赤澤亮正

あかざわりょうせい

小選挙区(鳥取県第二区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数5回

赤澤亮正の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第177回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号
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○赤澤委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、松崎公昭君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○赤澤委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
02月16日第177回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○赤澤委員 自由民主党の赤澤亮正です。  質問の時間をいただき、ありがとうございます。貴重な時間でありますので、閣僚の皆様には簡潔な答弁をお願いしておきます。  昨年、十一月九日、予算委員会で私、質問いたしました。引き続き、環太平洋パートナーシップ協定、いわゆるTPPを含む経...全文を見る
○赤澤委員 すべて、前回の予算委員会で私が指摘をした、思いつきで、準備全くなしにTPPについて参加の検討を表明し、その後も戦略がないということに端を発していると思います。  端的に言えば、TPPについて、日本が得るもの、そして譲るもの、全く国民に情報を明らかにされていません。そ...全文を見る
○赤澤委員 きちっと準備をしてからTPPの検討を表明していれば、国民の混乱が起きる前にいろいろなものが提示できるんです。全く手順が逆だから、こういうことになっているんですよ。  そこでお伺いをしますが、六月にTPPについて何を決めるのか、これは総理、お答えください。
○赤澤委員 加えて、それでは、国内対策についてはどういったものが示されるんですか、六月の時点で。
○赤澤委員 それでは、パネルに今御指摘のあった基本方針、抜粋を載せております。ポイントは、「高いレベルの経済連携を進める。同時に、」「抜本的な国内改革を先行的に推進する。」当然のことながら、国内改革の方があわせて出てこないと、国民は、これは何が起きるかわからない。  端的に言え...全文を見る
○赤澤委員 それでは、その基本方針に一体何が書かれるのかということなんですよ。対策の中身は、これは当然のことながら金額が入り、財源が明らかになっていなきゃ関係者は全く安心できませんし、議論もできません。基本方針が示されるというのは、その中身はどんなものなんですか。
○赤澤委員 今確認いたしますが、行動計画、いいですか、国内対策、そして予算額も入り、財源も書いた行動計画は十月というのが基本方針だったと思いますが、できる限りのものを六月に間に合わせて出すという答弁だったと思っていいですか。
○赤澤委員 具体的に金額は入るんですか。
○赤澤委員 そこについて現在検討中で逃げられましたけれども、一言で言って、交渉に参加するというのは非常に大きな意味があるんです。  その決定をするに当たって、国内対策、どれぐらいの予算で、どういう対策が打たれるのか、全くそれを国民に知らせることなく、その議論もなしで先に進むこと...全文を見る
○赤澤委員 同時並行でなきゃいけないですよ。本当に同時並行じゃなきゃいけないんですよ。今の話は、六月に参加を決定した後で、対策が出てくるのは十月だという話じゃないですか。それは全く話が合わない。六月の時点でスローガンだけ出されて先に進まれたら、これは、過去に大迷惑を国民にかけた民...全文を見る
○赤澤委員 今のお答えでは全く安心ができないわけです。少なくとも、民主党政権、財源については、マニフェストについて十分なものを用意できなかった、あるあると言ってできなかった、そういう過去がございます。  加えて、本当に私があわせて心配をするのは、当然のことながら、その対策が六月...全文を見る
○赤澤委員 それでは、玄葉さんでも海江田さんでもいいです。日豪EPAがまとめられずに、TPPの参加交渉に入ることができるとお考えですか。
○赤澤委員 それでは、日豪についてもいろいろと発言が続いております。  実は、昨日、農業新聞にも、玄葉大臣が、これはTPPについて述べられた。関税についても撤廃の対象から外れる部分があるというようなことをおっしゃっている。裏返せば、関税撤廃する部分もTPPについてある。  日...全文を見る
○赤澤委員 それでは、ちょっと二番目のパネルを見ていただきますが、要は、基本方針に書いてあることはこういうことなんです。  センシティブ品目、日本にとって重要な品目、主に米、麦、砂糖、牛肉、乳製品といったようなものでありますけれども、これについて「配慮を行いつつ、すべての品目を...全文を見る
○赤澤委員 それでは、鹿野大臣にお尋ねをします。一般論でも結構であります。  九〇%超でも、正確に計算すると、九百四十品目、我が国は重要品目として扱っていますから、一〇%を超えてきます。一〇%超、つまり九〇%超のきちっとしたハイレベルなものをやろうと思えば、重要品目の関税撤廃は...全文を見る
○赤澤委員 今の答弁は、結局、成り立たないと思うんですよ。  それはなぜかというと、九〇%超を目指そうと思えば、重要品目の関税を撤廃しないと、これは実現しませんよ。  二〇〇六年、平成十八年の全会一致の衆参両院の農林水産委員会の決議というのがあるんです。衆議院の場合であれば、...全文を見る
○赤澤委員 本当に、言っていることの意味が要はわからないわけですよ。  私が前回の予算委員会でも指摘をしたことなんですけれども、玄葉さんは、閣議決定した、方針を決めたんだから閣内不一致はないというようなことをおっしゃるんですけれども、この国会決議も守って、重要品目の関税撤廃をし...全文を見る
○赤澤委員 鹿野大臣、ちょっと逃げの答弁はぜひやめていただきたいんですよね。  見ていただけばわかるとおり、九五%を目指そうと思ったら、肉類でありますとか肉の調製品であるとか、そういうものの関税を一部撤廃していかなければ、これは実現しようがありませんよ。九五%超なんかはそれでな...全文を見る
○赤澤委員 もう一回聞きます。  配慮というのが閣議決定の方針でありますけれども、この農水委員会の決議であれば、除外または再協議の対象とするということを言っているんですよ。単なる配慮じゃないですよ。それは守れるんですか。重要品目の関税は撤廃しないんですね。そのことを断言してくだ...全文を見る
○赤澤委員 全く答えになっていません。だから安心できないし、本当に不安と混乱が広まるんですよ。  なので、具体的には、日豪EPAの交渉を、これは四月にキャンベラで予定していますよね、先に進めることについては全く無責任だと。高いレベルの経済連携について、いろいろな選択肢でもいいで...全文を見る
○赤澤委員 今ので全く説明になっていないと私は思うし、では、鹿野大臣に聞きます。今、関税撤廃するときに期限を設ければ、その形では考え得るんだということをおっしゃいました。では、重要品目について、期限つきで関税撤廃するということを検討しているんですね。
○赤澤委員 総理、お二人の閣僚がしている話が合っていないですよ。  要するに、期限つきの関税撤廃みたいな話を検討するのも選択肢だ、だから九五%超もあるんだと玄葉さんは言ったわけですよ。鹿野大臣はそれについて全然お答えになりませんよ。総理としてはどう考えておられるんですか。
○赤澤委員 非常に空疎な言葉を本当に並べられるんだけれども、それで安心できると私は思いません。  もう一度具体的に申し上げますけれども、TPPの交渉に参加する前に、TPPの具体的内容、それから農業などの国内対策、そして財源を国民にきちっと示してほしい。加えて、日豪についてはもっ...全文を見る
○赤澤委員 検討していくとしかお答えになっていないんですよ、総理。示さないということじゃないですか。そんなことでは本当に混乱しますよ。  要は、もとからただせば、準備なし戦略なしで取り組むからこうなるんです。国内対策の準備が全然間に合わないじゃないですか。  そのことをきちっ...全文を見る
○赤澤委員 次に、郵政についてお伺いをします。  昨年五月二十一日、米国通商代表部、USTRのプレス発表で、同日、ジュネーブで、米国の大使とEUの臨時代理大使が日本大使と協議をしました。郵政改革法案は、今提出されている法案ですね、内外企業の平等な取り扱いなどを規定するWTOのサ...全文を見る
○赤澤委員 全くもって、自見大臣、甘いです。USTRがプレス発表しているということは、議会に向けて、この問題を指摘していますよ、議会の懸念はわかっていますよということです。議会は必ずこれをフォローします。  しかも、具体的な話で、対等な競争条件の中には、検査や報告がほかの民間の...全文を見る
○赤澤委員 今は言うべきでないと思っているということは、内心、自分は反対だとほとんど吐露されているようなものですね。そういう意味によくとれたと思います。  そして、国民新党の下地幹事長が、昨日、郵政改革法案、これが今国会で成立しなければ、自分が責任を持って菅直人を倒すと。与党の...全文を見る
○赤澤委員 まさに今、玄葉大臣が自分でおっしゃったことなんですよ、私が言いたいのは。国民の間に不安と混乱が、何でか。国内対策が行われていない前提の試算を発表して、それ以上のものが出てこないからみんなが本当に不安になるわけですよ。当然のことながら、国内対策をきちっと準備して、それを...全文を見る
○赤澤委員 これは民主党の党内でも指摘がある。二月五日の毎日新聞では、党内のプロジェクトチームが、試算をやり直せ、あるいは、一月三十一日の衆議院予算委員会の基本的質疑で山口委員も同じことを言っています。みんなの共通認識なんですよ。ぜひやってほしいんです。再試算して政府統一見解を出...全文を見る
○赤澤委員 いつまでにと聞いたけれども、何もお答えがありません。  何度も申し上げていますとおり、不安と混乱がなくかみ合った議論をきちっとするには、TPPにしてもそうです、日豪にしてもそうです、我が国が得るものと譲るものをきちっと国民に説明をしてもらって、どういう国内対策をし、...全文を見る
○赤澤委員 なぜTPPについて、先ほど指摘した準備不足、それについて説明を私が求めているのに全く説明がありませんでした。  そして、TPPについて先ほど申し上げたように、何も内容がわからない、国内対策もない、影響試算もない、にもかかわらず、ダボスで開国ということを盛んに訴えてこ...全文を見る
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○赤澤分科員 質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。自由民主党の赤澤亮正です。  きょうは、鹿野大臣、篠原副大臣、長時間のロングランで、お疲れさまでございます。何か、もう既に疲れておられるような感じもいたしますが、まだ長丁場でありますので。  通告は米の問題でいた...全文を見る
○赤澤分科員 大変わかりづらいお答えで、私はイエス・ノー・クエスチョンを求めたわけであります。はっきりと篠原副大臣は、TPPが必要でなくなるような交渉を進めていきたい、先ほどこうおっしゃった。議事録にも残っている。これは、厳しい言い方をすれば、大臣がそれを認めるのか認めないのか、...全文を見る
○赤澤分科員 大臣が、篠原副大臣が副大臣としての考えを述べた、しかし責任者は私であるということをおっしゃいました。篠原副大臣と大臣の考えが違うということで発言をされたんでしょうか。
○赤澤分科員 それでは、繰り返しお尋ねをしますけれども、TPPについて、結ばなくてもよくなるような交渉を進めたいとおっしゃった副大臣の考えは、大臣としてはとらないわけですね。
○赤澤分科員 一つの考え方として、それを大臣が受け入れて、省としての考えを決めるのは大臣だとおっしゃったわけですから、省としてその考えでやるのかどうかについて、イエス、ノーでお答えいただきたいと思います。
○赤澤分科員 それでは、少なくとも現時点においてまだTPPについては判断できないというお話をされたわけですから、TPPが必要なくなるような交渉を進めていきたいという考え方ではない点はお認めになりますね。
○赤澤分科員 TPPについてお尋ねをしています。今のお答えは、何度聞いてもEPAを進めていくというようなお答えになっちゃうわけでありますけれども、少なくともTPPについてまだ判断はこれからだと大臣はおっしゃったわけですから、それであれば、少なくとも篠原副大臣がおっしゃったTPPに...全文を見る
○赤澤分科員 今ので最初のお答えよりは大分明らかになったかと思います。  それで、大臣が本当にある意味苦悩されている、篠原副大臣も同じであります。私もその点は同じつもりです。日本の農業をどうやって今後もきちっと発展させ、食料自給率を確保していくかには、これは本当に知恵を絞ってや...全文を見る
○赤澤分科員 ありがとうございます。  先ほどの篠原副大臣の考えが農水省の考えではないという前提に立てば、当初用意したとおりの質問になるわけでありますけれども、TPP、これは、参加、不参加の決定を六月に行うというのが閣議決定の基本方針に書いてありますよね。  農業についての国...全文を見る
○赤澤分科員 これはお答えしづらいんでしょうけれども、閣議決定と闘うような話ですよ。だから、本当に大臣には篠原副大臣ともよく知恵を絞って出し合っていただいて、とにかくそこがないと非常に乱暴なやり方になる。TPPについて賛成の人たちですら、農業の国内対策が決まっていないのに交渉に参...全文を見る
○赤澤分科員 私自身は、やはり、大幅に下落したけれども、米価の下落についての対策というのが特に打たれない中で、年を越して三月に変動部分が初めてもらえるというのは、どうも農家の方たちにとっては非常にやりづらい、ある意味制度上の設計のミスじゃないかという感じもしているんです。  制...全文を見る
○赤澤分科員 これは、実は地元のJAの大会で私がその説明をしたところ、私の地元の民主党の議員が理解をしていなかったという事態があります。そんなことはないと言われて、私とその場で議論にちょっとなったようなところがあるんですけれども、事ほどさようにわかりづらいんですよ。二十三年度米に...全文を見る
○赤澤分科員 これは党の部会の議論でもあった話なんだけれども、やはり議論が破綻していると思うんですよ。  というのは、ナラシ対策というのは法律に基づいてやっているんでしょう。本格実施するときは法律をつくるとあなたたち自身が言っていたことじゃないですか。その法律はつくれなかったけ...全文を見る
○赤澤分科員 それでは、少なくとも、本格実施のときは法律をつくってというマニフェストには、この点、やり方が、二十三年度米について反しているということはお認めになりますね。
○赤澤分科員 農業者のことを思う大臣のお気持ちは、私、全く疑っていません。そこには本当にいつも敬意を払っています。  ただ、今の御説明で伺いたいとさらに思ったのは、では、ことしやろうとしていることは、マニフェストには違反をしているけれども法律を伴わない本格実施だという御説明なの...全文を見る
○赤澤分科員 では、どう考えても、法律でやると言ったことについては守れていないということは認めざるを得ないですね。
○赤澤分科員 少なくとも、マニフェストに照らせば本格実施は法律でやるということですから、ことし本格実施とどうしても言い張られるのであれば、やはりそこの部分はマニフェストに違反していると私は指摘せざるを得ません。その点を御指摘して、ちょっと次の問題に行きたいと思います。  私は、...全文を見る
○赤澤分科員 過剰米対策をしないと言い続けておきながら、昨年末に備蓄米の購入を打ち出したのは、政策として矛盾していませんかとお尋ねしました。
○赤澤分科員 マニフェストだと、三百万トンの棚上げ備蓄という記述だったのではないかと理解をいたしますけれども、もし過剰米対策として備蓄米の購入を打ち出したのではないというのであれば、マニフェストに基づく備蓄米についての戦略が具体的にあってしかるべきです。どういうふうにその三百万ト...全文を見る
○赤澤分科員 それでは、三百万トンということをずっと党としてうたってこられたのは撤回をされたわけですか。
○赤澤分科員 なかなかお答えになっていないと私は思うんです。  ちょっと大臣に伺いたいんですけれども、少なくともインデックス等で三百万トンの棚上げ備蓄と言っていました。財政事情等もその当時からわかっていたはずだと思います。いろいろなことをおっしゃるけれども、三百万トンの備蓄とう...全文を見る
○赤澤分科員 お互い、農業にかける思いは熱いんですが、必ずしも国会の質疑というのは思いを語り合う場ではないと私は思っています。  大臣にもう一度お尋ねをしたいのは、では、審議会の有識者の意見を聞いたので、百万トンが適当だということで、やはり三百万トンは不適当だ、そこについては考...全文を見る
○赤澤分科員 それでは、要するに、当面百万トンということでやっていくんだ、三百万トンとインデックスでうたっていたけれども、しばらくそれはわきに置くという理解でよろしいですか。
○赤澤分科員 それで、備蓄をやっておられるということももちろんあるわけですけれども、いろいろな議論があり得る中で、戸別所得補償を行いながら、結論、昨年末、備蓄のために買い上げるということを発表すれば、当然先高感が出てきて皆さん売らなくなるので、実際、まだ落札とかが起きなくても急激...全文を見る
○赤澤分科員 戸別所得補償について言えば、これは、生産調整とかそういったものについて緩めていくことで、あるいは選択的生産調整という言い方もあったかもしれませんけれども、ある程度消費者のために米価を下げる、しかしながら、その場合に農家の所得を補償するという考えがあるのではないかと私...全文を見る
○赤澤分科員 これで終わりますが、私の地元、米子が、年末年始、大変な記録的豪雪に見舞われまして、災害対応等も、大臣、副大臣に大変手厚くお願いをしますということを申し上げて、私の質疑を終わります。  どうもありがとうございました。
03月09日第177回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○赤澤委員 質問の時間をいただき、ありがとうございます。  まず冒頭、コンクリートから人へというスローガンは、前原大臣から馬淵大臣に交代したころから余り聞かれなくなったように思いますけれども、民主党はこの旗をおろしたんですか。
○赤澤委員 コンクリートから人へというスローガンを、真に必要な公共事業はやるという意味を含んだ象徴的な言葉だというのは無理だと思うんですよね。というのは、今まさに、語るに落ちるという言い方は大臣に失礼かもしれませんけれども、大臣自身が御自身のメッセージとして、コンクリートから人へ...全文を見る
○赤澤委員 人の暮らしに注目をした、将来不安があると。ただ、国民の声を聞くと、一番気にしているのはやはり景気なんですよ。景気がよくなってくれないと生活がよくならぬ、お父さんの給料がふえない、あるいはお父さんが会社をやめなきゃいけなくなる。そこが一番、人の暮らしに着目したときの将来...全文を見る
○赤澤委員 考えながら編成したと言うけれども、私は全く考えていないと思うので、とりあえず二点指摘をしておきます。  一つは、毎年のように二けた%以上公共事業を削りながら、耐震化に配分すると景気がよくなるか。なりません。景気に大きな影響を与えるのは、マクロで見て総額どれだけが乗数...全文を見る
○赤澤委員 それで、私がこれは許せないと思うのは、あの自民党の組み替え動議を見て、岡田幹事長、小沢議員の問題もろくに処分できない、これもだらしない話ですけれども、あれを見た途端、また本当にテレビ受けだけをねらって、自民党さん的ですね、公共事業を復活させていますと。その一言で何とか...全文を見る
○赤澤委員 それで、本当に年始から記憶に残る大きな事件が起きているわけですけれども、最近の事例、これも公共事業あるいは社会資本整備、国土交通分野の重要性を示す例として、年末年始の記録的豪雪、あるいはニュージーランドの大地震があったと思います。言うまでもなく、年末年始の記録的豪雪と...全文を見る
○赤澤委員 一言で言ってがっかりしました。聞きたかったのはそういうテクニカルな話じゃありません。  私の方からぜひ申し上げておきたいのは、私の地元でありましたけれども、道路整備がおくれて迂回路がないことですね。一けた国道ですよ。国境沿いに日本海に沿って走っている九号線、一けた国...全文を見る
○赤澤委員 だからこそ、コンクリートから人へなんて言っている場合じゃないですよ、目を覚ましてくださいというお話をしているつもりであります。  ちょっとお配りできなかったのであれなんですけれども、先月、二月八日の建設通信新聞というので取り上げられた記事があって、実は、これは全国建...全文を見る
○赤澤委員 率直な答弁をいただいたので、それはよしとしますが、だから大臣、もうコンクリートから人へはやめませんか。金輪際もう口にされずに、先ほどまさに最初の質問でお答えいただいたように、コンクリートも人もということを連呼して立派な国土交通行政をやっていただきたいと思うんです。いか...全文を見る
○赤澤委員 口にはしないが気持ちはそうだとおっしゃったかのような答弁がありました。私は、少なくとも我が国には象徴天皇制という言葉があります。象徴という言葉を余り軽く使ってほしくないんです。本当に国民の安全、安心をきちっと確保できて、なおかつ景気にもいい効果があるような、そういう国...全文を見る
○赤澤委員 私、若干同情するところがあるのは、一番悪いのはやはり菅総理なんですね。昨年十月一日の菅総理の唐突なTPP参加の検討の所信表明。準備なし、戦略なし、その後の総理のリーダーシップもなしの三ない思いつき外交と私は呼んでいます。国民の不安と混乱、これを巻き起こした。私は、ある...全文を見る
○赤澤委員 それでは、具体的に伺います。  昨日の山田俊男委員の参院予算委員会における質問で、大臣はこう答えたんですよ。政府調達に関する協定の適用範囲、基準額などについて、我が国の立場をしっかりと主張し、織り込むことが必要だ。  政府調達に関する協定の適用範囲、基準額について...全文を見る
○赤澤委員 それでは、適用範囲を広げるとか基準額を引き下げるとかいうことはあり得ない、WTOの今の協定の内容どおりのルールでなければTPPには参加しないということでよろしいですね。
○赤澤委員 典型的な負け交渉になると思います。  というのは、日米航空交渉、私、現場にいたんです。最後の残された不平等条約と言われた日米航空協定を改定したときの現場の責任者の一人でした。交渉についてはいろいろ学んできたつもりです。予算委員会でも、教訓と言えるものをいろいろな機会...全文を見る
○赤澤委員 それでは、ちょっと時間を早めてくれという声があったので、あと一、二問にさせていただきたいというふうに思います。  一つ大事なことをちょっと聞いておきたいのは、要は、農業も同じなんですけれども、スローガンだけ、基本方針を六月に出して、具体的な国内対策が出てくるのが十月...全文を見る
○赤澤委員 最後に一言だけ申し上げます。  国民への説明は大事なんです。菅総理の思いつきのために、説明されていないんですよ。農業も同じなんです。対策を打ったのでない、対策がない場合の非常に大きな影響額だけは影響試算で出てきて、それしか国民に示されないから、本当にみんな不安になっ...全文を見る
03月29日第177回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○赤澤委員 質疑の時間をいただきまして、ありがとうございます。  改めまして、三月十一日、東北地方太平洋沖で発生をした東日本巨大地震、津波で亡くなられたすべての皆様に御冥福を心からお祈りするとともに、すべての被災者の皆様にお見舞いを申し上げ、救助、復旧復興に全力を挙げることをす...全文を見る
○赤澤委員 そこで、事実関係として総務行政の責任者である大臣にお伝えをしておきたいと思うのは、現在、総務省本省の対応が少々冷たいという声が割と強い。少なくとも先週の時点で、党の部会などで伺った範囲では、岩手県からの要請に応じて二人の職員を出しただけであると一般的には認識をされてお...全文を見る
○赤澤委員 今、二百数十名国家公務員の派遣という話がありました。国土交通省に聞くと、延べで四千人近く派遣をし、TEC—FORCEと言われる人たちが常時二百数十名いるということなので、おっしゃった大部分が国土交通省関係なのかなとちょっと推察をいたしますし、避難所が全部で千九百カ所あ...全文を見る
○赤澤委員 災害救助法の枠組みでも、結局、被災者を受け入れる自治体とかに負担が生じかねないということで、結論はなかなか物が動かないと現に言われているところで、税の問題についても、今大臣からいろいろな御指摘をいただいて、県、市町村の持ち出しがあるとなかなかうまく動かない事態、あるい...全文を見る
○赤澤委員 おっしゃっていることに異論はありませんので、しっかりと予算措置をし、そして税も追いかける形で対応していただきたいと思います。  次に、三つ目に予告をさせていただきました話ですけれども、社会保障とその財源の問題ですね。全体像を四月、そして財源も含めて方向性を六月にと言...全文を見る
○赤澤委員 おっしゃるとおりなんですが、見通しとして、これは見直しが必要である、時期的に四月、六月ということではなかなかいかないという感触を大臣が持っておられることは間違いがないですね。わかりました。うなずいていただきましたので、それはそれでよしといたします。  そして、どうし...全文を見る
○赤澤委員 残念であるという言葉もありましたので、好ましくはないと思っておられるけれども、今の事態はやむを得ないということだと思います。  最後に、もう一つだけ伺いたかったのは、三カ月のつなぎ期間、この間、どのような見直しをされるつもりなのか。今の案のままでは、私どもは本当に、...全文を見る
○赤澤委員 これで終わりますが、今後とも総力を挙げて、与野党協力をして対応していきたいと思います。  どうもありがとうございました。
04月12日第177回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○赤澤委員 質問の機会を与えていただきまして、まことにありがとうございます。  改めて、このたびの東日本巨大地震、津波の被害者の皆様に心からお悔やみ申し上げるとともに、亡くなられた皆様の御冥福を心からお祈りするものでございます。  また、参考人の皆様には、お忙しい中、本当に貴...全文を見る
○赤澤委員 全くそのとおりで、時間の関係でちょっとはしょりながらいきますが、実は我が自由民主党の方で、今、政府・与党、官房副長官にもお届けをしている「ホッと・あっとHome」計画というのをつくっております。これは、一週間から一月の期間を限って、あるいは三カ月、半年以内、一年といっ...全文を見る
○赤澤委員 ありがとうございました。  それでは、次に、野田釜石市長にお伺いをいたします。  先ほど、大変貴重な教訓をいただきました。防災教育、避難訓練ということ。それから、釜石港の約二キロの防波堤が六分、時間を稼いだ、堤防との合わせわざ。さらには災害の代替路の確保。端的に言...全文を見る
○赤澤委員 大変示唆に富むお話でありまして、千年に一度の災害でも起きるということでありますから、それを念頭に、最悪の事態は想定を超えるということで、ハード、ソフトの組み合わせ、合ったものを考え抜いて各自治体につくっていかなきゃいけない、そういうことだと思います。その決意で、今後も...全文を見る
○赤澤委員 大変役に立った冊子だということで、本当に三宅村の住民の皆様はいい行政の幹部に恵まれたということで、その点は大変よかったなと思います。  最後に、井ノ口参考人にお伺いをいたします。  お話を伺っていると、私は、実は一時的二次避難の大きな障害がここにもやはりあって、ぜ...全文を見る
○赤澤委員 引き続き、御指導をよろしくお願いしたいと思います。  きょうの参考人の皆様のお話を参考にさせていただいて、委員長以下この委員会、全力で復旧復興に対応していきたいと思います。どうもありがとうございました。  終わります。
04月21日第177回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○赤澤委員 質問の時間をいただき、ありがとうございます。  まず冒頭、改めて、このたびの東日本巨大地震・津波の犠牲になられた皆様の御冥福を祈り、被災者の皆様にお見舞いを申し上げます。  あわせて、今この瞬間に至るまで、被災者の救助、御遺体の捜索あるいは道路の啓開、瓦れきの撤去...全文を見る
○赤澤委員 今のお話で、大臣がかなり意を尽くして士気を高めるための努力をされてきたんだなという意識については私にも伝わってまいります。先頭に立ってというのがどうもキーワードのようで、御自身が先頭に立つということを心がけてこられたと。その上で、本当に指示等がぶれなければ、確かにそれ...全文を見る
○赤澤委員 連休明けにも、安全保障委員会の被災地の視察というのも予定をされると私理解をいたしますし、これは自衛隊中心に見ていただく。あわせて、大臣も足を運んでおられるようですが、政務三役も、お忙しいとは思いますけれども、都合がつくのであれば、本当に、隊員の食事や、さらには寝袋とか...全文を見る
○赤澤委員 一言で万全なというようなお答えでなくて、真摯なお答えをいただいたと思いますが、先ほどから御指摘があるように、四月一日、旭川の第二特科連隊の陸曹長、五十代の方がお亡くなりになり、そしてその二週間後ですか、四月十五日には、八戸の陸上自衛隊第九施設大隊の四十代の隊員が亡くな...全文を見る
○赤澤委員 私もいろいろと地元でも聞くのは、派遣をされたプロのベテランの看護師さんでも、現地から戻ってくるとどうも、PTSDというのですか、本当に放心してしまって、しばらく仕事が手につかないというような状況です。本当に隊員も過酷な状況に置かれていると思うので、ぜひその点、メンタル...全文を見る
○赤澤委員 隊員が何人も被曝をするというような事態は極力避けなきゃいけないと思うんですね。  今の御説明にまさにあったとおり、自衛隊の装備でいうと、これまでは、リアルタイムで放射線量を計測できる線量計については中隊長以上というような説明を一回伺っておりまして、各隊員は、活動の拠...全文を見る
○赤澤委員 政務官が今決して口にはされませんけれども、やはりちょっと予算の制約とかいろいろあるのかなと。財政上の制約がなければ、リアルタイムで計測できるものを一人一個持たせたいがということなのかとも思いますが、その辺は、この事態を受けて、今のところ隊員の健康は保たれている、重大事...全文を見る
○赤澤委員 今、野菜が足りないとかそういうことを言っていただいたので、私の方から、隊員が何を言っていたかを二つぐらい紹介すると、やはり生野菜が食べたい、口内炎がたくさん出ておる、どうもビタミンが足りていないという隊員がいわきにおいて何人かいました。あわせて、もう一つ聞いたのは、寝...全文を見る
○赤澤委員 今のお話、勲章は確かに大事なことでありますけれども、公務災害に認定されて二千万から三千万といったようなお金が家族に支給されるかどうかについて尋ねると、通常の任務よりも何か過酷な任務をしていたかどうかを今調査中であります、こういう答えなんですね。  またこれも財政制約...全文を見る
04月28日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○赤澤委員 質問の時間をいただき、ありがとうございます。  私の尊敬する浜田先生が最後に大変気持ちのこもったお話をされて、私は、それをそのまま引き継いでお話をさせていただきたいと思うんです。  大臣におかれては、政府の中でもっともっと勇気を持って、そして力強く発言をしていただ...全文を見る
○赤澤委員 それでは、あわせて漁業についてもちょっとお伺いをしておいていいですか。数字の点なのでどなたでも結構でございますが、漁業についてはいかがでしょうか。
○赤澤委員 今、一連のことを伺いました。  やはり私の予想どおりなのは、結局、農林水産省として、大臣が一枚でぱっと説明できるような、どれだけ被害が大きかったかというものをつくっていないんだと思うんですよ。要は、次々担当者が慌てて飛び出てきてそれぞれのことをおっしゃる。  それ...全文を見る
○赤澤委員 ありがとうございます。  ということで、本当に、漁業については、沿岸部五キロをやられればほぼ壊滅であることはもう歴然でありまして、内陸が比較的大丈夫だということでは、農業は、被害があっても、先ほど御報告のあった全体の生産額の八%を占めていても、ほとんどがやられたわけ...全文を見る
○赤澤委員 ということで、御案内のとおり、一時的にコンパネが全国的に手に入らなくなって、例えば建築とか請負をしている人たちが最後のところで完成できずに、結果、契約したお金が受け取れない、非常に経営に痛手であったというような声も当初あったわけです。残りの工場がフル稼働に入って、今大...全文を見る
○赤澤委員 それでは、同じことを漁業についても伺いますけれども、漁業の生産額についてはどのように認識をされていますか。
○赤澤委員 以上のように、数字の話について、実は、私事前に何度か伺ったときに、要領のいいものが出てこないんですね。質問の中で逆にこういうことを聞いていくのは、本当は事前に資料をもらえれば十分節約できる部分なんで、今後はその辺、ぜひきちっとまとめたものをつくっておいていただきたいな...全文を見る
○赤澤委員 それで、一つ気になるのは、原発の風評被害あるいは出荷停止の被害、そういったものについて、当然補償はすべきだという考えは示されているんだと思うんですけれども、ところが、いざ大きな障害があるのは、一義的には東電が賠償すべきだ、原因者である、こういうのが国のポジションなんで...全文を見る
○赤澤委員 今のだと、残念ながらちょっとお答えになっていないと思うんですよ。農林水産業にかかわっている方は高齢の方も多くて、今さら、無利子だと言われようが政府保証がつこうが、借金は借金で、これは返さなきゃいけないですし、当然、賠償の問題となれば、これは別に自分が借金なんかしなきゃ...全文を見る
○赤澤委員 ありがとうございます。  きずな基金とあわせて、私ども、農林水産業関係では、農林漁業・農山漁村復興再生基金というものを別建てでお願いしたいということですので、ぜひ検討いただきたいと思います。  それに加えて、あわせて、我が党の緊急提言の中ですけれども、「原因者負担...全文を見る
○赤澤委員 今お話しいただいていますが、一般的にはといいますか、私も専門家ではない、いろいろな記事とかで見る限りは、植物に吸収させるのはどうも余り効果がないんじゃないかという説もあるということをちょっと読んでおりますし、今のお話を聞いていても、まだまだちょっと研究の余地があるとい...全文を見る
○赤澤委員 政治主導を標榜する今の政府・与党でありますが、なかなか難しい問題になると、県の考え方に、よく相談しながらというようなことだと、私は、ちょっと対応としては不十分だと思います。  やはり早急に判断をしていく。端的に言えば、救えるものは救うということ。そして、どうしても殺...全文を見る
○赤澤委員 通告していなかったのにお答えですから、問題意識は持っておられたということで、私はそこは大変ありがたく感じますけれども、今のお話だと、まだ、要するに、三分の一の県の負担について国が一〇〇%支援をしていくということについては今財政当局と折衝中なんですね。そこはきちっとかち...全文を見る
○赤澤委員 ぜひ、自己負担のない形でというのは、もうこれは全般について党の緊急提言でお願いをしていることでありますので、よろしくお願いをしたいと思います。  それと、休業補償の点についても伺っておきたいんですが、これはちょっと相前後いたしますけれども、時間の関係で質問の順番を変...全文を見る
○赤澤委員 この場で議論するよりも、だったら積算をぜひ数字で出していただきたいと思います。篠原副大臣はいつも精緻な議論をされますので、ちゃんと紙で、積算は大体水産業と同等だと今おっしゃったわけですから、それを出していただいて、ぜひ議論をさせていただきたいと思います。  三年とい...全文を見る
○赤澤委員 それで、今、ことしできるところもあれば五年かかるところもあるということですから、ぜひお願いをしておきたいのは、農地ごとに、工程表を、どれぐらいかかるのかを明らかにしてあげて、その農地ごとにきちっと、先ほどの十アール当たり三万五千円、これが休業補償として働くのか、ちゃん...全文を見る
○赤澤委員 終わります。ありがとうございました。
05月13日第177回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○赤澤委員 おはようございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  引き続き、選挙についても、被災地の皆様が早期の実施に向けて努力を続けておられる、少しでも民主主義を前に進めるということでありますし、それ以外の活動も、当然のことながら、いまだに被災地の皆様の御...全文を見る
○赤澤委員 それでは、これは、今回の法案の対象であります統一地方選後に期日の到来する選挙も含めて、六月十六日の加美町が最初だったかと思いますけれども、九月二十二日までにすべての指定地域において選挙を実施できる見通しであるのかどうかについてお伺いをしたいと思います。
○赤澤委員 それで、やはり数字的なものが非常に気になるわけでありますけれども、四十九のうち三十三が残っているということですね。これから指定をされるものもあるということでしょうけれども、今、九月二十二日までにとてもできそうにないという声を既に上げている自治体が恐らくあるんだというふ...全文を見る
○赤澤委員 十三ないし十四ということで、そういうことであれば、かなり多目、残されているところの半分とまではいかないけれども、かなり多いところが心配をしていると。  後の質問にもちょっとつながるので、必ずしも細かく通告していないんですが、お答えできる範囲でということなんですけれど...全文を見る
○赤澤委員 これも、細かい通告をしているというものでもないのですが、流れで、今のお話で一つあるのは、例えば双葉町なんかは全く離れたところにおられる。把握ができたとしても、行政区域の中におられずに遠くにおられるということであれば、選挙の実施はかなり困難だと思うんですけれども、国とし...全文を見る
○赤澤委員 未曾有の大震災で、想像だにしない事態でありますので、実際選挙を実施するまでに、さまざまな態様でまだまだ想定しなかった問題点というのが今後出てき得るということだろうと思います。国も、一歩も二歩も踏み出して、民主主義を少しでも前に進める、少しでも早く、少しでも多くの地域で...全文を見る
○赤澤委員 我が国の国会は会期の問題があるわけですけれども、いつまでに御判断をされるか、心づもりがあればお聞かせをいただきたいと思います。
○赤澤委員 それで、まさに今のお話なんですけれども、指定地域の選挙をできるだけ早く、できるだけ多くの地域でということで、それが大原則、繰り返しになりますけれども、民主主義の大原則だ、こういうことなので、私からすると、九月二十二日までに本当にできないのか、判断はぎりぎりにすべきかな...全文を見る
○赤澤委員 ちょっと我が党のポジションが色濃く反映されたような質問で恐縮でございましたけれども、私は、その辺、会期についても柔軟に考えて、臨機応変に対応できた方がいいなと率直に思っているところであります。  それで、最後、残された時間でちょっと伺いたかったのは、珍事というとちょ...全文を見る
○赤澤委員 ただ、今大臣のお言葉ではありますが、政治参加のプロセスは保障されるということだけれども、厳密に言うと、今、浦安選挙区については代表が出ていない、そういうことですね。  そうすると、例えば県議会が緊急に何かやろうとしたときに、前の県議さんは任期が切れて、おられない、代...全文を見る
○赤澤委員 時間が来たので終わりますが、今の問題は私が思ったより大きな問題かなと思うので、法的な整備も含めてきちっとした対応をお願いしたいと思いますし、当委員会としても、しっかりと審議をしていきたいと思います。  どうもありがとうございました。
07月06日第177回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○赤澤委員 自由民主党の赤澤亮正です。  本日は、東日本大震災の復旧復興全体を何とかスピードアップをしていきたい、日本の再生を少しでも前に進めたい、そういう思いで質問をさせていただきます。  冒頭、午前中の塩崎委員の質疑に対する答弁の中で、あたかも総理の知らないところで海江田...全文を見る
○赤澤委員 全く答えになっていないんですよ。  今、ルールをこれからつくる、こうおっしゃったけれども、一方で海江田大臣は何をされているんですか。海江田大臣と細野新大臣の権限、所掌も明確でないといって国民が不安になっている中で、海江田大臣は、私の承知しているところ、古川知事のとこ...全文を見る
○赤澤委員 全く答えていない。細野大臣、きちっと答えてくださいよ。運転再開についての政府統一見解を出せという話をしたんですよ。それに対して、あなたが答えに出てきて、今からルールをつくりますと。何の答えにもなっていませんよ。きちっとやってください。  もう時間の無駄になりますので...全文を見る
○赤澤委員 総理、今から御説明しますけれども、今の御認識だけで、私は本当に総理をやめてほしいと思いますよ。  九カ月間一度も審議してもらえなかったんですよ。自公の議員が与党である民主党の先生方に足を運んで頭を下げても、審議してもらえなかったんですよ。  そこで、もう一つ、総理...全文を見る
○赤澤委員 東日本大震災の発災の後に、ようやく二十日前に成立をしたこの大事な津波対策推進法について、役人からメモを入れてもらって、その一行だけ読んでという総理の関心のなさが私は本当に許せないんですよ。  この法案は、一言で言えば、備えあれば憂いなし、それを形にしたものです。その...全文を見る
○赤澤委員 菅総理の少なくとも監督責任は免れない。ただ、その話は後で戻ります。  平野大臣、御就任おめでとうございます。農水委員会で御一緒したのは、私は、少なくとも尊敬に値する政治家だと評価をしております。しかしながら、本当に大変な事態であります。全力で国民のために努力していた...全文を見る
○赤澤委員 ということですよ、総理。総理が、苦し紛れで、だれも受けてくれないから復興担当大臣を命じた方は、災害の専門家でも何でもないですよ。この津波対策推進法、この津波の巨大な被害の後で、これだけ重要な法案、復興に全部そのまま使えるというものを、私、前から出されていたことを知らな...全文を見る
○赤澤委員 今のは、平野大臣、なられたばかりとはいえ、とんでもない答弁です。  我々は、公明党と共同で九カ月前にこの法案を出していたんです。通っていたら何が起きたか。一つ例を挙げましょう。  十一月五日が津波の日に指定をされて、その日は、国を挙げて津波の避難訓練をやったはずな...全文を見る
○赤澤委員 私が尊敬をしている平野大臣でありますから、徐々に話の焦点は合ってくると思いますけれども、全く足りませんよ。  想定外だということを盛んに言われた。このテレビを見ている国民の皆様は、政治家は、新しい復興担当大臣も、なお想定外、想定外と言うのかと本当にがっかりしていると...全文を見る
○赤澤委員 二十日前に成立した法律ですよ。東日本大震災が発生した後です。ようやく二十日前に成立した。その法案の中身にも総理ははっきり言って余り関心がなかったですね。今のような熱のない答弁をされますと、私に言わせると、総理の頭の中は、申しわけないけれども、救命じゃなくて延命だけだと...全文を見る
○赤澤委員 今総理はお認めになったんですよ、被害が少なかったらという言い方だったけれども。  これで一体どれだけ多くの子供の命が奪われたんですか。どれだけ多くの方が亡くなったんですか。そういうことに思いをいたしてほしいんです。その思いをいたせば、自分のところにこの大事な法案のた...全文を見る
○赤澤委員 いい例えかわかりませんけれども、民間の企業で、焼き肉店で死者が出た。社長はやめましたよね、責任をとりました。津波の被害の規模はこの比じゃないですよ。私どもは本当に残念なんです。じくじだとか、痛恨のきわみだとか、そういうことを言うだけで、本当に消せない思いを持っています...全文を見る
○赤澤委員 総理、全くわかっておられなかったので、今、国民の皆さんにも改めて言っておきます。  二〇一〇年、平成二十二年の二月二十七日にチリ沖地震の津波が発生しているんですよ。去年の津波ですよ。そのときに避難勧告が出た、避難指示が出た。だけれども、わずか三・八%の住民しか避難し...全文を見る
○赤澤委員 今のお答えで、本当に総理が災害対策についての能力をお持ちでないということがわかったと私は思うんです。  まとめます。  菅総理には、少なくとも監督責任ということで、この不作為について責任をとって、私はやめていただきたいと思っています。  そしてまた、災害対策につ...全文を見る
07月14日第177回国会 衆議院 総務委員会 第23号
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○赤澤委員 おはようございます。  本日、NHKの経営委員会と執行部のあり方について質問したいと思います。言いかえれば、NHKの経営委員長と会長、それぞれの役割やその分担関係について質問をさせていただきます。  NHKの役割が極めて重いと思えば思うほど、あるいは、NHKと国民...全文を見る
○赤澤委員 數土委員長は、四月十二日の就任会見において記者から、残念ながら、前の委員長は、会長選出をめぐって混迷をもたらし、そして退かれたわけですけれども、その座につかれた方として、会長選びの混迷はどのように受けとめているかという質問をされたときに、「経営委員会や監査委員会でも報...全文を見る
○赤澤委員 一言で申し上げれば、基本的に、NHKの中でけんけんがくがくやられることを私は望みます。  先ほど、中の議論を踏まえての記者会見だとおっしゃいましたが、私見であるがと言ったことがやはり記事で大きく取り上げられて、翌日、会長がそれを否定するという展開が現にあるんです。私...全文を見る
○赤澤委員 ありがとうございます。私も納得のできるお答えではありました。  數土委員長は就任会見のときに、「経営委員会と松本会長以下の執行部と本当に連携プレーをして、信頼関係を作って、情報交換し、コミュニケーションをよくとり、車の両輪でやらないとだめだと思っている。」と。先ほど...全文を見る
○赤澤委員 これで終わります。引き続き私どもも注視をしていきたいと思います。  ありがとうございました。
07月26日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第30号
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○赤澤委員 おはようございます。自由民主党の赤澤亮正です。  きょう、質問の時間をいただきまして、まことにありがとうございます。  ここ数日で、少なくとも二つの目まぐるしい動きが政府・与党でございました。正直なところ、国民は既に何度も裏切られ続けているため、幼稚園のお遊戯内閣...全文を見る
○赤澤委員 しょっぱなから、野田大臣とは思えない、とんでもない答弁ですよ。  震災で事情が変わったって、あなたたちはマニフェストで何を言っていたんですか。十六・八兆円、平成二十五年に財源を確保するという前に、ことし、何兆円用意できているはずだったんですか。十二・六兆円ですよ。言...全文を見る
○赤澤委員 冒頭から本当にとんでもない答弁が続いていると思います。  閣内不一致じゃないですか。私の見るところ、財源については甘かったと総理はわびて、マニフェストはどうも実現できないという話に入りかけているんですよ。  今あなたがおっしゃったことは、四年間かけてやるんですね。...全文を見る
○赤澤委員 もう一度聞きます。  菅総理は、財源には見通しの甘さがあった、四年間かけてもできないということをおっしゃっているように私は思いますけれども、野田大臣はそれをおっしゃっていないんですか。
○赤澤委員 言葉遊びにつき合っている暇が余りないので、できないということをおっしゃったというふうに理解をして、先に進ませてもらいます。違うんだったら、はっきりと国民の前で堂々と私の言ったことを訂正してください。  民主党の鳩山由紀夫前首相は二十二日に、岡田克也幹事長が二〇〇九年...全文を見る
○赤澤委員 それで、繰り返しおっしゃるので、私も繰り返し言います。  本当に、野田大臣も含めて民主党の皆さんは国民をだますのが上手ですから、繰り返し、事情が変わったと刷り込もうとされていますけれども、とんでもない話ですよ。地震が起きる前に完全に破綻していたじゃないですか。四年間...全文を見る
○赤澤委員 私は、まとめられるのかどうかということを聞いているんです。もう一度お答えいただきたいと思います。
○赤澤委員 三党合意、これはもう我々の側でもほとんどほごにされたと腹を立てていますよ。  子ども手当についても、どうも根本的な考え方が違うんです。きょう時間がもしあれば、マニフェストの項目一つ一つ詳しくやらせていただきたいと思いますけれども、我々は、あれはばらまきだと思っている...全文を見る
○赤澤委員 今の答弁で国民が安心をされたか。これはインターネットでリアルタイムで見ておられる方もおられますけれども、そのことは本当に、大臣に胸に手を当てて考えてみていただきたいと私は思います。  きょう、少なくとも、大臣も党の幹部と一緒にマニフェストについては謝罪をされました、...全文を見る
○赤澤委員 それでは、お仕事に即してちょっとお話を伺いたいと思うんです。  今、財務大臣をお務めでございます。それで、財務大臣の重要なお仕事というのは、財務省設置法で、これは優先順位で書いたんだと思いますけれども、「健全な財政の確保」が一番に出てきます。「適正かつ公平な課税の実...全文を見る
○赤澤委員 一つだけ私は野田大臣に申し上げておきたいんです。政策通、そして健全な財政の確保、財政再建、民主党内で一番期待できるのはあなただという声が強いです。しかしながら、私はそれでも、本当に期待できないと思うことを一つ申し上げます。  十六・八兆円、財源が見つかったときに、た...全文を見る
○赤澤委員 一言で言えば、政権をとるために悪魔に魂を売ったということですよ。十六・八兆円、財源が見つかった。我が国の借金は国の借入金も合わせれば一千兆だ、そういう状況です。政権交代の当時はもうちょっと少なかったでしょう。我々が借金をつくった以上の勢いで借金が今ふえている。十六・八...全文を見る
○赤澤委員 財源が用意できなかった時点で、明らかに亡国のマニフェストですよ。財源さえあれば、それは子ども手当だってやったらいいです。そして、それと同じ額の間接給付をやったらもっとよくなりますよ。それをきちっとできなかった、財源が用意できなかったことで破綻なんですよ。財源が用意でき...全文を見る
○赤澤委員 政策の議論を静かな環境でしっかりとやるべきだと野田大臣がおっしゃったのであれば、私と全く同じ考えです。にもかかわらず、党の責任者である幹事長が、自民党は解散・総選挙で政権につきたいからやっていることだとか、そのたぐいのことを言い続けているという状況は、本当に異常ですよ...全文を見る
○赤澤委員 では、一つ確認をしておきますけれども、これはうなずいてもらえれば結構ですが、今後、特例公債法案、もちろん早く成立するにこしたことはありません。しかしながら、成立しない中でも復興債についてきちっと手当てをし、三次補正予算を編成する、場合によっては成立させる、その前後につ...全文を見る
○赤澤委員 大事なところなのでもう一度確認をしておきますが、それでは、公債特例法案の成立前に復興債を発行することはあり得るということでよろしいですね。
○赤澤委員 繰り返します。  特例公債法案成立の前に復興債というのは発行できるんですか。
○赤澤委員 それで、次の質問に行きます。  今の点、明確にお答えいただいたので、ありがとうございます。  先週木曜日、二十一日の参議院予算委員会、林芳正委員の質問に対する答えだったと思いますが、今のままであれば概算要求の作業というのはおくれていく、少なくとも九月にずれ込むとい...全文を見る
○赤澤委員 余りはっきりしたお答えがないんですけれども、もう一つ聞かせてください。  三次補正と概算要求、これについては、新しい体制のもとで、新しい総理のもとでやっていくということを考えておられますか。
○赤澤委員 それでは、当然の帰結でありますが、明示的に確認をいたします。  総理の退陣がおくれれば、三次補正や来年度予算の編成に影響が出て復興がおくれる、こういうことで間違いありませんね。
○赤澤委員 三次補正と来年度予算概算要求、これをきちっとやっていかなきゃいけない、進めなきゃいけないから、総理が粘った場合には菅総理のもとでやる可能性があるという意味ですか。
○赤澤委員 なかなか歯切れが悪いお答えが続いておりますけれども、とにかく民主党の幹部を見ていると、偉い人ほどやめない症候群にかかっていると思うんですよ。岡田幹事長も、選挙を負け続けておられます。我が党の幹事長だったら絶対もちませんよ。しかしながら、やめられない。そのやめない幹事長...全文を見る
○赤澤委員 ここで、民主党の意思決定システムについて、私、大変な不安を覚えるわけです。  ちょっと聞きたいのは、政府の基本方針を決めるのに民主党の政策調査会の了承は必要ですか。
○赤澤委員 具体的に伺います。  民主党内の反対論が強くても決めることができるんですか。
○赤澤委員 もう一度聞きます。  財政の責任者が野田大臣なんです。復興基本方針の中でどこまで決めるつもりなのか、野田大臣の考えを明らかにしていただきたいんです。自分はこうしたいということをもう一回はっきりと言っていただきたいと思います。  税についても、その点について明らかに...全文を見る
○赤澤委員 私からすると、今の御答弁はちょっとがっかりで、記者会見では、「出来るだけ明確にというのは」「税についてどういった細目で、どういった税でどの程度」、端的に言えば、基幹税とされる所得税、法人税、消費税、この中のどれを使っていくんだ、あるいは時期的なものは、震災復興をやって...全文を見る
○赤澤委員 これは確かに、政府と与党の綱引きの中で決まっていくということで、私どもも政権にあった当時に同じような産みの苦しみというのは経験をしていますので、ある程度はわかりますけれども、これまでのように、とにかくばらばらで、先ほど幼稚園のお遊戯内閣というような言い方をしましたけれ...全文を見る
○赤澤委員 理路整然とおっしゃるのでありますけれども、なかなか、そういう意味では、安心できるというところまでいただけない答弁だなというふうに私自身は感じますけれども、野田大臣に期待するしかないということでありますから、そこについては、ぜひ、しっかりと議論をし、結論を出し、被災地や...全文を見る
○赤澤委員 今のを聞いて、やはり私はそうじゃないかと思うんです。私は党内で何と言っているかというと、先週末の岡田幹事長の謝罪は公債特例法案を通すためだけのなんちゃって謝罪じゃないかと言っているんですよ。要するに、話を個々に聞いていくと、いやいや、我々のマニフェストは本来やはり合っ...全文を見る
○赤澤委員 二点申し上げます。  岡田幹事長はなんちゃってというタイプではない、こうおっしゃいました。しかしながら、半分冗談で返しておきますと、北澤大臣が、岡田さんがマニフェストについては原理主義者から謝罪主義者になっちゃったと言って批判されていましたよね。という話もあるので、...全文を見る
○赤澤委員 わからないではないんですけれども、少なくとも、野田大臣、あなたは一部の人じゃないですよ。予算編成の責任者であり、財政に責任を持っているのはあなたなんです。だから、あなたが考えを持って周りの人をリードするというのは当たり前のことなんで、みんなで話し合って決めますと言われ...全文を見る
○赤澤委員 きょういろいろと伺ってまいりましたけれども、マニフェストと謝罪の問題についてもまだまだ質疑が不十分だと私は思っています。そして、復興基本方針と財源の関係も、まだまだ今のお話で安心できるとはとても思えません。また引き続き同僚議員が質問を続けると思いますが、その中で、被災...全文を見る
07月28日第177回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○赤澤委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読し、説明にかえさせていただきます。     東日本大震災に伴う地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する件(案)   本委員会は、東日本大...全文を見る
07月28日第177回国会 衆議院 総務委員会 第24号
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○赤澤委員 いろいろとお話を聞かせていただいて、まことにありがとうございました。大変有意義であったと思います。  それで、私自身は、きょう聞かせていただいたお話の中身を正確に聞いて帰りたいというところがあるので一つお伺いをすることと、あと、お話の中で出てきたことの確認をさせてい...全文を見る
○赤澤委員 わかりました。では、この程度にして、後で時間があれば、おっしゃったことの中でわからないことがありましたので、後ほど続けて聞かせていただきたいと思います。  では、とりあえずその二つ。防災訓練が役に立たなかったという話と、連絡会議、国、県、市町村の代表が出ている、リア...全文を見る
○赤澤委員 県、市が常にそこにいる、そういう連絡会議をつくる。市長がその場で発言すれば即伝わるという形の連絡会議。
○赤澤委員 私が申し上げたかったのは、実は、会議の形でやると、来たときは聞くけれども、帰ってからは連絡もなかなかとれないしということなんです。  私が申し上げたのは、国の役人と県の役人が常駐するということです。要は、市の中に常駐して、その人は言われたことをやらない限り、市長と顔...全文を見る
07月29日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
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○赤澤委員 自由民主党の赤澤亮正です。  本日は、質問の機会をいただき、ありがとうございます。  まず、海江田大臣、本日は、報道で有名になった手のひらの忍の一字は書いてこられましたか。
○赤澤委員 あの人がそばにいる予算委員会や東日本大震災復興特別委員会は海江田大臣御自身のストレステストのようなものになってしまうということで、忍の一字だけれども、あの人がそばにいない経産委員会、本委員会では忍の一字は必要ないということで、大臣の精神衛生を考えれば、大変いいことかな...全文を見る
○赤澤委員 委員長にもお願いしたいんですが、ぜひ大臣、私が聞いたことに答えてください。私は、総理と閣僚の間に信頼関係がなくても、国民の、あるいは被災地、被災者のためによい政治ができるんですかということを聞いたんです。今のは、それはお答えになっていないですね。  総理に対して、総...全文を見る
○赤澤委員 最初に辞意を表明されたときは、海江田大臣に対する同情の声も相当数あった、私はそのように認識しています。でも、今、どんどん減っていますよ。なぜかというと、いつまでもやめないから、往生際が悪いというだけじゃなくて、菅総理と一緒だと見られ始めているんですよ。私はやめるとは一...全文を見る
○赤澤委員 それは国民が決して受け入れられない発言だと思うんですよ。要は、次々課題を挙げて、そうでしょう、要するに、課題が三つできたら私はやめますと。責任をとるという話をされたのに、現にとっていないわけですよ。  報道によれば、十五日の会見で、九州電力の真部社長に対しては、やら...全文を見る
○赤澤委員 私は、民主党幹部のやめない症候群と名づけているんですよ。やめると一たび表明しながらなかなかやめない菅総理やあなただけでなくて、選挙を勝利に導くことが仕事の幹事長でありながら、ほぼすべての選挙に負け続けても決して幹事長をやめようとしない岡田幹事長。その方が、やめると言っ...全文を見る
○赤澤委員 私は、国民のために、こらえられないです。  というのは、言い方をかえますよ。法案をつくった後で実施をする、あなたはその大臣じゃないんですよ。二法案ができたらやめると、そのことをあなた、言ったんでしょう、二十三日のTBSで。いいですか、二法案をつくったらやめるという大...全文を見る
○赤澤委員 いつまでにやめるかを言ってほしいんです。  今国民は、これができたらやめますという政治家の言い方に本当に飽き飽きしているんですよ。あなたが上司だと言った総理が、まさに条件を出して、それができるまではやめないと言うから、そのことで国民はみんな迷惑をこうむっているんです...全文を見る
○赤澤委員 信頼関係があれば、海江田大臣が国民がなるほどという時期に決めるだろうということを信頼できるわけでありますけれども、今そういう状況でなくなっているということはきちっと自覚をしていただきたいと思います。  政治家に限りませんけれども、人間だれでも、自分の出処進退を口にし...全文を見る
○赤澤委員 私は、聞けば聞くほど潔くないという感想を持ちます。  恐らく、この質疑を見ておられる国民も、同じ気持ちを持っている方がおられると思います。民主党政権が一日も早くリセットされて、真に国家国民のためになる政治が再出発することを切望しますよ。  大臣が今本当につらいのは...全文を見る
○赤澤委員 何のための委員会だって、国民のために政府をただす委員会ですよ。(発言する者あり)違いますよ。内閣がきちっと機能するかどうかをチェックしているんですよ。自分の進退問題で本当にそこまで追い込まれる精神状態でいい仕事ができるのかと、私はきょうはこれでやめますけれども、よく考...全文を見る
○赤澤委員 果たしておっしゃっているとおりになっているかどうかが問題なんですよ。  小水力について言えば、発電コストの試算比較というものがあります。大規模でやっておられれば、というのは、今、中小水力発電ということで三万キロワット以下ということなんです、三万キロワットというのは相...全文を見る
○赤澤委員 大変、民主党の副大臣らしいお答えだったと思うんです。皆さんの夢を必ず実現します、何か選挙の前によく聞いた言葉ですよ。それが実際にできるかといったら、いや、電気代が高くなり過ぎるからできません、それが結論なんですよ。大層なことを言うけれども、実際、法律をやってみたら、ま...全文を見る
○赤澤委員 具体的に私は伺っているんです。調達価格を決めるときに、今本当に私に夢を語ったような中山間地域や過疎地域や農山漁村の方たちの声が届くとすれば農林水産大臣とか、それから水利権の問題を解決したいという話であれば国土交通大臣とか、さらに環境大臣、この方たちが協議に加わっていれ...全文を見る
○赤澤委員 意見は聞く、法律に意見を聞くと書いてあれば、その意見はかなり尊重されるんですけれども。  大臣は、その意見を聞いた場合、私はそういう規定をぜひ入れていただきたいと思っていますけれども、大臣としては、御自身のお考えはどうなんですか。そこを聞かせてください。
○赤澤委員 今、明確なお答えをいただきました。そういうお答えが欲しいんです。ぜひ、その意見を聞くということを法律の中に盛り込んでいただきたいと思います。それをやっていただけば、今おっしゃったようにエネルギーの調達価格を変えないとすれば、少なくとも小水力とバイオマス、それも本当に貧...全文を見る
○赤澤委員 最後に、私は、ぜひ海江田大臣に、潔い、しっかりした大臣になってほしいと強く申し上げて、私の質問を終わります。ありがとうございました。(発言する者あり)  筒井副大臣に質問できなかったことは、大変申しわけなく思います。この場でおわびをいたします。筒井副大臣にはまことに...全文を見る
08月11日第177回国会 衆議院 総務委員会 第27号
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○赤澤委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     運輸事業の振興助成に関する件(案)   国は、運輸事業振興助成交付金の創設の経緯及び今般の運輸事業の振興の助成に...全文を見る
08月23日第177回国会 参議院 総務委員会 第22号
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○衆議院議員(赤澤亮正君) ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の理由及び内容を御説明申し上げます。  本案は、軽油引取税の税率について特例が設けられていることが軽油を燃料とする自動車を用いて行われる運輸事業に与える影響に鑑み、当該事業に係る費用の上昇の抑制及び輸送...全文を見る
○衆議院議員(赤澤亮正君) 今、片山委員御指摘のとおり、党内ではこれしっかりと義務付けまで行くべきだという議論があったことは事実でございます。しかも、御指摘の点、誠にごもっともな懸念で、近年、運輸事業振興助成金の大幅な減額をしての交付という自治体増えておりますし、中にはもう交付し...全文を見る
○衆議院議員(赤澤亮正君) 衆議院の総務委員会の質疑においても、大変、みんなの党の柿澤未途委員からいろいろな御指摘をいただいて、中には法案の成立の経緯、今の政権の物の考え方についてもいろんなお考えをいただいたところですが、今日、寺田委員から、法案の成立は良かったと思うという言葉を...全文を見る
09月13日第178回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号
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○赤澤委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、山田正彦君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○赤澤委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
10月25日第179回国会 衆議院 郵政改革に関する特別委員会 第3号
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○赤澤委員 きょうは、質問の機会を賜りまして、まことにありがとうございます。  せっかく安住財務大臣にも御出席いただいて、先ほどから、呼んだのに何も聞かないとただじゃおかぬぞという顔をされて、そんなことないですか、ちょっと私の誤解だったかもしれませんが。通告した質問の順番を変え...全文を見る
○赤澤委員 せっかくお呼びして一問だけでは申しわけないので、もう一つ続けてまいります。  そういったことで、非常に縁も感じるし期待もしている、こういうお話でありました。だからこの法案を急いでくれという意味も込められていたんだと思いますが、率直に言って、今の郵便事業の経営状況、あ...全文を見る
○赤澤委員 私も、かつて一年間郵政公社のかまの飯を食ったことのある人間として全く同感で、ぜひそうあってほしいと思うんです。ただ、そうあってほしいということと現実というのは往々にして違うということがあるので、関係者は本当に努力をしていかなきゃいけないというふうに感じます。  そこ...全文を見る
○赤澤委員 なので、これをリアルタイムでインターネットなどで見ておられる国民の方にぜひ理解していただきたいのは、株が売れないで困る、復興財源ができない、早く売れるようにしてくれというような声が政府・与党から出たときに、売れないようにした法案を出したのは政府・与党なんですよね。 ...全文を見る
○赤澤委員 いつもながら少々関係のないことも非常に丁寧に御説明をいただくわけでありますけれども、一言で言って、改革案が通らなくても、株を売れるかどうかには何の関係もない。  もう一度確認をしておきたいのは、株式売却凍結法案を出して株を売れなくしたのは政府・与党であるということで...全文を見る
○赤澤委員 今言ったような話は非常に大事な話で、私は、その点について政務三役はきちっと認識しているのかということを問いたいんですよ。  所信を見てもらうとわかるとおり、書いてあることは、郵便は大事です、法案を通してください、基本的にその二つですよ。せっかくこの郵政委員会、法案の...全文を見る
○赤澤委員 それで、ここも私が先ほどから指摘しているとおり、法案が通らないのだけが悪いんだ、あとはおれたちはうまくやっているみたいな感覚を自見大臣がお持ちじゃないかと思って不安になるのは、地震の対応は、所信を見ると、やはり自画自賛のコメントなんですよ。郵便局の被害も著しい、被害の...全文を見る
○赤澤委員 だれの指摘で始めようとそれは構いません。きちっとやっていただきたい。  御案内のとおり、首都直下型地震、三十年以内にマグニチュード七クラス、七割の確率、東海・東南海・南海連動は、それぞれの確率が五〇%から八〇%です。あす来てもおかしくない。  震災が起きたのは三月...全文を見る
○赤澤委員 それでは、質問を続けさせていただきます。  最後に、法案以外の話でちょっとやっておかなきゃいけないのがTPPです。前に予算委員会で自見大臣にもお伺いをして、なかなか危機意識を十分共有していただけなかった感じがしますが、もう一回繰り返しておきます。  昨年、二〇一〇...全文を見る
○赤澤委員 一言で言って、甘いと思います。  もう一回USTRのプレス発表自体の仮訳を読ませてもらうと、先ほど申し上げた大使二人、米国大使それからEUの大使が、国会に提出された郵政改革法案は、日本郵政が現在、民間企業に比して優遇措置を享受するという米国及びEUの懸念に対処するも...全文を見る
○赤澤委員 では、一つ具体的に伺います。  かんぽ生命について、これまでアメリカからどのような要求があって、政府としてどのように対応しようとされているんですか。少し具体的なことをやりましょうか。
○赤澤委員 もう時間が来ちゃったので、この点はまた別途予算委員会とかでやらせていただきたいと思いますけれども、もう一つ最後に、自見大臣はTPPに賛成ですか。
○赤澤委員 事実上反対だとおっしゃっているわけでありますけれども。  最後、これで終わりにいたしますが、やはり国民新党は大変つらい立場で、この郵政法案を何とか成立させたい、その思いは私は理解をいたします。しかしながら、実際には、TPP反対、復興増税反対、普天間の辺野古沖移設反対...全文を見る
10月26日第179回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○赤澤委員 質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。  前田大臣、大臣御就任おめでとうございます。大臣も私も国土交通省の出身ということで、もとの職場の先輩ということで、胸をかりるつもりで質問をさせていただきます。同じ言葉で話ができるものと期待をしておりますが、過去、私...全文を見る
○赤澤委員 第一問目の答えを聞いて、少々大臣は手ごわいなと私は思いました。その心は、必ずしも聞いていないことについてもかなりいろいろとお話をされて、私自身が胸をかりようにも、何か大臣が私と離れたところで型の演技をやっているという感じがちょっといたしまして、しっかりと私がかけたわざ...全文を見る
○赤澤委員 それでは、高速道路の無料化についてちょっと伺いたいと思います。今、党の幹部からの指示で、道路についていろいろお話を伺えということになっておりますので、高速道路の無料化。  三党合意、八月の九日だったと思いますが、高速道路の無料化は平成二十四年度予算には計上しないとい...全文を見る
○赤澤委員 少々驚いたのは、事務方に確認したところ、二十五年度以降はまだ議論をしていないんだということをちょっと言っておられたんですが、大臣が今はっきりと、二十五年以降もやらない、やめたと言っていただいたので、大変ありがたく思います。  それ以外に、実は、被災地の高速無料開放と...全文を見る
○赤澤委員 それで、一つだけちょっと伺いたかったのは、やはり制度をつくるときは、最初からうまくいくものにするにこしたことはないと思うんですけれども、やはり時間がない中でということかもしれません。一言大臣から伺いたいのは、不正が多く出るぞというようなことについては、これは事前にわか...全文を見る
○赤澤委員 ただ、ちょっと今のは、答えになっているか、なっていないかというのは、被災地に片足を入れれば高速代が節約できるという話については、よく事前に考えれば、これは起きるだろう、制度をこういうふうに仕組めばこういう不正は出るだろうということは私はわかったと思うんですけれども、そ...全文を見る
○赤澤委員 では、これは二往復もしましたのでこの程度にしますが、最初のものはやはり考えが足りなかった、もうちょっと練ったものにできればそれにこしたことはなかったという点は、大臣もうなずいておられますので、そういう共通認識でいいのかなと思います。  それで、先ほど所信のときに聞き...全文を見る
○赤澤委員 真剣に考えていただいているということを感じました。というのは、私は、大臣のお答えをいただいてから、加えて、実は日本海側は地震からも比較的安全な国土軸になります。不幸なことにと言っていいか、とにかく今、我が国の経済は、本当に発展している部分というのが太平洋ベルト地帯とか...全文を見る
○赤澤委員 同じ国土交通省出身なので褒めるわけではないんですけれども、やはり大臣の御答弁、一味違うなと思って聞かせていただきました。  というのは、先ほども最後に地震のことを触れていただきましたし、今も、私が強調したかったのは最後の点なんです。備えあれば憂いなしで、実際、個人情...全文を見る
○赤澤委員 それで、そこにこだわるようですが、コンクリートから人へ。私は、午前中の大臣の御答弁を聞いて、ちょっと違和感があった部分がある。  というのは、コンクリートから人へは、人の命を守る社会資本を重点的に整備しようというような趣旨じゃないかとおっしゃったんだけれども、国民は...全文を見る
○赤澤委員 だからこそ、私が申し上げたいのは、これから十年、我が国は戦時下にあると思わなきゃいけないと思うんですよ。  京大の藤井教授が書いた本にそういうことが書いてあるのは、それは何かというと、彼は戦時下とは言っていません、戦時下は私の言葉ですが、三陸沖でマグニチュード八クラ...全文を見る
○赤澤委員 そのとおりでありまして、それ以外にもいろいろなことが書いてありますが、BバイC偏重、ちょっと先ほど逆におっしゃったかもしれませんが、BバイC偏重がやはりよくないということで、大臣が今おっしゃったようなことはまさにそのとおりで、災害のときに孤立させない、地域を孤立させな...全文を見る
○赤澤委員 時間が参りましたのでこれで終わりますが、公共事業についてはしっかりと事業量を確保していただく、そのことが国土づくり、強靱な国土づくりに大いに資するということ。そしてまた、今申し上げたように、道路についても、優先順位の考え方を改めていただいて、命の道をかなり頑張って整備...全文を見る
10月26日第179回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○赤澤委員 質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。  きょうは、まず、昨日決定をされました食と農林漁業の再生推進本部決定、我が国の食と農林漁業の再生のための基本方針・行動計画についてお伺いをしていきたいというふうに思います。  それで、基本方針・行動計画に...全文を見る
○赤澤委員 済みません、もう一度ちょっと、わかりやすく確認をしたいんですが。  要するに、TPPに入るための国内対策ということでは全くなくて、これはTPPとは関係なしにとにかくやらなければならない政策だという理解でよろしいですね。イエス、ノー、もう本当に簡潔にそれだけで結構です...全文を見る
○赤澤委員 午前中もそういうやりとりがあったようで、私はまた別の委員会で質問をしていたりしたものですから、時間をとって恐縮でございましたが、そういう前提でお話を伺います。  それで、その計画の2、「目指すべき姿と基本的考え方」、その「2.基本的考え方」の中に(2)というのがあり...全文を見る
○赤澤委員 そこはしっかりさせてもらわないと、私の地元の米子市ですら、一番大きな人というのはもう既にこの二、三十ヘクタールというのは満たしているんですよね。どこでもそうだと思いますよ。  確かに中山間地で十というのはあるかどうかよくわかりませんけれども、今みたいな話で、何割とい...全文を見る
○赤澤委員 二点、ちょっと指摘しておきたいのは、今ので少し明らかになりましたけれども、やはり、政策目標をきちっと定めたら、それはもう逃げることなく、それが実現できたかできなかったか、そのことにちゃんと責任を負ってほしいんです。  私ども痛い目に遭っているのは、原則、高速は無料化...全文を見る
○赤澤委員 そもそも、大宗が三、四割、経営体の数に占める割合。それが、先ほど私が指摘した、前原大臣が言う、高速は原則無料化と言って選挙に勝ったけれども、ふたをあけたら例外の方が多い、原則と言いながら無料化できないところの方が多い。これが民主党のやり口なんですよ、厳しい言い方をして...全文を見る
○赤澤委員 いずれにしても、では、そこはしっかりと目標を定めて、私どもも規模拡大について何も反対しているわけじゃない。それができるんだったら、それはすばらしいことだと理解をしますので。  これはもう委員長も今聞いておられたと思いますけれども、その大宗の意味ですよ。経営体の数で、...全文を見る
○赤澤委員 では、大宗の定義がきちっと紙で出てくる、そしてそのときの平均経営面積も出していただけるというふうに理解をいたします。なかなか実現は容易ではないというふうに私は理解をいたします。  では、次にちょっと進ませていただきますが、同じページの(4)に「政府は、農林漁業者にセ...全文を見る
○赤澤委員 そうすると、まだセーフティーネットの中身は具体的には決まっていないという理解でよろしいですか。では、これから検討していくということで、それも早目にお示しをいただきたいと思います。  次に伺いたいのは、まず、きのうの決定の一番最初のところ、一ページ目に出ています。昨年...全文を見る
○赤澤委員 それでは、今の御趣旨は、二十四年度の概算要求を毎年続けていけば先ほど言った目標に届くという意味ですか。それとも、これから積み増していくものがあるようであれば、やはりその戦略の全体計画というのをちょっと示してもらわないと。  しかも、大事なのは、二〇〇九年のマニフェス...全文を見る
○赤澤委員 では、現時点でいうと、財源の裏づけも確定もしていませんし、幾ら要るのかもわからない。また厳しい言い方をすれば、絵にかいたもちかもしらぬ、こういうところなんですね。  なので、そこは、内々議論されたものがあるのであれば、しっかりと工程表に、財源をこれぐらい確保して、こ...全文を見る
○赤澤委員 それでは本当に実現できるかどうかわからないですよね。  とにかく、財源が、ある意味宿痾のようになっている民主党政権なんだと思うんです。要は、無駄を省けば幾らでも財源はあるという、四年間で十六・八兆と言ったものができていない。その中で必要な対策を削って財源捻出せざるを...全文を見る
○赤澤委員 マニフェストの話があったので、私の方からひとつ反論をしておきますが、きちっと財源が用意できていない、それが一点です。それから、法律で本格実施をすると言ったけれども、これもできていない。そして、変動部分の予算はことし要求もしていない。平成二十三年米について、変動部分の予...全文を見る
○赤澤委員 それで、きのうから、民主党の先生方の中にも私と多分同じ行動をとられた方がいる。青壮年部ですか、農協の委員長さんたちが各県から来て、きのう議員会館の前で座り込みをされていました、朝まで。私も午前二時二十分ぐらいに顔を出して激励をいたしました。きょうはTPP断固反対の大会...全文を見る
○赤澤委員 最初、大事なことはとおっしゃったので、いや、最優先ですとやじろうかと思ったんですけれども、おっしゃるとおりです。大震災からの復旧復興は、野田政権にとって最大かつ最優先の課題なんでしょう。被災者の気持ちを一番大事にしなきゃいけないんじゃないですか。  しかも、所信あい...全文を見る
○赤澤委員 そこが私は民主党政権の問題だと思うんですよ。改めて伺ってもいいんですけれども、大臣自身がTPPに賛成なんですか、反対なんですか。  つまり、内閣は連帯して国会に対して責任を負う、行政権を行使していくわけです。閣内に、内閣の方針あるいは総理の考えと違う考えを持った人が...全文を見る
○赤澤委員 現に、被災地の方たちは十分な説明が得られていない。  逆に言ったら、情報を提供したい、まだ決めた段階でないから何もまずいことは起きていないというネガティブリポートという考え方もあるんですよ。被災地に足を運んで、まだ決めておりません、情報があれば最大限皆様にお示しをし...全文を見る
○赤澤委員 それではお伺いをいたしますけれども、十一月の十二、十三の週末にハワイで行われるAPECの首脳会議、野田総理がTPP交渉への参加を表明されることはないと言っていいですね。もしあるんだったら、もう理解を得る時間も議論の時間も何もありはしないじゃないですか。それはないと言っ...全文を見る
○赤澤委員 いつも、このたぐいの質問をすると大臣の日本語がちょっとわかりづらくなるんです。いささかなりともわかっていると言われても、私も本当にちょっと何とも言えないところがあって、お立場はある種大変なんだろうということも想像いたしますけれども、しかしながら、本当に、十二、十三に表...全文を見る
○赤澤委員 ちょっと重ねて伺っておきますけれども、前からあった議論は、少なくとも交渉参加をする前には、国内対策がどのようなものかを明らかにして、農業者の不安を払拭して交渉に参加するという議論だったと思うんですが、十二、十三の週末に参加の表明なんかされてしまった日には、国内対策の議...全文を見る
○赤澤委員 やはりちょっと逃げの答弁に私はなっていると思うんですよ。  十二、十三に総理がTPP交渉参加を表明されることがないと確信しているのでない限りは、やはり国内対策とかも含めて議論をきちっと詰めておいて、本当にそういう事態になったらもう直ちに示せるぐらいの準備ができていな...全文を見る
○赤澤委員 では、一つ確認をさせていただきたいのは、政策効果の検証をして、必要があれば見直しはきちっとする、予算編成作業の中で見直しをしていく、そのことは断言していただけますね。
○赤澤委員 必要な見直しがあればそれはしていくということを確認させていただいたと思います。  それで、三党合意に政策効果の検証とあるんですが、三党の合意である以上それはもう、検証は野党に任せて、戸別所得補償は何のまずい点もないよということではなくて、私は、政府・与党としても検証...全文を見る
○赤澤委員 私どもからすると、戸別所得補償、よかったよかったという結果が出ているものについて検証されているように見えるので、ちょっとそれだけでは不十分だと思います。  いろいろとお願いをした結果、確かに農林水産省に精力的に対応していただいて、三党合意に基づく検証なんだから事実に...全文を見る
○赤澤委員 今おっしゃったことも確かに書いてあるんですけれども、大事な点で落ちていたなと思うのは自給率の向上ですね。それははっきりとうたってあると思います。所得補償をやれば自給率が上がるんだというのは民主党の喧伝されてきたところであります。  そこで、私どもは、戸別所得補償制度...全文を見る
○赤澤委員 結論から言えば、財政制約がなきゃ矛盾しないんですよ。財政制約があるから、今から申し上げるとおり、大変難しいことになっていると思います。  なおかつ、筒井副大臣のお話の中には、例によってと言うと失礼なので、ちょっとそれは言いませんけれども、不正確なところが入っている。...全文を見る
○赤澤委員 幾つか問題点を指摘したいと思います。  まず、もともと規模拡大のインセンティブが含まれていたと。それは普通は通らない話ですよ。所得補償しますから、面積当たりで一律単価、全国でいきますから、面積が多い人の方が所得は多くなりますと。それは当たり前なんですよ。我々もやって...全文を見る
○赤澤委員 今の話はやはりおかしいと私は思います。  というのは、初めて農業の制度を入れたんだったらそれでいいですよ。だけれども、米については国境措置があるから、品目横断的経営安定対策でいうゲタに当たる部分は渡さないとやっていたわけですよ。今までお金がもらえなかったのに、米をつ...全文を見る
○赤澤委員 終わります。ありがとうございました。
11月11日第179回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○赤澤委員 自由民主党の赤澤亮正です。  TPPについて質問をいたします。質問の機会をいただき、まことにありがとうございます。  野田総理、TPPについて、政府・与党から満足な説明を受けていない、またはほとんど説明を受けていない国民の皆様は、間違いなく、最高責任者である総理の...全文を見る
○赤澤委員 総理が予定どおり昨日決めて表明をしておられれば、本日の衆参両院の予算委集中審議で、間違いなくもっと実のある議論ができたはず。総理が決断をした、もう判断が下ったわけですから、その判断の根拠等を丁寧に聞けたはずなんです。その点では大変残念に思います。  もっとも、総理が...全文を見る
○赤澤委員 今の御答弁もちょっと変なところがあるように思うんですよ。だって、当初、きのうはもう表明しちゃう予定をしていたんでしょう。それはもう間違いのないことなんであって、突然、きょう、慎重判断と党から言われたから、一日延ばして、集中審議も踏まえてやることにしましたと言われても、...全文を見る
○赤澤委員 どうも伺っていると、もう迷っているわけではない、腹は決まっているけれども少しでも多くの話を聞いてみようかというぐらいにしかちょっと感じられないところがあります。  それで、本日、衆参の予算委集中審議の終了後に、総理としては、TPP交渉参加を決めて、今週末のAPEC首...全文を見る
○赤澤委員 やはり、これは本当に実のある議論になかなかならないんですね。  もし、本日、衆参の予算委集中審議の終了後に、TPP交渉参加を決めて、今週末のAPEC首脳会議で表明されるようなことがあれば、総理は、まだ決めておられないんですから、意思決定後、国会で説明する前に、すなわ...全文を見る
○赤澤委員 幾ら政府が交渉をまとめても、国会が批准しなければ我が国がTPPに参加することはできないとわかっていながら、わざわざ野党の反発を招くやり方をするのはなぜかなというのを本当に不思議に思うんですよ。  「正心誠意」のパネルを出していただきたいんですけれども。  今月の五...全文を見る
○赤澤委員 TPPに関する国会の集中審議は、経済連携という名前ですけれども、本日が初めてですよね。もし本日、総理がTPP交渉参加を決めるのであれば、交渉参加について、総理が八日、本委員会でおっしゃった、議論が熟した段階で決めていきたい、自分がそうおっしゃったんですが、その議論とは...全文を見る
○赤澤委員 今までも議論してきたということがやじとかでも出ていますけれども、私は、それは全く十分ではないと思いますよ。今の状況で、マニフェストができなかった理由にも、これは事実に反しますけれども震災を挙げておられる、総理。普通の予算委員会だったら、やはりみんな優先順位を考えて、復...全文を見る
○赤澤委員 よろしくお願いします。  今またやじの中にも、中身の話をしろという議論もあります。手続がひどいということは、これは民主主義じゃないんですよ。本当にわかっていない人たちがやじを飛ばしているなと思います。手続が悪いから、説明が不十分だから八割の国民が不満なんでしょう。そ...全文を見る
○赤澤委員 古川大臣、野田政権が外交交渉をわかっていないことの証明みたいな答えですよ、それは。  どういうことかといったら、私も日米航空交渉に携わった人間です。交渉をやる前に、どんな交渉のテキストにも書いてありますよ、基本中の基本は、絶対に譲れないもの、これ以上譲らない場所、フ...全文を見る
○赤澤委員 今のも冷たい答弁ですね。一人一人が苦しんでいるんですよ。経済が全体的によくなればいいじゃないかなんて話でごまかされたら、私はかなわぬと思います。  鹿野大臣から、十月二十六日に衆議院農水委員会でこういう答弁をいただきました。TPPに関する被災農業者の皆様との対話につ...全文を見る
○赤澤委員 要は、それとして話はしていないということです。  総理は、ここ数日、衆議院の議員会館の前で、夜を徹して若い農業者の方たちがTPP交渉参加反対の座り込みを続けておられることに気づいておられますか。真摯な国民の叫びですよ。しっかり受けとめてください。正心誠意でしょう。国...全文を見る
○赤澤委員 二点申し上げます。  まず、細川内閣で入ったその六兆円というのは、実はそのときには我々が政権に戻っていて、本当に苦労して我々がやったんですよ。そういうことです。そして、今何か本当に、ちょっと、偉そうにという言葉は財務大臣に失礼です、おっしゃったけれども、体質強化を民...全文を見る
○赤澤委員 答弁者がいかに言い繕おうと、数字は正直なんですよ。明らかに規模拡大に逆行するような予算配分をしたんです。しかも、その財源は土地改良とか機械の補助とかを削って、端的に言えば、国際競争力向上や生産性を上げるような話に必要なものを全部切って、小規模農家にばらまいたということ...全文を見る
○赤澤委員 本当に、知れば知るほど、アジアの成長を取り込むというけれども、一体いつの話やらということですよ。  中国、韓国が入らない限り、現実的に、成長を取り込むといったって、市場は小さいかもしれないけれどもとおっしゃるけれども、市場が小さかったらどうやって成長を取り込むんです...全文を見る
○赤澤委員 もう全く意味のない、時間稼ぎの答弁をされて本当に迷惑なんです。いつからアジアの成長を取り込めるんですかと聞いたんですよ。答えがないじゃないですか。もう明らかに、中国や韓国が入り、そして関税が撤廃されてからでなきゃ、果実なんか国民は享受できないんですよ。  国民の皆様...全文を見る
○赤澤委員 中長期に取り込んでいく間に短期で経済が悪くなったら、何の意味もないんですよ。  デフレを解決しなければ、円の購買力を増してしまって、これはますます円高になりますね。もうこれはどんどん悪い循環に入っていますよ。TPPは、これについては私はもう明らかに悪化させる効果があ...全文を見る
○赤澤委員 国民は、今の答弁で、全く希望の種を実感できていないと思います。改めて、APECでの表明には反対をいたします。  質問を終わります。