赤嶺政賢

あかみねせいけん

小選挙区(沖縄県第一区)選出
日本共産党
当選回数8回

赤嶺政賢の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第164回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  きょうは、米軍再編について質問をいたします。  最初に、二月一日に参議院の予算委員会で我が党の井上哲士議員が、防衛施設庁が全国の防衛施設局にメールを送って米軍再編の反対決議を行わないように理解を求めて働きかけてほしいという問題...全文を見る
○赤嶺委員 地方調整の中心が、米軍再編に反対の地方議会の決議を上げないように地方議員に理解を求めていきなさいと言うこと自身が驚くべきことであります。これは本当に圧力と言わざるを得ません。  そこで、米軍再編について聞いていきます。  去年の十月に「日米同盟 未来のための変革と...全文を見る
○赤嶺委員 それでは、その大きな柱でありました負担の軽減、米軍再編を示されて、全国の自治体で、あるいは首長で、これが負担の軽減かという声も上がっているわけですが、普天間飛行場の問題について具体的に聞きます。  きょうは、実は簡単な資料を持ってまいりました。お手元にも配付をされて...全文を見る
○赤嶺委員 危険な普天間基地を宜野湾から名護市に移すのは、地元では危険の除去とは言わずに、がんの移転と言っているんですよ。だれが好んで県内にこんな危険な基地を持ってこいと望むものですか。しかも、だからそういう問題があるから、稲嶺知事は、将来は必ず撤去してくれるんですね、十五年使用...全文を見る
○赤嶺委員 理解を求めるといっても、もう受忍限度を超えているんです。求めようがないんです。だから、SACOに賛成していても今度の米軍再編には反対だと、島ぐるみ、意見が一致しているんです。  そこで、私は聞きたいんですが、今回の移設案は、世界的な米軍再編、とりわけ太平洋におけるア...全文を見る
○赤嶺委員 ですから沖縄の海兵隊、中でも普天間飛行場は、その中で位置づけられた作業になったわけですよね、米軍再編の中で。それはそういうことですね。
○赤嶺委員 やはりアメリカの世界的再編の一環として、七千人というのも、アメリカ海兵隊のハワイ、沖縄、グアムをつなぐ能力の向上の一環としてやられている。  それで、長官や総理に言っておきますけれども、県民の負担の軽減と言っていますけれども、七千人はほとんど司令部の要員ですよ。実戦...全文を見る
○赤嶺委員 最初、長官は、防衛施設庁が全国の米軍再編担当の施設局に送ったメールは、地方議員に理解を求めてほしい、理解させて決議を上げないでほしいというメールだと言った。今、地方自治体に説明に行った長官自身が、アメリカから詳細については聞いていないから説明していない、していないんで...全文を見る
○赤嶺委員 沖縄の負担の軽減のためにF15を嘉手納から移すといいますが、嘉手納基地には自衛隊の航空機が来て共同訓練を始めますよね。総理、始めるんですよ。負担の軽減だといってF15を移した、航空自衛隊が嘉手納に来てやれば、負担の軽減になりませんでしょう。共同訓練は負担の軽減にならな...全文を見る
○赤嶺委員 終わります。
02月22日第164回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  額賀長官に伺いますが、今回の談合事件の再発防止について、防衛施設庁を解体し本庁に統合すると繰り返し述べております。私には、なぜ施設庁の解体で問題が解決するのかわかりません。八年前にも、調達実施本部をめぐる水増し請求、背任事件があ...全文を見る
○赤嶺委員 調本を解体し、水増し請求や談合はなくなったかということを聞いたわけですが、私は、きょう、防衛施設局がつくった資料を持ってまいりました。理事会の許可を得て配付させていただいております。  調本解体後も装備品をめぐる水増し請求事件は繰り返され、燃料談合、タイヤ談合という...全文を見る
○赤嶺委員 つまり、調本解体によっても談合は依然行われているということじゃないですか。問題の解決になっていないわけですよ。私は、今回、施設庁の解体だというわけですけれども、施設庁を解体しても、水増し請求や談合がなくなるという保証は一切ないと思うんです。  大事なことは何か。資料...全文を見る
○赤嶺委員 公益法人が防衛庁の周りにこれだけあるのみにとどまらず、そこに天下っている防衛庁の職員がこれだけに上っている。そういう天下り、また、公益法人をトンネルにして民間企業に天下っていくという問題も指摘された。  まず始めるなら、再発防止を言うなら、そういう公益法人への天下り...全文を見る
○赤嶺委員 問題の大もとになっている天下りは抜本的に見直さないで解体だと言っても、これは国民は納得できないと思います。  私は、施設庁の解体を言うのは、実は談合の再発防止というところではなく、防衛庁の側に別のところに意図があるのではないか、このように考えています。  施設庁の...全文を見る
○赤嶺委員 施設庁のこの問題が起きてから解体が言い出されているわけではないんですよ。あの橋本行革の時代の省庁再編のときにも省昇格とあわせて施設庁の解体があったと思うんですが、そのときはどんな議論があったんですか。きょう、官房長、お見えですか。ちょっと答えてくれませんか。
○赤嶺委員 省の昇格と絡めての施設庁解体論、それから、当時の橋本内閣時代の防衛庁の秋山事務次官は、この施設庁の解体について、対米調整の効率化、強化という観点から、今議論されている改革は一つの考え方だと、当時から施設庁の解体については、米軍との効率的な協議……
○赤嶺委員 省昇格とあわせて議論されてきたことなんですよ。  今回の不祥事を逆手にとって、年内の省昇格や……
○赤嶺委員 米軍再編を円滑に進めるための施設庁解体論はこれは筋違いだということを指摘して、私の質問を終わります。
02月27日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  額賀長官に伺います。  今月の二十一日の記者会見で、岩国の住民投票に関して、地域の問題であるのか国家全体の問題であるのか、そういうことを地域住民の皆様方にはよく考えていただければありがたい、このように述べておられます。一方、岩...全文を見る
○赤嶺委員 額賀長官は記者会見で、先ほど紹介した言葉の後にこう言っておられるんですよ。国としては、国家国民の安全、地域の安定のためにやらなければならないことはやっていかなければならない、こうおっしゃっているわけです。  住民投票の結果がどうあれ、あくまで計画を進めるということで...全文を見る
○赤嶺委員 地元住民と防衛庁長官がおっしゃる国の安全保障、今の長官のような態度をとられたら、どんな矛盾が起きていくか。このことを示している事例が実はあるんです。  今月、日出生台で沖縄の実弾砲撃訓練、移転訓練が行われましたが、御承知のように、この移転訓練というのは、九七年以来、...全文を見る
○赤嶺委員 米側から、効果的な訓練を行いたいといって、小銃、機関銃の訓練をやらせてくれと言った。そして防衛庁長官も事務次官も地元に迫った。何で迫れるかということなんですよ。  例えば、SACOの最終報告に基づく訓練移転ですよね、SACOの最終報告では、百五十五ミリりゅう弾砲の砲...全文を見る
○赤嶺委員 SACO合意に基づいて訓練の移転を行います、それは同質・同量ですということをあなた方は当時何度も説明したわけですよね。  では、その機関銃、小銃の訓練というのはSACOの範囲内の訓練なんですか。
○赤嶺委員 長官、答弁をゆがめております。私は、SACOに基づく訓練移転であれば、それはSACOの範囲内だ、同質・同量の訓練だということは、九七年、あなた方は繰り返してきたと。小銃、機関銃の訓練を受け入れるよう地元に迫る。迫るのであれば、日本政府は、それはSACOの範囲内だと考え...全文を見る
○赤嶺委員 SACOの合意の範囲内、一体をなすものと、九七年当時、訓練移転のときに、小銃、機関銃の訓練もその砲撃訓練と一体のもので移転するんだと説明しましたか。
○赤嶺委員 SACOの当時説明もしていなかったものが、八年、九年たってアメリカ側からやらせてほしいと言われたから、当時の合意はともかく、まず地元は引き受けるかなといってやってみたと。しかも、長官や事務次官や米側の代表まで地元に連れていくような迫り方をしている。  アメリカはいつ...全文を見る
○赤嶺委員 昨年の十一月ですよ。そのときに外務省は、これはSACOと一体のものであるというようなことについて了解したんですか。
○赤嶺委員 まさに外務省の後知恵ですよ。当時は、訓練に厳密な限界を設けて移転した。そして、私は沖縄で行われていた実弾砲撃訓練場は何度も抗議行動に参加しておりますが、そのときの機関銃、小銃を使った訓練というのは別の場所でやっているんですよ。別の場所のレンジを使ってやっているんですよ...全文を見る
○赤嶺委員 日本政府は、協定になくても、そして何も決まっていなくても、アメリカから言われたら地元に伝える、地元がこれは協定違反ではないかと言ったらそのときに初めて気がつく、そういうことですか。
○赤嶺委員 ですから、地元と結んでいた協定にもない、SACO合意にもなかった。しかし、去年の十一月、訓練が移転されて八年、九年たってアメリカが、最近はテロも多いし、こういう訓練もやりたいと言ってきた。やりたいと言ってきたら、皆さんは、SACOの当時説明していなかったものまで地元側...全文を見る
○赤嶺委員 何で、決まってもいなかったことを地元に押しつけるのに合理的であると。決まっていたかどうかが最大の基準でしょう。当時、SACOの合意の枠内に入っていたかどうか、そしてその地元説明を行っていたかどうか。地元の訓練の責任者であった現地の指揮官のスタッダード中佐は、小銃、機関...全文を見る
○赤嶺委員 米側の要望というのははっきりしているんです。ですから、最初決めた訓練の範囲内も、時代が移るに従って、情勢が展開するに従って幾らでも米側の訓練拡大要求を受け入れていく、これを地元に迫っていく、こういうことが米軍再編の中で繰り返される危険が十分にあると思います。  私は...全文を見る
02月27日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  先ほどから陸上自衛隊の撤退について議論をしておりますが、政府の説明というのは全く不可解であります。  そこで、もう一度質問をいたしますけれども、報道では、三月から五月、あるいは四月から六月にかけて撤退をするということが繰り返し...全文を見る
○赤嶺委員 送り出した時点から撤収については考えてきたというお話なんですが、実は、今月四日に、柳澤官房副長官補が都内の講演で、イラクの出口がことし最大のテーマだ、もうことしのテーマだ、いずれにしても数カ月のうちに陸上自衛隊は引いてくる、このように述べているわけですね。そういう発言...全文を見る
○赤嶺委員 私、朝の理事会でも指摘をしたわけですが、私の質問は、柳澤官房副長官補の発言に関する質問であったわけです。それで、先ほどから額賀長官が、撤退については、それは派遣した時点から繰り返し検討しているんだと言いながら、柳澤さんは、ことし最大のテーマだ、いずれにしてもこの数カ月...全文を見る
○赤嶺委員 柳澤官房副長官補が明確に講演会で述べておきながら、そのことについて国会で説明を求めたら、一般論だといってその話の中身をごまかしてしまう、こういうところに、日本にとって、自衛隊を海外に送った、この問題について国民が真剣に考えている、私たちは即時撤退だという主張をいたしま...全文を見る
○赤嶺委員 この件に関して先ほど額賀長官は、アメリカはいろいろな筋の人たちが個人的にいろいろなことを発言していると申し上げておりました。そのいろいろな方の発言というのは、本当に、国会で解明していかなければならない重要な発言がたくさんあると思うんです。  例えば、イラクを担当して...全文を見る
○赤嶺委員 私は、航空自衛隊の活動について、キミット准将の記者会見の言葉を引いて、いわば陸上自衛隊の仮に撤退があれば、航空自衛隊の活動を、キミット准将が言うように任務の変更ではなく、撤退するのであれば一緒に撤退すべきじゃないかということなんですが、その点はいかがですか。
○赤嶺委員 政府が決断していないとか撤収を検討していないとかと言っても、一方で、航空自衛隊の活動の任務の拡大というのが報道ではるる繰り広げられているわけです。国民は、まさにそういうところをきちんと説明してほしいと思っているわけですよ。それについて、撤収なんか検討していないと言って...全文を見る
○赤嶺委員 今、実施要項は変更しているとおっしゃいました。その内容については説明することはできないというお話であります。  私の質問は、キミット准将が航空自衛隊輸送機の任務の変更について検討しているということを記者会見で述べておられる、それで、任務の変更があるということになった...全文を見る
○赤嶺委員 私は、イラク特措法に基づいてあなた方が派遣をしてきた、そして、自衛隊の撤退が今まさに国際社会の中で話題になっている、議題になっている、多国籍軍についてもそうですよ、そういうときにどういう政府の姿勢があるかということの説明を求めているのであります。  ですから、航空自...全文を見る
○赤嶺委員 はい。  私るるいろいろ聞いてきたんですが、やはり、当初の説明から違う活動領域に自衛隊が入っていこうとしている、その問題について明確にお答えにならない、これは政府の説明責任を果たしたことにはならないし、柳澤官房副長官補の姿勢に見られるように、言ったことさえ責任を持っ...全文を見る
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○赤嶺分科員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  きょうは、私は、長崎県で実施されているいわゆる被爆体験者医療給付事業、これについて質問をしたいと思います。  もともと、被爆者援護法の適用地域は旧長崎市の行政区に限られておりました。このいびつな指定に対して、適用地域外の住民...全文を見る
○赤嶺分科員 今の局長の数字はいつの数字ですか。私が聞いたのは、このスクリーニングを受検した人、通過した人、通過しなかった人、そして、通過しなかった人の中にこれまで受給証を持っていた人は何名いるかという質問なんですが、それをもう一度きちんと答えてくれますか。
○赤嶺分科員 長崎県・市から、今回のスクリーニング調査についてるる説明や要請を受けているのではありませんか。知らないということはないはずですよ。
○赤嶺分科員 私が去年の十一月段階の数字を申し上げますが、検査の実施者は一万百十一人、検査を通過した人が七千十一人、検査を通過しなかった人が三千百人、そのうち、三年前に受給者証を所持していた人は二千七百七十四人。これは県・市の合計で去年の十一月末現在の数字ですが、その数字は持って...全文を見る
○赤嶺分科員 この問題がこれだけ長崎県・市から提起されて、県議会、市議会を含めて大きな問題になっているときに、数字の認識がないということは非常に残念なことであります。  ただ、皆さんのおっしゃった数字の中にも、制度から除外された、そういう人を言われました。どういう特徴があります...全文を見る
○赤嶺分科員 大臣、今度のスクリーニングで、ゼロ歳、一歳、二歳、三歳、四歳、五歳といった、当時幼少だった人々が今度の制度から適用を除外されている、これが大きな特徴になっているんです。その数は全体の三割に上ります。これは制度の根幹が問われると思うんですよね。前の制度では受給できた人...全文を見る
○赤嶺分科員 大臣、違うんですよ。この外された人たちは、対象外の医療の給付を受けた人たちじゃないんですよ。ゼロ歳児、一歳児、二歳児、三歳児、四歳児、当時幼少で、当時の記憶が不十分だった人々、これが外されているんです、大臣お認めのように。それは、対象外の医療給付をこの人たちがみんな...全文を見る
○赤嶺分科員 問題はスクリーニングなんです。対象の医療疾病、これを限定したことによって起こったものではないんです。限定は限定で、それは長崎県・市と話し合っていけばいいことなんですが、被害のこれだけの人が除外されたのは、結局は、判定基準を、当時の記憶にある人、当時のことを記憶してい...全文を見る
○赤嶺分科員 この制度が発足した二〇〇二年四月にはそういうようなスクリーニングでしたか。どこが違うんですか、今回と。
○赤嶺分科員 あなた方は、委員会の報告では対象疾病の見直しということを言ったのであって、前回までは、つまり、記憶にない人、光や熱やあるいは爆風を見た、感じた、触れた、こういう被爆の記憶がなくても、後に親や兄弟から話を聞いて、自分も有害な放射線に被爆したかもしれないという不安のある...全文を見る
○赤嶺分科員 前回は、ゼロ歳や一歳や二歳、記憶が定かでない人もこの制度で医療費の給付を受けていた、それはお認めになりますでしょう。それは事実の問題として認めるでしょう。
○赤嶺分科員 大臣、前回は記憶にない方々も対象になっていたんですよ、今の答弁のとおり。今回はなっていないというんですよ、厚生労働省は。  では、当時、あなた方は、記憶にない人は対象じゃありませんということを地元の長崎県や市に説明しておりましたか。ちゃんと説明していたでしょうか。...全文を見る
○赤嶺分科員 専門家から成るその委員会で、記憶にない人は除外せよという明確な勧告なり提起がありましたか。その点いかがですか。
○赤嶺分科員 うそつかないでくださいよ。検討会の報告書の中に、本当に、記憶にない人は除外するというのがありますか。ちゃんと読んで答弁しておられますか。いかがですか。
○赤嶺分科員 記憶にない人を除外せよというのは、どんな表現であれ、出てこないんですよ。私は、繰り返し目を通してまいりました。  私は、長崎市に行ってきて、今度、そういう被爆体験者の人々と懇談をしてきたんです。今回の措置に本当に怒っているんですよ。あの原爆放射線による精神的な障害...全文を見る
○赤嶺分科員 まさに今読み上げたところですよ。光やあるいは爆風や、そういうものを感じて、それが心の不安になっていった。  それでは、当時、同じ場所にいて、そして家族の者がそういう体験をした。後に、あなたもその場所にいたのよ、あのときの原爆の体験はねと聞かされて、自分の体に不安が...全文を見る
○赤嶺分科員 ですから、制度が始まるときは、そういう被爆を感じた人も、記憶はないけれども、しかしその後、あのときの体験を不安に抱き、そういう対象疾病を発症した人も対象だったんです。もっとわかりやすく言えば、記憶にある人もない人も対象だったんです。  それを、今度の制度の見直しで...全文を見る
○赤嶺分科員 大臣、今出たように、この制度が制度として成り立つまでには、国もいろいろな調査をやっているんです。  長崎県・市は、被爆地域の拡大でした。それが実現せずに、今のような被爆体験者支援事業になりました。そのときに、やはりその地域で起こっているPTSD、精神的な障害に着目...全文を見る
○赤嶺分科員 そのデータを集めるときには、当時ゼロ歳だった人も精神科医のいろいろな調査データの中に入っているんですよ。  局長、余りこの制度を何か理解されていないような答弁が繰り返されておりますが、もう一度立ち返ってみてください。心の不安、いろいろな形で、記憶にある人もない人も...全文を見る
○赤嶺分科員 その検討会の結論は、対象疾病を限定するとか、そういう限定的な報告なんですよ。そこには、当時幼少で記憶がない人は除外せよというのは一つもないですよ、局長も答え切れなかった。  むしろ、記憶にあろうとなかろうと、心の不安というのは、やはり原爆の被害の意識というのは広が...全文を見る
03月02日第164回国会 衆議院 本会議 第11号
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○赤嶺政賢君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇六年度政府予算三案に反対の討論を行います。(拍手)  第一の理由は、国民への負担をさらに引き上げ、社会保障改悪を次々進める予算だということです。  予算案は定率減税の全廃を盛り込んでいます。所得税と住民税合わせて三兆四千億円もの...全文を見る
03月16日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  米軍再編問題について聞きますが、よく、米軍再編はパッケージだと言われております。十月の日米合意に盛り込まれた「統一的なパッケージ」という文言について、政府は、地元の自治体からの質問に対する回答の中で、「個々の案件が全体として抑止...全文を見る
○赤嶺委員 具体的に聞きますが、そうなりますと、普天間飛行場の移設と海兵隊のグアム移転について、それぞれ実現を追求していくものということで、これも間違いありませんね。
○赤嶺委員 ですから、それぞれ実現を追求していくということで間違いありませんね。
○赤嶺委員 パッケージという場合に、普天間の沿岸案が実現できなければ海兵隊の削減もできないよという言われ方をしてきましたし、例えば、在日米国大使館のケビン・メア安全保障部長はこう言っています。普天間飛行場の移設は再編全体とパッケージだ、移設が実現しないなら沖縄駐留海兵隊の七千人削...全文を見る
○赤嶺委員 ばくっとした連関性の話を私聞いているんじゃないんですよ。  例えば岩国と厚木の艦載機、これは密接な連関性を持っておりますよね。あるいは嘉手納のF15の移設、あるいは空中給油機の鹿屋への移設、普天間との関係、密接な関連があります。どちらも抜きにしては考えられない。 ...全文を見る
○赤嶺委員 先ほど、別々に実現を図るということでしたよね。今の答弁だと、いや、すべて関連がありますよということになると、私があえて聞いたのは、厚木の艦載機と岩国というのは密接な関連があります、普天間の空中給油機と鹿屋とは密接な関連があります、それと同じような意味で、普天間の移設と...全文を見る
○赤嶺委員 統一的なパッケージということについての今の長官の説明を聞いていても、全く理解できない状態です。  では、関連して、海兵隊のグアム移転の問題について聞きますが、八千人だとアメリカの側から言われているということを長官もおっしゃいました。つまり、沖縄の海兵隊は何人いて、そ...全文を見る
○赤嶺委員 海兵隊が三万人とおっしゃいましたけれども、今度の協議の中でアメリカの側からそういう説明があったんですか。政府はどうやって三万人という認識を持っておられますか。
○赤嶺委員 一万八千人というのは、今度の協議の中でアメリカ側が説明したわけですね。  そうすると、それから八千人引いたら残りは一万人ということで理解していいわけですか。
○赤嶺委員 いやいや、私が言ったから防衛局長がそう言うことじゃなくて、アメリカからそういう明確な説明があるわけですね。残りは一万人ですよと、沖縄に残るのは。
○赤嶺委員 現実の人数とは別と言うんですが、そうすると、現実に今幾らいるんですか。現実、幾らいるんですか。
○赤嶺委員 つまり、海兵隊というのは、先ほどの議論にもありましたけれども、沖縄にどれだけいるのか、実際に今幾らいるのかというようなことがはっきりつかめない。だから、八千人という数字を出されて、それはどうなのかということについて、全く実感できない。  では、嘉手納以南の土地の返還...全文を見る
○赤嶺委員 こんな大事なこともわからないで、八千人削減だ八千人削減だ、七千人が八千人になったと。結局、実態が実際どうなのかという問題なんですよ。ちょっと、こんなことも明確にできないまま日米交渉をやっていて、八千人と言われたら八千人と日本に持ち帰って言うようなあり方、まず、交渉のあ...全文を見る
○赤嶺委員 調査をして連絡するということですから、しっかり調査をして報告していただきたいと思います。  今度は、では、嘉手納基地以南の三つの基地に絞って聞きます。  まず、那覇軍港ですが、先ほどの質問にもありますが、那覇軍港の返還というのは、もう既に一九七四年に返還が合意され...全文を見る
○赤嶺委員 つまり、SACO合意と何も変わらないということですか。那覇軍港は浦添埠頭に移設する、県内移設ということですね。SACO合意と変わらないんでしょう。
○赤嶺委員 つまり、SACO合意が変わらなければ、あの那覇軍港は浦添埠頭に行く。嘉手納以南の施設の返還と言うけれども、嘉手納以南に那覇軍港が残るじゃないかという話になるんですけれどもね。  次に、キャンプ桑江について聞きますよ。  キャンプ桑江は、今度出ているわけですが、SA...全文を見る
○赤嶺委員 この間、私、毎日新聞を含めて本土紙を見て、嘉手納以南の土地、全面返還、キャンプ桑江とあるものですから、どういうことだろうと。  キャンプ桑江というのは、今施設庁長官がおっしゃったように、九十九ヘクタールSACO合意で返還されている。向こうの総面積というのは百七ヘクタ...全文を見る
○赤嶺委員 SACO合意のときに、普天間飛行場のための必要不可欠な施設として送油管は残ったということですが、今回、送油管を撤去するわけですよね。普天間というのは、SACO合意で返還が決まっていたんじゃないんですか。あのときには返還されずに、何で今度はこの送油施設返還ということにな...全文を見る
○赤嶺委員 それで、その後、SACOがあって、普天間施設の返還というのが言われながら当時ずっと放置していて、今度米軍再編で、さあ嘉手納以南の土地の返還だといって、桑江の全面返還と打ち上げた。中身をあけたら、九十九ヘクタールは既に返還されていて、残りは八ヘクタールだと。県民はこれを...全文を見る
○赤嶺委員 いや、はっきり答えてください。それは県内で機能の代替施設が必要だということですね。そうじゃないということですか。
○赤嶺委員 長官、那覇軍港が七四年に返還合意されて今日まで返還が実現しなかったのは、それは県内移設条件つきだからだったんですよ。もう三十年過ぎても、当時も返還だと言ったわけですよね、三十年たってまだ返還されていないんですよ。  今回、牧港補給施設返還だと言っている。今の防衛局長...全文を見る
03月29日第164回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  私は、午前中も外務委員会で米軍再編について質問をさせていただきました。今与党の議員からも質問がありましたように、今度の米軍再編は、その一つ一つが全くあいまいで明らかにならない。沿岸地区に配備される戦闘機一つとってみても、オスプレ...全文を見る
○赤嶺委員 今の答弁にありましたように、六施設といっても、ほとんどSACOとダブっている。ダブっていない牧港補給基地についても、その機能は県内に移設するというお話ですから、これは何だと言いたくなるわけですけれども、その中で陸軍貯油施設が言われました。陸軍貯油施設というのは県内各地...全文を見る
○赤嶺委員 陸軍貯油施設、まだ全部になるか一部になるかわからないということですけれども、嘉手納基地向けの陸軍貯油施設が返還をされる可能性というのはあるんですか、それとも普天間基地向けの貯油施設の返還の可能性はあるんですか、どちらですか。
○赤嶺委員 現在使っているものは返還しないんですよ、嘉手納基地向けの。しかし、外務大臣、嘉手納基地向けの貯油施設が一番危険なんですよ、あれは嘉手納基地の進入路の真下にありますから。みんなあれが返還されると思ったんですよ。ところが、返還される対象は普天間基地向けですからね。普天間基...全文を見る
○赤嶺委員 四万五千部もつくっておられる。これは名護市等に全戸配布することも考えられているんですか。
○赤嶺委員 たしか今、防衛庁と名護市はキャンプ・シュワブ沿岸案をめぐって交渉中ですよね。お互いに理解を深め合おうといって交渉している最中だろうと思うんですよ。外務大臣も一センチたりとも動かさないという話じゃないだろうとおっしゃっている。しかし、皆さんのこのパンフレットの五ページを...全文を見る
○赤嶺委員 あなた方が政府としてはこうですというのを説明用として持つならそういう場合はあり得るでしょう。しかし、交渉相手のところにこういうのを送りつける、本当に失礼な話だと思うんですよね。何が交渉ですか、何が折衝ですか、理解を深め合うですか。こんなことで理解なんか絶対に深め合えな...全文を見る
○赤嶺委員 答弁をごまかさないでくださいよ。  場周経路と進入経路に加えて、宜野湾市では学校や病院や保育所や教会の上で米軍が旋回訓練をやっている、夜間の訓練もやっている。住民は、ヘリコプターが自分のうちに襲いかかってくるんじゃないか、あるいはヘリから荷物も落下してくる、こういう...全文を見る
○赤嶺委員 事故が起きて何年たつんですか。そして、より安全を確保すると場周経路の見直しをやったけれども、今鋭意協議中と。何度聞いても鋭意協議中。今の問題さえ解決できないのに、何で将来の安全性を担保できるんですか、安全だから引き受けろと地元の人に言えるんですか。  外務大臣、いか...全文を見る
○赤嶺委員 外務大臣が安全性を保証できない、説明できないというお話ですから、こんなていたらくで新しい基地をつくることは絶対に受け入れられないということを申し上げまして、私の質問を終わります。
03月29日第164回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。前国会までは外務委員会に大変お世話になりました。きょうもよろしくお願いいたします。  それで、最初に、日本・マレーシアの連携協定について伺います。  今回の協定案の中には、マンゴーなどの熱帯果実、これは前回のメキシコとの協定におい...全文を見る
○赤嶺委員 そういう沖縄やあるいは南九州の農業を支える熱帯果実について、今後連携協定が進んでいく、そういう中でも十分留意して取り組んでいっていただきたいと思います。  それでは次に、米軍再編について伺っていきます。  よく沖縄には、キャンプ・シュワブ沿岸地区の沿岸案と同時に、...全文を見る
○赤嶺委員 嘉手納以南の土地の返還にかかわって、どうなんですか、そことの関係はあるんですか、ないんですか。
○赤嶺委員 そうすると、七千人、海兵隊はグアムに移動する。しかし、3MEFが旅団化されるのであって、どの基地から何名というのはわからない。したがって、返還される土地とこの海兵隊の削減とは関連性がないということになるわけですが、七千人も削減して、嘉手納以南の土地は関係ないとすれば、...全文を見る
○赤嶺委員 七千人も削減するけれども、土地の返還は伴わない。今何も決定されていないから何も言えない。しかし、政府は、七千人、こんな大変な負担の軽減はないじゃないか、だれが考えてもと、外務大臣も繰り返しておられる。  しかし、3MEFの司令部というのがあるのはキャンプ・コートニー...全文を見る
○赤嶺委員 海兵隊がキャンプ・コートニーから移動する。キャンプ・コートニーは全部司令部要員ですから、家族ですから、七千人の中ですっぽりあくということが考えられるわけですよ。嘉手納以南の基地でいいますけれども、キャンプ桑江なんというようなのは、残っているのは兵員の移動はないですよ。...全文を見る
○赤嶺委員 全くはっきりいたしません。  そうすると、施設はあるわけですから、残るわけですから、一たんグアムに移動した海兵隊がまた、沖縄には施設も十分あるということで、戻ってくることはありませんか。
○赤嶺委員 負担の軽減というのは中身がしっかりしたものでなければ、負担の軽減という政府の宣伝は大きいけれども、中身が何かよくわからないというんじゃ困るんですよね。  我々がそれを一番懸念するのは、海兵隊の特徴なんです。三月十六日の安保委員会で、民主党の長島先生が海兵隊について詳...全文を見る
○赤嶺委員 今北米局長が御説明のとおりに、海兵隊というのは、常時一万八千人仮に沖縄にいたとしても、六千人、七千人が海外で戦争をしたり訓練を展開したりする。そうすると、グアムに行った海兵隊が、海兵隊の持つその特徴からして、今度はやはり訓練のために沖縄に戻ってくる、そういうこともある...全文を見る
○赤嶺委員 はい。  司令部と実戦部隊が常時遊離して訓練することはあり得ないわけでして、高速輸送船も今度の米軍再編の共同文書の中に書かれている。そうすると、高速輸送船を使ってのグアム—沖縄間、ハワイ間の展開も機動力が出てくる。つまり、海兵隊の削減に伴う土地の返還はない、施設はそ...全文を見る
04月12日第164回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  政府は、普天間飛行場の移設問題で、名護市のキャンプ・シュワブの沿岸部に滑走路をV字形に二本つくる案をまとめ、名護市長、宜野座村長らと合意をしました。きょうは、その合意した新沿岸案、あるいは滑走路二本案ともいうべき問題について聞きます。 ...全文を見る
○赤嶺委員 オーバーランを含んで千八百メートル。大体、オーバーランというようなのは三百メートルとかいろいろ言われているわけですけれども、そうすると、名護市は滑走路千三百メートルということを要求しておられます。この名護市の案は受け入れないということですね。
○赤嶺委員 千八百メートルの二つの滑走路を米軍は手に入れたわけであります。米軍が必要であれば、その滑走路は同時に運用することが可能になるわけですよね。
○赤嶺委員 二本の滑走路を運用の目的に沿って使うんだ、いわば住宅上空を飛ばないようにということであるわけですが、これはあくまでも日本政府と名護市の側の合意なんですね。運用するのはアメリカなんですよ。そのアメリカとの間で、言ってみれば、二本の滑走路というのはそれぞれの目的のみに使用...全文を見る
○赤嶺委員 米側とは調整が残されたまま名護市、宜野座村と合意をした。それじゃ、米側とどんな合意をしていくのかという問題であります。本当に運用の目的に沿ったものとしていくためにどうなのか。  今、沖縄で米軍基地の運用について一番問題になっているのは、どんな協定をアメリカと結んでも...全文を見る
○赤嶺委員 それじゃ、あしたから審議官級協議が始まります。この審議官級協議で、名護市長と防衛庁長官の合意というものは、たとえ米側に運用上の必要があっても両者の合意の目的以外には使っていけない、着陸用、離陸用、運用上の目的という抜け穴をふさいだ形での完璧な政府の案を審議官級協議に提...全文を見る
○赤嶺委員 使用協定のお話もありました。使用協定には、早朝、深夜は飛ばないとか入っているんですよね。早朝、深夜は飛ばない。飛行ルートの問題だけじゃないんですよ、名護市が提案してきたものは。  しかし、今度は、沿岸部につくられる普天間飛行場の近くに北部訓練場があります。ジャングル...全文を見る
○赤嶺委員 話をごまかさないでください。私は、二本の滑走路は目的以外に使わないという担保をアメリカからどうとれるんだと言っているんですよ。今のような姿勢では、これまでと同じような使用協定になりますよ。  例えば、周辺事態のときに、周辺事態が起きてもアメリカはあの二本の滑走路は目...全文を見る
○赤嶺委員 アメリカに理解を求めていくという程度であれば、今までと同じ結果の繰り返しです。協定を結んでも、根本的に、米軍の運用上の必要があっても目的以外には使わないという明確な合意がない限り、普天間基地の危険をシュワブに持っていくだけです。普天間基地の危険の除去は一日も早くと言い...全文を見る
○赤嶺委員 終わります。
04月17日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  きょうは、航空自衛隊による輸送活動について聞きます。  政府は、今後の輸送活動について何ら決まっていないとしているわけですけれども、この間の理事懇のやりとりの中で、今後の活動にかかわってイラク国内の飛行場の調査を行っている、こ...全文を見る
○赤嶺委員 ということは、南部の空港に限らず調査していると。基本計画の中では、中北部のバグダッド飛行場、それからバラドの飛行場、モスルの飛行場、これらも挙げられているわけですが、現時点では、調査の結果どういう評価をしておりますか、これらの飛行場について。
○赤嶺委員 理事懇では、いわば調査を進める上で、地対空攻撃の危険性の有無や飛行場周辺の治安活動というのを挙げまして、さっき長官も、南部の飛行場以外のさまざまな情報をとっているということであるわけですが、その際に、今までの航空自衛隊の活動について、今後の活動の方向をしていく上で調査...全文を見る
○赤嶺委員 そうすると、今後、やはり航空自衛隊の活動の中心はいわばサマワにいる自衛隊の人道復興支援活動を中心に行っていき、その他の飛行場への自衛隊の活動、これについてはどのように考えていらっしゃるんですか。
○赤嶺委員 理事懇では、輸送ニーズの確認に十分配意をしつつ、そして飛行場の範囲を、イラク国内の飛行場の調査を行っていると言っているわけですよ。私は、サマワの人道復興支援活動が中心というのであれば、何でイラク全土の飛行場の調査活動を行っているのかという点について理解できないんですが...全文を見る
○赤嶺委員 そうすると、南部の飛行場以外に、航空自衛隊に人道復興支援以外の多国籍軍の人員を運ぶ活動、これらのニーズについて、人員や武装などの輸送のニーズ、これは、調査した上で、あったのですか。
○赤嶺委員 いや、ですから、南部の飛行場以外のニーズについてあったんですかと、こういうことを聞いているんです。
○赤嶺委員 それで、そのニーズの調査の結果ですよ。それはあったのか、なかったのか、この点をさっきから聞いているんですが。
○赤嶺委員 サマワからの陸上自衛隊の撤退について先ほどから議論がありました。麻生大臣は新聞は読まないということでありましたけれども、麻生大臣御自身がテレビ朝日の報道番組で、三月決定、五月ぐらいに撤退というイメージを持っていたが、残念ながらそういうわけにはいかない、イラクの政権がで...全文を見る
○赤嶺委員 外務大臣はさらに、イギリスもオーストラリアも残っている中で、日本だけ先にこちらの都合で帰るというふうにはいかない、こうも述べておられます。  イギリスとオーストラリアと日本の自衛隊とは活動の目的が違うと思うんですね。なぜ、イギリスやオーストラリアの前に自衛隊が撤退す...全文を見る
○赤嶺委員 日本だけ先に撤退するわけにはいかないという言葉どおり受け取れば、多国籍軍みんな一緒に撤退するんだという、本来の、政府が建前として言ってきた自衛隊の任務から検討するのではなくて、今は本当に撤退論議も泥沼化してきていると思います。  私は、自衛隊の速やかな撤退を求めて、...全文を見る
04月18日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  名護市と宜野座村それから政府が合意をして、額賀防衛庁長官に初めて質問する機会を得ました。本当に委員会での議論がないまま、マスコミ等でいろいろ報じられている。それから、きょうの与党議員の質問にもありましたように、米軍基地の運用に対する非常...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、メーンとサブでV字になっている。そのメーンとサブの両方を飛ぶように赤い線が引かれているわけですから、両方飛ぶわけですよね。そういうことでしょう。メーンだけを使うと赤い線は引いていないですよ。いかがですか。
○赤嶺委員 有視界飛行のヘリは、そうすると、どういう場合に海側のサブ滑走路を使うか、あるいはメーンはどういう場合に使うか、そういうメーンとサブでどういう使い分けをするんですか。
○赤嶺委員 着陸用にはサブは使わないということですか。そういうことですか。
○赤嶺委員 どうもV字形というのは、やはり夢に浮かんできただけのことがあるなという感じで今聞いておりますが。  名護市の側は、できるだけ海に近くという要望がありました。あるいは海だと。今長官がおっしゃっているのは、メーンというのは陸側の話ですよね。サブを使えば、より海に近くなる...全文を見る
○赤嶺委員 全く説明がよくわからないんですよね。  主な風向、これは一年間に、三百六十五日、こういう風向きというのはどのぐらいあるんですか。
○赤嶺委員 そうすると、風向きによってメーン、サブ、使い分けするわけですか、いかがですか。
○赤嶺委員 サブを使えば、より海に近くなり、より集落から遠くなり、名護市の側が求めていた騒音もメーンよりはサブを使った方が軽減されるんじゃないか、海側だから。今長官は風向きと言いましたけれども、有視界飛行というのは天気がいいときの話ですよね。有視界飛行に限定した場合に、別にメーン...全文を見る
○赤嶺委員 違うんですよ、長官。長官が合意して私が長官に説明するのも変ですけれども、メーン、サブ、住宅地上空というのは、あくまでも計器飛行における進入経路の場合なんですよ。私が今言っているのは有視界飛行なんですよ。有視界飛行であれば、メーンを使ってもサブを使っても、どちらも住宅地...全文を見る
○赤嶺委員 計器飛行の場合だったら今の説明なんですよ。有視界飛行というのは全部海側を飛んでいるわけでしょう。(額賀国務大臣「そうです」と呼ぶ)そうしたら、メーンを使おうとサブを使おうと同じなんですよ。だから、アメリカ側は二本滑走路を同時に使うことはないんですかと。このことについて...全文を見る
○赤嶺委員 ヘリは、メーンもサブも有視界飛行の場合には使えるようになっている。あくまでも住宅地上空という話は計器飛行の場合であり、両方同じような条件下で使える。  そうすると、滑走路が一本の場合には二機編隊だったかもしれない、二本だったら四機編隊になることもあり得る、そういうよ...全文を見る
○赤嶺委員 これから協議って、だから、長官、沖縄の実態を何も知らないで、何かこれで安全が確保されたかのように説明するから、与党の議員からも極めて厳しい指摘を受けるんですよ。沖縄の基地を体験した人間からは今のような長官の発言は出ないですよ、絶対に。  それで、長官は先ほど、米軍基...全文を見る
○赤嶺委員 私が聞いたのは、日米地位協定において、そういう日本の法律を遵守するという根拠があるんですか。いかがですか。
○赤嶺委員 つまり、米側は日米地位協定に基づいて守る義務がある、遵守する義務があるということでいいんですね。
○赤嶺委員 守ってもらうというのは地位協定のどこにあるかといいますと、第十六条ですよ。第十六条というのは遵守義務じゃないんです。尊重義務なんですよ。尊重するというだけなんですよ。尊重すると言って、結局、夜間飛行はやらないけれども運用上必要だから飛ぶとか、住民生活は全部破壊されてい...全文を見る
○赤嶺委員 日米合同委員会合意であればなおさらですよ。遵守なんかしませんよ。そういうぐあいに受けとめませんか、長官、沖縄の基地の実態を見て。
○赤嶺委員 守らせる努力をしてきて守れないから沖縄の基地問題があるんです。そこのところをぜひ認識していただきたいと思うんですよ。  それで、もっといろいろ聞きたいことがありますので移っていきますが、今度配備されるヘリの機数です。滑走路が二本になることによって、配備されるヘリの機...全文を見る
○赤嶺委員 それでは、今、平時の場合の話を聞いてきたんですが、今度は、周辺事態の場合など緊急事態がある場合に、いわばメーン、サブというのはそのときでも使い分けるのですか。
○赤嶺委員 周辺事態というのはちゃんと皆さんは法的にも想定しているわけですから、しかも長官は、メーンとサブで住民に迷惑をかけないようにしているとおっしゃった当事者ですから、長官としてはどんなふうに考えているんですか。その場合でもメーンとサブを使い分けるということですか。
○赤嶺委員 そのときにはメーン、サブという使い分けも通用しなくなるわけですね。基地がある地域というのはそういう問題に直面するわけです。  次に、滑走路で運用できるのは本当にヘリだけなのかという質問が先ほどから続きました。戦闘機の運用はしないということなんですが、これは政治判断で...全文を見る
○赤嶺委員 そういう説明を受けたので、私もいろいろな本を当たってみたんですよ。そうすると、米軍の戦闘機というのは、新しい機種というのはもっと最新鋭になって、いろいろ滑走路の着陸とか離陸とか書いていないんですが、F14トムキャット、これの最小離陸滑走距離は四百二十七メートル、それか...全文を見る
○赤嶺委員 今の答弁がいかに根拠の弱いものであるかというのはもうはっきりしていると思うんです。  それで、普天間飛行場ですが、普天間飛行場は、空母が沖縄近海に来たときに空母艦載機がタッチ・アンド・ゴー訓練をしているんです。これは通告もしてあります。先ほど知らないという話でしたけ...全文を見る
○赤嶺委員 沖縄の米軍基地の実態を何も知らない額賀長官が、これが安全だと言って頭越しに地元県民に押しつけたことがはっきりしたと思います。しかし、県民の七割から八割は今度のV字形に反対であります。名護市で反対が一番強い、そういう世論調査の結果も生まれています。必ずこの案は失敗すると...全文を見る
04月20日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  法案に入る前に、本土の五つの演習場で行われている米海兵隊の実弾砲撃演習について聞いていきます。  この演習は、九七年以来、沖縄の痛みを分かち合うとして、キャンプ・ハンセンで行われていた百五十五ミリりゅう弾砲の実弾砲撃演習を本土...全文を見る
○赤嶺委員 地元自治体に検討していただいているというのは、反応はどうだったかという答えにはならないんですよね。反応は、私は厳しいものがあると思いますよ。  それで、防衛庁長官は、日出生台のときには、小銃、機関銃の訓練をやらせてほしいと。そうしたら、地元の自治体、知事初めこれを断...全文を見る
○赤嶺委員 二月に長官が米側に訓練をやらないでほしいと申し入れた後に、大分県や関係市町村では決議が上がっています。協定にない訓練はやるなということであります。今度の皆さんの申し入れについても、大分県の副知事からは、明確に受け入れられないというような答えが報道されております。もう立...全文を見る
○赤嶺委員 もう話が、地元の立場に立っているのか、あくまでもアメリカの要請を地元協定を無視して受け入れろということを迫っていくのか、本当にむちゃくちゃなやり方だと思いますよ。  SACO合意と一体のものである、砲陣地防御訓練と実弾砲撃訓練はSACO合意と一体のもので、SACO合...全文を見る
○赤嶺委員 SACO合意と一体だというわけですから、SACO合意に基づいて明確な使用協定を自治体と防衛施設局が結んでいるわけですから、その中に一言もそんな小銃の訓練なんか書かれていないのに、一体だからやらせてくれと言う。日出生台では、砲陣地防御訓練と小銃を使った実弾射撃訓練、これ...全文を見る
○赤嶺委員 長官、全く別の場所でやっているんですよ、離れた別の場所で。一体だというようなことになれば実弾砲撃訓練が、というのは、さまざまな訓練があるんですよ。例えば今、この間から問題になっていますキャンプ・シュワブの近くに北部訓練場があります。北部訓練場の県道のすぐちょっと行った...全文を見る
○赤嶺委員 書かれてないものを、八年たったらこれは一体化した訓練だからと言い出したら、それは何でもかんでも、一体化ということでいえば、幾らでも訓練が拡大できるということじゃないですか。  では、そういう一〇四号越え実弾砲撃訓練と一体であるというのであれば、沖縄では今後、小銃を使...全文を見る
○赤嶺委員 SACOのときの発表文書を見ても、次のとおりの内容の訓練を実施するとしてあるのは、実弾射撃訓練は本土の五つの演習場、最大三十五日間実施する、最大年間四回、各演習場では最大十日、人員三百名、砲十二門、車両約六十台、訓練の実施に当たっては安全に配慮する、これだけしか書いて...全文を見る
○赤嶺委員 今長岡さんは、協定にもない訓練を今度やらせてほしいと言っているんだということを認めたんですよ。私は、これは実弾砲撃訓練にとどまるものではないと思います。  おとついのこの安保委員会の議論でも、名護のV字形案、二本滑走路案について、使用協定を結んで安全性を担保するとい...全文を見る
○赤嶺委員 地元が納得しなければ行わせない、今の大臣の答弁は非常に重いものがあります。それがもし破られた場合には、名護のキャンプ・シュワブの使用協定も全く意味がないもの、既に意味がないんですけれども、ほかの基地について、意味がないものを示すものであるということで私は認識しておきた...全文を見る
○赤嶺委員 防衛施設庁が米軍基地の企画立案事務、そういうことをこれまでどおりやっていくというのがどこに限界があるのか、そして、今後どんなふうに変わっていくんですか。
○赤嶺委員 安全保障環境の変化だといって自衛隊が海外に出ていく、あるいは米軍再編で米軍と自衛隊の一体化が進んでいく、そういう流れに対応した防衛庁の体制の強化というぐあいに今の答弁を聞いて私は理解をしているわけですが、それはそれで非常に重大な問題だなと思います。  ただ、気になる...全文を見る
○赤嶺委員 それでは、防衛局と運用局、これらについても、今度の設置法では新しい任務が与えられております。この二つの局については、どういう考え方で、どういう改編を行うんですか。
○赤嶺委員 あした引き続き質問を続けることにして、きょうはこれで終わります。
04月21日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  法案に入る前に、米軍再編の協議の現状について聞いていきます。  築城、新田原の基地については、昨年十月の日米合意で、嘉手納、三沢、岩国からの米軍戦闘機の移転訓練が盛り込まれただけでなく、普天間基地が持つ緊急事態の基地機能の移転も盛り込...全文を見る
○赤嶺委員 そうすると、基本的にということですが、それ以外の場合もあるんでしょうか。
○赤嶺委員 緊急時という認定なんですが、それに当たるかどうか、これはだれが判断するんですか。日本ですか、アメリカですか。
○赤嶺委員 地元自治体への説明ペーパーを皆さん配付していらっしゃいますけれども、緊急時の使用に備えた訓練、これも行うということになっているんですね。これはどれだけの規模で、どういう訓練を行うんですか。
○赤嶺委員 米軍による単独訓練の形で実施される可能性があると地元自治体へのペーパーの中に書いてありますが、これは、戦闘機による訓練だけなのか、あるいはヘリや空中給油機、輸送機、これらの訓練も含むんですか。
○赤嶺委員 ですから、普天間で行われている訓練を行うんでしょう。
○赤嶺委員 飛来してタッチ・アンド・ゴー訓練もやっていますので、その認識は持っていただきたいと思います。  日米合意でこういう書きぶりがあります。「緊急時の使用を支援するため、これらの基地の運用施設が整備される。」こうありますけれども、これはどういう施設をつくるんでしょうか。
○赤嶺委員 そうすると、長官、グアム移設で一兆円規模をどうするかという話し合いを今行っていらっしゃる。普天間代替施設も当然負担が出ていく。普天間飛行場の緊急使用時の問題での施設の整備、それから共同訓練での施設の整備、これも新たに加わってくるという認識でいいんですか。
○赤嶺委員 そうすると、グアム移転の費用負担、普天間、緊急使用時の新田原、築城その他の基地の整備となると、総額で大体どのぐらいの規模だと長官は考えていらっしゃいますか。
○赤嶺委員 大筋皆さんが合意された緊急時の使用、これにかかわる費用というのはどのぐらいかかるというぐあいに見込んでおられますか。
○赤嶺委員 駐機場をつくったり米軍のための新たな宿舎をつくったり、場合によっては、新田原などについては基地を拡張しなければいけない、その土地代とか、莫大になっていくんじゃないかということを懸念しております。  私は、加えて、緊急時の使用といったときに、緊急時の態様にもよるわけで...全文を見る
○赤嶺委員 この場で答弁を控える問題じゃないですよ。これからどれだけ日本国民の財政負担がこの米軍再編にかかわってやってくるかという問題ですからね。すべてそういう形で明らかにしないというのは、本当に私、けしからぬと思いますよ。  ただ、普天間基地に緊急時の基地機能があるとおっしゃ...全文を見る
○赤嶺委員 本当にはっきりしないんですが。  ただ、やはり緊急事態の基地機能ということになりますと、前線への補給それから中継拠点として、いわゆるあらゆる軍種、陸海空海兵隊ですね、あらゆる軍種の部隊が使用することは当然考えられると思うんですが、この点、いかがですか。
○赤嶺委員 緊急時の機能という普天間の機能を新田原、築城に移す。新田原、築城にはあわせて嘉手納のF15も移ってくる、訓練移転でやってくる。いわばこの二つの基地というのは、普天間の機能と嘉手納の機能が九州に移ってくるという問題ですね。  この中身、明らかにされないけれども、今の議...全文を見る
○赤嶺委員 私、今、指揮系統の問題を聞いたわけですが、去年の九月の朝雲新聞によりますと、司令部のもとに置かれる部隊は、司令官の指揮のもとで一元的に運用されることになり、ゲリラや特殊部隊の攻撃など、事態の態様によって必要なだけピックアップ、各地に迅速に戦力を提供するという、陸自には...全文を見る
○赤嶺委員 中央即応集団とキャンプ座間につくられる新たな米軍司令部との関係についても聞きたいのですが、米軍と自衛隊の司令部同士が同じ基地内に置かれている。これはなぜですか。また、そういう体制になったのは、日米どちらの側からの要望になっていますか。いかがですか。
○赤嶺委員 ふだんから米軍と自衛隊が連携を高めることによって、今国内のことを申されておりましたが、海外で共同して対処する必要が出てきた場合には、それぞれどういう役割を果たすのかという任務の分担をしておくことになるんですか。
○赤嶺委員 今、米軍の側のすぐれたノウハウとおっしゃっております。  政府が相模原市の質問に出した回答で、「平素からの在日米陸軍司令部との交流を通じて中央即応集団司令部が得た米軍・米陸軍の運用等に関する知見を、自衛隊の運用などに活用することが考えられる」、このようにあります。米...全文を見る
○赤嶺委員 いろいろな形で連携を密にして、そして知見を学ぶ、これは、今、日米間には、いわばガイドラインに基づいて日本有事の際の日米共同作戦計画、それから周辺事態の際の相互協力計画がつくられているわけですが、ここでの交換された知見、座間においてですね、そういう知見や情報を密にしたら...全文を見る
○赤嶺委員 長官は戻ってこられますか。
○赤嶺委員 長官質問ですから、ちょっとだけ猶予をいただけませんか。
○赤嶺委員 もう長官だけの質問なんです、申しわけないですが。
○赤嶺委員 いやいや、急がなくていいです。
○赤嶺委員 私、今、座間のことについていろいろ伺ってきたんですが、一九七一年に横浜防衛施設局が当時の座間町と結んだ覚書では、「キャンプ座間の基地縮小について最大限の努力をする」というぐあいにあるわけですね。座間に、新たに米軍の改編された司令部も自衛隊の司令部も持ってくるというのが...全文を見る
○赤嶺委員 座間町と皆さんが結んだ協定の中に縮小という文言が入って、二つの司令部が結果として置かれる、これがなぜ縮小かという疑問は消えません。  それで、最後の質問ですが、鹿屋のKC130。これの移駐先、ローテーションで鹿屋などで訓練をする、実際の訓練はローテーション的に考える...全文を見る
○赤嶺委員 岩国も住民投票の結果が出ているわけですが、その住民投票の結果に逆行するような新たな配置を決めていく、さらに鹿屋でも訓練を行う、途方もない訓練拡大を全国に広げるもの、こういう米軍再編は直ちに見直すべきだ、こういう国内の強い意見も訪米活動の中で伝えていただくように要望いた...全文を見る
○赤嶺委員 私は、日本共産党を代表して、防衛庁設置法等一部改正案に反対の討論を行います。  本法案は、アメリカの世界的な米軍再編方針に沿って、自衛隊の本格的な海外派兵部隊への転換と日米軍事同盟の再編強化の一環として、防衛庁・自衛隊の組織改編を進めるものであります。  中央即応...全文を見る
05月11日第164回国会 衆議院 本会議 第29号
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○赤嶺政賢君 私は、日本共産党を代表して、2プラス2報告について質問します。(拍手)  政府は、米軍再編について、抑止力の維持と負担の軽減が基本方針だと説明してきました。しかし、今回の合意が沖縄県民の願う負担軽減になるのでしょうか。  県内たらい回しはやめよという県民の総意を...全文を見る
05月19日第164回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、米軍再編の中で訓練移転について聞いていきたいというぐあいに思います。  まず、訓練の内容について聞きますけれども、いわゆる最終報告では、一般に、共同訓練は、一回につき一から五機の航空機が一日から七日間参加するものから始め、い...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、タイプを調整したということなんですが、四月十九日付の、千歳市に対して皆さん回答を出しておりますが、お示しした移転訓練の規模については、あくまで典型的な移転訓練の規模のイメージであり、個々の訓練によってはタイプ2の規模を上回ることもあり得るというところである、...全文を見る
○赤嶺委員 大体のイメージで、個々の訓練の計画によって上回ることもあり得るということになるだろうと思うんです。  次に、移転元について聞きます。  最終報告では、当分の間、嘉手納飛行場、三沢飛行場及び岩国飛行場の三つの米軍施設からの航空機が、千歳、三沢、百里、小松、築城及び新...全文を見る
○赤嶺委員 移転元に配備されている訓練機が訓練を移転すると。嘉手納飛行場を使っての訓練というのは外来機が非常に活発にやっているわけですが、この点、いかがですか。
○赤嶺委員 嘉手納に来れば外来機であっても在日米軍機の扱いになるということだと、外来機も在日米軍機として訓練移転に参加する、将来は外来機による訓練もあるということになるわけですよね。
○赤嶺委員 配備されている、そして、外来機も嘉手納に来て訓練をするようになれば、配備されているというぐあいに見ることができる、見るわけですよね。いかがですか。
○赤嶺委員 大古局長、今どういうことを説明しようとされたんですか。  あなたはさっき、外来機でも嘉手納に駐留して訓練をすれば在日米軍機だとみなすとおっしゃった。そういう在日米軍機が嘉手納の負担の軽減のために訓練を移転することはあるという理解でいいんですね。
○赤嶺委員 排除されないと。  嘉手納に飛来している外来機は、これは、一から六機とか、あるいはさっきの六から十二機というタイプどころじゃないんですね。向こうに来ているのは、去年の八月の例でいきますと、アメリカ本土のアイダホ州のF15戦闘機十二機初め約三十機の空軍、海軍、海兵隊の...全文を見る
○赤嶺委員 外来機の訓練形態も、一機から五機とか六機から十二機、そういうタイプ分けにとどまらないものであるということも局長は認識しておられますね。
○赤嶺委員 このタイプの変更は、個々の訓練計画によって変更もあり得るということであります。  次に、夜間飛行の問題について聞きますけれども、五月十二日付で築城の皆さんに回答しております。訓練の時間帯や飛行経路などについては航空自衛隊と同様の態様となりますと述べているわけですが、...全文を見る
○赤嶺委員 そうすると、夜間飛行もやっているということでいいんですね。
○赤嶺委員 嘉手納で問題になっているのは、夜間の飛行を禁止する協定があるにもかかわらず、外来機が本土に安全に引き揚げるという理由で、夜中の二時か三時ごろからエンジンをふかしてみて、飛び立っていくというようなことが行われているわけですね。  訓練以外に新田原や築城等で、外来機がや...全文を見る
○赤嶺委員 今、自衛隊についてのものはあるわけですか。しかし、大規模な訓練の場合には夜間もやるということはあり得るわけですよね。
○赤嶺委員 米側が訓練移転で、築城、新田原あるいは三沢だとか小松、百里に移転した場合に、米軍が、嘉手納と同じように、本土に安全に帰るという理由で夜間飛び立っていくというのも何ら制約があるわけではないという理解でいいでしょうか。
○赤嶺委員 排除されないということに、ここを夜間飛行させないということがはっきりしているわけではないという答弁になるだろうと思うんです。  次に、空母艦載機の問題について聞きますが、築城の地元自治体への回答では、空母艦載機によるタッチ・アンド・ゴーを実施するのかどうかという質問...全文を見る
○赤嶺委員 きょうも時間が来ましたので、私きょうは、移転元から移転される築城、新田原のところからいろいろ聞きましたが、外務大臣には、結果としてこれは嘉手納基地の負担の軽減にはならないということを最後に質問したかったんですが、次の機会に行うことにいたしまして、きょうはこれで質問を終...全文を見る
05月30日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  けさの閣議で、政府は、米軍と自衛隊の再編を実施するための政府方針について決定をいたしました。「普天間飛行場の移設については、平成十八年五月一日に日米安全保障協議委員会において承認された案を基本として、」「早急に代替施設の建設計画を策定す...全文を見る
○赤嶺委員 名護市長は、滑走路の長さについて、短くしてほしい、千五百メートルにしてほしいということを求めています。これは受け入れる考えはありますか。
○赤嶺委員 SACOのときには小型機の受け入れで千五百メートル。今回、同じような小型機の受け入れで、名護の市長が、それならば千五百メートルにしてほしいというようなことを言っているわけですが、例えば、今、九九年の閣議決定で行われたさまざまな議論、平成十一年の閣議決定、そこに留意しな...全文を見る
○赤嶺委員 結局、きょうの閣議決定というのは、V字形滑走路については表現はあいまいにした、沖縄側の、V字形滑走路は容認できないヘリパッドだということについて配慮したかのような装いをしながら、政府案を結局は押しつけるものだということにほかならないと私は思います。  そこで、今度は...全文を見る
○赤嶺委員 アメリカ側は理解を示したと。  五月一日がロードマップでしたよね。五月五日にローレス国防副次官が日本のメディアのインタビューに答えているんです。こう言っているんですね。ヘリコプターの運用というのは、その性質上予測できないもので、通常どおり運用できないという状況は出て...全文を見る
○赤嶺委員 理解を求めたと言うけれども、その理解の中身がローレスさんがおっしゃるような内容であれば、どんな理解を求めたかということが問われると私は思うんですよ。ローレスさん、相手は交渉当事者ですからね。やはり住民の要求は上空を飛ばないということです。住宅地上空は一切飛ばないという...全文を見る
○赤嶺委員 合同委員会の合意の中で住宅地上空は一切飛ばないと、ローレスさん、あなたが五月五日にいろいろおっしゃっているようだけれども、そういうことじゃないんですよというようなものを、合同委員会合意を明確に行うわけですね。
○赤嶺委員 合同委員会の合意というのは、いつ、どの時点で結ぶのですか。
○赤嶺委員 使用協定というのは、いつ、どういう時期に結ぶんですか。
○赤嶺委員 住宅地上空は飛ばないんだ、負担の軽減につながるんだ、安全性は確保されるんだと言いながら、今の議論を聞いていて、今の議論を国会でやった後にアメリカ側の交渉当事者がああいう発言をする。そして、それの担保をとるために政府は何をやるんだといったら、全部先送りなんですね。  ...全文を見る
○赤嶺委員 普天間飛行場の代替施設の建設が県民の負担の軽減になるというぐあいに、長官、これを沖縄でおっしゃってみてください。どんな反応が出るか。  けさの閣議決定、長官は地元とよく協議して決めたということを言っているんですが、県知事がコメントを出しました。「沖縄県としては、」今...全文を見る
○赤嶺委員 それで確かめたんです。知事のコメントとして正式に出されて、沖縄現地で副知事が知事コメントとして発表した正式のコメントですということなんですよ。今長官がぶら下がりで知事が語ったという部分でも、遺憾であるという基調の流れの中での発言なんです。  結局、あなた方は、名護市...全文を見る
05月31日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  私は、自衛隊の撤退について、これまでの質問いろいろありましたが、角度を変えて聞いていきたいというぐあいに思います。  額賀長官は、今月一日の2プラス2で、「条件が整えば、英豪軍と同じ時期に陸自の活動も終了したい」、このように述...全文を見る
○赤嶺委員 新しい政府が発足をしスタートした。六月にはサマワで多国籍軍からイラクへの権限移譲を実現できるのではないかとマリキ首相がこのように述べている。首相自身がそのように発言しているわけですから、あとは調整をして、サマワから陸自は撤退をするという判断をしていいんじゃないですか。
○赤嶺委員 英豪軍がまだ撤収の日程を決めていないと。自衛隊は別の任務で今サマワにいるわけですよね。それで、長官は、五月二十三日の参議院の外交防衛委員会でこのように述べているんです。そろそろイラク人による活動や非政府組織など第二ランナーにバトンタッチするとか、政府開発援助の仕事に範...全文を見る
○赤嶺委員 私が指摘しているのは、つまり、新政府もできました、そして治安の権限移譲の条件もでき上がりました、自衛隊のサマワでの活動も復興基盤が整いつつあります、だのに、撤退のことについてこれ以上何も語れない、まだ何も決めていないということの繰り返し。行くときも、アメリカに言われて...全文を見る
○赤嶺委員 今、国連はイラクの中でどんな活動をしているんですか。
○赤嶺委員 国連は、政治プロセスを主導したり人道復興支援の計画をつくったり、しかし、かなりまだ小規模なんですね。今の国連の規模の活動でイラクでやるというならば、国連は自分たちの国連機も持っていますし、民間機のチャーターをしての国連活動もしている。だから、やはり明確な説明が必要にな...全文を見る
○赤嶺委員 報道で知っているだけというところにとどまらない日本政府の責任もあると思いますよ。アメリカと協力をしてイラクに自衛隊を送っているわけですから、そのアメリカ軍がイラクで何をしているか、ファルージャの戦争もありました。今度は、恐らくこの海兵隊員というのは沖縄から派兵された海...全文を見る
06月09日第164回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  冒頭、委員長の方からも、きょうの委員会への額賀防衛庁長官の出席の問題について発言がありました。先ほど、高木筆頭理事の方からもございました。2プラス2ロードマップができ上がってから、衆議院で防衛庁長官が出席してロードマップについて審議をし...全文を見る
○赤嶺委員 アメリカ政府はオスプレーの配備について何ら具体的な計画を有していないという従来の答弁の繰り返しでありますが、私は、海兵隊としてはオスプレーの配備の基本計画がある、このように考えています。  きょう、資料配付をお願いしてありますが、海兵隊のエビエーション、航空機計画、...全文を見る
○赤嶺委員 北米局長、海兵隊のホームページですよ、これは。あなた方は海兵隊のホームページを見たことないんですか。その中で、これだけ県民や、あるいは今度の米軍再編で大問題になったオスプレーについて海兵隊がどのように扱っているか、公開している資料さえ見ないでこういう議論に臨んでいるん...全文を見る
○赤嶺委員 アメリカ政府として、基本的にそういう決定をしたことはないと。しかし、海兵隊はこのような基本計画は持っている。これは今まで額賀長官も認めてきたことですが、この点いかがですか。
○赤嶺委員 ですから、今後普天間基地のヘリコプターがオスプレーに変更されるという計画は持っているわけです。ところが、それが政府の最終決定になっていないというのがあなた方の説明の意味だと思います。いずれはそれが最終決定になる、それ以外の選択肢はないわけですから、いずれはそれが選択肢...全文を見る
○赤嶺委員 あなた方は地元住民の理解を得るために誠心誠意説明にこれ努めるということを繰り返してきたじゃないですか。しかし、海兵隊のこういう計画の存在を知りながら、そして普天間ヘリが交代する場合にはオスプレー以外にない、そういう選択しかないということも知りながら、いや、中央政府にお...全文を見る
○赤嶺委員 オスプレーがなぜ問題になるのか。事故を繰り返している欠陥機だという問題もあります。それが配備された場合の地域への危険性、騒音の問題もあります。同時に、あの普天間飛行場の代替施設というのは、当初SACO合意で千五百メートルの滑走路が千八百メートルになってしまった、これに...全文を見る
○赤嶺委員 人口が三千三百人ふえました、これは北部振興策の結果ふえたんですか。そうであれば、明確に説明してください。
○赤嶺委員 どこからどこまでが北部振興策の結果かわからないというのは、かけたお金があるわけですから、本当に費用投下を検証していくという意味では、極めてあいまいな答弁だと思いますよ。  北部振興策は年間百億円、十年間で一千億円ということでした。それは今どうなっているんですか。どの...全文を見る
○赤嶺委員 小池大臣、お聞きのとおり、ことしまでに本当は六百億円の振興策であったけれども、四百億円しか使われていない。なぜなら、プロジェクトを出してもらうけれども、そういう地域の振興に合うようなプロジェクトが予定されないので、本当は振興に役に立たなかったというような問題点を多々含...全文を見る
○赤嶺委員 北部振興策というのは、六百億円政府が用意したけれども、四百億円しか地元は使い切れなかった。なぜか。本当に地元の要望に合った振興策だったのかと……
○赤嶺委員 終わります、終わります。  三千人の人口増というけれども、今、団塊の世代が沖縄に移転しているという要素もある。北部振興策の明確な関係についても検証できていないというようなことで、基地とリンクした振興策は沖縄の経済振興にはつながらないということを申し上げまして、質問を...全文を見る
06月15日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  きょうは、ロードマップで言われました訓練移転、これについて聞いていきたいと思います。  訓練の移転先として、ロードマップでは六つの自衛隊基地を挙げております。それに加えて、「双方は、将来の共同訓練・演習のための自衛隊施設の使用...全文を見る
○赤嶺委員 長官、六つの基地でさえ、三つの米軍基地から訓練移転がやってくるということで、今大変な不安や議論が起こっているわけです。皆さんロードマップに、その上にそれ以外の自衛隊基地も「使用拡大に向けて取り組む。」というわけですから、いわばそれは全く説明できませんというわけにいかな...全文を見る
○赤嶺委員 航空自衛隊の基地といえば、いわば六つの訓練移転される対象基地以外には、松島、入間、浜松、岐阜、小牧、美保、芦屋というぐあいに挙げられるわけですが、こういう自衛隊基地はすべて対象になるということですか。あるいは、この基地は対象にならないというのがありますか。
○赤嶺委員 この六つの自衛隊基地以外のすべての航空自衛隊の基地、これは対象になるわけですよね、新たな使用拡大というのは。それを対象にしないとできないわけですから。その点、はっきり答えてください。
○赤嶺委員 六つの基地でさえ、私、その六つの基地を回りましたけれども、やはり、議会においても住民の間においても大変な不安や、そして中身がわからないという不満が広がっている。そういう中にあって、皆さんロードマップに、新たに拡大する、自衛隊基地は今後やっていくんだということについて、...全文を見る
○赤嶺委員 答弁を差し控えるということは、説明しないということと同義語なんですよ。全く説明しないで受け入れろ、理解を求めるという方が本当にむちゃだと思うんですよね。  例えば、普天間基地では、キティーホークやリンカーンといった空母艦載機が近くの洋上に来たときに、たびたび飛来して...全文を見る
○赤嶺委員 この間も、普天間飛行場はスーパーホーネット、空母の艦載機ですね、これが来て爆音をまき散らしているわけです。皆さんが結んだ航空機の騒音防止協定というのは騒音拡大の協定になっている、たびたび指摘されてきたことであるわけですが。こういう実態について一向に説明しようとしない。...全文を見る
○赤嶺委員 あなた方のこういう説明だけでは納得しないと地元からいろいろな声が上がっているから、今私はその声を受けとめて質問をしているわけです。  この間、QDRを読みまして、空母について、十二隻から十一隻に削減をする、一方で、太平洋地域では現在の五隻から六隻にふやすという方針を...全文を見る
○赤嶺委員 二〇〇二年からは一年置きに佐世保に空母がどんどん入港しているという。私は、既に準母港化という印象を佐世保に行って受けました。  二隻態勢となると、例えば空母艦載機の訓練ですが、岩国は厚木のものが行きますから、岩国ではなかなかやるわけにいかぬだろう。私がこういう質問を...全文を見る
○赤嶺委員 共同使用の条件の枠内とはいっても、現に空母がふえていく。そして、現在の空母でも、沖縄近海では沖縄の普天間飛行場を使って訓練している。その緊急使用の訓練を築城、新田原に移せばどうなるかということを一向に説明しないで、想定しないと言うだけでは納得できないと思うんです。 ...全文を見る
○赤嶺委員 今、確定した返還規模は八百九十五ヘクタール、瑞慶覧についてはまだ何も決まっていないと。瑞慶覧の返還というのは、どのぐらいの規模で、いつまでにそれは決まるんでしょうか、もう返還が確定されたかのように皆さん言っていますけれども。
○赤嶺委員 ちょっと長官への質問を控えているものですから、恐縮ですが、少しだけ待たせていただけますか。静かに待っております。
○赤嶺委員 長官の見解についての質問ですので。
○赤嶺委員 いや、長官の発言に関しての質問ですので。
○赤嶺委員 長官、大変失礼いたしました。  今、私、嘉手納以南の土地の返還について聞いてきたんです。確定した面積は幾らかと伺いましたら、施設庁長官は、八百九十五ヘクタール、キャンプ瑞慶覧についてはまだ確定していないし、来年の三月までということを今答弁いただきました。  そこで...全文を見る
○赤嶺委員 政府は全部返還の交渉をしていないんですよ。キャンプ瑞慶覧は一部と書いてあるんですよ。そういう、自分たちが書いて合意した認識についてもあいまいな認識で、千五百ヘクタール返還というような言い方はやはり誇張だと指摘せざるを得ないと思います。  きょうは、内閣府にも来ていた...全文を見る
06月22日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  政府は、一昨日、サマワからの陸上自衛隊の撤退を正式に決定いたしました。イラク戦争が、大量破壊兵器の保有といううその情報に基づいた国連憲章違反の戦争であったということは、ブッシュ大統領の言明によっても明らかであります。  また、自衛隊の...全文を見る
○赤嶺委員 国連がイラクでの活動を拡充したいという願いを持っている。しかし、その国連職員の安全確保についてイラクでは大きな危惧が生じ、あのデメロ国連代表の、攻撃による死亡という事件もありました。なかなかできないでいる、苦労しながらイラクの復興支援を国連がやろうとしている、そういう...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、私が聞いたのは、長官、C130三機、空自をさらにふやしていく、これだけの具体的なニーズが国連から出されているんですか。いかがですか。
○赤嶺委員 私は、いわば国連がイラクの復興支援に当たる、しかし、一方で、イラクの国民は、外国の軍隊は早くイラクから出ていってほしい、そういうことを悲願のように願っている。そういう中で、国連を支援するなら別に空自でなくてもいいのではないかということを強く持つわけです。空自でなくても...全文を見る
○赤嶺委員 今、米軍の掃討作戦が現に行われている地域であるわけですね。  しかも、アルジャジーラの報道によると、バクバでは、米軍ヘリが養鶏農家を空爆し、ヘリから降下した米兵が家屋にいた住民を射殺し、負傷者を理由もなく拘束した、このように伝えているわけです。最近も、ハディサでの住...全文を見る
○赤嶺委員 もう終わりますけれども、政府が今行おうとしている空自の安全確保支援活動というのは、むしろイラクの混乱と泥沼化を一層続けるものであり、空自も速やかに撤退すべきであるということを申し上げまして、質問を終わります。
07月06日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  政府は、北朝鮮から七発の弾道ミサイルあるいは何らかの飛翔体が発射されたと昨日は表明しておりました。  我が党は、昨日、志位委員長が、これを受けまして、国際ルールと国際的取り決めを無視した北朝鮮によるミサイル発射に厳しく抗議するとともに...全文を見る
○赤嶺委員 その弾道ミサイルの落下地点の話が先ほどからありましたが、落下地点について、すべて公海上という認識でいいのか、あるいは排他的経済水域、ロシアも含めてなんですが、そういうこととのかかわりではどのようになっているでしょうか。
○赤嶺委員 次に、対北朝鮮の措置について聞きますが、万景峰92号を入港禁止にした、そこの理由について説明していただきたいことと、それから、当然、そういう措置を通して六者協議に北朝鮮を引き戻していくということが重要だと考えられるわけですが、そういうかかわりで、今回とった措置はどうい...全文を見る
○赤嶺委員 六者協議とのかかわりは。
○赤嶺委員 その六者協議とのかかわりで、我が国は対北朝鮮措置、入港禁止というものをとったわけですが、六者協議に参加している国の中で、入港禁止措置やあるいはその他の制裁措置、そういうものをとった国があるんでしょうか。あるいは、今回の北朝鮮の行為について、六カ国協議に参加している国は...全文を見る
○赤嶺委員 日朝平壌宣言ではミサイルについてのモラトリアム、これは明記されているわけですけれども、六者協議にも違反している、私たちもそう思っているわけですが、しかし、六者協議の文面を見るとモラトリアムというのは出てこないわけですね。  政府はどの点を指して、六者協議の合意文書に...全文を見る
○赤嶺委員 最後の質問ですが、先ほどからミサイルの脅威にどう対処するかというお話がありました。逆に、沖縄では、今回の脅威を口実に嘉手納基地への迎撃ミサイルの配備、これが強行されるのではないかという不安と懸念の声が起こっております。在日米軍基地への迎撃ミサイル・パトリオットの配備に...全文を見る
○赤嶺委員 負担の軽減ということで検討の対象になっていた嘉手納基地に、兵員の増員や家族部隊の増員を含む新たなミサイルの配備、これは負担の増加であり、到底許しがたいということを指摘しまして、質問を終わります。
08月11日第164回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  イラクに自衛隊を派遣して二年半、陸上自衛隊は撤収したわけですけれども、空自の活動は引き続き継続し拡大する。一体、当初アメリカが、戦後の混乱のイラクをおさめなければ混乱は回復しないというような議論もありましたが、今までかかっても治安はます...全文を見る
○赤嶺委員 そうすると、公表できる空港はふやしたけれども、対象空港には変化がないということでよろしいんですか。
○赤嶺委員 対象空港の変更はないわけですが、今回、タリル空港というのが新しく例示されているわけですね。それで、自衛隊が撤収してタリル空港の役割というのは、当然これから自衛隊の支援空港としての役割がなくなっていく。だのに、何でタリル空港を今回新しく例示に加えたんですか。
○赤嶺委員 よく使う空港で、自衛隊がサマワに派遣されてから自衛隊の支援空港としてタリル空港が使われていることは、例示されていなくても明らかになっていたわけですね。そうであれば、なぜ最初のときから例示していなかったんですか。あるいは、最初のときの安全確保に仮に問題があったとしたら、...全文を見る
○赤嶺委員 タリル空港を自衛隊の支援のために一生懸命使っていた時期は例示せずに、自衛隊が撤収してから後あえて例示する、そしてタリルは大事ですよというのは、ちょっとなかなか納得のいく説明じゃないですよね。  私は別の意図を感じるんですよ。やはり、引き続き人道復興支援なんだよという...全文を見る
○赤嶺委員 バグダッドは安全確保支援活動の需要を優先したので、国連からはまだバグダッドへの輸送任務、そういうものについては始まってもいない、こういう状況があると思うんですよ。  それで、先ほど池田先生の質問にもありましたが、ちょっと聞き方を変えたいんですけれども、人道復興支援活...全文を見る
○赤嶺委員 今の考えは考えとして持っているけれども、実際に始めたのは国連の人道復興支援、物資、人員の輸送ではなくて、バグダッドへの多国籍軍兵士の輸送だった。だから、余り答弁に説得力がない感じがしますよ。でも、姿勢だけは堅持していますという政府の説明でした。  別にどちらが優先と...全文を見る
○赤嶺委員 分け方はなかなか判断しがたいということですが、ですから、判断するために米側に確認するんですかと聞いているんです。
○赤嶺委員 私、何かを指摘したわけじゃなくて、確認するんですかと聞いているんですよ。これは安全確保支援活動なのか人道復興支援活動なのか、するかしないかだけ答えてくださいよ。
○赤嶺委員 つまり、量的に人道復興支援活動をふやす姿勢を持っているわけでもない、それから、実際に兵士を輸送した場合に、それが安全確保支援なのか人道復興支援なのか確認する必要もない、政府の姿勢だけははっきりしていますと。しかし、政府の説明というのはなかなかそれだけではよくわからない...全文を見る
○赤嶺委員 ちょっと時間が来ましたので少し割愛をしまして、先ほどから出ている出口の話を聞きたいと思います。  空自はいつまでイラクに居続けるんですか。どういう状況になれば撤退するんですか。官房長官。
○赤嶺委員 あの陸自のサマワからの撤収のときには、イラクの政治プロセスという表現がありました。今回の基本計画の変更の中には、「イラク新政府による有効な統治の確立に向けた政治状況の進展」、こういう表現がなされています。選挙もやった、憲法もつくった、新しい内閣もつくった、政治プロセス...全文を見る
○赤嶺委員 政治プロセスで、総選挙、憲法、組閣というのは明確な到達目標があったわけですが、今のような「有効な統治の確立」というのは一体何を指すんだ、メルクマールは何なんだと、さっぱりわからなくなっていく。  この間、ブッシュ大統領とマリキ首相との会談があって、その後のホワイトハ...全文を見る
○赤嶺委員 私、イラク政府がイラク国民をみずから守ることができるようになるまで駐留するというブッシュ大統領の、このホワイトハウスの掲げられた会談要旨を見て、ふと、これは安保条約かなと。戦後六十年たってもなお日本に外国の軍隊が駐留し、そして、そのもとで基地に苦しめられている地域が現...全文を見る
08月29日第164回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  私たち日本共産党としても、根室の問題それから与那国の問題、それぞれ対応してきているところでありますが、きょうまたその通告も行っておりますけれども、同時に、きょうは普天間基地の代替施設をめぐって政府と県との間で協議機関が立ち上がり...全文を見る
○赤嶺委員 沖縄担当大臣は、先ほど、発言の全内容を答弁していただきました。普天間飛行場移設に係る協議が円滑に進む状況のもとで着実に実行すると。  施設庁長官の発言を今聞いたわけですが、事前に報道されていた中身と趣旨はほぼ同じだと思うんですが、防衛庁は、普天間飛行場移設に係る協力...全文を見る
○赤嶺委員 私、きょうは別に、内閣府と防衛庁の姿勢の違いについて問題にしよう、その機会はいずれあると思いますが、そういうつもりはなく、今施設庁長官がおっしゃったように、まさに政府の根底にある姿勢がどういうことなのかというのを聞いていきたいと思うんです。  例えば、沖縄担当大臣、...全文を見る
○赤嶺委員 今度の協議機関というのは、まさに沖縄の振興のための協議やあるいは北部の振興のための協議を目的にしたものではなくて、普天間基地の代替施設の計画をこれからつくっていく、そういう協議と密接にリンクしているわけですね。いわばそれが基地とのリンクです。基地建設が進まない場合は振...全文を見る
○赤嶺委員 いろいろな言い方をしても、これはリンクしているんだなという理解しか生まれてこないわけですよ。  リンクしたらどういうことになるか。北部の振興にとって大変重要なポイントになる自然環境というのは、基地の建設によって破壊される。とにかく地元が要求するからといって、採算性を...全文を見る
○赤嶺委員 この要綱には危険性の除去が盛り込まれております。政府として、沖縄県が主張する暫定ヘリポート、この案を受け入れる考えはあるんですか。
○赤嶺委員 長官、私が聞いたのは、沖縄県の暫定ヘリポート案を受け入れる考えはあるんですか、この点です。
○赤嶺委員 長官、きょうの協議会で暫定ヘリポート案というのは論議されたんですか。
○赤嶺委員 危険性の除去という枠内で議論されるというお話でしたけれども、八月十三日で沖国大のヘリ墜落事故から満二年を迎えました。事故の直後に安全な飛行経路を見直すということで日米で合同委員会が立ち上がり、協議が続いてきたというぐあいに思うんですが、その結論は出たんですか。
○赤嶺委員 もう時間が来てしまいましたけれども、この問題を質問するといつも、詰めの段階である、ずっとそういう答弁の繰り返しで、もう二年たってしまったわけですね。二年たって対策がとられないということは、やる気がないということですよ。何もやれないということだろうと思うんですよ。  ...全文を見る
10月16日第165回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  テロ特措法ということではありますけれども、ちょっと事前の通告は間に合いませんでしたが、昨日の国連安保理について最初に伺っていきたいと思います。  決議一七一八を全会一致で採択したわけですが、北朝鮮に対して、さらなる核実験と弾道ミサイル...全文を見る
○赤嶺委員 平和的、外交的に解決していくということなんですけれども、それで、具体的に聞いていきますが、最後まで協議の焦点になっていたのが貨物検査の問題であるわけです。この貨物検査というのはどういう性格の活動なのか、臨検やあるいは海上阻止活動、これらとどういう違いがあるのか、これに...全文を見る
○赤嶺委員 貨物検査と臨検との違い、今外務大臣の御説明があったわけですが、貨物検査と船舶検査とも違うわけですか。
○赤嶺委員 説明を聞いていて、よくわからなくなってきているんですけれども、貨物検査と船舶検査との違いを今聞いているわけですが、きのう、外務大臣、たしかテレビで船舶検査について言及されておりますよね。つまり、ここに出ている貨物検査、きのうおっしゃった船舶検査、同じことなんですか、違...全文を見る
○赤嶺委員 つまり、貨物検査といえば、海上にとどまらず陸上も入ると。それで、海上で行われるのは船舶検査ということになるわけですか。
○赤嶺委員 四十一条は、兵力を伴わない非軍事的強制措置を定めたものだと、私、理解しているわけですが、一方、貨物検査、今の船舶検査ということになってくると、通常は軍艦によって行われてきている、報道とかでもそのように聞いているわけですが、非軍事的な強制措置、兵力を伴わないというのと実...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、四十一条は兵力を伴わない非軍事的な制裁措置である、しかし、貨物検査等においては各国の法令に基づいてやる、軍隊が出てきてやる。となりますと、四十一条との関係をどのように理解したらいいのかなというぐあいに思うんですが、その点、いかがなんですか。
○赤嶺委員 貨物検査というのを今度の安保理決議で採択する場合に、各国はどういうスタンスで貨物検査というものについて臨んでいたんですか。
○赤嶺委員 時間もありませんのであれですが、中国はこの貨物検査について、貨物検査の実行を認めない、そして決議の関連規定については留保する、そういう発言があった、こういう報道もあるわけですが、この点どうですか。
○赤嶺委員 要請に基づいて各国で検討する、特にその場合に、船舶検査がやはり軍事的な衝突に発展しないかどうか、不測の事態が起きないかどうか、大変懸念を持つところだろうと思うんですよね。中国の留保意見というのもそのことが背景にあって出てきたんじゃないかと思うわけですが、そういう軍事的...全文を見る
○赤嶺委員 船舶検査は危険だから、体制を整えて、体制を強化して臨む、しかし、それによっても軍事衝突の危険が避けられないということも十分想定されるわけですよ。  だから、今度の安保理決議というのは、いわば北朝鮮の六カ国協議への復帰ですよね。海の上で緊張関係をつくることを目的にした...全文を見る
○赤嶺委員 もちろん、私たちも核の拡散には反対です。だからこそ、今回の安保理決議が上がり、そして各国は平和的、外交的解決に、貨物検査にも慎重で留保した国もある。それは、貨物検査がやはり軍事的な緊張に発展するという懸念を持ってのことであるわけですから、あくまで平和的、外交的な解決と...全文を見る
○赤嶺委員 テロの脅威の除去として進められた五年間のこのアフガニスタンでの軍事活動、しかし、世界各地にアルカイダの影響を受けた部分が広がっているというお話がありました。アフガニスタンでどうなのかということについてお聞きしたいんですが、新しい憲法も採択され、選挙も行われ、政治プロセ...全文を見る
○赤嶺委員 アナン事務総長は、今の外務大臣の挙げた地域をとらえて、情勢は悪化し極めて厳しい、これからさらに悪化する、こういうことをおっしゃっているわけですけれども、官房長官、五年間やってきて、言ってみればテロの脅威の除去だと言ってきたわけですよ。海外でも、イギリスでもアルカイダの...全文を見る
○赤嶺委員 アフガニスタンで今何が起きているか、さっき外務大臣はアナン事務総長の報告と大体同じ基調で述べられましたが、いいところも出てきているんだよというような情勢でないことははっきりしているわけですよ。タリバンも復活し、支配勢力を増してきている。そんなことになれば、今官房長官が...全文を見る
10月17日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  きのうもテロ特別委員会が開かれまして、外務大臣、防衛庁長官には北朝鮮問題を質問いたしましたが、きょうは、米軍再編にテーマを切りかえまして質問をしていきたいと思います。  米軍再編については、久間長官は就任以来、米軍再編問題が第...全文を見る
○赤嶺委員 沖縄にとっては千載一遇のチャンス、海兵隊も八千人減るではないか、こうおっしゃっておりますけれども、この問題について少し確認をしていきたいんです。  実は、これまでも、私何度もこの場で質問してきましたが、八千人という御説明がありました。  ところが、八千人移るグアム...全文を見る
○赤嶺委員 久間長官はSACOのときも担当長官でありまして、そのときも、このときがチャンスだ、今がチャンスだ、動かなければ県民のためにならないと言って、しかし動かなかったわけですよ。新しい基地をつくるということは沖縄では無理なんですよ。そのことの認識をまず持っていただきたい。 ...全文を見る
○赤嶺委員 長官、環境調査さえさせなかったとおっしゃいますけれども、事実は違うんですよ。環境アセスもしないで環境豊かな海にボーリングを掘ろうとしたから、海底地形調査をやろうとしたから、余りにも環境に対するやり方が乱暴じゃないかといって国際社会からも批判の声が起きて、そして、もとも...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、約束した中身と違う中身が、太平洋軍の司令官のチェックを受けた資料がホームページに公開されている、それとの関係と疑問を説明してほしいということですよ。
○赤嶺委員 グアムにつくる九千六百五十人というのは、海兵隊だけで九千六百五十人ですよ。陸海空、四軍のそういう統合軍事開発計画、陸海空それぞれ持っているんですよ。今、九千六百五十人というのは、海兵隊だけでグアムにこれだけつくると言っているんですよ。  それで、私もう一つ不思議なこ...全文を見る
○赤嶺委員 掲載していたという事実をお認めになりましたけれども、これは司令官の掲載していいというサインもあるんです。やはり何らかの力が動いて、米側としては都合は悪くなかったんだが、何らかの理由でホームページが閉じられた。  私、グアムの移転というのは、八千人が沖縄県民のためにな...全文を見る
○赤嶺委員 ではこれで終わりますけれども、嘉手納基地以南の土地千五百ヘクタールというのも額賀長官は繰り返してまいりましたが、それもそうでなくなっているんです。
○赤嶺委員 そういうことを指摘して、私の質問を終わりたいと思います。
10月19日第165回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。時間が十分しかありませんので端的に質問をしていきます。  今、米国はアフガニスタンで軍事掃討作戦を展開しております。米国のその作戦は国際法上どんな根拠に基づいているものですか。
○赤嶺委員 一三六八というのは、自衛権の行使だということで米側は始めたわけです。そうすると、今アフガニスタンで行っている軍事掃討作戦、これも自衛権の行使だということになるわけですか。
○赤嶺委員 ですから、その安保理決議というのは、いつ、どんな形で上がって、何が決められているんですか。
○赤嶺委員 一三六八というのは二〇〇一年九月十二日の決議なんですね。そして米側は、同時多発テロは米側の自衛権だ、こう言ってアフガニスタンを侵攻したわけですが、その後今日まで掃討作戦が続いている。それで、正統政府も樹立されているわけですよ、カルザイ政権が。だから、カルザイ政権が樹立...全文を見る
○赤嶺委員 同意が得られたと言いますが、地位協定はあるんですか。
○赤嶺委員 地位協定もないわけですよね。アメリカがアフガニスタンで不朽の自由作戦をやっている、そしてその一環として海上阻止行動をやっている、しかし、それの根拠となる国際法上について日本政府は説明できないと言う。それで地位協定もないと言う。  例えば、NATOがISAFという形で...全文を見る
○赤嶺委員 ISAFには明確な根拠があるわけですよ。それで、アメリカの行動というのは自衛権では説明できないような事態になっている、もうタリバン政権も崩壊してカルザイ政権が出ているわけですから。しかし地位協定もない。今のアメリカの向こうでの軍事行動は、国際法上全く説明できないような...全文を見る
○赤嶺委員 武器等防護の問題が初めて出てきたときにも、私の記憶に間違いがなければ、久間防衛庁長官は当時政調会長だったんじゃないかなと、ちょっと記憶に間違いがあればお許しいただきたいんですが、ただ、そのときに、発言はしっかり覚えておりまして、やはり、ゴムのように弾力的に解釈するとい...全文を見る
○赤嶺委員 いよいよこの法律の危険性が明白になったということを指摘して、質問を終わります。
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  私は、日本共産党を代表し、テロ特措法延長案に反対の討論を行います。  テロ特措法は、九・一一テロに対しアメリカが始めた報復戦争を支援するため自衛隊を海外に出動させるという、明白な違憲立法であります。その延長は断じて認められません。 ...全文を見る
10月27日第165回国会 衆議院 本会議 第11号
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○赤嶺政賢君 私は、日本共産党を代表して、防衛庁設置法、自衛隊法改正案について質問します。(拍手)  本法案は、防衛庁・自衛隊の発足以来初めて、自衛隊の任務を変更し、防衛庁を省に昇格させるものであり、防衛二法の根幹中の根幹を変更する極めて重大な法案であります。  政府は、九〇...全文を見る
11月01日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、私も防衛施設庁の談合問題について聞きます。  防衛庁をめぐっては、装備品をめぐる背任事件、そして燃料談合、今回の基地建設工事をめぐる談合事件、水増しや談合事件が繰り返されてきました。防衛庁のあり方の根本が問われる問題です。今...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、辞書を引くと、好ましくない事柄としか書かれていないんです。今の長官の認識まで膨らませた辞書の説明というのはないんです。やはり犯罪というようなことをしっかり銘記して、繰り返してはならない、重大な事態だったという認識をまず持っていただきたいと思うんですが、今回の...全文を見る
○赤嶺委員 それでは、今回こういうOBの再就職の問題で、再発防止でどんな対策がとられたんですか。
○赤嶺委員 この二つの報告書を読んでいきますと、入札の改善だとか早期退職者の改善だとか人事交流というぐあいに今おっしゃいますけれども、結局、建設部門が非常に特殊な部門だったんだという認識がずっと貫かれているわけですね。あの人たちのああいう狭い社会で行われたことというぐあいになって...全文を見る
○赤嶺委員 私が今引用したくだりというのは、まさに建設系の部門が関与した企業にこれだけの人たちがあっせんで再就職していますということなんですよ。だから、全く談合にかかわりない、利権にかかわりない、そういう場所に天下っていったわけじゃない、こういう関与したところに天下っていっている...全文を見る
○赤嶺委員 まさに今度の談合事件を起こした、そういう建設系の人たちが関与した仕事の天下りということになっているわけです。報告書の中ではそういうぐあいになっているんじゃないですか。施設庁長官、いかがですか。
○赤嶺委員 ですから、天下り、再就職は、建設系の職員だけの天下り先じゃなくて、防衛庁全体の職員の天下り先の確保として割り振り表も活用されていたということになるわけです。  そこで、今回、再就職の自粛を要請するということになっていますよね。私、この問題を抜本的に解決するためには、...全文を見る
○赤嶺委員 談合の危険のあるような職場に、憲法で保障されているからということになると、本当に談合に対して感覚が麻痺しているというぐあいに私は思いますよ。  今、憲法上の問題だとおっしゃいましたけれども、元人事院事務総長の鹿児島さんという方が、「二十一世紀への舵取り」という本の中...全文を見る
○赤嶺委員 私、すべての企業に再就職を全面的に禁止せよ、こういうことを言っているんじゃないんですよ。この鹿児島さんも、そのおそれが全くない、談合などそういうおそれがない退職公務員の再就職を制約するものではない、たとえこういう措置をとったにしても、だから、むしろそのような再就職は一...全文を見る
○赤嶺委員 そうすると、先ほどの、自衛官も含めて、事務系の職員も含めて、建設系のまさに問題になっている部門の割り振り表の結果、こういう企業への再就職の配置になっているというこの土壌は放置されるということになると思いますよ。  自衛隊法第六十二条がありますよね。第六十二条は、在職...全文を見る
○赤嶺委員 ここが非常に甘さが残っていると思うんですよね。五年間自粛というのは、いわば官の側が自粛するんじゃないですよね。企業の側に自粛要請をするわけですよね。  そうすると、私、これは考えるわけですよ。皆さんは二年間は就職規制をしている。皆さんの立場からいっても、これだけの事...全文を見る
○赤嶺委員 今度の談合問題の一番の根元にあったのは再就職なんですよね。その再就職について、根を断つような対策が甘いじゃないかということなんです。  五年間の自粛で結構だとおっしゃっておりましたが、一方で、今回、公務員制度改革が言われているわけですね。この中で、天下り規制そのもの...全文を見る
○赤嶺委員 ところが、安倍総理大臣が、十月六日の予算委員会の審議の中でも答えていらっしゃるんですよ。総理の見解として、官民の人事交流が重要だ、二年から五年に長くすればいいということではない、こういう答弁をしているんですね。天下りの撤廃を打ち出した中馬試案、これは基本的に進めると総...全文を見る
○赤嶺委員 官民の人事交流という言い方で、結局は、談合の土壌になった天下りはそのまま放置する結果になるわけですよ。今回皆さんが出した報告書は一体何だったのか、通常国会までの話なのかということになるわけですよね。だって、そういう動きが現にありながら、このことに触れずに、何か五年間自...全文を見る
○赤嶺委員 うみを出し切るような調査が求められていると思うんですよね。  それで、これは七月三日の朝日新聞の報道記事なんですが、防衛施設庁の発注工事や用地買収をめぐって、仙台防衛施設局元幹部が在職中、国会議員やその秘書らから受けた口ききを文書に記録していたことがわかった、このよ...全文を見る
○赤嶺委員 そうすると、報道されている本人には聞いたんですか、聞かなかったんですか、この報道で言っている仙台の幹部という。
○赤嶺委員 防衛庁長官、今、施設庁長官は、幹部であれば名を名乗って言えということをおっしゃいました。  私、この官製談合のことでも非常にあいまいな決着のつけ方じゃないかと指摘しましたけれども、やはり政官業の癒着というのはいつでも言われていることなんですね。そういう政官業の癒着と...全文を見る
○赤嶺委員 官製談合の抜本的な対策も極めて不十分、それから、国民が一番大きな不信を持っている政官業癒着についても解明はこれからという段階で、この問題は決着がついていない、とても決着がついたとは言えないということを指摘しまして、質問を終わります。
11月07日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、施設庁談合事件を受けた対策のうち、組織改編、この問題についてまず冒頭聞いていきます。  検討会の報告書では、防衛施設庁を解体し、防衛庁本庁に統合するとの方針を示しております。その際の柱の一つに、「防衛政策と施設行政が密接に連...全文を見る
○赤嶺委員 実施官庁としての役割、防衛政策を推進する役割、両方ともに持っていくということなんですが、こういうことというのは談合の再発防止とは無関係だと思うんですよね。今回、組織の改編というのは談合の再発防止ということなはずですけれども、全く無関係な話が出てきている。なぜ談合の再発...全文を見る
○赤嶺委員 積算部門と契約部門を分ける、これが談合の再発防止策だと。加えて、実施官庁としての役割、そして政治的、政策的な問題を進める役割、言ってみれば、施設庁解体ということは、今、生まれ変わった施設庁を見ると、かなり強化された新たな組織として再編されようとしている、そういう感じを...全文を見る
○赤嶺委員 結局、防衛施設庁を解体するけれども、地方自治体には防衛政策を押しつけていく、そういう機能を強化する、対米交渉ではそういう日米同盟の負う役割を実行できる、そういう強化をしていく、いわば強化した行政機構づくり。談合の再発防止に名をかりて、実は防衛施設庁を政治的に強化してい...全文を見る
○赤嶺委員 結局、北原長官が七月二十日に沖縄で行ったのは、理解を求める説明ではなくて、配備しますよという一方的な通告ですよ、これは。そうでしょう。あなた方の言い分を一方的に述べただけですよ。  そもそも米軍再編というのは、去年の十月、中間報告が出ました。そして、そこでもパトリオ...全文を見る
○赤嶺委員 長官、たくさんのことを述べられましたけれども、今ここで述べた内容というのは、七月二十日に沖縄に行って、とにもかくにもミサイルを配備しますという通告のときに話された内容なんですよ。それで理解が得られましたか。長官の話を理解しました、そういう自治体が一つでもいいからありま...全文を見る
○赤嶺委員 結局、理解が得られていないということなんですよ。一カ所も理解を得ることができなかった。でも、あなた方が自分たちの言い分だけ通して配備した。  米側から得た情報を関係自治体に提供したと言っておりますが、先ほど、長官、あなたは沖縄市からの質問にも答えたと言っておりますけ...全文を見る
○赤嶺委員 いつ、どんな形で、どこの自治体に提供しましたか。
○赤嶺委員 今の話は、つまり米側がパトリオットミサイルを船に積んで沖縄にやってきた、その事後の情報を提供しているようなものですよ。既に、あなた方が自治体に提供するときには私は那覇軍港の前におりましたが、もう那覇軍港の埠頭一面に軍の装備品ですよ。そういう事後の情報でやっておきながら...全文を見る
○赤嶺委員 長官の発言は、米軍基地におびえている県民の感情を本当に愚弄するものだと思いますよ。  防御的なものだといって、そのパトリオットミサイルが何で沖縄に置かれたんですか。結局、米軍基地が集中している、その基地を防衛するためのものでしょう。違いますか。防御的なものというのは...全文を見る
○赤嶺委員 長官は、車列を組んで移動するのをおどろおどろしいと、何か私が大げさな表現をしたかのように、そして、それは粛々とやったことなんだと。長官はごらんになっていないんですよ。私は、その車列を組んで嘉手納基地まで移動する、那覇の軍港から移動する、天願から移動する、全部調査をして...全文を見る
○赤嶺委員 長官、沖縄の総領事ケビン・メアさんがパトリオットミサイルについて、防御用だという意味について語っているんですよ。嘉手納基地の防衛のためか、沖縄の防衛のためかと問われれば、両方だと答える。我々の役割は日本の防衛と極東の平和と安全に貢献すること、一方、日本の役割は施設を提...全文を見る
○赤嶺委員 長官、パトリオットミサイルの配備に理解を示していない首長は、日米安保条約に反対しているからミサイルに理解を示していないんですか、長官の喜べという言葉を素直に受け取れないんですか。いかがですか。嘉手納町長やその他の首長は、日米安保条約は反対だからパトリオットミサイル配備...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、長官は、私が質問しているから、はなから安保条約反対の立場で質問しているだろうから、そういう答弁をしてやれと思ったかもしれませんが、ミサイル配備に反対している首長も、安保条約の賛否は問うていないんですよ。安保条約に賛成の人も安保条約に反対の人も、みんなミサイル...全文を見る
○赤嶺委員 アメリカの言い分は大変熱心に説明なさいますけれども、兵隊がふえることについての県民の感情について一顧だにされませんでした。やはり兵員がふえれば、それだけ県民との間の摩擦もふえていくんです。事件、事故も拡大するんです。  だから、そういうものについて、もろもろのことを...全文を見る
○赤嶺委員 さっきのミサイルの議論をやってみてもわかるじゃないですか、政府の言うことなんか信用できないと県民が思うようなことですね。このV字形も同じですよ。何で、離陸用のみのところに、着陸用のみのところの進入灯以外に四カ所すべての、どこからでも進入できるような進入灯の設置をアメリ...全文を見る
○赤嶺委員 そうすると、当然、地元自治体と協定を締結した政府の立場からいえば、進入灯の設置は認めないということでいいですよね。
○赤嶺委員 けさの報道によりますと、守屋事務次官が、緊急時の使用の際は、着陸用、離陸用、いろいろな形での着陸があり得る、実際に分けて使うというのは現実的でない、緊急時使用の場合は認めざるを得ないみたいな、そういう発言をしておりますが、緊急時使用の場合はそういうことになるんですか。
○赤嶺委員 嘉手納飛行場で緊急着陸というのが頻繁に行われているんですよ。だから、緊急時というのは、沖縄における米軍の緊急時というのはどういうものか、長官、御存じですか。
○赤嶺委員 ですから、県民の置かれている立場というのを理解しないで、喜べ、喜べばかりおっしゃっている長官かと思うんですよ。  下地島飛行場を米軍が使うときも、最初は緊急時なんですよ。でも、今使い始めたらもう日常ですよ。それから、深夜の離陸、着陸でも、運用上の必要があればとか、緊...全文を見る
○赤嶺委員 結局緊急時は使うんだ、これ自身がもう、名護市と宜野座村の説明、その当時そういう説明をしていないんですよ。緊急時以外は離陸用、着陸用滑走路を使い分けますよ、緊急時の場合は違いますよという説明はなかったんです。なかったんです。それで、今ごろになって緊急時は使うのは当然だみ...全文を見る
○赤嶺委員 結局、地元自治体との最小限の合意さえほごにする行為なんです。  もう一つあるんです。滑走路には戦闘機は使わないということをロードマップでも言われております。ところが、今やっている交渉の中では、マスタープランの中では、アレスティングギア、着陸拘束装置を設置せよと米側が...全文を見る
○赤嶺委員 固定翼機は軽飛行機にしか使わないというようなことを言いながら、こういうようなことを言って、今までのすべての説明がひっくり返るような事態が進行している。こういう地方自治体に不誠実な説明を繰り返してきて米軍再編を進めようとしている、こういうお役所は省に昇格する資格はないと...全文を見る
11月10日第165回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。きょうは、久しぶりに外務委員会で質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。  時間がありませんので、端的に聞いていきたいんですが、まず最初にNLPの問題であります。  報道によりますと、NLPの恒常的な訓練施設を岩国基地から約...全文を見る
○赤嶺委員 その報道では、岩国と築城あるいは大黒神島というぐあいに挙がっているわけですけれども、せんだっての安保委員会で久間防衛庁長官は、具体的にこれから先どういうことになっていくかわからないと答えておられます。最終的にどういうことになっていくか、これは別として、アメリカ側が百八...全文を見る
○赤嶺委員 施設庁長官、今、協議中のことであるのでとおっしゃっておりましたが、久間長官はこの間の安保委員会で、岩国はないというぐあいに、協議の中身に立ち入っておっしゃっているわけです。  それから、皆さんが回答した文書の中に、築城基地でそういうことは考えていないという回答文書が...全文を見る
○赤嶺委員 築城についても、そういうことはあり得ないという回答をしていますけれども、いかがですか。そして、大黒神島についても、これまでの経過を踏まえて、つくらないということになっているはずですが、いかがですか。
○赤嶺委員 次に、劣化ウランの問題について聞きます。  普天間飛行場や、あるいは嘉手納基地のヘリ、輸送機、これに劣化ウランなど多数の放射性物質が使用されている、こういうことが米軍のホームページでわかったという報道があります。この点は事実ですか。
○赤嶺委員 ホームページは、ごらんになったことはありませんか。
○赤嶺委員 県民が大変不安に思っていることです。また、県民のみならず、在日米軍基地で使用している航空機において放射性物質が使用されている。本土でも墜落事故がたびたび起こっているわけですから、その辺、しっかり調査をしていただきたいと思います。  ところで、自衛隊の航空機では、そう...全文を見る
○赤嶺委員 民間の航空機は今はもう使用していないんですよね。県民、国民への被害を想定してのことであります。  この問題はまた後で時間があれば取り上げていきたいというぐあいに思います。  次に、キャンプ・ハンセンのレンジ4の問題について聞きます。  レンジ4で八日午前、カービ...全文を見る
○赤嶺委員 レンジ4は民間の住宅地から三百メートルしか離れていない場所に存在するから、これは欠陥訓練場だということをたびたび指摘してきたわけです。  今まで外務省は、民間に向けることはない、山に向かってやるんだということでありました。銃弾が入っていなければ民間地に銃口を向けた訓...全文を見る
○赤嶺委員 動作を確認するということは、ぐるりと一周回るんです、三百六十度。だから、民間に向くんです。その動作を繰り返し繰り返し行うわけですから、これは民間に、住民に不安を与えることは間違いないわけです。欠陥だと言ってまいりました。  それで、暫定使用だと言ってきたわけです。そ...全文を見る
○赤嶺委員 終わります。
11月24日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  きょうは、参考人の先生方、先ほど大変貴重なお話を伺うことができまして、ありがとうございました。  質問に入っていきますが、先ほどから今回の法案の核心について、前田先生の方から、やはり海外活動の本来任務化ということが挙げられてお...全文を見る
○赤嶺委員 私も、海外活動の本来任務化と、それから九・一一テロ以降のアメリカの戦略の大転換、その大転換が日本の防衛大綱に与えた影響、そして今回の法律ということでその影響を見ているわけですが、そのことによって憲法との関係がやはり生じてくるだろうと思うんです。  それで、憲法との関...全文を見る
○赤嶺委員 もう時間がなくなりましたけれども、最後に、大事なことなんですが、防衛省になることによって、あるいは海外活動を本来任務化することによって、今までと何ら変わらないんだというのが政府の説明であるわけです。  海外活動を本来任務化して、一方で憲法を変える話があって、集団的自...全文を見る
○赤嶺委員 終わります。
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  長島先生から沖縄の問題を取り上げていただいたんですが、集中審議もこれからたくさん予定をされるということでありますので、沖縄の問題は次回に回しまして、きょうは法案の審議に入っていくわけですが、このことについて最初に防衛庁長官にお伺...全文を見る
○赤嶺委員 まさに、今長官がおっしゃられたように、世界に出ていく自衛隊、専守防衛から大きく性格を変えていくわけです。ですから、それだけに徹底した審議、委員会、理事会等でも申し上げておりますけれども、委員長、そういう十分で慎重で徹底した審議を改めて理事会等でも検討していただきたいと...全文を見る
○赤嶺委員 理事会で協議していきますので。ただ、法案の中身に入ろうにも入れない事態が相次いでいるところに今私たちの大変大きな悩みがあるわけです。  その一つが、十一月二十一日に起こりました海上自衛隊潜水艦「あさしお」が民間貨物船に衝突するという重大な事故であります。  この問...全文を見る
○赤嶺委員 長官、誤解なさらないでください。私は法案に入れないと言っていないんです。法案は徹底審議だ、きょうもやりたいと。しかし、この問題を取り上げざるを得なくなった。こういう事態を起こしたのは私じゃなくて防衛庁・自衛隊の方ですから、そういうようなところもよく見ていただきたいと思...全文を見る
○赤嶺委員 自衛隊が出した、防衛庁が出した文書によりますと、再練成訓練というのがありますが、これは一体どういう訓練ですか。
○赤嶺委員 乗員の練度が落ちていて、練度向上のための訓練をやっていたと。報道では、これらの海域は船舶の航行量も多い海域というのがありましたが、そういう場所で海上自衛隊の潜水艦は訓練を行うんですか。
○赤嶺委員 事故が起きた後の通報の問題について伺いますが、事故の発生時間が九時四十九分、海保に連絡が入ったのが十一時ですね。何で一時間十分もかかったんですか。
○赤嶺委員 海難事故が起きた場合には、まず直ちにやるべきことは、事故を起こした艦船が海上保安庁に直接通報するということになっていますよね。今の局長のお話だったら、横須賀に報告をしてそこからだというふうな話ですが、何で直接通報するということが機能しなかったんですか。
○赤嶺委員 事故は日南の地域で起きて、横須賀には通報がついたけれども、管区の海上保安庁には連絡が行かなかったということですか。
○赤嶺委員 浮上して、それでも横須賀に通報するまでには時間がかかっているわけですが、艦船が横須賀なり管区海上保安庁への通報をした場所は、浮上した場所は、事故を起こした場所からどのくらい離れているんですか。
○赤嶺委員 海上保安庁は海上保安庁としての捜査をやりますが、皆さんは事故再発防止の観点から調査をやっているということでありますから、これは速やかに、直ちに、どこから通報したのかというようなことも含めて全体を国会にきちんと報告すべきだと思いますが、いかがですか。
○赤嶺委員 船舶にとってはどこから潜水艦が浮上してくるかわからない、そういう関係になっているわけですよね。ところが、安全対策に万全を期すべき自衛隊の側の艦船が、海難事故が起きてもその通報ができないような状態ですね。非常に時間がおくれる、ゆゆしきことだと思います。もう一度、調査報告...全文を見る
○赤嶺委員 私、今、一つちゃんと伺いたいのは、そうしますと、領海内をかすめることであっても、非核三原則に反する立場だから認められない、前言は撤回しているという理解でいいわけですね。
○赤嶺委員 十二海里と三海里の間の話ですが、十二海里になったのは、六七年に非核三原則、そして日本の領海は、七七年の領海法の制定のときに三海里から十二海里、かなり古い話なんですよね。そして、九六年に国連海洋法条約を批准しているわけです。  七七年—九六年の間に、日米間で日本の領海...全文を見る
○赤嶺委員 長官、整理される、一度整理してみなきゃいけないとおっしゃっているから私は聞いたわけです。ここで長官が私の所管ではありませんと言われたら、これは私、長官の言葉を信じて質問したわけですが。
○赤嶺委員 法制局長官は、日本の側の見解として、十二海里も領海内ですということをおっしゃっている。それは長官は理解されたと言っている。アメリカがどう理解しているか、それは明確な形で日米間で協議があったのかどうかということを今私は伺っているわけですが、まだそれを整理されていないよう...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、事前協議の範囲が三海里だったのか十二海里だったのか、あいまいなことを長官がおっしゃって、そのときに、そんな急に言われてもアメリカだって困るんじゃないかと、アメリカの立場をおもんぱかってああいう発言をなさっているから、アメリカとの間はどうだったんですかと。日本...全文を見る
○赤嶺委員 緊急事態について日米間で、こういうときは緊急事態だよという合意があるんですか。
○赤嶺委員 聞いていないのに、あるんじゃないかと言うわけですか。そうしたら、では、アメリカが緊急事態という理由をつければ領海内に入ってこられるということじゃないですか。
○赤嶺委員 私たちは、今まで非核三原則、核は持ち込ませないと日本政府は言いながら、実はアメリカとの間に核密約があるんじゃないかということを我が党はたびたび指摘してまいりました。核の持ち込みについては、六〇年安保のときに結ばれたもので、事前協議の対象となるのは核の持ち込み、イントロ...全文を見る
○赤嶺委員 結局、緊急の際は仕方がないだろうといって、救急車じゃないんですからね。消防車じゃないんですから。核兵器を積んでいる艦船を、非核三原則に基づいて、やはり持ち込ませないという日本政府の明確な意思表示がこんなあいまいな形で壊されていく、崩されていくということは絶対納得できな...全文を見る
11月28日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  法案に関連をいたしまして、先週の安保委員会での久間長官の発言について、改めて質問していきたいと思います。  核艦船の領海通過について、先週の安保委員会で長官は、緊急事態の場合にはやむを得ない、その後に事前協議できなかったという...全文を見る
○赤嶺委員 災害に限られているのかという質問だったわけですが、特定することは難しいというお話なんですけれども、そうしますと、周辺事態や武力攻撃予測事態や武力攻撃事態、これは緊急事態に該当しますか。
○赤嶺委員 長官は頭の体操というお言葉が非常に大好きでありますけれども、しかし、過去の政府答弁というのはそういうことは全く触れていない、そのことは長官も御承知だと思いますけれども、緊急事態を含め、いかなる場合であっても核の持ち込みは許さないというのが政府の説明であったわけです。 ...全文を見る
○赤嶺委員 政府見解は明らかでありますが、そうしますと、防衛庁長官がおっしゃいました頭の体操という意味が私にはちょっとよく理解できないんですけれども、今の政府見解と久間長官の答弁とは違うと思いますけれども、いかがですか。
○赤嶺委員 緊急事態のときにはあり得るというような想定を現に長官がやっていらっしゃるわけですから、やはり政府見解と違うんじゃないですか、いかがですか。
○赤嶺委員 やはり違ったことをおっしゃっているんですよ。違ったことを中身に挟みながら答弁しておられるんですよ。私が司令官の立場になるわけもないですから、それはもうはっきりしております。  そこで、外務省に伺いたいんですが、今長官も触れておられましたけれども、いわば、今米国は、国...全文を見る
○赤嶺委員 緊急事態の場合にどうなのか、過去の政府答弁というのはもっと明確に述べておられます。  これは一九八一年五月二十九日の外務内閣安保連合審査会の中での園田大臣の発言ですが、「非核三原則の中で緊急避難の場合は別だなどということになりますと、それを利用して、緊急避難だ、緊急...全文を見る
○赤嶺委員 長官は、当時の答弁を直接はお知りでないと言いながら、長官流の解釈を加えていきました。  私は、やはりあらゆる場面で非核三原則の立場を強化すべきというのが政府の立場だと思います。長官の公式見解、そして政府の公式見解をぜひ文書で出していただきたいというぐあいに思います。...全文を見る
○赤嶺委員 そもそも何で日本政府が非核三原則という方針をとるに至ったか、これは長官もよく御存じだと思います。長官は長崎、私は沖縄、やはり戦争というものについていろいろ考えてまいりました。  日本政府が非核三原則をとるに至った立場、これはどういう立場からのものなのか、なぜ、堅持す...全文を見る
○赤嶺委員 端的に言えば、広島、長崎が原爆によって一瞬に焦土と化した、その地球上唯一の被爆国が、核兵器の持ち込み、配備などあってはならない、核戦争の足場にされてはならないという被爆国の国民の思いであるわけですよね。そういうような立場がやはりある。  だから、日本政府が目指すべき...全文を見る
○赤嶺委員 被爆国だからこそ体験に基づいて被爆、核兵器の恐ろしさについてやはりリアルに説得力を持って訴えられる。ですから、今、そういう被爆者の立場をないがしろにして、国会で核の持ち込み、あるいは核兵器の保有について議論されている、そういう議論の中で防衛省の問題や自衛隊の海外活動の...全文を見る
○赤嶺委員 それでは、法案に入っていきたいと思います。  まず、定義から聞きます。本来任務ということになっているわけですが、本来任務というのは何ですか。
○赤嶺委員 つまり、自衛隊法三条に規定している自衛隊の任務のことになるわけですが、それでは、自衛隊法で付随的任務とはどういうことですか。
○赤嶺委員 自衛隊法の中で付随的任務という任務があるんですか。
○赤嶺委員 付随的任務という任務は法律上位置づけられていないわけですよね。便宜上、いわゆるという話になるわけです。  いわゆる任務に位置づけられなかったことが今度自衛隊法第三条に位置づけられるということになるわけですから、法律的に言えば、自衛隊法上任務でなかったものを今回自衛隊...全文を見る
○赤嶺委員 先ほどの説明だと、自衛隊法上の任務とは位置づけられていなかった、いわゆるという、いろいろな経過や事情の中で雑則や附則にいろいろなことが入れ込まれていった。今後、そういういわゆるを取っ払って、やはり新しく任務というところに規定していく、ですから、任務でなかったものが任務...全文を見る
○赤嶺委員 PKO活動とか緊急援助活動、そしてテロ特措法、それぞれの活動が、目的も違う、内容も違う、そして条件も違う、これらすべてを束ねる活動というのは、束ねていわゆるここで国際平和協力活動と呼んでいるわけですが、その共通項は何ですか。
○赤嶺委員 そうすると、今のような答えでいきますと、海外で軍隊が行う活動の中で、これは該当しないという活動はあるんですか。あるいは、そういう活動上の限定があるんですか。
○赤嶺委員 そうしたら、国際平和協力活動という本来任務に位置づけた、これについて限定があるのかということを聞いているわけです。
○赤嶺委員 「別に法律で定める」というその法律の中身は、今はっきりしているのはどれどれですか。
○赤嶺委員 それ以外のものは今後は入らないという限定がついているという理解でよろしいですか。
○赤嶺委員 では長官、それ以外のものはもう今後も入らないわけですね。
○赤嶺委員 特別な法律をつくれば入ってくるという理解でいいわけですね。ですから、そこには、いわゆる無限定というか、憲法とのかかわりでいえば、武力による威嚇や武力の行使にわたらない活動であれば、これからも新たな法律ができれば本来任務の中に入っていくという理解でいいですね。
○赤嶺委員 今後、いろいろなことが、海外活動が本来任務になっていくという要素をここに見るわけであります。  三条二項の二号の定義で、「我が国を含む国際社会の平和及び安全の維持に資する活動」というのがあります。これは、我が国を含むということは、我が国の平和と安全との関連性の存在を...全文を見る
○赤嶺委員 そうすると、国際社会の平和と安全についての相互依存関係が異常に強まっているということであって、いわば、我が国の平和と安全、これとの直接の関係はこの国際平和協力活動の要件ではないということですか。
○赤嶺委員 そうすると、全く日本の平和と安全とは関係のない活動を含む、先ほども言いましたが、いろいろな海外での活動を自衛隊の任務に位置づけていく、そういう意味でも無限定だと思うんです。  武力の行使や武力の威嚇にわたらない範囲というぐあいに言っても、何が武力による威嚇なのか、武...全文を見る
○赤嶺委員 法律をつくるときには時限立法だといってこの附則の中に入れて、そして今回その本来任務の中に入れる。では、ああいうイラク戦争とかアフガニスタンにおける戦争だとか掃討作戦、あれはこの国際平和協力活動、これに当たるというのが政府の認識ですか。
○赤嶺委員 今のイラクの事態、アフガニスタンの事態を見て、国際社会の平和と安全の維持に資する活動ということですが、ああいうアフガニスタン攻撃、イラク戦争というのが、具体的に国際社会の平和と安全の維持にどのように資したんですか。
○赤嶺委員 それにしても、イラクはもう泥沼化ですよね。アフガニスタンも混乱を拡大している。アナン事務総長がこの間退任に際する記者会見で、一番後悔しているのがイラク戦争をとめられなかったことだ、国連安保理で米国主導のイラク戦争を回避できなかったことが悔いだ、大量破壊兵器疑惑を調べる...全文を見る
○赤嶺委員 長官の先ほどの周辺事態法の答弁、説明を私伺っていたんですけれども、「そのまま放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態等我が国周辺の地域における我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態」と言っているわけですから、我々は、周辺事態の活動も国際平和協...全文を見る
○赤嶺委員 もう時間になりましたけれども、まだまだ法案の中身について問いただしたいことがたくさんあります。いずれにしても、慎重で徹底した審議をこれからも引き続き続けていく、地方公聴会、中央公聴会も開催し、そして、なおかつ被爆者の意見も聞く、法案の重さにふさわしく、官房長官、外務大...全文を見る
11月30日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第11号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  歴代政府はこれまで、自衛隊は我が国を防衛するための必要最小限度の実力組織であるから憲法に違反しないと説明してきております。防衛庁長官に聞きますが、この憲法見解に今も変わりはありませんか。
○赤嶺委員 久間防衛庁長官は、二十八日の当委員会で、現行自衛隊法三条の規定が憲法九条との整合性をとるための任務設定だった、そういうことをお認めであります。ということは、我が国を防衛するための必要最小限度の実力組織であるから憲法に違反しないという憲法見解の一体のものとして、自衛隊の...全文を見る
○赤嶺委員 その趣旨であります。  ところが、今回の法案では、自衛隊法三条に新たに二項を設け、周辺事態に対して行う活動と国際平和協力活動を自衛隊の任務に位置づけるとしているわけです。現行憲法の規定解釈が何ら変わっていないにもかかわらず、なぜ自衛隊の任務を変更し、海外での活動を自...全文を見る
○赤嶺委員 自衛隊の任務を日本防衛と定めてきたのは憲法九条の規定とかかわっていると。その日本防衛ではなくて、周辺事態やあるいは国際平和協力活動といったような、そういう海外に出かけていく、一方で、憲法の見解や解釈は何ら変わっていない。いわば、まさに憲法との関係から定めた自衛隊の存立...全文を見る
○赤嶺委員 任務規定は憲法とのかかわりで専守防衛が定められたと政府は説明して、その憲法解釈は今でも変わっていない。その任務規定の中に何で海外での活動が入るんですか、そういうことを聞いているわけです。  例えば、今そういう法案を提出する一方で、政府・自民党は憲法改正を公然と掲げて...全文を見る
○赤嶺委員 長官は私の質問の趣旨をまだ理解できておられないようですけれども、個別の法律が憲法違反であるかどうかを聞いているわけじゃないんです。自衛隊法第三条というのは、憲法とのかかわりで専守防衛が定められた。その専守防衛とは違う任務が、何で憲法の解釈も変えていないのに入れられるこ...全文を見る
○赤嶺委員 ちょっと角度を変えて聞きたいと思います。  政府は、「自衛隊が国際平和協力活動に主体的かつ積極的に取り組み得る体制整備の一環として、国際平和協力活動等の位置づけを本来任務とする」というぐあいに、これは本会議での答弁であります。久間防衛庁長官も、本来任務にふさわしい体...全文を見る
○赤嶺委員 自衛隊の組織や装備についてなんですけれども、これまでは、今長官も触れておられたのですが、そういった海外活動専門の部隊あるいは専門の装備、こういうのは導入することはできなかったわけですね。あくまで我が国の防衛のために培ってきた自衛隊の能力を平時に活用するという考え方であ...全文を見る
○赤嶺委員 結局、大型の輸送機や輸送船、そのうち高速の輸送船、いわば日米の共同文書にあるような、任務、役割分担の中でいろいろ書かれている装備、そういうものが出てくる、できるようになるわけですね。  今までは政府は、いわば自衛のための必要最小限度の実力である限りにおいて違憲性を免...全文を見る
○赤嶺委員 主たる任務は日本の防衛ですが、しかし、今までは雑則の中にあった付随的な業務が、今回は本来任務になっていくわけですよ。いわば自衛隊の存立目的にかかわってくるわけですよね。自衛隊はなぜあるか、専守防衛そして国際平和協力活動、周辺事態だということになるではありませんか。です...全文を見る
○赤嶺委員 自衛隊法第三条に自衛隊の任務は専守防衛と定めたときには、憲法の立場から定めたわけですよ。今日、憲法の解釈も変わらないわけですよ。憲法も変わらないうちにそういうことをやる。我々は憲法を変えることには反対ですが、憲法も変わらないうちに、皆さん自身が憲法を変えてそういうこと...全文を見る
○赤嶺委員 よく、自衛隊が海外に出かけていく場合に、武力の行使、武力による威嚇に当たらない、だから憲法違反ではないんだと言って海外に今行っている。私は、海外での自衛隊の活動のあり方を今聞いているのではないんです。そういう海外活動が本来任務になっていけば、海外に出かけていくための組...全文を見る
○赤嶺委員 まさに周辺事態というのは、日本の領海外における米軍の軍事活動の後方支援なんですよ。それも存立目的の中に入っているわけですよ。そういう他国の軍隊を支援するような任務規定をしている軍隊がほかにありますか、こういうことを聞いているんです。
○赤嶺委員 まさに今までの米軍支援協力というのは、あるいはガイドラインというのは、安保条約の流れからきたものであるわけです。今後は自衛隊の本来任務としてアメリカを支援するということになるわけですから、安保条約上来た米軍支援は、今までは雑則の中に付随的業務として入れられていた、とこ...全文を見る
○赤嶺委員 私は、この審議を通じて、まだまだ疑問が解明されていないと思います。  やはり自衛隊が、その存立目的を憲法との関係で説明したにもかかわらず、これも逸脱し、自衛隊そのものが海外派兵を、そして海外での米軍の戦争支援協力隊に変わり、防衛省になってといいますが、防衛庁自身、管...全文を見る
○赤嶺委員 私は、日本共産党を代表し、防衛庁設置法、自衛隊法改正案に反対の討論を行います。  本法案は、防衛庁・自衛隊の発足以来初めて、海外活動を自衛隊の任務に位置づけ、防衛庁を省に昇格させる、憲法にかかわる重大法案であります。このような任務変更が憲法上なぜ可能なのか、今なぜ防...全文を見る
11月30日第165回国会 衆議院 本会議 第19号
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○赤嶺政賢君 私は、日本共産党を代表し、防衛庁設置法・自衛隊法改正案に反対の討論を行います。(拍手)  戦争放棄、戦力不保持、交戦権否認を規定した憲法九条のもとで、歴代政府は専守防衛を建前とし、自衛隊の任務を日本防衛に限定してきました。それを根底から覆し、海外での活動を自衛隊の...全文を見る
12月08日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第13号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  私は、防衛庁職員給与法については、これは一般職と同様の改正を行うものであり、賛成であります。  そこで、きょうは、起こっている問題について幾つか取り上げたいと思いますが、最初に、「あさしお」の問題であります。  十一月二十一...全文を見る
○赤嶺委員 そうすると、艦長は、ソーナー員から二回にわたってその探知した中身の報告を受けているわけです。にもかかかわらず、それを遠ざかる船舶というぐあいに誤って認識した。しかもその後、タンカー船の存在を認識しているわけですね。認識しているにもかかわらず、それは衝突するほど危険では...全文を見る
○赤嶺委員 いや、だから、ソーナー員は気づくのがおくれた、しかし、気づいたときには艦長に報告した、その報告を聞いていなかったという話なんですか。それで、水中電話でまたスクリュー音に気づいて報告した、それでも艦長は気がつかなかったんですか。さらには、艦長は、目撃したけれども、このぐ...全文を見る
○赤嶺委員 目撃じゃない、存在を認識したということで中間報告書の中には書いてあるわけですけれども、私は、艦長の責任は極めて重大だと思います。  これに加えて、艦長が誤った判断をした、そのときに哨戒長が進言すべきところをこれがなされていなかった。艦長は聞いた覚えがないというわけで...全文を見る
○赤嶺委員 哨戒長も誤った判断をしていた、そうなってきますと、これは、いわば安全を確保すべき最大の責任者である艦長も哨戒長も、その職責について全く無自覚だったとしか言いようのない信じられない事態ですよ。組織としてやはり機能していなかったんじゃないかというぐあいに指摘されると思うん...全文を見る
○赤嶺委員 「あさしお」は練習潜水艦ですよね。艦長や哨戒長というのは教官の立場にあるわけですよね。安全を確保するすべについてすべてを熟知しておかなきゃいけない立場、そういうような人たちが教官として乗っていたにもかかわらず、こういう事故を引き起こしてしまった。再発防止に努めると言い...全文を見る
○赤嶺委員 一致を見たということでありますけれども、今回の協議で、キャンプ・シュワブ沿岸部につくるV字形滑走路について、米軍機の着陸ルートに設置する進入灯を二カ所に限定するということで基本合意したとのことでありますけれども、報道で繰り返されておりますが、それは合意に至ったのですか...全文を見る
○赤嶺委員 日本側の考え方に米側は理解を示したがまだ調整中と。合意していないんですか。
○赤嶺委員 細部というのはどんなことを言っているんですか。
○赤嶺委員 日本側が説明しただけの話になっているような気がいたします。  それで、進入灯について伺いたいんですが、進入灯は着陸ルートに限定すると日本側が説明したとのことですが、米軍機は進入灯が設置されていなければ着陸できないのでしょうか。
○赤嶺委員 進入灯はそういう機能を持っていることはわかります。米軍機は進入灯がなければ着陸できないんですか。
○赤嶺委員 それでは、米軍機は進入灯がなければ着陸できないということですね。
○赤嶺委員 それではさらに聞きますが、進入灯がなくても米軍機は着陸できるんですよね。
○赤嶺委員 いやいや、夜間とかそういうときもですよ。
○赤嶺委員 そうなんですよね。滑走路自体に着陸を誘導する装置が設置されるわけですから、夜間で進入灯がなければ着陸できないというようなことではないと思うんですよね。いかがですか、それでいいわけですよね。
○赤嶺委員 進入灯があれば安全だという支援施設ということだろうと思うんですよね。しかし、米軍は、普天間飛行場でも進入灯というのは一カ所しかないですから。そういう状態なんですよね。  それで、その設置する進入灯はどのくらいの長さなんですか。
○赤嶺委員 進入灯は海上に設置するわけですが、海上においてどんな方法で固定するんですか。
○赤嶺委員 政府は、特に久間長官は、これまで緊急時に限って双方向の着陸を容認するという方針を示してきたわけですが、この点は今回の審議官級協議で取り上げたんでしょうか。
○赤嶺委員 久間長官は、緊急時の場合はどういう方向からでも着陸することはあり得ると私に答弁いたしました。緊急時がいかなる場合を指すのかということが、実際には基地を抱えている現場では極めて重要になってきます。緊急時がどういう場合なのか、これを改めて明確にしていただきたいと思います。
○赤嶺委員 長官は一概に言えないということでありますから、大体こんなのはあらかじめ決められる話じゃないだろうということでもありますから、ちょっと、個々具体的に少し事務方に事務的に説明していただきたいというぐあいに思います。  宮古の下地島がありますよね。下地島では、給油を目的と...全文を見る
○赤嶺委員 米側はどれが緊急事態であるかということを一切明らかにしていない、それも話し合っていない、しかし日本側はこういうことだと。  私、今具体的に聞いたのは、下地島はとにかく民間飛行場ですよ。それを米軍機が地位協定に基づいて使っている。それは給油目的だと言っている。最初は自...全文を見る
○赤嶺委員 もう一つ聞きます。  武力攻撃予測事態、周辺事態、あるいは武力攻撃事態、これは緊急時に入るんですか。
○赤嶺委員 一般的にはそういう有事の事態も緊急時に入るということですが、それでは、周辺事態や武力攻撃予測事態や武力攻撃事態、その事態を想定して訓練をする、そういう場合は、双方向からの着陸を認める訓練、認めるんでしょうか。長官、何か御意見がおありのようですが、いかがですか。
○赤嶺委員 いろいろなことを想定して質問しているとおっしゃいますけれども、沖縄の基地を日ごろ見ていたら当然出てくる疑問だけを私思い浮かべてやっているんです。大体、緊急時といって使い始めたら、もう日常茶飯事になっていくという経験をいつでもやってきているものですから。  そうします...全文を見る
○赤嶺委員 有事の際はとにかく双方向の着陸があり得るんだと。四月に名護市長、宜野座村長と合意したときに、何でそのことを説明していなかったんですか。
○赤嶺委員 武力攻撃事態もさることながら、予測事態もありますし周辺事態もある。我が国が攻撃されている事態に至るまでの長期間の事態というのが存在し得るわけですよ、今までの政府答弁からして。何かあたかも、今爆撃があるときだけは何でもやるんだという話じゃないわけですよ。いずれにしても、...全文を見る
○赤嶺委員 何かそういう危険度を下げることについて今回の審議官級協議で話し合いましたか。
○赤嶺委員 具体的な方針がないままこれから知恵を出していくと言われますが、実は、日米両政府の間では知恵を出してきたんですよね。ある意味では出し尽くしたんですよ。  沖国大のヘリの墜落のときにやはり普天間飛行場の危険性の除去について検討されて、一つは整備体制を強化する、もう一つは...全文を見る
○赤嶺委員 施設庁長官、これは余りにもひどい答弁ですよ。しかし、現地調整会議という形でやってきたんですよ、二年間。今まで結論も何も出ていないんですよ。出しようがないんですよね。  ところが、九月二十八日の報道によりますと、現地調整会議では、現状の場周経路をほぼ維持する内容で事実...全文を見る
○赤嶺委員 現地の調整会議では結論が得られなかったものが、もう場周経路の見直しのしようがないということで危険性が放置されている。宜野湾市の伊波市長も、米国内の基地の使い方に照らして、米国内では禁止されているゾーンに保育所や学校や公共施設、商業施設がたくさん立ち並んでいる異常な状態...全文を見る
12月12日第165回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  高市大臣が就任されまして、委員会を長いこと待たされましたので、問題が山積ということでありますが、残念ながら私の質問時間が十五分しかありませんので、端的に聞いていきたいと思います。  高市大臣が十月二十一日に沖縄に行かれて記者会...全文を見る
○赤嶺委員 この発言というのは、結局、振興策と基地問題はリンクしているんだということを確信を持って言われたと私たちは受けとめているんですが、そういうことでいいんですよね。
○赤嶺委員 まさに振興策と基地問題をリンクさせる、関連させる、そのことが、沖縄では立場の違いを超えて高市発言に対する批判が起こったのであります。  高市大臣は、出来高払いという言葉は使ったことがないし、これからも使わないと釈明しておられますけれども、結局、今の考え方というのは出...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、言ってみれば、普天間飛行場の移設に係る協議が円滑に進む状況のもとで政府として着実に実行する方向、何かが進めばこれをやりますよというのが出来高払いだ、大臣はそうおっしゃいましたけれども、まさに出来高払いなんですよ。出来高払いという言葉を使う使わないじゃなくて、...全文を見る
○赤嶺委員 北部振興策というのは、青木官房長官の答弁の前に一九九九年の閣議決定で定められていて、その閣議決定の中では何もそんなことを書いてないですよ。北部の振興が、均衡ある発展が立ちおくれている、人口が少なくなっている、そういう定住人口をふやすため産業の振興をやろうということしか...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、基地経済からの脱却というのは、沖縄県民が戦後ずっと願い続けてきた悲願なんです。今大臣もおっしゃいました、沖縄本島の面積の二〇%が米軍基地に占領され、まちづくりも、そして産業振興も思うようにいかない。大臣が振興策はやっているよとおっしゃいましたが、三十年間やっ...全文を見る
○赤嶺委員 外国にいて、それでも独立法人の常勤というぐあいに政府が解釈する、その解釈自身も私は非常に疑問を感じるわけですが、沖縄にいて、沖縄に足場を持って、それから海外に出かけていくということであれば、常識的でわかるわけですよ。それが、沖縄には足場を持たない、沖縄には海外から出張...全文を見る
12月20日第165回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。  イラク問題に移る前に、ちょうど一週間前に沖縄の読谷村で、米軍のトリイ通信施設の沖合約二百メートルの海上で、海兵隊のCH53E大型輸送ヘリが、つり下げていた輸送中の米軍車両を落下させ水没させた、こういう事件がありました。  それ...全文を見る
○赤嶺委員 水没した軍用車両は、米軍が投下させた直後から捜査をしたけれども見つからなかった、周辺海域が荒いため捜査も打ち切ったと。きのう、漁民が見つけているわけですよね。それで米軍に通報して引き揚げさせた、そういう経過だろうと思うんですが、この海域はどういう海域、どういう地域だと...全文を見る
○赤嶺委員 市街地上空を避けるために海に出たと言いますけれども、そこの海もまさに漁港の近くで、ジンベイザメの生けすがあり、そこには年間で五千人の観光客がダイビングにやってくる、そして定置網も置かれて、家族ぐるみでそういう体験をする、まさに生活圏なんですね。陸地と同じ生活圏、そこに...全文を見る
○赤嶺委員 そこで、輸送の途中で起きた事故だ、トリイから出砂島に軍用車両を、使えなくなった軍用車両を何で射爆撃場に運ぶのか。そこに車両の廃棄物の処理施設でもあるのか。地域の皆さんは、そういう訓練は、ひっきりなしではないが、しばしば見ると言うんですよ。兵隊がつり下げられていくのを見...全文を見る
○赤嶺委員 米軍の最初の発表は、トリイから伊江島だと言い、途中から出砂島に変わり、それから、乱気流に巻き込まれた、安全対策上ロープをヘリから切り離したんだと言いながら、しかし、第一発見者は、つないでいたロープが途中から切れていた、むしろ不良品、整備不良の結果そういうことが起きたん...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、アメリカや国際社会、特にアメリカではもう見直しが始まっている、どんな見直しになるか方向は見えませんが、見直しは始まっている。日本政府は主体的に判断すると言いますが、主体的に判断する上で、見直しが必要であるのか、あるいは、今のまま今の枠組みで続けていけばそれで...全文を見る
○赤嶺委員 今後考えていくのは、どういう点に着目して考えていかれるんですか。
○赤嶺委員 イラクがどうすれば平和を取り戻せるか、最大の課題だと思うんです。  そこで、久間防衛庁長官に伺いますけれども、先ほど原口先生にもちょっと説明を始めておられたんですが、十二月七日の参議院の外交防衛委員会で、テロ組織に対処するときのイギリス軍と米軍を比較いたしまして、当...全文を見る
○赤嶺委員 アメリカの統治作戦、掃討作戦、イラクのことをよく知らないアメリカが、イラクに出かけていって国民との間の矛盾を激化させている。  掃討作戦の問題については、指摘しているのは防衛庁長官だけではないわけです。イラク研究グループの報告書を読んでみました。そこで言われているこ...全文を見る
○赤嶺委員 統治政策の中で掃討作戦をしているわけですが、私がお聞きしたかったのは、そういうアメリカの、今のイラク研究グループの報告書の中に、掃討作戦はうまくいっていないと先ほど紹介した部分がありますけれども、この点はどうですかということを伺ったわけです。官房長官、この点、いかがで...全文を見る
○赤嶺委員 うまくいっていないわけですよね。しかも、そういうことも含めてイラク人の感情を傷つけている、イラク人の感情悪化を招いている、特にバグダッドにおいて。  ところで、そのバグダッドに日本の自衛隊は多国籍軍の人員輸送、物資の輸送という支援活動を行っています。掃討作戦を繰り返...全文を見る
○赤嶺委員 それでは、官房長官、米国自身が、掃討作戦がイラク国民の感情を悪化させている、その掃討作戦を支援している自衛隊の支援というのは一体どういうものなのか。イラク情勢の悪化に手をかしていないかという私の指摘ですが、この辺はきちんと検証したんですか。
○赤嶺委員 イラクの国内にある多様なニーズにこたえる活動のことを聞いているんじゃないんです。バグダッドに多国籍軍の人員や物資を輸送する、輸送した人員や物資はそういう掃討作戦やイラク国民の感情を傷つける活動を支援することになる、そのことがイラク情勢を悪化させているんじゃないか、果た...全文を見る
○赤嶺委員 まさに閣僚にいらっしゃらないときに、そういう早まったんじゃないかと。(発言する者あり)いや、長官、やはり言っていますよ。私個人としては早まったのではないかという思いがそのときしておりましてと、記者会見で長官が述べておられるから使ったんですよ。そうですよね。  という...全文を見る
○赤嶺委員 私、閣僚の不一致ということを追及するためにきょうこの質問をしたんじゃないんです。長官は早まったとおっしゃっているわけですから、閣外にいたときと閣内に入った今でも同じような思いをしているわけですから、やはり閣内の中で長官の意見をきちんと主張して、この戦争は間違ったという...全文を見る
○赤嶺委員 私は、日本共産党を代表して、イラク特措法及びテロ特措法をめぐる現状と課題について意見を表明いたします。  二〇〇三年三月の米英によるイラク戦争開始から三年九カ月になります。イラクの現状は泥沼化そのものであります。  米軍が、開戦以降、ファルージャやバグダッドなどで...全文を見る
○赤嶺委員 さっき、イラク戦争を開始したときの正当性の問題について、アメリカの事情を考えてみたらとか、当時出た六七八、六八七、一四四一の国連決議で十分だったんじゃないかという御説明がありましたけれども、まさに今日の状況というのはそういうことでは説明できなかったというのが現実にあら...全文を見る
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  いわゆる一般法、恒久法について意見を述べたいと思います。  PKO活動やあるいは緊急援助活動、これについてはもう既に、その都度政府の判断で出ていって、国会には報告だけでいいということになりますから、よしあしは別にして、PKOや緊急援助...全文を見る