赤嶺政賢
あかみねせいけん
小選挙区(沖縄県第一区)選出
日本共産党
当選回数8回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
01月17日 | 第200回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号 議事録を見る | ○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 アメリカのトランプ政権がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を空爆によって殺害した問題から質問をいたします。 外務大臣に伺いますが、これまで日本政府は、いわゆる先制攻撃や予防攻撃は国際法上認められていないとの見解を表明してきました。こ...全文を見る |
○赤嶺委員 アメリカ政府は、今回の空爆の国際法上の根拠、これについて、自衛権の行使だと説明しているわけです。しかし、トランプ大統領が具体的に挙げたのは、ソレイマニ司令官がアメリカの外交官や兵士に対する攻撃を計画していたということだけです。 計画していたことを理由に空爆に踏み切...全文を見る | ||
○赤嶺委員 外務大臣から丁寧に、アメリカが先制攻撃でないと説明しているというくだりだけを今説明していただきました。 当事国ではないとこのようにおっしゃいますけれども、アメリカ政府は、憲章五十一条に基づき、先ほど外務大臣も申し上げました国連安保理に提出した書簡、これには、先ほど...全文を見る | ||
○赤嶺委員 書簡を持ってきましたけれども、そこには、イランが米国と米国の利益に対しさらなる攻撃を実行又は支援するのを抑止し、イランとイラン革命防衛隊のコッズ部隊が支援する民兵が攻撃を実行する能力を低下させるため、将来の攻撃に備えて今のソレイマニ司令官を殺害した、そういうこともはっ...全文を見る | ||
○赤嶺委員 将来の計画に備えて攻撃したというところは読めないんですか、外務省は。そこを読んだら、それが先制攻撃だということがはっきりするじゃないですか。アメリカを弁護するにも余りある。そういうことを強く指摘しておきたいと思います。 重大なことは、今回の攻撃が、イラク政府に対す...全文を見る | ||
○赤嶺委員 イラクはそう見ていて、日本政府はどう見ているんですか。主権侵害だと、明らかな主権侵害を見逃すようなことがあれば問題じゃないですか。いかがですか、外務大臣。 | ||
○赤嶺委員 日本政府は、アメリカを擁護するくだりはちらちら説明しながら、それが明らかに先制攻撃につながっている根拠は国会の中でも説明しようとしない。そして、日本政府の立場を一切明らかにしようとはしないわけです。 アメリカ政府は、大使館が攻撃されるおそれがあるなら、一時退避し、...全文を見る | ||
○赤嶺委員 それだけに限られるんですか。 先週、この問題で野党合同ヒアリングをやりましたら、防衛省の方から、米中央海軍司令部に連絡官を派遣し、これは先ほどもありましたけれども、連絡官を派遣し、イランの情報を共有する、こう述べておりました。 収集したイランの軍事情報、これも...全文を見る | ||
○赤嶺委員 日本が収集した軍事情報、これはアメリカに提供しないという意味でおっしゃっているんですか。 | ||
○赤嶺委員 航行の安全に資する情報の中に、これは、軍事情報というのは非常に貴重だと思うんですよ、民間船舶にとっても。そういう情報は共有するわけですよね。 | ||
○赤嶺委員 最初からそう言っていただければいいんですけれども。 中東情勢は、武力衝突がいつ再燃してもおかしくない状況にあります。自衛隊が提供した情報をもとに米軍が武力を行使する可能性、これは排除できますか。 | ||
○赤嶺委員 極めて、武力衝突がいつ再燃してもおかしくないあの中東地域で貴重な情報といえば、やはりあの軍事情報です。軍事情報の収集だけを目的にするわけではないとおっしゃっておりますが、収集する情報の中には軍事情報もあります。 どんな軍事情報であっても、アメリカがその情報に基づい...全文を見る | ||
○赤嶺委員 日本だけの情報に基づいて情勢判断するわけではなく、いろんな国の情報提供の協力がアメリカにとって極めて重要なわけです。その情報の積み上げがあって、また、軍事情報の軍事緊張があって武力行使につながっていく。やはり情報で協力するということは、将来の武力行使にアメリカがつなげ...全文を見る | ||
○赤嶺委員 紛争をエスカレーションする根本の問題に政府は全く努力を放棄しているわけですよ、先制攻撃の問題でも。例えば核合意の復帰の問題についても、イランには求めているけれども、アメリカには求めない。 | ||
○赤嶺委員 そういう努力をなしにやるということは、決してあの中東情勢の平和解決にはつながらない。むしろアメリカの肩を持っていることははっきりしているということ、自衛隊は撤退すべきだということを申し上げて、質問を終わります。 | ||
01月20日 | 第201回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号 議事録を見る | ○赤嶺委員 これより会議を開きます。 衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。 これより委員長の互選を行います。 |
○赤嶺委員 ただいまの鈴木貴子さんの動議に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○赤嶺委員 御異議なしと認めます。よって、菊田真紀子さんが委員長に御当選になりました。 〔拍手〕 委員長菊田真紀子さんに本席を譲ります。 〔菊田委員長、委員長席に着く〕 | ||
02月12日 | 第201回国会 衆議院 予算委員会 第11号 議事録を見る | ○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 きょうは、名護市辺野古の米軍新基地建設について質問をいたします。 去年の通常国会で、建設予定地北側の大浦湾を中心にマヨネーズ並みの軟弱地盤が広範囲に広がっていることが明らかになり、大問題になりました。政府もその事実を認め、現在、沖縄...全文を見る |
○赤嶺委員 今、長々と答弁いただきましたけれども、つまり、B―27の力学試験のデータが、去年の三月、政府が国会に提出した資料の中に掲載されているわけですよね。それは防衛大臣もお認めになりました。力学試験のデータが載っているわけです。 それについての評価をいろいろいろいろ言いま...全文を見る | ||
○赤嶺委員 長々と答弁すれば紛らわしくなってわかりにくくなっていくと思って、大変長い答弁をしていると思いますがね。 つまり、B―27の土は採取して、そして、皆さんが国会に去年の三月に提出した、しかし、皆さんの手元には十二月に来ているわけですよ、おととしの。何か、簡易試験であっ...全文を見る | ||
○赤嶺委員 簡易な方法でやったデータは力学試験のデータですよね。巻末に英文で載っている資料の中に出ているデータは、政府が使っているデータよりも三分の一も軟弱の地盤の数字が出ています。これは物理試験のデータじゃないですよね。いわゆる、業者が簡易な方法でやった力学試験の結果ですよね。...全文を見る | ||
○赤嶺委員 コーン貫入試験で採取した土は、小石がまざっていたんですか、ばらばらだったんですか。そして、業者は、一番巻末に載っているデータは、これは力学試験ではありません、これは物理試験のデータです、このように言っているんですか。ちゃんと力学試験のデータだと書いてあるでしょう。なぜ...全文を見る | ||
○赤嶺委員 では、あのデータは何ですか。あのデータは、皆さんが委託した業者が出したデータですよね。あのデータは何のためにあそこに載っているんですか。 | ||
○赤嶺委員 必要のないものだけれども、国会に出す資料の中には入れておりましたと。何で必要のないものを業者がやったんですかね。 | ||
○赤嶺委員 無責任な話ですよ。簡易的なやり方であれ、力学試験をやったデータが載っている。このデータは政府が示すデータよりも極めて軟弱な、三分の一も軟弱な、そういう地盤である。これが明らかになったら、これは一万ページもある資料の中の一番最後ですからね、最後ですから、なかなか見つけら...全文を見る | ||
○赤嶺委員 理解できないですね。 海外では、大臣がさっきから一生懸命否定しているような簡易的なやり方での力学試験も公式なデータとして使っているところもあるんですよ。これは今後議論していきますよ。 では、今回、私たちの赤旗や、あるいはほかの、東京新聞や毎日新聞や沖縄の新聞な...全文を見る | ||
○赤嶺委員 軟弱地盤であることを認めたくないために、しきりに、防衛大臣、強引な答弁を続けておりますが、今後これはまた今国会でも議論していきたいと思います。 だから、設計変更申請には反映しないということですね。するかしないか、その点を述べてください。 | ||
○赤嶺委員 では、引き続きそこは議論していきたいと思います。 去年の通常国会で大問題になったB―27の軟弱地盤の問題です。これは引き続き追及していきますが、去年の通常国会は更に大きな問題になったことがありました。それは、普天間基地の移設先と言われている辺野古について、工期や、...全文を見る | ||
○赤嶺委員 一日も早い解決が辺野古と言いますが、あと十二年かかるんですよ。あと十二年普天間の危険を放置しておくんですか。 しかも、あと十二年というのは、玉城デニー知事が設計変更承認申請を認めたときから十二年ですよ。玉城知事は辺野古の新基地建設に反対しています。ですから、設計変...全文を見る | ||
○赤嶺委員 軟弱地盤が見つかって工期が十二年延びたのは、民主党政権の責任ですか。そんなのは違いますでしょう。 我々はもともと、向こうは軟弱な地盤だ、しかもサンゴも多い、そういう中で工事をやったら辺野古の基地の完成はいつになるかわからないと。これは安倍内閣になってから始めたんで...全文を見る | ||
○赤嶺委員 農水大臣、標準期間というのは、裁判に国を訴えていない場合に適用する話でしょう。工事の前提となる埋立承認撤回、これが裁判所で争われている。裁判所で争われているときに、工事の前提になるサンゴの移植について判断することはできません、沖縄県がこのように主張する、合理的じゃない...全文を見る | ||
○赤嶺委員 大変、結局、農水省なのか防衛省なのかわからないような主張であります。 沖縄県民が新たな基地をつくることに反対して、そして、いろいろな法的な合理的な理由をきちんと示して、埋立てを強行する、大体、埋立工事が始まったのは、農水省が漁業法をゆがんだ解釈をして、そして、それ...全文を見る | ||
02月25日 | 第201回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号 議事録を見る | ○赤嶺分科員 日本共産党の赤嶺政賢です。 名護市辺野古の米軍新基地建設について質問をいたします。 政府は、昨年十二月、地盤改良工事に伴う新たな工期と費用の見積りを明らかにいたしました。工期は、当初の五年から九年三カ月、米軍への提供手続などを含めた全体では十二年に延長をいた...全文を見る |
○赤嶺分科員 増額の要因の一つに、当初の見積りにはなかった警備費用千七百億円が追加されたことがあります。一口に千七百億円と言っても、那覇空港の滑走路増設事業が二千億円です。それに匹敵するような額を警備費用のためだけに投入するというのは、いかにこの事業が無謀な事業かということを示し...全文を見る | ||
○赤嶺分科員 防衛省の資料、今の説明にもあったんですが、キャンプ・シュワブの陸上と海上周辺で警備体制をとっていた二〇一五年度から二〇一八年度の間の警備費用は百六十六億円、これを支出したという説明でありました。一年当たり四十二億円です。ところが、今後十二年間で残りの千五百三十四億円...全文を見る | ||
○赤嶺分科員 幾ら何でも、今度からの警備体制はこれまでの三倍、そういうことについて何も説明しないというわけにはいかないと思いますよ。やはり、三倍もの費用が必要とする具体的な根拠、これを国会に示すべきだ、このように主張しているわけです。それを示さなければ、国会での検証のしようがあり...全文を見る | ||
○赤嶺分科員 全く理解できない説明であります。 防衛大臣、伺いますが、これだけの警備費用を要する事業というのは、常識で考えても、異常としか言いようがありません。県民の民意に反する事業であることを象徴していると思います。 一年前に行われた県民投票で、七割を超える県民が辺野古...全文を見る | ||
○赤嶺分科員 大臣が、警備費用が千七百億円にもなると。那覇空港の滑走路建設が二千億円、これに比べても、何で異常な警備体制が必要になってきているのか。それは、政府が進めている辺野古新基地建設がいかにも民意に反したもの。小野寺防衛大臣もいらっしゃいますが、岩屋前防衛大臣もいらっしゃい...全文を見る | ||
○赤嶺分科員 今示している九千三百億円という予算は、供用開始後の滑走路の補修の分は全く含まれていないわけですね、今の説明ですと。一兆円を超えていくかもしれない、そういう工事で。 大体、供用開始後の補修にどれだけの費用が必要かも含めて、トータルで費用の全体像を示さなければ、この...全文を見る | ||
○赤嶺分科員 それじゃ、いつ示すんでしょうか、これは。 | ||
○赤嶺分科員 建設後もなお幾らの費用がかかるのか全くわからない、そういう説明であります。 技術検討会では、滑走路のジャッキアップなど、メンテナンスの案も複数記載されていますが、一回の補修に必要な期間はそれぞれどれだけなのか、その間、滑走路は閉鎖するのか、この点はいかがですか。 | ||
○赤嶺分科員 極力減らすと言いますけれども、普天間飛行場の滑走路の補修とか嘉手納基地の滑走路の補修とか、半年以上も補修にかかっているわけですよ。 辺野古の場合に、北側で二回、南側で四回、合計六回を半年ほど閉鎖するとなると、二十年のうち三年くらいは一本の滑走路で運用する計算とい...全文を見る | ||
○赤嶺分科員 二本の滑走路が同時に使えるというのが、住宅地上空を飛ばないという説明でありました。滑走路の補修となると、それは一本の滑走路で運用するのかどうか、これは使う米軍と相談してみなきゃわからないということになると、基本の考え方が維持されるかどうかわからないじゃないですか。基...全文を見る | ||
○赤嶺分科員 短期間で補修する方法そのものは、使う米軍と相談してみなきゃわからないというのが今の答弁じゃないですか。短期間、短期間と言うのは、説明を曖昧にしている点だと思います。 次に、工期の問題について質問をいたします。 地盤改良工事では、軟弱地盤に砂ぐいを打ち込むサン...全文を見る | ||
○赤嶺分科員 じゃ、あのときの答弁というのは、合理的な施工を追求していない。 大体、十五隻が八隻になるというのは、今、重複して数えていたといいますけれども、こんな数え方ってないんじゃないですか。十五隻あるから絶対大丈夫だ、十一隻の確保ができる、そういうことを言っていたわけです...全文を見る | ||
○赤嶺分科員 ちょっと数字に疑問があります。引き続き検証していきたいと思います。 今回、防衛省は、二〇一九年版の現有作業船一覧と業者へのヒアリング、これに基づいた新たな計画としているわけですが、私たちは、先月から、そのもとになったヒアリングの資料の提出を求めていますが、いまだ...全文を見る | ||
○赤嶺分科員 この工事は、玉城デニー知事への設計変更申請もこれから出さなければなりません。いつ工事が始まるかわからないのに、民間業者が作業船は提供できる、工事の際には提供できるというのも、やはり去年の答弁のような曖昧さを感じるものであります。 作業の面からいっても辺野古の新基...全文を見る | ||
04月03日 | 第201回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号 議事録を見る | ○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 初めに、辺野古の問題から質問をいたします。 地盤改良工事に伴う設計変更に向けた検討を進める技術検討会で防衛省がこれまでに配付した説明資料の中に二十カ所もの誤りがあったことがわかりました。一日の検討会で防衛省が明らかにしました。 ...全文を見る |
○赤嶺委員 受注業者から間違いだったという報告があったというわけですが、そもそも技術検討会への配付資料というのは誰が作成しているんですか。 | ||
○赤嶺委員 技術検討会というのは、設計変更の申請に当たり、防衛省が有識者から意見をもらうための場であるわけですね。なぜその資料が、防衛省ではなく、受注業者が作成をするんですか。 | ||
○赤嶺委員 ちょっと秋田のイージス・アショアをほうふつとさせるような、そういう発表だったと思うんですが、防衛省は、配付資料、防衛省が配付するわけですね、技術検討会には。その配付資料を確認しなかったんですか。何でこれほど多くの誤りがあるのに気づかなかったんですか。 | ||
○赤嶺委員 技術検討会の中で意見が出なかったかどうか、不思議であります。私たちの事務所では、既に皆さんが配付した資料の中に、辺野古の工期について違う図表が二つある、どっちが正確なんだということを防衛省に繰り返し問うてきましたが、返事はありませんでした。ところが、今回の発表で、やは...全文を見る | ||
○赤嶺委員 やはり、技術検討会で精緻に検討をしたということで、そのためにこういう組織を設けたと思いますが、余りにもずさんだと思いますよ。工事ありきで進められている検討会であるわけですから、こういうことになるのではないかと思います。 私たちが素人でさえ指摘したような、工期を示す...全文を見る | ||
○赤嶺委員 今、整合的な措置をとっているということでしたが、確認したいんですが、外国軍隊による感染症対策とはいえ、日本国内でとられる措置であるわけです。日本政府がとる対策と少なくとも同レベルの措置が在日米軍においてもしっかりと確保される必要があると思いますが、その点はどのように認...全文を見る | ||
○赤嶺委員 そういう、いわば在日米軍基地、日本の中にある基地ですからね、外国軍隊とはいえ。だから、在日米軍基地では多くの日本人従業員が働いております。米軍基地の外で居住する米軍関係者も増加しております。米軍関係者に感染が確認されたときには、感染拡大を防止するために必要な情報が日米...全文を見る | ||
○赤嶺委員 米軍も、当然、軍人や軍属や家族に広がるのを恐れて厳しい防疫体制はとると思いますよ。 沖縄県は、嘉手納基地で感染が確認された三月二十八日、政府に対して、感染が確認された米軍関係者の行動履歴、濃厚接触者の状況、県民との接触の有無などの情報を可能な限り公表し、迅速な情報...全文を見る | ||
○赤嶺委員 今、北米局長は強弁しておられますけれども、それじゃ、ちょっと具体的に聞いていきます。 外務大臣に伺いますが、先ほどからの質問で出ていますように、在日米軍における直近の感染状況、これを御報告していただけますか。 | ||
○赤嶺委員 つまり、もうアメリカが合意しなければ公表されないわけですよね。 ところが、在日米軍基地で感染の状況について、防衛大臣は、河野大臣は三十一日の記者会見で、基地ごとの感染状況を明らかにしておられます。何で外務省は明らかにできないんですか、外務大臣。 | ||
○赤嶺委員 日本における感染症対策は、それが米軍基地であれ、日本政府がやはり責任を持ってやらなきゃいけないと思います。今の、国防総省の指針が出たから明らかにできない、明らかにするためにはアメリカの同意が必要だといったら、まさに先ほどから言われているように、ブラックボックスになるわ...全文を見る | ||
○赤嶺委員 外務大臣、よくお聞きいただきたいんですけれども、二十八日に嘉手納基地で起きたときに、公衆衛生上必要な情報はなかったんですよ。それで沖縄県は、もっと詳細な、そういう公衆衛生上必要な情報を求めたんですよ、外務省や防衛省にも。それで、しばらくしてから、それが出たんですよ。必...全文を見る | ||
○赤嶺委員 日米間で調整ということは、アメリカが嫌だと言う限り、絶対に公表しないんですよ。これで日本国民を感染症から守ることができるんですか。 これは外務大臣に伺いますが、これまでに基地の中で確認された感染者の中に、米軍基地の外に居住する人はおりますか。 | ||
○赤嶺委員 あなた方は、外務大臣も含めて、コロナ感染症に対する危機感が非常に希薄ですよ。基地のそばに住んでいる人たち、沖縄だけじゃありません、神奈川だって、自治体の首長はみんな詳細な情報を求めております。外務省が形だけ整えて、これで感染症対策が済んでいると思ったら大間違いでありま...全文を見る | ||
○赤嶺委員 在日米軍基地もきちんと公表するということを強く求めて、質問を終わりたいと思います。 | ||
04月06日 | 第201回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号 議事録を見る | ○赤嶺分科員 日本共産党の赤嶺政賢です。 新型コロナウイルス感染症の拡大によって、本当に観光産業は全国的に厳しい状況に置かれております。 特に、沖縄県では、観光産業が基幹産業になっておりますので、その基幹産業である観光業が、今の感染症拡大の影響によって、経済そのものが完全...全文を見る |
○赤嶺分科員 今の大臣の御発言もありました。 その沖縄で、新型コロナウイルスの感染がやはり拡大し続けておりまして、けさも、午前中に玉城デニー知事が、六人感染者が出たという、そういう発表をやっています。 二月の二十日に三人目の感染症患者が確認されて以降、それから約一カ月、患...全文を見る | ||
○赤嶺分科員 国交大臣、直接沖縄の観光業界から聞いておられて、サーモグラフィーの設置の重要性について認識しておられるようですが、厚労省、どうですか。 | ||
○赤嶺分科員 もう一つ、水際対策として、沖縄でも議論されていたことですが、今やもう全国の問題になっておりますけれども、海外からの帰国者の健康観察のための十四日間の待機、これに関して、一月の武漢市から帰国した邦人に対して行った措置と同じような措置を、国の責任によって、待機場所それか...全文を見る | ||
○赤嶺分科員 沖縄の人が成田で自宅待機を命ぜられても、公共交通機関を使って沖縄まで帰ることはできませんし、さらに、ホテルなどということについても、なかなかそれは、いわば土地カンがありませんので大変困難だと。今の厚労省の措置はもう限界に来ている、本当に改善しないと、逆に、そういうこ...全文を見る | ||
○赤嶺分科員 今の答弁では、観光業界で従業員を休業させて本当に毎日毎日苦しい思いをしている、その救いの道が雇用調整助成金かと思ったら、手続が煩雑で困難だという人たちに応える答弁の中身にはなっていません。もっと具体的な答弁が必要なんですよ。 例えば、この助成金制度というのは、主...全文を見る | ||
○赤嶺分科員 今書類のお話もありましたが、もっと具体的に手続の簡素化というのを一層進めていただきたいなと強く思います。 その雇用調整助成金に、やはりそれに見合うような、個人事業主へも支援策をつくってほしいというような要望があります。この点についてはいかがですか。 | ||
○赤嶺分科員 学校の休校時にかかわる支援に限定されているようであります。 経産省は、今の新型コロナの影響を受けて疲弊している個人事業主への支援策、何か持っておられますか。 | ||
○赤嶺分科員 融資では絶対に解決しない、事業の継続、雇用の確保、こういうものについても、またしっかりした対策、方向を出していただきたいと思うんです。また出たら議論していきたいと思いますけれども。 次に、ホテル業界や旅館業界からお話を伺って、四月前に聞いたんですけれども、当面深...全文を見る | ||
○赤嶺分科員 時機を逸しないように、本当にスピーディーな結論を出していただきたいと思います。 最後に、沖縄の修学旅行について、これはぜひ大臣にも答えていただきたいと思って通告もしておりましたけれども、かなり時間が迫っておりますが、しかし、沖縄観光における修学旅行の位置づけとい...全文を見る | ||
○赤嶺分科員 沖縄の修学旅行というのは今は非常に人気のある地域になっておりますが、実は、修学旅行が沖縄の観光産業の中で本格的に取り組まれてきたのは、九〇年代の半ばぐらいからなんですね。そして、いろんな苦労をして観光資源を掘り起こして、掘り起こしてみたら本当に子供たちにとって見るべ...全文を見る | ||
○赤嶺分科員 ぜひ結果を出していただきたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
04月07日 | 第201回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号 議事録を見る | ○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 法案について質問をいたします。 今回の法案にかかわって、宇宙ごみの増加を理由に、宇宙状況を監視するための専門部隊を新たに創設するとしております。 宇宙ごみ増加の理由として近年指摘されているのが、衛星破壊実験です。ミサイルやロケッ...全文を見る |
○赤嶺委員 衛星破壊兵器の開発競争は、米ソ対決の時代から行われてきているものであります。 ソ連は、一九六八年から一九八二年にかけて実験を繰り返していたと言われています。アメリカも、一九八五年に、戦闘機から発射したミサイルで自国の衛星を破壊する実験を行いました。二〇〇八年にも、...全文を見る | ||
○赤嶺委員 網羅的に把握していないということで、アメリカが何をやったのか、そういうことは認識にないということなのか。それにしては、今回の法案にかかわって、いかがなものかということを強く感じます。 大臣に伺いますが、現在、人工衛星の多くは民生用で、放送や通信、気象観測など、私た...全文を見る | ||
○赤嶺委員 私、大臣に伺いましたのは、衛星破壊兵器の開発や実験は認めない、全面的な禁止を求める立場に立つべきではないか、こういうことを問うたわけですが、いかがですか。 | ||
○赤嶺委員 求めていた全面禁止を求めるということについては、繰り返し答弁を聞いても明言いたしませんでした。 日本政府は、中国やインドが行った実験に対しても、懸念は表明しても明確に反対の立場は表明していません。これでは一番大事なことが抜け落ちていると言わなければならないと思いま...全文を見る | ||
○赤嶺委員 手のうちを明かすことになるということでのいつもの答弁で、具体的な説明はありませんが、防衛省は妨害衛星の研究に着手していると報じられています。 宇宙の軍拡競争に加担すべきではありません。宇宙は平和目的のために利用するというのが宇宙条約の精神であります。私は、この精神...全文を見る | ||
○赤嶺委員 そうしますと、これまでに一時中止やあるいは工期の延長などの措置をとった事例はどの程度ありますか。主な事例としてどのようなものがありますか。 | ||
○赤嶺委員 辺野古の工事についても、受注者から一時中止やあるいは工期延長などの要望があれば応じる、そういうことですね。 | ||
○赤嶺委員 キャンプ・シュワブのゲート前では、基地建設に反対する住民の抗議活動が行われ、警備員がゲートを守って立っております。この警備員について、私、沖縄防衛局にも申し入れたんですが、まず、スクラムを組むような状態で警備が何十人も立っているんですね、あれを濃密接触と言うのかなとい...全文を見る | ||
○赤嶺委員 いや、一日も早い普天間基地の返還にもうならないですよね、十二年かかりますから。しかも、その十二年というのも、皆さんが設計変更申請を出して、玉城デニー知事がそれを審査して、玉城デニー知事は辺野古に反対の立場を貫いていますから、その取扱いというのは防衛省にとっては大変困難...全文を見る | ||
○赤嶺委員 先ほどのは答弁になっていません。 これだけの人たちを、本当に日本が、世界が、コロナの感染防止のために必死に努力し、自覚し、協力している中で、辺野古の基地建設だけはコロナの感染防止対策とは全く無関係、こういう態度が許されるものではないと思います。 辺野古の問題に...全文を見る | ||
○赤嶺委員 終わりますけれども、防衛省の主張ばかり聞かされても、こっちはたまらないんですよ。業者が使った、コーン貫入試験における設定した係数…… | ||
○赤嶺委員 これによっていろんなことがはっきりしてまいります。 速やかに提出するよう強く求めて、質問を終わります。 | ||
○赤嶺委員 私は、日本共産党を代表し、防衛省設置法の一部改正案に反対の討論を行います。 自衛官の定数変更は、防衛大綱、中期防の具体化として、自衛隊の宇宙、サイバー、電磁波領域での体制強化、滞空型無人機グローバルホークなどの導入に伴うものです。 今回、宇宙状況監視システムの...全文を見る | ||
04月10日 | 第201回国会 衆議院 外務委員会 第5号 議事録を見る | ○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。 きょうは、外務委員会での質問の機会をいただきました。どうぞよろしくお願いいたします。 初めに、投資協定について質問をいたします。 政府が昨年六月に閣議決定した成長戦略フォローアップは、現在交渉中の投資関連協定の早期妥結に...全文を見る |
○赤嶺委員 今説明をいただいたんですが、政府は、成長戦略のもと、経済界の強い要望を受けて、対日直接投資とともに、日本の多国籍企業の海外展開を促進するため、諸外国との投資関連協定を加速させております。今回の五つの投資協定も、まさにその一環であるということを指摘しておきたいと思います...全文を見る | ||
○赤嶺委員 生活圏の真っただ中に落下させておきながら、落下させる前に安全は確保していた、こんな発言そのものがまず許されないことであります。 再発防止を求めている、このように言っても、つり下げ輸送に伴う事故は、今回が初めてではありません。二〇〇六年十二月には、トリイ通信施設の沖...全文を見る | ||
○赤嶺委員 沖縄の米軍基地には、使用条件などを定めた五・一五メモというものがあります。在沖米軍基地の使用目的と使用条件を定めておりますが、その五・一五メモ、そこにはトリイ通信施設の使用目的、条件について何と書いてありますか。 | ||
○赤嶺委員 つり下げ輸送ができると書いてありますか。 | ||
○赤嶺委員 つり下げ輸送ができると書いてあるかどうかを聞いているんです。 | ||
○赤嶺委員 トリイ通信基地の主目的は通信所でありますが、使用条件も五・一五メモに書かれております。使用条件は、陸上施設の保安、汚水処理のための水域の常時使用など、条件が定められているわけですよ。 条件が定められているにもかかわらず、つり下げ訓練というのは全く書かれていないにも...全文を見る | ||
○赤嶺委員 県民の生活のなりわいがある場所で、こういう危険な活動は絶対に認めるべきではないと思います。使用協定に、五・一五メモの中につり下げ輸送とは書いていないんですから、使用協定を守れと言うべきじゃないですか。なぜそれが言えないんですか。外務省が住民の命と安全を少しでも考えるな...全文を見る | ||
○赤嶺委員 全く使用条件の意味を失ってしまうような、地位協定三条があったにしても、住民の命と暮らしに配慮する、それがいわゆる使用協定だといって皆さん説明してきたんじゃないですか。それを今ごろになって、使用協定に書かれていないことでもできるんだ、こういう、誰が県民の命を守るんですか...全文を見る | ||
○赤嶺委員 管理着陸帯の役割はVIPの輸送、医療避難等ということでありますが、米軍は、そのトリイ通信基地で、標的となる車両や物体を射爆撃場に輸送してつり下げ落下事故を起こしているだけではありません。トリイ通信施設で兵員をつり下げた戦術訓練を何度も行っています。 米軍が環境影響...全文を見る | ||
○赤嶺委員 環境レビューは何のために行ったか。オスプレイを日本に配備するために、安全に配慮しますといって個々の着陸帯について環境レビューの中で評価をしているわけです。そして、トリイ通信施設の着陸帯は、そういう訓練なんか、戦術訓練なんか行えない、そういう着陸帯として位置づけられてい...全文を見る | ||
○赤嶺委員 こんな答弁で、幾多の米軍機の事件、事故が起きてきた、そういう日本政府の態度が事故の拡大にも結びつく、この点も厳しく指摘しておきたいと思います。 この問題にかかわって、幾つかの事実関係を確認しておきたいと思います。 三日付の地元紙は、今回の事故を引き起こしたヘリ...全文を見る | ||
○赤嶺委員 今回の場合、報道によりますと、事故をめぐる初期調査で、運用における手順の誤りが事故につながったという認識を示しているようでありますけれども、初期調査の内容は説明を受けているんですか。報告書は提出されておりますか。 | ||
○赤嶺委員 事故原因について一定の調査結果が出たから司令官を解任したのではありませんか。 なぜ、その内容について報道ベースで知ってはいるけれども、外務省に説明がないんですか。その点、いかがですか。 | ||
○赤嶺委員 そうすると、今回の場合、事故調査報告書、例えば、二〇〇六年の事故も指摘しましたが、当時、米軍は、乱気流に遭い、乗員の安全確保のために投下したと説明しています。現場では、ヘリと車両をつなぐワイヤが切れていた、そういう経緯があります。 米軍は、そのときの事故原因をどの...全文を見る | ||
○赤嶺委員 事故報告書は出ていないんですよね。事前に外務省、防衛省に事故報告書の提出を求めたら、持っていない、このように回答しておりました。 米軍は事故報告書の調査報告を作成していないんですか。 | ||
○赤嶺委員 これでよく、再発防止だの、事故原因の究明だの、こんなことを日本政府が言えるんですか。事故報告書が作成されているかどうかもわからない。 こういう事故が相次いだので、実は日米間には合意があります。それは、一九九六年の日米合同委員会合意は、日本政府が要請したときには、ア...全文を見る | ||
○赤嶺委員 二〇〇二年三月の国会答弁があります。当時の外務大臣は川口さんでした。川口外務大臣は、墜落、火災といった航空機事故が発生した場合に事故調査報告書の提出を求める、このように述べておりました。対象が大きな墜落事故に限定されるものではないということを、当時、国会の答弁でも明ら...全文を見る | ||
○赤嶺委員 これだけの事故を放置して、事故報告書も求めない。日米同盟の存立を危うくするような人権じゅうりん、これを放置して、外務大臣は、その事案の一つ一つの質問に答えないで、最後に一言言っただけ。こういうやり方では、県民の怒りはおさまらない、読谷村民の怒りはおさまらない。 事...全文を見る | ||
○赤嶺委員 私は、日本共産党を代表して、日・UAE、ヨルダン、ASEAN、モロッコ、コートジボワールの五つの投資協定、議定書に反対の討論を行います。 投資関連協定は、相手国との投資促進のため、投資の自由化や投資家の権利、財産保護のルールを定めるものです。 安倍内閣は、大企...全文を見る | ||
05月15日 | 第201回国会 衆議院 外務委員会 第7号 議事録を見る | ○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。どうぞよろしくお願いします。 初めに、租税条約について質問をいたします。 今回の六つの租税条約では、これまでの条約と同様に、株式から生じる配当、信用に係る債権から生じる利子、著作権や特許権などの使用料について、源泉地国での課税を当該国...全文を見る |
○赤嶺委員 要するに、今の説明ですけれども、持ち株割合が二五%以上の外国子会社からの配当である場合は、日本の親会社には受け取った九五%の配当に税金がかからないということであります。これでは、日本の大企業とその海外子会社は、当該国での外資優遇税制の利益を十二分に受けつつ、かつ租税条...全文を見る | ||
○赤嶺委員 余りにも身勝手過ぎる話じゃないですか。 在日米軍の駐留経費というのは、外務省の所管事項そのものですよね。日本側の負担状況をベースにして、外務省が五年ごとにアメリカ政府と交渉しているわけですよ。だから、各省庁に計上された予算額を、防衛省だけじゃないですよ、それを取り...全文を見る | ||
○赤嶺委員 だから身勝手というんですよ。 防衛省だけじゃないでしょう、在日米軍駐留経費を担当しているのは。どこかが取りまとめなければいけない。その取りまとめる役割というのは外務省じゃないですか。こんな基本的な資料さえ提出されなくなるということは、あってはならないと思います。こ...全文を見る | ||
○赤嶺委員 聞かれたら答えられるじゃないですか。まとめているんじゃないですか。 大体、日米同盟に関する、皆さんが誇りとしている日米同盟に関する予算でしょう。それを、各省庁にまたがっているから、それを取りまとめるのは外務省だと、誰が見たって思うんじゃないですか。外務省に無理な仕...全文を見る | ||
○赤嶺委員 衆議院の予算委員会に提出資料として求めることは一番大事なことでしょう。予算委員会で日米間の駐留経費のあり方を議論するものですからね。これは、予算委員会、委員会において決めるものではないと思います。外務省が従来どおり提出するということを、やはり大臣の方から指示していただ...全文を見る | ||
○赤嶺委員 日本政府は、アメリカ側の負担額がどれだけなのかを知らないということで、米側の負担額がどれだけなのか、それも認識しないで、日米間の負担割合がどうなっているのかを把握しないまま、新たな特別協定の交渉に臨もうとしているということですか。そういうことですか。 | ||
○赤嶺委員 日本における米軍の駐留経費の米軍負担分がわからない、国民はわからないけれども、今の北米局長の言いぶりだと、いかなる資料を公表するかどうかはアメリカにかかっているという話ですが、外務省は知っているわけですね、アメリカの負担分。 | ||
○赤嶺委員 これから皆さん、特別協定の交渉を始めようというわけですよね。私たちは反対ですけれどもね。交渉の前提を欠いていると思います。 政府はいつも、駐留経費は適切に分担されている、このような説明を聞かされてまいりました。ところが、米軍駐留経費について、相手側の負担額も知らな...全文を見る | ||
○赤嶺委員 あなた方は交渉当局です。日本側が地位協定に基づく負担、それから思いやり予算に基づく負担、それに加えて米側が負担しなければいけない予算の総額、それによって在日米軍基地がどんなふうに強化され、国民にどんな被害を与えているのかというのは日々チェックしなきゃいけないと思います...全文を見る | ||
○赤嶺委員 私、今、茂木大臣と私の立場の違い、アプローチの違いを問題にしているわけではないんですよ。 とにかく、在日米軍基地の負担割合について、米軍がどれだけ負担しているか。過去にはちゃんと報告も出していた。ところが、今は出さなくなっている。これで適切な負担割合という説明の根...全文を見る | ||
○赤嶺委員 ちょっともう時間がないのであれですが、ただ、トランプ大統領はことしの特別協定の予算について日本に大きな期待を抱いていて、シンゾウはよく自分の言うことを聞いてくれるという絶賛の中で、やはりどんなふうになっていくのか。宇宙、サイバーの話じゃないですよ、在日米軍基地の話です...全文を見る | ||
○赤嶺委員 いやにあっさりした説明ですけれども。 報道によると、改修工事について、伊江村には沖縄防衛局から情報提供があったものの、沖縄県にはなかったとされています。むしろ、滑走路補修工事周辺に赤土が積まれていて、それが流出したら伊江島の海が汚されてしまうという不安が議会に伝え...全文を見る | ||
○赤嶺委員 時間が来ましたけれども、終わりますけれども、今の伊江島での工事が更に伊江島の訓練を激化させていく、そういうことにもつながるし、情報提供がきちんとやられていないということは大いに問題だと思います。引き続き、問題提起していきたいと思います。 終わります。 | ||
○赤嶺委員 私は、日本共産党を代表して、日本とアルゼンチン、ウルグアイ、ペルー、ジャマイカ、ウズベキスタン、モロッコとの間の租税条約に反対の立場から討論を行います。 六つの租税条約は、これまでの租税条約と同じく、投資所得に対する源泉地国での課税限度税率を軽減又は免除する措置を...全文を見る | ||
05月20日 | 第201回国会 衆議院 外務委員会 第8号 議事録を見る | ○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢でございます。きょうは、どうぞよろしくお願いします。 初めに、四月十日に起こった、米軍普天間飛行場から有機弗素化合物PFOSを含む泡消火剤が漏出した事故について質問をいたします。 PFOSは、有毒で残留性が高い有機弗素化合物の一つで、わずか...全文を見る |
○赤嶺委員 この間の岸田外務大臣の答弁を聞いていますと、当時も、水道水の汚染にかかわってPFOSのことが問題になったわけです。順次PFOS以外のものに切りかえていくんだということが言われていたわけですが、沖縄県がこの問題を指摘したのは四年前ですね。しかし、直ちにPFOSの処理は行...全文を見る | ||
○赤嶺委員 二〇一六年以降減らしている。厳格に管理をしている。そんなのが、今の現状で、このアメリカ側の説明、そのまま受け取れるんですか。厳格に管理していたら漏出事故なんか起きなかったはずですよ。いかがですか。 | ||
○赤嶺委員 アメリカがそう言っています、厳格に管理していますと言って、現実に県民は漏出事故に直面している。そのまま言葉どおりに受け取れるわけないじゃないですか。政府としてもっと責任ある対応が必要だと思いますがね。 今回が漏出事故は初めてじゃないんですよね。去年の十二月、同じ米...全文を見る | ||
○赤嶺委員 先ほどの、去年の事故についての今の防衛省の説明にかかわって、資料をお配りしてあります。二枚の資料ですが、一枚目を見ていただきたいと思います。 これは事故当時に防衛省が米側から聞き取った内容をまとめたものでありますが、今答弁もあったように、当時も防衛省は、施設・区域...全文を見る | ||
○赤嶺委員 基地外に漏出したというアメリカ側の文書は、情報公開で入手した文書であります。報告書です。私たちは、去年はその事故が起こった直後に、参議院議員の伊波洋一議員が報告書を入手するべきだと当時から言っていたわけですよ。今度の事故が起こったから、それとの関連を調べる上で必要だか...全文を見る | ||
○赤嶺委員 外務省も問題のありかをつかんでいないと思いますよ。 要するに、現地米軍は、外への漏出があったといって米軍の司令部に報告して、情報公開で入手したものに、基地の外に漏れたかどうか、それはイエス、あったと。今、外務省は、それは軽微だったから環境補足協定の対象にならなかっ...全文を見る | ||
○赤嶺委員 まるで適切であったという認識ですが、もう保育園の周りに泡がどんどんどんどん基地の中から飛んできている、それよりもずっと後に、何が起こったか市民が心配しているずっと後に防衛省が対応した、これは適切であると。こんな話はないと思いますよ。 去年の事故の調査報告書を見ると...全文を見る | ||
○赤嶺委員 米側は基地の中で一生懸命対策をとっていたと。基地の外では、基地から飛んできた泡消火剤、流れ出てきた泡消火剤、PFOSを含む消火剤によって大騒ぎになっている。日本の当局は誰も、何が起こっているかわからない。そういうようなことで、適切な対応であったということは絶対言えない...全文を見る | ||
○赤嶺委員 今の答弁もひどいですね。 米軍は、さらなる基地の外への漏出を防ぐために基地の中で一生懸命やっていた。基地の外に流れ出ていく泡消火剤は、全く責任を持つものもないわけですよ。しかも、基地の中では、米兵は事故処理に当たって防護服を着て、厳重な警戒態勢をとりながら泡消火剤...全文を見る | ||
○赤嶺委員 米側はどんな防護体制をとっていたかおわかりですか。 | ||
○赤嶺委員 通告があったかどうかについてはきょうはちょっと控えて、もう今は時間がありませんので次の質問に移りますが、無防備に等しい状態で、宜野湾消防署は、流れ出てくる泡消火剤を抑え切れずに、途中で吸水も処理もできなくて、そのまま流れ放題だったと。 大体、米軍が、自分たちはさら...全文を見る | ||
○赤嶺委員 サンプリングを認められたと言っていますが、米側は、土壌の調査にPFOSとPFOA以外はだめだよ、ほかの有機弗素化合物についての調査は認めないという限定をつけているんですね。しかし沖縄県は、その他の有機弗素化合物も調査したい、これはもう国際的に問題になっているからだと。...全文を見る | ||
05月22日 | 第201回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号 議事録を見る | ○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 新型コロナウイルスの影響に対する経済対策について質問をいたします。 沖縄県の経済を牽引してきた観光産業は、安倍首相が二月二十八日に全国一斉休校を要請して以降、収入源だった修学旅行が全てキャンセルになるなど、当初から大打撃を受けてきま...全文を見る |
○赤嶺委員 事態が長引くことも念頭に置きながらというのが、一番今大事だと思うんですよね。 継続的な支援を実現するために、今強く求められているのは、地方創生臨時交付金の抜本的な増額であります。 西村大臣、全体を統括しておられますけれども、沖縄県は、交付金を活用して、十万円、...全文を見る | ||
○赤嶺委員 ぜひ増額に向けて、しかも西村大臣が一番現状も知っていらっしゃると思いますので、第二次補正での努力をお願いしたい。 あと一点、全国知事会の提言では、地域の実情に応じた事業を都道府県の判断で実施できるように、年度間の流用だとかあるいは基金の造成など、それこそ自由度の高...全文を見る | ||
○赤嶺委員 ぜひ全国の自治体の声に応えていただきたいと思います。 西村大臣、これで質問は終わりたいと思います。ありがとうございました。 次に、経産大臣に伺いますが、経産省は、中小業者への持続化給付金の支給を始めました。しかし、一回きりの給付ではとても事業を維持できないとい...全文を見る | ||
○赤嶺委員 需要喚起、確かに、沖縄の観光業界も、県民に沖縄の県内のホテルや旅館の利用も一生懸命呼びかけておりますよ。しかし、県民の利用だけでは人件費も満たすことはできないわけですよ。みんなが一生懸命なんです。みんなが一生懸命の中で、事業者が生き残れるものとして今求めているのが、持...全文を見る | ||
○赤嶺委員 まあ、きょうの夕方発表できるなら今ここで発表していただきたいというのが気持ちでありますが、大臣のお立場もあるでしょうから、きょう夕方の発表、本当に、フリーランスの人たちがこれで頑張れると思うような中身、また、いろいろ要件を難しくして受け取れなくなるようなものはぜひ避け...全文を見る | ||
○赤嶺委員 今の持続化給付金制度で給付するという考えですよね。 | ||
○赤嶺委員 私が一番懸念するのは、いろいろ国民の要求が出てきて、制度をつくり発展させていったけれども、やはり、いろいろな要件にひっかかってそういう持続化給付金を受けられない人たちがいる、また見直ししなければいけないということでありますから、それをぜひしっかりやっていただきたいと思...全文を見る | ||
○赤嶺委員 梶山大臣への質問は以上であります。 ちょっともう時間がなくなりましたけれども、加藤大臣、このコロナ禍のもとで営業している人たちのところを回ってみますと、出てくるのはやはり雇調金なんですよ。 その雇調金について、これまで加藤大臣は二週間で支給できるようにすると言...全文を見る | ||
○赤嶺委員 雇調金のことを、旅行代理店の方ですが、三月ぐらいからずっと相談して、この方は自力で申請もして、しかし、もう一カ月近く、最初行ったら、それは申請じゃなくて計画書だよといってまた戻ったとか、申請の方法が、大体、観光産業というのが雇調金の申請なんてなかなかできないですよ、そ...全文を見る | ||
○赤嶺委員 ちょっと、決算の準備もしてきたんですが、もう時間がありません。ただ、私がそこで言いたかったのは、コロナの時期で、不要不急の予算は削って、そして福祉や医療に回すべきだということでありますが、その不要不急の一例として、沖縄の辺野古の新基地建設予算、二兆五千億円です。もう工...全文を見る | ||
05月28日 | 第201回国会 衆議院 憲法審査会 第1号 議事録を見る | ○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 私たちは、憲法審査会を動かす必要はないという立場です。 憲法審査会は、憲法改正原案を発議し、また審査するための場です。ここでの議論は、改憲項目をすり合わせ、発議に向かうことにつながります。 五月三日の憲法記念日に合わせてNHKが...全文を見る |
06月16日 | 第201回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号 議事録を見る | ○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 冒頭、昨日のイージス・アショアの停止表明について質問をいたします。 SM3のブースターを演習場内や海上に確実に落下させるためにはシステム全体の大幅な改修が必要となり、相当のコストと期間を要することが判明したとのことですが、具体的に、...全文を見る |
○赤嶺委員 共同開発で日本側の負担が一千百億円。 システムの改修に伴うコストの増加分を含めた場合、現時点でのイージス・アショアの導入経費の総額と内訳、これはどのように見積もっておられますか。 | ||
○赤嶺委員 確たることは申し上げられないというわけですが、イージス・アショアの導入経費は総額六千億円と言われてきました。そこにまた新たに千二百億円が追加されるということになると、七千億円ということになります。 一方、辺野古の経費は三千五百億円というのが当初の説明でありました。...全文を見る | ||
○赤嶺委員 コストと期間という点では、あと十二年ですよ、それに九千三百億円。沖縄県の試算では二兆五千五百億円。まさにイージス・アショアとともに、コストと期間というのであれば、辺野古も停止すべきだ、私たちはこのように訴えたいと思います。自衛隊であろうと米軍であろうと、膨大なコストの...全文を見る | ||
○赤嶺委員 埋め立てる場合に、埋立資材、この場合は岩ズリですが、これが本当に確保できるかどうかというのは、従来、沖縄県は埋立ての審査をするときに重要事項としてきました。 沖縄県内の採取場所については、これまでは、本部地区六百二十万立米、国頭地区五十万立米と具体的に明記されてお...全文を見る | ||
○赤嶺委員 要するに、あなた方は、沖縄県の形式面の調査のチェックでさえ、全然答えていないような抽象的な書き方をしているわけです。 二〇一四年に防衛省が委託調査をしたときには、本部、国頭両地区に加えて、糸満市が加わっていました。南部地区というのは糸満市にある鉱山のことを指してい...全文を見る | ||
○赤嶺委員 今までは、最初から、本部地区、国頭地区というぐあいに明記していたわけですよ。それを今回隠している。皆さんの調査では、糸満市にある鉱山も候補地に挙がっている。それさえ説明しようとしない。沖縄県は、鉱山の所在地を市町村名で記載することを求めています。 そもそも、沖縄県...全文を見る | ||
○赤嶺委員 留意事項は、埋立てに用いる土砂等の採取場所や採取量を記載した図書を変更する場合には沖縄県の承認を受けることを明記している。今の答弁のとおりですが、ところが、今回、具体的な採取場所や採取量がわからない形で申請書を提出しているわけですよ。これは留意事項違反だと思いますが、...全文を見る | ||
○赤嶺委員 これまで提出していた形式と明らかに違うような形で、場所が不明になるような形で出していて、それを留意事項違反ではありませんと言って、留意事項をつけて出したから留意事項違反ではないなんて、そんな一方的で本当に身勝手な、そういう申請は許されないと思います。 私は、今回の...全文を見る | ||
○赤嶺委員 結局、県民の抗議活動を恐れて、採取場所に関する情報を隠そうとしている、そういうぐあいに疑わざるを得ません。民意に反する事業であることを象徴するものだ。採取場所を明らかにしたら反対運動がどんどんどんどん広がっていく、だから明らかにしない。そういう民意に反する事業を示すも...全文を見る | ||
○赤嶺委員 沖縄本島の周辺では、辺野古の事業を実施する前には三頭のジュゴンが確認されていました。このうち、個体Cについては二〇一五年六月を最後に、個体Aについては二〇一八年九月を最後に、昨年三月に、個体Bについては今帰仁村の漁港で死亡が確認をされました。 こうしたもとで、国際...全文を見る | ||
○赤嶺委員 絶滅危惧種、環境省のみならず、IUCNも非常に懸念を表明している。もともと絶滅が危惧されていたジュゴンが、辺野古の事業の着手後にほとんど確認されなくなり、危機的状況に陥っているということです。 こうした中で、ジュゴンが行方不明になっている中で、今回、辺野古、大浦湾...全文を見る | ||
○赤嶺委員 三月六日、二十五日、工事の途中でもジュゴンが確認されたといいますけれども、そのときの工事というのは、護岸で締め切られた辺野古側への土砂投入が主で、大きな水中音を発するものでなかったのではありませんか。 | ||
○赤嶺委員 水中音を発しない工事をしているときにジュゴンはあらわれていた、鳴き声が記録されている。 もう一点伺いますが、辺野古、大浦湾内では、ジュゴンと作業船との衝突を避けるために監視用プラットホーム船という監視船を配置して、ジュゴンが確認された場合には施行区域周辺から離れる...全文を見る | ||
○赤嶺委員 要するに、あなた方がどんな対策をとったかではなくて、ここで大事なことは、ジュゴンの鳴き声が聞こえている、記録されているのに、あなた方は、ジュゴンとの衝突を避けるためにいろいろな監視体制をとっていますと言う。土砂を運ぶ作業船も通っていく。衝突のおそれは監視体制をとってい...全文を見る | ||
○赤嶺委員 こういうことになるのではありませんか。そういうことじゃないですか。 | ||
○赤嶺委員 今回は、あなた方のジュゴン保護の監視体制が極めて不十分である。鳴き声はあるが姿も見つけ切れない、そういう中でジュゴン保護の安全ができるはずはないです。沖縄県が求めているとおり、工事を中止して、そしてジュゴン保護についてきちんと検討するということを強く求めて、質問を終わ...全文を見る | ||
06月18日 | 第201回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 初めに、文化芸術への支援について質問をいたします。 新型コロナウイルスの感染拡大により、沖縄県内で文化芸術活動に携わっている方々にも深刻な影響が出ています。 この間、県内の芸能関係者などでつくる沖縄県芸能関連協議会、沖芸連の皆さ...全文を見る |
○赤嶺委員 沖縄の伝統芸能は、本土の歌舞伎のような世襲制ではなく、幼いころから芸の道に親しみ、みずからその道に進んだ人たちが支えています。 国の重要無形文化財で、ユネスコの無形文化遺産にも記載されている組踊、この組踊の場合、最終的に実演家として舞台に立てるのは全体の五%にすぎ...全文を見る | ||
○赤嶺委員 国の役割、広報というのじゃなくて、国の役割はきちんと果たしていく必要があると思うんですが、現時点でその基金にはどのくらいの寄附が集まっているんですか。 | ||
○赤嶺委員 百六十二万円、全国で。これで文化の振興ができるとまさか思っていないですよね。国の責任は基金を集めるためのPRとも思っていないですよね。やはり、超党派の議員連盟が、文化芸術のコロナ禍からの支援のために一千億円、国も拠出すべきだということは強く求めておきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○赤嶺委員 首里城の再建というのは、沖縄の文化芸術の振興と一体なんです、首里城というのは。そこを見ていただきたい。 次に、医療現場の現状についても伺います。 第二次補正予算が成立しました。こうした施設に対して、感染防止対策の支援はありますが、事業の現状そのものの補填その他...全文を見る | ||
○赤嶺委員 一次補正、二次補正では医療機関の危機は救えません。これは沖縄だけじゃなくて全国的にそうでありますが、私のところにも、ある介護施設の理事長は、こういうファクスを送ってきました。 コロナ禍の中、公私ともに負担を強いられている現状の職員に対して、減収のため、現状のままで...全文を見る | ||
○赤嶺委員 この方は、事業も真面目に取り組んできて、開発金融公庫に借金は一円もない方です。コロナで業者が溺れかかっていて、その浮き輪に、みんなで沈まないようにそこの浮き輪にしがみついている。それを今回、開発金融公庫がいろいろ条件をつけて貸さないのは、溺れかかった我々業者から浮き輪...全文を見る | ||
07月08日 | 第201回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号 議事録を見る | ○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 イージス・アショアの配備断念と新たな安保戦略について質問をいたします。 政府は、六月二十四日の国家安全保障会議で、山口、秋田両県へのイージス・アショアの配備を断念することを決めました。ところが、それにかわる方策として、敵基地攻撃能力...全文を見る |
○赤嶺委員 大臣が検証していくというお立場なんですが、これまでの説明を聞いている限り、防衛省の対応のどこに問題があったか、同じ過ちを繰り返さないためにどうするのかというのは全く示されていないわけですね。大臣自身もこれからの検証だとおっしゃっていますから。 イラクの日報問題を始...全文を見る | ||
○赤嶺委員 防衛大臣は、六月二十六日の記者会見で、新たな安保戦略の議論にかかわって、イージス・アショアにかわるオプションを、一つずつ長所、短所を含めて国民にわかりやすく情報を発信していく考えを示しております。 大臣の言うオプションとは、具体的にどういうものを想定しておるんです...全文を見る | ||
○赤嶺委員 そのオプションの中身について、大臣、示していく、説明していくというおつもりはないですか。 | ||
○赤嶺委員 今の態度は大変不安をあおるような、先ほど本多議員も要求しておりましたが、そういう議論じゃないかと思います。 総理は、国会閉会後の記者会見で、敵基地攻撃能力の保有について、当然この議論をしていくと明言しています。しかし、敵基地攻撃能力の保有に踏み込むことは、政府がこ...全文を見る | ||
○赤嶺委員 脅威の圏外から対処する装備と。 その長射程の巡航ミサイルの導入は敵基地攻撃能力の保有に踏み込むものではないかという疑念の声は、当時、野党はもちろん、与党の中からも上がっておりました。これに対して政府は、隊員の安全を確保するためだ、このような説明をしてきました。 ...全文を見る | ||
○赤嶺委員 説明は変えないということですけれども。 それでは、政府は、「いずも」型護衛艦を改修しF35Bステルス戦闘機の離発着を可能にすると決めたときにも、広い太平洋でトラブルが発生した戦闘機が緊急着陸できるようにする、隊員の安全を確保するためだと説明しました。この説明も覆し...全文を見る | ||
○赤嶺委員 あなたが敵基地攻撃能力を前提にした議論とかなんとかということを答弁で言うべきじゃないですよ。何ですか。首相が言っているんでしょう、こういうのも議論していきたいということを前のめりに。この首相が言っていることを否定するんですか。 その首相の議論に即して言えば、F35...全文を見る | ||
○赤嶺委員 今までの説明は、絶対に敵基地攻撃能力にならないんだという、隊員の安全を守るためだという説明が、今後、敵基地攻撃能力の議論と重なった場合にどんな進み方になっていくかというのは、みんな不安と懸念を持っております。 今の答弁だと、これまでの経緯はまるでなかったかのように...全文を見る | ||
○赤嶺委員 米朝プロセスを後押ししていく、大事な答弁だと思いますよ。 ところが、今政府がやっているのは、F35ステルス戦闘機や長距離巡航ミサイルの導入、「いずも」の空母化に加えて、米中ロが開発競争にしのぎを削る長射程の高速滑空弾、これを日本も導入しようと研究に着手しているわけ...全文を見る | ||
○赤嶺委員 約五割。しかし、さっき百五十二万立米と言っておりましたから、私の計算では五割に届かず四七・六%ですが、そういう状況であるわけですね。二〇二二年三月末までの話です。 これまで防衛省は、埋立区域ごとに所要の高さまでの進捗率を示してきています。この所要の高さというのは、...全文を見る | ||
○赤嶺委員 埋立申請願書の工程表では、辺野古側の埋立ては半年余り、六カ月と十日で完了する計画でありました。ところが、現実には、二〇一八年十二月に埋立土砂の投入を開始してから二〇二二年三月までの三年四カ月を経た時点でも、全体の、私の計算で四七・五%、皆さんの計算で五割と言っておりま...全文を見る | ||
○赤嶺委員 いや、一概に比較することはできないというよりも、おくれた理由を聞いているんですよ。 | ||
○赤嶺委員 辺野古側から先にやろうと大浦湾から先にやろうと、辺野古の埋立ては六カ月と十日で終わるという工程表が申請書にはなっているんですよ。それが、工事のやり方が変わるわけがないじゃないですか。 軟弱地盤が確認されていない辺野古側でも、当初の計画から大きなおくれが生じています...全文を見る | ||
○赤嶺委員 何か今までと違う具体的な根拠があるんですか。 | ||
○赤嶺委員 私たちは、その技術検討会も疑っているんですよ。 終わります。 | ||
09月17日 | 第202回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号 議事録を見る | ○赤嶺委員 これより会議を開きます。 衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。 これより委員長の互選を行います。 |
○赤嶺委員 ただいまの鈴木貴子さんの動議に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○赤嶺委員 御異議なしと認めます。よって、菊田真紀子さんが委員長に御当選になりました。 委員長菊田真紀子さんに本席を譲ります。 〔菊田委員長、委員長席に着く〕 | ||
10月26日 | 第203回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号 議事録を見る | ○赤嶺委員 これより会議を開きます。 衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。 これより委員長の互選を行います。 |
○赤嶺委員 ただいまの鈴木貴子さんの動議に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○赤嶺委員 御異議なしと認めます。よって、西村智奈美さんが委員長に御当選になりました。 〔拍手〕 委員長西村智奈美さんに本席を譲ります。 〔西村委員長、委員長席に着く〕 | ||
11月13日 | 第203回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号 議事録を見る | ○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 きょうは、辺野古の新基地建設について質問をいたします。 防衛大臣に伺いますが、政府は四月に、軟弱地盤の改良工事に伴う設計変更申請書を沖縄県に提出をいたしました。埋立土砂の採取場所として、これまでは九州、瀬戸内地方と沖縄本島北部を挙げ...全文を見る |
○赤嶺委員 参議院の本会議でも、総理は私たちの小池書記局長の質問に対して同じ答弁をしていました。 関係法令というのは、鉱業法に基づいて許可を得た採石場から調達することを言っていると思います。もちろん、その地域の採石場はこれまでも公共事業などに使われてまいりました。 私が質...全文を見る | ||
○赤嶺委員 心情を理解しても、そこから土砂を採取して基地建設に岩ズリを使うというのは、やはり、大臣が私の心情を理解すると言っても、理解していないんじゃないかなという気持ちを持つわけです。ここではっきり、やはり凄惨な戦場になった南部地域からは土砂は米軍基地には使いませんと言うのなら...全文を見る | ||
○赤嶺委員 適切に遺骨は発見していると言いますが、糸満の南部地域での遺骨の発見の大半は、このボランティア団体、ガマフヤーの皆さんですよ。厚労省がわざわざ行っているわけじゃないんですよ。厚労省もガマフヤーから連絡を受けて現場を見に行っているんですよ。適切になんて、そんなでたらめな答...全文を見る | ||
○赤嶺委員 あの一帯は、一九七〇年代にほとんど鉱業権が設定されているんです。それで、原野や山林には一歩入ると遺骨が残っているんです。皆さんは、辺野古の埋立てに必要な七割を、あの地域から岩ズリをとろうとしている。どんどんどんどん遺骨を掘り起こしていくことになるじゃないですか。適切に...全文を見る | ||
○赤嶺委員 そうしますと、専門家からは、離島から土砂を搬入するのであれば、県外の場合と同様に、高熱処理で外来種を死滅させる必要があるという声も上がっています。 これから調査するというわけですが、調査結果次第では高熱処理が必要になる可能性も否定できないということですね。 | ||
○赤嶺委員 残念ながら、ちょっと時間が来てしまいましたけれども、外務大臣には事件、事故についての通告もしておりましたが、今、高熱処理の駆除方法についてというお話もありましたが、また引き続きの質問で明らかにしていきたいと思います。 これで質問を終わります。 | ||
11月19日 | 第203回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号 議事録を見る | ○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 辺野古新基地建設とジュゴンの保護について質問をいたします。 沖縄本島の周辺では、辺野古の事業を実施する前には三頭のジュゴンが確認されていました。このうち、個体Cについては二〇一五年六月を最後に、個体Aについては二〇一八年九月を最後に...全文を見る |
○赤嶺委員 絶滅が危惧される極めて深刻な状況ではありますが、ことし二月以降、大浦湾の施行区域内で、ジュゴンの可能性が高いとされる鳴音、鳴き声が継続的に検出されています。一縷の望みをかけて、その動きを見守ってきた方もたくさんいらっしゃると思います。 これまでの検出状況、そしてジ...全文を見る | ||
○赤嶺委員 長い答弁でしたけれども、ジュゴンかどうかの特定への努力が足りない。この半年、同じような説明を聞かされてきました。 防衛省はこれまで、ジュゴンに関する調査は、実績豊富な専門コンサルタントが実施し、海洋生物の専門家からも助言をもらっていると説明しております。海洋生物の...全文を見る | ||
○赤嶺委員 専門家の名前は言えないと。 それで、皆さんがいつも意見を聞いています環境監視等委員会の委員の皆さんに、この鳴音が録音された音声データは聞いてもらったんですか。 | ||
○赤嶺委員 音声データについて、環境監視等委員の皆さんからは聞かせてほしいという要望は出ていないんですか。 | ||
○赤嶺委員 防衛大臣にこの機会にお願いしておきたいんですけれども、この音声データについては、立憲民主党の近藤昭一議員が会長を務めておられる沖縄等米軍基地問題議員懇談会、ずっと会合を重ねておりますが、その中で繰り返し提出を求めてきました。国際的にも関心が高く、内外の専門家から提供を...全文を見る | ||
○赤嶺委員 いえいえ、大臣、違いますよ。ちゃんとチェックしてください。音声データの提供を受ける契約にはなっていないと。ところが、契約関係書類を見ますと、防衛省が途中段階までの成果物の提出を求めた場合には受注者はその指示に従う、このように明記されているわけですよ。防衛省が求めさえす...全文を見る | ||
○赤嶺委員 複数の委員から出された意見というのは、因果関係については、工事が影響があると言ったとは別に言っていないんですよ、私も。不確実性がある、このように言っているわけです。あるいは、そもそもジュゴンに関する知見が少ない、こう言っているわけです。要するに、ジュゴンのことはまだよ...全文を見る | ||
○赤嶺委員 大臣にも伺いますけれども、ただ、今の事務方の説明はおかしいですよ。今までもこういう説明をしてきたわけですよ。環境監視等委員会でその説明に異議が出てきたわけです。ピーク時の施工量を上回る工事をしていなかったからといって、それを根拠に結論を導き出すことはできないだろう、こ...全文を見る | ||
○赤嶺委員 今までの工事の影響はあるかないか、さんざん議論になって、工事の影響は考えられない、ジュゴンがいなくなったことと関連は考えられないと。ところが、環境監視等委員会の中で専門家の人たちのいろいろな意見が出て、表現が、考えにくいという言葉に変わりました。その違いは何かというこ...全文を見る | ||
○赤嶺委員 私は、日本共産党を代表して、防衛省職員給与法一部改正案に反対の討論を行います。 本法案は、一般職の例に準じて、裁判所職員や国会職員などと同様に、特別職国家公務員である防衛省職員の給与を改定するものです。 人事院は、十月、今年度の一般職国家公務員の期末手当につい...全文を見る | ||
11月19日 | 第203回国会 衆議院 憲法審査会 第2号 議事録を見る | ○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 私たちは、憲法審査会は動かすべきではないという立場です。 憲法審査会は、憲法改正原案を発議し、審査することを任務としています。ここでの議論は、改憲原案をすり合わせ、発議へと向かうことにつながります。 安倍政権の七年八カ月、安倍首...全文を見る |
11月26日 | 第203回国会 衆議院 憲法審査会 第3号 議事録を見る | ○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 先ほど私たちの党に対して言及がありましたので、一言申し上げたいと思いますが、御承知のとおり、私たち日本共産党は一九二二年に結党され、二年後に百年目を迎えます。党創立のときから戦争に反対し、平和主義、国民主権の民主主義、基本的人権の尊重の...全文を見る |
11月27日 | 第203回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号 議事録を見る | ○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 質問に入る前に、当安保委員会には、一般質問は外務大臣、防衛大臣、両大臣そろうというのが決まりであります。きょうは外務大臣が不在のままの質問になることについて、既に理事会でも意見は申し上げましたけれども、今後こういうことが繰り返されないよ...全文を見る |
○赤嶺委員 再発防止策まで述べておられましたけれども、もうちょっと報告書を、立ち返って、今大臣も触れられたことですが、報告書の中には、泡の漏出拡大を防ぐため海兵隊員たちが非常停止ボタンを十七回以上押したものの、消火システムがとまらなかったことが明記されています。 泡消火剤の放...全文を見る | ||
○赤嶺委員 十二月に格納庫の中で事故を起こした部隊と四月に事故を起こした部隊は違っていたと。十二月に教育したけれども、それが四月には別の部隊が起こしたからといって、泡消火剤に対する管理やコントロールという意識が全くないですよね。全くないですよ。 問題はそれだけではありません。...全文を見る | ||
○赤嶺委員 やるべきことをやっていなかったから、起こるべくしてこういう事故が起こったという答弁にしか聞こえません。 昨年十二月の漏出事故を受けて、消火システムの取扱いを再教育すると先ほど説明があったわけです。これもまともにやられていない。ドアの改修も放置したまま格納庫を使い続...全文を見る | ||
○赤嶺委員 今の答弁、全く意味不明だったんですけれども。 松川市長は、四月の漏出事故を受けて外務大臣に会われたわけですよね、再発防止だということで。そのときに外務大臣が言ったということは、二〇二四年からを展望しての話であって、今すぐ直ちに事故を起こした普天間基地の泡消火剤につ...全文を見る | ||
○赤嶺委員 私は、報道の記事を見て、両紙の取材担当記者にも確認をしましたが、外務省の担当者は記事のとおりPFOSを一部含むと説明していたと。今の北米局長の答弁を聞いていても、その可能性が非常に高いと思いました。 米軍は、ことし九月に新しい代替製品に取りかえる契約を結んでいます...全文を見る | ||
○赤嶺委員 二〇二四年からの非PFOS化。しかし、私が聞いているのは、ことし九月に米軍が契約した泡消火剤、これには定量可能なPFOSを含まないというのは、定量可能でないPFOSは含むという意味ですか、いかがですか。 | ||
○赤嶺委員 今の外務省の答弁を聞いていても非常に曖昧であります。 米軍が契約を終えて既に二カ月たっているわけですから、具体的な製品名、PFOSが、定量可能でない部分は含まれるということを言っていますが、一体どのぐらい含まれているか。これは契約した製品名が出されたらわかるわけで...全文を見る | ||
○赤嶺委員 終わります。 | ||
12月03日 | 第203回国会 衆議院 憲法審査会 第4号 議事録を見る | ○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 前回に続いて質問をいたします。 前回、私は、コマーシャル規制の問題や最低投票率の問題を挙げ、現行法の欠陥に向き合うことが重要だと指摘しました。逢沢議員は、原口・奥野案に対する考えを述べられましたが、最低投票率の問題については触れられ...全文を見る |
○赤嶺委員 提出者は、七項目案は公選法並びの措置だから速やかに成立させるべきだと言いますが、私は、先ほど本多委員の質問にもありましたように、公選法並びだからよいのかということ自体が問われなければならないと思います。 例えば、現行法が、地位利用を理由に、公務員や教育者の国民投票...全文を見る |