赤澤亮正

あかざわりょうせい

小選挙区(鳥取県第二区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数5回

赤澤亮正の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第174回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○赤澤委員 本日は、質問の機会を与えていただきありがとうございます。  地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案、内容については委員の先生方も御案内のとおりでありまして、国税五税の減額補正に伴う地方交付税総額の減少について、国の一般会計からの加算により全額補て...全文を見る
○赤澤委員 もう少し具体的にお答えいただきたかったんですけれども、五年で加算額から返還をさせるというあたりについての自治体の負担といったようなことについて、これについては見直す方向は今のところ考えておられないということでよろしいんですか。それとあわせて、来年度以降もこういった形で...全文を見る
○赤澤委員 なかなかかみ合わないところがあるのでありますが、五年間、昨年決めた五年で加算額から引いて返していくというものについては、自治体の過度の負担になっていくようなことはないのか、見直しによってはないのかということを聞きたかったのと、あとは、きちっと補てんをするのはいいんです...全文を見る
○赤澤委員 その方針で、自治体の負担が重たいということであれば検討しなきゃいけないことはあると思うんですけれども、短期間のうちに、今変更して極めて不安定なものとなっている交付税の特会の借入金の償還計画というものがさらに不安定化するという懸念もあると思うので、その辺については、全体...全文を見る
○赤澤委員 今の御説明を聞くと、いろいろと立派なことをおっしゃったように聞こえるわけでありますけれども、景気対策の規模の点で、そしてまた繰り返しになりますけれども、国民は今本当に苦しんでいるわけであります。  そんな中で、政治と金の問題を覆い隠すためか、とにもかくにもあれだけ麻...全文を見る
○赤澤委員 今おっしゃった交付税の復元について、一・一兆円手当てをされた、これは原口大臣が努力をされたことで、自治体にとっては大変ありがたいことでしょう。私はそこを評価しないと言っているわけじゃないんです。  ただ、今巧みに議論をすりかえられたのは、その三兆円を七・二兆円の中に...全文を見る
○赤澤委員 なかなかかみ合わないところでありますけれども、私は、少なくとも安心をしてもらうために経済効果がないものを景気対策の数字の中に含めていいとはとても思えないので、この点についてはこれ以上やってもまともな答えが返ってくるようには思えないので、次の問題に移らせていただきたいと...全文を見る
○赤澤委員 なかなかわかりづらいところであります。  検察の関係者なのか、あるいは被疑者の関係者なのか、少なくともそこは明確にしなければ、電波という公共のものを使ってやるにしては不適だというふうに私は考えています、こういうことです。  また、二十二日の閣議後の会見で、大臣はこ...全文を見る
○赤澤委員 なかなか議論がかみ合わないように感じるのでありますが、私は一つ申し上げたいのは、クロスオーナーシップが問題だというのは、それは分けて考えるべきだと思いますよ。  というのは、誤解を招かない発言をすることが絶対必要だと御自身はおっしゃっているわけですから、クロスオーナ...全文を見る
○赤澤委員 公権力、すなわち政治や行政は、報道機関が自主的に判断して良識ある報道を心がけるのに任せるというのが、私は報道の自由の譲れない一線だと思っています。おっしゃるように、クロスオーナーシップを禁止する、そっちの方の議論は、それはされたらいいと思いますけれども、今の話を聞いて...全文を見る
○赤澤委員 今の話を聞けば聞くほど、クロスオーナーシップを禁止すればいいんですよ。クロスオーナーシップがあった場合には、報道機関の方が情報源を明らかにすることで、それを規制していくというか、軌道修正していくみたいな話は全く目的と手段がずれているのであって、報道の自由がそんなことで...全文を見る
○赤澤委員 それは、もう本当に大臣の行動としてわかりづらいです。予算委員会に民放の報道指針を持ち出して情報の発信源は明示することが基本であるということを連呼されて、外国の例も引かれて、それについては民放の御判断だというような話というのは、大臣が一体予算委員会で何が言いたかったのか...全文を見る
○赤澤委員 それではちょっと質問を変えようかと思いますけれども、民放の皆様が自分たちで考えることだ、こういうお話であります。ということであれば、民放の皆様の御判断に基づいて関係者によるとという報道を今後も繰り返すことについては、大臣は問題がないという理解を今示されたということでよ...全文を見る
○赤澤委員 関係者によるとという報道について、まあ、構わないと。事実上訂正されたのかなというふうに私自身も感じるところでありますけれども、それについても、私が一つ感じるのは、何でこの時期にそのたぐいの発言をされなきゃいけなかったのかということについての疑問というのは、やはり最後ま...全文を見る
○赤澤委員 一般論の話に大臣も逃げ込まれたので、それについてはまた別の観点から伺っていきたいと思います。  今回の大臣の発言について、私は二つの点で問題があると思っています。なので、もう一つの観点からお尋ねをしたいんです。  今まで聞いてきたのは、総務大臣がどうも報道規制とと...全文を見る
○赤澤委員 大臣が今お話しされたことを受けて、私も次の質問に移りたいわけでありますけれども、要は、大臣が自民党の議員の報道についても関係者によるとというようなことで不満を感じたということであれば、私からすれば、ぜひ声を上げていただきたかったと思います。  特に、今のタイミングで...全文を見る
○赤澤委員 はい、どうぞ。
○赤澤委員 やはり私は少々わかりづらいところがあるように思います。まさによく聞かれるというのは、大臣の発言に問題があった、少なくとも大臣の言葉であれば誤解されるような発言だったということだろうと思いますし、その辺についてはやはり今後少し反省をされた方がいいのかなと私は思います。 ...全文を見る
○赤澤委員 私の言いたいことが伝わったものと信じたい、伝わったかどうかについてはちょっと疑問がありますけれども、信じたいということで、次の問題に移らせていただきたいと思います。  総務省の政務三役の適格性という話の続きなんでありますけれども、総務大臣政務官お二人が石川知裕代議士...全文を見る
○赤澤委員 大臣が選任をされた副大臣、政務官でありますから、私はもうちょっと責任を持っていただきたいなと率直に申し上げます。  改めて申し上げるまでもなく、検察庁は法務省の一部ですね。内閣、すなわち政府の一部であります。先週木曜日、二十一日の予算委員会の質疑の中でも、千葉法務大...全文を見る
○赤澤委員 政府高官の役職を辞してから参加されるのが筋ではないかと思います。でなければ、千葉法務大臣が何ら声を上げておられない以上、明らかな閣内不一致の動き。国民から見れば極めてわかりづらい、そういう動きになると思います。  重ねて原口大臣にお伺いをいたします。  石川知裕代...全文を見る
○赤澤委員 今のお話で、私は原口大臣がおっしゃったことの中にもわかりやすい点が含まれていたと思うんですよ。それは、内閣の方針ということをおっしゃったわけですけれども、少なくともその方針に沿って検察を指揮するというのは、千葉法務大臣が責任を持ってやっておられることなんですね。それに...全文を見る
○赤澤委員 きずなとか友情とか言われましたけれども、きずなは我が党の総裁の専売特許でありますので、こちらにもきずなや友情はあるということであります。私は、今の小川政務官の話は非常にすっきりしているように感じました。少なくとも、話としては聞きやすい。先ほどから筆頭が何かやじっておら...全文を見る
○赤澤委員 その辺が本当におかしいと思います。ということであります。(発言する者あり)どうぞどうぞ、やじって結構ですよ。  それで、小川政務官にもう一つ伺いたかったのは、ではその発言は適切なものだったのか。要するに、逮捕を考える会に参加すること自体が立場上許される範囲を超えてい...全文を見る
○赤澤委員 小川政務官と話していると、私は、本当に大きな力には大きな責任が伴うということをどうも一番理解いただいているように感じるわけでありますが、二十日付の各紙が報じるところでは、平野官房長官が十九日の夜に、法案説明に訪れた小川政務官に対して、石川代議士の逮捕を考える会への政府...全文を見る
○赤澤委員 具体的に現時点において逮捕を考える会への参加は適切なことだとお考えなのか、これからも活動を続けられるつもりなのか、その点について明らかにしていただきたいと思います。
○赤澤委員 具体的に、会には出席をされるのですか。
○赤澤委員 その辺は小川政務官のお答えはすっきりしておるので話を前に進めやすいのでありますが、ただいまの質疑を伺いますと、平野官房長官が注意されたことが功を奏したようにも見えるということであります。  ただ、本当に心配が尽きないのは、一方で平野長官御自身が、民主党が設置を決めた...全文を見る
○赤澤委員 大変立派な演説をいただいたわけでありますけれども、その発言は適切なものでしょうか。政務官でありながら、個人の意思で参加したなどという説明が通用するとお考えのようですが、私からすれば、余りに御自身の立場をわきまえない発言だというふうに思います。  その点について、重ね...全文を見る
○赤澤委員 さっきマッチポンプと言ってちょっと冷やかしちゃったわけでありますけれども、官房長官は不公平はあると言いながら、小川政務官には注意をされたようであります。  階政務官は、小川政務官のように平野官房長官その他の政府の幹部から会への参加については特に注意とか受けておられな...全文を見る
○赤澤委員 大変美しい御答弁ではあるんですが、小川政務官と話していたときほどすっきりと問題を理解した上でお答えになっている感じがしないんです。要は、陰に隠れたところで石川さんのことをどれだけ心配されようが、それは全く問題ないんですが、あなたには本当に政務官としての立場があるという...全文を見る
○赤澤委員 今、会にはもう出席をしないという趣旨でおっしゃったんだろうと私は理解をいたします。  ということで、小川政務官、そして階政務官ともに政務官としての立場を理解されて、会に出ることはしないということであれば、それはそういうことでいい。当面、軽率な行動をされたということに...全文を見る
○赤澤委員 それは、そっくりそのままお返しします。  石川さんについて同情する美しい友情は私は決して評価しないわけではありませんけれども、石川議員本人については、政治資金規正法上の虚偽記載を石川議員本人が認めているということは、石川議員の弁護士もメディアの取材に対して認めている...全文を見る
○赤澤委員 石川知裕君の逮捕を考える会以外にも、先ほど申し上げた、捜査情報漏えい問題対策チームというのが立ち上がって、今の民主党は、もはや党を挙げて検察を牽制しようという構えに見えるという話を先ほどいたしました。  繰り返しになりますが、鳩山総理や小沢幹事長の事件を解明するチー...全文を見る
02月17日第174回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○赤澤委員 おはようございます。  きょうは、箇所づけ漏えい問題から話を始めさせていただきたいというふうに思います。  十五日月曜日、午前中の質疑で明らかになったとおり、十日の水曜日に国土交通省が本委員会に提出した資料はにせものであったということであります。政策決定の透明性や...全文を見る
○赤澤委員 そこに大きな問題があると思うんですね。  というのは、金子委員から、二月十日の予算委員会で、ここから先の質問は、具体的に出された資料がどういうものなのか、あるいは、今報道で出されているようなものと言っているんです、それと同一のものなのかどうか、どういうものが出される...全文を見る
○赤澤委員 前原大臣は巧みに議論をすりかえているんですよ。  確かに、したがって、この資料はにせものでなくアップ・ツー・デートなものになっている、自治体に対して説明をしたそのままのものを出させていただいた、こういうことを言っています。そして、委員初め自民党の方々は、仮配分の中身...全文を見る
○赤澤委員 そこがおかしいんですよ、与党の理事とって。要するに、与党はまさに組織ぐるみで県連に情報を流してやっているわけじゃないですか。その方たちと、一方の側だけと相談して、これを出しておけばいいと。それには、県連要望あり、なしといったような欄は除かれて、ないわけですよ。そういう...全文を見る
○赤澤委員 組織ぐるみでないというようなことをおっしゃっていますけれども、では、昨年十二月に何をやったんですか、民主党は。(発言する者あり)  委員長、静かにさせてください。いいですか。(発言する者あり)そうじゃないんです。やじるあなたたちが悪いんですよ。これはきちっと静かにさ...全文を見る
○赤澤委員 では、ほかの党からはそれを聞いているんですか。民主党だけから聞くというのはおかしいと私は思います。  そこで、平野長官に伺います。(発言する者あり)  委員長、やじについては本当にこれはとめてください。きちっと注意してください。委員長の責任ですよ。手を挙げているだ...全文を見る
○赤澤委員 それは巧みな議論のすりかえがあるんです。  要するに、予算審議のあり方について、新たなルールの議論というのはこれはあると思います。そのときに、議論の参考にするために最新の資料を出すみたいな話は、別の話なんですよ。我々が問題にしているのは、民主党県連に何を流したのか。...全文を見る
○赤澤委員 それであれば、長官、はっきりおっしゃってください。だれの責任なんですか。だれなんですか。言ってください。
○赤澤委員 委員会のやりとりをしっかり聞かれて、県連にどういうものが出たのか、それと同じものが出たのか、きちっと見せてもらってから質問を続けたいと金子委員はそのときにおっしゃっているわけですよ。それを平野長官は聞いておられたわけですよ。にもかかわらず、今みたいに責任を逃げることは...全文を見る
○赤澤委員 全く問題を理解されていないと思います。求められていない資料を出した、その中身がガセであったということについては、本当に何も永田メール事件と違いありませんよ、これは。きちっと出すべきものを出さなかったということについて、責任を明らかにして謝罪してほしいと私は思うんですよ...全文を見る
○赤澤委員 今のお答えでは、私は、これはどうにもならないと思うんですよ。  本当に、このにせの資料を出したということについては、これは与野党の信頼関係を大きく毀損していると私は思います。これについては、きちっと本当に事情を説明して、だれの判断でやったのかということを明らかにして...全文を見る
○赤澤委員 私がお尋ねしたとおり、これは責任者はだれなんですか。  というのは、与党の理事とそれから政務三役、そして政府の中におられる平野長官を初め閣僚の皆さん以外、どの資料が実際に県連に出たのかは知りようがないんですよ。だから、野党の方はただひたすら、県連に出たものを出してく...全文を見る
○赤澤委員 それでは、前原大臣にもう一回伺いますよ。  大体、おかしいことだらけでしょう。自分たちが相談してベストだと思うものを出したのに、何で出し直すんですか。マスコミ等からこれは出たものと違うと批判の声が上がったから出し直しているんじゃないですか。何で出し直したんですか。
○赤澤委員 それは、だから議論のすりかえなんですよ。  予算審議の参考にするために仮配分の資料を出すなら、それは最新のものを出したという言いわけは通用しますよ。しかしながら、そういう議論を今しているんじゃないんですよ。この場でやっているのは、県連に出したもの、一月末に出したもの...全文を見る
○赤澤委員 今の話を聞いていると、どうも官房長官は、理事会に任せたということでおっしゃるということですね。理事会と政務三役で相談をした、御自身はあずかり知らぬ、与党理事と政務三役、こういうことです。  今、何か与党理事が一生懸命大臣のところへ行って相談されていたので、その相談の...全文を見る
○赤澤委員 もうこうなると、一月末に何をやったかを隠ぺいしようとしていると断ぜざるを得ないですよ。明らかに議論のすりかえなんですよ。  これは、ルールを変えて、予算委員会に仮配分の資料を全部出して、しかも、今回こそこそと民主党がやったように一党だけが見るんじゃなくて、きちっとや...全文を見る
○赤澤委員 今伺ったことについてちょっと聞きたいなと思うのは、その認識を伺いたいんですよ。  前原大臣は、一月末に党に出した資料を我々が求め続けてきたということは当然認識しておられるんでしょう。
○赤澤委員 ということであれば、結局は、これは与党の理事が、ここの議論について我々がいかに真剣に党に出した資料を求め続けてきたかということをしんしゃくせずに、違う資料を出したということなんですよ。その辺については、これはやはり与党の理事に責任があると私は思いますよ。  というの...全文を見る
○赤澤委員 今のは、もう言っている横から破綻しているんですよ。  どういうことかといったら、一番問題になるところは、十一月の事業計画はいいです、ただ、実際に一月末に配ったものはそれそのものではない。二月一日の事業評価の結果は入っています、そのとおりかもしれない。問題はそこから先...全文を見る
○赤澤委員 今のは答弁になっていないのを、委員長、認識してください。  というのは、明らかに、近日中に公表されるものが入っているんですよ。それは今おっしゃったじゃないですか。議事録にも残っていますよ。そこを問題にされて、あっ、しまったと削って済む問題じゃないですよ。何を考えてい...全文を見る
○赤澤委員 今のことはまさに、事業費、除くべきものを除いていないものを県連を通じて自治体に出しちゃった、こういうことですよ。それのどこが、既に公表しているものから類推できる数字なんですか。間違えたものなんか類推できる自治体はいないですよ、そんなもの。  もう一回ちゃんと答えてく...全文を見る
○赤澤委員 それは結構でありますけれども、そういう答弁をされるんだったら、少なくとも、流れる可能性について、きちっと言質をとって、確約をとって流れないようにするという責任が実際に流した人にあると思うんですよ。それは馬淵副大臣なんですか、それとも三日月政務官なんですか、どなたですか...全文を見る
○赤澤委員 だれが流したのかを聞いているのに、お答えにならない。前原大臣、私が国土交通委員会で質問したとき、あなたは本当に少なくとも誠実に答えていましたよ。何で立場が悪くなった途端に逃げ回るんですか。  さっきの話に戻りますよ。秘密についてきちっと答えてください。近日中に公表さ...全文を見る
○赤澤委員 今の話は、私、聞いている方はみんなわかってくれるように思うんですね。  要するに、近日中に公表する、そういうものだから秘密には当たらないんだと、議事録に残して発言されているんですよ。そこについておかしいだろうと私が聞いたらば、これはもう十一月に出したものとそれから二...全文を見る
○赤澤委員 全く答えになっていないですよ、それは。  少なくとも、大幅にふえた県と、そして減った県もあるわけですね。それはどうやって類推するんですか。要するに、事業計画から、実際に出てきたものは、二月九日に自治体に説明する前の話ですよ、一月末に。どうやって類推できるんですか。自...全文を見る
○赤澤委員 全く説明になっていないですよ、それは。なっていないですよ、前原さん。これは減額になったところも増額になったところもあって、それで本当にみんな一喜一憂しているんですよ。その意味があるから一月末に出しているんでしょう。本当に、今の答弁だと、これは全く誠意のある答弁とは言え...全文を見る
○赤澤委員 遺憾なことになった責任はだれにあるんですか。
○赤澤委員 きょうの前原さんは本当に切れ味も何もあったものじゃないですよ。もう議論になっていないですよ。  だれが出したんですか。それを答えてください。要するに、資料を一月末に党に渡したのはだれなんですか、政務三役の中で。
○赤澤委員 わかりました。  それで、この予算委員会、二月四日だったと思いますが、冒頭に、官房長官の発言とあわせて、馬淵副大臣もそのときにお話をされたと思うんですよ。それ以後、何か馬淵さんが背景に退いているように思うんですけれども、馬淵副大臣はこの話は責任を共有されているんです...全文を見る
○赤澤委員 それでは、前原大臣にもう一度聞きますが、党に資料を出したことについては、政務三役、今の三人、前原さん、それから馬淵さん、三日月さん、全員御存じだったんですね。
○赤澤委員 ということであれば、これは全く同罪でありますので。これについては、本当に、秘密に当たるもの、どんなに強弁をしても、近日中に公表される資料は秘密に当たりますよ。実質的に秘匿の必要はある。これを全く不注意に、きちっと出ないという担保もとらず、確約もとらずに出したこと自体が...全文を見る
○赤澤委員 これは全くおかしな話だと思いますよ。一日違いで、それについては土地の価格だって大きく変わってくるんですよ。公表されれば、それについてはきちっと、一日違えば値段は変わってくるわけですよ。その辺のことは、幾ら強弁されたって、株やトウモロコシと本質的なことは何も変わりません...全文を見る
○赤澤委員 そこで、では今度、馬淵副大臣に聞きましょう。  明確な道路整備事業の採択基準の必要性を最も強固に主張されていたのは、野党時代の馬淵副大臣だと私は認識しています。まさにBバイCの権化という感じがいたしました。与党になって急にこのようなあいまいな総合判断をよしとされるん...全文を見る
○赤澤委員 要するに、明確な基準がないということなんですよ。  そして、BバイCではなくて、要望によって決まっているんじゃないか。これはマスコミ各紙も報道しています。要望路線の九二%が増額になっている。BバイCで高いものであっても増額になっていないものもある。  私は、ここし...全文を見る
○赤澤委員 要するに、十一月の時点で、三年で供用開始はできないということで凍結、ゼロから一億となったようなものが、端的に言えば、要望が出ると復活しているんですよ。要は、決め手は要望だということなんですよ。  そこが大問題であって、政権交代前に馬淵さんがほえまくっていた明確な基準...全文を見る
○赤澤委員 なぜ、自民党が衆議院選挙で全勝したような県、福井県とかそういったところの予算の仮配分がまた全国でトップクラスなのかとか、気になることは多々あるんです。どれもこれも総合判断されたんでしょう。そのとおりです。要望も踏まえた。民主党が政権交代前に、明確な基準、BバイCと連呼...全文を見る
○赤澤委員 国民の税金を配分する予算、国民が払っている税金というのは、当たり前のことですけれども、民主党員や民主党支持者だけが払っているものじゃありません。民主党が要請したから、あるいは民主党の選挙を応援した人には色をつけるとかつけないとか、もうそういう話になっているんです。国民...全文を見る
○赤澤委員 民主党が政権交代前におっしゃっていたことは非常に意義の深いことですね。透明性とか情報公開とか、本当にそのとおりにやれば私はすばらしいことだと思います。  本件についても、新しいルールをつくるという話を、これは後で時間があればやりたいと思って、本当に真摯に、今回の件が...全文を見る
○赤澤委員 一八・三%も削ったことが、必要な公共事業を進められないような状態になっていませんかと聞いているんですよ。
○赤澤委員 そこは本当にまた時間をとって別に議論したいぐらいですけれども、消費税から逃げ回っている民主党が、だから社会保障財源を出せないんですよ。仙谷先生、そんなうれしそうな顔をしなくていいです。出番はないですよ、きょうは。聞きませんから。  とにかく、消費税……(発言する者あ...全文を見る
○赤澤委員 今、仙谷先生の出番じゃないと言ったんです。(発言する者あり)
○赤澤委員 枝野さん、やじれやじれみたいなのはおかしいですよ。まだ前原さんに聞いているところなんですよ。(発言する者あり)
○赤澤委員 では、せっかくですから敬意を払って一問伺いましょう。国家戦略担当ですから今の話に直結するんです。  消費税の議論を避けるから、社会保障財源、毎年一兆円ずつふえるものは賄いようがないんですよ。その状態で無理にほかの予算を切りまくってきたことというのは、これは小泉政権も...全文を見る
○赤澤委員 では、仙谷大臣、もう一つお伺いをします。  消費税と我々が向き合ってこなかったとおっしゃいました。二十一年度の税制改正法の附則の百四条に何が書いてありますか。
○赤澤委員 これはらちが明かぬので、仙谷さんが余りわかっていないのがわかったので、これ以上続けません。  自民党は、二〇一一年から一%ずつ、七%上げてという議論もとっくにやっておりますし、それをどういうふうに使うかもきちっと話をしています。社会保障財源、医療、年金、そして介護、...全文を見る
○赤澤委員 今のではさっぱりわかりません。一体だれが誤解したんですか。主語を教えてください。
○赤澤委員 ちょっと整理させていただきますと、最初のお答えでは、何か、委員会でとまった、与党のやっておられることについて野党の方が誤解したような物の言い方でしたけれども、これを読むと、一部報道というのがあった、マスコミが趣旨を勘違いして、内示したと。そして国民がそのマスコミの報道...全文を見る
○赤澤委員 それで、本当にこれは認識不足、驚くんですけれども、蒸し返しだと言っている、本当に考えられない発言をしている人たちがいるんですよ。処分を含め対処はまだ行われていないんですよ。行われていない段階で蒸し返しと言える理事の精神が私はわからない。本当におかしいですよ。きちっと…...全文を見る
○赤澤委員 それをいつまでにやるのか、明確にお答えください。
○赤澤委員 我々は今、信頼関係が壊れた上で議論しているんです。にせものの資料をつかまされた上に、約束した処分も逃げようとしているというのでは、一切看過できないんです。処分の時期が言えないんだったら、これ以上質疑は本当に続けられないですよ。時期ぐらい言わなきゃおかしいですよ。やらな...全文を見る
○赤澤委員 もう一度伺います。  何を精査しているんですか。そして、それにあとどれぐらいかかるのか。我々は事実関係はもうわかったと思っているんですけれども、何を精査しているんですか。どれぐらい時間がかかるんですか。そして、その後、処分を含め対処はいつ出てくるんですか。その見通し...全文を見る
○赤澤委員 しっかりとというのは何をやるのか、では教えてください。
○赤澤委員 それに何日かかるんですか。
○赤澤委員 答えに誠意がないから言っているんです。精査にどれだけ時間がかかるのか、そして、処分を含めて対処の時期を明言してもらえなければ、これは、私、本当に質疑が続けられません。誠実に答えてください。
○赤澤委員 もう一度お尋ねをします。  精査、何をされているんですか。我々には想像できないですよ。もう精査は終わっているはずだ、どれだけ時間がたっているんだと。それにあと何日ぐらいかかるんですか。
○赤澤委員 長官、処分を含め対処する、そこまでおっしゃったんですよ。精査で裏がとれないからといったら、それは結局、やらないという意味ですか。どういう意味で今おっしゃったんですか、言ってください。
○赤澤委員 処分を含め対処するとおっしゃったんですけれども、精査の結果次第ではそれは変わるという意味ですか。精査の結果どういう事態が判明したらどうなるのか、具体的に説明してくださいよ。さっきから、しっかりとか、とにかく具体性がない話ばかりでのらりくらりですよ。それでは本当に納得で...全文を見る
○赤澤委員 では、一週間たって、今どこのマスコミの情報がとれなくてやっているのか、それを教えてくださいよ。
○赤澤委員 では、情報がとれなかったらどうするつもりなんですか。情報がとれない理由で処分もなし、対処もなしということを考えているんですか。  二月四日に長官がみずからの口でおっしゃったことなんですから。情報がとれない可能性が今あると認めたでしょう。その場合、どうされるんですか。
○赤澤委員 とにかく本当に具体的でないんですよ、しっかりとか、いろいろな情報とか。  我々は、正直な話、にせの資料も出てきたし、これについても処分を含め対処ということが行われずにどんどん時間が過ぎるんじゃないか、そういう疑念を持っているわけですよ。  誠実にと言うんだったら、...全文を見る
○赤澤委員 今のお答えを聞くと、私は率直に言って、野党はだまされたんじゃないかと思いますね。  二月四日の時点で、処分を含め対処をすると。これは明らかに、きちっと処分を含めて考えるということを言っているわけでしょう。そういう認識を我々の理事はしたはずなんですよ。そこについて、今...全文を見る
○赤澤委員 これは、本当にどんどん後退していって、やはり我々、これは信頼関係が毀損するというか、とにかく二月四日に審議に入ったことは誤りだったと思いますよ。  では、結論を本当にいつ出すのか言ってください。この点だけは誠実に見通しを言ってもらわないと、我々は、これは結論なしで精...全文を見る
○赤澤委員 申しわけないけれども、私、もうこれは続けられません。本当に申しわけないけれども、もう少し誠実に答えるよう委員長からも言ってください。よろしくお願いします。
03月01日第174回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○赤澤委員 本日は、質問の機会を与えていただいてありがとうございます。  それで、今大臣の口から特交が有力な議員のもとにというようなことをおっしゃいましたけれども、現に今箇所づけの問題などで、私はこの間予算委員会で質問させていただきましたけれども、前原大臣がトップに立って予算配...全文を見る
○赤澤委員 ありがとうございます。  やはり強く感じたことは、箇所づけの話に戻らせてもらえば、報道などでも、私どももそう思いますけれども、重点選挙区と思われるところについては伸び分が大きい。それは、ほかのBバイCとかミッシングリンクとかいろいろな基準を入れても同じように扱われて...全文を見る
○赤澤委員 ちょっとわかりづらいところがあったので確認させていただきます。  国の関与と地方の行財政改革について、今のお話を聞くと、むしろ弱めていく、地域に任せるという感じにも聞こえましたけれども、その辺についていかがなものでしょうか。
○赤澤委員 総人件費改革なども、国と地方の協議の場の中で見直していく、国の関与を少なくする方向でという感じに理解をいたしました。  次に、地方への補助金の一括交付金化ということを伺いたいと思うんです。  原口プランとして提示された今後五年間の地域主権戦略の工程表案、これによれ...全文を見る
○赤澤委員 私はちょっとびっくりしたんですけれども、これは所与のものではない、協議の対象だということで。マニフェストでというのは、ポイントは、国民が本当に民主党政権あるいは民主党連立政権に期待をして政権交代をしたというのは、やはりあれだけ無駄を削減するんだ、自公連立政権のやってい...全文を見る
○赤澤委員 なかなか理解できないんですね。  今おっしゃったのは、とにかく連立政権であるから社民党と国民新党の考えを聞いてというようなことですね、そうでなければやったんだけれどもと。私は、少なくとも、原口大臣は民主党から出られている閣僚として、民主党のマニフェストは六・一兆円の...全文を見る
○赤澤委員 これは明らかにおかしいでしょう。だって、それを実現するのは、実際に地方への補助金を一括交付金化する総務大臣の仕事としてやらなきゃだめじゃないですか。社民党と国民新党に聞いてくださいって、だれが責任者で、だれが当事者で、だれがこれを決めていくんですか。ほかのことをいっぱ...全文を見る
○赤澤委員 では、少なくとも民主党から出ておられる閣僚として、六・一兆円の削減、これは民主党が約束されたんです、その実現を原口大臣としては目指されるつもりはあるんですか。
○赤澤委員 いや、時間稼ぎですよ、明らかに。  堂々めぐりになったんですけれども、要は六・一兆円削減する気があるんですかということを大臣に聞いたら、民主党のマニフェストにある以上、私としては実現を目指すと答えればいいものを、所与のものではないとか、むしろ自治体との協議の対象だと...全文を見る
○赤澤委員 結局、今のは、やはり私は不十分だと思っています。どういうことかといえば、民主党として国民に提示して戦ったマニフェストは、実現できない場合があるともう既に言っているわけですよ。これは契約だ契約だと言って、あるところでは、マニフェストの中身を実現するのはマニフェストに書い...全文を見る
○赤澤委員 いや、質問していませんから。質問してないですよ。と思いますと言っているのであって、大臣、私が質問してなきゃ、あなたは立てないんですよ。(原口国務大臣「委員長から指名されたんです」と呼ぶ)質問していないのに。
○赤澤委員 それでは、今度は地方公務員の数について伺いたいんですけれども、原口大臣は、現在の公務員の数、国家公務員、あるいは地方公務員、さらには公務員全体の数についてどのように評価されているかを教えていただきたいと思います。
○赤澤委員 では、今の小川政務官の答弁で、まだ多いという認識をされているということでよろしいですね。引き続きこの努力を続けるということですから、そういうことにならざるを得ないと思います。これは、時間がないので、もういいです。そうでないというんだったら答えてください。いいですね。 ...全文を見る
○赤澤委員 大臣、もう少しその中身を調べていただきたいと思うのは、要するに刑法の特例ということを今おっしゃったですね、刑法の特例を認める、端的に言えば刑法で禁じられているかけごとのたぐいですよね、これをやることを認めるんだから均てん化だという御説明に今聞こえたんですよ。確かに総務...全文を見る
○赤澤委員 後で議事録をチェックしていただければ、今大臣は私の言ったことと違うことを答えています。  要するに、総務省が割とよくやる説明は、均てん化というのは、公営競技をやるについて、本来刑法に触れるような行為だけれども特例として認めることの条件だというような説明になっている。...全文を見る
○赤澤委員 残りは一兆円ぐらいだと理解をするので、その先の検討をぜひ副大臣も前向きに、地元からも要望を受けておられるようですから、自治体の財政が大変厳しい中ですから、お願いをしたいと思います。  最後に、総務省の顧問の問題、これは質問主意書も私は出させていただいて、法制局の審査...全文を見る
○赤澤委員 これで終わりますけれども、役人を外して落選議員の方を入れたみたいなことは、やはり明らかに私には処遇に見えるんです。国民からもそう見えると思います。なおかつ、自民党の関係者も入れていいといったら、一体何人任命する気なんですか。二十人、ほかの党も入れたら四十人、五十人と、...全文を見る
03月16日第174回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○赤澤委員 おはようございます。  質問の時間をいただきまして、まことにありがとうございます。前回の一般質疑の時間がちょっと短かったということで、三時間三十分という時間でやっているということで、一般質疑にわたる部分もちょっとお話を聞かせていただきたいというふうに思います。  ...全文を見る
○赤澤委員 それでは、ちょっと問題意識を幾つか申し上げたいと思うのは、まず総務省顧問について言うと、我々は、原口大臣のいわゆるお友達が選任されているんじゃないかということでずっと疑念を申し上げているし、大臣は、いや、立派な方たちだというような感じで、ある意味かみ合わないやりとりが...全文を見る
○赤澤委員 今みたいな説明で税金をお友達に使えるなら、もうだれにでも使えるということだと思うんですよ。  具体的に、この期間に八代さんがやった提言、どういういい提言があったんですか。政治主導なんだから、大臣、副大臣、政務官のどなたかが、八代さんがこういうことを言いましたというの...全文を見る
○赤澤委員 私どもとしては、なかなかこれは納得できる説明ではないんですけれども、八代先生については、新党大地代表代行ということでこれから選挙を戦われます。総務省顧問という肩書を持たれていることは、私は大変選挙にプラスになることだなと思いますけれども、大臣はその辺はどう考えられます...全文を見る
○赤澤委員 私は今、民主党からということを超えて言っていますけれども、なぜわざわざ新党大地代表代行と言うことになったかというと、けさの時点で確認しても、八代先生のオフィシャルホームページに「元郵政大臣 八代英太・新党大地代表代行 総務省顧問」と書いてあるわけですよ。端的に言えば、...全文を見る
○赤澤委員 そのような疑わしいことについて、私どもはやはりやってほしくない。肩書について言えば、顧問をおりたのであればその辺はきちっとしておいていただきたい、そういう思いを強く持っています。  この件は、私は本当に民主党の体質が出ているんじゃないかと思っているわけですよ。どうい...全文を見る
○赤澤委員 きれいごとはいいので、ぜひ、おっしゃったことはきちっとやっていただきたいと思うわけです。  それで、専門調査員については、これは総務省にも実際に出張されている実態があるかもしれないので、改めてちょっと申しておこうと思います。  税金の使い道はしっかりと基準を設けて...全文を見る
○赤澤委員 済みません、実はちょっとびっくりしたのは、読売新聞の三月六日土曜日の記事だと十八になっていたので、むしろ、その後またやる気満々の原口大臣がふやしているんじゃないかと思って、二十ぐらいという答えが返ってくるかと思ったら十三だったので、ちょっと戸惑ったわけであります。 ...全文を見る
○赤澤委員 これは私だけが感じるというよりは、過去の新聞の記事などにもあったように、原口大臣がやる気満々でちょっと手を広げ過ぎているんじゃないかということについて、心配する国民が私も含めて多いということなんですけれども、今のお話であれば、有識者会議については数をむしろ絞る方向でや...全文を見る
○赤澤委員 今明確に、地域主権についての考えを最終的にまとめていくに当たって、夏をめどに、この市町村合併、平成の大合併の成果といいますか評価についても、一定の方向性で取りまとめられるということを言っていただいたというふうに思います。ぜひ、そのことは私もきちっとやっていただきたいな...全文を見る
○赤澤委員 ちょっと質問と必ずしも答えが合っていなかったようには思うんですが、市町村が望んでいないにもかかわらず、かなり合併を余儀なくされた側面が少なくないというコメントなんですね。この点については今の時点でどのように受けとめられているか。今のは、まさに住民の方という感じの政務官...全文を見る
○赤澤委員 ちょっと今、次に聞きたいことに既に触れていただいたようなところがあるんですけれども、ガバナンスという話をさっき原口大臣はされていました。だれが責任を持って物を決めて国の形をつくっていくかというのは、いろいろな主体があるので、少なくともこのような、望んでいないにもかかわ...全文を見る
○赤澤委員 それから、民主党の政策集のインデックス二〇〇九との関係でちょっと気になる部分があって、その中で、いろいろないいことを言っておられますが、今、質問に当たって引用しておきたいのはここなんですね。「権限の移譲に並行する形で、自治体の自主性や多様性を尊重しながら、基礎的自治体...全文を見る
○赤澤委員 もう一回ちょっと聞かせていただきたいんですが、上からやらせるわけではないと言いながら、いろいろな条件はついていますけれども、明確に、基礎的自治体の規模の拡大を目指すと書いてあるわけですね。民主党として、政策集インデックスの中でそう宣言をしておられるわけで、その場合、で...全文を見る
○赤澤委員 私自身はこれは大事な点だと思っているので、もうちょっと聞かせていただきたいんですが、今、権限の移譲で規模を拡大していくというようなお話をされたと思うんですけれども、それはわからないではないんですが、おっしゃっている意味が、権限を移譲するに当たって、この権限を基礎的自治...全文を見る
○赤澤委員 今のお話を聞いても、具体論については、実際に権限を移譲できる時点でどういった形で進めるのかについては、もう少し、物が明確に動くことが説得力を持って関係者に納得いただけるような仕組みなり、仕掛けをつくってもらわないかぬというふうに思います。そこについては、一つ非常に大き...全文を見る
○赤澤委員 運用のガバナンスについてというお話でありますので、先ほどおっしゃっていたのは、要は、七十九人職員がいるけれども、ポートフォリオを動かさないのであれば、この職員は無駄なのではないか、こういう疑義があるとか、あるいはトップ一人で物を決めていいのか。  繰り返しになります...全文を見る
○赤澤委員 では、時間が来ましたので、私の理解としては、少なくとも新聞で報道されているように、原口大臣が、積極運用しろとか、何%以上の利率を生み出せとか、そのたぐいのことを言っているのではない。その辺は、あの新聞を読んだ人は、年金の運用についての今の政府・与党のガバナンスというの...全文を見る
03月23日第174回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○赤澤委員 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  まず冒頭なんですが、これは原口大臣の直接の御所管に関係あるということではありませんので、答えられる範囲でということでありますが、今、国民がかなり関心が高く話題になっているものとして、これは党の方の話といえば党の方...全文を見る
○赤澤委員 そうおっしゃるだろうと思いました。  そこで、もう一つだけ聞きたいんです。これは国民の関心がかなり高いんです。原口大臣についても関心が高いという中で、では、まず生方副幹事長の解任について、国民の目線、国民がどういうふうに受けとめるか、この点について大臣はどのように感...全文を見る
○赤澤委員 大変残念な御答弁で、原口大臣ですから国民の目線に沿った率直な意見が聞けるかと思いましたけれども、国民の判断は国民の判断だと。あたかも党とは関係がないと言わんばかりのお答えであったので、大変残念に思います。  念のためもう一個伺っておきますが、小林議員については、二人...全文を見る
○赤澤委員 せっかくヒントをいただいたので、一政治家としてお答えはいただけますか。
○赤澤委員 かたく口を閉ざしてということで、その辺の反応が本当に、小沢さんを恐れる余り、民主党の議員の皆様が国民目線を失ってしまっているというふうに受けとめる向きが非常に強いんだということについては、ぜひお伝えをしておきたいというふうに思います。  そういう意味では、原口大臣か...全文を見る
○赤澤委員 では、六・一兆円のうち、補助金の四十九兆円からどれだけ出すか、まだ額は決まっていないという理解でよろしいですか。
○赤澤委員 そこで、きょうこのことで長く議論をする気はないんですけれども、要は、四十九兆円の補助金総額のうち、義務教育、社会保障関係は廃止しないということでありますから、残りの公共事業や農業の予算、この辺を削って数を出してくるのかなということで、非常にその辺を恐れるわけであります...全文を見る
○赤澤委員 ありがとうございました。  私どもも自公連立政権のときに、三位一体改革で交付税が五兆円減って、これについては大変な御懸念が生じたということで、大いに反省をしなきゃいかぬところがあるわけでありまして、ただ、これは、額的に言えば六・一兆円ということでありますから、それに...全文を見る
○赤澤委員 それで、無駄を省けば二十兆円すぐ出るとか、今年度については七・一兆円用意しなきゃいけないものを、八兆円、九兆円すぐ出ると総理もおっしゃっていました。一言でざくっと言ってしまえば、口ほどにもない、なかなかそれは出てこない。そんな中で、同じ発想で、この五十五・一兆円の中か...全文を見る
○赤澤委員 ありがとうございました。  その際、政治主導をうたっておる民主党の皆様でありますから、財務省のやってくることについてよく注意をいただいて、あの三位一体改革のときも、税源移譲をやったところ、自動的に国税五税の一定割合の交付税が一兆円減った。この辺はなかなか、後で大きな...全文を見る
○赤澤委員 ここもなかなか考えが合わないので、李下に冠を正さずということの具体的な当てはめとして、どういうふうに考えて行動していくかという話かなというふうに思いますけれども、大臣とはちょっと考えが違うという点で、先に進ませていただきたいというふうに思います。  前回もお話をして...全文を見る
○赤澤委員 渡辺副大臣、ありがとうございました。一歩前進であります。  そこで、私が疑問に思うのは、個人情報だから答えられないという質問主意書の答えと今の副大臣の答弁、私は合っていないと思うんですよ。民主党の政策部門で主要な役割を果たしてなんという話は、職歴の中で私が聞いている...全文を見る
○赤澤委員 まず二点申し上げたいのは、一応これは閣議決定されている質問主意書ですから、事実を知らないというのであれば改めて調べてもらえばいいですし、私と原口大臣の間で、特に私が事実と合わないことを言って大臣をひっかけようなんという気は全くありませんので、そこについては、調べてから...全文を見る
○赤澤委員 これは他委員会の集中審議との関係でもちょっとかかっているんですけれども、私は国民から見てわかりづらい点があると思っていまして、このウィルコムについて言えば、稲盛さんとの関係が非常に濃い会社ですね。DDIポケットという会社の、出資だったか、非常に関係が濃かったと思います...全文を見る
○赤澤委員 それでは、あともう一つ、私、実は企業再生支援機構の法案を成立させたときに、かなり中に入り込んで作業をしていたので、正直申し上げれば、JALやウィルコムの救済に当たるようなものとしてこの再生機構をつくった意識が立法者の一部として、片割れとして、なかったんですよね。これは...全文を見る
○赤澤委員 私からすれば、少なくとも立法者の一部でありますから、どうも立法意図と違っていたなというのが正直なところでありますけれども、今後、きちっと企業再生支援機構において救済が図られるか、そのときに間違った税金の使い方はないか等のチェックをするしか今の段階としてはないのかもしれ...全文を見る
○赤澤委員 はい。おもしろいところに入りかけてやめなきゃいけないのは大変残念でありますが、次回に譲ります。  一言だけ申し上げれば、原口大臣のツイッターですね。三月二十一日朝七時四十分時点で七万二千百三十三人のフォロワーということで、一つだけ問題意識を言えば、私は、ツイッターに...全文を見る
03月25日第174回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○赤澤委員 本日は、質問の機会をいただきありがとうございます。  福地会長はメーカー出身の経営者らしく、現場で、現物を、現実にという三現主義を重視されて経営に当たっておられます。また、放送と営業と技術と管理という四つの歯車がきちんとかみ合うのを見ていくのが私の仕事であるというこ...全文を見る
○赤澤委員 今のお答えで、確かに、いろいろと事件現場というのは秩序立って行動できない場合もあるので、できる限り、最大限、被害者である会社や御家族への連絡に努めるという御表明をいただいたものと理解してよろしいですね。被害者の方への対応ということなので、本当は会長御本人にお答えいただ...全文を見る
○赤澤委員 これは、報道の内容にはなかなか踏み込みづらいところがあるので、これ以上ちょっとお話がしづらいので、もう一つ、今度は事実関係の誤認や間違いが多かったんじゃないかという指摘があるものについても触れておきます。いろいろな批判とか耳に痛いような意見、コメント等もとりあえず受け...全文を見る
○赤澤委員 率直に言って、全く不十分だと思います。というのは、公共放送の立場で、本当に大きな力を持っておられます。大きな力には大きな義務が伴うということをぜひ自覚していただきたい。  今のお話から出てくることは、結論、クレームがあれば個別にその人に対して説明をいたします、加えて...全文を見る
○赤澤委員 ありがとうございます。  会長のお気持ちは私は十分尊重いたしますが、現に、民放に追随をするNHKに受信料を払う必要があるのかみたいな議論も一方であるので、ぜひ、その点はしっかりと肝に銘じてやっていただきたいというふうに思います。  私は思いつきで申し上げたわけでは...全文を見る
○赤澤委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対する附帯決議(案)   政府及び日本放送協...全文を見る
04月06日第174回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○赤澤委員 ありがとうございます。質問の機会をいただきまして、大変感謝をいたします。  三月三十日に新しい食料・農業・農村基本計画が閣議決定をされたということであります。もう閣議決定されたということでありますから、私の方は、こういう問題点があるんじゃないかということを指摘し、今...全文を見る
○赤澤委員 今のあれは本当におかしいと思うんですよ。というのは、「「国民全体で農業・農村を支える社会」の創造を目指す」と、今できていないという前提で書いておられるんです。できていなかったのはいつかといえば、それはもう直前の自公連立政権の時代にできていなかったという以外にないんです...全文を見る
○赤澤委員 大臣、やはり、どうも大臣の耳には都合の悪い情報が入らなくなりつつありますよ、それは。農水大臣に向かって、あなたのやっている農政はおかしいと言う方がなかなかいないんですよ。これは、国政報告会をやれば、何で農家だけが所得補償をもらえるんだという声は出てきますよ。そういう声...全文を見る
○赤澤委員 残念ながら、理解ができません。  というのは、今、大臣、わかりやすい制度にするということでつくられたこの戸別所得補償制度、相対取引ですから、販売価格は過去三年しかデータがないんですね。あと、生産費については統計がちゃんとあるので、七中五で平均で出されました。そのやり...全文を見る
○赤澤委員 それは、拍手をしなければ予算を削られますから、しますよ。皆さんの手法はもうかなりとどろいていますから、私の地元でも、しっかりと農協については圧力がかかっていますので。その辺は、大臣、それで過信しない方が絶対いいですよ。改めて、私もそこは申し上げさせていただきたいと思い...全文を見る
○赤澤委員 それは、理由をあえて言いたくなかったですけれども、不思議だとおっしゃるから言うのは、民主党の内閣がマニフェストとかいろいろなことで食言するからですよ。何度も念を押しておかないと危ないと国民がみんな思っているということです。我々はそれを代弁していると思ってください……(...全文を見る
○赤澤委員 今のお話を伺って、要は、品質、規模、環境といった加算はこれからつくるということでありますけれども、端的に言って、それまで待っていられない。来年度の生産について言えば、二百六十億というものでは、残念ながら、私の地元については、今のところ地元の農水省の関係から説明を聞いて...全文を見る
04月13日第174回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○赤澤委員 質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。  独法通則法についての質疑ということでありますので、まず最初に第四十五回衆院選の総選挙での民主党マニフェストと独立行政法人の関係をちょっと触れた上で、最初の質問をさせていただきたいわけであります。  簡単...全文を見る
○赤澤委員 お考えはそういうことで、マニフェストも「全廃を含め」で、必ず全廃するとは書いていないので、そういう説明も成り立つわけでありますけれども、一言申し上げておきたいのは、きょう私が選挙で戦った相手の湯原委員もこちらに来られていますが、選挙のときに非常に強いキャンペーンがなさ...全文を見る
○赤澤委員 そのあたりについては、ちょっと二点ほど申し上げたいのは、私どもも自公連立政権時代に、まさにやろうと思って取り組んできたことでありますし、大臣がおっしゃった駐車場機構についての精査はやられたんでしょう、しかも、それを党としてやられたということでありますけれども、厳然たる...全文を見る
○赤澤委員 このあたり、かみ合わないところなんですけれども、私どもの法案はまさにその辺の、ファミリー企業の問題とかそういったことについてもしっかりと監視とか評価といったものを強めたいという意図を持って通そうとした法案でありまして、これが通らなかったことについて、通らなかったけれど...全文を見る
○赤澤委員 あわせて提出者にお尋ねをいたします。  評価機能を一元化することで、評価の客観性、厳格性が向上するということが期待できるとともに、一方で、行政事務の効率化の観点でも期待できるところは大きいんじゃないかと思いますけれども、その点についてもお伺いをいたします。
○赤澤委員 今、二層構造になっているということですけれども、比較的お手盛りになりやすい各省の評価ということよりは、一元化されたものでより客観的、厳格な評価を行って、行政の効率性も追求していくということで、これはやるべき改革ではないかと私は思っています。  あわせてもう一問、提出...全文を見る
○赤澤委員 恐縮ですが、同じ質問を原口大臣にも伺います。  評価機関の一元化については直ちに取り組むべき課題だなと私は思っておりますけれども、これについて大臣から考え方を伺いたいというふうに思います。
○赤澤委員 やはり独法の仕事をどう評価するのかということが本当に大きな課題でありますので、まさにそこが改革の肝だと思うので、大臣も、そこについては認識を共有するという御発言だったと思います。少しでも急いで、評価機関の一元化を含め、より客観的で厳格な評価ができる体制を築いていただき...全文を見る
○赤澤委員 閣法の八条三項だったかと思いますけれども、不要財産、すなわち、「将来にわたり業務を確実に実施する上で必要がなくなったと認められる」ものの判断基準についてちょっとお尋ねをしたいんです。特に預金や有価証券については、どのような基準に基づいてこれが不要であるということを判断...全文を見る
○赤澤委員 今のお話で、やはりちょっと疑問が残るのは、運転資金かどうかといっただけで額が決まるわけじゃないんですよ。  先ほども既に御議論があったと思いますけれども、不要財産に該当するかどうか、専ら独法の理事長がもし判断をするということであるのであれば、それは独法の理事長が、い...全文を見る
○赤澤委員 私は、それであれば、この場で続けるには時間がもうあと三分ぐらいしかありませんのであれですけれども、今、どの独法からどの程度の金額が見込まれているのか。  あわせて、どの独法がやっている仕事も、経済的に言えば、わかりやすく言うと、それによって潤っている方たちがいるわけ...全文を見る
○赤澤委員 大変素早い対応でありまして、その点は私も評価をいたします。  私が自分の事務所から地元の各市町村で調べたところ、実はやはりありますね、条例なしで。聞いてみると、労働協定による、あるいは慣行による、こういったことで条例なしでやってしまっている例があるので、一つ苦言とい...全文を見る
04月16日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○赤澤委員 おはようございます。  質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  仙谷さんにまずお尋ねをいたします。  事務次官ポストを廃止して事務系副大臣を置くという考えを示されているといろいろなところで報道されておりますが、本当ですか。
○赤澤委員 もう一度お尋ねをします。事務次官ポストを廃止して事務系副大臣を置くというお考えですか。
○赤澤委員 置くという考えかどうか聞いているんです。イエスかノーで答えてください。議事録を読めなんということを言ってもらいたくて聞いているんじゃないんですよ。質問に答えてください。
○赤澤委員 仙谷さん、悪いけれども、あなたは閣僚の器じゃないですよ、それは。報道が悪いと言わんばかりじゃないですか。なぜ、きちっと報道されるような説明責任を果たされないんですか。そのことがあなたの問題なんでしょう。国民が誤解をしないように。国民は報道ですべて知るんですよ。あなたは...全文を見る
○赤澤委員 自分の真意に反して報道されているということで言い張っておられるように私には聞こえますけれども、少なくとも、事実関係だけ申し上げておきます。私の俸給表の読み方が間違いでなければ、事務系、とにかく副大臣というものを置けば、事務次官の年俸が二千三百万円ちょっとであるときに、...全文を見る
○赤澤委員 できれば努めてから閣僚をやっていただきたかったというのが国民の本音だろうと思います。  それでは、次の質問に移らせていただきますけれども、今の問題も、本当にいろいろな観点から検討すべきことはあるんです。  事務次官については、なくすと聞いて私がびっくりしたのは、少...全文を見る
○赤澤委員 まず、私は、今の答弁を聞いて、こっけいだと思いました。私が報道によるとと言ったら、そんなものは当てにするなと言った仙谷大臣が、まさに今おっしゃっている説明なんか聞いていると、人事をやるには、そういう情報が飛び交っていたと。  一体それはどこで飛び交っていたんですか。...全文を見る
○赤澤委員 週刊誌や月刊誌の記事を見たというような答弁もあったように私は記憶をしておりますけれども、一言言わせてもらえば、時の政権の政策を実現するために各省とも徹底的に議論を行って実現をした、そういう忠実な役人、これをつくっていくのがまさに大臣の仕事でないかと私は思っております。...全文を見る
○赤澤委員 何かお話を聞いていると、雰囲気がある、疑わしきは全部まとめて更迭したという感じにも聞こえなくはありません。私は、大変それは残念なことだと思います。仙谷大臣のお人柄を私は知らないわけではありません。政権交代の意味をきちっと伝えて指導していくのが、私は上司たる大臣の役割だ...全文を見る
○赤澤委員 私は、今大変な発言をされたと思うんですね。要は、時間がなかった、だから、この中にスパイがいると思えばその周辺皆殺しにしたと言わんばかりの答弁ですよ。私はその辺に、今の政府・政権与党の公務員制度に対する不信感、あるいはほとんど敵意むき出し、そういったものを感じるんですよ...全文を見る
○赤澤委員 仙谷さん、裸の王様という言葉を知っておられますか。私、本当に今の政府の閣僚全員に感じることなんですよ。  赤松大臣、農水大臣が鳥取県に来た。土地改良の予算、三分の二を切ったけれども、その組合の人たちは拍手で迎えたから私は支持されていると。それは、逆らったら予算ぶった...全文を見る
○赤澤委員 人材育成、それから、今いる職員をしっかりと、大臣がすぐれた人格をもって指導していくということが非常に重要だというふうに私は感じております。  仙谷大臣、先ほどの更迭された審議官、これについてもう一つ聞いておきたいことがあるのは、数カ月後に行政改革推進本部事務局の次長...全文を見る
○赤澤委員 名前を伏せてやっているからちょっともどかしいですけれども、今の話ですよ。まさに今おっしゃったことについて、私は、むしろ、戻したらおかしいと言っているんじゃないんです。先ほどからお話ししているように、仙谷さんが、時間がないから、いろいろなうわさがあった、リークもありそう...全文を見る
○赤澤委員 少なくとも幹部人事一般に通ずる部分、ぜひ、きょう私が申し上げたことを本当に肝に銘じて、次からは余り手荒なことをしないでいただきたい、そのことを御理解いただけたものだというふうに私は理解をいたします。  提出者にお伺いをいたします。  議員立法では、今の政府が昨年十...全文を見る
○赤澤委員 私は、今の提出者のお話の方がよっぽど合理的だというふうに理解をするものであります。  次に、もう一つお伺いをしておきたかったのは、更迭された方の後任者として総務省、財務省から出向した審議官二名について、仙谷大臣は、内閣官房から提示されたという答弁をされたことがありま...全文を見る
○赤澤委員 今のお話であれば、面接をしたというか、会って話を聞いたら大丈夫だと思った、こういうお話のようであります。  私がやはり感じるのは、この点、大臣が一体、その人材を財務省、総務省から受け入れるときに、十分その人材の適否を見抜くだけの目を持って本当に判断をされたのか、それ...全文を見る
○赤澤委員 菅副総理が昨年十二月に出版をされた「大臣」という本があります。増補版ですね。これでは、省庁の縦割りを是正していくためには、官僚の採用を各省ごとにするのではなく、一括して採用すべきというふうにされております。閣僚の一人ですよ。  仙谷さんに伺いたい。閣議の中でこの点は...全文を見る
○赤澤委員 閣議で議論していないとすれば、この辺、次官会議を廃止はしたとはいえ、実質的な議論は何もやっていないということではないですか。公務員制度改革について、私はこれは非常に重要な論点だと思いますよ。そのように思われませんか。
○赤澤委員 今の答弁であれば、内閣一括採用については、公務員制度改革の第一歩に当たっては議論はしていないということだろうと理解をしました。菅さんの持論ではあるけれども、閣議でも議論をされていないし、その点については、議論もせず、今回は取り上げなかったという話であります。  では...全文を見る
○赤澤委員 今の答弁を聞いて、仙谷さんにお尋ねしたいんですね。提出者の方がよほど一括採用とかそういう改革について熱心に議論の上で結論を出してきていませんか。その辺について足りないところがあるとは思われませんか。
○赤澤委員 まず、今の話について言うと、いろいろ今おっしゃった、まさにそういう考えを閣議の中でも議論をし、今回、一定の結論を出しておく話だったんじゃないんですか。さっきの答弁で、閣議の中でも特にそこは議論はなかったとおっしゃるわけでありますから、今のような議論を今ここでやられても...全文を見る
○赤澤委員 今のパターンは、本当に今の政府の通弊になりつつあると私は思うんですよ。きょう本会議にかかる独法についても全く同じことです。過去、自分たちが出された改革の内容を、政権交代後、現実に直面して、何か考えが変わったのか、できなくなったのか、何かに気兼ねが生じたのか、選挙がある...全文を見る
○赤澤委員 とにもかくにも与野党合意して出した基本法というものの中に入っていた話であるという説明があるわけですから。  仙谷さんについて言えば、少なくともほかの閣僚の皆さんと比べると余り大ぶろしきは広げない方だということは私は認めないでもないです。ただ、本当に今の政府は今までい...全文を見る
○赤澤委員 今の答弁は、もちろん政務三役だというような言い方じゃなくて、役人と役割分担で仕事をしたということをおっしゃったと思うので、私には割と聞きやすい答弁だったというふうに思います。方針を決めて役割分担でやられたということだと私は理解しましたけれども、違いますか。まあ、そこは...全文を見る
○赤澤委員 いろいろ説明していただいたけれども、私は、このような質問は、次のようなことをきちっとやっていただいておけばそもそもしなくて済んだものだと思うんです。  それは何かというと、立案のプロセスですよ。政務三役のだれがどういう意見を言って、そしてそれが、外部からの意見で、あ...全文を見る
○赤澤委員 まず、感想を述べれば、大臣が不正確なことを言ったときに補足すると言って間違いを正すというのは、昔は役人がやっていたんだけれども、政治主導のもとで政務官がやっていて、お疲れさまでございます。  それで、その上で伺いますけれども、泉政務官は担当じゃないんですか。
○赤澤委員 一番熱意を持って取り組んでいた政務官が外されたのが役人の入れ知恵だったかとかいうような言い方はしませんけれども、何かちょっと私は不透明でわからぬものを感じます。ただ、その話はちょっと不毛過ぎるので、この辺にさせていただきたいと思います。  提出者に一言伺いたいのは、...全文を見る
○赤澤委員 政策決定過程をオープンにするということについて、私は本当に、自公連立政権の時代よりも悪化しているということを強く感じるものであります。  それで、説明責任のところについて、今の話を聞いていて私は感じたので、ちょっとこれはまとめて述べておきます。機会があればまた別の機...全文を見る
○赤澤委員 今の二点について申し上げて終わりますけれども、公務員制度改革、今あなたたちが出した法案の方が後退しているんですよ。役人主導だと言ったものより後退したものを出しておいて言うせりふじゃないですよ、今のせりふは。  そして、事業仕分けについても、あえて申し上げさせてもらえ...全文を見る
04月16日第174回国会 衆議院 本会議 第23号
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○赤澤亮正君 私は、自由民主党・改革クラブを代表して、ただいま議題となりました秋葉賢也君外四名提出の独立行政法人通則法の一部を改正する法律案に賛成、内閣提出の独立行政法人通則法の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。(拍手)  与党の諸君、七カ月前の政権発足時を思...全文を見る
04月20日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○赤澤委員 質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。箇所づけ漏えい問題などの集中審議ということだと思いますので、箇所づけ漏えい問題、しばらく前の話になりますけれども、冒頭、そのお話を聞かせていただきます。  箇所づけ漏えい問題について下された処分、前原さんが処...全文を見る
○赤澤委員 それで、今、厳粛に受けとめるというお話があったので、次の質問も飛ばしますけれども、基本的に前原大臣としてはその処分には納得をされているということですね。うなずいておられますので、そういう理解でいきます。  その上で、ここは指摘にとどめますけれども、予算委員会で二月十...全文を見る
○赤澤委員 まず、今の答弁を聞いていて、政権交代直後、自分の言葉でお考えを述べておられた前原さんが、用意された紙を読まれるようになったなと、私は正直残念な思いです。  加えて、国民の受けとめは、高速を無料化すると言いながら料金値上げが起きるとはどういうことだ、民主党はうそをつい...全文を見る
○赤澤委員 少なくとも、幾つか指摘したいのは、我々は財源を用意して、トータル三兆円用意をしました。十年間二・五兆円、それから二年間五千億円ということですね。十年間続くものも当然あるわけですよね。それよりも上がる部分も出てくるんですよ、結局。  私の周りの方たちの受けとめは、民主...全文を見る
○赤澤委員 非常に追及がしやすいところに逃げ込まれましたので、その話をさせていただきたいと思います。  その前に一点指摘したいのは、原則無料化、国民は十分説明を受けていませんよ。我々も衆院選のときに、いろいろな思いでいろいろな政策を説明しましたが、説明が足りなかった部分について...全文を見る
○赤澤委員 原則の話を続けさせていただきたいと思います。  首都高延長二百九十五キロ、阪神高速二百四十二キロ、それは違うとおっしゃっていますけれども、高速は九千二百四十一キロ延長があります。原則と例外ということでありますけれども、大臣、原則で一体何キロ無料化されるんですか。 ...全文を見る
○赤澤委員 今のは許されないですよ。マニフェストに原則無料化と書いておいて、延長で九千二百四十一キロある高速のほとんどが無料化されなかった、そんなことは国民が許しませんよ。そんなふざけた答弁をもらって、私、これは続けられないですよ。  少なくとも、大臣がきちっと紙で、何キロの、...全文を見る
○赤澤委員 逆に、ひっくり返して聞かせてもらえば、実験の結果、総延長の中で、例外とされる無料化されない区間の方がはるかに多いなんということもあり得るということですね。そのことについて明確に、イエス、ノーでお答えください。
○赤澤委員 今の答えはおかしいですよ、少なくとも。  とにかく、原則無料化と書いてあって、国民は、総延長の中で無料化されない部分の方がはるかに多いとか、あるいは半分を超えるとか、そんなものはうそをついたとしか受けとめないですよ。その点についてちゃんと答えを出してくださいよ。委員...全文を見る
○赤澤委員 まず、今のだと本当に、私がというよりは国民がやはり許さぬですよね。選挙のときに原則無料化と、国民はそれを聞いて、結論において無料化されない区間の方が長いなんという受けとめは絶対しません。そんな不誠実な説明をやったら、それは政党としても政治家としても、私は本当に適格性を...全文を見る
○赤澤委員 ということは、今の御説明であれば、原則とうたって国民に大変誤解を生じやすい表現を使ったけれども、総延長をどれぐらい無料化するかというのは、全然、試算も何もしていなかったという意味ですか。
○赤澤委員 とにもかくにも、今みたいな説明でこのマニフェストに原則無料化と書くことを、私は、国民は許していないというふうに感じますよ。  少なくとも、原則無料化と書いたマニフェストを掲げて、選挙に勝ってということをされているわけですから、現時点において無料化されない区間の方が総...全文を見る
○赤澤委員 原則無料化の意味をきちっと国民にわかるように表現をしてください。紙で出してもらわなければ、こんなもの、続けられないです、私。申しわけありません。(発言する者あり)
○赤澤委員 今のことだと、私は、まあ延長だけで言っているわけじゃないんです。わかりやすくそれだけで言っているけれども、通行台数だって料金収入だっていいですよ。どれぐらいの部分を、逆に言えば、料金無料化にするんだったら、料金収入に占める割合の方が国民は関心が高いかもしれませんよ。我...全文を見る
○赤澤委員 国民の本当に大きな関心事なんですよ。原則無料化と言ったときの原則の意味は、延長、あるいは通行台数、料金収入といったものの上でどういう意味なのか、それを明らかに文書で出していただけるということでよろしいですね。
○赤澤委員 そんなことは国民が許しませんよ。原則について、延長も料金収入も何が原則か示さないなんて、このマニフェストの意味がないということですよ。今のでやはり質問は続けられないです、これは。ちゃんとその点について答える紙を出すということを、委員長、約束させてくださいよ。お願いしま...全文を見る
○赤澤委員 そんなことでは、本当に答えにならないですよ。そこははっきりと、延長や通行台数、料金収入、少なくとも、それについては原則は何も意味しないんだ、原則無料化と言ったけれどもそこは何ら関係していないんだということを、だったらはっきり書いてくださいよ。それを国民の見えるところに...全文を見る
○赤澤委員 前原さん、あなたがこんな時間稼ぎの答弁をするなんて情けないですよ、本当に。きちっと聞いたことに答えてくださいよ。  延長だの通行台数、料金収入について、原則は何も意味していないんだ、答えられないんだというなら、それはちゃんと答えてくださいよ。全く、時間稼ぎの答弁を繰...全文を見る
○赤澤委員 これは我が同僚議員が今後も続ける話だと思いますが、まず、前原さんが自分の庭だけきれいにしようとして、やっていることは小役人的なことになってきているんですよ。原則という言葉をとらえて、おれのところは間違えていないと。  だったら、少なくとも地域主権のところだけでも、ほ...全文を見る
04月28日第174回国会 衆議院 農林水産委員会国土交通委員会連合審査会 第1号
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○赤澤委員 おはようございます。質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。  法案についての質問に入る前に、私も、実は口蹄疫についてちょっとお話を伺いたい。  私、おりませんでしたけれども、大臣から、八例目、九例目、十例目が疑似患畜と確認をされたということで御...全文を見る
○赤澤委員 七例目が確認されたのが二十五日で、まだおさまっていないという話を申し上げようと思って来たら、まさにきょう八例目、九例目、十例目ということであります。拡大が続いているので、家畜の伝染病について言えば、これはもう本当に厳しい闘いでありますから、単に結果責任、結果責任という...全文を見る
○赤澤委員 大変力強い取り組む意思を表明されたので、その点は評価をいたします。  今のお話の中でも、新マル緊の生産者拠出金を免除する、ここは評価を受けていい、そういう対策の打ち出しだと私は思っていますが、具体的に懸念点があればということをおっしゃったので一つ申し上げておけば、ま...全文を見る
○赤澤委員 ちょっと細かな話になるので、今、大臣の答えが全くかみ合っていなかったので、こっちでちょっと申し上げますけれども、この互助事業について言えば、私の理解しているところ、宮崎の牛についても九五%の農家しか加入していません。当然のこととして、加入していない場合には制度の淘汰の...全文を見る
○赤澤委員 今、考えてみるということなので、大変ありがたく、その言葉を重く受けとめます。農家の方も、大臣から前向きな検討結果が聞けることを大変期待するだろうと思います。  その互助事業に加入していない方については、もう一回生産を再開するということは非常に負担があるんじゃないかと...全文を見る
○赤澤委員 いろいろな配慮があったんだと思います。赤松大臣がパフォーマンスが嫌だというお気持ちは私も尊重しないではないですし、一方、マスコミをぞろぞろ連れて感染区域の近くを歩き回れば、それが原因で万が一広がることもあり得るので、一定の配慮があったことは私は認めます。  しかしな...全文を見る
○赤澤委員 政策の効果については、もちろん謙虚に評価をしなきゃならないと思います。木材供給量自体が減っているとか、北洋材の値段が上がった、あるいはロシアが輸出税を課すというような、いろいろな情報も流れてくる。  いろいろなものがあると思いますけれども、今御説明あったように、地球...全文を見る
○赤澤委員 わかりました。  そういう方向が出てきたということは、私も、いいことだなと思いますし、ぜひやっていただきたいと思います。  ちょっと認識の問題で、私の心から尊敬する森本筆頭が、さっきからぼそぼそと横で、林業はまだ厳しい、こういうことを言い続けているわけですね。私は...全文を見る
○赤澤委員 今のような話があるということでありまして、先ほど赤松大臣から、大変国交省といい関係で話が進みそうだという話です。ただ、ある意味で、財源のあるある詐欺とか政策やるやる詐欺というのにちょっと国民は飽きてきているところがあるので、しっかりと結論を出していただきたい。  加...全文を見る
05月17日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○赤澤分科員 質問の機会をいただきましてありがとうございます。  主査と申し上げるのがどうも正しいようなんですけれども、皆さん、委員長とおっしゃるので、では私も委員長ということでさせていただきます。  それで、きょうは、コンクリートから人へとか、幾つかまたお話を伺おうと思った...全文を見る
○赤澤分科員 全くそのとおりでありまして、要は、コンクリートを使って仕事をする建設業界の方たちは、これは仕事が減るという意味でつらい思いをしているわけですけれども、何かしら建設業界が要らないと言われたような感じは必ずしも受けていない。  ところが、コンクリートから人へという話に...全文を見る
○赤澤分科員 それで、ちょっとそこから話を少し一般論に持っていきたいと思うんですけれども、私が感じるところ、前原さんに限った話ではないんだけれども、民主党の今の政治の進め方について言うと、ひとりよがりというか、相手の立場を考える、あるいは相手の立場を思いやるというところが少々欠け...全文を見る
○赤澤分科員 非常に今正直な、ストレートなお答えをいただいて、私もそこで自分は政治家として感じるところがあるのは、さきの衆議院選で、我が自由民主党、そして自公連立政権が国民から大いにおきゅうを据えられた、退場を命じられたわけで、これは私ども大いに反省をしなきゃいけない中で、やはり...全文を見る
○赤澤分科員 ありがとうございます。  大臣から今大変うまく牽制をされましたので、国交省のことについては、私も、同僚、先輩、後輩をおもんぱかって非常にコメントがしづらいところがありますから、そこはまた別途にさせていただきます。  責任を政務三役がとるという意味では、やはり私が...全文を見る
○赤澤分科員 三十万人の減少になっているということで、これはもう言うまでもなく、公共事業の発注の額ということがこれから減っていくわけなんで、さらに減っていくことが予想されるだろうと私は思うんです。  議論としては、建設業から農業に転換をしてくれとかいろいろな議論があると思います...全文を見る
○赤澤分科員 今のお話で、福祉に力を入れていくという説明を山井政務官から力を入れてやっていただいたわけですが、私どもからすると、やはり予算を有効に使う、端的に言って、これは公共事業に使えば乗数効果が一以上あることはみんな周知のあれなんですけれども、子ども手当であれば半分以上貯蓄に...全文を見る
○赤澤分科員 それで、具体的に道路について言えば、もう大臣のお耳にずっと入っているものというふうに思いますけれども、やはり鳥取県の県庁所在地である鳥取市と第二の米子市を結ぶ山陰道、これの高規格化、高規格道路をつくるということがずっとできておりません。  百キロ弱なのにいまだに二...全文を見る
○赤澤分科員 伺っているところでは、百三の重要港湾から四十の重点港湾を選ぶということで、身内びいきもあるでしょうけれども、ゆめゆめこの境港が、日本海側の本当に代表的な港として条件もいい、十分だと思うので、落ちることのないように強く要望を申し上げておくということが一点であります。 ...全文を見る
05月20日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第3号
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○赤澤分科員 本当は主査というのが正しいようですけれども、皆さん委員長とおっしゃいますので、委員長というふうに失礼をいたします。  きょうは、平野長官にお話を聞かせていただきたいと思います。  今、国政は、内外炎上中といいますか、普天間の問題も大変御苦労されていると思いますし...全文を見る
○赤澤分科員 今まさに平野さんがおっしゃったように、非常に我々、厳しい選別を受けるわけですね。日々の一挙手一投足、気をつけて発言もし、ちょっとした言葉の、失言といいますか、これで信頼を失ってということは大いにあるわけですし、不祥事とかがあれば、もちろんそれについての有権者の判断を...全文を見る
○赤澤分科員 今のお答えで私はちょっと納得をしないところがあって、実際、国家公務員について、これは指定職ともなってくれば年収一千万を超えるぐらいの給料を取られるわけですよ。事務次官ともなれば二千万近いような、そういう給料を取られるということであります。その給料、給与を血税から出す...全文を見る
○赤澤分科員 まだ私の言いたいことが伝わっていないようなので、もうちょっと率直に聞きます。  では、個々の、私も公務員でありました、私について、国の歳出として給料が払われる、私はなぜそれを受け取る資格が生まれるんですか。それについてちょっとお答えをいただきたいんですけれども。
○赤澤分科員 今のやりとりをして、私はおもしろいことに気づいたんですけれども、やはり私と平野さんの発想に、もう出発点から違いがあると思うんです。  私は、国会議員が歳費を税金からもらえるのは、選挙という厳しい洗礼、それも極めて公明正大な洗礼を受けるからですね。国家公務員について...全文を見る
○赤澤分科員 そうおっしゃるんだけれども、少なくとも、初めて職場に行って、まだ仕事の実績もない人も給料をもらうんですよ。ということからすれば、私は、今の平野さんのお話だけれども、少なくとも試験に合格していることは最低限の条件。それを原則として、公明正大に試験が行われて、同じ条件で...全文を見る
○赤澤分科員 それでは、試験と同じぐらいの厳しい水準を求め、それについて、しかも国民に対して、公明正大な手続で選ばれたんだという説明責任があるかどうかについては、平野さん、どうお考えですか。
○赤澤分科員 そこまで議論した前提で、この先ちょっとお話を進めさせていただきたいんです。  私は、国会議員が歳費をもらう、選挙を通っているから、みんな国民は納得していると思うんですよ。極めて厳しい、しかも厳格な手続によるものです。公明正大、客観性に疑いの差し挟む余地は基本的にな...全文を見る
○赤澤分科員 総務省顧問の問題については、質問主意書によれば、過去最大で顧問がいたとき、五人ですよ。ところが、原口さんが大臣になった途端に、二十人にも三十人にもなった。今後も、自分から見て総務省にとって貴重な知見を与えてくださる人ならどんどん採用したい、こういうようなお話なんです...全文を見る
○赤澤分科員 政治は、特に税金の使い道については、国民の納得を得ることが物すごく大事だと思うんですよ。今の御説明で国民が納得できるかというと、私は全然できないと思います。だからこそ、私も国民を代表する気持ちで、質問主意書でそういった方たちの経歴を明らかにしていただきたいとお願いし...全文を見る
○赤澤分科員 それも、本当に答え方が不誠実なんですよ。  確かに、聞くと無給であると返ってくるんですよ。私は何か怪しいなと思って、さらに質問主意書で聞いたんです。交通費は出しているでしょう。給与ということだけじゃなくて、一円たりとも国民の血税を費やすんだったら、それに費やす意味...全文を見る
○赤澤分科員 私は、今の平野さんの説明では国民は全く納得しないと思いますよ。  どういうことかというと、それは言葉で言いかえて、何か論点をそらすようなことを余りしてほしくなくて、私は先ほど履歴を明らかにしてくださいということを申し上げたけれども、それは、国民がこの方ならしっかり...全文を見る
○赤澤分科員 だったら、いつになったらオープンにしてくださるんですか。お答えください。
○赤澤分科員 今の発言、議事録にも残っていますし、覚えておいてくださいよ。  どういう会議に出られたのか、本当にそれはアメリカとの信頼関係にかかわるものなのかどうかというのは、これは検証できる形できちっとやらせてもらわなければ、それは血税の使い方として明らかにおかしいということ...全文を見る
○赤澤分科員 今の話については、私も運輸省にいました。それで、確かに大分昔に省縦割りなんてことがあったということは否定はしません。  しかしながら、自公連立政権当時、内閣官房の機能をどんどん強化して、各省横断的な問題については相当いい結論、例えば海洋についての利用とか、ああいっ...全文を見る
○赤澤分科員 これで終わりますけれども、政治的中立でなくていいんですから、その方たちは選挙で出したって構わないんですよ。そういう人たちにこれだけの給料を払って、その選任過程も全部あいまいであって、表でなかなか説明してくれない、そういうようなことが許されるとは思わないでください。 ...全文を見る
05月21日第174回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○赤澤委員 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  まず、原口さんに当初お伺いしたいのは、選挙執行経費を三回に分けて交付する理由をよろしくお願いします。
○赤澤委員 これは私も自公連立政権当時から不思議に思っていたものであるので、ようやくそこについてちょっと指摘する機会ができてということなんですけれども、端的に言えば、全国で我々の選挙の際にいろいろな印刷物を印刷してくれた業者さんとか、そういった方たちが、仕事をしてから五カ月払って...全文を見る
○赤澤委員 とにもかくにも、要はそういう負担を中小企業にかけない、あるいは印刷業者さんにかけないためには、我々議員たちが立てかえればいいじゃないかという話も一方あり得るわけですが、問題はそれだけの余力がない、私もその部類でありますけれども。若い議員ほど非常に負担がかかって、お願い...全文を見る
○赤澤委員 五カ月たたなきゃ、公金だからということではちょっと世の中の理解を得られない。現に、つき合っている業者さんから、まだかまだか、つらいつらいという声が私の場合はあったので、そこは大臣、本当によろしくお願いしますね。ぜひ考えてみてください。実態もよく調べていただいて、何か解...全文を見る
○赤澤委員 そしてもう一つ、極めて熱心に御党がこれに取り組んでこられて、しかも、今や御党は政府の中核でありますから、そういうお考えで今までいろいろな機会に発信をされてきた。現時点で、国民は、夏の参議院選挙、これは七月十一日か二十五日か、最終的に十一日だという報道がきょうありました...全文を見る
○赤澤委員 ちょっと今のところ、原口さんが質問に答えてくれなかったと思うんですけれども、夏の参議院選からネット選挙解禁だという国民の期待がもうでき上がっている、国民は解禁されるものと思っていると私は思いますけれども、そういう報道、そして御党の発信になっていたと思いますけれども、そ...全文を見る
○赤澤委員 そこで、私は非常に不思議に思うんですよ。少なくともこの倫選特、我々は国民が選挙に少しでも関心を持ってもらって、投票率が上がることを一生懸命議論する場だというふうに位置づけています。その点は恐らく御異論ないと思うんですよ。そういう意味で、この執行経費の問題も選挙のお金の...全文を見る
○赤澤委員 今棚橋委員がおっしゃったとおりなんです。私の思いは原口さんと同じだと思うんですよ。  我々も四月二十八日に、議員立法でネット選挙の解禁、基本的に考え得るものすべて解禁するという案で出させてもらいました。メールからツイッターからブログからホームページからということです...全文を見る
○赤澤委員 過去、我々が証人喚問を四人お願いしますと。特に、きょうも富田先生が改めておっしゃいましたよね、小林さんについて。特に、もう結論が近づいてきている、六月一日には札幌高裁の判決が出ますということになっている。報道によれば、会期が終わった後でやめられるというような話も出てき...全文を見る
○赤澤委員 では、その証人喚問ってどうなるんですか。
○赤澤委員 だから、何度も言っているとおり、理事会でというのが信用できないと言っているんですよ。誠意のある対応をしてくださいよ。
○赤澤委員 では、四人の証人喚問とネット選挙の取り扱いはその場で出るんですか。
○赤澤委員 質問時間が残っている間にきちっと理事会でやってくださいと言っているんです。我々野党にはそういう手しかないんですよ。信用あるやり方をしてもらえなきゃ。
○赤澤委員 私は、時計をとめて、きちっと理事会をやってくださいとお願いしているんですよ。それに答えてくれない。信頼できる形でお答えがないと言っているんです。
○赤澤委員 いや、時計をとめてくださいよ。それで理事会をやってくださいとお願いしているんですから、それを委員長が聞いてくれないだけの話じゃないですか。
○赤澤委員 私は、証人喚問を決めてもらって、ネット選挙の対応を聞いてから質問したいと言っているんです。そこをきちっと聞いてやってくださいよ。
○赤澤委員 私は、今理事会をやってくださいとお願いしているんです。
05月24日第174回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○赤澤委員 私は、成規の賛成を得て、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員長牧野聖修君不信任に関する動議を提出いたします。  委員長には、直ちに理事会で取り扱いを協議していただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。私は、牧野委員長は私の動議を直ちに理事会で協議...全文を見る
○赤澤委員 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員長牧野聖修君不信任に関する動議、  本委員会は、委員長牧野聖修君を信任せず。 右の動議を提出する、平成二十二年五月二十四日。  以下、理由を申し述べます。  まず第一に、委員長牧野聖修君は、国民の求める、そして、...全文を見る
○赤澤委員 私は、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案、ただいま議題となっております本法律案について、反対の立場で討論をいたします。  この執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案については、内容的に見まして、事業仕分けの結果、評決の結果を...全文を見る
05月25日第174回国会 衆議院 総務委員会 第20号
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○赤澤委員 まず冒頭、やはり私も抗議の意思を表明しておきたいと思うんです。  それは言うまでもなく、与党及び近藤委員長の、非常に民主的でない、横暴と言っていいような委員会運営についてであります。  幾つか理由を述べさせていただけば、まず、本日の総務委員会を職権で立てられたこと...全文を見る
○赤澤委員 電監審の話について、中身の質問をすることも後ほどさせていただきたいと思うんですけれども、今、原口さんが一生懸命、私のことを褒めてくださいました、誠実に議論をすると。大変そこのところは感謝をするわけでありますし、そう言われると、今から申し上げるようなことを申し上げるのは...全文を見る
○赤澤委員 私は、その言葉に本当にあらわれていると思うんですよ。  今原口さんがおっしゃったことに私は全く賛成なんです。だけれども、では、この電監審の権限強化の問題。日弁連の日隅さんという参考人が、おおよそこういうことを言っておられます。私、非常に印象的だったのは、日弁連の代表...全文を見る
○赤澤委員 だとしたら、何で今回削除することになったのか、何でこれだけ批判の声、あるいは反発というのが生じたのかについて考えてみていただきたいと思うんですね。  しかも、大体、全部後手だと思うんですよ。要は、顧問の問題についても、御指摘したときに、自民党のお友達とはおっしゃらな...全文を見る
○赤澤委員 それがそうでないから、あるいは、少なくともそうでなく見えるから、大きな反発が起きているんですよ。与野党推薦の参考人がこぞって、これはやめた方がいいと言うようなものが紛れ込んじゃうのは、私はやはり、与党が権力についての物の考え方を、先ほどから申し上げているとおり、履き違...全文を見る
○赤澤委員 しかしながら、「法律に定める権限に基づく場合でなければ、」といって、法律に定める権限に基づく場合であれば、何人からも干渉されちゃうんですよ、あるいは規律されちゃうんです。そう読めます。  加えて、その法律の定め、電監審の今回の定めについては、法の目的の一条がそのまま...全文を見る
○赤澤委員 では、きょう採決しないと言ってくださいよ。とにもかくにも、答えになっていないですから、今からお話しすることにきちっと答えてもらわなければなりません。
○赤澤委員 今の原口さんの答えは恥ずかしいですよ。というのは、制度が変わったでしょう。電監審は、書面がなくて自分で建議できるようになっているんですよ。
06月16日第174回国会 衆議院 本会議 第37号
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○赤澤亮正君 私は、自由民主党・無所属の会の赤澤亮正です。  私は、自由民主党・無所属の会を代表して、ただいま議題となりました菅内閣不信任決議案について、提案の趣旨を御説明いたします。(拍手)  この不信任案は、政権担当の資格と遂行能力を著しく欠いているにもかかわらず、国民の...全文を見る
○赤澤亮正君(続) 菅内閣を信任しない第十一の理由は、菅総理に国を背負う気概を期待できないということであります。  一昨日、サッカーのワールドカップ大会において、カメルーンを見事破った日本チームは、キックオフ前の国歌斉唱で全員で肩を組んで歌ったそうであります。それを提案したのは...全文を見る
○赤澤亮正君(続) 自由民主党は、選挙のもとで割れることはあっても、国旗・国歌のもとで割れることは決してありません。菅総理の率いる新内閣と民主党は、選挙目当てでまとまることはあっても、国旗・国歌のもとでまとまることは決して期待できないのではありませんか。私は、どちらの党が我が国の...全文を見る
08月03日第175回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○赤澤委員 質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  自見大臣、御就任まことにおめでとうございます。  きょうは、私が心から尊敬する大野筆頭理事と石田理事がかつて同じ政策グループにおられたということで、粗相のないようにと言われておりますので、粗相のないように...全文を見る
○赤澤委員 先ほどの石田委員の質問を聞いていて、私も大変危機感を覚えて、実は、自見大臣に聞こうと思う質問を全部一つにまとめてさせていただいたわけであります。大変正解だったなと思います。  私も、粗相のないようにと言われておりましたので、途中やじることを決してしませんでした。しか...全文を見る
○赤澤委員 今、対価性ということと公務員の職務行為ということで権限と関係があるんだ、こういう御説明だったと思います。  さらに、請託があれば、受託収賄罪という呼び方だったかと思いますが、罪が重くなるという理解でよろしいでしょうか。
○赤澤委員 あともう一点お尋ねをしたいんですが、衆参の国会議員の職務権限には、質問をするとかいろいろありますけれども、議員立法の提出、あるいは議案に賛成をするといったような投票行動も含まれるのかと思いますが、議員立法の提出が含まれるかについてお伺いをいたします。
○赤澤委員 それで、きょうちょっと資料を配付させていただいたので、これは長谷川政務官にかかわるものですので、特に政務官によく見ていただきたいと思うんですけれども、平成十九年、第百六十八回の臨時国会で、株式処分凍結法案をめぐる動き。  これは、御案内のとおり、郵政民営化見直しをす...全文を見る
○赤澤委員 今のお答えを聞いて、私は、やはり国民の目からわかりづらいと思うんですよ。  それは毎年もらっているという言い方もいいですし、それから、日にちについては私も実は今御指摘しようと思ったんですけれども、今、どちらの方をチェックされたのかわかりませんが、おっしゃった。まず憲...全文を見る
○赤澤委員 今の御説明も私は非常にわかりづらいと思うのは、特定の団体のためにという言い方だったか、政治をやった覚えは全くない、こうおっしゃるんですけれども、国民からするとわかりませんよ、それは。一つの党が郵政政策研究会から八億円もらっているんですよ。しかも千万単位でお金をもらって...全文を見る
○赤澤委員 ということでありますので、ちょっと今の長谷川政務官の御答弁だと私は全く納得ができませんので、この点については今後とも引き続きお話をさせていただきたいと強く感じる次第であります。  時間が参りましたので、きょうはこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。
08月03日第175回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○赤澤委員 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  久しぶりに農林水産委員会の質問でございますので、我が国にとってなくてはならない宮崎県の畜産について、しっかりと再生の道を歩むことを期待しておりますし、そのために、農林水産省政務三役の先生方には獅子奮迅の活躍をして...全文を見る
○赤澤委員 ぜひよろしくお願いいたします。  過去に、風倒木の被害なんかでも、鳥取、島根、岡山県だったと思いますが、三県で要望して激甚被害の指定を受けたという例もあると承知しておりますので、ぜひ大臣の大きなお力を発揮していただきたいと思います。  委員の中には、ぴんとこられて...全文を見る
○赤澤委員 それで、米価が下がっていることについての評価を伺いたいんです。あわせて、もし適正米価というようなことについて大臣が認識をお持ちであれば伺いたいんです。  わかりやすく言えば、米価は市場次第で幾ら下がっても問題はないと考えておられるのか。あるいは、適正米価、そういうも...全文を見る
○赤澤委員 幾つかおっしゃったことで、私も理解ができる点とそうでない点がありまして、できない点もかなりあるわけで、一部留保をして先に進ませていただきたいですけれども、岩盤部分と変動部分ということをおっしゃった。  私の理解しているところ、変動部分は一俵当たり千二百円までの価格変...全文を見る
○赤澤委員 ただ、私はこれは、副大臣、今そうおっしゃいましたけれども、本心を吐露されたのかなと思わなくもないんですね。米価が下がっても自己責任というこの大臣の考え方は非常に衝撃を持って、日本の農家の皆さんが大いに心配する形で衝撃を持って伝わったと思うんですよ。  それはなぜかと...全文を見る
○赤澤委員 新しい副大臣が出られて、いきなり省内不一致みたいなことが起きているのかなと思って、ちょっと確認をさせていただいたわけでありますけれども、では先に進めさせていただきたいと思います。  そこで、昨年十一月十七日、当委員会、臨時国会で私が質問をした際に、赤松前農水大臣が、...全文を見る
○赤澤委員 今大臣の、この五月十四日の文書をよく理解しておられていないんじゃないかというような答弁がちょっとあったと思うんですけれども、まさにこれは二十二年産についての話でしょう。これから二十二年産が出てくるに当たって、一俵千七百円支給されるのはわかっているから、その分は下げられ...全文を見る
○赤澤委員 今、私はかなり重大なことを言われたというふうに思っているんです。それは何かというと、米の価格は商取引で決まるので、そこはもう基本的に自由だというのが今まで大原則なんですよ。何だかんだ言って、牛乳がスーパーで買いたたかれる、卵が買いたたかれる。その結果、生産者が所得が上...全文を見る
○赤澤委員 そういう、本当に観念的な理論を振り回して、結果的に農業がおかしくなるというのが一番よくないと思うんですよ。公取なんかに、買いたたかれましたなんて言ってくる農家はいませんよ、自分たちは立場が弱いんだから。米を来年もその次の年も買ってほしいわけですから。こんな紙が一枚まか...全文を見る
○赤澤委員 私は、そこについてはもう見解が全く違っていまして、その認識は甘いだろうと思います。在庫が過剰であって、それについての圧力というのが今後必ず働いてくるというふうに考えております。ですので、その点についても本当に今から備えをしておいてほしいんです。前大臣が余りに危機管理の...全文を見る
○赤澤委員 ざっと試算してみると、三十万トンから四十万トン棚上げ備蓄しようとしたら、本当の棚上げであれば七、八百億から一千億ぐらいお金がかかるだろうと思います。その辺の金額を用意できなければ、これも本当に、言ってみるだけ、絵にかいたもちであって、米価下げを何とかするための手段にな...全文を見る
○赤澤委員 時間が来ているのでこれでもう終わりますけれども、棚上げ備蓄とか、あるいは公取の取り締まりが期待できないものに、あるいは財源が調達できそうにないものに期待をかけて今のまま突き進むことは、私は本当に危険があるというふうに思います。我が党としては、米価については、これはもう...全文を見る
10月01日第176回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号
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○赤澤委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、松崎公昭君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○赤澤委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
10月26日第176回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○赤澤委員 質問の機会を与えていただき、ありがとうございます。  鹿野大臣初め政務三役の皆様は、御就任まことにおめでとうございます。  さて、鹿野大臣、菅総理が、十月一日金曜日の所信表明において、環太平洋連携協定、TPPへの参加を検討すると表明されたことに賛成でいらっしゃいま...全文を見る
○赤澤委員 どうも、聞いたことにお答えいただけず、歯切れが悪いんですが、総理が表明されたことには農林水産大臣として賛成をされているんですね。
○赤澤委員 それでは、賛成ではないんですか。
○赤澤委員 鹿野大臣は、二十年前に自民党政権当時にも農水大臣を務められた農政通であると承知をしております。本日の質疑は、多くの国民が、特に農業関係者、生産者の方、JA関係者、本当に多くの方がインターネット経由でリアルタイムで見ておられます。そのことも念頭に置いてしっかりとした議論...全文を見る
○赤澤委員 FTAとTPPの違いを教えてください。
○赤澤委員 今の答弁は、意図的にされたなら、うそです。逆に言えば、今のような理解を本当に農水大臣がされているなら、農政の責任者として問題ですよ。  いいですか、日印FTAがどういう扱いになっているか。日本の米、麦、牛肉は関税撤廃の例外ですよ。十年以内に関税撤廃するたぐいのものは...全文を見る
○赤澤委員 それで、FTAとTPP、今、ありがたいことにといいますか、FTAの方は歯切れが悪かったですけれども、TPPは原則関税撤廃だということを農林水産大臣がはっきりとおっしゃいました。そこははっきりと国民に説明してほしいんです。  きょう、インターネットで多くの方が見ておら...全文を見る
○赤澤委員 そして、次に篠原副大臣にお伺いをしたいと思うんです。というのは、鹿野大臣は新大臣ということであります。篠原副大臣はよくその辺の経緯、過去を知っておられると思うので。  政府は一貫して、戸別所得補償は現行の関税制度を前提としており、センシティブ品目、重要品目はできるだ...全文を見る
○赤澤委員 変わりがないという説明はどうして成り立つんですか。百八十度転換をするということではないですか。  もう一度言いますよ。赤松大臣も山田大臣も、戸別所得補償は貿易自由化を前提とするものではないですかという質問に対して、何度も明確に、現行の関税制度を前提としている、センシ...全文を見る
○赤澤委員 それでは、どちらでも結構なんですよ、大臣でも副大臣でも。重要品目は特例扱いできる、大臣の責任においてする、大臣の職を賭して米、麦、牛肉、乳製品などは守る、関税は撤廃しないということは今の時点で明言していただけるんですか。
○赤澤委員 全くそういう意味でお答えがない。  ではもう一度、今度は篠原副大臣に聞きましょうか。農林水産行政の基本方針、TPPに参加を決めたら、これは明らかに百八十度変わるんですよ。その参加の検討を始めるということ自体、方針転換じゃないですか。それをしっかりと明言しないのは、日...全文を見る
○赤澤委員 では、篠原副大臣にもう一回伺います。  先ほどのお話であれば、TPPへの参加を決めれば、これは間違いなく我々の今までの農政の基本方針を百八十度転換するものであることは認めるわけですね。
○赤澤委員 ありがとうございます。  そして、拙速に格好をつけようとする戦略なき外交と言っているのは私だけではありません。民主党のTPPに関する勉強会が先週木曜日、二十一日に出されたTPPの対応に関する緊急決議というのがあります。引用を若干いたしますと、TPPへの参加については...全文を見る
○赤澤委員 副大臣ばかりで申しわけないんですが、尊敬しておりますのでお許しをいただきたいと思います。  篠原副大臣、十月十九日の日本農業新聞のインタビュー記事で、TPP参加を検討すればするほど交渉に入るのは難しいと感じると発言をされました。その発言については、今でも考えは変わっ...全文を見る
○赤澤委員 変わっていないということで理解をさせていただきます。  それで、幸いにして、農林関係の大臣、副大臣それぞれが、TPPに参加をすれば十年なり十四年なり以内には関税がなくなるということを大臣が明言をされ、そしてまた、もし参加をすればこれまでの農政の百八十度の転換であると...全文を見る
○赤澤委員 私と認識は基本的に今のは同じなんですけれども。  そこで、問題は何かといえば、交渉に参加するにも、九カ国に根回しして了解が得られないとだめなはずなんですよ。今の時点でどういう根回しをされているんですか。了解を得られる見通しはどれぐらいあるんですか。
○赤澤委員 ひどい話で、二カ国で交渉するのでも、交渉入りしようと決まるまでに大体時間がかかるんですよ。委員の方たちはもう御案内と思いますけれども、バイですら、交渉が始まる前に物すごい準備期間がかかる。九カ国の了解をとらないと、これは交渉を始められないんですよ。ということについて、...全文を見る
○赤澤委員 それ以外にも、当然豪州もあれば、今、日豪FTAで、いろいろな農産物で日本の立場を理解してもらうように個別に交渉を積み上げていますが、TPPの議論に入る、交渉に参加させてくれという前提で豪州のところに根回しに行けば、全く様相は変わりますよ。今まで理解を得てきたようなもの...全文を見る
○赤澤委員 ちょっとあっけにとられて、あれでありますけれども、本当に無責任なんだろうと私は思います。  今の大臣の御答弁は、どうもかなりこの場にいる人間の気持ち全部を代表して、御本人も賛同されているのかと思います。私は、本当にこれは無責任だと思うんですね。  繰り返しますけれ...全文を見る
○赤澤委員 私も、アジア太平洋地域で貿易や投資を自由化する経済的メリットは否定しません、大きなものがあると思います。しかしながら、針の穴を通すようなものであっても、我が国の農業についてきちっと影響を試算した上で、どういう方策があるのかを考え抜いて、我が国の農業の自給力あるいは多面...全文を見る
○赤澤委員 二十三日の日本農業新聞では、農業への影響ですね、国内の生産額の減少は四・一兆円、農水省の試算でそう出ている。自給率は一四%に下落をする。これは、二十二日の民主党のAPEC・EPA・FTA対応検討プロジェクトチーム、山口座長のもとに提出されたものだ、このように報道がされ...全文を見る
○赤澤委員 熟議の国会と言われているんですよね。少なくとも、TPPへの参加の検討を所信表明でうたい、それについての議論が行われている状態で、先ほど、交渉に参加するために必要な九カ国への根回しの状況も教えていただけなかった。あくまで推測だが、ほとんど何もやっていないんじゃないかとい...全文を見る
○赤澤委員 そういう考え方で今検討が進んでいると大臣はおっしゃいました。  そのスケジュール感からいって、現時点で、少なくとも我が自民党を含む野党に対して、九つの国との交渉状況もまともな説明がない、国内農業への影響額の試算についてもまだ検討中である、そんなことで熟議の国会という...全文を見る
○赤澤委員 大臣が言葉を選んでお話しされますけれども、私、全く納得できません。  というのは、九カ国とどういう根回しの状況にあるのか全く教えてもらえない、国内の農業への影響額についても教えてもらえない。これでどうやって熟議の国会と呼べるんですか。我々は全く議論した気になれません...全文を見る
○赤澤委員 全く理解できません。  本当に、これはインターネットでリアルタイムで見ている国民の皆様にも問いたいんですよ。官邸の勉強会に提出された資料も含めて、民主党やマスコミに流れている資料が、野党で、あるいはこの場、国会に提出できないというのは、私は、本当に国会軽視だと思いま...全文を見る
○赤澤委員 ただ、これは本当に、きょう、ここに座っている議員の時間が、審議の間、まさに本当に無駄になりかねない話。もしかして、私どもは、民主党の先生方は実はこの試算を持っておられるんじゃないかというような気もいたしますけれども、基本的に、この資料が出てこないと、ここについての本当...全文を見る
○赤澤委員 さらにちょっと申し上げるのも申しわけないんですけれども、同じようなパターンで、前国会ではいろいろな資料の提出が民主党によって逃げ切られているんですよ、一言で言って。とにかく委員会の最中に出してもらわなければ、委員会後の理事会というのは、今回はないでしょうけれども、開か...全文を見る
○赤澤委員 今出てきても遅いぐらいだと思いますよ。  ということで、本当に、この後理事会を開くというお話でありますけれども、ぜひそれは委員長の良識ある御判断で、もう直ちに出していただく。現に、だって、これは二十二日の会に出した資料であれば、あるはずなんですから。その紙でいいんで...全文を見る
○赤澤委員 それで、試算について、私は、スケジュール、時間感覚が大事だということも申し上げたわけでありますけれども、同様に、きちっと国内の農業関係者に安心してもらって事を進めようと思えば、それこそ篠原副大臣が韓国で聞いてこられた先対策、後開放、少なくとも、これなら確かに、食料自給...全文を見る
○赤澤委員 過去、民主党の農政の政策ビラをちょっといかがわしいビラと自分で農林水産委員会でおっしゃった篠原副大臣らしい御答弁でありまして、農水省にとっても降ってわいたというお話がまさにあったところであります。しかしながら、これは本当に、そんな取り組みで政府全体で突っ走られて、たま...全文を見る
○赤澤委員 では、当面の目標の五〇%はいかがですか。今より一〇%高いですよ。
○赤澤委員 TPPをやって、何で十年後に五〇%に達することができるんですか。
○赤澤委員 少なくとも総理は、農業の増産とそれから貿易の自由化は両立できると私は発言されていたと思いますし、今の大臣の御発言は、もしTPPに参加すれば、当面の目標、自給率五〇%は達成ができないとおっしゃったと理解していいですね。
○赤澤委員 答えはないんだろうと思いますよ、私は。少なくとも、ここにおられる委員、多数おられて、農業の専門家ということで、日本の農業をよくしようと思って一生懸命やっていますけれども、TPPに参加をした上で五〇%という自給率の目標を達成できると思っている委員は私はいないんじゃないか...全文を見る
○赤澤委員 大変率直な御答弁をいただきました。農水省の中の副大臣すら、TPPよりはFTAをバイで追求した方が国益に資するのではないかというお話をいただきました。  私は本当に心配をしています。何か盧武鉉政権の末期と似ている。外交、安全保障でアメリカとの関係を悪くした後で、アメリ...全文を見る
○赤澤委員 本当に力のない、私から見ると、残念ながら頼りない答弁と言わざるを得ないと思います。本当に日本の農業について、無責任な、まともに検討もせずに、その将来は極めて危うくなる、こういう事態に我々は今直面をしているんだと思います。  どうか熟議の国会をきちっと実現していただき...全文を見る
11月05日第176回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○赤澤委員 おはようございます。質問の機会を与えていただき、ありがとうございます。  今、福島委員から大変熱のこもった、演説も含めて質疑を行っていただきました。気持ちの部分では本当に共有できる部分が多い、こういうことであります。与党の福島委員でありますから、閣僚の、あるいは政務...全文を見る
○赤澤委員 それでは、大臣は、前原大臣に対して、この発言に対して抗議をされましたか。  農家の気持ちを考えてほしいんです。あんたたちは加害者だ、多くの農業以外の人に迷惑をかけているみたいなことを言われて、農家の人たちの気持ちを考えたら、ふざけるんじゃないという一言が何で大臣から...全文を見る
○赤澤委員 決して前原大臣の発言に賛成はされていないんだと思いますけれども、もっと激しく発信をしていただきたいと思います。  最小不幸社会というようなことをおっしゃった総理のもとで、率直に言って、農家、特に米農家は、私は、今最大不幸の状態にあると思っています。戸別所得補償の米モ...全文を見る
○赤澤委員 大変空疎なお答えだったように私には感じられますが。  民主党のトップリーダーの皆様は、しばしば耳ざわりのよい言葉を思いついて、国民をだますと言うと聞こえが悪いのであれば、世論を効果的に喚起するというのが大変お上手でいらっしゃいます。  この、国を開くという表現、何...全文を見る
○赤澤委員 では、もっと具体的に聞きます。  韓国とEUがFTAを結ぶ。韓国が、自動車に課している関税は一〇%、薄型テレビに課している関税は一四%。これが、日本はそのままだけれども、韓国はなくなるから競争上大変なんだ。このことからわかるように、私は、少なくとも工業製品に関して、...全文を見る
○赤澤委員 お互いの国の農産物を求めるなんて今でもやっていますよ、それは。改めてこの段階で国を開くとか第三の開国とか言っていることの意味を私は問うているんです。  国を開くという耳ざわりのいい言葉に国民がいい気持ちにさせられてしまうのも、これは私は少々残念なことだと思っています...全文を見る
○赤澤委員 日本は既に、世界で見ても第五位の農業大国ですよね。先進国に限れば、生産額はアメリカに次いで二位ですよ。しかも、国が開いているからこそ自給率四〇%ぐらいまで落ちてきているんですよ。問題は確かに米とか一部にありますけれども、工業製品に至ってはほとんど開いている。それを、国...全文を見る
○赤澤委員 私には、残念ながら余り中身があるようには聞こえませんでした。ただ、これは別に時間をとってやらせていただきたいと思います。  意気込み、それだけではやはり農家は満足できないと私は思います。農業改革本部でどのような農業強化策を打ち出すのか、大臣の腹案、もう一度具体的に教...全文を見る
○赤澤委員 まず二点申し上げたいのは、販売、確かに大事である、おっしゃるとおりでしょう。ただ、自民党の、自公連立政権当時にも農商工連携そしてまた地産地消、やってきたことというのは基本的に変わらないと私は感じます。六次産業化と言われて、どこが新しいのか正直なところぴんときません。 ...全文を見る
○赤澤委員 副大臣、その一般的な情報収集、何か副大臣のもとに情報は入ってきていますか。
○赤澤委員 そうすると、引き続きこれは、交渉に参加するためにも九カ国の合意が要るわけですが、各国からどんな要望が出てくるのか、その辺のサウンドは、前回の農水委員会、先月二十六日だったと思いますが、それ以後特に進んではいないということは間違いないですね。
○赤澤委員 これは本当にありとあらゆる分野にかかわるわけですね。先回大臣もお認めになったように、これはアメリカが一番問題だと思いますけれども、USTRからは、郵政の関係、それから保険、金融。ベトナムなんかであれば、これはもう看護師さん、介護士さんの労働力の移動の自由化の問題。そし...全文を見る
○赤澤委員 では、理事会でしっかりと協議をして、ぜひ決議を打ち出していただきたいというふうに思います。  私は、内容は基本的に二つになると思いますよ。EPAの基本方針の中では、しっかりと、安全、安心な食料の供給、食料自給率の向上、さらには農業、農村、地域の振興といったようなこと...全文を見る
○赤澤委員 試算は何のためにするのかといったら、分析して、それでやはり判断に資するようにするんですよね。  もう一回繰り返しますよ。農水省の試算では、TPPに参加をすると三百四十万人程度の就業機会が失われる、経産省によれば、TPPに入らなければ八十万人雇用が減少する、差は二百六...全文を見る
○赤澤委員 大臣、ぜひお願いしたいのは、私、鹿野大臣が紳士なのはよく知っているんです、よく知っています。だけれども、ここは本当に鬼になるときですよ、これは。少なくとも、一・五%発言に、前原大臣ふざけるなとかみついていただきたいし、国を開くとは何だ、今の状況でいえば、日本は農業以外...全文を見る
○赤澤委員 大変苦しい大臣を見ておりますけれども、しかしながらちょっとこれは続けさせていただかざるを得なくて、これは、国益を考えたときに、本当に、TPPに入ったら自給率がどうなるかという話については、これはきちっと国民に説明しておかないと不誠実ですよ。  実際、韓国なんかも自給...全文を見る
○赤澤委員 だから聞いているんですよ。TPPに入っておきながら食料自給率が維持できるという方法を私は考えつけないです、無理だと思います。どう考えても、安い農産物が大量に輸入されます。自給率をどうやって上げていくんですか。競争力のあるものが入ってきますよ。質の面でも価格の面でも圧倒...全文を見る
○赤澤委員 今同僚の委員からも指摘がありました、一四%に自給率が落ちるという試算、農水省自身が出していますね。そうしたらば、TPPに入れば、食料・農業・農村基本計画の五〇%、十年以内に、この目標はもう守れないということをぜひこの場で宣言をしてください。
○赤澤委員 これは、なかなかはっきりとお認めになりませんけれども、農水省自身が出している試算ですから、TPPに参加した場合には、食料・農業・農村基本計画、食料自給率の目標はもう捨てる、守れないと言っているに等しいと私は理解をしていますし、とにかくきちっとした反論ができるんだったら...全文を見る
○赤澤委員 それはおかしい話で、篠原副大臣も政府の一員ですよ。政府が国民を説得するときに、自分たちに、日本に少しでも有利なルールづくり、これを働きかけられるように、だからチャーターメンバーでなきゃいけないんだ。では、そのルールは農業分野では具体的にはどういうルールですかと言ったら...全文を見る
○赤澤委員 この点はぜひ、政務三役にも念頭に置いていただいて、閣内で議論をしてほしいんですよ。これは空疎な議論ですよ。私、日米航空交渉の現場にいたことがあるんですけれども、外務省がすぐにこういうことを言うんですよ。私たちは日米関係全体を見ていますから、全体の国益を見ていますから、...全文を見る
○赤澤委員 それでは、これを一番最初に聞けばよかったのかもしれませんが、現在の検討状況はどのようなものか、今の時点まででどういった議論がされて、本当に九日に閣議決定できそうな状況なのかどうか、見通しも含めてお答えください。
○赤澤委員 先月の二十六日の当委員会で、質疑の中で申し上げたのと同じことをやはり私再度申し上げないといけないんです。  もし、大臣が所信でうたわれた攻撃型の農林水産行政、これが実は玉砕型の農林水産行政でないとおっしゃるんであれば、もし我が国の農林水産業の将来に本当に大臣が責任を...全文を見る
○赤澤委員 篠原副大臣が韓国に行ってこられました。私も行かせていただきました。韓国はそれでも対策をとっている。彼らは先対策、後開放、そういうことでやってきているんだと。日本のJA全中に当たるところ、農協中央会とか、あるいは農林水産食品部に聞くと、対策は一〇〇%ということはやはりな...全文を見る
○赤澤委員 今申し上げたことを守ってもらえなければ、間違いなく、今最大不幸の状態にある農家はもっと不幸になる、そのことを重ねて申し上げて、大臣、必ずお願いします。  これで私の質問を終わります。ありがとうございました。
11月09日第176回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○赤澤委員 自由民主党の赤澤亮正です。  質問の時間をいただき、ありがとうございます。  菅総理、十月一日の所信表明においてTPPへの参加を検討すると表明された時点で、完全に準備不足であったということをお認めになりますか。
○赤澤委員 私は、所信で表明されるには余りに準備不足であったと思っています。  けさ、閣議決定が行われたと承知しています。十一月六日土曜日の閣僚委員会で決定された包括的経済連携に関する基本方針、略してEPAの基本方針と呼びます。「TPP協定については、その情報収集を進めながら対...全文を見る
○赤澤委員 私は、この所信表明、余りに準備不足、一たび撤回する選択肢は十分あると思うんですけれども、総理に聞いているんです。このEPAの基本方針では、関係国との協議、情報収集のための協議であって、国内の環境整備が進むまでTPPへの参加の検討には入らないとも読めるんですよ。撤回した...全文を見る
○赤澤委員 それでは伺います。  撤回しないということは、EPAの基本方針はTPPへの参加を検討することを表明したものだと理解していいですね。
○赤澤委員 TPPへの参加を表明するものではない、はっきりとした答弁がありました。それから、TPPへの参加を検討する交渉に入るかどうかをこれから決めていく、こういうお話でありました。現時点で、私は、今の政府の答弁を聞いていても、参加を検討するのかどうかはっきりとはわからないという...全文を見る
○赤澤委員 私は、農水委員会ではっきりと、総理が参加を検討することを表明されたのに賛成ですかと聞いたのに、あなたは三回終始したんですよ、政府内で今検討中ということですと。私の質問をちゃんと聞いておられたはずだ。予算委員会用に答弁を変えられたのかもしれませんけれども。  では、聞...全文を見る
○赤澤委員 今の話を聞いても、参加検討を表明するにも、余りに準備が足りていない。各国からどんな要求を打診されるのかもわかっていないんですよ。  そして、細川大臣。関税以外にも、ASEAN諸国等、我が国に対し、自然人の受け入れについて要望があります。TPPの交渉に参加しているベト...全文を見る
○赤澤委員 玄葉大臣、あなたは細川大臣じゃないんだから、私が細川大臣を指名したときに出てこないでください。細川大臣、お答えください。
○赤澤委員 要するに、ありとあらゆる国益、農業以外もいっぱいかかわるけれども、何一つ打診していないんです。どんな要求を突きつけられるかもわからない段階で自分たちは参加を検討するんだと言っていることがいかに無責任か、よく考えていただきたいと思います。  次に、菅総理にお尋ねをいた...全文を見る
○赤澤委員 全くお答えにはなっていないと思うんですね。  では、イエス、ノーだけでいいです。大畠大臣にも伺います。  TPPの交渉に参加している九カ国に既に要望は打診をされましたか。
○赤澤委員 大変率直なお答えで、いいと思います。  一国の総理がTPPへの参加を検討すると言う前に、どんな要望を九カ国から突きつけられるか、全く打診もしていないということですよ。これは本当に準備不足の感を否めません。  TPPへの参加の前段階として、まずTPPの交渉への参加を...全文を見る
○赤澤委員 ろくに九カ国から要望が何が来るかわからないで、よく申し上げられたものだと私は思います。  繰り返しますけれども、TPPへの参加そのものでなくて、交渉に参加するためにも九カ国の打診は必要なんです。まだやっていません。国会の審議は始まったばかりですよ。今後、何回も集中審...全文を見る
○赤澤委員 今、大変、偉そうにという言葉はいけないですけれども、基本方針を閣議決定したと言いました。  後で検証しますけれども、中身は何を書いているかわからないことをいっぱい書いているんですよ。農業の分野でも、重要品目に配慮しながら、しかしながらすべての品目を自由化の対象にする...全文を見る
○赤澤委員 なかなか御理解いただけないようですが、都内の講演で、協定に入るべきだ、そして、いろいろな機会に、TPPの扉は閉まりかけていると。あなたの発しているメッセージが、情報をとるためにということじゃないんですよ。我が国は入るんだ、外国から見れば、これは吹っかける大チャンスだと...全文を見る
○赤澤委員 それで、韓国についても今からお話をしますけれども、私は、TPPに入れば日本の国がすごくよくなるという印象を国民の皆さんに与えて、なおかつバスに乗りおくれるなという印象も、中国も韓国も参加するというような雰囲気をつくって、マスコミも味方につけて、何かで、これで政権を浮揚...全文を見る
○赤澤委員 その最後のところが重要なんですよ。とにもかくにも、なぜか、中国も韓国もTPPに参加する、国内はそれでバスに乗りおくれるなという雰囲気になったんですよ。そのことは前原大臣の記者会見でも出された話なんですね。今、訪韓報告、私のものも、自分で聞いてきたことを入れていますけれ...全文を見る
○赤澤委員 そっくりそのままお返しをしたいと思うんですよ。  要するに、韓国が、韓・EU・FTA、韓米FTA、これを結んだ。韓国について工業製品の関税が下がる、日本は下がらない、それが大変だという話が、最も現実的な理由として言われている話なんですよ。  ところが、TPPの場に...全文を見る
○赤澤委員 戸別所得補償、すべての農家の所得を補償しますと言いながら、米価が大幅に下がって、結果的に農家の所得は少しもふえない。耳ざわりのいい文句で農家を初め国民をいい気持ちにさせておいて後で欺くというのは、私は民主党のお決まりのパターンになっていると思います。  戸別所得補償...全文を見る
○赤澤委員 この包括的経済連携に関する基本方針、農業分野を見てください。私はこれを見て愕然としたんです。農業については、将来に向けてその持続的な存続が危ぶまれる状況にあると。これが閣議決定を経て出てきたことには、私はもう本当に驚愕をしています。  日本の農業、弱いと思われている...全文を見る
○赤澤委員 今の認識は、私、全くおかしいと思うんです。  とりあえず申し上げますが、日本の農業生産額は世界五位、先進国で二位です。それに貢献をしているのは、米だけは、これは大変厳しい中、土地利用型、米、麦、これは農地の制約が決定的なんです。EUは日本の平均経営面積の九倍の農地、...全文を見る
○赤澤委員 口先ばかりで、全く言ったとおりになっていないのが私は問題だと思うんですよ。  鹿野大臣に聞きます。  今の説明で、当然、すべての品目、自由化の対象だと玄葉さんは言いましたよ。それで農水大臣は本当にいいんですね。今までの方針の百八十度転換ですよ。
○赤澤委員 要は、どうなるかわからぬということですよ。閣議決定した、閣内不一致でないとか言いながら、要は、交渉次第でどうなるかわからぬと言っているだけの話なんですよ。それが無責任だと言っているんです。  TPPの参加検討の所信表明の唐突さ、準備不足、説明不足、交渉術の拙劣さ、私...全文を見る
○赤澤委員 どう実行できるのかもわからない大変空疎な所信の表明だと私は思うんですね。交渉について本当に全く準備が整っていない、技術もない。私は、本当にこの進め方で国益をおもちゃにしていただきたくないと強く思っています。  最後、残されている時間で官房長官にお伺いをしたいと思いま...全文を見る
○赤澤委員 この重大な不作為を起こした政府側が、今後の人事管理、組織管理のあり方について具体的な改善策もいまだに示していないのは、本当に不誠実なんですよ。  仙谷長官、強く求めておきます。今回の問題を起こした責任者である政務三役を必ず処分するとともに、具体的な再発防止策を直ちに...全文を見る
11月16日第176回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○赤澤委員 質問の時間をいただきましてありがとうございます。  片山総務大臣に初めて質問をさせていただきます。鳥取県知事の当時におつき合いをさせていただきました。本当に、大臣就任おめでとうございます。  それで、きょう、私から見ていて少々議論に混乱があるかなと思うところがある...全文を見る
○赤澤委員 それで、私も、民主党のマニフェストの使い方がおかしいと思うところがあったので、いろいろ自分なりに勉強したところ、到達した点はこういうことでありまして、要は、財政規律をきちっと保つためにマニフェストが機能する。  それはどういう意味かといえば、マニフェストにいろいろな...全文を見る
○赤澤委員 これは十月十三日の、しかも基本的質疑でありますので、総務大臣もその場におられたはずなので、ぜひここはもう一度確認をしておいていただきたいんですが、鴨下委員は、ここは余りそこに食いつかずに流されたんですけれども、私自身は、とんでもない発言だ、非常に残念なことだと思ってい...全文を見る
○赤澤委員 確かに、片山大臣はおられなかった時代にできているマニフェストでありますので、いろいろな思いがあることも私もよくわかりますし、ただ、これは流れのあることなので、過去このマニフェストをもとに我々は選挙も戦い、これについて一定の責任は当然民主党は持っておられるはずなので、そ...全文を見る
○赤澤委員 ということなので、先ほどの話に戻ります。  これから考えていくに当たって、やはりマニフェストの命は財源なんだ、そして財源をきちっと求めて、財源のあるものだけがマニフェストに書き込めるということを本当に各政党が守れば、財政規律が生じてくる。財源も用意できないものを、い...全文を見る
○赤澤委員 最後に、もう私の申し上げたいことは御理解いただいたと思うんですが、確かに、現実的にできること、できないことがあります。私も、公務員、一生懸命仕事をしている人たちを、何か約束したから強制的に生首を飛ばして、それが本当に国益にとっていいことなのか。士気を下げるとかいろいろ...全文を見る
○赤澤委員 それでは、これも議論があったのかと思いますけれども、現時点では、具体的に仕組み、工程表といったものは、総務大臣、これから検討していく、具体的なものは現時点ではまだないという理解でよろしいですか。
○赤澤委員 そこはやはり、片山大臣の手腕に期待するところが非常に大であるということを御指摘して、大臣にしっかりと覚悟を持って取り組んでいただきたいというふうに思うものでございます。  それで、自律的労使関係制度を措置するための法案についてもちょっとお伺いをしておきたいんです。 ...全文を見る
○赤澤委員 困難なのはわかっていて、わざわざ尋ねますけれども、労働基本権の問題は、過去、本当にいろいろ議論はあれど、なかなか解決のできない問題でもありますし、私は、半年かけてもなかなかこれは難物だと思いますよ。時間がないんですけれども、本当に今からこれができますか。具体的な工程と...全文を見る
○赤澤委員 公務員制度というのは、私、余り各党間で何か政争にして、自分たちがいい提案をしただの、やれパフォーマンスみたいなことではなくて、本当に百年の計だと思うんです。なので、そういう意味では本当に前広に、総理の言葉どおり、熟議の国会にぜひしていただきたいし、きちっと議論ができる...全文を見る
○赤澤委員 最後の部分は、これは今、インターネットでもリアルタイムで見ている自治体の方がいれば、いいことを言ってくださったなということだろうと思います、一括交付金といえば総額確保について、皆さんが口をそろえるのがそこでありますので。  本当に削って大丈夫な部分かは、確かに、ちょ...全文を見る