赤嶺政賢

あかみねせいけん

小選挙区(沖縄県第一区)選出
日本共産党
当選回数8回

赤嶺政賢の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第196回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  沖縄の米軍基地問題について質問をいたします。  先週の衆議院の本会議で、我が党の志位委員長が相次ぐ米軍機事故の問題を取り上げていたとき、安倍政権の現職の副大臣である自民党の松本文明議員が、それで何人死んだかという許しがたい発言を行いま...全文を見る
○赤嶺委員 問われているのは、政府の姿勢であります。負担の軽減とかと言いながら、実態は全く違うことが進んでいるわけです。  この短い間の事故を振り返ってみたいと思います。  一昨年十二月、米軍普天間基地所属のオスプレイが名護市安部の浅瀬に墜落をしました。地元の人たちがふだんか...全文を見る
○赤嶺委員 CH53Eが昨年十月、総選挙の最中に墜落、炎上したときには、あなた方は飛行停止を求めておりました。でも、選挙が終わったらその四日後に、米軍が出した安全宣言を日本も、安全だと追認したわけですよ、事故原因もわからないのに。そのCH53Eが昨年十二月、落下事故を起こしている...全文を見る
○赤嶺委員 今、政府に求められているのは、米軍が説明したことを検証することですよ。米軍の説明を待つことじゃないわけですよ。  ですから、整備記録やあるいは実際の保管状況、ちゃんとそろっているというのであれば、それを確認すれば簡単じゃないですか。何でそれも確認できないんですか。
○赤嶺委員 確認じゃないんですよ、検証なんですよ。  離陸前や落下当時の状況について、ヘリの整備士や搭乗員から直接話は聞いたんですか。
○赤嶺委員 検証をなぜやらないか。事故原因の解明、再発防止というなら、そこまで踏み込むべきですよ。  民間機の事故の場合は、運輸安全委員会が関係者から直接話を聞いて、実際に企業に立ち入って調査しています。昨年、大阪市でKLMオランダ航空機から部品が落下する事故が起きました。あの...全文を見る
○赤嶺委員 検証したかどうかを問うているのに、米側には強く要求していると言うだけであります。  それじゃ、警察に伺いますが、基地内への立入りや関係者への事情聴取はできていますか。
○赤嶺委員 警察が関係者から事情聴取したのは、米軍の関係者から事情聴取をしたということですか。
○赤嶺委員 米軍から事情聴取等を求めているんですか。
○赤嶺委員 個別事案でなくて、そういう場合、一般的に、警察は、米軍を調査したり関係者を事情聴取する権限を持っているんですね。いかがですか、この点。
○赤嶺委員 米軍の協力を得る。しかし、米軍がそれに応ずるかどうかは全く別。今回の事案に関しても、警察は米軍からの事情聴取を全くやっていないわけですよ。  個別事案、答えられないと繰り返しますが、関係者というのは保育園の関係者であって、こんな答弁を保育園の関係者が聞いたら大変怒り...全文を見る
○赤嶺委員 総理に伺いますが、総理は、我が国としても自衛隊の専門的知見を活用して検証し、合理性を判断してきている、こう言っています。しかし、防衛省も米軍関係者への聞き取りはやっていない、あるいは警察も、そういう権限、強制力はない。  この間、普天間第二小学校のグラウンドに落下し...全文を見る
○赤嶺委員 米軍には、原因を究明して再発防止策をとろうという真摯な態度はないですよ。  高江のあの牧草地の牧草主に対して、謝罪もない、事故原因の説明もない。だのに、米軍の事故処理に協力していただいてありがとうございましたと感謝状を贈ってきたんですよ。牧草地の持ち主は怒っています...全文を見る
○赤嶺委員 米軍に適用されていないということでしたが、別に地位協定上の根拠があるわけではありません。国土交通省が所管している航空法特例法、これによって米軍は除外されているわけです。  保育園の屋根に物資が落下しても、それを、航空法であれば取り締まることができるけれども、特例法が...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、地位協定の改定なしに、航空法の改正で米軍の特権を制限することができるわけです。できるわけです。しかし、地位協定の問題でいっても、さっき国際条約という話がありましたが、地位協定の第五条、その合意議事録では、日本国内で米軍が移動するときは日本の法令が適用されると...全文を見る
○赤嶺委員 米軍が公共の安全に配慮して、今の事態なんですよ。そんな考え方では是正されないんです。  米軍にも航空法は適用されているんです。されているけれども、わざわざ安全に関する部分は除外措置の法律をつくっているんですよ、日本政府が。そこを直せと言っているわけです。  第六章...全文を見る
○赤嶺委員 やはり、今のような態度では主体的な事故調査などできるはずがありません。  航空法特例法が制定されたのは、サンフランシスコ講和条約と日米安保条約が発効した一九五二年のことです。当時、日本の空の主権は、事実上、完全に米軍に握られていました。その米軍の特権を日本が独立した...全文を見る
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○赤嶺分科員 日本共産党の赤嶺政賢です。  相次ぐ米軍機事故の問題について質問をいたします。  先月も、三十日の予算委員会でしたが、米軍機の墜落や不時着、部品の落下が頻発している問題を取り上げました。その後も事故は続発をしています。今月八日には、米軍普天間基地所属のオスプレイ...全文を見る
○赤嶺分科員 米軍駐留の大前提だというのを政府は繰り返しますが、今起こっている事態というのは、その大前提が壊れかかっている、壊れている。あなた方が何度繰り返し安全に配慮と言っても同じような事故が、同型機による事故も繰り返されている。従来の延長線上の対応では再発防止はできないという...全文を見る
○赤嶺分科員 河野大臣はよくおわかりの上で答弁書を読んでおられると思いますが、公共の安全に配慮して米軍が運用するというのは、地位協定の中の第三条で、つまり基地の中で米軍が訓練をするときに公共の安全に配慮するというのが書かれているんですよ。今行われているのは基地の外ですよ。基地の外...全文を見る
○赤嶺分科員 公共の安全に配慮すれば、基地の外でやっている訓練、米側は公共の安全に配慮してやっているんだという言い方で許可してしまうようなやり方は、ドイツやイタリアでは行っていないわけですよ。どんな背景や歴史や条件が変わろうとも、米軍の運用によって起こる被害について、主権国である...全文を見る
○赤嶺分科員 防衛省が住民からこの連絡を受けて通報して、米側が認めたということになっているわけですね。  日米両政府が九七年に合意した通報手続、これは在日米軍にかかわる事件、事故が発生した場合には中央レベルと現地レベルで日本側に通報することが義務づけられています。危険物の落下も...全文を見る
○赤嶺分科員 申入れとは、抗議という意味ですか。
○赤嶺分科員 申入れとは、抗議ではないということですね。  何で、通報義務がありながら通報義務を怠ったことについて外務省は何も言わないんですか。一番真っ先に連絡が来るべきは外務省でしょう。なぜ申入れだけに終わるんですか。
○赤嶺分科員 通報が行われていなかったということについて何の抗議もしていない。米側は、これから手続を守ります、このように言っている。それを、そういうものでいいんだというぐあいに、外務大臣もこのような答弁をなさる。危機感が足りないと思うんですね。  通報がおくれたということは、そ...全文を見る
○赤嶺分科員 私が聞いているのは、責任の所在はどこにあったのかということであります。  エンジンのカバーが落下して、普天間基地に戻ってきて操縦士が機体を点検したら、カバーが落下していることはすぐわかるはずです。整備士も一度点検をするはずです。その段階で通報義務を誰が怠ったのか、...全文を見る
○赤嶺分科員 米軍の内部のことだから日本政府が口を挟めない、こういうような中で起こっている出来事を沖縄県議会は、沖縄は植民地じゃない、主権国家であれば、そういう問題についてちゃんと主権を行使しろというようなことを言われているんじゃないですか。  やはり、米側の内部のことだから日...全文を見る
○赤嶺分科員 そこで、外務大臣に伺いますが、上京したお母さんたちは涙ながらに訴えていましたよ。その人たち、何が涙ながらだったか。余りにも政府の応対がひど過ぎるからなんですね。  子を守るために母親が国会までやってくるというのは異常事態じゃないか。事故から二カ月もたつのに、事故原...全文を見る
○赤嶺分科員 飛行ルートになっていないのに、部品落下事故も解明されず、さらには、毎日、朝から晩までオスプレイやヘリが保育園の園庭の上をどんどん飛び立っていく状況。  飛行ルートにないとアメリカに申し入れながら、アメリカが守っていないことも百も承知なんですね、日本政府は。それでも...全文を見る
○赤嶺分科員 自衛官を派遣するということは伝わっているんですが、その際に、米軍の整備記録や実際の整備作業を示すように求めていたんですか。現場で何をどこまでやるつもりだったんですか。
○赤嶺分科員 派遣した自衛官に米軍に対する調査権限、これはあるんでしょうか。
○赤嶺分科員 何らかの権限に基づいて、調査が必要な場合に、調査、整備記録の提出とかそういうものではなくて、話し合い、説明を受けるという範囲だったということなんですね。  調査権限があるかどうか定かでないというお話でしたけれども、日米地位協定に戻ってちょっと伺いたいんですが、日米...全文を見る
○赤嶺分科員 事故調査に参加できるという外務省の見解ですが、実態はそうなっていません。  主権国家であれば、恥ずかしくない態度を米側にもとるべきであるということを外務大臣に強く申し上げまして、私の質問を終わります。
03月20日第196回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  日ごろ私も沖縄の問題を取り上げておりますが、さきの沖縄防衛局長を経験せられた井上議員のお話を聞きながら、やはり沖縄にいると現実の矛盾に直面せざるを得ないんだなということを実感いたしました。日ごろの私の質問も、ぜひそういう角度から、両大臣...全文を見る
○赤嶺委員 外務省は、おっしゃるとおり、密約ということについても、戦後、長期にわたって、核密約あるいは沖縄返還密約を隠し続けてきた省庁であります。また、防衛省も、昨年、南スーダンの日報の隠蔽が大問題となり、当時、小野寺防衛大臣は与党の筆頭としてその問題に当たっておられましたが、や...全文を見る
○赤嶺委員 誰が確認をされたんですか。大臣が直接確認をされたんですか。
○赤嶺委員 北米局日米安保課というぐあいに事前に説明を受けておりますが、そこの職員が、事務次官に確認をして、事実の解明ができるんでしょうか。なぜ大臣みずから本人に確認しなかったんですか。
○赤嶺委員 どのような具体的な発言をしたということですか。ちょっと説明してください。
○赤嶺委員 詳細は聞いていなくて、北米局の職員が事務次官に、言われましたか、いや、やっていませんという。  しかし、事は日本の非核三原則にかかわる疑念が生じている問題ですよね、これは。そういうような問題があったか、なかったか。つまり、具体的にどのような発言をしたのか。概要メモに...全文を見る
○赤嶺委員 シュレジンジャー氏から、沖縄又はグアムで核貯蔵庫を建設することについての日本側の見解を問われたこと自体は認めておられるんですか。
○赤嶺委員 つまり、質問があったかどうか、これも答えられないということですよね。ただ、一般的に、日本政府は非核三原則を踏み外しておりませんという、そういうことであって、踏み外した疑いのある発言についてきちんと調べる態度が余りにもなさ過ぎるという印象を抱かざるを得ません。  昨日...全文を見る
○赤嶺委員 公式の記録はないという今の外務大臣の発言は、何かを思い出して本当に疑念が深まるようなそういう御答弁だな、こんな印象を持ちます。  確かに、戦略態勢委員会は、二〇一〇年のものでありましたNPRに向けて設置されたものです。  重大なことは、アメリカのトランプ政権は、先...全文を見る
○赤嶺委員 これは、日本の非核三原則の問題で、沖縄に核が持ち込まれるかどうかという、県民にとって死活的な問題ですよ。外務大臣がお答えする立場になければ、誰がそういう問題を解明していくんですか。非常に、極めて納得できない答弁であります。(河野国務大臣「委員長、委員長」と呼ぶ)
○赤嶺委員 それで、委員会の最終報告書には、意見聴取を行った外国政府代表の氏名が記載されています。日本政府代表として、秋葉氏のほか、その前任の石井正文公使、飯島秀俊一等書記官、金井正彰一等書記官、以上四名の氏名が列挙されています。その点は確認できますね。
○赤嶺委員 その四人が出席していたかどうか、アメリカの文書の中に出て、外務省の方から私のもとにも届いているんですが、それでも明らかにできないんですか。
○赤嶺委員 それで、私たちが外務省からもらったそういう名前、これも、なぜ私たちの手元に入ったんでしょうかね。
○赤嶺委員 では、その四人についても確認いたしますが、秋葉さんはそういう発言はしていなかったかどうか、調査したかどうか、それはお答えになれますか。
○赤嶺委員 今の答弁にかかわって、ずっと政府は発言も否定しておりますけれども、意見聴取の概要メモそのものがアメリカには存在をしています。それは、公開をされ、メディアも報道をしております。  メモは、当時委員の一人だったモートン・ハルペリン元米国防次官補代理に宛てられたものであり...全文を見る
○赤嶺委員 ハルペリン氏は意見聴取に同席していなかった、しかし、同席した人からきちんとしたメモをハルペリン氏は受け取った、そして、今報道に出ているメモをハルペリン氏に見せたら、これはその当時受け取ったメモだ、信頼できる内容だ、メモは正確だと言っているわけですよ。それをどのように受...全文を見る
○赤嶺委員 大変な発言ですね。  戦略態勢委員会の委員の一人ですよ、ハルペリンさんは。しかも重要な立場にあった人ですよ。そういう人が日本の非核三原則にかかわるような重大な問題提起をしているのに、それにも知らぬふりをかぶるんですか、あの人は出席していなかったと。あの人は責任ある役...全文を見る
○赤嶺委員 事は、外務省の現職の公使、しかも現在の事務次官が、米側に対して、日本の国是である非核三原則を否定する発言を行っていたかどうかという極めて重大な問題であります。  とりわけ、アメリカのトランプ政権が、先月のNPRで、核兵器の役割を拡大し北東アジアに核兵器を再配備する可...全文を見る
○赤嶺委員 この問題は、非核三原則と沖縄の将来にとって極めて重大な問題であります。ぜひそれを実現されるように、しかも、繰り返しますが、秋葉事務次官の出席に向けてよろしく取り計らいをお願いしたいと思います。  この際、沖縄への核持込みにかかわって、幾つか確認をしておきたいと思いま...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、アメリカが嘉手納や辺野古で核兵器の貯蔵のためにいつでも使用できる状態を維持しておくこと、これは日本の立場としては認められない、そういうことでよろしいですね。
○赤嶺委員 非核三原則というなら、いつでも核兵器を貯蔵できる状態に維持しておくことについては認められないということは当然であります。  それでは、合意議事録の一点目はどうですか。極めて重大な緊急事態が生じた際に、沖縄への核の持込みを認める立場なのか、認めない立場なのか、これはど...全文を見る
○赤嶺委員 そうすると、将来について岸田外務大臣も発言しておられますが、河野外務大臣は、緊急事態が起こった場合に、どのような立場をとっておられますか。
○赤嶺委員 原理原則にこだわらないということになるわけですね。ですから、佐藤首相が交わした密約にまでは有効ではないということを言葉では確認していながら、実質的にはその中身は引き継がれているということになりませんか。
○赤嶺委員 効力は持っていないけれども、岡田答弁や岸田答弁、安倍内閣において引き継いでいく、原理原則にこだわらない。そのときは、結局これは、県民の立場に身を置いたときに、やはり佐藤・ニクソン密約が具体化されていく、そういう状況になり得る、こういう疑念を抱かざるを得ないわけです。 ...全文を見る
○赤嶺委員 非核三原則があるもとでも、皆さんが引き継いでいると言われた岡田外務大臣の核に対する立場、こういうことも言っているんですね。九一年以前は核兵器が持ち込まれた可能性は排除できない、こういう認識を示しております。  戦術核兵器が配備されていた当時、核の持込みの可能性、これ...全文を見る
○赤嶺委員 私は、外務大臣は、大臣になられる前は、先ほど紹介された、日米地位協定の改定の中身を紹介されておりましたが、あの中身というのは、るる私が国会で質問してきたことでもあるわけですね。沖縄の核についても、当事者意識を持っていただきたいと思うんですよ。  私は、那覇基地のすぐ...全文を見る
○赤嶺委員 何を言っても、非核三原則の立場の強調ばかりであります。本当に不安や疑問に答えていない。  そこで、防衛大臣、外務大臣に、先ほど出ました沖縄県うるま市で発生した元米海兵隊員の軍属による女性暴行殺人事件について、損害賠償を地裁が命じました。今、日米間で協議をしているとい...全文を見る
○赤嶺委員 間接雇用の被用者、これを今回のように、今までも事件、事故の被害者になっているわけですが、損害賠償についてアメリカ側が応じた事例はありますか。あるいは、応じなかった事例などもありますか。
○赤嶺委員 防衛省、どうですか。そういう軍属で、間接雇用の被用者で事件、事故を起こして、タクシーの事故などたくさんあります。そういうことで損害賠償に応じた事例、あるいは応じなかった事例、どのように認識しておられますか。
○赤嶺委員 SACO見舞金は、米側が一定の補償に応じて、その足りない分を日本政府が補うという制度ですよね。  今、うるま市の事件で問題になっているのは、全く応じようとしない、その場合でも見舞金制度やSACO見舞金ということは検討できるという意味ですか。
○赤嶺委員 私は、今回というよりも、過去にということを聞いたら、局長が、SACO見舞金やその他の見舞金制度を活用してやったことはたくさんあると言うから、今回のように被用者が間接雇用であった場合もそういうことができたんですねというのを聞いているんですよ。何もプライバシーのことを聞い...全文を見る
○赤嶺委員 そういう過去の被用者、間接雇用で、アメリカ側との交渉の経過、それについて取りまとめて、この当委員会に提出していただきたいと思います。委員長、よろしくお願いします。
○赤嶺委員 終わります。
03月22日第196回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  時間が限られておりますので、法案については、討論で態度を明らかにしたいと思います。  辺野古の新基地建設について質問をいたします。  今月上旬以降、防衛省から、護岸の設計のために実施したボーリング調査と音波探査の報告書が提出されまし...全文を見る
○赤嶺委員 納得できる説明ではありません。たとえ大部にわたる資料であっても、一年もかけるというのは公文書の取扱いとして不適切だと思います。  防衛大臣に伺いますが、公文書は健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源であります。その公文書を改ざんするなどというのはもってのほか...全文を見る
○赤嶺委員 この答弁も納得できるものではありません。やはり私たち国民は、速やかな行政文書の公開を求めて、今のあり方を検討していくという権利があります。それが一年もおくれて出てくる。やはりそれは、私たちの、国民の知る権利への阻害になっているということを厳しく指摘し、速やかな提出、こ...全文を見る
○赤嶺委員 活断層研究会がまとめた「日本の活断層」という本があります。報告書は、これをもとに、陸上部の二つの断層を地図で示し、活断層の疑いがあると明記をしているわけです。  ところが、政府はこれまで、昨年十一月、糸数慶子参議院議員の質問主意書に対して、これらの断層を含めて、辺野...全文を見る
○赤嶺委員 ちょっと今の答弁を整理いたしますと、既存の文献に記載がないことを私の質問主意書の答弁の中でも答えておられました。私が質問主意書で、既存の文献を具体的に示すよう求めたところ、一つは産総研のホームページにある活断層データベース、もう一つは東大出版会の「活断層詳細デジタルマ...全文を見る
○赤嶺委員 既存文献というのは産総研のホームページだということも私の答弁書の中で明確に答えております。  産総研のホームページには、データベースの取扱いに関する注意書きが記載をされています。「まずお読みください」このようにあります。そして、そこには「本データベースは、これに表示...全文を見る
○赤嶺委員 産総研への説明を避けておられるようですが、明確に掲載する基準があって、しかし、掲載されていないからといって、活断層であることを否定することはできないと。  過去の文献といいますが、過去は実地調査でやっていて、古いも新しいもないわけですよ、断層や活断層については。やは...全文を見る
○赤嶺委員 N値ゼロというのは、ですから、自沈、いわゆる自沈というのは自分で沈んでいくという意味ですね。  報告書を見ると、このように述べているんですね。今回の調査結果より、C1からC3護岸計画箇所付近において、当初想定されていないような特徴的な地形、地質が確認された。海底より...全文を見る
○赤嶺委員 この報告書は、ボーリング調査だけでなくて、室内検査等も含めて、詳細な調査をした上でこういう報告書を、皆さんが委託した業者が出したデータじゃないですか。それを信じられないと言ったら、莫大な予算をかけて調査させた意味がないじゃないですか。  報告書を見た専門家からは、厚...全文を見る
○赤嶺委員 データの開示を求めても一年以上にわたって出さずに、出てきてみたら、皆さんが否定している活断層についても図の中で示されている。そして、軟弱地盤についても、何年も前から指摘されていることが、皆さんの出してもらった報告書の中にそのデータがちゃんと出ている。  もし地盤改良...全文を見る
○赤嶺委員 私は、日本共産党を代表し、防衛省設置法、自衛隊法一部改正案に反対の討論を行います。  初めに、自衛官の定数変更は、主に、自衛隊のサイバー攻撃対処と弾道ミサイル防衛の体制強化に伴うものです。  防衛省・自衛隊の情報通信システムを二十四時間体制で監視、防護するサイバー...全文を見る
04月10日第196回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  防衛省がこれまで残っていないとしてきた自衛隊のイラク派遣部隊の日報が、実際には残されていたことが明らかになりました。  昨年、南スーダンPKO派遣部隊の日報をめぐって、防衛省・自衛隊の隠蔽体質が厳しく問われました。その防衛省が、自衛隊...全文を見る
○赤嶺委員 初めに防衛大臣に伺いますが、先日、大臣は防衛省の講堂に幹部職員を集めて訓示をされました。そこで大臣は、民主主義の根幹は、国民が正確な情報に接し、主権を行使することにある、政府が保有する行政文書は最も重要な資料で、適切に管理し公開することは、国の重要な責務だ、このように...全文を見る
○赤嶺委員 そこで、今回見つかった陸上自衛隊の日報でありますが、今月半ばをめどに提出するとしております。  具体的にいつ提出するのか。既に十年以上前に終了した活動であります。黒塗り作業などせずに、直ちに提出すべきではないかと思いますが、いかがですか。
○赤嶺委員 黒塗り作業で大変時間がかかることはやむを得ませんという説明を防衛省からるる受けております。今も開示、不開示についての作業と言いますが、やはり、終わった任務の活動であります。いわば歴史的検証文書であります。黒塗りの必要はないと思いますので、作業で時間がかかることが、かか...全文を見る
○赤嶺委員 日報の保管を確認しているかどうかではなくて、海上自衛隊は日報をつくっているんですか。
○赤嶺委員 だから、保管は確認されていなくても、日報を伴う活動が海上自衛隊であったかなかったかを聞いているんです。
○赤嶺委員 今回、陸幕衛生部で発見された日報、これはどこからどういう目的で、いつ入手したものですか。十年以上前のイラクの日報をなぜ陸幕衛生部が入手できたのか。入手元での保存期間がどうなっていたのか、その点はわかったんでしょうか。
○赤嶺委員 私たちが今まで受けていた説明は、日報は現地部隊が上級に報告をすれば、これで用が終わったこととなり、一年後廃棄というぐあいになっているんですが、今度のここの部隊は、衛生部の部隊は、十年もたってから入手しているわけですよね。それで、保管期間はもっと長い。  今まで私たち...全文を見る
○赤嶺委員 私が聞いたのは、PKOでなくてイラクのことを聞いたわけですよね。衛生部が入手した経過。  今の答弁を聞いても曖昧であります。もっとしっかりした説明を求めていきたいと思います。  今回、陸上自衛隊の研究本部で日報が確認されたということは極めて重大です。南スーダンPK...全文を見る
○赤嶺委員 それぞれ教訓をまとめる部署があるわけですね。  日報というのは、自衛隊という軍事組織にとって極めて重要な文書ですよ。一年後、用済み廃棄というわけではない、延長もできるということでしたが、延長して現に保管しているところもあったわけですね。一部が発見されたとか、そんなこ...全文を見る
○赤嶺委員 研究本部には教訓がまとめられているわけですよ。軍事組織が教訓をまとめるということは、これは大事な、皆さんにとっては大事なことなんですよね。だから、一部分どこかのファイルから見つかりましたということじゃなくて、そういう教訓が全体としてまとまってあるはずだ、あるはずだから...全文を見る
○赤嶺委員 指示を出して、去年も、私たちが研究本部にあるはずだと言ってきたけれども、ないと言ってきて、あった。そういう同じ轍を踏まないためにも、大臣みずからが今度は徹底して調査するんだぞという姿勢を見せるべきだと思います。指示を出しているから、それの答えを待っておるということで本...全文を見る
○赤嶺委員 それでは、次の問題に移りたいと思います。時間がなくなりましたけれども。  先月の外務委員会で、我が党の穀田議員が取り上げた、二〇一二年七月、統合幕僚監部防衛計画部作成の「日米の「動的防衛協力」について」という文書の問題について質問をします。  文書の中身に入る前に...全文を見る
○赤嶺委員 動的防衛協力、民主党政権時代につくられたものであるとはいえ、共同使用作業部会を使って継続していると。  きょうは質問が、もう時間が来ましたのでここまでにとどめまして、次回はもっとたくさんの時間が私たちにももらえるように切にお願いして、質問を終わります。
05月10日第196回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  イラクの日報隠蔽問題について質問します。  まず防衛省に伺いますが、四月二十三日に、自衛隊の海外派遣における日報の集積状況が公表されました。これを見ますと、二〇〇一年の九・一一テロ以降、海上自衛隊をインド洋に派遣し、米軍を始めとする多...全文を見る
○赤嶺委員 テロ特措法、インド洋の給油支援、本当に当時国会でも大問題になった出来事ですよ。  インド洋への自衛隊派遣は、アフガニスタンへの軍事攻撃を行う米軍に対し兵たん支援を行うという、いわば戦後初めての戦時派遣であったわけです。その日報が確認できないという説明は到底納得できな...全文を見る
○赤嶺委員 行政文書を作成、取得した場合には、その名称や保存期間、保存場所などを帳簿に記載することが義務づけられております。国立公文書館に移管又は廃棄した場合には、そのことも記載しなければなりません。帳簿そのものの保存期間は、二〇〇一年に施行された情報公開法の施行令では三十年、二...全文を見る
○赤嶺委員 今までも、公文書は、帳簿に適正に、あるいは廃棄した場合でもきちんと記録しておかなきゃいけないわけですよ。内閣府のホームページを見れば全部出てくる。ホームページで全部帳簿は出てくるものですからね。それを、困難だから捜せませんという、これはもう言いわけにもならないと思いま...全文を見る
○赤嶺委員 用済み後廃棄というのは、現地の部隊が日報を送った後の廃棄のことを言うんであって、その日報を公文書として入手したところは、どこであれ帳簿に記録しておかなきゃいけないわけですよ。それが、三十年という期間でやっていた。だから、イラクのものというのは、まだその期間に満ちていな...全文を見る
○赤嶺委員 離着陸、一番危ないと言われているときに、その安全を確保するために高さ制限が置かれている。  これまでに、制限表面に関する基準を満たさないまま設置された空港はありますか。
○赤嶺委員 羽田とかそういうところを言っているんでしょうけれども、高さ制限、これは、その制限を超えて設置した、許可した事例はないというものですね。  それで、空港を設置する場合には、空港の位置や制限表面について告示を行い、また、地方自治体や住民など利害関係者から意見を聴取するた...全文を見る
○赤嶺委員 空港を設置した後に、制限表面の基準に抵触する建物や樹木が確認された場合には、これらを除去する措置をとっていると聞いておりますが、どのくらいの実績がありますか。
○赤嶺委員 高さ制限を超えるものがあった場合には、これらを除去する措置、先ほどの件数がありましたが、高さ制限を超える建物や樹木、これらを放置した場合には、どういうことが起きると想定されておりますか。
○赤嶺委員 除去を求めていくわけですよね。  それで、自衛隊の飛行場についても防衛省に確認しますが、制限表面に関する基準を満たさないまま自衛隊の飛行場を設置した事例はあるか、また、設置後に高さ制限を超える樹木などを確認した場合にはどのような対応をしているのか、これを説明していた...全文を見る
○赤嶺委員 防衛大臣、今のやりとりで明らかなように、民間空港においても、それから自衛隊の飛行場でも、高さ制限を超える建物があるにもかかわらず飛行場の設置を許可することは、およそあり得ないことであります。  ところが、辺野古の新基地は、米軍の高さ制限を超える校舎や学生寮があるにも...全文を見る
○赤嶺委員 何であんな高い建物が今ごろになって適用除外だと言い出すか。それは、最初はそういう陸地にはなかったんですよね。  日米両政府は、二〇〇五年の2プラス2で、沖縄県や名護市の頭越しに、それまでは沖合の軍民共用空港という計画を、沿岸のL字案に変更いたしました。その後のロード...全文を見る
○赤嶺委員 ちょっと答弁が長いものですから。  ただ、民間空港や自衛隊空港に必要な手続は、辺野古の場合、全くとっていない。最初、沖合だったから、そういう必要はなかったわけですよね。それがL字形、V字案になって、やろうとしたら、高さ制限にひっかかる建物がたくさん出てきた。本当に私...全文を見る
05月25日第196回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  最初に、公文書の名称の問題から質問をいたします。  防衛大臣に伺いますが、今月十三日付の毎日新聞で、防衛省が保管する多くの行政文書ファイルが抽象的な名称で登録され、国民が検索しづらい状態になっていることが報じられました。イラク派遣にか...全文を見る
○赤嶺委員 その報道を受けて、防衛省は、適正な文書管理に関する通知文書を出しております。  それは、十五日付でありますが、きょうは、その通知文書を皆さんのお手元にお配りをいたしました。  二、調査内容等のところを見ていただきますと、二つの調査を指示しています。一つは、アのとこ...全文を見る
○赤嶺委員 全体を出していただけますか。
○赤嶺委員 速やかにまとめて、報告していただきたいと思います。  ただ、そもそも、管理簿への記載を行うのは各文書管理者自身なんですよね。その本人に聞いて事実を明らかにできるかどうか、これは疑問ですよね。やはり、そのもとで働いている職員、抽象的なファイル名を付すような指示を受けた...全文を見る
○赤嶺委員 私は、文書を管理する責任者に聞くようなやり方で、本当に真実が解明できるかと。  今の答弁にありましたけれども、この通知に見逃すことのできないところがあります。それは、下線を引いておりますけれども、イのところで、今回の報道に関して、取材対応したにもかかわらず上司に報告...全文を見る
○赤嶺委員 これは、ガイドラインに沿っていないやり方を内部告発したということではありませんか。仮にそんなことがあったら、その背景だとか、誤解を解くだとか、何か別の調査なんですよ、これは、皆さん。ファイルの名のつけ方がおかしいということを指摘されて、こんなことを言ったやつは誰だ、そ...全文を見る
○赤嶺委員 公益通報保護法、現行の法律が極めて狭く、極めて内部通報がやりにくい仕組みになっているのはそのとおりですよ。  しかし、それに安住して、これは公益通報ではないから保護できないというんじゃなくて、まさに防衛省の内部の文書の管理のあり方が問われているときに、抽象的な名をつ...全文を見る
○赤嶺委員 このような調査、犯人捜しのようなことを追加すること自体が、組織にとって都合の悪い情報の流出は許さないという防衛省・自衛隊の隠蔽体質を示すものだと言わなければなりません。(発言する者あり)  安全保障上問題があるというやじが聞こえましたけれども、ガイドラインに沿ってい...全文を見る
○赤嶺委員 Fが教訓課で情報公開の担当になったのが二〇一五年四月一日、探索の依頼を受けたのが、昨年、二〇一七年二月。既に二年近く情報公開の担当をしていたにもかかわらず、どこにどういう文書が保管されているか知らなかったということですが、これは本当におかしいと思いますよ。  外づけ...全文を見る
○赤嶺委員 私は、もうちょっと質問したいんです。  防衛省の行政文書管理細則というのがあります。個人資料の収納場所は、職員各自の机の周辺に限る、このように書いてありますよね。それが、机の周辺に限るというのが細則の中で書かれているのに、二年間もやっていた人が、何でハードディスクに...全文を見る
○赤嶺委員 これは、そういう説明になっていくと、まさに、個人資料と思っていたという理由が、考えられない理由が、隠蔽の事実を隠そうとしていたのではないか、そういう疑いを抱かれて当然だと思います。  もう一つ不可解に思うのは、大臣からの再探索の指示があったときにも、その後の情報公開...全文を見る
○赤嶺委員 不存在というのは、情報公開請求をした国民にとっては重大なことですよ。不存在は上司の決裁をとらない、そういう習慣になっていたんですか。
○赤嶺委員 手続はそうなっていたのに、今後はそういうことがないようにと、今度起きたことはそんなことだったという、何かちょっと意味がわからないですよね。本当に納得できるような説明ではありません。  その一方で、上司である教訓課長は、報告書を見る限り、まるで英雄のように描かれている...全文を見る
○赤嶺委員 この結果に納得しているか、満足しているかといえば、とてもそうじゃない。疑問が次から次へと湧いてくる。  陸上自衛隊のイラク日報については、いまだ半分以上が提出されていないわけです。航空自衛隊はわずか三日分、海上自衛隊は全く提出されないままであります。探索も継続すべき...全文を見る
○赤嶺委員 探索は隠蔽を行っていた部隊がやった、これで真実の解明にはほど遠いと思います。もっときちんとした探索、調査をやるように強く要求して、これでは国民の隠蔽の疑念は全く解消していないということも強く申し上げて、質問を終わります。
07月09日第196回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  冒頭、今回の豪雨災害によって亡くなられた方々に心からのお悔やみを申し上げるとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。行方不明者の捜索と被災者への支援、復旧に全力を挙げることを政府に求めたいと思います。  沖縄振興予算の問題から...全文を見る
○赤嶺委員 三千億円台、高額なという言い方をしておりましたが、大田県政の時代には四千億円台なんですよ。そういうことも見ておっしゃっていただきたい。沖縄の自主性を尊重しているかどうか。  例えば、昨年の概算要求のときの記者会見で、江崎前沖縄担当大臣は、一括交付金が減額になった理由...全文を見る
○赤嶺委員 皆さん、子供の貧困対策を含めて、あるいはOISTの問題や、あるいは基地の跡地利用を国直轄でやるのは当然だということですが、それを沖縄振興の予算の範囲内に加えていることを強く県民は批判しているわけですよ。  もともとは国が起こした結果じゃないですか。国が、沖縄振興予算...全文を見る
○赤嶺委員 一括交付金を減らすために詭弁を弄しているとしか思えません。  二〇一八年度に沖縄県や市町村でどういう事業が計画されているかということを踏まえて、そのための予算を最大限に確保するというのが内閣府のやるべきことであります。その点は検討を行ったんですか。
○赤嶺委員 他県にないと言いますけれども、他県も同じような予算をもらっているわけですよ、予算の一括交付金という仕組みが違うだけで。  大体、沖縄県が他県にないということを言う立場にはないんじゃないですか、政府は。どういう立場に沖縄を置いているんですか。  一括交付金を活用した...全文を見る
○赤嶺委員 子供の貧困対策事業についても伺いたいと思います。  今年度までの三年間は、モデル事業として実施することとされています。これに一番熱心に取り組んできた那覇市などは、以前から子供の貧困対策に力を入れて取り組んできましたけれども、同市の城間幹子市長は、内閣府の支援員の配置...全文を見る
○赤嶺委員 子供の貧困問題でもいろいろ議論したいところですが、ちょっと時間がありませんので、外務大臣に次は伺いたいと思います。  先月十五日に閣議決定された政府の骨太方針に「米国の協力を得た英語教育の充実」という文章が入りました。この経緯と目的、内容を説明していただけますか。
○赤嶺委員 自民党の提言では、米国の協力というところが、米軍の協力、このようになっていました。看板は米国の協力ということに書きかえたわけですが、米軍から協力を得ることに変わりないんじゃないかと思います。何で書きかえたんでしょうか。
○赤嶺委員 外務大臣は、先ほどおっしゃいましたように、昨年十二月に沖縄訪問したときに、沖縄の国際化に貢献したい、米軍基地内の大学への入学の推進や米軍関係者と日本人の子供たちが一緒に通う学校の新設を挙げていたことが報じられておりました。  沖縄は、政府もアジアのゲートウエーだと繰...全文を見る
○赤嶺委員 今おっしゃったアメリカへの留学、既に河野大臣の考え方が具体化されていると思うわけですけれども、沖縄から高校や大学生二十名をアメリカに派遣する、いわゆるTOFUプロジェクトと呼ばれているものですね。私、その募集要項を見て大変驚きました。「沖縄の将来を担う高校生・大学生を...全文を見る
○赤嶺委員 いやいや、私が聞いたのは、国際社会で活躍する沖縄の人材づくり、聞こえはいいんですが、その目的の中に、日米同盟の大切さ、この意義を教え込むという内容になっているわけですよ。  本当の狙いは、日米同盟や沖縄に駐留する海兵隊駐留の意味を教えようという形でそういうプロジェク...全文を見る
○赤嶺委員 「目的」の中に、「沖縄の将来を担う高校生・大学生を米国に派遣し、関係者との意見交換や各種視察等を通じ、よりグローバルな視点で日米同盟を見つめ、その意義を米国における様々な実体験に根差した形で再認識してもらうことで、日米同盟の深化を第一の柱とする日本の外交政策の基盤を強...全文を見る
○赤嶺委員 やはり、新たな米朝関係を確立し、そして、世界は朝鮮半島の平和体制の構築と完全な非核化を一体的に進めることで合意している、そのことに着目して、東アジアの平和の実現、このことを強く求め、そして、それが将来は軍事同盟ではなくて平和な話合いによる問題の解決をしていく東アジアの...全文を見る
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  質問に入る前に、一言申し上げたいと思います。  今回の法案は、五月末の北方議連で初めて提案されたものです。会期末間際の提案に対して、議連やあるいは理事懇の場でもるる意見が出されました。各党に十分な検討の時間を保障するのは当然のことであ...全文を見る
○赤嶺委員 次に、共同経済活動について外務副大臣に伺います。  二〇一六年十二月の日ロ首脳会談で、北方四島における共同経済活動に向けた協議開始に合意してから一年半が経過しました。  ところが、日ロ双方の法的立場を害さない特別な制度という肝心な部分が一向に見えてきません。それば...全文を見る
○赤嶺委員 幾らプロジェクトの具体化が進んでも、肝心の法的枠組みが具体化できなければ、これはもう絵に描いた餅にしかならないわけであります。法的枠組みを含めて、日ロ間でいつごろまでに合意できるという見通しはあるんですか。
○赤嶺委員 今の答弁を聞いていて、共同経済活動がどういうものになるのか、あるいはいつ合意できるのか、これもわからないのに何で法律への明記を急ぐのか全く理解できません。私たちは、共同経済活動の部分は法案から切り離すべきだと思います。  領土問題も、領土問題の交渉そのものが今どうな...全文を見る
○赤嶺委員 最後に申し上げておきたいんですが、最近のロシアによる千島列島の軍事化の動きや、イージス・アショアの配備をめぐる日ロ間のやりとりを見ていても、こうした問題の根本にあるものをそのままにして共同経済活動を進めても、領土問題の解決につながるとは到底思えません。  戦後、領土...全文を見る
10月24日第197回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○赤嶺委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○赤嶺委員 ただいまの國場幸之助君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○赤嶺委員 御異議なしと認めます。よって、末松義規君が委員長に御当選になりました。  委員長末松義規君に本席を譲ります。     〔末松委員長、委員長席に着く〕
11月02日第197回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  米軍普天間基地問題について質問をいたします。  九月三十日、沖縄県知事選挙が行われました。翁長雄志前知事の遺志を継ぎ、辺野古新基地建設反対と普天間基地の閉鎖、撤去を訴えたオール沖縄の玉城デニーさんが、過去最多得票を獲得し、八万票の大差...全文を見る
○赤嶺委員 今の答弁、沖縄県と政府との間で話合いの枠組みがある、その枠組みとは普天間飛行場負担軽減推進会議だ、このような答弁でありました。私は、総理のこの無頓着さに怒りを覚えます。  この普天間飛行場負担軽減推進会議というのは、現在の普天間基地の負担軽減を話し合う場であって、辺...全文を見る
○赤嶺委員 辺野古の工事を再開しながら、話し合うなどというのは、これは話合いではないですよ、こんなのは。まず、工事の再開の執行停止、この執行停止決定を政府の側が撤回して、その上で辺野古の問題をどうするか、知事と率直な話合いを行うべきであります。そのことを強く求めたいと思います。玉...全文を見る
○赤嶺委員 今、総務大臣、極めて、従来の立場から踏み込んで、第一条の行政不服審査法の立法目的、これは国民の権利侵害を迅速簡易に救済する制度、これが法の目的ですよ。国でもできる、このように踏み込んでおっしゃいました。  七条六項には何て書いてありますか、改正されて、そのまま読んで...全文を見る
○赤嶺委員 国の機関はできないということを書いてあるわけですよ。それを総務大臣は、政府の立場に寄り添って、要らぬことまで、二条まで、二条というのは国土交通省の解釈ですからね。  行政不服審査制度というのは、国や地方公共団体による違法、不当な処分によって国民の権利利益が侵害された...全文を見る
○赤嶺委員 もう、行政法の専門家からの批判を全く受けとめようとしない、聞く耳も持たない、極めてこれは不誠実な態度であります。  国民の権利を守るための制度を国家権力が国民の権利を押し潰すために使うなどというのは、制度の趣旨を百八十度たがえるもので、絶対にこれは許されません。 ...全文を見る
○赤嶺委員 中立公正だという説明は総理でさえもできないようであります。法律に基づくものだと繰り返しておりますが、ちょっとパネルを見ていただきたいと思います。  これは、辺野古にV字形の滑走路を建設する現在の計画を政府として決めたのは、二〇〇六年五月の閣議決定であります。これはそ...全文を見る
○赤嶺委員 国土交通大臣は、当然、閣議決定の立場に立っている、しかし、審査庁たる国土交通省は公正な審議を行ったかのような発言でありましたが、まず一度、大臣の皆さん、国土交通省の決定した文書を読んでくださいよ。どこにも中立公正なんてものはないですよ。閣議決定の孫引きですよ。防衛省の...全文を見る
○赤嶺委員 その判断というのは、行政法学者の意見からいっても、もう破綻している、政府だけしか使っていない判断なんですよ。そこを聞いているんじゃないんです。  今聞いたのは、防衛省として、今回の法的措置をとることを決めたとき、国土交通大臣が二〇〇六年の閣議決定に拘束される立場にあ...全文を見る
○赤嶺委員 審査庁であることぐらい、私も知っていますよ。そんなことを聞いているんじゃないですよ。  私は、改めて総理に伺いますが、辺野古の基地建設を進めるという閣議決定に拘束される国土交通大臣が沖縄防衛局長の執行停止申立てを認めることは、初めからこれは客観的に見てわかり切ったこ...全文を見る
○赤嶺委員 私、さっき、国土交通大臣の決定の中身、一度全大臣読んでくださいということを申し上げましたけれども、石井大臣が執行停止の理由に挙げているのは、普天間の危険性除去や日米同盟への悪影響であります。こんなの、どうやって国土交通大臣が判断するんですか。これは政府の方針そのもので...全文を見る
○赤嶺委員 一般私人が米軍基地をつくることなんかできますか。一般私人と同様の資格があるものと思えるという、これは安倍内閣の中でしか通用しない話ですよ。  しかも、それに基づいて国土交通大臣が、沖縄県が間違っていることを何を根拠にやったか。日米同盟が危うくなる、普天間基地の危険性...全文を見る
○赤嶺委員 今総理がおっしゃったのはロードマップで決まっていたことであって、二〇一九年二月までに運用を停止するということで総理と仲井真知事が合意した以降の取組ではないんですよ。これは前から決まっていた話なんです。  いわば、期限は来年二月です。もう目の前です。普天間の危険性は一...全文を見る
○赤嶺委員 なぜ、知事の立場を理由に取り組まない、そういうことになっていくんですか。住民の命と安全は一刻の猶予もできない、そういうことを政府も言ってきましたでしょう。だけれども、地元からは、現状は全く変わらない、こういうような声が上がっている。普天間基地の危険性と住民の苦しみは、...全文を見る
○赤嶺委員 やはり地獄だ、毎日が地獄だと。  防衛大臣、読み上げていただいて、ありがとうございました。別にお礼を言うことではないんですけれどもね、防衛省の文書ですから。で、その後にくっつける、だから辺野古を急がなきゃいけないといって、辺野古を待てないんですよ。待てますか。  ...全文を見る
○赤嶺委員 普天間基地の緊急機能を築城や新田原にも移すということで、さっき弾薬庫も移すことになったというお話がありますが、一言申し上げると、普天間飛行場には弾薬庫はありませんからね。ないものを築城や新田につくって、いや、さっき総理の答弁の中で触れておられますよ。日米間で合意した、...全文を見る
○赤嶺委員 移すというわけではない、米側が要求したからつくるんだと。普天間基地にない弾薬庫まで築城、新田につくるような、アメリカ言いなりにもあきれた話じゃないですか、こうなったら。それを、沖縄の負担軽減ということを逆手にとって合理化するのは、絶対に築城も新田も納得できないと思いま...全文を見る
○赤嶺委員 一方的に奪われ、基地を建設された、それが原点だということで、沖縄の原点についてもよく学び直していただきたいということを申し上げて、質問を終わります。
11月13日第197回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは大臣の所信質疑で、次回は法案ということになっておりまして、それで、朝の理事会では武田与党筆頭の方から十一月中に必ず一般質疑は入れるという断言もありましたが、委員会室内では、法案を通した後にやるものかとこういう危惧の声も聞かれてお...全文を見る
○赤嶺委員 この海域、一歩間違えたら漁船などへの被害につながりかねない重大な事故であります。事故原因の究明を最優先にし、同型機の飛行停止を求めるべきだということを重ねて求めたいと思います。  次に、米軍の機体整備にかかわる自衛官の派遣の問題についてであります。  この問題は、...全文を見る
○赤嶺委員 ちょっと違うと思いますよ。小野寺大臣は、アメリカ側の説明をそのまま受け取るわけにはいかない、防衛省として検証を行う、こうはっきり述べているわけですよ。  当初の説明は、米軍の点検整備が妥当なものかどうか日本政府として主体的に検証するということだったのではないですか。...全文を見る
○赤嶺委員 小野寺防衛大臣の答弁は、当時、私も委員会席に座っていて聞いておりましたが、大変力強く、そして迫力に満ちた答弁でありました。検証ということもはっきり言っておりました。  ところが、あの答弁の時期というのは、名護市長選挙の最中での答弁であったんです。選挙の最中には威勢の...全文を見る
○赤嶺委員 大臣のこの記者会見での発言も含めて、結局、根っこにあるのは日米地位協定だということを隠して、米軍の機体には指一本触れることもできない、そういう日米地位協定があることを知りながら、小野寺防衛大臣は、選挙中だったから、いかにも日本の権限が通るような言い方をした。しかし、戻...全文を見る
○赤嶺委員 刑罰法令に触れる行為には至っていない。無罪放免。どういうことですか、それは。
○赤嶺委員 結局、そういう落下事故を起こして、さっき機体も調べたと言っておりましたが、あれは、落下したドアがその機体のものかどうかを確かめに、返しに行っただけなんですよ。機体の検証なんかやっていませんよ。だって、防衛大臣の答弁だと、そういうことができないのは常識でしょうという答弁...全文を見る
○赤嶺委員 防衛省も警察も、手も足も出ないという状況であるわけです。  外務大臣に伺いますが、沖縄県は、ことし一月、地位協定をめぐる実情を把握するために、ドイツとイタリアに調査団を派遣をいたしました。三月に公表された中間報告書によると、いずれの国も、自国の法律や規則を米軍に適用...全文を見る
○赤嶺委員 これは一部の話じゃないですよ、大問題になっていることですよ。  外務大臣は、この間の参議院の予算委員会で我が党の小池議員の質問に対して、「NATOの加盟国の一員として加盟国間の相互防衛の義務を負っている国と、それと異なる義務を負っている日本の間で地位協定が異なるとい...全文を見る
○赤嶺委員 事故が起こって人命に危機が起これば世論が盛り上がって、地位協定を変えてきたドイツ、イタリアの経過があるわけです。日本政府は、一九六〇年の締結以降、日米地位協定の改正を提起したことさえありません。  一九九八年の米軍機によるロープウエー切断事故当時に、当時外務大臣とし...全文を見る
○赤嶺委員 外務大臣、結局、米軍は捜査の協力もしないんですよ。米軍基地実弾射撃訓練場から飛んできた銃弾であることもみんなはっきりしているのに、協力しないから警察も手も足も出ない。  しかも、キャンプ・シュワブは、防衛大臣、欠陥実弾射撃訓練場です。即刻閉鎖することを強く求めて、質...全文を見る
11月16日第197回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○赤嶺委員 赤嶺政賢です。  法案については、人事院勧告に基づく国家公務員全体の給与引上げの一環であり、賛成です。  きょうは、まず、辺野古の基地建設にかかわる国土交通省から防衛省への出向状況について質問をいたします。  防衛大臣に伺いますが、二〇一六年一月以降、辺野古の基...全文を見る
○赤嶺委員 防衛省はこれまで岩国飛行場の沖合移設事業、埋立工事を行った実績もあるはずだと思いますが、出向をなぜ求める必要があったのか。具体的にどういう点で国交省の持つ専門的な知見が必要であったということでしょうか。先ほどもちょっと述べておられましたが、岩国の経験を持つ防衛省がなぜ...全文を見る
○赤嶺委員 まあ、全く同じ答弁なんですけれども。  沖縄防衛局は、当初は大浦湾側のK9護岸から工事を進めていました。その後、K9護岸の工事は中断をしまして、辺野古側の工事に移行をいたしました。大浦湾の方では、当初想定されていなかった軟弱な地盤も確認をされています。  国交省に...全文を見る
○赤嶺委員 防衛省が国交省からの出向者を受け入れるために、防衛省の組織令も改定をしているんです。本省で大臣官房審議官、大臣官房参事官、これを一人ずつ、沖縄防衛局でも次長を一人増員する、こういうことを閣議決定し、そこに国交省からの出向者をつけております。  専門的な知見を有する一...全文を見る
○赤嶺委員 国土交通省にも伺いたいんですが、防衛省からの依頼があったとき、どのような判断で応じることを決めたんですか。
○赤嶺委員 事前にいただいた資料を見ますと、先ほどから説明があるように、港湾局を中心に十名を出向させているわけです。  国交省は、これだけの職員を出向させることを決めた。これだけの出向者を出して体制的に大丈夫なんですか。
○赤嶺委員 幹部職員も含めてこれだけの人を異動させてやっている。国交省というのは、そんな簡単に人を出せる、そういう役所なんですか。
○赤嶺委員 いろいろ私が求める説明にはなかなかたどり着かないんですけれども、防衛大臣に確認したいと思いますが、今防衛省が進めている辺野古の建設工事というのは、今までの説明にもあったように、国交省の協力を得ながら進めている、そういう理解でいいわけですよね。
○赤嶺委員 もう少し具体的に伺います。  防衛省は、辺野古の基地建設を推進するためのチーム、普天間チームを省内に設けております。現在、国交省から出向している宮崎大臣官房審議官は、そのチームの副チーム長についています。西尾大臣官房参事官は、工事計画を総括する事業班の班長であります...全文を見る
○赤嶺委員 国交省の職員が重要なポストにいるということであります。  防衛大臣に伺いますが、政府は、今回の沖縄防衛局による審査請求と執行停止申立て、そして、国土交通大臣による執行停止決定は法律に基づいた手続だ、このように繰り返し説明してまいりました。  しかし、私が予算委員会...全文を見る
○赤嶺委員 まあ、形はそう整えたわけですよ。  私は、きょうは、今回の防衛局における審査請求と執行停止申立ての決裁文書、これを取り寄せて見てみました。中嶋局長の横に印鑑を押しているのは、遠藤次長の印鑑がきちんと押してあるんです。国交省の出向者もかかわって出された執行停止申立てに...全文を見る
11月29日第197回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは南西諸島への自衛隊配備について質問をいたします。  先月の二十六日、日中首脳会談が行われました。習近平国家主席、李克強総理との間で、互いに脅威とならないという原則を再確認し、日中関係の改善に向けた取組が進められています。  ...全文を見る
○赤嶺委員 その現況調査の件ですが、与那国島のときには、少なくとも環境調査が終わった後に造成工事の手続に着手をしました。今回はそうした手順さえ無視したままであります。  環境調査の結果もまだわからない、どのような対策をとるかも決めていないのに工事に着手するというのは、これは余り...全文を見る
○赤嶺委員 環境調査というのは、少なくともアセスでは二年、三年ですよ。それを皆さんは一年でやろうとしている。  しかし、今度は一年でもない。工事に着手するところだけ三月までに終えますという、こんなでたらめな話がありますか。そういう土地とか地域というのは一体となって存在しているわ...全文を見る
○赤嶺委員 報告書はない。しかし、現在の大綱、中期防に反映されている。そういうことですね。  それで、機動展開ワーキンググループは、二〇一二年三月二十九日に機動展開構想概案という内部報告書をまとめています。きょうは、その一部をここに持ってまいりました。  表紙には「取扱厳重注...全文を見る
○赤嶺委員 私は中間報告のことを今申し上げたんです。  その中間報告の中に、報告書の「別紙第四」というところで、「島嶼奪回のための展開」、こういう表題での、ORと呼ばれる作戦分析を二つの段階に分けて行っています。  一つは、二千名の自衛隊の普通科部隊が事前に配備されている離島...全文を見る
○赤嶺委員 現行の防衛大綱、これに反映されているというお話がありましたが、島嶼部に対する攻撃への対応として、島嶼部に対する攻撃に対しては、安全保障環境に即した配備された部隊に加え、侵攻阻止に必要な部隊を速やかに機動展開し、海上優勢及び航空優勢を確保しつつ、侵略を阻止、排除し、島嶼...全文を見る
○赤嶺委員 犠牲になるのは我が沖縄県民ですよ。我々の同胞ですよ。奪回なんて勇ましい言葉を使っていますけれども、結局、沖縄戦の再来ですよ。沖縄戦の再来のようなことを念頭に置いている。今必要なことは、軍事に軍事で対抗することではない。お互いに脅威とならないという両首脳間の合意を土台と...全文を見る
○赤嶺委員 費用の見通しを示すのが防衛省がまずやるべきことではないかと思いますが、それはいかがですか。
○赤嶺委員 これで終わります。それで、引き続き追及していきたいと思います。  ありがとうございました。
12月03日第197回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  先ほど、期せずして沖縄の農業の発展の問題が出ました。私は最初に、その農業にかかわって、台風二十四号、二十五号に伴う農産物の被害対策について伺いたいと思います。  立て続けに沖縄を襲った二つの台風は、サトウキビ、野菜、花卉、タンカン、シ...全文を見る
○赤嶺委員 宮腰大臣とはこれまでも、離島の振興や沖縄のサトウキビ、菊、いろいろ議論をしてまいりました。離島振興法は一緒に提案したこともありました。  それで、今、ファームポンドを満タンにしておけば改善されるというお話を私も事前に伺ったものですから、地元の農家に聞いたら、いや、あ...全文を見る
○赤嶺委員 PFOSをまだ使っているというんですね。  日本の国内では、化審法によってPFOSの使用は禁止をされています。日米の関係法令のうち、より厳しい基準を選択するのが、二〇〇〇年の、環境原則に関する共同発表での日米の合意だったはずであります。  化審法の基準を踏まえて、...全文を見る
○赤嶺委員 二年前にも同じ答弁をして、米軍は今にもPFOSは使わなくなるようなことを言って、しかし、二年前と全く変わらない状態が今でもあるわけです。PFOSは、国内での使用禁止が、米軍基地の中ではいまだに使い続けている。これは県民の命と安全にかかわる問題であります。米軍は直ちに使...全文を見る
○赤嶺委員 有害性が指摘され、日本の国内法令で使用が禁止されている。しかし、米軍基地内で使用しているかどうか、あるいは使用している、そういうことになっているにもかかわらず、その管理、保管状況もいまだにわからない。二年たっても返事が来ない。これは余りにも、県民の命を預かる水の問題と...全文を見る
○赤嶺委員 いまだに基地の中に入ってサンプル調査ができていない。  外務大臣に伺いますが、結局、米軍が認めないわけですよ。基地内でのサンプル調査が行えなければ安全性が全く確認できないわけです。  二〇一五年に締結された環境補足協定は、このような米軍基地による環境汚染が疑われる...全文を見る
○赤嶺委員 日米合同委員会合意で基地の立入りというのが全く実効性がなかったわけですよ。これまでも、実効性がなかったから環境補足協定をつくって、これはもう歴史的な意義を持つ地位協定の見直しに値する、環境の問題が起きたら基地内に立ち入れることになる、そういうことを今まで国会でるる説明...全文を見る
○赤嶺委員 一九七四年の日米合同委員会合意で基地に立ち入ったことがあるということで、一例、今外務大臣説明しましたけれども、いかにも外務省らしい答弁だなと思いました。  環境補足協定は、結局、米側が通報しなければ基地の中に入れない、こういう仕組みになっているわけです。  ところ...全文を見る