赤嶺政賢

あかみねせいけん

小選挙区(沖縄県第一区)選出
日本共産党
当選回数8回

赤嶺政賢の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第151回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょう、私は在沖米軍のヘイルストン四軍調整官の暴言について、政府の対応をただしたいと思います。  その前に、ことし初めの沖縄県北谷町での飲食店連続放火事件が米海兵隊員によるものであることが昨晩明らかになりました。この放火は悪質、凶悪犯...全文を見る
○赤嶺委員 身柄の引き渡しを要求するということを日本政府の態度として持っている、このように確認していいわけですね。  それで、あなたは、河野外務大臣は、午前中の論議で、この問題について高い政治レベルで話をして決着をつけなくてはならないと答弁しておられます。九五年の合意というのは...全文を見る
○赤嶺委員 今度の事件に対して稲嶺知事は、放火は、県民の人命、公共の安全を脅かす凶悪な犯罪であり、絶対に許せない、被疑者の身柄を強く求めたい、県民の強い関心だ、このように述べておられます。こういう立場で身柄の引き渡しも要求するんだ、このように理解してよろしいわけですね。
○赤嶺委員 稲嶺知事が要求しているのも、起訴後の身柄の引き渡しじゃないんですよ。起訴前の身柄の引き渡しを強く要求しているんだ。それに日本政府がこたえ切れなかった場合には県民の怒りにさらに大きな火がつくということを申し上げまして、次に、ヘイルストン四軍調整官の暴言について伺いたいと...全文を見る
○赤嶺委員 努力はするけれども方策がないというのが現状なんですよ。米軍も、ボランティアも一生懸命やっています、英語教育にも奉仕をしています、綱紀粛正も努力するし、米兵の教育もやってまいりました。それで、こういう事件が相次いで起きているわけですよ。何の方策もない、このことは非常には...全文を見る
○赤嶺委員 ヘイルストンの発言が品位を欠く表現で、それは真意でなかったから、謝罪をしたので、そこに着目をしていると言いますけれども、これが日本政府と沖縄県民の本当の意味でのギャップだと思うんですよね。あなた方が支援をしている稲嶺知事でさえ、ヘイルストンが謝罪に来たときにこう言って...全文を見る
○赤嶺委員 ヘイルストンが知事に謝罪をして、そしてそれは今後の行動にあらわれるだろうということは、沖縄の人はだれも思っていないのですよ、外務大臣。全然思っていないのです。これまでの五十六年間の歴史がありますからね。また繰り返されると。こういう植民地だと考えているような司令官は、や...全文を見る
○赤嶺委員 私は、外務大臣に、沖縄県民と日本政府の外交との間にこれだけのギャップがあるんだということを深く深く考えていただきたいと思います。そして、改めてアメリカ政府への厳重な抗議とヘイルストン調整官の罷免を強く求めて、最後の質問に入ります。  実は、一月二十日に北谷町で放火事...全文を見る
○赤嶺委員 沖縄県民も一国の安全保障の立場から日本の安全あるいは安保条約について考えてもいただきたいという答弁もありましたけれども、沖縄県民を半世紀以上にわたってその一国の安全保障の犠牲にするやり方、これは独立国として本当に恥ずかしいことではありませんか。自国の国民が米兵に襲われ...全文を見る
02月27日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  私は、きょうは、防衛庁長官に中期防について質問を行いたいと思います。  二〇〇一年度から五年間の新中期防ということになるわけですが、総額が二十五兆一千六百億円、前期の中期防に比べますと、二十四兆二千三百億円ですから、かなりの増...全文を見る
○赤嶺委員 ソ連脅威論時代の九〇式戦車というのはむだ遣いの象徴ですよという指摘をしましたら、長々と中期防について説明をしまして、適切だという、説明にならない説明だなという感じなんですよ。非常に具体的に指摘したわけですけれども、そういうむだ遣いについてのお考えは示されませんでした。...全文を見る
○赤嶺委員 九〇式戦車についても触れられましたけれども、それが本当に日本の防衛にとって必要であるかどうかという点で、この九〇式戦車、先ほど申し上げましたように、射程距離が長いもので国内で演習ができないということで、アメリカのヤキマ演習場で九〇式戦車を派遣して訓練を行っている。 ...全文を見る
○赤嶺委員 防衛庁長官、私の質問をそらして答えたらだめですよ。私は、今の情勢のもとで、F2やF15が着上陸作戦を展開する、そういう我が国の領域に他国からの侵攻の危険があるんですか、そのために空中給油機を購入しなければならないような事態があるんですかということを聞いたわけです。 ...全文を見る
○赤嶺委員 つまり、今度購入する空中給油機は、米軍への日本の領域内での給油も可能になるということであるわけですね。これはまさに米軍の軍事力と一体化するものだと。  そして、本当にこれが法律上排除されていないということになりますと、日本の領空といえども、攻撃に向かう米軍の戦闘爆撃...全文を見る
○赤嶺委員 もう時間がありませんので、最後に、やはり今度の中期防衛力整備計画は、九〇式戦車を引き続き購入していく問題でも、日本の防衛に必要はない空中給油機を導入するという点でも、国民の税金のむだ遣いでありますし、それから、アメリカと一体となった武力行使、憲法違反の武力行使につなが...全文を見る
02月27日第151回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  きょうは、三次振計、これと関連をいたしまして、北部の訓練場におけるヘリパッド移設問題、これらについてお伺いをしていきたいと思います。  一九九九年の三月十二日に、琉球大学と広島大学の琉球列島動植物分布調査チームというチームの方...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、現在の七カ所のところは、皆さんは、当初はうかつにも米軍が基地をつくりやすい場所として選定をされた。そこに環境の問題意識もないまま手がけてみたけれども、いざ手がけたら生物学者、動物学者からの大変な批判と世論の集中を浴びたので、調査をしてみたら、やはり同じように...全文を見る
○赤嶺委員 そういうところを環境への影響が余り大きくないだろうと思って調査してみたら、大変な影響を与えるということが皆さんの調査でもはっきりわかったわけですね。ですから、本当に環境という認識がないまま、アメリカが練度の維持だ、そのために必要なヘリパッドだと言ったら、世界に誇る自然...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、移設先にもヘリパッド基地はあるわけですよね。過半の基地を返還したらヘリパッドがなくなるわけじゃないのです。  私が聞いたのは、自然環境にこれだけ重大な影響を与えるとするならば、減らすということも選択肢に入るのか、白紙撤回も選択肢に入るのか、いずれの場合も選...全文を見る
○赤嶺委員 山原の自然がそもそも貴重なのは固有種が多いことですよね、そしてその固有種が絶滅危惧種になっているという点で。固有種が多いということはあの地域の自然の島嶼性にあるわけです。島国だったというところにあるわけですね。ところが、島嶼性の生物というのは外からの影響に攪乱されやす...全文を見る
○赤嶺委員 あそこの自然は、ごらんになったらはっきりわかると思うのですが、当初、地形に影響を与えないでヘリパッドを建設するといって平地を選んだわけですね。ところが、この平地は調べてみたら貴重な自然が残っている。では、あそこでほかに基地をつくるような場所があるかといえば、地形を変更...全文を見る
○赤嶺委員 先ほども議論がありました次期振計に向けて、産業振興という場合に、農業も非常に大事だし観光も大事だし、そしてこの地域ではエコツーリズムということで、今地元の住民が海外にまで出かけていってそのノウハウを身につけようと頑張っておられます。あの山が保存をされているから、また、...全文を見る
○赤嶺委員 私、今の河野外務大臣の問題をそらすような答弁の仕方に、率直に言ってがっかりをいたしました。世界自然遺産に登録をすれば、エコツーリズムということについても、いろいろな自然を守りながらのアクセスというのが可能であるし、そういう見通しの上に立ってやった質問です。  実は、...全文を見る
○赤嶺委員 ですから先ほどのような答弁になると思うのですよ。  橋本大臣は御存じですか。
○赤嶺委員 沖縄基地の使い方で、皆さんがずっと秘密にして、大田知事の時代に要求して公開した五・一五メモでは、北部訓練場について、その使用条件のC項の中で、「合衆国政府は、本施設・区域内にある指定された水源涵養林並びに特に保護すべきものとして指定された鳥類及びそれらの自然生息地に対...全文を見る
02月28日第151回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  河野外務大臣とは今国会これで三回目ということになりますが、お互いに安保条約に対する立場は違いましても、沖縄に対する思いは、河野大臣、日ごろから口にされていらっしゃるわけですから、やはりきょうもまたそういう議論を交わしていきたいな...全文を見る
○赤嶺委員 今回はうまくいったというのは、事件が起きたのは一月の十五日ですから、そのころから犯人と目されている人は任意の取り調べはやって、それで逮捕状で、逮捕状と起訴までの間が短かったというだけで、被害に遭った人たちはとてもそんな気持ちじゃなかったと思うんですよね。店を焼かれて、...全文を見る
○赤嶺委員 今のは軍人だけですから、軍属も含めるともう少し多くなっていくと思うんですが、それにしても、復帰後四百九十六件も凶悪犯罪が起きていて、そして身柄の引き渡しを要求したのが十九件、引き渡されたのが一件、これはもう本当にびっくりするような数字だと思うんですよ。  それで、実...全文を見る
○赤嶺委員 地位協定の改定と運用改善とは、要求の質が全然違うんです。  河野外務大臣は、きのうは、ほかの議員の方への答弁で、運用改善で凶悪犯の犯罪の枠にどこまで入れるか、これはなかなか苦労が要る話だと答弁なさいました。午前中も答弁いたしました。私もそうだと思いますよ。だって、日...全文を見る
○赤嶺委員 運用の改善で、例えば少女暴行事件が起きた後、佐世保での強盗傷害事件は犯人の起訴前身柄引き渡しが行われました。沖縄県民の世論や国民の世論が沸騰しているときにはそれに応ずる場合があるかもしれない。  しかし、アメリカは、根っこのところで米軍の犯人を引き渡したくないという...全文を見る
○赤嶺委員 外務大臣、私は、(c)項がなぜ入ったのかと。NATOと横並びだから入れた、そういうことなんですか、答弁お願いします。
○赤嶺委員 私、河野外務大臣が一歩前に踏み込まれないものですから、河野大臣はよく御存じだと思いますけれども、昭和四十八年四月の「日米地位協定の考え方」と題するパンフレットを持ってまいりました。これは外務省条約局とアメリカ局がつくったパンフレットのコピーでありますけれども、この中に...全文を見る
○赤嶺委員 最後ですが、昨年の八月に沖縄の稲嶺知事から地位協定の見直しの要請書が出された、これは御承知だと思います。  その沖縄県が出した文書の第十七条関係の裁判権、これについて運用の改善が図られたけれども、   しかし、この合意に基づく手続きを実施するためには、日米合同委員...全文を見る
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○赤嶺分科員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  ただいま川口環境大臣から日本は環境先進国というお言葉を伺いまして、本当に心強い気持ちで今この質問に臨んでおります。  実は、私が取り上げようとしている問題は、日本列島の最南端の沖縄における環境問題です。特に、米軍基地の整理縮...全文を見る
○赤嶺分科員 ありがとうございました。  ジュゴンの保護のために最大限の努力を環境省としても払っていきたいという答弁でございましたし、それから、山原の、生物についても、国立公園、世界遺産に向けての作業を進めるというお話でありました。  ところで、今大臣が御指摘になりましたよう...全文を見る
○赤嶺分科員 今のMMCはそういう勧告をしたのですが、実は国防総省も、世界に米軍基地を持っているわけですが、去年の三月に、海外環境基本指針文書というものを出しております。米軍基地の問題ではありますけれども、その当事国のアメリカで、環境保護団体は、事業実施に当たっての環境アセスでは...全文を見る
○赤嶺分科員 国際自然保護団体の決議というのは、指摘されている生物の生存とのかかわりで、基地の移設に関して重大な疑問や懸念を表明しているわけです。にもかかわらず、日本の政府のもとでは、既定の方針どおり、淡々とその地域に代替施設をつくる準備が進められている。三月六日には、予備的調査...全文を見る
○赤嶺分科員 私は、今の日本政府の態度というのは、先進国として、一体自然環境に対してどれだけの知見を持っているからこういうやり方をするのかということが問われるのではないかと考えています。  実は最近、IUCN海牛専門家グループの議長でありますヘレイン・マーシュさんが川口環境大臣...全文を見る
○赤嶺分科員 私、以前にもジュゴンの問題で環境省に質問をしたことがあります。そのときの環境省の答弁は、実はジュゴンについて、特に沖縄で生息しているジュゴンについて、日本の環境省は知見は持ち合わせていないんだ、ジュゴンの民間の専門家や学者がいろいろ研究している資料はあるけれども、環...全文を見る
○赤嶺分科員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それでは、もう時間がありませんので、最後の質問を……
○赤嶺分科員 はい。  沖縄は、二〇〇〇年の全国自治体別の面積の増加率が全国一なんです。それは、沖縄の自然海岸が埋め立てられて面積の増加率が一番になっているのです。今、沖縄市の泡瀬地域という干潟が、国の港湾開発事業の土砂の捨て場として埋め立てが始められようとしております。既に事...全文を見る
03月21日第151回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  きょうは、沖振法の一部を改正する法律案の審議ということになりますが、その審議に入る冒頭、二つの点についてだけ一言申し上げておきたいことがあります。  一つは、幹部自衛官による暴行事件の問題です。  米兵の犯罪があれだけ国民の...全文を見る
○赤嶺委員 私が質問をしましたのは、ですから、今回改正しようとするそういう制度上の弱点について、三年前から言われていたことなんだ、言われていたことがきちんと処理されなかったがために今回の改正に立ち至っている。きょうの委員会の冒頭、橋本大臣から与党議員にそれに対しての反省らしき答弁...全文を見る
○赤嶺委員 仲村副大臣の答弁が続いておりますが、仲村副大臣と私は同じ沖縄の同郷というだけに限らず、那覇市という点でも同郷ですし、さらに小禄という地域でも、また実家同士が隣近所ということでも、日ごろから同郷の政治家としての一定の敬愛の念を持って接しているつもりではあります。その限り...全文を見る
○赤嶺委員 今の特定の地域ということについて、ぜひ既存の商店街とのかかわりもにらみながら、ポスト三次振計の中でも検討していただきたいと思います。  それで、次期振計について、その大きな、基本的な考え方について、政府の見解を伺いたいと思います。  まず、政府が新沖縄振興法を作成...全文を見る
○赤嶺委員 三次振計の実施状況及び評価というのは国も出されましたし、それから沖縄県の方からも出されております。沖縄の産業構造における問題点として指摘され続けてきた生産部門の脆弱さは今なお改善されていない、さらに財政依存度は全国ベースの約二倍に達するなど高い状況にあるとして、三次に...全文を見る
○赤嶺委員 私の今の質問は、基地とリンクをした振興策というところに重きを置いた流れが強くなってきているときであるだけに、沖縄の振興の原点というのはそうではなかったんじゃないか。引き継ぐべきもの、新しいものという議論ではなくて、沖縄のポスト三次振計を考えようというのであれば、政府と...全文を見る
○赤嶺委員 橋本大臣の答弁を私がとったというお話がありましたが、私は、政府の振興開発計画をつくるときの最初の提案理由の説明書を読み上げただけなんですよ。それは、当時と今日も変わらぬ不動なものですねということを申し上げているだけですよ。何も、私の言うとおりに政府に答弁を求めたんじゃ...全文を見る
○赤嶺委員 私がその前に申し上げたことは、政府の九五年以降の振興策は、基地とリンクしたものが目立って、そして本当の意味での沖縄の歴史や社会に対する償いの心というのが薄れているのではないかという危惧を感じたものですから、再三再四そういう質問を行ったわけであります。  それで、そう...全文を見る
○赤嶺委員 農産物、水産物の輸送コストについては、今沖縄県内でも民間の方で一生懸命努力をしているわけですが、ぜひポスト三次振計の目玉にしていただきたいというのが強い要望でありますので、それこそ幸いにとおっしゃられて、私も大変納得をしておりますが、その点では私も力を合わせてあらゆる...全文を見る
○赤嶺委員 沖縄の離島苦を沖縄担当大臣が声を大きくして言わないと、担当省がここまで気づかないで四月実施を前に離島が放置されている状態がありますので、沖縄担当大臣は沖縄の離島の問題についてもしっかり認識して、大きな声で法のもとの平等を確保せよと閣議でも主張することを最後にお願い申し...全文を見る
03月27日第151回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  きょう議題になっています在外公館の名称位置及び給与法改正案については、我が党としては賛成であり、特にいろいろ聞きたいというところもありますが、それを割愛いたしまして、先日行われました日米首脳会談の問題、それから外交機密費の問題に...全文を見る
○赤嶺委員 今の外務大臣の答弁が日本の外交のあり方の基本だとすれば、非常に沖縄の人たちから見れば、日本の外交とは一体何なんだという厳しい意見を持つきっかけになると思うんです。  国際情勢の変化と言いますけれども、国際情勢が、クリントン大統領の時代からブッシュ大統領になっていきな...全文を見る
○赤嶺委員 十五年使用期限問題で一言外務大臣が触れられたんですが、十五年使用期限を決めるのは困難であると言い、そして米軍のアジアへのプレゼンスは重要だと言い、そして残された普天間基地で継続して協議しようと言ったって、困難だと言った十五年使用期限を協議するだとか米軍の兵力を削減する...全文を見る
○赤嶺委員 これはもう、他省庁の大臣がもらっていないと、宮澤財務大臣は財務省の職員については旅費で補てんをしていますということもはっきり議事録にも残っていることです。  それで、やはり上納のような事実があれば財政法違反だということを外務大臣もお認めになりましたけれども、今度は逆...全文を見る
○赤嶺委員 外務省の職員の旅費差額に充てられている問題について、その法的根拠を外務大臣に伺っているわけです。財政法第三十三条の規定に照らして、外務省の職員が旅費差額をもらったことについてどうなのかということについて私は伺っているわけです。  宮澤財務大臣は、上納について財政法違...全文を見る
○赤嶺委員 つまり、官邸報償費が外務省の職員の旅費差額に充てられたのは、あらかじめ国会の議決を経たとか、あるいは、外務省の中で目の間での流用が行われた場合でも財務大臣の許可はとっていなかったとか、そういうことになるわけですか。財政法上の手続をしていたのか、あるいは財務大臣の許可を...全文を見る
○赤嶺委員 近代国家の予算というのは、憲法でも財政法でも厳密に規定をされ、そして一円でも国民の税金のむだ遣いが起きないようにという近代国家としての予算のシステムができ上がっております。今の外務大臣の答弁を聞いていましたら、総理外遊で官邸報償費を使うことは財政法の手続もとらなくてい...全文を見る
○赤嶺委員 官邸報償費が外遊のせんべつに使われたということは、報道もされておりますし、それからその報償費を直接扱った歴代の官房長官の証言もたくさん出ている話であります。今の外務大臣の答弁をもってしても報償費への疑惑は全く消えないということを重ねて申し上げて、質問を終わります。
03月28日第151回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  きのうの外務委員会に引き続き、日米首脳会談での沖縄基地問題への政府の対応、そして、そこから見えてくる沖縄基地問題全般に対する政府の対応について、短い時間ではありますが、河野外務大臣にお伺いしていきたいと思います。  それで、き...全文を見る
○赤嶺委員 結局、沖縄の負担軽減に努める、努力するということを言うのだけれども、国際情勢の進展を踏まえなければいけないということになりますと、今の河野大臣の答弁にあるように、沖縄県民に引き続き我慢を強いるということになってしまうわけですね。現に沖縄で起こっているいろいろな矛盾につ...全文を見る
○赤嶺委員 県民の気持ちを重く受けとめるだけでは沖縄の基地問題は解決しないのですよ。現に、皆さんが重く受けとめているという間にも事件、事故が頻発しております。この一週間の間の事件や事故についても外務大臣も承知していると思うのですね。  私は、引き続き、沖縄県民の気持ちを、沖縄の...全文を見る
○赤嶺委員 もう一度伺いますけれども、沖縄県民の気持ちは重く受けとめるけれども、国際情勢や日米安保というものをつかさどっている政府の立場がある以上、今日直ちに結論を出すのは難しい、こういう立場なのですね。結論が直ちに出るのかどうかという、この点です。
○赤嶺委員 ちょっと委員長、時間をとめてください。今定足数を満たしていないそうですから、時間をとめてください。
○赤嶺委員 それでは、引き続き十五年使用期限問題の議論をしたいと思います。  外務大臣は、直ちにと言われる範囲がどうなのかよくわからないのでとおっしゃっておりましたが、ただ、直ちにというめどは県民の意識の中にはあるのです、大体いつごろまでというのは。そういうことは外務大臣よくお...全文を見る
○赤嶺委員 つまり、沖縄県民の声を伝えるだけで、そして、ブッシュ大統領の意向を伺ってくる中で日本政府としては明確な姿勢を示し切れない、こういうことだろうと思うのですよ。ですから、そういう日本政府に対して、やはり県民は大いに不信感を抱いている。十五年使用期限問題については、出せない...全文を見る
○赤嶺委員 外務大臣おっしゃったように、ジュゴンに対する知見が日本の場合は非常に弱い。環境省自身がジュゴンに対する知見を持ち合わせていない。持ち合わせていない中で、日本の国内で唯一ジュゴンのえさ場になっている藻場があり、そして、唯一生息が確認されているキャンプ・シュワブの沿岸、東...全文を見る
○赤嶺委員 そうですか。どうも失礼いたしました。ちょっと中断があったので、調子も狂ってしまいましたけれども。  家畜をつくることにしかならないし、繁殖はまだどこでも成功していないというようなお話ですから。  私は、最後に改めて、十五年使用期限も約束できない、そしてジュゴンの保...全文を見る
04月04日第151回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  私は、最初に、アメリカの原潜の佐世保港における通告なしの入港事件について伺いたいと思います。  私たち日本共産党は原潜の入港そのものに反対している立場でありますけれども、きょうの議論はそこではなくて、原潜入港の安全性の担保としてアメリ...全文を見る
○赤嶺委員 それ以外にルール違反があるのかないのか、そのことについても明確に答弁をお願いします。
○赤嶺委員 私たちのしんぶん赤旗では、九七年から二〇〇一年までの間に、横須賀で四回、佐世保で八回、沖縄のホワイトビーチで二回の通報おくれなどがあり、ルール破りが横行している、このように言っています。河野外務大臣は、報道に基づいていつも質問するのはいかがなものかと言いますが、極めて...全文を見る
○赤嶺委員 私は、米側がいろいろその理由づけをしようと、その理由づけを国民に説明して納得してもらうということではなくて、無通報の出港というのもあるのですから、これだけの数のいわばルール破りが積み重ねられた上に今度の佐世保の事件が起きているのですよ。やはり、そういう点で日米間できち...全文を見る
○赤嶺委員 やはり腰が引けた、そういう対米交渉では対米交渉は進まないということを私は沖縄で体験している立場から一言申し上げて、きょうの本来のテーマであります機密費に移りたいと思います。  この間の質問でもやりましたが、なぜ内閣官房の予算が外務省の職員の旅費差額に充てられているか...全文を見る
○赤嶺委員 そうすると、首相外遊の一行に参加をした外務省の職員というのは、身分を内閣官房の職員に変更した事実がありますか。
○赤嶺委員 そうすると、首相に同行した外務省の職員への旅行命令権者は、外務大臣が出したのですか、それとも外務大臣の委任を受けた外務省のその部局から出たのか、いかがですか。
○赤嶺委員 これはさんざん議論されていたことですから、余り突然の質問でもないと思うのですが。  そうなってくると、外務省の職員が首相一行に加わって、旅行命令も外務省の方から出たということになってくると、そこで使われた官房報償費というのは移しかえということにしかならないのではない...全文を見る
○赤嶺委員 財務省、呼んでいますけれども、来ていませんか。
○赤嶺委員 じゃ、いいです。財務省の質問は省略いたします。  それで、予算の成立後、内閣官房の予算を外務省が使ってもいいという根拠、先ほど外務大臣は、財政法上も違法ではないということをおっしゃっていましたが、内閣官房予算を使ってもいいという根拠はどこにありますか。
○赤嶺委員 前、二十七日に伺ったときに、私、宮澤財務大臣の、上納について財政法違反だということを紹介いたしまして、外務大臣はそれと同じ見解かと質問したのに対して、財務大臣の御答弁のとおりだ、このように上納が財政法違反であることを認めました。  外務省の予算を内閣官房予算に移しか...全文を見る
○赤嶺委員 皆さんは、外務省予算が内閣官房予算に上納された場合は財政法違反とおっしゃったわけですね。その場合には、やはり国会の議決を経ないで移しかえをするから違反だ、こういう認識で上納については違反だという認識を持たれたと思いますが、いかがですか。
○赤嶺委員 財政法の立場からいっても、旅費法の立場からいっても、やはり極めて不明朗なところがあるわけですね。あくまでも国家公務員の旅費や旅費差額というのは旅費法の規定に基づいて行われるべきで、そして、あなた方が外務省から官房機密費に上納がないという立場を本当に国民に納得される説明...全文を見る
○赤嶺委員 時間が来ましたので終わりますけれども、最後は報償費は資金になると言われても、到底納得のできる答弁ではないということを申し上げまして、質問を終わりたいと思います。
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  私も、国際電気通信連合、ITU憲章と条約の改正、これについて質問をいたしたいと思います。  先ほど桑原委員の方からも質問がありましたが、このITUは、国際社会における目覚ましい発展を遂げている電気通信産業、本当に世界の諸国民に公平な恩...全文を見る
○赤嶺委員 次に伺いますけれども、国際機関としてITU以外に、国連の食糧農業機構、FAO、それから世界保健機構、WHOのもとに共同でつくられているコーデックス委員会というのがあります。ここは、ITUの標準化活動における研究委員会と同様に、政府や民間が入って食品に関する基準などの勧...全文を見る
○赤嶺委員 ITUで決まった世界標準は、コーデックス委員会のように各国に押しつけられるものではないと。これについて、例えば今放送技術、NHKなどの地上デジタルTV方式、こういうのもあるわけですが、これが世界標準として各国の中で普及していく場合に、それは独自の努力が求められていくと...全文を見る
○赤嶺委員 コーデックス委員会との違いというのも確認できました。  そこで、ITUのいわば大きな任務と役割の期待もそこにあるのではないかと思いますが、昨年の世界電気通信標準化総会におきまして、インターネット国際接続の公平なコスト負担のルールを定めた勧告が承認されております。 ...全文を見る
○赤嶺委員 ぜひ、ネットの料金の公平さ、公平なコスト負担、本当に大事な課題でありますので、取り組みを引き続き強めていただきたいと思います。  最後の質問になりますけれども、一九九八年のミネアポリスの条約第三十三条の改正について質問をしたいと思います。  特に費用の回収のところ...全文を見る
○赤嶺委員 途上国への影響を極力抑えるための努力をされているという御答弁もいただきました。  これで質問を終わります。
04月10日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  四月四日の外務委員会でも議論したわけですが、最初に、原潜の無通報入港問題についてお伺いしたいと思います。  四日の議論のときには、私は、外務大臣が入港の条件について、条件が整備されたということで、一たん入港に協力できないとして...全文を見る
○赤嶺委員 私、ですから、前回の外務委員会で申し上げたのは、そういう重みのある発言だということをおっしゃって、それを守られていないのはけしからぬということで、外務大臣が一たん入港に協力できる条件はないという態度をとられた。その後、いろいろ原因が究明されたのでそういう条件は解除され...全文を見る
○赤嶺委員 日米間でしっかりこの正式な取り決め、文書化ということを進めない限り、やはりこの問題の決着はつかないと思いますので、そこはきちんと求めていっていただきたいということを申し上げて、なお、外務大臣に甘いところがあるかどうかという議論ではなくて、実際上の話として、例えば四月九...全文を見る
○赤嶺委員 やはり入港を受け入れないという態度は示されないわけですね、さっきの私の質問ですけれども。  それで、今の問題で言いますと、人道上の理由で入港したけれども、入港後も連絡がないんですよ。入港後も連絡がないんですよ、この原潜は。つまり、入港前にも連絡はしていませんが、入港...全文を見る
○赤嶺委員 やはりそういう外務省の態度では、再び三たび事故は起こり得るということを指摘して、次の質問に移りたいと思います。  今度は、防衛庁長官、名護市で起きている問題について、既に御承知だと思うんですが、二カ月余りにわたって訓練空域外で米軍のFA18戦闘機が名護市上空を、昼夜...全文を見る
○赤嶺委員 私が聞いているのは、今回の名護の訓練は低空飛行訓練ではありませんよ。そうですよね。防衛庁長官、御存じですよね。どんな訓練だったかは御存じですよね。ああいう訓練は公共の安全を阻害するものとして認められていない訓練であるんですかと。いろいろ釈明もし、謝罪もしているわけです...全文を見る
○赤嶺委員 それでは、そういう通過訓練は認められているということですね、今の御答弁で。しっかり答弁していただきたいと思います。
○赤嶺委員 一般論としてはああいう訓練を名護市上空でもできるんだというような御答弁だったと思います。  外務省に、地位協定の基本的な認識についてこの問題で伺いたいのです。  一九八八年の予算委員会では、米軍による実弾射撃を伴わない通常の飛行訓練は、地位協定上必ずしも施設・区域...全文を見る
○赤嶺委員 米軍が国民の安全に配慮をするというお話なんですが、そうすると、当然そういうことは定められているんだということなんですが、そういう立場で見たときに、今度の名護の上空を飛行訓練したことについて、あれだけ市民が、安全が脅かされたということで、一致して名護の市議会で決議も上が...全文を見る
○赤嶺委員 国民の安全に妥当な考慮を払って米軍が厳守した結果が、この間、那覇の防衛施設局長が釈明をせざるを得ないというような訓練の中身であったわけですね。  沖縄というのは、沖縄本島の二割が米軍基地に囲われて、訓練空域を抱え、訓練海域を抱え、無数の訓練場を身近に置いて、さらに、...全文を見る
○赤嶺委員 ということは、今後も通過による今回のような事件はまた起こり得る、防ぐ手だてはないと。だって、通過というのは認めたじゃないですか。通過は起こり得るんだと言って、通過を禁止するんですか。防衛庁副長官、首をかしげていますけれども、通過は禁止できないはずですよ、やると言ってい...全文を見る
○赤嶺委員 終わります。
04月12日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○赤嶺委員 今回の法案の根底にある問題について、冒頭一、二、伺いまして、法案の質問に入りたいと思います。  私は日本共産党の赤嶺政賢です。  防衛庁長官は、二月の所信表明の中で、初めて責任という言葉を使いました。「国際社会における我が国への期待が高まりを見せる今日、防衛庁・自...全文を見る
○赤嶺委員 所信表明では明らかに貢献と責任という言葉を区別して使っていらっしゃる。貢献といえば任意で行うことになりますが、責任といえば義務が生ずるわけですね。私は、やはりここで防衛庁は、国際社会の要求にこたえるという言い方で一歩重大な方向に踏み込もうとしているということを指摘せざ...全文を見る
○赤嶺委員 私は、集団的安全保障と自衛権の……
○赤嶺委員 私は、言葉のあやの違いとして申し上げているわけじゃないのです。  国際社会に対する責任を一層果たしていきたいというその背景になるのは、先ほどの知日派の論文があり、それにこたえた自民党の国防部会の報告書がある。そういうことを土台にして、今政府が責任という言葉を盛んに使...全文を見る
○赤嶺委員 戦闘で欠けた人員の補充として第一線に送られることもあり得る、こういう可能性は排除しないという答弁でありました。  それでは、次に伺いたいのですけれども、防衛出動命令が発せられたときに、予備自衛官が出頭を拒否した場合、これは自衛隊法第百十九条によって三年以下の懲役また...全文を見る
○赤嶺委員 次に伺いたいのですけれども、予備自衛官補という制度なんですが、訓練期間中の予備自衛官の候補者は、訓練の修了の日の翌日に予備自衛官に任用されるものとするとなっています。  この予備自衛官補から予備自衛官になる場合に、何らかの方法で本人の意思を確認する措置をとることにな...全文を見る
○赤嶺委員 そうすると、基本的には本人の意思をとって、訓練を修了すればその時点で自動的に予備自衛官に任用されていくということになるわけですが、そうした予備自衛官補が予備自衛官になるときに、予備自衛官が第一線にも送られるということ、そして防衛出動命令を拒否した場合には罰則があるとい...全文を見る
○赤嶺委員 そうすると、予備自衛官補が予備自衛官にならないという本人の意思表示があれば、ならなくていいわけですね。
○赤嶺委員 大まかな流れがつかめました。  そこで、私、今度の予備自衛官補のもう一つの問題として、学生をその対象にしているという問題について伺いたいと思うのです。  法案では、予備自衛官補の一般公募は十八歳からということになっていますね。それで、五十日間の訓練を修了すれば予備...全文を見る
○赤嶺委員 私は、志願していない学生を予備自衛官補にするなんという話は一言もやっていないのですよ。予備自衛官補になった学生が、予備自衛官補の訓練を受けて、そして所要の訓練を受けて予備自衛官になったときに、防衛出動の場合に学生も対象にするのですねということであります。  それは、...全文を見る
○赤嶺委員 全然わかっていないんですよ。私、徴兵制だといって批判しているわけじゃないんですよ。日本の歴史の中に、学徒を過去に戦場に連れていった、そういう痛恨の思いがある。この痛恨の思いを歴史的に見る見方というのは持たぬといけないわけですよ。既に、私立大学の学長、総長の七割に当たる...全文を見る
○赤嶺委員 斉藤防衛庁長官、これだけ大きな声を出して言うのなら私も言いたいと思いますよ。  こういう、攻めてくる危険もあろうはずがないという中であなた方は沖縄にあれだけの基地を置いて、あれだけの苦しみを与えて、しかも皆さんの出先の防衛施設局長がとんでもない発言を沖縄で繰り返して...全文を見る
○赤嶺委員 すれ違って近づいてこないのは皆さんの方であって、どこにすれ違いがあるかといえば、やはり国民の歴史的な体験を踏まえて、学生が戦場に行くようになるような制度をつくるのは、政府としてどんな責任、どんなじくじたる思いも持っていないかということが問われるということも申し上げてお...全文を見る
○赤嶺委員 私は、日本共産党を代表して、防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  本法案は、昨年十二月、政府が閣議決定した新中期防衛力整備計画に基づき、自衛隊の部隊の体制及び機能の強化、米軍への支援態勢の強化を図り、新ガイドライン、周辺事態法の発動態...全文を見る
05月23日第151回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  先ほどの議論とがらりとまた立場は変わりますけれども、憲法第九条の大事さ、そういう問題についても議論をしていきたいなと思っております。  大臣は、金曜日の所信表明の演説で、改革という言葉をたくさんお使いになりました。そして、日本...全文を見る
○赤嶺委員 本当にお忙しい中お読みいただきまして、大変ありがとうございました。これに加えて、私たち日本共産党の世界への訴え、これもまたぜひ機会を見つけてお読みいただきたいと思うんです。  今、命どぅ宝ということについて、田中大臣の基本的な認識が言われました。そこで伺いたいんです...全文を見る
○赤嶺委員 前半、命どぅ宝にやはりいろいろ感慨を持っていらっしゃるその立場には私も賛成でありますが、教科書検定は適正に行われたというのでは、こういう教科書が出回っているようでは、アジアからも信用されませんし、何よりも、あの命どぅ宝を命からがら体験してきた沖縄のひめゆりの生き残りの...全文を見る
○赤嶺委員 私、こういうところに、具体的な問題に来ると田中外務大臣の生の声が失われていくのを感じるのです。  ヘイルストン中将のときも、本当に海兵隊のああいう放火事件について怒っていることについて、そしてその県民の怒りを抑え切れない知事はばかだというようなああいう態度。そして、...全文を見る
○赤嶺委員 仮定と考えているのは、この永田町かいわいだけなんですよ。これが現実になるということをやはり沖縄の人たちは考えるのです。だから、これは仮定のことだとか民間の研究所の問題だとか、そういうようなところでこの問題をわきに置いてほしくない。  一九七一年、沖縄国会が開かれてい...全文を見る
○赤嶺委員 日米関係、それこそ私は外務大臣の生の答弁を聞きたいのです。外務大臣があの宮古島の地域や八重山諸島の地域について大変お詳しいということも、私は、八重山の地元の新聞で読んで見ております。波照間島というのは八重山ですから、波照間島にも米軍機は強行着陸していますからね。大臣が...全文を見る
○赤嶺委員 私は、大臣が就任あいさつのときに、沖縄で実は自衛隊の基地も米軍の基地も見てきたのだと。そして、大臣就任をお考えでないときには、石垣島の市民大学で講演もしていらっしゃる、赤土の調査をしたということも聞きました。地元の八重山毎日新聞にもそれは載っております、報道されており...全文を見る
○赤嶺委員 私、この問題はこれで終わりにして次の問題に移ろうとしたのですが、今の答弁を聞いて、日本外交というのはこんな貧しさを持っているし、それを田中外務大臣も引き継いでいるのかと思って大変残念な気持ちですので、率直に申し上げます。  アメリカがフィリピンで訓練をすることは、沖...全文を見る
○赤嶺委員 十五年使用期限問題で今外務大臣が読み上げた答弁というのは、私が外務省に質問をした答弁と一言一句変わらぬね。私も、この文言は暗記できるぐらい、本当に聞き飽きるぐらい聞いている官僚答弁なのですよ。十五年問題に新たな光を当てようとする姿勢が全くないなということを感じているの...全文を見る
○赤嶺委員 これで終わりますけれども、十五年使用期限というのは、稲嶺知事が知事選挙のときに公約をし、自民党がその公約に、責任ある立場から稲嶺知事の選挙を一生懸命応援した、この関係ですからね。ここに来て、自民党が知りませんということは絶対言えませんよ。それはもう大変な責任を負ってい...全文を見る
05月30日第151回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○赤嶺委員 私も持ち時間が十分しかありませんので、はしょって質問をしていきたいと思います。  まず、日・欧州共同体相互承認協定については、その中身が、事業者の時間的、経済的コストの軽減が締約者双方の経済的利益にかなうこと、対等な経済関係という観点を踏まえたものであること、また、...全文を見る
○赤嶺委員 今の林審議官のお話を聞いていると、その条約にこたえて日本の国は行動計画をつくらないといけないなという感をますます深くいたしました。  最悪の児童労働が社会問題になっていないとはいっても、国連児童の権利委員会が最終所見として、児童に関して、我が国について、子供買春、児...全文を見る
○赤嶺委員 今の大臣の答弁、本当に私も積極的に受けとめていきたいと思います。  私も、森山眞弓法務大臣の「よくわかる児童買春・児童ポルノ禁止法」という本も読ませていただきました。国際社会で日本がどんなに恥ずかしい経過をたどってきたかということもよく理解できましたが、やはり条約が...全文を見る
05月31日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  私も、先ほど問題になりました下地島空港の問題と、それから集団的自衛権の問題についてお伺いをしたいと思います。  その下地島空港というのは、一九七九年に国内唯一の民間ジェット機訓練飛行場として使われている空港であります。ランド報...全文を見る
○赤嶺委員 伊良部町議会の決議の中に、患者の搬送について必要だから自衛隊来てくれという要求が入っているかどうかを聞いているんです。
○赤嶺委員 つまり、地元からはそういう要望は出ていないんですね、誘致決議の中に。防衛庁長官がここで考えたら、海域も広いし遠いから、それはもう自衛隊が行った方が便利だろうという、防衛庁長官の思い込みなんですよ、これは。  それで、現地に行きますと、例えば八重山病院で自衛隊が必要だ...全文を見る
○赤嶺委員 軍事利用はさせないという政府と沖縄県との間の協定があり、そして地元伊良部町も、自衛隊の誘致決議の中には別に急患輸送なんというような要望は書いていない。地元の医療関係者もそれは必要ないと言っている。そういうときに、医療でお役に立ちませんかといって、軍事利用をさせないとい...全文を見る
○赤嶺委員 長官、私の質問には答えておられません。  憲法九条の是非についていろいろおっしゃいましたけれども、世界でも憲法九条を広げていこうという大きな運動も広がっております。それで、私が伺いましたのは、そういう憲法九条を変えてまで集団的自衛権を行使するような体制をつくろうとし...全文を見る
○赤嶺委員 つまり、集団的自衛権というのは、それが憲法を変えて明記されない限り、戦闘行動への参加その他はできないんだという立場でおられるわけです。  そこで、その後ガイドライン法も成立をしたわけですね。それで、今回、ことしは日米安保五十年ということで、ガイドライン法をつくっても...全文を見る
○赤嶺委員 つまり、火事を消す手伝いというのは、防衛庁長官が山崎拓論文の中で引用されています集団自衛権の分類の第一、率直に言えば戦闘行動に参加すること、これが火事を消す、火を消す行動ですね。集団自衛権というのは突き詰めていけばそこになるんだと。おぼれている人を助けるだとか対岸の火...全文を見る
○赤嶺委員 個別的自衛権の延長線上に集団的自衛権があるなんというような、そういう議論が成り立たないことは防衛庁長官の方がよく御存じだと思うんですね。集団的自衛権というのは国連憲章五十一条の中にも定められておりますし、これまでの政府の見解の中でも明らかになっておりまして、我が国が攻...全文を見る
○赤嶺委員 時間になりましたけれども、国際紛争、国際社会にはいろいろな紛争が起こり得るということをおっしゃっていますけれども、今アメリカから日本に集団的自衛権とともに提起されているのは中台紛争です。それに対してどう対応するかということはアメリカは一生懸命考えておられて、先ほどの下...全文を見る
06月06日第151回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  我が党も、二千一年の国際コーヒー協定、それから日ロ文化交流協定、税関手続の簡易化等に関する規約の改正議定書、いずれも賛成であります。その立場に立った上で、一、二疑問点を問いただしていきたいと思います。  先ほども木下委員の方か...全文を見る
○赤嶺委員 次に、日ソ文化協定のときでは、テレビ、ラジオ出演にしても、出演する機会を与えるとか、あるいは図書館、公文書館などの利用についても、施設を利用する機会を与えるなどと規定されていたわけですが、それが今回、奨励すると規定されたことが一つの特徴になっております。今後はロシアの...全文を見る
○赤嶺委員 それでは次に、コーヒー協定に関する問題について少しお伺いしたいと思います。  これも先ほどの質問と若干重なるわけですが、外務大臣の答弁にもありましたが、コーヒー生産国ではコーヒーが輸出収入の柱となるべきでありますけれども、それが天候に左右される生産物である、農産物の...全文を見る
○赤嶺委員 生産国の立場という問題については今後も一層注意を払っていただきたいと思います。  最後に、税関手続に関する問題です。  国際貿易の飛躍的発展に見合った税関管理の必要性、あるいは税関手続の迅速化、利便性の向上ということは、一般的にはそのとおりであり、だれもが否定でき...全文を見る
○赤嶺委員 国内法がきちんとしているから今の条約によって社会悪の流入が防げなくなることはないということなんですが、それでは、その国内法という問題でどういうことなのかということで若干伺いたいのです。  危険度に応じた税関管理というのは、既に国内では実施されているわけですね。その場...全文を見る
○赤嶺委員 実績、効果も上がっているということなのですが、激増する輸入量、それに追いつかない職員の体制、そういうところから、実際はいろいろな問題が起きているのじゃないかと思っているのです。職員の体制が弱いために、勢いコンピューター処理に頼りがちになってくる。ところが最近の状況とい...全文を見る
○赤嶺委員 最後に、今の答弁は答弁ですけれども、適正な関税あるいは輸出入という点で、社会的責任を果たすべき企業が不祥事を起こしているというこの事態について、それは決して淡々と仕組みが機能しているわけではない。一層の改善を求めまして、私の質問を終わりたいと思います。
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  最初に、田中外務大臣の外交の基本姿勢について伺いたいと思います。  いろいろな国際会議の舞台での発言が漏れ聞こえてきているわけですが、実は、けさの朝刊に、外相の発言要旨ということで、少しまとめられて記事になっておりました。読み...全文を見る
○赤嶺委員 ここに書かれている中身が私たち日本共産党と一致しているということではなくて、安保条約があったにしてももっと日本の外交は自主性を持つべきだ、こういうことを私たちは言い続けているわけです。現に、沖縄で少女暴行事件が起きたときに、沖縄県民は四項目の要求を自民党から共産党まで...全文を見る
○赤嶺委員 アジアで、二十三カ国の中で米軍基地を駐留させているのは日本と韓国だけなんです。フィリピンやタイでは、やはり米軍基地は撤去されていったんですね。外国の軍事基地が半世紀以上にわたって置かれて、その基地で苦しめられているというのは、二十一世紀には通用しない話。こういうものを...全文を見る
○赤嶺委員 そこは沖縄の新聞でも、稲嶺知事がそういう質問をされたことはないということで報道されておりますので、私は念のためにと思って知事に伺いましたら、確認をいたしましたら、とても遠慮がちに、大変遠慮がちに、そういう質問をされた記憶はありませんということを、もしかしたら記憶違いで...全文を見る
○赤嶺委員 六月四日のタイムスには、そんな話は出たことも、聞いたこともない、田中眞紀子外務大臣が普天間代替施設の使用期限の根拠を知事が説明できなかったと発言したことに関し、当の稲嶺恵一知事は一日の定例記者懇で全面否定。記者懇でも否定していることなんです。私には、もしかしたら私の記...全文を見る
○赤嶺委員 一九九九年の十一月二十二日に沖縄県の方から移設に当たっての整備条件というのが出されまして、その中で、そのうちの一つとしてこのように言っています。米軍による施設の使用については、十五年の期限を設けることが、基地の整理縮小を求める県民感情からして必要であること。期限を設け...全文を見る
○赤嶺委員 私は受けとめ方を聞いているんじゃないんです。もういよいよそういう工法なども決まりつつあるんですが、知事の方から出された十五年の問題について、期限を決めてやるということは、県民の基地の整理縮小の願いにこたえるかどうかの試金石として問題を提起してきているわけです。  そ...全文を見る
○赤嶺委員 私、稲嶺知事の外務大臣との会談で十五年使用期限問題が出たかどうかということは、これは双方にきちんと詰めていく問題で、沖縄の新聞に外務大臣からそういう質問がなかったと言われて、そして私自身、どうだったんですかということを確認もして、ここはここで整理しておかぬといけないな...全文を見る
○赤嶺委員 SACOには十五年の使用期限が明記されているんですか。(田中国務大臣「そんなこと言ってないじゃないですか」と呼ぶ)だって、さっきSACOがあるから大丈夫なんだと言ったんでしょう。(田中国務大臣「違います、そこは違います。じゃ、削除していただいて結構です」と呼ぶ)いや、...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、十五年問題というのは、知事や名護市長が前提条件として出しているにもかかわらず、外務大臣、どこでもだれも努力していないんですよ。どこでもだれも努力していないのに、皆さん新しい基地だけはつくる計画を進めている。これは、基地の整理縮小に、一極集中させないために努力...全文を見る
○赤嶺委員 小泉内閣になっても同じ答弁の繰り返しなんですよ。全く一歩も出ていないんですよ。この問題は、本当に皆さんの言っている改革が本物であるかどうかの試金石です。(田中国務大臣「見てください」と呼ぶ)それを答弁できなくて、見てくださいと言ったってしようがないんですよ。十五年が決...全文を見る
○赤嶺委員 そうすると、外務大臣はニーズが、アナン事務総長もニーズがないと。言葉どおり受け取ったら、アジアの人たちは今現在そういう国連機関を必要としていない、こういうぐあいにとらえられるんですが、いかがでしょうか。
○赤嶺委員 そうすると、河野外務大臣がニーズがあればよいのかなと感じたと答弁している問題については、アジアに国連本部をつくれというニーズは、日本の外務省の側から働きかけていって、ニーズを、熟度を高めていこう、こういう立場なんですか。
○赤嶺委員 ですから、この国連アジア本部というのはアジアの国を束ねるかなり大きな機構で、そのニーズがあるかどうかというのは、アジアの国々と日常的に接触していらっしゃる皆さん方では直ちにわかることだと思うんですが、あるいは外務省としてそのニーズをつくっていこうという計画があるかどう...全文を見る
○赤嶺委員 今の答弁でも、いわゆる国連アジア本部というのはだれがつくるかな、アジアの国々じゃないか、今そのアジアの国々にそういうニーズがあるのかと聞いたら、ないとおっしゃる。こういう中で、この国連アジア本部というようなのはやはり慎重な検討がうんと必要じゃないかなということを考えて...全文を見る
06月13日第151回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  午前中から外国政府首脳と田中外務大臣の会談内容についていろいろ議論がありました。私、この間の外務委員会でも議論をしましたが、その報道されている中で安保体制からの自立という言葉が使われていて、これは外務大臣が使ったかどうかというのは全く今...全文を見る
○赤嶺委員 答弁は、一応、今聞いておきます。そして、きょうの委員会の議論の中で、具体的な問題を通じて、どういうところで日本の外務省が自主、自立を発揮すべきかという議論を、沖縄の問題やNLPの問題の議論を通じてやっていきたいと思います。  それで、その沖縄の問題で、きのう防衛施設...全文を見る
○赤嶺委員 防衛施設庁長官は、事柄の深刻さをわきまえていないと思いますよ。そういうような手続を経て決まりましたので、名護市に行って説明をしましたら、誘致派の議員の皆さん方からも不満が一斉に噴き出しているというこの実態、それから、辺野古、豊原、久志の住民との話し合いの中でも不満が噴...全文を見る
○赤嶺委員 外務大臣、これは言葉じりをとらえて言うことではなくて、沖縄で十五年使用期限が問題になるときに一番、日本の外務省の態度として問題になる、日本政府の態度として問題になるのは、沖縄県民の立場をアメリカに伝えてまいりますと。伝えるだけなのか、伝えるだけであれば問題は何も解決し...全文を見る
○赤嶺委員 人口密集地でのNLPの異常さは認識しておられるということであります。本当に市民生活とは相入れない訓練です。  それで硫黄島に移転をしたということですが、硫黄島での訓練が展開をされて、それじゃ厚木基地でのNLPは今後ゼロになるのかどうか、この点はいかがですか。
○赤嶺委員 天候不順やら、それから足の短い戦闘機だとかさまざまな理由をつけて、硫黄島に訓練場を思いやり予算でつくっても、結局厚木の訓練はゼロにならないというのが今の日本政府の外交の到達点なんです。人口密集地でのNLPは異常だとお認めになりながら、それをゼロにすることができないんで...全文を見る
○赤嶺委員 防衛施設庁長官、やはり基地問題になってくると、沖縄でも神奈川でも同じような感覚でしか発言しないんだなと思いますよ。  硫黄島に訓練が移った分、騒音は軽減されているのは事実だと言いますけれども、騒音で苦しめられている市民の立場からいえば、県民の立場からいえば、そんなこ...全文を見る
○赤嶺委員 爆音の苦しみというのは、いつも嘉手納町長が申し上げているのですけれども、嘉手納は毎日が戦場だ、こういう発言をして、サミットのときに、夜、戦闘機が飛ばなかった、静かな夜があるとは知らなかった、しかし、サミットが終わるとまた戦闘機が夜飛ぶようになり、いわば爆音に支配された...全文を見る
06月14日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  まず最初に、昨十三日に起きました米軍普天間基地付近での落下事故について、お伺いしたいと思います。  きのうの午前七時二十三分ごろ、米軍普天間基地のフェンスから約百二十メートルしか離れていない住宅のそばに、これは住宅のそばという...全文を見る
○赤嶺委員 非常に白々しい謝罪だと思うのですよね、再発防止だとか注意をするとか。ことしの三月にも宜野湾市議会は、ヘリコプターの接触事故に対する抗議決議書を上げているわけですよ。あれから三カ月もたたない。そのときも再発防止、気をつけるということを言ったはずですよ。市民に対して謝罪も...全文を見る
○赤嶺委員 十二分に注意を払っても事故を頻発しますからね。日本語をつくっていかなきゃいけなくなりますよ、十二分どころか、十三分、十五分とか。  ですから、再発防止にきちんとした態度をとり切れない限り、言葉だけでは解決しないのですよ、これは。私、本当に、住宅地域上空での訓練中止を...全文を見る
○赤嶺委員 実際にはもうNとTを区別しない方向で進んでいるわけですから、より危険な方向に踏み出していると思うんです。  そもそも、この弾道ミサイル防衛構想なんですが、防衛的だと言ってきた今までの政府の説明自体が説得力がないものだと思います。アメリカが引き続き圧倒的な核戦力を保有...全文を見る
○赤嶺委員 圧倒的な矛と盾を持てば、それに対して圧倒的な矛と盾で対抗する勢力があらわれる、こういう軍拡競争なのか、あるいはやはりミサイルが使わなくても済むような平和外交、九条に基づく平和外交なのか、このことが求められており、本当に九条に基づく外交を強めていかなきゃいけないと思いま...全文を見る
○赤嶺委員 北米局長、現場に行って調査をなさいましたか。
○赤嶺委員 中路前議員に対して米軍の司令官は、囲障地域以外の場所は使われていないという発言を、政府は、いや、実は使われているんだというぐあいに打ち消されましたけれども、現場に行けば明らかなんですね、囲障地域以外は使われてなくて野菜畑になっているんですから。しかも、通信基地として必...全文を見る
○赤嶺委員 一つのアイデアが出された、使ってない基地を返還するかわりに思いやり予算で米軍の住宅をつくってくれ、そういう一つのアイデアが出されて、そのアイデアに基づいていろいろな検討を、皆さんなさっていると思うんです。  それで、私、日米の事務レベルの協議で、上瀬谷通信基地などの...全文を見る
○赤嶺委員 暗黙の前提として、上瀬谷通信基地は使わなくなっているのに、次、米軍住宅をつくる必要があるので今返還要求はしない、こういう姿勢で日米関係はいいのかということが問われていることを申し上げたいと思います。  そこで、普天間基地の代替施設の問題について伺いたいと思います。 ...全文を見る
○赤嶺委員 事業をやめるか続けるかというのは、あくまでもこれは事業者の権限に属することで、環境省のアセスによってその事業がやらない、何も行わないということはあり得ないということですか。
○赤嶺委員 環境省が判断することではなくて事業者が判断することだということですね、これは。そういうことでいいですか。もう一度答弁してください。
○赤嶺委員 それで、あの地域につくられるのは米軍基地なんですね。米軍基地をつくるわけですが、アメリカの国家環境政策法、いわゆるNEPAと言われているものですが、これは基本計画策定以前に、その事業そのものの行為を行わないというのも、環境アセスの権限でできるようになっているわけですね...全文を見る
○赤嶺委員 防衛庁長官、私の話、何にも聞いていらっしゃらないと思うんですよね。代替環境というのは、藻場の移植のことでしょう。これは成功していないんですよ。科学的な裏づけがない。  それから、事業実施に当たって、環境への影響が少ない方法をとると。これは事業実施ですよ。しかし、皆さ...全文を見る
○赤嶺委員 長官、私の質問の意味を理解してないのか、意識的にそらしているのか、答えたくないのかわかりませんけれども、私、基本計画以前の環境影響評価とは言っていないんですよ。ただ、余りにも、環境に与える影響について、皆さんの出した八案の中には、だれが見てもこれはずさんだなという程度...全文を見る
○赤嶺委員 ジュゴンが絶滅の危機に瀕しながらも、ジュゴンに対する知見は環境省でさえ十分に持ち合わせていないというような段階で、米軍基地建設だけを、基本計画の策定だけを進めることについては、地元からも厳しい批判が起きています。二つだけ新聞の記事を紹介したいと思います。   正直な...全文を見る
06月15日第151回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  もう大分この論議を交わしてきたわけですが、いよいよ訪米ということで、訪米に当たって、いま一度、改めて、沖縄が抱えている問題を中心に、日米関係をどんなふうに考えるのか、問いただしていきたいと思います。  最初に、米軍の事件、事故...全文を見る
○赤嶺委員 今の副大臣の答弁だと、訓練空域であれば実弾射撃訓練ができるけれども、訓練空域以外では、その他の訓練、何をやってもとめられない仕組みになっていますと。地位協定上なっているんですよ、これは。  それで、日本政府が申し入れられるのは、安全に配慮して訓練はしていただきたいと...全文を見る
○赤嶺委員 ぜひパウエルさんに申し入れていただきたいと思うんです。それで、実は外務省の態度は、北米局長、そこにいらっしゃいますけれども、大体その後、日米安保条約で基地を米軍に提供しているんだから、米軍も練度の向上のための訓練は必要なんだから、訓練をやめなさいというわけにはいかない...全文を見る
○赤嶺委員 それで、通報の問題ですが、外務省は米国大使館から十一日夜に通報がありましたけれども、鹿児島県には十二日夜の八時にしか通報がなかったというんですね。  そういう落下事件がいつ起こり、そしてどのような手順で当該地方自治体に連絡をされたか、ここもちょっと教えていただきたい...全文を見る
○赤嶺委員 外務省、防衛施設局から鹿児島県に連絡は行ったようなんですが、外務省がキャッチをした後、鹿児島県庁に届くまでの時間が余りにも遅いんですね。これで本当にそういう事故に対応できるのかという気がいたします。改善を求めたいと思います。  同時に、米軍は、その当時、暴風雨に遭っ...全文を見る
○赤嶺委員 激しい雷雨があったかどうかというのは、外務省は確認なさっていますでしょうか。
○赤嶺委員 ぜひ調査の上、その報告をしていただきたいと思います。  といいますのは、私たち、沖縄に生まれ育った習性から、米軍が台風のため避難ということについて疑ってかかる習性が身についているんですよ。グアムで台風が発生したためにB52が沖縄にやってきました、ところがグアムでは台...全文を見る
○赤嶺委員 この一帯は全体が亜熱帯の雨林に取り囲まれていて、いわば、米軍から指定をされた七カ所を調査したら貴重な動植物が存在していたからそこにはできませんでしたと。しかし、別の場所を探しますと言うけれども、その別の場所は、私はないと思います。平地を指定してきてその平地でできないわ...全文を見る
○赤嶺委員 そこで、外務大臣にお伺いしたいのですけれども、この北部訓練場のヘリパッド、過半は返還して、返還する地域にある七カ所のヘリパッドを残った十五カ所ぐらいある地域に新しく七カ所つくろうという計画なんです。そこが、つくる場所が、調査をしてみたらうまくなかったというのが、今の防...全文を見る
○赤嶺委員 環境への影響の大きさを考えて外務大臣が防衛庁に再検討をお願いしたいという認識でいいわけですよね。私、言葉じりをとろうとは思っていません。この問題で話し合いたいということですよね。
○赤嶺委員 それで外務大臣、この地域に、広島大学と琉球大学の生物の先生方が長いこと山原の山に入って調査をして、その報告書は外務省にもあると思います。さきの河野外務大臣も持っておられます。  この琉球列島動植物分布調査チームは、すべての生物は互いに関係を持ちながら生活しているため...全文を見る
○赤嶺委員 ぜひこれは、先々SACOの合意の見直しだとか日米安保、改憲だとか、一番難しい問題にぶつかると思います。私は、やはり日米の関係というのはそこまで行き詰まってしまっているというぐあいに見ているんです。そこは同意は求めません、もともと自民党と共産党、これだけの距離があります...全文を見る
○赤嶺委員 最後に一つだけ確認します。  つまり、一案に絞って地元の意見を集約せよということではなくて、地元の集約の仕方は多様だという認識でよろしいんですね。
○赤嶺委員 では、終わります。
06月20日第151回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  外務大臣は訪米前の記者会見で、今度の訪米について、種をまくだとか、あるいは外交というのは相手があり収穫にはプロセスや時間が必要だ、このようにおっしゃっています。そういう立場は十分に念頭に置いた上で、直近に日米防衛首脳会談そして日...全文を見る
○赤嶺委員 外務大臣は訪米前の記者会見で、身近な痛みの問題、場合によっては改善できるのではないかと思われるようなことについて発言したいと述べておられます。その身近な痛みの問題について発言をし、そして場合によっては改善できるのではないかという展望が持てたのでしょうか、具体的な問題等...全文を見る
○赤嶺委員 キャッチャーを準備してきた、勝負はこれからということなんですが。それで、そういう日米関係で、いわば場合によっては改善できるかもしれないような問題を具体的に本当に改善していくためには、やはり沖縄問題というものが置かれている経過、歴史というのをきちんと認識し、取り組むべき...全文を見る
○赤嶺委員 大臣、負担の軽減は歴代の外務大臣が発言してきたことなんです。そして、そのために努力するということもおっしゃってきたんです。でも、それでも稲嶺知事は五十五年間マグマはたまりっ放しだと言うのは、一般論で片づけられて、具体的な問題に手をつけなかったというところに、このマグマ...全文を見る
○赤嶺委員 それでは、訓練中止を明確に申し入れるということで理解してよろしいんですね。
○赤嶺委員 私は姿勢の問題を聞いているんです。交渉にはいろいろな仕方があります。しかし、やはりこれだけの日本国民が苦しめられていて、その訓練中止を申し入れられない政府というのは、政府としての資格が問われる問題です。明確に、相手方の対応はどうあれ、交渉の仕方はどうあれ、訓練中止を申...全文を見る
○赤嶺委員 これは従来の外務大臣の答弁と一歩も変わらない、全く同じ答弁です。それによって沖縄県民はマグマがたまってきているということを申し上げておきたいと思うんです。  それで、十五年使用期限について伺いますが、今回も十五年使用期限は伝えてきただけに終わっているんですね。交渉し...全文を見る
○赤嶺委員 外務大臣、訓練中止は共産党が求めて自民党が反対している問題じゃないんですよ。宜野湾市議会が全会一致で意見書を採択して、その中には自民党の市会議員もいて、やっているようなものなんですよ。しかし、これを自民党では解決できない、共産党でしか解決できないというなら、私たちもそ...全文を見る
○赤嶺委員 私は、訓練の中止を申し入れられない内閣、住民の安全に配慮して訓練をしてくださいとしか言えないような内閣が、本当に沖縄県民の支持を得られるかどうか、この辺を本当に考えていかないと、今の、稲嶺知事がいつも心配していらっしゃるマグマが爆発するという事態になります。  それ...全文を見る
○赤嶺委員 そういう日本政府の姿勢が今沖縄の方からどのように見られているかということをちょっと紹介したいと思います。  稲嶺知事が五月に訪米をしたことは御承知だろうと思います。そして、アーミテージ副長官は、稲嶺知事と会った翌日に、記者団に対して、アメリカ政府のこの問題での立場は...全文を見る
○赤嶺委員 尾身大臣も中谷防衛庁長官も十五年使用期限問題については、これから問いただしていきますけれども、大体似たようなトーンで、そこに稲嶺知事が大変な不満を持っていらっしゃるということを述べて、最後に、最後にというのはこの問題の最後に、この十五年問題の解決を先送りしたまま普天間...全文を見る
○赤嶺委員 私が求めていたのは、先送りすることなく、普天間基地移設問題について、その前に十五年使用期限の決着をつけるという立場がとれますか、このことを聞いているのですよ。このことに明確に答えないということは、十五年問題の決着をつけずに普天間基地建設を進めるということになるのですよ...全文を見る
○赤嶺委員 明確な答弁はいただけませんでした。  田中外務大臣がいろいろ、今までの歴代のいろいろな外務大臣と違って、意欲を持っているだとか、あるいは非常に国民の苦難、苦痛に対してこたえていきたいとかというようなものは、沖縄の新聞等でも多々報道されています。報道されています。そこ...全文を見る
○赤嶺委員 もう時間がありませんので、まとめますけれども、きょうの新聞に、アメリカがミサイル防衛推進なら核戦力強化で対抗、ロシア大統領という、TMD、NMDの一体化の作業の中で、核軍拡競争の危険な兆しが出てまいりました。そういう核軍拡競争に、唯一の被爆国日本が歯どめをかけるのでは...全文を見る
06月21日第151回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。きょうは、尾身大臣に沖縄の、きのうも参議院の沖北で取り上げられましたが、泡瀬干潟の問題、そして十五年使用期限の問題と、それぞれお伺いをしていきたいと思います。  泡瀬干潟の問題ですが、総事業費が五百十四億円をかけて、泡瀬の干潟百八十...全文を見る
○赤嶺委員 ぜひ調査をしっかりしていただいて、この泡瀬干潟の豊かな自然を守っていく国際的な責任も果たしていただきたいと思うんです。  それで、泡瀬干潟のちょうどその埋め立て場所に重なって、絶滅危惧種クビレミドロ、一・七ヘクタールが存在しております。埋め立てによってすべて消滅をし...全文を見る
○赤嶺委員 クビレミドロの移植実験はほとんど失敗しているんですね。卵の発生は確認されていない。特に室内移植実験ではそのような数字も出ているわけですね。  そこで、事業者は大半は国であります。その国と沖縄県との間に、事業を承認する際に沖縄県は総合事務局に留意事項として、泡瀬地区の...全文を見る
○赤嶺委員 海に出ていきたいという話は計画の始まりのころであって、環境アセスもやりましたということもあって、しかしそれらの調査では、解決していない、環境が守られないという現象があらわれているんですね。  クビレミドロの問題でいったら、これは、皆さんがおつくりになった環境監視・検...全文を見る
○赤嶺委員 環境に対して重大な問題が出てきているという指摘であるわけですが、それは、情報公開をしたからといって、環境が守られるという話にはつながらないのです。  そこで、先に進みますけれども、この泡瀬の干潟を埋め立てて、では何をつくろうとしているのかということなんです。  東...全文を見る
○赤嶺委員 滞在日数の五・二七泊になるという根拠はどこにありますか。
○赤嶺委員 これらの年間七百万人の観光客と宿泊の五・二七泊というのは、県と皆さんの方で考え方は一致していらっしゃいますか。一致しているなら、そういう数値はどういうところでちゃんと明記されておりますか。
○赤嶺委員 そうすると、沖縄県は、皆さんが言う七百万観光客と五・二七泊についてはどういう見解を持っていらっしゃるのですか。
○赤嶺委員 沖縄に観光客が年間七百万人来るというのを、沖縄県と確認しないで政府だけで決められるのですか。五・二七泊というのが、今沖縄の平均宿泊は三・七四泊ですよ。そして沖縄の観光というのは、沖縄県が特徴づけているのは短期滞在型なんですよ。そして、本当に短期滞在が九割なんですよ。そ...全文を見る
○赤嶺委員 まだ作業途中の数字なんですね。沖縄県はその数字を持っていないのですね。七百万という数字を持っていないのですよ。  それで、七百万という数字がどこから出てきたか、いろいろ調べてみたんですけれども、一九九九年にサミットを前にして二階運輸大臣が沖縄に行きまして、そして、沖...全文を見る
○赤嶺委員 勉強して、この政府が立てた数字がやはり過剰であるということになれば、その数字の見直しということを行いますか。
○赤嶺委員 沖縄県は、七百万人の目標というのはまだ持っていないのです。それから、沖縄県は、皆さんが計算の根拠にした五・三日という根拠もまだ持っていないのです。ですから、埋め立てをしたいがために立てた過大な数字なんです。ここを再検討していただきたいということであります。  それで...全文を見る
○赤嶺委員 十五年問題というのは、先ほど森・ブッシュ会談ということがありましたが、そのときのブッシュ大統領の立場も非常に明確なんですね。ですから、私は外務委員会で田中外務大臣にも質問いたしましたけれども、やはりアメリカ側の態度を見ていると、十五年問題が破綻しているのは明確なんです...全文を見る
○赤嶺委員 私は、最後に尾身大臣に、SACO合意では沖縄の基地問題は絶対に解決しないということを申し上げまして、質問を終わります。
06月27日第151回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  けさ、冒頭、外務委員長の方から私たち外務委員会を代表して外務大臣に御指摘があった点、私も、国会は国権の最高機関であり、そこでの論議を離れての外交はあり得ないと常々考えています。したがって、外務大臣におかれても、よく委員会での議論...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、アメリカがまだ検討段階で、しかし、その検討次第によっては日本の武力行使への参加も含む集団的自衛権の危険な道が開かれているわけですね。そこに十分注意をするというのが、憲法を尊重するというのであれば、今の政府のとるべき態度だと思うんですよ。  実は、「防衛庁長...全文を見る
○赤嶺委員 現憲法のもとでは参加できないことははっきりしておりまして、内閣として憲法の遵守義務もあるわけですから、それで、中谷防衛庁長官が独自の防衛構想、ミサイル防衛構想と言ってみたところで、アメリカはそこに耳を傾けていないんですよ。別の返事をしているんですよ、指揮権の問題とか在...全文を見る
○赤嶺委員 それが一層の核兵器の削減につながるかどうかなんですが、私、ここに、アメリカの国防大学の国家戦略研究所が四月に、四年ごとの国防見直し、QDRの策定に向けて出した報告書、「QDR二〇〇一—戦略に導かれたアメリカの安全保障の選択」というこの資料、これは全体として四百ページぐ...全文を見る
○赤嶺委員 副大臣、答弁は最小限、質問者を向いてやった方がいいですよ。とても自信がないように見えますよ、質問者に向かって答弁しないと。それで、長々とやらないで簡潔にやってください。私たち、限られた時間の中でやっているんですから。  ただ、副大臣は、ミサイル防衛構想は、アメリカの...全文を見る
○赤嶺委員 世界はそのように判断をしてアメリカに意見を申し上げております。日本外交の基軸が日米外交であり、日米外交に対して自主性ということが大事だといいながら、個々具体的な問題では世界の国々がとっている当たり前の自主性も発揮できないようなことでは、より大きな不安を国民は持つことに...全文を見る
○赤嶺委員 伊芸区から上がったものについて、移転を含めて検討なさるわけですね。そのような答弁として受けとめます。  本当に、バズーカ砲などの砲撃音によって、明け方早く射撃訓練が行われて子供が恐怖心を感じるような、そういう国は独立国ではないはずですよ。それが外国軍隊の演習によって...全文を見る
07月10日第151回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  今回の米兵犯行について、北谷町の婦人連合会は次のような決議を行っています。  六月二十九日未明、北谷町美浜で発生した米兵による女性暴行事件は、子を持つ親として、女性として激しい怒りを覚えるとともに、言い知れぬ恐怖感をもたらした...全文を見る
○赤嶺委員 多くの米兵はまじめである中で、まじめであるということを信じたにしても、これだけの事件が繰り返されて、再発がどんどんどんどん引き起こされているわけです。綱紀粛正、規律の強化と言いますが、これで外務大臣、再発防止ができますか。どうですか。
○赤嶺委員 これまで最善の努力がなかったからこういう事件が起きたということになりますよ、外務大臣の今の答弁では。同時に、そういうことでは再発防止策にならなかったんですよ。この辺が全く認識が違うんです。その場逃れの綱紀粛正、規律の強化、これだけを繰り返しているのが日本政府なんですね...全文を見る
○赤嶺委員 よき隣人という言葉で触発されて発言したくなったんですが、沖縄県出身の作家で一番最初に芥川賞を受賞した大城立裕さんという人の作品が一九六八年に発表されておりますが、それは、よき隣人というのがいかに沖縄では成り立たないものかと。主人公がよき隣人としていろいろ行動したけれど...全文を見る
○赤嶺委員 国際情勢に話し合って出てくる結論は、沖縄における米軍のプレゼンスは重要だ、それ以外の結論は出てこないんですよ。  それから、訓練の移転といいますが、訓練の移転は基地負担の軽減にあらずというのは、県道一〇四号越え実弾砲撃訓練が移転された後でも、金武町の伊芸区での今なお...全文を見る
○赤嶺委員 総理の発言の、反安保、それから反基地、反駐留軍、反米闘争に持っていこうとするグループもいる、この事件で発言をするということは反安保、反基地、反駐留軍、反米闘争ですか。日本として、主権国家として当たり前のことを、しかも、安保容認であれば許される事態ですか、今の事態は。安...全文を見る
○赤嶺委員 では、終わります。
10月16日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  私は、限られた時間でありますので、昨日の我が党山口議員への中谷防衛庁長官の答弁その他について、お伺いしたいと思います。  中谷防衛庁長官の答弁は、人を殺傷し物を破壊する行為が行われていないアメリカ艦船からのミサイル発射は戦闘行為ではな...全文を見る
○赤嶺委員 個別的自衛権に基づく軍事行動を展開する、その目的を担ってあのアラビア海に艦隊を配置しているということになるわけですね。これは間違いありませんね、長官。
○赤嶺委員 そうすると、戦闘作戦行動をアラビア海でやっている、これは目的も非常にはっきりしているわけですね。  そうなると、そのことと自衛隊の支援活動が武力行使と一体となるかどうかの問題なんですが、昭和三十四年の三月十九日の参議院の予算委員会で、当時の林法制局長官は、米軍と一体...全文を見る
○赤嶺委員 防衛庁長官、あなたはきのうの答弁の中で、戦闘作戦行動とは直接戦闘に従事することを目的とした軍事行動である、このように述べているんですよ。それで、これは過去の政府の答弁と一致しているんです。過去の政府の答弁はどういう時期にこういうことをやっているかといいますと、沖縄から...全文を見る
○赤嶺委員 あなた方、本当にむちゃくちゃですね。アラビア海から戦闘行動が開始されていることは、世界じゅうがわかるじゃないですか。もしわからないというのであれば、日本の政府だけですよ。  何でそんなむちゃくちゃなことを言うかといえば、それが憲法に違反する行動だからです。憲法に違反...全文を見る
○赤嶺委員 私は、防衛秘密に国民を近づけないような仕組みがこの法案に盛り込まれていると考えています。何を防衛秘密にするかというのは、防衛庁長官、あなたが決めていくわけですよね。そして、そういうあなたが秘密に指定したものについて国民は近づけない。ですから、今度の法案の中身というのは...全文を見る
○赤嶺委員 私は、あなた方の姿勢、つまり、秘密指定もない文書を自治体が公開しても、それが決着つくまでには裁判所で十三年間もかかっている。防衛秘密についてこういうような姿勢しか持ち合わせないあなた方が、その裁判に対する反省もなしに、しかも今度の法案というのはテロとは全く関係ないわけ...全文を見る
10月18日第153回国会 衆議院 本会議 第7号
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○赤嶺政賢君 私は、日本共産党を代表して、テロ対策特別措置法案及び自衛隊法一部改正案に反対、海上保安庁法一部改正案に賛成の立場で討論を行います。(拍手)  九月十一日の米国への同時テロ攻撃は、アメリカだけでなく、国際社会に対する卑劣で残虐な許しがたい犯罪です。私たち日本共産党は...全文を見る
11月06日第153回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。今回の防衛庁派遣職員処遇法について聞きたいと思います。  まず、法案提出に至った経過として、防衛庁の方は国連から派遣要請があったと説明しています。長官、いつ、どのような要請があったのか、説明していただきたいと思います。
○赤嶺委員 今のお話はことしの二月のことだと思いますけれども、それじゃ外務省に聞きたいと思いますけれども、この間ずっと、国連への日本の拠出金の額に対して日本人職員が少ないという問題について、政府は国連事務局に対して再三日本人職員の増員を求めてきたわけですね。その一環として、二月に...全文を見る
○赤嶺委員 つまり、流れを追っていきますと、何か国連からミリタリーポストにも職員を派遣してほしいという要請があったというぐあいに聞こえますけれども、実際はそれは法律の改正という手続を伴わなければできない仕事であるわけですね。そういう意味でいえば、国連が求めたのは、再三再四、国連職...全文を見る
○赤嶺委員 国連の側は、そういう軍事部門に日本が職員を派遣できないということは百も承知で、そして職員の派遣要請をしてくることについては腑に落ちないと思うんですよね。  同時に、中谷長官は六月に自衛官の派遣を言っているわけですけれども、二月に何とか日本からの国連派遣職員をふやして...全文を見る
○赤嶺委員 自衛隊の国連機関への派遣、特にPKOについては、日本の国内法、特に憲法とのかかわりがあって、現行法に入っていない。それからPKOについても、やはり日本の憲法とのかかわりでさまざまな制限がついている。ところが防衛庁長官は、ブラヒミ報告のこの機会を逃がしては日本が国際貢献...全文を見る
○赤嶺委員 これまで三人送って、そのうち一人の方は戻ってきて、当時の国連での経験と知識を生かして防衛庁で勤務しておられる、こういうことですね。  それで、法案では、NGOなどが行う地雷除去活動への援助も含めた国連のPKO活動の方針や基準、計画の作成などに携わるとしています。具体...全文を見る
○赤嶺委員 今、地雷除去のお話がありましたけれども、実は、私きのうパキスタンから帰ってまいりまして、一週間パキスタンの現地を調査してきたんですが、それで非常に感じたのは、地雷除去にNGOが一生懸命頑張っておられて、荒廃したアフガニスタンの国土を本当に再興するために全力を挙げている...全文を見る
○赤嶺委員 そのために今度の法律をつくって、職員をPKO局に派遣しよう、こういうことになるわけですね。今の長官の発言だと、非常に積極的な話ですから。
○赤嶺委員 私が関連性を聞いたら、長官が、PKOはもう積極的に変えるべきだと思っておるという自分の気持ちの方を言うものですから、私が聞いたのは関連性だったんですよ。ですから、そういう防衛庁長官の気持ちがあればなおさらのこと、それはそれ、これはこれだと言っても、大いに気持ちの上では...全文を見る
○赤嶺委員 そのブラヒミ報告のもう一つの中身なんですが、国連のPKO活動にとって非常に重大な内容を含んでいると思うんです。交戦規定が変わるわけですね、警察比例の原則に限定せずに、破壊的な攻撃の根源を沈黙させるのに足る反撃能力を与える。あるいは中立性概念についても、中立性とは、当事...全文を見る
○赤嶺委員 私は、日本共産党を代表して、防衛庁派遣職員処遇法一部改正案及び防衛庁職員給与法一部改正案の両案に対し、反対の討論を行います。  防衛庁派遣職員処遇法は、軍備管理や軍縮、人道援助などの分野で国際機関等に自衛官など防衛庁職員を派遣するためとして、九五年に制定された法律で...全文を見る
○赤嶺委員 私は、テロ特措法が成立して、今、基本計画の策定ということになっているわけですけれども、この問題について質問を行いたいと思います。  午前中にも申し上げましたけれども、私たち日本共産党は、この八日間、四人の調査団でパキスタンを訪問しまして、イスラマバードを初め、それか...全文を見る
○赤嶺委員 私は、政府の言い分を聞いておりまして常に思うのは、パキスタンやアフガニスタンで起こっている事柄と具体的にかみ合わせて日本がやるべき方向が全く見えなくて、何をやるにしても武力行使と一体にならない活動をやるんだという、そこばかりしか見えてこないわけですね。やはり私は、今度...全文を見る
○赤嶺委員 テロの根絶は二十一世紀の大事な、人類の生存にかかわる大事な課題ですから、テロ根絶で国際社会が一致しなきゃいけない、日本共産党もこういう主張を持っているんですよ。  ところが、皆さんはそれが戦争だというぐあいに言い切って、そこから一歩も出ようとしていない。しかし、現場...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、あの九月十一日のテロをきっかけに、アメリカでも犠牲が拡大し、アフガンでも無実の罪の人たちを巻き込んだ犠牲が拡大し、そしてテロの実行犯であるウサマ・ビンラーディンは何の被害も受けていない。テロの根絶にはつながっていない。こういう戦争を続けたら、無実の人たちが犠...全文を見る
○赤嶺委員 私は、パキスタンの中で日本の位置というのを考える機会にも会ったんですが、向こうに行くと日本人はブラザーと呼ばれるんですね、兄弟だと。なぜかというと、やはりイスラムの国を汚していない。あの国で一番嫌われているのはソ連ですよ、イギリスですよ、アメリカですよ。白人を見る目と...全文を見る
○赤嶺委員 国連が、人道的な問題として、今戦争を終えて人道支援の体制に入らないと九十万人の人たちが命を失うかもしれないということを発表しているわけですよ。それを、国際社会にはいろいろな意見があるという程度の問題じゃありませんでしょう。国連で議論しましょうという問題じゃないわけです...全文を見る
○赤嶺委員 難民支援の場合に、先ほどから申し上げているように、いわば国連やNGOの力で万全の体制がとられているということなんですよ。何も私、自衛隊が反対だから、自衛隊は行くべきでないという議論を見つけに向こうに行ったわけじゃないんですよ。  人道支援で今何が大事か。自衛隊を送る...全文を見る
○赤嶺委員 時間ですね。  では、最後にまとめますけれども、実は、クエッタに日本名誉総領事という方がいらっしゃるんです。その方の家には河野洋平前外務大臣の委任状が掲げられているんですが、この人も私たちの調査団に、自衛隊はパキスタンに来るのか、パキスタン国民は日本に極めて友好的な...全文を見る
11月12日第153回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  私は、十月二十九日から八日間、日本共産党の調査団の一員としてパキスタンの現状を調査してまいりました。アフガニスタンとの国境に面しているクエッタの町を訪問しましたが、国境が閉鎖されているにもかかわらず、多くの難民が親戚を頼り、隣の...全文を見る
○赤嶺委員 国際社会が協力できない現実を私はパキスタンで見てきたんです。  そして、もう一つ申し上げますと、私たちは、国連難民高等弁務官事務所、あるいはユニセフ、あるいは各国NGO、パキスタン政府の外務省を訪ねて話を聞いてまいりました。一般市民が無差別攻撃にさらされていることと...全文を見る
○赤嶺委員 実際にパキスタンに行ってみますと、これが民間人に配慮した空爆かと言われる現実がたくさんあるんですよ。本当に無辜の民が、しかも、タリバンを攻撃しているはずなのに犠牲になっているのは私たちだという、こういう難民の方が大勢いらっしゃるんですよ。総理もパキスタンに行って、ごら...全文を見る
○赤嶺委員 総理、パキスタンや、そして総理が御出席になったAPECの会議などでも、テロをなくしようという国際社会の決意は今非常にかたいんです。団結は広がっているんです。でも、アメリカの空爆が一般市民を犠牲にしている。とても、一般市民を対象にしないで軍事施設だけを対象にしているとい...全文を見る
11月21日第153回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  最初の質問ですが、沖縄観光の問題です。  深刻な被害が直撃をしておりまして、これまでも多々論議をされてきたわけです。これまでの政府の対応策というのは、沖縄観光は安全だというキャンペーンだとか、修学旅行への補助を行うだとか、国際...全文を見る
○赤嶺委員 基地の負担の重圧について、共産党はそう言うんだがそれは共産党の意見だと尾身大臣が認識しているなら、こんなことでは沖縄の問題には対処できませんよということを一言言っておきたいと思います。県民みんなが、基地の重圧の苦しみを解決したいという願いは共通であります。党派を超えて...全文を見る
○赤嶺委員 民間住宅地上空での訓練の騒音被害の話をすると、いつもそんな答弁が返ってきますけれども、今度の騒音被害が通常の月より拡大しているのは、明らかに米軍の通常の訓練ではないんですよ。テロ報復戦争による、新たな空母艦載機による訓練なんです。これも認識しておられないようであります...全文を見る
○赤嶺委員 民間地住宅上空での訓練は、アメリカが通常の訓練だと言いましたから、そうだと思っていますと。ところが、私、きょうは時間がないので読み上げませんが、北谷の町長の申し入れ文書、宜野湾市の市長の申し入れ文書、はっきり、テロ報復戦争による空母艦載機が急に飛来したことによって爆音...全文を見る
○赤嶺委員 テロ報復戦争による犠牲を沖縄がかぶっても、基地がある以上、安保がある以上、それはやむを得ないんだというような立場はぜひ改めて、米軍基地と沖縄の観光振興は両立しないという認識を強めていただくことを指摘して、お隣に仲村副大臣もいらっしゃいますけれども、立場は違え、そういう...全文を見る
○赤嶺委員 僕は、今、伊藤長官は大変重大な答弁をしていらっしゃると思いますよ。つまり、三工法八案をよくお読みください、念入りに読んでいくと、そこには注意事項が書いてあるでしょう、そこには、リーフの沖合につくるのは時間もかかるし工法も蓄積がないし経費もかかる、そういう文書を読めば、...全文を見る
○赤嶺委員 既に、三工法八案ではなくて、三案は捨てられて、三工法五案になっている。しかし、地元の人たちは、たとえ基地に賛成だという人でも、沖合のずっと向こうにつくってほしいという人たちが現に圧倒的なんです。私は、基地に賛成している人たちにも、きのうからおとといにかけてずっと電話を...全文を見る
○赤嶺委員 面積が拡大したのは何か民間空港が出てきたからだというぐあいにおっしゃりたいのでしょうけれども、しかし、その民間空港とて需要予測が全く立てられていないものですよ。専門家からも、とにかく、年間の利用客二十万という需要予測自体が正しいかどうか検証しなければいけない、二〇一〇...全文を見る
11月22日第153回国会 衆議院 本会議 第18号
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○赤嶺政賢君 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  私は、日本共産党を代表して、PKO協力法改正案について質問します。(拍手)  十一月二十日、防衛庁長官は、テロ特措法に基づき、アフガンでの米軍の戦争支援のための自衛隊の出動を命令しました。戦後初めて自衛隊が戦時に海外出動する...全文を見る
11月29日第153回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  PKFの凍結解除と五原則のかかわりについて、まず質問したいと思います。  政府は、今回、PKFの凍結解除をするに当たって、内外世論の理解を得たという認識を持っているようでありますけれども、国連PKFが具体的にどういう活動をしているのか...全文を見る
○赤嶺委員 私、一般的に国連PKOの活動ということではなくて、国連PKFの活動の具体的な内容が国民に十分知られているのか、こういうような質問を申し上げているわけです。  御承知のとおり、PKFの活動というのは、もう本当に武力紛争の冷めやらぬ地域に展開して、停戦の監視だとか、ある...全文を見る
○赤嶺委員 不測の事態が考えられ得る、そして危険な事態に遭遇する、これが国連PKFの実態なんですね。  ところが、皆さんが国民の理解を得たと言っているのは、ノーベル賞を受賞しただとか、あるいはPKOというのは戦わない部隊だということで、殊さらに危険なイメージを与えないようにして...全文を見る
○赤嶺委員 PKFというのは極めて危険だということを防衛庁長官もお認めのようであります。そして、そのために武器使用の拡大もあるんだということであります。  私、七年前の安全保障委員会で、中谷長官が当時安全保障の委員のときに、こういう質問をしているのを議事録をめくっていましたら見...全文を見る
○赤嶺委員 そうすると、例えば自衛隊が今回PKFを送ります。日本の自衛隊の宿営地と同じ場所に他国の医療部隊、これは武装していない部隊、あるいは武器を所持していない施設部隊が駐留している場合、こういう部隊は、いわば武装していないわけですから、管理のもとにあるということになり、守るこ...全文を見る
○赤嶺委員 私は、自衛隊と同じ宿営地に、武装していない外国の施設部隊や外国の医療部隊がいるときに、身の危険を感じたら、武装した自衛隊に守ってほしいという期待を持つのは、もう事の成り行き上、当然だと思うのですね。それはいわば外国の部隊を警護する警護活動じゃないかと思いますよ。  ...全文を見る
○赤嶺委員 これは、人間として、個々人として危険に直面した人を守る話じゃないんです。やはり武装していない外国の部隊を、結局「管理の下」に入れるという認識のもとに警護活動をするということにつながっていくんです。人間としてどう守るか、個人をどう守るかという話は全く別なんです。  私...全文を見る
○赤嶺委員 大変説明がつかないですね。最後は人間としてというぐあいに言いますけれども、人間としてごくごく自然に考えるなら、自衛隊がPKFとして武装して行った、そして管理のもとに入る者は守ってあげますという任務も付与された、すると、同じベースキャンプに武装していない医療部隊があると...全文を見る
○赤嶺委員 さっきの警護活動について言えば、武装している自衛隊が、武装していない部隊があったときに、武装していない部隊は恐らくそのときには自衛隊が守ってくれるであろうという期待をするのは人間として当然の考えですね。そういう点からいえば、皆さんがやらないと言ってきた警護活動、こうい...全文を見る
○赤嶺委員 長官の答弁を聞いていますと、PKFというのは危険なところに行くものであり、当然人間としては警護活動につながるような武器使用も認められるものであり、そして今度の場合は、九十五条についても、武力行使につながらないということを一生懸命言っておりますけれども、私は武力行使につ...全文を見る
○赤嶺委員 長官、これもごまかしですね、本当に。  例えば、皆さん武器使用のときに当時どんな説明をしていたか。国連PKOは武器使用についてaタイプがあります、bタイプがあります、こう言っていましたよね、日本政府は一生懸命言っていた。それで、aタイプというのは、要員の生命、身体を...全文を見る
○赤嶺委員 aタイプでないことは非常にはっきりしています。これはもう前回の児玉議員の質問で認めたわけですから。  それで、今いろいろ長官は言い繕っていますけれども、実は、bタイプにつながるような答弁を長官は本会議でなさっているんですよ。それは、こう言っているんです。先日の本会議...全文を見る
○赤嶺委員 こういうのをつまらない神学論争というんですよ。私たちは憲法の立場から、あなた方がごまかし続けてごまかし続けてPKFを世界各地に送って、そして危険に直面した、この危険に直面した今、そういう憲法の解釈をゴムひもを伸ばすように緩めて緩めてやっていくようなやり方というのは、本...全文を見る
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  私は、日本共産党を代表して、PKO協力法改正案に反対の討論を行います。  本法案は、いわゆるPKFの凍結解除によって、国連平和維持軍への自衛隊の歩兵部隊の参加を可能にし、そのため、武器使用原則を根本的に覆そうというものであり、憲法九条...全文を見る
12月06日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
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○赤嶺委員 私は、日本共産党の赤嶺政賢でございます。  当憲法調査会は、日本国憲法の広範かつ総合的な調査を目的とするもので、憲法改正のための調査会ではありません。このことを改めて申し上げて、私は、憲法九条について五分間発言します。  私の住む沖縄で、今、ひめゆり学徒を引率した...全文を見る