赤嶺政賢

あかみねせいけん

小選挙区(沖縄県第一区)選出
日本共産党
当選回数8回

赤嶺政賢の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第198回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○赤嶺委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○赤嶺委員 ただいまの國場幸之助君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○赤嶺委員 御異議なしと認めます。よって、末松義規君が委員長に御当選になりました。     〔拍手〕  委員長末松義規君に本席を譲ります。     〔末松委員長、委員長席に着く〕
02月05日第198回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  辺野古の新基地建設について質問をいたします。  安倍総理は、昨年の臨時国会の所信表明演説で、沖縄の皆さんの心に寄り添う、このように述べました。しかし、ことしの施政方針演説ではこの言葉はありませんでした。総理、なぜですか。
○赤嶺委員 今後も寄り添う、二十年間、市町村といろいろ話し合ってきたと言いますが、この二十年の間に、辺野古は絶対につくらせないという県民の決意が更に大きくなってきているわけですよね。  私は、なぜ寄り添うという言葉を施政方針演説で使えなかったか。それは、気持ちは変わらないと言い...全文を見る
○赤嶺委員 今の総理の答弁について後でもちょっと触れたいと思いますが、本会議の総理の答弁で、もう一つ、大変重大なことがありました。それは、辺野古の北側の海域に軟弱地盤があることを認めたことであります。地盤改良工事を行うため、県に設計変更申請を行う必要があると私たちの志位委員長にも...全文を見る
○赤嶺委員 岩屋大臣は、安保委員会で三年前からこの資料を私が要求していたことを同じ部屋で聞いておりますから、十分わかっていると思います。  やはり隠していたんですよ。隠していたことを、今ごろになって、いや、もうちょっと綿密な調査をやっていたなんて、そんなの説明になりませんよ。そ...全文を見る
○赤嶺委員 また隠しているじゃないですか。これを隠しているというんですよ。  最初のボーリング調査の報告書で、政府が委託した企業の報告書の中に、当初想定されていなかった軟弱な地盤があると書いてあるんですよ。当初想定されていなかったということは、皆さんが埋立承認申請を出したときに...全文を見る
○赤嶺委員 国交省にも出しているんですよね。一般的な工法で可能だというようなことで、六万本の砂ぐいの話もそれに出ていると思うんですよ。  だから、国交省に出しているんだったら、国会にも出してくださいよ。
○赤嶺委員 今度は審査請求を盾に情報を明らかにしないという態度であります。  いや、その間、工事をとめているんであれば、そういう要求にならないと思いますよ。事実を隠したまま、あたかもあの工事ができるかのように装いながら、設計変更申請したらできるかのように装いながら工事を進めてい...全文を見る
○赤嶺委員 七万四千を決めた基準は、沖縄県は納得していないですよ。沖縄県が納得していないような基準を、より厳しい基準と自分たちで言って満足しているようじゃ、環境を守れないですよ、そういう姿勢では。  専門家は、さらに、今度の軟弱地盤について、改良工事について、規模が重大であり、...全文を見る
○赤嶺委員 普天間の返還問題が持ち上がった最大のきっかけが、一九九五年の少女暴行事件でした。一九九六年のSACO合意で、普天間を移設するという、その場合には五年から七年で普天間は返還すると、約束だったんですね。九六年のときに五年から七年で返還すると約束して、守られませんでした。 ...全文を見る
○赤嶺委員 負担軽減に努力してきたつもりと言いましたが、そのつもりがつもりでないんですよね。今、KC130を移転しているという話がありましたが、戻ってきて普天間で訓練していることは御存じですよね。タッチ・アンド・ゴーで、非常にその爆音で苦しんでいる。何でそんなふうになっているか。...全文を見る
○赤嶺委員 そうですか。じゃ、それで終わります。
02月27日第198回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○赤嶺分科員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、米軍機事故にかかわって、地位協定の問題等で質問をいたします。  河野大臣は、二月七日の参議院予算委員会で、事故時の規制線内への立入り権の確立について、日本当局がより適切に対応できるように指示をし、日米間で協議をしていること...全文を見る
○赤嶺分科員 二〇〇五年のガイドラインというのは、実際、もう規制線の中では日本の主権が全く認められていないという事態で、非常に首長や当局の皆さんからも不満が高まっています。ですから、施設外で起きた航空機事故などについて、規制線の中で日本の当局が機体を調査し、検査することもできるよ...全文を見る
○赤嶺分科員 これは改善がされるのかどうか、全く予測がつかない。ガイドラインの原則の範囲内でといった場合には、本当に今、日本がその中で主権が行使できていない。問題は解決しないと思います。主権あっての見直しでなければならないと思います。強く申し上げておきたいと思います。  具体的...全文を見る
○赤嶺分科員 今回不時着した機体は、機体番号や所属を記した数字がガムテープで隠された状態で移送されております。地元では、以前に不時着した機体と同じではないか、こういう不安が広がっております。  なぜ、米軍は機体番号を隠していたんですか。同じ機体だったのではありませんか。
○赤嶺分科員 いやいや、さっきの副大臣の答弁、今の答弁とも、ガムテープを張りつけていたのとは矛盾すると思いますよ。  教えてくれないなんて、ちょっとひどいんじゃないですか。米軍が機体番号を隠していたわけですから、これは同じ機体であったことを隠すためであったということではありませ...全文を見る
○赤嶺分科員 そういうこともわからないで、航空機の安全な運用を求めているとは到底思えません。同一の機体が不時着を繰り返しているとしたら、それこそ大問題であります。  大問題だと思いませんか、原田副大臣。
○赤嶺分科員 いやいや、米軍は教えないと言っているんですよ。教えないことが大問題じゃないかということを私は聞いているわけです。  おととしや昨年も、米軍は、今回と同様に、飛行中に警告灯がついたため緊急着陸したという説明を繰り返しました。昨年、相次ぐ米軍ヘリの事故を受け、日本政府...全文を見る
○赤嶺分科員 小野寺大臣は当初、あれは名護の選挙前でしたからそういうアピールをしたかったんでしょうけれども、事故機の検証と言ったんですよ。  だけれども、それは果たされず、ついに行われず、今、政府の態度は包括的な専門家会合ということになって、事故を起こした機体に対する検証なんて...全文を見る
○赤嶺分科員 不信感、不安感を与えないために、日米間で通報という仕組みがつくられたんですよね。そういう通報の仕組みに沿って、今回の入砂島への不時着も通報すべきだったんじゃないかということを外務大臣に伺っているんです。
○赤嶺分科員 そういうチャートもつくられているとはいっても、それに沿って通報は行われませんでした。  本当に島の人々は、羽根のないそういう戦闘機、ヘリがずっと島に、演習場にいる、日曜日は、訓練がない日は漁にも行けるんだが、行けるかなという不安が増大しておりました。  さらに、...全文を見る
○赤嶺分科員 つまり、皆さんがやったのは、事後にその関係自治体に知らせたということであって、今後は、渡名喜村にもそれから読谷村にもこういうケースの場合には事前にちゃんと通報を行うべきだ、そういうことを米側に要求したんですか。
○赤嶺分科員 じゃ、これは今回も通報すべき事柄で、事案であったというぐあいに認識していたということですね。  もう一件あります。今度は、名護市の数久田の米軍流弾事故について質問をいたします。  昨年六月二十一日、数久田にある農作業用の小屋で、米軍のものと思われる銃弾が発見され...全文を見る
○赤嶺分科員 手順を間違えたという連絡だけで、同様の銃弾は使わないということで、明確な原因究明も再発防止策も日本側に連絡がないまま、報告がないまま、実弾射撃訓練は再開しているわけですね。それを今後は安全にしていくという保証は全くないわけです。  レンジ10では、これまでも流弾事...全文を見る
○赤嶺分科員 五十口径の弾丸は使わないということであって、実弾射撃訓練はもう再開しているんですよ。  何か五十口径に問題があったかのような指摘なんですね。ところが、沖縄県や名護市は、二〇〇二年の流弾事故のとき、レンジ10の撤去を求めました。日本政府は、米軍の訓練再開を容認しまし...全文を見る
○赤嶺分科員 何の答弁にもなっていないですよ。  だって、いわゆる今度の流弾の弾丸は使わないというだけで、レンジ10は今までと同じように実弾射撃訓練で使い続けるわけですよ。弾丸の種類の問題ではなくて、ここは民間集落に近い、しかもいろいろな流弾事故を繰り返し起こしてきた、そういう...全文を見る
○赤嶺分科員 私は、これは日本の外務大臣がやる答弁じゃないですよ。日本の外務大臣であれば、誇りを持って、県民の命を守るために米側に物を言う。物を言う外務大臣である立場を放棄していると思います。  結局、米軍がヘリ事故を起こしても、流弾事故を起こしても、日米地位協定の前には、訓練...全文を見る
○赤嶺分科員 終わりますけれども、外務大臣になる前の河野さんはそういう立場ではなかった、非常に悔しいものを感じているということを申し上げて、質問を終わります。
02月28日第198回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  委員長に申し上げたいと思いますが、私も、質問時間を非常に厳密に守るように委員長から言われておりますが、今の総理の答弁は同じことの繰り返しで、そして、私たち委員の質問権を、本当にこれは妨害になっているなとしか思えません。厳密な委員会運営を...全文を見る
○赤嶺委員 米軍普天間問題について質問をいたします。  二月二十四日、辺野古埋立ての賛否を問う県民投票が行われました。埋立てに反対が四十三万四千二百七十三票に上り、投票総数の七一・七%、圧倒的多数を占めました。  きょうは沖縄の地元紙を持ってきましたが、その投票結果を受けての...全文を見る
○赤嶺委員 総理、真摯に受けとめる、しかし辺野古はつくる。それなら、辺野古をつくるなという県民投票の結果は、真摯に受けとめるという言葉とどんな整合性を持つんですか。全く真摯に受けとめていない。  現場では何が起こっているか。投票日の翌日から、県民投票などなかったかのように埋立工...全文を見る
○赤嶺委員 基地負担の軽減というのは、目の前で辺野古に新しい基地がつくられていることに対する怒りを言うんじゃないですか。それに対して、県民は七割以上が反対ということを示したんじゃないですか。何か、総理、自分のおっしゃっている、発している言葉の意味というのを理解して言っていらっしゃ...全文を見る
○赤嶺委員 大変驚きましたね。つまり、辺野古の海の深さ、深度は九十メートルあるというのはお認めになるわけですね。
○赤嶺委員 つまり、そういう深い海底での軟弱地盤の地盤改良をするときに、日本の国で持っている作業船は、七十メートルまでで、三隻であるわけですよね。九十メートルの深い深度を持つ辺野古では届かないわけですね。(発言する者あり)いや、届かないんですよ。  おっしゃっていることが、届か...全文を見る
○赤嶺委員 サンド・コンパクション・パイル工法というのは、今まで、海上で、軟弱地盤で空港などを使ったときに地盤沈下がどんどんどんどん起こっていく、それを是正するために日本の土木技術が開発した工法であるわけですね。  だけれども、七十メートルまでしかできない、そうであってもいいん...全文を見る
○赤嶺委員 先ほど大臣は、沖縄県がホームページにアップしているというお話がありましたが、沖縄県は、防衛省が出した「地盤に係る設計・施工の検討結果」に対する反論を出したんですね。反論を出したんですよ。何で防衛省は、その検討結果報告書、これは私の手元に今持っておりますが、何でこれを出...全文を見る
○赤嶺委員 全貌を明らかにすべきであります。全貌を明らかにして、国会と国民の間で議論しようじゃないですか。  地盤工学が専門の日本大学理工学部の鎌尾彰司准教授は、水深九十メートルまでの地盤改良工事は知る限り例がない、改良深度が二十メートルほど足りない分、未改良の軟弱地盤が下層に...全文を見る
○赤嶺委員 一九九五年の小学生に対する暴行事件というのは、親が、我が子のような犠牲者を二度と出してほしくない、このように訴えて事件が明るみに出て、県民が怒りに燃えたわけです。  何で怒ったか。犯人米兵は基地の中に逃げ込んでいる、身柄引渡しを要求したけれども、当時の日本政府も含め...全文を見る
03月28日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  辺野古の新基地建設問題について質問をします。  初めに、安倍内閣が三月二十五日、県民投票で示された県民の民意と、埋立工事を中止し、沖縄県との集中協議に応じるよう求めた玉城デニー知事のたび重なる要請を無視して、新たな区域への土砂投入を開...全文を見る
○赤嶺委員 防衛省の希望的観測はともかく、海上工事で三年八カ月、その後に陸上工事に着手し、それに一年一カ月、全体では四年九カ月を見込んでいる、このように間違いありませんね。
○赤嶺委員 書いてあることにいろいろな解釈をして短く見せよう短く見せようとしても、結局、海上工事、陸上工事、地盤改良で四年九カ月かかるということは、報告書にはそう書かれているということではありませんか。埋立てがいつ終わるか完了時期も見通せないと言っているわけですが。  ただ、防...全文を見る
○赤嶺委員 報告書の中の騒音レベルの予測というのは、いわば海上部分でしょう。そして、海上、陸上、百デシベルを超える騒音というのはどんな騒音か知っていますか。これをあわせてやったら、環境の範囲内にとどめられるということはおよそ信じられないじゃないですか、これは。  やはりこの報告...全文を見る
○赤嶺委員 さまざまな創意工夫を凝らしているという中身は見せないで、心配するなと。そんなことが、非常にあの地域の環境の破壊を懸念している私たちにとっては何の説明にもなりませんよ。やはり皆さんの報告書というのは、四年九カ月ということででき上がっている報告書であります。  次に、実...全文を見る
○赤嶺委員 十五隻ですね、国内にあるサンド・コンパクション・パイル船は。そのうち、工程表を見ると、十一隻を辺野古の工事のために確保するというのがこの計画であります。  日本の国に、あるいは海外でさまざまな地盤改良工事があり得るもとで、それだけの船舶を確保できる見通し、立っている...全文を見る
○赤嶺委員 十五隻しかない作業船の十一隻を辺野古に動員する。合理的などんな考え方をしたらそれが可能になるんですか。その可能性を聞いています。
○赤嶺委員 確保は可能ですかと聞いているんですが。
○赤嶺委員 まさにいろいろなところでこの作業船を使った工事の需要がある中で、辺野古だけに十五隻のうち十一隻も確保する。  仮に十一隻が十隻になったり九隻になったりしたら、あの工程表を見ると、四カ所のうち一カ所はまた延びるわけですからね。また二年間延びるということになっていくわけ...全文を見る
○赤嶺委員 サンド・コンパクション工法で地盤改良が可能だというあなた方の説明を、もしよしとして受け入れたにしても、これを賄う作業船の隻数そのものも非常に少ない。そういう中で計画どおり、工程表どおりいきますというのは、これは、工程表の中に、やはり国民へのまともな説明としては受け入れ...全文を見る
○赤嶺委員 要するに、埋立工事そのものに五年、さらに、使えるようになるまで三年、合計八年、そういう御答弁ですね、今。
○赤嶺委員 結局、防衛大臣も、いろいろな工事を同時に進めていって短縮できるかのような強調が続いています。しかし、私も工程表を見ることになれている者ではありませんが、一生懸命、じいっとページをにらんでみました。  結局、基本的には、護岸をつくった後に埋立土砂を入れる、その後、滑走...全文を見る
○赤嶺委員 大臣、誤解しないでくださいよ。十三年というのは、皆さんの報告書の中から割り出した計算ですよ。沖縄県のものを根拠にしているんじゃないですよ。だって、土壌の改良事業で陸上、海上で四年九カ月でしょう。そして埋立てで合計八年でしょう。約十三年じゃないですか。  沖縄県の説明...全文を見る
○赤嶺委員 決意はいいですけれども、ただ、大浦湾側から工事が始まって大浦湾側で終わるというあの工程に関して言えば、大浦湾側の実施設計もまだでき上がっていない。でき上がっていないけれども、辺野古側には土砂をどんどん埋め立てていく。こんな態度がやはり県民から批判されていくわけでありま...全文を見る
○赤嶺委員 その十九施設について、当初予算には全く計上されていなかったんですが、思いやり予算ですが、どうやって十九施設の補修事業を繰り出したんですか。
○赤嶺委員 終わりますけれども、当初予算には全く見えないようにして予算の流れが全くわからないような形にして、思いやり予算を使って普天間基地の補修工事を使い続ける。それが普天間基地の固定化強化につながっている。負担の軽減とは全く逆のことを政府はやっているということを申し上げて、質問...全文を見る
04月02日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  まず初めに、先ほどから出ておりました宮古島の駐屯地、千代田地区に置かれている多目的誘導弾や迫撃砲は、千代田地区には置かない、保良地区の弾薬庫ができたら保良地区の弾薬庫に置く、そういうことでいいですか。
○赤嶺委員 ですから、保良地区に持っていくということを想定しているわけですよね。保良地区の方々は、弾薬庫をつくられることに非常に不安を持って反対の声を上げておりますが、その保良地区で皆さんが説明した資料の中に迫撃砲の写真がありまして、この迫撃砲は保良地区には置きません、こう書いて...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、保良地区の弾薬庫に、当座、でき上がったら置くという答弁じゃないですか。
○赤嶺委員 ですから、その保良地区には迫撃砲は置かないという沖縄防衛局の説明資料があるんですよ、写真があって。それの検討はしたんですか。
○赤嶺委員 保良地区につくられる弾薬庫に中距離誘導弾と迫撃砲は持っていく、千代田では説明が足りなかったからということでしょう。
○赤嶺委員 ですから、その弾は、迫撃砲なども、迫撃砲は、わざわざ保良の説明会の解説資料の中に迫撃砲の写真を載せて、それは保良には置きませんと書いてあるんですよ。それは書いてあるんですよ。だから、保良に持っていけないじゃないですか。
○赤嶺委員 迫撃砲の砲弾ですよ、だから。迫撃砲の砲弾は保良には置きませんというのを説明資料の中に書いてあるんですよ。(岩屋国務大臣「いや、そんなことはないですよ」と呼ぶ)書いてありますよ、写真に載って。(岩屋国務大臣「いやいや、そんなことはないです」と呼ぶ)じゃ、ちょっと確かめま...全文を見る
○赤嶺委員 迫撃砲の砲弾は保良地区には置きませんと書いてあるんですよ。書いてあるんですよ。(岩屋国務大臣「いやいや」と呼ぶ)いやいやって、大臣、それを見たことはありますか。私は保良地区にも千代田地区にも何度も行っていますので。そこは、手を挙げておりますけれども、ちょっと答えてくだ...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、保良地区には、対艦、対空のミサイル誘導弾に加えて、しかし、迫撃砲の砲弾は、これは保良地区には置かないものですということでわざわざ説明をしています。もし、その確認の上で、それが間違っていたら、大臣はきちんと訂正することを求めたいと思います。  それで、今まで...全文を見る
○赤嶺委員 小銃と発煙筒を置くというぐあいに説明してきたんですよね。中距離誘導弾や迫撃砲弾などについては一切説明してこなかったわけです。  この間、千代田の基地を見に行きました。米軍基地で見るような大きな土のうが、土のうというか山がつくられて、そして芝生が植えられて、これはもう...全文を見る
○赤嶺委員 弾薬庫は保管庫と説明してきたんですね。そうですね。
○赤嶺委員 今度の問題でもう一つ大きな問題は、弾薬庫のことを保管庫として説明してきているんですよ。誰も弾薬庫ができるなどと思っていなかったんですよ。だけれども、今、鈴木局長は、さまざまな言い方をしてきたと。しかし、つくられたものは、火薬取締法に基づいて、法令に基づいて適切な距離な...全文を見る
○赤嶺委員 中距離誘導弾と、それから迫撃砲弾をまさに入れるためにつくったこんもりとした丘の弾薬庫、これは撤去すべきですよ。これを撤去しないで、一時的にどこかに移しますでは、これは絶対市民は納得いたしませんよ。まさに弾薬庫のことを保管庫と言いかえ、そして、中距離誘導弾、迫撃砲弾が置...全文を見る
○赤嶺委員 うそにうそを重ねるというのは、そういうことを言うのだろうと思いますよ。  弾薬庫はつくらないという説明をしてきた上で、今、つくったら、いや、万が一のためにあるんだから、まあ、せっかくある物は使いたいというのが大臣の口癖のようでありますけれども、そういうことは絶対に許...全文を見る
○赤嶺委員 六百五十万立米の中には含まれないということでありました。  それで、地盤改良というのは、埋立承認願書に添付した環境保全図書においても記されております。当初の承認願書ですが、滑走路や誘導路、空港関連施設などの重要構造物を設置する場所で地盤改良を行う方針を明記していまし...全文を見る
○赤嶺委員 防衛大臣、つまり、地盤改良に伴い必要となる土砂の総量、これは六百五十万立米にとどまらない、それを上回る、局長の説明はそういうことですが、そういうことですね。
○赤嶺委員 六百五十万立米にとどまらないということも大臣も認識されております。  それで、地盤改良に用いる砂はどこから調達するんですか。
○赤嶺委員 調達は、県内、県外、どちらを検討対象にしているんですか。
○赤嶺委員 県内、これは検討対象にしていないということを明言できますか。
○赤嶺委員 県内も県外もどうなるかわからぬ状態ですが、ただ、県内では、砂の調達についてはこれまでの経過があります。もともと環境アセスの方法書の追加修正資料の段階では、埋立土砂二千百万立米のうち千七百万立米を県内の海砂で調達するという計画でした、方法書でも準備書でもです。  とこ...全文を見る
○赤嶺委員 県内では、これ以上の海砂の採取は困難であります。県外、これも当然検討対象になっているわけですが、埋立土砂の外来生物の混入防止対策について、膨大な量の岩ズリ、これを一体どうやって高熱処理をするのか、その具体的な見通しはついたんですか。
○赤嶺委員 事前の説明では、埋立土砂ではなくて、地盤改良の場合には一般的に岩ズリは使わないということでした。岩ズリとは別に県外から砂を調達する、こういうことになります。沖縄には岩ズリ以外は海砂しかないわけですから、海砂は使えないですからね。最初のあれでこれ以上使えないですから。 ...全文を見る
○赤嶺委員 最後にまとめますけれども、防衛大臣、要するに、県内でも県外でも、地盤改良に使用する砂の調達の見通しというのはまだ何も立っていないわけであります。埋立事業を始める場合に、必要な時期に必要な量の砂を調達できるということが決定的に大事であります。しかし、そういう見通しも全く...全文を見る
○赤嶺委員 終わります。
04月09日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  週末に東村高江で起こった問題について最初に伺っておきます。  集落を取り囲むように米軍ヘリやオスプレイの着陸帯が建設をされた東村高江で、住民が抗議活動のために設置していたテントや掲示物などが米軍に撤去されました。事前の警告もなく、住民...全文を見る
○赤嶺委員 米軍がテントを撤去できる根拠は何ですか。
○赤嶺委員 防衛省もそのように考えているんですか。
○赤嶺委員 非常に曖昧でありますがね。  米軍の管理権、米軍が主張をすると言っておりましたが、私も週末に改めて現地に行ってきました。米軍基地と道路の境界を示すくいがあって、テントはその外側、つまり、道路側に設置をされているんです。道路の管理者は沖縄県です。なぜ米軍が勝手に撤去を...全文を見る
○赤嶺委員 共同使用を行っている地域で、米軍が勝手に県民の財産や私物や、あるいはそういう施設類を撤去したり壊したりできるんですか。そんなのできませんでしょう。米軍は誰から許可をもらったんですか。誰からももらっていませんよ。勝手に米軍が基地の外に出てきて行動をしたら、県民はどういう...全文を見る
○赤嶺委員 そこは共同使用区域ですよ。管理者は沖縄県ですよ。米軍じゃないですよ。  米軍が、そういうところまで地位協定だからできると言っていたら、日本は主権がない状態になりますよ。絶対にそういうことは繰り返すべきではないということを防衛大臣は米軍に申し入れるべきであります。 ...全文を見る
○赤嶺委員 余りにも広大な訓練空域の存在がそういう問題を引き起こしているわけです。  それで、ただでさえ民間機に影響を与えているわけですが、今度は、米軍が新たに訓練空域を拡大していることが明らかになっています。  資料の二枚目は、嘉手納基地の第一八航空団が二〇一六年十二月二十...全文を見る
○赤嶺委員 アルトラブというのは訓練空域ですから、防衛省が責任を負うわけですよ、そういう訓練空域を提供することについては。  私は、去年の三月にそういう報道が出されてから一年間、国土交通省が発する航空情報、これをずっと確認してきました。そうすると、第一八航空団が作成した空域計画...全文を見る
○赤嶺委員 アルトラブ訓練空域は空の米軍基地なんですよ。沖縄には空も米軍基地があり、海にもあり陸にもあるというそういう超過密状態なんですが、まさに、アルトラブという臨時の訓練空域の設定は防衛省の所管であります。管制のやり方としていろいろ国土交通省は技術的なものをやっていると思うん...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、空自の訓練の調整、それと一緒に、嘉手納基地に派遣している連絡員は、アルトラブの設定、使用について米軍と調整しているんじゃないですか。
○赤嶺委員 アルトラブの臨時訓練空域の提供については防衛省の責任なんですよ、管制の調整については国土交通省がやるかもしれませんけれども。そうじゃないですか。
○赤嶺委員 空域の提供は、空の米軍基地は防衛省でしょう。空域の管制の調整が国土交通省でしょう。そこは取り違えてはいけないと思いますよ。  さらに、そのハンドブックに何が書いてあるかといいますと、米軍の嘉手納の空軍の全ての空域と射撃場について、要請の許可、却下は、第一八航空団のス...全文を見る
○赤嶺委員 アルトラブという、空の管制に関することは国土交通省が調整しているはずですが、アルトラブの、訓練空域の臨時の提供、これはあくまでも米軍基地ですから。防衛省は、しかも連絡調整員を嘉手納に送っている。そして、送られた嘉手納の調整員については、米軍は訓練空域に関する全ての情報...全文を見る
○赤嶺委員 終わります。     〔委員長退席、山本(と)委員長代理着席〕
○赤嶺委員 私は、日本共産党を代表し、防衛省設置法等一部改正案に反対の討論を行います。  自衛官定数の変更は、主に、サイバー、電磁波領域における自衛隊の体制強化に伴うものです。  今回、防衛省・自衛隊の情報通信システム・ネットワークを二十四時間態勢で監視、防護するサイバー防衛...全文を見る
04月10日第198回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  まず、協定について外務大臣に質問をいたします。  今回の協定は、これまでのACSAと同様に、平時の共同訓練だけでなく、重要影響事態や存立危機事態、武力攻撃事態なども適用対象としています。  日本の同盟国ではないカナダ、フランスとのA...全文を見る
○赤嶺委員 そうしますと、安保法制、これは、従来戦闘地域とされていた場所での兵たん支援、戦闘作戦行動に発進準備中の航空機への給油、整備も可能としております。  カナダ軍、フランス軍に対しても、こうした支援が可能になるということですか。
○赤嶺委員 これまでは政府が憲法上認められないとしてきた武力行使と一体化した兵たん支援活動、これまでのアメリカ、オーストラリア、イギリスの三カ国に加えて、カナダ、フランスの軍隊に対しても可能になるということであります。  憲法違反の安保法制、日米ガイドラインの具体化を更に推し進...全文を見る
○赤嶺委員 何名指名したんですか。
○赤嶺委員 審査庁である国土交通省の職員、総務課の職員、その審理員は国土交通大臣の指揮命令のもとにあるんですか。あるいはそこから外れるのか。どちらですか。
○赤嶺委員 石井大臣から指名を受けたと。つまり、大臣の指揮命令下にある立場、それは変わらないわけですね。
○赤嶺委員 辺野古が唯一の解決策というのは、二〇〇六年の閣議決定に基づく政府の統一した方針であります。  審理員は、政府の統一した方針から免れる立場にあるんですか。
○赤嶺委員 審査庁の立場、行政不服審査法に基づいてやったこと、そのやったことを聞いているんじゃなくて、それは、唯一の解決策という閣議決定、その政府の統一した方針、審理員はその統一した方針から免れているわけですか。
○赤嶺委員 政府の統一した方針のもとに国土交通大臣の立場があり、審理員もそこの指揮命令下にあるというだけでも、行政不服審査法に基づく審査請求、審査庁の立場というのがいかほど国民から見て合理的に聞こえるのか。私には、極めて疑い、あるいはそんなことが許されていいのか、こう思うのは、ま...全文を見る
○赤嶺委員 その審理員というのは中立公正な立場ということを強調しているんですが、この審理員はもともとどこの部署にいた職員ですか。
○赤嶺委員 それで、今はどこにいるんですか。
○赤嶺委員 審理員の役割を果たしていた間は別の部署に行っていたんですね。
○赤嶺委員 そうしますと、要するに、国土交通省の一職員が同じ場所に勤務し続けながら審理員の仕事もやっていた、そういうことですね。
○赤嶺委員 これで中立公正だとどんなに言い張ってみても、とても中立公正だとは言えないと思います。  審理員は、軟弱地盤の問題で有識者に鑑定を依頼しております。審理員が専門家の鑑定を依頼したときに、審理員はどういう基準に基づいて有識者を選定したんですか。
○赤嶺委員 この鑑定書、私も目を通してみました。辺野古の地盤改良をめぐっては、容易に完成を見通せない難工事になるという指摘も専門家の間からなされています。さまざまな評価があり得るもとで、審理員が複数人ではなく一人だけに鑑定を依頼したのはなぜですか。
○赤嶺委員 複数の鑑定人、専門家を選ばなきゃいけないという検討過程がありながら、結果として一人しか選ばなかった。ちょっとやはり疑問ですよね。時間がなかったとかそんなことよりも、中立、公平、公正というのが問われる中で、いやいや、時間がなかったから一人にしたというのは、言いわけにして...全文を見る
○赤嶺委員 防衛局が環境に対する配慮をしているという最大の根拠にしている環境監視検討委員会、沖縄防衛局の中に置かれておりますが、その中には、受注業者から寄附をもらっていた事例、過去に国会で私も示したことがありますが、今度の場合にはそういう検討もしないで依頼をしたということですね。...全文を見る
○赤嶺委員 調査すべきじゃないかということを、野党合同ヒアリングで防衛省は求められていましたね。求められている立場にあることは認識していないんですか。
○赤嶺委員 国土交通省の裁決書は、鑑定結果に基づいて工事は可能だ、このように結論づけております。しかし、まず申し上げなければならないことは、沖縄県が指摘していたのは、地盤改良工事によって工事が長期化する、そして、この事業の目的である普天間基地の早期返還が実現できなくなる、この点で...全文を見る
○赤嶺委員 国土交通省は、埋立承認撤回をしたときに、沖縄県のその撤回を執行停止にしました。そのときの理由も、これは、普天間の返還がおくれる、日米関係にかかわる問題だといって、あなた方自身も重視していた時期の問題ですよ。期限はわからないけれども、沖縄県は違法だ、こんなやり方がありま...全文を見る
○赤嶺委員 外務大臣に伺いますけれども、あさって、四月の十二日、橋本・モンデール会談から二十三年になります。普天間基地の一日も早い危険性の除去が原点だと言いながら、辺野古の基地が完成するまであと十三年以上も待ち続けるということに、そういう事態に今実際になっております。直ちに運用停...全文を見る
○赤嶺委員 けさ、負担軽減推進会議も開かれたようですが、中身は後でまた詳細に検討させていただきますけれども、政府が負担軽減といいながら、沖縄の実態は、外来機の飛来により普天間飛行場が爆音が激しくなり、非常に負担が拡大強化しているという現状があります。  同時に、仲井真知事と安倍...全文を見る
○赤嶺委員 今度の行政不服審査請求に基づく審査そして裁決は、まさに国土交通省と防衛局、政府同士のなれ合いに基づく結論であって、とても容認できるものではありませんし、負担軽減といいながら負担を増加し、ここに来て運用停止を辺野古新基地とリンクさせるようなやり方も到底受け入れられないと...全文を見る
○赤嶺委員 私は、日本共産党を代表し、日加、日仏ACSAの二協定に反対の討論を行います。  そもそもACSAは、一九八〇年の相互兵たん支援法の制定以来、アメリカ政府が世界各国と締結を進めてきた協定です。世界に展開する米軍が、軍事作戦の遂行に必要不可欠な物資役務をいつでもどこでも...全文を見る
04月17日第198回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  条約については、いずれも賛成であります。  きょうは米軍犯罪について質問をいたします。  四月十三日、沖縄県北谷町のアパートで米兵が会社員の女性を殺害し、その後、自殺するという痛ましい事件が起こりました。心からお悔やみを申し上げると...全文を見る
○赤嶺委員 外務省に伺いますが、米海兵隊所属の米海軍三等兵曹というのは、これはリバティー制度の対象になりますか。
○赤嶺委員 米海兵隊は、ことし二月までに、リバティー制度に基づく外出規制措置を緩和いたしました。三等軍曹以下の兵士の門限も一時間延長いたしました。それでも、午前一時から五時までは外出が禁止されています。  事件はその時間帯に起こりましたが、なぜこの米兵は基地の外にいたんですか。
○赤嶺委員 いやいや、リバティー制度によって外出が禁止されている時間帯に、外出が禁止されていた兵士が基地の外で事件を起こしている。何でこんな時間帯に外にいたのかということを聞いているのであります。  私は、これまでも、リバティー制度が、外出規制時間帯の基地の出入りを規制するだけ...全文を見る
○赤嶺委員 今、ちょっと、理事の方から、定足数を割っているからという提案があるんですが、委員長、どうですか、確認してくれますか。
○赤嶺委員 それでは、質問を続けます。  事件当時、米軍の接近禁止命令、MPOというんですか、これの発令された状態にあったんですか、その米兵は。
○赤嶺委員 対象になっていた。  そして、事件当時はそういう発令された状態にあったということですね。
○赤嶺委員 けさの報道ですと、ことし一月には、被害女性は、加害米兵から性的暴行を受け、米軍に通報していたと報じられていますが、これは事実ですか。そして、なぜそのときに逮捕、拘束しなかったんですか。
○赤嶺委員 事実が解明されていくと同時に、極めて重大な事件だという認識を覚えております。  外務大臣に伺いますが、事件の詳細は今後明らかになってくると思います、なぜ事件を防ぐことができなかったのか、米軍のリバティー制度や管理体制を含めてしっかりと検証し、事件の全容と再発防止策を...全文を見る
○赤嶺委員 極めて重大な事件であることがはっきりいたしました。  次に、米軍普天間基地問題について伺います。  今月十日、普天間飛行場負担軽減推進会議が開かれました。  防衛副大臣に伺いますが、普天間基地の五年以内の運用停止についてどのようなやりとりがありましたか。
○赤嶺委員 安倍総理と当時の仲井真知事が鳴り物入りでテレビ中継もあったああいう場面の中で、五年以内の運用停止、その期限がことしの二月でしたが、今の原田副大臣のお答えによりますと、雲散霧消した、何も議論されなかったということですか。
○赤嶺委員 説明をしてきたというのは、私たちが、あるいは、当時の仲井真知事もそうだったんでしょうけれども、五年以内の運用停止について日米両政府が外交交渉で交渉をするというのが県民の思いでありました。それを聞いても、仲井真知事の時代から、米側に説明しかしてこなかった、ふんふんと聞く...全文を見る
○赤嶺委員 長い答弁でしたが、結論は、辺野古ができ上がる時期は政府としても説明できないが、辺野古に係る予算も説明できないが、しかし、それまで普天間の危険性は甘んじて受けろというような結論にしか聞こえませんでした。  外務大臣は、普天間基地の負担軽減推進会議の場でどのような発言を...全文を見る
○赤嶺委員 引き続き、外務大臣に伺います。  きょう、資料を配付してあります。これは防衛省の目視調査をもとに、普天間基地における外来機の離着陸の状況をまとめたものです。調査を開始した二〇一七年度四月以降の状況を見ると、急増しているのがわかります。とりわけ、ことしに入って以降は、...全文を見る
○赤嶺委員 最小限にとどめるよう申し入れても、外来機はどんどんどんどん飛来がふえていくという状態、これをどのように認識しているかと外務大臣に伺ったんですが、答弁はありませんでした。  防衛省が辺野古で新たな区域への土砂投入を開始した先月二十五日、普天間基地にはハワイの海兵隊基地...全文を見る
○赤嶺委員 普天間飛行場の危険性の除去というのは日本政府の一番大きな課題ですよね。そして、危険性除去のために努力している努力しているということをおっしゃっていたじゃないですか。  ところが、外来機が飛んでくる、ハワイのオスプレイが飛んでくる、F35Bが飛んでくる。なぜだと聞いた...全文を見る
○赤嶺委員 普天間の負担が増大している。嘉手納でも増大している。危険性の除去というのは建前で、そういう外来機の飛来についてもとめられない。とめられないけれども、県民に向かっては、辺野古をつくらなきゃ普天間は危険性を除去できないぞというような言い方をする。  もっと、沖縄に向かっ...全文を見る
04月24日第198回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  初めに、衆議院沖縄三区の補欠選挙で、辺野古新基地建設反対を掲げた屋良朝博さんが七万七千百五十六票を獲得して初当選を果たしました。辺野古推進の立場を明確にした相手候補に大差をつけての勝利であります。  政府に対し、この結果を真剣に受けと...全文を見る
○赤嶺委員 今の答弁だと、原田防衛副大臣、何で制限空域が返還前のままになっているんですか。
○赤嶺委員 大々的に返還式典をやった事柄ですよ。これで沖縄の基地の負担は軽減されたというような大演説も、菅官房長官、やりましたよ。なのに、返還跡地の上空、返されるべきものがそのままになっている。  事前の説明を受けたら、米軍が返還後の空域使用のニーズを示していないことが協議が進...全文を見る
○赤嶺委員 もともと制限空域は米軍基地の上空に設定されているものです。基地を返還するときには、それらに合わせて空域も縮小されていなければならなかったものです。米軍がいろいろ使っているから、米軍のニーズをおもんばかるような問題ではもともとありません。  原田副大臣は、いつまでに空...全文を見る
○赤嶺委員 形状が複雑。だって、返還された形状に沿って空域も返還すればいいことじゃないですか。形状が複雑というそんな説明、わかりません。  結局、米軍は使っているわけですよね、その空域を。いかがですか。
○赤嶺委員 いつまでも、返還跡地の上空、返さなきゃいけないところを使い続けることは許されないと思います。  宮腰大臣に伺いますが、北部訓練場がある沖縄本島北部は、今政府が世界自然遺産登録に向けた取組を進めている地域であります。政府は、二〇一七年、推薦書を提出しましたが、北部訓練...全文を見る
○赤嶺委員 もう二年以上たっても進まないですからね。注視していては絶対に進まないですよ。沖縄担当大臣の立場から、あそこは世界自然遺産条約に登録されるべき大事な地域だ、何をやっているんだというようなことを関係省庁に、やはりきちんと物を言わなきゃだめだと思います。  次に、東村高江...全文を見る
○赤嶺委員 ちょっとこの問題について改めて聞いていきたいと思いますが、防衛副大臣に伺いますけれども、北部訓練場の形成過程について、これはどのように認識しておられますか。
○赤嶺委員 米軍占領下にあって、強制的に接収されてできたのが北部訓練場です。SACO合意で四千ヘクタールが返還された、最大の返還という割には、さっき、訓練空域、返されていないじゃないかというものもあるわけですから、余りそういうことを言わない方がいいと思いますよ。返してから、どうだ...全文を見る
○赤嶺委員 これは米軍にお願いする事柄じゃないですよ。県道は返せと言う事柄ですよ。いわんや、そこに米軍の訓練で苦しんでいる住民が抗議のテントを張ったら、米軍が撤去する、それを日本政府が手伝う、こんな恥ずかしいことはあり得ないということを強く申し上げておきたいと思います。  次に...全文を見る
○赤嶺委員 外務大臣は、今の普天間の飛行実態が騒音防止協定に抵触している、そういう認識はありますか。
○赤嶺委員 今のような考え方ですから、騒音防止協定は住民の騒音被害の軽減にはつながっていないわけですよ。二十二時から六時までの飛行制限、これをうたってはいますけれども、外務大臣が強調するように、米軍の運用上の必要があればその限りではないという抜け穴があるからであります。結局、深夜...全文を見る
○赤嶺委員 航空機の国際法の規定では、軍用機にもその規制がかかっていることは既に御存じですよね。国際的には軍用機も規制をしているわけです。  一方、日本は、米軍の移動や基地への出入りについて定めた日米地位協定五条の合意議事録、この中では、「日本国の法令が適用される。」このように...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、航空特例法というのは国内法によって決められているものであって、国内法で航空特例法を廃止すれば、米軍の勝手な運用は国内法で取り締まることができるわけですよ。その点いかがですか。
○赤嶺委員 何で国内法を変えるのに、しかも住民に被害を与えているのに、国内法を変えればできることを米軍との調整にして逃げ回るんですか。  そもそも国際法上も、駐留軍に受入れ国の国内法令が適用されることは原則になっているはずです。外務省は、ことしに入ってホームページの記載を変更し...全文を見る
○赤嶺委員 終わりますけれども、まさにそれが日本だけの特殊な見解であったというようなことを、同じように米軍を受け入れているイギリスやドイツやイタリアやベルギーの実態を調査して、対応方を調査して、日本のやり方は異常だということを、調査報告書も出ているのであります。  普天間基地の...全文を見る
04月24日第198回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、国土交通委員会で質問を与えていただきました。委員長を始め、理事の皆様にお礼を申し上げたいと思います。  私も、日吉議員に続きまして、辺野古新基地建設の問題について質問をいたします。  四月五日、石井大臣は沖縄県の埋立承認撤...全文を見る
○赤嶺委員 四月十日の外務委員会で、私の質問に対し国交省は、鑑定を複数人に依頼する選択肢もあったが、時間がなかったので一人にした、このように答弁しております。  辺野古の地盤改良の工事については、これまで経験したことがないほどの難工事になると指摘する専門家もいらっしゃいます。そ...全文を見る
○赤嶺委員 鑑定人を複数選ぶということもその審理員の頭の中であったけれども、結局は一人になったということを私は問うているのであります。本当に、専門家がいろいろな意見がある中で、一人でよかったのかということであります。  外務委員会で私は、日下部教授が辺野古工事を行っている業者か...全文を見る
○赤嶺委員 私は、大臣のところに審理員が裁決書を持ってきたときに、鑑定人が一人だけれどもこれは大丈夫か、そういう疑問も呈しなかったのかということを聞いているのであります。  さらに、日下部教授の国交省内の審議会や外郭団体、国交省が設置した委員会などの委員としての経歴についても確...全文を見る
○赤嶺委員 今出ました国土技術政策総合研究所ですか、国総研、これはどのようなところですか。国交省とはどういう関係にあるのか、説明していただけますか。
○赤嶺委員 つまり、日下部先生は、国交省内の一機関の評価委員であったということであります。  日下部教授は、そのほかにも、先ほど説明がありましたように、国交省が設置した土木・建築の基本設計検討委員会、建設業等の国際展開フォーラム、とび・土工工事業の適正な施工確保に関する検討会の...全文を見る
○赤嶺委員 私は、一人の専門家しか選ばなかった、しかも、国交省と密接にかかわりのある専門家しか選ばなかった、これでは国交省そのものじゃないかという疑いさえ持つわけですね。複数人に依頼することもできたのに、一人にしか依頼しなかった。さらに、その一人というのは、国交省が設置する委員会...全文を見る
○赤嶺委員 工期が延びるとしても工事は完成するんだというのは本当にとんでもない発言ですよ、これは。大臣、自分の発言の意味を御存じですか。  沖縄県が指摘しているのは、工期が長くなり、そして、政府が繰り返し言ってきた、辺野古新基地建設を推し進めるために、普天間飛行場の早期返還がで...全文を見る
○赤嶺委員 本当に横暴勝手な判断であります。もともと、早期の普天間基地の返還、そのために唯一の辺野古新基地建設と言っていながら、いまだに完成の時期も見えない、そして軟弱地盤の作業体制もわからない、こういう中でも、勝手に政府がやはり閣議決定に縛られて辺野古を唯一だと。あと、早期の工...全文を見る
○赤嶺委員 留意事項というのは、処分庁がつけた、沖縄県がつけた留意事項ですよね。これをどう解釈するかというのは、有権解釈は沖縄県の側にあるのではありませんか。何で国交省が、実施設計全体について事前協議は行わなくていいんだとか、果ては沖縄県の許可を得なくてもできるんだとか、そんな勝...全文を見る
○赤嶺委員 まさに政府の都合のいいように留意事項を解釈する、有権解釈は沖縄県が持っているのに、牽強付会というのか、政府の自分勝手というのか、そういうやり方が沖縄県民の怒りを呼んでいるわけであります。  県は、軟弱地盤が見つかったことを含めて、全体の実施設計が示されなければ安全性...全文を見る
○赤嶺委員 繰り返しますけれども、留意事項の有権解釈権は沖縄県の側にあり、国が自分たちの都合のいいように解釈して、果ては審査庁である国土交通省まで中立公平性を失って防衛局の言い分をオウム返しにしている、これじゃとても中立公平な裁決とは言えません。自作自演としか言いようのない今度の...全文を見る
○赤嶺委員 難しい専門用語も飛び出しましたけれども、つまり、かたい粘土層になっているのは水面下七十四メートルというぐあいに報告書の中では書いてある。水面下七十四メートルだけで、地層が変わるというのは、注釈にそういう記述があるわけで、防衛局が根拠として出している図を見ても、七十四メ...全文を見る
○赤嶺委員 ぴたりと当てたんじゃなくて、総合して、いろいろ図を見たら大体七十四メートルだねというぐあいの答弁だったと思います。  七十四メートル、七十七メートル、深さの違い、意味があるんですが、もうちょっと聞いていきます。  報告書では、非常にかたいとされる粘土層の特徴につい...全文を見る
○赤嶺委員 つまり、黒灰の色調、これがかたいという証明になるというぐあいになっているんですが、防衛局は、B—27の地点の土質について調査した柱状図では、水面下七十七メートルから黒灰色になると記載していますよね。
○赤嶺委員 もう終わりますけれども、七十七メートルからというぐあいの資料も提出させていただきました。  つまり、七十七メートルからは安定度の計算式に当てはめると非常に不安定になる、七十四メートルでは安定する、つまり、今まで安定する安定すると言ってきた指数そのものを、実際の調査結...全文を見る
05月09日第198回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  私たちは、憲法審査会は憲法改正原案、改正の発議を審査するための場であり、国民の大多数が憲法改正を望んでいない中、憲法審査会は動かすべきではないという立場であります。  国民投票法についても、国民が改憲を望んでいないもとで改憲手続のため...全文を見る
○赤嶺委員 先ほど申し上げたのは、禁止期間が二週間あるといっても、それ以前はいわば広告の規制がないわけですから、やはり資金量によって広告の違いが出てくることの懸念を申し上げたことであります。  それで、日弁連は意見書で、憲法改正案の賛否に関する広告について量の規制を行わないので...全文を見る
○赤嶺委員 表現の自由というのは極めて大事なもので、特に選挙や国民投票法などについても自由に行われるべきだと考えております。私も沖縄県の選出ですが、県民投票が二回行われた地域でもあります。  ただ、実態として、憲法という事柄を考えてみた場合に、やはりそこの広告は公平でなければい...全文を見る
05月16日第198回国会 衆議院 本会議 第24号
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○赤嶺政賢君 私は、日本共産党を代表し、新防衛大綱、中期防について質問します。(拍手)  安倍政権が昨年末に閣議決定した新防衛大綱、中期防は、アメリカ第一を掲げ、同盟国に軍事分担と財政負担の拡大を求めるトランプ政権につき従い、過去最大の軍事予算を投じて、日米軍事同盟の拡大強化を...全文を見る
06月06日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  初めに、米軍機の部品落下の問題から質問をします。  今月四日午後三時三十五分ごろ、沖縄県浦添市内の中学校のテニスコートにゴム製の切れ端のようなものが落下する事故がありました。テニス部員二十数人が部活動の中で、一人の生徒の足元の三十セン...全文を見る
○赤嶺委員 つまり、劣化した部品を放置して飛行している、そういうことですか。これは許されるものじゃないですよね。  一昨年十二月には、普天間第二小学校の校庭にCH53Eの窓が落下をいたしました。あのとき、米軍は、再発防止策として、全ての整備員に対して品質管理や整備に関するブリー...全文を見る
○赤嶺委員 今の言い方だと、まるで米軍はそういうことはあってもいいんだというように、私、その答弁、聞こえましたけれども、そうですか。
○赤嶺委員 これだけ事故が繰り返されている以上、米軍の再発防止策は機能していない、こういうことは明らかだと思います。  日米両政府は、これは岩屋防衛大臣になってからだと思いますが、飛行安全に関する専門家会合も設置をしました。これも全く機能していません。事故が起こるたびに小手先な...全文を見る
○赤嶺委員 日米間で辺野古唯一ということを決めるものですから、二十年たっても、普天間の危険性、事件や事故は繰り返されているわけです。その上に、普天間飛行場というのはどんどん強化されているんですよ。宜野湾の市長には負担軽減と言いながら、どんどん強化しているではないか。強化しておいて...全文を見る
○赤嶺委員 保安距離を聞いているんじゃないんですよ。保良地区の弾薬庫あるいは石垣の平得大俣地区の弾薬庫が、設置する場所と一番近い農地や民家はどのぐらい離れているんですかということを聞いているんです。
○赤嶺委員 一キロ以上離れていますか。いかがですか、石垣も含めて。
○赤嶺委員 何で鈴木さんは聞いていることに答えなくて、別の話に話をそらしていくんですか。  いわゆる保良地区と一番近い民家や畑、平得大俣地区の弾薬庫と一番近い民家や畑、一キロ以上離れていますかと。目視できますよ、すぐ。目視ですぐわかることですよ。離れていますか、離れていませんか...全文を見る
○赤嶺委員 きのう調べていただいたら、保良地区が百五十から二百五十というようなことを言っているわけですよ。石垣の場合が百五十、距離がです。  さっき、弾薬庫は非常に安全対策をしっかりやっているから、この一キロの、火炎に包まれたときには当たらないという話がありましたが、誘導弾を搬...全文を見る
○赤嶺委員 弾薬庫の話をしているのではなくて、搬出、搬入の際にこういうことが起きたらどうするか。そういうことが起きないようにするというのは当然でありますけれども、教範には、起きた場合にどうするかという対処も書いてあるわけですよ、皆さんの教範の中に。そういうときには一キロ以上離れて...全文を見る
○赤嶺委員 まあ本当にひどい話なんですよ。最初は、営巣木はないと。あるはずもない時期に調べて、ないと。あったらあったで、専門家に聞いたら、いや、工事やってもいいと言って工事をやっている。  私も専門家に聞いてみたんですよ。私の専門家は、石垣島で活動している日本野鳥の会石垣島支部...全文を見る
○赤嶺委員 防衛省に都合のいい専門家を選んだのか。  その専門家というのは、カンムリワシに関する研究論文の発表など、あるんですか。どういう専門家ですか。名前とその専門家の実績、成果、これを答えてくれますか。
○赤嶺委員 専門家というのは、我々の前に論文も見せて、氏名も明らかにして専門家と言えるわけでしょう。名前も明らかにできないというなら、やはり疑いは深くなりますよ。防衛省の都合のいい人を選んで都合のいいことを言わせて工事を再開している。本当、ひどいですよ。  これは、突発的な機械...全文を見る
○赤嶺委員 中国やロシアを修正主義勢力と位置づけているわけです。そういうアメリカの認識、これは日本も共有しているということですか。
○赤嶺委員 トランプ政権は、国家安全保障戦略の策定以降、アメリカの圧倒的な軍事的優位を維持するために、核戦力と宇宙軍拡、サイバー攻撃体制の強化を推し進める姿勢を明らかにしております。日本も、それに呼応して、陸海空だけでなく、宇宙、サイバーなどの分野でも軍事体制の強化を推し進めよう...全文を見る
○赤嶺委員 本会議でも述べましたけれども、大綱、中期防を考えるときに、軍拡ではなくて軍縮、そして南西諸島に危険な基地はつくるべきではない、そういうことを強く申し上げて、質問を終わります。
06月18日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  米軍嘉手納基地や普天間基地周辺の河川や湧き水で高濃度の有機弗素化合物、PFOSやPFOAが検出されている問題について質問をいたします。  沖縄県の玉城知事は、今月十二日に上京し、この問題で政府に要請を行いました。これまで政府が行ってこ...全文を見る
○赤嶺委員 既に世界に立ちおくれている状況でありますが、厚労省の検討会のホームページを見せていただきました。過去の議事録が全文で公開されておりました。今回のPFOSをめぐる議論も同様に全文が公開されるということで、これはよろしいですか。
○赤嶺委員 では、全文公開するわけですね。
○赤嶺委員 防衛省もぜひそれを見習っていただきたいと思います。質問ではありません。防衛省は全然全文公開しないものですからね。  今の厚労省の答弁については、今後の議論を注視していきます。また機会があれば質問させていただきます。  それで、環境省はどうされるかということです。 ...全文を見る
○赤嶺委員 見直す考えはあるということですね。
○赤嶺委員 私、この問題、三年前に取り上げて、そのときと全く答弁のスタンスが変わりませんが、ぜひ、厚労省も含めて、今の知見の集積で世界の流れにおくれることがないようにしていただきたいと思います。  防衛省は、四月二十五日に今年度の民生安定助成事業の実施計画を公表いたしました。そ...全文を見る
○赤嶺委員 沖縄県は、県が実施するPFOS等の対策費用を過去の負担分を含めて補償することを求めていますが、この点についてはどのように対応されるんですか。
○赤嶺委員 今の問題はさんざんこれまで議論してきているわけですが、今回の補助事業で、米軍基地由来の水質汚染に県の予算で対応しなければならないという理不尽な現状が若干緩和されることにはなりますが、米軍が基地への立入りに応じない、そして汚染源の特定に至っていない、肝心の米軍は何の責任...全文を見る
○赤嶺委員 そうすると、今、アメリカと日本側ではこの問題について議論は行っていない、沖縄県の基地の立入調査要求は宙に浮いたままだ、そういうことですか。
○赤嶺委員 伝達して、今どうなっているんですかね。
○赤嶺委員 具体的にどこまで話は進んでいるんですか。
○赤嶺委員 伝達というのは、もう交渉じゃないですよね。県民の命がかかっている飲み水について、PFOSやPFOAが見つかり、やっているのに、累次にわたって伝達した。こんなんじゃ実現しないですよ、絶対に。もうアメリカということになったら物も言えないのかというような感じがいたします。 ...全文を見る
○赤嶺委員 これを受けて昨年三月には、環境問題を担当する米国防次官補代理、これが調査結果を取りまとめ、議会に提出しています。そこには基地ごとの調査結果が一つ一つ列挙されています。アメリカの国内だけでなく、韓国やベルギーやディエゴガルシアなど、海外の米軍基地の調査結果も明記されてお...全文を見る
○赤嶺委員 私が伺っているのは、米軍、国防総省は、海外の米軍基地も含めて、このPFOS、PFOAの調査をやっているのに、沖縄県が基地の中の調査をやりたいということについて、それがいつまでたっても認められないのはおかしいのではないですかということですが、いかがですか。
○赤嶺委員 外務大臣のそういう態度では、なし得る施策も見つからないと思いますよ。  米軍は、実は嘉手納基地でも調査を行っていたことが、ことし一月十日の日付の地元紙の報道で明らかになっています。  情報公開請求で入手した米軍の内部文書に基づいて、二〇一四年から一七年にかけて、米...全文を見る
○赤嶺委員 じゃ、その結果を、共有している中身を出していただけますか。
○赤嶺委員 米側は、米軍は、みずからが調査した海外の米軍基地について、一覧表まで出して公開しているんですよ。沖縄だって海外でしょう、米軍にとってはね。しかも、それは、嘉手納基地を自分たちで調査していた、それを政府が共有している。そんなの、米軍が公表しているものだから、嘉手納基地も...全文を見る
○赤嶺委員 ですから、嘉手納は、嘉手納基地を米軍自身が調査した、その結果は皆さんが共有していると言っている、それを出せと言っているんですよ。
○赤嶺委員 アメリカは、ベルギーや韓国やディエゴガルシアについては公表しているんですよ。何で沖縄だけ公表できない理由があるんですか。日本政府は隠すんですか。これはもう、米軍自身が調査の必要性を認め、海外を含めた包括的な調査を行いながら、沖縄県による立入調査を認めないというのは全く...全文を見る
○赤嶺委員 全く前向きな態度が感じられない姿勢でありますが、県民にとっては命にかかわる飲用水の毒性の問題であります。その汚染源は米軍基地であります。  米軍基地の立入調査を強く認めるよう改めて求めて、質問を終わります。
08月01日第199回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○赤嶺委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○赤嶺委員 ただいまの門博文君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○赤嶺委員 御異議なしと認めます。よって、末松義規君が委員長に御当選になりました。  委員長末松義規君に本席を譲ります。     〔末松委員長、委員長席に着く〕
10月04日第200回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○赤嶺委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○赤嶺委員 ただいまの鈴木貴子さんの動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○赤嶺委員 御異議なしと認めます。よって、菊田真紀子さんが委員長に御当選になりました。     〔拍手〕  委員長菊田真紀子さんに本席を譲ります。     〔菊田委員長、委員長席に着く〕
10月24日第200回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、十月九日の参議院の本会議で、我が党の小池書記局長に対する答弁がありました。そのことについて両大臣に質問をいたします。  小池書記局長は、国際法に違反し民有地を囲い込んで建設された普天間基地の形成過程に触れ、辺野古新基地建設を...全文を見る
○赤嶺委員 これが正確に県民の要望を受けたものであったかどうか、ちょっと議論していきたいと思いますが、当時の琉球政府や沖縄県祖国復帰協議会が求めていたのは、即時無条件全面返還でありました。そのことを求める大規模な県民大会やデモ行進、ゼネスト、本土での連帯集会が全国各地で取り組まれ...全文を見る
○赤嶺委員 私は主席がどういう意見書を出したかということを聞いたのであって、その後の防衛省、防衛大臣の一方的な主張は、実は私の忌まわしい思い出とつながってくるものであります。  一九六九年十一月、佐藤・ニクソン会談が行われたときに沖縄の復帰が発表されました。大学に行ったときに本...全文を見る
○赤嶺委員 防衛大臣の率直な認識を聞くことができませんでしたが、政府は、本土復帰以降は日米地位協定に基づき適法に提供されている、このように言っております。そのやり方も極めて乱暴で、憲法上の重大な問題をはらむものでした。  これまで何度も私は取り上げてきましたが、沖縄の米軍基地は...全文を見る
○赤嶺委員 限られた時間だから確認できなかったのではなくて、長い時間かけても、米軍が占領下でどんな暴力的な土地強奪を行っていたかというのを外務省は関心を示したことは一切ないと思います。  本来なら、本土復帰に当たって、占領下で行われた違法、不当な土地の接収についてアメリカ側の責...全文を見る
○赤嶺委員 地主が多数だったから権利を無視していいんだという考え方がこの国で通用するんですか。私有財産は誰とて、それは守られなければいけないものであります。  米軍の占領下で不当に強奪された、それを復帰後も引き続きアメリカに提供しなければいけない、そういうときに必要な法律として...全文を見る
○赤嶺委員 私は、あの要望書を読んで、復帰前と同じような、軍事植民地的な米軍による事件が今日なお起こっている。やはり、歴史のボタンをかけ間違えたのが、一九七二年、日本政府が国際法違反の土地強奪を合理化しようとしたあの返還協定に大もとがあるなということを強く感じました。要望書の実現...全文を見る
○赤嶺委員 沖縄県民が望んでいるのは、軍隊の論理よりも、県民の人権の尊厳であります。こういうのを見て見ぬふりして県民に寄り添うということは、一切受け入れることはできません。  直ちに普天間基地を閉鎖、撤去し、辺野古の基地は中止するということを強く求めて、質問を終わります。
11月05日第200回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  法案については賛成であります。  先ほどのパラシュート降下訓練についてお伺いをいたします。  十月二十九日、米軍が嘉手納基地でパラシュート降下訓練を強行いたしました。ことしに入り、過去最多の四回目です。伊江島補助飛行場でも同日行って...全文を見る
○赤嶺委員 これはSACO合意を変更するという認識はありますよね。
○赤嶺委員 原則が変更されているわけです。  大臣は、何が例外的な場合に当たるかについて、定期的に行われるものではなくて小規模なものであること、悪天候などの制約により伊江島補助飛行場で訓練を行えないこと、訓練を行う喫緊の必要があることなどの基準を示しております。  議事録には...全文を見る
○赤嶺委員 日米間で大臣が認識していることを共有しているわけではない、合意議事録には例外の場合もある、このように書いているという、そういうことですか。
○赤嶺委員 合意議事録に書かれていないじゃないですか。日本側が例外措置とする大臣の答弁について、合意議事録も立派な文書だと言うけれども、そこに例外の定義も何もない。だから一方的にやられるわけですよ。それでこういうことが繰り返されているわけです。私は、危険な訓練の拡大という点でも、...全文を見る
○赤嶺委員 大臣がどんなに言葉を強めてそう言っても、アメリカはそのような認識はしていないわけですから、例外について。例外についての共有がないまま合同委員会の合意にある、結局そこを見直さない限り、撤回しない限り、これからも嘉手納では訓練が続いていくということになると思います。  ...全文を見る
○赤嶺委員 結局、パラシュート降下訓練が提供施設外に落ちてくる、畑が踏み荒らされるだけではないですよ。LHDデッキでのF35の訓練なんか、伊江島は負担が増す一方なんです。結局、読谷の補助飛行場で行われていたパラシュート降下訓練を伊江島に移したら解決ということではなくて、基地のたら...全文を見る
○赤嶺委員 何を答弁しているんですか。核合意の評価については変わりませんよね、このように聞いているわけですよ。
○赤嶺委員 日本の役割を聞いているんじゃないんです。核合意の評価について、今まで日本政府が繰り返してきたこと、これは変わりませんよねということを聞いているんですよ。ちゃんと質問の意味をわかっていますか。
○赤嶺委員 こういうのを最初から答弁すればいいんですよ。時間の無駄ですよ、本当に。とんでもないことですよ。日本政府としてずっと言い続けてきたことを、何かそらそう、そらそうとするようなやり方、これは許せないですよ、答弁のあり方としても。  端的に伺いますけれども、これまで、日本政...全文を見る
○赤嶺委員 日本の立場を伝えたかどうかということではなくて、私が聞いたのは、アメリカ政府に核合意への復帰を具体的に求めてきたのかどうかです。求めているのかいないのか、どちらですか。
○赤嶺委員 ことし九月の首脳会談の内容を見てみました。イランのロウハニ大統領に対しては、「安倍総理から、イランによる一連の核合意の履行停止措置について懸念を伝え、核合意を損なう措置を控えるよう強く求めました。」このようにしています。具体的であります。ところが、アメリカのトランプ大...全文を見る
○赤嶺委員 防衛大臣に伺いますが、今回、政府は、アメリカが提案する海洋安全保障イニシアチブには参加しないとしながら、その一方で、米国とは緊密に連携していく、このようにしています。官房長官は、自衛隊が収集した情報を米国と共有するかを問われて、緊密に連携していきたいと認めています。 ...全文を見る
○赤嶺委員 情報の共有というのは具体的にどういう活動なのか。不審な船舶や航空機の情報を有志連合の司令部に報告し、周辺海域に展開する米軍の艦船と共有する、さらにはデータリンクを用いて艦船同士でリアルタイムで共有する、そういうことであります。  自衛隊が実際にやることは、参加した場...全文を見る
○赤嶺委員 重要なことは、こうした政府の方針をイラン政府がどのように受けとめているかです。  外務副大臣に伺いますが、政府が自衛隊派遣の検討をイラン政府に説明したのはいつですか。どのような反応がありましたか。
○赤嶺委員 アメリカ主導の有志連合には参加しないが自衛隊は派遣する、こういう日本政府の方針がイラン政府にどのように受けとめられているのかというのは、政府が当然明らかにすべきことであります。  防衛大臣は、この間、派遣の検討について、バーレーンやアラブ首長国連邦、オマーンなどに説...全文を見る
○赤嶺委員 大変危険な道に進もうとしているときに、政府は全く何も明らかにしていない。  イラン・イラク戦争のときに、日本の海運業界は労使ともに、米軍からあった護衛の申出を断ったんです、当時。船体に大きな日の丸を描いて、中立性を明確にすることで民間船舶の安全を確保したのであります...全文を見る
11月07日第200回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  海外視察の御報告、ありがとうございます。  まず、報告を伺った私の感想を述べたいと思います。  森団長が、ドイツでの調査を通じて、六十三回という改正回数に目を奪われがちだが、表面的な数字のみにとらわれることなく、その国の憲法をめぐる...全文を見る
11月15日第200回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  私は、きょうは米軍機事故と地位協定の問題について質問をいたします。  昨年十二月、高知県沖で発生した米軍岩国基地所属のFA18戦闘機とKC130空中給油機の接触、墜落事故の事故調査報告が公表されました。  報告書によりますと、FA1...全文を見る
○赤嶺委員 もう米軍には、日本駐留の大前提を揺るがしているわけですから、あなた方には日本に駐留する資格はない、そのぐらい強い姿勢でやはり臨むべきだと思います。  今、通報の話もありましたが、報告書の中には、二〇一六年四月二十八日も、同じ部隊が同じような接触事故を引き起こし、米軍...全文を見る
○赤嶺委員 通報の中には、米側は公海上で起きた事故だから通報の必要なしということを言っているわけです。大臣は、これはもう重大な事故だ、市民に不安を与える事故だということをおっしゃっている。  であれば、米側と日本側が共通認識を持てないでいるのは、その通報の条件として、領海内ある...全文を見る
○赤嶺委員 認識を共有していくというそういう政府の答弁に私たちは一抹の不安を感じるわけです。  アメリカは通報の義務はなかったと言っているわけですが、これは通報すべきものであったかどうか。この点での政府の認識はいかがですか。
○赤嶺委員 それは通報においてもそのとおりで、いわば領域の外で起こった事故であっても、今度のように事故機が嘉手納基地に帰投するとか、そういう場合には通報の義務があるというぐあいにアメリカに申し入れて、そのとおりに協議していくという理解でいいんですか。
○赤嶺委員 ですから、住民に与えた不安からすればそれは日本側に連絡して当然だが、しかしアメリカ側は、これは合同委員会合意違反に当たらない、外務省も違反に当たらないと言っている。これで住民の安全が守れるわけないじゃないですか。  そうであれば、施政下にある領域というものを、公海上...全文を見る
○赤嶺委員 こんな姿勢では、幾ら日本側に連絡するべきであったと日本政府だけで叫んでみても、米側は合同委員会合意違反じゃないからということで、どんな危険な事態になっても、県民には全く何も知らされないような事態が繰り返されるわけですよ。こういう姿勢では米軍の事故はなくならない。そうい...全文を見る
○赤嶺委員 それは抗議ということだとさっきもおっしゃいましたが、それで間違いないわけですね。
○赤嶺委員 ですから、受け取る人によってそれぞれの受取り方があるようなやり方じゃなくて、明確に、抗議なら抗議とすべきですよ。米軍は絶対に改まりませんよ、こんなことでは。改まるわけがないですよ、さんざん私たちは経験してきていますから。  問題は、この岩国の部隊に限られたものなのか...全文を見る
○赤嶺委員 いろいろなやり方があるんだとそういう発言をする前に、駐留の前提が壊れている、駐留の全体は安全だということを基地が集中する沖縄県に向かって言ってきたわけですから、沖縄県民がわかるようにやってくださいよ。いや、政府はやっているんだということじゃなくて、沖縄県民がわかるよう...全文を見る
○赤嶺委員 睡眠薬について、これは、国土交通省の身体検査マニュアルで使用できる薬剤を三種に限定し、服用後二十四時間以内は航空業務を行ってはならないと定めています。  米軍ではどうなっているんでしょうか。
○赤嶺委員 それは報告書の中に書いてあるということで、報告書に書いてある中身ですね、今のは。日米間で共有しているんですか。皆さん、報告書に書かれる以前から知っていましたか。それから、報告書は日本政府に届けられていますか。
○赤嶺委員 私、これほどの、日本における米軍機のいわば特例法があるために処罰されない乱暴な運用、これについて、やはりきちんと改善していく必要があると思うんですよ。  副大臣に伺いますが、それは航空法の全面適用が必要であると思いますが、いかがですか。短く言ってください。
○赤嶺委員 資料をお配りいたしました。これは、玉城デニー知事が全国知事会に提出した、オーストラリアにおける米軍の航空機の運用のあり方……
○赤嶺委員 これについての資料であります。  オーストラリアでは、米軍機がオーストラリアに入るときには、オーストラリアの検疫に従って、二十日間、検査を受けて入るという国内法が適用されております。  日本でも国内法の適用が必要であるということを申し上げて、質問を終わりたいと思い...全文を見る
11月27日第200回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  最初に、首里城の問題について伺っていきます。  十月三十一日の未明、首里城が炎に包まれ、正殿、南殿、北殿を始めとする七棟の建物が全焼し、さらに、その中にあった琉球王国にまつわる文化財の多くを焼失するという惨事が起こりました。  首里...全文を見る
○赤嶺委員 県民のそういうたどってきた、まあ琉球王朝文化もありますが、戦後復興のシンボルという歴史的な思い、そういう感情を政府が敬意を払うということが、この再建事業に当たって極めて大事だと思います。  それで、再建に当たってなんですが、九二年の復元時の実績に基づいて取り組むから...全文を見る
○赤嶺委員 私も高良倉吉先生の研究実績もよく知っておりますが、先生に限らず、専門家やいろいろな研究者は同じようなことをおっしゃいますので、前の資料に基づいてやればいいということにとどまらず、新しい知見も取り入れた再建計画をつくっていく。  再建に当たってもう一つ大事なことがある...全文を見る
○赤嶺委員 土地が、正殿のように国有地に、まあ、国有地になった経過もあるんですよ、それをいろいろ言うとちょっとまた質問の趣旨から外れていきますけれども。  それから、県有地であっても、そういう県の計画、県民は、これは県がやるべきことだ、これは国がやるべきことだと言って首里城につ...全文を見る
○赤嶺委員 次に、沖縄振興予算について伺います。  先ほど、屋良議員のお話にもありました。私の出した資料と屋良議員の出された資料は、大体同じ性質の資料であります。期せずして、同じ問題意識、同じテーマをお持ちだったということを、先ほどの質問を聞きながら感じました。事ほどさように、...全文を見る
○赤嶺委員 先ほどから、特別推進費について屋良議員に対する答弁も、言いわけ、弁解、沖縄に対する無理解、大臣に至っては、自分も各地を回って市町村長の意見を聞いてきた、だから特別推進交付金をつくるんだというぐあいに、これは全く沖縄の振興のあり方について、もう私、理性を失っていると思い...全文を見る
○赤嶺委員 政府が必要だと認識した額、これでは圧倒的に少ないということを、知事や市長会や町村会長がそろって要望に来ているわけです。  一括交付金はピーク時から八百億円近くも減らされています。だから、さまざまな事業に支障が出て、県はそのために増額を要求、要望したのであります。 ...全文を見る
○赤嶺委員 何をおっしゃっているかちょっと意味はわかりませんが、一括交付金を皆さんが八百億円も減らしてきた。これで、例えば八重山農林高校、開邦高校といった学校の校舎、老朽ですよ。三千七百点という、文科省の基準の四千五百点以下は老朽ですから。これも直せないでいる。国道は立派になった...全文を見る
11月28日第200回国会 衆議院 憲法審査会 第4号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  視察報告では、憲法の体系を崩さないよう十分注意をすべきだとの発言があり、前回の審査会でも議論になりました。私は、日本国憲法の体系と矛盾する日米安保条約とその法体系について、改めて目を向ける必要があると思います。  まず指摘したいのは、...全文を見る
12月05日第200回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。  きょうは、日米両政府がことし七月に改定した米軍機事故のガイドラインについて質問をいたします。  外務大臣に伺いますが、今回の改定では、まず、適用範囲のところで、「既存の日米合同委員会合意に影響を与えない。」ということがわざわざ書き加え...全文を見る
○赤嶺委員 答弁はもっと端的に、聞かれたことに答えるという態度をとってください。長々と、聞かれていないことも言いわけ的に言って、しかも、このガイドラインの見直しというのは、普天間基地でのヘリの墜落事故以降、私は何度も取り上げてきた問題ですが、小手先の見直しで解決する問題ではないわ...全文を見る
○赤嶺委員 事実をゆがんで認識しているから、こんな小手先細工に終わるわけですよ。  沖縄県は二〇一七年九月に、日米地位協定の改定を求める要請書を政府に提出をしております。そこでは、米軍の財産が施設・区域外にある場合には日本の当局が捜査、差押え、検証を行う権利を行使する、事故現場...全文を見る
○赤嶺委員 正文と仮訳が合わない問題を二〇〇五年に取り上げたわけですよ。それを、あのとき、皆さんは同じ意味内容なことを言っておりましたが、今回になって、仮訳を正文に合わせたと。合わせるのなら、いとまがあるとき、ないときという限定がつけられているはずのものに合わせるべきだったと思い...全文を見る
○赤嶺委員 二〇〇五年当時は、訳し方も当たっていると言っていたんですよ。今になって、逐語的にといって、正確に合わせたら、やはり正文と仮訳が違っていましたと言う。  私、もう一つ聞きたいんですが、管理者の承認を得ることが原則だ、このように言ってきましたが、公表されたガイドライン以...全文を見る
○赤嶺委員 そういう文書があるのかと聞いているんです。
○赤嶺委員 その特別分科会の記録について日本政府はどのように理解しておられたんですか。
○赤嶺委員 聞いているのは、日米間の意見の一致を見たのは、当時、正文で、緊急の場合は当局の了解なくして入れるということですよね。日本政府は当時、しかし、緊急でない場合は当局の理解が、合意が必要だという解釈をしていた。そういう解釈をしたものがあるんですかと聞いているわけです。
○赤嶺委員 私は、日本側とアメリカ側で、米軍機事故の現場への立入りについての解釈も非常にそごがあると考えているわけです。事は主権の問題です。内周規制線に速やかに立ち入ることができるようになったと言いますが、今までの経過からして、およそ考えられません。  日米間の合意について文書...全文を見る
○赤嶺委員 いつまでたっても、私たちが、米軍優先じゃないか、まるで日本の主権がないような事態が米軍機事故の現場では起こっているというような疑念は全く晴れません。  沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落したとき、いきなり米兵が普天間基地のフェンスをよじ登って大学構内に立ち入り、事故現場を...全文を見る
○赤嶺委員 原則がどこにも書かれていないんですよ。原則以外のことは書かれていて、当然、当事者の、当局者の理解を、了解を得るということが原則というのであればガイドラインに書くべきではないですかと、外務大臣、そのことを聞いているんです。
○赤嶺委員 原則が見当たらないことを問題にしているわけです。いとまがないときにというのは、二〇〇五年の正文では既に書かれているわけであります。  もう一点伺いますけれども、今回の改定では、日米双方の当局又は地元の当局が環境調査を行った際に、その結果を日米合同委員会の枠組みで共有...全文を見る
○赤嶺委員 米軍は、汚染された土壌の調査結果をいつ取りまとめ、それはどのような内容だったんでしょうか。  それから、嘉手納のパラシュート降下訓練の例外に当たる場合について、日米合同委員会合意議事録、公表するために米側と折衝するという答弁でありましたが、この点はどうなったんでしょ...全文を見る
○赤嶺委員 終わります。