、違うかもしれませんが、一つ目は、長期安定的な事業経営を保証するということは、臨機に新たな運輸サービスを提供しようとする意欲のある事業者の参入が妨げられるというの...全文を見る
○赤羽委員 また、この問題点の二つ目に、既存事業者のうちで効率性や進取の意欲に乏しいものであっても事業の継続が可能となることから、結果的に国民生活の変化を反映した消費者のサービス需要の多様化への柔軟な対応が困難になるおそれが生じてきた、こういう問題点も指摘されておりますが、こうい...全文を見る
○赤羽委員 それと同じように、三つ目の問題点として、都市近郊部で宅地開発が進行している。そういった新たな宅地開発がされたところは、鉄道へのアクセスが極めて不自由な地域が数多く存在する。このような地域に新規事業者の進出を促進すべきであり、あたかも既存事業者のテリトリー化を図るがごと...全文を見る
○赤羽委員 運輸省として、既存の事業者が現状の制度の中で経営的な安住の傾向があるところもあり、サービスの向上また効率性の向上がちょっとまだ甘いところがあるのじゃないかという御認識があるというのは承りましたけれども、そこを改善するために、新規事業の参入という、局長も御認識されている...全文を見る
○赤羽委員 私も、やはり鉄道整備に関するある程度の公的支援というのが必要であるというふうに思っております。  ちょっとまた話は変わりますが、事業参入の形で、線路は他の鉄道事業者の保有する線路を利用して新規参入する、こういった形も出てくると思うんですが、そういった形の新規参入を促...全文を見る
○赤羽委員 いろいろ物理的問題はあるにせよ、新規参入を促すとしたらこういった形がまず現実的なのではないかと思いますので、よろしく御検討をお願いしたいと思います。  次に、事業体質の方について質問をしたいと思いますが、これは、午前中細川議員が質問をされておりました。  利害関係...全文を見る
○赤羽委員 局長、午前中答弁されておりましたけれども、地元協議会をつくっていくという段取りになっておるということですが、この地元協議会の構成メンバーというのは、今お話があった地方公共団体及び利害関係人ということですか。それとはまた別の話ですか。地元協議会の構成メンバーと、運輸大臣...全文を見る
○赤羽委員 地元協議会の構成メンバーは、鉄道輸送サービスを継続するのかどうか、かつ、バス転換していくのかどうかという立場での構成メンバーだということですが、利用者の代表イコール地元自治体というのは、ちょっとあれだと思うんですけれども、地元協議会というのは利用者の方たちの声というの...全文を見る
○赤羽委員 こういった会議体のときに、往々にして住民代表というのは参加されにくい傾向があると思います。使っている方たちが一番困るわけでありますので、その人たちの声を聞くべきだということを、地方公共団体との話し合いの中でぜひそういった方向で御指導していっていただきたいというふうに要...全文を見る
○赤羽委員 バス転換するときに差額補償をしてきた例というのはあるのですか。
○赤羽委員 これはやはりそこの部分が、これだけの経済不況の中で、転換したバスを用意する、それでいいことにはならないと思いますね、利用者の立場からは。毎日のバス運賃を払うのは利用者でありまして、それが、日常の毎日の通勤通学の手段、特に通学が問題だと思いますが、三倍の料金になるという...全文を見る
○赤羽委員 それは、全線がもう大変な、経済的に厳しい、そしてとりあえずここの部分だけは廃止にさせてくれという話ならまだ理解もできますが、全線ならすと旧国鉄時代の基準をクリアできているという段階にあって、その一部分だけ外すというのは、今回、海上運送法の改正の中で御配慮されたクリーム...全文を見る
○赤羽委員 確かに大臣が言われたように、離島とこの地域、陸上とは違うと思いますけれども、先ほどお話がありましたように、陸上で代替バスが用意できる、しかし、そのバスは通学定期で三倍という話だと、これは実質的に用意したことにならない御家庭の状況も出てくるのではないかというふうに思いま...全文を見る
○赤羽委員 その際に、先ほど言いましたけれども、利用者に対しての負担が残らないように、最大の努力をしていただきたいと思います。  以上です。
04月27日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第7号
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○赤羽委員 公明党・改革クラブの赤羽一嘉でございます。  まず冒頭、ちょっとこれは、先ほど非公式のところでは少しお話も出ましたけれども、午前中、与党の議員の中から不規則発言がございました。理事会で決められただけの時間数をやっていて、別に時間を超過しているわけでもないのに、二時間...全文を見る
○赤羽委員 それでは、質問を始めます。  まず、航空法関連の、航空法の改正についての質問をさせていただきたいと思います。この航空法第一条の項目で、これまでの現行法は「事業の秩序を確立し、」というところを、今後「事業の適正かつ合理的な運営を確保して」云々というふうな改定になってお...全文を見る
○赤羽委員 今大臣の御答弁にもありましたように、参入規制を緩和する、退出の自由ももちろん出てくるということで、各委員大変心配していることだと思いますが、要するに、不採算路線からの撤退、それで、もうかる、需要が多い路線への集中という傾向が出てくるのではないか。それが出てくるというこ...全文を見る
○赤羽委員 三年間で二十二便廃止になった。それで、ちょっと私の調べたのが確認できればと思うのですが、昨年秋、十一月、十二月だけで十三便休廃止になった、または予定だということは、そういう傾向はあるのですか。
○赤羽委員 二十二路線が廃止になって、かつ三十幾つかの路線が新規になった。これは当然、不採算の路線が二十二路線廃止になり、需要が多いと思われるところの路線がふえたということなんですか。
○赤羽委員 それで、日常生活に不可欠な離島路線に対して、今後運航費等々の助成というか、補助をする方針があるのですか。
○赤羽委員 この日常生活に不可欠なという特定の仕方というのは、その地元の協議会の判断にゆだねる、すべてゆだねるということでよろしいのですか。例えば、産物輸送とか観光地域の場合のそういった側面というのは、年間を通して不採算路線であるといったときの、この助成対象の路線になるのですか、...全文を見る
○赤羽委員 そうしますと、離島があって県庁所在地がある。ところが、別の、例えば東京から飛んでくる観光路線とかが赤字不採算路線になるのであれば、そういった場合は運航費の補助対象の路線にならない、そういう判断が運輸省にあるということですか。
○赤羽委員 それでは、その支援の対象にならない、しかし、地元的にはバックアップしていかなければいかないといった場合には、今後はその地方自治体がすべての責任を負っていくという流れになるんでしょうか。
○赤羽委員 日常不可欠なという意味ではいろいろな幅がある話だと思いますので、ぜひ地元自治体との協議を重ねて、まさにソフトランディングしていけるような方向をとっていっていただきたいというふうに思っております。  続いて、運賃関係の件でちょっとお尋ねをしたいんです。九六年に実施され...全文を見る
○赤羽委員 いや、イールド単位というのはちょっとまた別の話として、まず、その普通運賃の比較だけを問いたいんです。  普通運賃の比較として、運賃が上がった路線もあったという御答弁でしたけれども、百七十路線余りのうち百十路線で運賃が上がっているんだという指摘もあるようですけれども、...全文を見る
○赤羽委員 そのイールド単位当たりのというんですか、下がっているという話ですが、今言われた割引運賃の導入ということに関してですが、以前は往復割引というのがあった。これは全体で三〇%以上が往復割引の購入者で占められていた。ところが、今は往復割引というのはほとんどなくなってきて、事前...全文を見る
○赤羽委員 わかりました。  普通運賃の乗車率が一・五倍になっていて普通運賃の値段が上がっているということは、相対的に旅客者の感覚としては高くなったと思っている人がやはり多い、そういう傾向があるんだという御答弁だったと思います。  それで、イールドが下がっているということの中...全文を見る
○赤羽委員 局長、割引運賃のことでちょっと確認しますけれども、一つは、いわゆる標準原価を上限として二五%までの下限枠、これが幅運賃制度だ、それとは別に、割引運賃は、五〇%までの割引運賃は届け出でオーケーだ、こういうことでよろしいのですね。
○赤羽委員 そうすると、午前中の質問者の中でも出ていましたけれども、これは明らかに、普通運賃の五〇%以下のディスカウント運賃というのは相当町にはんらんしているのではないでしょうか。ですから、ダンピングというのは、現状、今の私が言った、局長確認していただいた運賃以下の運賃というのは...全文を見る
○赤羽委員 事実として出ているというふうに認識していただいているのだったら、もうちょっとしっかり調査することが、ひいては安全性とか公共性を損なわないことにつながるのではないかというふうに思っております。  ちょっと角度を変えて、最近、航空三社以外に新規のエア・ドゥとかスカイマー...全文を見る
○赤羽委員 しかし、これは先ほどの御答弁と若干矛盾があるんじゃないのですか。  幅運賃というのは標準原価の二五%下までを認めてあって、それ以外は割引運賃として認められる、こういう制度がある。航空三社にはこういう適用がある。しかし、この新規参入の二社については、割引運賃としてでは...全文を見る
○赤羽委員 それで、今回のこの法改正で、発着、混雑空港のことなんかは随分改善される。今後はどういうふうに考えていらっしゃいますか。  JALなんかも、例えば東京―福岡も半額にしたとか、そういうような、実際そういうことが望ましいのかどうかはいろいろな評価があると思うのですけれども...全文を見る
○赤羽委員 例えば、今回スカイマークが半額で出した。そこに追うようにJALが半額でやっている。スカイマークもいろいろなあれがあるでしょう、なかなかやっていけなくなって、今度また、一万六千円ですか、値上げをするという話になる。  こうしていくと、やはり資本力のある、日本航空とか、...全文を見る
○赤羽委員 それと、国内運賃が高い理由というのは、競争力が働かないということもあるかもしれませんが、それ以外に着陸料とか燃料税などの、公租公課というのですか、世界一高いと言われているような着陸料、この公租公課の方が、高くなっている運賃の主な原因になっているのではないか。一説による...全文を見る
○赤羽委員 世界一高い着陸料みたいな背景がありながら、割引運賃なんかはかなり世界水準に合うぐらい安くなってきたということは、当然、各航空会社もかなり強烈なコスト削減をやっているんだと思うんですけれども、そこで心配になるのは安全性が損なわれないかどうかということです。  例えば、...全文を見る
○赤羽委員 安全性を損なった規制緩和では何のための規制緩和かわかりませんし、ぜひ航空会社の実態をしっかり調査していただきたいというふうに要望しておきたいと思います。  また、今回の改正案で、運航または整備に関してアウトソーシング、業務の管理委託を認めている。これはどこまで認める...全文を見る
○赤羽委員 わかりました。百十三条に抵触する名義貸しは行われないということは確認されたと思います。  最後、もう時間もないので、大臣に一点だけ聞きたいんですが、例えば東京―福岡、新規参入があってかなり運賃が安くなってきた。これは利用者にとっては、ある意味では安全性が担保されてい...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございました。  終わります。
07月01日第145回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第8号
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○赤羽委員 公明党・改革クラブの赤羽一嘉でございます。きょうは限られた時間でございますが、ちょっと三つのことについて、それぞれ端的に質問させていただきたいと思います。  まず一つは、先ほど旭道山議員からの質問もございましたが、平成十一年度の日本育英会の奨学金について、特にきぼう...全文を見る
○赤羽委員 これから質問しようかと思ったんですが、六月九日に通知がされた。これは、六月三十日までに全員採用するという旨の通知だったと思います。きょうは七月一日でありますので、昨日までで、申し込みをし、適格者であった、しかし大学の枠がオーバーをしているということで採用されなかった学...全文を見る
○赤羽委員 今回の募集に引き続き、七月十六日までの追加の第二次募集も行うというようなお話も漏れ伺っているところでございますけれども、これは実際行うのかどうか。  そして、行うときには、今回の二十五万人という枠、先ほどの御答弁ではもう八割ぐらいが応募されているということでございま...全文を見る
○赤羽委員 予算的な対応は可能だということを確認できればいいと思います。大学生にこれはかなり制度的に浸透していますので、申し込みをしながら不採用になるようなことは極力避けるように御尽力いただきたいと思います。  次に、高校生を対象とした無利子貸与の奨学金について、この成績要件が...全文を見る
○赤羽委員 ちょっと緊急採用奨学金制度の方のお答えがありましたので、それについて触れさせていただきたいのです。  今回、一万人の枠を予算措置された。これは始まっているわけですけれども、まず現状を、どのぐらい採用枠を消化されているのか、ひとつ教えていただきたい。  もう一つは、...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。  緊急奨学金枠の集計をされるときに、その要件として今言われました家計急変の要件について、実際上、非常に弾力的に運用されているのかどうかも含めてぜひ御確認をいただいて、一万人の枠が十分使えるような方向で御指導いただきたいというふうに思っておりま...全文を見る
○赤羽委員 ありがとうございます。それでは、その方向でよろしく御努力のほどお願いいたします。  次に、話は全然変わるのですが、白内障の眼内レンズの度数の誤った表示で事件が起きたことについて、ちょっと本委員会で取り上げさせていただきたいと思います。  白内障は、数年前に保険適用...全文を見る
○赤羽委員 これは、製造の過程でロット番号の包装を間違えたことによって起こった。  これはあれですか、私は専門家ではありませんけれども、そこで間違ったら、実際、手術されるまでのどこにもチェックが入らない。製造元のラベルの張り間違えがこういった視力が回復しないようなことまで引き起...全文を見る
○赤羽委員 この起こってしまった個別の事案については、製造メーカーに対して、誠意を持って対応に応じていただきたいということを指導していただきたい。これが一点。  また、眼内レンズの許認可を与えている会社に対しても、こういったトラブルが頻発するようなメーカーについてはその許認可も...全文を見る
○赤羽委員 昨年より豪雨の量が多かったというのも事実かもしれませんが、局長、神戸市内でいろいろなところで浸水が起こっていれば別ですけれども、その小さな河川で起こっているということは、あの地域に行けば、あの河川工事が原因だって全員言っていますよ。  私は素人ですけれども、きのう行...全文を見る
08月04日第145回国会 衆議院 文教委員会 第16号
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○赤羽委員 おはようございます。公明党・改革クラブの赤羽一嘉でございます。  きょうは、私、衆議院議員六年間務めさせていただいておりますが、文教委員会での質問は初めてでございます。この機会をとらえまして、私実は神戸市の選出議員でありまして、あの阪神・淡路大震災そしてあの神戸市の...全文を見る
○赤羽委員 文部省としてもバックアップしていただけるという大変心強い答弁だったと思いますが、私は、大臣のこれまでの御答弁でもありますが、教育はそれぞれ各地方で県の教育委員会が中心に、地域の実情に合わせてやっていくということが大事であって、余り国の中央でとやかく言うことがない方がい...全文を見る
○赤羽委員 それで、これを実施するのは、多分二つの障害があると思うんです。  一つは財政的な、これは一クラス三十万円の補助金を出しておりまして、県が二十万円、市町村が十万円、こういった財政がなかなか整わないのでできないということがある。  もう一つは人的支援。中学校単位に「ト...全文を見る
○赤羽委員 もう時間が来ましたので、最後に一問だけ。心のケアということで、兵庫県は、これまで震災以後毎年、教育復興担当教員という方を二百七名配置をしていただいております。これはやはり、時間がたてばたつほど震災からの後遺症というのが少なくなると考えられている方は多いと思いますが、実...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございます。県も同じような要望が出てくると思いますので、そのときはぜひ対応していただきたいということで質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
08月05日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第13号
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○赤羽委員 公明党・改革クラブの赤羽でございます。  まずは、みずからの命をもちまして乗客、乗員の安全の確保に尽くされた長島機長に対し心から哀悼の意を表しますとともに、御遺族の方々に心よりお悔やみを申し上げたいと思います。  きょうは、JR西日本またJR総研の参考人の方々、い...全文を見る
○赤羽委員 しかし、その予告どおりの事件は起きてしまったわけですね。そこの結果責任というのは問われるべきではないですか。  そしてかつ、この七月二十三日にハイジャックが発生した直後に、あ、あの投書どおりにやられたなという認識があったのですかなかったのですか、はっきり聞かせてくだ...全文を見る
○赤羽委員 では、それなら、受託手荷物受取場から出発ロビーへの逆流防止の措置をなぜ二十三日当日にとらなかったのですか。二十四日の、翌日でしょう、これを配置したのは。あの投書どおりの事案が起こってしまったという危機感が本当にあったのですか。あったのなら、なぜ同日、厳戒体制のフェーズ...全文を見る
○赤羽委員 それに加えて、先ほど大臣の御答弁にもありましたが、この投書自体は各社、航空三社社長は知らなかった、報告は届いていなかった。本当にそんなに最重要な案件だったら、なぜ社長に報告が届かないのですか。そういう状態なのですか。私は危機管理が欠如しているとしか思えませんが、航空局...全文を見る
○赤羽委員 最後、御反省の弁も述べられたが、やはりこれだけあからさまに予告どおりのことをやられて、一人の命を失って、最善のことをしたなんというのは言えないと私は思いますよ。何で人が置けなかったのか。予算がなかった、そんなことは理由になりますか。危機管理を本当に抜本的に見直さないと...全文を見る
○赤羽委員 万全の体制はとれなかったという大臣の御見識をいただいたと思います。  それで、今度は荷物のチェックのことを伺いたいのです。  国内線における受託手荷物の荷物チェック、これは、エックス線を通すとか金属探知器を通す、これをやらなかった、やっていない現状がありますね。今...全文を見る
○赤羽委員 受託手荷物の荷物のチェック、これは、エックス線を通すとか金属探知器を通すというお考えはないということですか。
○赤羽委員 それでは、例えば荷物の数と乗客数が違う場合はその荷物をピックアップ、はじくということですが、自爆覚悟の人が爆弾を手荷物に預けて空中爆破を試みるとか、こういうことについてどういう担保、回避する担保をとっているんですか。
○赤羽委員 わかりました。安全性というのが最優先するべきことは、大臣の御答弁にもあるとおりでございます。  幾ら国内線といえども、私は、受託手荷物についての荷物チェック体制も、今の御答弁のような方向で進めていただきたいということを要望させていただきたいと思います。  それで、...全文を見る
○赤羽委員 どういう経緯でフィンランドのメトレックス社を採用されているのかどうかわかりませんが、大変な時間がかかるようでしたら、国内のそれなりの精度を持ったものができなければあれですが、日本の技術をもってして、そんなこともあり得ないと思いますので、幅広く検討されるべきではないかと...全文を見る
○赤羽委員 多分、感度がよ過ぎるとほとんど全員ひっかかって流れが悪くなり、滞留時間があって非常にクレームが多くなるということだろう、そういう背景もあると思いますが、やはりこういった事件が起こったときこそ、そういったことを改めるチャンスだというふうに僕は思いますので、探知器のレベル...全文を見る
○赤羽委員 ぜひ、機内での安全体制ということで、男性の客室乗務員を置いていくという方向で御検討いただきたいというふうに思っております。  大臣、繰り返しになりますが、今回のこの事件が起こりました。英語で、ツームストーン・セーフティー、墓石の安全、犠牲者が出てから安全対策を進める...全文を見る
○赤羽委員 危機管理体制を整えるということ、運輸省が民間企業に意見するというのは、僕は決して出過ぎなことではないというふうに思っておりますので、ぜひよろしくお願いを申し上げたいと思います。  この事案の最後の質問として、この事件発生直後に複数のテレビ局が事件の再現を試みようとし...全文を見る
○赤羽委員 日本で報道の自由、表現の自由というのは最優先に守られなければいけない権利だと思いますが、それがすべてにおいて通していいのかどうかということは、取材の許可を得ていないとかそういう最低限のルールを守らない場合は、私は本当に疑問に思いますし、同感の運輸委員会のメンバーは多い...全文を見る
○赤羽委員 終わります。
11月10日第146回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
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○赤羽委員 公明党の赤羽一嘉でございます。おはようございます。  運輸行政に精通され、実行力のある二階運輸大臣のもとできょうから新たな形で議会活動が始まるわけでございまして、きょうは五分ぐらいしかありませんけれども、今後も忌憚のない活発な議論をさせていただき、新しい運輸行政、二...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございました。  自自公政策の目玉として交通弱者対策の推進に私たちも頑張っていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。
11月17日第146回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○赤羽委員 公明党の赤羽一嘉でございます。  本日は、参考人の御両名、大変お忙しい中御出席、大変御苦労さまでございます。  時間も限られておりますので、早速質問に入らせていただきます。  今回、六月二十七日そして十月九日と、不幸にして、原因は違いこそすれ同様の新幹線トンネル...全文を見る
○赤羽委員 今、JR西日本挙げて、大臣の指示のもとで、終電近くを一部運休して全力を挙げてやっているということは本当に大事なことだと思うのです。国民の理解も十分得られていることだと思いますので、これは大臣の御決断というのは高く評価されるところだというふうに思っております。  今御...全文を見る
○赤羽委員 それで、今回北九州の方で剥落した箇所について、前回の工事の中でコールドジョイントの部分を目視、打音という検査をざっとやっていったと。その中で、今回剥落した部分について目視したところ、変化が認められたのかどうか、それを見なかったのかどうか、見たけれども変化が認められなか...全文を見る
○赤羽委員 漏水は認めておった、ところが、打音をするまでもないという判断がその方にあったと。  後ほどまた聞きたいと思うのですが、やはり打音検査の問題というのは、一つは個人差、判断の差というのが出てくる。個人の中でも、疲れているときと疲れていないとき、夜中やる作業ですから、そう...全文を見る
○赤羽委員 それは、施工方法ではなくて施工不良。あえて言うならば、施工不良だったということですか。
○赤羽委員 わかりました。  時間も限られているので、本当はJRの方、先ほどの御答弁にありましたが、今回も伝達に時間を二時間要してしまって、始発列車を抑止することができなかった。こういうことについても、やはりどれだけの教訓が生かされたのかな。関係社員に十分浸透していなかったため...全文を見る
○赤羽委員 私も素人ですからよくわかりませんが、打音をする、それを聞き取るのは機械がやるとか、打音をする方を機械がするとか、別の方法を考えるということよりも、今御答弁にもありましたけれども、そういったことが具体的な緊急の対策につながるのではないかというふうに思いますので、開発の方...全文を見る
○赤羽委員 八月十二日以後一回だけの開催ということで、今後、その開催の予定というのはどのようになっているのか。  それと、例えば、ちょっとこの人は適当かどうかということはわからないんですが、岩波新書で「コンクリートが危ない」という本を出された千葉工業大学の小林先生、あれだけ大々...全文を見る
○赤羽委員 それと同時に、運輸省もトンネル安全問題検討会を八月十一日発足したわけでありますが、これも聞いている限りでは、きょう現在二回の開催。回数を多くやればいいというものではないと思いますが、何となくふわっとしてやっているんじゃないか、これはこちらの受けとめですけれども、本当に...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございます。力強いそのくらいの政治的リーダーシップで、ぜひしりをたたいて、お願いしながらしりをたたくのはあれですが、運輸省がリーダーシップを持ってやっているんだということを、国民に情報開示していくということで安心が与えられる、安心が生まれるものだという...全文を見る
○赤羽委員 どうもありがとうございました。終わります。