赤嶺政賢

あかみねせいけん

小選挙区(沖縄県第一区)選出
日本共産党
当選回数8回

赤嶺政賢の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月04日第149回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  SACO問題と、それからハリアー戦闘機の問題について河野外務大臣、白保沖縄開発政務次官に質問したいと思います。  SACO問題は、日米首脳会談でもSACO合意の推進が改めて確認をされておりますけれども、その進捗状況については、百四十七...全文を見る
○赤嶺委員 県内基地のたらい回しは稲嶺知事や岸本市長といえども是認することができないので、十五年の使用期限ということをつけているわけですが、私は日本政府の態度で非常に不可解なのは、そういう十五年の使用期限について、まじめなアメリカとの交渉は行われていないのに、今度は、サミットの中...全文を見る
○赤嶺委員 私は、十五年の決着もつかないうちに、政府として、今度はいよいよ着手のための基本計画をつくる協議機関、ここは先に走り出しましょう、こういう態度がふまじめだと言っているんです。外相会談の中で河野外務大臣がふまじめな態度で臨んでいるということは言っていないわけです。  そ...全文を見る
○赤嶺委員 もう時間がなくなりましたので、今の外務大臣の説明を聞いても私は、今の協議機関の問題は、先ほど言ったとおり納得のいかないものであります。  同時に、ハリアーの事故については、大事な問題だということで、その事故原因はエンジンに欠陥があるということを海兵隊は既にインターネ...全文を見る
08月04日第149回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  大分時間がずれ込んでしまいましたが、私も、沖縄サミットについて、特に沖縄県出身の衆議院議員という立場もありますので、質問をしていきたいと思います。  森総理は本会議で、「沖縄の力、二十一世紀に向けての明るく力強い平和へのメッセージを発...全文を見る
○赤嶺委員 外務大臣、私はサミットの機会にかけた沖縄県民の要求だと言ったんですよ。サミットで何が話し合われたか、多国間協議で沖縄の米軍基地問題を話し合わなかったじゃないか、こういうことを聞いているわけじゃないんですね。サミットの機会に沖縄県民は米軍基地問題の解決についてやはりきち...全文を見る
○赤嶺委員 私は全く逆です。沖縄に生まれ、そして沖縄に育ち、沖縄でサミットを迎えて、世界のメディアが沖縄にやってきて沖縄はまるでアメリカの植民地だと言った。私たち沖縄県民の気持ちをよく伝えてくれた、こういう気持ちでいっぱいであります。  七月二十日に嘉手納基地包囲の人間の鎖が行...全文を見る
○赤嶺委員 もうまとめますけれども、十五年の問題について言葉にさえ出して言わなかったあなた方から、日本共産党の立場についてあれこれ言われるようなことは全くないと思うのですね。まずあなた方が守る姿勢を見せなければ、私たち日本共産党の見解についてあれこれ言う立場にはないということを申...全文を見る
11月08日第150回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  私は沖縄の立場から、今度の思いやり予算、特別協定の問題について伺いたいと思います。  政府は、一九七八年以来、思いやり予算と名づけて日米安保条約や地位協定上も負担義務のない米軍駐留費を負担し、一九八七年には特別協定を締結、一九七八年以...全文を見る
○赤嶺委員 思いやり予算を政府が名づけたことはないとおっしゃっても、思いやり予算は、皆さん方の中から、これは非常にいいニックネームだということは外務大臣も先ほど認めていたわけでありまして、それが巷間こういう言葉として使われるようになった発生源は皆さんのところにあるわけですから、そ...全文を見る
○赤嶺委員 外務大臣は私と立場が違うということをおっしゃっておりますが、実は、立場の違う私がそう主張していることではなくて、アメリカが世界じゅうに同盟を張りめぐらせている中でも日本が一番気前がいいということは、アメリカの側からずっと言ってきているわけですね。  首を振っておられ...全文を見る
○赤嶺委員 適当なところを読んだんじゃなくて、書かれてあるところを読んだんですよ。書かれていないことを言ったんじゃないんですよ。  それで、もう一つは、先ほどから北東アジアの情勢やら世界の問題をいろいろ論じてきましたけれども、実は、ソ連崩壊後、そのアメリカ自身が基地の閉鎖あるい...全文を見る
○赤嶺委員 私は、アメリカは基地を減らしてきて、それからアメリカと同盟を結んでいる国の中でも日本が最も気前のよい国だと言われて、その結果、沖縄県民に過重な負担を背負わせる結果となっている、これは国民の立場から見てどう見ても不合理なやり方だと考えます。  それで、その点でいえば、...全文を見る
○赤嶺委員 地位協定上は、米軍は施設の建設については日本国に負担をかけないということが決まっているんですよ。そういう決まりに基づいて出している予算ですというのは、これは自己矛盾だと私は思うんです。説明をしていないということになると思いますが、いかがですか。地位協定二十四条に基づい...全文を見る
○赤嶺委員 例えば、北谷町の桑江に海軍病院がありますよね。今度、宜野湾市に移ります。これは移設だから、地位協定上、地位協定二十四条に基づいて日本が負担する、こういう意味ですか。
○赤嶺委員 そうなると、SACOの合意に基づいて起こってくるすべての問題について、日本政府は全額負担をするということになるわけですね。いわばSACO経費は限度がない。  今度の思いやり協定で、光熱費だとかいろいろな従業員の問題だとか、限度らしきものを据えているわけですが、SAC...全文を見る
○赤嶺委員 国民の税金を使うんですから精査して使うのは当たり前の話であって、私が聞いているのは、SACOというのは大変巨大な規模になります。皆さんの計画が皆さんの計画どおり成就したとしたら、普天間基地を名護市につくる費用があります、あるいは那覇軍港の問題があります、今の海軍病院の...全文を見る
○赤嶺委員 思いやり予算は、米軍の側からの要求が出されて施設整備を行うということの説明が先ほどありましたが、SACOについては、同じように移設先の施設整備などがあるようですが、米軍の側から出される要望に基づいて行うのか、それとも皆さんの方で考えてなさっていくのか、この辺はいかがで...全文を見る
○赤嶺委員 私、この間、沖縄の実弾砲撃演習の移設先であります大分県の日出生台に行ってまいりました。日出生台で見たのは、沖縄でも見られないような豪華な米軍の訓練支援施設でありました。本当にびっくりしたわけですが、食堂、厨房、シャワー、それから宿泊施設、そういう建物、あるいは弾薬置き...全文を見る
○赤嶺委員 大森施設庁長官、日出生台の訓練支援施設、地域住民の安全に対する要望もあってつくったのもあるというお答えでしたし、それからアメリカの訓練しやすいような環境をつくるためにつくってあげた施設もあるということなんですが、私が聞いているのは、訓練支援施設について、皆さん方がアメ...全文を見る
○赤嶺委員 ことしの二月、日出生台での実弾砲撃訓練があったときに、当時のアメリカ海兵隊のケリー中佐と日出生台の住民が直接対話する機会があったそうですが、そのときに、日出生台の住民が当時のケリー中佐に、いろいろ訓練支援施設をつくっているが、例えば宿泊施設、これはことしじゅうにでき上...全文を見る
○赤嶺委員 年間十日間、アメリカ本国では訓練のときには土の上でやっている、こんなふうにケリー中佐は言っているわけですよ。皆さんは、先ほど映画館も、遠く太平洋の向こうから若い兵士が防衛のために日本にやってきている、ストレスもあるだろう、だから映画館をつくってあげようと。私たち沖縄の...全文を見る
○赤嶺委員 国際自然保護会議のあの決議と無関係な態度をとるものですから、皆さんのジュゴン調査というのは非常に不十分な結果になっていると思うのですよ。皆さんがやっているのは、ジュゴンのいわば分布調査のようなものですね。いるかいないか、何頭いるか。  ところが、沖縄の海洋生物飼育技...全文を見る
○赤嶺委員 今、質疑時間五分前というのがありましたが、途中中断がありましたので、委員長、計らっていただきたいと思います。小島先生も了解していらっしゃるようでございますから。  環境庁は、ジュゴンに関する資料だとかジュゴンの生態調査だとか、あるいはジュゴンのえさである藻場の問題だ...全文を見る
○赤嶺委員 その出ている文献だとか民間のジュゴンの専門家だとか、お話は聞いているかもしれません。でも、それだけでは満たすことのできないいわばジュゴンの生態というのがあるわけですね。今、沖縄のジュゴンについて、研究や調査というのは始まったばかりなんですよ。  それで、先ほど、国際...全文を見る
○赤嶺委員 私は、日本共産党を代表して、在日米軍駐留経費に関する特別措置協定に反対の討論を行います。  駐留米軍のための維持的経費のうち、我が国に負担義務のない日本側負担は、七八年の六十二億円から始まり、二〇〇一年度、本協定による適用初年度ですが、予算概算要求額では四十一・六倍...全文を見る
11月14日第150回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○赤嶺委員 私は、日本共産党の赤嶺政賢でございます。日本共産党の立場から、今度の船舶検査法案に対し質問を行いたいと思います。  質問の第一ですが、今回の法案は、前回のものと変わっておりまして、その中身が、前回政府は、国連安保理決議なしには船舶検査活動ができないと言っていたわけで...全文を見る
○赤嶺委員 皆さんは、安保理決議がないと実効性がないんだということを繰り返し説明されてきたわけですね。今回の場合に、この安保理決議がなくても、旗国の同意があれば船舶検査ができるということになれば、皆さんがこれまで説明してきた実効性ある船舶検査という立場と違ってくるんじゃないか、そ...全文を見る
○赤嶺委員 前に進まない答弁はちょっとやめていただきたいんです。安保理決議があるから効果を持つんだ、こう説明していました。今回、安保理決議がなくても船舶検査ができるというぐあいになると、前の説明と矛盾するんじゃないですか。その矛盾する中身についてきちんと説明をいただきたいというこ...全文を見る
○赤嶺委員 安保理決議がなければ実効性がないということをおっしゃっていたわけですから、今回、安保理決議がなくても、旗国の同意があれば船舶検査ができるんだということ、ここには明らかに矛盾した中身の発展があると思うんですよね。  それで、周辺事態という中で安保理決議が担保されたら船...全文を見る
○赤嶺委員 国連安保理が決議をしないということは、国際社会でやはりそれだけの位置しか持っていないということにつながっていくと思うんです。  周辺事態ということについて、ちょっと国会での答弁を調べてみましたけれども、去年の特別委員会の四月二十日の答弁で、野呂田国務大臣は周辺事態に...全文を見る
○赤嶺委員 防衛庁長官、国際社会の道理に立つということを皆さんがおっしゃるのであれば、周辺事態というのも起こり方はさまざまある、そして安保理の対応にもさまざまあるだろう、そういう国際社会の、いわば国連の安保理のさまざまな対応に日本がよって立つというんでしょうか。そこから離れて、国...全文を見る
○赤嶺委員 おのずから日本の海域が定まるのではなくて、アメリカと相談の上で海域も定められ、混交しないということになるわけです。  それで、そこのところを一つ指摘をいたしまして、旗国の同意を得るという手続の問題で少し質問をしたいんですけれども、同意を求める手順、これはどういうもの...全文を見る
○赤嶺委員 今の答弁で、私、どんなふうにして同意の手順、何が手順になっているのかわかりませんけれども、先ほどの質問にもありましたが、旗国の同意という場合には、世界じゅうの国々に外交文書を発して同意を得るのですか、どんな方法でやるのですか。
○赤嶺委員 その場合に、かなりの国に上るわけですよね。経済制裁対象国それから第三国、そういうところに、皆さんとしては、この海域では日本が分担して船舶検査をやりますよ、同意してください、そういう外交文書を流すことになるわけですか、あるいは二国間の首脳会議なんかをやることになるわけで...全文を見る
○赤嶺委員 旗国の同意を明確に得ると。例えば、向こうから文書で来るとか、あるいはその文書にかわる明確さでもって同意を得るということになるわけですね、今明確に得るというぐあいにおっしゃっていましたけれども。
○赤嶺委員 つまり、同意のとり方というのは国際法上何の根拠もないということなんですね。そういうことですね。
○赤嶺委員 結局、安保理決議以外にも旗国の同意が得られたら船舶検査ができるという部分を入れたために、同意の手続というのも、聞いている私たちの方でも余りよくわからない、当たってみなければわからないというような見通しのない法律になっているような気がするのです。  そこでちょっとお尋...全文を見る
○赤嶺委員 そのことを確認しておきたいと思います。  もう一つは、船舶検査をやっていく場合に船長の同意というのが一つの大きな山場になっていくと思います。旗国の同意というのは先ほどの答弁があったわけですが、船長が船舶検査を拒否した場合は船舶検査活動はできないということになるのかど...全文を見る
○赤嶺委員 そうすると、船長の同意がなければ船舶検査は行わないということになるわけですね。
○赤嶺委員 ですから、船長の明確な承諾がなければ船舶検査は行わないという理解でよろしいのですね。
○赤嶺委員 今までの船舶検査の例を見ても、やはり船長等がその乗船検査に抵抗する、あるいは嫌がる、あるいはその現場から逃走するというようなことが起きているわけですけれども、皆さん説得をするというわけですが、その説得をするという行動は、果たして平和的な説得というところにとどまるのか、...全文を見る
○赤嶺委員 あと一度質問の機会がありますので、今の、船舶検査を実際に行っていた場合にどんな事態に発展していくか、そのことについても次の機会に触れていきたいと思います。  全体として、やはり船舶検査活動は緊張を生む強制的な活動になっていくと思います。それだけに、明確な国際法的な根...全文を見る
11月15日第150回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。きょうは、参考人の皆様方、非常にお忙しい中、こういう場で意見交換ができるということを私自身も大変うれしく思っています。  実は、沖縄北方特別委員のメンバーの一人として八月の皆さん方との懇談会にも出席をしまして、そして、旧島民の方々の...全文を見る
○赤嶺委員 同じ質問を、藤原参考人と鈴木参考人にお願いします。
○赤嶺委員 次に、人道支援と旧島民支援のバランスといいましょうか、八月の懇談会のときにもその会場でも強く出された問題でありますが、同時に、その後我が党の調査団が根室に伺った際に、旧島民の皆さんの現在の率直なお気持ちや要望をお聞かせいただきました。その中で四島に対する政府の人道支援...全文を見る
○赤嶺委員 次は、鈴木参考人にお伺いをいたしたいと思います。  羅臼の漁港も見せていただきましたけれども、旧漁業権に対する補償措置も要望として上がっていると承知しております。  旧漁業権に関しては、一九四九年に漁業法制定の際に、政府は旧漁業権者から漁業権を買い取り、新たに現在...全文を見る
○赤嶺委員 最後に小泉参考人から御意見を聞かせていただきたいんですが、現在、墓参の問題で、特に国後島のセセキという場所だと聞いているんですが、建物が建っていて立ち入りができないため墓参ができないというお話を耳にしておりますが、そういう場合どんな措置を望まれているのか、あるいはそう...全文を見る
○赤嶺委員 どうもありがとうございました。
11月16日第150回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。前回に引き続き、質疑を続けていきたいと思います。  前回の質疑で、旗国の同意を得てということについて伺いましたが、その際に、文書などによる明確な同意を指すという答弁がありました。そうであれば、あいまいでない、文書による同意が得られな...全文を見る
○赤嶺委員 そうすると、昨年のガイドライン法の審議のときに、同意を得てという意味について当時の高村外務大臣は、「船舶検査の実施に対して同意していると判断される、または異議を唱えないことがあらかじめ明らかになっているような場合」と説明しておりました。さらに、東郷条約局長が、「黙示的...全文を見る
○赤嶺委員 極めてあいまいなんですね。  つまり、国際法上も条約上も明確になっていないから旗国の意思の確認も非常にあいまいで、霧の中にいる状態。あるいは旗国はどうしているという日本の政治判断によって船舶検査活動に移るというような要素も残した。安保理の決議に基づく船舶検査活動に加...全文を見る
○赤嶺委員 最初のあいまいだという私の指摘について、いや、あいまいではないということを外務大臣おっしゃいますけれども、前回高村外務大臣が「船舶検査の実施に対して同意していると判断される、または異議を唱えないことがあらかじめ明らかになっているような場合」ということでいわば同意してい...全文を見る
○赤嶺委員 東郷条約局長の黙示の同意というのは、じゃ取り消されるというわけですね。さっき答弁がちょっと聞き取りにくかったんですが。はっきり、取り消すのか取り消さないのか、その点も答えていただきたいんです。  時間がないので次の質問もあわせてお願いしたいんです。  米軍が武力行...全文を見る
○赤嶺委員 私、そのあいまいさの一つの例として、先ほどから黙示的な同意ということを、その答弁にどういう態度をとるのかと言っているわけでありまして、そこの点は非常に、極めてあいまいであり、私の指摘が当たっているなという感じを持たざるを得ません。  それで、具体的な分担について今は...全文を見る
○赤嶺委員 安保理の決議があれば、皆さんの立場からいって、ともかく他国のということがあるわけですけれども、今旗国の同意だけでやれるという話になっているわけですから、安保理がこれは平和と安全にとって重大な事態だという認識がなくても船舶検査活動に移れる、いわば日米両政府の主観的な判断...全文を見る
○赤嶺委員 であれば、もう一つ聞きたいんですが、船舶検査活動における後方地域支援ですけれども、米軍に対する自衛隊の後方地域支援を実施する場所なんですけれども、それは米軍が臨検をしている場所まで行って、そこで支援を実施するということになるのか、それとも臨検実施場所から後方の地域にや...全文を見る
○赤嶺委員 今の答弁は、米軍が船舶検査をしているところに接近をしていって後方支援を行うということですね。
○赤嶺委員 やはり軍事的緊張を伴う活動であることは間違いありません。  それから、ちょっともう時間がありませんので一つだけお聞きしたいんですが、先ほどから出ている船舶検査の態様についてですが、特に船長に停止を求めても停止しない、航路の変更を要請しても変更しない、そういうときに説...全文を見る
○赤嶺委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、安保理決議によらずに旗国の同意で船舶検査活動をやる、その同意のとり方のあいまいさからいっても、それからアメリカの横暴勝手な軍事活動に日本の自衛隊が協力をするという点からいっても、それから実際の船舶検査の態様が非常に危険を伴う活...全文を見る
○赤嶺委員 日本共産党を代表して、船舶検査法案に対する反対討論を行います。  法案に反対する第一の理由は、本法案が周辺事態法、すなわち戦争法を補強するものにほかならないからであります。日本への武力攻撃がなくても、アメリカがアジア太平洋地域で干渉や介入の戦争を始めたら、自衛隊ばか...全文を見る
11月17日第150回国会 衆議院 本会議 第15号
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○赤嶺政賢君 日本共産党を代表して、船舶検査法案に対する反対討論を行います。(拍手)  反対理由の第一は、本法案は、アメリカがアジア太平洋地域で引き起こす干渉や介入の戦争、すなわち周辺事態において、経済制裁の厳格な実施の確保を理由に、国連安保理決議がなくても、自衛隊がアメリカの...全文を見る